JP2007025774A - Alc造外壁のメンテナンスシステムおよびメンテナンス管理方法 - Google Patents

Alc造外壁のメンテナンスシステムおよびメンテナンス管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】建物の外壁をALC(軽量気泡コンクリート)パネルで建造したALC造外壁のメンテナンスシステムおよび管理方法に係り、メンテナンス時の補修改修によって発生する廃棄パネルの処理をも含めてメンテナンスを効率よく実施できるようにする。
【解決手段】管理用端末が接続されている管理サーバと、その管理サーバに通信ネットワークを通じて顧客端末が接続されるコンピュータシステムを備え、上記管理サーバには、上記建物の建物情報、ALC造外壁のメンテナンス計画、メンテナンス実施情報などを格納する案件データベースと、その案件データベースに種々の情報を登録するための手段と、メンテナンス計画を自動的に作成する手段と、ALC造外壁の劣化診断と補修改修方法の決定を行う劣化診断システムと、補修改修によって生じた廃棄パネルの処理方法を決定する手段等とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物の外壁をALC(軽量気泡コンクリート)パネルで建造した、いわゆるALC造外壁のメンテナンスシステムおよびメンテナンス管理方法に関する。更に詳しくは、新築もしくは既存の建物外壁を構成するALCパネル(以下、単にALCまたはパネルという場合もある)を補修改修する際に生じる廃棄パネルの処理方法をも含めてALC造外壁を計画的にメンテナンスするシステムおよび管理方法に関するものである。
従来、例えば鉄骨造や木造の建物で外壁にALCパネルを張った新築のビル・倉庫・店舗・工場・住宅などでは、一般にシーリング材や仕上げ塗料の耐久年数に応じてALC造外壁の不定期な点検は行われていたが、基材のALCの耐久年数まで含めた計画的なメンテナンスは行われていなかった。そのため、シーリング材や塗膜が劣化した状態で放置され、基材のALCの劣化が加速して外壁の寿命が短くなったり、漏水などの事態が発生して初めて異常が判明することが少なくなかった。
そこで、本出願人はALC造外壁の補修改修方法を立案したり決定する場合などに必要なALCパネルの劣化診断システムを提案する(下記特許文献1参照)と共に、上記の劣化診断システムを利用したALC造外壁のメンテナンスシステム及びメンテナンス管理方法を提案した(下記特許文献2参照)。
しかしながら、上記のようなメンテナンスシステムやメンテナンス管理方法においてはALC造外壁を補修改修する際にALCパネル一部または全部を切除または除去することによって廃棄すべきパネルが発生することが少なくないが、その廃棄パネルの処理方法をも含めた一貫したメンテナンス管理は、これまで殆どなされていないのが実情である。
ところで、廃棄物処理法によればALCパネルは産業廃棄物であり、又その産業廃棄物は、その種類や形態に応じて21種類に分類され、ALCパネルはガレキ類に区分されている。それらの産業廃棄物の処理は当該廃棄物を発生した事業者つまり排出事業者が責任を負うことになっている。従って、ALC造外壁の補修改修工事によって生じた廃棄パネルの処理は元請が責任を負うことになる。
また産業廃棄物を発生させた元請はこれらの処理を自ら行うのに代えて、専門の許可業者にその処理を委託するのが通例となっているが、この専門の許可業者は収集運搬業者と処理業者に区分され、更に処理業者は中間処理業者と最終処分業者に区分される。収集運搬業者は工事現場から産業廃棄物を回収し処分場に運搬および処理業者への引渡しを行うが、許可を受けた行政地区内でのみ積み降ろしが可能であるため、工事現場と処分場とが異なる行政地区に存在している場合には、その両方の行政地区の許可が必要となる。
さらに、収集運搬業者はその全ての者が前述の21種類全ての産業廃棄物に対する運搬許可を取得しているとは限らず、収集運搬業者の別異に応じて運搬できる産業廃棄物の種類が異なっている。また、処理業者も処分場ごとに処分が可能な産業廃棄物の許可を受けており、処理業者の別異に応じて処分できる産業廃棄物の種類が異なっている。よって、元請が収集運搬業者と処理業者を選定するにあたっては工事現場の立地場所を元に収集運搬および処理業者の許可品目および許可行政区から業者およびその組み合わせを選択することになる。しかし、収集運搬業者および処理業者は非常に多く存在する上許可された品目であっても搬入荷姿や受入れ可能品目に制限があることが多く、直接業者に確認を取るなど手間が非常にかかる作業である。
さらには、ALCは多孔質および珪酸質であることから調湿材や屋上緑化等に用いられる軽量土壌としてリサイクル商品化し販売することが可能で処理費も一般に安価であるので、受入れ条件を満たしたALC廃材の処理としては最適な方法であるが、前述のように様々な制限のある業者の中から抽出するのは非常に手間がかかる。特にリサイクル商品化するために中性化する必要がある場合、炭酸化が進んでおり、かつ予め炭酸化度が分かっていることが必要となる。
特開2003−35657号公報 特開2005−146584号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて提案したもので、メンテナンス時のALCパネルの補修改修工事によって発生した廃棄パネルの処理をも含めてALC造外壁のメンテナンスを効率よく実施することのできるメンテナンスシステムおよび管理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明によるALC造外壁のメンテナンスシステムおよびメンテナンス管理方法は以下の構成としたものである。すなわち、本発明によるALC造外壁のメンテナンスシステムは、建物の外面にALCパネルを取付けたALC造外壁のメンテナンスを行うためのシステムであって、管理用端末が接続されている管理サーバと、その管理サーバに通信ネットワークを通じて顧客端末が接続されるコンピュータシステムを備え、上記管理サーバには、上記建物の建物情報、ALC造外壁のメンテナンス計画、メンテナンス実施情報などを格納する案件データベースと、その案件データベースに種々の情報を登録するための手段と、メンテナンス計画を自動的に作成する手段と、メンテナンス計画作成時とメンテナンス実施日が来る前にメンテナンス計画を各端末に表示する手段と、ALC造外壁の劣化診断と補修改修方法の決定を行う劣化診断システムと、補修改修によって生じた廃棄パネルの処理方法を決定する手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明によるALC造外壁のメンテナンス管理方法は、新築ALC造外壁の建物または既存建物で劣化診断を行ったALC造外壁の建物について、担当者が管理用端末から当該建物の建物情報やALC造外壁のメンテナンス実施情報等を案件データベースに登録した後に、上記外壁のメンテナンス計画を自動作成するプロセスと、その自動作成したメンテナンス計画を顧客端末に表示することによって顧客とメンテナンス契約を行うプロセスと、メンテナンス実施日の所定期日前になるとALC造外壁の劣化状況を診断するプロセスと、その診断に基づいて適切な補修改修方法を決定するプロセスと、補修改修によって生じる廃棄パネルの処理方法を決定するプロセスと、上記補修改修方法に従って補修改修工事を実施するプロセスと、上記処理方法によって廃棄パネルを処理するプロセスと、上記補修改修工事終了後にメンテナンス情報を案件データベースに登録するプロセスとを有することを特徴とする。
上記のように本発明によるALC造外壁のメンテナンスシステムおよびメンテナンス管理方法は、ALC造外壁の補修改修によって生じた廃棄パネルの処理方法を決定する手段やプロセス、およびメンテナンス管理方法にあっては実際に補修改修によって生じた廃棄パネルを処理するプロセスを備えたことによって、廃棄パネルの処理という煩雑かつ面倒な処理をも含めて一貫したメンテナンス管理が可能となり、ALC造外壁のメンテナンスを容易・迅速に且つ確実に実行することができる。また廃棄パネルの処理を円滑かつ迅速に行うことができると共に、廃棄パネルの管理が不充分となって周囲環境を汚損したり、交通の妨げになるのを未然に防止できる等の効果がある。
以下に本発明によるALC造外壁のメンテナンスシステムおよびメンテナンス管理方法を、図に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に基づいてALC造外壁のメンテナンス管理を行うコンピュータシステムの一例を示すもので、図において、1はALC造外壁のメンテナンスを管理するコンピュータの管理サーバで、例えばALC生産会社等に配置される。その管理サーバ1には、管理担当者用のコンピュータ(PC)等の管理用端末2が接続され、また上記管理サーバ1には、顧客のコンピュータ(PC)等の顧客端末3が電話回線やインターネット等のネットーワークNを介して接続されている。
上記管理サーバ1には、情報処理部11と記憶部12などがあり、その記憶部12には案件(建物)情報等を記録した案件データベースと、案件データベース登録プログラム、メンテナンス計画作成プログラム、メンテナンス計画表示プログラムおよび廃棄パネル処理プログラムなどが備えられている。上記の案件データベース登録プログラム、メンテナンス計画作成プログラムおよびメンテナンス計画表示プログラムは前記特許文献2に記載のものとほぼ同様である。
廃棄パネル処理プログラムは、後述する劣化診断およびメンテナンス計画出力結果により廃棄パネルが発生する場合に自動起動し、工事地区や当該廃棄パネルの仕上げ形態などの情報を案件データベースから抽出すると共に、後述する廃棄パネル処理テーブルと照合して最適な処理業者、収集運搬業者の候補を選定して業者情報を自動出力するように構成されている。
また上記管理サーバ1には、ALCパネルの劣化診断と、その診断結果に基づいて補修改修方法を選択的に決定する劣化診断システムが備えられており、本実施形態においては前記特許文献1に準拠したコンピュータソフトウエアである劣化診断システムが格納されている。さらに管理サーバ1には廃棄パネル処理テーブルが設けられており、その廃棄パネル処理テーブルにはALCパネル等の産業廃棄物を処理する専門の許可業者である収集運搬業者と処理業者に関する情報やALCパネルの炭酸化レベル等に応じたリサイクル用途候補等が格納されている。
上記の収集運搬業者および処理業者に関する情報としては、それぞれ認定行政区毎の業者名や、その各業者の認定品目、荷姿指定、単価等が蓄積されており、収集運搬業者に関する情報の一例を下記表1に、また処理業者に関する情報の一例を下記表2にそれぞれ示す。なお下記表中には具体的な業者名や単価は省略した。
Figure 2007025774
Figure 2007025774
またALCパネルの炭酸化レベル等に応じたリサイクル用途候補の一例を下記表3に示す。なお、表中の炭酸化レベルは、前記特許文献1に記載の要件と同様にALCの炭酸化進行に伴う炭酸化度によってALCの劣化状態を5段階にレベル分けしたものである。また炭酸化度は、測定される全酸化カルシウム含有量(質量%)、および600〜900℃における重量減少量に相当する炭酸ガス含有量(質量%)により、{(炭酸ガス含有量)×56/44}/(全酸化カルシウム含有量)×100なる式で与えられる。さらに表中の○印はそのまま表記の用途候補として選択可能であることをあらわす。
Figure 2007025774
図2は前記図1のコンピュータシステムを用いてメンテナンス計画や廃棄パネル処理方法等を決定し、メンテナンスを実行するまでの一連のプロセスの一例を示すものである。なお、同図中のステップS1〜S5、すなわち案件データベース登録から補修改修方法の決定までは、前記従来例の特許文献2とほぼ同様であるので詳細は省略するが、それらのプロセスを含めて以下順を追って説明する
先ず、上記ステップ1の案件データベース登録では、新築ALC造外壁もしくは既存建物で劣化診断を行ったALC造外壁の建物について、例えばALC生産会社の担当者が案件データベース登録プログラムを起動させて、管理用端末2から当該建物の情報、ALC・シーリング・塗装の情報、過去のメンテナンス実施情報等を入力し、案件データベースに登録する。すると、前記図1のメンテナンス計画作成プログラムが自動的に起動してALC造外壁のメンテナンス計画が自動作成される(ステップS2)。
上記のようにして自動作成されたメンテナンス計画は、前記の案件データベースに格納されると共に、前記のメンテナンス計画表示プログラムが自動起動して担当者の管理用端末2と、当該案件の顧客端末3にメンテナンス計画が表示される。そこで、担当者は顧客と連絡を取り、当該案件に対して顧客とメンテナンス契約を行う(ステップS3)。
次に、メンテナンス実施日の所定期間前になると、軽量気泡コンクリートの劣化診断システムが起動してALC造外壁の劣化診断がなされる(ステップS4)。その診断結果は前記の案件データベースに登録される。また上記の診断結果に基づいてALC造外壁の補修改修方法が決定される(ステップS5)。具体的には、例えば前記特許文献1に準拠した劣化診断システムによってALC造外壁の劣化状況を評価し、それに基づいて例えば前記特許文献2に示すような要領で適切な補修改修方法が決定される。
上記のようにしてALC造外壁の補修改修方法が決定され、その補修改修によって廃棄すべきパネルが発生する場合には、その廃棄パネルの処理方法が決定される。本実施形態においては、前記の補修改修方法で廃棄パネルが発生し、その処理をする必要がある場合には、前記の廃棄パネル処理プログラムが自動起動し、そのプログラムによって図2に示すステップS11〜S16の順序で自動的に処理方法が決定される。
すなわち、上記ステップ11で廃棄パネル処理プログラムが自動起動すると、そのプログラムによって上記の補修改修情報に含まれる補修改修部位と案件データベースの建物情報を照合し、補修改修により発生する廃棄パネルの仕上げ形態(仕上げ方法)および数量が特定される(ステップS12)。
次に、上記の特定データと、案件データベースに記録された劣化診断による炭酸化度または炭酸化レベル、更に前記表1〜表3に示すような情報が蓄積された廃棄パネル処理テーブルと照合する(ステップS13)。具体的には、例えば、特定されたパネルデータから表2のその他の条件と照らし合わされ仕上げによる業者の第一次の絞込みが行われる。次に炭酸化データから表2の廃棄ALC処理分類・用途と表3の炭酸化による用途テーブルを照らし合わせる。さらにその建物がある行政区および処理業場の所在地から収集運搬業者を照合し、適合する組み合わせすなわち特定された仕上げの状態の廃棄ALCを受入可能な業者と収集運搬業者更には炭酸化度および処理業者に応じた処理分類・用途および価格等のデータ一覧が出力される(ステップ14)。
この出力結果を顧客に顧客端末を介してもしくは書面で提示し、工事希望日時、処理費用、廃棄パネル処理方法,運搬車両形態等の顧客要望事項を照合(ステップS15)した後、廃棄パネルの処理方法を決定し(ステップS16)、その結果を端末から入力する。
上記のようにしてALC造外壁の補修改修方法が決定され、かつ廃棄パネルの処理方法が決定されたところで、それらの決定内容がメンテナンス計画に反映されてメンテナンスが実施される(ステップS6)。なお、上記のメンテナンス終了後には、案件データベース登録プログラムを起動させ、実施した工事内容などのメンテナンス情報を案件データベースに追加する。以後は前記メンテナンス計画に記載した予定期日が近づく度毎に上記の操作が繰り返えされる。
以上説明したように本発明によるALC造外壁のメンテナンスシステム及びメンテナンス管理方法によれば、補修改修の際に発生する廃棄パネルの処理という煩雑かつ面倒な処理をも含めて一貫したメンテナンス管理が可能となり、ALC造外壁のメンテナンスを容易・迅速に且つ確実に実行することができる。また廃棄パネルの処理を円滑かつ迅速に行うことができると共に、廃棄パネルが未処理のまま長期間放置されて周囲環境を汚損したり、交通や通行の妨げになるのを未然に防止できるもので、建築物の管理や産業廃棄物の処理等を業とする産業の円滑な運用に極めて有効かつ適切である。
本発明に基づいてALC造外壁のメンテナンス管理を行うコンピュータシステムの概略構成説明図。 本発明に基づいてALC造外壁のメンテナンス管理を行う場合のプロセスの一例を示す説明図。
符号の説明
1 管理サーバ
11 情報処理部
12 記憶部
2 管理用端末
3 顧客端末
N ネットワーク

Claims (4)

  1. 建物の外面にALCパネルを取付けたALC造外壁のメンテナンスを行うためのシステムであって、管理用端末が接続されている管理サーバと、その管理サーバに通信ネットワークを通じて顧客端末が接続されるコンピュータシステムを備え、上記管理サーバには、上記建物の建物情報、ALC造外壁のメンテナンス計画、メンテナンス実施情報などを格納する案件データベースと、その案件データベースに種々の情報を登録するための手段と、メンテナンス計画を自動的に作成する手段と、メンテナンス計画作成時とメンテナンス実施日が来る前にメンテナンス計画を各端末に表示する手段と、ALC造外壁の劣化診断と補修改修方法の決定を行う劣化診断システムと、補修改修によって生じた廃棄パネルの処理方法を決定する手段とを備えたことを特徴とするALC造外壁のメンテナンスシステム。
  2. 新築ALC造外壁の建物または既存建物で劣化診断を行ったALC造外壁の建物について、担当者が管理用端末から当該建物の建物情報やALC造外壁のメンテナンス実施情報等を案件データベースに登録した後に、上記外壁のメンテナンス計画を自動作成するプロセスと、その自動作成したメンテナンス計画を顧客端末に表示することによって顧客とメンテナンス契約を行うプロセスと、メンテナンス実施日の所定期日前になるとALC造外壁の劣化状況を診断するプロセスと、その診断に基づいて適切な補修改修方法を決定するプロセスと、補修改修によって生じる廃棄パネルの処理方法を決定するプロセスと、上記補修改修方法に従って補修改修工事を実施するプロセスと、上記処理方法によって廃棄パネルを処理するプロセスと、上記補修改修工事終了後にメンテナンス情報を案件データベースに登録するプロセスとを有することを特徴とするALC造外壁のメンテナンス管理方法。
  3. 上記廃棄パネルの処理方法としてリサイクルすることを特徴とする請求項1に記載のALC造外壁のメンテナンス管理方法。
  4. 上記リサイクルする際の用途をALCの炭酸化度または炭酸化レベルに応じて予め用意された用途候補の中から選択して決定するようにした請求項3に記載のALC造外壁のメンテナンス管理方法。
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