JP2006340015A - Speaker device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、振動板を支持するフレームに振動板の背後を密閉するエンクロージャとしての機能を持たせた導電型のスピーカ装置に関する。 The present invention relates to a conductive speaker device in which a frame that supports a diaphragm has a function as an enclosure that seals the back of the diaphragm.
図1は、従来の一般的な導電型のスピーカ装置の縦断面図である。
このスピーカ装置1は、スピーカユニット3と、該スピーカユニット3を収容するキャビネット5とから構成されている。
スピーカユニット3は、振動板7と、この振動板7の外周に一体化されたエッジ9と、前記振動板7の中心部に固定されたボイスコイルボビン11に巻回されたボイスコイル13と、内周がボイスコイルボビン11に接合されて半径方向外方に延出するボイスコイル支持用のダンパ15と、前記エッジ9及びダンパ15の外周縁を支持するフレーム17と、前記ボイスコイル13が挿入される磁気ギャップ19を有した磁気回路21とを備えた構成で、磁気回路21はフレーム17の後端に固定されている。
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a conventional general conductive speaker device.
The speaker device 1 includes a speaker unit 3 and a cabinet 5 that houses the speaker unit 3.
The speaker unit 3 includes a diaphragm 7, an edge 9 integrated with the outer periphery of the diaphragm 7, a
キャビネット5は、スピーカユニット3の振動板7からその背面側に放射される音が振動板7からその前面側に放射された音と干渉しないように、振動板7の背部に密閉室23を画成するエンクロージャである。
キャビネット5は、一般に直方体状の箱で、その前面のバッフル板5aにスピーカユニット3を落とし込む開口部5bが形成されている。
開口部5bは、その周縁に、フレーム17の外周に延設された取付用フランジ部17aが引っかかるように寸法設定されていて、取付用フランジ部17aをバッフル板5aにねじ止めすることで、スピーカユニット3がキャビネット5に固定されている。
The cabinet 5 defines a sealed
The cabinet 5 is generally a rectangular parallelepiped box, and an opening 5b for dropping the speaker unit 3 into a
The opening 5b is dimensioned so that the
ところで、スピーカユニット3を専用のキャビネット5に収容させる形態のスピーカ装置1は、密閉室23に十分な容積を確保できるという利点があるが、その反面、大型化する。このため、スピーカ装置の小型化が要求される用途、例えば、CRT,液晶,PDPなどのディスプレイに組み込む用途等には適さない。
また、スピーカ作動時の振動板7やダンパ15の振動、更にはボイスコイル13の振幅駆動の反作用で振動する磁気回路21の振動までが、全てフレーム17を介してバッフル板5aに集中して伝播されるため、バッフル板5aやキャビネット5自体の不要振動を招き易く、このバッフル板5aやキャビネット5自体の不要振動が音質の向上を妨げる原因となるという問題もあった。
By the way, although the speaker apparatus 1 of the form which accommodates the speaker unit 3 in the cabinet 5 for exclusive use has the advantage that a sufficient volume can be ensured in the sealed
Further, the vibration of the diaphragm 7 and the
そこで、図2に示す形態のスピーカ装置31が提案されている。
このスピーカ装置31は、下記特許文献1に開示されたもので、内周がボイスコイルボビン11に接合されたダンパ15の外周を磁気回路21のトッププレート21aに固定されたブラケット25に支持させた点、及び、キャビネット5を廃止して、エッジ9の外周縁を支持するフレーム27自体が振動板背部に密閉室23を画成する構造に改善された点が主な特徴である。
なお、図2において図1と共通する部品については、同番号を付して説明を省略する。
Therefore, a
The
In FIG. 2, parts that are the same as those in FIG.
フレーム27は、有底筒状構造を成しており、その底部側が振動板7の背部に密閉室23を画成するエンクロージャとして機能する。フレーム27の周壁の前端縁には、エッジ9の外周縁を支持するエッジ支持部27aが装備されている。また、フレーム27の底壁部の中央は、前方に隆起して、磁気回路21のボトムプレート21bを密着固定する回路固定部27bとなっている。
The
以上のスピーカ装置31では、ダンパ15は磁気回路21に固定され、磁気回路21を介してフレーム27の回路固定部27bに固定されている。また、振動板7はエッジ9を介してフレーム27の前端のエッジ支持部27aに固定されている。
即ち、振動板7や磁気回路21が分散されて支持されたことによって、フレーム27の一部に集中して不要振動が作用することがなくなり、フレーム24の不要振動による音質劣化を抑止することが可能になる。
また、専用のキャビネット5を廃止したことで、小型化が容易になり、CRT,液晶,PDPなどのディスプレイ等に組み込む形態での製品化も可能になる。
In the
That is, since the diaphragm 7 and the
Further, since the dedicated cabinet 5 is eliminated, the size can be easily reduced, and the product can be commercialized in the form of being incorporated in a display such as a CRT, a liquid crystal, or a PDP.
ところが、図2に示した構成の場合、フレーム27への振動伝達箇所が分散されていることで、不要振動の発生を抑止する効果は得られるが、フレーム27が単一の構造体で、該フレーム27自体で全ての振動を受けるため、不要振動の発生を抑止する効果には限界があり、更に高品質な音響再生を目指すには、新たな改良が要求されていた。
また、図2に示した構成の場合、フレーム27は磁気回路21全体を収容した形で密閉室23を画成しているため、密閉室23に磁気回路21の発熱が籠もり、磁気回路21の異常昇温によって磁気回路21の動作性能が低下して、音質低下を招く虞があった。
However, in the case of the configuration shown in FIG. 2, the effect of suppressing the occurrence of unnecessary vibrations can be obtained by distributing the vibration transmission locations to the
In the case of the configuration shown in FIG. 2, the
本発明が解決しようとする課題としては、上述した従来技術において生じる、フレーム等における不要振動の発生を抑止する効果が小さくて更なる高音質化が難しいという問題、或いは、磁気回路の発熱が籠もって磁気回路の異常昇温が音質低下を招くという問題がそれぞれ一例として挙げられる。 Problems to be solved by the present invention include a problem that the effect of suppressing the occurrence of unnecessary vibration in a frame or the like that occurs in the above-described prior art is small and it is difficult to further improve the sound quality, or the heat generation of the magnetic circuit. Thus, the problem that abnormal temperature rise of the magnetic circuit leads to deterioration of sound quality can be cited as an example.
上記課題を解決するために、請求項1に記載のスピーカ装置は、振動板と、該振動板の外周に一体化されたエッジと、前記振動板に固定されたボイスコイルボビンに巻回されたボイスコイルと、内周が前記ボイスコイルボビンに接合されて半径方向外方に延出するボイスコイル支持用のダンパと、前記エッジ及びダンパの外周縁を支持する第1フレームと、前記ボイスコイルが挿入される磁気ギャップを有した磁気回路と、前記第1フレームとは別体に形成されて前記磁気回路を支持する磁気回路支持部を有した第2フレームと、を備え、前記第2フレームは、パッキンを介して第1フレームに結合されて前記振動板の背部を覆う密閉空間を形成することを特徴とする。 In order to solve the above-described problem, the speaker device according to claim 1 includes a diaphragm, an edge integrated with an outer periphery of the diaphragm, and a voice wound around a voice coil bobbin fixed to the diaphragm. A coil, a damper for supporting a voice coil whose inner periphery is joined to the voice coil bobbin and extending radially outward, a first frame that supports the edge and the outer peripheral edge of the damper, and the voice coil is inserted A magnetic circuit having a magnetic gap and a second frame formed separately from the first frame and having a magnetic circuit support part for supporting the magnetic circuit, the second frame having a packing A sealed space is formed which is coupled to the first frame via the cover and covers the back portion of the diaphragm.
以下、本発明に係るスピーカ装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明に係るスピーカ装置の第1の実施の形態の概略構成を示す縦断面図である。
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of a speaker device according to the invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view showing a schematic configuration of the first embodiment of the speaker device according to the present invention.
この第1の実施の形態のスピーカ装置41は、コーン形の振動板43と、この振動板43の外周に一体化されたロールエッジ45と、振動板43の中心部に固定された円筒状のボイスコイルボビン47と、このボイスコイルボビン47の外周に巻回されたボイスコイル49と、内周がボイスコイルボビン47に接合されて半径方向外方に延出するボイスコイル支持用のダンパ51と、前記エッジ45及びダンパ51の外周縁を支持する第1フレーム53と、ボイスコイル49が挿入される磁気ギャップ55を有した磁気回路57と、第1フレーム53とは別体に形成されて磁気回路57を支持する磁気回路支持部59aを有した第2フレーム59と、を備えている。
The
第1フレーム53は、ロールエッジ45の外周縁を密着・支持するフランジ状のエッジ支持部53aと、ダンパ51の外周縁を支持するフランジ状のダンパ支持部53bと、これらの各支持部53a,53b間を連結した連結部53cと、前記エッジ支持部53aの外周から径方向外方に向かって延出してバッフル板として機能するバッフル部53dとを一体形成したものである。
連結部53cには、振動板43から背部に放射された音を、第2フレーム59が画成する密閉空間61側に通過させる開口が適宜装備されている。
バッフル部53dは、その外周縁が、第2フレーム59に突き合される結合部となっている。
The
The
The
磁気回路57は、中心にセンターポール71aが立設されたボトムプレート71と、センターポール71aの周囲を囲うリング状に形成されてボトムプレート71上に設置されたマグネット72と、前記マグネット72を前記ボトムプレート71との間に挟むリング状のトッププレート73とを備えたもので、トッププレート73の内周とセンターポール71aとの間の隙間が磁気ギャップ55として機能する。
The
第2フレーム59は、周壁部59bと底壁部59cとによって略有底筒状又は上方を開放した箱状に形成されている。この第2フレーム59は、その周壁部59bの上端縁がパッキン75を介して第1フレーム53のバッフル部53dの外周に結合されて、振動板43の背部を覆う密閉空間61を形成している。
パッキン75は、例えば制振用ゴム等、防振特性と密封性に優れた材質で形成されている。
The
The
第2フレーム59の底壁部59cには、ボトムプレート71に密着結合されて磁気回路57を支持する磁気回路支持部59aが隆起形成されている。そして磁気回路支持部59aには、磁気回路57の背面であるボトムプレート71の大半を外部に露出させる開口59dが装備されている。
On the
本実施の形態の場合、第1フレーム53と第2フレーム59とは、振動伝達特性の相異により不要振動が減衰されるように、材質を相異させている。
例えば、第1フレーム53を鋼板製とした場合に、第2フレーム59はアルミニウムダイキャスト製とする。
第2フレーム59は、発熱する磁気回路57を支持するため、熱伝導率の高い材質で形成することが望ましく、アルミダイキャストは好適である。
但し、第1フレーム53と第2フレーム59との具体的材質は、上記実施の形態に限らない。第1フレーム53を、第2フレーム59とは成分組成の異なるアルミニウム合金とすることができ、また、それぞれの振動伝達特性が相異するように成分組成を変えたチタン合金、或いは鋳鉄等を適宜組合せすることが考えられる。
In the case of the present embodiment, the
For example, when the
Since the
However, the specific material of the
以上に説明したスピーカ装置41では、第1フレーム53と第2フレーム59とが、振動板43の背面に密閉空間61を画成してエンクロージャとしての機能を果たすため、専用のキャビネットの廃止による小型化が容易になり、モニター等へ組み込む形態での製品化も可能になる。
In the
また、振動系部品及び磁気回路57を支持する支持構造物であるフレームが第1フレーム53と第2フレーム59とに分割されていて、振動系部品であるロールエッジ45やダンパ51の支持は第1フレーム53が分担し、磁気回路57の支持は第2フレーム59が分担することで、振動系部品から伝播される振動は、磁気ギャップ55の振幅駆動の反作用によって磁気回路57から伝播される振動が別々のフレーム53,59に分散され、不要振動が集中して作用することがなくなるため、フレームに不要振動が発生することが抑止される。更に、第1フレーム53と第2フレーム59とがパッキン75を介して結合されていて、パッキン75によってそれぞれのフレーム間の振動伝播を減衰させることができるため、不要振動の抑止効果が向上し、不要振動の防止による音質向上を図ることが可能になる。
Further, the frame that is a support structure for supporting the vibration system component and the
更に、本実施の形態では、第1フレーム53と第2フレーム59とを、互いに振動伝達特性のことなる材質で形成していて、相互間での振動伝播が振動伝達特性の相異によって減衰されるため、フレーム上での不要振動の発生をさらに低減させることができ、高音質化が可能になる。
Furthermore, in the present embodiment, the
更に、本実施の形態の構成では、第2フレーム59の磁気回路57を支持する磁気回路支持部59aには、磁気回路57の背面を外部に露出させる開口59dが装備されていて、磁気回路57の発熱を開口59dから外部に放熱して、密閉空間61内に熱が籠もることを防止できる。
従って、磁気回路57の発熱が籠もって磁気回路57を異常昇温させることが無くなり、磁気回路57の異常昇温による音質低下を防止して、更なる音質向上を図ることができる。
Furthermore, in the configuration of the present embodiment, the magnetic
Therefore, the heat generation of the
図4は、本発明に係るスピーカ装置の第2の実施の形態の概略構成を示す縦断面図である。
この第2の実施の形態のスピーカ装置81は、第1の実施の形態の第2フレーム59の構造を一部改良したもので、それ以外は第1の実施の形態と共通である。第1の実施の形態と共通の部品には、同番号を付して説明を省略する。
この第2の実施の形態のスピーカ装置81の場合、第2フレーム59の磁気回路支持部59aは、磁気回路57の振動板43側に位置したトッププレート73を支持しており、それにより、磁気回路57の略全体を開口59dから第2フレーム59の外部に露出させている。
FIG. 4 is a longitudinal sectional view showing a schematic configuration of the speaker device according to the second embodiment of the present invention.
The
In the case of the
このような構成にしたことで、磁気回路57の発熱を外部に逃がし易くなり、磁気回路57の昇温防止を更に徹底することができ、磁気回路57の昇温防止による高音質化を促進することができる。
By adopting such a configuration, the heat generated by the
図5は、本発明に係るスピーカ装置の第3の実施の形態の概略構成を示す縦断面図である。
この第3の実施の形態のスピーカ装置83は、第1の実施の形態のスピーカ装置41の一部を改良したもので、振動系部品を支持する第1フレーム85が、エッジ45の外周縁を支持するメインフレーム87と、ダンパ51の外周縁を支持するサブフレーム89とに分割された点と、メインフレーム87とサブフレーム89とがパッキン90を介して結合されている点とが、第1の実施の形態とは異なっている。
FIG. 5 is a longitudinal sectional view showing a schematic configuration of the speaker device according to the third embodiment of the present invention.
The speaker device 83 according to the third embodiment is obtained by improving a part of the
サブフレーム89は、第2フレーム59の周壁部59bと同様な筒状を成した周壁部89aと、この周壁部89aから半径方向内方に延出してダンパ51の外周を支持する横断壁89bとを備えており、横断壁89bにはメインフレーム87側の空間61aと第2フレーム59側の空間61bとを連通させる開口部89cが設けられている。
The
なお、第1フレーム85にはパッキン75を介して第2フレーム59が結合される点、第2フレーム59の磁気回路支持部59aが磁気回路57のボトムプレート71の外周部を密着状態で支持している点、磁気回路支持部59aには放熱用の開口59dが設けられている点等は、何れも第1の実施の形態と共通である。その他の共通部品については、第1の実施の形態と同番号を付して説明を省略する。
Note that the
以上の第3の実施の形態のスピーカ装置83では、振動板43外周のロールエッジ45を支持するメインフレーム87と、ボイスコイルボビン47に結合されたダンパ51を支持するサブフレーム89とが別体で、パッキン90を介して結合された構成としたことで、スピーカ動作時における振動板43やダンパ51からの振動伝播が更に分散されことに、フレーム相互の間での振動減衰効果が相乗して、フレーム上での不要振動の発生を第1の実施の形態よりも更に高度に低減させることができ、不要振動の低減による高音質化を発展させることができる。
In the speaker device 83 according to the third embodiment described above, the
なお、第1フレーム85を構成しているメインフレーム87とサブフレーム89とは、振動伝達特性の相異により不要振動が減衰されるように、互いに材質を相異させておくと、不要振動を低減させる効果が更に高まる。
If the
以上、詳述したように、本発明の実施の形態に係るスピーカ装置41は、振動板43と、この振動板43の外周に一体化されたエッジ45と、前記振動板43に固定されたボイスコイルボビン47に巻回されたボイスコイル49と、内周が前記ボイスコイルボビン47に接合されて半径方向外方に延出するボイスコイル支持用のダンパ51と、前記エッジ45及びダンパ51の外周縁を支持する第1フレーム53と、前記ボイスコイル49が挿入される磁気ギャップ55を有した磁気回路57と、前記第1フレーム53とは別体に形成されて前記磁気回路57を支持する磁気回路支持部59aを有した第2フレーム59と、を備え、第2フレーム59は、パッキン75を介して第1フレーム53に結合されて前記振動板43の背部を覆う密閉空間を形成することを特徴としている。
As described above in detail, the
これにより、第1フレーム53と第2フレーム59とが、振動板43の背面に密閉空間61を画成してエンクロージャとしての機能を果たすため、専用のキャビネットの廃止による小型化が容易になり、モニター等へ組み込む形態での製品化も可能になる。
As a result, the
また、振動系部品及び磁気回路57を支持する支持構造物であるフレームが第1フレーム53と第2フレーム59とに分割されていて、振動系部品であるロールエッジ45やダンパ51の支持は第1フレーム53が分担し、磁気回路57の支持は第2フレーム59が分担することで、振動系部品から伝播される振動は、磁気ギャップ55の振幅駆動の反作用によって磁気回路57から伝播される振動が別々のフレーム53,59に分散され、不要振動が集中して作用することがなくなるため、フレームに不要振動が発生することが抑止される。更に、第1フレーム53と第2フレーム59とがパッキン75を介して結合されていて、パッキン75によってそれぞれのフレーム間の振動伝播を減衰させることができるため、不要振動の抑止効果が向上し、不要振動の防止による音質向上を図ることが可能になる。
Further, the frame that is a support structure for supporting the vibration system component and the
更に、本発明の実施の形態の構成では、第2フレーム59の磁気回路57を支持する磁気回路支持部59aには、磁気回路57の背面を外部に露出させる開口59dが装備されていて、磁気回路57の発熱を開口59dから外部に放熱して、密閉空間61内に熱が籠もることを防止できる。
従って、磁気回路57の発熱が籠もって磁気回路57を異常昇温させることが無くなり、磁気回路57の異常昇温による音質低下を防止して、更なる音質向上を図ることができる。
Furthermore, in the configuration of the embodiment of the present invention, the magnetic
Therefore, the heat generation of the
41 スピーカ装置
43 振動板
45 エッジ(ロールエッジ)
47 ボイスコイルボビン
49 ボイスコイル
51 ダンパ
53 第1フレーム
55 磁気ギャップ
57 磁気回路
59 第2フレーム
61 密閉空間
71 ボトムプレート
72 マグネット
73 トッププレート
75 パッキン
81 スピーカ装置
83 スピーカ装置
85 第1フレーム
87 メインフレーム
89 サブフレーム
90 パッキン
41
47
Claims (5)
該振動板の外周に一体化されたエッジと、
前記振動板に固定されたボイスコイルボビンに巻回されたボイスコイルと、
内周が前記ボイスコイルボビンに接合されて半径方向外方に延出するボイスコイル支持用のダンパと、
前記エッジ及びダンパの外周縁を支持する第1フレームと、
前記ボイスコイルが挿入される磁気ギャップを有した磁気回路と、
前記第1フレームとは別体に形成されて前記磁気回路を支持する磁気回路支持部を有した第2フレームと、を備え、
前記第2フレームは、パッキンを介して第1フレームに結合されて前記振動板の背部を覆う密閉空間を形成することを特徴とするスピーカ装置。 A diaphragm,
An edge integrated with the outer periphery of the diaphragm;
A voice coil wound around a voice coil bobbin fixed to the diaphragm;
A voice coil support damper having an inner periphery joined to the voice coil bobbin and extending radially outward;
A first frame that supports the outer periphery of the edge and the damper;
A magnetic circuit having a magnetic gap into which the voice coil is inserted;
A second frame having a magnetic circuit support portion that is formed separately from the first frame and supports the magnetic circuit;
The speaker device according to claim 1, wherein the second frame is coupled to the first frame via a packing to form a sealed space that covers a back portion of the diaphragm.
前記メインフレームと前記サブフレームとがパッキンを介して結合されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。 The first frame is divided into a main frame that supports the outer peripheral edge of the edge, and a subframe that supports the outer peripheral edge of the damper,
The speaker device according to claim 1, wherein the main frame and the sub frame are coupled via a packing.
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