JP2007036883A - 通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】より利便性の高い通信システムを提供する。
【解決手段】本発明の通信端末20は、他の通信端末20から着信があった場合に、発信元の通信端末20からの映像および音声を、表示および再生すると共に、着信側の通信端末20のユーザから応答操作を受け付けるまでは、当該ユーザの映像および音声を、発信元の通信端末20へ送信しない。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の通信端末20は、他の通信端末20から着信があった場合に、発信元の通信端末20からの映像および音声を、表示および再生すると共に、着信側の通信端末20のユーザから応答操作を受け付けるまでは、当該ユーザの映像および音声を、発信元の通信端末20へ送信しない。
【選択図】図2
Description
本発明は、ネットワークを介して通信を行う通信端末に関する。
近年のインターネットやイントラネット等のIPネットワークの発展により、ネットワークを介した様々なコミュニケーション手段が提案されている。その中で、これまでの電子メールシステムによるメッセージのやりとりを、より簡素化させた手法として、インスタントメッセージングシステム(以下「IMシステム」と記載)と呼ばれるものがある(例えば、非特許文献1参照)。IMシステムは、同一ネットワーク内であれば、端末間で、サーバを介することなく、文字や小さな画像等を送受信することができる。また、ネットワークが異なる場合であっても、IMシステムは、通信相手の端末をグローバルIPアドレスで指定することにより、データを送受信することができる。
一方、ネットワーク関連機器の性能向上により、IPネットワーク上で音声や映像を用いたリアルタイム通信が実現できるようになった。例えば、IP電話に代表されるVoIP(Voice over IP)技術や、TV電話、TV会議システム等がある(例えば、特許文献2参照)。これらの通信技術では、コンピュータ同士が1対1で互いに情報をやり取りするP2P(Peer to Peer)という通信形態によって、音声や映像等の情報がリアルタイムに送受信される場合がある。
日経NETWORK、日経BP社、2004年1月22日、第46号、p.54−67
特許第3436471号公報
ところで、電話通信においては、発信者側の電話番号を着信者側に通知するサービスが知られている。しかし、会社等のように、少数の外線電話番号が複数の電話機で共有されている電話システムにおいては、当該電話システム内の電話機から着信があった場合に、代表番号が通知されるものの、実際にどの人が電話をかけているかを知ることはできなかった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、より利便性の高い通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の通信端末は、他の通信端末から着信があった場合に、発信元の通信端末からの映像および音声を、表示および再生すると共に、着信側の通信端末のユーザから応答操作を受け付けるまでは、当該ユーザの映像および音声を、発信元の通信端末へ送信しない。
例えば、本発明は、ネットワークを介して通信を行う通信端末であって、ユーザからの操作入力を受け付ける入力手段と、入力手段を介して、ユーザから通信相手の通信端末の識別情報を受け付けた場合に、当該識別情報により定まる通信端末のアドレス宛に、ネットワークを介して通信路の確立要求を送信することにより、当該アドレスに対応する他の通信端末との間で通信路を確立し、ネットワークを介して他の通信端末から通信路の確立要求を受信した場合に、当該通信路の確立要求を送信してきた他の通信端末との間で通信路を確立する通信路確立手段と、通信路確立手段によって確立された通信路を介して、撮像装置から受け取った映像データを他の通信端末へ送信すると共に、他の通信端末から受け取った映像データを表示装置へ出力する映像データ送受信手段と、通信路確立手段によって確立された通信路を介して、マイクから受け取った音声データを他の通信端末へ送信すると共に、他の通信端末から受け取った音声データを音声再生装置へ出力する音声データ送受信手段と、ネットワークを介して他の通信端末から通信路の確立要求を受け取ることにより、通信路確立手段が当該他の通信端末との間で通信路を確立した場合に、映像データ送受信手段および音声データ送受信手段に指示して、当該他の通信端末からの映像データおよび音声データを、表示装置および音声再生装置へ出力させると共に、入力手段を介してユーザから応答操作を受け付けるまで、撮像装置からの映像データおよびマイクからの音声データを、当該他の通信端末へ送信させないデータ送信制御手段とを備えることを特徴とする通信端末を提供する。
本発明の通信端末によれば、より利便性の高い通信システムを提供することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システム10の構成を示す。通信システム10は、複数の通信端末20を備える。それぞれの通信端末20は、インターネットやイントラネット等のネットワーク11を介して互いに通信する。
それぞれの通信端末20には、ネットワーク11上で重複しないアドレスが割り当てられており、それぞれの通信端末20は、当該アドレスを用いて通信相手の通信端末20を特定し、特定した通信端末20と通信を行う。本実施形態において、それぞれの通信端末20は、映像および音声を互いにリアルタイム性を保ちながら送受信する。また、他の形態として、それぞれの通信端末20は、リアルタイム性を保ちながら、音声のみを互いに送受信してもよい。
図2は、通信端末20の詳細な機能構成の一例を示す。通信端末20は、キーボード21、マウス22、カメラ23、マイク24、モニタ25、スピーカ26、および端末本体200を備える。
キーボード21およびマウス22は、通信端末20のユーザから受け付けた操作入力を、電気信号に変換して端末本体200に供給する。カメラ23は、CCD(Charge−Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)センサ等であり、例えば通信端末20のユーザの映像を撮像し、撮像した映像を電気信号に変換して端末本体200に供給する。マイク24は、例えば通信端末20のユーザの音声を電気信号に変換して端末本体200に供給する。
モニタ25は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等であり、端末本体200から受け取った映像データに基づいて映像を表示する。スピーカ26は、端末本体200から受け取った音声データに基づいて音声を再生する。
端末本体200は、アドレス格納部201、通信路制御部202、データ送信制御部203、およびデータ送受信部204を備える。本例において、端末本体200が備えるそれぞれの機能ブロックは、ソフトウェアとして実現されている。
アドレス格納部201は、通信端末20のアドレスを、当該通信端末20の識別情報に対応付けて予め格納している。通信端末20のアドレスとは、例えばグローバルIPアドレス等のように、ネットワーク11上で通信相手の通信端末20を一意に特定することができる識別情報である。
通信路制御部202は、キーボード21またはマウス22を介して、通信端末20のユーザから、通信相手の通信端末20の識別情報を受け付けた場合、受け付けた識別情報に対応する通信端末20のアドレスを、アドレス格納部201から抽出する。そして、通信路制御部202は、抽出したアドレス宛に、ネットワーク11を介して通信路の確立要求を送信することにより、当該アドレスに対応する他の通信端末20との間で通信路を確立する。
また、通信路制御部202は、ネットワーク11を介して他の通信端末20から通信路の確立要求を受信した場合、当該通信路の確立要求を送信してきた他の通信端末20との間で通信路を確立する。ここで、通信路制御部202は、例えばSIPに規定されるプロトコルを用いて、他の通信端末20の通信路制御部202との間で制御情報をやり取りすることによって、他の通信端末20の通信路制御部202との間にRTP(Real−time Transport Protocol)を用いた通信路を確立する。このとき、通信路制御部202は、サーバを介さずに、他の通信端末20の通信路制御部202との間で制御情報をやり取りして通信路を確立することも可能となる。これにより、それぞれの通信端末20は、通信を行う際のコストを低く抑えることができる。
データ送受信部204は、通信路制御部202によって確立された通信路を介して、カメラ23から受け取った映像データを他の通信端末20へ送信すると共に、他の通信端末20から受け取った映像データをモニタ25へ出力する。また、データ送受信部204は、通信路制御部202によって確立された通信路を介して、マイク24から受け取った音声データを他の通信端末20へ送信すると共に、他の通信端末20から受け取った音声データをスピーカ26へ出力する。
データ送信制御部203は、ネットワーク11を介して他の通信端末20から通信路の確立要求を受け取ることにより、通信路制御部202が当該他の通信端末20との間で通信路を確立した場合、すなわち、他の通信端末20からの着信により通信路を確立した場合、データ送受信部204に指示して、当該他の通信端末20からの映像データおよび音声データを、モニタ25およびスピーカ26へ出力させる。このとき、データ送信制御部203は、当該着信に応答する旨の操作をキーボード21またはマウス22を介してユーザから受け付けるまで、カメラ23からの映像データおよびマイク24からの音声データを、当該他の通信端末20へ送信させない。
これにより、着信があった場合に、着信側のユーザは、当該着信に応答する前に、即座に発信側の情報を取得することができる。これにより、着信側のユーザは、応答する前に、当該着信への応答の内容を検討することができる。また、例えば、着信側の通信端末20の近傍にいながら、何らかの事情で着信に応答できない場合であっても、着信側の通信端末20のユーザは、発信側の通信端末20からの映像および音声の内容を取得することができる。このように、本実施形態の通信端末20は、利便性の高い通信環境をユーザに提供することができる。
図3は、アドレス格納部201に格納されるデータの構造の一例を示す。アドレス格納部201は、ネットワーク11上で通信相手の通信端末20を一意に特定することができるIPアドレス2011を、端末識別情報2010に対応付けて予め格納している。
アドレス格納部201を参照することにより、通信路制御部202は、キーボード21またはマウス22を介して通信端末20のユーザから入力された識別情報に対応するアドレスを抽出することができる。
図4は、モニタ25に表示される画面30の表示例を示す。画面30には、受信用ウインドウ310および発信用ウインドウ320が表示される。
受信用ウインドウ310は、終了ボタン311、受信映像表示領域312、閉じるボタン313、および返信ボタン314を有する。終了ボタン311および閉じるボタン313は、例えばマウス22を介してクリックされることにより、受信用ウインドウ310を終了させる。
受信映像表示領域312は、他の通信端末20からの映像を表示する。着信があった場合、発信元の他の通信端末20との間の通信路が確立された後、受信映像表示領域312には、即座に発信側の他の通信端末20からの映像が表示される。一方、発信を行う場合、着信側の他の通信端末20との間の通信路が確立された後、着信側の他の通信端末20のユーザによる応答操作が行われるまでは、着信側の他の通信端末20からの映像は、受信映像表示領域312には表示されない。そして、着信側の他の通信端末20のユーザによる応答操作が行われた後に、着信側の他の通信端末20からの映像は、受信映像表示領域312に表示される。
返信ボタン314は、他の通信端末20から着信があった場合に、例えばマウス22を介してクリックされることにより、着信側の映像および音声を、発信側の他の通信端末20へ送信する。
発信用ウインドウ320は、終了ボタン321、送信映像表示領域322、識別情報入力領域323、および発信ボタン324を有する。終了ボタン321は、例えばマウス22を介してクリックされることにより、発信用ウインドウ320を終了させる。
送信映像表示領域322は、他の通信端末20へ送信する映像を表示する。着信があった場合、受信用ウインドウ310の返信ボタン314がクリックされることにより、他の通信端末20へ送信される映像が送信映像表示領域322に表示される。また、発信を行う場合、他の通信端末20へ送信される映像が送信映像表示領域322に表示され、着信先の他の通信端末20との間の通信路が確立された後に、送信映像表示領域322に表示された映像が当該他の通信端末20へ送信される。
識別情報入力領域323は、発信を行う場合に、通信相手の通信端末20の識別情報が入力される領域である。通信路制御部202は、識別情報入力領域323に通信相手の通信端末20の識別情報が入力された後に、発信ボタン324がクリックされることによって、識別情報入力領域323に入力された識別情報に対応する通信端末20との間で通信路の確立を開始する。
図5は、通信端末20の動作の一例を示すシーケンス図である。本シーケンスに先立って、それぞれの通信端末20は、本実施形態の通信処理を行うためのソフトウェアを起動しているものとする。
まず、発信側の通信端末20−1の通信路制御部202は、識別情報入力領域323を介してユーザから、通信相手の通信端末20の識別情報を受け付ける(S100)。そして、通信路制御部202は、アドレス格納部201を参照して、通信相手の通信端末20のアドレスを抽出する(S101)。なお、ステップ101において、ステップ100で入力された識別情報に対応するアドレスがアドレス格納部201内に存在しない場合、通信路制御部202は、モニタ25を介してその旨をユーザに通知してもよい。
次に、通信路制御部202は、抽出したアドレスに対して、ネットワーク11を介して通信路の確立要求を送信することにより、通信端末20−2の通信路制御部202との間で通信路を確立する通信路確立処理を行う(S102)。ステップ102では、通信端末20−1と通信端末20−2とは、例えばSIPに規定されるプロトコルに従って、通信路の確立処理を行う。
具体的には、発信側の通信路制御部202が、着信側の通信路制御部202へINVITEリクエストを送信する。そして、着信側の通信路制御部202が、発信側の通信路制御部202へ200OKレスポンスを返信する。そして、発信側の通信路制御部202が、着信側の通信路制御部202へACKリクエストを送信することにより、発信側の通信路制御部202と着信側の通信路制御部202との間の通信路が確立される。なお、ステップ102において、通信路を確立することができなかった場合、通信路制御部202は、モニタ25を介してその旨をユーザに通知してもよい。
次に、着信側の通信端末20−2の通信路制御部202は、通信路が確立されたことをデータ送受信部204に通知する。そして、データ送受信部204は、スピーカ26に着信音を出力したり、受信用ウインドウ310が画面30に表示されていない場合に受信用ウインドウ310を画面30に表示したりする着信処理を行う(S103)。
次に、発信側のデータ送受信部204は、カメラ23からの映像データおよびマイク24からの音声データを、ステップ102において確立された通信路を介して、着信先の通信端末20−2へ送信する(S104)。そして、着信先のデータ送受信部204は、着信先の通信路制御部202を介して発信元の通信端末20−1から受け取った映像データおよび音声データを、モニタ25およびスピーカ26に、それぞれ表示および再生させる(S105)。
次に、着信側のデータ送信制御部203は、キーボード21またはマウス22を介してユーザから応答操作を受け付け(S106)、着信側のデータ送受信部204に指示して、カメラ23からの映像データおよびマイク24からの音声データを、ステップ102において確立された通信路を介して、発信元の通信端末20−1へ送信させる(S107)。
次に、発信元の通信路制御部202は、キーボード21またはマウス22を介してユーザから通信の終了操作を受け付け、データ送受信部204に指示して、受信用ウインドウ310および発信用ウインドウ320を閉じる等の終了処理を行わせる(S108)。そして、発信元の通信路制御部202は、着信先の通信路制御部202との間で通信路の切断処理を実行する(S109)。ステップ109では、例えば、発信側の通信路制御部202が、着信側の通信路制御部202へBYEクエストを送信し、着信側の通信路制御部202が、発信側の通信路制御部202へ200OKレスポンスを返信することにより、発信側の通信路制御部202と着信側の通信路制御部202との間の通信路を切断する。
そして、着信先の通信路制御部202は、データ送受信部204に指示して、受信用ウインドウ310および発信用ウインドウ320を閉じる等の終了処理を行わせる(S110)。
なお、本シーケンス図では、発信元の通信端末20−1から通信路の切断処理が実行されたが、着信先の通信端末20−2から通信路の切断処理が実行されてもよい。また、ステップ106において、3分等の所定時間経過した場合や、ステップ105において表示された受信用ウインドウ310が、終了ボタン311または閉じるボタン313をクリックされることにより終了させられた場合等に、通信端末20−2は、通信路の切断処理を開始してもよい。
図6は、通信端末20のハードウェア構成の一例を示す。通信端末20は、CPU210、RAM211、ROM212、通信インターフェイス213、入出力インターフェイス214、およびメディアインターフェイス215を備える。CPU210は、RAM211およびROM212に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM212は、通信端末20の起動時にCPU210が実行するブートプログラムや、通信端末20のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
RAM211は、CPU210が実行するプログラムおよびCPU210が使用するデータ等を格納する。通信インターフェイス213は、ネットワーク11を介して他の通信端末20からデータを受信してCPU210へ送ると共に、CPU210が生成したデータをネットワーク11を介して他の通信端末20へ送信する。
CPU210は、入出力インターフェイス214を介して、キーボード21、マウス22、カメラ23、マイク24、モニタ25、およびスピーカ26を制御する。CPU210は、入出力インターフェイス214を介して、キーボード21、マウス22、カメラ23、およびマイク24からデータを取得する。また、CPU210は、生成したデータを、入出力インターフェイス214を介して、モニタ25およびスピーカ26へ出力する。
メディアインターフェイス215は、記録媒体216に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM211に提供する。RAM211を介してCPU210に提供されるプログラムは、記録媒体216に格納されている。当該プログラムは、記録媒体216から読み出され、RAM211を介して通信端末20にインストールされ、CPU210によって実行される。通信端末20にインストールされて実行されるプログラムは、通信端末20を、アドレス格納部201、通信路制御部202、データ送信制御部203、およびデータ送受信部204としてそれぞれ機能させる。
記録媒体216は、例えばDVD、PD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体記録装置等であってよい。通信端末20は、これらのプログラムを、記録媒体216から読み取って実行するが、他の例として、例えばネットワーク11を介して、これらのプログラムを取得してもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本発明の通信端末20によれば、より利便性の高い通信システムを提供することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、通信路制御部202は、識別情報入力領域323に入力された識別情報に基づいて、通信相手の通信端末20のアドレスをアドレス格納部201から抽出したが、他の形態として、通信端末20は、アドレス格納部201を有さず、識別情報入力領域323を介して通信相手の通信端末20のアドレスを受け付け、受け付けたアドレスの通信端末20と通信を開始するようにしてもよい。
また、本実施形態では、1対1の通信を例に説明したが、本発明はこれに限られず、1つの通信端末20と複数の通信端末20とが1対多の通信を行う場合においても、本発明を適用することができる。1対多の通信を開始するには、例えば、識別情報入力領域323に複数の通信相手の通信端末20の識別情報が入力され、通信路制御部202は、入力されたそれぞれの識別情報に対応するアドレスをアドレス格納部201から抽出する。そして、通信路制御部202は、それぞれのアドレスに対応する通信端末20との間で、それぞれ通信路を確立する。
この場合、発信側の通信端末20は、同一の映像および音声を、それぞれの通信端末20へ送信する。また、発信側の通信端末20は、受信用ウインドウ310を複数起動し、複数の着信側の通信端末20から送られてきた映像を、それぞれの受信用ウインドウ310において表示し、複数の着信側の通信端末20から送られてきた音声を1つのスピーカ26でミキシングして再生する。
10・・・通信システム、11・・・ネットワーク、20・・・通信端末、200・・・端末本体、201・・・アドレス格納部、2010・・・端末識別情報、2011・・・IPアドレス、202・・・通信路制御部、203・・・データ送信制御部、204・・・データ送受信部、210・・・CPU、211・・・RAM、212・・・ROM、213・・・通信インターフェイス、214・・・入出力インターフェイス、215・・・メディアインターフェイス、216・・・記録媒体、21・・・キーボード、22・・・マウス、23・・・カメラ、24・・・マイク、25・・・モニタ、26・・・スピーカ、30・・・画面、310・・・受信用ウインドウ、311、321・・・終了ボタン、312・・・受信映像表示領域、313・・・閉じるボタン、314・・・返信ボタン、320・・・発信用ウインドウ、322・・・送信映像表示領域、323・・・識別情報入力領域、324・・・発信ボタン
Claims (4)
- ネットワークを介して通信を行う通信端末であって、
ユーザからの操作入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段を介して、ユーザから通信相手の通信端末の識別情報を受け付けた場合に、当該識別情報により定まる通信端末のアドレス宛に、ネットワークを介して通信路の確立要求を送信することにより、当該アドレスに対応する他の通信端末との間で通信路を確立し、
ネットワークを介して他の通信端末から通信路の確立要求を受信した場合に、当該通信路の確立要求を送信してきた他の通信端末との間で通信路を確立する通信路確立手段と、
前記通信路確立手段によって確立された通信路を介して、撮像装置から受け取った映像データを他の通信端末へ送信すると共に、他の通信端末から受け取った映像データを表示装置へ出力する映像データ送受信手段と、
前記通信路確立手段によって確立された通信路を介して、マイクから受け取った音声データを他の通信端末へ送信すると共に、他の通信端末から受け取った音声データを音声再生装置へ出力する音声データ送受信手段と、
ネットワークを介して他の通信端末から通信路の確立要求を受け取ることにより、前記通信路確立手段が当該他の通信端末との間で通信路を確立した場合に、前記映像データ送受信手段および前記音声データ送受信手段に指示して、当該他の通信端末からの映像データおよび音声データを、前記表示装置および前記音声再生装置へ出力させると共に、前記入力手段を介してユーザから応答操作を受け付けるまで、前記撮像装置からの映像データおよび前記マイクからの音声データを、当該他の通信端末へ送信させないデータ送信制御手段と
を備えることを特徴とする通信端末。 - 請求項1に記載の通信端末であって、
通信端末のアドレスを、当該通信端末の識別情報に対応付けて予め格納しているアドレス格納手段をさらに備え、
前記通信路確立手段は、
前記入力手段を介して、ユーザから、通信相手の通信端末の識別情報を受け付けた場合に、受け付けた識別情報に対応する通信端末のアドレスを、前記アドレス格納手段から抽出し、抽出した通信端末のアドレス宛に、ネットワークを介して通信路の確立要求を送信すること
を特徴とする通信端末。 - 請求項1または2に記載の通信端末であって、
前記映像データ送受信手段および前記音声データ送受信手段は、それぞれ、RTP(Real−time Transport Protocol)を用いて、映像データおよび音声データを、ネットワークを介して送受信すること
を特徴とする通信端末。 - ネットワークを介して通信を行う通信端末を制御するプログラムであって、
前記通信端末を、
ユーザからの操作入力を受け付ける入力機能、
前記入力機能を介して、ユーザから通信相手の通信端末の識別情報を受け付けた場合に、当該識別情報により定まる通信端末のアドレス宛に、ネットワークを介して通信路の確立要求を送信することにより、当該アドレスに対応する他の通信端末との間で通信路を確立し、
ネットワークを介して他の通信端末から通信路の確立要求を受信した場合に、当該通信路の確立要求を送信してきた他の通信端末との間で通信路を確立する通信路確立機能、
前記通信路確立機能によって確立された通信路を介して、撮像装置から受け取った映像データを他の通信端末へ送信すると共に、他の通信端末から受け取った映像データを表示装置へ出力する映像データ送受信機能、
前記通信路確立機能によって確立された通信路を介して、マイクから受け取った音声データを他の通信端末へ送信すると共に、他の通信端末から受け取った音声データを音声再生装置へ出力する音声データ送受信機能、および
ネットワークを介して他の通信端末から通信路の確立要求を受け取ることにより、前記通信路確立機能が当該他の通信端末との間で通信路を確立した場合に、前記映像データ送受信機能および前記音声データ送受信機能に指示して、当該他の通信端末からの映像データおよび音声データを、前記表示装置および前記音声再生装置へ出力させると共に、前記入力機能を介してユーザから応答操作を受け付けるまで、前記撮像装置からの映像データおよび前記マイクからの音声データを、当該他の通信端末へ送信させないデータ送信制御機能
として動作させることを特徴とするプログラム。
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