JP2007096763A - Portable terminal - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、携帯端末に関する。 The present invention relates to a mobile terminal.
撮像素子や光学レンズ等を含む光学モジュールを携帯電話機等の携帯端末に搭載する技術が種々知られている。特許文献1では、筐体に収納されるカメラ本体の被写体側を筐体内側面に係合させるとともに、カメラ本体の撮像素子側と筐体との間に、カメラ本体を被写体側へ付勢する弾性部材を配置することにより、カメラ本体を筐体に取り付けるとともに、カメラ本体を落下等の衝撃から保護する技術が開示されている。
しかし、上述の技術では、カメラ本体の被写体側を、筐体内側面に直接当接させていることから、被写体側から落下したときなどには、筐体に加えられた衝撃が直接的にカメラ本体に伝達される。 However, in the above-described technology, the subject side of the camera body is in direct contact with the inner side surface of the housing, so that when the camera body falls from the subject side, the impact applied to the housing is directly applied to the camera body. Is transmitted to.
本発明の目的は、被写体側及びその反対側からの衝撃から光学モジュールを保護できる携帯端末及び当該携帯端末用の光学モジュールを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a mobile terminal capable of protecting an optical module from an impact from the subject side and the opposite side, and an optical module for the mobile terminal.
本発明の携帯端末は、互いに対向する第1カバー及び第2カバーを有する筐体と、前記第1カバー及び前記第2カバーの対向方向を光軸方向とする光学レンズを含み、前記第1カバー及び第2カバー間に配置される光学モジュールとを備え、前記光学モジュールは、前記第1カバー及び第2カバーから離間して配置されるとともに、前記第1カバー及び第2カバーに対して揺動可能に取り付けられている。 The portable terminal of the present invention includes a housing having a first cover and a second cover facing each other, and an optical lens having an opposing direction of the first cover and the second cover as an optical axis direction. And an optical module disposed between the first cover and the second cover, wherein the optical module is disposed apart from the first cover and the second cover and swings with respect to the first cover and the second cover. It is attached as possible.
好適には、前記光軸に交差する方向に延び、一端が前記光学モジュールに、他端が前記筐体に固定され、前記光軸方向に撓むことにより前記光学モジュールを揺動可能な腕部を備える。 Preferably, the arm portion extends in a direction crossing the optical axis, one end is fixed to the optical module, the other end is fixed to the housing, and the optical module can be swung by bending in the optical axis direction. Is provided.
好適には、前記光学モジュールは、前記光軸に直交する方向に延び、一端が前記光学モジュールに、他端が前記筐体に固定され、前記光軸方向に撓むことにより前記光学モジュールを揺動可能な腕部を備え、該腕部が前記筐体に取り付けられる。 Preferably, the optical module extends in a direction orthogonal to the optical axis, one end is fixed to the optical module and the other end is fixed to the housing, and the optical module is bent by bending in the optical axis direction. A movable arm portion is provided, and the arm portion is attached to the housing.
好適には、前記腕部は、前記光学モジュールの周囲を囲むように延びている。 Preferably, the arm portion extends so as to surround the periphery of the optical module.
好適には、前記光軸方向において、前記光学モジュールと前記第1カバーとの間に配置される第1の弾性部材を備える。 Preferably, a first elastic member is provided between the optical module and the first cover in the optical axis direction.
好適には、前記光学モジュールは、前記第1カバー側に配置される第1ユニットと、前記第2カバー側に配置される第2ユニットとを備え、前記筐体は、前記第1ユニットの前記第2カバー側に係合する取付部を備え、前記第1の弾性部材は、圧縮された状態で前記光学モジュールと前記第1カバーとの間に配置され、前記第1ユニットを前記取付部へ押し付けて前記光学モジュールを前記筐体に固定する。 Preferably, the optical module includes a first unit disposed on the first cover side and a second unit disposed on the second cover side, and the housing includes the first unit. An attachment portion that engages with the second cover side is provided, and the first elastic member is disposed between the optical module and the first cover in a compressed state, and the first unit is attached to the attachment portion. The optical module is fixed to the casing by pressing.
好適には、前記第2ユニットは前記光学レンズを備え、前記第1ユニットは前記光学レンズの光路を開閉するシャッタ羽根及び前記光学レンズの光路に挿入されるフィルタのうち少なくともいずれか一方を備える。 Preferably, the second unit includes the optical lens, and the first unit includes at least one of a shutter blade that opens and closes an optical path of the optical lens and a filter that is inserted into the optical path of the optical lens.
好適には、前記第2ユニットと前記第2カバーとの間に設けられ、前記第1の弾性部材の付勢方向とは反対方向へ前記光学モジュールを付勢する第2の弾性部材を備え、前記第1ユニットが前記取付部に当接した状態において、前記第2の弾性部材の付勢力は前記第1の弾性部材の付勢力よりも小さい。 Preferably, a second elastic member is provided between the second unit and the second cover, and biases the optical module in a direction opposite to the biasing direction of the first elastic member. In a state where the first unit is in contact with the mounting portion, the biasing force of the second elastic member is smaller than the biasing force of the first elastic member.
本発明によれば、被写体側及びその反対側からの衝撃から光学モジュールを保護できる。 According to the present invention, the optical module can be protected from an impact from the subject side and the opposite side.
(第1の実施形態)
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機1を示す外観斜視図である。携帯電話機1はいわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、図1は開状態を、図2は閉状態を示している。
(First embodiment)
1 and 2 are external perspective views showing a
携帯電話機1は、受話筐体2と、送話筐体3とを備え、受話筐体2及び送話筐体3は連結部4により開閉可能に連結されている。受話筐体2は、閉状態で送話筐体3に対向する面(正面)側の正面側ケース(第2カバー)2cと、その背面側の背面側ケース(第1カバー)2dとを備えている。正面側ケース2cと背面側ケース2dとは、互いに対向し、例えばネジにより互いに固定されている。送話筐体3は、閉状態で受話筐体2に対向する面側の正面側ケース3cと、その背面側の背面側ケース3dとを備えている。正面側ケース3cと背面側ケース3dとは、互いに対向し、例えばネジにより互いに固定されている。これらケースは、例えば樹脂によりそれぞれ成形されている。
The
受話筐体2には、正面側に画像を表示するメイン表示部7と、その背面側に画像を表示するサブ表示部8とが、それぞれ各面に沿って設けられている。メイン表示部7及びサブ表示部8は、例えば液晶表示ディスプレイによって構成される。
The
また、受話筐体2には、背面側に撮像レンズが露出するカメラモジュール9と、背面側から発光するストロボ10とが設けられている。受話筐体2の連結部4側の端部には、カメラモジュール9の撮影モードを通常の撮影モードからマクロ撮影に切り替えるための操作部材11が設けられている。
In addition, the
送話筐体3は正面側に操作部15を備えている。操作部15には、テンキーボタン15a等の携帯電話機1を操作するための各種ボタンが配置されている。携帯電話機1は、テンキーボタン15aへの入力操作に応じて、無線通信やカメラモジュール9による撮像を行う。
The
なお、携帯電話機1の内部には、無線通信用の高周波回路やアンテナ、通話用のマイクやスピーカが設けられているが、図示は省略する。
The
図3は、カメラモジュール9を一部分解して示す斜視図であり、図4は、図3のカメラモジュール9を受話筐体2に取り付けた状態で示す断面図である。なお、図3及び図4において、紙面上下方向が光軸方向(正面側ケース2c及び背面側ケース2dの対向方向)であり、紙面上方が被写体側(受話筐体2の背面側、図2の紙面上方)である。
FIG. 3 is a partially exploded perspective view showing the
カメラモジュール9は、被写体側から順にシャッタカバー21、シャッタユニット(第1ユニット)22、レンズユニット(第2ユニット)23、センサカバー24、撮像素子25(図3では不図示)、センサ基板26、電子素子27を備えている。そして、図4に示すように、これらが積層されるとともに、第1クッション材(第1の弾性部材)31、第2クッション材(第2の弾性部材)32を介して受話筐体2の背面側ケース2dと正面側ケース2cとに挟持されている。第1クッション材31及び第2クッション材32は圧縮された状態であり、カメラモジュール9を付勢している。
The
背面側ケース2dには、カメラモジュール9へ光像を取り込むための開口部2eが設けられるとともに、当該開口部2eを塞ぐ窓部材33が設けられている。窓部材33は例えばガラスやプラスチックにより構成され、透光性を有している。
The
第1クッション材31及び第2クッション材32は、例えばゴム、ウレタンフォーム等の発泡材などにより構成され、弾性を有している。第1クッション材31は、一方側が固定部材34によりシャッタカバー21に固定されるとともに、他方側は背面側ケース2dの内側に当接する。第2クッション材32は、一方側が固定部材35により正面側ケース2c内側に固定されるとともに、他方側が電子素子27に当接している。なお、固定部材34、35は例えば接着剤や両面テープである。第1クッション材31には、背面側ケース2dの開口部2eからの光像をカメラモジュール9へ透過させるための開口部31aが設けられている。
The
シャッタカバー21は、例えば硬質の樹脂又は金属により構成されている。シャッタカバー21は、全体として箱状に形成され、底面部21aと、底面部21aの周囲を囲む側面部21bとを有し、背面側ケース2d側からシャッタユニット22に被せられている。底面部21aには、光像を透過させるための開口部21cが設けられている。
The
シャッタユニット22は、レンズユニット23に含まれる光学レンズの光路を開閉する。シャッタユニット22は、シャッタ羽根等を収納するシャッタベース(シャッタ用筐体)37を備えており、シャッタベース37は、光軸に直交する方向の広さがレンズユニット23よりも広いベース部37aと、ベース部37aからレンズユニット23側へ延出し、レンズユニット23の周囲を囲む延出部37bとを有している。なお、シャッタベースは、例えば硬質の樹脂や金属により形成される。
The
図4に示すように、ベース部37aには、外周側へ突出する爪部37cが設けられている。一方、シャッタカバー21には、側面部21bに切り込みをいれ、側面部21bの一部を内側へ折り曲げることにより、内側に突出する爪部21dが形成されている。そして、爪部37cと爪部21dとが係合することにより、ベース部37aとシャッタカバー21とは光軸方向において固定されている。
As shown in FIG. 4, the
また、シャッタカバー21はベース部37aと略同程度の広さを有するように形成されており、シャッタカバー21の側面部21bの内側はベース部37aの爪部21dに当接する。換言すれば、ベース部37aはシャッタカバー21の内部に嵌合する。これにより、ベース部37aとシャッタカバー21とは光軸に直交する方向において固定されている。
Further, the
ベース部37aは、第1クッション材31の弾性力をシャッタカバー21を介して受け、背面側ケース2d側から正面側ケース2c側へ(紙面下方へ)押圧されている。一方、ベース部37aの正面側ケース2c側には、背面側ケース2dの一部であり、光軸に垂直な方向に延びる板状の取付部2fが設けられている。従って、ベース部37aはクッション材31により取付部2fに押し付けられて受話筐体2に対して光軸方向において固定されている。なお、シャッタカバー21の深さ(紙面上下方向の長さ)は、ベース部37aの厚さと同程度又は若干浅く設定されている。
The
図5は、カメラモジュール9と取付部2fとの取付構造を示す図であり、図5(a)は基板26側から見た(図4の紙面下方側から見た)斜視図、図5(b)は図5(a)のVb−Vb線における断面図である。
FIG. 5 is a view showing a mounting structure between the
取付部2fには、レンズユニット23よりも径が大きく、シャッタユニット22よりも径が小さい矩形の孔部2hが設けられている。孔部2hの縁部には切り欠き部2kが形成されており、ベース部37aには、切り欠き部2kに嵌合する凸部37fが設けられている。カメラモジュール9は、背面側ケース2dから正面側ケース2cの方向へ、孔部2hにレンズユニット23側から挿入されることにより、ベース部37aが取付部2fに係合して光軸方向の位置決めがなされるとともに、凸部37fが切り欠き部2kに嵌合して光軸に直交する方向の位置決めがなされる。
A
図4に示すように、レンズユニット23は、固定レンズ61を含むレンズ群により、背面側ケース2dの開口部2eからの被写体の光像を撮像素子25に結像する。レンズユニット23は、レンズやレンズを駆動する駆動装置等を収納するレンズ用筐体39を備えている。レンズ用筐体39は、例えば全体として略直方体状に形成され、シャッタユニット22側の端面部39aと、光軸に平行な側面部39bと、撮像素子25側の端面部39cを備えている。なお、レンズ用筐体39は、例えば硬質の樹脂又は金属により形成される。
As shown in FIG. 4, the
レンズ用筐体39は、第2クッション材32の弾性力をセンサカバー24、センサ基板26、電子素子27を介して受け、正面側ケース2cから背面側ケース2d側へ(紙面上方へ)押圧されている。一方、端面部39aの少なくとも一部はシャッタベース37のベース部37aの下部に当接しており、これによりレンズユニット23は光軸方向において受話筐体2に対して固定されている。なお、レンズ用筐体39とシャッタベース37とが積層されることにより、レンズユニット23のレンズと、シャッタベース37のシャッタ羽根とは互いに位置決めされる。これにより、シャッタ羽根は絞り兼用とすることができる。
The
レンズ用筐体39のシャッタユニット22側の一部は、複数の延在部37b間に嵌合している。また、レンズ用筐体39の撮像素子25側の一部は、正面側ケース2cから背面側ケース2d側へ光軸に平行に突出する板状の位置決め部2g間に嵌合している。これにより、レンズ用筐体39は、光軸に直交する方向において、受話筐体2に対して固定されている。なお、位置決め部2gは、正面側ケース2cの一部である。
A part of the
センサカバー24は、全体として略箱状に形成されており、レンズユニット23側の端面部24aと、光軸に略平行な側面部24bとを有し、撮像素子25に被せるようにして、センサ基板26上に配置されている。
The
センサカバー24は、第2クッション材32の弾性力を電子素子27、センサ基板26を介して受け、正面側ケース2c側から背面側ケース2d側へ押圧されている。一方、側面部24bには、レンズユニット23側よりもセンサ基板26側が幅広になるように段差が設けられており、レンズユニット23側がレンズ用筐体39の端面39cに設けられた開口部に挿入され、段差が端面39c側に設けられた不図示の位置決め部に当接する。これによりセンサカバー24は光軸方向において受話筐体2に対して固定されている。また、センサカバー24のレンズ用筐体39に挿入された部分は、レンズ用筐体39内部に設けられた不図示の位置決め部に嵌合挿入されることにより、光軸に直交する方向において受話筐体2に固定されている。
The
なお、センサカバー24の端面部24aには、レンズユニット23からの光束を透過させるための開口部24cが設けられ、開口部24cはガラス等により形成された透光性の保護部材41により塞がれている。
The
撮像素子25は、例えばCCDやCMOSセンサにより構成され、レンズユニット23により結像された光像に応じた電気信号を出力する。撮像素子25は、センサ基板26のレンズユニット23側に、例えばアンダーフィル材を用いてフリップチップ実装されている。
The
センサ基板26は、例えば硬質の樹脂を含んで構成されたプリント基板である。センサ基板26は、第2クッション材32の弾性力を電子素子27を介して受け、センサカバー24に押し付けられることにより光軸方向において受話筐体2に対して固定されている。また、センサ基板26は、位置決め部2g間に嵌合することにより、光軸に直交する方向において受話筐体2に固定されている。なお、レンズ用筐体39、センサカバー24、センサ基板26が積層されて位置決めされることにより、レンズユニット23のレンズに対して撮像素子25は正確に位置決めされる。
The
電子素子27は、センサ基板26の撮像素子25が設けられる面とは反対側の面に設けられており、クッション材32に当接している。電子素子27は、例えばICにより構成され、撮像素子25から出力された電気信号を処理して画像データを生成し、携帯電話機1の不図示の制御装置に出力する。当該制御装置では、生成された画像データに基づく画像を表示させるように表示部7(図1参照)を制御する。
The
第2クッション材32は第1クッション材31よりも低弾性力である。すなわち、シャッタベース37が取付部2fに当接した状態では、第2クッション材32の付勢力は第1クッション材31の付勢力よりも小さくなるように、第1クッション材31及び第2クッション材の材質(弾性係数)及び厚さ(歪量)が設定されている。
The
図3において、シャッタユニット22と、レンズユニット23とを分離して示したように、携帯電話機1では、シャッタユニット22と、レンズユニット23とはそれぞれ独自に筐体としてのシャッタベース37と、レンズ用筐体39とを有して構成されている。そして、当該シャッタベース37とレンズ用筐体39とが結合されることにより光学モジュール28が構成される。シャッタユニット22とレンズユニット23との結合方法は以下の通りである。
In FIG. 3, as the
延在部37bは、全体として略板状に形成され、ベース部37aからレンズユニット23側へ光軸に平行に延びている。延在部37bは、レンズ用筐体39の側面39bに対応して4つ設けられるとともに、各延在部37bはレンズ用筐体39の各側面39bに対して平行に設けられ、レンズ用筐体39は延在部37b間に嵌合する。
The extending
レンズ用筐体39の側面39bには、側面39bから突出する爪部(凸部)39dが設けられている。爪部39dは、側面39bに対して平行に見て略直角三角形に形成されており、シャッタユニット22側ほど側面39bに近接する傾斜面39eと、側面39bに対して直交する直交面39fとを有している。また、爪部39dは、側面39bに対して垂直に見て矩形状に形成されている。
A claw portion (convex portion) 39 d protruding from the
一方、延在部37bには、爪部39dと係合する孔部37dが設けられている。孔部37dは、光軸方向に長い略矩形状に形成されている。また、延在部37bは、先端側に、レンズユニット23側ほど側面26bから離間する傾斜面37eを有している。
On the other hand, the extending
図6は、図3のVI−VI線矢視方向における断面図である。この図に示すように、レンズ用筐体39の爪部39dの幅d(側面26dに平行で光軸に直交する方向の長さ)と、シャッタベース37の孔部37dの幅方向の径は同一であり、幅方向において爪部39dと孔部37dとは嵌合する。これにより、光軸と略垂直な方向における位置決めがなされる。なお、生産上の精度誤差等を考慮して、孔部37dが爪部39dよりも若干大きくなるように設定してもよい。
6 is a cross-sectional view in the direction of arrows VI-VI in FIG. As shown in this figure, the width d of the
図7は、レンズユニット23と、シャッタユニット22とを結合させた状態のカメラモジュール9を示す図であり、図7(a)は被写体側から見たカメラモジュール9の平面図、図7(b)は図7(a)のVII−VII線矢視方向における断面図、図7(c)は側面図である。なお、各図においてシャッタカバー21は省略して示している。
FIG. 7 is a view showing the
図7(b)に示すように、シャッタベース37をレンズ用筐体39に被せていくと、延在部37bの傾斜面37eと爪部39dの傾斜面39eとが摺動して延在部37bが外周側へ撓む。その後更にシャッタベース37をレンズ用筐体39に被せると、爪部39dは孔部37dの位置に到達する。そして、延在部37bは剛性により側面39bに平行な位置に戻り、爪部39dの直交面39fと延在部37bの孔部37dの縁部とが係合する。これにより、光軸方向においてシャッタベース37とレンズ用筐体39とを離間させる方向の位置決めがなされる。なお、この際、レンズ用筐体39のシャッタベース37側の端面部39aの一部はベース部37aのレンズ用筐体39側の面に当接し、シャッタベース37とレンズ用筐体39とを近接させる方向の位置決めもなされる。
As shown in FIG. 7B, when the
図8は、シャッタユニット22の詳細等を示す分解斜視図である。シャッタユニット22のシャッタベース37のベース部37aは、全体として箱状に形成され、底面部37gと、底面部37gの周囲を囲む側面部37hとを有している。底面部37gには、入射光をレンズユニット23へ透過させる開口部37iが設けられている。開口部37iの形状は適宜であるが、例えば矩形である。
FIG. 8 is an exploded perspective view showing details of the
ベース部37aの内部には、レンズユニット23に入射する光の光量を減じるための減光フィルタ51、減光フィルタ51を押さえる減光フィルタ押え板52、複数のシャッタ羽根53A〜53D、シャッタ羽根53A〜53Dを押さえる押え板54が収納される。なお、以下では、シャッタ羽根53A〜53Dを特に区別する必要がない場合は、単にシャッタ羽根53という。
Inside the
一方、ベース部37aのレンズユニット23側には、減光フィルタ51を駆動するための減光フィルタ駆動アクチュエータ55、シャッタ羽根53を駆動するための羽根駆動アクチュエータ56、減光フィルタ駆動アクチュエータ55や羽根駆動アクチュエータ56に接続されるFPC(フレキシブルプリント配線板)57が設けられている。
On the other hand, on the
図9(a)及び図9(b)は、減光フィルタ51をシャッタベース37に取り付けた状態で示す平面図であり、図9(a)は減光フィルタ51の光路からの退避時を、図9(b)は減光フィルタの光路への挿入時を示している。
FIGS. 9A and 9B are plan views showing the
減光フィルタ51は、例えばベース部37aの開口部37iよりも広い本体部51aと、遮蔽部51aから突出する被支持部51bとを有している。被支持部51bには、固定側孔部51c、駆動側孔部51dが設けられており、固定側孔部51cにはベース部37aの底面部37gから突出する凸部37jが挿通され、駆動側孔部51dには減光フィルタ駆動アクチュエータ55により駆動されるロッド55aが挿通されている。従って、ロッド55aの往復運動により、減光フィルタ51は凸部37jを中心に揺動し、減光フィルタ51の本体部51aの光路への挿入又は光路からの退避が行われる。
The
なお、底面部37gには、減光フィルタ51の退避時に本体部51aの縁部に当接して減光フィルタ51を位置決めする複数の凸部37kが設けられている。また、ロッド55aは底面部37gに設けられた長孔37l(図9(b)参照)に挿通されており、長孔37lによって移動範囲が規制されている。
The
減光フィルタ押え板52は、シャッタベース37の内部に嵌合する大きさに形成され、入射光をレンズユニット23へ透過させるための開口部52aや、シャッタベース37の底部37gに設けられた種々の凸部やロッド55a等が挿通される複数の孔部52bを有している。減光フィルタ押え板52がシャッタベース37に取り付けられることにより、減光フィルタ51の光軸方向の位置決めがなされる。
The neutral density filter presser plate 52 is formed in a size that fits inside the
図9(c)及び図9(d)は、シャッタ羽根53をシャッタベース37に取り付けた状態で示す平面図であり、図9(c)はシャッタ羽根53の光路からの退避時を、図9(d)はシャッタ羽根53の光路への挿入時を示している。
FIGS. 9C and 9D are plan views showing the shutter blades 53 attached to the
シャッタ羽根53は、それぞれ全体として長尺状に形成されるとともに、それぞれ端部に固定側孔部53a、駆動側孔部53bが設けられている。そして、固定側孔部53aにはベース部37aの底面部37gから突出する凸部37lが挿通され、駆動側孔部53bには羽根駆動アクチュエータ56により駆動されるロッド56aが挿通されている。従って、ロッド56aの往復運動により、シャッタ羽根53は凸部37lを中心に揺動し、シャッタの開閉が行われる。
Each of the shutter blades 53 is formed in a long shape as a whole, and is provided with a fixed
なお、図8に示すように、シャッタ羽根53A〜53Dは、固定側孔部53aはそれぞれ互いに異なる凸部37lに挿通されるとともに、駆動側孔部53bには一つのロッド56aが挿入される。これにより、一つのロッド56aにより互いに異なる移動範囲のシャッタ羽根53A〜53Dを駆動している。また、ロッド56aは底面部37gに設けられた長孔37m(図9(c)参照)に挿通されており、長孔37mによって移動範囲が規制されている。
As shown in FIG. 8, in the
シャッタ羽根53は、例えば、開口部37iと同等の大きさ、形状(矩形)をシャッタ羽根53の開閉方向に均等に2分割し、2分割したそれぞれを内側の小片(シャッタ羽根53C、53D)と、外周側の大片(シャッタ羽根53A、53B)とに分割した形状を含むように形成されている。シャッタ羽根53A、53Bは、凸部37lに軸支される側であって内側に凹部を有しているから、長方形2枚でシャッタ羽根を構成した場合に比較して少ない移動量で光路に退避又は挿入可能である。
For example, the shutter blades 53 are equally divided into two in the opening / closing direction of the shutter blades 53, and the two divided portions are the inner small pieces (shutter
シャッタ羽根押え板54は、シャッタベース37の内部に嵌合する大きさに形成され、入射光をレンズユニット23へ透過させるための開口部54aや、シャッタベース37の底部37gに設けられた種々の凸部やロッド56a等が挿通される複数の孔部54bを有している。シャッタ羽根押え板54がシャッタベース37に取り付けられることにより、シャッタ羽根53の光軸方向の位置決めがなされる。
The shutter
減光フィルタ駆動アクチュエータ55、羽根駆動アクチュエータ56は、それぞれシャッタベース37に対してねじなどにより固定されている。すなわち、各アクチュエータの固定は、レンズ用筐体39等の他の部材に依存していない。
The neutral density
なお、減光フィルタ駆動アクチュエータ55、羽根駆動アクチュエータ56は、それぞれロッド55a、55bを往復運動可能に適宜に構成してよい。例えば、不図示の電磁石を含んで構成し、電磁石の吸着作用によりロッド55a、55bを駆動してもよいし、モータを含んで構成し、モータの回転をカム等により往復運動に変換してロッド55a、55bを駆動してもよい。各アクチュエータ55、56には、FPC57により不図示の電源から電力の供給がなされるとともに、不図示の制御装置からの制御信号が伝達される。
The neutral density
FPC57は、図3にも示すように、減光フィルタ駆動アクチュエータ55、羽根駆動アクチュエータ56のレンズユニット23側に取り付けられている。FPC57の一部はレンズユニット23側へ延びて延在部57bを形成し、その先端には複数の接続端子57aが設けられている。
As shown in FIG. 3, the
図8に示すように、レンズユニット23は、シャッタユニット37側の端面部39aから露出する固定レンズ61を備えている。レンズ用筐体39の内部には、固定レンズ61との距離を変化させて焦点距離を変化させる移動レンズや当該移動レンズを駆動するための駆動装置が収納されている。具体的には以下の通りである。
As shown in FIG. 8, the
図10は、レンズ用筐体39の内部の構成を一部省略して示す斜視図である。なお、図10の紙面左右方向は、図8の紙面左右方向と逆である。レンズユニット23は、移動レンズを保持する第1レンズ移動枠体62、第2レンズ移動枠体63を備えている。第1レンズ移動枠体62、第2レンズ移動枠体63は、一つ又は複数の不図示のレンズをそれぞれ保持している。なお、固定レンズ61は、第1レンズ移動枠体62の紙面上方側に配置され、固定レンズ61と、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63に保持されている不図示の移動レンズとにより被写体の光像が撮像素子25に結像される。
FIG. 10 is a perspective view showing the
第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63の側方には、光軸に平行に延びるガイド軸64が設けられている。ガイド軸64は、例えば2本設けられ、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63を挟んで対向配置されている。第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63には、それぞれガイド軸64に案内される被ガイド部62a、63aが設けられている。被ガイド部62a、63aは、例えばガイド軸64が挿通される孔部を有し、あるいは、ガイド軸64を挟持する凹部を有している。第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63はガイド軸64に案内されて光軸方向に移動可能である。
A
また、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63の側方には、これら移動枠体を駆動するためのカム装置65が設けられている。カム装置65は、モータ67と、モータ67の駆動力を伝達するギア群69と、ギア群69からの駆動力により光軸に平行な軸回りに回転可能な回転体66とを備えている。
A
回転体66は、外周から突出し、螺旋状に配置された帯状のカム部66aを備えている。カム部66aは、固定レンズ61側(紙面上方側)に面するカム面66bと、その反対側に面するカム面66cとを有している。
The rotating
一方、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63には、光軸に直交する方向に突出し、カム面66b、66cに当接する被係止部62b、63bが設けられている。被係止部62b、63bは、カム部66aを挟み込むように配置される。なお、第1レンズ移動枠体62と第2レンズ移動枠体63とは不図示の引張りばね(付勢手段)により互いに近接する方向に付勢されている。
On the other hand, the first lens moving
従って、回転体66がモータ67によって回転駆動されることにより、被係止部62b、63bがカム面66b、66cに案内されて、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63は光軸方向に移動する。なお、第1レンズ移動枠体62と第2レンズ移動枠体63との距離は、カム部66aのカム面66bからカム面66cまでの厚さにより適宜調整される。
Therefore, when the
なお、回転体66の軸部66d、ギア群69を支持するシャフト68等は、レンズ用筐体39の端面部39a、39cに設けられた軸受部により軸支される。具体的には、図6に示すように、端面部39aには、ガイド軸64の軸受部39g、回転体66の軸部66dの軸受部39h、シャフト68の軸受部39iが設けられている。なお、端面部39aと対向する端面部39cにも同様に軸受部が設けられるが図示は省略する。
The
図8に示すように、モータ67にはFPC71が接続される。FPC71にはモータ67を制御するための不図示のモータドライバも設けられている。モータ67及びモータドライバには、FPC71により不図示の電源から電力の供給がなされるとともに、不図示の制御装置からの制御信号が伝達される。
As shown in FIG. 8, an
FPC71の一部は、レンズ用筐体39の側面39bに沿って延びて側面配置部71bを形成し、側面配置部71bには複数の接続端子71aが設けられている。また、FPC71の他の一部はレンズ用筐体39の外周側へ延びて延在部71cを形成し、延在部71cにはコネクタ72が設けられている。コネクタ72は、FPC74に設けられたコネクタ73と接続される。FPC74は、不図示の携帯電話機1の制御装置や電源に接続されており、これによりレンズユニット23への電力供給や制御装置からの信号の伝達が行われる。なお、FPC74は、センサ基板26にも接続されている。
A part of the
図7(c)は、シャッタユニット22と、レンズユニット23との電気的な接続方法を示している。図7(b)に示したように、レンズ用筐体39の爪部39dがシャッタベース37の延在部37bの孔部37dに係合したとき、FPC57の接続端子57aは、FPC71の接続端子71aと配置位置に位置する。そして、接続端子57aと接続端子71aとを半田などにより互いに固定することにより、シャッタユニット22とレンズユニット23とは電気的に接続される。
FIG. 7C shows an electrical connection method between the
以上の第1の実施形態によれば、光学モジュール28は、背面側ケース2d及び正面側ケース2cから離間して配置されるとともに、背面側ケース2d及び正面側ケース2cに対して揺動可能に取り付けられているから、背面側ケース2d及び正目側ケース2cからの衝撃から保護される。
According to the first embodiment described above, the
第1クッション材31は、取付部2fにシャッタユニット22を押し付けるから、レンズユニット23と正面側ケース2c(第2クッション材32)との間に第1クッション材31による過度の圧縮力が加わることがない。このため、例えば、レンズユニット23の正面側ケース2c側に電子素子27等を配置することが可能である。なお、第1の実施形態のように、電子素子27を第2クッション材32に当接させて設けた場合には、第2クッション材32は、電子素子27の熱を外部へ伝道する効果も奏する。この場合、第2クッション材32は、図4の紙面上方表面である電子素子27に接触する面にアルミ箔テープや銅箔テープを貼って熱伝導性を高めたり、第2クッション材32を吸熱シリコンゲルゴムとして熱伝導を高めるようにしてもよい。
Since the
一般に、シャッタユニット22はレンズユニット23よりも幅広になるから、シャッタユニット22を取付部2fに係合させることにより、取付部2fに係合させる突出部等をカメラモジュール9に新たに設ける必要がない。
In general, since the
第2クッション材32は、第1クッション材31よりも弾性力が弱い。従って、第2クッション材32は第1クッション材31による取付部2fへの押し付けを妨げない。従って、第1クッション材31及び第2クッション材32により背面側ケース2d及び正面側ケース2cへの衝撃の双方からカメラモジュール9を保護しつつ、手振れ等によるカメラモジュールの揺動を取付部2fにより防止することができる。
The
(第2の実施形態)
図11は、本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機における、光学モジュール28と、光学モジュール28を受話筐体2に取り付けるためのホルダー81とを示す図である。図11(a)は、光学モジュール28を被写体側(図2の紙面上方側)から見た図であり、図11(b)は光学モジュール28の一部を分解して示す斜視図である。なお、光学モジュール28及びホルダー81の組み合わせを光学モジュールとして捉えることもできる。
(Second Embodiment)
FIG. 11 is a diagram showing the
ホルダー81は、例えば樹脂により形成されている。ホルダー81は、全体としてシャッタベース37のベース部37aの周囲を囲む枠状に形成され、ベース部37aはホルダー81の開口部81aに嵌め込まれて保持されている。ホルダー81には、携帯電話機1の落下時等の衝撃を吸収するための衝撃吸収部(腕部)81bが複数設けられている。
The
具体的には、ベース部37aの一端側から外周側に突出し、その後他端側に延びる4つの衝撃吸収部81bが設けられ、ホルダー81は全体として卍形に形成されている。衝撃吸収部81bの先端には貫通孔81cが設けられ、当該貫通孔81cに挿通されたビス82は受話筐体2に対して螺合される。換言すれば、衝撃吸収部81bは、光軸に交差する方向に延び、一端が光学ジュール28に、他端が受話筐体2に固定されている。また、衝撃吸収部81bは、光学モジュール28の周囲を囲むように延びている。衝撃吸収部81bには、衝撃吸収部81bの長手方向に延びる長孔が設けられており、衝撃吸収部81bは撓みやすくなっている。
Specifically, four
光学モジュール28は、第1の実施形態と同様に、正面側ケース2c及び背面側ケース2dとの間において、正面側ケース2c及び背面側ケース2dから離間して配置され、衝撃吸収部81bの撓みにより揺動可能である。なお、光学モジュール28と、正面側ケース2c又は背面側ケース2dとの間には、弾性部材が設けられていてもよいし、設けられていなくてもよい。ホルダー81による取り付けと第1の実施形態の取り付けとを併用してもよい。
Similarly to the first embodiment, the
以上の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られる。 According to the second embodiment described above, the same effect as in the first embodiment can be obtained.
また、衝撃吸収部81bにより、光軸に直交する方向においても位置決めされるから、第1の実施形態のように、取付部2f等により光軸に直交する方向の位置決めが不要である。ただし、第2の実施形態において取付部2fを設けてもよい。
Further, since the
衝撃吸収部81bは、カメラモジュール9を囲むように延びるから、光軸に直交する面における取り付け面積を大きくすることなく、衝撃吸収部81bを長くすることができ、弾性変形による付勢力の設定が容易になる。また、光軸に直交する方向にも撓ませることができ、光軸に直交する方向の衝撃も吸収することができる。
Since the
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。本発明の光学モジュールは携帯電話機に用いられるものに限定されず、自動車や監視装置に用いられるものでもよい。 The present invention is not limited to the above embodiment, and may be implemented in various aspects. The optical module of the present invention is not limited to that used for a mobile phone, and may be used for an automobile or a monitoring device.
光学モジュールと、第1カバー及び第2カバーとの間に、弾性を有しない部材が双方に当接して配置されていない限り、光学モジュールと、第1カバー及び第2カバーとは、離間しているといえ、光学モジュールと、第1カバー及び第2カバーとの間には、弾性部材が設けられていても、設けられていなくてもよい。 Unless an inelastic member is disposed between the optical module and the first cover and the second cover, the optical module is separated from the first cover and the second cover. However, an elastic member may or may not be provided between the optical module and the first cover and the second cover.
第1カバー、第1ユニット、第1弾性部材を被写体側、第2カバー、第2ユニット、第2弾性部材を撮像側とした場合を例示したが、その逆であってもよい。第2の弾性部材は省略してもよい。第1ユニットに光学レンズ、第2ユニットにシャッタあるいはフィルタが配置されてもよい。 Although the case where the first cover, the first unit, and the first elastic member are the subject side and the second cover, the second unit, and the second elastic member are the imaging side is illustrated, the reverse may be possible. The second elastic member may be omitted. An optical lens may be arranged in the first unit, and a shutter or a filter may be arranged in the second unit.
シャッタユニットは、シャッタ及び減光フィルタのいずれか一方が設けられていればよい。シャッタユニットは、絞り兼用であってもよいし、なくてもよい。フィルタは、光学レンズの光路に配置されるものであればよく、減光フィルタに限定されない。例えば赤外カットフィルタやローパスフィルタでもよい。また、光路に出し入れ可能であってもよいし、光路に配置されたままでもよい。 The shutter unit only needs to be provided with either the shutter or the neutral density filter. The shutter unit may or may not be used as a diaphragm. The filter is not limited to a neutral density filter as long as it is disposed in the optical path of the optical lens. For example, an infrared cut filter or a low-pass filter may be used. Further, it may be possible to put in and out of the optical path, or may remain arranged in the optical path.
1…携帯電話機(携帯端末)、2…受話筐体、2c…第2カバー、2d…第1カバー、61…光学レンズ、28…光学モジュール。
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記第1カバー及び前記第2カバーの対向方向を光軸方向とする光学レンズを含み、前記第1カバー及び第2カバー間に配置される光学モジュールと、
を備え、
前記光学モジュールは、前記第1カバー及び第2カバーから離間して配置されるとともに、前記第1カバー及び第2カバーに対して揺動可能に取り付けられている
携帯端末。 A housing having a first cover and a second cover facing each other;
An optical module including an optical lens having an opposing direction of the first cover and the second cover as an optical axis direction, and disposed between the first cover and the second cover;
With
The mobile terminal, wherein the optical module is disposed apart from the first cover and the second cover, and is swingably attached to the first cover and the second cover.
請求項1に記載の携帯端末。 An arm that extends in a direction intersecting the optical axis, has one end fixed to the optical module and the other end fixed to the housing, and is capable of swinging the optical module by bending in the optical axis direction. Item 2. The mobile terminal according to Item 1.
請求項1に記載の携帯端末。 The optical module extends in a direction orthogonal to the optical axis, one end is fixed to the optical module, the other end is fixed to the housing, and the arm can swing the optical module by bending in the optical axis direction. The mobile terminal according to claim 1, further comprising: an arm portion attached to the housing.
請求項2又は3に記載の携帯端末。 The portable terminal according to claim 2, wherein the arm portion extends to surround the optical module.
請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯端末。 The mobile terminal according to any one of claims 1 to 4, further comprising a first elastic member disposed between the optical module and the first cover in the optical axis direction.
前記筐体は、前記第1ユニットの前記第2カバー側に係合する取付部を備え、
前記第1の弾性部材は、圧縮された状態で前記光学モジュールと前記第1カバーとの間に配置され、前記第1ユニットを前記取付部へ押し付けて前記光学モジュールを前記筐体に固定する
請求項5に記載の携帯端末。 The optical module includes a first unit disposed on the first cover side, and a second unit disposed on the second cover side,
The housing includes a mounting portion that engages with the second cover side of the first unit,
The first elastic member is disposed between the optical module and the first cover in a compressed state, and presses the first unit against the mounting portion to fix the optical module to the housing. Item 6. The mobile terminal according to Item 5.
前記第1ユニットは前記光学レンズの光路を開閉するシャッタ羽根及び前記光学レンズの光路に挿入されるフィルタのうち少なくともいずれか一方を備えた
請求項6に記載の携帯端末。 The second unit includes the optical lens,
The mobile terminal according to claim 6, wherein the first unit includes at least one of a shutter blade that opens and closes an optical path of the optical lens and a filter that is inserted into the optical path of the optical lens.
前記第1ユニットが前記取付部に当接した状態において、前記第2の弾性部材の付勢力は前記第1の弾性部材の付勢力よりも小さい
請求項6又は7に記載の携帯端末。
A second elastic member provided between the second unit and the second cover and biasing the optical module in a direction opposite to a biasing direction of the first elastic member;
The portable terminal according to claim 6 or 7, wherein the biasing force of the second elastic member is smaller than the biasing force of the first elastic member in a state where the first unit is in contact with the mounting portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005283634A JP2007096763A (en) | 2005-09-29 | 2005-09-29 | Portable terminal |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009027321A (en) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Kyocera Corp | Foldable mobile phone |
-
2005
- 2005-09-29 JP JP2005283634A patent/JP2007096763A/en active Pending
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