JP2007025055A - Pdlc光学要素を備えたslmを使用するホログラフィックデータ記憶システム - Google Patents

Pdlc光学要素を備えたslmを使用するホログラフィックデータ記憶システム Download PDF

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Abstract

【課題】 PDLC光学要素を備えたSLMを使用するホログラフィックデータ記憶システムを提供する。
【解決手段】 本発明は、高分子分散型液晶(PDLC)要素の形態の光学要素を含む空間光変調器デバイス(SLM)を含むホログラフィックデータ記憶システムに関する。PDLC要素は、個別に制御可能であり、かつ実質的に透過性または実質的に拡散性にすることができる。各PDLC要素の「オン」または「オフ」状態は、所与のPDLC要素が透過性であるか拡散性であるかによって画定される。付加的な状態も、たとえばPDLC要素の拡散性のレベルに基づいて、PDLC要素について画定してもよい。また、ミラー層をPDLC要素に隣接して加えて、反射モードSLMを画定してもよい。いずれにせよ、SLMは、ビットマップをホログラフィック物体ビームに符号化するのに用いられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光をピクセルごとに制御するために使用される空間光変調器デバイス(SLM)に関し、より詳しくは、SLMを使用するホログラフィックデータ記憶システムに関する。
空間光変調器デバイス(SLM)が、ピクセルごとの光の制御が必要とされるいくつかの分野で使用される。たとえば、SLMは、光データ処理、適応光学、光相関、マシンビジョン、画像処理、画像分析、ビームステアリング、ディスプレイ、およびホログラフィックデータ記憶システムで使用されている。多くの異なったタイプのSLMが、これらおよび他の用途のために存在する。
一般に、SLMは、ピクセルアレイを画定する1組の制御可能な光学要素を含む。SLMは、入力光を受け、光学要素の各々は、入力光の一部を操作して、所与のピクセルの状態を画定する。たとえば、従来のSLMの光学要素の各々を、「オン」状態または「オフ」状態であるように制御することができる。どの光学要素が「オン」であり、どれが「オフ」であるかを制御することによって、SLMの出力をピクセルごとに符号化することができる。
従来のSLMは、典型的には、反射モードSLMまたは透過モードSLMである。従来の反射モードSLMにおいて、制御可能な光学要素は鏡面反射ミラーを含む。その場合、異なったミラーから出力光が向けられる方向に基づいて、ピクセルのオン/オフ状態を画定するように、ミラーの配向を制御することができる。従来の透過モードSLMにおいて、光を通すか遮断し、それにより、それぞれのピクセルのオン/オフ状態を画定するために、透過性または不透過性にすることができる要素のセット。機械語を、特定のピクセルアレイまたはピクセルアレイのサブセットについて画定してもよい。
ホログラフィックデータ記憶の場合、SLMを使用して、ビットマップを含むピクセルアレイをシステムの物体ビームに符号化する。特に、物体ビームのための入力光がSLMを照明するとき、SLMは、どのピクセルが「オン」であり、どのピクセルが「オフ」であるかを制御することによって、情報を物体ビームに符号化することができる。次に、符号化された物体ビームは、参照ビームと干渉させられて、媒体にホログラムを記録する。後で、記憶されたホログラムが参照ビームのみで照明されると、参照ビーム光の一部が、ホログラム干渉パターンによって回折される。さらに、回折光を、元の符号化物体ビームを再構成するように向けることができる。したがって、記録されたホログラムを参照ビームのみで照明することによって、物体ビームに符号化されたデータを再構成し、カメラまたは他の像捕捉デバイスなどのデータ検出器によって検出することができる。このようにして、記録されたホログラムに記憶された情報をホログラフィック媒体から読出すことができる。
一般に、本発明は、ホログラフィックデータ記憶用途での使用に適した空間光変調器デバイス(SLM)、ならびにホログラフィックデータ記憶のためにSLMを使用するさまざまな方法およびシステムに関する。SLMは、高分子分散型液晶(PDLC)要素の形態の光学ピクセル要素を含む。PDLC要素は、個別に制御可能なピクセルであり、かつ実質的に透過性または実質的に拡散性にすることができる。特に、電界を異なったPDLC要素に個別に印加して、要素を実質的に透過性にすることができる。しかし、電界が所与のPDLC要素に印加されなければ、要素は実質的に拡散性のままである。したがって、ピクセルのアレイが、入力光がPDLC要素の1つ以上によって散乱されるかどうかに基づいて、SLMによって画定される。各PDLC要素の「オン」または「オフ」状態は、所与のPDLC要素が透過性であるか拡散性であるかによって画定される。他の例において、各PDLC要素の「オン」または「オフ」状態は、所与のPDLC要素が鏡面反射性に見えるか拡散性に見えるかによって画定される。その場合、1つ以上の鏡面反射ミラーをPDLC要素に隣接して位置決めして、反射モードSLMを画定することができる。さらに、さらなる他の例において、2を超える状態も、たとえばPDLC要素の拡散性のレベルに基づいて、PDLC要素について画定してもよい。
一実施形態において、本発明は、空間光変調器の第1の高分子分散型液晶(PDLC)要素を、第1のPDLC要素が実質的に透過性であるように制御する工程と、第2のPDLC要素を、第2のPDLC要素が実質的に拡散性であるように制御する工程と、空間光変調器を照明して、ピクセルアレイを、ホログラフィックデータ記憶システムの物体ビームに符号化する工程とを含む方法を提供する。
別の実施形態において、本発明は、空間光変調器の第1の高分子分散型液晶(PDLC)要素を、第1のPDLC要素が透過性の第1のレベルおよび拡散性の第1のレベルを画定するように制御する工程と、空間光変調器の第2のPDLC要素を、第2のPDLC要素が透過性の第2のレベルおよび拡散性の第2のレベルを画定するように制御する工程と、空間光変調器を照明して、ピクセルアレイを、ホログラフィックデータ記憶システムの物体ビームに符号化する工程とを含む方法を提供する。この場合、第1のPDLC要素を制御する工程は、第1の電界を第1のPDLC要素に印加する工程を含んでもよく、第2のPDLC要素を制御する工程は、第2の電界を第2のPDLC要素に印加する工程を含んでもよい。あるいは、第1のPDLC要素を制御する工程は、電界を第1のPDLC要素に印加する工程を含んでもよく、第2のPDLC要素を制御する工程は、電界を第2のPDLC要素に印加しない工程を含んでもよい。
別の実施形態において、本発明は、ホログラフィック媒体と、入力光を発生させるためのレーザと、入力光からデータ符号化物体ビームを発生させるように位置決めされた空間光変調器デバイスとを含むホログラフィックデータ記憶システムを提供する。空間光変調器デバイスは、入力光をピクセルごとに制御する制御可能な高分子分散型液晶(PDLC)要素を含んでもよい。このシステムは、データ符号化物体ビームおよび参照ビームがホログラフィック媒体で干渉して、ホログラフィック媒体でホログラムを作成するように配列することができる。
本発明のさまざまな実施形態は、1つ以上の利点をもたらすことができる。特に、説明されたSLMは、ホログラフィックデータ記憶用途のための向上した性能をもたらすことができる。その場合、要素のいくつかによる拡散は、フーリエ変換ホログラムが記憶されるときにゼロ次フーリエ成分(zero−order Fourier components)のゼロ次燃焼(zero−order burning)または露出過度(overexposure)を低減するかなくす散乱効果をもたらすことができる。さらに、いくつかの実施形態において、実質的に透過性にされた制御可能なPDLC要素を通る入力光の一部からホログラフィック参照ビームが生成されるように、ホログラフィックデータ記憶システムを配列してもよい。
また、いくつかの場合、たとえば、3つ以上の異なった電界を異なったPDLC要素を横切って提供することによって、2を超えるピクセル状態を異なったPDLC要素について画定することができる。その場合、SLMは、データ記憶ホログラムのより複雑な符号化を提供することによって、ホログラフィックデータ記憶システムのデータ記憶容量を向上させることができる。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細は、添付の図面および以下の説明に記載されている。本発明の他の特徴、目的、および利点は、説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかであろう。
本発明は、ホログラフィックデータ記憶用途での使用に適した空間光変調器デバイス(SLM)、ならびにホログラフィックデータ記憶のためにSLMを使用するさまざまな方法およびシステムに関する。SLMは、高分子分散型液晶(PDLC)要素の形態の光学要素を含む。PDLC要素は、高分子マトリックスに埋込まれた液晶小滴を含む。PDLC要素は、印加電界によって個別に制御可能であり、かつ、高分子マトリックスおよび液晶の光屈折率によって、実質的に透過性または実質的に拡散性にすることができる。特に、電界を異なったPDLC要素に個別に印加して、液晶小滴を印加電界と整列させることができる。この場合、要素を実質的に透過性にするために、液晶小滴の光屈折率は、高分子マトリックス材料の光屈折率と一致してもよい。しかし、電界が所与のPDLC要素に印加されなければ、液晶配向はランダムなままであり、光屈折率は不一致であり、要素は実質的に拡散性のままである。
したがって、ピクセルのアレイが、入力光がPDLC要素の1つ以上によって散乱されるかどうかに基づいて、SLMによって画定される。各PDLC要素の「オン」または「オフ」状態は、所与のPDLC要素が透過性であるか拡散性であるかによって画定される。付加的な状態、すなわち、2を超えるオン/オフ状態も、PDLC要素の透過性または拡散性のレベルに基づいて、PDLC要素について画定してもよい。また、他の実施形態において、反射モードSLMが、PDLC要素が鏡面反射性または拡散性に見えるように、PDLC要素に隣接して反射層を含んでもよく、その場合、拡散性のさまざまなレベルも、付加的なピクセル状態を画定するために用いてもよい。
説明されたSLMは、ホログラフィックデータ記憶用途に十分に適しているであろう。特に、要素のいくつかによって引起された拡散は、フーリエ変換ホログラムが記憶されるときにゼロ次フーリエ成分のゼロ次燃焼または露出過度を低減するかなくす散乱効果をもたらすことができる。さらに、実質的に透過性にされた制御可能なPDLC要素を通る入力光の一部からホログラフィック参照ビームが生成されるように、ホログラフィックデータ記憶システムを配列してもよい。
図1は、本発明の実施形態による空間光変調器デバイス(SLM)10の概念斜視図である。SLM10は、入力光をピクセルごとに制御する制御可能な高分子分散型液晶(PDLC)要素12を含む。特に、PDLC要素12の各々は、個別に制御可能である。たとえば電位差などの電界を、所与のPDLC要素を横切って印加して、PDLC要素の液晶を一般的に整列させることができる。その場合、PDLC要素は、PDLC要素内の整列した液晶小滴の屈折率が高分子マトリックスの屈折率に一致するので、透過性である。光学的透明性または透過性の程度は、整列した液晶材料および高分子マトリックスの光屈折率による。
電界が所与のPDLC要素を横切って印加されなければ、そのPDLC要素の液晶はランダムに配向され、液晶小滴の光屈折率を高分子マトリックスの光屈折率と不一致にし、PDLC要素を拡散性にする。拡散性の程度は、ランダムに配向された液晶小滴および高分子マトリックスの光屈折率による。このようにして、PDLC要素12を、オン/オフピクセル状態を画定するように個別に制御することができる。いくつかの実施形態において、拡散のレベルを、所与のPDLC要素を横切って印加される電界の強度に基づいて、より精密に制御することができる。その場合、多数の状態を所与のピクセルについて画定してもよい。これは、たとえば、ホログラフィックデータ記憶システムの記憶容量を向上させることができるホログラフィックビットマップのより複雑な符号化を可能にすることによって、ホログラフィック記憶用途に有利であろう。液晶要素整列の異なったレベルの範囲を、異なった電界の範囲をPDLC要素12の異なったものを横切って印加することによって達成してもよい。したがって、拡散性および透過性の異なったレベルの範囲を、PDLC要素12の異なったものについて画定してもよい。
図1のSLM10は、透過モードSLMである。PDLC要素12をハウジング14内に収容してもよい。ハウジング14は、入力窓16と、出力窓18とを含んでもよい。入力光17が、入力窓16を通してPDLC要素12を照明する。最も単純なケースにおいて、PDLC要素12は、実質的に透過性または実質的に透過拡散性であるように個別に制御される。このようにして、ピクセルのオン/オフ状態を画定することができる。異なった実現において、「オン」状態は、透過状態または拡散状態に対応してもよい。機械語も、要素12の集合的な状態によって画定された特定のピクセルアレイまたはピクセルアレイのサブセットについて画定してもよい。出力光19が、PDLC要素12から出力窓18を通って進み、要素12によって画定されたピクセルアレイで符号化される。
図2は、本発明の実施形態による空間光変調器デバイス(SLM)20の別の概念斜視図である。図2のSLM20は、反射モードPDLC SLMであり、PDLC要素22が、PDLC要素22を通して光を反射して戻すミラー層26に隣接している。ミラー層26は、1つの鏡面反射表面または複数の鏡面反射表面を含んでもよい。このようにして、PDLC要素22は、入力光の反射性をピクセルごとに制御する。しかし、この場合、ミラー層26の存在のため、PDLC要素22は、反射が実質的に鏡面反射性または拡散性に見えるように個別に制御される。
PDLC要素22をハウジング24内に収容してもよい。ハウジング24は、入力および出力のために使用される窓28を含んでもよい。入力光29が、窓28を通してPDLC要素22を照明する。PDLC要素22の各々は、個別に制御可能である。たとえば電位差などの電界を、所与のPDLC要素を横切って印加して、PDLC要素内の液晶小滴を一般的に整列させることができる。その場合、所与のPDLC要素は、鏡面反射性に見え、その要素を横切り、層26から反射する光が、鏡面反射で窓28を通って出る。
電界が所与のPDLC要素を横切って印加されなければ、そのPDLC要素の液晶はランダムに配向され、PDLC層を拡散性にする。光は、拡散性PDLC要素を横切り、層26から反射し、拡散性PDLC要素を横切って戻り、拡散反射で窓28を通って出る。このようにして、PDLC要素22を、オン/オフピクセル状態を画定するように個別に制御することができる。PDLCの液晶および高分子マトリックス要素のために選択され使用される材料が、2つのピクセル状態の透明性または拡散性の程度を定める。また、いくつかの実施形態において、拡散のレベルを、所与のPDLC要素を横切って印加される電界の強度に基づいて、より精密に制御することができる。その場合、多数の状態を所与のピクセルについて画定してもよい。たとえば、第1の電界、第2の電界、第3の電界、第4の電界などを用いて、PDLC要素12(図1)または22(図2)の異なったものによって、拡散の異なったレベルを画定してもよい。
図3は、デバイス30の個別のPDLC要素34を制御する制御ユニット33に結合された空間光変調器デバイス(SLM)30を示す概念ブロック図である。SLM30は、透過モードSLMまたは反射モードSLMであってもよい。簡単にするためPDLC要素34A〜34Eのみが標記される。PDLC要素34は二次元アレイを構成してもよいが、本発明は必ずしもその点において限定されない。
また、PDLC要素34は、透過拡散性または透過性にすることができる要素を含んでもよい。あるいは、PDLC要素34は、たとえば、要素に隣接したミラー層を加えて、反射拡散性または鏡面反射性に見えるようにすることができる要素を含んでもよい。制御ユニット33は、どのPDLC要素34が拡散性にされるかを制御する。
制御ユニット33は、オペレーティングシステム環境において汎用マイクロプロセッサで実行するソフトウェアモジュールを含んでもよい。たとえば、制御ユニット33を、ソフトウェアとして実現し、別個のコンピュータまたはワークステーションのプロセッサ上で実行してもよい。SLM30がホログラフィックデータ記憶用途に使用される場合、制御ユニット33は、ホログラフィック媒体ドライブ用ソフトウェアドライバの一部を形成してもよい。その場合、制御ユニット33は、物体ビームに符号化されるビットマップを画定する。
図4および図5は、たとえば、要素34Aまたは他のPDLC要素34のいずれかに対応してもよい、例示的な高分子分散型液晶(PDLC)要素の概念斜視図である。図4において、電界がPDLC要素34Aに印加されない。したがって、液晶要素42がランダムに配向され、PDLC要素34Aを拡散性にする。図5において、電界がPDLC要素34Aに印加される。したがって、液晶要素42は、一般的に配向され、PDLC要素34Aを透過性にする。また、拡散性のさまざまなレベルも、異なったPDLC要素34について異なった電界レベルを選択することによって画定してもよく、これは、SLMによるより複雑な符号化を考慮することができる。
PDLCは、一般に、高分子マトリックス44に分散された液晶小滴42からなる。結果として生じる材料は、高分子マトリックス44全体にわたってランダムに散在した液晶小滴42を、典型的には30−70%の液晶−高分子マトリックス混合物で含む高分子混合物である。液晶要素42の配向を電界で変えることによって、透過光に影響を及ぼすことが可能である。特に、上述されたように、図4に示されているように電界が印加されなければ、液晶要素42はランダムに配向され、PDLC要素34Aを拡散性にする。しかし、電界がPDLC要素34Aを横切って印加されると、液晶要素42は一般的に配向されるようになり、これは、PDLC要素34Aを実質的に透過性にする。本発明は、従来のSLMの制御可能なミラーなどの従来の光学要素に取って代わるために、PDLC要素を使用する。反射モードSLMの場合、1つ以上のミラーを使用して、異なったPDLC要素の透過光または拡散光を反射することができる。
PDLC要素を使用するSLMは、従来のSLMに対して、特定の用途のための向上した性能をもたらすことができる。たとえば、説明されたSLMは、ホログラフィックデータ記憶用途に十分に適しているであろう。その場合、要素のいくつかによる拡散は、フーリエ変換ホログラムが記憶されるときにゼロ次フーリエ成分のゼロ次燃焼または露出過度を低減するかなくす散乱効果をもたらすことができる。さらに、実質的に透過性にされた制御可能なPDLC要素を通る入力光の一部からホログラフィック参照ビームが生成されるように、ホログラフィックデータ記憶システムを配列してもよい。さらに、PDLC SLMの拡散性または散乱の程度を、収集または結像光学素子の捕捉角度に合せて調整してもよい。たとえば、F/1光学素子が軸外(off−axis)約+/−26度を収集するか、またはF/2光学素子が軸外約+/−14度を収集する。そのような光学素子に適した低角度散乱を促進するように、PDLC組成物材料の注意深い選択を行ってもよい。特に、本発明の好ましい実施形態は、拡散性要素に入射した光の50%を超えるものの散乱が、光軸の+/−26度以内または光軸の+/−14度以内であることを含む。また、拡散のレベルを、所与のPDLC要素を横切って印加される電界の強度に基づいて制御することができる。その場合、多数の状態を所与のピクセルについて画定してもよい。ホログラフィック記憶用途において、これは、より複雑な符号化を可能にすることができ、これは、ホログラフィックデータ記憶システムの記憶容量を向上させることができる。
図6〜8は、本発明の実施形態による例示的なホログラフィックデータ記憶システムを示すブロック図である。図6の例示的なシステム60において、レーザ61がレーザ光を発生し、レーザ光は、ビームスプリッタ62によって2つの成分に分けられる。ビームスプリッタ62を出るこれらの2つの成分は、一般に、ほぼ等しい強度を有し、かつ光波面誤差を除去するように空間的にフィルタ処理してもよい。
第1の成分は、ビームスプリッタ62を出て、物体経路に従う。次に、この「物体ビーム」は、物体ビーム光学要素63A〜63Eの集まり、および空間光変調器デバイス(SLM)65を含むデータエンコーダを通ってもよい。たとえば、レンズ63Aおよびレンズ63Bがレーザビーム拡大器を形成して、平行ビームをSLM65に提供してもよい。
SLM65は、たとえばホログラフィックビットマップ(またはピクセルアレイ)の形態で、物体ビームにデータを符号化する。特に、SLM65は、ホログラフィック記録のためのビットマップを画定するように個別に制御することができる1組の制御可能な要素を含む。制御可能な光学要素は、多数の状態を画定するように、拡散性または透過性、またはおそらくは多少拡散性にすることができる、ここで説明されるようなPDLC要素を含む。このようにして、ホログラフィックビットマップがSLM65によって物体ビームに符号化される。
符号化された物体ビームを、拡散性であるようにされたSLM65のPDLC要素によって散乱させてもよい。述べられたように、散乱角度の範囲は、好ましくは、収集光学素子の最大捕捉範囲より小さい。特に、選択されたレンズ63CがF/1光学素子である場合、最大収集角度は軸外約+/−26度であり、PDLC要素は、好ましくは+/−26度未満の角度で散乱する。同様に、選択されたレンズ63CがF/2光学素子である場合、最大収集角度は軸外約+/−14度であり、PDLC要素は、好ましくは+/−14度未満の角度で散乱する。符号化された物体ビームは、ホログラフィック記録媒体平面58を照明する前、レンズ63C、63D、および63Eを通る。したがって、レンズ63C、63D、および63Eによって光を収集できることを確実にするために、散乱は過度であってはならない。この例示的な「4F」構成において、レンズ63Cは、SLM65からの1つの焦点距離およびフーリエ変換平面64Aからの1つの焦点距離に配置される。レンズ63Dは、フーリエ変換平面64Aからの1つの焦点距離および像平面67Aからの1つの焦点距離に配置される。レンズ63Eは、像平面67Aからの1つの焦点距離およびフーリエ変換平面64Bからの1つの焦点距離に配置される。
ビームスプリッタ62を出る、レーザ61の第2の光成分は、物体経路と異なった参照経路に従う。この「参照ビーム」は、レンズ68A〜68Cおよびミラー69A〜69Bなどの参照ビーム光学要素によって向けられる。参照ビームは、ホログラフィック記録媒体平面58を照明し、データ符号化物体ビームと干渉して、媒体55上にホログラムを作成する。
例として、媒体55またはここで説明される他のホログラフィック媒体は、ディスクまたはカード、または任意の他のホログラフィック媒体フォーマットの形態をとってもよい。たとえば、媒体55は、感光性材料が2つの光学的に透明なガラス基板またはプラスチック基板の間に挟まれたサンドイッチ構造を有してもよい。トラッキングパターンを、基板上に含めてもよく、別個のプローブビーム(図示せず)によって読出してもよい。ホログラムは、一般に、物体ビームに符号化されたピクセルアレイまたはビットマップを含む。物体ビームおよび参照ビームは、媒体55の感光性材料中で干渉して、ホログラムを作成する。
ホログラムを記録するとき、記憶媒体55は、典型的には、フーリエ変換平面の1つにまたはその近くに配置される。このシステムを使用すると、SLM65によって物体ビームに符号化されたデータは、物体経路および参照経路の両方を同時に照明し、それにより物体ビームおよび参照ビームが媒体55の感光性材料中で干渉することによって、媒体55に記録される。さらに、拡散性PDLC要素によって引起された散乱は、そうでなければフーリエ変換平面64Bでまたはその近くで記録する間に媒体55の部分を露出過度にすることがある望ましくないゼロ次燃焼を低減するかなくすことができる。
ホログラムが媒体55上に記憶された後、ホログラムに符号化されたデータを、システムによって読出してもよい。読出しの間に物体ビームが媒体を照明しないようにするために、シャッタ(図示せず)を配置してもよい。データの読出しの場合、参照ビームのみが、媒体55上のホログラムを照明することを可能にされる。光が、媒体55上に記憶されたホログラムから回折し、物体ビームを再構成または「再生成する」。この再構成された物体ビームは、レンズ63Fを通り、物体ビームに符号化されたビットマップの再構成が、像平面67Bで観察されることを可能にする。したがって、ホログラムに符号化されたデータを読出すために、カメラ59などのデータ検出器を像平面67Bに位置決めすることができる。再構成された物体ビームはいくらかのわずかな散乱を含むが、SLM65の位置によって画定された元の像平面で拡散が発生させるので、散乱は最小である。
SLM65によって符号化されたホログラフィックビットマップは、ホログラフィックデータの1つの「ページ」を含んでもよい。たとえば、ページは、ホログラフィック媒体上の特定の位置にホログラムとして記憶されたバイナリ情報のアレイであってもよい。例として、ホログラフィックデータの典型的なページが、数平方ミリメートルの媒体表面領域に記憶された1000ビット×1000ビットのピクセルアレイを含んでもよい。しかし、他のケースにおいて、いかなるサイズのピクセルアレイも画定することができる。一般に、1ページあたりのデータ容量は、ピクセル要素の数が増加するにつれて増加し、対応するピクセル要素寸法の減少が、1ホログラフィックページあたりのより多くのピクセルを可能にする。さらに、異なったピクセルについて拡散性の異なったレベルを画定することによって、より複雑な非バイナリ情報を符号化してもよい。ホログラフィックデータ記憶用途のためのサイズにされるとき、SLM65の制御可能なPDLC要素のセットは、5cm未満、おそらくは1cm未満の表面領域をまとめて画定してもよい。さらに、PDLC要素の各々は、40μm未満、より好ましくは150μm未満の表面領域を画定してもよい。
図7のシステム70は、図6のシステム60と非常に同様である。両方ともフーリエ変換ホログラムの記憶のために「4F」構成を使用する。しかし、システム70において、ビームスプリッタは除去され、参照経路は異なっている。特に、システム70において、参照ビームは、実質的に透過性にされた制御可能なPDLC要素を通る、SLM75への入力光の一部から生成される。
レーザ71はレーザ光を発生し、レーザ光は、ここで説明されたような制御可能なPDLC要素を含むSLM75を照明する前に、レンズ光学要素73A、73Bによって調整される。たとえば、レンズ73Aおよびレンズ73Bがレーザビーム拡大器を形成して、平行ビームをSLM75に提供してもよい。この例において、レーザ71は、入力光を、SLM75の方に、SLM75の制御可能なPDLC要素のセットによって画定された平面に対して非垂直に向けるように配向される。したがって、透過性にされたPDLC要素を透過した光の部分は、物体経路から離れて向けられ、参照ビーム72になる。
SLM75は、たとえばホログラフィックビットマップ(またはピクセルアレイ)の形態で、物体ビームにデータを符号化する。特に、SLM75は、多数の状態を画定するように、拡散性または透過性、またはおそらくは多少拡散性にすることができる、ここで説明されるような1組の制御可能なPDLC要素を含む。このようにして、ホログラフィックビットマップがSLM75によって物体ビームに符号化される。
符号化された物体ビームは、ホログラフィック記録媒体平面74を照明する前、レンズ73C、73D、および73Eを通る。透過性にされたPDLC要素を透過した光の部分を含む参照ビーム72は、物体経路と異なった参照経路に従う。この「参照ビーム」は、レンズ78およびミラー79A〜79Bなどの参照ビーム光学要素によって向けられる。参照ビームは、ホログラフィック記録媒体平面74を照明し、データ符号化物体ビームと干渉して、媒体77上にホログラムを作成する。
ホログラムが媒体77上に記憶された後、ホログラムに符号化されたデータを、システムによって読出してもよい。データの読出しの場合、参照ビームのみが、媒体77上のホログラムを照明することを可能にされる。読出しの間に物体ビームが媒体を照明しないようにするために、シャッタ(図示せず)を配置してもよい。光が、媒体77上に記憶されたホログラムから回折し、物体ビームを再構成または「再生成する」。この再構成された物体ビームは、レンズ73Fを通り、物体ビームに符号化されたビットマップの再構成が、カメラ95によって結像されることを可能にする。
図8は、さらに別の例示的なホログラフィック記録システムを示すブロック図である。システム80は、入力光源をシステム80に提供するためにレーザ81を含む。SLM85を照明するために、1つ以上の光学要素82を使用して、レーザ81からの光を調整することができる。レーザ81からの光は、1つ以上の光学要素82によって調整され、ビームスプリッタ84によってSLM85に反射される。
SLM85は、1組のPDLC要素、およびまた、たとえば図2のSLM20に示されているようにSLM出力を反射させるためにミラー層を含む。物体ビーム92は、SLM85から拡散反射し、ビームスプリッタ84およびレンズ86を通り、ホログラフィック媒体87で参照ビーム83と干渉して、ホログラムを記録する。参照ビーム83は、ビームスプリッタ84を出る光から生成してもよく、1つ以上のミラー91およびレンズ93によって向けてもよい。あるいは、鏡面反射性に見えるSLM85の要素から反射する非拡散光を用いて、物体ビーム92と同じ光学経路に沿って進む参照ビームを生成してもよい。その場合、ミラー91およびレンズ93は必要でないであろう。
媒体87は、ディスクまたはカード、または任意の他のホログラフィック媒体フォーマットの形態をとってもよい。たとえば、媒体87は、感光性材料が2つの光学的に透明なガラス基板またはプラスチック基板の間に挟まれたサンドイッチ構造を有してもよい。示された例において記憶されたホログラムを読出すために、空間光変調器85は、物体経路を通る光を実質的に遮断するように制御されるか、または、たとえばビームスプリッタ84と媒体87との間の物体経路を遮断するためにシャッタ(図示せず)を加えてもよい。媒体87上の記憶されたホログラムが、その所与のホログラムのため参照ビーム83によってのみ照明されると、データ符号化物体ビームの再構成が生成され、検出器89によって検出することができる。たとえば、検出器89はカメラを含んでもよい。1つ以上の光学要素88を使用して、検出器89上への符号化されたピクセルアレイの適切な照明のために、再構成された物体ビームを調整してもよい。この例において、SLM85は、拡散反射性または鏡面反射性に見えるようにすることができる1組のPDLC要素を含む。PDLC要素に隣接した1つ以上のミラー層が、この反射モード効果を容易にすることができる。
図9は、本発明の実施形態によるフロー図である。図9を、図3のSLM30を参照して説明する。制御ユニット33は、SLM30の第1のPDLC要素を制御し(96)、制御ユニット33は、また、SLM30の第2のPDLC要素を制御する(97)。たとえば、SLMの第1のPDLC要素は、PDLC要素34のサブセットを含んでもよく、第2のPDLC要素は、PDLC要素34の異なったサブセットを含んでもよい。1つの例示的な例として、要素34の遮蔽されたものが、第1のサブセットを構成してもよく、要素34の遮蔽されていないものが第2のサブセットを構成してもよい。第1のPDLC要素を制御することは、第1の電界を第1のPDLC要素に印加することを含んでもよく、第2のPDLC要素を制御することは、第2の電界を第2のPDLC要素に印加することを含んでもよい。その場合、PDLC要素の付加的なサブセットも異なった電界レベルで制御してもよい。
あるいは、第1のPDLC要素を制御することは、電界を第1のPDLC要素に印加することを含んでもよく、第2のPDLC要素を制御することは、電界を第2のPDLC要素に印加しないことを含んでもよい。その場合、SLM30のピクセルは「オン」または「オフ」である。いずれにせよ、SLM30を照明して、ビットマップを物体ビームに符号化する(98)。さらに、いくつかの場合、透過性であるように制御されたPDLC要素を透過した入力光から参照ビームを発生してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明した。たとえば、ホログラフィックデータ記録システムに特に有利であろうSLMを説明した。SLMは、入力光をピクセルごとに制御する制御可能なPDLC要素を組入れる。それにもかかわらず、ここで説明された実施形態にさまざまな修正を行ってもよい。たとえば、多数の他のホログラフィック記録配列も、ここで説明されたSLMを使用することができ、いくつかの非ホログラフィック用途も利益を得ることができる。これらおよび他の実施形態は、特許請求の範囲の範囲内である。
本発明の実施形態による空間光変調器デバイス(SLM)の概念斜視図である。 本発明の実施形態による空間光変調器デバイス(SLM)の概念斜視図である。 SLMの個別の要素を制御する制御ユニットに結合されたSLMを示す概念ブロック図である。 例示的な高分子分散型液晶(PDLC)要素の概念斜視図であり、電界が要素に印加されない。 例示的な高分子分散型液晶(PDLC)要素の概念斜視図であり、電界が印加されて、液晶を一般的に配向させる。 本発明の実施形態による例示的なホログラフィックデータ記憶システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態による例示的なホログラフィックデータ記憶システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態による例示的なホログラフィックデータ記憶システムを示すブロック図である。 本発明の実施形態によるフロー図である。
符号の説明
10 空間光変調器デバイス(SLM)
12 高分子分散型液晶(PDLC)要素
14 ハウジング
16 入力窓
17 入力光
18 出力窓
19 出力光
20 空間光変調器デバイス(SLM)
22 PDLC要素
24 ハウジング
26 ミラー層
28 窓
29 入力光
30 空間光変調器デバイス(SLM)
33 制御ユニット
34 PDLC要素
34A〜34E PDLC要素
42 液晶要素
44 高分子マトリックス
55 媒体
58 ホログラフィック記録媒体平面
59カメラ
60 システム
61 レーザ
62 ビームスプリッタ
63A〜63F レンズ(63A〜63E 物体ビーム光学要素)
64A、64B フーリエ変換平面
65 空間光変調器デバイス(SLM)
67A、67B 像平面
68A〜68C レンズ
69A〜69B ミラー
70 システム
71 レーザ
72 参照ビーム
73A〜73F レンズ(73A、73B レンズ光学要素)
74 ホログラフィック記録媒体平面
75 SLM
77 媒体
78 レンズ
79A〜79B ミラー
80 システム
81 レーザ
82 光学要素
83 参照ビーム
84 ビームスプリッタ
85 SLM
86 レンズ
87 ホログラフィック媒体
88 光学要素
89 検出器
91 ミラー
92 物体ビーム
93 レンズ
95 カメラ

Claims (7)

  1. ホログラフィック媒体と、
    入力光を発生させるためのレーザと、
    前記入力光からデータ符号化物体ビームを発生させるように位置決めされた空間光変調器デバイスであって、前記入力光をピクセルごとに制御する制御可能な高分子分散型液晶(PDLC)要素を含む空間光変調器デバイスとを含むホログラフィックデータ記憶システムであって、前記システムが、前記データ符号化物体ビームおよび参照ビームが前記ホログラフィック媒体で干渉して、前記ホログラフィック媒体でホログラムを作成するように配列される、ホログラフィックデータ記憶システム。
  2. 前記入力光から前記参照ビームを生成するための光学要素をさらに含み、前記入力光の一部を用いて前記参照ビームを発生し、前記入力光の一部を用いて前記データ符号化物体ビームを発生させる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記制御可能なPDLC要素の各々が、ピクセルの状態を画定するように実質的に透過性または実質的に拡散性であるように制御可能である、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記参照ビームが、実質的に透過性にされた前記制御可能なPDLC要素を通る前記入力光の一部から発生される、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記レーザが、前記入力光を、前記空間光変調器デバイスの方に、前記制御可能なPDLC要素によって画定された平面に対して非垂直に向けるように配向される、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記制御可能なPDLC要素の各々が、前記PDLC要素の各々について2を超える可能な状態を画定するように、透過性または拡散性の異なったレベルを画定するように制御可能である、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記デバイスが透過モード空間光変調器デバイスであり、前記制御可能なPDLC要素の各々が、ピクセルの状態を画定するように実質的に透過性または実質的に透過拡散性にすることができる、請求項1に記載のシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100845706B1 (ko) 2007-05-09 2008-07-10 주식회사 대우일렉트로닉스 광정보 처리장치, 광정보 기록방법, 광정보 재생방법, 공간광변조기 및 이를 이용한 광변조 방법
WO2023120210A1 (ja) * 2021-12-21 2023-06-29 株式会社ジャパンディスプレイ カメラモジュール

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