JP2006350691A - 支払システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者の利便性を図る。
【解決手段】 支払者が、支払いを受ける権利を有する権利者に、支払代行者を介して支払いを行うための支払システム10であって、支払者から得る情報に基づいて、支払い内容が示された支払通知情報を生成する支払通知管理装置20と、前記支払通知管理装置から支払通知情報を取得し、該支払通知情報に基づいてコード化してコード情報を生成し、生成したコード情報を権利者へ通知するためのコード情報管理装置40と、通知されるコード情報を取得して保持する権利者端末60と、前記権利者端末に保持されたコード情報を読出して解析し、該解析結果に基づいて支払いを代行することを確認すると、代行支払いを許可する支払代行装置80とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、支払者が、支払いを受ける権利を有する者に支払いを行うシステムであり、特に支払者から支払いを受ける権利を有する者への支払通知書の発行が不要となる支払システムに関するものである。
例えば、株主への利益配当や、年金などの給付、代金精算の支払いが行われる場合、支払者から支払いを受ける権利を有する者(以降、権利者と称する)へ、支払いを受けるために必要な支払通知書が配送される。
支払通知書を取得した権利者は、該支払通知書に必要事項を記入したり捺印などを行って、支払代行者としての金融機関などの窓口に提出する。
ところで、金融機関では、支払通知書による支払いを、支払者と予め取決めており、金融機関は、窓口に提出された支払通知書に不備が無いことを確認すると、支払者に代わって支払いを行い、後日、立替えた支払いを支払者に請求する。
しかし、従来の支払システムでは、郵送により支払通知書を権利者に届けることから、支払通知書の作成工程、支払通知書の封入工程、支払通知書の郵送工程などにより、支払通知書が権利者に届くまで時間が要することが問題となっており、また支払通知書を作成するための資源的コストや前記各工程における人的コストなどのが問題となっていた。
更に、権利者は、届いた支払通知書に必要事項を記入したり、捺印を行うなどを行う必要があり、この煩わしさも問題となっていた。
また、支払通知書の紛失や盗難などにより、支払通知書を取得した悪意の第三者が権利者に成りすまして、支払いを受ける虞もあり、これも問題となっていた。
上記したように、従来の支払システムでは、当該支払システムを利用する者にとって、その利便性が悪く、改善が望まれていた。
従って、前記した課題に鑑みて、本発明の目的は、支払システムの利用者の利便性を向上し得る支払システムを提供することにある。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成1〉
支払者が、支払いを受ける権利を有する権利者に、支払代行者を介して支払いを行うための支払システムであって、支払者から得る情報に基づいて、支払い内容が示された支払通知情報を生成する支払通知管理装置と、支払通知管理装置から支払通知情報を取得し、該支払通知情報に基づいてコード化してコード情報を生成し、生成したコード情報を権利者へ通知するためのコード情報管理装置と、通知されるコード情報を取得して保持する権利者端末と、権利者端末に保持されたコード情報を読出して解析し、該解析結果に基づいて支払いを代行することを確認すると、代行支払いを許可する支払代行装置と、を備えることを特徴とする。
〈構成2〉
コード情報管理装置は、生成したコード情報を前記権利者端末に通知するためのコード情報管理装置通信部を備えることができる。
〈構成3〉
コード情報管理装置通信部は、支払者から支払いがあることを権利者に通知すべく、電子メールを生成して権利者端末に送信する電子メール通信部を備えることができる。
〈構成4〉
コード情報管理装置通信部は、支払者からの支払いがあることを権利者に通知すべく、権利者のためのWebページに電子書込みを行うWeb通信部を備えることができる。
〈構成5〉
コード情報管理装置は、権利者から権利者端末を介して取得するパスワードに基づいてコード情報を暗号化する暗号化部と、暗号化したコード情報を再度取得するパスワードに基づいて認証し、認証後に暗号化したコード情報を復号化する認証復号機能を権利者端末に通知する認証復号化機能通知部と、を備えることができる。
〈構成6〉
コード情報管理装置は、権利者端末に前記コード情報が既に出力されたことを示すコード情報出力済み情報を権利者端末に通知するコード情報出力済み情報通知部と、出力済みのコード情報を無効化する通知を受けると、当該コード情報を無効化するための処理を行う無効化部とを備えており、権利者端末は、通知されたコード情報出力済み情報に示される内容に異議ある権利者から、当該出力済みのコード情報の無効入力を受けると、コード情報管理装置に対し、無効化通知を行う無効化通知部を備えることができる。
〈構成7〉
コード情報管理装置は、コード情報を取得する権利者端末のコード情報取得位置およびコード情報取得時刻を取得する権利者端末情報取得部と、権利者端末に保持されたコード情報を読出した前記支払代行装置から、コード情報の読取り時刻および当該装置の設置位置を取得する支払代行装置情報取得部と、取得するコード情報取得時刻およびコード情報読出し時刻に基づいて、権利者端末でコード情報が取得されてからコード情報が読み出されるまでの経過時間を求め、該経過時間における前記コード情報取得位置からの読出し許容範囲を求めると、該読出し許容範囲と前記支払代行装置の設置位置とに基づいて、設置位置が読出し許容範囲内にあることを確認すると、支払代行装置に支払許可を通知する支払位置範囲判定部とを備え、支払代行装置は、コード情報読出し時刻および設置位置をコード情報管理装置に通知する支払代行装置情報通知部と、支払許可通知を受け、かつ前記解析結果に基づいて支払いを代行することを確認すると、代行支払を許可することを特徴とする。
〈構成8〉
コード情報管理装置は、権利者端末から前記権利者に代えて代理人にコード情報を転送する指示を受けると、代理人の端末を権利者端末として、コード情報を通知するための処理を行うコード情報代理人転送処理部とを備えることができる。
〈構成9〉
支払代行装置は、権利者に支払った実績を支払通知管理装置に報告するための支払報告部を備えており、支払通知管理装置は、支払実績報告に基づいて、支払通知情報における処理状況を管理する支払処理状況管理部を備えることができる。
〈構成10〉
支払実績報告は、コード情報管理装置を介して支払通知管理装置に通知されており、コード情報管理装置は、支払実績報告に基づいて、当該装置から権利者端末に通知したコード情報における支払状況を管理するコード情報処理状況管理部を備えることができる。
〈構成11〉
コード情報管理装置は、支払代行装置から代行支払に先立ち支払許可問合せを受けると、コード情報処理状況管理部で管理する支払状況に基づいて、代行支払が重複していないかを判定し、重複していないとき、代行支払許可を支払代行装置に通知する重複取引判定通知部を備えることができる。
〈構成12〉
支払代行装置は、権利者に支払った実績を報告するための支払報告部を備え、支払通知管理装置は、通知される報告に基づいてコード情報管理装置へ通知した支払通知情報の処理状況を管理するための支払処理状況管理部を備えており、コード情報管理装置から、権利者端末へ通知したコード情報における代行支払状況を管理するためのコード情報処理状況情報を取得し、複数の支払代行装置から支払実績報告を取得すると、該各報告内容に基づいてコード情報処理状況情報の更新処理を行って支払状況を統括的に管理し、該管理結果を支払通知管理装置へ通知して処理状況を管理させる支払実績統括管理装置を備えることができる。
〈構成13〉
支払実績統括管理装置は、取得するコード情報管理情報における支払状況基づいて、代行支払が重複していないかを判定し、重複していないとき、代行支払許可を支払代行装置に通知する重複取引判定通知部を備えることができる。
本発明によれば、支払内容が示された支払通知情報をコード化してコード情報を生成し、該コード情報を権利者の権利者端末へ通知する。権利者は、支払代行装置で権利者端末で保持するコード情報が読取られて解析され、代行支払することが許可されると、該代行支払装置の係員が代行して支払を行う。これにより、権利者に対し支払通知書の発行が不要となり、支払システムの利便性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態について、図を用いて詳細に説明する。以下の説明では、各実施の形態に用いる図面について同一の構成要素は同一の符号を付し、かつ重複する説明は可能な限り省略する。
本発明の支払システム10は、図1に示すように、支払者から情報を取得して支払通知情報を生成する支払通知業者のための支払通知管理装置20と、該支払管理装置から取得する支払通知情報に基づいてコード情報を生成するコード生成業者のためのコード情報管理装置40と、該コード情報管理装置からのコード情報を取得する権利者の所有する権利者端末60と、該端末に通知(ダウンロード)されたコード情報を読取って解析行って、代行支払の可否判定を行う支払代行業者のための支払代行装置80とを備える。
ところで、支払者と支払通知業者は、支払者の支払を支払通知業者が建替えることを予め契約しており、支払通知業者とコード生成業者とは、支払通知業者がコード生成業者へ通知する支払通知情報に示された支払をコード生成業者が建替えることを予め契約しており、更に、コード生成業者と支払代行業者とは、コード生成業者が生成するコード情報に基づく支払を支払代行業者が建替えることを予め契約している。すなわち、支払代行業者が支払者の支払を代行すると、該代行した支払をコード生成業者が立替え、該コード生成業者が立替えた支払を支払通知業者が立替えし、該支払通通知業者が支払者に立替えた支払を請求する。
尚、権利者に支払われる物は、金銭(現金)、商品券、電子マネーおよびプリペイドカードなどであるが、実施例では、説明を簡便に行うために、現金の支払いを例に以降の説明を行う。
支払通知管理装置20は、コード情報管理装置40と通信するための支払通知管理装置通信部21と、支払者から提供される情報に基づいて、権利者への支払内容が示された支払通知情報を生成する支払通知情報生成部22と、生成する支払通知情報に基づく支払状況を管理するための処理状況管理部23とを備える。
支払通知情報生成部22は、権利者名、支払金額、権利者端末の電子メールアドレス、権利者端末の電話番号、権利者住所および電子通知の可否などが示された支払通知情報を生成する。
通知管理装置通信部21は、コード情報管理装置40と通信を行うための機能を備えており、該通信機能によりコード情報管理装置40へ支払通知情報を出力すると共に、コード情報管理装置40から後述する支払実績報告を取得する。
処理状況管理部23は、生成した支払通知情報をデータベース化し、コード情報管理装置40からの報告に基づいてデータベースの更新を行う。これにより、データベースを参照することで、支払通知管理装置20で生成した支払通知情報に対する支払状況を把握することができる。
尚、前記した支払実績報告には、コード情報管理装置40で建替えた総額が示されており、該立替総額に基づいて支払通知業者は、コード生成業者に支払を行う。
コード情報管理装置40は、支払通知管理装置20および権利者端末60と通信を行うためのコード情報管理装置通信部41と、支払通知管理装置20からの支払通知情報に基づいてコード情報を生成するコード情報生成部42と、コード情報を暗号化する暗号化部43と、暗号化したコード情報を復号化するための機能を権利者端末に通知するに認証復号化機能通知部44と、コード情報が出力済みであることを示すコード情報出力済み情報を生成して、該コード情報出力済み情報を権利者端末60に通知するコード情報出力済み情報通知部45と、該通知を受けた権利者からの無効通知に基づいて出力済みのコード情報を無効化する無効化部46と、コード情報に基づく処理状況を管理するコード情報処理状況管理部47とを備える。
コード情報管理装置通信部41は、権利者端末60と通信を行う際、該権利者端末60に電子メールを送信するための電子メール通信部410と、権利者端末60にインストールされたブラウザ機能により、要求されたURLのWebページを権利者端末60で閲覧可能に表示するためのWeb通信部411とを備えている。
尚、コード情報管理装置通信部41は、少なくとも、後述するコード情報を権利者端末60で保持可能の形態で出力する必要があり、これを満たせば電子メール通信部410又はWeb通信部411の何れか一方のみを備える構成でもよい。また、コード情報管理装置通信部41は、権利者端末60で閲覧可能のWebページからコード情報をダウンロードさせるべく、当該WebページのURLを電子メールで通知するようにしてもよい。
ここで、コード情報の通知を具体的に説明する。Web通信部411が管理するWebページのURLに権利者端末60からアクセスが行われる。または、当該Webページから権利者端末60にコード情報がダウンロードされる。または、電子メールの本文にコード情報を組込んだり、コード情報をファイル化して電子メールに添付して、権利者端末60にコード情報を通知する。何れにしても、コード情報が権利者端末60で取得可能であれば、如何なる通信手段でもよい。
また、Web通信部411は、権利者のためのWebページ(Webメール)に電子書込みを行う機能を備えており、当該機能により例えば、権利者のためのWebページに支払が行われる旨が電子書込みされ、支払請求を行うために必要なコード情報をダウンロードして取得するためのWebページのURLへのリンクが電子書込みされている。
コード情報生成部42は、支払通知管理装置20から取得する支払通知情報に基づいて、支払内容をバーコード化したコード情報を生成する。ところで、コード情報生成部42は、バーコードに限ることなく、例えば2次元コードなどにコード化してもよく、更に例えば文字、数字、記号、図形などにコード化してもよい。また、所定のロジックで符号化したデータそのものであってもよい。また、権利者端末60に通知するコード情報が支払代行装置80で認識可能であれば、音や光や電波など媒体でコード情報を通知するようにしてもよい。
暗号化部43は、権利者から権利者端末60を介してパスワードを取得すると、後述する認証復号機能で復号化可能に、コード情報生成部42で生成したコード情報に暗号化を施す。
認証復号機能は、権利者端末60で権利者から再度取得するパスワードと、先に取得したパスワードとの照合を行い、一致を確認すると暗号化されたコード情報の復号化を行う。
認証復号化機能通知部44は、前記した認証復号機能を権利者端末60で動作可能のプログラムとして権利者端末60に通知する。尚、権利者端末60に通知されるプログラムには、前記した認証復号機能を実現するために必要な情報、例えば認証に必要なパスワードなどが予め組込まれている。
コード情報が権利者端末60に出力済みであるとき、コード情報出力済み情報通知部45は、コード情報が出力済みであることを示すコード情報出力済み情報を生成して、権利者端末60に通知する。
コード情報出力済み情報を受けた権利者端末60は、身に覚えの無い発行(コード出力)であるとき、あるいは通信障害などの原因により、コード情報管理装置40から出力されたコード情報が取得できなかったにもかかわらず通知を受けたとき、当該コード情報の無効化をコード情報管理装置40に通知する。
例えば、コード情報出力済み情報を電子メールとして送信する場合には、当該コード情報を無効化するためのURLリンクを本文に含めておき、当該URLへのアクセスでもって、コード情報の無効化が行われる。
無効化部46は、権利者端末60から無効化通知を受けると、出力済みのコード情報の無効化処理を行う。この無効化処理は、例えば悪意の第三者が出力済みのコード情報を取得し、支払代行業者から支払いを受けようとしても、支払われることがないように支払代行装置80に対し、当該コード情報の無効を通知する。
コード情報処理状況管理部47は、生成したコード情報における支払状況を管理するためのコード情報処理状況情報を生成する。コード情報処理状況管理部47は、支払代行装置80から支払を建替えたことを示す支払実績報告を受けると、当該報告に基づいて支払が建替えられたコード情報をコード情報処理状況情報において消し込みを行う。これにより、発行したコード情報における支払の立替状況を把握することができる。
ところで、コード情報が通知される権利者端末60は、少なくとも取得するコード情報を支払代行装置80で認識させるための機能を有する必要があり、具体的には電子メール機能やブラウザ機能を備えた携帯電話およびPDA(Personal Digital Assistants)などのモバイル性を有する端末である。
権利者端末60は、電子メール機能やブラウザ機能を備えており、具体的にはコード情報管理装置40からのコード情報を取得したり、様々な情報を通信するための制御を行う権利者端末通信部61と、該権利者端末通信部61で取得したコード情報を保持するコード情報保持部62と、権利者からパスワードを取得してコード情報管理装置40に通知するパスワード通知部63と、認証復号機能を取得して保持し、該認証復号機能を起動する認証復号機能取得保持部64と、権利者から無効指示を受けると、コード情報管理装置40に対し無効化通知を行う無効化通知部65と、復号化されたコード情報を表示する通知部としての表示部66とを備える。
ところで、権利者端末通信部61が取得するコード情報は、コード情報管理装置40で暗号化されたコード情報であり、当該コード情報をコード情報管理装置40から取得するに先立ち、パスワード通知部63は権利者からパスワードを取得してコード情報管理装置40に通知する。
認証復号機能取得保持部64は、コード情報管理装置40からの認証復号機能を権利者端末通信部61を介して取得すると、当該認証復号機能を保持する。認証復号機能取得保持部64で保持される認証復号化機能は、権利者から認証用のパスワードを取得すると、該パスワードと、予め組込まれているパスワードとに基づい照合を行なって、当該パスワードが認証されると、コード情報保持部62で保持する暗号化されたコード情報を復号化する。
尚、実施例では、通知部としての表示部66にコード情報を表示して支払代行装置80に当該コード情報を通知する例で説明するが、これに限定する必要はなく、例えば支払代行装置80が音や光などのパターン認識機能を備えてコード情報を取得する機能を備えていれば、当該取得機能に応じた通知機能を通知部に備える構成でもよい。
支払代行装置80は、コード情報管理装置40と通信を行うための制御を行う支払代行装置通信部81と、権利者端末60で表示されるコード情報を読取る取得部としてのコード情報読取部82と、取得したコード情報を解析する解析部83と、解析結果に基づいて支払の代行判定を行い、代行支払を係員に許可する代行支払確認部84と、立替た支払実績を権利者端末60に報告する支払報告部85とを備える。
コード情報読取部82は、権利者端末60の表示部66に表示されるコード情報を読取、コード情報を取得する。
解析部83は、コード情報読取部82で取得するコード情報を解析し、解析結果を代行支払確認部84に出力する。
代行支払確認部84は、解析部83から取得する解析結果と、予め保持する判定情報とに基づいて、代行支払の可否判定を行う。このとき、当該コード情報の無効がコード情報管理装置40から通知されていると、代行支払確認部84は代行支払が不可であると判定する。尚、判定結果は、図示しない支払代行装置80における表示部や図示しない音声通知部などを介して係員に通知する。
支払報告部85は、立替えた支払実績を支払実績報告としてコード情報管理装置40に通知する。
尚、判定情報は、当該コード情報が正しいか否かを判定するための情報であり、例えば、当該コード情報のハッシュ値を求めるためのハッシュ関数とそのパラメータ等をシステムで共通に定め、これらを用いてコード情報の生成時にコード情報管理装置40にてハッシュ値を計算して支払代行装置80に予め配布する。支払代行装置80の解析部83では、受信したコード情報を前記ハッシュ関数に基づいて変換して代行支払確認部84に通知し、該代行支払確認部84は判定情報として予め配布されたハッシュ値と比較することにより、当該コード情報の正当性を確認する。
この場合、コード情報管理装置40は、コード情報の無効化通知として無効のハッシュ値を代行装置80に配布しておけば、代行装置80は受信したコード情報から計算したハッシュ値と無効のハッシュ値との一致により、受信したコード情報が無効であることを検出できる。
次に、実施例1の支払システム10の動作を、図2〜図3に示すシーケンス図を用いて説明する。
<支払通知動作>
具体的には、支払通知管理装置20は、支払者から提供される情報に基づいて、権利者の連絡先や権利者への支払内容が示された支払通知情報を支払通知情報生成部22で生成し(ステップA10)、支払通知管理装置通信部21を介してコード情報管理装置40に通知する(ステップA20)。このとき、支払通知管理装置20は、支払通知情報に対する立替支払状況を管理すべく、生成した支払通知情報を処理状況管理部23でデータベース化する。
コード情報管理装置40は、コード情報管理装置通信部41を介して支払通知情報を取得すると、該支払通知情報を図示しない支払通知情報記憶部に登録する(ステップA30)。その後、該記憶部から支払通知情報を読出し、該情報に示されている権利者の電子メールアドレスを抽出し、該電子メールアドレスを宛先とする支払通知用の電子メールを電子メール通信部で作成して権利者端末60に送信する。尚、送信結果が図示しない送信結果記憶部で保持管理される(ステップA40)。
<コード情報通知動作>
権利者は、コード情報管理装置40からの電子メールを権利者端末通信部61を権利者端末60で取得し、該電子メールに示された支払通知内容を確認すると(ステップB10)、当該電子メールにリンクされているコード情報を発行するWebページのURLにアクセスを行う(ステップB20)。
このとき、コード情報管理装置40は、権利者端末固有の端末ID情報、機種情報およびプロバイダ情報を取得し、権利者端末60のブラウザで閲覧可能のWebページを出力する。すなわち、コード情報管理装置40は、プロバイダや権利者端末60の機種などに応じて、予め複数のWebページを保持管理しており、権利者端末60から取得する情報に基づいて最適なWebページ、すなわち最適な文字寸法や最適な画面レイアウトのWebページが権利者端末60で閲覧できるように、保持管理するWebページを選択する(ステップB30)。
権利者端末60に表示されるWebページには、パスワードを入力してコード情報を取得する案内が示されており、権利者が案内に従ってパスワードを入力すると、パスワード通知部63によって、入力されたパスワードがコード情報管理装置40へ通知される(ステップB40)。
パスワードを受けたコード情報管理装置40は、コード情報生成部42で支払通知情報に基づいて、支払金額や権利者名などをコード化したコード情報を生成する。更に暗号化部43は、生成したコード情報に権利者端末60からのパスワードで認証復号可能に暗号化を施す。
暗号化されたコード情報および認証復号機能は、Web通信部411で管理するWebページから権利者端末60にダウンロードされる(ステップB50)。このとき、コード情報管理装置40は、ダウンロードされたコード情報における支払状況を管理するためのコード情報処理状況情報をコード情報処理状況管理部47で生成し管理する。
権利者によって権利者端末60にコード情報および認証復号機能のダウンロードが確認されると、コード情報がコード情報保持部62で保持され、認証復号機能が認証復号機能取得保持部64で保持される(ステップB60)。
ところで、コード情報管理装置40は、ダウンロードが完了すると、コード情報出力済み情報通知部45でコード情報が出力済みであることを示すコード情報出力済み情報を生成して、該コード情報出力済み情報を電子メール通信部410を介して権利者端末60に通知する(ステップB70)。
コード情報出力済み情報を権利者端末60で受けると、権利者は表示部66に表示されるコード情報出力済み情報の内容を確認する。このとき、例えばコード情報のダウンロードを行ってないにもかかわらず、当該コード情報出力済み情報の通知を受けた権利者は、ダウンロードされたコード情報の無効化をコード情報管理装置40に通知する。尚、無効化通知は権利者端末60の無効化通知部65によって行われる(ステップB80)。
ところで、無効化の通知は、前記したステップB10〜ステップB40の動作内容と同様に、インターネット経由で無効化の通知を行うようにしてもよい。
無効化通知を受けたコード情報管理装置40は、無効化部46で出力済みのコード情報の無効化を行うべく、支払代行装置80に当該コード情報が無効であることを通知すると共に(ステップB90)、コード情報が無効であることを無効化部で保持する。
<代行支払い動作>
権利者はコード情報および照合復号化機能を保持する権利者端末60を所持して、支払代行業者の支払代行装置まで出向くと、コード情報保持部62で保持している暗号化されたコード情報を表示部66に表示すべく、認証復号機能取得保持部64で保持する認証復号機能を起動して、パスワードを入力する。権利者端末60は保持する復号認証機能により、権利者から入力されたパスワードを認証すると、コード情報保持部62で保持する暗号化されたコード情報が復号化されて表示部66に表示される。権利者は、権利者端末60の表示部66に表示されるコード情報でもって、支払を依頼(請求)する(ステップC10)。
支払代行装置80は、コード情報読取部82で権利者端末60の表示部66に表示されるコード情報を読取り、解析部83で解析を行う(ステップC20)。代行支払確認部84は、解析結果と、予め保持する判定情報とに基づいて、代行支払の可否判定を行う。この可否判定で代行支払が許可されると、支払代行業者の係員は、権利者に支払を行う。一方、不許可であるとき、支払代行業者の係員は、支払依頼に対し拒否する旨を告げる(ステップC30)。
尚、代行支払確認部84は、前記した解析結果に基づいて代行支払の不許可を判定する以外にも、コード情報管理装置40の無効化部46からの無効化通知を受けたときにも、代行支払を不許可と判定する。
前記した判定結果は、図示しない支払代行装置80における表示部や図示しない音声通知部などを介して係員に通知される。
<支払完了動作>
権利者への支払が実施されると、建替えた支払実績が支払実績報告として支払報告部85からコード情報管理装置40へ通知される(ステップD10)。
支払実績報告をコード情報管理装置40が受けると、コード情報生成業者は、当該報告内容を精査し、代行業者の建替支払に対する支払を行う。また、コード情報管理装置40は、コード情報処理状況管理部47で管理するコード情報処理状況情報を支払実績報告に基づいて、消し込み処理を行う(ステップD20)。これにより、コード情報処理状況情報に基づいて出力(発行)したコード情報に基づく立替支払状況を把握することができる。
支払の完了が示された電子メールを電子メール通信部410で作成し、該電子メールを権利者端末60に通知する(ステップD30)。
尚、コード情報管理装置40は、コード情報処理状況管理部47で管理するコード情報処理状況情報に基づいて、代行業者への支払実績を集計し、その内容を支払通知管理装置20に報告する(ステップD40)。
権利者端末60からの報告をコード情報管理装置40が受けると、支払通知業者は、当該報告内容を精査し、コード生成業者からの支払請求に応じて精算を行う(ステップD50)。また、支払通知管理装置20は、処理状況管理部23で管理するデータベースを報告内容に基づいて更新する。これにより、データベースを参照することで、支払通知管理装置20で生成した支払通知情報に対する支払状況を把握することができる。
前記したように、実施例1の支払システム10によれば、コード情報管理装置40で支払通知情報に基づいて生成したコード情報が権利者の権利者端末60に通知されて保持されると、権利者は権利者端末60を所持して支払代行装置80に出向き、該支払代行装置80でコード情報の読取り解析を行わせ、解析結果に基づいて代行支払が認証されると、支払代行業者から支払を受けれることから、支払者が支払通知書を発行する必要がなく、また、権利者がわざわざ支払通知書に必要事項を記入して捺印を行う必要がなく、利用者の利便性を向上することができる。
更に、実施例1の支払システム10によれば、支払通知書の作成、封入、郵送等の手間を省くことができ、また、支払通知書が不要となることから、資源的コストおよび人的コストの低減を図ることができる。
更に、実施例1の支払システム10によれば、生成したコード情報に対し、パスワードの入力で復号可能に暗号化を施すことから、万一、コード情報が漏洩しても機密を保持することができ、漏洩したコード情報での支払を防止することができる。
更に、実施例1の支払システム10によれば、権利者端末60にコード情報を出力したことを権利者の権利者端末60に通知し、通知を受けた権利者が権利者端末60で無効化をコード情報管理装置40に指示して、出力済みのコード情報の無効化処理を行うことにより、権利者に代わって、悪意の第3者によりコード情報が不正に取得されて、当該コードに基づいて支払を受けようとしても、無効化処理により支払が拒否されることから、権利者の支払を受ける権利が保全される。
コード情報を取得した権利者端末60から、支払請求が行われた支払代行装置80の位置が所定の基準範囲内にあるとき、かつ重複支払ではないことが確認されたとき、当該支払代行装置80に立替支払が許可される支払システムを説明する。
実施例2の支払システム11は、図4に示すように、実施例1と同様に支払通知管理装置20、コード情報管理装置40、権利者端末60および支払代行装置80を備えている。
特に実施例2のコード情報管理装置40は、その構成内容が異なっており、具体的には、前記した実施例1と同様のコード情報管理装置通信部41、コード情報生成部42、暗号化部43、認証復号化機能通知部44、コード情報出力済み情報通知部45、無効化部46、コード情報処理状況管理部47を備え、更に新規構成である権利者端末情報取得部48、支払代行装置情報取得部49、支払位置範囲判定部50および重複取引判定通知部51を備える。
ところで、前記した実施例では無効化部46が出力済みコード情報の無効化を代行装置80に通知する例で説明したが、本実施例の無効化部46は、支払代行装置80から支払許可問合せを受けると、出力済みのコード情報が無効であること、すなわち出力済みコード情報による代行支払が不許可であることを支払代行装置80に通知する。
権利者端末情報取得部48は、コード情報が通知された権利者端末60のコード情報を取得した現在地を示す位置情報および権利者端末60がコード情報を取得した時間を権利者端末情報として取得して保持する。ところで、権利者端末情報の取得先は、権利者端末60から直接取得してもよいし、当該権利者端末60の通信回線を管理する通信会社や権利者端末60が加入するプロバイダなどから権利者端末情報を取得するようにしてもよい。
権利者端末60から権利者端末情報を直接通知する場合、権利者端末60には、コード情報を取得した時刻を通知するコード情報取得時間通知部と、コード情報を取得した現在地を、図示しないGPS部等から取得し位置情報として通知するコード情報取得位置通知部とを有する権利者端末情報通知部67が備えられる。尚、権利者端末60が取得する権利者情報を権利者端末60が加入するプロバイダなどを介してコード情報管理装置40に通知するようにしてもよい。
一方、権利者端末60の通信管理を行う通信会社や権利者端末60が加入するプロバイダなどから取得する場合には、当該会社(プロバイダ)の通信管理装置に、コード情報を取得した権利者端末60の取得時刻を通知するコード情報取得時間通知部と、コード情報を取得した権利者端末60と通信する無線基地局の所在地をコード情報の取得位置として通知したり、又は権利者端末60から取得する現在地に基づいてコード情報の取得位置として通知するコード情報取得位置通知部とを有する権利者端末情報通知部が備えられており、該権利者端末情報通知部からコード情報管理装置40へ、前記した権利者端末情報が通知される。
ところで、コード情報管理装置40でコード情報を出力するときの時刻を、コード情報取得時間としてコード情報管理装置40で取得するようにしてもよい。
支払代行装置情報取得部49は、支払代行装置80から、当該装置の設置位置およびコード情報の読取り時刻を支払代行装置情報として取得して保持する。
支払位置範囲判定部50は、権利者端末情報取得部48で保持している権利者端末60におけるコード情報の取得時刻と、支払代行装置情報取得部49で保持している支払代行装置80におけるコード情報の読取り時刻とに基づいて、コード情報を権利者端末60で取得してから当該コード情報を支払代行装置80で読取るまでの経過時間を算出する。
更に、支払位置範囲判定部50は、コード情報の取得位置を権利者端末情報取得部48から読出して、経過時間におけるコード情報の取得位置からの読出し許容範囲を所定値に基づいて算出し、支払代行装置情報取得部49から支払代行装置80の設置位置を読み出すと、当該支払代行装置80の設置位置が算出した読出し許容範囲内であるか否かを判定する。
例えば、コード情報取得時刻から現在時刻までの経過時間により、想定される移動距離の範囲を算出し、支払代行装置80の設置位置とコード情報の取得位置との距離を算出し、前記移動距離の範囲内に含まれているか否かをチェックする。これにより、コード取得から時間が経過しているにもかかわらず、コード情報の取得位置とさほど離れていない場所の支払代行装置80で支払い要求が行われた場合、支払を拒否することができる。また、コード取得から時間が経過してないにもかかわらず、コード情報の取得位置からとても離れた場所にある支払代行装置80で支払い要求が行われた場合、何らかの方法でコード情報が第三者に不正に取得されたとして、支払を拒否することができる。このため、権利者端末60の盗難や紛失等により、権利者以外の人物から支払を要求される場合、仮にパスワードも盗まれていたような場合であってとしても、不正に現金が支払われることを防止することができる。
支払位置範囲判定部50は、支払代行装置80の設置位置が、算出した読出し許容範囲内であるとき、支払許可を支払代行装置80に通知し、支払代行装置80の設置位置が算出した読出し許容範囲外であるとき、支払不許可を支払代行装置80に通知する。
重複取引判定通知部51は、支払代行装置80から代行支払に先立ち、支払許可問合せを受けると、コード情報処理状況管理部47で管理するコード情報処理状況情報における処理状況(支払状況)に基づいて、問合せの代行支払が重複してないか判定し、支払が重複していないと判定すると、支払許可が支払代行装置80に通知される。一方、支払が重複であると判定すると、重複取引判定通知部51は支払不許可を支払代行装置80に通知する。
また、本実施例の無効化部46は、支払代行装置80からの問合せに応じて出力済みコード情報の無効化(当該出力済みコード情報による代行支払の不許可)を支払代行装置80に通知する。
尚、支払代行装置80は、代行支払確認部84で、実施例1と同様に解析結果に基づく立替支払の可否判定を行うと共に、コード情報管理装置40の支払位置範囲判定部50からの通知内容および重複取引判定通知部51からの支払許可通知にも基づいて、総合的に立替支払の可否判定を行う。
次に、実施例2の支払システム11の動作を図5〜図6に示すシーケンス図を用いて説明する。
尚、<支払通知動作ステップ:A10〜ステップA40>および<支払完了動作:ステップD10〜ステップD50>は、実施例1と同様であることから、その説明を割愛する。
支払通知情報を受けた後のコード情報の取得動作を説明するが、コード情報が権利者端末60で取得されるまでのステップB10〜ステップB50までの動作は実施例1と同様であることから、その説明を割愛する。
暗号化されたコード情報および認証復号機能がWeb通信部411で管理するWebページから権利者端末60にダウンロードされると、当該コード情報を出力したことを示すコード情報出力済み情報が登録され、権利者端末情報取得部48で権利者端末60におけるコード情報の取得位置および取得時刻を権利者端末情報として取得して保持する(ステップB51)。尚、権利者端末60の位置の取得は、前記したステップB30における権利者端末60から当該端末固有の端末ID情報、機種情報およびプロバイダ情報を取得する際に取得してもよい。
その後の動作は実施例1と同様に、コード情報および認証復号化機能が権利者端末60に通知され、その内容を権利者が確認すると、コード情報がコード情報保持部62で保持され、認証復号機能が認証復号機能取得保持部64で保持される(ステップB60)。尚、ステップB60〜ステップB90までの動作は、前記した実施例1と同様であり、その説明を割愛する。
権利者はコード情報および照合復号化機能を保持する権利者端末60を所持して、支払代行業者の支払代行装置まで出向くと、コード情報保持部62で保持している暗号化されたコード情報を表示部66に表示すべく、認証復号機能取得保持部64で保持する認証復号機能を起動して、パスワードを入力する。
権利者端末60は保持する復号認証機能により、権利者から入力されたパスワードを認証すると、コード情報保持部62で保持する暗号化されたコード情報が復号化されて表示部66に表示される。権利者は、権利者端末60の表示部66に表示されるコード情報でもって、支払を依頼(請求)する(ステップC10)。
支払代行装置80は、コード情報読取部82で権利者端末60の表示部66に表示されるコード情報を読取り、解析部83で解析を行う(ステップC20)。
代行支払確認部84は、代行支払の判定に先立ち、支払許可問合せをコード情報管理装置40に対し行う(ステップC21)。このとき、読取ったコード情報がコード情報管理装置40に通知される。
支払代行装置80からの支払許可問合せを受けたコード情報管理装置40は、重複取引判定通知部51でコード情報処理状況管理部47が管理するコード情報処理状況情報における処理状況(支払状況)に基づいて、問合せの代行支払が重複してないか判定し、支払が重複していないと判定すると、支払許可を支払代行装置80に通知する。尚、支払が重複しているとき、重複取引判定通知部51は、支払不許可を支払代行装置80に通知する(ステップC22)。
更に、コード情報管理装置40は、支払代行装置情報取得部49により、支払代行装置80から、当該装置の設置位置およびコード情報の読取り時刻を取得して保持すると、支払位置範囲判定部50により、権利者端末情報取得部48で保持している権利者端末60でコード情報を取得した時間と、支払代行装置80でコード情報を読取った時間とに基づいて、コード情報を権利者端末60で取得してから当該コード情報を支払代行装置80で読取るまでの経過時間を算出する。
支払位置範囲判定部50は、コード情報の取得位置を権利者端末情報取得部48から読出すと、経過時間におけるコード情報の取得位置からの読出し許容範囲を所定値に基づいて算出し、支払代行装置情報取得部49から支払代行装置80の設置位置を読み出すと、当該支払代行装置80の設置位置が算出した読出し許容範囲内であるか否かを判定する。
支払位置範囲判定部50は、支払代行装置80の設置位置が、算出した読出し許容範囲内であるとき、支払許可を支払代行装置80に通知し、支払代行装置80の設置位置が算出した読出し許容範囲外であるとき、支払不許可を支払代行装置80に通知する(ステップC23)。
支払代行装置80は、コード情報管理装置40から支払許可問合せに対する応答を受けると(ステップC24)、代行支払確認部84でコード情報管理装置40からの支払許可を確認する。このとき、代行支払確認部84は、コード情報の解析結果に基づく代行支払判定に基づく支払許可も確認し、何れにおいても代行支払が許可されているとき、図示しない表示部や音声通知部などを介して支払代行業者の係員に代行支払が許可されたことを通知する。一方、代行支払が不許可であるとき、その旨が支払代行業者の係員に通知され、該係員は支払依頼に対し拒否する旨を告げる(ステップC30)。
尚、代行支払が行われた後の動作(ステップD10〜ステップD50)は、実施例1と同様であることから、その説明を割愛する。
前記したように、実施例2の支払システム11によれば、権利者端末60が、権利者端末60でコード情報を取得してから、支払代行業者で支払請求が行われるまでの経過時間におけるコード情報の取得位置からの読出し許容範囲を算出し、該読出し許容範囲内に支払代行装置80が設置されているとき、代行支払許可を支払代行装置80へ通知し、読出し許容範囲外にあるとき、支払代行装置80に代行支払不許可が支払代行装置80へ通知される。
これにより、例えばコード情報のダウンロード中に不正にコード情報が取得されて不正に支払請求が行われた支払代行装置の設置場所が、コード情報を正規に取得した権利者端末60の取得位置からの読出し許容範囲外にあるとき、不正な支払請求と判断することができ、不正に取得されたコード情報での代行支払を未然に防止することができる。従って、代行支払業者は、不正に取得されたコード情報での代行支払を拒否することができ、また権利者の支払を受ける権利を保護することができ、これにより当該システムの利用者の利便性を向上することができる。
更に、実施例2の支払システム11によれば、支払請求の際に読取ったコード情報で既に支払が行われているか、すなわち読取ったコード情報に対する支払が重複しているか否かをコード情報管理装置40の重複取引判定通知部51で判定し、判定結果を支払代行装置80に通知することから、支払代行業者は支払請求が重複して行われている場合には、支払を拒否することができる。
次に、コード情報による支払請求を権利者に代わって、代理人が行う支払システムを説明する。
実施例3の支払システム12は、図7に示すように、実施例1と同様に支払通知管理装置20、コード情報管理装置40、権利者端末60および支払代行装置80を備えている。
特に実施例3のコード情報管理装置40は、その構成内容が異なっており、具体的には、前記した実施例2と同様のコード情報管理装置通信部41、コード情報生成部42、暗号化部43、認証復号化機能通知部44、コード情報出力済み情報通知部45、無効化部46、コード情報処理状況管理部47、権利者端末情報取得部48、支払代行装置情報取得部49、支払位置範囲判定部50および重複取引判定通知部51を備えており、更に本実施例の特徴であるコード情報代理人転送処理部52を備える。
コード情報代理人転送処理部52は、権利者から権利者端末60を介して支払受取人の変更依頼(代理人による支払受取の変更依頼)を受けると、代理人が権利者に代わって支払を受けることが可能に設定変更を行う。この設定変更により、権利者の権利者端末60に代えて、代理人の代理人端末と、コード情報管理装置40との間で通信が行われ、コード情報が代理人の端末に通知される。
ところで、権利者の権利者端末60と代理人の代理人端末とは同じ機能であり、既に前記した実施例で権利者の権利者端末60の説明を行っていることから、代理人端末の説明を割愛する。また、権利者の権利者端末60と代理人の代理人端末とは同じ機能であり、その保持者が異なることから、権利者端末60および代理人端末と称したが、代理人が所持する端末も便宜的に権利者端末60と称して以降の説明を行う。
尚、前記した設定変更により、代理人の権利者端末60に通知したコード情報に対する無効化処理が必要に応じて無効化部46で行われ、この無効化処理を行うための申請は、権利者の権利者端末60および代理人の権利者端末60のいずれでも行うことができる。
更に、前記した設定変更により、代理人の権利者端末60からコード情報を読取った支払代行装置80からの支払許可問合せに対し、コード情報管理装置40の支払位置範囲判定部50の判定処理は、代理人の権利者端末60の取得位置および取得時刻に基づいて、コード情報の読出し許容範囲を算出して判定を行う。またコード情報管理装置40の重複取引判定通知部51は、代理人の権利者端末60に発行したコード情報に対して重複代行支払の判定を行う。
次に、実施例3の支払システム12の動作を図8〜図10のシーケンス図を用いて説明する。
尚、<支払通知動作ステップ:A10〜ステップA40>および<支払完了動作:ステップD10〜ステップD50>は、前記した実施例と同様であることから、その説明を割愛する。
支払通知情報を受けた後のコード情報の取得動作を説明するが、電子メールを権利者の権利者端末60に通知し、該電子メールに示されたWebページにアクセスが行われて、権利者端末固有の端末ID情報、機種情報およびプロバイダ情報を取得し、権利者端末60のブラウザで閲覧可能のWebページを出力するまでのステップB10からステップB30までの動作は、前記した実施例と同様であることからその説明を割愛する。
権利者端末60に表示されるWebページには、権利者に代えて、代理人が支払を受け取る設定を行うための項目が示されており、該項目を権利者が選択すると、代理人のメールアドレスを入力する案内画面が表示される。権利者は、この案内画面に従って、代理人の氏名やメールアドレスを入力すると、入力内容がコード情報管理装置40へ通知される(ステップB31′)。
通知を受けたコード情報管理装置40は、コード情報代理人転送処理部52で、コード情報を権利者から代理人に転送する設定変更を行う。設定変更が完了すると、取得した代理人の電子メールアドレスを宛先とする支払通知用の電子メールを作成して、代理人の権利者端末60に送信する(ステップB32′)。尚、送信結果が図示しない送信結果記憶部で保持管理される。
代理人は、コード情報管理装置40からの電子メールを権利者端末60で取得し、該電子メールに示された支払通知内容を確認すると、当該電子メールにリンクされているコード情報を発行するWebページのURLにアクセスを行う。
このとき、コード情報管理装置40は、代理人の端末固有の端末ID情報、機種情報およびプロバイダ情報を取得し、権利者端末60のブラウザで閲覧可能のWebページを出力する。これにより、代理人の権利者端末60にWebページが表示される。
ところで、代理人の権利者端末60に表示されるWebページには、パスワードを入力してコード情報を取得する案内が示されており、代理人が案内に従ってパスワードを入力すると、パスワード通知部63によって、入力されたパスワードがコード情報管理装置40へ通知される(ステップB40′)。尚、前記した実施例では、以降の処理は、権利者の権利者端末60との間で各種処理が行われたが、本実施例では権利者の権利者端末60に代えて、代理人の権利者端末60との間で各種処理が行われる。
すなわち、パスワードを受けたコード情報管理装置40は、コード情報生成部42で支払通知情報に基づいて、支払金額や権利者名などをコード化したコード情報を生成する。更に暗号化部43は、生成したコード情報に権利者端末60からのパスワードで認証復号可能に暗号化を施し、暗号化されたコード情報および認証復号機能がWeb通信部411で管理するWebページから代理人の権利者端末60にダウンロードされる(ステップB50′)。
コード情報管理装置40からコード情報が出力され、当該コード情報を出力したことを示すコード情報出力済み情報が登録された後、権利者端末情報取得部48で代理人の権利者端末60におけるコード情報の取得位置および取得時刻を権利者端末情報(代理人端末情報)として取得して保持する(ステップB51′)。
その後、コード情報および認証復号化機能が代理人の権利者端末60に通知され、その内容を確認すると、コード情報がコード情報保持部62で保持され、認証復号機能が認証復号機能取得保持部64で保持される(ステップB60′)。
ところで、コード情報管理装置40は、ダウンロードが完了すると、コード情報出力済み情報通知部45でコード情報が出力済みであることを示すコード情報出力済み情報を生成して、該コード情報出力済み情報を電子メール通信部410を介して権利者の権利者端末60および代理人の権利者端末60に通知する(ステップB70′)。
コード情報出力済み情報を権利者端末60で受けると、代理人は表示部66に表示されるコード情報出力済み情報の内容を確認する。このとき、例えばコード情報のダウンロードを行ってないにもかかわらず、当該コード情報出力済み情報の通知を受けた代理人は、ダウンロードされたコード情報の無効化をコード情報管理装置40に通知する。また、代理権を与えていないにも拘わらず、何らかの原因により代理人にコード情報が発行されたことを確認した権利者は、発行されたコード情報に無効化をコード情報管理装置40に通知する。尚、無効化通知は権利者端末60の無効化通知部65によって行われる(ステップB80′)。
無効化通知を受けたコード情報管理装置40は、無効化部46で出力済みのコード情報の無効化を行うべく、支払代行装置80に当該コード情報が無効であることを通知する(ステップB90′)。
次に、代行支払時の動作を説明する。
代理人はコード情報および照合復号化機能を保持する権利者端末60を所持して、支払代行業者の支払代行装置まで出向くと、コード情報保持部62で保持している暗号化されたコード情報を表示部66に表示すべく、認証復号機能取得保持部64で保持する認証復号機能を起動して、パスワードを入力する。
権利者端末60は保持する復号認証機能により、代理人から入力されたパスワードを認証すると、コード情報保持部62で保持する暗号化されたコード情報が復号化されて表示部66に表示される。代理人は、権利者端末60の表示部66に表示されるコード情報でもって、支払を依頼(請求)する(ステップC10′)。
支払代行装置80は、コード情報読取部82で権利者端末60の表示部66に表示されるコード情報を読取り、解析部83で解析を行う(ステップC20′)。
代行支払確認部84は、代行支払の判定に先立ち、支払許可問合せをコード情報管理装置40に対し行う(ステップC21′)。このとき、読取ったコード情報がコード情報管理装置40に通知される。
支払代行装置80からの支払許可問合せを受けたコード情報管理装置40は、重複取引判定通知部51でコード情報処理状況管理部47が管理するコード情報処理状況情報による処理状況(支払状況)に基づいて、問合せの代行支払が重複してないか判定し、支払が重複していないと判定すると、支払許可を支払代行装置80に通知する。尚、支払が重複しているとき、重複取引判定通知部51は、支払不許可を支払代行装置80に通知する(ステップC22′)。
更に、コード情報管理装置40は、支払代行装置情報取得部49により、支払代行装置80から、当該装置の設置位置およびコード情報の読取り時刻を取得して保持すると、支払位置範囲判定部50により、権利者端末情報取得部48で保持している権利者端末60でコード情報を取得した時間と、支払代行装置80でコード情報を読取った時間とに基づいて、コード情報を権利者端末60で取得してから当該コード情報を支払代行装置80で読取るまでの経過時間を算出する。
支払位置範囲判定部50は、コード情報の取得位置を権利者端末情報取得部48から読出すと、経過時間におけるコード情報の取得位置からの読出し許容範囲を所定値に基づいて算出し、支払代行装置情報取得部49から支払代行装置80の設置位置を読み出すと、当該支払代行装置80の設置位置が算出した読出し許容範囲内であるか否かを判定する。
支払位置範囲判定部50は、支払代行装置80の設置位置が、算出した読出し許容範囲内であるとき、支払許可を支払代行装置80に通知し、支払代行装置80の設置位置が算出した読出し許容範囲外であるとき、支払不許可を支払代行装置80に通知する(ステップC23′)。
支払代行装置80は、コード情報管理装置40から支払許可問合せに対する応答を受けると(ステップC24′)、代行支払確認部84でコード情報管理装置40からの支払許可を確認する。このとき、代行支払確認部84は、コード情報の解析結果に基づく代行支払判定に基づく支払許可も確認し、何れにおいても代行支払が許可されているとき、図示しない表示部や音声通知部などを介して支払代行業者の係員に代行支払が許可されたことを通知する。一方、代行支払が不許可であるとき、その旨が支払代行業者の係員に通知され、該係員は支払依頼に対し拒否する旨を告げる(ステップC30′)。
尚、代理人に対し代行支払が行われた後の動作〈ステップD10〜ステップD50〉は、前記した実施例と同様であることから、その説明を割愛する。
前記したように、本実施例の支払システム12によれば、権利者から指定された代理人でも支払請求を行えることから、権利者の利便性を向上することができる。
更に、本実施例の支払システム12によれば、権利者が常用しているパスワードを代理人に知らせなくても、代理人が任意に指定するパスワードでコード情報を暗号化することから、権利者が常用しているパスワードを代理人に通知する必要がなく、セキュリティの向上を図ることができる。
次に、複数の支払代行装置を取りまとめる支払システム13を説明する。
実施例4の支払システム12は、図11に示すように、実施例1と同様に支払通知管理装置20、コード情報管理装置40、権利者端末60および複数の支払代行装置80を備えており、更に、複数の支払代行装置80で行われた決済に関する情報を取りまとめる決済取りまとめ業者のための支払実績統括管理装置90とを備えており、該支払実績統括管理装置90は、複数の支払代行装置80で行われた代行支払の実績を支払実績報告として受けると、報告内容に基づいて発行したコード情報に対する支払状況を統括的に管理し、管理結果を支払通知管理装置20に通知する。
本実施例の特徴である支払実績統括管理装置90は、権利者端末60へ発行したコード情報における代行支払状況を管理するためのコード情報処理状況情報をコード情報管理装置40から取得するコード情報処理状況情報取得部91と、各支払代行装置80からの支払実績報告を受けると、報告内容に基づいて取得したコード情報処理状況情報の更新処理を行って支払状況を統括的に管理する処理状況統括管理部92と、該処理状況統括管理部92での管理結果を支払通知管理装置20に通知する管理結果通知部93とを備える。
尚、コード情報管理装置40は、コード情報処理状況管理部47で生成するコード情報処理状況情報を支払実績統括管理装置90に通知する機能を備えており、支払通知管理装置20は、支払実績統括管理装置90からの管理結果の報告を受けると、該報告に基づいて処理状況管理部23が支払通知情報に対する支払状況を管理するためのデータベースの更新を行う。
ここで、実施例4の支払システム13の動作、特に支払実績統括管理装置90の動作を中心に説明する。
コード情報を権利者端末60に通知するまでの動作は、前記した実施例と同様であり、通知後にコード情報処理状況管理部47で生成したコード情報処理状況情報が支払実績統括管理装置90へ通知される。尚、コード情報処理状況管理部47は、コード情報が権利者端末60に通知される度に、最新のコード情報処理状況情報を生成して支払実績統括管理装置90に通知する。尚、通知されるコード情報処理状況情報は、支払実績統括管理装置90のコード情報処理状況情報取得部91で取得されて保持される。
ところで、コード情報を取得した権利者端末60により、支払代行装置80で支払請求を行い、権利者(代理人)に代行支払を行うまでの動作は、前記した実施例と同様であり、その説明を割愛する。
代行支払が行われ、支払報告部85から支払実績統括管理装置90へ支払実績報告が行われると、支払実績統括管理装置90は、処理状況統括管理部92で支払実績報告の内容に基づいて、コード情報処理状況情報の更新処理を行って、権利者端末60に通知したコード情報に対する支払状況を統括的に管理する。
尚、支払実績統括管理装置90は、複数の支払代行装置80からの支払実績報告を受けており、各支払代行装置80からの支払実績報告に基づいて、コード情報管理装置40で通知した全てのコード情報に対する支払状況を統括的に管理している。処理状況統括管理部92での管理結果は、管理結果通知部93により支払通知管理装置20へ通知される。
支払実績統括管理装置90から通知される管理結果を受けた支払通知管理装置20は、処理状況管理部23で管理結果に基づいて、権利者端末60に通知した支払通知情報に対する支払状況を管理するためのデータベースの更新を行う。
前記したように、本実施例の支払システム13によれば、各支払代行装置80からの報告に基づいて出力済みのコード情報に対する支払状況を支払実績統括管理装置90で統括的に管理することにより、コード情報管理装置40の処理負荷を分散することができる。
ところで、支払実績統括管理装置90に前記した重複支払の判定機能、すなわち権利者端末情報取得部48、支払代行装置情報取得部49、支払位置範囲判定部50を備え、支払実績統括管理装置90で重複支払の判定を行うようにしてもよい。また、支払実績統括管理装置90に、前記した無効化部46を備え、支払実績統括管理装置90で無効化の通知を行うようにしてもよい。
前記した実施例では、支払代行装置80で、読取ったコード情報の解析結果に基づいて、代行支払の認証判定を行う例で説明したが、これに代えて認証に必要な情報を支払代行装置80からコード情報管理装置40に通知し、当該コード情報管理装置40で認証判定を行って、その判定結果を支払代行装置80へ通知するように本発明の構成を変更してもよい。
また、権利者の要望により電子メールなどによる電子支払通知を拒否することが前記した支払通知情報に示されている場合又は電子支払通知先(電子メールアドレス)が未登録の場合、これらを検出するために支払通知情報の解析を行う支払通知情報解析部をコード情報管理装置40に備え、当該支払通知情報解析部で電子支払通知拒否又は電子支払通知先未登録を検出すると、権利者に支払通知書を郵送で通知するようにしてもよい。これにより、権利者の要望に応えることができ、また権利者に支払があることを支払通知書の郵送で通知することができる。
更に、権利者端末60の電子メールアドレスが存在しない場合や、権利者に電子支払通知をしても無応答であることを検出するエラー検出部をコード情報管理装置40に備え、当該エラー検出部でエラーを検出すると、権利者に支払通知書を郵送で通知するようにしてもよい。
実施例1の支払システムの機能ブロック図である。 実施例1の支払システムのシーケンス図(その1)である。 実施例1の支払システムのシーケンス図(その2)である。 実施例2の支払システムの機能ブロック図である。 実施例2の支払システムのシーケンス図(その1)である。 実施例2の支払システムのシーケンス図(その2)である。 実施例3の支払システムの機能ブロック図である。 実施例3の支払システムのシーケンス図(その1)である。 実施例3の支払システムのシーケンス図(その2)である。 実施例3の支払システムのシーケンス図(その3)である。 実施例4の支払システムの機能ブロック図である。
符号の説明
10、11、12、13 支払システム
20 支払通知管理装置
21 支払通知管理装置通信部
22 支払通知情報生成部
23 処理状況管理部
40 コード情報管理装置
41 コード情報管理装置通信部
42 コード情報生成部
43 暗号化部
44 認証復号化機能通知部
45 コード情報出力済み情報通知部
46 無効化部
47 コード情報処理状況管理部
48 権利者端末情報取得部
49 支払代行装置情報取得部
50 支払位置範囲判定部
51 重複取引判定通知部
52 コード情報代理人転送処理部
60 権利者端末
61 権利者端末通信部
62 コード情報保持部
63 パスワード通知部
64 認証復号機能取得保持部
65 無効化通知部
66 表示部
80 支払代行装置
81 支払代行装置通信部
82 コード情報読取部
83 解析部
84 代行支払確認部
85 支払報告部
90 支払実績統括管理装置
91 コード情報処理状況情報取得部
92 処理状況統括管理部
93 管理結果通知部

Claims (13)

  1. 支払者が、支払いを受ける権利を有する権利者に、支払代行者を介して支払いを行うための支払システムであって、
    支払者から得る情報に基づいて、支払い内容が示された支払通知情報を生成する支払通知管理装置と、
    前記支払通知管理装置から支払通知情報を取得し、該支払通知情報に基づいてコード化してコード情報を生成し、生成したコード情報を権利者へ通知するためのコード情報管理装置と、
    通知されるコード情報を取得して保持する権利者端末と、
    前記権利者端末に保持されたコード情報を読出して解析し、該解析結果に基づいて支払いを代行することを確認すると、代行支払いを許可する支払代行装置と、を備えることを特徴とする支払システム。
  2. 前記コード情報管理装置は、生成したコード情報を前記権利者端末に通知するためのコード情報管理装置通信部を備えることを特徴とする請求項1記載の支払システム。
  3. 前記コード情報管理装置通信部は、前記支払者から支払いがあることを前記権利者に通知すべく、電子メールを生成して前記権利者端末に送信する電子メール通信部を備えることを特徴とする請求項2記載の支払システム。
  4. 前記コード情報管理装置通信部は、前記支払者からの支払いがあることを前記権利者に通知すべく、前記権利者のためのWebページに電子書込みを行うWeb通信部を備えることを特徴とする請求項2記載の支払システム。
  5. 前記コード情報管理装置は、前記権利者から前記権利者端末を介して取得するパスワードに基づいて前記コード情報を暗号化する暗号化部と、暗号化したコード情報を再度取得するパスワードに基づいて認証し、認証後に暗号化したコード情報を復号化する認証復号機能を前記権利者端末に通知する認証復号化機能通知部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の支払システム。
  6. 前記コード情報管理装置は、前記権利者端末に前記コード情報が既に出力されたことを示すコード情報出力済み情報を前記権利者端末に通知するコード情報出力済み情報通知部と、出力済みのコード情報を無効化する通知を受けると、当該コード情報を無効化するための処理を行う無効化部とを備えており、
    前記権利者端末は、通知された前記コード情報出力済み情報に示される内容に異議ある権利者から、当該出力済みのコード情報の無効入力を受けると、前記コード情報管理装置に対し、前記無効化通知を行う無効化通知部を備えることを特徴とする請求項1記載の支払システム。
  7. 前記コード情報管理装置は、前記コード情報を取得する前記権利者端末のコード情報取得位置およびコード情報取得時刻を取得する権利者端末情報取得部と、
    前記権利者端末に保持されたコード情報を読出した前記支払代行装置から、コード情報の読取り時刻および当該装置の設置位置を取得する支払代行装置情報取得部と、
    取得するコード情報取得時刻およびコード情報読出し時刻に基づいて、前記権利者端末でコード情報が取得されてからコード情報が読み出されるまでの経過時間を求め、該経過時間における前記コード情報取得位置からの読出し許容範囲を求めると、該読出し許容範囲と前記支払代行装置の設置位置とに基づいて、前記設置位置が前記読出し許容範囲内にあることを確認すると、前記支払代行装置に支払許可を通知する支払位置範囲判定部とを備え、
    前記支払代行装置は、前記コード情報読出し時刻および前記設置位置を前記コード情報管理装置に通知する支払代行装置情報通知部と、
    前記支払許可通知を受け、かつ前記解析結果に基づいて支払いを代行することを確認すると、代行支払を許可することを特徴とする請求項1記載の支払システム。
  8. 前記コード情報管理装置は、前記権利者端末から前記権利者に代えて代理人にコード情報を転送する指示を受けると、前記代理人の端末を前記権利者端末として、前記コード情報を通知するための処理を行うコード情報代理人転送処理部とを備えることを特徴とする請求項1記載の支払システム。
  9. 前記支払代行装置は、前記権利者に支払った実績を前記支払通知管理装置に報告するための支払報告部を備えており、
    前記支払通知管理装置は、前記支払実績報告に基づいて、前記支払通知情報における処理状況を管理する支払処理状況管理部を備えることを特徴とする請求項1記載の支払システム。
  10. 前記支払実績報告は、前記コード情報管理装置を介して前記支払通知管理装置に通知されており、
    前記コード情報管理装置は、前記支払実績報告に基づいて、当該装置から前記権利者端末に通知した前記コード情報における支払状況を管理するコード情報処理状況管理部を備えることを特徴とする請求項9記載の支払システム。
  11. 前記コード情報管理装置は、前記支払代行装置から代行支払に先立ち支払許可問合せを受けると、前記コード情報処理状況管理部で管理する支払状況に基づいて、前記代行支払が重複していないかを判定し、重複していないとき、代行支払許可を前記支払代行装置に通知する重複取引判定通知部を備えることを特徴とする請求項10記載の支払システム。
  12. 前記支払代行装置は、前記権利者に支払った実績を報告するための支払報告部を備え、
    前記支払通知管理装置は、通知される報告に基づいて前記コード情報管理装置へ通知した前記支払通知情報の処理状況を管理するための支払処理状況管理部を備えており、
    前記コード情報管理装置から、前記権利者端末へ通知した前記コード情報における代行支払状況を管理するためのコード情報処理状況情報を取得し、複数の前記支払代行装置から前記支払実績報告を取得すると、該各報告内容に基づいて前記コード情報処理状況情報の更新処理を行って支払状況を統括的に管理し、該管理結果を前記支払通知管理装置へ通知して前記処理状況を管理させる支払実績統括管理装置を備えることを特徴とする請求項1記載の支払システム。
  13. 前記支払実績統括管理装置は、取得する前記コード情報管理情報における支払状況基づいて、前記代行支払が重複していないかを判定し、重複していないとき、代行支払許可を前記支払代行装置に通知する重複取引判定通知部を備えることを特徴とする請求項12記載の支払システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011521307A (ja) * 2007-12-31 2011-07-21 シマンテック コーポレーション オンラインアカウントへのアクセスを委任するシステムおよび方法

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