JP2006506760A - データ記憶システム用のギャップ充填ブロック付き巻き取りハブを有するテープ装填装置及び方法 - Google Patents

データ記憶システム用のギャップ充填ブロック付き巻き取りハブを有するテープ装填装置及び方法 Download PDF

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Abstract

読み取り/書き込み記録装置用の巻き取り機構が、テープ媒体を巻き取る外周面42を有するハブ40を備えている。該外周面には切欠き44が形成され、受容ブロック46が突出位置と引っ込み位置との間を往復動可能である。引っ込められた場合、受容ブロックの端面94はハブの外周面と整合し、テープ用の滑らかな巻き取り面が形成される。受容ブロックはベイ48を有し、該ベイは、受容ブロックの引っ込み時にリーダーブロックがハブ内に収容されるように、リーダーブロックをテープに係止できる寸法にされている。テープをハブに巻き取るには、回転可能なドライブ装置がハブを回転させる。この機構は、読み取り/書き込みヘッドを含む読み取り/書き込み装置に組み込まれており、搬送中にテープを支持するには支承部材が、装置内でテープを通すためには装着組み立て体が組み込まれている。

Description

本発明は、広くはテープ媒体に対しデータの記憶又は検索を行う装置に関するものである。より具体的には、本発明は、テープ送り装置の巻き取りハブに関するものである。本発明は、特に、読み取り/書き込み装置内でテープ媒体を巻き取る滑らかで円筒形の巻き取り面を備えた巻き取りハブ及び巻き取り方法に関するものである。
コンピュータの出現は、既に人間の社会に大きな影響を与え、処理技術の影響力が増すことが予想される。実際、情報を記憶させ後で検索する必要性は、現在、累乗的に高まっている。したがって、オンラインの用途や記録保管目的双方のために、データを記憶する種々の装置が開発されている。
オンライン処理で容易にデータを手にすることが要求される場合、磁気ディスク記憶アレイの出現により有意の改善が得られた。その場合、1個以上の磁気ディスクが備えられ、読み取り/書き込み記録ヘッドが、ディスクへの情報の記録や、コンピュータによる情報又はデータの検索に使用される。該磁気ディスクアレイに記憶されたデータの密度を増す能力も、有意に高められた。オンラインデータ用のデータ密度を高めるために、光ディスクも開発された。これらのデバイスは、極めて短い波長によりデータを記録するので、この技術により、より高い密度が得られる。光ディスクに記憶された情報又はデータを読み取るにはレーザ光が用いられる。
コンピュータの初期のころ、まだ磁気ディスクや光ディスクが出現する以前には、データは、通常、オープン・リールテープや後にはカセット・テープ等の磁気テープに記憶された。磁気テープ記憶デバイスには、磁気コイルがトランスジューサとして使用され、磁気フィルムの可動バンドに磁気的にデータをインプリントすることにも使用される。フィルムがトランスジューサを横切ると、データは、読み取られ、コプロセッサへ再入力される。磁気テープは、多数回、消去と書き込みが可能であり、低価格という利点を有している。
磁気テープは、迅速なアクセスがあまり重要ではなく、費用がかけられない場合には、依然としてデータ保管の有用なフォーマットである。しかし、大量のデータを保管せねばならない場合、これらのテープは、多量のデータを記憶するのに要する物理的に多数のテープのために、かさ高になる。もちろん、データを記憶するそれらのテープの容量は、テープ幅を横切って独立的に配置される「トラック」数に左右される。
磁気テープフィルムに迅速にデータを書き込む能力と、フィルムから読み取るべきデータを呼び出す能力とは、2つの変数の関数である。すなわち(1)記憶密度と(2)テープ媒体がトランスジューサを横切って送られ、かつ正確に読み取り/書き込みを行う速度とである。したがって、例えばテープの単一ストリップ上で9トラックのデータを読み取り/書き込み可能な磁気テープ読み取り/書き込みシステムは、2トラックのみのシステムの4倍半のデータ量を保持できる。
したがって、データ記憶用磁気テープの能力を高める努力は、事実上、磁気テープのバンド上に書き込み可能なトラック数を増加させる努力を含んでいる。当初、保管リールと巻き取りリール間でのテープ送り速度は、比較的低速だった。テープパックの両側に面が形成されるようにテープ層の縁部を揃えることは、特に重要ではなかった。テープの重なる層の縁部は、互いに僅かにずれていてもよく、つまり「不揃いに巻き付け」られてもよかった。その後、テープを巻き取りリールに巻き付け又は巻き取る速度は、劇的に高くなった。このことは、特に、電子式の情報記憶分野で著しく、その場合、データの記憶には、磁気テープ又は「フィルム」又は光テープが、オンラインでの使用にも保存目的にも用いられる。
前記システムでは、テープ保管リールは、フランジ付きかフランジ無し(例えばカートリッジに使用される)を問わず、使用時に器械に装着される。装着組み立て体が、テープの自由端に係止され、器械内を通過する。通常、テープは、空気支承部を横切って通され、トランスジューサを通過し、巻き取りリール又は巻き取りハブに巻き取られる。その場合、情報の書き込みや検索がなされるように、テープ長さが器械内を搬送される。この処理のさい、テープ長さは、巻き取りリール上又はハブ上に送られる。リール又はハブは、カートリッジ内に含まれて器械自体の一部であるか、又は器械に着脱される。器械内を搬送されてから、テープは、保管リールに再巻き付けされ、器械から取り外される。
1998年7月7日付けで交付された本発明人の以前の米国特許第5,777,823号で説明したように、送り方向で移動するテープの側縁部は、デイタム(datum)と呼ばれる基準面に沿って正しく整合され、その結果、データはテープ媒体に正確に入力又はテープ媒体から検索される。送り時のテープの支持は、したがって重要であり、通常、案内ローラ、空気支承部、技術上公知の類似物が使用される。改良型の空気支承部は、米国特許第5,777,823号及び2002年4月26日提出の米国特許出願第10/111,728号(優先権日付1999年10月28日)の客体であり、それらの開示は、ここに引用することにより本明細書に取り入れられるものである。読み取り/書き込みヘッドは正確に位置決め可能であることも重要である。そのような位置決めのための代表的な構成は、米国特許第6,078,478号に示されており、その開示は、ここに引用することで本明細書に取り入れられるものである。
巻き取りリールは、通常、環状フランジ付きの、テープ幅より幾分幅の広い中心ハブを有するように構成される。また、テープ媒体の巻き取りにフランジなしのハブを使用することも知られている。いずれの場合も、ハブは中心の巻き取り軸線を中心として回転し、テープ長さがハブの周囲に巻き付けられる。このように巻きつけられる結果、テープパックとなり、半径方向にテープの連続する層が形成される。テープの縁部は、概して巻き取り軸線と直角の平面に沿って両側に1対の面を形成する。該テープパックの幅は、したがって両側の面の間隔によって形成される。フランジ付きリールのフランジは、テープパックを保護する意図のものである。
テープの送り速度が高まるにつれて、「ばらばら巻き」(scatterwind)とも「横ずれ巻き」(stagger−wrap)とも呼ばれる問題が生じる。テープが高速でハブに巻き取られる場合、風を巻き起こす。つまり、テープに隣接する空気の境界層内の空気がテープパック内へ吹き込み、送られてくる層と既にテープパックとなっている層との間に閉じ込められる。この空気の先細のくさびの幾ばくかが、テープパックとテープ進入層(又は送出層)との間の接触点である「急曲部」(nip)のところで横方向に移動する。テープパックが次いで停止せしめられると、すべての隣接テープが直接接触するまで、渦状空気のクッションが吐き出されて、パック半径が減少する。そうすると、複数層が、互いに横方向にずれる結果、かなりの量のずれた巻き体を有するテープパックが生じる。ずれた巻き体は、テープの側縁部の整合が読み取り/書き込みトランスジューサに重大な影響を及ぼす工業分野では問題となる。テープパックがかなりの量のずれ巻き体を有する場合、この巻き体のずれが、ハブ又はリールから繰り出されるさい、進行するテープ層を介して伝播する。これによって、データの読み取り又は書き込みのいずれかにエラーが発生する。したがって、ハブに巻き付けられるさい、進入するテープ層の見当を案内することで、テープパックを形成する複数層の不整合を防止するのが望ましい。「横ずれ巻き」の問題は、2000年7月12日付けで提出された米国特許出願第09/614,575号に記載されている。
多くのテープドライブは、記録及び読み取り置に着脱可能なカートリッジを使用している。これらのカートリッジは、通常、テープ媒体のスプールを内包し、該テープ媒体上に情報が記憶される。テープ媒体は、次いで読み取り・書き込み記録ヘッドを横切り、書き込み作業の場合には、ブランクテープ上にデータが記録されたり、既存のデータに上書きされたりし、あるいはまた、「読み取り」状態時には、テープ媒体上に既に記憶されている情報が検索される。いずれの場合も、テープは、通常、リーダーブロックを形成するコネクタか、ドライブ機構の一部であるリーダーブロックと接触するようにされたコネクタに付加される。ドライブ機構は、リーダーブロックを介してテープ自由端部に係止され、テープを機械式に空気支承部を横切って通し、読み取り/書き込みヘッドのいずれかの側に配置されるドライブ機構は、リーダーブロックを巻き取りハブへ送り、該ハブは、通常、テープ幅より僅かに広幅の環状フランジを有するように構成される。しかし、テープ媒体の巻き取りにフランジなしのハブを用いることも知られている。いずれの場合も、ハブは、巻き取り中心軸線を中心として回転し、テープが環状にハブの周囲に巻き取られる。このように巻き取られることによって、半径方向に結果的に複数層のテープパックが形成される。フランジ付きリールのフランジは、テープパックを保護する意図のものである。
テープ巻き取り速度の増大の結果として重要な点は、テープが円滑かつ一様に巻き取られてテープパックにされる点である。巻き体の僅かな半径変動の結果、テープパックの偏心性が生じることがある。この偏心性によって、少なくとも2つの問題が生じる。1つは、ハブ表面又は結果として得られたテープパックに僅かな変動があれば、テープがかなりの損傷を受け、この損傷が多くの層に渡って反復される。テープのどのような損傷も、テープに記憶されるデータの完全性に影響する恐れがある。加えて、半径が完全には一様でない場合には、テープパックの半径自体が変動するので、張力の変動が生じる。張力の変動は、テープの安定性に影響を与え、ドライブの読み取り/書き込み性能を低下させる。張力の変動は、また反復される張力周期のためにテープに応力を発生させる恐れもある。これらの問題の各々は、トラック密度が増すに連れて、次第に重要になってきている。
ある型のテープ送り兼巻き取り組み立て体の場合、リーダーブロックは、テープ巻き取り用の滑らかな面を備えた巻き取りリールのハブに設けられた切欠きに装填可能に付形される。このシステムの主な欠点は、リーダーブロックが、ハブの切欠きに応じて寸法付けされ、かつハブ直径に適合する公差を有さねばならない点である。各保存カートリッジが各自のリーダーブロックを有しているこれらのシステムでは、常に、カートリッジ毎にリーダーブロックの寸法付けに幾分変動がある。こうした変動の結果、リーダーブロックがハブの切欠きに取り付けられた場合、ハブ直径が不一様になる。したがって、その結果、テープパックの一様性に望ましくない変動が生じる。
テープ送り機構がそれ自体のリーダーブロックを有していて、リーダーブロックがテープ自由端に係止される形式のように、カートリッジがリーダーブロックと一体になっていない場合には、依然として限界が生じる結果となる。たとえテープドライブ装置の一部としてリーダーブロックを備えることで公差事情が改善されても、最も一般的なテープリーダーピンの現行の設計では、端部をハブに合うように滑らかにせねばならないから、リーダーブロックの一方の側にテープを付加する必要がある。このため、テープを捉える複雑な機構が必要になる。また、巻き取りリールの巻き方向によって、リーダーブロックのどちらの側にテープを当てがわねばならないか、どのくらいの力でリーダーブロックの対応側からテープを捉えねばならないかが決定される。そうでなければ、リーダーブロックが巻き取りハブ内に位置する場合、テープの張力によってリーダーブロックに引き出し力が加えられるだろう。
内部リーダーブロックに係わるこうした問題を対象にした1つの試みが、1999年11月9日付けでマンズブリッジほかに交付された米国特許第5,979,813号に記載されている。その場合、巻き取りハブは、曲面部と平らな取り付け区域とを有する巻き取りハブを備えている。リーダーブロックは、その場合、巻き取りハブの平らな区域に取り付けられ、テープパックのための滑らかな円筒形の巻き取り面を得る目的の面を完成させる。実際には、巻き取りハブは、その場合、リーダーブロックを形成する除去区域を有し、更にリーダーブロック受容部を有し、この受容部は、リーダーブロックを受容し位置決めするように構成されている一方、連続的に一様な曲面を形成するようにテープに接続される。
特許‘135に示された進歩にもかかわらず、テープピッカー又はリーダーブロックを事実上どのように構成することも可能な組み立て体を得る必要は残っている。更に、製造公差を調整できるテープピッカー又はテープリーダーブロックと共に使用できるシステムを得る必要がある。更に、逆の角度方向にテープの巻き付け可能にし、かつテープピッカー又はリーダーブロックの設計とは無関係な巻き取りリール構造を得る必要がある。本発明は、これらの必要に応えるものである。
本発明の目的は、テープドライブ装置と一緒に使用する新しい有用な巻き取りハブ又は巻き取りリールと、該ハブにテープ媒体を巻き付ける方法とを得ることである。
本発明の別の目的は、異なる形状の複数のテープピッカーブロック又はテープリーダーブロックを適合させることの可能な巻き取りハブを得ることである。
本発明の更に別の目的は、異なる製造公差を有する複数のテープピッカーブロック又はテープリーダーブロックを適合させることの可能な巻き取りハブを得ることである。
本発明の更に別の目的は、巻き取り操作の完全性を損なうことなしに異なる角回転方向でテープの巻き取りを可能にする巻き取りハブと巻き取り方法を得ることである。
本発明の更に別の目的は、テープと読み取り/書き込みヘッドとの間でのデータの移動によるテープの損傷を避けるために、極めて一様な巻き取り面が得られる巻き取りハブ及び巻き取り方法を得ることである。
本発明の更に別の目的は、巻き取り面の一様性を製作過程で制御可能な巻き取りハブ及び巻き取り方法を得ることである。
本発明によれば、巻き取り機構は、テープ送り装置内に取り付けたテープ源からテープ媒体を巻き取るために備えられ、該テープ送り装置が、リーダーブロックを含む装填組み立て体を有し、リーダーブロックは、テープ源のところでテープ媒体の自由端に係止され、自由端を巻き取り機構へ搬送する。巻き取り機構は、外周面を有するハブを含み、該外周面の周囲にはテープ媒体が巻き付けられる。このハブは、中心軸線を中心として回転可能であり、外周面を貫通して形成された切欠きを有している。ドッキング状態でリーダーブロックに係合するように寸法付けされたベイを有する受容ブロックが備えられている。この受容ブロックは、リーダーブロックがベイに対し着脱可能な突出位置と、受容ブロックが切欠き内に位置する引っ込み位置との間で往復スライド運動可能に支持されている。受容ブロックは、引っ込み位置でハブの外周面と整合する端面を有し、これにより外周面と端面とが共に、テープ媒体のための事実上滑らかな巻き取り面を形成する。受容ブロックに形成されているベイにより、受容ブロックが、ドッキング状態でリーダーブロックと一緒に引っ込み位置へ移動でき、それによって、ハブ内にリーダーブロックが捕捉される。巻き取り機構は、更に回転可能なドライブを含み、該ドライブはハブを回転させ、それによりテープ媒体を巻き取るように操作可能である。
ハブの外周面は概して円筒形であり、受容ブロックの端面は、選択された等しい曲率半径で形成されているので、巻き取り面は全周にわたり事実上円筒形である。ハブは、中心軸線に対し概して直角の平面内でハブの外方へ第1フランジが形成されるように、巻き取りリールの一部として形成できる。第2フランジは、第1フランジに対し概して平行に間隔をおいてハブの外方へ延びるようにすることもできる。突出位置と引っ込み位置との間での往復運動時に受容ブロックを案内するために、フランジの一方には案内トラックが形成されている。その場合、受容ブロックは案内トラックに係合する案内従節を含み、これにより、往復動時にフランジが受容ブロックを支持し、案内従節と案内トラックとの係合が受容ブロックの往復動を案内するように作用する。
ハブに形成されている切欠きは、概して半径方向に延びるようにすればよい。加えて、この切欠きは、受容ブロックが引っ込み位置にある場合には、中心軸線がベイを貫通するように、ハブの外周面から中心軸線を超えて延びるようにしてよい。これにより、テープ又はテープに固定されたリーダーブロックいずれかの自由端が、概して中心軸線に沿って位置することが可能になる。受容ブロックは、突出位置と引っ込み位置の一方または双方に受容ブロックを拘束するための止めを含み、このことは、共通の止め組み立て体によって達成できる。案内トラックと案内従節とに加えて、フランジの一方にはカム溝を形成できる。その場合、受容ブロックは、カム溝に係合するカム従節を含んでいる。カム溝とカム従節とは、受容ブロックが突出位置へ移動する場合、移動の直線方向に対して或る角度で受容ブロックをそらせる作用を有している。これによって、受容ブロックとベイとのドッキングとドッキング解除とが容易になる。
本発明は、また、テープ媒体のスプールを受容しかつテープ前進時にテープ上で読み取り/書き込み機能を実施する読み取り・書き込み装置に関するものでもある。この場合、読み取り/書き込み装置は、読み取り・書き込み記録ヘッドと、読み取り・書き込み記録ヘッドに対し上流位置に配置された第1空気支承部材と、読み取り・書き込み記録ヘッドに対して下流位置に配置された第2空気支承部材と、回転可能なハブを含む巻き取り機構と、ハブを回転させてテープ媒体をハブに巻き取るように動作可能な回転可能なドライブ装置と、読み取り/書き込み装置にスプールを取り付けるさい、テープ媒体自由端に係止し、かつ自由端を巻き取り機構へ運ぶようにされたリーダーブロックを含む装着組み立て体とを含んでいる。巻き取り機構は、既述の形式のものである。
本発明は、また、巻き取り機構を使用して、テープ送り装置に組み付けられたテープ源からテープ媒体を巻き取る方法に関するものでもある。該テープ送り装置は、この場合、装着組み立て体を有し、またテープ源のところでテープ媒体自由端に係止されるようにされたリーダーブロックを含み、かつ該自由端を巻き取り機構のところへ搬送する。この方法は、リーダーブロックによりテープを軽視する段階を含んでいる。次に、リーダーブロックが巻き取りハブに配置された受容ブロックへ送られるが、巻き取りハブは第1巻き取り区域を有し、該受容ブロックは第2巻き取り区域を有している。この方法は、リーダーブロックと受容ブロックとを互いに係止してドッキング対を形成し、ドッキング対をハブに対し移動させることで、第2巻き取り区域を第1巻き取り区域と整合させ、それによって、事実上同延の巻き取り面を形成し、該巻き取り面の周囲にテープを巻き取る段階を含んでいる。この方法は、ハブの回転を含み、それによって巻き取り面の周囲にテープ媒体が巻き取られる。
本発明による方法は、ハブ回転を逆にしてテープ媒体を繰り出し、テープ源へ送り戻す段階を含むことができる。この巻き戻し操作時には、テープが繰り出された後、ドッキング対が、突出位置へテープを移動させるようにハブに対して前進せしめられる。次いで、リーダーブロックが受容ブロックから外され、テープ源へ戻され、そこでテープが外される。この方法は、また既述の機械式の構成に固有の段階をも含むことができる。
本発明の既述の目的及びその他の目的は、以下で添付図面につき行う実施例の詳細な説明で更に容易に理解されるだろう。
本発明は、広くはデータ保存工業分野で使用されるテープ送り装置に関するものである。この種のテープ送り装置は、データを記憶させるテープ媒体を使用する。通常、テープ媒体は、カートリッジ形状でよい保管リール上に存在する。テープ送り装置は、保管リールが取り付けられた場合、テープ媒体上でのデータの記録又は呼び出しができるように、テープ媒体を読み取り/書き込みトランスジューサを横切って送るように操作可能である。本発明は、磁気テープ媒体に特定して説明されるが、ここに説明される原理は、他の種類の媒体にも制限なしに適用してよいことを理解されたい。例えば、本発明は、磁気テープではなく光テープと共に使用してもよい。加えて、ここで使用される「読み取り/書き込みトランスジューサ」という語は、書き込みトランスジューサ、読み取りトランスジューサ、読み取り/書き込み両機能を有するトランスジューサのいずれかをさすものと理解されたい。
本発明は、しかし、特にフランジ付き巻き取りリールを対象としており、該巻き取りリールは、テープ媒体の自由端を装着機構を介して受容した後、回転することによってテープ媒体を巻き取りハブに巻き取ってテープパックを形成する。しかし、本発明は、フランジ付き巻き取りハブに限定されず、本発明の範囲を逸脱することなしにフランジ無しの巻き取りハブにも適用できることを明確に理解されたい。したがって、特許請求の範囲で別様に特定されない場合には、「ハブ」の用語は、巻き取り機構のハブ付き、ハブ無しのいずれをも指すことができる。本発明は、テープパックが位置せしめられる好ましくは円筒形の事実上一様な巻き取り面を得ることに係わるものである。本発明はまた、以下で説明される構成によって実施される方法に関するものでもある。
先ず図1及び図2を見ると、代表的な読み取り/書き込み装置10が示されている。装置10は、読み取り/書き込みトランスジューサ12を含み、該トランスジューサの側面には、テープ18が送り方向Tに送られる場合、上流の空気支承部14と下流の空気支承部16とが接している。テープ18は、通常、カートリッジ20の形式の保管容器内に存在し、該カートリッジは装置10に着脱可能である。巻き取り組み立て体22は、巻き取りリール30を含み、該巻き取りリールは、フレーム24上に軸受けされ、技術上公知の巻き取りモータ26により回転せしめられる。所望の読み取り/書き込み機能を実施した後、それまで巻き取りリール30にテープパックとして巻き付けられていたテープは、巻き戻しモータ28によってカートリッジ20内へ巻き戻される。
図3を見ると、テープ18の自由端19が、技術上公知のように、リーダーブロック32に係止するようにされているリーダーピン21に結合してよいことが分かるだろう。あるいはまた、リーダーブロックは、テープ18の自由端19に永久結合させることで、カートリッジが読み取り/書き込み装置10から取り外されるさい、リーダーブロック32がカートリッジ20内に所在するようにしてもよい。いずれにしても、装着組み立て体は、技術上公知のように、読み取り/書き込み装置と共に使用され、装着アーム34が破線で示されている。装着アーム34は、カートリッジ20のところでリーダーブロック32に係止されることで、テープ18は、空気支承部14、読み取り/書き込みトランスジューサ12、空気支承部16を経て巻き取り組み立て体22内へ送られ、これによりテープを読み取り/書き込み作業中に巻き取りリール30にテープパックとして巻き取ることができる。所望の機能が完了すれば、巻き取り組み立て体22に巻き取られていたテープは反対方向に巻き戻され、それによりリーダーブロック32は巻き取りリール30から解放され、その後で装着アーム34が、その装着作業を逆にしてカートリッジ20のところでテープ18を解放する。
本発明の重要な観点は、巻き取りリール30と組み合わされた改良型巻き取りハブを得ることである。巻き取りリール30は、図4及び図5に最もよく示されている。これらの図を見ると、巻き取りリール30が、中心軸線Aを中心として回転可能な巻き取りハブ40を含むことが分かるだろう。ハブ40は外周面42を有し、該外周面は、概して円筒形の曲線に沿って、選択された曲率半径で形成されている。外周面42は、テープ媒体、例えばテープ18が巻き付けられる表面を形成している。ハブ40は、半径方向に延在する細長の切欠き44を含み、該切欠きは、外周面を貫通して形成され、かつ中心軸線より奥へある距離だけ半径方向へ延びていることで、該中心軸線「大文字のa」が、切欠き44の内部区域を貫通して延びるようにされている。受容ブロック46は、説明をより完全にすれば、切欠き44に適合するように寸法付けされている。受容ブロック46はベイ48を有し、該ベイがリーダーブロック32を受容するように寸法付けされている。受容ブロック46が引っ込み位置にある場合、中心軸線Aは、図4に示すように、ベイ48を貫通する。
巻き取りリール30の組み立て体は、図5を見ると最もよく理解される。この図を見ると、図4でも同じだが、第1フランジ50が、ハブ40に取り付けられ、ハブ40の外方へ、中心軸線Aと概して直角と思われる平面内に延びている。第2フランジ70は、ハブ42の反対側に第1フランジ50から間隔をおいて概して平行に取り付けられている。第1フランジ50は、受容ブロック46の往復動に適応するように、かつまたハブ40及び切欠き44に対する受容ブロック46の往復動を案内するように構成され、この構成については、詳しく後述する。同じように、第2フランジ70は、リーダーブロック46の運動及び付勢に適合する構成を有している。しかし、ハブ40、第1フランジ50、第2フランジ70は、複数のねじ35により組み立てられ、該ねじが、第2フランジ70の皿穴36とハブ40の穴37を貫通して、ねじ穴38と第1フランジ50とにねじ付けられることを理解されたい。第1フランジ50は、ハブ30の座着に適合する寸法の円筒形凹部52を有している。同じように、第2フランジ70は、同じような円筒形凹部(図示せず)を有し、これにより機械式の密なはめ合いが得られ、3部材が共にリール30を形成する。
第1フランジ50のトラック及び案内の構成を詳述する前に、先ず受容ブロック46の構成を概観するのがよいだろう。この構成は、図6−図8に最もよく示されている。この場合、受容ブロック46は、鉤状端部90を備えたJ字形を有し、この端部が、切欠き44の幅よりごく僅かに小さく、該幅に密接する。鉤状端部90は面91を有し、該面が切欠き44の内面45と合致する曲率半径で形成されている(図5)。受容ブロック46は平行な両側縁部92,93を有し、該両側縁部は、中心軸線Aに沿って測定して切欠き44の高さに概して等しい距離だけ隔たっている。受容ブロック46は、外側端面94を有し、該外側端面には、外周面42に等しい曲率半径が選択されており、これによって内側端面91が切欠き44の内面45に当接すると、外側端面94がハブ40の外周面42と整合し、テープ媒体用の事実上円筒形の、事実上滑らかな巻き取り面が形成される。アールは、約1.016−1.52mm(.040−.060インチ)だけ延び、残部は面取りされ、平らな部分95となっている。こうすることにより、接触区域が小さくされ、受容ブロック46の整合が僅かな屑で妨害されることが防止される。こうすることで、受容ブロック46が引っ込み位置にあるさいに、外周面42と外側端面94とが、互いに共通の円筒形の幾何形状に沿って延びることになる。
受容ブロック46はベイ48を含み、該ベイは、図8に示すように、ドッキング状態でリーダーブロック32を受容するように寸法付けされている。リーダーブロック46の端部96は、間隔をおいた1対のフィンガ97を有し、該フィンガが、ドッキング状態でリーダーブロック32の整合を助け、リーダーピン21の位置決めを助ける。ベイ48は、異なる構成のリーダーブロックやかなりの製作公差を有するリーダーブロックに適合するように寸法付けできることを理解されたい。案内従節98は端部96の両端に設けられ、カム従節100は縁部93に沿って配置され、その目的は案内従節98の各々と同じ目的であり、カム従節100については詳しく後述する。
再び図4−図6を見ると、受容ブロック46が、コイルばね102及び玉軸受け104,106の形式の共通の止め組み立て体によって突出位置と引っ込み位置双方に解放可能に拘束されることが理解されよう。ばね部材102は受容ブロック46内に形成された穴99に受容される。受容ブロック46が引っ込み位置にあるときには、玉軸受け104,106は、止め凹部に、例えばフランジ50に設けられた凹部74に係止される。受容ブロック46が突出位置にあるときには、玉軸受け104,106は、止め凹部、例えばフランジ50に設けられた凹部75に係止される。図示されていないが、フランジ70は凹部74,75に対応する止め凹部を備えていることを理解されたい。
受容ブロック46は、往復動の間、第1フランジ50に形成された案内トラックによって案内される。図5を見ると、案内トラック54が半径方向の細長スロット56の形式であり、このスロットが第1フランジ50の周部から半径方向に中心軸線Aと交差する中心位置まで延在することが分かるだろう。スロット56は、リーダーピン21の頭部を受容するように十分に深く形成されている。案内トラック54は、外方へ末広がりになった開口部58を有し、開口部は棚状部60を含んでいる。棚状部60は、棚状部に沿って案内従節98の滑動が可能になるように寸法付けされ、案内従節8は、また案内トラック54のスロット56内を移動可能である。カム溝62は、スロット56と概して平行にかなりの距離にわたり延在し、鉤状部64で終わっており、該鉤状部は、後述するように、受容ブロックが突出位置へ移動する場合、その直線的な移動方向に対して或る角度だけ受容ブロック46をそらせるように作用する。この目的のために、受容ブロック46のカム従節100は、案内運動の間、カム溝62に係合する。
再び図5を見ると、第2フランジ70は、所望とあれば、案内トラック54と対称的な案内トラックを備えてよいことが分かるだろう。したがって、図4に示すように、第2フランジ70は案内トラック78を含み、該案内トラックが末広がりの開口部82を有するスロット部分80を有している。案内トラック78は、受容ブロック42の下縁部93に沿った案内従節98と類似の形式で、受容ブロック46の上縁部92の案内従節98を受容する。第2フランジ70のスロット80は、リーダーブロック32のアクチュエータピン33(図7)の通過が可能なようにフランジ70の全厚にわたって延びている。他方、案内トラック54とフランジ50とのスロット56は、フランジ全厚にわたっては延びていない。
受容ブロック46の往復動は、図9−図11から最もよく分かるだろう。図9(a)及び図9(b)には、再び巻き取りリール30のフランジ50,70の案内トラック及びカム溝の構成が示されている。図10(a)及び図10(b)では、受容ブロック46が完全に突出した位置にあることが分かるだろう。下部の案内従節98は棚状部60に沿って支持され、受容ブロック46は、カム溝62の鉤状部64にカム従節100が係合している結果として半径方向の直線運動からそれている。図10(a)に示すこの位置で、受容ブロック46のベイ48は、リーダーブロック32を着脱する。この処置は図10(b)に示されており、この図から、テープ18(破線で示す)と一緒にリーダーブロック32がベイ48に係合又はベイから解放される様子が分かるだろう.
次に図11(a)及び図11(b)からは、受容ブロック46が完全に引っ込み位置へ移動していることが分かるだろう。この場合、リーダーブロック32は、ベイ48に対しドッキング状態に置かれ、ドッキング状態の対が切欠き46内へ進入している。突出位置から引っ込み位置への受容ブロック46の移動時には、カム従節100はカム溝62内にあるので、リーダーブロック46は先ず鉤状部64により半径方向に整合せしめられ、その後で、受容ブロック46が、案内従節98と案内トラック54,78とにより直線的に半径方向に、鉤状端部90が切欠き44の内面45に当接するまで移動する。この動作により、外側端面94はハブ40の外周面42と整合する。外側端面94とハブ42とは等しい曲率半径に形成されているので、事実上滑らかで一様な連続する円筒形巻き取り面が形成される。外側端面94と外周面42との整合は、受容ブロック46とハブ40との機械加工時に完全に調整され、極端に大きい公差を維持できることで、結果として境目を有する表面が精密に整合される。このように精度が達成できる一方、リーダーブロック32がベイ46によって形成される空所に適合する限り、リーダーブロック32の比較的大きい製造公差や変化量並びに相関位置が許容される。
巻き取りリール36と受容ブロック46との位置決め及び案内の構成が、別の観点から図12及び図13に示されている。図12は、受容ブロック46が突出位置にあり、案内従節98が各トラック54,78の開口部にある状態を示したものである。また受容ブロック46は、カム従節100とカム溝62(図示せず)とにより直線方向の経路からある角度だけそらされている。図13では、受容ブロック46は引っ込み位置へ後退しており、したがってその外側端面94は、巻き取りハブ40の外周面42と整合している。この場合、案内従節98は、スロット56により直線的に往復動するように案内される。
最後に図14(a)−図14(f)を見ると、リーダーブロック32と関連テープ18の端部とを巻き取りリール30へ組み付ける完全な1サイクルが示されている。図13(a)の場合、巻き取りリール30は、受容ブロック46のベイ48にリーダーブロック32が装着される位置にある。この段階では、巻き取りリール30は回転されず、受容ブロック46は、この状態を補助する止め組み立て体により突出位置に置かれる。次に、図14(b)に示すように、装着機構が、受容ブロック46を直線的な移動方向からそらせることによって、リーダーブロック30がベイ48内へ送入される。装着機構によりリーダーブロック32が連続的前進させられることにより、リーダーブロック32は、カム従節とカム溝とによって直線的な移動方向へ整合させられるので、ドッキング状態へ移行する。切欠き44内へのリーダーブロック46の前進は、図14(d)に示すように、継続される。最後に、切欠き44内へのリーダーブロック32の前進が完了すると、受容ブロック46は、引っ込み位置に受容ブロック46を保持するのを補助する止め組み立て体により完全に引っ込んだ位置に拘束される。端面94は、いまや巻き取りハブの外周面42と整合し、巻き取りリール30が矢印Rの方向に回転できる。これによりテープ18は、巻き取りハブ40の周囲に巻き取られる。テープ18とリーダーブロック32とを分離するには、リーダーブロック46が図14(a)に示した突出位置へ戻されるように前記過程を反復する。
本発明は、既述のように、テープ送り装置内に取り付けられたテープ源から巻き取り機構によりテープ媒体を巻き取る方法に係わるものでもあり、その場合、該テープ送り装置は、装着組み立て体を有し、該装着組み立て体がリーダーブロックを含み、該リーダーブロックが、テープ源のところでテープ媒体自由端に係止され、かつ自由端を巻き取り機構へ搬送するようにされている。本発明の方法は、既述の構成を完成させる段階のいずれをも含んでいる。より詳しく言えば、本発明の方法の好適実施例には、第1段階として、リーダーブロックによるテープの係止が含まれている。この係止は、リーダーブロックがカートリッジ内のテープに付加されるようにしてもよければ、巻き取り機構によって行ってもよい。あるいはまた、リーダーブロックを巻き取り機構の一部にして、リーダーブロックがテープ媒体のリーダーピンに係合するようにしてもよい。
いずれにしても、テープがリーダーブロックに係止された後、本発明は、リーダーブロックを、巻き取りハブに取り付けた受容ブロックのところへ送る段階を含むが、該巻き取りハブは第1巻き取り区域を有し、受容ブロックは第2巻き取り区域を有している。次いで、リーダーブロックと受容ブロックとは、ドッキングされた対として相互係合される。次に、ドッキング対が、巻き取りハブに対し前進させられ、これにより第2巻き取り区域が第1巻き取り区域と整合されることで、事実上共同で延在する巻き取り面が形成され、この巻き取り面の周囲にテープ媒体が巻き取られる。
以上、本発明を、ある程度特定的に好適実施例について説明した。しかし、本発明は、先行技術を考慮して構成された特許請求の範囲により定義されるので、そこに含まれる発明性のある構想から逸脱することなく本発明の好適実施例に変更を加えることが可能なことが理解されよう。
本発明の好適実施例を示す読み取り/書き込み装置の斜視図。(実施例) 図1の読み取り/書き込み装置の側面図。 装着組み立て体(破線で示す)により駆動されるテープ媒体のリーダーブピンに係合するリーダーブロックを有するテープ保管カートリッジの一部の斜視図。 本発明による巻き取りリールの斜視図。(実施例) 図4の巻き取りリールの分解斜視図。 図5に示した巻き取りリールと共に使用される受容ブロックの斜視図。 図6に示した受容ブロックの前面図。 図6及び図7の受容ブロック内に装着された状態のリーダーブロックの前面図で、リーダーブロックによりテープ媒体(破線で示す)の自由端にリーダーピンが固定されている状態を示している。 図4及び図5の巻き取りリールの第1フランジの平面図。 本発明による、図4及び図5の巻き取りリールの別の斜視図。 突出位置にある受容ブロックを示す、図9a同様の平面図。 本発明によるハブと第1フランジを示す図10(a)同様の斜視図で、受容ブロックは突出位置にあり、リーダーブロックがドッキング状態に入るところを示している。 巻き取りリールの第1フランジとハブ組み立て体との、図10(a)同様の平面図で、受容ブロックが引っ込み位置にある状態を示している。 図10b同様の斜視図で、リーダーブロックが完全にドッキング状態にあり、受容ブロックが完全に引っ込み位置にある状態を示している。 巻き取りリールの部分端面図で、突出位置にある受容ブロックを半径方向でハブの切欠きの方向を見た図。 図12同様の図だが、受容ブロックは引っ込み位置にある。 第1フランジとハブ組み立て体との平面図で、第2フランジが除去されており、リーダーブロックが受容され、次いでドッキングする位置から引っ込み位置へ移動する様子が示されている。
符号の説明
10 読み取り/書き込み装置
12 読み取り/書き込みトランスジューサ
14,16 空気支承部
18 テープ
19 テープ自由端
20 カートリッジ
21 リーダーピン
22 巻き取り組み立て体
24 フレーム
26 巻き取りモータ
28 巻き戻しモータ
30 巻き取りリール
32 リーダーブロック
34 装着アーム
35 ねじ
36 皿穴
37 穴
38 ねじ穴
40 巻き取りハブ
42 ハブの外周面
44 切欠き
46 受容ブロック
48 ベイ
50 第1フランジ
52 円筒形凹部
54、78 案内トラック
56 スロット
58 案内トラックの開口部
60 棚状部
62 カム溝
64 鉤状部
70 第2フランジ
74,75 凹部
80 スロット
82 末広がりの開口部
90 鉤状端部
91 鉤状端部の面
92,93 両側の縁部
94 受容ブロックの外側端面
96 受容ブロック端部
98 案内従節
99 穴
100 カム従節
102 ばね部材
104,106 玉軸受け

Claims (29)

  1. テープ送り装置に取り付けられたテープ源からテープ媒体を巻き取るようにされた巻き取り機構であって、テープ送り装置が装着組み立て体を有し、該装着組み立て体がリーダーブロックを含み、該リーダーブロックが、テープ源のところでテープ媒体の自由端に係止され、かつ該自由端を巻き取り機構へ搬送するようにされている形式のものにおいて、前記巻き取り機構には、
    (A)テープ媒体を巻き取る外周面を有するハブが含まれ、該ハブが、中心軸線を中心として回転可能であり、前記外周面を貫通して形成された切欠きを有しており、また
    (B)ドッキング状態で前記リーダーブロックを係合させるように寸法付けされたベイを有する受容ブロックが含まれ、該受容ブロックが、該ベイへの前記リーダーブロックの着脱の可能な突出位置と、前記受容ブロックが切欠き内に所在する引っ込み位置との間を往復動するように支持されており、前記受容ブロックが引っ込み位置にある場合に、前記ハブの外周面と整合する端面を有し、これにより該外周面と端面とが一緒にテープ媒体用の事実上滑らかな巻き取り面を形成し、前記ベイが、ドッキング状態で前記リーダーブロックと共に前記受容ブロックが引っ込み位置へ移動できるように寸法付けされ、
    (C)前記ハブを回転させるように操作される回転可能な駆動装置が含まれている、巻き取り機構。
  2. 前記ハブの外周面が選択された曲率半径を有する概して円筒形であり、かつまた前記受容ブロックの端面が前記選択された曲率半径を有するように形成されていることで、巻き取り面が事実上円筒形となる、請求項1に記載された巻き取り機構。
  3. 前記切欠きが概して半径方向に延在する、請求項2に記載された巻き取り機構。
  4. 前記切欠きが前記ハブの外周面から中心軸線より先まで延在することで、前記受容ブロックが引っ込み位置にある場合、中心軸線がベイを貫通する、請求項に記載された巻き取り機構。
  5. 前記受容ブロックを突出位置に解放可能に拘束するように操作可能な止め組み立て体を含む、請求項1に記載された巻き取り機構。
  6. 前記受容ブロックを引っ込み位置に解放可能に拘束するように操作可能な止め組み立て体を含む、請求項1に記載された巻き取り機構。
  7. 前記受容ブロックを突出位置と引っ込み位置との双方に解放可能に拘束するように操作可能な共通の止め組み立て体を含む、請求項1に記載された巻き取り機構。
  8. 中心軸線に対し概して直角の平面内で前記ハブの外方ヘ延びる第1フランジに加えて、前記ハブにより形成される巻き取りリールを含み、前記第1フランジに案内トラックが形成されており、前記受容ブロックが案内トラックに係合する案内従節を含み、これにより、前記受容ブロックの往復動中、その往復動を案内するように作用可能な案内トラックに前記案内従節が係合することで、前記第1フランジが前記受容ブロックを支持する、請求項1に記載された巻き取り機構。
  9. 前記受容ブロックの往復動が概して直線方向であり、前記第1フランジにカム溝が形成され、前記受容ブロックが該カム溝と係合するカム従節を含み、該カム溝と前記カム従節とが、突出位置への前記受容ブロックの移動時に、前記直線方向から或る角度だけ前記受容ブロックをそらせるように作用可能である、請求項8に記載された巻き取り機構。
  10. 前記巻き取りリールが、前記第1フランジに対し概して平行に間隔をおいて前記ハブの外方へ延びる第2フランジを含む、請求項8に記載された巻き取り機構。
  11. 読み取り/書き込みテープ送り装置に取り付けられたテープ源からテープ媒体を巻き取るようにされたテープ送り兼巻き取り組み立て体であって、前記テープ送り装置がリーダーブロックを含む装着組み立て体を有し、該リーダーブロックが、テープ源のところでテープ媒体の自由端に係止され、該自由端を巻き取り機構へ搬送するようにされている形式のものにおいて、前記巻き取り機構には、
    (A)選択された曲率半径を有する事実上円筒形の外周面部分を有するテープ媒体巻き取り用のハブが含まれ、該ハブが、中心軸線を中心として回転可能であり、前記外周面を貫通して形成された切欠きを有しており、また
    (B)ドッキング状態で前記リーダーブロックを係合させるように寸法付けされたベイを有する受容ブロックが含まれ、該受容ブロックが、該ベイへの前記リーダーブロックの着脱可能な突出位置と、前記受容ブロックが切欠き内に所在する引っ込み位置との間を往復滑動するように支持されており、前記受容ブロックの端面が、選択された曲率半径を有し、かつ引っ込み位置では前記ハブの外周面と整合し、これにより該外周面と端面とが一緒に前記テープ媒体用の事実上滑らかな円筒形巻き取り面を形成し、前記ベイが、ドッキング状態で前記リーダーブロックと共に前記受容ブロックが引っ込み位置へ移動できるように寸法付けされており、
    (C)前記受容ブロックと関連する止め組み立て体が含まれ、該止め組み立て体が、前記受容ブロックを突出位置と引っ込み位置との双方に解放可能に拘束するように動作可能であり、
    (D)前記ハブを回転させるように操作される回転可能な駆動装置が含まれている、テープ送り兼巻き取り組み立て体。
  12. 前記切欠きが前記ハブの外周面から概して半径方向に中心軸線を超えて延びており、これにより前記受容ブロックの引っ込み位置では、中心軸線がベイを貫通する、請求項11に記載された巻き取り機構。
  13. 中心軸線に対して概して直角の平面内を前記ハブの外方へ延びる第1フランジと共に前記ハブによって形成された巻き取りリールを含み、前記第1フランジには案内トラックが形成され、かつ前記受容ブロックが、案内トラックに係合する案内従節を含み、それにより前記第1フランジが、往復動時に前記受容ブロックを支持し、案内トラック内に前記案内従節が係合することで前記受容ブロックの往復動が案内される、請求項11に記載された巻き取り機構。
  14. 前記受容ブロックの往復動が概して直線方向であり、前記第1フランジにはカム溝が形成され、前記受容ブロックがカム溝に係合するカム従節を含み、該カム溝とカム従節とが、突出位置への前記受容ブロックの移動時に直線方向に対して或る角度だけ前記受容ブロックをそらせるように作用する、請求項13に記載された巻き取り機構。
  15. 前記巻き取りリールが第2フランジを含み、該第2フランジが、前記第1フランジと概して平行に間隔をおいて前記ハブから外方へ延びている、請求項14に記載された巻き取り機構。
  16. テープ媒体のスプールを受容し、前記テープ媒体が前進するにつれて、テープ媒体上で読み取り/書き込み機能を果たすようにされた読み取り/書き込み装置において、
    (A)読み取り/書き込み記録ヘッドと、
    (B)前記読み取り/書き込み記録ヘッドに対し上流に配置された第1支承部材及び前記読み取り/書き込み記録ヘッドに対し下流に配置された第2支承部材と、
    (C)巻き取り機構とが含まれ、該巻き取り機構には、
    (1)テープ媒体が巻き取られる外周面を有するハブが含まれ、該ハブが中心軸線を中心として回転可能であり、かつ外表面を貫通して形成された切欠きを有しており、また
    (2)ドッキング状態で前記リーダーブロックを係合させるように寸法付けされたベイを有する受容ブロックが含まれ、該受容ブロックが、ベイに着脱可能な突出位置と切欠き内に所在する引っ込み位置との間を往復滑動するように支持され、前記受容ブロックが、引っ込み位置にある場合にハブ外周面と整合する端面を有することで、該外周面と端面とが、一緒に前記テープ媒体用の事実上な滑らかな巻き取り面を形成し、前記受容ブロックが前記リーダーブロックとドッキング状態で引っ込み位置へ移動できるように、前記ベイが寸法付けられており、更に
    (D)前記ハブを回転させるように操作可能な回転駆動装置と、
    (E)装着組み立て体とを含み、該装着組み立て体がリーダーブロックとが含まれ、該リーダーブロックが、読み取り/書き込み装置への前記スプールの取り付け時に、テープ媒体の自由端に係止され、該自由端を巻き取り機構へ搬送するようにされている、読み取り/書き込み装置。
  17. 前記ハブの外周面が、選択された曲率半径を有する概して円筒形の面であり、かつ前記受容ブロックの端面が前記選択された曲率半径に形成されていることで、巻き取り面が事実上円筒形になる、請求項16に記載された読み取り/書き込み装置。
  18. 前記切欠きが概して半径方向に延在する、請求項17に記載された巻き取り機構。
  19. 前記切欠きが、前記ハブの外周面から中心軸線を超えて延びていることで、前記受容ブロックが引っ込み位置にある場合、中心軸線がベイを貫通する、請求項16に記載された巻き取り機構。
  20. 前記受容ブロックが、突出位置と引っ込み位置との双方に解放可能に拘束されるように操作可能な共通の止め組み立て体を含む、請求項16に記載された巻き取り機構。
  21. 前記ハブが、前記中心軸線に対し概して直角の平面内に前記ハブから外方へ延在する第1フランジと共に形成する巻き取りリールが含まれ、前記第1フランジには案内トラックが形成され、前記受容ブロックが案内トラックに係合する案内従節を含み、これによって、前記第1フランジが、往復動時に前記受容ブロックを支持し、前記案内従節が案内トラックに係合することで前記受容ブロックの往復動が案内される、請求項16に記載された巻き取り機構。
  22. 前記受容ブロックの往復動が概して直線的であり、前記第1フランジにはカム溝が形成され、かつ該受容ブロックが該カム溝に係合するカム従節を含み、該カム溝とカム従節とが、突出位置への前記受容ブロックの移動時に、受容ブロックを直線方向から或る角度だけそらせるように作用する請求項21に記載された巻き取り機構。
  23. 前記巻き取りリールが、前記第1フランジと概して平行に間隔をおいて外方へ延びる第2フランジを含む、請求項21に記載された巻き取り機構。
  24. テープ送り装置に取り付けられたテープ源から巻き取り機構によってテープ媒体を巻き取る方法であって、該テープ送り装置が装着組み立て体を有し、該装着組み立て体がリーダーブロックを含み、該リーダーブロックが、テープ源のところでテープ媒体の自由端に係止され、該自由端を巻き取り機構へ搬送するようにされている形式のものにおいて、該方法が、
    (A)テープ媒体を前記リーダーブロックに係止する段階と、
    (B)第1巻き取り区域を有する巻き取りハブに配置され、かつ第2巻き取り区域を有する受容ブロックのところにリーダーブロックを前進させる段階と、
    (C)前記リーダーブロックと前記受容ブロックとをドッキングされた1対として互いに係合させる段階と、
    (D)前記ドッキングされた対を、第2巻き取り区域が第1巻き取り区域と整合するように前記ハブに対し前進させることで、前記テープ媒体を巻き取る事実上共同で延びる巻き取り面を形成する段階と、
    (E)前記ハブを回転させることで、前記テープ媒体を前記巻き取り面の周囲に巻き取る段階とを含む、テープ媒体を巻き取り機構によって巻き取る方法。
  25. (F)テープ媒体の一部が前記巻き取り面に巻き取られた後、前記ハブを回転させ前記テープ媒体を巻き取り面から繰り出してテープ源へテープ媒体を巻き戻す段階と、
    (G)前記リーダーブロックと前記受容ブロックとを解離する段階と、
    (H)前記リーダーブロックをテープ源へ送る段階と、
    (I)テープ媒体を前記リーダーブロックから外す段階とを含む、請求項24に記載された方法。
  26. 前記受容ブロックが突出位置と引っ込み位置との間で移動し、かつ突出位置で前記受容ブロックを解放可能に拘束する段階を含む、請求項24に記載された方法。
  27. 前記受容ブロックが突出位置と引っ込み位置との間で移動し、かつ引っ込み位置で前記受容ブロックを解放可能に拘束する段階を含む、請求項24に記載された方法。
  28. 前記受容ブロックが突出位置と引っ込み位置との間で移動し、かつ突出位置と引っ込み位置との双方で前記受容ブロックを解放可能に拘束する段階を含む、請求項24に記載された方法。
  29. 前記受容ブロックが突出位置と引っ込み位置との間で移動し、かつこの移動の間に前記受容ブロックを確実に案内する段階を含む、請求項24に記載された方法。
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