JP2007072013A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像素子14から出力された画像データを複数領域に分割し、それぞれの輝度を測定する輝度算出部20と、輝度算出部から出力された被写体輝度から複数の中領域を生成してグループ化し、中領域輝度より露出評価値を生成し、算出輝度に応じた適正露出で撮像を行う露出制御部30と、有し、露出制御部30は、被写体輝度情報を複数の第1中領域に分割し、全面平均輝度と一定値以上の輝度差がある第1中領域、もしくは指定された1つ以上の第1中領域をそれぞれ水平、垂直方向にスキャンして全面平均輝度との輝度差を確認し、輝度差が一定値以上の領域を第2中領域としてグループ化する。
【選択図】図1
Description
たとえば特許文献1(特公平7−27151号公報)に開示された技術では、画面を15の小領域に分割し、主要被写体が存在する領域、その周辺部をグループ化した中領域、それ以外の領域にそれぞれグループ化し、それぞれの中領域の輝度差より主要被写体が逆光状態か否かの判別を行っている。
上記の欠点を補う手法として、たとえば特許文献2(特開平3−240030号公報)に開示されているように、焦点検出用イメージセンサから被写体輝度情報を得ることで、より小さな被写体の逆光状態を検知する手法も知られている。
しかし、分割数を増やすと露出決定時の演算量も増加するため、測光分解能の向上は被写体の状態検出ではなく測光領域グループ化の形状自由度向上に用いるのが一般的である。
グループ化手段において、測定した被写体輝度から複数の中領域が生成され、その情報が評価値算出手段に供給される。
具体的には、測定された被写体輝度情報が、複数の第1中領域に分割され、全面平均輝度と一定値以上の輝度差がある第1中領域、もしくは撮影モードやユーザー設定等により指定された1つ以上の第1中領域をそれぞれ水平、垂直方向にスキャンされる。そして、全面平均輝度との輝度差が確認され、輝度差が一定値以上の領域が第2中領域としてグループ化される。
評価値算出手段において、中領域の輝度より露出評価値が生成され、制御手段において、測定輝度に応じた適正露出で撮像が行われるように制御される。
また、被写界内に光源などの高輝度被写体が含まれる状況でも、該当領域を検出して重み付け等を可変することで、露出不足の失敗写真を撮影する可能性を低減することが可能となる。
また、フラッシュ撮影時に主要被写体近傍に高反射率の物体が存在しても、同物体からの反射光の影響を少なくして主要被写体に適正な露出で撮影を行うことが可能となる。
なお、本撮影装置1において、露出制御部30、制御部60および画像処理部70は、電子回路で実現してもよいし、プロセッサがプログラムを実行することで実現してもよい。
カメラモジュール10は、たとえば、レンズ11、アイリス12、シャッター13、撮像素子14、サンプリング回路15、およびアナログ/デジタル(A/D)変換回路16を有する。
レンズ11は、撮像対象からの光を入射してアイリス12に出射する。
アイリス12は、レンズ11から入射した光を絞ってシャッター13に出射する。
シャッター13は、露出制御部30からの制御に基づいて、所定の時間(シャッター時間)だけ開口する。
シャッター13は、開口時に、アイリス12から入射した光を撮像素子14に結像させる。
撮像素子14は、撮像面上の各受光素子に到達した受光量を光電変換により電気信号に変換し、その電気信号に変換された画像信号をサンプリング回路15に出力する。
撮像素子14は、たとえば、単板センサであり、サンプリング回路15に出力する電気信号は、1画素につきR信号、G信号、B信号のうちのいずれか1個の色信号(データ)である。
A/D変換回路16は、サンプリング回路15から入力した画像信号をA/D変換、すなわち、サンプリングして量子化する。その後、A/D変換回路16は画像信号を輝度算出部20および画像処理部70に出力する。
輝度算出部20は、カメラモジュール10から撮像によって得られた画像データを複数の小領域に分割し、小領域ごとに輝度積算処理を行う。
この積算処理は、小領域内のRGB信号データを輝度値に変換し、その輝度値を各領域毎に積算することで行われる。算出された各領域の輝度積算値は、露出制御部30に出力される。
露出制御部30は、制御部60より指定された露出制御モードおよび測光モードに基づいて、輝度算出部20から入力した各小領域の輝度積算値より適正露出値を算出し、その適正露出値で画像の撮像を行うように、アイリス12、シャッター13、撮像素子14、サンプリング回路15およびA/D変換回路16を制御する。適正露出値の算出方法は後述する。
また、露出制御部30は、上記算出した適正露出値と、制御部60より指定された露出制御モードと、ユーザーによる操作部40に応じて設定された設定情報を基に、フラッシュ発光を行うか否かを判断する。
フラッシュ発光を行う場合は、既に取得した露出情報から不足光量を算出し、フラッシュ発光光量を決定し、それをフラッシュ発光部50に指定する。また、仮撮像において予備フラッシュ発光を行い、その撮像結果を基に取得した露出情報を基に、フラッシュ発光光量を決定し、それをフラッシュ発光部50に指定してもよい。上記仮撮像は、たとえば、ユーザーが操作部40のシャッターボタンを半押しした時や、操作部40のシャッターボタンを全押ししてから本撮影動作に入る直前などに行われる。
そして、本実施形態においてグループ化機能は、輝度算出部20より出力された被写体輝度情報を、複数の第1中領域に分割し、全面平均輝度と一定値以上の輝度差がある第1中領域、もしくは撮影モードやユーザー設定等により指定された1つ以上の第1中領域をそれぞれ水平、垂直方向にスキャンして全面平均輝度との輝度差を確認し、輝度差が一定値以上の領域を第2中領域としてグループ化する機能を含んでいる。
また、グループ化機能は、生成された第2中領域の周辺部輝度を検索し、あらかじめ定めた条件に沿った領域を第3中領域としてグループ化する機能を含んでいる。
また、評価値算出機能は、生成された各第1中領域に第2重み付け値を与える第2重み付け値生成機能を有している。
この第2重み付け値生成機能は、画面中央部からの距離、または測距点からの距離、または各領域にある被写体距離、または顔検出領域、またはユーザーによって指定された第1中領域からの距離、またはそれら複数手段の組合せによって重み付け値を決定可能である。
また、評価値算出機能は、重み付け値に応じて測光手段で測定された被写体輝度に重み付けをした重み付け付き被写体輝度を算出する機能を含んでいる。
操作部40は、たとえば、シャッターボタン、露出制御モードおよび測光モードを設定する設定ボタン、フラッシュ発光の有無などを設定する設定ボタンなどにより構成される。
フラッシュ発光部50は、露出制御部30からフラッシュ発光信号を入力すると、フラッシュ発光する。
フラッシュ発光部50は、カメラモジュール10の撮像方向に向けてフラッシュ発光するように設置されている。
制御部60は、ユーザーによる操作部40に応じて、たとえば露出制御部30に露出制御モードおよび測光モードを設定したり、ユーザーによる操作部40のシャッターボタンの操作に応じて、露出制御部30に測光処理開始の指示や、撮像動作開始の指示を行う。
画像処理部70は、画像メモリ20から一連の撮像によって得られた画像データを読み出し、たとえばホワイトバランスの補正や画像圧縮などの処理を行い、これを画像保存部80に出力する。
画像保存部80は、画像処理部70から入力した画像データIMを、メモリ90に書き込む。
メモリ90は、フラッシュメモリやハードディスクなどの記録媒体である。
図2は、図1に示す撮影装置の動作例を説明するためのフローチャートである。
輝度算出部20は、ユーザーによる操作部40により露出制御部30に設定された露出制御モードまたは測光モードに基づき、カメラモジュール10により撮像された画像を、たとえば図3に示されるように、所定の矩形をなす測光枠領域100を複数の小領域101に分割し、それぞれの小領域101の輝度積分値を算出する。本実施例では説明の便宜を考慮し、32×32の1024小領域に分割して測光を行う例を示すが、この分割数は一例であり、1024領域に限定されるものではない。
たとえば図4に示されるような写真を撮影した場合、被写界は図5に示されるように小領域に分割して測光される。
測光によって得られた各小領域101の輝度積分値は、露出制御部30に出力される。
露出制御部30は、輝度算出部20により出力された小領域をたとえば図6に示すような複数の第1中領域102−1〜102−16にグループ化し、それぞれの第1中領域102の平均輝度値を算出する。
たとえば図4に示されるような写真に対して本処理を行うと、被写界は図7に示されるような中領域102に分割され、それぞれの平均輝度が算出される。
なお、本実施形態では説明の便宜を考慮し、4×4の16中領域102に分割して輝度を算出する例を用いるが、この分割数は一例であり、16領域に限定されるものではない。また、第1中領域の形状、配置も限定されるものではなく、たとえば図8に示すように互いに形状の異なる中領域103を、重なるように配置することも可能である。また、被写界内の一部、たとえば中心部のみに同中領域を配置することも可能である。
露出制御部30は、ステップS20で算出された各第1中領域102の平均輝度値と、被写界全面での平均輝度値を比較し、輝度差が一定値以上(たとえば2EV以上)の第1中領域があるかを判断する。輝度差が一定値以上になる領域があると判断した場合はステップS50に、ないと判断した場合はステップS40に進む。
また、全面での平均輝度値との差が一定値以内であっても、たとえば露出制御モードや操作部40からのユーザーによる設定等により、あらかじめスキャン実施を指定されている第1中領域がある場合はステップS50に進む。
露出制御部30は、被写体は逆光あるいは輝度差の大きい状態にはないと判断し、測光モードを既知の中央部重点測光、または全面平均測光などの任意の測光モードに変更し、露出決定を行う。
露出制御部30は、ステップS30で出力されたスキャン対象の第1中領域102に対して、順次ステップS60からステップS220までの処理を実施する。本処理は全てのスキャン対象である第1中領域102に対して実施される。
たとえば図4に示されるような写真に対してステップS30を実行すると、図9に示されるように第1中領域102−4、102−7、102−11、102−15のような高輝度部および低輝度部が本処理の対象として決定される。
露出制御部30は、図10に示すように、被写界の注目点の水平・垂直方向にある小領域の輝度積分値をスキャンし(VSCN、HSCN)、被写界全面での平均輝度値との比較を行う。
露出制御部30は、ステップS60により得られた比較結果のうち、輝度差が一定値以上(たとえば2EV以上)になる領域があるかを判断する。輝度差が一定値以上になる領域があると判断した場合はステップS110に、ないと判断した場合はステップS80に進む。
露出制御部30は、ステップS70により輝度差がある領域がないと判断された場合、スキャンした第1中領域102が被写界に作成可能な最大の大きさかどうかを判断する。大きさが最大の場合はステップS90に、まだ最大ではない場合はステップS100に進む。
露出制御部30は、スキャンを行った第1中領域102の重み付けを1に設定し、ステップS230に進む。
露出制御部30は、スキャンを行った第1中領域102を拡張する。拡張は、たとえば図11に示すように該当第1中領域に隣接する第1中領域を合成して拡張してもよいし、図12に示すように周囲数列分の小領域を追加するなどの方法でもよい。
該当第1中領域を拡張後、ステップS70に戻り、再度拡張した第1中領域102のスキャンを行う。
露出制御部30は、図13に示すように、ステップS70の測光領域スキャンで検出した輝度差が大きい領域を水平、垂直方向それぞれでグループ化する。
露出制御部30は、ステップS110で生成されたグループ化領域が全て水平、垂直方向のスキャン領域の交点上に存在するかを判断する。全てのグループ化領域が交点上に存在する場合はステップS160に、そうでない場合はステップS130に進む。
露出制御部30は、ステップS70で実施された測光領域スキャンが規定数を超えているかどうかを判別する。規定数を超えるスキャンが既に実施されている場合はステップS160に、そうでない場合はステップS140に進む。
露出制御部30は、ステップS130で測光領域の交点上に存在しないと判別されたグループ化領域の鉛直方向にある測光領域をスキャンし、そのグループ化領域と輝度値が近い(たとえば輝度差が2EV以下)領域をグループ化する。本処理は、たとえば図14のように、第1中領域内に複数の高輝度部または低輝度部が存在する場合に、それを検出するために実行される。
露出制御部30は、ステップS140で実施された測光領域スキャンで、ステップS140でグループ化された領域以外に被写界全面での平均輝度値との差が一定値以上(たとえば2EV以上)の領域が存在するかを判断する。
輝度差が一定値以上になる領域があると判断した場合はステップS110に戻り、たとえば図15に示すように該当領域をグループ化して、以下同じ処理を繰り返す。新たな輝度差が一定値以上の領域がないと判断した場合は、ステップS160に進む。
露出制御部30は、ステップS60〜ステップS150の実行結果で得られたグループ化領域のうち、互いに交差している領域同士を合成して、たとえば図16に示されるような基本測光領域104を作成する。
図14に示した例のように、第1中輝度領域内に複数の輝度差が大きい被写体が存在する場合は、たとえば図17に示されるように複数の基本測光領域105を作成する。
露出制御部30は、ステップS160で作成された基本測光領域の周辺にある測光領域輝度をチェックし、輝度が近い領域を基本測光領域に追加して図18に示すような第2中領域106を作成する。
追加する測光領域の選定は、たとえば図19に示すように基本測光領域との輝度差が一定値以下(たとえば1EV以下)の領域としてもよいし、図20に示すように処理の簡易化のために基本測光領域を包括する矩形領域をしてもよい。
露出制御部30は、ステップS170で作成された各第2中領域106の平均輝度値が、全面平均輝度値より高輝度か否かを判断する。高輝度であると判断された領域は、当該第2中領域106は高輝度領域であると判断し、ステップS190に進む。低輝度であると判断された領域は、当該第2中領域106は低輝度領域であると判断し、ステップS200に進む。
露出制御部30は、ステップS180において高輝度と判定された第2中領域106に対して高輝度領域処理を行う。ここで言う高輝度領域処理とは、当該領域輝度が露出値に及ぼす影響を軽減する処理を意味し、たとえば太陽などの光源によって露出値がアンダー方向に振られるのを防ぐための処理である。
処理としては、たとえば当該中領域の平均輝度値をあらかじめ決められた一定値に置き換えてもよいし、当該中領域の重み付け値をあらかじめ決められた一定値に置き換えてもよい。また、当該中領域を露出決定における測光対象から除外する処理を行ってもよい。本実施形態では、太陽を含む領域である第1中領域102−4が本処理の対象となる。
上記処理が終了したら、ステップS230に進む。
露出制御部30は、ステップS180において低輝度と判定された各第2中領域106の周辺測光領域を、図21に示すようにグループ化して、第3中領域107を作成する。作成方法は、たとえば第2中領域より一定値以内(たとえば2EV以内)の領域を対象としてもよいし、第2中領域の一定の周辺部(たとえば小領域1列分)の測光領域を対象としてもよい。
露出制御部30は、ステップS170で作成された各第2中領域106と、ステップS200においてその周辺部に作成された各第3中領域107との平均輝度値の差を算出する。
露出制御部30は、ステップS210で算出された各第2中領域106と各第3中領域107の平均輝度差より、たとえば図22に示されるように該当第1中領域の第1重み付け値を決定する。
決定は、たとえば第2中領域と第3中領域の平均輝度差が大きな場合は、該当中領域の被写体は強い逆光状態にあると判断し、第2中領域106の重み付けを大きくする。また、第2中領域106の被写界において占める面積や、第2中領域106と第3中領域107の面積比を重み付けの際に利用してもよい。
露出制御部30は、S50〜S220までの処理がS30で検出された全ての第1中領域102に対して実行されたかを確認し、まだ処理をされていない第1中領域102がある場合はステップS40に戻って上記処理を実行する。
全ての第1中領域102の処理が終了したら、ステップS240に進む。本実施形態の場合、上述処理を全第1中領域102に対して実施すると、図23に示すように第2、第3中領域および高輝度処理領域108が決定され、それぞれの第1重み付け値(低輝度領域)または置き換えられた輝度値、もしくは置き換えられた重み値、もしくは露出計算の対象から外す領域(高輝度領域)が決定される。
露出制御部30は、各第1中領域の位置により、たとえば図24に示されるように各第1中領域102の第2重み付け値を決定する。
決定は、たとえば該当第1中領域の被写界中心部からの距離を重み付けに利用(たとえば中心に近い領域は重み付けを大きく、遠い場合は重み付けを小さく)してもよいし、ユーザーによって指定された第1中領域からの距離を重み付けに利用してもよい。また、オートフォーカス機の場合は、フォーカシングに使用された測距点からの被写界内での距離を重み付けに利用してもよい。
また、複数の測距点を持つ場合は、各第1中領域に含まれる測距点で検出された被写体までの距離と、主要被写体までの距離との差を重み付けに利用(たとえばフォーカシングの対象となった被写体と各第1中領域の測距点の検出距離がほぼ同距離の場合は重み付けを大きく、距離が離れている場合は重み付けを小さく)してもよい。
また、複数の中領域が重なる領域では、それぞれの中領域の第2重み付け値の平均値を該当領域の第2重み付け値としてもよい。
露出制御部30は、ステップS220およびステップS240で決定された第1、第2重み付け値と各小領域輝度値より重み付け付き小領域輝度値を算出し、それらを平均して被写界露出の最終評価値を算出する。
上記算出された最終評価値を用い、露出制御部30はアイリス12、シャッター13、A/D変換回路16を制御して撮像を行い、撮像画像を画像処理部70に出力する。画像処理部70は、たとえばホワイトバランス、γカーブ補正等の処理を行い、画像データを生成して、これを画像保存部80に出力する。
画像保存部80は、画像合成部60から入力した画像データIMを、メモリ90に書き込む。
また、被写界内に光源などの高輝度被写体が含まれる状況でも、該当領域を検出して重み付け等を可変することで、露出不足の失敗写真を撮影する可能性を低減することが可能となる。
フラッシュ撮影では、撮影前にプリ発光を行って適正発光量を決定する手法が一般的であるが、プリ発光中の測光時に上記測光方法を用いることで、たとえば主要被写体近傍に金属などの高い反射率を持つ物体が存在した場合でも、同物体からの反射光の影響を少なくして主要被写体に適正な露出値で撮影を行うことが可能となる。
Claims (12)
- 撮像手段と、
前記撮像手段から出力された画像データを複数領域に分割し、分割したそれぞれの領域の輝度を測定する測光手段と、
前記測光手段から出力された被写体輝度から複数の中領域を生成するグループ化手段と、
前記中領域輝度より露出評価値を生成する評価値算出手段と、
前記測定輝度に応じて適正露出で撮像を行う制御手段と、を有し、
前記グループ化手段は、
測光手段より出力された被写体輝度情報を、複数の第1中領域に分割し、全面平均輝度と一定値以上の輝度差がある第1中領域、もしくは指定された1つ以上の第1中領域をそれぞれ水平、垂直方向にスキャンして全面平均輝度との輝度差を確認し、輝度差が一定値以上の領域を第2中領域としてグループ化する手段を含む
撮像装置。 - 前記グループ化手段は、生成された第2中領域の周辺部輝度を検索し、あらかじめ定めた条件に沿った領域を第3中領域としてグループ化する手段を有する
請求項1記載の撮像装置。 - 前記評価値算出手段は、生成された第2中領域および第3中領域の輝度差に応じて各測光領域に第1重み付け値を与える手段を有する
請求項2記載の撮像装置。 - 前記評価値算出手段は、生成された各第1中領域に第2重み付け値を与える第2重み付け値生成手段を有する
請求項1記載の撮像装置。 - 前記第2重み付け値生成手段は、画面中央部からの距離、または測距点からの距離、または各領域にある被写体距離、または顔検出領域、または指定された任意の第1中領域からの距離、またはそれら複数手段の組合せによって重み付け値を決定可能である
請求項4記載の撮像装置。 - 前記評価値算出手段は、重み付け値に応じて測光手段で測定された被写体輝度に重み付けをした重み付け付き被写体輝度を算出する手段を有する
請求項4記載の撮像装置。 - 撮像手段から出力された画像データを複数領域に分割する第1ステップと、
分割したそれぞれの領域の被写体輝度を測定する第2ステップと、
前記測定した被写体輝度から複数の中領域を生成する第3ステップと、
前記中領域の輝度より露出評価値を生成する第4ステップと、
前記測定輝度に応じて適正露出で撮像を行う第5ステップと、を有し、
前記第3ステップにおいて、
前記第2ステップで測定された被写体輝度情報を、複数の第1中領域に分割し、全面平均輝度と一定値以上の輝度差がある第1中領域、もしくは指定された1つ以上の第1中領域をそれぞれ水平、垂直方向にスキャンして全面平均輝度との輝度差を確認し、輝度差が一定値以上の領域を第2中領域としてグループ化する
撮像方法。 - 前記第3ステップにおいて、生成された第2中領域の周辺部輝度を検索し、あらかじめ定めた条件に沿った領域を第3中領域としてグループ化する
請求項7記載の撮像方法。 - 前記第4ステップにおいて、生成された第2中領域および第3中領域の輝度差に応じて各測光領域に第1重み付け値を与える
請求項8記載の撮像方法。 - 前記第4ステップにおいて、生成された各第1中領域に第2重み付け値を与える
請求項7記載の撮像方法。 - 前記第2重み付け値は、画面中央部からの距離、または測距点からの距離、または各領域にある被写体距離、または顔検出領域、または指定された任意の第1中領域からの距離、またはそれら複数手段の組合せによって決定可能である
請求項10記載の撮像方法。 - 前記第4ステップにおいて、重み付け値に応じて測光手段で測定された被写体輝度に重み付けした重み付け付き被写体輝度を算出する
請求項10記載の撮像方法。
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