JP2006352664A - 信号結合装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】PLCモデムと信号結合装置を接続する信号線から外部への磁界の漏洩を抑制することにより、信号線の近傍の無線設備に与える影響を低減した信号結合装置を提供することを課題とする。
【解決手段】この発明の信号結合装置は、電力線が貫通する中空部を有する信号結合部材と、絶縁被覆され、前記中空部を貫通する貫通部と、この貫通部の両端をモデムと接続し、PLC信号を伝送する第1伝送部及び第2伝送部とを有する信号線とを備え、前記第1伝送部及び前記第2伝送部は、同軸状ではなく、所定間隔離間して配設される。
【選択図】図1
【解決手段】この発明の信号結合装置は、電力線が貫通する中空部を有する信号結合部材と、絶縁被覆され、前記中空部を貫通する貫通部と、この貫通部の両端をモデムと接続し、PLC信号を伝送する第1伝送部及び第2伝送部とを有する信号線とを備え、前記第1伝送部及び前記第2伝送部は、同軸状ではなく、所定間隔離間して配設される。
【選択図】図1
Description
この発明は、電力線搬送通信(Power Line Communication: PLC)の高周波信号を電路に結合させる信号結合装置に関する。
この電力線搬送通信には、電力搬送通信用のモデム(以下PLCモデムと称す)を用いる。従来の信号結合装置では、PLCモデムと信号結合装置を同軸ケーブルで接続し、電力線とモデム間で双方向のPLC信号の授受を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
従来の信号結合装置では、同軸給電線の外被のシールド部分に同軸信号線の中心部の信号と逆方向の電流による磁界を誘起させることにより、同軸給電線の中心導体を通過する信号が発生する磁界を打ち消し、同軸信号線の外部に磁界が漏洩することを抑制していた。また同時に発生電界を同軸給電線の外被のシールド部分で遮蔽し漏洩抑制を図っていた。
しかしながら、中心導体と外側被覆シールド部の形状を完全に対称にすることが困難であるため、外側シールド部による磁界の遮蔽が困難であった。また、外側シールド部に流れる電流によって外側シールド部の外部に磁界が発生した。
しかしながら、中心導体と外側被覆シールド部の形状を完全に対称にすることが困難であるため、外側シールド部による磁界の遮蔽が困難であった。また、外側シールド部に流れる電流によって外側シールド部の外部に磁界が発生した。
また、電力線搬送通信には、例えば周波数が2−30MHzのMHz帯の高周波信号あるいはKHz帯の高周波信号を用いるため、信号結合装置の外部に磁界が漏洩すると、信号結合装置の近傍の無線設備に妨害電波を与える。これを解決するために、PLCモデムの出力を下げて信号結合装置とPLCモデムを接続する信号線からの磁界の漏洩を低減すると、PLC信号が弱くなりPLC通信可能範囲が狭くなる。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、PLCモデムと信号結合装置を接続する信号線から外部への磁界の漏洩を抑制することにより、信号線の近傍の無線設備に与える影響を低減した信号結合装置を提供することを目的とする。
この発明の信号結合装置は、電力線が貫通する中空部を有する信号結合部材と、前記中空部を貫通する貫通部、この貫通部から延在する第1伝送部及び第2伝送部とを有する、絶縁被覆された信号線とを備え、前記第1伝送部及び前記第2伝送部は、所定間隔離間して配設される。
この発明の信号結合装置は、電力線が貫通する中空部を有する信号結合部材と、前記中空部を貫通する貫通部、この貫通部から延在する第1伝送部及び第2伝送部とを有する、絶縁被覆された信号線とを備え、前記第1伝送部及び前記第2伝送部は、所定間隔離間して配設されるので、第1伝送部及び第2伝送部から離れた位置における磁界は、磁界同士の打ち消し合いにより、極小さい値となる。従って、第1伝送部と第2伝送部及びその間の空間を含む領域の外部に漏洩する磁界を低減することができ、周囲の無線設備に与えるEMC等の影響を低減することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係る信号結合装置について図を用いて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係る信号結合装置にPLCモデムを接続した状態を示す図である。
図2は、この発明の実施の形態1に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合装置及び電力線の断面構造と共に示す図である。
以下、この発明の実施の形態1に係る信号結合装置について図を用いて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係る信号結合装置にPLCモデムを接続した状態を示す図である。
図2は、この発明の実施の形態1に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合装置及び電力線の断面構造と共に示す図である。
図1に示すように、この発明の実施の形態1に係る信号結合装置は、誘導型の信号結合装置(Inductive Coupling Unit)であり、誘導型の信号結合部材20と、PLC信号を電力線130とPLCモデム30との間で授受するためのPLC信号線10とを備える。
また、電柱100には支持がいし120を介して複数の電力線130が架けられている。
信号結合部材20は、中空部20aを有する環状部材であり、この中空部20aをPLC信号線10と電力線130が貫通している。
信号結合部材20は、フェライト等の磁性体で構成されており、電力線130を一次巻線、PLC信号線10を二次巻線として電力線130とPLC信号線10との間で電磁誘導作用により信号結合を行う。
また、PLCモデム30には、インターネット用や電話用の信号を図示しないユーザ端末との間で通信するためのメディア信号線40が接続されている。
また、電柱100には支持がいし120を介して複数の電力線130が架けられている。
信号結合部材20は、中空部20aを有する環状部材であり、この中空部20aをPLC信号線10と電力線130が貫通している。
信号結合部材20は、フェライト等の磁性体で構成されており、電力線130を一次巻線、PLC信号線10を二次巻線として電力線130とPLC信号線10との間で電磁誘導作用により信号結合を行う。
また、PLCモデム30には、インターネット用や電話用の信号を図示しないユーザ端末との間で通信するためのメディア信号線40が接続されている。
図2に示すように、PLC信号線10は、第1伝送部10A、第2伝送部10B及び貫通部10Cから構成される。
貫通部10Cは、直線状の第1伝送部10Aと第2伝送部10Bに挟まれた部分であり、その中央部分は信号結合部材20の中空部20aを貫通している。貫通部10Cの両端には、PLC信号を伝送する第1伝送部10A及び第2伝送部10Bが接続されている。第1伝送部10A及び第2伝送部10Bは、所定間隔離間して平行に配設され、PLCモデム30のトランス30Aと接続されている。第1伝送部10A及び第2伝送部10Bは、トランス30Aの内部で接続されている。
このようにPLC信号線10は、信号結合部材20とPLCモデム30との間で閉回路を構成する。
図2には、貫通部10Cが信号結合部材20の中空部20aを1回貫通している形態を示すが、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bとの間において、貫通部10Cがコイルのように巻回され、中空部20a内を複数回貫通するように構成してもよい。
貫通部10Cは、直線状の第1伝送部10Aと第2伝送部10Bに挟まれた部分であり、その中央部分は信号結合部材20の中空部20aを貫通している。貫通部10Cの両端には、PLC信号を伝送する第1伝送部10A及び第2伝送部10Bが接続されている。第1伝送部10A及び第2伝送部10Bは、所定間隔離間して平行に配設され、PLCモデム30のトランス30Aと接続されている。第1伝送部10A及び第2伝送部10Bは、トランス30Aの内部で接続されている。
このようにPLC信号線10は、信号結合部材20とPLCモデム30との間で閉回路を構成する。
図2には、貫通部10Cが信号結合部材20の中空部20aを1回貫通している形態を示すが、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bとの間において、貫通部10Cがコイルのように巻回され、中空部20a内を複数回貫通するように構成してもよい。
電力線130とPLCモデム30は、PLC信号を授受し合うため、PLC信号線10内における電流の流れる方向は一定ではないが、第1伝送部10Aを流れる電流の方向と第2伝送部10Bを流れる電流の方向は常に逆方向になる。
なお、当然ながら、第1伝送部10A、第2伝送部10B及び貫通部10Cは絶縁被覆されている。
なお、当然ながら、第1伝送部10A、第2伝送部10B及び貫通部10Cは絶縁被覆されている。
図3は、この発明の実施の形態1に係る信号結合装置のPLC信号線によって生じる磁界の様子を概念的に表す図である。
PLC信号の伝送によって第1伝送部10A及び第2伝送部10Bに流れる電流の向きが図3に示す矢印A、Bの通りだとすると、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bの平行に配設される部分によって生じる磁界は、フレミングの右手の法則により、互いに第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを中心として逆方向になる。
このため、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bから離れた位置における磁界は、磁界同士の打ち消し合いにより、ごく小さい値となる。PLC信号線10から離れた位置では、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの間の距離が短いほど、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bが発生する磁界は効率よく打ち消される。
PLC信号の伝送によって第1伝送部10A及び第2伝送部10Bに流れる電流の向きが図3に示す矢印A、Bの通りだとすると、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bの平行に配設される部分によって生じる磁界は、フレミングの右手の法則により、互いに第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを中心として逆方向になる。
このため、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bから離れた位置における磁界は、磁界同士の打ち消し合いにより、ごく小さい値となる。PLC信号線10から離れた位置では、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの間の距離が短いほど、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bが発生する磁界は効率よく打ち消される。
従って、第1伝送部10Aと第2伝送部10B及びその間の空間を含む領域の外部に漏洩する磁界を抑えることができ、周囲の無線設備に与えるEMC(Electromagnetic Compatibility)等の影響を低減することができる。
なお、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bとの間では磁界の方向が一致するため、磁界が増強されるが、二本の信号線の間の領域は狭小なので、PLC信号線10の周囲にある無線設備の通信に与える影響は非常に小さく、無視できる程度である。
なお、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bとの間では磁界の方向が一致するため、磁界が増強されるが、二本の信号線の間の領域は狭小なので、PLC信号線10の周囲にある無線設備の通信に与える影響は非常に小さく、無視できる程度である。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合装置及び電力線の断面構造と共に示す図である。
図5は、この発明の実施の形態2に係る信号結合装置のPLC信号線によって生じる磁界の様子を概念的に表す図である。この図5には、PLC信号の伝送によって第1伝送部10A及び第2伝送部10Bに流れる電流の向きが矢印A、Bの通りである場合の磁界の様子を示す。
実施の形態2に係る信号結合装置の構成は、実施の形態1に係る信号結合装置に準ずるが、PLC信号線10の配線構造が異なる。
図4は、この発明の実施の形態2に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合装置及び電力線の断面構造と共に示す図である。
図5は、この発明の実施の形態2に係る信号結合装置のPLC信号線によって生じる磁界の様子を概念的に表す図である。この図5には、PLC信号の伝送によって第1伝送部10A及び第2伝送部10Bに流れる電流の向きが矢印A、Bの通りである場合の磁界の様子を示す。
実施の形態2に係る信号結合装置の構成は、実施の形態1に係る信号結合装置に準ずるが、PLC信号線10の配線構造が異なる。
図4に示すように、実施の形態2に係る信号結合装置の第1伝送部10A及び第2伝送部10Bは、一定間隔毎に矩形的に折り曲げられ、その折り曲げ部分同士が一定間隔ごとに交差して、直線部分が互い違いに対向するように構成されている。
このように、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを構成することにより、信号結合部材20とPLCモデム30との間において、図5に示すように、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの間で生じる磁界の方向が一定区間毎に変化する。このため、PLC信号線10の外部への磁界の影響を均等化し、PLC信号線10の周囲にある無線設備の通信に与える影響をより軽減することができる。
このように、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを構成することにより、信号結合部材20とPLCモデム30との間において、図5に示すように、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの間で生じる磁界の方向が一定区間毎に変化する。このため、PLC信号線10の外部への磁界の影響を均等化し、PLC信号線10の周囲にある無線設備の通信に与える影響をより軽減することができる。
なお、ここでは一定間隔毎に矩形的に折り曲げられ、その折り曲げ部分同士が一定間隔ごとに交差して、直線部分が互い違いに対向するように構成された第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを備える場合について説明したが、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bの折り曲げ方は必ずしも矩形的である必要はなく、緩やかであってもよい。すなわち、一定間隔毎に交差して互いに発生する磁界を打ち消すことができれば、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bの形状は、他の形状であっても良い。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合装置及び電力線の断面構造と共に示す図である。
図6に示すように、この発明の実施の形態3に係る信号結合装置は、平行な二本の第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを覆う磁気遮蔽シールド50を備える。この磁気遮蔽シールド50の両端は、配電電柱100に設置された接地線310に接続線60および70によって接続されている。
図6は、この発明の実施の形態3に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合装置及び電力線の断面構造と共に示す図である。
図6に示すように、この発明の実施の形態3に係る信号結合装置は、平行な二本の第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを覆う磁気遮蔽シールド50を備える。この磁気遮蔽シールド50の両端は、配電電柱100に設置された接地線310に接続線60および70によって接続されている。
このように、接地した磁気遮蔽シールド50で第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを覆うことにより、互いに並行な第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの間で打ち消されずに外部へ漏洩する磁界を低減することができる。すなわち、磁気遮蔽効果をさらに向上させることができる。
なお、ここでは磁気遮蔽シールド50を接地させるために、接続線60および70によって、電柱100に取り付けられた変圧器300を接地する接地線310を利用する形態について説明したが、磁気遮蔽シールド50の接地の仕方はこれに限定されるものではない。
なお、ここでは磁気遮蔽シールド50を接地させるために、接続線60および70によって、電柱100に取り付けられた変圧器300を接地する接地線310を利用する形態について説明したが、磁気遮蔽シールド50の接地の仕方はこれに限定されるものではない。
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合部材及び電力線の断面構造と共に示す図である。
図7に係る信号結合装置は、実施の形態2に係る信号結合装置の第1伝送部10A及び第2伝送部10Bの構造と、実施の形態3に係る信号結合装置の磁気遮蔽シールド50を組み合わせたものである。
このように、一定間隔毎に矩形的に折り曲げられ、その折り曲げ部分同士が一定間隔ごとに交差して、直線部分が互い違いに対向するように構成された第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを接地された磁気遮蔽シールド50で覆うことにより、磁気遮蔽効果をさらに向上させた信号結合装置を提供することができる。
図7は、この発明の実施の形態4に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合部材及び電力線の断面構造と共に示す図である。
図7に係る信号結合装置は、実施の形態2に係る信号結合装置の第1伝送部10A及び第2伝送部10Bの構造と、実施の形態3に係る信号結合装置の磁気遮蔽シールド50を組み合わせたものである。
このように、一定間隔毎に矩形的に折り曲げられ、その折り曲げ部分同士が一定間隔ごとに交差して、直線部分が互い違いに対向するように構成された第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを接地された磁気遮蔽シールド50で覆うことにより、磁気遮蔽効果をさらに向上させた信号結合装置を提供することができる。
実施の形態5.
図8は、この発明の実施の形態5に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合装置及び電力線の断面構造と共に示す図である。
図9は、この発明の実施の形態5に係る信号結合装置のPLC信号線によって生じる磁界の様子を概念的に表す図である。この図9には、PLC信号の伝送によって第1伝送部10A及び第2伝送部10Bに流れる電流の向きが矢印A、Bの通りである場合の磁界の様子を示す。
図8に示すように、この発明の実施の形態5に係る信号結合装置の第1伝送部10Aおよび10Bは、共に螺旋状に巻回されており、互いの螺旋の旋回部が重なるように配設されている。実施の形態5に係る信号結合装置の構成は、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bの形状が異なること以外は、実施の形態1に係る信号結合装置に準ずる。
図8は、この発明の実施の形態5に係る信号結合装置におけるPLC信号線の配線構造を信号結合装置及び電力線の断面構造と共に示す図である。
図9は、この発明の実施の形態5に係る信号結合装置のPLC信号線によって生じる磁界の様子を概念的に表す図である。この図9には、PLC信号の伝送によって第1伝送部10A及び第2伝送部10Bに流れる電流の向きが矢印A、Bの通りである場合の磁界の様子を示す。
図8に示すように、この発明の実施の形態5に係る信号結合装置の第1伝送部10Aおよび10Bは、共に螺旋状に巻回されており、互いの螺旋の旋回部が重なるように配設されている。実施の形態5に係る信号結合装置の構成は、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bの形状が異なること以外は、実施の形態1に係る信号結合装置に準ずる。
このように、螺旋状に巻回された第1伝送部10A及び第2伝送部10Bが旋回部を重ねるように配設されているので、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bが発生する磁界は、図9に示すように、螺旋の中心軸方向で互いに逆方向となる。
この結果、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋の中心軸を一致させれば、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bが発生する磁界は互いに打ち消し合う。
従って、PLC信号線10の螺旋状領域の外側に漏洩する磁界を低減し、極めて磁気遮蔽効果の高い信号結合装置を提供することができる。
なお、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋の中心軸が多少ずれたり、互いの螺旋の径が異なっても、殆どの磁界は互いに打ち消されるため、磁気遮蔽効果の高い信号結合装置を提供することができる。
この結果、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋の中心軸を一致させれば、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bが発生する磁界は互いに打ち消し合う。
従って、PLC信号線10の螺旋状領域の外側に漏洩する磁界を低減し、極めて磁気遮蔽効果の高い信号結合装置を提供することができる。
なお、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋の中心軸が多少ずれたり、互いの螺旋の径が異なっても、殆どの磁界は互いに打ち消されるため、磁気遮蔽効果の高い信号結合装置を提供することができる。
実施の形態6.
図10は、この発明の実施の形態6に係る信号結合装置のPLC信号線によって生じる磁界の様子を概念的に表す図である。この図10には、PLC信号の伝送によって第1伝送部10A及び第2伝送部10Bに流れる電流の向きが矢印A、Bの通りである場合の磁界の様子を示す。
図11は、この発明の実施の形態6に係る信号結合装置のPLC信号線によって生じる磁界の様子を概念的に表す断面図である。
この発明の実施の形態6に係る信号結合装置の構成は、基本的に実施の形態5に係る信号結合装置の構成に準ずるが、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋が同一かつ一定の間隔に設定されている。
図10は、この発明の実施の形態6に係る信号結合装置のPLC信号線によって生じる磁界の様子を概念的に表す図である。この図10には、PLC信号の伝送によって第1伝送部10A及び第2伝送部10Bに流れる電流の向きが矢印A、Bの通りである場合の磁界の様子を示す。
図11は、この発明の実施の形態6に係る信号結合装置のPLC信号線によって生じる磁界の様子を概念的に表す断面図である。
この発明の実施の形態6に係る信号結合装置の構成は、基本的に実施の形態5に係る信号結合装置の構成に準ずるが、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋が同一かつ一定の間隔に設定されている。
このように第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋形状を設定すれば、互いに逆方向の電流が流れる第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋の断面方向において生じる磁界は、図11に示す通りに逆向きになる。
第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの相隣り合う旋回部同士の間隔が、同一かつ一定になるように第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを配設することにより、すなわち、螺旋状巻線間隔80と螺旋状巻線間隔81を同一かつ一定にすることにより、螺旋状に巻回された第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの間から漏洩する磁界をさらに低減することができる。従って、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋状領域の外側に漏洩する磁界を低減し、磁気遮蔽効果の高い信号結合装置を提供することができる。
第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの相隣り合う旋回部同士の間隔が、同一かつ一定になるように第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを配設することにより、すなわち、螺旋状巻線間隔80と螺旋状巻線間隔81を同一かつ一定にすることにより、螺旋状に巻回された第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの間から漏洩する磁界をさらに低減することができる。従って、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋状領域の外側に漏洩する磁界を低減し、磁気遮蔽効果の高い信号結合装置を提供することができる。
実施の形態7.
図12は、この発明の実施の形態7に係る信号結合装置のPLC信号線を保持するホルダの構造を概略的に示す図である。
実施の形態7に係る信号結合装置は、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを螺旋状に保持するホルダ330を備える。その他の構成は、実施の形態6に準ずる。
円筒状のホルダ330の外周側面には、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを嵌め込むための溝340A及び340Bが形成されている。
図12は、この発明の実施の形態7に係る信号結合装置のPLC信号線を保持するホルダの構造を概略的に示す図である。
実施の形態7に係る信号結合装置は、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを螺旋状に保持するホルダ330を備える。その他の構成は、実施の形態6に準ずる。
円筒状のホルダ330の外周側面には、第1伝送部10A及び第2伝送部10Bを嵌め込むための溝340A及び340Bが形成されている。
この溝340A及び340Bは、ホルダ330の外周側面の長手方向に亘って、同一かつ一定の間隔で平行に形成された2本の螺旋状の溝である。
このような溝340A及び340Bを備えるホルダ330を用いれば、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bを実施の形態6と同様に配設することができる。
その上、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bはホルダ330によって固定されているので、長期間に亘って安定的に第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋形状を保持することができ、外乱による変形を抑制できる。
このような溝340A及び340Bを備えるホルダ330を用いれば、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bを実施の形態6と同様に配設することができる。
その上、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bはホルダ330によって固定されているので、長期間に亘って安定的に第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋形状を保持することができ、外乱による変形を抑制できる。
この結果、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋状領域の外側への磁界の漏洩を抑制し、磁気遮蔽効果をより一層向上させた信号結合装置を提供することができる。
なお、円筒状のホルダ330を中空にすれば、ホルダ330の軽量化を図ることができる。
また、ここでは、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bを同一かつ一定の間隔で平行な螺旋状に保持するために溝340Aと340Bの間隔(螺旋状巻線間隔80と螺旋状巻線間隔81)を同一かつ一定にしたホルダ330について説明したが、溝340Aと340Bの間隔は必ずしも同一かつ一定の間隔でなくてもよい。特に、磁界の特性等に応じて適宜設計変更してもよい。
なお、円筒状のホルダ330を中空にすれば、ホルダ330の軽量化を図ることができる。
また、ここでは、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bを同一かつ一定の間隔で平行な螺旋状に保持するために溝340Aと340Bの間隔(螺旋状巻線間隔80と螺旋状巻線間隔81)を同一かつ一定にしたホルダ330について説明したが、溝340Aと340Bの間隔は必ずしも同一かつ一定の間隔でなくてもよい。特に、磁界の特性等に応じて適宜設計変更してもよい。
実施の形態8.
図13ないし図15は、この発明の実施の形態8に係る信号結合装置のPLC信号線を保持するホルダの構造及びその要部を概略的に示す図である。
この発明の実施の形態8に係る信号結合装置は、図13に示すようなホルダ350を備える。このホルダ350は、円筒部材350aの外周側面に沿って螺旋状に第1伝送部10Aと第2伝送部10Bを保持するための固定具360を備える。この固定具360は、U字型の可撓性部材で構成されており、円筒部材350aの外周側面に一定間隔で配設されている。
図13ないし図15は、この発明の実施の形態8に係る信号結合装置のPLC信号線を保持するホルダの構造及びその要部を概略的に示す図である。
この発明の実施の形態8に係る信号結合装置は、図13に示すようなホルダ350を備える。このホルダ350は、円筒部材350aの外周側面に沿って螺旋状に第1伝送部10Aと第2伝送部10Bを保持するための固定具360を備える。この固定具360は、U字型の可撓性部材で構成されており、円筒部材350aの外周側面に一定間隔で配設されている。
図14(a)に示すように、U字型の固定具360の開口部360aの幅は、PLC信号線10の直径よりも狭く設定されている。従って、固定具360にPLC信号線10を嵌め込む際には、図14(b)に示すように固定具360の開口部を幅方向に拡げ、図14(c)に示すように固定具360にPLC信号線10を保持させる。
このような固定具360を備えるホルダ350を用いることにより、実施の形態7の場合と同様に、長期間に亘って安定的に第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋形状を保持することができ、外乱による変形を抑制できる。
このような固定具360を備えるホルダ350を用いることにより、実施の形態7の場合と同様に、長期間に亘って安定的に第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋形状を保持することができ、外乱による変形を抑制できる。
この結果、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bの螺旋状領域の外側への磁界の漏洩を抑制し、磁気遮蔽効果をより一層向上させた信号結合装置を提供することができる。
特に、ホルダ350は構造が簡単であるため、低コストで作製も容易である。
なお、円筒部材350aの代わりに、図15に示すような円筒型組立体350bを用いても良い。円筒型組立体350bを用いたホルダ350は、円筒部材350aを用いたホルダ350よりも軽量にでき、特に風等の外乱に対して信号結合装置の性能が影響されにくくなる。
また、ここでは、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bを同一かつ一定の間隔で平行な螺旋状に保持するために固定具360を配設したホルダ350について説明したが、必ずしも同一かつ一定の間隔で固定具360を配置しなくてもよい。特に、磁界の特性等に応じて適宜設計変更してもよい。
特に、ホルダ350は構造が簡単であるため、低コストで作製も容易である。
なお、円筒部材350aの代わりに、図15に示すような円筒型組立体350bを用いても良い。円筒型組立体350bを用いたホルダ350は、円筒部材350aを用いたホルダ350よりも軽量にでき、特に風等の外乱に対して信号結合装置の性能が影響されにくくなる。
また、ここでは、第1伝送部10Aと第2伝送部10Bを同一かつ一定の間隔で平行な螺旋状に保持するために固定具360を配設したホルダ350について説明したが、必ずしも同一かつ一定の間隔で固定具360を配置しなくてもよい。特に、磁界の特性等に応じて適宜設計変更してもよい。
実施の形態9.
この発明の実施の形態9に係る信号結合装置の構成は、実施の形態7及び8に係る信号結合装置に基本的に準ずるが、ホルダ330及びホルダ350は、電気的に絶縁性を有する材料で構成されている。
このように、絶縁材料で構成されたホルダ330または350を備えることにより、信号結合部材20とPLCモデム30間の絶縁性を向上させることができ、これにより信号結合機の安全性を向上させることができる。
この発明の実施の形態9に係る信号結合装置の構成は、実施の形態7及び8に係る信号結合装置に基本的に準ずるが、ホルダ330及びホルダ350は、電気的に絶縁性を有する材料で構成されている。
このように、絶縁材料で構成されたホルダ330または350を備えることにより、信号結合部材20とPLCモデム30間の絶縁性を向上させることができ、これにより信号結合機の安全性を向上させることができる。
10 PLC信号線、10A 第1伝送部、10B 第2伝送部、10C 貫通部、20 信号結合部材、20a 中空部、30 PLCモデム、30A トランス、40 メディア信号線、50 シールド、60 接続線、80 螺旋状巻線間隔、81 螺旋状巻線間隔、100 電柱、130 電力線、300 変圧器、310 接地線、330 ホルダ、340A、340B 溝、350 ホルダ、350a 円筒部材、350b 円筒型組立体、360 固定具、360a 開口部。
Claims (10)
- 電力線が貫通する中空部を有する信号結合部材と、
前記中空部を貫通する貫通部、この貫通部から延在する第1伝送部及び第2伝送部とを有する、絶縁被覆された信号線とを備え、
前記第1伝送部及び前記第2伝送部は、所定間隔離間して配設されることを特徴とする信号結合装置。 - 前記第1伝送部と前記第2伝送部は、平行に配設される領域を有することを特徴とする請求項1に記載の信号結合装置。
- 前記第1伝送部及び前記第2伝送部は、一定間隔毎に矩形的に折り曲げられ、その折り曲げ部分同士が一定間隔ごとに交差して、直線部分が互い違いに対向するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の信号結合装置。
- 前記第1伝送部と前記第2伝送部は、互いの螺旋の旋回部が重なるように螺旋状に巻回されていることを特徴とする請求項1に記載の信号結合装置。
- 前記第1伝送部と前記第2伝送部は、互いの螺旋の中心軸が一致するように配設されることを特徴とする請求項4に記載の信号結合装置。
- 前記第1伝送部と前記第2伝送部は、相隣り合う旋回部同士の間隔が、同一かつ一定になるように配設されることを特徴とする請求項4または5に記載の信号結合装置。
- 前記第1伝送部と前記第2伝送部を螺旋状に巻回するためのホルダを更に備えることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか一項に記載の信号結合装置。
- 前記ホルダは円筒型であり、前記第1伝送部と前記第2伝送部を嵌め込むための溝を外周面に備えることを特徴とする請求項7記載の信号結合装置。
- 前記ホルダは、前記第1伝送部と前記第2伝送部を固定するための固定具を側面に備えることを特徴とする請求項7記載の信号結合装置。
- 前記第1伝送部と前記第2伝送部の少なくとも一部を覆う磁気遮蔽シールドを更に備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の信号結合装置。
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- 2006-02-08 US US11/349,195 patent/US20070008075A1/en not_active Abandoned
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