JP2007048639A - Coaxial cable finished goods - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パソコンの液晶ディスプレイ、携帯電話、小型通信機端末、更には電子機器内部配線などの用途に適した高速伝送用同軸ケーブル加工品に関する。 The present invention relates to a high-speed transmission coaxial cable processed product suitable for applications such as a liquid crystal display of a personal computer, a mobile phone, a small communication device terminal, and an internal wiring of an electronic device.
近年、パソコンを始めとする各種電子機器の小型化に伴い、同軸ケーブル群を従来に比べてはるかに狭いスペースに高精度のピッチで、しかも、機器側の特性インピーダンスに整合するように配線することが要求されている。この要求に対処するためには、各同軸ケーブルの中心導体を所定のピッチのコネクタ端子や基板の回路に正確に接続する必要がある。
その一例として、ピッチ変換配線基板を使用して狭ピッチ化することが知られている(例えば、特許文献1参照)。この接続態様は、図3に示されるように、配線基板(9)、金属グランドバー接続部(10)、同軸ケーブル群(1)の各ケーブルの中心導体を接続した一括接続パッド(11)を含んでいる。その際、この態様は、配線基板(9)はその片面のみが利用された単層構造であり、これに伴ってグランドパターンである金属グランドバー接続部(10)も一箇所であることと配線基板(9)の途中からピッチが狭くなっていることに特徴がある。その結果、配線基板(9)に接続された同軸ケーブル群(1)をヒンジ部等の設置機器の狭い丸孔部を通す場合、次のような問題が生じる。すなわち、配線基板(9)の広幅部分の幅は通常3.0mm〜10.0mmにあり、該丸孔部の内径より大きい場合が殆どであるので、同軸ケーブル群(1)の設置不可という根本的な問題が生ずる。
上記問題を回避するためには、幅方向に変形が容易な配線基板が使用される。この場合には、配線基板を強制的に変形させて該丸孔部を通過させることは可能であるものの、該配線基板に塑性変形や亀裂が生じ、ひいては、ハンダ付部が剥離してしまう等の致命的損傷が惹起される。従って、これら従来法では、同軸ケーブル群(1)を設置機器の狭い丸孔部を通して設置しようとする場合の根本的な解決策とはなっていない。
又、前述の特許文献1の態様では、配線基板(9)にハンダ付けした後の同軸ケーブル群(1)を、一括接続パッド(11)を中心導体毎に一本ずつ切り離す必要がある。従って、この態様は、加工工数が掛かり過ぎるという問題も抱えている。又、この態様では、同軸ケーブル群(1)と配線基板(9)との接続損失が大きく、しかも信号変換効率が良くないという問題もある。
In recent years, with the miniaturization of various electronic devices such as personal computers, the coaxial cable group is wired in a much narrower space with a high-precision pitch and matched to the characteristic impedance on the device side. Is required. In order to cope with this requirement, it is necessary to accurately connect the central conductor of each coaxial cable to a connector terminal of a predetermined pitch or a circuit on the board.
As one example, it is known to narrow the pitch by using a pitch conversion wiring board (see, for example, Patent Document 1). As shown in FIG. 3, this connection mode includes a collective connection pad (11) that connects the central conductor of each cable of the wiring board (9), the metal ground bar connection (10), and the coaxial cable group (1). Contains. In this case, the wiring board (9) has a single-layer structure in which only one side is used, and the metal ground bar connecting portion (10) which is a ground pattern is also provided in one place. The pitch is narrow from the middle of the substrate (9). As a result, when the coaxial cable group (1) connected to the wiring board (9) is passed through a narrow round hole portion of an installation device such as a hinge portion, the following problem occurs. That is, the width of the wide portion of the wiring board (9) is normally 3.0 mm to 10.0 mm, and is almost always larger than the inner diameter of the round hole portion, so that the coaxial cable group (1) cannot be installed. Problems arise.
In order to avoid the above problem, a wiring board that can be easily deformed in the width direction is used. In this case, although it is possible to forcibly deform the wiring board and pass through the round hole, plastic deformation or cracks are generated in the wiring board, and the soldered part is peeled off. Cause fatal damage. Therefore, these conventional methods are not a fundamental solution in the case where the coaxial cable group (1) is to be installed through a narrow circular hole portion of the installation equipment.
Further, in the above-described aspect of
したがって、本発明の課題は、同軸ケーブル加工品全体の幅寸法を縮小化し、細径の丸孔部等の狭いスペースにも設置可能で、尚且つ、インピーダンス整合した同軸ケーブル加工品を提供することにある。 Therefore, an object of the present invention is to provide a coaxial cable processed product that can be installed in a narrow space such as a small-diameter round hole portion, and the impedance is matched, by reducing the overall width of the coaxial cable processed product. It is in.
本発明によれば、上記課題は、配線基板として、該基板上の全ての信号線がこれに接続される同軸ケーブル群とインピーダンス整合するような多層基板構造を採用するとともに各層に中心導体接続部及び金属グランドバー接続部を配置し、そして、各層に同軸ケーブル群を接続することにより達成される。 According to the present invention, the above-described problem is that a multi-layer board structure in which all signal lines on the board are impedance-matched with a coaxial cable group connected thereto is used as a wiring board, and a central conductor connecting portion is provided in each layer. And metal ground bar connections, and by connecting coaxial cables to each layer.
上記の構成を採る本発明によれば、以下のような顕著な作用・効果が奏される。
a.配線基板と同軸ケーブルとのインピーダンス整合がなされているので、接続ロスが無く、信号変換効率が改善される。
b.端末加工同軸ケーブル群の複数本が、多層構造の配線基板の各層に分散されるので、配線基板の幅が大幅に縮小される。その結果、端末加工同軸ケーブル全体の幅寸法、ひいては配線基板の幅がその層数(n)に対応して凡そn分の1に縮小され、微細丸孔部も通過し得るので、適用用途が大幅に拡大する。
因みに、図3の従来の態様では、配線基板の幅にほぼ近い幅を有する単一の金属グランドバー接続部(グランドパターン)(10)に一括ハンダ付けされるので、上記の効果は期待するべくもない。
c. 従来のように、一括接続パッドを一本ずつ切り離す必要がないので、生産性が格段に向上する。
According to the present invention employing the above-described configuration, the following remarkable actions and effects can be achieved.
a. Since impedance matching between the wiring board and the coaxial cable is performed, there is no connection loss and signal conversion efficiency is improved.
b. Since a plurality of end-processed coaxial cable groups are distributed in each layer of the multilayered wiring board, the width of the wiring board is greatly reduced. As a result, the overall width of the end-processed coaxial cable, and hence the width of the wiring board, is reduced to about 1 / n corresponding to the number of layers (n), and the fine round hole can pass through. Enlarge significantly.
Incidentally, in the conventional mode of FIG. 3, since the single metal ground bar connection portion (ground pattern) (10) having a width substantially close to the width of the wiring board is collectively soldered, the above effect should be expected. Nor.
c. Since it is not necessary to separate the batch connection pads one by one as in the prior art, productivity is greatly improved.
以下、本発明を、2層配線基板を用いた例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の同軸ケーブル加工品の一例を示す平面図である。
図2は、図1の側面図である。
図3は、従来の同軸ケーブル加工品を示す平面図である。
図1及び図2においては、図3の同軸ケーブル群(1)を2組(1a)、(1b)の同軸ケーブル群に分割し、一方を配線基板(9)の表面(9a)に、他方を配線基板(9)の裏面(9b)に接続した例が示されている。従って、本例では、図3の配線基板(9)の広幅部の幅は凡そ2分の1に縮小されている。
上記の態様において、同軸ケーブル群(1a)、(1b)は、夫々の先端部近傍で粘着テープにより所定のピッチで引き揃えられ且つ先端揃えされてフラット状ケーブルを構成している。そして、各ケーブルにおいては、各先端部を起点として、所定長さの中心導体群(5a)、誘電体層群(4b)、横巻きからなるシールド層群(3a)、そして、シース層群(2a)が順次露出している。その際、露出したシールド層群(3a)は金属グランドバー(7a)に一括ハンダ付けされたうえで、更に、配線基板(9)の表面(9a)の金属グランドバー接続部(10a)に接続されている。同様にして、露出したシールド層群(3b)も金属グランドバー(7b)に一括ハンダ付けされたうえで、更に、配線基板(9)裏面(9b)の金属グランドバー接続部(10b)に接続されている。更に、配線基板(9)表面(9a)では、露出した中心導体群(5a)が中心導体接続部(11a)に、そして、配線基板(9)裏面(9b)では、露出した中心導体群(5b)が中心導体接続部(11b)に接続されている。又、(6a)及び(6b)は、シールド層群(3a)、(3b)並びに中心導体群(5a)、(5b)を配線基板(9)に接続するためのハンダ、そして、(8a)及び(8b)は、図2に示すシース層群(2a)、(2b)の除去開始点である。
本発明においては、配線基板(9)が、これに接続される同軸ケーブルとインピーダンス整合していることが重要である。更に言えば、接続される同軸ケーブル群の全ての信号線と配線基板(9)上の全ての信号線とがインピーダンス整合している必要がある。インピーダンス整合の手段としては、配線基板(9)上あるいは基板内部にチップコンデンサ、チップインダクタンス、チップ抵抗等のLCR素子を配設するか、スルーホール付き多層基板の配線容量、配線インダクタンス、更には、配線抵抗を利用してインピーダンス整合させる態様が挙げられる。その際、同軸ケーブル群(1a)、(1b)とインピーダンス整合化させる配線基板(9)の特性インピーダンス値としては、これら同軸ケーブル群の特性インピーダンス値に応じて50Ω、80Ω、100Ω等各種の値に設定すればよい。
更に、この配線基板(9)について詳述する。
その層数としては、基板幅、面積、信号線数に応じて2層〜10層程度の範囲から適宜選択すればよい。構成材料としては、ガラスエポキシ、紙エポキシ、ベークライト、更にはポリイミド等各種材料が挙げられるが、その中でも、薄くて、強度も高いガラスエポキシ基板又はポリイミド基板からなる耐熱性基板がより好ましい。又、配線基板(9)の厚さはハンダ耐熱性及び寸法縮小化を考慮して0.5mm〜3.0mmであることが好ましい。
次に、配線基板(9)上に設けられた金属グランドバー接続部(10a)、(10b)については、強度等を考慮して厚さが0.01mm〜0.1mm、幅は金属グランドバー(7a)、(7b)の幅に合わせながら、0.5mm〜1.5mmとするのが好ましい。
一方、中心導体接続部(11a)、(11b)については、接続強度等を考慮し、厚さが0.01mm〜0.1mm、幅が0.3mm〜1.0mm、そして、ピッチは、同軸ケーブル群(1a)、(1b)のピッチに合わせて、0.2mm〜1.0mmとするのが好ましい。尚、パターンの材質としては、すずメッキ、ハンダメッキした銅等の金属からなる金属箔が常用されている。
本発明で使用する同軸ケーブルとしては、外径が0.2mm〜1.0mmの細径化ないし極細化ケーブルが好ましく用いられる。このとき、中心導体群(5a)、(5b)としては、通常、直径が0.02mm〜0.15mmのスズ入り銅合金、銀銅合金線、あるいは軟銅線等からなる導線の単線又はそれら単線を撚り合わせた、外径が0.06mm〜0.6mmの細線が好ましく用いられる。これら中心導体群を被覆する誘電体層群(4a)、(4b)は、絶縁性を有する任意の合成樹脂、例えば、ポリエチレン、フッ素樹脂などで構成される。同軸ケーブルの信号伝送特性及びハンダ固定を行う際の耐熱性の点では、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などのフッ素樹脂が好ましく用いられる。これらの誘電体層は、その同軸ケーブルの特性インピーダンスを考慮し、0.03mm〜0.3mmの厚さに調整すればよい。
誘電体層に被覆されるシールド層群(3a)、(3b)としては、通常、スズ入り銅合金線、銀銅合金線や軟銅線などの横巻きや編組、縦添え等が用いられる。そのなかでも、シールド素線束の仕分けが容易で生産性と加工性に優れた横巻が好ましく採用される。これらのシールド層群を構成する各シールド素線の素線径は、シールド層の凹凸を少なくし、同時に、仕分け作業のし易さ及び機械的強度を考慮して、0.01mm〜0.1mmの範囲から適宜設定すればよい。尚、同軸ケーブル群の捻り防止のため、隣合う同軸ケーブルのシールド層の巻き方向が互いに逆方向であることが好ましい。
更に、シース層群(2a)、(2b)は、ポリエステルフィルムやフッ素樹脂等で構成される。
なお、上記の説明では、配線基板(9)から同軸ケーブルを除く外部機器への接続方法については割愛したが、配線基板(9)上にコネクタを配設する接続方法あるいは、配線基板(9)の端部に接続パターン部を設けて接続する方法等各種接続方法がある。
Hereinafter, an example using a two-layer wiring board will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a plan view showing an example of a processed coaxial cable product of the present invention.
FIG. 2 is a side view of FIG.
FIG. 3 is a plan view showing a conventional coaxial cable processed product.
1 and 2, the coaxial cable group (1) of FIG. 3 is divided into two sets (1a) and (1b) of coaxial cable groups, one on the surface (9a) of the wiring board (9) and the other The example which connected to the back surface (9b) of a wiring board (9) is shown. Therefore, in this example, the width of the wide portion of the wiring board (9) of FIG. 3 is reduced to about one half.
In the above aspect, the coaxial cable groups (1a) and (1b) are aligned at a predetermined pitch with an adhesive tape in the vicinity of the respective distal end portions, and are aligned at the distal end to constitute a flat cable. In each cable, the center conductor group (5a) having a predetermined length, the dielectric layer group (4b), the shield layer group (3a) comprising lateral windings, and the sheath layer group ( 2a) are sequentially exposed. At that time, the exposed shield layer group (3a) is soldered to the metal ground bar (7a) and then connected to the metal ground bar connecting portion (10a) on the surface (9a) of the wiring board (9). Has been. Similarly, the exposed shield layer group (3b) is also soldered to the metal ground bar (7b) and then connected to the metal ground bar connecting portion (10b) on the back surface (9b) of the wiring board (9). Has been. Further, the exposed central conductor group (5a) is formed on the central conductor connecting portion (11a) on the front surface (9a) of the wiring board (9), and the exposed central conductor group (11a) is formed on the back surface (9b) of the wiring board (9). 5b) is connected to the central conductor connection (11b). (6a) and (6b) are solder layers for connecting the shield layer groups (3a) and (3b) and the central conductor groups (5a) and (5b) to the wiring board (9), and (8a) And (8b) are removal start points of the sheath layer groups (2a) and (2b) shown in FIG.
In the present invention, it is important that the wiring board (9) is impedance matched with the coaxial cable connected thereto. Furthermore, it is necessary that all signal lines of the coaxial cable group to be connected and all signal lines on the wiring board (9) are impedance matched. As an impedance matching means, an LCR element such as a chip capacitor, chip inductance, chip resistance or the like is arranged on or inside the wiring board (9), or the wiring capacity, wiring inductance of a multilayer substrate with a through hole, There is an embodiment in which impedance matching is performed by using wiring resistance. At that time, as the characteristic impedance value of the wiring board (9) to be impedance matched with the coaxial cable groups (1a) and (1b), various values such as 50Ω, 80Ω, 100Ω, etc. according to the characteristic impedance values of these coaxial cable groups. Should be set.
Further, the wiring board (9) will be described in detail.
The number of layers may be appropriately selected from the range of about 2 to 10 layers according to the substrate width, area, and number of signal lines. Examples of the constituent material include various materials such as glass epoxy, paper epoxy, bakelite, and polyimide, among which a heat resistant substrate made of a glass epoxy substrate or a polyimide substrate that is thin and has high strength is more preferable. The thickness of the wiring board (9) is preferably 0.5 mm to 3.0 mm in consideration of solder heat resistance and dimensional reduction.
Next, the metal ground bar connection portions (10a) and (10b) provided on the wiring board (9) have a thickness of 0.01 mm to 0.1 mm and a width of the metal ground bar in consideration of strength and the like. While adjusting to the widths of (7a) and (7b), 0.5 mm to 1.5 mm is preferable.
On the other hand, with respect to the central conductor connecting portions (11a) and (11b), the thickness is 0.01 mm to 0.1 mm, the width is 0.3 mm to 1.0 mm, and the pitch is coaxial in consideration of the connection strength and the like. It is preferable to be 0.2 mm to 1.0 mm in accordance with the pitch of the cable groups (1a) and (1b). As a pattern material, a metal foil made of a metal such as tin-plated or solder-plated copper is usually used.
As the coaxial cable used in the present invention, a thinned or extremely thinned cable having an outer diameter of 0.2 mm to 1.0 mm is preferably used. At this time, the central conductor groups (5a) and (5b) are usually single wires of a conductive wire made of tin-containing copper alloy, silver-copper alloy wire, or annealed copper wire having a diameter of 0.02 mm to 0.15 mm, or single wires thereof. A fine wire having an outer diameter of 0.06 mm to 0.6 mm is preferably used. The dielectric layer groups (4a) and (4b) covering these central conductor groups are made of any synthetic resin having insulation properties, such as polyethylene and fluororesin. In terms of the signal transmission characteristics of the coaxial cable and the heat resistance when soldering, tetrafluoroethylene-perfluoroalkyl vinyl ether copolymer (PFA), tetrafluoroethylene-hexafluoropropylene copolymer (FEP), polytetra A fluororesin such as fluoroethylene (PTFE) is preferably used. These dielectric layers may be adjusted to a thickness of 0.03 mm to 0.3 mm in consideration of the characteristic impedance of the coaxial cable.
As the shield layer groups (3a) and (3b) covered with the dielectric layer, horizontal winding, braiding, longitudinal attachment, etc., such as a tin-containing copper alloy wire, a silver-copper alloy wire or an annealed copper wire are usually used. Among these, horizontal winding that can easily sort the shield wire bundle and is excellent in productivity and workability is preferably employed. The wire diameter of each shield wire constituting these shield layer groups is 0.01 mm to 0.1 mm in consideration of reducing the unevenness of the shield layer and simultaneously considering the ease of sorting work and mechanical strength. What is necessary is just to set suitably from the range. In order to prevent twisting of the coaxial cable group, the winding directions of the shield layers of adjacent coaxial cables are preferably opposite to each other.
Furthermore, the sheath layer groups (2a) and (2b) are made of a polyester film, a fluororesin, or the like.
In the above description, the connection method from the wiring board (9) to the external device excluding the coaxial cable is omitted. However, the connection method for arranging the connector on the wiring board (9) or the wiring board (9) is omitted. There are various connection methods such as a method in which a connection pattern portion is provided at the end of the connection.
以下は、図1〜図2に示した同軸ケーブル加工品の製造例である。
A. 端末加工同軸ケーブル群(1a)の作成:
(A−1) 直径0.03mmのスズ入り銅合金線を7本撚り合わせてなる、外径が0.09mmの中心導体の外周に、厚さ0.075mmのPFA樹脂を誘電体層として被覆した。次いで、誘電体層の外周に、素線径が0.03mmのスズ入り銅合金線1本を横巻きしてシールド層を形成し、更に、その周りにシース層として着色ポリエステルフィルムを巻き付けて、ケーブル長100mm、外径0.4mmの同軸ケーブルを10本作成した。次いで、以降の作業がやり易くするため、これら10本の同軸ケーブルの先端部近傍を粘着テープにより0.5mmピッチで平行に配列してフラット状ケーブルを得た後、更に、先端揃えした。
(A−2) 上記フラット状ケーブルの先端部から5mmの位置、すなわちシース除去開始点(8)に炭酸レーザー光を照射して切れ目を入れてから、前記5mmの長さの粘着テープ及びシース層群(2a)を該ケーブル先端方向に引き抜いて、シールド層群(3a)を露出させた。この状態ではシールド層群(3a)は5mmの長さで露出したことになる。この後、露出シールド層群(3a)を該ケーブル先端部から4.2mmの長さに亘って解して誘電体層群(4a)から取り除いた。このときに残存するシールド層群(3a)の露出長さは0.8mmである。
次に、露出したシールド層群(3a)を、幅1mm、長さ5mm、厚さ0.1mmの錫板からなる金属グランドバー(7a)上にハンダ付けした。その後、露出した誘電体層群(4a)とシールド層群(3a)とからなる線状部分を再度引き揃えて0.5mmのピッチで、それらの全面に亘って粘着テープに張り付けた。引き続いて、各ケーブルの先端から3.5mmの位置に炭酸レーザー光を照射して誘電体層群(4a)に切れ目を入れてから、一度に取り除いて、中心導体群(5a)を露出させた。この結果、各ケーブル(1)について、露出長さが3.5mmの中心導体群(5a)が得られた。
B. 端末加工同軸ケーブル群(1b)の作成:
(A−1)の手順で、同一仕様のフラット状ケーブルを作成した後、(A−2)の手順を経て、端末加工同軸ケーブル群(1b)を作成した。
C. 2層配線基板の作成:
配線基板(9)としては、幅5.5mm、長さ15mm、厚さ1.5mmの両面ガラスエポキシ基板を使用した。又、配線基板(9)の表面(9a)には幅が1.0mm、長さが5.0mm、の金属グランドバー接続部(10a)が、一方、その裏面(9b)には幅が1.0mm、長さが5.0mmの金属グランドバー接続部(10b)を設けた。更に、配線基板(9)の表面(9a)には幅が0.2mm、長さが3.0mmの中心導体接続部(11a)を、一方、その裏面(9b)には幅が0.2mm、長さが3.0mmの中心導体接続部(11b)を設けた。これらの金属グランドバー接続部及び中心導体接続部は、厚さ0.05mmの銅箔にハンダメッキを施して得られたものである。以上の配線基板(9)の特性インピーダンスは、各同軸ケーブルの特性インピーダンス50Ωに合わせて、全ての信号線パターンにおいて50オームとして、インピーダンス整合を行った。
D.同軸ケーブル加工品の完成:
グランドバー(7a)が接続された状態の同軸ケーブル群(1a)を配線基板(9)の表面(9a)に、一方、グランドバー(7b)が接続された状態の同軸ケーブル群(1b)を配線基板(9)の裏面(9b)にハンダ付けにより固定した。このとき、配線基板(9)の表面(9a)の金属グランドバー接続部(10a)にシールド層群(3a)をハンダ(6a)にてハンダ付けし、更に、中心導体接続部(11a)に、中心導体群(5a)の中心導体を一本ずつハンダ付けした。
同様にして、配線基板(9)の裏面(9b)の金属グランドバー接続部(10b)にシールド層群(3b)をハンダ(6b)にてハンダ付けし、更に、中心導体接続部(11b)に、中心導体群(5b)の中心導体を一本ずつハンダ付けして、本発明の同軸ケーブル加工品を完成した。
The following is an example of manufacturing the coaxial cable processed product shown in FIGS.
A. Creation of terminal processed coaxial cable group (1a):
(A-1) A 0.075 mm thick PFA resin is coated as a dielectric layer on the outer circumference of a center conductor having an outer diameter of 0.09 mm, which is formed by twisting seven tin-containing copper alloy wires having a diameter of 0.03 mm. did. Next, on the outer periphery of the dielectric layer, one tin-containing copper alloy wire having a wire diameter of 0.03 mm is horizontally wound to form a shield layer, and further, a colored polyester film is wound around the sheath layer as a sheath layer, Ten coaxial cables having a cable length of 100 mm and an outer diameter of 0.4 mm were prepared. Next, in order to facilitate the subsequent operation, the vicinity of the tip portions of these ten coaxial cables were arranged in parallel with an adhesive tape at a pitch of 0.5 mm to obtain a flat cable, and the tips were further aligned.
(A-2) 5 mm from the tip of the flat cable, that is, the sheath removal start point (8) is irradiated with carbonic acid laser light to make a cut, and then the adhesive tape and sheath layer having a length of 5 mm are used. The group (2a) was pulled out in the cable tip direction to expose the shield layer group (3a). In this state, the shield layer group (3a) is exposed with a length of 5 mm. Thereafter, the exposed shield layer group (3a) was removed from the tip of the cable over a length of 4.2 mm and removed from the dielectric layer group (4a). The exposed length of the shield layer group (3a) remaining at this time is 0.8 mm.
Next, the exposed shield layer group (3a) was soldered onto a metal ground bar (7a) made of a tin plate having a width of 1 mm, a length of 5 mm, and a thickness of 0.1 mm. Thereafter, the linear portions composed of the exposed dielectric layer group (4a) and the shield layer group (3a) were drawn again and pasted on the adhesive tape over the entire surface at a pitch of 0.5 mm. Subsequently, carbon dioxide laser light was irradiated to a position 3.5 mm from the tip of each cable to make a cut in the dielectric layer group (4a) and then removed at a time to expose the central conductor group (5a). . As a result, for each cable (1), a central conductor group (5a) having an exposed length of 3.5 mm was obtained.
B. Creation of terminal processed coaxial cable group (1b):
After creating a flat cable of the same specification in the procedure of (A-1), a terminal processed coaxial cable group (1b) was created through the procedure of (A-2).
C. Creating a two-layer wiring board:
As the wiring substrate (9), a double-sided glass epoxy substrate having a width of 5.5 mm, a length of 15 mm, and a thickness of 1.5 mm was used. Further, the front surface (9a) of the wiring board (9) has a metal ground bar connecting portion (10a) having a width of 1.0 mm and a length of 5.0 mm, while the back surface (9b) has a width of 1 A metal ground bar connection part (10b) having a length of 0.0 mm and a length of 5.0 mm was provided. Further, the front surface (9a) of the wiring board (9) has a central conductor connecting portion (11a) having a width of 0.2 mm and a length of 3.0 mm, while the back surface (9b) has a width of 0.2 mm. A central conductor connecting portion (11b) having a length of 3.0 mm was provided. These metal ground bar connection portion and center conductor connection portion are obtained by performing solder plating on a copper foil having a thickness of 0.05 mm. The characteristic impedance of the above wiring board (9) was set to 50 ohms in all signal line patterns in accordance with the characteristic impedance 50Ω of each coaxial cable, and impedance matching was performed.
D. Completion of processed coaxial cable:
The coaxial cable group (1a) with the ground bar (7a) connected to the surface (9a) of the wiring board (9), while the coaxial cable group (1b) with the ground bar (7b) connected to it. It fixed to the back surface (9b) of the wiring board (9) by soldering. At this time, the shield layer group (3a) is soldered to the metal ground bar connection part (10a) on the surface (9a) of the wiring board (9) with solder (6a), and further to the central conductor connection part (11a). The central conductors of the central conductor group (5a) were soldered one by one.
Similarly, the shield layer group (3b) is soldered to the metal ground bar connection portion (10b) on the back surface (9b) of the wiring board (9) with solder (6b), and further, the central conductor connection portion (11b). Then, the central conductors of the central conductor group (5b) were soldered one by one to complete the coaxial cable processed product of the present invention.
本発明の同軸ケーブル加工品は極細径ケーブル及び極狭ピッチのフラットケーブルにも対応できるので、携帯電話、パソコン、更にはPDA(携帯型データ端末)等に特に有用である。 The processed coaxial cable product of the present invention can be applied to a very small diameter cable and a very narrow pitch flat cable, and is particularly useful for a mobile phone, a personal computer, a PDA (portable data terminal), and the like.
1 同軸ケーブル群(従来の態様)
1a、1b 同軸ケーブル群(本発明の態様)
2a、2b シース層群
3a、3b シールド層群
4a、4b 誘電体層群
5a、5b 中心導体群
6a、6b ハンダ
7a、7b 金属グランドバー
8a、8b シース除去開始点
9 配線基板
9a 配線基板(9)の表面
9b 配線基板(9)の裏面
10a、10b 金属グランドバー接続部(グランドパターン)
11a、11b 中心導体接続部
1 Coaxial cable group (conventional mode)
1a, 1b Coaxial cable group (aspect of the present invention)
2a, 2b Sheath layer group
3a, 3b
11a, 11b Central conductor connection part
Claims (4)
配線基板に設けた中心導体接続部及び金属グランドバー接続部にハンダ接続した同軸ケーブル加工品において、
該配線基板として、該露出した中心導体群がハンダ接続される配線基板上の全ての信号線が同軸ケーブル群の全ての信号線のインピーダンスにインピーダンス整合されている多層配線基板が用いられ、その際、該多層配線基板の各層には、中心導体接続部及び金属グランドバー接続部が配置され、そして、該各層毎に個々の端末加工同軸ケーブルがハンダ接続されていることを特徴とする同軸ケーブル加工品。 At least one end of the coaxial cable group aligned at a predetermined pitch is aligned at the tip, and a central conductor group, a dielectric layer group, and a shield layer group of a predetermined length are sequentially exposed starting from the tip, and the exposed End processed coaxial cable with shield layer group soldered to metal ground bar
In the coaxial cable processed product soldered to the central conductor connection part and metal ground bar connection part provided on the wiring board,
As the wiring board, a multilayer wiring board in which all signal lines on the wiring board to which the exposed central conductor group is solder-connected is impedance-matched to the impedance of all signal lines of the coaxial cable group is used. In each layer of the multilayer wiring board, a central conductor connecting portion and a metal ground bar connecting portion are disposed, and individual end-processed coaxial cables are soldered for each layer. Goods.
The coaxial cable processed product according to any one of claims 1 to 3, wherein the wiring board has 2 to 10 layers.
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- 2005-08-10 JP JP2005232647A patent/JP2007048639A/en active Pending
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