JP2007072719A - ストーリー出力システム、ロボット装置およびストーリー出力方法 - Google Patents

ストーリー出力システム、ロボット装置およびストーリー出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが容易にストーリーのバリエーションを楽しめるようにする。
【解決手段】 ストーリー出力システム100は、空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得する取得部106と、複数の物体の配置関係を、複数の物体にそれぞれ対応づけられた登場物同士の関係に反映させたストーリーを出力する出力処理部124とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ストーリー出力システム、ロボット装置およびストーリー出力方法に関する。
特許文献1には、ユーザの経験や行動履歴を漫画などの視覚情報に基づいてストーリー生成することが可能な行動履歴表現装置が開示されている。当該行動履歴表現装置は、ユーザが行動を起こす以前に確定している動的情報とユーザの行動履歴中に記録された動的情報とを含む行動履歴情報を取得する。行動履歴表現装置は、データベースに格納されたデータを使用して、行動履歴情報に基づいてストーリー木を選択し、選択されたストーリー木と行動履歴情報に基づいて、各コマに背景画を選択して割当て、かつ、動的情報に基づいて、各コマに対してキャラクタ画像および文章表現を選択して割当てることにより、行動履歴を表現する漫画を生成する。
特開2002−342764号公報
ところで、幼児期の子供に本を読み聞かせることにより、子供が楽しみながら聞く力や国語力を高めることができると言われている。本発明者らは、このような本の読み聞かせを自動的に行う技術を検討した。読み聞かせを装置により行う方法として、本を朗読したものをメディアに録音しておき、それを再生するという方法がある。しかし、単にストーリーを再生させるだけでは、変化に乏しく無味乾燥でユーザがすぐに飽きてしまうという課題があった。また、バリエーションを持たせようとすると、多数の本とその朗読を録音したメディアを準備しなければならない。
本発明は上記事情を踏まえてなされたものであり、本発明の目的は、ユーザが容易にストーリーのバリエーションを楽しめるようにする技術を提供することにある。
本発明によれば、
空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記複数の物体の配置関係に応じてストーリーを出力する出力処理部と、
を含むストーリー出力システムが提供される。
本発明によれば、
空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得するステップと、
前記取得するステップで取得された前記複数の物体の配置関係に応じてストーリーを出力するステップと、
を含むストーリー出力方法が提供される。
登場物は、ストーリーに関連する場所、人物や動物等のキャラクタ、モノ等とすることができる。本発明によれば、空間中または2次元平面上に配置された物体の配置関係に応じたストーリーが出力されるので、ユーザが容易にストーリーのバリエーションを楽しむことができる。複数の物体は、現実世界に配置されることができる。
本発明によれば、
空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記複数の物体の配置関係を、前記複数の物体にそれぞれ対応づけられた前記登場物同士の関係に反映させたストーリーを出力する出力処理部と、
を含むストーリー出力システムが提供される。
本発明によれば、
空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得するステップと、
前記取得するステップで取得された前記複数の物体の配置関係を、前記複数の物体にそれぞれ対応づけられた前記登場物同士の関係に反映させたストーリーを出力するステップと、
を含むストーリー出力方法が提供される。
登場物は、ストーリーに関連する場所、人物や動物等のキャラクタ、モノ等とすることができる。本発明によれば、空間中または2次元平面上に配置された物体の配置関係により、ストーリーが変化するので、ユーザが容易にストーリーのバリエーションを楽しむことができる。ここで、各物体は、対応する登場物を表示した構成とすることができる。これにより、ユーザが直感的に物体を動かすことができ、その結果ストーリーを変化させることができる。
本発明のストーリー出力システムにおいて、前記複数の物体は、区分された複数の領域を有するボードと複数のパーツとを含むことができ、前記ボードの前記複数の領域および前記複数のパーツにはそれぞれ異なる前記登場物が表示された構成とすることができる。
前記ストーリー出力システムは、前記ボードにおける前記複数の領域の配置パターンを記憶する配置パターン記憶部をさらに含むことができ、前記取得部は、前記複数のパーツの配置パターンを取得する配置パターン取得部と、前記複数のパーツの配置パターンと前記複数の領域の配置パターンとの一致度を判定する判定部と、前記複数のパーツの配置パターンが前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、前記配置パターンに基づき、前記複数の領域と前記複数のパーツとの対応関係を検出する検出部と、を含むことができ、前記出力処理部は、前記複数のパーツの配置パターンが、前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、少なくとも一の前記パーツに表示された前記登場物と、当該パーツに対応する前記領域に表示された前記登場物とが関わるストーリーを出力することができる。
本発明のストーリー出力方法において、前記複数の物体は、区分された複数の領域を有するボードと複数のパーツとを含み、前記ボードの前記複数の領域および前記複数のパーツにはそれぞれ異なる前記登場物が表示された構成とすることができる。
当該ストーリー出力方法において、前記取得するステップは、前記複数のパーツの配置パターンを取得するステップと、前記ボードにおける前記複数の領域の配置パターンを記憶する配置パターン記憶部を参照して、前記複数のパーツの配置パターンと前記複数の領域の配置パターンとの一致度を判定するステップと、前記複数のパーツの配置パターンが前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、前記配置パターンに基づき、前記複数の領域と前記複数のパーツとの対応関係を検出するステップと、を含むことができ、前記出力するステップは、前記複数のパーツの配置パターンが、前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、少なくとも一の前記パーツに表示された前記登場物と、当該パーツに対応する前記領域に表示された前記登場物とが関わるストーリーを出力することができる。
判定部は、配置パターンが完全に一致した場合だけでなく、各配置パターンに含まれるパーツや領域の対応関係が取得できる程度に一致していれば、配置パターンが一致したと判定することができる。たとえば、領域およびパーツの一方が二次元、他方が0次元(点)の場合であっても、対応関係が取得できれば、これらが一致したと判定することができる。
ここで、ボードとは、複数の領域をユーザに視覚的に表示するための部材とすることができる。たとえば、ボードは、紙材料やプラスチック材料等により構成された板状部材とすることができる。また、ボードは、壁とすることもできる。さらに、ボードは、ディスプレイ等とすることもできる。また、ボードは、平面状に限らず、奥行きを持った平面の組合せや曲面とすることもできる。さらに、ボードは一体に構成されたものだけでなく、複数の部材により構成されたものとすることもできる。さらに、ボードは、3次元空間上にタグを配置できるようにしたものでもよい。なお、ここで領域としているが、領域は点や線とすることもでき、また2次元空間、3次元空間とすることができる。パーツは、ストーリーに登場し得る登場物を視覚的に表示するための部材とすることができる。パーツは、たとえばタグを含む構成とすることができる。パーツは、たとえばカードとすることができる。また、パーツは、たとえば、紙材料やプラスチック材料等により構成された板状部材とすることもできる。また、パーツは、登場物を立体的に表現した構成とすることもできる。
このような構成とすると、ユーザがボード上にパーツを貼り付けると、パーツの配置とボード上の領域との配置関係によって、ストーリーが変化するようにすることができる。これにより、ユーザがパーツの貼り付けを工夫したり、貼り付け替えを行うことによりストーリーが変化するので、ユーザがより楽しむことができる。また、ストーリーは、ボードやパーツに表示された登場物との相関を有するので、ボードやパーツに登場物の図柄を表示しておくことにより、ユーザが直感的に配置を行うことができ、容易にバリエーションを楽しむことができる。このような構成とすると、たとえばボードを1つしか準備していなくても、パーツの種類を増やし、その配置を変更することにより、種々のストーリーを出力することができるので、少ない材料で多数のストーリーのバリエーションを楽しむことができる。
本発明のストーリー出力システムにおいて、前記配置パターン取得部は、前記複数のパーツの位置情報を取得することができる。
また、配置パターン取得部は、複数のパーツの位置情報を取得するのではなく、複数のパーツを画像認識等により把握し、それらの配置パターンを視覚的に取得することもできる。
本発明のストーリー出力システムにおいて、前記複数のパーツにはそれぞれ識別情報を含む超音波タグが取り付けられてよく、前記取得部は、超音波タグリーダを含み、前記複数のパーツの位置情報をそれぞれその識別情報に対応付けて取得することができる。
ストーリー出力システムは、たとえば複数の超音波タグリーダを含むことができ、各超音波タグリーダで観測した各パーツとの間の距離に基づき、各パーツの位置情報を3次元座標系で取得することができる。また、配置パターン取得部は、各パーツの位置情報を1次元座標系、2次元座標系で取得することもできる。
本発明のストーリー出力システムにおいて、前記ボードの前記領域には前記ストーリーの登場場所が表示され、前記パーツには前記ストーリー中で前記登場場所に存在し得る存在物が表示されてよい。前記出力処理部は、前記複数のパーツの配置パターンが、前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、少なくとも一の前記パーツに表示された前記存在物が、前記ボードに表示された前記登場場所に存在するストーリーを出力することができる。
これにより、ユーザが容易に登場物の関係を把握することができ、とくに幼児や子供を対象とした場合に、取り扱いを容易にすることができる。
本発明のストーリー出力システムは、前記ボードの前記領域と前記パーツとの対応関係と、前記領域に表示された前記登場物および前記パーツに表示された前記登場物に関するストーリーとがそれぞれ対応付けられた複数の前記ストーリーを記憶するストーリー記憶部をさらに含むことができ、前記出力処理部は、前記検出部が検出した前記対応関係に基づき、前記ストーリー記憶部から、該当する対応関係に対応付けられた前記ストーリーを選択して出力することができる。
本発明のストーリー出力システムは、前記ボードの前記領域に表示された前記登場物に関するストーリーの一部を空欄とするとともに、当該空欄に前記領域を対応付けたテンプレートを記憶するストーリー記憶部をさらに含むことができ、前記出力処理部は、前記検出部が検出した前記対応関係に基づき、前記空欄に対応付けられた前記領域に対応する前記パーツに表示された前記登場物に関する情報を前記テンプレートの前記空欄に埋め込むことによりストーリーを生成するストーリー生成部を含むことができ、当該ストーリー生成部が生成した前記ストーリーを出力することができる。
本発明のストーリー出力システムにおいて、前記複数の物体は、前記ストーリーの登場場所が表示された第1の物体および前記ストーリー中で前記登場場所に存在し得る存在物が表示された第2の物体を含むことができ、前記取得部は、前記第1の物体の位置情報を把握する把握部と、前記第2の物体の位置情報を取得する位置情報取得部とを含み、前記第1の物体と前記第2の物体の位置情報に基づき、前記第1の物体と前記第2の物体の配置関係を取得することができ、前記出力処理部は、前記第2の物体に表示された前記存在物が、前記第1の物体に表示された登場場所に存在するストーリーを出力することができる。
位置情報取得部は、第2の物体とともに第1の物体の位置情報を取得することもできる。この場合、把握部は、位置情報取得部から第1の物体の位置情報を取得することができる。また、ストーリー出力システムは、予め第1の物体の位置情報を記憶した記憶部を含むことができる。この場合、把握部は、当該記憶部から第1の物体の位置情報を取得することができる。
このような場合も、たとえば、上述したのと同様、ストーリー出力システムはストーリー記憶部を有し、第1の物体と第2の物体との組合せに応じて異なるストーリーが出力される構成とすることができる。
以上で説明したストーリー出力システムはロボットを制御し、ロボットがストーリーを出力する構成とすることができる。ここで、ロボットは、ロボット装置とすることもでき、またキャラクタで示される仮想ロボットとすることもできる。また、ロボットは、音声認識機能を有する対話型ロボットとすることができる。
本発明によれば、
自律移動型または対話型のロボット装置であって、
以上のいずれかに記載のストーリー出力システムと、
前記出力処理部からの出力を言動として実行する言動実行部と、
を含むことを特徴とするロボット装置が提供される。
上述したストーリー出力システムをロボットに組み込むことにより、ロボット自体の動きを伴ってストーリーの出力をすることができる。これにより、とくに幼児や子供を対象とする場合、ユーザがロボットに親しみを持って物体の配置を行ったりストーリーを聞いたりすることができる。本発明のロボット装置は、たとえば、保育所、幼稚園、学校等で子供の世話をするチャイルドケアロボットに適用することができる。また、ロボット装置が、ユーザの手助けをするようにすることもできる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラム等の間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ユーザが容易にストーリーのバリエーションを楽しめるようにすることができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の図面において、本発明の本質に関わらない部分の構成は省略する。また、同様の構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
以下の本発明の実施の形態において、ストーリー出力システムがロボットを制御し、ロボットがストーリーを出力する場合を例として説明する。ストーリー出力システムおよびロボットは、たとえば幼児がいる家庭や幼稚園や保育園等に配置される。本発明の実施の形態において、超音波タグ等のタグが付されたカードをボードに貼ると、ロボットがタグの位置を認識し、その位置に応じて異なった童話等のストーリーを発話(音声出力)する。ここで、ボードやカードには、ストーリーに関連する登場物の絵を描いておく。これにより、ユーザが登場物の関係等を考慮しつつ楽しみながらカードをボードに貼り付けることができる。
図1は、本発明の実施の形態におけるロボットの機能を説明するための概念図である。
図1(a)に示すように、ボード300を準備する。ボード300には、第1の領域300a、第2の領域300bおよび第3の領域300cが割り振られている。ここで、第1の領域300aには山、第2の領域300bには空、第3の領域300cには海がそれぞれ描かれている。
また、ボード300の所定の位置または任意の位置に貼り付け可能に構成された第1のカード310、第2のカード312および第3のカード314を準備する。第1のカード310には犬、第2のカード312には猫、第3のカード314にはウサギがそれぞれ描かれている。第1のカード310、第2のカード312および第3のカード314には、それぞれ、超音波タグ310a、超音波タグ312aおよび超音波タグ314aが設けられている。超音波タグ310aの識別情報は「A」で、超音波タグ310aは識別情報「A」を発信する。超音波タグ312aの識別情報は「B」で、超音波タグ312aは識別情報「B」を発信する。超音波タグ314aの識別情報は「C」で、超音波タグ314aは識別情報「C」を発信する。
このような状態で、ユーザに第1のカード310、第2のカード312および第3のカード314を、それぞれ、ボード300の第1の領域300a、第2の領域300bおよび第3の領域300cのいずれかに貼り付けさせる。
図1(b)は、第1の領域300aに第1のカード310、第2の領域300bに第2のカード312、第3の領域300cに第3のカード314がそれぞれ貼り付けられた状態を示す。ロボット200はタグリーダを有し、第1のカード310、第2のカード312および第3のカード314の位置情報を取得する。ロボット200は、取得した位置情報に基づき、第1のカード310、第2のカード312および第3のカード314がボード300のどの領域に貼り付けられたかを認識する。次いで、ロボット200は、各カードに書かれた絵とボード300の各領域に書かれた絵との関係に応じたストーリーを出力する。たとえば、図1(b)では、犬の絵が描かれた第1のカード310が山の絵が描かれた第1の領域300aに貼り付けられているため、ロボット200は、「犬は山に行きました。」等のストーリーを発話する。なお、本実施の形態では、ボード300には3つの領域が設けられ、3つのカードがそれらの領域にそれぞれ貼り付けられた例を示したが、ボード300に4つの領域が設けられ、4つのカードがそれらの領域にそれぞれ貼り付けられる等とすることもでき、ボード300の領域の数およびカードの数はそれぞれその他の整数とすることもできる。
(第1の実施の形態)
図2は、本実施の形態において、ロボット200を制御するストーリー出力システムの構成を示すブロック図である。以下、図1も適宜参照して説明する。
本実施の形態において、ロボット200は、自律移動可能なロボット装置とすることもでき、キャラクタで示される仮想ロボットとすることもできる。ロボットがロボット装置の場合、ストーリー出力システム100は、ロボット装置内に組み込まれてもよく、ロボット装置外部に設けられ、外部からロボット装置を制御するようにすることもできる。また、ストーリー出力システム100の一部のみがロボット装置内に組み込まれた構成とすることもできる。ストーリー出力システム100がロボット装置外部に設けられた場合、無線通信等の種々のネットワークを介して、ロボット装置に制御信号が送信される。また、ストーリー出力システム100の一部のみがロボット装置内に組み込まれ、残りがロボット装置外部に設けられた場合、それらの間のデータの授受も、無線通信等の種々のネットワークを介して行うことができる。ロボット装置の構成は後述する。
ストーリー出力システム100は、指示受付部102、取得部106および出力処理部124を含む。ここで、取得部106は、配置パターン取得部104、検出部108、タグリーダ114および配置パターン記憶部116を含む。出力処理部124は、ストーリー選択部110、出力部112およびストーリー記憶部118を含む。
指示受付部102は、ユーザからの指示を受け付ける。出力部112は、ストーリーを出力する。また、出力部112は、ユーザへの指示も出力する。出力部112は、たとえば、スピーカ等の音声出力装置、LEDやモニタ等の表示装置、またはこれらの組合せとすることができる。出力部112は、後述するロボット200のアクチュエータ等を駆動する信号を出力することもできる。これにより、ロボット200を移動させたり身振り等の動作を行わせることができる。
本実施の形態において、タグリーダ114は、超音波タグリーダである。タグリーダ114は、超音波タグ310a、超音波タグ312aおよび超音波タグ314aを観測する。配置パターン取得部104は、タグリーダ114が観測したデータに基づき、第1のカード310、第2のカード312および第3のカード314等の位置情報をこれらの識別情報に対応付けて取得する。本実施の形態において、配置パターン取得部104は、各カードの位置情報を3次元で取得することができる。配置パターン取得部104は、各カードの位置情報に基づく複数のカードの配置パターンを取得する。
配置パターン記憶部116は、ボード300における第1の領域300a、第2の領域300bおよび第3の領域300cの配置パターンをそれぞれの領域の識別情報に対応づけて記憶する。たとえば、配置パターン記憶部116は、複数の領域の相対配置を記憶することができる。
検出部108は、配置パターン取得部104が取得した複数のカードの配置パターンとボード300の複数の領域の配置パターンとの一致度を判定する。検出部108は、複数のカードの配置パターンが複数の領域の配置パターンに一致すると判定した場合、これらの配置パターンに基づき、複数の領域と複数のカードとの対応関係を検出する。
図3は、検出部108の検出処理を模式的に示した図である。
まず、配置パターン取得部104が識別情報A、BおよびCと位置情報とを対応付けて取得する。本実施の形態において、たとえば、位置情報は「A:(2,4,41)、B:(45,4,43)、C:(43,41,40)」のように3次元の座標として取得される。検出部108は、配置パターン取得部104が取得した位置情報を複数のカードの配置パターンとして入力する。
本実施の形態において、配置パターン記憶部116には、識別情報(I)に対応づけられた領域、識別情報(II)に対応づけられた領域および識別情報(III)に対応づけられた領域の配置パターンが記憶される。ここで、識別情報(I)、識別情報(II)および識別情報(III)は、それぞれ第1の領域300a、第2の領域300bおよび第3の領域300cに対応する。
検出部108は、配置パターン取得部104から入力された複数のカードの配置パターンと配置パターン記憶部116の複数の領域の配置パターンとを比較し、複数のカードの配置パターンと複数の領域の配置パターンとの一致度を判定する。複数のカードの配置パターンが複数の領域の配置パターンと一致すると判定した場合、検出部108は、複数のカードと複数の領域との組合せを決定する。本実施の形態において、検出部108は、領域の識別情報(I)、領域の識別情報(II)および領域の識別情報(III)が、それぞれカードの識別情報A、カードの識別情報Bおよびカードの識別情報Cに対応することを検出して、(I)=A,(II)=B,(III)=Cという対応関係をストーリー選択部110に出力する。
図2に戻り、ストーリー記憶部118は、複数のストーリーの候補について、領域とカードとの対応関係と、ストーリーとをそれぞれ対応付けて記憶する。ここで、各ストーリーは、それに対応づけられた領域とカードとにそれぞれ表示された絵に関連する物語とすることができる。ストーリー選択部110は、検出部108が検出した領域とカードとの対応関係に応じて、ストーリー記憶部118から対応するストーリーを選択し、選択したストーリーをストーリー記憶部118から読み出す。出力部112は、ストーリー選択部110が読み出したストーリーを出力する。
図4は、ストーリー記憶部118の内部構成の一例を示す図である。
ストーリー記憶部118は、配置パターン欄と、ストーリー欄とを含む。ここで、配置パターン欄には、領域の識別情報(I)、領域の識別情報(II)および領域の識別情報(III)にそれぞれ対応するカードの識別情報の組合せが記憶される。たとえば、タグの配置パターン「(I)=A,(II)=B, (III)=C」は、ストーリー「1」に対応付けられている。ここで、「(I)=A,(II)=B, (III)=C」とは、山と犬、空と猫、海とウサギが対応づけられていることを示す。そのため、ストーリー「1」は、「犬は山にいました。猫は空を飛んでいました。ウサギは海で泳いでいました。そのとき・・」という物語とすることができる。
次に、以上の構成のストーリー出力システム100により制御されるロボット200の処理手順を説明する。図5は、本実施の形態におけるロボット(ストーリー出力システム)の処理手順を示すフローチャートである。
たとえば、ユーザが指示受付部102からストーリーの出力を指示すると(S100のYES)、ロボット200は、ユーザにカードの配置を指示する(S102)。たとえば、ロボット200は、出力部112から「カードをボードに貼り付けてね」等の音声を出力してユーザに指示を行うことができる。このとき、ロボット200は、「カードを貼り終わったら頭をなでてね」等の指示を行うこともできる。これにより、ユーザがロボット200の頭をなでることにより、カードの配置が終了したことを検出することができる。この場合、指示受付部102は、ロボット200の頭にユーザがタッチしたことを検知すると、カードの配置が終了したという指示として受け付ける。カードの配置が終了したことを検出した場合(S104のYES)、配置パターン取得部104は、第1のカード310、第2のカード312および第3のカード314の位置情報を取得する(S106)。具体的には、配置パターン取得部104は、タグリーダ114により超音波タグ310a、超音波タグ312aおよび超音波タグ314aから識別情報および位置情報を取得する。
検出部108は、配置パターン取得部104が取得した位置情報に基づく第1のカード310、第2のカード312および第3のカード314の配置パターンを入力する。検出部108は、配置パターン記憶部116を参照して、ボード300の複数の領域の配置パターンと配置パターン取得部104から入力された複数のカードの配置パターンとの一致度を判定する。検出部108は、これらの配置パターンが一致すると判定すると(S108のYES)、複数のカードと複数の領域との対応関係を検出する(S109)。ストーリー選択部110は、検出部108が検出した対応関係に基づき、ストーリー記憶部118から対応するストーリーを選択して読み出す(S110)。つづいて、出力部112は、ストーリー選択部110が読み出したストーリーを出力する(S112)。
ストーリーが終了するまで(S114のYES)、ステップS110およびステップS112の処理を繰り返す。ストーリーが終了すると(S114のYES)、カードを再配置するか否かを判断し(S116)、再配置しない場合(S116のNO)、処理を終了する。再配置するか否かは、ロボット200がユーザに問い合わせて指示を受け付けることにより判断することができる。また、たとえば、1つのストーリーを複数のパーツに分割し、あるパーツの出力が終了した後に、カードを再配置させて、カードの配置に応じて続きのパーツが異なるようにすることもできる。
ステップS116で再配置する場合(S116のYES)、ステップS102に戻り、同様の処理を繰り返す。
ステップS108において、検出部108により配置パターンが一致しないと判定された場合(S108のNO)、ロボット200は、ユーザに、カードの配置の修正指示を行うことができる(S118)。ロボット200は、出力部112から、たとえば、「カードの配置を確かめて」等の発話をすることができる。また、多数のカードが準備されている場合、ボード300に貼り付けられていない不要なカードのタグ情報が読み込まれたために配置パターンを認識できないことがある。そのような場合、ロボット200は、出力部112から、「使わないカードを箱にしまってね」等の発話をすることができる。
また、以上の例では、ステップS104でカードの配置が終了したか否かを判断してからステップS106の位置情報取得の処理を行う形態を示したが、配置パターン取得部104は、ステップS102の後すぐに位置情報の取得を開始し、それを逐次検出部108に通知するようにすることもできる。検出部108は、配置パターン取得部104から入力される位置情報に基づき、複数のカードの配置パターンが、配置パターン記憶部116に記憶された複数の領域の配置パターンと一致するか否かを判定し、一致した場合に、カードの配置が終了したと自動的に判断するようにすることができる。
(ロボット装置)
次に、ロボット200がロボット装置である場合のロボット装置の構成を説明する。
図9は、ロボット200の電気的構成の一例を示すブロック図である。
ロボット200は、胴体部201および頭部202を含む。胴体部201には、ロボット装置全体の制御を行うコントローラ210、ロボット200の動力源となるバッテリ211、スピーカ212、マイクロフォン213、2つの車輪を動かすためのアクチュエータ214Aおよびアクチュエータ214Bおよびタグリーダ114等が収納される。本発明の言動実行部は、たとえばアクチュエータ214A、214B、222Aおよび222Bやスピーカ212等により実現することができる。
マイクロフォン213は、周囲の音声を集音し、得られた音声データをコントローラ210に送出する。
コントローラ210は、CPU210Aやメモリ210Bを内蔵しており、CPU210Aにおいて、メモリ210Bに記憶された制御プログラムが実行されることにより、各種の処理を行う。
タグリーダ114は、第1のカード310、第2のカード312および第3のカード314等に付された超音波タグ(312a、312aおよび314a等)から位置情報および識別情報を読み取る。ロボット200は、たとえば前面に複数のタグリーダ114を有する構成とすることができる。各タグリーダ114により各超音波タグとの距離を観測することにより、各超音波タグの3次元の座標を取得することができる。
頭部202には、CCDカメラ221AおよびCCDカメラ221B、ならびに頭部202を回転するためのアクチュエータ222Aおよびアクチュエータ222B等が収納される。
CCDカメラ221AおよびCCDカメラ221Bは、周囲の状況を撮像し、得られた画像データを、コントローラ210に送出する。
アクチュエータ222Aおよびアクチュエータ222Bは、ロボット200の頭部202を上下左右に回転させる。
コントローラ210は、マイクロフォン213等を介して得られる音声データやCCDカメラ221AおよびCCDカメラ221Bから得られる画像データに基づいて、メモリ210Bから適宜情報を読み出し、周囲の状況を取得する。図2に示したストーリー出力システム100の破線で囲んだ構成要素の各機能は、コントローラ210により実現することができる。
コントローラ210は、アクチュエータ214A、アクチュエータ214B、アクチュエータ222A、およびアクチュエータ222B等を制御してロボット200に言動を実行させる。また、コントローラ210は、合成音を生成し、スピーカ212に供給して、ロボット200に発話させる。
ロボット200は、以上で説明したロボット装置とすることもできるが、たとえばキャラクタで示される仮想ロボットとすることもできる。この場合、仮想ロボットはモニタ等に表示して実現することができる。
本実施の形態におけるストーリー出力システム100によれば、ユーザが容易にストーリーのバリエーションを楽しめるようにすることができる。また、たとえばボード300を1つしか準備していなくても、カードの組合せによって様々なストーリーを出力するようにすることができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本実施の形態におけるストーリー出力システム100の構成を示す図である。
本実施の形態においても、ストーリー出力システム100は、ロボットを制御する。本実施の形態において、ストーリー出力システム100は、第1の実施の形態において図2に示したストーリー選択部110にかえてストーリー生成部120を有し、さらにタグ対応記憶部122を含む。本実施の形態において、ストーリー記憶部118は、ストーリーのテンプレートを記憶する。テンプレートは、図1に示したボード300のいずれかの領域に表示された絵に関するストーリーの一部を空欄とするとともに、当該空欄にその領域の識別情報が対応付けられた構成とすることができる。
タグ対応記憶部122は、タグ(カード)の識別情報と、名称とを対応付けて記憶する。図7は、タグ対応記憶部122の内部構成の一例を示す図である。ここで、識別情報Aの名称は「イヌスケ」、識別情報Bの名称は「ネコタ」、識別情報Cの名称は「ウサコ」である。タグ対応記憶部122の名称はデフォルトで設定されていてもよく、たとえば指示受付部102等を介して、ユーザが好みの名称を入力するようにすることもできる。
図8は、ストーリー記憶部118に記憶されたテンプレート400の一例を示す図である。以下、図1も参照して説明する。
図8(a)に示すように、テンプレート400は、「空欄「(I)」は山でハイキングをしていました。空欄「(II)」は空を飛んでいました。空欄「(III)」は海で泳いでいました。」という3つの文章を含むストーリーとなっている。第1の文章は、ボード300の第1の領域300aに表示された「山」に関する。この文章の一部には第1の空欄402が設けられ、第1の空欄402は第1の領域300aの識別情報(I)に対応付けられる。同様に、第2の文章は、ボード300の第2の領域300bに表示された「空」に関する。この文章の一部には第2の空欄404が設けられ、第2の空欄404は第2の領域300bの識別情報(II)に対応付けられる。さらに、第3の文章は、ボード300の第3の領域300cに表示された「海」に関する。この文章の一部には第3の空欄406が設けられ、第3の空欄406は第3の領域300cの識別情報(III)に対応付けられる。
このような状態で、第1の実施の形態で説明したのと同様にして、検出部108が(I)=A,(II)=B,(III)=Cという対応関係を検出し、ストーリー生成部120に出力した場合、以下の処理が行われる。ストーリー生成部120は、タグ対応記憶部122を参照して、識別情報A、識別情報Bおよび識別情報Cに対応する名称を取得する。これにより、領域の識別情報(I)=カードの識別情報A=名称「イヌスケ」、領域の識別情報(II)=カードの識別情報B=名称「ネコタ」、領域の識別情報(III)=カードの識別情報C=名称「ウサコ」が得られる。ストーリー生成部120は、テンプレート400の第1の空欄402、第2の空欄404および第3の空欄406に、領域の識別情報をキーとして、名称を埋め込み、ストーリーを生成する。
ここで、出力部112が出力するストーリー410は、「イヌスケは山でハイキングをしていました。ネコタは空を飛んでいました。ウサコは海で泳いでいました。」となる。
本実施の形態においても、ストーリー出力システム100により制御されるロボット200は、第1の実施の形態において図5を参照して説明したのと同様の処理手順を行う。ここで、図5のステップS110の処理のかわりに、ストーリー生成部120がストーリーを生成する処理となる点が異なる。
本実施の形態におけるストーリー出力システム100によっても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。また、ストーリーのテンプレートを工夫しておくことにより、さらに種々のバリエーションを提供することができる。
以上の第1および第2の実施の形態で説明したストーリー出力システム100の破線で囲んだ各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以上の実施の形態において、各カードが超音波タグを含む例を示したが、各カードは、たとえばRFID等の無線タグ、赤外線タグ、バーコード、2次元バーコード、色や図形や文字などの光学マーカーなどといった、超音波タグ以外の、位置情報取得が可能なタグを含む構成とすることもできる。この場合、ストーリー出力システム100は、カードに付けられたタグに対応するタグリーダを含む構成とすることができる。また、ストーリー出力システム100は、カメラ等の画像取得手段を含む構成とすることができ、当該画像取得手段により複数のカードの画像を取得することができる。この場合、配置パターン取得部104は、画像取得手段が取得した画像に配置パターンを取得したり、画像認識により各カードを識別することができる。
以上の実施の形態では、ボード300に山、空、海等の場所が描かれた例を示したが、ボード300に人物や動物、その他の物が描かれた構成とすることもできる。
また、ボードは種々の対応をとり得る。図10にボードの例を示す。
ボード300は、平面状に限らず、奥行きを持った平面の組合せ(図10(a))や曲面(図10(b))とすることができる。また、ボードは、図10(c)に示すように、一体でなく複数に分かれて存在した構成とすることもできる。さらにボードは、図10(d)に示すように、3次元空間上にタグを含むカードを配置できるようにした保持体により構成することもできる。
また、ボード300の配置場所を固定しておき、ストーリー出力システム100がボード300の位置情報を予め保持する構成とすることもできる。この場合、たとえば、ストーリー出力システム100は、自装置の位置(ロボットに組み込まれた場合はロボットの位置)を基準とした、ボード300の各領域の位置情報をたとえば3次元座標系でそれらの識別情報(I),(II), (III)に対応づけて保持する。検出部108は、配置パターン取得部104が取得した複数のカードの位置情報に基づき、識別情報(I),(II), (III)の位置情報にそれぞれ最も近いカードを各領域に対応づけて対応関係を検出することができる。
以下にこの場合の一例を説明する。例えば、ボード300の各領域の位置情報を点で表す場合の例を示す。領域の数をNとし、それらの点の位置を表すベクトルの集合を
Figure 2007072719
とし、観測されたカードのタグの位置を表すベクトルの集合を、
Figure 2007072719
とする。1からNまでの整数と1からNまでの整数とを一対一で対応させる変換はN!個あるが、これらの変換を、
Figure 2007072719
で表す。このとき、
Figure 2007072719
を最小にする変換
Figure 2007072719
が表す対応付けを、カードとボード300上の位置との対応付けとすることができる。
前記評価基準、
Figure 2007072719
は一例であり、他の算出法を用いても構わない。または、各点
Figure 2007072719
に最も近い点を、
Figure 2007072719
の中から算出し、その点同士が対応していると判定することも可能である。
また、ボード300に貼り付けたカードのタグの位置情報からボード300の位置や方向を算出することで、ストーリー出力システム100により、各領域の位置情報を取得することができる。例えば、ボード300が平面で、カードを貼ることができる領域がボード300の大きさに比べて十分小さい場合、ボード上でカードを貼る領域の代表点(例えば中心点)の集合と、全て配置され、観測されたカードのタグの位置の集合が重なり合う位置を探索することでボードの方向や位置を知ることができる。ボードの位置と方向が分かれば、観測されたカードのタグがボード上のどの領域にあるのかを算出することができる。
以下にこの場合の一例を示す。例えば、ボード300の各領域の位置情報を点で表す場合の例を示す。領域の数をNとし、それらの点の位置を表すベクトルの集合を、
Figure 2007072719
とし観測されたカードのタグの位置を表すベクトルの集合を
Figure 2007072719
とする。1からNまでの整数と1からNまでの整数とを一対一で対応させる変換はN!個あるが、これらの変換を、
Figure 2007072719
で表す。このとき、
Figure 2007072719
(ここでn=1,….N)
Figure 2007072719
(ここでn=1,….N)
とすると、
Figure 2007072719
を最小にする変換
Figure 2007072719
とkが表す対応付けを、カードとボード300上の位置との対応付けとすることができる。前記の評価基準
Figure 2007072719
は一例であり、他の算出法を用いることもできる。
また、ボード300にタグを設けるとともに、ストーリー出力システム100がボード300に設けられたタグの位置に対する各領域の相対位置を保持する構成とすることもできる。このようにしておくことにより、タグリーダ114でボード300のタグの位置情報を観測することができ、それに基づき、各領域の位置情報を取得することができる。
また、他の例として、ボード300にタグを1つまたは複数設置し、そのタグのボード300上での位置情報をあらかじめ保持しておき、タグを観測し、保持してあるタグの位置情報と観測結果からボード300の位置や方向を算出することで、ストーリー出力システム100により、各領域の位置情報を取得することができる。また、他の例として、ボード300の各領域にそれぞれタグを設けておくこともできる。これによっても、ストーリー出力システム100により、各領域の位置情報を取得することができる。また、他の例として、ボード300にタグを1つまたは複数設置し、そのタグのボード300上での位置情報をあらかじめ保持しておき、タグを観測し、保持してあるタグの位置情報とボード300に貼り付けたカードのタグの位置情報からボード300の向きや方向を算出することで、ストーリー出力システム100により、各領域の位置情報を取得することができる。
さらに、ストーリー出力システム100は、複数の登場物を表示したカード等のパーツ同士の配置関係に応じて、ストーリーを出力する構成とすることもできる。たとえば、ストーリー出力システム100は、複数のパーツの識別情報の組合せ毎にストーリーを対応づけて記憶しておく。つづいて、ストーリー出力システム100は、各パーツの位置情報を取得し、互いに所定の範囲内に配置されたパーツの組合せを検出し、その組合せに対応するストーリーを出力するようにすることができる。例として、犬の絵が描かれたカードと花の絵が描かれたカードとが近くに配置されている場合に、「犬が花を持っていました」等のストーリーが出力されるようにすることができる。
また、ストーリー出力システム100がストーリーを出力している途中でユーザがいずれかのカードを移動させた場合に、それに応じてストーリーが変化するようにすることもできる。例として、ユーザが、犬の絵が描かれたカードを一旦配置後に花の絵が描かれたカードの近くへ移動した場合、「犬がだんだん花に近づいてきました」等のストーリーが出力されるようにすることなどができる。
以上の実施の形態において、ストーリー出力システム100がロボットを制御する形態を示したが、ストーリー出力システム100は、ロボットとは関係なく用いる構成とすることもできる。この場合も、ロボットによりストーリーを発話させるのと同様に、ユーザがストーリーのバリエーションを楽しむことができる。
一方、ストーリー出力システム100がロボット200に組み込まれたり、ロボット200を制御したりする場合、ロボット200自体の動きを伴って読み聞かせ等を行うことができる。そのため、とくに幼児や子供を対象とする場合、より有用である。さらに、ストーリー出力システム100がロボット200に組み込まれたストーリー出力システム100により制御される場合、ロボット200は、以下のような様々な動作を行うことができる。
たとえば、第1の実施の形態で図5を用いて説明したステップS108の処理において、一定時間配置パターンの一致が判定できない場合、ロボット200が、ユーザを手助けする言動を行うようにすることができる。ロボット200は、たとえば、予め複数のカードに表示された登場物の名前や色等を所定の記憶部に記憶しておき、目的のカードの色や名前等を発話してユーザを誘導することができる。また、ロボット200は、タグリーダ114により、カードに付されたタグのタグ情報を読み取ったり、画像認識を行う等によりカードの位置情報を取得し、位置を示す情報を発話してユーザを誘導することができる。たとえば、ストーリー出力システム100は、ユーザと目的のカードとの相対位置関係を取得し、「きみの右手の近くにカードがあるよ。」等の発話を行うことができる。ユーザの位置は顔検出などのカメラを用いた画像認識や焦電センサなどのセンサを利用して検出することもできるし、あらかじめストーリー出力システム100とユーザ位置の関係が決まった状態で利用するなどとすることも可能である。また、ロボット200自身がカードを見つけられない場合は、自律移動することにより、カードを探すこともできる。
また、たとえば、ストーリー中に、ユーザとロボットとのやり取りが含まれるような構成とすることもできる。たとえば、ストーリーを発話している途中で、ロボット200は、ユーザに新たなカード(アイテム)をボードに貼り付けるよう指示を行うことができる。ロボット200は、ユーザが貼り付けた新たなカードを把握し、さらにそのカードに表示された登場物に関するストーリーを出力することができる。この場合、ユーザが新たに貼り付けたカードに応じて、ストーリーが変化するようにすることができる。例として、ロボットがユーザに「わんちゃんに何か道具をかしてあげよう。好きな道具を持ってきて。」と発話し、ユーザが、クレヨン・なべ・鏡などの絵がそれぞれ描かれたカードから、「なべ」が描かれたカードを持ってきた場合は、「わんちゃんは、なべをみてよろこんで料理をはじめました」等のストーリーが、「クレヨン」が描かれたカードを持ってきた場合は、「わんちゃんはクレヨンでお絵かきをはじめました」等といったストーリーが出力されるようにすることができる。
また、ロボット200は、ストーリーを発話している間に、ユーザに選択肢を提示することができる。ロボット200は、たとえばユーザにボード300に貼り付けられたカードの移動を指示してカードを移動させたり、音声で指示を入力させたり、タッチセンサー等で指示を入力させたりすることができる。この場合も、ユーザの動作に応じてストーリーが変化するようにすることができる。
さらに、ロボット200は、ストーリーを発話中に、そのストーリーに該当するボード300上の領域やカードをスポットライトで照らす、手や棒などで指差す、レーザーポインタでレーザを照射する、プロジェクタによって画像を投影しその画像中のパターンで指し示す、またはカードの近くに移動する等により、ユーザの注意を促す処理を行うことができる。また注意を促す処理だけではなく、ストーリー上の効果としてそのようなロボットの行為を生かすこともできる。また、ロボット200は、CCDカメラ221AやCCDカメラ221Bでユーザの画像を取得して、ユーザの視線や顔の向きを検出し、ユーザがボード300の方向を見ていない場合は、ユーザが集中していないと判断する等して、たとえば同じ内容を繰り返し発話したり、強調する等してユーザの注意を引きつけるようにすることができる。この場合、その時点でストーリーの話題となっている対象に対応するカードの方向をユーザが見ているかどうかを判断することで、ユーザが集中していないと判断する等して、たとえば同じ内容を繰り返し発話したり、強調する等してユーザの注意を引きつけるようにすることができる。またロボットがユーザにあるカードの方向を向くようにうながす発話や表現等を行い、そのときにユーザがそのカードの方向を向いたかどうかなどの情報を利用することもできる。
さらに、ロボット200は、CCDカメラ221AやCCDカメラ221Bでユーザの画像を取得して、ユーザの視線や顔の向きを検出し、ユーザが見ているカードやボード300上の領域に応じて実行するストーリー自体やストーリーの内容や実行する順番などを切り替えることもできる。
また、ロボット200は、ストーリーを発話する際に、効果音を用いたり、ランプを点滅させたり、身振り手振り等を行うようにすることもできる。
本発明の実施の形態におけるロボットの機能を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態におけるストーリー出力システムの構成を示すブロック図である。 検出部が配置パターンを決定する過程を模式的に示した図である。 ストーリー記憶部の内部構成の一例を示す図である。 本実施の形態におけるロボットの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるストーリー出力システムの構成を示すブロック図である。 タグ対応記憶部の内部構成の一例を示す図である。 ストーリー記憶部に記憶されたテンプレートを示す図である。 ロボットの電気的構成の一例を示すブロック図である。 ボードの例を示した図である。
符号の説明
100 ストーリー出力システム
102 指示受付部
104 配置パターン取得部
106 取得部
108 検出部
110 ストーリー選択部
112 出力部
114 タグリーダ
116 配置パターン記憶部
118 ストーリー記憶部
120 ストーリー生成部
122 タグ対応記憶部
124 出力処理部
200 ロボット
201 胴体部
202 頭部
203A、203B 車輪
210 コントローラ
210A CPU
210B メモリ
211 バッテリ
212 スピーカ
213 マイクロフォン
214A、214B アクチュエータ
221A、221B CCDカメラ
222A、222B アクチュエータ
300 ボード
310 第1のカード
312 第2のカード
314 第3のカード
310a、310b、310c 超音波タグ

Claims (16)

  1. 空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記複数の物体の配置関係に応じてストーリーを出力する出力処理部と、
    を含むストーリー出力システム。
  2. 空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記複数の物体の配置関係を前記登場物同士の関係に反映させたストーリーを出力する出力処理部と、
    を含むストーリー出力システム。
  3. 請求項1または2に記載のストーリー出力システムにおいて、
    前記複数の物体は、区分された複数の領域を有するボードと複数のパーツとを含み、前記ボードの前記複数の領域および前記複数のパーツにはそれぞれ異なる前記登場物が表示され、
    前記ストーリー出力システムは、前記ボードにおける前記複数の領域の配置パターンを記憶する配置パターン記憶部をさらに含み、
    前記取得部は、前記複数のパーツの配置パターンを取得する配置パターン取得部と、前記複数のパーツの配置パターンと前記複数の領域の配置パターンとの一致度を判定する判定部と、前記複数のパーツの配置パターンが前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、前記配置パターンに基づき、前記複数の領域と前記複数のパーツとの対応関係を検出する検出部と、を含み、
    前記出力処理部は、前記複数のパーツの配置パターンが、前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、前記ストーリーを出力するストーリー出力システム。
  4. 請求項3に記載のストーリー出力システムにおいて、
    前記配置パターン取得部は、前記複数のパーツの位置情報を取得するストーリー出力システム。
  5. 請求項3または4に記載のストーリー出力システムにおいて、
    前記複数のパーツにはそれぞれ識別情報を含む超音波タグが取り付けられ、
    前記取得部は、超音波タグリーダを含み、前記複数のパーツの位置情報をそれぞれその識別情報に対応付けて取得するストーリー出力システム。
  6. 請求項3乃至5いずれかに記載のストーリー出力システムにおいて、
    前記ボードの前記領域には前記ストーリーの登場場所が表示され、前記パーツには前記ストーリー中で前記登場場所に存在し得る存在物が表示され、
    前記出力処理部は、前記複数のパーツの配置パターンが、前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、少なくとも一の前記パーツに表示された前記存在物が、前記ボードに表示された前記登場場所に存在するストーリーを出力するストーリー出力システム。
  7. 請求項3乃至6いずれかに記載のストーリー出力システムにおいて、
    前記ボードの前記領域と前記パーツとの対応関係と、前記領域に表示された前記登場物および前記パーツに表示された前記登場物に関するストーリーとがそれぞれ対応付けられた複数の前記ストーリーを記憶するストーリー記憶部をさらに含み、
    前記出力処理部は、前記検出部が検出した前記対応関係に基づき、前記ストーリー記憶部から、該当する対応関係に対応付けられた前記ストーリーを選択して出力するストーリー出力システム。
  8. 請求項3乃至6いずれかに記載のストーリー出力システムにおいて、
    前記ボードの前記領域に表示された前記登場物に関するストーリーの一部を空欄とするとともに、当該空欄に前記領域を対応付けたテンプレートを記憶するストーリー記憶部をさらに含み、
    前記出力処理部は、前記検出部が検出した前記対応関係に基づき、前記空欄に対応付けられた前記領域に対応する前記パーツに表示された前記登場物に関する情報を前記テンプレートの前記空欄に埋め込むことによりストーリーを生成するストーリー生成部を含み、当該ストーリー生成部が生成した前記ストーリーを出力するストーリー出力システム。
  9. 請求項1または2に記載のストーリー出力システムにおいて、
    前記複数の物体は、前記ストーリーの登場場所が表示された第1の物体および前記ストーリー中で前記登場場所に存在し得る存在物が表示された第2の物体を含み、
    前記取得部は、前記第1の物体の位置情報を把握する把握部と、前記第2の物体の位置情報を取得する位置情報取得部とを含み、前記第1の物体と前記第2の物体の位置情報に基づき、前記第1の物体と前記第2の物体の配置関係を取得し、
    前記出力処理部は、前記第2の物体に表示された前記存在物が、前記第1の物体に表示された登場場所に存在するストーリーを出力するストーリー出力システム。
  10. 自律移動型または対話型のロボット装置であって、
    請求項1乃至9いずれかに記載のストーリー出力システムと、
    前記出力処理部からの出力を言動として実行する言動実行部と、
    を含むことを特徴とするロボット装置。
  11. 空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得するステップと、
    前記取得するステップで取得された前記複数の物体の配置関係に応じてストーリーを出力するステップと、
    を含むストーリー出力方法。
  12. 空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得するステップと、
    前記取得するステップで取得された前記複数の物体の配置関係を、前記複数の物体にそれぞれ対応づけられた前記登場物同士の関係に反映させたストーリーを出力するステップと、
    を含むストーリー出力方法。
  13. 請求項11または12に記載のストーリー出力方法において、
    前記複数の物体は、区分された複数の領域を有するボードと複数のパーツとを含み、前記ボードの前記複数の領域および前記複数のパーツにはそれぞれ異なる前記登場物が表示され、
    前記取得するステップは、
    前記複数のパーツの配置パターンを取得するステップと、
    前記ボードにおける前記複数の領域の配置パターンを記憶する配置パターン記憶部を参照して、前記複数のパーツの配置パターンと前記複数の領域の配置パターンとの一致度を判定するステップと、
    前記複数のパーツの配置パターンが前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、前記配置パターンに基づき、前記複数の領域と前記複数のパーツとの対応関係を検出するステップと、を含み、
    前記出力するステップは、前記複数のパーツの配置パターンが、前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、少なくとも一の前記パーツに表示された前記登場物と、当該パーツに対応する前記領域に表示された前記登場物とが関わるストーリーを出力するストーリー出力方法。
  14. コンピュータを、
    空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得する取得手段、
    前記取得手段が取得した前記複数の物体の配置関係に応じてストーリーを出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  15. コンピュータを、
    空間中または2次元平面上に配置されるとともに、それぞれストーリーに登場し得る登場物に対応付けられた複数の物体の配置関係を取得する取得手段、
    前記取得手段が取得した前記複数の物体の配置関係を、前記複数の物体にそれぞれ対応づけられた前記登場物同士の関係に反映させたストーリーを出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  16. 区分された複数の領域を有するボードと複数のパーツとを空間中または2次元平面上に配置し、前記ボードの前記複数の領域および前記複数のパーツに、それぞれストーリーに登場し得る登場物を表示して、前記ボードと前記複数のパーツとの配置関係に応じて変化させたストーリーを出力するために、
    コンピュータを、
    前記ボードにおける前記複数の領域の配置パターンを記憶するパターン記憶手段、
    前記複数のパーツの配置パターンを取得する配置パターン取得手段、
    前記取得手段が取得した前記複数のパーツの配置パターンと前記複数の領域の配置パターンとの一致度を判定する判定手段、
    前記複数のパーツの配置パターンが前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、前記配置パターンに基づき、前記複数の領域と前記複数のパーツとの対応関係を検出する検出手段、
    前記複数のパーツの配置パターンが、前記複数の領域の配置パターンに一致すると判定された場合に、少なくとも一の前記パーツに表示された前記登場物と、当該パーツに対応する前記領域に表示された前記登場物とが関わるストーリーを出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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