JP2007051804A - プレート型熱交換器 - Google Patents
プレート型熱交換器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007051804A JP2007051804A JP2005236262A JP2005236262A JP2007051804A JP 2007051804 A JP2007051804 A JP 2007051804A JP 2005236262 A JP2005236262 A JP 2005236262A JP 2005236262 A JP2005236262 A JP 2005236262A JP 2007051804 A JP2007051804 A JP 2007051804A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- heat exchanger
- reinforcing inner
- inner fin
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F13/00—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
- F28F13/06—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media
- F28F13/12—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by affecting the pattern of flow of the heat-exchange media by creating turbulence, e.g. by stirring, by increasing the force of circulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/03—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
- F28D1/0308—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other
- F28D1/0325—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0031—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other
- F28D9/0043—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other the plates having openings therein for circulation of at least one heat-exchange medium from one conduit to another
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/025—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being corrugated, plate-like elements
Abstract
【課題】 一対の皿状プレート間に波型プレートを介挿したプレート型熱交換器において、耐圧性の高いものを提供すること。
【解決手段】 波形プレート3の各溝部3aに多数の細長い補強用インナーフィン8を介挿し、補強用インナーフィン8と溝部3aとの接触部を一体にろう付け固定する。その補強用インナーフィン8は、長手方向に沿って繰り返し曲折され、その溝部3a内を流体が溝の深さ方向および幅方向に移動可能に形成する。
【選択図】 図2
【解決手段】 波形プレート3の各溝部3aに多数の細長い補強用インナーフィン8を介挿し、補強用インナーフィン8と溝部3aとの接触部を一体にろう付け固定する。その補強用インナーフィン8は、長手方向に沿って繰り返し曲折され、その溝部3a内を流体が溝の深さ方向および幅方向に移動可能に形成する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、周縁が立ち上げられた一対の皿状プレートを互いに逆向きに重ね合わせるとともに、内部に波形プレートを介挿して、その波形プレートの表面側と裏面側とに異なった流体が流通するプレート型熱交換器に関する。
本発明者らは、すでに一対の皿状プレートと波形プレートとを有するコンパクトな熱交換器を提案している。これは、一対の皿状プレートを互いに逆向きに重ね合わせてその周縁部を液密に固定するとともに、内部に波形プレートを設け、その波形プレートの表面側と裏面側とに異なった流体を流通させるものである。
このような一対の皿状プレートと波形プレートとを用いた熱交換器は、コンパクトで熱交換効率がよい反面、波形プレートの耐圧性に劣る欠点がある。即ち、図11において、一対の皿状の第1プレート1,第2プレート2間に波形プレート3を介挿したものにおいて、波形プレート3の上面側の第1流路4に冷却水を流通させ、その下面側の第2流路5に高温・高圧のオイル等を流通させたとき、高圧のオイル側の第2流路5が変形し波形プレート3に変形部13が形成され、第1流路4側の流体抵抗が増加するとともに、第1流路4の流路面積が減少し、熱交換性能が低下する欠点があった。
そこで本発明は、これらの問題点を解決することを課題とする。
そこで本発明は、これらの問題点を解決することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、周縁を閉塞して対向させた一対の第1プレート(1) および第2プレート(2) と、
両プレート(1) (2) 間に介装され、多数の溝部(3a)が並列されるように、波形に曲折された波形プレート(3) とを有し、
第1プレート(1) と波形プレート(3) との間に第1流路(4) が形成されると共に、第2プレート(2) と波形プレート(3) との間に第2流路(5) が形成され、第1流路(4) に第1流体(6) が流通すると共に、第2流路(5) に第2流体(7) が流通して、両流体(6) (7) 間に熱交換が行われるプレート型熱交換器において、
少なくとも一方の前記流路の前記波形プレート(3) の夫々の溝部(3a)内に、細長い補強用インナーフィン(8) が夫々介装され、
その補強用インナーフィン(8) は、その長手方向に沿って繰り返し曲折されて、前記溝(3a)内を流通する流体がその溝の全深さ方向および全幅方向に移動されつつ、溝の長手方向に進行できるように構成され、
その補強用インナーフィン(8) の両側と、溝部(3a)の両側壁(3b)とが断続的に接して、その接触部が互いにろう付け固定されたことを特徴とするプレート型熱交換器である。
両プレート(1) (2) 間に介装され、多数の溝部(3a)が並列されるように、波形に曲折された波形プレート(3) とを有し、
第1プレート(1) と波形プレート(3) との間に第1流路(4) が形成されると共に、第2プレート(2) と波形プレート(3) との間に第2流路(5) が形成され、第1流路(4) に第1流体(6) が流通すると共に、第2流路(5) に第2流体(7) が流通して、両流体(6) (7) 間に熱交換が行われるプレート型熱交換器において、
少なくとも一方の前記流路の前記波形プレート(3) の夫々の溝部(3a)内に、細長い補強用インナーフィン(8) が夫々介装され、
その補強用インナーフィン(8) は、その長手方向に沿って繰り返し曲折されて、前記溝(3a)内を流通する流体がその溝の全深さ方向および全幅方向に移動されつつ、溝の長手方向に進行できるように構成され、
その補強用インナーフィン(8) の両側と、溝部(3a)の両側壁(3b)とが断続的に接して、その接触部が互いにろう付け固定されたことを特徴とするプレート型熱交換器である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、
前記補強用インナーフィン(8) は、線材をコイル状に曲折したものからなるプレート型熱交換器である。
前記補強用インナーフィン(8) は、線材をコイル状に曲折したものからなるプレート型熱交換器である。
請求項3に記載の本発明は、請求項1において、
前記補強用インナーフィン(8) は、線材を波形に曲折したものからなるプレート型熱交換器である。
前記補強用インナーフィン(8) は、線材を波形に曲折したものからなるプレート型熱交換器である。
請求項4に記載の本発明は、請求項3において、
線材がその長手方向および、直径方向または太さ方向に三次元に曲折されて前記補強用インナーフィン(8) を構成したプレート型熱交換器である。
線材がその長手方向および、直径方向または太さ方向に三次元に曲折されて前記補強用インナーフィン(8) を構成したプレート型熱交換器である。
請求項5に記載の本発明は、請求項1において、
前記補強用インナーフィン(8) は、帯材をその長手方向に平行な中心線の回りに螺旋状に捩じったものからなるプレート型熱交換器である。
前記補強用インナーフィン(8) は、帯材をその長手方向に平行な中心線の回りに螺旋状に捩じったものからなるプレート型熱交換器である。
請求項6に記載の本発明は、請求項1において、
前記補強用インナーフィン(8) は、帯材をその長手方向に波状に曲折すると共に、多数の孔(8a)を形成したものからなるプレート型熱交換器である。
前記補強用インナーフィン(8) は、帯材をその長手方向に波状に曲折すると共に、多数の孔(8a)を形成したものからなるプレート型熱交換器である。
請求項7に記載の本発明は、請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、
前記補強用インナーフィン(8) が一方のプレート内面に接触するプレート型熱交換器である。
前記補強用インナーフィン(8) が一方のプレート内面に接触するプレート型熱交換器である。
請求項8に記載の本発明は、請求項1において、
前記波形プレート(3) の波の各頂部(3c)が前記第1プレート(1) に離反して位置し、それらの間に第1流路(4) が形成され、その第1流路(4) の各溝部(3a)に前記補強用インナーフィン(8) が介装されたプレート型熱交換器である。
前記波形プレート(3) の波の各頂部(3c)が前記第1プレート(1) に離反して位置し、それらの間に第1流路(4) が形成され、その第1流路(4) の各溝部(3a)に前記補強用インナーフィン(8) が介装されたプレート型熱交換器である。
本発明のプレート型熱交換器は、第1流体6と第2流体7との仕切りを構成する波形プレート3の各溝部3aに多数の細長い補強用インナーフィン8が介挿され、その補強用インナーフィン8が溝部3aの両側壁3bにろう付け固定されたものであるから、耐圧性が向上し、波形プレート3の変形を防止して信頼性の高い熱交換器を提供できる。
また補強用インナーフィン8は長手方向に沿って繰り返し曲折されて、その両側が溝部3aの両側壁3bに断続的に接触し、その接触部が互いにろう付け固定されたものであるから、溝部3aを流通する流体を効果的に溝の深さ方向および幅方向に攪拌しつつ、長手方向に円滑に流通させることができる。それにより伝熱性能を向上させる。
上記構成において、線材をコイル状に曲折して補強用インナーフィン8とした場合には、補強用インナーフィン8の製造が容易で、波形プレート3の溝部3aへの装着性がよい。そして、溝部3a内を流通する流体の流れを旋回流にし、比較的流体抵抗を小さくし、攪拌効果を向上できる。それにより伝熱性能が向上する。
上記構成において、線材を波型に曲折し、それを溝部3aに介挿してろう付け固定したものにおいては、耐圧性を有するとともに、溝部3a内を流通する流体の圧力損失を小さくして、それを円滑に流通させることができる。
上記構成において、線材をその長手方向および直径方向または太さ方向に3次元に曲折したものにおいては、補強用インナーフィン8を溝部3aに装着することが容易であるとともに、ろう付け部を大きくとることができ、耐圧性の高いものとなりうる。
補強用インナーフィン8として、帯材をその長手方向に平行な中心線の回りに螺旋状に捻ったものとした場合には、製造が容易で且つ、溝部3a内を流通する流体の流通抵抗を減じ且つ、その流体を螺旋上に効果的に攪拌して、熱交換を促進しうる効果がある。
補強用インナーフィン8として、帯材をその長手方向に波形に曲折するとともに、多数の孔8aを形成したものにおいては、流体が孔8a内を貫通してあらゆる方向へ攪拌され、熱交換性を向上できる。
上記いずれかの構成において、補強用インナーフィン8が一方のプレート内面に接触するようにした場合には、より耐圧性の高いものとなる。
上記構成において、波形プレート3の波の頂部3cを第1プレート1に離反して位置し、それらの間に第1流路4を形成し、その第1流路4の各溝部3aに補強用インナーフィン8を介挿したものにおいて、補強用インナーフィン8の介挿によりその耐圧性を向上しうる効果がある。
上記構成において、波形プレート3の波の頂部3cを第1プレート1に離反して位置し、それらの間に第1流路4を形成し、その第1流路4の各溝部3aに補強用インナーフィン8を介挿したものにおいて、補強用インナーフィン8の介挿によりその耐圧性を向上しうる効果がある。
次に図面に基づいて本発明の各実施の形態につき説明する。
図1は本発明の第1実施例の熱交換器の要部分解斜視図であり、図2はその組立て状態を示す要部破断斜視図およびその全体的外観を示す斜視図である。
また、図3は図2(A)のIII-III矢視断面図である。
図1は本発明の第1実施例の熱交換器の要部分解斜視図であり、図2はその組立て状態を示す要部破断斜視図およびその全体的外観を示す斜視図である。
また、図3は図2(A)のIII-III矢視断面図である。
この熱交換器は、周縁を立ち上げて皿状に形成した一対の第1プレート1,第2プレート2間に波形プレート3を介挿する。第1プレート1,第2プレート2は、その周縁部にフランジ部12が形成されている。さらに、第1プレート1にはその対角位置に一対ずつの出入口9,出入口10が設けられている。なお、出入口10は、その周縁に形成された凹陥部14の底部に開口が穿設されている。なお、この例では第2プレート2には、出入り口が設けられていない。
次に波形プレート3は、その長手方向両端部に平坦部3dが設けられるとともに、両側にフランジ部12が形成されており、それ以外の中間部には多数の溝部3aが並列して波形に曲折成形されている。この波形プレート3の波の振幅は図3から明らかなように、上下一対の対向する第1プレート1,第2プレート2の高さより低く形成され、波形プレート3の頂部3cと第1プレート1内面との間に隙間tが形成されている。なお、波形プレート3には図1および図2に示す如く、第1プレート1の出入口10に整合した位置に連通孔11が形成されている。
次に、波形プレート3の各溝部3aに挿入される多数の細長い補強用インナーフィン8は、線材をコイル状に形成したものからなり、その直径は図3に示す如く波形プレート3の両側壁3b間にその外面が接触する大きさに形成されている。そして、図2〜図3に示す如く、多数の補強用インナーフィン8を波形プレート3の各溝部3aに挿入するとともに、それらを一対の第1プレート1,第2プレート2間に介挿する。なお、互いに接触される各部品の少なくとも一方の外表面には、ろう材が被覆されている。
このように組み立てられた熱交換器は、高温の炉内に挿入されて各接触部間が一体的にろう付け固定される。この例では図3に示す如く、波形プレート3の溝部3aの裏面側が第2プレート2に接触してろう付け固定されるとともに、波形プレート3と第1プレート1内面とは離間している。
このようにしてなる熱交換器は、図2(B)の如く一方の出入口10から第2流体7が流入し、それが波形プレート3と第2プレート2との間の第2流路5内を流通し、他方の出入口10よりそれが流出する。また、第1流体6が第1プレート1の出入口9から流入し、波形プレート3と第1プレート1との間に形成された第1流路4内を流通し、他方の出入口9よりそれが流出する。そして、第1流体6と第2流体7との間に熱交換が行われるものである。
このとき第1流体6,第2流体7のいずれか一方が高温・高圧流体である場合にも、補強用インナーフィン8の存在により波形プレート3の溝部3aが変形することはない。なぜならば、補強用インナーフィン8と溝部3aの一対の側壁3bとが一体にろう付け固定され、溝部3bの変形を防止するからである。また、第1流路4内の補強用インナーフィン8の存在により、第1流体6は各溝部3a内を深さ方向および幅方向のいずれにも攪拌されるとともに、溝部3aの長手方向に円滑に流通される。
なお、図3の例では補強用インナーフィン8は溝部3aの一対の側壁3bのみに接触してろう付け固定されていたが、それに加えて図4の如く補強用インナーフィン8の上下両面が第1プレート1の内面および溝部3aの底面に接触し、その接触部がろう付け固定されたものであってもよい。このようにすることにより、より耐圧性が高く、攪拌性能の大きなものとなる。
また、この例では波形プレート3の頂部3cと第1プレート1内面とを離反し、その隙間に第1流体6が流通するようにして、伝熱面を大きくしたが、それに限らず本発明は、波形プレート3の頂部3cと第1プレート1内面とを接触させたものであってもよい。更には、この例では第1プレート1側に一対づつの出入口9と出入口10とを設けたが、それに変えて、一対の第1の出入口9を第1プレート1側に設け、一対の第2の出入口10を第2プレート2側に設けてもよい。
次に図5は、本発明の他の実施例であり、この例は線材を矩形波状に形成し、それを波形プレート3の溝部3aに嵌着してろう付け固定したものである。なお、第1プレート1および第2プレート2は前記実施例と同一である。この例の補強用インナーフィン8は線材を2次元的に曲折したが、それに変えて図6の如く、3次元的に曲折してもよい。即ち、線材を長手方向およびその直径方向に矩形波状に曲折することもできる。この場合、補強用インナーフィン8の両側は溝部3aの側壁3bに整合するように形成される。このようにすることにより、補強用インナーフィン8を溝部3aに安定して嵌着することができる。
次に、図7は補強用インナーフィン8として、金属製帯状材をその長手方向に平行な中心線の周りに螺旋状にねじったものである。このような補強用インナーフィン8を波形プレート3の溝部3aに嵌着し、その接触部をろう付け固定して用いることができる。この場合、補強用インナーフィン8と溝部3aとの接触部は多数の断続した点状になり、その各点においてろう付けされる。同様に図1〜図4の例も断続した多数の点状になる。これに対して、図5および図6の例は補強用インナーフィン8と溝部3aとの接触部が断続した多数の線状になり、その接触部で波形プレート3と一体にろう付け固定される。
次に、図8の例は、補強用インナーフィン8として、多数の孔8aを有する帯状材を矩形波状に形成する。そして、それを波形プレート3の溝部3aにそれを嵌着し、その接触部を一体にろう付け固定したものである。同図の(A)はその斜視図を示し、(B)は横断面図を示す。この例では補強用インナーフィン8の波の振幅方向を溝部3aの深さ方向に一致させている。
これに対し、図9の例の補強用インナーフィン8は、同様のものを用い、その波の振幅方向を溝部3aの溝幅方向に一致させている。なお、この例では溝部3aの側壁3bに整合する形状に補強用インナーフィン8の両側面を形成している。また、図8および図9の例は、何れも多数の長円形の孔8aを断続的に穿設している。このようにすることにより、溝部3aを流通する流体が孔8aを貫通して流通し、攪拌効果を高めることができる。
次に、図10は、本発明のさらに他の実施例を示し、この例は補強用インナーフィン8が第1流路4および第2流路5の両者に介挿されたものである。そして、それぞれの補強用インナーフィン8の両側が各溝部3aの側壁3bに接触してろう付け固定されている。このようにすることにより、より耐圧性の高いものとなる。
なお、補強用インナーフィン8の曲折ピッチおよび孔8aの大きさ、その他は適宜設計され、その攪拌性能および流体抵抗を最適なものとすることができる。同様に線材を曲折した補強用インナーフィン8においても、その太さやピッチを換えることにより、溝部3aに流通する流体の攪拌性能および流通抵抗を最適なものとすることができるとともに、耐圧性能を所望の値にすることができる。
また、実施例の波形プレート3はその溝部3aを矩形に形成したが、それに換えて三角波あるいは、断面サインカーブ状に形成することもできる。
また、実施例の波形プレート3はその溝部3aを矩形に形成したが、それに換えて三角波あるいは、断面サインカーブ状に形成することもできる。
1 第1プレート
2 第2プレート
3 波形プレート
3a 溝部
3b 側壁
3c 頂部
3d 平坦部
4 第1流路
5 第2流路
2 第2プレート
3 波形プレート
3a 溝部
3b 側壁
3c 頂部
3d 平坦部
4 第1流路
5 第2流路
6 第1流体
7 第2流体
8 補強用インナーフィン
8a 孔
9 出入口
10 出入口
11 連通孔
12 フランジ部
13 変形部
14 凹陥部
7 第2流体
8 補強用インナーフィン
8a 孔
9 出入口
10 出入口
11 連通孔
12 フランジ部
13 変形部
14 凹陥部
Claims (8)
- 周縁を閉塞して対向させた一対の第1プレート(1) および第2プレート(2) と、
両プレート(1) (2) 間に介装され、多数の溝部(3a)が並列されるように、波形に曲折された波形プレート(3) とを有し、
第1プレート(1) と波形プレート(3) との間に第1流路(4) が形成されると共に、第2プレート(2) と波形プレート(3) との間に第2流路(5) が形成され、第1流路(4) に第1流体(6) が流通すると共に、第2流路(5) に第2流体(7) が流通して、両流体(6) (7) 間に熱交換が行われるプレート型熱交換器において、
少なくとも一方の前記流路の前記波形プレート(3) の夫々の溝部(3a)内に、細長い補強用インナーフィン(8) が夫々介装され、
その補強用インナーフィン(8) は、その長手方向に沿って繰り返し曲折されて、前記溝(3a)内を流通する流体がその溝の全深さ方向および全幅方向に移動されつつ、溝の長手方向に進行できるように構成され、
その補強用インナーフィン(8) の両側と、溝部(3a)の両側壁(3b)とが断続的に接して、その接触部が互いにろう付け固定されたことを特徴とするプレート型熱交換器。 - 請求項1において、
前記補強用インナーフィン(8) は、線材をコイル状に曲折したものからなるプレート型熱交換器。 - 請求項1において、
前記補強用インナーフィン(8) は、線材を波形に曲折したものからなるプレート型熱交換器。 - 請求項3において、
線材がその長手方向および、直径方向または太さ方向に三次元に曲折されて前記補強用インナーフィン(8) を構成したプレート型熱交換器。 - 請求項1において、
前記補強用インナーフィン(8) は、帯材をその長手方向に平行な中心線の回りに螺旋状に捩じったものからなるプレート型熱交換器。 - 請求項1において、
前記補強用インナーフィン(8) は、帯材をその長手方向に波状に曲折すると共に、多数の孔(8a)を形成したものからなるプレート型熱交換器。 - 請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、
前記補強用インナーフィン(8) が一方のプレート内面に接触するプレート型熱交換器。 - 請求項1において、
前記波形プレート(3) の波の各頂部(3c)が前記第1プレート(1) に離反して位置し、それらの間に第1流路(4) が形成され、その第1流路(4) の各溝部(3a)に前記補強用インナーフィン(8) が介装されたプレート型熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005236262A JP2007051804A (ja) | 2005-08-17 | 2005-08-17 | プレート型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005236262A JP2007051804A (ja) | 2005-08-17 | 2005-08-17 | プレート型熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007051804A true JP2007051804A (ja) | 2007-03-01 |
Family
ID=37916369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005236262A Pending JP2007051804A (ja) | 2005-08-17 | 2005-08-17 | プレート型熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007051804A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009120128A1 (en) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | Titanx Engine Cooling Holding Ab | Heat exchanger, such as a charge air cooler |
JP2010121925A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-06-03 | Atago Seisakusho:Kk | 熱交換器 |
WO2012088466A1 (en) * | 2010-12-22 | 2012-06-28 | Flexenergy Energy Systems, Inc. | Refold heat exchanger |
US20160211192A1 (en) * | 2013-08-30 | 2016-07-21 | Denso Corporation | Cooler |
WO2019141513A1 (de) * | 2018-01-22 | 2019-07-25 | Linde Aktiengesellschaft | Verwirbelungsvorrichtung für einen plattenwärmeübertrager und plattenwärmeübertrager |
-
2005
- 2005-08-17 JP JP2005236262A patent/JP2007051804A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009120128A1 (en) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | Titanx Engine Cooling Holding Ab | Heat exchanger, such as a charge air cooler |
US10345053B2 (en) | 2008-03-28 | 2019-07-09 | Titanx Holding Ab | Heat exchanger, such as a charge air cooler |
JP2010121925A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-06-03 | Atago Seisakusho:Kk | 熱交換器 |
WO2012088466A1 (en) * | 2010-12-22 | 2012-06-28 | Flexenergy Energy Systems, Inc. | Refold heat exchanger |
RU2568230C2 (ru) * | 2010-12-22 | 2015-11-10 | Флексэнерджи Энерджи Системз, Инк. | Теплообменник с вторичной складчатостью |
US20160211192A1 (en) * | 2013-08-30 | 2016-07-21 | Denso Corporation | Cooler |
US9818673B2 (en) * | 2013-08-30 | 2017-11-14 | Denso Corporation | Cooler |
WO2019141513A1 (de) * | 2018-01-22 | 2019-07-25 | Linde Aktiengesellschaft | Verwirbelungsvorrichtung für einen plattenwärmeübertrager und plattenwärmeübertrager |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101874192B (zh) | 板层积式热交换器 | |
JP6567097B2 (ja) | プレート式熱交換器、およびそれを備えたヒートポンプ式暖房給湯システム | |
EP2878909B1 (en) | Plate-type heat exchanger and refrigeration cycle device comprising same | |
JP4944009B2 (ja) | 積層ディスク形熱交換器 | |
CN101802540B (zh) | 板层积式热交换器 | |
US5722485A (en) | Louvered fin heat exchanger | |
US6595273B2 (en) | Heat exchanger | |
US20090236083A1 (en) | Heat Exchanger for Small Components | |
KR20060134864A (ko) | 열 교환 요소 및 열 교환 요소로 제조된 열 교환기 | |
CN105102917A (zh) | 热交换器 | |
JP2010114174A (ja) | ヒートシンク用コア構造 | |
JP2007051804A (ja) | プレート型熱交換器 | |
JP6122266B2 (ja) | 熱交換器 | |
US20200370834A1 (en) | Enhanced heat transfer surface | |
JP5785883B2 (ja) | 熱交換器およびそれを用いたヒートポンプ式給湯機 | |
JP6674262B2 (ja) | 熱交換器及びその製造方法 | |
US20050039899A1 (en) | Turbulator for heat exchanger | |
JP5788284B2 (ja) | 積層型熱交換器 | |
JP2010121925A (ja) | 熱交換器 | |
CA2893104C (en) | Tubing element for a heat exchanger means | |
JP5958917B2 (ja) | フィンチューブ型熱交換器 | |
EP2663825B1 (en) | Heat exchanger | |
JP5341549B2 (ja) | ヒートシンク | |
US11009296B2 (en) | Heat exchange conduit and heat exchanger | |
WO2021054173A1 (ja) | 伝熱フィン及びその製造方法 |