JP2007067667A - Telephone exchange main device, telephone exchange system, and telephone directory data management method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複数の電話交換機主装置がネットワークを介して互いに接続された電話交換機システムに関し、特にその電話帳データの管理方法に関する。 The present invention relates to a telephone exchange system in which a plurality of telephone exchange main units are connected to each other via a network, and more particularly to a management method for the telephone directory data.
電話交換機システムは、電話交換機主装置と、それ接続される複数の電話機により構成され、ネットワークを介して複数の電話交換機システムを相互に接続することにより、より大規模の電話交換機システムを構成することができる。 A telephone exchange system is composed of a telephone exchange main unit and a plurality of telephones connected thereto, and a plurality of telephone exchange systems are connected to each other via a network to constitute a larger-scale telephone exchange system. Can do.
複数の電話交換機システムがネットワークで接続された従来の電話交換機システムは、例えば、図6に示すように、ネットワークを介して接続される複数の電話交換機主装置100,200,300と、これら複数の電話交換機主装置にそれぞれ接続される複数の電話機(各々1台のみ示す)とからなる。
For example, as shown in FIG. 6, a conventional telephone exchange system in which a plurality of telephone exchange systems are connected via a network includes a plurality of telephone exchange
電話交換機主装置100は、CPU101、IPインターフェース102、VoIP用CODEC103、メモリ104、及び電話機インターフェース108を備えている。
The telephone exchange
メモリ104は、電話帳データなどの管理データを格納するメモリ空間107と、他システム(電話交換機主装置200あるいは300とそれに接続される電話機)の情報を設定するためのメモリ空間105、および呼毎に相手の名称や電話番号(内線番号)などを管理するためのメモリ空間106を含む。
The memory 104 includes a
電話交換機主装置100は、電話機インターフェース108を介して電話機からの発呼を受け取ると、メモリ空間107に格納されている電話帳データを検索して接続先を認識する。そして、電話交換機主装置100は、認識した接続先に対して接続要求を行い、応答すれば呼を設定する。
When the telephone exchange
電話交換機主装置200及び300は、それぞれ、電話交換機主装置100と同一に構成され、同様に動作する。
The telephone exchange
このような電話交換機システムは、例えば、特許文献1に記載されている。
Such a telephone exchange system is described in
他方、コンピュータネットワークシステムの分野では、ピアツーピアネットワークに分散ハッシュテーブルを用い、高速検索、高速ルーティングが可能で、頻繁なノードの参加・離脱にも対応可能、といった特徴を持つネットワークシステムが種々提案されている(例えば、特許文献2参照。)。 On the other hand, in the field of computer network systems, various network systems have been proposed that use a distributed hash table for peer-to-peer networks, enable high-speed searching and high-speed routing, and can also support frequent node join / leave. (For example, refer to Patent Document 2).
従来の電話交換機システムでは、ネットワークに新たな電話交換機主装置を接続する場合に、新たに接続される電話交換機主装置の設定だけでなく、既にネットワークに接続されている電話交換機主装置の設定変更も行う必要がある。また、ネットワーク接続されているいずれかの電話交換機主装置をネットワークから切り離す場合にも、他の電話交換機主装置の設定変更を行う必要がある。これは、各電話交換機主装置が他の電話交換機主装置が有するデータを参照する仕組みを持っていないので、ネットワークに接続された全ての電話交換機主装置が同一の電話帳データを持つように更新しなければならない、などのためである。 In the conventional telephone exchange system, when a new telephone exchange main unit is connected to the network, not only the setting of the newly connected telephone exchange main unit but also the setting change of the telephone exchange main unit already connected to the network Also need to do. Also, when any of the telephone exchange main apparatuses connected to the network is disconnected from the network, it is necessary to change the setting of the other telephone exchange main apparatus. This is because each telephone switch main unit does not have a mechanism to refer to the data held by other telephone switch main units, so all the telephone switch main units connected to the network are updated to have the same phone book data. Because you have to do that.
このように、従来の電話交換機システムでは、ネットワークに対する電話交換機主装置の追加・削除に伴い、煩雑な作業が必要であるという問題点がある。また、各電話交換機主装置の設定作業は手作業で行われるため、誤設定が生じやすいという問題点もある。 As described above, the conventional telephone exchange system has a problem in that complicated work is required with the addition / deletion of the telephone exchange main unit to / from the network. Further, since the setting work of each telephone exchange main unit is performed manually, there is a problem that erroneous setting is likely to occur.
また、従来のピアツーピアネットワークは、電話交換機システムへの適用が全く考慮されていないという問題点がある。 Further, the conventional peer-to-peer network has a problem that application to a telephone exchange system is not considered at all.
そこで、本発明は、ネットワークに対する主装置の追加、削除が容易に行える電話交換機システムを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a telephone exchange system that can easily add or delete a main device from a network.
本発明は、IPネットワークに接続可能な電話交換機主装置において、前記IPネットワークに接続された1以上の他の電話交換機主装置とピアツーピア接続するためのネットワーク接続手段と、電話帳データを前記他の電話交換機主装置との間で分散管理するための分散ハッシュテーブルを備えたデータ管理手段と、を有していることを特徴とする。 The present invention relates to a telephone exchange main apparatus connectable to an IP network, network connection means for peer-to-peer connection with one or more other telephone exchange main apparatuses connected to the IP network, and telephone book data to the other And a data management means having a distributed hash table for distributed management with the telephone switch main unit.
また、本発明の電話交換機システムは、上記電話交換機主装置が前記IPネットワークに複数接続されたことを特徴とする。 The telephone exchange system according to the present invention is characterized in that a plurality of the telephone exchange main devices are connected to the IP network.
さらに、本発明は、複数の主装置がIPネットワークを介して互いに接続される電話交換機システムの電話帳データ管理方法において、前記複数の主装置が夫々有する電話帳データを、分散ハッシュテーブルを用いて前記複数の主装置で分散管理するようにしたことを特徴とする。 Furthermore, the present invention provides a telephone book data management method for a telephone exchange system in which a plurality of main devices are connected to each other via an IP network. The phone book data held by each of the plurality of main devices is distributed using a distributed hash table. The plurality of main apparatuses are distributedly managed.
本発明によれば、ピアツーピアにより複数の主装置を接続し、分散ハッシュテーブルを用いて電話帳データを管理するようにしたことで、主装置の追加及び削除を容易に行うことができる。 According to the present invention, a plurality of main devices are connected by peer-to-peer, and telephone book data is managed using a distributed hash table, so that addition and deletion of main devices can be easily performed.
また、いずれかの主装置に障害が発生しても、それ以外のシステムの機能を維持することができる。 In addition, even if a failure occurs in any of the main devices, other system functions can be maintained.
以下、本発明の一実施の形態に係る(大規模)電話交換機システムについて図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, a (large-scale) telephone exchange system according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1において、電話交換機主装置(以下、単に主装置という。)10,20,30は、夫々電話機40,50,60に接続され、小規模電話交換機システム(以下、単にシステムという場合は、小規模電話交換システムを指す。)を構成している。これら主装置10,20,30は、また、IPネットワーク40に接続され、大規模電話交換機システムを構成している。主装置10,20及び30の構成は全て同一なので、以下では主装置10について説明する。
In FIG. 1, telephone switch main units (hereinafter simply referred to as main units) 10, 20, and 30 are connected to
主装置10は、プログラム制御により動作するCPU11、IPインターフェース12、音声を音声パケットに変換するCODEC13、電話帳データやDHT(分散ハッシュテーブル)を格納するメモリ14、DHTを制御するためのDHT制御プログラム18、及び電話機とのインターフェース19を有している。
The
CPU11は、IPインタフェース及びメモリ14に格納された制御プログラムとともに、ネットワークに接続された他の主装置とのビアツーピア接続を実現するネットワーク接続手段として機能する。また、CPU11は、メモリ14に格納されたDHT及びDHT制御プログラム18とともに、他の主装置と電話帳データなどを分散管理するデータ管理手段として機能する。
The
メモリ14は、分散ハッシュテーブルを用いた検索結果を一次記憶するキャッシュ空間15、DHTを格納するメモリ空間16、電話帳データを格納するメモリ空間17を有する。メモリ14は、また、図示しないルーチングテーブルやスキップリスト、その他必要な情報を格納するメモリ空間(図示せず)を有する。メモリ14は、DHT制御プログラム18を格納してもよい。
The
次に、図1の電話交換機システムの動作について図2乃至図4を参照して説明する。なお、ここではChordアルゴリズムを想定している。 Next, the operation of the telephone exchange system of FIG. 1 will be described with reference to FIGS. Here, the Chord algorithm is assumed.
主装置10は、起動されると(ステップS301)、まず、自ノードID(ユニークなID)を生成する(ステップS302)。自ノードIDの生成は、CPU11がDHT制御プログラム18を実行することにより、予め定義されているハッシュ関数(例えば、SHA−1)を用いてハッシュ値(=ノードID)を求めることにより行われる。
When activated (step S301), the
次に、主装置10は、IPインターフェース12を介して、自ノードIDを近隣のシステムにブロードキャストし(ステップS303)、近隣システムからの応答を待つ。
Next, the
近隣システムの主装置は、ブロードキャストによるノードIDを受け取ると、予め定められたルールに従って応答信号を生成し、主装置10へ送信する。応答信号には、例えば、近隣システムの主装置が保持するルーチングテーブルやスキップリストにより管理される他システムのノードIDが含まれる。
When receiving the node ID by broadcast, the main device of the neighboring system generates a response signal according to a predetermined rule and transmits it to the
主装置10は、自ノードIDをブロードキャストした後、所定時間が経過するまで、近隣システムからの応答を待つ。応答がなければ、主装置10は、そのまま待機状態に移行する。
The
主装置10は、近隣システムからの応答を受信することにより、他システムのノードIDを取得する(ステップS204)。そして、主装置10は、近隣システムからの応答に基づいてDHT(分散ハッシュテーブル)16を生成する(ステップS205)。
The
次に、主装置10は、近隣システムの応答に含まれる他システムのノードIDを利用するなどして、論理ネットワーク上の検索順が自システムの次に当たるシステム(ノードID=X)を特定する。そして、主装置10は、ノードID=Xのシステムに対し、そのシステムが管理しているハッシュデータの一部を、自システムへ委譲するように要求する(ステップS206)。
Next, the
データ委譲の要求を受けたノードID=Xの主装置は、自身が管理するハッシュデータのうち、主装置10が管理すべきものとなったデータを主装置10へ送信する。
The main device having the node ID = X that has received the data delegation request transmits to the
主装置10は、ノードID=Xの主装置から送信されたデータを受信すると(ステップS207)、受信したデータをDHTに登録する。また、自身が管理する電話帳データ17をハッシュデータに変換し、自身が管理すべきハッシュデータ以外のデータを対応する他の主装置に送信する。その後、主装置10は、待機状態へ移行する(ステップS208)。
When the
主装置10からのハッシュデータを受け取った他の主装置は、受け取ったハッシュデータを自身のDHTに追加登録する。
The other main device that has received the hash data from the
主装置10を含むシステムの大規模電話交換機システムへの追加及びデータの分散管理が実現する。
Addition of a system including the
次に、図3を参照して、上記の動作についてさらに説明する。 Next, the above operation will be further described with reference to FIG.
Chordアルゴリズムにおいては、複数の主装置が論理的に図3の上部に示されるようにリング状に接続される。ここでは、説明を簡単にするため、最大ノード数を24=16個としている。また、主装置A,B,D,及びEが、夫々、ノード11,0,13および9に接続されているものとし、他のノードは空状態であるとする。
In the Chord algorithm, a plurality of main devices are logically connected in a ring shape as shown in the upper part of FIG. Here, to simplify the explanation, the maximum number of nodes is 2 4 = 16. Further, it is assumed that the main devices A, B, D, and E are connected to the
いま、主装置Cがネットワークに接続され、自身のノードIDとしてノードID=5を生成したとする。 Now, assume that the main apparatus C is connected to the network and generates node ID = 5 as its own node ID.
上述したように、主装置Cは、ノードID=5をネットワーク上にブロードキャストする。ネットワーク上には、主装置A,B,DおよびEが存在するので、これらからの応答が得られる。 As described above, the main apparatus C broadcasts the node ID = 5 on the network. Since the main devices A, B, D, and E exist on the network, responses from them can be obtained.
各主装置A,B,D,Eは、少なくとも論理ネットワーク上で両隣に位置する主装置のノードID及びIPアドレスを知っている。例えば、主装置Aは、ノードID=9に位置する主装置EとノードID=13に位置する主装置DのIPアドレスを知っている。したがって、主装置Cは、主装置A,B,DおよびEからの応答に基づいて、論理ネットワーク上でノードID=5の次に位置する主装置がノードID=9の主装置Eであること、及びその物理ネットワーク上の位置(IPアドレス)を認識できる。また、論理ネットワーク上でノードID=5の前に位置する主装置がノードID=0の主装置Bであること、及びその物理ネットワーク上の位置(IPアドレス)を認識できる。 Each main device A, B, D, E knows at least the node ID and IP address of the main device located on both sides of the logical network. For example, the main device A knows the IP addresses of the main device E located at the node ID = 9 and the main device D located at the node ID = 13. Therefore, in the main device C, based on the responses from the main devices A, B, D and E, the main device located next to the node ID = 5 on the logical network is the main device E having the node ID = 9. , And its location on the physical network (IP address). Further, it is possible to recognize that the main device located before the node ID = 5 on the logical network is the main device B having the node ID = 0 and the position (IP address) on the physical network.
一方、ノードID=0の主装置Bは、主装置Cのブロードキャストにより、論理ネットワーク上で次に位置する主装置が、ノードID=9の主装置Eから、ノードID=5の主装置Cとなったことを認識する。同様に、ノードID=9の主装置Eは、主装置Cのブロードキャストにより、論理ネットワーク上で前に位置する主装置が、ノードID=0の主装置Bから、ノードID=5の主装置Cとなったことを認識する。 On the other hand, the main device B with the node ID = 0 is changed from the main device E with the node ID = 9 to the main device C with the node ID = 5 by the main device located next on the logical network by the broadcast of the main device C. Recognize that Similarly, the main device E with the node ID = 9 is transmitted from the main device B with the node ID = 0 to the main device C with the node ID = 5. Recognize that
また、各主装置が分散管理すべきハッシュデータは、ノードIDの生成と同一のハッシュ関数を使用して生成されるため、論理ネットワークの最大ノード数と同じ16個のグループに分類される。つまり、論理ネットワーク上の全てのノードに主装置が接続されている場合には、各主装置が1グループのハッシュデータを管理する。主装置が接続されていないノードが存在する場合には、次のノードに接続された主装置がそのデータを管理する。次のノードにも主装置が接続されていなければ、さらに次のノードに接続された主装置がそれらの空ノードに対応するデータを管理する。例えば、図3において、主装置Cが接続される以前は、ノードID=9に接続された主装置Eが、ノードID=1〜9に接続される主装置が管理すべき9個のグループのハッシュデータを管理する。 Further, since the hash data to be distributed and managed by each main device is generated using the same hash function as that for generating the node ID, it is classified into 16 groups that are the same as the maximum number of nodes in the logical network. That is, when the main device is connected to all nodes on the logical network, each main device manages one group of hash data. If there is a node to which the main device is not connected, the main device connected to the next node manages the data. If the main device is not connected to the next node, the main device connected to the next node manages data corresponding to these empty nodes. For example, in FIG. 3, before the main device C is connected, the main device E connected to the node ID = 9 has nine groups to be managed by the main device connected to the node ID = 1-9. Manage hash data.
主装置Cは、論理ネットワーク上で次に位置する主装置がノードID=9の主装置Eであると認識したならば、ノードID=5より前のハッシュデータの委譲を要求する。主装置Eは、ノードID=1〜5に接続される主装置が管理すべきハッシュデータを主装置Cに引き渡す。 If the main device C recognizes that the next main device located on the logical network is the main device E with the node ID = 9, the main device C requests the transfer of the hash data before the node ID = 5. The main apparatus E delivers the hash data to be managed by the main apparatus connected to the node ID = 1-5 to the main apparatus C.
主装置Cが有するデータはハッシュデータに変換され、対応する主装置のDHTに登録管理される。 Data held by the main device C is converted into hash data and registered and managed in the DHT of the corresponding main device.
以上のようにして、主装置Cの大規模電話交換機システムへの追加が行われる。 As described above, the main device C is added to the large-scale telephone exchange system.
次に、上記電話交換機システムにおけるデータ検索について説明する。 Next, data retrieval in the telephone exchange system will be described.
Chordアルゴリズムにおけるデータ検索は、常に時計回りの行われる線型探索を基本とするが、スキップリストという概念を導入することにより高速サーチを可能にしている。 The data search in the Chord algorithm is based on a linear search that is always performed clockwise, but a high-speed search is made possible by introducing the concept of a skip list.
例えば、ノードID=0の主装置BがノードID=11の主装置Aが管理するデータを参照する場合、単純線形検索では、ノードID=0→ノードID=5→ノードID9→ノードID11の順に検索が行われる。しかし、スキップリストを利用すると、ノードID=0→ノードID9→ノードID11となる。
For example, when the main apparatus B with node ID = 0 refers to data managed by the main apparatus A with node ID = 11, in the simple linear search, node ID = 0 → node ID = 5 → node ID 9 →
さらに、図1及び図4を参照して、主装置10のデータ検索動作について説明する。
Further, the data search operation of the
(小規模)電話交換機システムの処理において(ステップS401)、他システムにて管理しているデータが必要となったときに、データの要求が発生する(ステップS402)。 In the processing of the (small-scale) telephone exchange system (step S401), when data managed by another system is required, a data request is generated (step S402).
主装置10は、データ要求が発生すると、DHT制御プログラムを用いて、要求データのハッシュ値を求める(ステップS403)。
When the data request is generated, the
それから主装置10は、求めたハッシュ値が、キャッシュ用メモリ空間15に存在しないかチェックする(ステップS404)。
Then, the
求めたハッシュ値が既にキャッシュ用メモリ空間15に格納されているならば、それに関連付けて同じくキャッシュ用メモリ空間15に格納されている関連データを取り出し、内部処理に用いる(ステップS409)。
If the obtained hash value is already stored in the
キャッシュ用メモリ空間15に求めたハッシュ値が格納されていなければ、ルーティングテーブルやスキップリストに基づき、検索を依頼すべき主装置のIPアドレスを取得する(ステップS405)。
If the obtained hash value is not stored in the
次に、主装置10は、取得したIPアドレスの主装置に対して先に求めたハッシュ値の検索を依頼する(ステップS406)。検索依頼を受けた主装置は、受け取ったハッシュ値が自身の管理するデータでない場合は、ルーティングテーブルに従って、論理ネットワーク上の次の主装置に検索を依頼する。検索依頼の対象となったハッシュ値が見つかると、それに関連付けられた関連データが、検索依頼とは逆の経路をたどって、主装置10に送られる(ステップS407)。
Next, the
主装置10は、受け取ったハッシュ値及び関連データをキャッシュ用メモリ空間15に格納した後(ステップS408)、内部処理に使用する(ステップS409)。
The
主装置10が、他の主装置からの検索依頼を受けた場合、受け取ったハッシュ値が自身の管理するデータでなければ、ルーティングテーブルに従って、論理ネットワーク上の次の主装置に検索を依頼する。受け取ったハッシュ値が自身が管理するデータの場合は、DHT16を検索し、対応する関連データを読み出して、依頼元の主装置へ送信する。
When the
以上のようにして、本実施の形態に係る大規模電話交換機システムでは、データの分散管理と高速検索が実現できる。 As described above, in the large-scale telephone exchange system according to the present embodiment, distributed data management and high-speed retrieval can be realized.
本実施の形態に係る大規模電話交換機システムによれば、電話交換機主装置をIPインターフェースにてネットワークに接続し、電話交換機主装置間をピアツーピア接続としたことにより、システム追加の際には名称設定(ID設定)のみ行えばよく、接続先の人手による設定等の必要がない。また、システム削除の際には、何ら人手による設定変更を行う必要がない。つまり、本実施の形態に係る大規模電話交換機システムでは、主装置(小規模電話交換機システム)の追加、削除に伴うDHT等の書き換えが自立的に行われるので、システムの追加削除が容易に行える。また、システム削除のDHT等の書き換えが自立的に行われるので、障害発生時にも同様の処理を行うことにより、障害が発生したシステム以外のシステムは正常に動作することができる。 According to the large-scale telephone exchange system according to the present embodiment, the telephone exchange main unit is connected to the network through the IP interface, and the telephone exchange main unit is connected by peer-to-peer connection. (ID setting) only needs to be performed, and there is no need for manual setting of the connection destination. Further, when deleting the system, there is no need to manually change the setting. That is, in the large-scale telephone exchange system according to the present embodiment, rewriting of DHT and the like accompanying the addition and deletion of the main device (small-scale telephone exchange system) is performed autonomously, so that the addition and deletion of the system can be easily performed. . In addition, since the system deletion DHT and the like are rewritten autonomously, by performing the same processing when a failure occurs, systems other than the system in which the failure has occurred can operate normally.
また、本実施の形態に係る大規模電話交換機システムでは、分散ハッシュテーブルの利用により、ネットワーク上の負荷分散と負荷軽減とを実現できる。 Also, in the large-scale telephone exchange system according to the present embodiment, load distribution on the network and load reduction can be realized by using a distributed hash table.
また、一度検索したデータは、キャッシュ用メモリ空間に格納されるので、検索頻度の高いデータについては、他の主装置に検索依頼することなく検索結果が得られ、より高速な検索と、ネットワークの負荷軽減が可能である。 In addition, since the data once searched is stored in the cache memory space, search results can be obtained for data with a high search frequency without requesting other main devices to search. The load can be reduced.
次に、本発明の他の実施の形態に係る大規模電話交換機システムについて図5を参照して詳細に説明する。 Next, a large-scale telephone exchange system according to another embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIG.
図5はCAN(Content-Addressable Network)アルゴリズムを用いて分散ハッシュテーブルを管理する様子を示している。各主装置の構成は、図1に示すものと同じであり、動作もまた、図2及び図4に示すフローチャートとほぼ同じである。 FIG. 5 shows how a distributed hash table is managed using a CAN (Content-Addressable Network) algorithm. The configuration of each main apparatus is the same as that shown in FIG. 1, and the operation is also almost the same as the flowcharts shown in FIGS.
CANでは、各システムが管理するデータはn次元トーラス空間として表される。 In CAN, data managed by each system is represented as an n-dimensional torus space.
今、(1,0)×(0,1)の2次元正方空間を考える。ネットワークに接続されているシステムはhash_x()とhash_y()というハッシュ関数により、論理空間上のハッシュ値(x,y)(但し、0<x<1,0<y<1)を持ち、そのハッシュ値を含む空間を個々に管理する。 Consider a (1,0) × (0,1) two-dimensional square space. A system connected to the network has hash values (x, y) (where 0 <x <1, 0 <y <1) in the logical space by hash functions called hash_x () and hash_y () Each space containing hash values is managed.
図5において、主装置Aはハッシュ値(a,b)を持ち、(0,m)(u,t)(u,1)(0,1)で囲まれた空間を管理している。ここで、ハッシュ値(a,b)がノードIDに相当する。同様に、主装置Bはハッシュ値(e,f)を持ち、(u,0)(1,0)(1,t)(u,t)で囲まれた空間を管理している。また、主装置Dはハッシュ値(g,h)(但し、u<i<1,t<j<s)を持ち、(u,t)(1,t)(1,1)(u,1)で囲まれた空間を管理している。さらに、主装置Eはハッシュ値(c,d)を持ち、(0,0)(u,0)(u,t)(0,t)で囲まれた空間を管理している。 In FIG. 5, the main device A has a hash value (a, b) and manages a space surrounded by (0, m) (u, t) (u, 1) (0, 1). Here, the hash value (a, b) corresponds to the node ID. Similarly, the main apparatus B has a hash value (e, f) and manages a space surrounded by (u, 0) (1, 0) (1, t) (u, t). The main device D has a hash value (g, h) (where u <i <1, t <j <s), and (u, t) (1, t) (1, 1) (u, 1 ). Further, the main apparatus E has a hash value (c, d) and manages a space surrounded by (0, 0) (u, 0) (u, t) (0, t).
以上の状態において、新たにハッシュ値(i,j)を持つシステムCがネットワークに接続されたとすると、そのハッシュ値(i,j)(但し、u<i<1,s<j<1)は、システムDが管理する空間に含まれる。そこで、システムCは、ネットワークに接続されたことを近隣のシステムにブロードキャストし、自身を含む空間を管理しているのがシステムDであることを知る。 In the above state, if a system C having a new hash value (i, j) is connected to the network, the hash value (i, j) (where u <i <1, s <j <1) is , Included in the space managed by the system D. Therefore, the system C broadcasts to the neighboring system that it is connected to the network, and knows that the system D manages the space including itself.
その後システムC及びDは、自立的にシステムDが管理する空間を分割し、(u,s)(1,s)(1,1)(u,1)で囲まれた空間についての管理をシステムCへ委譲する。また、隣接するシステムに対して、(u,s)(1,s)(1,1)(u,1)で囲まれた空間について管理がシステムCに委譲されたことを通知する。 Thereafter, the systems C and D autonomously divide the space managed by the system D and manage the space surrounded by (u, s) (1, s) (1, 1) (u, 1). Delegate to C. Further, it notifies the adjacent system that management has been transferred to the system C for the space enclosed by (u, s) (1, s) (1, 1) (u, 1).
データを探索するときは、要求するデータのハッシュ値(x,y)をあらかじめ定義されているハッシュ関数にて計算し、取得する。そのハッシュ値に基づいて、近隣の空間を管理しているシステムであって、その値に最も近いハッシュ値を持つシステムに対して要求を送信し、データを取得する。 When searching for data, the hash value (x, y) of the requested data is calculated and acquired using a predefined hash function. Based on the hash value, a request is transmitted to a system that manages a neighboring space and has a hash value closest to the value, and obtains data.
たとえば、システムEがシステムCにて管理されているデータ(q,r)を取得する場合、要求されているポイントは自分の管理空間にいないので、システムAに対して要求を送信する。システムAでは、ポイント(q,r)は隣のシステムCが管理している空間にいることがわかるので、システムCにデータの要求を送信する。 For example, when the system E acquires data (q, r) managed by the system C, the requested point is not in its own management space, and therefore a request is transmitted to the system A. In the system A, since the point (q, r) is found in the space managed by the adjacent system C, a request for data is transmitted to the system C.
以上のようにして、本アルゴリズムを使用した場合にも、高速な探索が可能となる。またキャッシュ用のメモリを利用することにより、さらに高速なデータ取得が可能となる。 As described above, even when this algorithm is used, a high-speed search is possible. Further, by using a cache memory, it is possible to obtain data at higher speed.
以上本発明について2つの実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。 Although the present invention has been described with reference to two embodiments, the present invention is not limited to the above embodiments.
例えば、本発明は、同一電話機交換機システム内のVoIP電話機の接続にも利用できる。また、電話交換機システムとコンピュータとが混在するネットワークにも適用できる。 For example, the present invention can be used to connect VoIP telephones in the same telephone exchange system. It can also be applied to a network in which a telephone exchange system and a computer are mixed.
電話交換機システムとコンピュータとが混在するネットワークでは、互いのデータを共有することにより、各ユーザによるシステムデータの変更や、電話交換機による各ユーザに関する情報収集(在席状況や、現在のステータス)などを行い、電話交換機システム内部のアプリケーションで利用するといったことが考えられる。 In a network in which telephone exchange systems and computers are mixed, by sharing each other's data, changes in system data by each user and collection of information about each user by the telephone exchange (attended status and current status), etc. For example, and may be used in an application inside the telephone exchange system.
10,20,30 電話交換機主装置
11 CPU
12 IPインターフェース
13 CODEC
14 メモリ
15 キャッシュ用メモリ空間
16 DHT
17 電話帳データ用メモリ空間
18 DHT制御プログラム
19 電話機インタフェース
40 IPネットワーク
50,60,70 電話機
100,200,300 電話交換機主装置
101 CPU
102 IPインターフェース
103 CODEC
104 メモリ
105 接続先情報用メモリ空間
106 呼制御管理用メモリ空間
107 電話帳データ用メモリ空間
108 DHT制御プログラム
10, 20, 30 Telephone switch
12
14
17 Phonebook Data Memory Space 18 DHT Control Program 19 Telephone Interface 40
102
104
Claims (7)
前記IPネットワークに接続された1以上の他の電話交換機主装置とピアツーピア接続するためのネットワーク接続手段と、電話帳データを前記他の電話交換機主装置との間で分散管理するための分散ハッシュテーブルを備えたデータ管理手段と、を有していることを特徴とする電話交換機主装置。 In a telephone exchange main unit that can be connected to an IP network,
Network connection means for peer-to-peer connection with one or more other telephone switch main units connected to the IP network, and a distributed hash table for managing phone book data distributed among the other telephone switch main units And a data management means comprising: a telephone switching device main apparatus.
前記データ管理手段がChordアルゴリズムを利用することを特徴とする電話交換機主装置。 In the telephone exchange main unit according to claim 1,
The main apparatus of a telephone exchange, wherein the data management means uses a Chord algorithm.
前記データ管理手段がCANアルゴリズムを用いることを特徴とする電話交換機主装置。 In the telephone exchange main unit according to claim 1,
The telephone switch main unit characterized in that the data management means uses a CAN algorithm.
前記複数の主装置が夫々有する電話帳データを、分散ハッシュテーブルを用いて前記複数の主装置で分散管理するようにしたことを特徴とする電話帳データ管理方法。 In a telephone directory data management method for a telephone exchange system in which a plurality of telephone exchange main units are connected to each other via an IP network,
A telephone directory data management method characterized in that the telephone directory data possessed by each of the plurality of main apparatuses is distributed and managed by the plurality of main apparatuses using a distributed hash table.
Chordアルゴリズムを用いることを特徴とする電話帳データ管理方法。 In the telephone directory data management method according to claim 5,
A telephone directory data management method characterized by using a Chord algorithm.
CANアルゴリズムを用いることを特徴とする電話帳データ管理方法。
In the telephone directory data management method according to claim 5,
A telephone directory data management method characterized by using a CAN algorithm.
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