JP2007033573A - 教育支援システム、支援システム運用方法、及び支援システム運用プログラム - Google Patents

教育支援システム、支援システム運用方法、及び支援システム運用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 基礎教育コース(Web教育コース)で受講者が習得したレベルに応じて応用教育コース(実習教育コース)の教育内容を自動構築する。
【解決手段】 Web教育コースを受講する学習用端末10と、学習用端末10にWebコンテンツを提供するWebサーバ20と、学習用端末10に評価試験コンテンツを提供すると共に、Web教育コースの受講者個人の評価試験点数及び弱点項目を管理する習得レベル管理サーバ30と、Webコースの修了に伴い実習教育コースの受講リクエスト情報を受け付けると共に、実習教育コース情報及び教育リソース情報を管理し、実習教育コースの自動スケジューリングを処理する実習コース管理サーバ40とを、イントラネット等の通信ネットワーク200を介して相互に接続する構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、教育支援システム、支援システム運用方法、および支援システム運用プログラムに係り、特にインターネットを利用して所定の一次/2次の各教育を有効に連続受講し得るように構成された教育支援システム、支援システム運用方法、及び支援システム運用プログラムに関する。
教育市場においては、学習環境にITを取り入れたWebラーニング等のeラーニングによる教育方法が遠隔地にも提供されるようになり、受講者側にとっては時間と場所の制約から解放され、個人レベルに合わせた学習の機会が多くなっている。一方、教育内容の提供者側にとっては、受講者に対するきめ細かい管理や指導を可能にすると共に、会場や講師および教材等のコストの削減が可能ということもあって、近似においてはその利用度が拡大しつつある。
この種の従来技術としては、特許文献1乃至2に記載のものが知られている。まず、特許文献1に記載の教育学習支援方法は、学習者の目標設定に応じて学習課題が異なる単元を予め教育学習用サーバのデータベースに格納し、学習課題の選択を受け付けてその学習課題についての資料等のデータを学習者用クライアントに送信して学習を進める。そして、講師用クライアントからの定着テストに対する学習者の回答を教育学習用サーバに送信すると共に、これを受信した教育学習用サーバは、学習者の学習課題及びその結論に対する理解が定着したかどうかを判定し、その判定結果に基づき次の単元を自動的に選択し、これにより学習者が学習目標に到達するための学習活動を支援することができるような構成になっている。
次に、特許文献2に記載の学習機能付き遠隔教育システムでは、教育コンテンツと、受講者の教育履歴や受講状況、および理解状況とを学習サーバのデータベースに管理し、その状況に応じて次の教育カリキュラムの編成を組み替えた教育コンテンツをクライアントPCに配信することにより、受講者は、理解済みの教育コンテンツに煩わされることなく、次に必要となる教育コンテンツの配信を受けることができる構成になっている。
特開2004−053967号公報 特開平11−249540号公報
ところで、特許文献1にあっては、学習者の目標設定と判定結果に応じて、学習者の次のステップを自動的に選定することを目的としており、又特許文献2にあっては、受講者の教育履歴や理解状況に基づいて、受講者の次の教育カリキュラムを自動的に編成することをその意図したものとなっている。
しかしながら、受講する教育がその難易度に応じて複数の教育コースに分割され、難易度の昇順に順次、各教育コースの受講を要する教育の場合においては、予め、設定されている各教育コースの教育内容は、受講者の平均的なスキルレベルを考慮して構成されており、スキルレベルがまちまちである教育コースの受講者を対象にした教育コースの場合は、既に習得済みの教育内容が重複して構成されるケースや、未習得の教育内容が構成されず十分に学習できないケース等が発生しており、各教育コースの受講者個人のスキルレベルに応じたフレキシブルな教育が実施できていないという問題を含んでいた。
又、教育サービスを提供する側においても、各教育コースの受講者のスキルレベルに合わせた各教育コースを受講者個人毎に開催することは、単純に受講者数分の教育リソースが必要になり、実質的にそのような形態の教育コースを提供することは困難であった。
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、特に、応用教育コースとしての二次教育コースの受講者に対しては個人の技術等の習得レベルに合わせた有効な教育サービスを提供すると共に教育サービス提供者側の負担等の低減を図った教育支援システム、支援システム運用方法、および支援システム運用プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる教育支援システムでは、受講者側の学習用端末と、受講者に基礎教育としての1次教育コースを配信するWebサーバと、この1次教育コースの習得レベルを評価し管理する習得レベル管理サーバと、前記1次教育コースの修了に伴い応用教育としての2次教育コースのコース情報および教育資産等を管理する応用教育管理サーバとを備えている。そして、前述した応用教育管理サーバが、1次教育コース修了者の習得レベルに合わせて当該2次教育コースの教育内容および教育日程等を設定する自動スケジューリング機能を備えるという構成を採っている(請求項1乃至16)。
このため、本発明では応用教育としての2次教育コースの受講者はその前の基礎教育としての1次教育コースの習得度に応じた教育サービスを受けることが可能となり、受講者個人の力量に応じて効率よく学習に集中することが可能となり、常に一定レベルの教育サービスの提供を成し得るので教育サービスの提供者側にとっても、進度低下に伴う督促若しくは追加指導等の手間がなくなり、かかる点において円滑な運用と経費節減とが同時に可能となる。
前述した応用教育管理サーバについては、前記1次教育コース修了者から出される2次教育コースに対する受講のリクエスト情報に基づいて判定し当該リクエスト情報が近似している内容の受講希望者同志をグループ化する受講者グループ化機能を備えた構成としてもよい(請求項2)。このようにすると、複数の受講者に対する指導を同時に進行させることができるので、経費低減と共に教育指導を更に実効あるものとすることができる。
ここで、前述した応用教育管理サーバが、1次教育コース修了者の習得レベルに合わせて当該2次教育コースの教育内容および教育日程等を設定する自動スケジューリング機能を同時に備えた構成としてもよい(請求項3)。更に、前述した応用教育管理サーバは、前述した1次教育コース修了者から出される2次教育コースに対する受講内容のリクエスト情報に基づいて判定し当該リクエスト情報が近似している内容の受講希望者同志をグループ化すると共に当該各グループのリクエスト情報に合わせて2次教育コースの内容を設定するコース内容設定機能を備えているように構成してもよい(請求項4)。
更に、前述した習得レベル管理サーバについては、当該習得レベル管理サーバ評価試験コンテンツを前記学習用端末に提供する際に使用される評価試験支援プログラムを予め装備すると共に、この評価試験支援プログラムに沿って実行される評価試験の結果を、前述した習得レベル管理サーバが、試験点数および弱点項目等に区分して前記1次教育コース受講者個人の習得レベルとして管理する機能を備えた構成としてもよい(請求項4)。このようにすると、習得レベルを具体的にすることができ、受講者個人も納得した状態での習得レベルの設定が可能となる(請求項5)。
又、前述した応用教育管理サーバは、当該応用教育コースにおけるスケジューリング情報を紹介処理する紹介処理機能を備えた照会支援プログラムを予め装備すると共に、この照会支援プログラムの紹介処理機能は、前記1次教育コース修了者から出される2次教育コースに対する受講内容のリクエスト情報,各サーバが管理している各種情報を対象とする内容とした(請求項6)。このため、2次教育コースのスケジューリング情報をきめ細かく生成することができ、受講者のリクエスト情報が有効に生かすことができる。
ここで、前述した学習用端末については、Webサーバが提供するWebコンテンツを当該Webサーバにアクセスすると共に予め装備した画面に表示する画面表示機能を備えた構成としてもよい(請求項7)。前述した学習用端末は、前述した習得レベル管理サーバが提供する評価試験コンテンツにアクセスして評価試験の内容を予め装備した画面に表示する機能を備え且つ当該評価試験の解答結果を前記習得レベル管理サーバに送信する機能を備えた構成としてもよい(請求項8)。
更に、前述した学習用端末は、応用教育としての2次教育コースを受講するリクエスト情報を前述した応用教育管理サーバに送り込むリクエスト送信機能を有すると共に、前述した応用教育管理サーバにアクセスして当該応用教育管理サーバが提供する教育コース情報および教育リソース情報等を取り込むコース情報収集機能を備えた構成としてもよい(請求項9)。又、学習用端末が、前記応用教育としての2次教育コースを受講するリクエストを前記応用教育管理サーバに送り込むリクエスト送信機能を有すると共に、前記応用教育管理サーバにアクセスして当該応用教育管理サーバが提供する教育コース情報および教育リソース情報等を取り込むコース情報収集機能を備えた構成としてもよい(請求項10)。このようにすると、学習用端末の利用しての教育を視覚および聴覚を有効に利用し得ることから、より実効あるものとする事ができる。
又、Webサーバについては、前述した学習用端末に前記1次教育コースの教育用のコンテンツや学習メニュー等のWebコンテンツを提供する機能と、前述した学習用端末からの各種要求に基づいて前述した各サーバと通信して所定の情報を送信せしめる各種要求実行機能とを備えた構成としてもよい(請求項11)。このWebサーバについては、稼働状態にあっては通信ネットワークを介して前記学習用端末および各サーバに常時接続された状態に装備する構成としてもよい(請求項12)。
更に、前述した習得レベル管理サーバは、前述した1次教育コース用の受講者情報を収納した受講者情報データベースと、評価試験問題を収納した試験問題データベースと、評価試験問題の解答および解説から成る解答データベースと、評価試験の点数及び弱点項目情報等の習得レベルを記録した習得度データベースとを備えた構成としてもよい(請求項13)。又、応用教育管理サーバについては、前述した自動スケジューリング機能で特定された2次教育コースの教育内容及び教育日程等の内容を前記1次教育コース修了者の内の希望する者の学習用端末に送り込むスケジューリング送信機能を備えた構成としてもよい(請求項14)。
前述した応用教育管理サーバについては、当該応用教育管理サーバで成されるスケジューリングの決定等に際して使用するデータを、当該2次教育コースにおける教育形態,教育日数および教育内容等のコース情報を格納したコース情報データベースと,前記1次教育コースの習得レベルの決定に際し又2次教育コース受講者のグループ化に際し使用されるデータ即ち担当する指導者,教育用資料,教室等の情報を格納した教育リソースデータベースと、参加が決定した2次教育コース受講者の参加予約情報を格納した受講予約データベースとに分けて備えた構成としてもよい(請求項15)。更に、上述した各サーバに、受講者側の学習用端末等からの要請に応じて作動し前述した各サーバが管理する各種情報の内容変更や追加等の更新処理を実行する教育サービス提供側管理端末を併設するように構成してもよい(請求項16)。
本発明にかかる教育支援システム運用方法では、受講者が備えている学習用端末に対してWebサーバから基礎教育としての1次教育コースの内容を配信する第1の工程と、1次教育コースの受講修了に際して学習用端末からWebサーバに送り込まれる評価試験の解答を評価しその習得レベル等を管理サーバに登録する第2の工程と、応用教育としての2次教育コースに学習用端末からリクエストされた受講希望者に対して所定の教育リソースの利用予約が可能か否かを前記習得レベルに基づいて判定する第3の工程と、前記2次教育コースの教育リソースの利用予約が可能と判断された場合に作動し当該各受講希望者からのリクエスト情報に基づいて当該受講希望者の前記習得レベルに応じたスケジューリング情報(参加予約情報)を決定する第4の工程とを備えた構成とした(請求項17)。 又、前述した第3の工程で2次教育コースの教育リソースの利用予約が可能と判断された受講希望者を対象として、類似する前記習得レベルおよび近似した教育コースの受講希望者毎に当該各受講者のリクエスト情報に基づいて判断しグループ化する受講者グループ化工程を設けた構成としてもよい(請求項18)。
このようにすると、基礎教育としての1次教育コースの習得レベルに合わせてスケジューリング情報が決定されるので、各個人が比較的教育を受けやすい状況が設定され、各受講者に学習意欲が有効に増進され、受講者個人の力量に応じて効率よく学習に集中することが可能となり、常に一定レベルの教育サービスの提供を成し得るので教育サービスの提供者側にとっても、進度低下に伴う督促若しくは追加指導等の手間がなくなり、かかる点において円滑な運用と経費節減とが同時に可能となるという利点がある。
更に、本発明にかかる教育支援システム運用プログラムでは、受講者が備えている学習用端末に対してネットワークを介して配信する基礎教育コース及び応用教育コースから成る教育コースを有効に運用するために、コンピュータを、受講者が備えている学習用端末に対してWebサーバから基礎教育としての1次教育コースの内容を配信する1次教育コース配信手段、前記1次教育コースの受講修了に際して前記学習用端末からWebサーバに送り込まれる評価試験の解答を評価しその習得レベル等を管理サーバに登録する習得レベル登録手段、前記応用教育としての2次教育コースに学習用端末からリクエストされた受講希望者に対して所定の教育リソースの利用予約が可能か否かを前記習得レベルに基づいて判定する判定手段、および前記2次教育コースの教育リソースの利用予約が可能と判断された場合に作動し当該各受講希望者からのリクエスト情報に基づいて当該受講希望者の前記習得レベルに応じたスケジューリング情報(参加予約情報)を決定するスケジューリング決定手段、として機能させるための教育支援システム運用プログラムとした(請求項19)。このため、前述した各システムをソフト的に処理し運用することができ、かかる点で実効あるものとすることができる。
ここで、前述した教育支援システム運用プログラムにおいて、第3の工程で2次教育コースの教育リソースの利用予約が可能と判断された受講希望者を対象として、類似する前記習得レベルおよび近似した教育コースの受講希望者毎に当該各受講者のリクエスト情報に基づいて判断しグループ化する受講者グループ化手段を、前記コンピュータに機能させるようにしてもよい(請求項20)。
以上のように、本発明の構成によれば、応用教育としての第2次教育コースでは、受講者はその前の基礎教育としての1次教育コースの習得度に応じた教育サービスを受けることが可能となり、当該第2次教育コースの受講者にとっては最適な学習環境を得ることができ、受講者個人の力量に応じて効率よく学習に集中することが可能となり、常に一定レベルの教育サービスの提供を成し得るので教育サービスの提供者側にとっても、進度低下に伴う督促若しくは追加指導等の手間がなくなり、かかる点において円滑な運用と経費節減とが同時に可能となるという従来にない優れた教育支援システム、支援システム運用方法、および支援システム運用プログラムを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
最初に、課題解決に際しての本実施形態の概要を説明する。まず、本実施形態にかかる教育支援システムでは、図1に示すように、一又は二以上の受講者の学習端末(10a,10b,10c,……)と、前述した受講者に基礎教育としての1次教育コース(ここでは「Web教育コース」という)を配信し又は後述する2次教育コース(ここでは「実習教育コース」という)の実行に際して各受講者の学習端末(10a,10b,10c,……)と各サーバとの連係を中継するWebサーバ20とを備えている。
又、本実施形態にかかる教育支援システムは、更に、前述した各受講者の一次教育コース(Web教育コース)の習得レベルを評価し管理する習得レベル管理サーバ30と、前述した1次教育コース(Web教育コース)の修了に伴い応用教育コースとしての2次教育コース(実習教育コース)のコース情報および教育資産等を管理する応用教育管理サーバ(ここでは「実習コース管理サーバ40」という)を備えている。
この応用教育管理サーバ(実習コース管理サーバ40)は、前述した1次教育コース(Web教育コース)修了者の習得レベルに合わせて当該2次教育コース(実習教育コース)の教育内容および教育日程等を設定する自動スケジューリング機能を備えている。更にこの応用教育管理サーバ(実習コース管理サーバ40)は、前述したWeb教育コース修了者から出される実習教育コースに対する受講のリクエスト情報に基づいて判定すると共に当該リクエスト情報が近似している内容の受講希望者同志をグループ化する受講者グループ化機能を備えている。
前述したWeb教育コースでは、受講者は必要な知識スキルを習得し所定のスキルレベルが保持される。このスキルレベルは、例えば、Web教育コースの受講時の各教育カテゴリ(教育内容)毎の確認試験点数や弱点項目等に基づいて設定される。そして、この習得したスキルレベル(習得レベル)に応じて、応用教育管理サーバ(実習コース管理サーバ40)では、類似するWeb教育コース受講者をグループ化して実技演習を伴う実習教育コース(応用教育コース)の内容を自動構築すると共に、実習教育コース情報の設定、教育リソースの予約、および実習教育コース(応用教育コース)の申込み処理を自動化する機能を備えている。
ここで、受講者をスキルレベル(習得レベル)に応じてグループ化する趣旨は、習得レベルに応じて実習教育コースの教育内容・受講期間等を変化させるためである。又、実習教育コース情報は、実習教育コースの開始日、開催場所等を、その内容とする。更に、教育リソースは、例えば、インストラクター、実習マシン、教育用資料(ドキュメント)、教室、プロジェクタ等を含む概念を示す。
そして、これらにより、実習教育コース(応用教育コースである2次教育コース)では、受講者個人に合わせた最適且つ円滑な技術習得を実現し得ると共に、類似する習得レベルのコース受講者をグループ化することで、教育サービスを提供する側においても実習教育コース開催状の負担を軽減し、且つ教育リソースを確保するのに要する経費を低減するようにした点に特徴を有する。
以下、これを更に詳細に説明する。
〈全体的な構成〉
本実施形態における教育支援システムは、前述したように、Web教育コース(基礎教育コースとしての1次教育コース)を受講するための学習用端末(10a,10b,10c,……)と、Webコンテンツを提供するためのWebサーバ20と、Web教育コースの習得レベルを評価する評価試験コンテンツを提供すると共にWeb教育コースの受講者個人の評価試験点数及び弱点項目を管理するための習得レベル管理サーバ30とを備えている。ここで、習得レベル管理サーバ30は、当該習得レベル管理サーバ30の評価試験コンテンツを学習用端末(10a,10b,10c,……)に提供する際に使用される評価試験支援プログラム101を備えている。
又、この図1に示す教育支援システムは、Web教育コースの修了に伴い実習教育コース(応用教育コースとしての2次教育コース)の受講リクエスト情報を受け付けると共に、実習教育コース情報および教育リソース情報を管理するための実習教育管理サーバ(応用教育管理サーバ)40を備えている。ここで、この実習教育管理サーバ40は、実習教育コースの自動スケジューリングを処理する照会支援プログラム100を備えている。
この図1に示す教育支援システムは、更に、上述したWebサーバ20,習得レベル管理サーバ30,及び実習教育コース管理サーバ40をメンテナンスするための教育サービス提供側管理端末(50a,50b,50c,……)を備えている。
そして、これら学習用端末(10a,10b,10c,……)、Webサーバ20、習得レベル管理サーバ30、実習教育管理サーバ(応用教育管理サーバ)40、および教育サービス提供側管理端末(50a,50b,50c,……)は、イントラネット等の通信ネットワーク200を介して相互に接続されている。
〈学習用端末について〉
学習用端末(10a,10b,10c,……)は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、Webサーバ20が提供しているWebコンテンツにアクセスし、Web教育コースの教育内容を、通信ネットワーク200を介して、予め装備された所定の画面に表示する機能を備えている。ここで、Web教育コースの教育内容としては、例えば、ハードウェア本体、及びそれに接続される周辺装置等の製品に関する情報があり、製品の名称、型番、商品番号、外観、価格、メンテナンス方法等の情報を含んだものとなっている。
又、学習用端末(10a,10b,10c,……)は、習得レベル管理サーバ30が提供している評価試験コンテンツにアクセスし、評価試験の内容を所定の画面に表示すると共に、評価試験の解答結果を通信ネットワーク200を介して習得レベル管理サーバ30に送信する機能も備えている。
更に、この学習用端末(10a,10b,10c,……)は、Web教育コースの修了に伴い、通信ネットワーク200を介して実習教育コース管理サーバ40に実習教育コースの受講リクエストを送信すると共に(リクエスト送信機能)、実習教育コース管理サーバ40が提供する実習教育コース情報及び教育リソース情報を受信する機能(コース情報収集機能)を備えている。ここで、実習教育コースの受講リクエスト情報の内容としては、実習教育コースの受講開始日、開催場所、実習演習する装置の種類等の情報を含んだものとなっている。
〈Webサーバについて〉
Webサーバ20は、ホストコンピュータ・サーバ等の情報処理装置であり、通信ネットワーク200を介して学習用端末(10a,10b,10c,……)に対しWeb教育コース用のWebコンテンツを提供する機能と、学習用端末(10a,10b,10c,……)からの各種要求に基づき、習得レベル管理サーバ30及び実習教育コース管理サーバ40と通信する際の内容確認と回線の連結又は切替え等を実行する機能等を備えている。図2に、上記Webサーバ20の構成例を示す。
このWebサーバ20は、図2に示すようにWeb教育コース用コンテンツや学習メニュー等のWebコンテンツ21を備えて構成されている。Web教育コース用コンテンツの内容としては、前述した通り、例えばハードウェア本体及びそれに接続される周辺装置等の製品に関する情報があり、製品の名称、型番、商品番号、外観、価格、メンテナンス方法等の情報を含んだものとなっている。
又、Webサーバ20が提供するWebコンテンツは、通信ネットワーク200に接続された学習用端末(10a,10b,10c,……)から24時間365日中、外部からのアクセスが可能となっている。
このように構成され機能するWebサーバ20は、前述した教育サービス提供側管理端末(50a,50b,50c,……)により、必要に応じて(時代の要請に合わせて)Webコンテンツの内容変更および追加等の更新処理が実施されるようになっている。
〈習得レベル管理サーバについて〉
習得レベル管理サーバ30は、ホストコンピュータ・サーバ等の情報処理装置であり、通信ネットワーク200を介してWeb教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に評価試験コンテンツを提供する機能を備えている。図3に、この習得レベル管理サーバ30の一構成例を示す。
この習得レベル管理サーバ30は、図3に示すように、Web教育コース用の受講者情報を格納した受講者情報データベース31と、評価試験問題を格納した試験問題データベース32と、評価試験問題の解答及び解説を格納した解答情報データベース33と、評価試験点数及び弱点項目等の習得レベルを記録した習得度データベース(習得レベルデータベース)34の4種のデータベースとを備えている。この習得レベル管理サーバ30は、更に、Web教育コースの受講者の評価試験受験を支援する評価試験支援プログラム101を備えている。
ここで、上記習得レベル管理サーバ30が備えているWeb教育コースの受講者情報データベース31は、Web教育コースの受講者が学習用端末(10a,10b,10c,……)からWebサーバ20にアクセスする際に使用され、Web教育コースの受講者を認証するためのものである。又、試験問題データベース32は、Web教育コースの教育内容の習得レベルを確認するための内容になっており、評価試験支援プログラム101の指示に従ってWeb教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に提供されるようになっている。
又、習得レベル管理サーバ30は、Web教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,……)からの評価試験の解答結果を、通信ネットワーク200を介して受信し、評価試験支援プログラム101により解答の正誤を評価すると共に、Web教育コースの受講者毎の評価試験点数・弱点項目情報(以下、「習得レベル情報」と略す)を習得度データベース34に基づいて管理する機能を備えている。
更に、この習得レベル管理サーバ30が提供する評価試験コンテンツは、通信ネットワーク200に接続された学習用端末(10a,10b,10c,……)から24時間365日中、外部からのアクセスが可能となっている。
Web教育コースの前述した受講者情報データベース31は、Web教育コースの受講者の受講者ID,氏名,性別,所属,ユーザID,Web教育コースのカテゴリ毎の習得レベル,評価試験点数,および弱点項目等の情報を格納したデータベースであり、全ての処理におけるWeb教育コースの受講者の認証に使用される。図4(図表1)に、本実施形態におけるWeb教育コースの受講者情報データベース31の構造例を示す。
又、Web教育コースの受講者毎の習得レベルは、評価試験点数から定まる評価試験点数の範囲に基づいてそれぞれ設定される。
更に、習得レベル管理サーバ30が備えている試験問題データベース32は、試験ID,問題ID,評価試験問題が属するカテゴリ,評価試験問題,評価試験出題形式(選択択一,複数選択,穴埋め,記述形式),及び問題点数等に関する情報を格納したデータベースであり、学習用端末(10a,10b,10c,…… )に対して評価試験コンテンツを送信する際に使用される。ここで、評価試験問題は、評価試験支援プログラム101により試験問題データベース32からランダムに抽出され、生成される。
教育サービスを提供する側は、評価試験情報の精度を向上させるために、教育サービス提供側管理端末(10a,10b,10c,…… )を使用して必要に応じて評価試験情報内容の変更や、追加等の更新処理を実施する。図4(図表2)に、本実施形態における評価試験情報データベース32の構造例を示す。
又、上記解答情報データベース33は、問題ID,評価試験問題毎の解答(正解)・解説等の情報を格納したデータベースである。前述した習得レベル管理サーバ30は学習用端末(10a,10b,10c,…… )からの評価試験の実施結果を受信し且つこれを評価試験支援プログラム101に基づいて採点する。習得レベル管理サーバ30は、その採点を前述したWebサーバ20に送信する際に、この解答情報データベース33が使用される。
教育サービスを提供する側は、評価試験問題の解答および解説の精度を向上させるために、教育サービス提供側管理端末(50a,50b,50c,…… )を使用して必要に応じて評価試験問題解答及び解説の内容変更や内容追加等の更新処理を実施する。図5(図表3)に本実施形態における解答情報データベース33の構造を示す。
更に、前述した習得度データベース34は、問題ID,Web教育コースの受講者毎の評価試験点数,弱点項目(不正解問題情報),評価試験の実施時間,および評価試験実施回数等の情報を格納したデータベースであり、Web教育コースの受講者毎の習得レベル(習得度)を決定する際に使用される。図5(図表4)に、本実施形態における習得レベルデータベース34の構造例を示す。
又、習得レベル管理サーバ30が備えている前述した評価試験支援プログラム101は、Web教育コースの受講者が評価試験を実施する際の、評価試験問題の抽出,評価試験実施の採点,及び解答・解説の提供を支援処理するためのプログラムである。
〈実習コース管理サーバ(応用教育管理サーバ)について〉
実習コース管理サーバ(応用教育管理サーバ)40は、ホストコンピュータ・サーバ等の情報処理装置であり、実習教育コースの受講希望者の学習用端末(10a,10b,10c,…… )から送信される実習教育コースの受講リクエスト情報を受信し、実習教育コース・スケジューリング情報(参加予約情報)を生成して、実習教育コースの受講希望者の学習用端末(10a,10b,10c,…… )に送信する機能を備えている。
この実習コース管理サーバ40は、図6に示すように、コース情報データベースとしての実習教育データベース41,教育リソースデータベース42,及び実習教育コース(2次教育コース)への参加が確定した受講者の参加予約情報を格納した受講予約データベース43の三種のデータベースを備えている。更に、この実習コース管理サーバ40には、各データベースの内容を照会すると共に受講希望者のグループ化等に際して機能する照会支援プログラム100が装備されている。
そして、実習教育コース・スケジューリング情報(参加予約情報)は、実習教育コースの受講希望者の受講リクエスト情報と、実習コース管理サーバ40が管理する実習教育コース情報及び教育リソース情報と、既に登録されている実習教育コース・スケジューリング情報と、習得レベル評価管理サーバ30が管理するWeb教育コースの習得レベル情報とに基づいて、前述した照会支援プログラム100によって定められた手順に従って照会処理され、類似する習得レベル及び近似する実習教育コースの受講者の受講リクエスト情報が共通化され、これにより実習教育コースの受講希望者がグループ化されることにより、生成される。これらの演算処理等は、実習教育管理サーバ40が備えているコース内容設定機能によって実行され、処理されるようになっている。
ここで、実習教育データベース(コース情報データベース)41は、コースID,コース名,標準教育日数,教育目標(目的),標準教育内容,カテゴリ,及び教育形態等の情報を格納したデータベースであり、実習教育コースの受講希望者からの受講リクエスト情報を受信し、実習教育コースの受講者の習得レベルに応じたスケジューリング情報(参加予約情報)を決定する際に使用される。図7(図表5)に、本実施形態における実習教育データベース41の構造例を示す。
又、前述した教育リソースデータベース42は、リソースID,リソース名,予約フラグ,予約開始日,予約終了日,及び予約者等の情報を格納したデータベースであり、Web教育コースの受講者毎の習得レベルを決定し、類似する実習教育受講者をグループ化する際に使用される。リソース名には、担当インストラクター,実習教育用マシン,教育用資料(ドキュメント),教室,プロジェクタ等が設定される。図8(図表6)に、本実施形態における教育リソースデータベース42の構造例を示す。
更に、実習教育コースの前述した受講予約データベース43は、実習教育コースの参加が確定した実習教育コースの受講希望者の実習教育コース・スケジューリング情報(参加予約情報)を格納したデータベースである。図9(図表7)に、本実施形態における実習教育コースの受講予約データベース43の構造を示す。
ここで、当該実習教育コースの受講終了日は、前述した実習教育データベース41の標準教育日数と前述したWeb教育コースの受講者情報データベース31の受講者の習得レベルとに基づいて受講者の受講日数を算出して設定される。この場合、習得レベルに応じた乗数を標準教育日数に乗算して受講日数が算出され、受講開始日を起算日として受講終了日が決定される。
又、教育サービス提供側管理端末(50a,50b,50c,…… )は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、Webサーバ20及び実習教育管理サーバ40が管理する各種情報の内容変更や内容追加等の更新処理を行なう機能を備えている。そして、前述した教育サービスを提供する側が、Webサーバ20,習得レベル評価管理サーバ30,及び実習コース管理サーバ40がそれぞれ管理する各種情報の精度を向上させるために、必要に応じて教育サービス提供側管理端末(50a,50b,50c,…… )を使用して内容変更,および内容追加等の更新処理を実施する。
〈動作説明〉
まず始めに、本システム運用の前準備として、教育サービス提供側は、図1で示すように教育サービス提供側管理端末(50a,50b,50c,……)から通信ネットワーク200を介して、図2で示すWebサーバ20のWebコンテンツ21へ、図3で示す習得レベル管理サーバ30の試験問題データベース32及び解答情報データベース33の評価試験支援プログラム101へ、図4に示す実習コース管理サーバ40の実習教育データベース41,教育リソースデータベース42,及び照会支援プログラム100へ、それぞれ必要な情報を登録する(図10:ステップA1,ステップA3,ステップA5)。
続いて、教育サービス提供側は、同じく教育サービス提供側管理端末(50a,50b,50c,……)から通信ネットワーク200を介して、前述したWebサーバ20,習得レベル管理サーバ30,及び実習コース管理サーバ40へ、それぞれが備えている各種登録情報を更新する等によって反映させる(図10:ステップA2,ステップA4,ステップA6)。かかる作業は、各種サーバの内容精度を向上させるために、本システム運用開始後においても定期的に実施されるようになっている。
次に、図11で示すように、全国に散在するWeb教育コースの受講者は、学習用端末(50a,50b,50c,……)から通信ネットワーク200を介してWebサーバ20へアクセスする(図11:ステップB1)。Webサーバ20は、通信ネットワーク200を介して図9に示すようなWeb教育コースのログイン画面をWeb教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に送信する(図11:ステップB2)。
ここで、Web教育コースの受講者のユーザ登録が完了している場合には、Web教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に表示された図12に示すようなWeb教育コースのログイン画面で、ユーザID及びパスワードを入力して(図11:ステップB5)、「送信」ボタンを押下することで、学習用端末(10a,10b,10c,……)から通信ネットワーク200を介して、ユーザIDおよびパスワードがWebサーバ20へ送信される。
Webサーバ20は、受信したユーザID及びパスワードを、通信ネットワーク200を介して、習得レベル評価管理サーバ30に送信する。習得レベル管理サーバ30は、受信したユーザID及びパスワードをWeb教育コースの受講者情報データベース31の情報に基づいてユーザ認証を試み(図11:ステップB7)、ユーザ認証に成功した場合、Webサーバ20へのログインを許可する(図11:ステップB10)。
続いて、Webサーバ20は、Web教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に図13に示すようなWeb教育コース学習メニュー画面を表示する(図11:ステップB11)。
ユーザ認証に失敗した場合は、Web教育コースの受講者は、再度ユーザID及びパスワードを入力し、ユーザ認証を試みる(図11:ステップB5)。
Web教育コースの受講者のユーザ登録が完了していない場合、Web教育コースの受講者は、学習用端末(10a,10b,10c,……)に表示された図9に示すようなWeb教育コースログイン画面で、「登録」ボタンを押下する。
Webサーバ20は、通信ネットワーク200を介して図14に示すようなWeb教育コースユーザ登録画面をWeb教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,…… )に送信するので(図11:ステップB4)、Web教育コースの受講者は新規ユーザ登録を行う(図11:ステップB6)。
Web教育コースの受講者は、画面に表示された各項目に必要情報を入力し、「送信」ボタンを押下すると、そのユーザ情報が、通信ネットワーク200を介してWebサーバ20へ送信される。Webサーバ20は、受信したユーザ情報を、通信ネットワーク200を介して習得レベル管理サーバ30へ送信する。習得レベル管理サーバ30は、受信したユーザ情報をWeb教育コースの受講者情報データベース31に登録する(図11:ステップB9)。
Web教育コースの受講者のユーザ登録が完了すると、Webサーバ20は通信ネットワーク200を介して図9に示すようなWeb教育コースログイン画面を学習用端末(10a,10b,10c,……)に送信する(図11:ステップB2)。
これ以降、図11に示すようなWeb教育コース学習メニュー画面を表示するまでの動作(図11:ステップB3乃至ステップB11)は、前述した「Web教育コースの受講者のユーザ登録が完了している場合」と同じである。
次に、Web教育コースの受講者は、Web教育コースの学習を実施するか否かを選択する(図11:ステップB12)。
Web教育コースの学習を実施する場合、Web教育コースの受講者は、Webサーバ20から通信ネットワーク200を介して配信されるWebコンテンツを受信し(第1の工程)、学習用端末(10a,10b,10c,……)を使用して学習する(図11:ステップB13)。
Web教育コースの学習を終了する場合、Web教育コースの評価試験に合格したか否かを習得レベル管理サーバ30のWeb教育コースの受講者情報データベース31に確認し(図11:ステップB14)、合格履歴が存在しているのであれば、実習教育コースの受講リクエスト情報の登録が可能となる(図11:ステップB16)。
合格履歴が存在しないのであれば、Web教育コースの評価試験を再度受験し(図11:ステップB15)、合格する必要がある。
Web教育コースの評価試験に合格できない場合、Web教育コースを再度学習後(図11:ステップB13)、Web教育コースの評価試験に合格するまで受験する(図6:ステップB15)。Web教育コースの評価試験に合格すれば、実習教育コースの受講リクエスト情報の登録が可能となる(図11:ステップB16)。
次に、図1及び図7で示すように、Web教育コースの評価試験の実施においては、学習用端末(10a,10b,10c,……)から通信ネットワーク200を介してWebサーバ20へアクセスしログインすると(図15:ステップC1〜C6)、図13に示すようなWeb教育コース学習メニュー画面を学習用端末(10a,10b,10c,……)に表示するので(図15:ステップC7)、Web教育コース学習メニューから「評価試験を受験する」を選択し受験する(図15:ステップC8)。
Webサーバ20へのログイン(ユーザ認証)に失敗した場合は、再度ユーザID及びパスワードを入力し、Webサーバ20へのログインを試みる。
続いて、評価試験支援プログラム101の手順により、Web教育コースの評価試験問題が習得レベル管理サーバ30の評価試験情報データベース32から抽出され(図15:ステップC9)、通信ネットワーク200を介して習得レベル管理サーバ30からWebサーバ20に送信される。評価試験問題を受信したWebサーバ20は、通信ネットワーク200を介して図16に示すようなWeb教育コースの評価試験画面を学習用端末(10a,10b,10c,……)に送信する(図15:ステップC10)。
これを受けて、Web教育コースの受講者は、学習用端末(10a,10b,10c,……)の画面に表示された図16に示すような評価試験問題において回答入力する(図15:ステップC11)。
回答入力が終了した際には、図17に示すような画面が表示されるので、「採点」ボタンを押下することで、回答入力結果をWeb教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,……)からWebサーバ20へ送信する。Webサーバ20は、受信した回答入力結果を前述した習得レベル管理サーバ30に対して通信ネットワーク200を介して送信する。
習得レベル管理サーバ30は、受信した回答入力結果を評価試験支援プログラム101により採点し(図15:ステップC12)、その採点結果を、受講者情報データベース31と習得度データベース34に登録すると共に(図15:ステップC13)、通信ネットワーク200を介してWebサーバ20に評価試験の点数,評価試験の解答,及び解説情報を送信する(第2の工程)。
Webサーバ20は、受信した評価試験の点数,評価試験の解答,及び解説情報を、通信ネットワーク200を介してWeb教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に送信する(図15:ステップC14)。
次に、図18で示すように、実習教育コースの受講をリクエストする場合、Web教育コースの受講者の学習用端末(10a,10b,10c,……)から通信ネットワーク200を介してWebサーバ20へアクセスしログインすると(図18:ステップD1〜D6)、図11に示すようなWeb教育コース学習メニュー画面を学習用端末(10a,10b,10c,……)に表示するので(図18:ステップD7)、Web教育コース学習メニューから「実習教育コース受講をリクエストする」を選択する(図18:ステップD8)。
実習教育コースの受講希望者は、図19に示すような実習教育コース・リクエスト情報の登録画面が学習用端末(10a,10b,10c,……)に表示されるので、必要事項を入力し(図18:ステップD9)、「送信」ボタンを押下する。次に、図20に示すような実習教育コース・受講リクエスト情報の登録確認画面が学習用端末(10a,10b,10c,……)に表示されるので、表示された内容を確認後、「登録」ボタンを押下すると、通信ネットワーク200を介してWebサーバ20に実習教育コースの受講リクエスト情報が送信される。
そして、学習用端末(10a,10b,10c,……)からの実習教育コースの受講リクエスト情報を受信したWebサーバ20は、これを、通信ネットワーク200を介して実習コース管理サーバ40へ送信する(図18:ステップD10)。
実習コース管理サーバ40は、受信した実習教育コースの受講リクエスト情報とWeb教育コースの受講者情報データベース31と教育リソースデータベース42とを、照会支援プログラム100により照会し、受講期間における教育リソースが利用予約可能かどうか判定する(図18:ステップD11,第3の工程)。
実習教育コースの教育リソースが利用予約可能な場合、実習教育コースの受講希望者の実習教育コース・スケジューリング情報(参加予約情報)を受講予約データベース43に登録し、Webサーバ20は、図21に示すような実習教育コース・受講リクエスト情報登録完了画面を、通信ネットワーク200を介して実習教育コースの受講希望者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に送信する(図18:ステップD13,第4の工程)。
実習教育コースの教育リソースが利用予約不可能な場合、Webサーバ20は、図22に示すような実習教育コース・受講リクエスト情報登録エラー画面を、通信ネットワーク200を介して実習教育コースの受講希望者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に送信する(図18:ステップD12)。
この場合、実習教育コースの受講希望者は、実習教育コースの受講リクエスト情報を再度異なる条件で入力し(図8:ステップD16)、教育リソースが利用予約可能になるまで繰り返しリクエストする必要がある。
続いて、実習コース管理サーバ40は、通信ネットワーク200を介して習得レベル管理サーバ30のWeb教育コースの受講者情報データベース31から実習教育コースの受講希望者の習得レベル情報と、実習教育コースの受講予約データベース43から参加が確定している受講希望者の実習教育コース・スケジューリング情報(参加予約情報)とを取得し(図18:ステップD15、ステップD17)、照会支援プログラム100により、実習教育コースの受講希望者における受講リクエスト情報と照会する(図18:ステップD18)。
この照会によって、実習教育コースの受講希望者と、実習教育コースへ参加が確定している受講希望者において、類似する習得レベル及び近似する実習教育コースの受講リクエスト情報をもつ実習教育コースの受講希望者は、自動的にグループ化される(図18:ステップD19)。このグループ化は、実習教育コースの受講希望者が、優先項目として、習得レベル情報を主項目に実施される。そして、実習マシン情報、実習教育コースの受講開始日情報、教室情報の中で、任意の情報とその情報に設定される内容の範囲とが、条件設定情報に追加項目として任意に制定し実施される(受講者グループ化工程)。
ここで、類似する習得レベル及び近似する実習教育コースの受講リクエスト情報が存在しない場合、実習教育コースの受講希望者のグループ化は実施されない。
さらに、実習コース管理サーバ40は、照会支援プログラム100により、1つ以上の実習教育コース・スケジューリング情報を生成すると共に(図18:ステップD20)、通信ネットワーク200を介してWebサーバ20に送信する。
Webサーバ20は、受信した図23に示すような実習教育コース・スケジューリング情報を、通信ネットワーク200を介して実習教育コースの受講希望者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に送信する(図18:ステップD21)。実習教育コースの受講希望者は、受信した実習教育コース・スケジューリング情報から希望するものを選択し(図18:ステップD22)、実習教育コースへの参加を確定する(図18:ステップD25)。
Webサーバ20は、実習教育コースの参加が確定されると、図24に示すような実習教育コース・スケジューリング情報確定画面を、通信ネットワーク200を介して実習教育コースの受講希望者の学習用端末(10a,10b,10c,……)に表示すると共に、実習教育コースの受講予約データベース43に実習教育コースの参加が確定した実習教育コースの受講希望者の実習教育コース・スケジューリング情報(参加予約情報)を登録する(図18:ステップD27)。
これにより、実習教育コースは、前述したグループ化された受講者単位で開催されることになる。受信した実習教育コース・スケジューリング情報から希望するものがなく、実習教育コースへの参加を確定しない場合は、実習教育コースの受講リクエスト情報を再度異なる条件で入力し(図18:ステップD26)、希望に合った実習教育コース・スケジューリング情報が生成されるまで繰り返しリクエストする。
このように、この実施形態によれば、Web教育コースを受講する学習用端末(10a,10b,10c,……)と、この学習用端末(10a,10b,10c,……)にWebコンテンツを提供するWebサーバ20と、学習用端末(10a,10b,10c,……)に評価試験コンテンツを提供すると共にWeb教育コースの受講者個人の評価試験点数及び弱点項目を管理する習得レベル管理サーバ30と、Webコースの修了に伴い実習教育コースの受講リクエスト情報を受け付けると共に実習教育コース情報及び教育リソース情報を管理して実習教育コースの自動スケジューリングを処理する実習コース管理サーバ40とを、イントラネット等の通信ネットワーク200を介して相互に接続する構成としている。
このため、上記実施形態によると、実習教育コースの受講者は、受講者個人の習得レベルに応じた教育内容を受講者個人の教育受講以外の業務スケジュールに合わせた日程等で実習教育コースを受講することで、最適かつ円滑な技術習得を実現することができる。
又、教育サービスを提供する側においても、実習教育コースの受講者個人に合わせた教育サービスを提供できるため、実習教育コースに対する受講者の満足度の向上を図ることができる。
更に、類似する習得レベル及び近似する実習教育コースの受講リクエスト情報をもつ実習教育コースの受講希望者をグループ化することで、教育サービスの受講者間において、その理解度の同期をとる必要がなく、効率的な教育サービスを展開することができると共に、実習教育コース開催上の負担を軽減し、教育リソースを確保するのに要する経費を低減することができる。
以上、この発明の一実施形態を図面を参照して説明したが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、例えば、教育支援装置として、Webサーバ20、習得レベル評価管理サーバ30、実習教育コース情報管理サーバ40の3台のサーバで構成した場合を例示したが、目的に応じてサーバの台数を変えて設定してもよい。
(他の実施形態性)
上述した教育支援システムは、遠隔地にいる受講者が備えている学習端末と教育サービス提供者側が備えている各種サーバとの間で所定の教育サービスを提供する場合について例示した。ここでは、これをほぼ同等の学習機能を備えた教育サービスを以下に示すコンピュータプログラムによって実施する場合を例示する。
ネットワークを介して配信する基礎教育コース及び応用教育コースから成る教育コースを有効に運用するために、以下に示す内容の教育支援システム運用プログラムをコンピュータに機能させるようにした。
(1)受講者が備えている学習用端末(10a,10b,10c,……)に対して、Webサーバ20から基礎教育としての1次教育コース(Web教育コース)の内容を配信する1次教育コース配信手段
(2)前述した1次教育コースの受講修了に際して前記学習用端末(10a,10b,10c,……)からWebサーバ20に送り込まれる評価試験の解答を評価しその習得レベル等を管理サーバ30に登録する習得レベル登録手段
(3)応用教育としての2次教育コース(実習教育コース)に学習用端末(10a,10b,10c,……)からリクエストされた受講希望者に対して所定の教育リソースの利用予約が可能か否かを前述した1次教育コースの習得レベルに基づいて判定する判定手段
(4)前述した2次教育コースの所定の教育リソースの利用予約が可能と判断された場合に作動し、当該各受講希望者からのリクエスト情報に基づいて当該受講希望者の前述した1次教育コースの習得レベルに応じたスケジューリング情報(参加予約情報)を決定するスケジューリング決定手段。
ここで、上記各構成手段の内容は、前述した実施形態における対応する各サーバが実行している内容と同等である。
このようにしても応用教育としての2次教育コース(実習教育コース)のスケジューリング情報(参加予約情報)を決定するに際しては、前述した実施形態と同等に機能する教育支援システム運用プログラムを得ることができる。
又、上述した判定手段で、2次教育コースの教育リソースの利用予約が可能と判断された受講希望者を対象として、類似する前記習得レベルおよび近似した教育コースの受講希望者毎に当該各受講者のリクエスト情報に基づいて判断しグループ化する受講者グループ化手段を、前記コンピュータに機能させるようにしてもよい。
このようにしても応用教育としての2次教育コース(実習教育コース)の受講者グループ化に際しては前述した実施形態と同等に機能する教育支援システム運用プログラムを得ることができる。
以上のように、本発明にかかる上述した実施形態にあっては、実習教育コース(応用教育としての2次教育コース)に受講のスケジューリング(参加予約)は、その前提条件をWeb教育コース(基礎教育コースとしての1次教育コース)を受講し修了することとし、同時に実習教育コースでは、Web教育コースの習得レベルに応じて受講者個人の教育内容および日程等を自動的にスケジューリングし得るように構成したので、これによると、特に応用教育としての第2次教育コースでは、受講者はその前の基礎教育としての1次教育コースの習得度に応じた教育サービスを受けることが可能となり、当該第2次教育コースの受講者にとっては最適な学習環境を得ることができ、受講者個人の力量に応じて効率よく学習に集中することが可能となり、常に一定レベルの教育サービスの提供を成し得るので教育サービスの提供者側にとっても、進度低下に伴う督促若しくは追加指導等の手間がなくなり、かかる点において円滑な運用と経費節減とが同時に可能となる。
更に、上記実施形態では、教育サービスを提供する側においても、1次教育コースでの習得度がほぼ同レベルで且つ近似した実習教育コースを希望する受講者を集めてグループ化するようにしたので、実習教育コース(2次教育コース)の開催上の負担を軽減し必要な教育リソースの確保に要する経費を低減する事ができるという利点がある。
Web教育コースを修了した受講者を対象として更に実習教育コースを設定するという実習重視の1次/2次連係した教育コースを、通信回線を使用して実現する場合を例示したが、本発明は、基礎教育コース(1次教育コース)と応用教育コース(1次教育コース)とを備えた広範囲の教育体制の構築に際して有効に機能するもので、その応用範囲は広い。即ち、本発明は、あらゆるタイプの教育に適用可能であり、これを実施することにより、教育サービスを受講する側及び提供する側の両者において、最適かつ円滑な教育サービスを実現することができる。
本発明の一実施形態における全体構成を示すブロック図である。 図1に開示したシステムのWebサーバの構成例を示すブロック図である。 図1に開示したシステムの習得レベル管理サーバの構成例を示すブロック図である。 図3に開示した習得レベル管理サーバ30が備えているデータベースを示す図で、図4(表1)はWeb教育コースにおける受講者情報データベース31の構造例を示す説明図、図4(表2)は管理サーバの試験問題データベース32の構造例を示す説明図である。 図3に開示した習得レベル管理サーバ30のデータベースを示す図で、図5(表3)は同管理サーバの解答情報データベース33の構造例を示す説明図、図5(表4)は同管理サーバの習得度データベース34の構造例を示す説明図である。 図1に開示したシステムの実習コース管理サーバ40の構成例を示すブロック図である。 図6に開示した管理サーバ40のコース情報データベース41の構造例を示す説明図(表5)である。 図6に開示した管理サーバ40の教育リソース情報データベース42の構造例を示す説明図(表6)である。 図6に開示した管理サーバ40の受講予約データベース43の構造例を示す説明図(表7)である。である。 実習コース管理サーバによるメンテナンス作業動作を示すフローチャートである。 図1に開示したシステムのWeb教育コース受講の流れを示すフローチャートである。 図11に開示したWeb教育コースの評価試験ログイン画面を示す説明図である。 図11に開示したWeb教育コースの学習メニュー画面を示す説明図である。 図11に開示したWeb教育コースのユーザ登録画面を示す説明図である。 図11に開示したWeb教育コースの評価試験実施の流れを示すフローチャートである。 図15に開示したWeb教育コース評価試験の試験画面の一例を示す説明図である。 図15に開示したWeb教育コース評価試験の試験最終画面の一例を示す説明図である。 図1に開示したシステムの実習教育コースに対する受講リクエスト情報登録の実行手順を示すフローチャートである。 図18に開示した実習教育コースにおける受講リクエスト情報の登録画面の例を示す説明図である。 図18に開示した実習教育コースにおける受講リクエスト情報の登録確認画面の例を示す説明図である。 図18に開示した実習教育コースにおける受講リクエスト情報の登録完了画面の例を示す説明図である。 図18に開示した実習教育コースにおける受講リクエスト情報の登録エラー画面の例を示す説明図である。 図18に開示した実習教育コースにおける実習教育コース・スケジューリング情報の確認画面を示す説明図である。 図18に開示した実習教育コースにおける実習教育コース・スケジューリング情報の確定画面を示す説明図である。
符号の説明
10a,10b,10c,… 学習用端末
20 Webサーバ
21 Webコンテンツ
30 習得レベル管理サーバ
31 受講者情報データベース
32 試験問題データベース
33 解答情報データベース
34 習得度データベース
40 実習コース管理サーバ(応用教育管理サーバ)
41 実習教育データベース(コース情報データベース)
42 教育リソースデータベース
43 受講予約データベース
50a,50b,50c,… 教育サービス提供側管理端末
100 照会支援プログラム
101 評価試験支援プログラム
200 通信ネットワーク

Claims (20)

  1. 受講者側の学習用端末と、前記受講者に基礎教育としての1次教育コースを配信する機能を備えたWebサーバと、前記1次教育コースの習得レベルを評価し管理する習得レベル管理サーバと、前記1次教育コースの修了に伴い応用教育としての2次教育コースのコース情報および教育資産等を管理する応用教育管理サーバとを備え、
    前記応用教育管理サーバが、前記1次教育コース修了者の習得レベルに合わせて当該2次教育コースの教育内容および教育日程等を設定する自動スケジューリング機能を備えていることを特徴とする教育支援システム。
  2. 受講者側の学習用端末と、前記受講者に基礎教育としての1次教育コースを配信する機能を備えたWebサーバと、前記1次教育コースの習得レベルを評価し管理する習得レベル管理サーバと、前記1次教育コースの修了に伴い応用教育としての2次教育コースのコース情報および教育資産等を管理する応用教育管理サーバとを備え、
    前記応用教育管理サーバが、前記1次教育コース修了者から出される2次教育コースに対する受講のリクエスト情報に基づいて判定し当該リクエスト情報が近似している内容の受講希望者同志をグループ化する受講者グループ化機能を備えていることを特徴とした教育支援システム。
  3. 前記請求項2記載教育支援システムにおいて、
    前記応用教育管理サーバが、前記1次教育コース修了者の習得レベルに合わせて当該2次教育コースの教育内容および教育日程等を設定する自動スケジューリング機能を備えていることを特徴とした教育支援システム。
  4. 前記請求項2又は3に記載の教育支援システムにおいて、
    前記応用教育管理サーバが、前記1次教育コース修了者から出される2次教育コースに対する受講内容のリクエスト情報に基づいて判定し当該リクエスト情報が近似している内容の受講希望者同志をグループ化すると共に当該各グループのリクエスト情報に合わせて2次教育コースの内容を設定するコース内容設定機能を備えていることを特徴とした教育支援システム。
  5. 前記請求項1乃至4の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記習得レベル管理サーバは、当該習得レベル管理サーバが評価試験コンテンツを前記学習用端末に提供する際に使用される評価試験支援プログラムを予め装備すると共に、
    この評価試験支援プログラムに沿って実行される評価試験の結果を、前記習得レベル管理サーバが、試験点数および弱点項目等に区分して前記1次教育コース受講者個人の前記習得レベルとして管理する習得レベル管理機能を備えていることを特徴とした教育支援システム。
  6. 前記請求項1乃至5の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記応用教育管理サーバは、前記応用教育コースにおけるスケジューリング情報を紹介処理する紹介処理機能を備えた照会支援プログラムを予め装備すると共に、
    この照会支援プログラムの紹介処理機能は、前記1次教育コース修了者から出される2次教育コースに対する受講内容のリクエスト情報,前記各サーバが管理している各種情報を対象としていることを特徴とした教育支援システム。
  7. 前記請求項1乃至6の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記学習用端末が、前記Webサーバが提供するWebコンテンツを当該Webサーバにアクセスすると共に予め装備した画面に表示する画面表示機能を備えているとを特徴とした教育支援システム。
  8. 前記請求項1乃至7の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記学習用端末が、前記習得レベル管理サーバが提供する評価試験コンテンツにアクセスして評価試験の内容を予め装備した画面に表示する機能を備え且つ当該評価試験の解答結果を前記習得レベル管理サーバに送信する機能を備えていることを特徴とした教育支援システム。
  9. 前記請求項1乃至8の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記学習用端末が、前記応用教育としての2次教育コースを受講するリクエストを前記応用教育管理サーバに送り込むリクエスト送信機能を有すると共に、前記応用教育管理サーバにアクセスして当該応用教育管理サーバが提供する教育コース情報及び教育リソース情報等を取り込むコース情報収集機能を備えていること特徴とした教育支援システム。
  10. 前記請求項1乃至9の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記学習用端末が、前記応用教育としての2次教育コースを受講するリクエストを当該応用教育管理サーバに送り込むリクエスト送信機能を有すると共に、前記応用教育管理サーバにアクセスして当該応用教育管理サーバが提供する教育コース情報および教育リソース情報等を取り込むコース情報収集機能を備えていること特徴とした教育支援システム。
  11. 前記請求項1乃至10の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記Webサーバが、前記学習用端末に前記1次教育コースの教育用のコンテンツや学習メニュー等のWebコンテンツを提供する機能と、前記学習用端末からの各種要求に基づいて前記各サーバと通信して所定の情報を送信せしめる各種要求実行機能とを備えていることを特徴とした教育支援システム。
  12. 前記請求項11に記載の教育支援システムにおいて、
    前記Webサーバは、稼働状態にあっては通信ネットワークを介して前記学習用端末および各サーバに常時接続された状態に装備されていることを特徴とした教育支援システム。
  13. 前記請求項1乃至12の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記習得レベル管理サーバは、前記1次教育コース用の受講者情報を収納した受講者情報データベースと、評価試験問題を収納した試験問題データベースと、評価試験問題の解答および解説から成る解答情報データベースと、評価試験の点数及び弱点項目情報等の習得レベルを記録した習得度データベースとを備えていることを特徴とした教育支援システム。
  14. 前記請求項1乃至13の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記応用教育管理サーバが、前記自動スケジューリング機能で特定された前記2次教育コースの教育内容及び教育日程等の内容を前記1次教育コース修了者の内の希望する者の学習用端末に送り込むスケジューリング送信機能を備えていることを特徴とした教育支援システム。
  15. 前記請求項1乃至14の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記応用教育管理サーバは、当該応用教育管理サーバで成されるスケジューリングの決定等に際して使用するデータを、当該2次教育コースにおける教育形態,教育日数および教育内容等のコース情報を格納したコース情報データベースと、前記1次教育コースの習得レベルの決定に際し又2次教育コース受講者のグループ化に際し使用されるデータ即ち担当する指導者,教育用資料,教室等の情報を格納した教育リソースデータベースと、参加が決定した2次教育コース受講者の参加予約情報を格納した受講予約データベースと、に分けて備えていることを特徴とした教育支援システム。
  16. 前記請求項1乃至15の何れか一つに記載の教育支援システムにおいて、
    前記各サーバに、前記受講者側の学習用端末等からの要請に応じて作動し前記各サーバが管理する各種情報の内容変更や追加等の更新処理を実行する教育サービス提供側管理端末を併設したことを特徴とする教育支援システム。
  17. 受講者が備えている学習用端末に対してWebサーバから基礎教育としての1次教育コースの内容を配信する第1の工程と、1次教育コースの受講修了に際して学習用端末からWebサーバに送り込まれる評価試験の解答を評価しその習得レベル等を管理サーバに登録する第2の工程と、応用教育としての2次教育コースに学習用端末からリクエストされた受講希望者に対して所定の教育リソースの利用予約が可能か否かを前記習得レベルに基づいて判定する第3の工程と、前記2次教育コースの教育リソースの利用予約が可能と判断された場合に作動し当該各受講希望者からのリクエスト情報に基づいて当該受講希望者の前記習得レベルに応じたスケジューリング情報(参加予約情報)を決定する第4の工程とを備えていることを特徴とした教育支援システム運用方法。
  18. 前記請求項17に記載の教育支援システム運用方法において、
    前記第3の工程で2次教育コースの教育リソースの利用予約が可能と判断された受講希望者を対象として、類似する前記習得レベルおよび近似した教育コースの受講希望者毎に当該各受講者のリクエスト情報に基づいて判断しグループ化する受講者グループ化工程を設けたことを特徴とする教育支援システム運用方法。
  19. ネットワークを介して配信する基礎教育コース及び応用教育コースから成る教育コースを有効に運用するために、コンピュータを、
    受講者が備えている学習用端末に対してWebサーバから基礎教育としての1次教育コースの内容を配信する1次教育コース配信手段、
    1次教育コースの受講修了に際して前記学習用端末からWebサーバに送り込まれる評価試験の解答を評価しその習得レベル等を管理サーバに登録する習得レベル登録手段、
    応用教育としての2次教育コースに学習用端末からリクエストされた受講希望者に対して所定の教育リソースの利用予約が可能か否かを前記1次教育コースの習得レベルに基づいて判定する判定手段、
    および前記2次教育コースの所定の教育リソースの利用予約が可能と判断された場合に作動し当該各受講希望者からのリクエスト情報に基づいて当該受講希望者の前記1次教育コースの習得レベルに応じたスケジューリング情報(参加予約情報)を決定するスケジューリング決定手段、
    として機能させるための教育支援システム運用プログラム。
  20. 前記請求項19に記載の教育支援システム運用プログラムにおいて、
    前記判定手段で2次教育コースの教育リソースの利用予約が可能と判断された受講希望者を対象として、類似する前記習得レベルおよび近似した教育コースの受講希望者毎に当該各受講者のリクエスト情報に基づいて判断しグループ化する受講者グループ化手段を、前記コンピュータに機能させることを特徴とした教育支援システム運用プログラム。
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