JP2007067821A - 無線受信装置およびスロット同期方法 - Google Patents

無線受信装置およびスロット同期方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高速フーリエ変換を実施することなしにスロットタイミングを検出し、システムの負荷を軽減すること。
【解決手段】 長GI用相関器153−1は、無線送信装置で使用された長いガードインターバル長を用いて相関演算を行う。短GI用相関器153−2は、無線送信装置で使用された短いガードインターバル長を用いて相関演算を行う。ピークタイミング検出部155−1は、平均算出部154−1で平均化された信号に対してピーク検出を行い、相関ピークの時刻t1を算出する。ピークタイミング検出部155−2も同様に、相関ピークの時刻t2を算出する。タイミング差テーブル156には、t1−t2と短GI位置情報との対応関係が予め記録されている。スロットタイミング検出部157は、タイミング差テーブル156を参照して、t1−t2に対応する短GI位置情報を取得する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)等を採用した通信システムで使用される無線受信装置およびスロット同期方法に関する。
近年、移動体通信では、音声以外にも、画像、テキストデータ等の様々な情報が伝送対象となっており、今後は、さらに高速な伝送に対する需要が高まるであろうと予想される。高速伝送を行うためには、限られた周波数資源をより効率よく利用して、高い伝送効率を実現する無線通信技術が求められている。このような要求は、特に、基地局から移動局への下り回線における通信に対して高い。
このような要求に応え得る無線通信技術の1つにOFDMと呼ばれる技術がある。OFDMは、多数のサブキャリアを用いてデータを並列通信するマルチキャリア通信技術であり、高い周波数利用効率、マルチパス環境下でのシンボル間干渉(ISI:InterSymbol Interference)低減等の特徴を有し、伝送効率の向上に有効であることが知られている。
OFDMでは、マルチパスによる歪みの影響を軽減するために、OFDMシンボル間にガードインターバル(GI:Guard Interval)を挿入する。そして、遅延波の遅延量がガードインターバル区間内に収まる場合は、シンボル間干渉を防止することができ、OFDMシンボルの各サブキャリア間の直交性が維持される。
非特許文献1に、OFDMシステムにおける初期セルサーチの方法が開示されている。この方法では、移動局がまず第1段階として、ガードインターバル部分の相関特性を利用してシンボルタイミング(FFTウィンドウタイミング)を検出する。次に第2段階として、パイロットチャネルを利用してフレームタイミングの検出を行う。具体的には、時間軸上で隣接するOFDMシンボル間で周波数軸方向の相関を取り、最も大きな相関値が得られるタイミングを検出することでフレームタイミングを検出する。さらに第3段階として、第2段階で検出されたフレームタイミングに基づくパイロットチャネル受信タイミングにおいて、すべてのスクランブルコードを仮定してパイロットチャネルレプリカと受信信号との相関をとり、すべてのスクランブルコードで相関検出を行い、スクランブルコードを同定する。
丹野、新、樋口、佐和橋、「下りリンクブロードバンドOFCDMにおける共通パイロットチャネルを用いた3段階高速セルサーチ法の特性」信学技報RCS2002−135、電子情報通信学会、2002年7月
しかしながら、上記の初期セルサーチ方法では、OFDMシンボルタイミングを検出してから受信信号全てに対して高速フーリエ変換を行う必要があるため、演算量が膨大となる。また演算量が膨大となるため、セルサーチに要する時間も長時間に及び、通信システムに対する負荷が大きい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、セルサーチに要する時間を短縮することができる無線受信装置およびスロット同期方法を提供することを目的とする。
本発明の無線受信装置は、長いガードインターバルが挿入された第1信号と、短いガードインターバルが挿入された第2信号とが多重された信号を受信する受信手段と、前記長いガードインターバルによる第1相関ピークを検出する第1検出手段と、前記短いガードインターバルによる第2相関ピークを検出する第2検出手段と、前記第1相関ピークと前記第2相関ピークとの間の時間間隔を算出する算出手段と、前記時間間隔とスロットタイミング情報との間の対応関係が記録されたデータテーブルと、前記データテーブルを用いて、前記算出手段で算出された時間間隔に対応するスロットタイミングを決定する決定手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、高速フーリエ変換を実施することなしにスロットタイミングを検出できるため、セルサーチに要する時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、データ多重方法としてOFDM方式が採用されている場合を例にとって説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る通信システムは、無線送信装置100および無線受信装置150からなる。
図1は、無線送信装置100の主要な構成を示すブロック図である。
無線送信装置100は、インタリーバ101−1、101−2、誤り訂正符号化部102−1、102−2、変調部103−1、103−2、サブキャリアマッピング部104−1、104−2、IFFT部105−1、105−2、長GI挿入部106−1、短GI挿入部106−2、マルチプレクサ107、RF部108、およびアンテナ109を備える。なお、同様の機能を有する構成に対しては、同一の符号に異なる枝番を付して示している。
無線送信装置100は、インタリーバ101−1にて長GI用送信データ(後述)をインタリーブし、誤り訂正符号化部102−1にて誤り訂正符号化し、変調部103−1にて変調した後、サブキャリアマッピング部104−1にてデータシンボルとパイロットシンボルとを各サブキャリアに割り当てる。さらに、IFFT部105−1にて逆高速フーリエ変換を行い、長GI挿入部106−1にて所定の長いガードインターバル(後述)を挿入して、OFDMシンボルを生成する。同様に、短GI用送信データ(後述)に対しても、無線送信装置100は、インタリーバ101−2にてインタリーブし、誤り訂正符号化部102−2にて誤り訂正符号化し、変調部103−2にて変調した後、サブキャリアマッピング部104−2にてデータシンボルとパイロットシンボルとを各サブキャリアに割り当てる。さらに、IFFT部105−2にて逆高速フーリエ変換を行い、短GI挿入部106−2にて所定の短いガードインターバル(後述)を挿入して、OFDMシンボルを生成する。そして、マルチプレクサ107にて長いガードインターバルが挿入されたOFDMシンボルと短いガードインターバルが挿入されたOFDMシンボルとを周波数多重し、RF部108にて多重信号を直交変調、周波数変換、増幅等の所定の無線(RF:Radio Frequency)送信処理を行い、アンテナ109を介して送信する。
図2は、無線送信装置100のガードインターバル使用方法の概要を示す図である。
この図に示すように、送信信号において、長い遅延波に対応する長いガードインターバルと、短い遅延波に対応する短いガードインターバルとが併用される。具体的には、これら2種類のガードインターバルを使用した際の伝搬環境がどのようになるかという観点、および通信種別の観点でガードインターバルの挿入方法を決定する。
例えば、伝搬環境の観点では、通信システムのセル半径が大きい場合や、移動局が盆地等に位置するため遅延プロファイルが大きい場合は、長いガードインターバルが採用される。また、通信システムのセル半径が小さい場合は短いガードインターバルが採用される。
一方、通信種別の観点では、基地局がそれぞれ異なるデータをそれぞれ異なる移動局に対して送信する1対1の通信(ユニキャスト通信)では、基地局−各移動局間の距離、すなわち各移動局の遅延プロファイルの大きさ(遅延量)に合わせたガードインターバルが採用される。また、基地局が同一のデータを複数の移動局に対して同時に送信するMBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)等の1対多の通信(マルチキャスト通信)では、移動局において複数の基地局からの送信信号を合成して受信するマクロダイバーシチを実現するために、基地局間の伝搬路差を吸収できるような長いガードインターバルが採用される。
ここで、遅延プロファイルが小さい環境において、長いガードインターバルが挿入された信号と、短いガードインターバルが挿入された信号とを多重する場合、一般的には、(1)周波数多重、(2)時間多重、(3)周波数多重と時間多重の組み合わせ、による3種類の方法がある。このうち、無線送信装置100は、周波数多重を行う。
図3は、短いガードインターバルを挿入した信号と、長いガードインターバルを挿入した信号とを周波数多重したスロットフォーマットの一例を示す図である。
ここでは、短いガードインターバルについては、4OFDMシンボルで1スロットを構成している例、および、長いガードインターバルについては、3OFDMシンボルで1スロットを構成している例を示している。DS11、DS12、DS13は、OFDMシンボル列#1の各データシンボルを示し、DS21、DS22、DS23、DS24は、OFDMシンボル列#2の各データシンボルを示している。
図4は、無線送信装置100のガードインターバル挿入方法の概要を説明するための図である。
無線送信装置100は、サイクリックプリフィックスと呼ばれるガードインターバル挿入方法を用いる。この方法は、マルチパスによるひずみの影響を軽減するために、データシンボルの後尾部分の波形を所定長だけ複製し、これをガードインターバルとしてデータシンボルの先頭の前に挿入する。従って、無線受信装置では、受信信号自体と、データシンボル区間の長さだけ遅延させた受信信号との間で相関演算を行っていくことにより、ガードインターバルの終わりとデータシンボル区間の始まりとが接している時刻において相関のピークが現れるため、同期を取ることができる。
以上説明したように、無線送信装置100から送信される信号は、長いガードインターバルを挿入した信号と、短いガードインターバルが挿入された信号とが周波数多重された信号である。
図5は、上記の無線送信装置100から送信される信号を受信する無線受信装置150の主要な構成を示すブロック図である。
無線受信装置150は、アンテナ151、RF部152、長GI用相関器153−1、短GI用相関器153−2、平均算出部154−1、154−2、ピークタイミング検出部155−1、155−2、タイミング差テーブル156、およびスロットタイミング検出部157を備える。なお、同様の機能を有する構成に対しては、同一の符号に異なる枝番を付して示している。
無線受信装置150の各部は以下の動作を行う。
RF部152は、アンテナ151を介して受信した信号に対し、周波数変換、直交復調等の所定の無線受信処理を施し、得られるベースバンドの受信信号を長GI用相関器153−1および短GI用相関器153−2へ出力する。
長GI用相関器153−1は、ベースバンドの受信信号に対して、送受信間で既知のガードインターバル長、すなわち、無線送信装置100で使用された長いガードインターバルのガードインターバル長を用いて、受信信号を遅延させる。そして、元の受信信号と遅延させた受信信号との間で相関演算(サイクリックプリフィックスの波形相関によるOFDMシンボル同期)を行い、相関結果を平均算出部154−1に出力する。
短GI用相関器153−2も、長GI用相関器153−1と同様に、無線送信装置100で使用された短いガードインターバルのガードインターバル長を用いて受信信号を遅延させ、元の受信信号と遅延させた受信信号との間で相関演算を行い、相関結果を平均算出部154−2に出力する。
平均算出部154−1、154−2は、長GI用相関器153−1および短GI用相関器153−2から出力される相関演算結果をそれぞれシンボル間隔毎に加算して平均を算出し、ピークタイミング検出部155−1、155−2に出力する。このように、1OFDMシンボルだけでなく、数十〜数百OFDMシンボルに渡って平均化することにより、雑音や干渉信号による相関電力の影響を低減することができ、誤同期を防止することができる。
ピークタイミング検出部155−1は、平均算出部154−1の出力に対してピーク検出を行い、セルサーチ開始時刻から測定した相関ピークの時刻t1を算出し、スロットタイミング検出部157に出力する。
ピークタイミング検出部155−2も、ピークタイミング検出部155−1と同様に、平均算出部154−2の出力に対してピーク検出を行い、セルサーチ開始時刻から測定した相関ピークの時刻t2を算出し、スロットタイミング検出部157に出力する。
タイミング差テーブル156には、t1−t2と、短いガードインターバルがどこに位置しているかに関する情報(短GI位置情報)との対応関係が予め記録されている。この対応関係は、無線送信装置100と無線受信装置150との間で通信される信号のスロットフォーマットから予め導出されるものである。
スロットタイミング検出部157は、ピークタイミング検出部155−1から出力されるt1と、ピークタイミング検出部155−2から出力されるt2とから、t1−t2を求め、タイミング差テーブル156を参照して、算出されたt1−t2に対応する短GI位置情報を取得する。これにより、短いガードインターバルがどこに位置するか判定できるため、容易にセルサーチスタート時のスロットの先頭を見つけ出すことができる。
図6は、タイミング差テーブル156の一例を示す図である。
この例では、t1−t2の各値に対応付けられて、短GI位置情報として、短いガードインターバルが位置するOFDMシンボル番号が記録されている。
図7は、本実施の形態に係るスロット同期方法の原理について説明するための図である。ここでは、スロットフォーマットと共に相関ピークが示されている。
図7(a)は、図3に示したスロットフォーマットと同一のものである。なお、ここではガードインターバルと同一であるデータシンボルの後部を、破線を付して示している。
図7(b)は、短いガードインターバルのOFDMシンボルに対する相関演算の結果を示す。時刻0から短いガードインターバルのOFDMシンボル長T1だけ遅延させた受信信号と、元の受信信号とで相関演算を行うと、短いガードインターバルとデータシンボル区間の切れ目の時刻t1で相関ピークが検出される。
図7(c)は、長いガードインターバルのOFDMシンボルに対する相関演算の結果を示す。時刻0から長いガードインターバルのOFDMシンボル長T2だけ遅延させた受信信号と、元の受信信号とで相関演算を行うと、長いガードインターバルとデータシンボル区間の切れ目の時刻t2で相関ピークが検出される。
ここで、短いガードインターバルの相関ピークの時刻t1と長いガードインターバルの相関ピークの時刻t2との差t1−t2について注目すると、実は、この差は、スロットフォーマットに依存する所定の値をとる。例えば、図7(a)に示すスロットフォーマットに対してt1、t2を求めると、スロットの先頭からの時刻tと、t1−t2との関係は、図8に示すようになる。この関係に基づいて作成されたのが、図6に示したデータテーブル(タイミング差テーブル156)である。
よって、本実施の形態に係る無線受信装置150は、上記のような同期チャネルが送信されている場合は、スロットの先頭が判別されたシンボルに対してのみ高速フーリエ変換を行えばスロット同期を取ることができるため、演算量を大幅に削減することができる。
このように、本実施の形態によれば、長いガードインターバルが挿入された信号と、短いガードインターバルが挿入された信号とを周波数多重した信号を受信する場合に、高速フーリエ変換を実施することなくスロット同期を行うことができる。
なお、本実施の形態では、短いガードインターバルの先頭を検出することによりスロット同期を行う場合を例にとって説明したが、同様の原理によって、長いガードインターバルの先頭を検出することもでき、これによりスロット同期を行っても良い。かかる場合、タイミング差テーブル156には、短GI位置情報の代わりに長GI位置情報を記録すれば良い。
(実施の形態2)
実施の形態1では、長いガードインターバルが挿入された信号と、短いガードインターバルが挿入された信号とが周波数多重されている場合について説明したが、実施の形態2では、長いガードインターバルが挿入された信号と、短いガードインターバルが挿入された信号とが時間多重されている場合について説明する。
本実施の形態に係る無線受信装置の基本的構成は、実施の形態1に示した無線受信装置150と同様である。よって、実施の形態1と異なる構成であるスロットタイミング検出部157aについて以下説明する。
図9は、スロットタイミング検出部157aの主要な構成を示すブロック図である。
本実施の形態のように時間多重されている場合においても、サイクリックプリフィックスを用いて相関演算を行い、t1−t2からスロットの先頭のOFDMシンボルを検出する。タイミング差算出部201は、タイミング差t1−t2を算出する。
実施の形態1の周波数多重と異なる点は、時間多重のために、そのタイムスロットが短いガードインターバルに対応するOFDMシンボルのスロットなのか、または長いガードインターバルに対応するOFDMシンボルのスロットなのか分からない点である。
そこで、本実施の形態では、まず、タイミング差テーブル156を参照して、タイミング差算出部201で算出されたt1−t2に対応するGI位置情報を取得する。このGI位置情報は、短いガードインターバルに対応する情報であるのか、それとも長いガードインターバルに対応する情報であるのかこの時点では不明である。このGI位置情報は、長GI用相関器202−1および短GI用相関器202−2の双方に入力される。
長GI用相関器202−1は、入力されるGI位置情報に基づいてスロットの先頭を判別し、このスロットの先頭に対し、長いガードインターバルであったと仮定した場合の所定長のOFDMシンボルを用いて相関演算を行う。
短GI用相関器202−2も同様に、入力されるGI位置情報に基づいてスロットの先頭を判別し、このスロットの先頭に対し、短いガードインターバルであったと仮定した場合の所定長のOFDMシンボルを用いて相関演算を行う。
決定部203は、長GI用相関器202−1および短GI用相関器202−2から出力される2つの相関結果を比較し、相関ピークの電力の大きい方を選ぶことで、GI位置情報に基づいて判別されたスロットの先頭が、いずれのガードインターバルのスロットかを決定する。
このように、本実施の形態によれば、長いガードインターバルが挿入された信号と、短いガードインターバルが挿入された信号とが時間多重された信号を受信する場合に、高速フーリエ変換を実施することなくスロットタイミングを検出することができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
本発明に係る無線受信装置およびスロット同期方法は、上記各実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。
例えば、各実施の形態は、適宜組み合わせて実施することが可能である。すなわち、周波数多重と時間多重とを組み合わせた場合、時間多重の場合と同様の方法でスロットタイミングを検出できる。
本発明に係る無線受信装置は、OFDM方式の移動体通信システムにおける通信端末装置および基地局装置に搭載することが可能であり、これにより上記と同様の作用効果を有する通信端末装置、基地局装置、および移動体通信システムを提供することができる。
また、通信端末装置はUE、基地局装置はNode B、サブキャリアはトーンと称されることがある。
なお、ここでは、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明をソフトウェアで実現することも可能である。例えば、本発明に係るスロット同期方法のアルゴリズムをプログラミング言語によって記述し、このプログラムをメモリに記憶しておいて情報処理手段によって実行させることにより、本発明に係る無線受信装置と同様の機能を実現することができる。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部または全てを含むように1チップ化されても良い。
また、ここではLSIとしたが、集積度の違いによって、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSI等と呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラム化することが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続もしくは設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用しても良い。
さらに、半導体技術の進歩または派生する別技術により、LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてあり得る。
本発明に係る無線受信装置およびスロット同期方法は、移動体通信システムにおける通信端末装置、基地局装置等の用途に適用することができる。
本発明の実施の形態1に係る無線送信装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るガードインターバル使用方法の概要を示す図 本発明の実施の形態1に係るスロットフォーマットの一例を示す図 本発明の実施の形態1に係るガードインターバル挿入方法の概要を説明するための図 本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るタイミング差テーブル 本発明の実施の形態1に係るスロット同期方法の原理説明図 本発明の実施の形態1に係るスロットの先頭からの時刻tと、t1−t2との関係を示す図 本発明の実施の形態2に係るスロットタイミング検出部の主要な構成を示すブロック図
符号の説明
153−1 長GI用相関器
153−2 短GI用相関器
155−1、155−2 ピークタイミング検出部
156 タイミング差テーブル
157 スロットタイミング検出部

Claims (7)

  1. 長いガードインターバルが挿入された第1信号と、短いガードインターバルが挿入された第2信号とが多重された信号を受信する受信手段と、
    前記長いガードインターバルによる第1相関ピークを検出する第1検出手段と、
    前記短いガードインターバルによる第2相関ピークを検出する第2検出手段と、
    前記第1相関ピークと前記第2相関ピークとの間の時間間隔を算出する算出手段と、
    前記時間間隔とスロットタイミング情報との間の対応関係が記録されたデータテーブルと、
    前記データテーブルを用いて、前記算出手段で算出された時間間隔に対応するスロットタイミングを決定する決定手段と、
    を具備する無線受信装置。
  2. 前記受信手段は、
    前記第1信号と前記第2信号とが周波数多重された信号を受信し、
    前記データテーブルは、
    前記スロットタイミング情報として、前記短いガードインターバルの位置情報を記録する、
    請求項1記載の無線受信装置。
  3. 前記受信手段は、
    前記第1信号と前記第2信号とが時間多重された信号を受信し、
    前記データテーブルは、
    前記スロットタイミング情報として、前記長いガードインターバルまたは前記短いガードインターバルのいずれかに対応する位置情報を記録し、
    前記決定手段は、
    前記算出手段で算出された時間間隔に対応する位置情報を前記データテーブルから取得し、当該位置情報が示す信号に対して、前記長いガードインターバルに基づく相関演算および前記短いガードインターバルに基づく相関演算を行い、より大きな相関ピークを示すガードインターバルに基づいてスロットタイミングを決定する、
    請求項1記載の無線受信装置。
  4. 前記長いガードインターバルおよび前記短いガードインターバルは、サイクリックプリフィックス法を用いて挿入されたガードインターバルである、
    請求項1記載の無線受信装置。
  5. 請求項1記載の無線受信装置を具備する通信端末装置。
  6. 請求項1記載の無線受信装置を具備する基地局装置。
  7. 長いガードインターバルが挿入された第1信号と、短いガードインターバルが挿入された第2信号とが多重された信号を受信する無線受信装置で使用されるスロット同期方法であって、
    前記長いガードインターバルによる第1相関ピークを検出する第1検出ステップと、
    前記短いガードインターバルによる第2相関ピークを検出する第2検出ステップと、
    前記第1相関ピークと前記第2相関ピークとの間の時間間隔を算出する算出ステップと、
    前記時間間隔とスロットタイミングとの間の対応関係が記録されたデータテーブルを用いて、前記算出ステップで算出された時間間隔に対応するスロットタイミングを決定する決定ステップと、
    を具備するスロット同期方法。
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