JP2007018260A - 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 画像を入力する画像入力手段1と、入力された画像を認識・処理するための特徴量抽出手段2と、抽出された特徴量から画像を認識・処理する画像認識・処理手段3と、抽出された特徴量から認識・処理に要する時間を推定するための処理時間推定手段4とを備えた画像処理装置。
【選択図】 図1
Description
例えば特許文献1には、文字認識精度を向上させつつ、文字認識速度を向上させる技術が提案されている。また、特許文献2には、従来経験的に求められていた系列事象認識のための学習及び認識の効率を高める技術が提案されている。
そこで、本発明は、処理時間を推定することで、ユーザーの利便性を向上することができる画像処理装置、画像処理方法を提供することを目的とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記推定手段により推定した処理時間、または処理完了時刻をユーザーに提示する提示手段を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の画像処理装置において、前記特徴量抽出手段は、第1の特徴量抽出手段と、第2の特徴量抽出手段とを有し、前記第1の特徴量抽出手段により求められた第1の特徴量を用いて処理時間を推定し、前記第1、第2の特徴量抽出手段により求められた第1、第2の特徴量の両方、あるいは第2の特徴量を用いて、前記画像認識処理手段において認識処理を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の画像処理装置において、入力された画像が複数枚の場合、前記推定手段おいて前記第1の特徴量抽出手段により抽出した際1の特徴量から複数枚の画像を一括認識処理するのに要する処理時間を推定すると共に、前記第2の特徴量抽出手段により画像1枚ずつの特徴量を抽出して、前記画像認識処理手段により認識処理を行い、前記1枚又は複数枚の画像のうち、所定の枚数の認識処理を行ったときに認識処理に要した時間から、前記推定手段は推定した処理時間、または処理完了時刻を修正することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3又は請求項4記載の画像処理装置において、前記推定手段は、画像認識処理手段において画像の認識処理に要した時間から時間推定パラメータを自動学習する学習機能を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、入力された画像の特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、抽出した特徴量から画像の認識処理を行う画像認識処理ステップと、抽出した特徴量から認識処理に要する時間を推定する推定ステップとを有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6の画像処理方法を実現するためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7のプログラムが記録された記録媒体である。
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置のブロック図である。
第1の実施形態に係る画像処理装置は、画像を入力する画像入力手段1と、入力された画像の特徴量を抽出する特徴量抽出手段2と、抽出された特徴量(例えば、文書画像中のおおまかな文字数、黒画素連結成分の矩形数など)から画像の認識処理を行う画像認識処理手段3と、特徴量抽出手段2により抽出された特徴量から認識処理に要する時間を推定する処理時間推定手段4と、推定した処理推定した処理時間、または処理完了時刻をユーザーに提示する処理時間・完了時刻提示手段5とを備えたものである。
図2は本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置のブロック図である。
第2の実施形態に係る画像処理装置は、画像を入力する画像入力手段1と、入力された画像の特徴量を抽出する第1の特徴量抽出手段2−1、及び第2の特徴量抽出手段2−2と、抽出された特徴量から画像を認識・処理する画像認識・処理手段3と、第1の特徴量抽出手段2−1により抽出された第1の特徴量から認識・処理に要する時間を推定するための処理時間推定手段4と、推定した処理時間、または処理完了時刻をユーザーに提示する処理時間・完了時刻提示手段5を備えたものである。
図2の画像処理装置では、第1の特徴量抽出手段2−1により求められた第1の特徴量を用いて処理時間を推定し、第1と第2の特徴量抽出手段2−2により求められた第1、第2の特徴量の両方あるいは、第2の特徴量を用いて、入力された画像の認識・処理を行う。
図3は図2に示す画像処理装置における第1の制御例を示すフローチャートである。画像入力に際し(S1)、入力された画像が複数枚の場合、第1の特徴量抽出手段2−1により、第1の特徴量を抽出し(S2)、複数枚の画像を一括認識処理するのに要する処理時間及び完了時刻を求めて提示する(S3〜S5)。次に第2の特徴量抽出手段2−2により第2の特徴量を求め(S6)、画像の認識・処理を行う(S7)
図4は図2に示す画像処理装置における第2の制御例を示すフローチャートである。画像入力に際し(S1)、入力された画像が複数枚の場合、第1の特徴量抽出手段2−1により、第1の特徴量を抽出し(S2)、複数枚の画像を一括認識処理するのに要する処理時間及び完了時刻を求めて提示する(S3〜S5)。
次に現在の時刻をT1に設定する(S6)。そして第2の特徴量抽出手段2−2により第2の特徴量を求め(S7)、画像の認識・処理を行い(S8)、現在の時刻をT2に設定し(S9)、処理時間T(=T2−T1)を算出する(S10)。この間の所定の枚数が認識・処理されたときに、認識・処理に要した時間から推定した処理時間、または処理完了時刻を修正提示する(S11、S12)。
第1の特徴量は、画像認識・処理の中でも特徴量抽出そのものには比較的処理時間のかからないもので、なおかつ画像認識・処理全体の処理時間に相関の深いものである必要がある。
画像認識・処理を「文字認識」とすると、文字認識処理の処理時間の多くは、文字画像中から文字行領域を切り出し、文字行内の文字塊を切り出した後の、文字塊がどの文字コードにあたるかを判断する、パターン辞書とのマッチング処理である。
そのため、第1の特徴量としては、文字塊の個数とし、第2の特徴量は、パターン辞書とのマッチングに用いる特徴量とすることで、第1の特徴量の推定にはあまり時間がかからずに、全体の処理時間の推定が可能となる。
文字塊の個数の算出は、処理対象の画像における黒画素の連結成分(=2値画像として)の大きさ(幅=W,高さH)が所定の閾値範囲内のものを文字塊候補として計算する。
th1<W<th2
th3<H<th4
処理時間推定時は、第1の特徴量(特徴量1)として上記同様に、黒画素連結成分の大きさが所定の範囲内のものを文字塊候補として計測し、回帰直線より処理時間Tを推定する。
ここでは、特徴量1として文字塊候補の個数を例に計算したが、これに限るわけではなく、もちろん他の特徴量を用いても差し支えない。例えば、黒画素の連結成分の大きさと併せて、内部の黒画素数や、黒画素の周囲長、黒画素密度(黒画素連結成分の全体面積中の黒画素の割合)などから、文字らしい黒画素連結成分の個数を計測しても差し支えない。
Claims (8)
- 画像を入力する画像入力手段と、入力された画像の特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、抽出された特徴量から画像の認識処理を行う画像認識処理手段と、前記特徴量抽出手段により抽出された特徴量から認識処理に要する時間を推定する推定手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1記載の画像処理装置において、前記推定手段により推定した処理時間、または処理完了時刻をユーザーに提示する提示手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1又は請求項2記載の画像処理装置において、前記特徴量抽出手段は、第1の特徴量抽出手段と、第2の特徴量抽出手段とを有し、前記第1の特徴量抽出手段により求められた第1の特徴量を用いて処理時間を推定し、前記第1、第2の特徴量抽出手段により求められた第1、第2の特徴量の両方、あるいは第2の特徴量を用いて、前記画像認識処理手段において認識処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項3記載の画像処理装置において、入力された画像が複数枚の場合、前記推定手段おいて前記第1の特徴量抽出手段により抽出した際1の特徴量から複数枚の画像を一括認識処理するのに要する処理時間を推定すると共に、前記第2の特徴量抽出手段により画像1枚ずつの特徴量を抽出して、前記画像認識処理手段により認識処理を行い、前記1枚又は複数枚の画像のうち、所定の枚数の認識処理を行ったときに認識処理に要した時間から、前記推定手段は推定した処理時間、または処理完了時刻を修正することを特徴とする画像処理装置。
- 請求項3又は請求項4記載の画像処理装置において、前記推定手段は、画像認識処理手段において画像の認識処理に要した時間から時間推定パラメータを自動学習する学習機能を有することを特徴とする画像処理装置。
- 入力された画像の特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、抽出した特徴量から画像の認識処理を行う画像認識処理ステップと、抽出した特徴量から認識処理に要する時間を推定する推定ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
- 請求項6の画像処理方法を実現するためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
- 請求項7のプログラムが記録された記録媒体。
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RU2493269C2 (ru) * | 2011-11-09 | 2013-09-20 | Частное Акционерное Общество "У.П.Э.К." | Способ закалки колец подшипника качения и подшипник качения |
WO2024018546A1 (ja) * | 2022-07-19 | 2024-01-25 | 日本電信電話株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
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