JP2007047344A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体を注入されることにより膨張する袋体を有する表示装置の表面に表示された所定内容を容易に変更することができる表示装置を提供する。
【解決手段】流体を注入されることにより膨張する袋体により構成される本体部21と、所定内容の表示が外面側から視認可能に表示され、本体部に外嵌されることで本体部により支持される筒状の表示部41と、を備えてなる、表示装置である。本体部が、流体を注入され膨張した状態で水平面に載置された場合、所定方向に自動的に向くよう偏在した重心を有するものであり、該所定方向に向いた本体部に外嵌された表示部の前記所定内容の表示が、該水平面に沿った方向から視認可能であってもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置に関し、より詳細には、流体を注入されることにより膨張する袋体を有する表示装置に関する。
流体を注入されることにより膨張する袋体を有する表示装置は、該表示装置の表面に所定内容を表示することで広告や宣伝等のような目的に用いる(袋体に流体が注入され膨張された状態にて使用される。)ことができ、使用しないときや搬送時には袋体内部に流体を注入していない状態にすることで小形化することができることから便利であり、これまで数多く用いられてきた(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、「空気の注入によってふくらませることが出来ると共に、その底部に液体を収納し得る多重底を設けた起立広告体に於て、前記多重底の外周シール部の内側に所定の隙間を保って間歇的に切断されたシール線を設けて構成したことを特徴とした広告デイスプレイ。」(特許文献1中の請求項1)が開示されている。これは、「起立広告体をプラスチック材で筒状に形成し、その内部に空気を注入することによって、ふくらませることが出来るように構成していた。また空気でふくらませる前述の起立広告体は、その底部を二重底に形成し、この二重底に液体や砂等を収納することによって、これを重りとして、起立広告体を安定した状態で起立せしめるように構成していた」(特許文献1中、考案の詳細な説明の段落番号0002)ものに関し、「底部に収納した液体に急激な圧がかかった場合にも、その反動で液圧が底部の外周部に設けた外周シール部に直接伝達せず、この外周部のショックをやわらげ、これによって外周シール部の破断を防止し得る」(特許文献1中、考案の詳細な説明の段落番号0005)ものである。この広告デイスプレイの表面に所定内容を表示することで広告や宣伝等のような目的に用いることができる。
実開平7−19782号公報(例えば、考案の詳細な説明中の段落番号0001〜0005、請求項1等)
特許文献1に記載の表示装置(広告デイスプレイ)は、流体(空気)を注入されることにより膨張する袋体(起立広告体)を有する表示装置であり、該表示装置(広告デイスプレイ)の表面に所定内容を表示することで広告や宣伝等のような目的に用いる(袋体(起立広告体)に流体(空気)が注入され膨張された状態にて使用される。)ことができ、使用しないときや搬送時には袋体(起立広告体)内部に流体(空気)を注入していない状態にすることで小形化することができることから便利であるが、該表示装置(広告デイスプレイ)の表面に表示された所定内容を変更することはできなかった。
このため所定内容それぞれに応じて別の表示装置を用いる必要があり、その時々で所定内容を異ならせる必要がある場合には、多くの表示装置(例えば、店頭に7個の表示装置を配設しようとする場合、午前と午後とで異なる所定内容(即ち、2種類)を表示させようとすると、7個×2種類=14個を用いる必要がある。)を用いる必要があり、表示装置を購入等する費用を増加させたり、たくさんの収納空間を要するといった問題があった。さらに、所定内容が表示された表示装置は、該所定内容をもはや表示する必要がなくなった場合(例えば、該所定内容がある商品に関する広告・宣伝であった場合に、その商品の販売を中止したようなとき)には通常廃棄されるが、これは資源の有効利用に反したり廃棄物を増加させるといった問題を生じる。
そこで、本発明においては、流体を注入されることにより膨張する袋体を有する表示装置の表面に表示された所定内容を容易に変更することができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明の表示装置(以下、「本装置」という。)は、流体を注入されることにより膨張する袋体により構成される本体部と、所定内容の表示が外面側から視認可能に表示され、本体部に外嵌されることで本体部により支持される筒状の表示部と、を備えてなる、表示装置である。
本体部は、流体を注入されることにより膨張する袋体により構成されるものであり、例えば、柔軟な薄いプラスチック材料(該流体を通過させない柔軟な樹脂製シート)により形成された袋体(内部に流体を所定時間以上保持しうるもの)を有し、かかる袋体に流体(例えば、空気、窒素、水素、ヘリウム等のような気体や、水、油等のような液体を例示することができる。)を注入することで膨張させることができる(例えば、前述の特許文献1に記載された、空気の注入によってふくらませることが出来る起立広告体等のようなものも一例である。)。
表示部は筒状(柱体の側面を含む部分を有する中空の立体)をしており、本体部に外嵌される(表示部が形成する筒状の中空部分に本体部の少なくとも一部が内嵌される。)ことで本体部により支持される。このように本体部に外嵌され支持された状態の表示部は、所定内容の表示が外面(表示部が形成する筒を形成する壁の両面のうち本体部に面する方とは反対側の面)側から視認可能に表示されている。なお、所定内容の表示とは視覚により認識できるものであればいかなるものであってもよく何ら制限されるものではないが、例えば、文字、図形、記号、模様、写真、図等を例示することができる。
このような本装置を用いれば、表示部の所定内容の表示が視認されると共に、表示部を取り替えることによって表示部の所定内容の表示を容易に変更することができる(本体部は変更する必要がない)ので、本装置の表面に表示された所定内容の表示を容易に変更することができる。
本体部が、流体を注入され膨張した状態で水平面に載置された場合、所定方向に自動的に向くよう偏在した重心を有するものであり、該所定方向に向いた本体部に外嵌された表示部の前記所定内容の表示が、該水平面に沿った方向から視認可能であってもよい。
本体部が、流体を注入され膨張した状態で水平面に載置された場合、所定方向に自動的に向くよう偏在した重心を有することにより、流体を注入され膨張した状態(即ち、使用状態)で表示装置が水平面(表示装置が通常載置される面)に載置された場合、本体部の重心が本体部の中心から偏在することで、本体部が所定方向に自動的に向く。即ち、本体部が、所謂「起き上がりこぼし」のように機能するものであり(特許文献1に記載されている「空気の注入によってふくらませることが出来ると共に、その底部に液体を収納し得る多重底を設けた起立広告体」もこのような「起き上がりこぼし」のように機能する。)、常に本体部が所定方向に向いた姿勢を保つように機能する(例えば、人が衝突したり風が吹くことで本体部に力が作用し姿勢を一端は崩しても、本体部はその後所定方向に向いた姿勢に戻る。)。このように所定方向に向いた本体部(保たれた姿勢)に外嵌された表示部の前記所定内容の表示が、該水平面に沿った方向から視認可能であれば、通常、本装置を水平面に載置し配設した場合、本装置の観察者は本装置を該水平面に沿った方向から観察することが多いので、表示部の前記所定内容の表示が観察者によって確実に視認されることができる。
本体部が柱体形状をした柱体部分を有しており、表示部が形成する筒が該柱体部分の側面を包囲するよう、表示部が本体部に外嵌されるもの(以下、「柱体本装置」という。)であってもよい。
こうすることで表示部が形成する筒が、本体部が有する柱体部分(なお、本体部が柱体部分からなるものであってもよい。)の側面を包囲するので(表示部が形成する筒状の内面が、本体部の少なくとも一部である柱体部分の側面に面するよう、表示部が形成する筒状の中空部分に、本体部の少なくとも一部である柱体部分が内嵌される。)、表示部が本体部に確実に支持される。
柱体本装置の場合、筒状の表示部が、シート部材が筒状に丸められることにより形成され、分断部分をシート部材が有するものであり、該分断部分の両側のうち片側に設けられる第1係合部と、該両側のうちもう一方に設けられる第2係合部と、を有してなり、第1係合部及び第2係合部が互いに係合することで分断部分が閉じられるもの(以下、「分断部分本装置」という。)であってもよい。
こうすることで表示部を形成するシート部材が分断部分を有するので、表示部が形成する筒が該柱体の側面を包囲するよう表示部が本体部に外嵌される際に、分断部分を分断させておけば該筒を該柱体に外嵌しやすくなる(例えば、該筒の内面が該柱体の側面に密接するような場合であれば、該内面と該側面との摩擦等により該筒を該柱体に外嵌しにくい場合がある。この場合でも分断部分を有し分断部分を広げておけばこの摩擦を減少させることができる。)。表示部を本体部に外嵌した後は、分断部分の両側のうち片側に設けられる第1係合部と、該両側のうちもう一方に設けられる第2係合部と、を互いに係合させることで分断部分を閉じるようにすればよい。また、表示部を本体部から取り外す場合には、まず、第1係合部と第2係合部との係合を解き分断部分を開いた後に取り外せばよい。
また、分断部分は、表示部が形成する筒の表面(シート部材の表面)に存する第1の点と、該第1の点よりも該筒の母線方向に離れた第2の点(シート部材の表面に存する。)と、をつなぐように形成されれば、分断部分を広げることで表示部が本体部に外嵌される際の摩擦を効果的に減少させることができる。なお、「筒の母線方向」とは、表示部が形成する筒(柱体の側面を含む部分を有する中空の立体)の母線(該柱体の母線)方向をいう。そして、「第1の点よりも該筒の母線方向に離れた第2の点」とは、第1の点から母線に下ろした垂線の足と、第2の点から該母線に下ろした垂線の足と、が異なる位置であることをいう。
分断部分本装置の場合、前記分断部分が、シート部材のうち前記柱体部分の両底部の少なくとも一方側の縁部に形成されておらず該縁部が環状になっているもの(以下、「環状縁部本装置」という。)であってもよい。
こうすることで環状になっている縁部に、本体部の柱状形状の両底部の一方側の端部を貫入させることで、シート部材の環状の縁部を本体部に容易かつ確実に外嵌させることができ、表示部を本体部に外嵌されるための作業を行いやすくすることができる(シート部材の環状の縁部を本体部に係合させれば、そうでない場合に比して表示部を本体部に外嵌されるための作業が楽になる。)。
環状縁部本装置の場合、前記縁部が形成する環状の周を収縮させる収縮手段を、表示部が有してなるものであってもよい。
環状になっている縁部に、本体部の柱状形状の両底部の一方側の端部を貫入させた後、本体部に対する表示部の位置を調節した後は、その位置が不意に動かない方が良い。このためには、収縮手段により縁部が形成する環状の周を収縮させるようにすれば環状の縁部と本体部とが摩擦力等により位置が不意に動くことを防止又は減少させることができる。
なお、収縮手段としては、縁部が形成する環状の周を収縮させることができるものであればいかなるものであってもよく何ら制限されるものではないが、例えば、環状の縁部に沿って配設された線材(紐、糸、ワイヤ、ロープ等)(該線材を締めて縛る等して環状の周を収縮させればよい。)、環状の縁部に沿って配設されたゴム紐や弦巻バネ(これらゴム紐や弦巻バネの収縮力により環状の周を収縮させればよい。)等を例示することができる。
前記所定内容が広告宣伝に関するものであってもよい。
商品、サービス、店舗等に関する広告宣伝は、短い時間に数多く変更されることが多く、さらに設置の容易さや手軽さ等から流体を注入されることにより膨張する袋体を有する表示装置により表示されることが多い。このため本装置が表示する前記所定内容を広告宣伝に関するものにすれば、短い時間に数多く変更される広告宣伝であっても容易に変更表示することができる。
本装置は、本体部と表示部とを一緒に販売等してもよいが、既存の流体を注入されることにより膨張する袋体を有する表示装置や既に購入済みの本体部を、本体部として用いることもでき、かかる場合であれば表示部のみを販売等してもよい。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。しかしながら、これらによって本発明は何ら制限されるものではない。
図1は、本発明の表示装置(本装置)11を示す斜視図である。図1は、本装置11が、図示しない水平面に載置された状態(即ち、後述の気体封入部23が形成する略直円柱形状の両底面21a、21bのうちの一方の底面21b(下面)が該水平面に載置されている。)を示しており、図中、鉛直上方向を矢印Aにて、鉛直下方向を矢印Bにて、それぞれ示す。
本装置11は、大まかには、略直円柱(該直円柱の軸Dが鉛直方向にほぼ向いている。)形状の本体部21と、本体部21に外嵌された表示部41と、を備えてなる。
本体部21は、特許文献1にも記載されていた「空気の注入によってふくらませることが出来ると共に、その底部に液体を収納し得る多重底を設けた」起きあがりこぼしに似たものである。図2は、本体部21の断面図(本体部21が形成する略直円柱の軸Dを含む平面(例えば、図1中、C−C面)によって切断したところを示している。なお、略直円柱の軸Dを含む平面による本体部21の断面構造は、後述の気体バルブ29を除き、略直円柱の軸Dを含む平面全てで同様である。)である(なお、図示及び理解を容易にするため、気体封入部23の壁の厚みと、液体封入部25の壁の厚みと、を実際よりも厚く図示している。)。図2を参照して、本体部21について説明する。
本体部21は、柔軟な薄いプラスチック材料(空気を通過させない柔軟な樹脂製シート)により形成された中空の略直円柱形状をした気体封入部23と、気体封入部23が形成する略直円柱形状の両底面21a、21bのうちの一方の底面21b(ここでは下側)に隣接する(ここでは底面21bに接着又は融着されている。)ように気体封入部23の内部空間21fに配設された液体封入部25(これも柔軟な薄いプラスチック材料(空気も水も通過させない柔軟な樹脂製シート)により形成されている。)と、液体封入部25の内部25cと気体封入部23の外部24との間の連通を自由に断続することができる液体バルブ27(図示を容易にするため、液体が通過する流路の図示を省略している。)と、気体封入部23の内部空間21fのうち液体封入部25の外部21f1と気体封入部23の外部24との間の連通を自由に断続することができる気体バルブ29(図示を容易にするため、気体が通過する流路の図示を省略している。)と、を有している。
図1及び図2に示した本体部21は、液体バルブ27を経由して液体封入部25の内部25cに水(液体)が注入され満たされると共に、気体バルブ29を経由して気体封入部23の内部空間21fのうち液体封入部25の外部21f1に空気(気体)が注入され満たされている(無論、注入後は、液体バルブ27も気体バルブ29も閉じられている。)。このような状態の本体部21は、液体封入部25の内部25cの水(液体)が重たいことから重心が下方に存在し(例えば、図2中の点G)、どのような姿勢で水平面に載置されても(例えば、側面21sが、載置面たる水平面に接するよう横倒しの姿勢で載置されても)図2に示すように本体部21が形成する略直円柱の軸Dが鉛直方向をほぼ向くように自動的に起きあがるし、何らかの力(例えば、人が力を加えたり、風に吹かれたような場合)が本体部21に加わり図2の姿勢がくずれても図2に示すように本体部21が形成する略直円柱の軸Dが鉛直方向をほぼ向くように自動的に姿勢が変化する(所謂、起きあがりこぼしのように機能する。)。
図3は、本体部21から取り外された(抜き取られた)表示部41を示す斜視図であり、図4は図3のJ−J断面図であり、図5は表示部41の一部拡大平面図(図3中、矢印K方向から見た一部を拡大している。)である。図1、図3〜図5を参照して、表示部41について説明する。
表示部41においては、両主表面がほぼ長方形をした柔軟な薄い布(例えば、ポリエチレンテレフタレート等のような合成繊維により形成された布)により形成された布部分43によって筒形状を形成している。布部分43は、筒の一縁(上縁)41aは環状になるように縫いつけられている(縫いつけた線材42を図3及び図5に示した。)と共に、筒の他縁(下縁)41bも一縁(上縁)41aと同様に環状になるように縫いつけられている(縫いつけた線材44を図3及び図4に示した。)が、筒の一縁(上縁)41aと他縁(下縁)41bとの間には分断部45が形成されている。従って、布部分43が形成する筒形状は、一端(上端)に第1開口46aと、他端(下端)に第2開口46bと、一縁(上縁)41aと他縁(下縁)41bとの間の分断部45と、を有している。
そして、環状の一縁(上縁)41aに沿って(周回するように)ゴム紐47(図5を参照されたい)が縫いつけられており(具体的には、一縁(上縁)41aに沿って袋縫いがされており、この袋縫いの内部にゴム紐47が配設されている。)、このゴム紐47の収縮力によって一縁(上縁)41aはすぼめられる(表示部41は、図1では本体部21に外嵌されているので一縁(上縁)41aが窄んでないが(即ち、本体部21がゴム紐47の収縮力を支持している。)、図3では本体部21から取り外されているので一縁(上縁)41aが窄んでいる。)。同様に、環状の他縁(下縁)41bに沿って(周回するように)ゴム紐47b(図4を参照されたい)が縫いつけられており(具体的には、他縁(下縁)41bに沿って袋縫いがされており、この袋縫いの内部にゴム紐が配設されている。)、このゴム紐47bの収縮力によって他縁(下縁)41bはすぼめられる(表示部41は、図1では本体部21に外嵌されているので他縁(下縁)41bが窄んでないが(即ち、本体部21がゴム紐47bの収縮力を支持している。)、図3では本体部21から取り外されているので他縁(下縁)41bが窄んでいる。)。
さらに、分断部45を規定する両縁48a、48bのうち一縁48aに沿った裏面43bには第1面ファスナー49a(特に図4を参照されたい)が取り付けられると共に、他縁48bに沿った表面43fには第2面ファスナー49bが取り付けられている。これら第1面ファスナー49aと第2面ファスナー49bとは互いに係合可能であると共に、取り外すことも自由にできる(係脱自在)。
加えて、布部分43の表面43fの所定位置には、「牛肉大安売」との広告・宣伝の文言51が記載されている(なお、布部分43が有する両主表面のうち、本体部21の側面21sに面する方を裏面43bとし、裏面43bではない方を表面43fとする。)。
なお、布部分43は、図1に示すよう本体部21が形成する略直円柱の側面21sに外嵌されることができるような大きさにされており、一縁(上縁)41aに沿ったゴム紐47と、他縁(下縁)41bに沿ったゴム紐47bと、は該略直円柱の側面21sに沿ってのびることができるようなものを用いている。
このような本装置11の使用方法について簡単に説明しておく。
第1に、図1及び図2に示したように液体封入部25の内部25cに水(液体)を注入し満たすと共に、気体封入部23の内部空間21fのうち液体封入部25の外部21f1に空気(気体)を注入し満たす。
第2に、第1面ファスナー49aと第2面ファスナー49bとの係合を解いた状態(図3のように分断部45を開放した状態)で、第1にて用意した本体部21に表示部41を外嵌する。これは第1開口46a又は第2開口46bのいずれかから本体部21を貫入させるようにしても、また開放された分断部45から両底面21a、21bのうちのいずれか一方側を差し込んだ後に両底面21a、21bのうちのいずれか他方側を差し込む(表示部41に対して本体部21を軸D方向に沿ってスライドさせつつ行う。)ようにしてもよい。
第3に、本体部21の軸D方向に沿った表示部41の位置(即ち、高さ)を調節した後、第1面ファスナー49aと第2面ファスナー49bとを係合させる。
以上のようにして、図1のような本装置11を構成することができる。
このような本装置11では、本体部21は共通して用いることができるので、必要な内容(上述の例では、「牛肉大安売」との広告・宣伝の文言51)が表示された表示部41を用意することにより、様々な内容を表示することができる。例えば、上述の例の「牛肉大安売」との広告・宣伝の文言51に代えて、「豚肉大安売」との広告・宣伝の文言を表示しようとすれば、「豚肉大安売」との広告・宣伝の文言が表示された表示部を用意するのみで本体部21を新たに用意する必要はなく、表示内容を容易に変更することができる。
また、このような表示内容の変更作業に関しても、本体部21を搬送等する必要はなく、異なる表示がされた表示部41を搬送するのみで足り、変更作業負荷も低減させることができる。
なお、ここでは布部分43が形成する筒の一縁(上縁)41aと他縁(下縁)41bとは環状になるように縫いつけられているが、必ずしもこのように縫いつけられている必要はなく、分断部45が軸D方向に沿って連続していてもよい。このように分断部45が軸D方向に沿って連続している場合であれば、一縁(上縁)41aと他縁(下縁)41bとについても分断部を閉じる手段が必要となるが、例えば、第1面ファスナー49aと第2面ファスナー49bとがこの部分にも存在するようにしてもよい。
以上説明したように本装置11は、流体(空気)を注入されることにより膨張する袋体により構成される本体部21と、所定内容の表示(ここでは「牛肉大安売」との広告・宣伝の文言51)が外面(表面43f)側から視認可能に表示され、本体部21に外嵌されることで本体部21により支持される筒状の表示部41と、を備えてなる、表示装置である。
また、本体部21が、流体(空気)を注入され膨張した状態で水平面に載置された場合(例えば、図1)、所定方向に自動的に向くよう(ここでは軸Dが鉛直方向をほぼ向くよう)偏在した重心(例えば、図2中、点Gの位置)を有するものであり、該所定方向に向いた本体部21(図1のように、軸Dが鉛直方向をほぼ向いた本体部21)に外嵌された表示部41の前記所定内容の表示(ここでは「牛肉大安売」との広告・宣伝の文言51)が、該水平面に沿った方向(例えば、図1中、矢印E方向)から視認可能である。
そして、本体部21が柱体形状(略直円柱形状)をした柱体部分を有しており(ここでは本体部21が柱体形状(略直円柱形状)をしている。)、表示部41が形成する筒(ここではほぼ中空の直円柱の側面部分)が該柱体部分(本体部21が形成する柱体(略直円柱)部分)の側面21sを包囲するよう、表示部41が本体部21に外嵌されるものである。
また、筒状の表示部41が、シート部材たる布部分43が筒状に丸められることにより形成され、分断部分たる分断部45をシート部材たる布部分43が有するものであり、該分断部分たる分断部45の両側(両縁48a、48b)のうち片側(一縁48a)に設けられる第1係合部たる第1面ファスナー49aと、該両側(両縁48a、48b)のうちもう一方(他縁48b)に設けられる第2係合部たる第2面ファスナー49bと、を有してなり、第1係合部(第1面ファスナー49a)及び第2係合部(第2面ファスナー49b)が互いに係合することで分断部分たる分断部45が閉じられるものである。なお、ここでは該分断部分たる分断部45は、表示部41が形成する筒の表面に存する第1の点(図3及び図5中、点X1)と、該第1の点(図3及び図5中、点X1)よりも該筒の母線方向に離れた第2の点(図3及び図4中、点X2)と、をつなぐように形成されている。
さらに、前記分断部分たる分断部45が、シート部材たる布部分43のうち前記柱体部分(本体部21が形成する柱体(略直円柱))の両底部(底面21a、21b)の少なくとも一方側(ここでは両方)の縁部(一縁(上縁)41a及び他縁(下縁)41b)に形成されておらず該縁部(一縁(上縁)41a及び他縁(下縁)41b)が環状になっているものである(ここでは線材42及び線材44により縫いつけられることで環状になっている。なお、ここでは線材42及び線材44のいずれも糸や紐等を用いている。)。
加えて、前記縁部(一縁(上縁)41a及び他縁(下縁)41b)が形成する環状の周を収縮させる収縮手段たるゴム紐47、47bを、表示部41が有してなるものである。
また、前記所定内容(「牛肉大安売」との広告・宣伝の文言51)が広告宣伝に関するものである。
本発明の表示装置(本装置)を示す斜視図である。 本体部の断面図である。 本体部から取り外された表示部を示す斜視図である。 図3のJ−J断面図である。 表示部の一部拡大平面図である。
符号の説明
11 本装置
21 本体部
21a、21b 底面
21f 内部空間
21f1 気体封入部の内部空間のうち液体封入部の外部
21s 側面
23 気体封入部
24 外部
25 液体封入部
25c 内部
27 液体バルブ
29 気体バルブ
41 表示部
41a 一縁(上縁)
41b 他縁(下縁)
42、44 線材
43 布部分
43b 裏面
43f 表面
45 分断部
46a 第1開口
46b 第2開口
47、47b ゴム紐
48a 一縁
48b 他縁
49a 第1面ファスナー
49b 第2面ファスナー
51 広告・宣伝の文言

Claims (8)

  1. 流体を注入されることにより膨張する袋体により構成される本体部と、
    所定内容の表示が外面側から視認可能に表示され、本体部に外嵌されることで本体部により支持される筒状の表示部と、
    を備えてなる、表示装置。
  2. 本体部が、流体を注入され膨張した状態で水平面に載置された場合、所定方向に自動的に向くよう偏在した重心を有するものであり、
    該所定方向に向いた本体部に外嵌された表示部の前記所定内容の表示が、該水平面に沿った方向から視認可能である、請求項1に記載の表示装置。
  3. 本体部が柱体形状をした柱体部分を有しており、
    表示部が形成する筒が該柱体部分の側面を包囲するよう、表示部が本体部に外嵌されるものである、請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 筒状の表示部が、シート部材が筒状に丸められることにより形成され、
    分断部分をシート部材が有するものであり、
    該分断部分の両側のうち片側に設けられる第1係合部と、該両側のうちもう一方に設けられる第2係合部と、を有してなり、第1係合部及び第2係合部が互いに係合することで分断部分が閉じられるものである、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記分断部分が、シート部材のうち前記柱体部分の両底部の少なくとも一方側の縁部に形成されておらず該縁部が環状になっているものである、請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記縁部が形成する環状の周を収縮させる収縮手段を、表示部が有してなるものである、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記所定内容が広告宣伝に関するものである、請求項1乃至6のいずれか1に記載の表示装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載の表示装置を構成する、前記表示部。
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