JP2006521619A - 無線周波数トランスポンダの認証 - Google Patents

Abstract

本発明では、電子識別システム（１０）で無線周波数（ＲＦ）トランスポンダ（１４．１、１４．２、１４．３から１４．ｎ）を認証する方法が説明され、このシステム（１０）には、関連する読取り装置（１８）およびベリファイヤ（２２）も含まれる。少なくとも１つのトランスポンダエンコーダ（１６．１、１６．２）が、めいめいの第１電子透かしデータを各トランスポンダ（１４．１、１４．２、１４．３から１４．ｎ）のメモリ配列に書き込むために設けられる。ベリファイヤ（２２）は、選択されたトランスポンダ（１４．１）に質問して、そのトランスポンダ（１４．１）に保管されたデータを読み取り、このベリファイヤ（２２）は、読み取られたデータを使用して、そのメモリからアルゴリズムおよび入力データを導出し、これらから、第１電子透かしデータと比較するために第２電子透かしデータを導出し、トランスポンダの認証を示す信号を供給する。代替案では、第１電子透かしデータと第２電子透かしデータの間の比較を、トランスポンダ（１４．１）で行うことができ、このトランスポンダ（１４．１）は、このトランスポンダ（１４．１）の真正に関する信号をベリファイヤ（２２）に供給するように配置される。

Description

本発明は、電子識別システムおよび認証の方法に関し、より詳細には排他的ではなく具体的には、無線周波数（ＲＦ）トランスポンダおよびその関連する読取り装置、呼掛け器（ｉｎｔｅｒｒｏｇａｔｏｒ）、およびベリファイヤ(ｖｅｒｉｆｉｅｒ：検証機)を使用するそのようなシステムおよび方法に関する。

前述の種類のシステムは、通常、製品または商品をマークし、識別するのに使用され、さらに、トランスポンダのめいめいのメモリ配列にデータを書き込む複数のエンコーダユニットを含む。使用時に、トランスポンダは、製品アイテムに取り付けられ、トランスポンダに書き込まれたデータは、製品の種類、製造日付、および／または製品に関する他のデータに関係するものとすることができる。通常、データは、製品のソースでメモリ配列に書き込まれるが、いくつかの応用例では、追加データを、流通網のさまざまな点でメモリ配列に書き込むことができる。もちろん、メモリ配列に書き込まれるデータは、どの段階でも、ベリファイヤ、呼掛け器、または読取り装置を用いて読み取ることができる。

いくつかの応用例で、許可されない当事者が疑わしい商品（ｇｒｅｙ ｇｏｏｄｓ）または侵害する商品に本物でないトランスポンダ（許可されたエンコーダによって符号化されたデータを記憶することをもくろんでいる）を取り付け、これによって疑わしい商品を本物の商品として通すことを容易にするのを防ぐセキュリティ配置が必要である。

したがって、本発明の目的は、許可されたソースから発したトランスポンダを偽物のトランスポンダから区別できると本出願人が考えるシステムおよび方法を提供することである。

本発明によれば、
複数のトランスポンダと、
各トランスポンダのメモリ配列にめいめいの第１電子透かしデータを書き込む少なくとも１つのトランスポンダエンコーダと、
選択されたトランスポンダに質問し、前記トランスポンダに保管されたデータを読み取る少なくとも１つのベリファイヤと
を含み、
前記第１電子透かしは、アルゴリズムおよび入力データから導出され、
前記ベリファイヤは、前記アルゴリズムおよび前記入力データを取り出し、前記第１電子透かしデータと比較される第２電子透かしデータを計算するように構成されたコンピューティング手段を含む
電子識別システムが提供される。

前記アルゴリズムは、暗号化アルゴリズムとすることができ、前記入力データは、定数および変数のうちの少なくとも１つを含むことができる。

前記システムは、さらに、送信されたデータを読み取る少なくとも１つの普通の読取り装置を含むことができるが、前記読取り装置は、前述のように構成された前記コンピューティング手段を含まない。

したがって、前記少なくとも１つのベリファイヤは、トランスポンダの前記真正の検証に使用され、前記少なくとも１つの普通の読取り装置は、単に、質問された時に前記トランスポンダによって送信されるデータを読み取るためのものである。

前記トランスポンダによって送信される前記データは、前記トランスポンダに関連する前記第１電子透かしデータおよび識別コードデータを含むことができる。

前記少なくとも１つのベリファイヤは、前記アルゴリズムおよび前記入力データを前記ベリファイヤのメモリ手段から取り出すのに前記識別コードデータを使用することができる。

前記入力データの少なくとも一部は、その代わりにまたはそれに加えて、前記応答信号または前記トランスポンダとの通信チャネルのパラメータに対するセンサ手段応答から導出することができる。

本発明のもう１つの態様によれば、電子識別システムのトランスポンダを認証する方法であって、
アルゴリズムおよび前記アルゴリズム用の入力データから導出された第１電子透かしデータを前記トランスポンダのメモリ配列に書き込むステップと、
前記トランスポンダに、前記トランスポンダの前記メモリ配列に保管されたデータを含む応答信号をベリファイヤに送信させることによって、前記トランスポンダに質問するステップと、
前記アルゴリズムおよび前記入力データを取り出すために、前記送信されたデータを前記ベリファイヤで使用するステップと、
第２電子透かしデータを計算するために前記取り出されたアルゴリズムおよび入力データを使用するステップと、
前記トランスポンダの前記真正の表示を与えるために、前記第１電子透かしデータと前記第２電子透かしデータとを比較するステップと
を含む方法が提供される。

前記第１電子透かしデータは、エンコーダによって生成することができ、その後、前記トランスポンダの前記メモリ配列に書き込むことができる。

前記エンコーダは、前記エンコーダのメモリ配列への前記アルゴリズムを含むアルゴリズムの組のダウンロードのために中央ステーションに接続可能とすることができる。

前記中央ステーションおよび／またはエンコーダは、さらに、アルゴリズムの前記組およびアルゴリズムの前記組用の入力データを前記ベリファイヤのメモリ配列に書き込むように構成されることができる。前記アルゴリズムおよび前記アルゴリズム用の前記入力データは、前記トランスポンダの識別コードデータに関して前記ベリファイヤに保管されることができる。

前記入力データは、単に任意に選択されたデータとすることができ、時々前記エンコーダによって変更されることができる。

前記応答信号で前記ベリファイヤに送信される前記データは、前記トランスポンダの前記識別コードデータを含むことができる。前記識別コードデータは、前記ベリファイヤによって、前記アルゴリズムおよび前記入力データを取り出すのに使用されることができる。

前記アルゴリズム用の前記入力データは、さらに、前記応答信号または前記トランスポンダとの通信チャネルのパラメータから前記ベリファイヤによって導出されるデータを含むことができる。

前記方法のいくつかの形で、前記第１電子透かしデータと前記第２電子透かしデータとを比較する前記ステップは、前記ベリファイヤで実行されることができる。この場合に、前記第１電子透かしデータは、前記トランスポンダによって前記ベリファイヤに送信される。

前記方法の他の形で、前記第１電子透かしデータと前記第２電子透かしデータとを比較する前記ステップは、前記トランスポンダで実行することができる。この場合に、前記第２電子透かしデータは、前記ベリファイヤで計算され、その後、前記トランスポンダに送信され、前記トランスポンダで前記比較が実行される。その後、前記トランスポンダは、前記トランスポンダの前記真正の前記表示を供給することができる。

本発明のもう１つの態様によれば、トランスポンダを認証するベリファイヤであって、前記トランスポンダに質問信号を送信する送信器と、前記トランスポンダのＩＤコードデータを担持または実施する応答信号を前記トランスポンダから受信する受信器と、前記トランスポンダに関連するアルゴリズムおよび入力データをメモリ配列から取り出すのに前記ＩＤコードデータを使用するコントローラと、前記取り出されたアルゴリズムおよび関連する入力データから、計算された電子透かしデータを導出する処理手段とを含む、ベリファイヤが提供される。

一実施形態で、前記ベリファイヤは、前記トランスポンダの前記メモリ内に保管された、保管された電子透かしデータとの比較のために前記トランスポンダに前記計算された電子透かしデータを送信するように配置されている。代替案では、前記ベリファイヤは、前記ベリファイヤの前記メモリ配列内の保管された電子透かしデータと前記計算された電子透かしデータとを比較するように配置されている。前記取り出されたアルゴリズムは、暗号化アルゴリズムとすることができ、前記取り出された入力データは、定数および変数のうちの少なくとも１つである。

本発明のもう１つの態様では、電子識別システムで使用されるトランスポンダであって、前記トランスポンダのＩＤコードデータを担持または実施する応答信号をベリファイヤに送る送信器と、前記ベリファイヤの前記メモリ配列内の取り出されたアルゴリズムおよび関連する入力データから導出された計算された電子透かしデータを前記ベリファイヤから受信する受信器と、前記トランスポンダの真正を確立するために、前記トランスポンダの前記メモリ内に保管された、保管された電子透かしデータと前記計算された電子透かしデータとを比較する処理手段とを含む、トランスポンダが提供される。

前記トランスポンダは、前記トランスポンダの前記真正またはそうでないことを示す真正信号を前記ベリファイヤに送信するように配置することができる。

本発明を、例としてのみ、添付図面を参照してこれからさらに説明する。

図１には、１０で示された、本発明による電子無線周波数識別（ＲＦＩＤ）システムのブロック図が示されている。

このシステムには、このシステムのトランスポンダ１４．１、１４．２、１４．３から１４．ｎによってタグ付けおよび／またはマーキングされる物品のブランド所有者のブランド所有者中央コンピュータシステム（ＢＯＣＳ）１２が含まれる。このシステムには、さらに、ブランド所有者が所有し、制御する複数のエンコーダデバイス１６．１から１６．ｎが含まれる。このシステムには、さらに、周知の形でトランスポンダを読み取る複数の普通の読取り装置または呼掛け器１８が含まれる。読取り装置に、トランスポンダ集団１４に向かってＲＦ質問信号２０を放送させる。トランスポンダは、この信号によって周知の形でエネルギを与えられ、それぞれが、そのトランスポンダのメモリ配列に保管されためいめいの識別コードデータを含む応答信号を読取り装置に送信する。読取り装置は、この応答信号を受信し、データを抽出し、前記データを使用してトランスポンダを識別し、かつ／または数える。

このシステムには、さらに、前述のブランド所有者が所有し、かつ／または制御する複数のベリファイヤ２２が含まれる。

本発明によるシステムでは、第１電子透かしデータが、前述のＩＤデータに加えて、トランスポンダのメモリ配列に電子的に書き込まれ、保管される。第１電子透かしデータは、下で図２に関して説明するように、エンコーダ１６．１によってトランスポンダに書き込まれる。

第１電子透かしは、あるアルゴリズムおよびそのアルゴリズム用の入力データから導出される。アルゴリズムの組および関連する入力データが、ＢＯＣＳ １２によって、エンコーダ１６のメモリ配列２４に書き込まれる。エンコーダは、前記アルゴリズムの前記組からの１つのアルゴリズムおよび関連する入力データを選択することによって、第１電子透かしデータを計算する。選択されたアルゴリズムおよび入力データに関連するデータが、ベリファイヤ２２のメモリ配列２６にも書き込まれる。第１電子透かしデータは、図２の３０に示されているように、トランスポンダのメモリ配列２８にダウンロードされ、保管される。

トランスポンダ１４．１の真正を検証するために、ベリファイヤ２２が、下で説明するように使用される。トランスポンダのＩＤコードデータの正常な普通の読み取りが、図１に示された普通の読取り装置１８を用いて実行される。

ベリファイヤ２２に、トランスポンダに質問信号３２を送信させる。トランスポンダは、この信号から電力を導出し、ＩＤコードデータを担持または実施する応答信号３４を送信する。ベリファイヤのコントローラ３６が、ＩＤコードデータを使用して、トランスポンダ１４．１に関連するアルゴリズムおよび入力データをメモリ配列２６から取り出す。次に、ベリファイヤのコンピューティング手段が、取り出されたアルゴリズムおよび関連する入力データを使用して、第２電子透かしデータを計算する。その結果、ベリファイヤは、３８で、計算された第２電子透かしデータをトランスポンダ１４．１に送信する。

トランスポンダ１４．１のコントローラ４０は、保管された第１電子透かしデータと受信した第２電子透かしデータを比較するように構成されている。比較されたデータが対応する場合には、トランスポンダ１４．１は、第１表示をベリファイヤ２２に４０で供給し、データが対応しない場合には第２表示を供給する。

この方法の他の形では、トランスポンダ１４．１に、応答信号３４を用いて第１電子透かしデータをベリファイヤ２２に送信させる。次に第１電子透かしデータとベリファイヤ２２によって計算される第２電子透かしデータとの間の比較が、ベリファイヤ２２の計算手段３６によって実行される。ベリファイヤは、その後、比較の結果に応じて、前述の第１表示および第２表示のうちの１つも生成する。

アルゴリズム用の前述の入力データに、定数および変数のうちの少なくとも１つを含めることができる。定数は、任意に選択された数とすることができ、ＩＤコードデータとの直接の関係を有する必要はない。アルゴリズムの組、定数、および変数のすべてを、上で説明したようにエンコーダおよびベリファイヤにダウンロードすることができる。これは、図３でａと指定された線によって示されている。この方法の他の形では、変数を、信号３２、信号３４、またはトランスポンダ１４．１とベリファイヤ２２の間の通信チャネルのパラメータとすることができ、事実上、エンコーダとベリファイヤの両方から使用可能なトランスポンダによって担持することができる。この態様は、図３ではｂと指定された線によって示されている。もう１つの形では、アルゴリズム用の入力データの少なくとも一部を、中央コンピュータまたはエンコーダからベリファイヤに転送することができ、そのデータを、第２電子透かしデータを計算する前にベリファイヤによって取り出すことができる。

本開示の範囲および趣旨から逸脱しない、本発明によるシステム、エンコーダ、ベリファイヤ、トランスポンダ、および方法の詳細における多数の変形形態があることを諒解されたい。

本発明による電子識別システムを示すブロック図である。 本システムのエンコーダ、トランスポンダ、およびベリファイヤを示すより詳細なブロック図である。 本発明による方法のさまざまな態様を示す図である。

Claims (24)

1. 複数のトランスポンダと、
   各トランスポンダのメモリ配列にめいめいの第１電子透かしデータを書き込む少なくとも１つのトランスポンダエンコーダと、
   選択されたトランスポンダに質問し、前記トランスポンダに保管されたデータを読み取る少なくとも１つのベリファイヤと
   を含み、
   前記第１電子透かしは、アルゴリズムおよび入力データから得られ、、
   前記ベリファイヤは、前記アルゴリズムおよび前記入力データを取り出し、前記第１電子透かしデータと比較される第２電子透かしデータを計算するように構成されたコンピューティング手段を含む
   電子識別システム。
2. 前記アルゴリズムは、暗号化アルゴリズムであり、前記入力データは、定数および変数のうちの少なくとも１つである、請求項１に記載の電子識別システム。
3. 送信された前記データを読み取る少なくとも１つの読取り装置を含み、前記読取り装置は、前述のように構成された前記コンピューティング手段を含まない、請求項１または２に記載の電子識別システム。
4. 前記少なくとも１つのベリファイヤは、トランスポンダの前記真正の検証に使用され、前記少なくとも１つの読取り装置は、単に、質問された時に前記トランスポンダによって送信されるデータを読み取るためである、請求項１から３のいずれか一項に記載の電子識別システム。
5. 前記トランスポンダによって送信される前記データは、前記トランスポンダに関連する前記第１電子透かしデータおよび識別コードデータを含む、請求項１から４のいずれか一項に記載の電子識別システム。
6. 前記少なくとも１つのベリファイヤは、前記アルゴリズムおよび前記入力データを前記ベリファイヤのメモリ手段から見つけだすのに前記識別コードデータを使用する、請求項５に記載の電子識別システム。
7. 前記入力データの少なくとも一部は、その代わりにまたはそれに加えて、前記応答信号または前記トランスポンダとの通信チャネルのパラメータに対するセンサ手段応答から得られる、請求項６に記載の電子識別システム。
8. 電子識別システムのトランスポンダを認証する方法であって、
   アルゴリズムおよび前記アルゴリズム用の入力データから得られた第１電子透かしデータを前記トランスポンダのメモリ配列に書き込むステップと、
   前記トランスポンダに、前記トランスポンダの前記メモリ配列に保管されたデータを含む応答信号をベリファイヤに送信させることによって、前記トランスポンダに質問するステップと、
   前記アルゴリズムおよび前記入力データを取り出すために、前記送信されたデータを前記ベリファイヤで使用するステップと、
   第２電子透かしデータを計算するために前記取り出されたアルゴリズムおよび入力データを使用するステップと、
   前記トランスポンダの前記真正の表示を与えるために、前記第１電子透かしデータと前記第２電子透かしデータとを比較するステップと
   を含む方法。
9. 前記第１電子透かしデータは、エンコーダによって生成され、前記トランスポンダの前記メモリ配列に書き込まれる、請求項８に記載の方法。
10. 前記エンコーダは、前記エンコーダのメモリ配列への前記アルゴリズムを含むアルゴリズムの組のダウンロードのために中央ステーションに接続可能である、請求項８または９に記載の方法。
11. 前記中央ステーションおよび／またはエンコーダは、さらに、アルゴリズムの前記組およびアルゴリズムの前記組用の入力データを前記ベリファイヤのメモリ配列に書き込むように構成されている、請求項１０に記載の方法。
12. 前記アルゴリズムおよび前記アルゴリズム用の前記入力データは、前記トランスポンダの識別コードデータに関して前記ベリファイヤに保管される、請求項８から１１のいずれか一項に記載の方法。
13. 前記入力データは、任意に選択されたデータであり、時々前記エンコーダによって変更される、請求項８から１２のいずれか一項に記載の方法。
14. 前記応答信号で前記ベリファイヤに送信される前記データは、前記トランスポンダの識別コードデータを含む、請求項８から１３のいずれか一項に記載の方法。
15. 前記識別コードデータは、前記ベリファイヤによって、前記アルゴリズムおよび前記入力データを取り出すのに使用される、請求項１４に記載の方法。
16. 前記アルゴリズム用の前記入力データは、さらに、前記応答信号または前記トランスポンダとの通信チャネルのパラメータから前記ベリファイヤによって得られるデータを含む、請求項８から１５のいずれか一項に記載の方法。
17. 前記第１電子透かしデータと前記第２電子透かしデータとを比較する前記ステップは、前記ベリファイヤで実行され、前記第１電子透かしデータは、前記トランスポンダによって前記ベリファイヤに送信される、請求項８から１６のいずれか一項に記載の方法。
18. 前記第１電子透かしデータと前記第２電子透かしデータとを比較する前記ステップは、前記トランスポンダで実行され、前記第２電子透かしデータは、前記ベリファイヤで計算され、その後、前記トランスポンダに送信され、前記トランスポンダで前記比較が実行され、その後、前記トランスポンダは、前記トランスポンダの前記真正の前記表示を供給する、請求項８から１６のいずれか一項に記載の方法。
19. トランスポンダを認証するベリファイヤであって、前記トランスポンダに質問信号を送信する送信器と、前記トランスポンダのＩＤコードデータを担持または実施する応答信号を前記トランスポンダから受信する受信器と、前記トランスポンダに関連するアルゴリズムおよび入力データをメモリ配列から取り出すのに前記ＩＤコードデータを使用するコントローラと、前記取り出されたアルゴリズムおよび関連する入力データから、計算された電子透かしデータを得る処理手段とを含む、ベリファイヤ。
20. 前記ベリファイヤは、前記トランスポンダの前記メモリ内に保管された、保管された電子透かしデータとの比較のために前記トランスポンダに前記計算された電子透かしデータを送信するように配置されている、請求項１９に記載のベリファイヤ。
21. 前記ベリファイヤは、前記ベリファイヤの前記メモリ配列内の保管された電子透かしデータと前記計算された電子透かしデータとを比較するように配置されている、請求項１９に記載のベリファイヤ。
22. 前記取り出されたアルゴリズムは、暗号化アルゴリズムであり、前記取り出された入力データは、定数および変数のうちの少なくとも１つである、請求項１９から２１のいずれか一項に記載のベリファイヤ。
23. 電子識別システムで使用されるトランスポンダであって、前記トランスポンダのＩＤコードデータを担持または実施する応答信号をベリファイヤに送る送信器と、前記ベリファイヤの前記メモリ配列内の取り出されたアルゴリズムおよび関連する入力データから得られた計算された電子透かしデータを前記ベリファイヤから受信する受信器と、前記トランスポンダの真正を確立するために、前記トランスポンダの前記メモリ内に保管された、保管された電子透かしデータと前記計算された電子透かしデータとを比較する処理手段とを含む、トランスポンダ。
24. 前記トランスポンダの前記真正またはそうでないことを示す真正信号を前記ベリファイヤに送信するように配置された、請求項２３に記載のトランスポンダ。

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