JP2007030324A - Cast molding apparatus - Google Patents
Cast molding apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007030324A JP2007030324A JP2005216499A JP2005216499A JP2007030324A JP 2007030324 A JP2007030324 A JP 2007030324A JP 2005216499 A JP2005216499 A JP 2005216499A JP 2005216499 A JP2005216499 A JP 2005216499A JP 2007030324 A JP2007030324 A JP 2007030324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- cavity
- nozzle body
- hollow portion
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
Description
本発明は、上型と下型とで構成されたキャビティ内のガスを外部に放出させ、且つ硬化後の成形品を離型させるためのガスを導入する構造を備えた注型成形装置に関するものである。 The present invention relates to a casting molding apparatus having a structure for releasing a gas in a cavity constituted by an upper mold and a lower mold to the outside and introducing a gas for releasing a molded product after curing. It is.
合成樹脂に充填材を添加するなどした成形材料41を用い、注型成形により人造大理石浴槽などの成形品42を製造するためには、研磨された成形金型22のキャビティ29内面と成形品42とが気泡86等を介在せずに密接して前記キャビティ29内面の形状を成形品42の表面に転写する必要があり、そのためにこの種の成形装置は、従来、例えば図11に示すように構成されていた。
In order to manufacture a molded
図示の例では、成形金型22を構成する下型24と上型23との間でキャビティ29を形成し、上型23にはベントノズル81が装着されている。下型24とその下面側に配置されている土台25との間には加圧用エアバッグ74が介装されており、またこの土台25には上型23と下型24とを固定するためのクランプ73が設けられている。また、下型24の中央には下型エアブロー用通気孔83が形成されている。
In the illustrated example, a
図示の成形装置を用いて成形品42を形成するにあたっては、まず図11(a)に示すように上型23と下型24とを型締めした状態でキャビティ29内に成形材料41を注入する。このとき、キャビティ29内に存在するガスは、ベントノズル81を介して外部に放出されるようになっている。成形材料41を注入したら、この成形材料41を硬化成形すると共にこの成形材料41の硬化収縮に伴い加圧用エアバッグ74にエアが供給される。これにより加圧用エアバッグ74が膨らみ、下型24が成形材料41の硬化収縮に追従して押し上げられる。
In forming the molded
そして、成形材料41の硬化成形が完了すると、図11(b)に示すように成形金型22からベントノズル81を脱離して、図11(c)に示すようにエアブロー用ノズル82に交換し、クランプ73を外してこのエアブロー用ノズル82と上記下型エアブロー用通気孔83にエアを導入しながら型開きする。このエア圧により成形金型22から成形品42を離型させるものである。
When the molding of the
図12は、上記ベントノズル81の構造の一例を示したものである。図12(a)に示すように保持孔26内に挿通保持されるベントノズル81はキャビティ29側に向けて先細となるテーパ状の中空部88を有しており、上部91と下部92とはクランプ93により結合され、台形ネジ96によりベントノズル81は上型82に取り付けられる。また、前記中空部内に前記上部91と下部92との間で挟持されて配設されるメッシュフィルタ等のフィルタ21や、このフィルタ21と中空部88の内面との間に介在するO−リング89や、前記上部91の外面と保持孔26の内面との間に介在するO−リング90などが設けられている。これにより、キャビティ29内に成形材料41が注入される際に、キャビティ29内のガスが前記ベントノズル81の中空部89を通じて外部へ放出されると共にフィルタ21により成形材料41がベントノズル81から外部に溢流しないようになっている。
FIG. 12 shows an example of the structure of the
そして、ベントノズル81を脱離してエアブロー用ノズル82に交換する際には、図12(b)のようにベントノズル81を保持孔26に対して回転させてこのベントノズル81の先端にて成形材料41を切断し、上型82から取り外す。このときベントノズル81の中空部89内には成形金型22内の成形品42から切断された成形材料41が充填されているが、この成形材料41には完全に硬化している部分41aと未硬化部分41bとが存在するため、図12(c)に示すようにベントノズル81を上部91、下部92、フィルタ21に分解し、前記下部92を叩打して中空部89から完全硬化した部分41aを脱離させると共に、アセトン溶剤等により中空部89内の未硬化部分41bを洗浄除去し、また同様にフィルタ21も洗浄する。
しかし、上記従来の成形装置による成形では、1ショットごとにベントノズル81の分解洗浄が必要となり、また成形工程においてベントノズル81とエアブロー用ノズル82との交換作業も必要となって、煩雑な手間がかかってしまうものであった。
However, in the molding by the conventional molding apparatus, it is necessary to disassemble and clean the
また、このような成形装置の給排気機構には、容易且つ確実に部材間の気密性を確保することも望まれる。 In addition, it is desirable for the air supply / exhaust mechanism of such a molding apparatus to ensure airtightness between members easily and reliably.
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、成形材料の注型成形にあたって、作業工数を削減して工程を簡略化することができ、且つ給排気機構を構成する部材間の気密性を容易且つ確実に確保することができる注型成形装置を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above points, and in casting molding of a molding material, the number of work steps can be reduced and the process can be simplified, and the airtightness between members constituting the air supply / exhaust mechanism can be reduced. It is an object of the present invention to provide a casting apparatus that can easily and reliably ensure the property.
本発明に係る注型成形装置は、成形材料41の注型成形を行うための注型成形装置であって、成形金型22と、外側ノズル体2及び内側ノズル体3を備えると共に前記成形金型22に装着される給排気用ノズル1とを具備し、前記外側ノズル体2はキャビティ29に向けて進退移動可能であり且つ両端が開口すると共に一方の開口がキャビティ29に連通する中空部16を備え、前記内側ノズル体3は前記外側ノズル体2の中空部16のキャビティ29側端部にキャビティ29側から気密的に嵌合する下ノズル5と、前記外側ノズル体2の中空部16内に隙間20をあけて挿通される連通体6とが一体化され且つ両端が開口すると共に一方の開口がキャビティ29に連通する中空部17を備え、前記下ノズル5と連通体6とは一方を他方に回転圧入することにより融着して一体化されているものであることを特徴とする。
The casting molding apparatus according to the present invention is a casting molding apparatus for performing casting molding of a
このような注型成形装置では、成形金型22に給排気用ノズル1を装着した状態でキャビティ29内に成形材料29を注入すると、キャビティ29内に存在するガスは成形材料41により押し出されて内側ノズル体3の中空部17を介して外部に放出され、或いはこの中空部17内に気泡86として残留することとなり、成形品42にいわゆるエアトラップが発生することを防ぐことができる。また、成形材料41を注入し、硬化成形した後、内側ノズル体3の配置位置を保持しながら外側ノズル体2をキャビティ29から離れる方向に移動させると、外側ノズル体2と下ノズル5との嵌合状態が解除されて生じる隙間を介して内側ノズル体3と外側ノズル体2との間の隙間20がキャビティ29と連通し、この隙間20を通じてキャビティ29内にガスを供給すると共に型開きして成形品42を成形金型22から容易に離型することができる。内側ノズル体3はその中空部17内の成形材料41の硬化物43ごと成形品42から分離する。かかる注型成形装置における内側ノズル体3は回転圧入による融着にて別部材同士を容易に一体化して得ることができる。
In such a casting apparatus, when the
上記下ノズル5及び連通体6のうちの一方には、他方の端面が位置決めして当接される段部15を設けることが好ましい。このようにすると、下ノズル5と連通体6のうち一方を他方に回転圧入することにより融着するに際し、このうち一方に設けた段部15に他方の端面が当接することで部材間の位置決めが容易に為されるものである。
One of the
本発明によれば、成形材料の注入時のキャビティからのガスの排気と、成形材料の成形硬化後の離型のためのキャビティへのガスの給気とを、同一の給排気用ノズルを用いて行うことができて、排気用のベントノズルを給気用のエアブロー用ノズルに交換するような手間が不要となり、作業工数を削減することができるものであり、また成形品にいわゆるエアトラップが発生することも防ぐことができる。また、内側ノズル体は異なる二つの部材を回転圧入による融着にて容易且つ確実に部材間の気密性を確保しつつ一体化して形成することができ、複雑な形状を有する内側ノズル体も容易に形成することができると共に、接着剤等で一体化する場合と比べて強度、耐熱性を向上し、且つ硬化収縮によるワレ等の発生も防止することができる。更に、内側ノズル体は小さな寸法のものを低コストで容易に製造することが可能となり、成形を行うごとに新たな内側ノズル体を使用することが可能となって、内側ノズル体から成形材料の硬化物を取り除く手間が不要となり、更に作業工数を削減することができるものである。 According to the present invention, the same supply / exhaust nozzle is used for exhausting gas from the cavity during injection of the molding material and supplying gas to the cavity for mold release after molding hardening of the molding material. This eliminates the need to replace the exhaust vent nozzle with the air blow nozzle for air supply, reducing the number of work steps, and the molded product has a so-called air trap. Occurrence can also be prevented. In addition, the inner nozzle body can be formed by unifying two different members easily and reliably while ensuring the airtightness between the members by rotary press-fitting, and the inner nozzle body having a complicated shape is also easy. In addition, the strength and heat resistance can be improved as compared with the case of integration with an adhesive or the like, and the occurrence of cracking due to curing shrinkage can also be prevented. Furthermore, the inner nozzle body can be easily manufactured at a low cost with a small size, and a new inner nozzle body can be used every time molding is performed. This eliminates the need to remove the cured product and further reduces the number of work steps.
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。 Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described.
図1乃至図6に示す注型成形装置は、成形金型22、前記成形金型22内のキャビティ29と成形金型22の外部との間で給排気を行う給排気用ノズル1、前記給排気用ノズル1を介してキャビティ29内にエア等のガスを給気する給気手段76、キャビティ29内に注入する成形材料41を貯留する樹脂槽71等で構成されている。図示の例は成形品42として浴槽を形成するためのものであり、上型23と下型24とで構成される成形金型22内に浴槽を上下逆転した形状のキャビティ29が形成されている。
The casting apparatus shown in FIGS. 1 to 6 includes a molding die 22, a supply / exhaust nozzle 1 that supplies and exhausts air between a
成形金型22においては、下型24とその下面側に配置されている土台25との間には加圧用エアバッグ74が介装されており、またこの土台25には型締めした上型23を固定するためのクランプ73が設けられている。また、下型24の中央には下型エアブロー用通気孔83が形成されている。この下型エアブロー用通気孔83はキャビティ29に連通して形成され、キャビティ29側の開口にはバルブが設けられている。またキャビティ29に成形材料41を注入するための注入ノズル70が設けられており、この注入ノズル70には樹脂槽71に接続された注入筒75が着脱自在に装着される。
In the molding die 22, a
図1は注型成形装置の給排気用ノズル1の構成例を示す。以下、「キャビティ29側」と表記する場合には、給排気用ノズル1が成形金型22に装着された状態での「キャビティ29側」を意味する。
FIG. 1 shows a configuration example of an air supply / exhaust nozzle 1 of a casting molding apparatus. Hereinafter, the expression “
図示のように、給排気用ノズル1は成形金型22に設けられた保持孔26に保持されて設けられている。前記保持孔26は図示の例では上型23の複数箇所に設けられており、その一端はキャビティ29内に開口し、他端は成形金型22の外部に開口している。この保持孔26の内周面は内径が均一の断面円形状に形成されており、その外部側の端部には内径がより大径な螺着部27が形成され、この螺着部27の内周面には雌螺子溝27aが設けられている。
As shown in the figure, the air supply / exhaust nozzle 1 is provided by being held in a holding
給排気用ノズル1は、外側ノズル体2と内側ノズル体3とから構成される。
The supply / exhaust nozzle 1 includes an
外側ノズル体2は上記保持孔26の開口方向の両端で開口する中空部16を有する筒状に形成され、前記中空部16内には、キャビティ29側の端部に内側ノズル体3が嵌合する嵌合部4が設けられており、この嵌合部4の内周面はキャビティ29に向けて内径が広がる上嵌合部11を有し、上嵌合部11よりもキャビティ29側は内径が変化しない下嵌合部12となっている。
The
また、この外側ノズル体2の外周面は上記保持孔26の内径よりも若干小さい外径を有し、この外周面のキャビティ29とは反対側の端部近傍に外周方向に突出する螺子部9が設けられている。この螺子部9の外周面には上記螺着部27の雌螺子溝27aに合致する雄螺子溝9aが設けられている。また、前記外周面のキャビティ29側の端部近傍にはO−リング10が図示のものでは二つ取着されている。また、螺子部9よりもキャビティ29とは反対側には、給排気装置(メカニカルバルブ68)と連結される連結部45が設けられている。
Further, the outer peripheral surface of the
この外側ノズル体2は、上記保持孔26内に挿通されると共に螺子部9の雄螺子溝9aと螺着部27の雌螺子溝27aとが螺合することで保持孔26内に取着されて、このとき外側ノズル体2の一端側でその中空部16がキャビティ29内に連通し、他端側で前記中空部16が成形金型22の外部に連通する。またこのとき外側ノズル体2の外周面と保持孔26の内周面の間にO−リング10が介在することでこの隙間がシールされている。また外側ノズル体2が保持孔26に対して回転することにより前記雄螺子溝9aと雌螺子溝27aとの螺合位置が変動して外側ノズル体2のキャビティ29側の端面がキャビティ29の内面と面一となった状態と、これよりも外側ノズル体2の位置がキャビティ29とは反対側へ変位した状態との間で移動可能となっており、更に雄螺子溝9aと雌螺子溝27aとの螺合を解除することで保持孔26から外側ノズル体2を脱離可能となっている。
The
内側ノズル体3は、下ノズル5(駒)と連通体6(外ホース)とで構成されている。図1乃至図3では内側ノズル体3の構成は概略のみを示し、詳細な構成は図7に示している。
The
下ノズル5は、図8(c)(d)にも示すように、キャビティ29側から内側ノズル体3の嵌合部4内に挿入された際にこの嵌合部4に気密的に嵌合する形状を有するノズル部7と、連通体6に挿通嵌合して接続される挿通嵌合部8とを備えている。
As shown in FIGS. 8C and 8D, when the
図示の例ではノズル部7はその外周面に上記上嵌合部11と合致する形状のテーパ部13と、前記テーパ部13よりもキャビティ29側に配置され上記下嵌合部12と合致する形状の同径部14とが形成されており、またノズル部7が嵌合部4に嵌合された状態ではノズル部7のキャビティ29側の端面が外側ノズル体2の端面と面一となるように形成されている。また、挿通嵌合部8はノズル部7のキャビティ29側とは反対側に突出しており、この挿通嵌合部8の基端部とノズル部7との接合部位には、全周に亘り挿通嵌合部8よりも外側に突出する段部15が設けられている。
In the illustrated example, the
この下ノズル5には、ノズル部7のキャビティ29側端面と挿通嵌合部8の先端面とで開口して両者を連通する中空部18が設けられている。この中空部18は、キャビティ29側端面で開口する比較的大径な大径部18aと、挿通嵌合部8の先端面で開口する比較的小径な小径部18bとを有しており、小径部18bの内径は大径部18a側ほどより小径となるように形成されている。
The
尚、ノズル部7が嵌合部4に嵌合された状態において、嵌合部4の内周面(上嵌合部11及び下嵌合部12の内面)とノズル部7の外周面(テーパ部13及び同径部14の外面)とが密接せずに隙間が生じるようにし、且つノズル部7の外周面、例えば同径部14の外周面にO−リングを取着して、このO−リングにてノズル部7の外周面と嵌合部4の内周面との間の隙間をシールするようにしても良い。嵌合部4とノズル部7の嵌合部分の断面形状をこのようにテーパ状に形成することで、嵌合部4にノズル部7を位置合わせして嵌合させる際の嵌合動作が容易であり、また、ノズル部7に対して外側ノズル体2を僅かに離しただけでノズル部7と嵌合部4との間に隙間を生じさせることができる。
In the state where the
一方、連通体6は、図8(a)(b)にも示すように、両端で開口する中空部19を有する中空筒状に形成され、この中空部19の一端に下ノズル5の挿通嵌合部8が挿通嵌合される。このとき連通体6の一端面は下ノズル5の段部15に当接するようになっている。これにより、内側ノズル体3には、下ノズル5の中空部18と連通体6の中空部19とが一体にとなった、内側ノズル体3の両端で開口する中空部17が設けられている。このとき中空部19の内径は挿通嵌合部8の外径よりも若干小さく形成されており、挿通嵌合部8と連通体6は後述するように圧入されて嵌合されている。また、連通体6は、下ノズル5のノズル部7が嵌合部4と嵌合された状態では、外側ノズル体2の中空部16の内側に配置されると共にキャビティ29側とは反対側の端部が前記中空部16よりも外部側に突出するようになっており、このとき連通体6の中空部19は外部に開放されている。また、連通体6の外径は、外側ノズル体2の中空部16の内径よりも小さく形成されており、連通体6が外側ノズル体2の中空部16の内側に配置された状態ではこの中空部16の内周面と連通体6の外周面との間に隙間20が形成される。この隙間20は下ノズル5が嵌合部4と気密的に嵌合されている状態でこの嵌合部分によってキャビティ29とは連通されない状態となっており、またキャビティ29とは反対側においては外部に開放されている。
On the other hand, as shown in FIGS. 8A and 8B, the
また、この連通体6の中空部19の内部には、キャビティ29とは反対側寄りに、成形材料41の流通を阻害すると共にガスの流通は許容するフィルタ21が設けられている。このフィルタ21としては、例えばメッシュフィルタを用いることができ、その場合は例えば目開きが10〜200μmの範囲の格子状のメッシュフィルタを用いることができる。また、フィルタ21としては、フェルト等の布状のものを用いても良い。また、不織布からなるものを用いても良く、この場合は材質は、耐熱性の高いアクリルニトリル、ポリエステル、ナイロン等が好ましいものであり、また通気度は40〜200cm3/cm2/sec程度が好ましい。不織布は他のフィルタ材料と比較して加工が容易で安価であるという利点がある。
In addition, a
また、連通体6のキャビティ29とは反対側には、プライマーを塗布したポリエチレン等からなる円筒状の内ホース28を所定位置(フィルタ21が設けられている位置)まで挿入して接続しており、この内ホース28と連通体6とは例えば瞬間接着剤44等で接着することができる。
Further, a cylindrical
本発明では、上記内側ノズル体3を構成する下ノズル5と連通体6とは、上記のように嵌合接続により一体化されており、且つこの嵌合接続部位は融着により接合されている。このとき、連通体6及び下ノズル5は、熱可塑性樹脂成形体にて形成するなどして、互いに熱融着可能に形成する。例えば下ノズルを軟質ポリエチレンの射出成形品にて形成し、連通体6を硬質ポリエチレンの押出成形品にて形成することができる。
In the present invention, the
連通体6と下ノズル5は、この下ノズル5の挿通嵌合部8を連通体6の中空部19内に回転圧入してそれにより生じる摩擦熱により融着させて一体化することができる。このとき、連通体6の一端面の開口に下ノズル5の挿通嵌合部8の先端面を合致させ、この状態で下ノズル5を連通体6に向けて押圧して中空部19内に圧入した後に回転させ、或いは押圧して圧入しながら回転させることにより、連通体6の一端面が下ノズル5の段部15に当接して係止されるまで挿通嵌合部8を連通体6の中空部19へ圧入すると共に中空部19の内周面と挿通嵌合部8の外周面とのうちの一方又は双方を摩擦熱により融解させ、次いで前記回転を停止すると共に冷却又は放冷することで両者を固着することができる。このとき段部15にて連通体6が係止されることで連通体6と下ノズル5とを正確且つ容易に位置合わせして一体化できる。
The communicating
このように下ノズル5と連通体6とを融着により接合するにあたっては、連通体6を固定すると共に、下ノズル5を上記のように連通体6と位置合わせした状態で適宜の保持治具30にて保持し、この保持治具30を適宜の回転工具を用いて下ノズル5ごと回転させると共に保持治具30に向けて押し込むようにすることができる。
Thus, when joining the
上記保持治具30としては適宜のものを用いることができるが、例えば下ノズル5の中空部18内に挿通されると共に保持治具30に対して下ノズル5が回転しないように中空部18内で係止されるものを用いることができる。この場合、中空部18内において保持治具30と下ノズル5とが凹凸嵌合することで前記回転が阻害されるようにすることができる。
As the holding
図8に示す例では、下ノズル5の中空部18の内面には、キャビティ29側の端部開口側に開口する嵌合溝31が、図示の例では二つ対向するように設けられている。一方、保持治具30には図9(a)(b)に示すように下ノズル5の中空部18の内径と合致する外径寸法を有する挿通部33を有しており、この挿通部33の外周面には前記嵌合溝31と合致する形状の二つの嵌合凸部34が設けられている。そして、図9(c)に示すように下ノズル5の中空部18に保持治具30の挿通部33を挿通すると共に嵌合溝31と嵌合凸部34とを嵌合することにより保持治具30に下ノズル5を保持し、この状態で保持治具30を下ノズル5ごと回転させると共に保持治具30に向けて押し込んで回転圧入することができる。
In the example shown in FIG. 8, two
図10は下ノズル5と連通体6を融着させるための融着設備を示すものであり、支持台35の上面から立設された支持板36に連通体6を所定位置に略水平方向に固定して保持する固定治具37が設けられ、この固定治具37の側方に回転工具38が設けられている。この回転工具38は、前進後退駆動可能且つ軸回転駆動可能な駆動軸39を備えており、この駆動軸39の先端は固定治具37に固定された状態の連通体6のキャビティ15側の端部に対向するように配置される。また、駆動軸39の先端には上記保持治具30が設けられる。また、回転工具38の駆動のオン・オフの操作を行うスイッチが設けられており、図示の例では作業者が脚で前記操作を行うためのフットスイッチ40が設けられている。
FIG. 10 shows a fusing facility for fusing the
このような融着設備を用いて融着作業を行うにあたっては、まず作業者が連通体6を固定治具37に固定すると共に、保持治具30に下ノズル5を保持し、この状態で作業者がフットスイッチ40を操作することにより駆動軸39を回転させると共に連通体6に向けて前進させる。このとき、保持治具30に保持された下ノズル5が回転しながら、下ノズル5の段部15が連通体6の端面と当接するまで下ノズル5が連通体25に向けて押圧される。このとき中空部19の内周面と、この中空部19内に押し込まれた挿通嵌合部8の外周面とのうちの一方又は双方が摩擦熱により融解する。次いで作業者がフットスイッチ40を操作することにより駆動軸39の回転及び前進を停止させると共に下ノズル5及び連通体6を冷却又は放冷することで、両者を固着することができるものである。
In performing the fusing work using such a fusing equipment, the operator first fixes the communicating
このように下ノズル5と連通体6とを融着する場合の連通体6に対する下ノズル5の回転条件は、下ノズル5や連通体6の材質等に応じて適宜設定される。すなわち、回転数や回転時間が過小であると摩擦熱が下ノズル5又は連通体6を構成する材料の融点に満たなくなって融着することができず、また回転数や回転時間が過大であったりすると下ノズル5又は連通体6の形状が変形するおそれがあるため、かかる事態が生じないように回転数や回転時間を設定するものである。例えば上記のように下ノズル5を軟質ポリエチレンの射出成形品にて、連通体6を硬質ポリエチレンの押出成形品にて形成すると共にこれらの寸法を下記例示するもののようにする場合には、連通体6に対して下ノズル5を回転数1000rpmで5〜10秒間回転させることで両者を融着することができるものである。
Thus, the rotation conditions of the
尚、上記例では下ノズル5に段部15及び挿通嵌合部8を設けているが、連通体6に下ノズル5の中空部18に挿通嵌合する挿通嵌合部を設けると共にこの挿通嵌合部の基部において挿通嵌合部の外周に下ノズル5の端面が当接する段部を設けるようにして、連通体6を下ノズル5の中空部18内に回転圧入することで融着しても良い。
In the above example, the
上記のような内側ノズル体3の寸法は適宜設定されるが、例えば連通体6における外部側端部からフィルタ21の配置位置までの寸法L1を30mm以上、連通体6におけるフィルタ21の配置位置から挿通嵌合部8の端部の配置位置までの寸法L2を300mm以上、連通体6における挿通嵌合部8の端部の配置位置からキャビティ29側端部までの寸法L3は8mm、下ノズル5の寸法L4を19mmとすることができる。また、挿通嵌合部8の外径は6.3mmとすることができ、内ホース28は内径4mm、外径6mmとすることができ、連通体6は中空部19の内径を6mm、外径を8mmとすることができ、フィルタ21は直径6.5mm、肉厚3.5mmとすることができる。また下ノズル5は底面からフィルタ21の配置位置までの寸法(L2+L4)を150〜400mmの範囲とすることが望ましい。
The dimensions of the
このような給排気用ノズル1を有する注型成形装置を用いた成形品42の成形方法は次の通りである。
The molding method of the molded
まず、成形金型22には給排気用ノズル1を装着しておく。このとき、図1及び図2(a)に示すように外側ノズル体2を保持孔26に螺合させてそのキャビティ29側の端面がキャビティ29の内面と面一にとなるようにし、また連通体6を内側ノズル体3の中空部17内に挿通すると共に下ノズル5を嵌合部4に嵌合させて下ノズル5のキャビティ29側の端面をキャビティ29の内面及び外側ノズル体2の端面と面一となるようにして内側ノズル体3を保持する。このとき給排気用ノズル1は内側ノズル体3の中空部17、すなわち下ノズル15の中空部18及び連通体6の中空部19がキャビティ29内に連通し、内側ノズル体3と外側ノズル体2との間の隙間20は嵌合部4と下ノズル5との嵌合によりキャビティ29から遮断されている。
First, the air supply / exhaust nozzle 1 is attached to the molding die 22. At this time, as shown in FIGS. 1 and 2A, the
この状態で、上型23と下型24とを型締めし、クランプ73にて上型23を土台25に対して固定した状態で、注入ノズル70に注入筒75を装着して貯留槽71からキャビティ29内に成形材料41を注入する(図4(a)参照)。
In this state, the
成形材料41としては適宜のものが用いられるが、例えば人造大理石浴槽を製造するために主原料としてメタクリル酸メチル等、充填材としてシリカ等が含有された人造大理石用成形材料を用いることができ、この場合の成形条件は、例えば成形材料41の注入圧力を0.15MPa、保圧を0.4MPa、型締圧力を0.6MPa以下、成形時間を30〜60分とすることができる。また、例えば人造大理石調カウンターを製造する場合には、主原料としてポリエステル等、充填材として水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム等を含有する成形材料41を用い、この場合の成形条件は、例えば型締圧力0.6MPa以下、成形時間15〜30分間とし、他は前記と同様の条件とすることができる。
As the
このようにキャビティ29に成形材料41を注入すると、キャビティ29内に存在するガスは、成形材料41により押し出され、内側ノズル体3の中空部17(中空部18及び中空部19)を介し、フィルタ21を通過して外部に放出される。
When the
また、キャビティ29に充填された成形材料41が上記内側ノズル体3の中空部17まで達したら、この成形材料41も内側ノズル体3の中空部17に侵入するが、成形材料41はフィルタ21が設けられている位置までしか充填されず、成形材料41の給排気用ノズル1からの溢流がフィルタ21によって阻止される。またこのように成形材料41が内側ノズル体3の中空部17に充填された状態において、未だキャビティ29内にガスが残存していても、このガスは前記中空部17を介し、フィルタ21を通過して外部に放出されるものである。
When the
また、成形材料41がフィルタ21まで達した際にフィルタ21に目詰りが生じても、内側ノズル体3は下ノズル5に連通体6を接続していることでその内部の中空部17には十分に大きい容積が確保されており、このため前記のような目詰りを生じてもキャビティ29内に残存するガスの気泡86を内側ノズル体3の中空部17に導入することができ、いわゆるエアトラップの発生を防ぐことができる。
Even if the
このようにキャビティ29内に成形材料41を注入したら、この成形材料41を硬化成形すると共にこの成形材料41の硬化収縮に伴い、給気手段76から加圧用エアバッグ74にエアを供給する。これにより加圧用エアバッグ74が膨らみ、下型24が成形材料41の硬化収縮に追従して押し上げられる(図4(b)参照)。
When the
このような成形材料41の成形時における上型23及び下型24の金型温度条件としては、例えば成形材料41として上記のような人造大理石用成形材料等を用いる場合には、成形材料41の注入時には金型温度を50℃程度に保持しておき、成形材料41を硬化させるために金型温度を80℃程度まで上昇させ、更に95℃まで上昇させてから下記の離型動作を行うようにすることができる。この金型温度条件は成形材料41の組成等に応じて適宜設定される。
As the mold temperature conditions of the
次に、成形材料41の硬化成形が完了したら、図2(b)に示すように内側ノズル体3の配置位置をそのまま保持した状態で、外側ノズル体2を、螺着部27と螺子部9との螺合が緩まる方向に回転させ、これにより外側ノズル体2をキャビティ29から離れる方向に移動させる。このようにすると嵌合部4と下ノズル5との嵌合状態が解除されて両者の間に隙間が生じ、これにより内側ノズル体3と外側ノズル体2との間の隙間20がキャビティ29と連通し、キャビティ29はこの隙間20を介して外部と連通する。このとき、既述のように嵌合部4と下ノズル5の嵌合部分の断面形状がテーパ状に形成されていることから、外側ノズル体2を僅かに移動させただけで下ノズル5と嵌合部4との間に隙間が生じることとなり、隙間20とキャビティ29を連通させるために必要とされる外側ノズル体2の移動量(ストローク)が少なくて済む。
Next, when the curing molding of the
この状態で、図2(c)に示すように、給気手段76と、上記隙間20とを接続し、給気手段76から、給排気ノズル1に接続されている給排気装置(メカニカルバルブ68)を介し、上記隙間20を通じてキャビティ29内にエアを供給する(図4(c)参照)。これにより前記エアからの圧力にてキャビティ29内の成形品42が上型23から容易に離型されるものである。
In this state, as shown in FIG. 2C, the air supply means 76 and the
このように成形品42と上型23との離型を行った直後には、成形品42には内側ノズル体3が残存していると共にこの内側ノズル体3の中空部17内に充填されていた成形材料41の硬化物43と一体になっている。
Immediately after releasing the molded
次いで、図3(a)に示すように上型23を下型24から離れる方向に移動させて型開きした後、図3(b)に示すように外側ノズル体2を、螺着部27と螺子部9との螺合が緊締する方向に回転させ、これにより外側ノズル体2を初期の状態に復帰させる(図4(c)参照)。尚、外側ノズル体2は必要に応じて上型23から脱離して洗浄に供しても良いが、上型23から脱離せずに次回の成形にそのまま使用することもできる。
Next, as shown in FIG. 3A, the
また成形品42を下型24から脱離させて離型する場合には、上記給気手段76から下型エアブロー用通気孔83にエアを供給することで、成形品42を容易に下型24から離型することができる(図4(c)参照)。この操作は、上記型開き時の上型23からの成形品42の離型と同時に行っても良いし、上型23から成形品42を離型させた後に行っても良い。
When the molded
次いで、図3(c)に示すように、上型23を更に下型24から離れる方向に移動させると共に、内側ノズル体3を回転させるなどして成形品42から脱離すると共に同時に前記硬化物43と成形品42とを切断する(図4(d)参照)。このとき硬化物43は下ノズル5の大径部18aと小径部18bとの継ぎ目で径が小さくなっており、この箇所で分断されやすくなっていて、大径部18a内に充填されていた硬化物43の一部43aが成形品42側に残存し、残りの大部分43bは内側ノズル体3の中空部17内に充填されたままの状態となる。このとき、本実施形態では前記硬化物43aが残存するのは成形品42である浴槽の外面の底部であるため、この浴槽の敷設時には外部に露出することがなく、このまま成形品42に一体に残存させていても良いが、必要に応じて更に成形品42から硬化物43aを切除しても良い。
Next, as shown in FIG. 3C, the
成形品42から脱離させた内側ノズル体3からは上記硬化物43(43b)を取り出して次の成形作業に供するようにしても良いが、内側ノズル体3は樹脂成形品42にて小さな寸法に形成することができ、且つ低コストで大量生産が可能であるため、硬化物43と共に廃棄し、次回の成形には新たな内側ノズル体3を使用しても良い。また、注入筒75は洗浄して次回の成形作業に備えるようにする。
The cured product 43 (43b) may be taken out from the
図5に成形材料41の注入から離型までの作業を自動的に行う自動離型装置の構成を示し、図6に図5の自動離型装置の給排気用ノズル1付近の詳細構成を示す。
FIG. 5 shows a configuration of an automatic mold release device that automatically performs operations from injection of the
ガス圧を発生させる給気手段64は電磁弁65に接続されるとともに、メカニカルバルブ68のエア入力端子にカブラ103等により接続されている。電磁弁65の符号X,Yで示される端子はシーケンサ66によって切り替えられるようになっている。Xの端子の一方はアクチュエータ67に、他方はメカニカルバルブ68の制御端子に接続されている。また、Yの端子についても一方はアクチュエータ67に、他方はメカニカルバルブ68の制御端子に接続されている。アクチュエータ67の回転軸は、ノズル回転用治具100と連結されており、ノズル回転用治具100は給排気用ノズル1の外側ノズル体2を挟持するなどして保持している。アクチュエータ67は、アクチュエータセット用治具101によって最適な位置に固定される。メカニカルバルブ68は、ニップル104等を介して給排気用ノズル1の上端部(キャビティ29と反対側の端部)において連結部45に装着される。メカニカルバルブ68内に設けられている三方弁68Aはガスの流路を切り替えるものである。
The air supply means 64 for generating the gas pressure is connected to an
シーケンサ66は上型23内に配置された圧力センサ69と接続され、この圧力センサ69からの信号により電磁弁65の出力端子X,Yを切り替える。X端子に切り替えられたときには、アクチュエータ67は給気手段64からのエアにより駆動してノズル回転用治具100を螺子部9が締め付けられる方向(給排気用ノズル1がキャビティ29側へ前進する方向)に回転し、また、メカニカルバルブ68は三方弁68Aの流路を給排気用ノズル1の中空内部と大気開放側とが繋がるように切り替える。
The
一方、Y端子に切り替えられたときには、アクチュエ−タ67はノズル回転用治具100を螺子部9が緩められる方向(給排気用ノズル1が後退する方向)に回転させ、また、メカニカルバルブ68は三方弁68Aの流路を給排気用ノズル1の中空内部とカプラ105側(エア導入端子側)とが繋がるように切り替える。
On the other hand, when switching to the Y terminal, the
この自動離型装置の動作を説明する。まず、シーケンサ66の働きにより、電磁弁65の端子がX側に切り替えられる。給気手段64からのエアにより、アクチュエータ67はノズル回転用治具100を回転させて螺子部9を締め付け、給排気用ノズル1を前進させて上型23内に装着させる。また、メカニカルバルブ68は三方弁68Aの流路を給排気用ノズル1の中空内部と大気開放側とが繋がるように切り替える。
The operation of this automatic mold release device will be described. First, the terminal of the
次に、図4(a)に示すように、成形金型22を型締めした状態で注入筒75を注入ノズル70に差し込んで装着し、キャビティ29に成形材料41を注入する。このときキャビティ29内のガスは上述のように給排気用ノズル1の内部を通った後、メカニカルバルブ68内の大気開放側から大気中に放出される。成形材料41の硬化収縮時には、図4(b)に示すように加圧用エアバッグ74にエア源76からエアが供給されるエアが供給されると、加圧用エアバッグ74が膨らみ、これにより下型24が押し上げられて成形材料41の硬化収縮に追従する。
Next, as shown in FIG. 4A, the
ここで、キャビティ29に成形材料41が流れ込んでいるときには、圧力センサ69で所定の圧力が感知されるが、キャビティ29内に成形材料41が満たされて、この成形材料41が硬化収縮すると、圧力センサ69で圧力が感知されなくなり、検出圧力が0となる。
Here, when the
検出圧力0が検知されると、図4(c)に示すようにクランプ73を外し、シーケンサ66は電磁弁65の端子をY側に切り替える。給気手段64からのエアにより、アクチュエータ67はノズル回転用治具100を螺子部9が緩まるように回転させて、給排気用ノズル1を後退させる。メカニカルバルブ68は三方弁68Aの流路を給排気用ノズル1の中空内部とカプラ105側(エア導入端子側)とが繋がるように切り替えられて、エアを給排気用ノズル1に注入する。このエア圧により、上述のように上型23を成形品42から離型させるものである。
When the detected pressure 0 is detected, the
1 給排気用ノズル
2 外側ノズル体
3 内側ノズル体
5 下ノズル
6 連通体
15 段部
16 中空部
17 中空部
20 隙間
22 成形金型
29 キャビティ
41 成形材料
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Supply /
Claims (2)
2. The casting apparatus according to claim 1, wherein a step portion on which the other end face is positioned and abutted is provided on one of the lower nozzle and the communicating body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216499A JP4742722B2 (en) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | Casting molding equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216499A JP4742722B2 (en) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | Casting molding equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007030324A true JP2007030324A (en) | 2007-02-08 |
JP4742722B2 JP4742722B2 (en) | 2011-08-10 |
Family
ID=37790160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005216499A Expired - Fee Related JP4742722B2 (en) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | Casting molding equipment |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4742722B2 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011088395A (en) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Mold and molding method of resin molding |
JP2011148245A (en) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Resin cast molding apparatus |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09277280A (en) * | 1996-04-19 | 1997-10-28 | Hitachi Chem Co Ltd | Apparatus for producing casting artificial marble bathtub |
JP2002254442A (en) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | Bathtub manufacturing method and bathtub casting mold |
JP2005271234A (en) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Nishikawa Kasei Co Ltd | Method and apparatus for molding resin molded product |
JP2005306006A (en) * | 2004-03-26 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Works Ltd | Cast molding equipment and cast molding method |
JP2005335200A (en) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Method/device for manufacturing coated molded object |
-
2005
- 2005-07-26 JP JP2005216499A patent/JP4742722B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09277280A (en) * | 1996-04-19 | 1997-10-28 | Hitachi Chem Co Ltd | Apparatus for producing casting artificial marble bathtub |
JP2002254442A (en) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | Bathtub manufacturing method and bathtub casting mold |
JP2005271234A (en) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Nishikawa Kasei Co Ltd | Method and apparatus for molding resin molded product |
JP2005306006A (en) * | 2004-03-26 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Works Ltd | Cast molding equipment and cast molding method |
JP2005335200A (en) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Method/device for manufacturing coated molded object |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011088395A (en) * | 2009-10-26 | 2011-05-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Mold and molding method of resin molding |
JP2011148245A (en) * | 2010-01-25 | 2011-08-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Resin cast molding apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4742722B2 (en) | 2011-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005306006A (en) | Cast molding equipment and cast molding method | |
JP4996689B2 (en) | Method and apparatus for molding composite material members | |
US10737420B2 (en) | Porous insert for nozzle of an injection molding system | |
JP6557907B1 (en) | Injection nozzle for pinning method and pinning method using the same | |
KR101423130B1 (en) | Apparatus of vacuum injection molding | |
JP4742722B2 (en) | Casting molding equipment | |
JP2007185845A (en) | Plasticizing apparatus and its control method | |
JP2016065560A (en) | Diaphragm valve, and annular valve seat formation method and valve body formation method thereof | |
JP3566426B2 (en) | Electronic component resin molding equipment | |
US7610680B2 (en) | Methods for creating channels | |
JPH09207178A (en) | Injection molding apparatus | |
JP2010064267A (en) | Molding method and molding apparatus for molding hollow molded article | |
JP2002160265A (en) | Method for cleaning injection mold | |
WO2021144947A1 (en) | Injection molding device and method | |
JP3828034B2 (en) | Vent plug manufacturing method and apparatus | |
JP2004050415A (en) | Injection device | |
JP2016120649A (en) | Foam molding apparatus | |
JP4882583B2 (en) | Joint and method for forming the same, droplet ejection head, and droplet ejection apparatus | |
JP3967684B2 (en) | Mold equipment | |
JP2008120006A (en) | Mold for foam molding and foam molding method | |
JP3242045U (en) | Vacuum burial device | |
JP2755130B2 (en) | Injection molding machine resin outlet opening / closing mechanism | |
JP2912218B2 (en) | How to repair the cap of composite insulators | |
JP2004154990A (en) | Injection molding machine | |
JP2003340873A (en) | Adapter for discharging resin and method for discharging resin |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080410 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110412 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4742722 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |