JP2006508394A - オーディオ信号の符号化 - Google Patents

オーディオ信号の符号化 Download PDF

Info

Publication number
JP2006508394A
JP2006508394A JP2004556597A JP2004556597A JP2006508394A JP 2006508394 A JP2006508394 A JP 2006508394A JP 2004556597 A JP2004556597 A JP 2004556597A JP 2004556597 A JP2004556597 A JP 2004556597A JP 2006508394 A JP2006508394 A JP 2006508394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
sinusoidal
track
audio
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004556597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4606171B2 (ja
Inventor
セー デン ブリンカー アルベルトゥス
イェー ゲリッツ アンドレアス
イェー スレイター ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JP2006508394A publication Critical patent/JP2006508394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4606171B2 publication Critical patent/JP4606171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/02Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using spectral analysis, e.g. transform vocoders or subband vocoders
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
    • G10L19/08Determination or coding of the excitation function; Determination or coding of the long-term prediction parameters
    • G10L19/093Determination or coding of the excitation function; Determination or coding of the long-term prediction parameters using sinusoidal excitation models

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

複数のシーケンシャルなセグメントの各々に対するサンプリングした信号値のそれぞれの組によって表わされるオーディオ信号の符号化を開示する。サンプリングした信号値を分析して(40)、複数のシーケンシャルなセグメントの各々に対する1つ以上の正弦波成分を決定する。正弦波成分を複数のシーケンシャなセグメントにわたってリンクさせて(42)、正弦波トラックとする。各正弦波トラックに対し、概して単調に変化する値からなる位相を決定し、且つ前記位相を表わす正弦波コードを含んでいる符号化したオーディオストリーム(γ)を生成する(46)。

Description

本発明は、オーディオ信号の符号化及び復号化に関する。
先ず図1を参照してパラメトリック符号化スキーム、特にPCT特許出願のWO01/69593号における正弦波コーダにつき説明する。このコーダでは、入力オーディオ信号x(t)を一般的に長さが20msの数個の(重複)セグメント又はフレームに分ける。各セグメントは過渡、正弦波及びノイズの成分に分解される。(入力オーディオ信号からは高調波複素成分のような他の成分を取り出すこともできるが、これらの成分は本発明の目的に関連するものではない。)
正弦波分析器130では、各セグメントに対する信号x2を、振幅、周波数及び位相パラメータによって表わされる多数の正弦波を用いてモデル化する。この情報は通常、フーリエ変換(FT)を行うことにより分析インターバル用に抽出され、フーリエ変換は周波数と;各周波数に対する振幅と;各位相が範囲{-π,π}内にある各周波数に対する位相と;を含む前記インターバルのスペクトル表現を提供する。一旦或るセグメントに対する正弦波情報を推定したら、トラッキングアルゴリズムを開始する。このアルゴリズムはコスト関数を用いて、セグメント対セグメント基準で正弦波情報を互いにリンクさせて、所謂トラックを得る。従って、トラッキングアルゴリズムは、或る特定の時刻に開始して、複数の時間セグメントにわたる所定量の時間の間展開し、そして停止する正弦波トラックを含む正弦波コードCを生成する。
このような正弦波符号化法では、通常エンコーダ内にて形成されるトラック用に周波数情報を伝送する。これは安価に行うことができる。その理由は、トラックの周波数は極めてゆっくり変化するものと定められ、従って、周波数情報は時間差分符号化により有効に伝送することができるからである。(一般に、振幅も時間とともに差分的に符号化することができる。)
周波数伝送に対比して、位相伝送は費用がかかると見做される。原理上、周波数が(ほぼ)一定である場合には、トラックセグメント指標の関数としての位相特性は(ほぼ)線形になる。しかしながら、位相情報を伝送する際には、その位相はフーリエ変換を行うので範囲{-π,π}内に制限される。この位相のモジュロ2π表現のために、位相の構造上のフレーム間関係が失われ、一見してホワイト確率変数(white stochastic variable)になると見て取れる。
しかしながら、位相は周波数を積分したものであるから、原理上、位相は伝送する必要がない。これは位相継続法(phase continuation)と称され、ビットレートを大いに低減させる。
位相継続法では、周波数だけを伝送し、デコーダにて位相と周波数との間の積分関係を活用することにより周波数データから位相を再生する。しかしながら、位相継続法を用いて位相を近似的にのみ再生し得ることは既知である。周波数の測定誤差のため、又は量子化ノイズのために周波数誤差が生じる場合には、積分関係を用いて再構成される位相は、例によってドリフト特性を有する誤差を呈することになる。これは、周波数誤差がほぼホワイトノイズ特性を有するからである。積分によって低周波誤差が増幅され、従ってこれにより再生される位相は、実際に測定した位相からそれる傾向にある。これが可聴アーチファクトをまねくことになる。
Figure 2006508394
従って、位相継続法では、再生位相は低周波信号を積分したものであるから、再生位相は低周波信号そのものであることは明らかである。しかしながら、この再構成処理で導入されるノイズの優勢範囲も斯かる低周波範囲にある。従って、符号化中に導入されるノイズnをフィルタリングする観点でこれらのソースを分離することは困難である。
本発明の目的はこのような問題を軽減することにある。
本発明によれば、請求項1に記載の方法が提供される。
Figure 2006508394
以下添付図面を参照して本発明の好適実施例を説明するに、ここに、同様なコンポーネントには同様な参照番号を付して示してあり、これらはことわらない限り同様な機能を果たすものとする。本発明の好適実施例では、エンコーダ1はPCT特許出願WO01/69593号の図1に記載されているタイプの正弦波コーダとする。この従来のコーダ及びその対応するデコーダの動作については前記PCT特許出願に詳しく記載されているので、ここでは本発明に関連することについてのみ説明する。
従来例及び本発明の好適実施例のいずれにおいても、オーディオコーダ1は、入力オーディオ信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングして、オーディオ信号をデジタル表現x(t)にする。次いで、コーダ1はサンプリングした入力信号を3つの成分、即ち、過渡信号成分と、持続確定的成分と、持続確率的成分に分離する。オーディオコーダ1は過渡コーダ11と、正弦波コーダ13と、ノイズコーダ14とを具えている。
過渡コーダ11は過渡検出器(TD)110、過渡分析器(TA)111及び過渡シンセサイザ(TS)112を具えている。先ず、信号x(t)は過渡信号検出器110に入る。この検出器110は、過渡信号成分が存在するかどうか、及びその位置を推定する。この情報は過渡分析器111に供給される。過渡信号成分の位置が決定される場合に、過渡分析器111は過渡信号成分(の主要部)の抽出を試みる。過渡分析器は形状関数を、好ましくは推定した開始位置にて開始する信号セグメントに整合させ、その形状関数下の内容を、例えば(少数の)正弦波成分を用いることにより決定する。この情報は過渡コードCに包含され、この過渡コードCの生成についてはPCT特許出願WO01/69593号にもっと詳しく記載されている。
過渡コードCは過渡シンセサイザ112に供給される。これにて合成された過渡信号成分は減算器16にて入力信号x(t)から差し引かれて、信号x1になる。利得制御機構GC(12)を用いて、信号x1から信号x2を発生させる。
信号x2は正弦波コーダ13に供給され、ここで信号x2は正弦波分析器(SA)130にて分析され、この分析器は(確定的)正弦波成分を決定する。従って、過渡分析器の存在が所望されるも、それは必ずしも必要ではなく、本発明は斯様な分析器がなくても実施することができる。或いはまた、前述したように、本発明は例えば高調波複素分析器と共に実施することもできる。
要するに、正弦波コーダは入力信号x2を、1つのフレームセグメントから次のフレームセグメントにまでリンクされる正弦波成分のトラックとして符号化する。そこで、図3aを参照するに、好適実施例でも従来と同じ方法で、入力信号x2の各セグメントをフーリエ変換(FT)ユニット40にて周波数ドメインに変換する。各セグメントに対し、FTユニットは、測定した振幅A、位相φ及び周波数ωを提供する。前述したように、フーリエ変換によって供給される位相の範囲は-π≦φ<πに制限される。トラッキングアルゴリズム(TA)ユニット42は、各セグメントに対する情報を取り、且つ適当なコスト関数を用いることにより、或るセグメントから次のセグメントまでの正弦波をリンクさせて、各トラックに対する測定位相φ(k)及び周波数ω(k)を発生する。
従来技術とは異なり、本発明によれば、分析器130により最終的に発生される正弦波コードCSが位相情報を含み、且つこの位相情報から周波数をデコーダにて再構成する。
しかしながら、上述したように、測定位相はモジュロ2π表現に限定される。従って、好適実施例における分析器は位相アンラッパー(phase unwrapper)(PU)44を具えており、これにてモジュロ2π位相表現をアンラップして、トラックに対する構成上のフレーム間位相特性ψを露呈させる。正弦波トラックにおける周波数はほぼ一定であるので、アンラップ位相ψが概して直線的に増加する(又は減少する)関数となり、これが安価な位相変換を可能にすることは明らかである。アンラップ位相ψは位相エンコーダ(PE)46に入力として与えられ、このエンコーダは伝送するのに適した表現レベルγを出力として供給する。
次いで、上述したような位相アンラッパー44の動作について言及するに、トラックに対する実位相ψ及び実周波数Ωは、Tを基準時刻とすると、次式の関係にある。
Figure 2006508394
フレームk=K,K+1...K+L-1における正弦波トラックは、測定周波数ω(k)(ラジアン/秒で表わされる)と測定位相φ(k)(ラジアンにて表わされる)とを有する。フレームの中心間の距離はU(秒で表わされる更新速度)によって与えられる。測定周波数は、ω(k)=Ω(kU)で想定した基礎となる連続時間周波数トラックのサンプルであると想定し、同様に、測定位相はφ(k)=ψ(kU)mod(2π)に関連する連続時間位相トラックψのサンプルとする。正弦波符号化の場合、Ωはほぼ一定の関数である見做される。
周波数がセグメント等式1内でほぼ一定であると見做すことは、次のように近似させることができる。即ち、
Figure 2006508394
従って、所与のセグメントに対する位相及び周波数と、次のセグメントに対する周波数とが分かれば、次のセグメントに対するアンラップされた位相値を推定でき、以下同様にしてトラックの各セグメントに対するそれぞれの位相値を推定し得ることは明らかである。
好適実施例では、位相アンラッパーによって瞬時kにおけるアンラップ係数m(k)を決定する。
ψ(kU)=φ(k)+m(k)2π 式3
アンラップ係数m(k)は、アンラップ位相を得るために加えなければならないサイクル数を位相アンラッパー44に命じる。
式2と式3を組み合わせて、位相アンラッパーによって増分アンラップ係数eを次のように決定する。
2πe(k)=2π{m(k)-m(k-1)}={ω(k)+ω(k-1)}U/2-{φ(k)-φ(k-1)}
ここで、eは整数とすべきである。しかしながら、測定及びモデル化誤差のために、増分アンラップ係数は正確な整数にはならず、従って、モデル化及び測定誤差が小さいものとすれば、次のようになる。
e(k)=round([{ω(k)+ω(k-1)}U/2-{φ(k)-φ(k-1)}]/(2π))
増分アンラップ係数eを持つことにより、式3からのm(k)は累積和として算出され、この場合に、一般的な損失がなければ、位相アンラッパーはm(K)=0の第1フレームで開始し、且つm(k)とφ(k)とから(アンラップ)位相ψ(kU)を決定する。
実際上、サンプリングしたデータψ(kU)及びΩ(kU)は測定誤差によってゆがめられる。
φ(k)=ψ(kU)+ε(k),
ω(k)=Ω(kU)+ε(k)
ここに、ε及びεはそれぞれ位相及び周波数誤差である。アンラップ係数の決定があいまいにならないようにするために、測定データは十分な精度で決定する必要がある。従って、好適実施例では、トラッキングを次のように制限する。
δ(k)=e(k)-[{ω(k)+ω(k-1)}U/2-{φ(k)-φ(k-1)}]/(2π)<δ
ここに、δは丸め演算における誤差である。この誤差δは、主としてUでの乗算に因るωの誤差によって決定される。ωは、入力信号をサンプリング周波数Fでサンプリングしたものからのフーリエ変換の絶対値の最高値により決定され、且つフーリエ変換の解は、分析サイズLで2π/Lであるとする。当面の境界内の値にするためには、L/U=δにする。
このことは、アンラッピングを正確にするために、分析サイズを更新サイズよりも数倍大きくすべきであることを意味し、例えば、δ=1/4に設定するには、分析サイズを(位相測定における誤差εIを無視して)更新サイズの4倍にすべきであることを意味する。
丸め演算における判定誤差をなくすために採ることのできる第2の予防策は、トラックを適切に規定することである。トラッキングユニット42では、例によって振幅及び周波数差を考慮することにより正弦波トラックを規定する。さらに、リンキング基準における位相情報を考慮することもできる。例えば、位相予測誤差εを次式、
Figure 2006508394
Figure 2006508394
従って、好ましくは、トラッキングユニット42によって、εが所定値よりも大きい(例えば、ε>π/2)トラックを禁止して、e(k)を明確に規定する。
さらに、エンコーダはデコーダにて利用し得るような位相及び周波数を算出することができる。デコーダにて利用できることになる位相又は周波数が、エンコーダに存在するような位相及び/又は周波数とあまりにも相違する場合には、トラックを中断させる判定をし、即ちトラックの終わりを知らせて、現行の周波数及び位相と、それらのリンクさせた正弦データとを用いて新規のトラックをスタートさせることができる。
位相アンラッパー(PU)44によって発生されたサンプリングしたアンラップ位相ψ(kU)は位相エンコーダ(PE)46に入力として供給され、表現レベルの組γを発生する。アンラップ位相の如き、おおむね単調に変化する特性を有効に伝送する技術は既知である。好適実施例の図3bでは、適応差分パルス符号変調(ADPCM)を用いる。ここでは、予測器(PF)48を用いて次のトラックセグメントの位相を推定して、その位相差だけを量子化器(Q)50にて符号化する。ψは単純化のためにほぼ線形関数にすることが期待されるから、予測器48は、xを入力とし、yを出力とする場合に、次式の態様の二次フィルタとして選定する。
y(k+1)=2x(k)-x(k-1)
しかしながら、他の関数関係(高次の関係を含む)とし、且つフィルタ係数のアダプティブな(後方又は前方)適合を含めることもできることは明らかである。好適実施例では、量子化器50の制御を簡単にするために、後方適応制御機構(QC)52を用いる。前方適応制御を同様に用いることもできるが、余分のビットレートオーバヘッドを必要とする。
明らかなように、トラック用のエンコーダ(及びでコーダ)の初期化は、開始位相φ(0)と周波数ω(0)を認識して開始する。これらは別のメカニズムによって量子化され、且つ伝送される。さらに、エンコーダの量子化コントローラ52及びデコーダにおける図5bの対応するコントローラ62にて用いられる初期量子化ステップは、エンコーダ及びデコーダの双方に所定値を伝送したり、或いはこれらの双方にて所定値を設定したりする。最後に、トラックの終端は、別のサイドストリームにて知らせるか、又は位相のビットストリームにて独特のシンボルとして知らせることができる。
正弦波コーダで生成された正弦波コードCSからは、デコーダの正弦波シンセサイザ(SS)32につき説明するのと同じ方法で、正弦波信号成分が正弦波シンセサイザ(SS)131により再構成される。この信号は減算器17にて正弦波コーダ13への入力x2から差し引かれ、残存信号x3が得られる。減算器17によって発生された残存信号x3は、好適実施例のノイズ分析器14に供給され、この分析器は、例えばPCT特許出願PCT/EP00/04599号に記載されているように、斯かるノイズを表わすノイズコードCNを発生する。
最後に、マルチプレクサ15にて、それぞれのコードCT、CS及びCNを含むオーディオストリームASを構成する。オーディオストリームASは、例えばデータバス、アンテナ系、記憶媒体等に供給される。
図4は、例えば図1のエンコーダ1によって生成され、データバス、アンテナ系、記憶媒体等から得られるオーディオストリームAS’を復号化するのに好適なオーディオプレーヤ3を示す。オーディオストリームAS’は、コードCT、CS及びCNを得るためにデ-マルチプレクサ30にて多重分離される。これらのコードは、過渡シンセサイザ31、正弦波シンセサイザ32及びノイズシンセサイザ33にそれぞれ供給される。過渡コードCTからは過渡シンセサイザ31にて過渡信号成分を算出する。過渡コードが形状関数を示す場合には、受信したパラメータに基づいて形状を算出する。さらに、正弦波成分の周波数及び振幅に基づいて形状内容を算出する。過渡コードCTがステップを示す場合には、過渡信号成分は算出されない。総合過渡信号yTは全過渡信号の和である。
Figure 2006508394
Figure 2006508394
Figure 2006508394
信号の正弦波成分を合成するのと同時に、ノイズコードCがノイズシンセサイザNS33に供給され、このシンセサイザは主として、ノイズのスペクトルに近似する周波数応答を有するフィルタとする。NS33は、ノイズコードCでホワイトノイズ信号をフィルタリングすることにより再構成ノイズyを生成する。総信号y(t)は、正弦波信号ySとノイズ信号yNとの和と、任意の振幅減圧分(g)との積と、過渡信号yTとの和からなる。この総信号は出力ユニット35、例えばスピーカに供給される。
図6は、図1に示したようなオーディオコーダ1と、図4に示したようなオーディオプレーヤ3とを具えている本発明によるオーディオシステムを示す。このようなシステムは特定なものをプレイしたり、記録したりするのに供する。オーディオストリームASは、オーディオコーダから通信チャネル2を介してオーディオプレーヤに供給され、この通信チャネルはワイヤレスのコネクション、データバス、又は記憶媒体とすることができる。通信チャネルを記憶媒体とする場合には、この記憶媒体をシステムに固定させることも、また取り外し可能なディスク、メモリスティックとすることもできる。通信チャネル2はオーディオシステムの一部とすることができるが、オーディオシステムの外部に設けることもよくある。
本発明の実施例を実践するオーディオコーダを示す図である。 a及びbは、それぞれ従来システムにおける位相と周波数との関係及び本発明によるオーディオシステムにおける位相と周波数との関係を示した図である。 a及びbは、図1のオーディオコーダにおける正弦波分析器の好適例及び該好適例における位相エンコーダの好適例をそれぞれ示す図である。 本発明の実施例を実践するオーディオプレーヤを示す図である。 a及びbは、図4のオーディオプレーヤにおける正弦波シンセサイザの好適例及びこのシンセサイザにおける位相でコーダの好適例を示す図である。 本発明によるオーディオコーダ及びオーディオプレーヤを具えているシステムを示す図である。

Claims (16)

  1. オーディオ信号を符号化する方法であって、
    複数のシーケンシャルなセグメントの各々に対して、サンプリングした信号値のそれぞれの組を用立てるステップと;
    前記サンプリングした信号値を分析して、複数のシーケンシャルなセグメントの各々に対する1つ以上の正弦波成分を決定するステップと;
    複数のシーケンシャルなセグメントにわたる正弦波成分をリンクさせて、正弦波トラックとするステップと;
    各正弦波トラックに対して、概して単調に変化する値を含んでいる位相を決定するステップと;
    前記位相を表わす正弦波コードを含んでいる符号化オーディオストリームを生成するオーディオストリーム生成ステップと;
    を具えているオーディオ信号符号化方法。
  2. 各リンクしたセグメントの位相値が、先のセグメントに対する周波数と、前記リンクしたセグメントの周波数との積分と;先のセグメントの位相;との関数として決定される請求項1記載の方法。
  3. 前記正弦波成分が、周波数値と;範囲{-π,π}内の位相値と;を含む請求項1記載の方法。
  4. 前記オーディオストリーム生成ステップが、
    セグメントに対する位相値を、少なくとも先のセグメントに対する位相の関数として予測する予測ステップと;
    前記正弦波コードを前記位相に対して予測した値と、前記セグメントに対する測定位相との関数として量子化するステップと;
    を具えている請求項1記載の方法。
  5. 各トラックに対する前記正弦波コードが初期の位相及び周波数を含み、且つ前記予測ステップが前記初期の位相及び周波数を用いて最初の予測を行う請求項4記載の方法。
  6. 前記オーディオストリーム生成ステップが、前記量子化ステップを前記量子化正弦波コードの関数として制御するステップを具えている請求項4記載の方法。
  7. 各トラックに対する前記正弦波コードが初期量子化ステップを含む請求項6記載の方法。
  8. 前記正弦波コードがトラックの終端の標識を含む請求項1記載の方法。
  9. 前記正弦波コードを用いて前記正弦波成分を合成するステップ;
    前記サンプリングした信号値から前記合成した信号値を差し引いて、前記オーディオ信号の残余成分を表わす値の組を供給するステップ;
    パラメータを決めることにより前記オーディオ信号の残余成分をモデル化し、前記残余成分を概算するステップ;及び
    前記パラメータを前記オーディオストリームに含めるステップ;
    も具えている請求項1記載の方法。
  10. 前記サンプリングした信号値が、過渡成分を除去してあるオーディオ信号を表わす請求項1記載の方法。
  11. オーディオストリームを復号化する方法であって、
    リンクした正弦波成分の各トラックに対する位相を表わす正弦波コードを含んでいる符号化オーディオストリームを読取るステップと;
    各トラックに対し、前記位相を表わす前記正弦波コードからほぼ単調に変化する値を生成するステップと;
    前記生成した値をフィルタリングして、トラックに対する周波数を推定するフィルタリングステップと;
    前記生成値及び前記推定周波数値を用いて、前記オーディオ信号の前記正弦波成分を合成するステップと;
    を具えているオーディオストリーム復号化方法。
  12. オーディオ信号の複数のシーケンシャルなセグメントの各々に対してサンプリングしたそれぞれの信号値の組を処理すべく配置したオーディオコーダであって、
    前記サンプリングしたそれぞれの信号値を分析して、前記複数のシーケンシャルなセグメントの各々に対する1つ以上の正弦波成分を決定するための分析器と;
    複数のシーケンシャルなセグメントにわたって正弦波成分をリンクして、正弦波トラックを提供するリンカーと;
    各正弦波トラックに対して、概して単調に変化する値からなる位相を決定するための位相アンラッパーと;
    前記位相を表わす正弦波コードを含む符号化オーディオストリームを供給する位相エンコーダと;
    を具えているオーディオコーダ。
  13. リンクした正弦波成分の各トラックに対する位相を表わす正弦波コードを含んでいる符号化したオーディオストリームを読取る手段と;
    各トラックに対し、前記位相を表わす前記正弦波コードから概して単調に変化する値を決定するための位相アンラッパーと;
    前記単調に変化する値をフィルタリングして、トラックに対する周波数を推定するフィルタと;
    前記単調に変化する値及び前記周波数推定値を用いて、前記オーディオ信号の前記正弦波成分を合成すべく配置したシンセサイザと;
    を具えているオーディオプレーヤ。
  14. 請求項12記載のオーディオコーダ及び請求項13記載のオーディオプレーヤを具えているオーディオシステム。
  15. オーディオ信号のリンクした正弦波成分のトラックを表わす正弦波コードからなるオーディオストリームであって、前記コードが、リンクした正弦波成分の各トラックに対する位相に対応する概して単調に変化する値を表わす、オーディオストリーム。
  16. 請求項15記載のオーディオストリームが記憶された記憶媒体。
JP2004556597A 2002-11-29 2003-11-06 オーディオデコーダ、オーディオプレーヤ、オーディオシステム、符号化方法及び復号化方法 Expired - Fee Related JP4606171B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02080002 2002-11-29
PCT/IB2003/005019 WO2004051627A1 (en) 2002-11-29 2003-11-06 Audio coding

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006508394A true JP2006508394A (ja) 2006-03-09
JP4606171B2 JP4606171B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=32405734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004556597A Expired - Fee Related JP4606171B2 (ja) 2002-11-29 2003-11-06 オーディオデコーダ、オーディオプレーヤ、オーディオシステム、符号化方法及び復号化方法

Country Status (14)

Country Link
US (1) US7664633B2 (ja)
EP (1) EP1568012B1 (ja)
JP (1) JP4606171B2 (ja)
KR (1) KR101016995B1 (ja)
CN (1) CN100559467C (ja)
AT (1) ATE381092T1 (ja)
AU (1) AU2003274617A1 (ja)
BR (1) BR0316663A (ja)
DE (1) DE60318102T2 (ja)
ES (1) ES2298568T3 (ja)
MX (1) MXPA05005601A (ja)
PL (1) PL376861A1 (ja)
RU (1) RU2353980C2 (ja)
WO (1) WO2004051627A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1846253B (zh) * 2003-09-05 2010-06-16 皇家飞利浦电子股份有限公司 低比特率音频编码
CN1867969B (zh) 2003-10-13 2010-06-16 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于对音频信号进行编码或解码的方法和设备
KR101393298B1 (ko) * 2006-07-08 2014-05-12 삼성전자주식회사 적응적 부호화/복호화 방법 및 장치
KR20080073925A (ko) * 2007-02-07 2008-08-12 삼성전자주식회사 파라메트릭 부호화된 오디오 신호를 복호화하는 방법 및장치
KR101080421B1 (ko) * 2007-03-16 2011-11-04 삼성전자주식회사 정현파 오디오 코딩 방법 및 장치
KR101410230B1 (ko) * 2007-08-17 2014-06-20 삼성전자주식회사 종지 정현파 신호와 일반적인 연속 정현파 신호를 다른방식으로 처리하는 오디오 신호 인코딩 방법 및 장치와오디오 신호 디코딩 방법 및 장치
KR101410229B1 (ko) * 2007-08-20 2014-06-23 삼성전자주식회사 오디오 신호의 연속 정현파 신호 정보를 인코딩하는 방법및 장치와 디코딩 방법 및 장치
KR101425354B1 (ko) * 2007-08-28 2014-08-06 삼성전자주식회사 오디오 신호의 연속 정현파 신호를 인코딩하는 방법 및장치와 디코딩 방법 및 장치
CA3027803C (en) * 2010-07-19 2020-04-07 Dolby International Ab Processing of audio signals during high frequency reconstruction
JP5752324B2 (ja) * 2011-07-07 2015-07-22 ニュアンス コミュニケーションズ, インコーポレイテッド 雑音の入った音声信号中のインパルス性干渉の単一チャネル抑制
PL232466B1 (pl) 2015-01-19 2019-06-28 Zylia Spolka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia Sposób kodowania, sposób dekodowania, koder oraz dekoder sygnału audio
US10957331B2 (en) 2018-12-17 2021-03-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Phase reconstruction in a speech decoder
US10847172B2 (en) 2018-12-17 2020-11-24 Microsoft Technology Licensing, Llc Phase quantization in a speech encoder

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11224099A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Sony Corp 位相量子化装置及び方法
JP2001228898A (ja) * 1987-04-02 2001-08-24 Massachusetts Inst Of Technol <Mit> 音響波形のコード化方式
JP2003536112A (ja) * 2000-06-20 2003-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 正弦波符号化

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4151471A (en) * 1977-11-04 1979-04-24 Burns Richard C System for reducing noise transients
US4937873A (en) * 1985-03-18 1990-06-26 Massachusetts Institute Of Technology Computationally efficient sine wave synthesis for acoustic waveform processing
US5054072A (en) * 1987-04-02 1991-10-01 Massachusetts Institute Of Technology Coding of acoustic waveforms
US5179626A (en) * 1988-04-08 1993-01-12 At&T Bell Laboratories Harmonic speech coding arrangement where a set of parameters for a continuous magnitude spectrum is determined by a speech analyzer and the parameters are used by a synthesizer to determine a spectrum which is used to determine senusoids for synthesis
US5119397A (en) * 1990-04-26 1992-06-02 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Combined analog and digital cellular telephone system having a secondary set of control channels
DE69428030T2 (de) * 1993-06-30 2002-05-29 Sony Corp Digitales signalkodierungsgerät, dazugehöriges dekodiergerät und aufzeichnungsträger
US5602959A (en) * 1994-12-05 1997-02-11 Motorola, Inc. Method and apparatus for characterization and reconstruction of speech excitation waveforms
US5646961A (en) * 1994-12-30 1997-07-08 Lucent Technologies Inc. Method for noise weighting filtering
US5727119A (en) * 1995-03-27 1998-03-10 Dolby Laboratories Licensing Corporation Method and apparatus for efficient implementation of single-sideband filter banks providing accurate measures of spectral magnitude and phase
US5710863A (en) * 1995-09-19 1998-01-20 Chen; Juin-Hwey Speech signal quantization using human auditory models in predictive coding systems
US5893057A (en) * 1995-10-24 1999-04-06 Ricoh Company Ltd. Voice-based verification and identification methods and systems
US5796842A (en) * 1996-06-07 1998-08-18 That Corporation BTSC encoder
JP2000515992A (ja) * 1996-07-30 2000-11-28 ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー 言語コーディング
US7295752B1 (en) * 1997-08-14 2007-11-13 Virage, Inc. Video cataloger system with audio track extraction
US6496797B1 (en) * 1999-04-01 2002-12-17 Lg Electronics Inc. Apparatus and method of speech coding and decoding using multiple frames
US7039581B1 (en) * 1999-09-22 2006-05-02 Texas Instruments Incorporated Hybrid speed coding and system
ATE369600T1 (de) 2000-03-15 2007-08-15 Koninkl Philips Electronics Nv Laguerre funktion für audiokodierung
JP2004518162A (ja) * 2001-01-16 2004-06-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ パラメトリック符号化における信号成分の連結
DE60142800D1 (de) * 2001-03-28 2010-09-23 Mitsubishi Electric Corp Rauschunterdrücker
US7184951B2 (en) * 2002-02-15 2007-02-27 Radiodetection Limted Methods and systems for generating phase-derivative sound
CN1846253B (zh) * 2003-09-05 2010-06-16 皇家飞利浦电子股份有限公司 低比特率音频编码
TWI253625B (en) * 2004-04-06 2006-04-21 I-Shun Huang Signal-processing system and method thereof

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001228898A (ja) * 1987-04-02 2001-08-24 Massachusetts Inst Of Technol <Mit> 音響波形のコード化方式
JPH11224099A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Sony Corp 位相量子化装置及び方法
JP2003536112A (ja) * 2000-06-20 2003-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 正弦波符号化

Also Published As

Publication number Publication date
RU2353980C2 (ru) 2009-04-27
BR0316663A (pt) 2005-10-11
ES2298568T3 (es) 2008-05-16
KR101016995B1 (ko) 2011-02-28
RU2005120380A (ru) 2006-01-20
CN100559467C (zh) 2009-11-11
CN1717719A (zh) 2006-01-04
EP1568012B1 (en) 2007-12-12
EP1568012A1 (en) 2005-08-31
KR20050086871A (ko) 2005-08-30
WO2004051627A1 (en) 2004-06-17
ATE381092T1 (de) 2007-12-15
JP4606171B2 (ja) 2011-01-05
AU2003274617A8 (en) 2004-06-23
AU2003274617A1 (en) 2004-06-23
US20060036431A1 (en) 2006-02-16
DE60318102D1 (de) 2008-01-24
PL376861A1 (pl) 2006-01-09
MXPA05005601A (es) 2005-07-26
US7664633B2 (en) 2010-02-16
DE60318102T2 (de) 2008-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8843798B2 (en) Frame error concealment method and apparatus and decoding method and apparatus using the same
JP4606171B2 (ja) オーディオデコーダ、オーディオプレーヤ、オーディオシステム、符号化方法及び復号化方法
US7640156B2 (en) Low bit-rate audio encoding
US7596490B2 (en) Low bit-rate audio encoding
JP2011203752A (ja) オーディオ符号化方法及び装置
JP2004538502A (ja) オーディオ信号の編集
US8392177B2 (en) Method and apparatus for frequency encoding, and method and apparatus for frequency decoding
US20060009967A1 (en) Sinusoidal audio coding with phase updates
KR20200083565A (ko) 피치 지연 선택
KR20070019650A (ko) 오디오 인코딩

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061106

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4606171

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees