JP2007066934A - Substrate processing apparatus - Google Patents
Substrate processing apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007066934A JP2007066934A JP2005247092A JP2005247092A JP2007066934A JP 2007066934 A JP2007066934 A JP 2007066934A JP 2005247092 A JP2005247092 A JP 2005247092A JP 2005247092 A JP2005247092 A JP 2005247092A JP 2007066934 A JP2007066934 A JP 2007066934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- pod
- wafer
- duct
- process tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
Description
本発明は、基板処理装置に関し、例えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)の製造方法に使用されるアニール装置や拡散装置、酸化装置およびCVD装置等の熱処理装置(furnace )に利用して有効なものに関する。 The present invention relates to a substrate processing apparatus, and is used, for example, in a heat treatment apparatus (furnace) such as an annealing apparatus, a diffusion apparatus, an oxidation apparatus, and a CVD apparatus used in a manufacturing method of a semiconductor integrated circuit device (hereinafter referred to as an IC). Related to effective.
ICの製造方法において、半導体素子を含む集積回路が作り込まれる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)にアニール処理を施すアニール工程には、バッチ式縦形ホットウオール形熱処理装置が広く使用されている。
アニール処理に使用されるバッチ式縦形ホットウオール形熱処理装置(以下、アニール装置という。)としては、処理室を形成するプロセスチューブと、プロセスチューブの外側に同心円に設置された均熱チューブと、均熱チューブの外側に同心円に設置されたヒータユニットとを備えているものがある。
例えば、特許文献1および特許文献2参照。
In an IC manufacturing method, a batch type vertical hot wall heat treatment apparatus is widely used in an annealing process for annealing a semiconductor wafer (hereinafter referred to as a wafer) on which an integrated circuit including semiconductor elements is formed.
A batch type vertical hot wall heat treatment apparatus (hereinafter referred to as an annealing apparatus) used for annealing treatment includes a process tube forming a treatment chamber, a soaking tube arranged concentrically outside the process tube, and a soaking tube. Some have a heater unit installed concentrically outside the heat tube.
For example, see Patent Document 1 and
しかしながら、プロセスチューブと均熱チューブとの二重管構造のアニール装置においては、冷却ガスが均熱チューブとヒータユニットとの間の通路だけに流通する構造であることにより、均熱チューブが冷却されても、均熱チューブ内のプロセスチューブが効果的に冷却されないために、プロセスチューブの処理室内のウエハが充分に冷却されないという問題点がある。
そこで、均熱チューブとプロセスチューブとの隙間内に頂部に至るノズルを敷設して、ノズルの上端から冷却ガスを均熱チューブとプロセスチューブとの隙間の空間内に流下させることにより、均熱チューブとプロセスチューブとを冷却することが考えられる。
この場合においては、均熱チューブとプロセスチューブとを冷却するのに必要な冷却ガスの流量を得るには、多数本のノズルを均熱チューブとプロセスチューブとの隙間内に敷設する必要があると、考えられる。
しかしながら、均熱チューブとプロセスチューブとの隙間は極力狭く設定されているために、ノズルの設置本数には制限があるという問題がある。
However, in the annealing apparatus with a double tube structure consisting of a process tube and a soaking tube, the soaking tube is cooled because the cooling gas flows only through the passage between the soaking tube and the heater unit. However, since the process tube in the soaking tube is not effectively cooled, there is a problem that the wafer in the process chamber of the process tube is not sufficiently cooled.
Therefore, by installing a nozzle that reaches the top in the gap between the soaking tube and the process tube, the cooling gas flows down from the upper end of the nozzle into the space between the soaking tube and the process tube. And cooling the process tube.
In this case, in order to obtain the flow rate of the cooling gas necessary for cooling the soaking tube and the process tube, it is necessary to lay a large number of nozzles in the gap between the soaking tube and the process tube. ,Conceivable.
However, since the gap between the soaking tube and the process tube is set as narrow as possible, there is a problem that the number of nozzles is limited.
本発明の目的は、前記問題点を解決し、処理室内の基板を急速に冷却することができる基板処理装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a substrate processing apparatus capable of solving the above-described problems and rapidly cooling a substrate in a processing chamber.
本願において開示される発明のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)基板を処理する処理室と、
前記基板を加熱するヒータユニットと、
前記処理室と前記ヒータユニットとの間に配置される冷却媒体導入手段とを備えている基板処理装置であって、
前記冷却媒体導入手段は、前記処理室内の前記基板の主面に対し鉛直上方向に向かって延びるように配置され、前記冷却媒体導入手段の前記基板の主面と水平位置に位置する断面形状は前記基板中心方向に比べ、前記基板周方向のサイズが大きくなるように形成されていることを特徴とする基板処理装置。
(2)基板を処理する処理室と、
前記基板を加熱するヒータユニットと、
前記処理室と前記ヒータユニットとの間に配置される冷却媒体導入手段とを備えている基板処理装置であって、
前記冷却媒体導入手段は、前記処理室内の前記基板の主面に対し鉛直上方向に向かって延びるように配置され、前記冷却媒体導入手段の前記基板の主面と水平位置に位置する断面形状は前記基板中心方向に比べ、前記基板周方向のサイズが大きくなるように形成されており、少なくとも一つの噴出口が前記基板より上方に位置され、その噴出口の形状は偏平形状に形成されていることを特徴とする基板処理装置。
Representative inventions disclosed in the present application are as follows.
(1) a processing chamber for processing a substrate;
A heater unit for heating the substrate;
A substrate processing apparatus comprising a cooling medium introducing means disposed between the processing chamber and the heater unit,
The cooling medium introducing means is disposed so as to extend vertically upward with respect to the main surface of the substrate in the processing chamber, and a cross-sectional shape located at a horizontal position with the main surface of the substrate of the cooling medium introducing means is The substrate processing apparatus, wherein the substrate processing apparatus is formed to have a larger size in the circumferential direction of the substrate than in the central direction of the substrate.
(2) a processing chamber for processing a substrate;
A heater unit for heating the substrate;
A substrate processing apparatus comprising a cooling medium introducing means disposed between the processing chamber and the heater unit,
The cooling medium introducing means is disposed so as to extend vertically upward with respect to the main surface of the substrate in the processing chamber, and a cross-sectional shape located at a horizontal position with the main surface of the substrate of the cooling medium introducing means is The size in the circumferential direction of the substrate is larger than that in the substrate center direction, and at least one jet port is positioned above the substrate, and the jet port has a flat shape. A substrate processing apparatus.
前記(1)(2)によれば、冷却媒体導入手段から冷却ガスを噴き出すことにより、処理済みの基板を急速に降温させることができる。 According to the above (1) and (2), the temperature of the processed substrate can be rapidly lowered by ejecting the cooling gas from the cooling medium introducing means.
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施の形態において、図1、図2および図3に示されているように、本発明に係る基板処理装置はICの製造方法におけるアニール工程を実施するアニール装置(バッチ式縦形ホットウオール形アニール装置)10として構成されている。
なお、本実施の形態に係るアニール装置においては、ウエハ1を搬送するウエハキャリアとしては、FOUP(front opening unified pod 。以下、ポッドという。)2が使用されている。
In this embodiment, as shown in FIGS. 1, 2 and 3, the substrate processing apparatus according to the present invention is an annealing apparatus (batch type vertical hot wall type annealing) for performing an annealing process in an IC manufacturing method. Device) 10.
In the annealing apparatus according to the present embodiment, FOUP (front opening unified pod, hereinafter referred to as pod) 2 is used as a wafer carrier for transporting wafer 1.
図1〜図3に示されているように、アニール装置10は型鋼や鋼板等によって直方体の箱形状に構築された筐体11を備えている。筐体11の正面壁にはポッド搬入搬出口12が筐体11の内外を連通するように開設されており、ポッド搬入搬出口12はフロントシャッタ13によって開閉されるようになっている。
ポッド搬入搬出口12の手前にはポッドステージ14が設置されており、ポッドステージ14はポッド2を載置されて位置合わせを実行するように構成されている。ポッド2はポッドステージ14の上に工程内搬送装置(図示せず)によって搬入され、かつまた、ポッドステージ14の上から搬出されるようになっている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
A
筐体11内の前後方向の略中央部における上部には、回転式ポッド棚15が設置されており、回転式ポッド棚15は複数個のポッド2を保管するように構成されている。
すなわち、回転式ポッド棚15は垂直に立設されて水平面内で間欠回転される支柱16と、支柱16に上中下段の各位置において放射状に支持された複数枚の棚板17とを備えており、複数枚の棚板17はポッド2を複数個宛それぞれ載置した状態で保持するように構成されている。
筐体11内におけるポッドステージ14と回転式ポッド棚15との間には、ポッド搬送装置18が設置されており、ポッド搬送装置18はポッドステージ14と回転式ポッド棚15との間および回転式ポッド棚15とポッドオープナ21との間で、ポッド2を搬送するように構成されている。
A
That is, the
A
筐体11内の前後方向の略中央部における下部には、サブ筐体19が後端にわたって構築されている。サブ筐体19の正面壁にはウエハ1をサブ筐体19内に対して搬入搬出するためのウエハ搬入搬出口20が一対、垂直方向に上下二段に並べられて開設されており、上下段のウエハ搬入搬出口20、20には一対のポッドオープナ21、21がそれぞれ設置されている。
ポッドオープナ21はポッド2を載置する載置台22と、ポッド2のキャップを着脱するキャップ着脱機構23とを備えている。ポッドオープナ21は載置台22に載置されたポッド2のキャップをキャップ着脱機構23によって着脱することにより、ポッド2のウエハ出し入れ口を開閉するように構成されている。
ポッドオープナ21の載置台22に対してはポッド2がポッド搬送装置18によって搬入および搬出されるようになっている。
A
The
The
サブ筐体19内の前側領域には移載室24が形成されており、移載室24にはウエハ移載装置25が設置されている。ウエハ移載装置25はボート30に対してウエハ1を装填(チャージング)および脱装(ディスチャージング)するように構成されている。
サブ筐体19内の後側領域には、ボートを収容して待機させる待機室26が形成されている。待機室26にはボートを昇降させるボートエレベータ27が設置されている。
ボートエレベータ27はモータ駆動の送りねじ軸装置やベローズ等によって構成されている。
ボートエレベータ27の昇降台に連結されたアーム28にはシールキャップ29が水平に据え付けられており、シールキャップ29はボート30を垂直に支持するように構成されている。
ボート30は複数本の保持部材を備えており、複数枚(例えば、50枚程度〜150枚程度)のウエハ1をその中心を揃えて垂直方向に整列させた状態で、それぞれ水平に保持するように構成されている。
A
In the rear region in the
The
A
The
図3に示されているように、アニール装置10は中心線が垂直になるように縦に配されて支持された縦形のプロセスチューブ31を備えている。プロセスチューブ31は石英(SiO2 )が使用されて、上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に一体成形されている。
プロセスチューブ31の筒中空部は、ボート30によって長く整列した状態に保持された複数枚のウエハが搬入される処理室32を形成している。プロセスチューブ31の内径は取り扱うウエハの最大外径(例えば、直径300mm)よりも大きくなるように設定されている。
プロセスチューブ31の外側には均熱チューブ33が同心円に被せられており、プロセスチューブ31と均熱チューブ33との間には、気密室を構成する隙間34が極力狭小になるように介設されている。
均熱チューブ33は石英(SiO2 )または炭化シリコン(SiC)が使用されて、上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に一体成形されており、後記するヒータベース49に支持されている。
As shown in FIG. 3, the
The cylindrical hollow portion of the
A
The
プロセスチューブ31の下端は略円筒形状に構築されたマニホールド36に支持されており、マニホールド36の下端開口は炉口35を構成している。マニホールド36はプロセスチューブ31の交換等のために、プロセスチューブ31にそれぞれ着脱自在に取り付けられている。マニホールド36がサブ筐体19に支持されることにより、プロセスチューブ31は垂直に据え付けられた状態になっている。
The lower end of the
図3に示されているように、マニホールド36には排気口37が開設されており、排気口37には処理室32を排気する排気管38の一端部が接続されている。排気管38の他端部は圧力コントローラ41によって制御される排気装置39が圧力センサ40を介して接続されている。
圧力コントローラ41は圧力センサ40からの測定結果に基づいて排気装置39をフィードバック制御するように構成されている。
As shown in FIG. 3, an
The
マニホールド36の下端部にはガス供給管42が処理室32に連通するように配管されており、ガス供給管42には制御手段としてのガス流量コントローラ44によって制御されるアニール用ガス供給装置および不活性ガス供給装置(以下、ガス供給装置という。)43が接続されている。
ガス供給管42から導入されたガスは、処理室32を流通して排気管38から排気される。
A
The gas introduced from the
マニホールド36の下端面には、炉口35を閉塞するシールキャップ29が垂直方向下側から当接するようになっており、シールキャップ29はマニホールド36の外径と略等しい円盤形状に形成されている。
シールキャップ29の中心線上には、回転軸45が挿通されて回転自在に支承されており、回転軸45は駆動コントローラ46によって制御されるモータ47によって回転駆動されるように構成されている。
なお、駆動コントローラ46はボートエレベータ27のモータ27aも制御するように構成されている。
回転軸45の上端にはボート30が垂直に立脚されて支持されており、シールキャップ29とボート30との間には断熱キャップ部48が配置されている。ボート30はその下端が炉口35の位置から適当な距離だけ離間するようにシールキャップ29の上面から持ち上げられた状態で回転軸45に支持されており、断熱キャップ部48はそのボート30の下端とシールキャップ29との間に後記するヒータユニット50からの熱を断熱するように配置されている。
A
On the center line of the
The
The
均熱チューブ33の外側にはヒータユニット50が設置されている。
ヒータユニット50は均熱チューブ33を全体的に被覆する熱容量の小さい断熱槽51を備えており、ヒータユニット50はヒータベース49に垂直に支持されている。
断熱槽51の内側には加熱手段としてのL管形ハロゲンランプ(以下、加熱ランプという。)52が複数本、周方向に等間隔に配置されて同心円に設備されている。加熱ランプ52群は長さが異なる複数規格のものが組み合わされて同心円上に配置されている。
各加熱ランプ52の端子52aは均熱チューブ33の上部および下部にそれぞれ配置されている。
加熱ランプ52はカーボンやタングステン等のフィラメントをL字形状の石英管によって被覆し、石英管内が不活性ガスまたは真空雰囲気に封止されて構成されている。
A
The
Inside the
The
図3に示されているように、断熱槽51の天井面の下側における中央部にはL管形ハロゲンランプ(以下、天井加熱ランプという。)53が複数本、互いに平行で両端を揃えられて敷設されている。天井加熱ランプ53群はボート30に保持されたウエハ1群をプロセスチューブ31および均熱チューブ33の上方から加熱するように構成されている。
天井加熱ランプ53はカーボンやタングステン等のフィラメントをL字形状の石英管によって被覆し、石英管内が不活性ガスまたは真空雰囲気に封止されて構成されている。
なお、ボート30と断熱キャップ部48との間にはキャップ加熱ランプ53A群が、ウエハ1群をプロセスチューブ31の下方から加熱するように構成されている。
As shown in FIG. 3, a plurality of L-tube halogen lamps (hereinafter referred to as ceiling heating lamps) 53 are parallel to each other and aligned at both ends at the central portion below the ceiling surface of the
The ceiling heating lamp 53 is configured by covering a filament such as carbon or tungsten with an L-shaped quartz tube and sealing the inside of the quartz tube with an inert gas or a vacuum atmosphere.
A
図3に示されているように、加熱ランプ52群や天井加熱ランプ53群およびキャップ加熱ランプ53A群は、加熱ランプ駆動装置54に接続されており、加熱ランプ駆動装置54は温度コントローラ55によって制御されるように構成されている。
プロセスチューブ31の内側にはカスケード熱電対56が垂直方向に敷設されており、カスケード熱電対56は計測結果を温度コントローラ55に送信するようになっている。温度コントローラ55はカスケード熱電対56からの計測温度に基づいて加熱ランプ駆動装置54をフィードバック制御するように構成されている。
すなわち、温度コントローラ55は加熱ランプ駆動装置54の目標温度とカスケード熱電対56の計測温度との誤差を求めて、誤差がある場合には誤差を解消させるフィードバック制御を実行するようになっている。
さらに、温度コントローラ55は加熱ランプ52群をゾーン制御するように構成されている。
ここで、ゾーン制御とは、加熱ランプを上下に複数の範囲毎に分割して配置し、それぞれのゾーン(範囲)にカスケード熱電対の計測点を配置し、それぞれのゾーン毎にカスケード熱電対の計測する温度に基づくフィードバック制御を独立ないし相関させて制御する方法、である。
As shown in FIG. 3, the
A
That is, the
Furthermore, the
Here, the zone control means that the heating lamp is divided into a plurality of ranges in the vertical direction, the measurement points of the cascade thermocouples are arranged in each zone (range), and the cascade thermocouples are arranged in each zone. This is a method of controlling feedback control based on the temperature to be measured independently or correlated.
図3および図4に示されているように、加熱ランプ52群の外側には円筒形状に形成されたリフレクタ(反射板)57が、プロセスチューブ31と同心円に設置されており、リフレクタ57は加熱ランプ52群からの熱線をプロセスチューブ31の方向に全て反射させるように構成されている。リフレクタ57はステンレス鋼板に石英をコーティングして形成された材料のように耐酸化性、耐熱性および耐熱衝撃性に優れた材料によって構成されている。
リフレクタ57の外周面には冷却水が流通する冷却水配管58が螺旋状に敷設されている。冷却水配管58はリフレクタ57をリフレクタ表面の石英コーティングの耐熱温度である300℃以下に冷却するように設定されている。
さらに、冷却水配管58はリフレクタ57の冷却領域を上中下段のゾーンに分けてそれぞれ制御し得るように構成されている。冷却水配管58をゾーン制御することにより、プロセスチューブ31の温度を降下させる際に、加熱ランプ52群のゾーンに対応して冷却することができる。
As shown in FIGS. 3 and 4, a reflector (reflector) 57 formed in a cylindrical shape is disposed outside the group of
A cooling
Further, the cooling
図3に示されているように、断熱槽51の天井面には円板形状に形成された天井リフレクタ59がプロセスチューブ31と同心円に設置されており、天井リフレクタ59は天井加熱ランプ53群からの熱線をプロセスチューブ31の方向に全て反射させるように構成されている。天井リフレクタ59も耐酸化性や耐熱性および耐熱衝撃性に優れた材料によって構成されている。
天井リフレクタ59の上面には冷却水配管60が蛇行状に敷設されており、冷却水配管60は天井リフレクタ59を300℃以下に冷却するように設定されている。
As shown in FIG. 3, a
A cooling
図3および図4に示されているように、断熱槽51と均熱チューブ33との間には冷却ガスとしての冷却エアを流通させる冷却エア通路61が、均熱チューブ33を全体的に包囲するように形成されている。断熱槽51の下端部には冷却エアを冷却エア通路61に供給する給気管62が接続されており、給気管62に供給された冷却エアは、冷却エア通路61の全周に拡散するようになっている。
As shown in FIGS. 3 and 4, a cooling
断熱槽51の天井壁における中央部には、冷却エアを冷却エア通路61から排出する排気口63が開設されており、排気口63には排気装置に接続された排気ダクト(図示せず)が接続されている。断熱槽51の天井壁における排気口63の下側には排気口63と連通するバッファ部64が大きく形成されており、バッファ部64の底面における周辺部にはサブ排気口65が複数、バッファ部64と冷却エア通路61とを連絡するように開設されている。これらサブ排気口65により、冷却エア通路61を効率よく排気することができるようになっている。
また、サブ排気口65は断熱槽51の天井壁の周辺部に配置されている。
An exhaust port 63 for discharging cooling air from the cooling
Further, the sub exhaust port 65 is disposed in the peripheral portion of the ceiling wall of the
図3〜図5に示されているように、プロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内には、冷却媒体導入手段としてのダクト70が設置されている。
ダクト70の外側端には冷却媒体供給ライン71の一端が接続されており、冷却媒体供給ライン71の他端には冷却媒体供給装置72が接続されている。冷却媒体供給装置72は冷却媒体として窒素ガスを供給するように構成されており、窒素ガスの供給や供給の停止および供給流量等を流量調整コントローラ73によって制御されるように構成されている。
図6に示されているように、ダクト70は石英または炭化シリコンが使用されて、断面形状が長方形形状の扁平な角管体に形成されているとともに、一端部が直角に屈曲されたエルボ管体に形成されている。ダクト70はエルボ管体の垂直部からなる流入口側ダクト部74と、エルボ管体の水平部からなる流出口側ダクト部75とを備えている。
流入口側ダクト部74はヒータユニット50の下端部において水平に配置されて径方向外側に突出された状態で、ヒータベース49に固定されている。流出口側ダクト部75は処理室32内で処理される際のウエハ1の主面に対し鉛直上方向である垂直方向上向き延びるように隙間34内に配置されている。
ダクト70の流出口側ダクト部75の平面断面形状は、隙間34の弯曲に対応する円弧形状に弯曲されており、処理室32内で処理される際のウエハ1周方向のサイズが処理室32内で処理される際のウエハ1径方向のサイズに比べて大きくなるように設定されている。
As shown in FIGS. 3 to 5, a
One end of a cooling
As shown in FIG. 6, the
The inlet-
The planar cross-sectional shape of the outlet-
図3に示されているように、プロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内には、冷却媒体導出手段としての導出ダクト80が設置されている。導出ダクト80の外側端には冷却媒体導出ライン81の一端が接続されており、冷却媒体導出ライン81の他端には冷却媒体導出装置82が接続されている。冷却媒体導出装置82は冷却媒体として窒素ガスを排出するように構成されており、窒素ガスの供給や供給の停止および供給流量等を流量調整コントローラによって制御されるように構成されている。
As shown in FIG. 3, a lead-out
次に、前記構成に係るアニール装置によるICの製造方法におけるアニール工程を説明する。 Next, an annealing step in the IC manufacturing method using the annealing apparatus having the above-described configuration will be described.
図1および図2に示されているように、ポッド2がポッドステージ14に供給されると、ポッド搬入搬出口12がフロントシャッタ13によって開放され、ポッドステージ14の上のポッド2はポッド搬送装置18によって筐体11の内部へポッド搬入搬出口12から搬入される。
搬入されたポッド2は回転式ポッド棚15の指定された棚板17へポッド搬送装置18によって自動的に搬送されて受け渡され、その棚板17に一時的に保管される。
保管されたポッド2はポッド搬送装置18によって一方のポッドオープナ21に搬送されて載置台22に移載される。この際、ポッドオープナ21のウエハ搬入搬出口20はキャップ着脱機構23によって閉じられており、移載室24、待機室26には窒素ガスが流通されることによって充満されている。例えば、移載室24、待機室26の酸素濃度は20ppm以下と、筐体11の内部(大気雰囲気)の酸素濃度よりも遙に低く設定されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, when the
The loaded
The stored
載置台22に載置されたポッド2はその開口側端面がサブ筐体19の正面におけるウエハ搬入搬出口20の開口縁辺部に押し付けられるとともに、そのキャップがキャップ着脱機構23によって取り外され、ウエハ出し入れ口を開放される。
ポッド2に収納された複数枚のウエハ1はウエハ移載装置25によって掬い取られ、ウエハ搬入搬出口20から移載室24を通じて待機室26へ搬入され、ボート30に装填(チャージング)される。ボート30にウエハ1を受け渡したウエハ移載装置25はポッド2に戻り、次のウエハ1をボート30に装填する。
The
The plurality of wafers 1 stored in the
以降、以上のウエハ移載装置25の作動が繰り返されることにより、一方のポッドオープナ21の載置台22の上のポッド2の全てのウエハ1がボート30に順次装填されて行く。
Thereafter, by repeating the operation of the
この一方(上段または下段)のポッドオープナ21におけるウエハ移載装置25によるウエハのボート30への装填作業中に、他方(下段または上段)のポッドオープナ21には回転式ポッド棚15から別のポッド2がポッド搬送装置18によって搬送されて移載され、ポッドオープナ21によるポッド2の開放作業が同時進行される。
During the loading operation of the wafer into the
図3に示されているように、予め指定された枚数のウエハ1がボート30に装填されると、ウエハ1群を保持したボート30はシールキャップ29がボートエレベータ27によって上昇されることにより、プロセスチューブ31の処理室32に搬入(ボートローディング)されて行く。
図5で参照されるように、上限に達すると、シールキャップ29はマニホールド36に押接することにより、プロセスチューブ31の内部をシールした状態になる。ボート30はシールキャップ29に支持されたままの状態で、処理室32に存置される。
As shown in FIG. 3, when a predetermined number of wafers 1 are loaded into the
As shown in FIG. 5, when the upper limit is reached, the
続いて、不活性ガスがガス供給装置43によってガス供給管42から導入されつつ、プロセスチューブ31の内部が排気口37によって排気されるとともに、加熱ランプ52群や天井加熱ランプ53群およびキャップ加熱ランプ53A群が温度コントローラ55によるシーケンス制御によって目標温度に加熱される。
加熱ランプ52群や天井加熱ランプ53群およびキャップ加熱ランプ53A群の加熱によるプロセスチューブ31の内部の実際の上昇温度と、加熱ランプ52群や天井加熱ランプ53群およびキャップ加熱ランプ53A群のシーケンス制御の目標温度との誤差は、カスケード熱電対56の計測結果に基づくフィードバック制御によって補正される。
また、ボート30がモータ47によって回転される。
Subsequently, while the inert gas is introduced from the
The actual temperature rise inside the
Further, the
プロセスチューブ31の処理室32内の圧力や温度およびボート30の回転が全体的に一定の安定した状態になると、プロセスチューブ31の処理室32にはアニール用ガスがガス供給装置43によってガス供給管42から導入される。
ガス供給管42によって導入されたアニール用ガスは、プロセスチューブ31の処理室32内を流通して排気口37から排気される。
処理室32を流通する際に、アニール用ガスが所定の処理温度に加熱されたウエハ1に接触することによる熱反応により、ウエハ1にはアニール処理が施される。
このアニール処理が施される場合の処理条件の一例は、次の通りである。
処理温度は100〜400℃の間で選択される所定の温度、例えば、200℃で少なくとも処理中は一定温度に維持される。
アニール時に使用されるガスとしては、次のうちから選択される一つが使用される。
(1)窒素(N2 )ガスのみ
(2)窒素ガスと水素(H2 )ガスとの混合ガス
(3)水素ガスのみ
(4)窒素ガスと重水素ガスとの混合ガス
(5)重水素ガスのみ
(6)アルゴン(Ar)ガスのみ
また、処理圧力は、13Pa〜101000Paの間で選択される所定の圧力、例えば、100000Paで、少なくとも処理中は一定圧力に維持される。
When the pressure and temperature in the
The annealing gas introduced by the
When flowing through the
An example of processing conditions when this annealing treatment is performed is as follows.
The processing temperature is a predetermined temperature selected between 100-400 ° C., for example, 200 ° C., and is maintained at a constant temperature at least during the processing.
As the gas used at the time of annealing, one selected from the following is used.
(1) Nitrogen (N 2 ) gas only (2) Nitrogen gas and hydrogen (H 2 ) gas mixed gas (3) Hydrogen gas only (4) Nitrogen gas and deuterium gas mixed gas (5) Deuterium Gas only (6) Argon (Ar) gas only The processing pressure is a predetermined pressure selected between 13 Pa and 101000 Pa, for example, 100,000 Pa, and is maintained at a constant pressure at least during the processing.
ところで、均熱チューブ33およびヒータユニット50の温度は処理温度以上に維持する必要がないばかりでなく、処理温度未満に下げることがかえって好ましいので、アニールステップにおいては、冷却エアが給気管62から供給されて、サブ排気口65、バッファ部64および排気口63から排気されることにより、冷却エア通路61に流通されるようにしてもよい。
この際、断熱槽51は熱容量が通例に比べて小さく設定されているので、急速に冷却することができる。
なお、冷却エア通路61は処理室32から隔離されているので、冷媒ガスとして冷却エアを使用することができる。
但し、冷却効果をより一層高めるためや、エア内の不純物による高温下での腐食を防止するためには、窒素ガス等の不活性ガスを冷媒ガスとして使用してもよい。
Incidentally, the temperature of the soaking
At this time, since the heat capacity of the
Since the cooling
However, an inert gas such as nitrogen gas may be used as the refrigerant gas in order to further enhance the cooling effect or to prevent corrosion at high temperatures due to impurities in the air.
所定の処理時間が経過すると、処理ガスの導入が停止された後に、図4および図5に示されているように、冷却媒体としての窒素ガス90がダクト70に冷却媒体供給装置72から供給される。この際の窒素ガス90の供給流量は、流量調整コントローラ73によって最適値に制御される。
ダクト70に供給された窒素ガス90はダクト70の上端の噴出口76から、プロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内の頂部に向けて噴出される。
プロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内の頂部に向けて噴出された窒素ガス90は、頂部に至った後に隙間34内を流下して行く。隙間34内を流下して行く間に、窒素ガス90はプロセスチューブ31および均熱チューブ33に直接的に接触することにより、プロセスチューブ31と均熱チューブ33とをそれぞれ効果的に冷却する。
プロセスチューブ31と均熱チューブ33とをそれぞれ効果的に冷却した窒素ガス90は、導出ダクト80および冷却媒体導出ライン81を通じて冷却媒体導出装置82によって導出される。
When a predetermined processing time has elapsed, after the introduction of the processing gas is stopped,
The
The
The
この際、ダクト70は扁平の角管体に形成されているので、熱伝達による冷却効果を高めることができる。
また、ダクト70を扁平の角管体に形成することにより、大量の窒素ガス90をプロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内に運ぶことができるので、プロセスチューブ31と均熱チューブ33とを効率よく冷却することができる。
さらに、ダクト70の噴出口76がダクト70の扁平形状に対応して大きく開設されていることにより、噴出口76から噴出される窒素ガス90の噴出率(単位時間当たりの窒素ガス噴出流量)が均一になり易いために、プロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内が均一な降温速度で冷却することになり、その結果、ウエハ1特に周縁を均一な降温速度で冷却することができる。
At this time, since the
Further, by forming the
Furthermore, since the
なお、窒素ガス90のプロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内への導入に際して、ボート30をモータ47によって回転させると、ウエハ1の面内の温度差をより一層低減させることができる。
すなわち、ウエハ1をボート30ごと回転させることにより、窒素ガス90が流通するダクト70にウエハ1を全周にわたって均等に対向させることができるために、ウエハ1の面内の温度差を低減させることができる。
When the
That is, by rotating the wafer 1 together with the
以上のようにして、窒素ガス90はプロセスチューブ31と均熱チューブ33とに直接的に接触して熱を奪うので、プロセスチューブ31と均熱チューブ33との温度は大きいレート(速度)をもって急速に下降する。プロセスチューブ31と均熱チューブ33との温度が急速に下降することにより、プロセスチューブ31の処理室32内のウエハ1群の温度を急速に下降させることができる。
As described above, since the
ウエハ1群が窒素ガス90によって強制的に冷却された後に、シールキャップ29に支持されたボート30はボートエレベータ27によって下降されることにより、処理室32から搬出(ボートアンローディング)される。
このボートアンローディングに際しても、窒素ガス90がプロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内に導入されることにより、ウエハ1群の温度が大きいレート(速度)をもって急速に下降される。
After the group of wafers is forcibly cooled by the
Also during the boat unloading, the
待機室26に搬出されたボート30の処理済みウエハ1は、ボート30からウエハ移載装置25によって脱装(ディスチャージング)され、ポッドオープナ21において開放されているポッド2に挿入されて収納される。
処理済みウエハ1のボート30からの脱装作業の際も、ボート30がバッチ処理したウエハ1の枚数は一台の空のポッド2に収納するウエハ1の枚数よりも何倍も多いために、複数台のポッド2が上下のポッドオープナ21、21に交互にポッド搬送装置18によって繰り返し供給されることになる。
The processed wafer 1 of the
Even when the processed wafers 1 are detached from the
所定枚数の処理済みのウエハ1が収納されると、ポッド2はポッドオープナ21によってキャップを装着されて閉じられる。
続いて、処理済みのウエハ1が収納されたポッド2はポッドオープナ21の載置台22から回転式ポッド棚15の指定された棚板17にポッド搬送装置18によって搬送されて一時的に保管される。
When a predetermined number of processed wafers 1 are stored, the
Subsequently, the
その後、処理済みのウエハ1を収納したポッド2は回転式ポッド棚15からポッド搬入搬出口12へポッド搬送装置18により搬送され、ポッド搬入搬出口12から筐体11の外部に搬出されてポッドステージ14の上に載置される。ポッドステージ14の上に載置されたポッド2は次工程へ工程内搬送装置によって搬送される。
Thereafter, the
以降、前記作用が繰り返されることにより、アニール装置10によってウエハ1に対するアニール処理が実施されて行く。
Thereafter, by repeating the above action, the annealing process is performed on the wafer 1 by the
前記実施の形態によれば、次の効果が得られる。 According to the embodiment, the following effects can be obtained.
1) 熱処理後に、冷却媒体としての窒素ガス90をダクト70によってプロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内に導入することにより、窒素ガス90をプロセスチューブ31と均熱チューブ33とに直接的に接触させることができるので、プロセスチューブ31と均熱チューブ33との温度を急速に下降させることができる。
1) After the heat treatment,
2) プロセスチューブ31と均熱チューブ33との温度を急速に下降させることにより、プロセスチューブ31の処理室32内のウエハ1群を急速に冷却することができるので、アニール装置によるアニール工程のスループットを高めることができる。
2) By rapidly lowering the temperature of the
3) ウエハ群の温度を充分に降温させることにより、熱を帯びたウエハが酸素を多く含んだ雰囲気に晒されることによる自然酸化膜の生成を防止することができ、また、膜質を向上させることができる。
特に、銅(Cu)配線等のパターンが形成されているウエハ群を処理室内で水素ガスのみ、もしくは水素ガスを含んだ状態でアニール処理した後に、ウエハを急速に冷却することにより、銅結晶の欠陥(VOID)を減少させることができる。
3) By sufficiently lowering the temperature of the wafer group, it is possible to prevent the formation of a natural oxide film due to exposure of the heated wafer to an oxygen-rich atmosphere, and to improve the film quality. Can do.
In particular, by annealing a wafer group in which a pattern of copper (Cu) wiring or the like is formed in a processing chamber containing only hydrogen gas or containing hydrogen gas, the wafer is rapidly cooled to thereby form copper crystals. Defects (VOID) can be reduced.
4) ダクト70を扁平の角管体に形成することにより、大量の窒素ガス90をプロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内に運ぶことができるので、プロセスチューブ31と均熱チューブ33とを効率よく冷却することができる。
4) By forming the
5) ダクト70の噴出口76をダクト70の扁平形状に対応して大きく開設することにより、噴出口76から噴出される窒素ガス90の噴出率(単位時間当たりの窒素ガス噴出流量)が均一になり易いために、プロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内が均一な降温速度で冷却することになり、その結果、ウエハ1特に周縁を均一な降温速度で冷却することができる。
5) By opening the
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。 Needless to say, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention.
例えば、ダクトの噴出口はダクトの上端にダクトの扁平形状に対応して大きく開設するに限らず、図7に示されているように、複数個の噴出口77を流出口側ダクト部75におけるプロセスチューブ31側すなわちウエハ1群側の主面に開設してもよい。
For example, the outlet of the duct is not limited to a large opening corresponding to the flat shape of the duct at the upper end of the duct, and a plurality of
ダクトはプロセスチューブ31と均熱チューブ33との隙間34内に設置するに限らず、図8および図9に示されているように、プロセスチューブ31と均熱チューブ33とにそれぞれ隣接して設置してもよい。
図8に示されたダクト70Aは、プロセスチューブ31の外周面に添え付けられて設置されている。
図9に示されたダクト70Bは、均熱チューブ33の内周面に添え付けられて設置されている。
The duct is not limited to be installed in the
The
The
冷却媒体としては、窒素ガスに限らず、冷却エア等を使用してもよい。
アニール用ガスとして水素ガスや重水素ガス等の可燃性ガスの場合には、プロセスチューブ31からの万一のリーク等の安全性を考慮する必要から、好ましくは窒素ガスを用いた方がよいが、アニール用ガスとして可燃性ガスでない場合には冷却エア等を使用してもよい。
The cooling medium is not limited to nitrogen gas, and cooling air or the like may be used.
In the case of a flammable gas such as hydrogen gas or deuterium gas as the annealing gas, it is preferable to use nitrogen gas because it is necessary to consider safety such as a leak from the
ヒータユニットのヒータとしては、加熱ランプを使用するに限らず、誘導加熱ヒータ、珪化モリブデンやFe−Cr−Al合金等の金属発熱体を使用してもよい。 As a heater of the heater unit, not only a heating lamp is used, but also an induction heater, a metal heating element such as molybdenum silicide or Fe—Cr—Al alloy may be used.
前記実施の形態においては、アニール装置について説明したが、酸化・拡散装置やCVD装置等の基板処理装置全般に適用することができる。 Although the annealing apparatus has been described in the above embodiment, it can be applied to all substrate processing apparatuses such as an oxidation / diffusion apparatus and a CVD apparatus.
被処理基板はウエハに限らず、ホトマスクやプリント配線基板、液晶パネル、コンパクトディスクおよび磁気ディスク等であってもよい。 The substrate to be processed is not limited to a wafer, but may be a photomask, a printed wiring board, a liquid crystal panel, a compact disk, a magnetic disk, or the like.
1…ウエハ(基板)、2…ポッド、10…アニール装置(基板処理装置)、11…筐体、12…ポッド搬入搬出口、13…フロントシャッタ、14…ポッドステージ、15…回転式ポッド棚、16…支柱、17…棚板、18…ポッド搬送装置、19…サブ筐体、20…ウエハ搬入搬出口、21…ポッドオープナ、22…載置台、23…キャップ着脱機構、24…移載室、25…ウエハ移載装置、26…待機室、27…ボートエレベータ、28…アーム、29…シールキャップ、30…ボート(基板保持体)、31…プロセスチューブ、32…処理室、33…均熱チューブ、34…隙間、35…炉口、36…マニホールド、37…排気口、38…排気管、39…排気装置、40…圧力センサ、41…圧力コントローラ、42…ガス供給管、43…ガス供給装置、44…ガス流量コントローラ、45…回転軸、46…駆動コントローラ、47…モータ、48…断熱キャップ部、49…ヒータベース、50…ヒータユニット、51…断熱槽、52…加熱ランプ(加熱手段)、53…天井加熱ランプ、53A…キャップ加熱ランプ、54…加熱ランプ駆動装置、55…温度コントローラ、56…カスケード熱電対、57…リフレクタ、58…冷却水配管、59…天井リフレクタ、60…冷却水配管、61…冷却エア通路、62…給気管、63…排気口、64…バッファ部、65…サブ排気口、70、70A、70B…ダクト(冷却媒体導入手段)、71…冷却媒体供給ライン、72…冷却媒体供給装置、73…流量調整コントローラ、74…流入口側ダクト部、75…流出口側ダクト部、76…噴出口、77…複数個の噴出口、80…導出ダクト、81…冷却媒体導出ライン、82…冷却媒体導出装置、90…窒素ガス(冷却ガス)。
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Wafer (substrate), 2 ... Pod, 10 ... Annealing apparatus (substrate processing apparatus), 11 ... Housing, 12 ... Pod loading / unloading exit, 13 ... Front shutter, 14 ... Pod stage, 15 ... Rotary pod shelf, DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記基板を加熱するヒータユニットと、
前記処理室と前記ヒータユニットとの間に配置される冷却媒体導入手段とを備えている基板処理装置であって、
前記冷却媒体導入手段は、前記処理室内の前記基板の主面に対し鉛直上方向に向かって延びるように配置され、前記冷却媒体導入手段の前記基板の主面と水平位置に位置する断面形状は前記基板中心方向に比べ、前記基板周方向のサイズが大きくなるように形成されていることを特徴とする基板処理装置。 A processing chamber for processing the substrate;
A heater unit for heating the substrate;
A substrate processing apparatus comprising a cooling medium introducing means disposed between the processing chamber and the heater unit,
The cooling medium introducing means is disposed so as to extend vertically upward with respect to the main surface of the substrate in the processing chamber, and a cross-sectional shape located at a horizontal position with the main surface of the substrate of the cooling medium introducing means is The substrate processing apparatus, wherein the substrate processing apparatus is formed to have a larger size in the circumferential direction of the substrate than in the central direction of the substrate.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005247092A JP2007066934A (en) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | Substrate processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005247092A JP2007066934A (en) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | Substrate processing apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007066934A true JP2007066934A (en) | 2007-03-15 |
Family
ID=37928820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005247092A Pending JP2007066934A (en) | 2005-08-29 | 2005-08-29 | Substrate processing apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007066934A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010040952A (en) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Hitachi Kokusai Electric Inc | Substrate processing apparatus, and semiconductor device manufacturing method |
JP2012028544A (en) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Ulvac Japan Ltd | Substrate heating furnace |
-
2005
- 2005-08-29 JP JP2005247092A patent/JP2007066934A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010040952A (en) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Hitachi Kokusai Electric Inc | Substrate processing apparatus, and semiconductor device manufacturing method |
JP2012028544A (en) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Ulvac Japan Ltd | Substrate heating furnace |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5117856B2 (en) | Substrate processing apparatus, cooling gas supply nozzle, and semiconductor device manufacturing method | |
US20120083120A1 (en) | Substrate processing apparatus and method of manufacturing a semiconductor device | |
JP2009010009A (en) | Substrate processing apparatus and fabrication process of semiconductor device | |
JP5036172B2 (en) | Substrate processing apparatus, substrate processing method, and semiconductor device manufacturing method | |
JP2008034463A (en) | Substrate processing apparatus | |
JP4498210B2 (en) | Substrate processing apparatus and IC manufacturing method | |
US20100024728A1 (en) | Substrate processing apparatus | |
JP2007095879A (en) | Substrate processing equipment | |
JP4516318B2 (en) | Substrate processing apparatus and semiconductor device manufacturing method | |
JP4282539B2 (en) | Substrate processing apparatus and semiconductor device manufacturing method | |
JP2007066934A (en) | Substrate processing apparatus | |
JP2008172204A (en) | Substrate treating equipment, method of manufacturing semiconductor device, and heater | |
JP2006203033A (en) | Heat treatment apparatus | |
JP4516838B2 (en) | Substrate processing apparatus and semiconductor device manufacturing method | |
JP2008235865A (en) | Substrate processing apparatus and method | |
JP2006093411A (en) | Board processor | |
JP2011003689A (en) | Substrate processing apparatus | |
CN108335998B (en) | Substrate processing apparatus and method for cooling substrate | |
JP2010086985A (en) | Wafer-processing apparatus | |
JP2008311587A (en) | Substrate processing apparatus | |
JP2009099728A (en) | Semiconductor manufacturing device | |
JP2010245422A (en) | Semiconductor manufacturing device | |
JP2009044058A (en) | Substrate treatment apparatus | |
JP2009224457A (en) | Substrate treating apparatus | |
JP2008285735A (en) | Substrate-treating apparatus |