JP2007028639A - 遠隔通信ネットワークを介して情報をダウンロードするためのセルフォンの特徴 - Google Patents

遠隔通信ネットワークを介して情報をダウンロードするためのセルフォンの特徴 Download PDF

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Abstract

【課題】セルフォンのメモリ・チップに入れられた個人データの保護を許容する。
【解決手段】セルフォンまたはネットワーク基地局における予め定められた消去コード及び消去指令を用いて、並びにメモリ・チップ、好ましくはEEPROMチップ上の不能化または消去回路を用いて、紛失または盗難された電話におけるデータをセルフォンの所有者が消去するのを許容する。さらに、セルフォンのユーザは、ディレクトリ援助番号をダイアルすることによって、かつユーザが情報を要求した個人または企業実体の名称に関連する情報を要求することによって、セルラー通信ネットワークを介して、個人または企業実体の情報を得ることができる。情報は、vcardの形態でユーザに提供され得、電話及びファクシミリ番号、メーリング・アドレス(郵便の宛先)、インスタント・メッセージング・アドレス、地図または方向、ディジタル写真またはビデオ、等を含み得る。
【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本件出願は、2002年4月2日に出願された米国仮特許出願第60/369,431号の特典を主張した、2003年4月1日に出願された米国特許出願第10/405,348号の一部継続出願である。
発明の分野
本発明は、メモリを有するセルフォン(携帯電話)、並びにセルフォン(携帯電話)のメモリに入れられた個人所有者情報を保護する(セーフガードする)ための方法及び装置に関し、そして、セルフォン(携帯電話)のメモリを遠隔的に消去するための遠隔通信ネットワークの使用に関する。本発明は、また、セルラー(携帯電話)通信ネットワーク上のディレクトリ援助番号をダイアルすることによって、個人または企業実体の名称に関連した情報(例えば、e−メール・アドレス、インスタント・メッセージング・アドレス、メーリング・アドレス(郵便の宛名)、等)を得ることにも関する。
現代の遠隔通信ネットワークは、SIM(加入者識別情報モジュール)を含むスマートカード(SMARTCARD)を用いた、セルフォン(携帯電話)のような、移動局を含んでいる。SIMは、カード・ホルダ(すなわち、サービス加入者)、ビリング(請求書送付)情報及びホーム・ロケーションの識別情報のようなデータを含んでいるメモリ・チップを有する。ネットワークは、しばしばSIMコードを認可されたSIMコードのリストと整合させることによって、SIMコードの所持者が、ネットワーク・サービスへの現在の加入者であるか否かを調べるために検査する。この確認、またはSIMコードの整合は、一般に、該セルフォン(携帯電話)と他のすべてのネットワークとの通信に先立って行われる。
スマートカードは、簡単な電話呼び出し以外にセルフォン(携帯電話)の働きを許容するために開発された。スマートカードは、例えば、取引の管理データの暗号化及びユーザの確認のために、マイクロプロセッサを含み得る。スマートカードまたはSIMは、加入者が入れた電話番号及び他の価値ある情報を含み得る。電話の盗難によりこの価値ある情報が他人の手に渡る。実際、電話の紛失は、ここに含まれている価値ある情報の紛失に比べておそらく重要なものではない。このことは、今インターネットにアクセスする新しいセルフォン(携帯電話)にとっては特に真実であり、また、インターネットをブラウズし、パワー・ポイント・プレゼンテーションを記憶しており、そして基本のワード処理を行っており、並びに予約をスケジューリングし、かつ費用勘定を維持している、手で所持されたコンピュータ装置と結合したセルフォン(携帯電話)にとっては特に真実である。
多くの安全の特質がセルフォンに対して開発されてきた。これらのほとんどは、盗難された電話を永久に不能化することによるか、加入者が滞納している電話を一時的に不能化することによるか、または加入者の契約の部分ではない地理的領域への呼び出しを阻止することによるかによって、通信サービスの盗難を阻止することに関連している。
米国特許第5,898,783号明細書は、特定の加入者のセルフォンのスマートカードを不能化することができる不能化回路を有した遠隔通信ネットワークを開示している。不能化指令が、論理回路のための電源接続を破壊することによってスマートカードを永久に無能力にすることができるか、またはカード内のメモリを消去することによって論理回路を一時的に無能力にすることができる。この特許によれば、盗難された電話の番号がネットワークに報告されてデータベースに入れられ得、該データベースは、いずれかのセルフォンがサービスを要求したときに探索されて、その番号が不能化されたデータベースにある場合にはセルフォンに対して不能化指令または信号が戻される。本発明においては、加入者は、追加のステップ及びネットワークの介入なしで個人情報を含むメモリを消去して、これらの個人情報を保護するための一層大きい自由度及び機会を加入者に与える。
米国特許第5,734,978号明細書は、各セルフォンに記憶された製造者プリセット破壊コードを有する遠隔通信システムを記載している。加入者が電話を盗難されたことを報告すると、ネットワークの基地局制御器は、破壊コードを用いて破壊プログラムを開始する。破壊コードは、電話機能を行うために必要なデータを破壊するが、個人データは破壊しない。
米国特許第6,259、908号明細書は、特定のセルフォン上のロッキング・コードが、セルフォン(携帯電話)・システムを介して送信されるメッセージによって消去され得るが、該セルフォンのキーボード特性を用いては消去もしくは変化され得ないというセルラーフォン(携帯電話)・システムを記載している。この装置は、大都市の消防署のための通信ネットワークのような多くのユニットを有する指定されたセルラー(携帯電話)・システムにおいては、特定の実用性を有する。ネットワークをセットアップもしくは再構成するために、全ネットワークは活性化されなければならず、個々のユニット(セルフォン)は、特定の番号を割り当てられなければならない。該特許によれば、システム上の全ての電話は、すべてのユニットが割り当てられるまでネットワーク上の盗難通信を阻止するためにロッキング・コードを有する。このことは、通信システムのサービスの盗難を阻止することに対する加入者システムのアプローチであり、個々の加入者のデータのプライバシーには関係しない。
米国特許第5,898,783号明細書 米国特許第5,734,978号明細書 米国特許第6,259、908号明細書
本発明の目的は、セルフォンの所有者がオンエア(on−air)信号を用いてセルフォンに入れられた個人データを消去または破壊するのを許容することによって、該個人データを該所有者自身が保護することである。本発明によれば、個人データが記録されているセルフォンのメモリ・チップには、消去手段が設けられ得る。この消去手段は、不能化または消去回路における、ヒューズ、スイッチまたは類似のデバイスを含み得る。消去手段は、所有者によって予めセットされた消去コードと一致するオンエアの消去コードを受信すると、消去指令を実行する。移動電話が紛失もしくは盗難された場合には、所有者は、単に、紛失または盗難された電話の電話番号を呼び出して消去コードを入力することだけが必要である。個人データは消去されるであろう。従って、所有者は、家族、友人及び同僚の電話番号及び住所を保護することができる。電話が置き忘れられたと所有者が信じるならば、所有者は、電話の特性を不能化することなく、個人情報を破壊することができ、行方不明の電話は発見されるはずである。
また、本発明の目的は、セルフォンの所有者のデータのプライバシー及びその完全な状態を維持して、それを新しいセルフォンに移すのを容易にすることである。個人データの完全な状態(完全性)は、新規な再充電クレードルまたはステーションで維持され得る。本発明によれば、セルフォンの再充電クレードルまたはステーションは、クレードルにドッキングされた電話と通信する、PCMCIAカードのような、メモリ・デバイスのためのスロットを組み込み得る。電話が再充電のためにクレードル内に置かれる度に、PCMCIAカードは、電話のメモリのチェック・サム(検査合計)を行う。もし、電話に番号または他のデータが入れられたならば、該カードは、該カードが常に更新されるように該情報をダウンロードする。新しい電話が基地局(ベース・ステーション)に装填されると、チェック・サムが開始され、先の電話に入れられているすべての個人データは、新しい電話に自動的にアップロードされる。このシステムを用いて、もし、他の誰かがユーザの番号にアクセスするのをユーザが望まないならば、ユーザは、単に、電話からPCMCIAカードを取り除き得る。また、旅行時、財布にバックアップ・カードを容易に持ち運ぶことができる。
また、本発明の目的は、セルラー(携帯電話)ネットワークを介して、個人または企業実体の名称と関連した情報を得る方法を提供することである。本発明のこの態様によれば、移動遠隔通信装置のユーザは、ディレクトリ援助(directory assistance)電話番号をダイアルし、ワイヤレス・ネットワーク操作センタから個人または企業実体の名称に関連した情報を要求する。情報に対する要求を受信すると、ワイヤレス・ネットワーク操作センタにおけるオペレータは、個人または企業実体の名称を用いて、情報データベースから個人または企業実体に関連した情報を検索する。一層詳細に説明するように、情報データベースから検索された情報は、以下の1つまたは複数を含み得る:すなわち、電話及び/またはファクシミリの番号、メール・アドレス(郵便の宛先)、インスタント・メッセージング・アドレス、地図及び/または方向、ディジタル写真、ディジタル・ビデオ、等である。情報データベースから情報を検索した後、ワイヤレス・ネットワーク操作センタは、検索された情報を含むデータ・メッセージ(例えば、テキスト・メッセージ)を移動通信装置に送信する。移動遠隔通信装置によって受信された情報は、次に、例えば仮想ビジネス・カード(virtual business card)(“vcard”)の形態で、該情報を永久に記憶するのを許容される。
これらの目的、並びに以下の説明から明瞭となるであろう他の目的は、消去手段を有したセルフォンのプログラム可能なメモリ・チップと、クレードル内にドッキングされるセルフォンからデータをアップロードすることができる、または該セルフォンにデータをダウンロードすることができる、例えば、PCMCIAカードのためのスロットを有する再充電クレードルと、a)装置の独自の識別番号を記憶するための第1のメモリ、b)該識別番号に従って呼び出しを送受信するための送受信手段、c)データ並びに消去コードのための所定のアドレス(またはメモリ場所)のためのプログラム可能なデータベース、d)所定の場所に消去コードを入れるための手段、及びe)消去コードの受信時に前記データベースを消去するための消去手段、を有したセルフォンの装置と、を備えた本発明に従って達成される。
これらの目的は、また、複数個の個々の移動セルフォン装置及び移動電話交換局を備え、該少なくとも1つの選択された装置が、消去コード及び独自の電話番号を含む個人データを記憶するためのPROMを有している、移動遠隔通信システム上の選択されたセルフォンに記憶された個人データを保護する(セーフガードする)ための、本発明の方法によって達成され、該方法は、スイッチング・ネットワークからの選択された移動電話装置において、スイッチング・ネットワークからの消去コードを含むメッセージを受信して、個人データを消去するようにしている。
本発明を完全に理解するために、添付図面に示された本発明の好適な実施形態の以下の詳細な説明を参照する。
さて、図1−4を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。種々の図において、同一の要素は、同じ参照数字で示されている。
図1に示されているように、セルフォン10は、図3に示されたもののような遠隔通信ネットワークとの通信を行うために、セルフォンと協働するスマートカード(SMARTCARD)11を受け入れる。スマートカードは、SIM(加入者識別情報モジュール)を含む。スマートカードは、遠隔通信システムのユーザを識別し、ユーザをネットワーク上で許可されたものとして確認するよう働く。スマートカードは、また、セルフォン10と遠隔通信ネットワークとの間の通信を暗号化し得る。セルフォンの英数字キー12は、セルフォンのメモリ内に情報を入れるために用いられ得、そして、消去コードを入れるための好適な手段である。
図2に示されたスマートカード(SMARTCARD)の要素は、データ通信回路と、論理回路と、不能化または消去回路とを含む。データ通信回路20は、スマートカードを独自に識別するコードを送信する。本実施形態における論理回路21は、データ処理及び記憶回路と、プロセッサ、メモリ、支援回路並びに任意のアドレス、データ及び制御バス(図示せず)を制限なしで含む相互接続回路とを含む。本発明の一実施形態において、論理回路は、セルフォンと遠隔通信ネットワークとの間の通信を暗号化する。セルフォンは発展しているので、論理回路は、本発明にとって必須である論理回路の特徴を行うことなく、益々多くの機能を行うよう用いられ得る。
カードには、例えば、カードのメモリを永久に消去できる不能化回路22が設けられている。不能化回路は、例えば、カード内のメモリから電源を分離するよう働く、ヒューズまたはスイッチのいずれかを含み得る。メモリを効果的に消去する他の手段は、例えメモリがいまだ電力を受けているとしても、メモリを正しく働かせないようにする過度の電圧を与えることによるものとして、または、論理回路の電源から論理回路を切断することによって論理回路を永久に無能力にすることによるものとして、当業者には知られている。
遠隔通信ネットワークのブロック図が図3に示されている。遠隔通信ネットワーク30は、加入者識別情報モジュールを有するカード11を持った複数のセルフォン10と通信ができる。各カードは、独自のSIMコードを有している。ネットワークへのアクセスの開始時に、SIMコードはネットワークに送信される。ネットワーク30は、SIMコードを受信するために、データ通信回路31を有する。本発明の一実施形態においては、ネットワークは、独自のSIMコードと関連した消去コードを受信して記憶するためのPROMまたはEEPROMをも含み得る。本発明のもう1つの実施形態においては、データ通信回路31は、消去指令をも含み得る。
さて、本発明の方法及び装置の動作を説明する。スマートカードのユーザは、英数字キー12を用いて、メモリ内に消去コードを入れて記憶させ得、電話内の個人データを消去するのを許容する。本発明の好適な実施形態によれば、任意の選択されたセルフォンのための消去コードは、該電話のためのキーパッドを用いて、電話内に直接入れられ得るだけである。消去コードは、スマートカード上のメモリ内に記憶され得るか、またはネットワークに転送されて記憶され得る。特定のスマートカードまたはSIMのための消去コードは、異なったSIMを有するセルフォンからのオンエア信号によっては、予めセット(プリセット)されたりまたは変更されたりすることができない。消去指令は、カードのデータ通信回路にまたはネットワーク上に含まれ得る。
セルフォンが盗難されるかまたは紛失した場合には、ユーザは、もう1つのセルフォンまたはランド・ライン(地上通信線)を用いて、盗難されたもしくは紛失したセルフォンの番号を呼び出し、そして消去コードを入れることができる。ネットワーク及び紛失した電話のデータ通信回路は、オンエア通信の消去コードを予めセットされて記憶された消去コードと“整合”させる。“整合”は、予めセットされた消去コード及び受信された消去コード間の、特定の関係を要求する、文字の正確な一致、または正確なマッピングを含み得る。整合もしくは一致があるならば、消去指令が発行され、盗難されたもしくは紛失したセルフォンにおける個人データが消去される。消去指令を実行するための回路は、セルフォン内に存在する。
本発明は、多くの個々のプライバシーを許容する、消去コードのネットワーク・データベースを必要としない。さらに、ユーザは、ネットワーク上の不能化指令にアクセスする必要がない。ユーザがユーザの個人データのためのメモリを不能化するために、不能化された番号のデータベースが、ネットワークによって及びネットワークにおいて組立てられたり維持されたりする必要がない。消去コードがセルフォン内に記憶されるとき、それは即座に動作可能である。さらに、それは即座に変化され得る。セルフォンに入れられたデータのプライバシーは、高い重要性のものである。新しい電話は、インターネット・テキスト・メッセージング、e−メール、並びにウェブ・サーフィング及びダウンローディングを組み込む。今やセルフォンを介して入念な交渉が行われ得る。さらに、セルフォンは、ワード(文字)処理を含む、手で保持されるコンピュータ及びオーガナイザと結合されている。全契約内容は、遠隔通信ネットワーク上のセルフォンを含む手で保持される装置上で、記録され、送信され、または受信され得る。
図4は、本発明による、再充電クレードル42の好適な実施形態を示す。クレードルは、電話が図4に示されるようにドック内にあるときに電話10につながる再充電回路43を含む。また、クレードル内には、アップロード/ダウンロード・セルフォン・メモリ・デバイスを備えたセルフォン・インターフェース回路44が含まれており、そしてCPU、メモリ10(入力出力)、及びプログラムまたはアプリケーションを備えたマイクロコントローラ45を備えている。プログラムは、本発明の部分である消去可能なFLASH/EEPROM/SRAM記憶メモリ46としてここでは示されている電話メモリ内のメモリを、チェック・サム動作のようなもので、クレードル内のメモリと比較し、そして、電話に追加されてきた任意の番号をクレードル・メモリにダウンロードし、かつ電話に存在しないクレードル・メモリ内の任意の番号を電話にアップロードする。
図4に示されるように、再充電クレードルは、さらに、バックアップのセルフォン・デバイス48のためのアップロード/ダウンロード・スロット47を含み得る。スロットは、マイクロコントローラと、ドッキングされたセルフォンにおけるメモリまたは示されているようにクレードルにおけるメモリのいずれかと通信するインターフェース回路とを備えている。バックアップ・メモリ・デバイスは、PCMCIAカードのような新しい電話内に挿入するのに適した任意のデバイスであって良い。図4に示されるように、このPCMCIAカードには、消去可能メモリが設けられる。
これらのバックアップ・デバイスは、セルフォンのための個人データの完全な状態(完全性)を維持するために非常に便利な手段を提供する。セルフォンが盗難されるか紛失した場合には、複製のコピーがクレードル内に存在し、また任意選択的にはバックアップPCMCIA上に存在するので、記憶された個人データを回収する試みにおいてどんな時間も取られる必要がなく、個人データは即座に消去される。バックアップPCMCIAは、旅行の間、容易に財布内に保管され、新しいセルフォン内に置かれ得るかまたはクレードル内に保たれたPCMCIAカード内に置かれ得、そしてその内部のデータは、クレードル内にドッキングされた新しいセルフォンに転送される。新しいセルフォンが最初に充電されなければならない場合には、PCMCIAカード・スロットでクレードル内に装填すれば、新しいセルフォンに個人データのすべてを入れるであろう。
本発明のもう1つの態様において、セルフォンのための新規な再充電クレードルには、追加のメモリ・デバイスを受け入れるためのアップロード/ダウンロード・スロットが設けられ得るか、またはセルフォンのための個人データの完全な状態(完全性)を維持するためのPCMCIAカードのようなカードが設けられ得る。スロットは、マイクロコントローラ、クリスタル、及びスロット内のメモリ・デバイスと電話内のメモリ・デバイスとを接続するインターフェース回路を備える。スロット内に置かれると、例えばPCMCIAカードは、クレードル内にドッキングされた任意のセルフォンと通信する。クレードル内にセルフォンをドッキングすると、チェック・サムが開始され得、セルフォンからの任意の新しいデータがPCMCIAカードに追加され得る。次に、セルフォンが盗難されるか紛失したならば、複製のコピーがスペアのPCMCIA上に存在するので、記憶された個人データの回収のためのどんな時間も割り当てられる必要がなく、個人データは即座に消去される。スペアのPCMCIAは、旅行中、財布内に容易に保管され、そして新しいセルフォンに置かれ得るか、またはPCMCIAカードがクレードル内に保持され得、そしてその内部のデータが、クレードル内にドッキングされた新しいセルフォンに転送され得る。新しいセルフォンが最初に充電されなければならない場合には、PCMCIAカード・スロットをクレードル内に装填すれば、新しいセルフォンにすべての個人データを入れるであろう。
本発明の実施形態によれば、上述した個人データ及び/または他のデータ、例えば、個人または企業実体(例えば、企業、団体、または他の事業)と関連した情報は、411,1−800、または移動遠隔通信10からの他のディレクトリ援助リクエストに応答してセルラー(携帯電話)ネットワークのサービス・プロバイダからダウンロードされたデータを含み得る。本発明のこの実施形態によれば、図5に示されたように、移動遠隔通信装置10のユーザは、セルラー・ネットワーク上で利用可能なディレクトリ援助番号を呼び出す。オペレータ(人間またはコンピュータ履行される)は、その呼び出しに答えて、ユーザが情報を所望する個人または企業実体の名称をユーザに質問する。与えられた名称に応答して、オペレータは、情報データベース52にアクセスして、移動遠隔通信装置のユーザが情報を要求している個人または企業実体と関連した情報を検索するよう、セルラー(携帯電話)ネットワーク・サービス・プロバイダのデータ通信回路(及び/またはソフトウェア)50に命令する。情報データベース52は、セルラー(携帯電話)ネットワーク・サービス・プロバイダによって制御されるデータベースであって良く、または、セルラー(携帯電話)ネットワーク・サービス・プロバイダがアクセスを許可されている第三者によって制御される任意の他のデータベースであっても良い。検索された情報は、これに制限するものではないが、ユーザが情報を要求している個人または企業実体の、メール・アドレス(郵便の宛先)、e−メール・アドレス、勤務先住所(work address)、電話番号、ファクシミリ番号、インスタント・メッセージング・アドレス、地図及び/または方向(特に、GPSを装備した移動遠隔通信装置のための)、ディジタル写真、ディジタル・ビデオ、等を含み得る。
一旦検索されると、セルラー(携帯電話)ネットワーク・サービス・プロバイダは、該情報を、例えばテキスト・メッセージ(例えば、ショート・メッセージ・サービス(SMS)メッセージ)の形態で、移動遠隔通信装置のユーザに送信する。例えば、普通、ディジタル写真またはビデオで遭遇するような大量のデータの場合には、テキスト・メッセージング以外の代替的な送信手段が用いられ得る。例えば、マルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)または同様の送信規格が、この種の情報を送信するために用いられ得る。
データベース52から検索された情報は、次に、ユーザに送信されるのに先立って、(e−メール及びワイヤレス通信アプリケーションにおける接触情報を記憶するために今や普通に用いられるような、例えば、仮想ビジネス・カード(“vcard”)の形態で)フォーマット化され得る。代替的には、該情報は、プロバイダから受信された後、移動遠隔通信装置10上で実行するアプリケーション・プログラムによって処理されかつフォーマット化され得る。
テキスト・メッセージに含まれる情報を受信すると、移動遠隔通信装置10は、プロンプト(入力要求メッセージ)が表示されるようにし、該プロンプトは、ユーザに、該ユーザが情報を永久にセーブすることを望むか否かを問い合わせる。ユーザが、“はい”で応答したならば、次に、該情報は、移動遠隔通信装置10のFLASH/EEPROM/SRAM46または他のメモリに記憶される。もし、ユーザが“いいえ”で応答したならば、該情報は、単に一時的に記憶されるだけである。さらに、該情報は、先に説明したものと類似の、バックアップ・メモリ・カード47のFLASH/EEPROM記憶メモリ48及び/またはクレードル・メモリに記憶され得る。
本発明は、ハードウェアで実施され得たけれども、代替的な実施形態は、ソフトウェアまたはファームウェア、もしくはそれらの組み合わせを含み得るということを、当業者は理解するはずである。このような実施形態は、通常の処理回路を用いた履行を含み得、該通常の処理回路としては、それに制限するわけではないが、例えば、プログラム可能なアレイ・ロジック(“PAL”)、ディジタル信号プロセッサ(“DPSs”)、フィールド・プログラム可能なゲート・アレイ(“FPGA”)、アプリケーション特定の集積回路(“ASICs”)、大規模集積回路(“LSIs”)がある。さらに、本実施形態は、説明の目的のためだけに導入されたものであり、SIMカードを不能化するためのシステム及び方法を提供する他の実施形態も、完全に本発明の広範な範囲内にあるものである。
通常のコンピュータ、及び処理、システム・アーキテクチュアは、
MacMillan Publishing Co.の、William Stallingsによる、Computer Organization and Architecture(第3版、1993年)に一層充分に説明されている。
通常の処理システム・ネットワーク・デザインは、
McGraw−Hill,Inc.の、Darren L.Spohnによる、Data Network Design(1993年)に一層充分に説明されている。
通常の音声及びデータ通信は、
Plenum Pressの、R.D.Gitlin,J.F.Hayes及びS.B.Weinsteinによる、Data Communications Principles(1992年);
Irwin Professional Publishingの、James Harry Greenによる、The Irwin Handbook of Telecommunications(第2版、1992年); 並びに、
McGraw−Hillの、Regis J.Bates,Jr及びDonald Gregoryによる、Voice & Data Communications Handbook(1996年)に一層充分に説明されている。
通常の電子回路設計は、
Cambridge University Press,の、Paul Horowitz及びWinfield Hillによる、The Art of Electronics(第2版、1989年)に一層充分に説明されている。
通常の制御システム及びアーキテクチュアは、
Prentice Hallの、Katsuhiko Ogataによる、Modern Control Engineering(1990年)に説明されている。上述の刊行物の各々は、参照によりここに組み込まれている。
セルフォンのメモリにおける個人データの完全な状態(完全性)を保護(セーフガード)して維持するための新規な方法及び装置を説明してきており、これら方法及び装置は、本発明が追求する目的及び利点のすべてを成就するものである。しかしながら、本発明の多くの変化、変更、変形並びに他の使用及びアプリケーションは、本発明の好適な実施形態を開示した本明細書並びに添付図面を考慮した後には、当業者に明瞭となるであろう。本発明の精神並びに範囲から逸脱しない、このような変化、変更、変形並びに他の使用及びアプリケーションは、本発明によって包摂されるものと見なされ、本発明は、特許請求の範囲によってのみ制限されるべきものである。
セルフォンまたは移動遠隔通信装置と、遠隔通信ネットワークとの通信を行うためにセルフォンと協働する、セルフォンに受け入れられるスマートカードとを示す図である。 本発明の原理によるスマートカードを示すブロック図である。 遠隔通信ネットワークとの通信を行うようスマートカードと協働する複数のセルフォンと通信することができる遠隔通信ネットワークを示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるセルフォンの再充電クレードルを示すブロック図である。 ディレクトリ援助番号をダイアルして、ユーザが情報を要求した個人または企業実体の名称に関連する情報を要求することにより、セルラー通信ネットワークを介して、個人または企業実体の情報を得ることを示したブロック図である。
符号の説明
10 セルフォン
11 スマートカード
20 データ通信回路
21 論理回路
22 不能化回路
30 遠隔通信ネットワーク
31 データ通信回路
32 消去コード
42 再充電クレードル
43 再充電回路
44 セルフォン・インターフェース回路
45 マイクロコントローラ
46 消去可能なFLASH/EEPROM/SRAM記憶メモリ
47 アップロード/ダウンロード・スロット
48 バックアップのセルフォン・デバイス
50 データ通信回路
52 情報データベース


Claims (9)

  1. ワイヤレス通信ネットワークを介して個人または企業実体の名称に関連する情報を得るための方法であって、
    移動通信装置から、ワイヤレス・ネットワーク操作センタに個人または企業実体の名称に関連する情報のためのリクエストを送信し、
    ワイヤレス・ネットワーク操作センタから送信された、個人または企業実体の名称に関連する情報を含むデータ・メッセージを受信し、該個人または企業実体の名称に関連する該情報は、ワイヤレス・ネットワーク操作センタにおけるデータベースから検索され、そして
    該検索された情報を移動通信装置において仮想ビジネス・カードの形態にフォーマットする、
    ようにした方法。
  2. さらに、検索されフォーマットされた情報を永久に記憶すべきか否かに関して移動通信装置のユーザを促すようにした請求項1に記載の方法。
  3. 前記データ・メッセージは、テキスト・メッセージを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記テキスト・メッセージは、ショート・メッセージ・サービス(SMS)規格に従って送信される請求項3に記載の方法。
  5. 前記データ・メッセージは、マルチメディア・メッセージ・サービス(MMS)規格に従って送信される請求項1に記載の方法。
  6. 前記検索された情報は、メーリング・アドレス(郵送の宛先)、e−メール・アドレス、勤務先アドレス、1つまたは複数の電話番号、ファクシミリ番号、インスタント・メッセージング・アドレス、地図、一組の方向、1つまたは複数のディジタル写真、ディジタル・ビデオ、及びそれらの組み合わせから成るグループから選択された情報である請求項1に記載の方法。
  7. プロセッサ、及び該プロセッサに結合されたメモリを含む移動遠隔通信装置を備え、該メモリは、プロセッサによって実行されたときに、個人または企業実体の名称に関連する情報を仮想ビジネス・カードとしてプロセッサにフォーマットさせるアプリケーションを記憶しているものである装置。
  8. 個人または企業実体の名称に関連する情報は、移動遠隔通信装置からのリクエスト時にワイヤレス・ネットワーク操作センタにおけるデータベースから検索される請求項7に記載の装置。
  9. 前記情報は、メーリング・アドレス(郵送の宛先)、e−メール・アドレス、勤務先アドレス、1つまたは複数の電話番号、ファクシミリ番号、インスタント・メッセージング・アドレス、地図、一組の方向、1つまたは複数のディジタル写真、ディジタル・ビデオ、及びそれらの組み合わせから成るグループから選択された情報である請求項7に記載の装置。
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