JP2006514511A - マルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する方法およびシステム - Google Patents

マルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する方法およびシステム Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1つのマルチメディア多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する方法およびシステムに関する。本発明による方法は以下のステップを有している。すなわち、少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をネットワーク要素(MMS RS)から移動局(MS)へ送信するステップと、第1のマルチメディアメッセージをネットワーク要素(MMS RS)から移動局(MS)へ送信するステップと、この第1のマルチメディアメッセージへ、上述のマルチメディアメッセージ多重要素を第1のマルチメディアメッセージに挿入するステップを有している。ここで有利であるのは、移動局においてこの挿入を行うことである。この場合、マルチメディアメッセージ多重要素はただ1度しかネットワーク要素から移動局へ送信されず、このマルチメディアメッセージ多重要素は多数のマルチメディアメッセージに挿入される。

Description

本発明は、少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する方法およびシステムに関する。
この種の方法およびシステムは殊に、第3世代の移動無線システムに適用することができる。
移動無線システムGSM(Global System for Mobile Communications)によれば音声電話機能のほか、160キャラクタ長までの短いテキストメッセージを送信ないしは受信することができる。このようなメッセージサービスはSMS(Short Message Service)として知られている。
たとえばUMTS(Universal Mobil Telecommunications System)など次世代の移動無線システム(2.5Gおよび3G)のために、移動メッセージサービスいわゆるMMS(Multimedia Messaging Service)の多種多様なバリエーションが存在している。このようなMMSサービスは技術仕様3rd Generation Partnership Project (3GPP)のTS 22.140 Version 4.1.0, Release, 4, und TS 23.140 Version 4.5.0, Release 4に記載されている。
テキストメッセージSMSとの区別をいっそうはっきりさせるため、マルチメディアコンテンツを伴うメッセージを以下ではマルチメディアメッセージMM(Multimedia Message)と称する。この場合、SMSとは異なり純粋なテキストコンテンツだけという制約がなくなる。MMSの場合、個々の好みに応じてテキストにフォーマットを付けることができ、さらにオーディオ・ビデオコンテンツをメッセージに埋め込むことができる。したがってマルチメディアメッセージMMを、種々のファイル形式(たとえばオーディオまたは静止画)またはファイルフォーマット(静止画であればたとえばGraphic Interchange Format GIFまたはJoint Photographic Experts Group JPEG)をもつ複数のMM要素によって構成することができる。MM各々はヘッダフィールド(MMヘッダ)をもち、MM要素各々はこれに加えてさらに固有のヘッダフィールド(MM要素ヘッダ)をもつ。
図1には、3GPPの視点から見た2つのノードAとBをもつ公知のMMSネットワークアーキテクチャが示されている。MMS UAはいわゆるMMSユーザエージェントのことを表しており、つまりたとえば移動無線装置または移動無線装置と接続された機器(たとえばラップトップコンピュータ等)に設けられMMSに対する機能を実現するソフトウェアプログラムを表している。この種の機能をたとえばMMの生成もしくは閲覧としてもよいし、MMの受信または送信としてもよい。MMS RSはいわゆるMMSリレー/サーバであり、つまり管轄範囲MMSE(Multimedia Messaging Service Environment)内で、すなわちMMSサービスプロバイダMMSE SP(MMSE Service Provider)のサービス環境内で、MMS UAに対してMMS機能を提供するネットワーク要素である。MM1とMM4はインタフェースである。
たとえばGSMまたはUMTSなどのような移動無線システムは、登録されているネットワークプロバイダのサービスを利用するために移動無線機器に差し込む必要のあるカードいわゆるスマートカードを規定どおりに利用する。ユーザ設定ならびに個人情報(電話帳、SMS等)もこのカードに記憶される。GSMの場合、このカードはSIM(Subscriber Identity Module)と呼ばれる。UMTSの場合には、物理的なカードUICC(Universal Integrated Circuit Card)とその論理的な機能であるUSIM(UMTS Subscriber Identity Module)とを区別している。
GSMにおけるSAT(SIM Application Toolkit)とUMTSにおけるUSAT(USIM Application Toolkit)は、アプリケーションプログラミング用のインタフェースいわゆるAPI(Application Programming Interface)をネットワークプロバイダに提供するツールである。USIMアプリケーションツールキットは、たとえば3GPPの技術仕様 TS 31.111 Version 4.2.1, Release 4に記載されている。このようなAPIを用いることでネットワークプロバイダは、移動無線機器やカードのメーカに左右されることなく、USATを介して移動無線機器の機能にアクセス可能な固有のアプリケーションをSIMもしくはUICCにインプリメントすることができる。SIMもしくはUICCはこのようなツールセットのための物理的なベースである。その理由は、それらがネットワークプロバイダによって提供されるからであり、ひいてはネットワークプロバイダの要望に合わせることができるからである。
ネットワークプロバイダはすでに現在、マルチメディアメッセージMMを広告メッセージといっしょに伝送する可能性を有している。ただしここで問題となるのは、エアインタフェースを介して広告メッセージを伝送しなければならず、したがって広告によりシステムリソースを消費してしまうことである。
さらに、MM要素(たとえば広告として用いられるテキストファイル、ビデオファイルまたは音楽ファイル)が多数のMMに挿入されて、それらが同じMMS UAへ送られることになることも起こり得る。MM中へ多重に挿入される可能性のあるこのようなMM要素のことを、以下ではマルチメディアメッセージ多重要素と称する。このようなケースにおいてまたもや欠点となるのは、やはり同一の情報すなわち同一のMM要素を同一のMMS UAへ同時に伝達するためにインタフェース(図1のインタフェースMM1の一部分)において貴重なシステムリソースが利用されることである。
したがって本発明の課題は、少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する方法およびシステムにおいて、移動無線システムのシステムリソースに不必要に負荷をかけないようにすることである。
この課題は、請求項1の特徴部分に記載の少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する方法、ならびに請求項16の特徴部分に記載の少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入するシステムによって解決される。さらに上記の課題は、請求項21及び32記載の移動局によって解決される。従属請求項には本発明の有利な実施形態が示されている。
少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する本発明による方法によれば、少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をネットワーク要素から移動局へ送信するステップと、第1のマルチメディアメッセージを前記ネットワーク要素から前記移動局へ送信するステップと、前記マルチメディアメッセージ多重要素を該第1のマルチメディアメッセージに挿入するステップが設けられている。
少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する本発明によるシステムによれば、少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をネットワーク要素から移動局へ送信する手段と、第1のマルチメディアメッセージを前記ネットワーク要素から前記移動局へ送信する手段と、前記マルチメディアメッセージ多重要素を該第1のマルチメディアメッセージに挿入する手段が設けられている。
マルチメディアメッセージ多重要素は基本的にいかなる形式の情報データであってもよく、たとえばテキスト、音声またはビデオフィルムなどのような広告データであってもよい。ネットワーク要素を、既述のようなコネクションユニットMMS RSあるいはいわゆるVASP(Value Added Service Provider 付加価値サービスプロバイダ)とするのが有利である。移動局は基本的にいかなる形式の移動端末機器であってもよいが、有利であるのはこれをUMTS移動局とすることである。
本発明の1つの有利な実施形態によれば、移動局において挿入が行われる。このことにより得られる利点とは、マルチメディアメッセージ多重要素を移動局において記憶媒体に記憶し、必要に応じて1つまたは複数のマルチメディアメッセージにそれぞれ付加できることである。
本発明のさらに別の実施形態によれば、マルチメディアメッセージ多重要素が1回だけネットワーク要素から移動局へ送信され、複数のマルチメディアメッセージに挿入される。このようにすることで移動無線システムにおけるシステムリソースが節約される。その理由は、マルチメディアメッセージ多重要素をエアインタフェースを介して1回だけしか伝送しなくて済むからであり、そのようにすることで場合によっては移動局の記憶装置に情報データが格納された後にそれを任意の回数、別のマルチメディアメッセージに挿入することができるからであって、その結果として移動局のユーザはそれぞれ元のマルチメディアメッセージを個々のマルチメディアメッセージ多重要素とともに受け取ることになる。
また、マルチメディアメッセージ多重要素が送信される第1のマルチメディアメッセージに含まれているとさらに有利である。この実施形態によれば、送信される第1のマルチメディアメッセージとともに伝送されるマルチメディアメッセージ多重要素を、以降のすなわちあとから伝送されるマルチメディアメッセージに付加的に挿入することができる。
本発明の別の実施形態によれば、マルチメディアメッセージ多重要素が送信される第2のマルチメディアメッセージに含まれている。この場合、この特別なマルチメディアメッセージ多重要素だけしか含まれていない1つの別個のマルチメディアメッセージがエアインタフェースを介して伝送される。その際、「第2の別個のマルチメディアメッセージ」は、送信されるマルチメディアメッセージの順序に制約されない。むしろここでは「送信される第2のマルチメッセージ」は、上述の第1のマルチメディアメッセージと区別するためにさらに別のマルチメディアメッセージに関連づけられる。
本発明のさらに別の実施形態によれば、多数のマルチメディアメッセージ多重要素が1つのマルチメディアメッセージ内でネットワーク要素から移動局へ送信される。これにより得られる利点とは、やはりシステムリソースを節約することができ、多数のマルチメディアメッセージ多重要素を1回で1つの移動局へ伝送できることである。
さらに有利であるのは、マルチメディアメッセージが種々のマルチメディアメッセージ多重要素の判別を可能にする第1の情報フィールドをもつことである。この第1の情報フィールドは、種々のマルチメディアメッセージ多重要素を区別できるようにするために用いられる。ここで考えられるのは、識別番号たとえばネットワーク要素MMS RSにより付与される1つの新たなマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドをマルチメディアメッセージ中に含ませることである。
さらに有利であるのは、マルチメディアメッセージが1つのマルチメディアメッセージ多重要素を1つのメッセージグループに対応づけ可能にする第2の情報フィールドを有することである。マルチメディアメッセージ多重要素を通常のマルチメディアメッセージ要素と区別できるようにする目的で、マルチメディアメッセージ多重要素をネットワーク要素によって別個に特徴づけることである。ここで考えられるのは、適切な値をもつ付加的なマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドをマルチメディアメッセージ多重要素に与えることである。たとえば広告または特別なメッセージグループについて判別を行うことが考えられる。有利であるのは、マルチメディアメッセージの情報フィールドにおける情報がネットワーク要素たとえばMMS RSにおいて加えられることである。
本発明の1つの実施形態によればマルチメディアメッセージは、このマルチメディアメッセージを移動局のユーザに呈示すべきか否かの情報を含む第3の情報フィールドを有している。1つの別個のマルチメディアメッセージがマルチメディアメッセージ多重要素を伝送するためにのみMMS RSからMMS UAへ送信されるケースであれば、このマルチメディアメッセージがMMS UAによってユーザに呈示されるのを回避すべきである。このことは付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドによって達成可能であり、このフィールドは有利にはMMS RSによって挿入され、MMS UAに対しこのマルチメディアメッセージがユーザには呈示されないよう指示する。マルチメディアメッセージ多重要素がMMS UAに伝達された後、たとえばスマートカード((U)SIMまたはマルチメディアカード)などにあるいは移動局内に記憶される。
本発明のさらに別の有利な実施形態によれば、マルチメディアメッセージ多重要素の記憶が移動局においてユーザ手段により行われる。この場合に有利であるのは、ユーザ手段をMMS UAとすることである。このユーザ手段によれば記憶が片手で行われる。マルチメディアメッセージ多重要素に1つの新たなマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドが含まれていることによりユーザ手段は、利用可能な記憶媒体において対応する参照子のところにこのマルチメディアメッセージ多重要素を記憶すべきである、という情報を取得する。
さらに別の有利な実施形態によれば、マルチメディアメッセージ多重要素の記憶が移動局においてアプリケーション手段により組織化および/または実行される。この場合に有利であるのは、アプリケーション手段をUSATとすることである。この実施形態の場合、アプリケーション手段はマルチメディアメッセージ多重要素についての情報を取得しておらず、アプリケーション手段は記憶を組織化し、さらに記憶自体がこのアプリケーション手段によって開始される。ここでは2つのオプションが考えられる。
第1のオプションによれば、USATがMMS UAに対し1回、到来するすべてのマルチメディアメッセージについてすべてのヘッダフィールド(いわゆる「ヘッダ」)のコピーすなわちマルチメディアメッセージヘッダもすべてのマルチメディアメッセージ要素ヘッダも自身へ、つまりUSATへ転送するよう要求する。ついでUSATはマルチメディアメッセージ要素ヘッダを評価し、その際、存在するすべてのマルチメディアメッセージ多重要素を新たなマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドに基づき突き止め、ついでMMS UAに対し、対応するMM多重要素を対応する参照子を用いて利用可能な記憶媒体に格納するよう要求する。
第2のオプションによれば、MMS RSが挿入した対応するヘッダフィールドがマルチメディアメッセージ中に挙げられている場合にのみ、MMS UAがすべてのヘッダのコピーを、すなわちマルチメディアメッセージヘッダもすべてのマルチメディアメッセージ要素ヘッダもUSATへ転送する。USATによるヘッダの評価ならびにMMS UAに対する記憶の要求は、第1のオプションに従って行われる。
ここでさらに考えられるのは、組織化ばかりか本来の記憶の役割もUSATに担わせることである。この場合も先に挙げた2つのオプションを利用することができるが相違点は、すべてのヘッダのコピーだけでなく、マルチメディアメッセージ全体がUSATへ転送されることである。その際にUSATはヘッダを評価するだけでなく、対応する参照子を用いてUICC(もしくはUSATが存在するスマートカード)におけるマルチメディアメッセージ多重要素も付加的に評価する。
これまで説明してきた3つのオプションにおいて、以下の上書きルールを適用することができる。すなわち、すでに存在する参照子をもつマルチメディアメッセージ多重要素を記憶すべき場合には、古いマルチメディアメッセージ多重要素は上書きされることになる。このルールを用いることにより、マルチメディアメッセージ多重要素の更新も可能となる。
ただしマルチメディアメッセージ多重要素の送信ならびに記憶を回避するために、移動局、MMS UA、UICCまたはMMS UAによりアクセス可能なその他の記憶媒体の製品出荷時点ですでに、対応する参照子を用いてマルチメディアメッセージ多重要素をそれらに記憶させることも考えられる。
本発明の1つの実施形態によれば、マルチメディアメッセージ多重要素がすでに移動局に格納されているならば、この移動局へ送信すべきマルチメディアメッセージ中にこのマルチメディアメッセージ多重要素に対する参照子が挿入される。たとえば、特定のマルチメディアメッセージ多重要素(これはそれに属する移動局内に対応の参照子を用いて格納されている)を含めておくべきマルチメディアメッセージが、MMS RSからMMS UAへ送信される場合には、MMS RSにおいてこのマルチメディアメッセージ多重要素が挿入されるのではなく、付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドがそれに対応する参照子を用いて挿入される。その後、このマルチメディアメッセージがMMS RSから移動局へ伝送される。
有利であるのは、マルチメディアメッセージ多重要素の挿入が移動局においてユーザ手段により行われることである。その際に有利であるのは、ユーザ手段をMMS UAとすることである。マルチメディアメッセージに新たなマルチメディアメッセージヘッダフィールドが含まれていることによりMMS UAは、対応する記憶媒体から対応する参照子を用いて対応するマルチメディアメッセージを読み出すことができる、という情報を取得し、その後、マルチメディアメッセージに挿入することができる。
さらに別の有利な実施形態によれば、マルチメディアメッセージ多重要素の挿入が移動局においてアプリケーション手段により組織化および/または実行される。この場合に有利であるのは、アプリケーション手段をUSATとすることである。この場合、ユーザ手段(MMS UA)ではなくアプリケーション手段(USAT)によって、マルチメディアメッセージへのマルチメディアメッセージ多重要素の挿入が組織化される。さらにこの挿入自体はユーザ手段によって実行される。この目的で2つのオプションが考えれる。第1のオプションによれば、アプリケーション手段はユーザ手段に対し1回、到来するすべてのマルチメディアメッセージについてすべてのヘッダのコピーを自身へ、すなわちアプリケーション手段へ送るよう要求する。これに基づきアプリケーション手段はマルチメディアメッセージヘッダフィールドを評価し、その際、対応するマルチメディアメッセージヘッダフィールドを見つけ出す。この形式の複数のマルチメディアメッセージヘッダフィールドを設けておくこともできる。これに応じてアプリケーション手段はユーザ手段に対し、対応する参照付け可能なマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入するよう要求する。
第2のオプションによれば、対応するヘッダフィールドがマルチメディアメッセージヘッダフィールド中に記載されている場合にのみ、ユーザ手段がアプリケーション手段へすべてのヘッダフィールドのコピーを送信する。その際、アプリケーション手段によるヘッダフィールドの評価ならびに対応するマルチメディアメッセージ多重要素を挿入させるためのユーザ手段への要求は、先に挙げたオプションに従って行われる。
アプリケーション手段(USAT)に対し、組織化だけでなくマルチメディアメッセージ多重要素の本来の挿入の役割も担わせることができる。この場合も先に挙げた両方のオプションを利用することができるが相違点は、すべてのヘッダフィールドのコピーだけでなく、マルチメディアメッセージ全体がアプリケーション手段へ転送されることである。このようにすればアプリケーション手段はヘッダフィールドを評価するだけでなく、付加的に対応する参照子に基づきマルチメディアメッセージ多重要素をUICC(もしくはUSATが存在するスマートカード)からロードすることになり、それをマルチメディアメッセージに挿入し、その後、変更されたマルチメディアメッセージをユーザ手段に送り戻すことになる。
プログラミング言語をベースとするプレゼンテーションたとえばSMILプレゼンテーションが伝送すべきマルチメディアメッセージの主要部分に含まれているケースであるならば、ネットワーク要素(たとえばMMS RS)は付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドを挿入する代わりに、端末機器に格納されているマルチメディアメッセージ要素への参照をSMILプレゼンテーションにダイレクトに埋め込むことができる。SMIL(Synchronize Multimedia Integration Language)は、インタラクティブなオーディオビジュアルプレゼンテーションを記述するためのプログラミング言語である。このようなケースであると、マルチメディアメッセージ多重要素はマルチメディアメッセージのオープン時もしくは閲覧時にSMILプレゼンテーションの側から呼び出されることになる。この場合、付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドは挿入されず、したがってマルチメディアメッセージ多重要素も移動局においてマルチメディアメッセージ中に物理的には挿入されない。その代わりに、参照子がSMILプレゼンテーションに埋め込まれる。この場合の利点は、(一例としてマルチメディアメッセージの受信時点とプレゼンテーション時点との間にたとえば広告メッセージ等のようなマルチメディアメッセージ多重要素が上書きにより更新された場合などに)マルチメディアメッセージのプレゼンテーションにあたり最新のマルチメディアメッセージ多重要素が表示されることである。
その際、移動局に格納されているマルチメディアメッセージに対する参照をマルチメディアメッセージにダイレクトに埋め込むことも考えられる。
さらに考えられるのは、ネットワーク要素(MMS RS)のすべての付加的な機能を、いわゆるMMS VASP(MMS Value Added Service Provider MMS付加価値サービスプロバイダ)により稼働されるサーバが担うようにすることである。このようなケースでは、マルチメディアメッセージが最初にネットワーク要素(MMS RS)からMMS VASPへ送られ、MMS VASPは必要とされる機能をマルチメディアメッセージに適用する。その後、MMS VASPは、場合によってはヘッダフィールドの挿入により変更されたマルチメディアメッセージをネットワーク要素へ送り戻す。その後、ネットワーク要素(MMS RS)はマルチメディアメッセージをユーザ手段(MMS UA)へ伝送する。
さらに有利には以下のルールを適用することができる:マルチメディアメッセージ多重要素がその参照子を用いて記憶装置に格納されているならば、挿入は行われない。これに加えて考えられるのは、ユーザ手段(たとえばMMS UA)がエラーメッセージをネットワーク要素(たとえばMMS RS)へ送信し、このネットワーク要素が参照づけられているマルチメディアメッセージ多重要素のエラーないしは欠落を指示することである。この場合に可能であろうことは、ネットワーク要素がこのエラーメッセージに基づきこのマルチメディアメッセージ多重要素に対しもはや参照づけを行わないようにすることであり、あるいは欠落しているマルチメディアメッセージ多重要素の伝達をネットワーク要素が実行し、以降のマルチメディアメッセージにおいてこのエラーが発生しないようにすることである。
ネットワーク要素がマルチメディアメッセージ多重要素を付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドによって参照づけるか否か、およびどのマルチメディアメッセージ多重要素に対しこのことを行うのか、もしくはどのマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入すべきであるのかについて、ネットワーク要素は特定の条件に依存して選択することができる。
この手順はマルチメディアメッセージ多重要素が広告メッセージであるときに有利であり、その理由はこのようなケースでは目的に合わせて広告を送信すべきだからである。たとえば送信アドレスに依存してこの選択を行うことができる。たとえば差出側がある特定のネットワークプロバイダである場合、このネットワークプロバイダの広告メッセージも挿入されることになる。また、この選択を受信側の滞在場所に依存して行わせることもできる。受信側がたとえば特定のスーパーマーケットの近くにいるならば、そのときにはこの特定のスーパーマーケットの広告メッセージを挿入することもできる。
さらに本発明は、本発明による方法において使用するための移動局ならびに本発明によるシステムにおいて使用するための移動局にも関する。
本発明の利点は、ネットワーク要素(たとえばMMS RS)から同じユーザ手段(たとえばMMS UA)へ何度も伝達する必要のあるマルチメディアメッセージ多重要素を、エアインタフェースを介して1回だけ送信すればよいことである。これにより、同一のデータすなわち同一のマルチメディアメッセージ多重要素を繰り返し伝送することが回避され、このことでエアインタフェースにおける高価なリソースが節約されるようになる。これによって、リソースを多く消費するマルチメディアタイプのマルチメディアメッセージ多重要素において殊に、1つのマルチメディアメッセージのために伝送しなければならないデータが著しく低減されるようになる。
本発明によればネットワーク運営側は、広告メッセージとして特定のマルチメディアメッセージ多重要素を多数のマルチメディアメッセージに挿入してから、それらのマルチメディアメッセージを移動局のユーザに呈示することができる。これによって、繰り返し何度も同じ広告メッセージによってエアインタフェースに負担がかかってしまうようななことが回避される。
次に、図面を参照しながら実施例に基づき本発明について詳しく説明する。それらに示されている特徴ならびにこれまで説明してきた特徴は、そこに挙げられている組み合わせのみならず、単独でも他の組み合わせでも本発明の本質を成すものとすることができる。
図1は、3GPPによるMMSネットワークアーキテクチャについて示す図である。
図2は、マルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図である。
図3は、マルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドをもつマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図である。
図4は、付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドをもつマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図である。
図5は、付加的なマルチメディアメッセージ多重要素をもつマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図である。
図6は、付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドをもつマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図である。
図7は、付加的なマルチメディアメッセージ多重要素の挿入を伴うマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図である。
図8は、付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドの挿入を伴うマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図である。
図9は、マルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する実施例を示す図である。
図1については本明細書冒頭ですでに説明しており、その個所を参照されたい。
第1の実施例によれば、マルチメディアメッセージへのマルチメディアメッセージ多重要素の挿入が4つのステップに分けられている。
第1のステップでは、マルチメディアメッセージがユーザに送られることになる。この目的で、最初にその管轄のMMS RSにこのマルチメディアメッセージが届けられる。MMS RSはこのマルチメディアメッセージをそのユーザのMMS UAへ転送する前に、広告メッセージをマルチメディアメッセージ多重要素としてこのマルチメディアメッセージに挿入する。その際にマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドに対し、たとえばエントリ"C-P: ad/1"が与えられる。ついでMMS RSはこのマルチメディアメッセージを、メッセージ"MM1_retrieve.RES" 2を用いてMMS UAへ伝達する。図2にはこのプロセスが示されている。
第2のステップにおいてMMS UAはマルチメディアメッセージを受け取った後、すべてのマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドを評価し、それによって広告通知をもつマルチメディア多重メッセージに属するマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールド"C-P :ad/1"を見つけ出す。それに基づきMMS UAは対応する参照子(ここではたとえば"ad/1")を用いて、利用可能な記憶媒体にこのマルチメディアメッセージ多重要素を格納する。第2のステップのこのプロセスはたとえば図3に示されている。その後、MMS UAはマルチメディアメッセージを引き続き処理することができる。
第3のステップにおいて、MMS RSは参照子"ad/1"をもつ第1のマルチメディアメッセージ多重要素をもう1度マルチメディアメッセージに挿入するよう要求する。ただしこの場合には(ステップ1におけるように)マルチメディアメッセージ多重要素を新たに挿入するのではなく、MMS RSは付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールド"X-MMS-Insert-MM_Element: ad/1"を挿入し、ついでこのマルチメディアメッセージをMMS UAに転送する。
第4のステップにおいてMMS UAはマルチメディアメッセージを受け取った後、すべてのマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドを評価し、その際、マルチメディアメッセージヘッダフィールド"X-MMS-Insert-MM_Element :ad/1" を見つけ出す。それに基づきMMS UAは対応する参照子(ここではたとえば"ad/1")を用いて、このマルチメディアメッセージ多重要素を記憶媒体から読み出し、このマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する。第4のステップのこのプロセスは図4に示されている。ついでMMS UAはマルチメディアメッセージを引き続き処理することができる。
本発明の第2の実施例によればUSATはMMS UAに対し1回、到来するすべてのマルチメディアメッセージにおけるすべてのヘッダフィールド(マルチメディアメッセージヘッダフィールドおよびマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールド全部)のコピーを自身へつまりUSATへ転送するよう要求する。
最初のステップは第1の実施例の最初のステップと同じである。
第2のステップにおいてMMS UAは、マルチメディアメッセージを受け取った後、すべてのヘッダフィールドのコピーをUSATへ転送する(なぜならばMMS UAは事前にUSATによりそのことを要求されているからである、第2の実施例の冒頭の記載を参照)。USATはマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドを評価し、その際、存在するすべてのマルチメディアメッセージ多重要素を新たなマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールド(たとえば"C-P: ad/1")に基づき突き止め、ついでMMS UAに対し、対応するMM多重要素を対応する参照子(たとえばここでは"ad/1")を用い利用可能な記憶媒体に格納するよう要求する。第2のステップのこのプロセスは図5に示されている。その後、MMS UAはマルチメディアメッセージを引き続き処理することができる。第3のステップとして、第1の実施例と同じステップ3が続く。
第4のステップにおいて、MMS UAはすべてのヘッダフィールドのコピーをUSATへ転送する。これに基づきUSATはマルチメディアメッセージヘッダフィールドを評価し、その際、マルチメディアメッセージヘッダフィールド"X-MMS-Insert-MM_Element :ad/1"を見つけ出す。これに基づきUSATはMMS UAに対し、相応に参照づけられているマルチメディアメッセージ多重要素"ad/1"をマルチメディアメッセージに挿入するよう要求する。したがってMMS UAは対応する参照子"ad/1"を用いて、このマルチメディアメッセージ多重要素を記憶媒体から読み出し、このマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する。図6にはこのプロセスが描かれている。その後、MMS UAはマルチメディアメッセージを引き続き処理することができる。
本発明の第3の実施例によればUSATはMMS UAに対し1回、到来するすべてのマルチメディアメッセージにおけるすべてのヘッダフィールド(マルチメディアメッセージヘッダフィールドおよびマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールド全部)のコピーを自身へつまりUSATへ転送するよう要求し、これが行われるのはマルチメディアメッセージヘッダフィールド中に対応するヘッダフィールド(たとえば"X-MMS-Intended_for_USAT : YES")が記述されている場合である。
第1のステップでは、マルチメディアメッセージがユーザに送られることになる。この目的で、最初にその管轄のMMS RSにこのマルチメディアメッセージが届けられる。MMS RSはこのマルチメディアメッセージをそのユーザのMMS UAへ転送する前に、広告メッセージをマルチメディアメッセージ多重要素としてこのマルチメディアメッセージに挿入する。その際にマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドに対したとえばエントリ"C-P: ad/1"が与えられ、マルチメディアメッセージヘッダフィールドにはたとえばエントリ"X-MMS-Intended_for_USAT: YES"が与えられる。ついでMMS RSはこのマルチメディアメッセージを、メッセージ"MM1_retrieve.RES" 2を用いてMMS UAへ伝達する。
第2のステップにおいて、MMS UAはすべてのヘッダフィールドのコピーをUSATへ転送する。その理由は、ヘッダフィールド"X-MMS-Intended_for_USAT: YES"がマルチメディアメッセージに挿入されているという条件が満たされているからである。したがってこの第2のステップは、第2の実施例における第2のステップに対応する。
第3のステップにおいて、MMS RSは参照子"ad/1"をもつ第1のマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入するよう要求する。ただしこの場合には(ステップ1におけるように)マルチメディアメッセージ多重要素を新たに挿入するのではなく、MMS RSは付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールド"X-MMS-Insert-MM_Element: ad/1"と付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールド"X-MMS-Intended_for_USAT: YES"を挿入し、ついでこのマルチメディアメッセージをMMS UAに転送する。
第4のステップにおいて、MMS UAはすべてのヘッダフィールドのコピーをUSATへ転送する。その理由は、ヘッダフィールド"X-MMS-Intended_for_USAT: YES"がマルチメディアメッセージに挿入されているという条件が満たされているからである。したがってこの第4のステップは、先に挙げた実施例における第4のステップに対応する。
第4の実施例は、第2の実施例ないしは第3の実施例に対する変形である。
第2のステップが実施例2および実施例3と異なる点は、MMS UAがすべてのヘッダフィールドのコピーだけでなくマルチメディアメッセージ全体のコピーをUSATへ転送することである(実施例2に対する変形ではUSATによる先行の1回の要求に基づいて行われ、実施例3に対する変形ではヘッダフィールド"X-MMS-Intended_for_USAT: YES"に基づいて行われる)。USATはマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドを評価し、その際、存在するすべてのマルチメディアメッセージ多重要素を新たなマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールド(たとえば"C-P: ad/1")に基づき突き止め、ついで対応するMM多重要素を対応する参照子(たとえばここでは"ad/1")を用い利用可能な記憶媒体たとえばUICC(もしくはUSATが存在するスマートカード)に格納する。第2のステップのこのプロセスは図7に描かれている。その後、MMS UAはマルチメディアメッセージを引き続き処理することができる。
第4のステップが実施例2および実施例3と異なる点は、MMS UAがすべてのヘッダフィールドのコピーだけでなくマルチメディアメッセージ全体のコピーをUSATへ転送することである(実施例2に対する変形ではUSATによる先行の1回の要求に基づいて行われ、実施例3に対する変形ではヘッダフィールド"X-MMS-Intended_for_USAT: YES"に基づいて行われる)。これに基づきUSATはマルチメディアメッセージヘッダフィールドを評価し、その際、マルチメディアメッセージヘッダフィールド"X-MMS-Insert-MM_Element :ad/1"を見つけ出す。したがってUSATは対応する参照子"ad/1"を用いて、このマルチメディアメッセージ多重要素を記憶媒体から読み出し、このマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する。その後、USATはこのように変更されたマルチメディアメッセージをMMS UAに送り戻す。図8にはこのプロセスが描かれている。その後、MMS UAはマルチメディアメッセージを引き続き処理することができる。
第5の実施例において考察するケースは、MMS RSがMMS UAへマルチメディアメッセージを送るのではなく、これとは逆にMMS UAがMMS RSへマルチメディアメッセージを送る場合である。この場合に考えられるのは、MMS UAもしくはUSATがマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入してから、そのマルチメディアメッセージをMMS RSへ転送することである。この場合、ユーザはたとえば、自身に送られる特定のマルチメディアメッセージまたはすべてのマルチメディアメッセージにビジットカード(visiting card)を伴うファイルを挿入することができる。このことは図9に示されている。
Figure 2006514511
Figure 2006514511
リスト1には、従来技術によるマルチメディアメッセージが示されている。上方の部分はいわゆるマルチメディアメッセージヘッダである。"nEntris"は、いくつのマルチメディアメッセージ要素がマルチメディアメッセージに挿入されているのかを表す。ついで、それぞれ固有のマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドとコンテンツを有するマルチメディアメッセージ要素が続く。従来技術によればMMS RSもMMS UAも、存在するマルチメディアメッセージにマルチメディアメッセージ要素を挿入すること、および/またはマルチメディアメッセージヘッダおよび/またはマルチメディアメッセージ要素ヘッダを拡張および/または変更する機能を変更することである。リスト1に対する変更の一例は、リスト2に太字で描かれている。挿入されたマルチメディアメッセージはここでは一例としてファイルフォーマット"Text"を有しているが、他のファイルフォーマットも同様に考えられる。
Figure 2006514511
Figure 2006514511
Figure 2006514511
リスト3,4,5には3つのマルチメディアメッセージが例示されており、これらのマルチメディアメッセージを用いてマルチメディアメッセージ多重要素をMMS RSからMMS UAに伝達することができる。リスト3には第1のマルチメディアメッセージが示されており、このマルチメディアメッセージは"Siemens.txt"の名前をもつマルチメディアメッセージ多重要素を含むものとする。このマルチメディアメッセージには、付加的なマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールド"C-P: ad/1"をもつマルチメディアメッセージ多重要素が挿入される。リスト4には、付加的なマルチメディアメッセージ要素"C-P"をもつマルチメディアメッセージ多重要素を伝達する目的で特別なマルチメディアメッセージを送信する例が示されている。付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールド"X-MMS-Empfaenger-Sichtbarkeit: Nein"により配慮されるのは、このマルチメディアメッセージはMMS UAによっても「通常の」マルチメディアメッセージとしてあとで処理されない、ということである。リスト5による例の場合、複数のマルチメディアメッセージ多重要素を1つのマルチメディアメッセージを用いて同時に伝達することもできる。
リスト3,4,5による例において付加的なマルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールド"C-P: ad/1"は、それがマルチメディアメッセージ多重要素であることを指示しており、さらに一義的な識別番号も指示し、それによってあとで一義的にそれに参照可能となる。
Figure 2006514511
Figure 2006514511
Figure 2006514511
リスト6にはやはり周知のマルチメディアメッセージが示されている。
リスト7には、すでに移動無線機器に格納されているマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに新たに挿入する代わりに、MMS RSが付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールド"X-MMS-InsertMM Element :ad/1"を挿入する様子が示されている。
リスト8に示されているようにこれに基づきMMS UAは、"ad/1"により参照づけられたマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する必要があり、そのあとでこれを後続処理できる、という情報を有している。
次に、図2〜図9について詳しく説明する。以下の実施形態では、同一の参照符号は同じ意味をもっている。
図2には、ヘッダフィールド(ヘッダ Header)Hと2つのMM要素T(テキスト Text)TとV(ビデオデータ Videodata)とをもつマルチメディアメッセージが示されている。MMS RSは参照符号1のところでマルチメディアメッセージMMを取得し、MM要素ヘッダフィールド"C-P: ad/1"を広告メッセージとしてマルチメディアメッセージMMに挿入する。変更されたこのMMは、参照符号2において移動局MSのMMS UAに転送される。
図3には、MMS RSがMM要素ヘッダフィールド"C-P: ad/1"をもつ付加的なMM多重要素Wを広告メッセージとしてMMに挿入した後、変更されたマルチメディアメッセージMMが移動局MSのMMS UAに転送される様子が、参照符号3として示されている。ついで参照符号4のところで、広告メッセージWをもつMM多重要素が新たなMM要素ヘッダフィールド"C-P: ad/1"に基づき、MMS UAにより移動局MSの記憶媒体SMに参照子"ad/1"を用いて格納される。
図4には、MMS RSが付加的なMMヘッダフィールド"I-E: ad/1"を挿入した後、変更されたマルチメディアメッセージMMが移動局MSのMMS UAへ転送される様子が、参照符号5として示されている。そしてこの新たなMMヘッダフィールドに基づきMMS UAは、参照子"ad/1"を用いて記憶媒体SMからMM多重要素を読み出し、ついでそれをマルチメディアメッセージMMへ挿入する。
図5には、MMS RSがMM要素ヘッダフィールド"C-P: ad/1"を有する付加的なMM多重要素WをマルチメディアメッセージMMに挿入する様子が示されている。参照符号8のところでMMSはすべてのヘッダのコピーを(U)SATに引き渡し、これに基づき(U)SATはMM要素ヘッダフィールド"C-P: ad/1"を見つけ出す。これに従い(U)SATはMMS UAに対し参照符号9のところで、対応するMM多重要素を移動局MSにおける利用可能な記憶媒体SMに参照符号"ad/1"を用いて参照符号10のように記憶するよう要求する。
図6には、MMS RSが付加的なMM要素ヘッダフィールド"I-E: ad/1"をマルチメディアメッセージMMに挿入する様子が示されている。MMS UAは参照符号12のところで、すべてのヘッダのコピーを(U)SATへ引き渡す。(U)SATはこれに基づき、MMヘッダフィールド"I-E: ad/1"を見つけ出す。しがたって(U)SATはMMS UAに対し参照符号13のところで、対応するMM多重要素"ad/1"を記憶媒体SMから読み出して、参照符号14として示されているように対応するMM多重要素をマルチメディアメッセージMMへ挿入するよう要求する。
図7には、MM要素ヘッダフィールド"C-P: ad/1"をもつ付加的なMM多重要素Wを、MMS RSによりマルチメディアメッセージMMに挿入する様子が示されている。MMS UAは参照符号16のところで、マルチメディアメッセージMM全体のコピーを(U)SATへ引き渡す。これに基づき(U)SATは、MM要素ヘッダフィールド"C-P: ad/1"を見つけ出す。したがってUSATは参照符号17として示されているように、対応するMM多重要素を参照符号"ad/1を用いてUICCに格納する。その後、MMS UAはマルチメディアメッセージMMを用いて後続処理を行うことができる。
図8には、MMS RSによる付加的なMMヘッダフィールド"I-E: ad/1"の挿入について示されている。MMS UAは参照符号19のところで、マルチメディアメッセージMM全体をUSATに引き渡す。(U)SATはこれに基づき、MMヘッダフィールド"I-E: ad/1"を見つけ出す。したがってUSATは対応するMM多重要素"ad/1"をUICCから読み出し(参照符号20)、対応するMM多重要素をマルチメディアメッセージMMに挿入し、変更されたマルチメディアメッセージMMを参照符号21として示されているようにMMS UAへ送り戻す。その後、MMS UAはマルチメディアメッセージMMを用いて後続処理を行うことができる。
最後に図9には、MMS UAがMM多重要素VISたとえばビジットカード(visiting card)をマルチメディアメッセージMMへ挿入する様子が、参照符号40として示されている。その後、MMS UAは変更されたマルチメディアメッセージMMをメッセージ41を介してMMS RSへ伝達する。
3GPPによるMMSネットワークアーキテクチャについて示す図 マルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図 マルチメディアメッセージ要素ヘッダフィールドをもつマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図 付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドをもつマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図 付加的なマルチメディアメッセージ多重要素をもつマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図 付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドをもつマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図 付加的なマルチメディアメッセージ多重要素の挿入を伴うマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図 付加的なマルチメディアメッセージヘッダフィールドの挿入を伴うマルチメディアメッセージの伝送に関する実施例を示す図 マルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する実施例を示す図

Claims (32)

  1. 少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入する方法において、
    少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をネットワーク要素(MMS RS)から移動局(MS)へ送信するステップと、
    第1のマルチメディアメッセージを前記ネットワーク要素(MMS RS)から前記移動局(MS)へ送信するステップと、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素を該第1のマルチメディアメッセージに挿入するステップ
    が設けられていることを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法において、
    前記挿入を移動局(MS)において行うことを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2記載の方法において、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素を1回だけネットワーク要素(MMS RS)から移動局(MS)へ送信し、複数のマルチメディアメッセージに挿入することを特徴とする方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の方法において、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素を送信される前記第1のマルチメディアメッセージに収容することを特徴とする方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の方法において、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素を送信される第2のマルチメディアメッセージに収容することを特徴とする方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の方法において、
    複数のマルチメディアメッセージ多重要素を1つのマルチメディアメッセージ内でネットワーク要素(MMS RS)から移動局(MS)へ送信することを特徴とする方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載の方法において、
    マルチメディアメッセージは、種々のマルチメディアメッセージ多重要素の判別を可能にする第1の情報フィールドを有していることを特徴とする方法。
  8. 請求項1から7のいずれか1項記載の方法において、
    マルチメディアメッセージは、1つのマルチメディアメッセージ多重要素を1つのメッセージグループに対応づけ可能にする第2の情報フィールドを有していることを特徴とする方法。
  9. 請求項7または8記載の方法において、
    前記マルチメディアメッセージの情報フィールドにおける情報を前記ネットワーク要素(MMS RS)において追加することを特徴とする方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項記載の方法において、
    マルチメディアメッセージは、該マルチメディアメッセージを移動局(MS)のユーザに呈示すべきか否かの情報を含む第3の情報フィールドを有していることを特徴とする方法。
  11. 請求項1から10のいずれか1項記載の方法において、
    マルチメディアメッセージ多重要素の記憶を移動局においてユーザ手段(MMS UA)により行うことを特徴とする方法。
  12. 請求項1から10のいずれか1項記載の方法において、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素の記憶を移動局においてアプリケーション手段(USAT)により組織化および/または実行することを特徴とする方法。
  13. 請求項1から12のいずれか1項記載の方法において、
    マルチメディアメッセージ多重要素がすでに移動局に格納されているならば、該移動局へ送信すべきマルチメディアメッセージ中に該マルチメディアメッセージ多重要素に対する参照子を挿入することを特徴とする方法。
  14. 請求項1から13のいずれか1項記載の方法において、
    マルチメディアメッセージ多重要素の挿入を移動局においてユーザ手段(MMS UA)により行うことを特徴とする方法。
  15. 請求項1から14のいずれか1項記載の方法において、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素の挿入を移動局においてアプリケーション手段(USAT)により組織化および/または実行することを特徴とする方法。
  16. 少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をマルチメディアメッセージに挿入するシステムにおいて、
    少なくとも1つのマルチメディアメッセージ多重要素をネットワーク要素(MMS RS)から移動局(MS)へ送信する手段と、
    第1のマルチメディアメッセージを前記ネットワーク要素(MMS RS)から前記移動局(MS)へ送信する手段と、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素を該第1のマルチメディアメッセージに挿入する手段
    が設けられていることを特徴とするシステム。
  17. 請求項16記載のシステムにおいて、
    前記移動局は自身の中で挿入を行うのに適していることを特徴とするシステム。
  18. 請求項16または17記載のシステムにおいて、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素を1回だけネットワーク要素(MMS RS)から移動局(MS)へ送信し、複数のマルチメディアメッセージに挿入するのに適していることを特徴とするシステム。
  19. 請求項16から18のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素は、送信される前記第1のマルチメディアメッセージに収容されていることを特徴とするシステム。
  20. 請求項16から19のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    前記マルチメディアメッセージ多重要素は、送信される前記第2のマルチメディアメッセージに収容されていることを特徴とするシステム。
  21. 請求項16から20のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    複数のマルチメディアメッセージ多重要素は1つのマルチメディアメッセージ内でネットワーク要素(MMS RS)から移動局(MS)へ送信するのに適していることを特徴とするシステム。
  22. 請求項16から21のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    マルチメディアメッセージは、種々のマルチメディアメッセージ多重要素の判別を可能にする第1の情報フィールドを有していることを特徴とするシステム。
  23. 請求項16から22のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    マルチメディアメッセージは、1つのマルチメディアメッセージ多重要素を1つのメッセージグループに対応づけ可能にする第2の情報フィールドを有していることを特徴とするシステム。
  24. 請求項22または23記載のシステムにおいて、
    前記マルチメディアメッセージの情報フィールドにおける情報を前記ネットワーク要素(MMS RS)において追加するのに適していることを特徴とするシステム。
  25. 請求項16から24のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    マルチメディアメッセージは、該マルチメディアメッセージを移動局(MS)のユーザに呈示すべきか否かの情報を含む第3の情報フィールドを有していることを特徴とするシステム。
  26. 請求項16から25のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    前記移動局は、マルチメディアメッセージ多重要素の記憶を行うユーザ手段(MMS UA)を有していることを特徴とするシステム。
  27. 請求項16から26のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    前記移動局は、マルチメディアメッセージ多重要素の記憶を組織化および/または実行するアプリケーション手段(USAT)を有していることを特徴とするシステム。
  28. 請求項16から27のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    マルチメディアメッセージ多重要素がすでに移動局に格納されているならば、該移動局へ送信すべきマルチメディアメッセージ中に該マルチメディアメッセージ多重要素に対する参照子を挿入するのに適していることを特徴とするシステム。
  29. 請求項16から28のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    前記移動局は、マルチメディアメッセージ多重要素の挿入を行うユーザ手段(MMS UA)を有していることを特徴とするシステム。
  30. 請求項16から26のいずれか1項記載のシステムにおいて、
    前記移動局は、マルチメディアメッセージ多重要素の挿入を組織化および/または実行するアプリケーション手段(USAT)を有していることを特徴とするシステム。
  31. 請求項1から15のいずれか1項記載の方法に使用する移動局。
  32. 請求項16から30のいずれか1項記載のシステムにおいて使用する移動局。
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