JP2006339128A - 複数電極、複数フィラメント構造の蛍光灯とスイッチ回路 - Google Patents

複数電極、複数フィラメント構造の蛍光灯とスイッチ回路 Download PDF

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浩 五前
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Abstract

【課題】蛍光灯はあらゆる場所で使用される重要な照明器具である。この寿命を延長させるために様々な取り組みがなされてきた。しかし有効な解決方法を見出すことができなかった。
【解決手段】蛍光灯の寿命を延長させる方法として、その構造を複数電極、複数フィラメントにすることにより、比較的、容易にこの目的を達成することができる。これによって省資源、環境問題にも大きく貢献できることになる。
【選択図】図10

Description

本発明は、複数電極、複数フィラメントによって蛍光灯の長寿命化を図ったことおよびスイッチ回路に関するものである。
蛍光灯は一般的に次のような種類がある。第1には電極とフィラメントを使用したもの、第2は冷陰極電極を使用した蛍光灯、第3は電極のない無電極による点灯方式によるものがある。ここでは電極とフィラメントを使用した点灯方式について説明する。従来、蛍光灯(放電管の一種)の電源として、交流商用電源(AC100V50/60Hz)を利用したスタータ(グロー放電管)式点灯回路、ラビッドスタート型点灯回路またはインバータ式点灯回路等を使用して蛍光灯の点灯を行なってきた。この際、蛍光灯は一定の期間を経過すると寿命(一般的には5000〜9000時間)を向え、点灯しなくなるのが通常であった。この古い蛍光灯は廃棄され、新しい蛍光灯に交換して使用することが日常的に実施されている。私達の家庭内においても蛍光灯は数10灯が使用されている。その他、工場、事務所、公共施設、駅ターミナル、マンション、学校、競技場、店舗、飲食店、ホテル、外灯等その他多くの場所において数100灯、あるいはそれ以上使用されているのが現状である。日本全体では数10億本、それ以上の蛍光灯が使用されていることが推測される。これらの古くなった蛍光灯は寿命を向えるとゴミとして廃棄されているのが現状であり、その廃棄量はおびただしく大きいものである。
近年、世界的に地球環境問題が大きな関心を集めている。この中で、地球資源の浪費の問題は、ゴミ処理問題と共にたいへん重要な問題である。世界中で使用されている、蛍光灯は私達の生活の中ではなくてはならない必需品となっている。いままで、古くなった蛍光灯は点灯しなくなった時点でゴミとして廃棄される運命にあった。従来、蛍光灯のリサイクル、省資源利用に関して、様々な研究がなされてきたが、有効な成果を得ることができなかった。本発明では、複数電極、複数フィラメントの採用により、点灯しなくなった蛍光灯の電極、フィラメントを取りやめて、同一面に設置させた、新しい電極、フィラメントを使用して蛍光灯を再点灯させるものである。この方式を利用することにより、従来の蛍光灯の寿命を大幅に延長できるようになる。これによってゴミ処理問題、省資源の考え方を大きく前進させるものである。古くなった蛍光灯の廃棄される部品構成として、ガラス管、蛍光塗料、フィラメント、金属物、絶縁物、水銀等があるがこの中で、たいへん有害な水銀が微量であるが含まれる。
現在数多く使用されている蛍光灯は電極と内部にフィラメントを組込んだ、片側2P(両側4P)の電極による構成がほとんどである。この蛍光灯は寿命を向え点灯しなくなった場合、これを廃棄してきた。この点灯しなくなった古い蛍光灯を調べてみると、蛍光灯内部のフィラメントが片側または両側にヘタリが発生し、電流が流れにくくなったり、または断線状態にあり、フィラメントに電流が流れなくなり、電子放出ができなくなるために蛍光灯の点灯ができなくなるものである。この蛍光灯は新しい蛍光灯と交換され、古い蛍光灯は廃棄処分となる。蛍光灯の寿命は一般的に点灯時間が5000〜9000時間となっている。1日10時間点灯した場合、約500〜900日の点灯が可能である。点灯しなくなった古い蛍光灯を交換する場合、一般家庭においては比較的簡単に交換が可能であるが、工場、事務所、公共施設、駅ターミナル、マンション、学校、競技場、店舗、飲食店、ホテル、外灯等には高所に設置されている場合が多く、この交換作業は非常に危険でたいへん難しい作業であり、専門家に任されているのが現実である。また外灯に代表される野外に設置される蛍光灯は厳しい環境の中で、蛍光灯を交換作業をすることはたいへん難しい作業となっている。このように蛍光灯の寿命を延長することはたいへん重要な技術であり、強く求められているものである。
点灯しなくなった古い蛍光灯を再点灯させる方法として、本発明では、同一面に複数の電極(フィラメント)を配置して、点灯しなくなった場合、いままで使用した電極(フィラメント)を取りやめて、新しい電極(フィラメント)に切換えるものである。新しい電極(フィラメント)は、いままで使用されていなかったために、新品と同様に蛍光灯が点灯することになるのである。電極の切換えは、蛍光灯の両側に設置したスイッチ回路によって、接点を切換えることにより行なわれる。これによって蛍光灯は再点灯が可能となり、点灯時間も5000〜9000時間の延長が可能となる。点灯しなくなった古い蛍光灯を再度、復活点灯させ、従来の寿命を2倍に延長させることが可能になるのである。さらに電極(フィラメント)の数を増やしていけばさらに蛍光灯の寿命延長が可能となる。これによって、蛍光灯の消費量を半分以下にすることができ、ゴミとしての廃棄量も大幅に減らすことができる。また点灯しなくなった古い蛍光灯の交換作業も大幅に軽減されるのである。このように従来方式では、点灯しなくなった古い蛍光灯はゴミとして廃棄処分するしかなかったが、今回の発明装置を使用すれば、蛍光灯の寿命は実質的に2倍以上の延長が可能となり、省資源、環境問題の観点から見て、私達の社会生活に大きな貢献が可能になる。
本発明により従来の課題を解決し、複数の電極(フィラメント)を設けることにより蛍光灯の寿命を大幅に延長させたものであり、発明の目的を達成するために蛍光灯に係る方式および装置を提供するものである。本発明の代表的な片側4P(両側8P)の複数電極(複数フィラメント)について説明すると、蛍光灯の両端面部に各4Pの電極を設置する。その構造は、電極が四隅に配置され、フィラメントを片側2個(両側4個)配置する構成となっている。まず第1系統の電極(フィラメント)を使用して蛍光灯を点灯させる。一定の期間継続して使用すると蛍光灯は寿命を向え(フィラメントのヘタリまたは断線)点灯しなくなる。この時スイッチを切換えて、第2系統の電極(フィラメント)に接続する。これによって、蛍光灯は再点灯可能な状態になり点灯を開始する。このように電極、フィラメントの配置、構成によって蛍光灯は長寿命化が可能になる。さらに、片側5P(両側10P)の電極(フィラメント)、さらに片側6P(両側12P)の電極(フィラメント)を使用すれば蛍光灯の寿命をさらに延長することができる。また蛍光灯の電極、フィラメントのスペースが確保できれば6極以上の電極(フィラメント)も可能となるのである。
複数電極(複数フィラメント)の蛍光灯は単に蛍光灯の寿命を延ばすことのみならず、省資源、環境問題の観点においても重要な役割を持っている。また、高所に設置された蛍光灯は交換作業に危険が伴うものである。蛍光灯の寿命を延長することはこの危険な交換作業を大幅に軽減できるメリットがある。本発明ではもし、第1系統の電極、フィラメントにヘタリまたは断線により蛍光灯が点灯しなくなっても、次の新しい第2系統の電極、フィラメントに切換えることにより蛍光灯を再点灯することができるのである。この切り換えは手動によって行なわれる。さらに第2の電極、フィラメントが寿命を向えた時は、第3の電極、フィラメントに切換えて、点灯を行なうものである。このように複数電極、複数フィラメントを設けることにより、その電極、フィラメントの数に比例して蛍光灯の寿命は延びることになる。このように複数電極(複数フイラメント)蛍光灯は数々の問題点を解決することができる特徴を持っている。
蛍光灯の設置場所は照明器具の性格上、一般的に高所に設置される場合が多い、この際点灯しなくなった古い蛍光灯と新しい蛍光灯を交換する作業は危険が伴うため、専門家に任されているのが現状である。また、蛍光灯は照明の質感、効率、省電力および価格の上で他の照明器具に比べて優位性を持っているために、場所を選ばず使用されている場合が多い。従来の蛍光灯は寿命の点で問題を抱えていたが、複数電極(複数フィラメント)の蛍光灯を使用することにより、寿命を2〜5倍に延ばすことが可能になり、交換作業等のわずらわしいことを大幅に軽減できるようになる。またこの複数電極(複数フィラメント)の蛍光灯は従来の技術の延長線上にあり、現在利用されている製造設備を利用して生産できるので製造コストのアップも最小限にとどめることができる。これによって利用者の負担増もそれほど増えることなく蛍光灯を利用できるのである。加えて、ゴミとしての廃棄量を大幅に軽減することができ、資源のムダ使いをなくし、省資源の達成にも十分貢献できるのある。
最初に、図1の蛍光灯、2P電極(フィラメント1個)の発光原理(モデル図)について説明する。まず、図1(1)は正面図で蛍光灯1は、点灯(始動)の際、電極(1)A10、電極(1)B11、電極(2)A12、電極(2)B13に電流を流して予熱すると、高温になったフィラメント(1)A14、フィラメント(2)A15で陰極から電子7が豊富に放出される。放出された電子7は反対側の電極(陽極)に引かれて移動し、放電が始まる。放電により流れる電子7は、ガラス管2内に封入された水銀粒子8と衝突する。衝突により水銀粒子8は電子7のエネルギーを受け、紫外線9を発生する。ガラス管内壁に塗布された蛍光物質(蛍光面4)が紫外線9を受けて、可視光線を発生する。またアルゴンガス5は放電を促進するためのものである。蛍光灯1の構造は他にガラス管2、口金3、絶縁板6等で構成されている。また、図1(2)は(1)の平面図、図1(3)は(1)の左側面図、図1(4)は(1)の右側面図、図1(5)は(1)のA−A断面図、図1(6)は(1)のB−B断面図を示している。
図2は蛍光灯、2P電極(フィラメント1個)のスタータ(グロー放電管)式点灯回路を説明する。この方式は、あらかじめフィラメント(1)A14、フィラメント(2)A15を十分予熱してから放電を行なうものである。交流電源(AC100V50/60Hz18)を印加して、電極(1)A10、電極(1)B11、電極(2)A12、電極(2)B13に電圧を加えるとスタータ(グロー放電管)16の接点が閉じ、両方のフィラメント(1)A14、フィラメント(2)A15に短絡電流が流れ、フィラメント(1)A14、フィラメント(2)A15を予熱して電子7(図1で記述)が放出される。やがて、スタータ(グロー放電管)16の接点が開くとその瞬間に安定器(インダクタンス)17からインダクションキック電圧と呼ばれる高電圧がかかり、蛍光灯1が点灯、始動する。始動後はランプ電流による熱でフィラメント(1)A14、フィラメント(2)A15が加熱され、電子7が放出され続けるのである。またコンデンサ19はスタータ(グロー放電管)16のノイズ低減とフィラメント電流を安定させる役割を持っている。同時に安定器(インダクタンス)17により蛍光灯1は安定した点灯ができるのである。ここでスイッチ(1)20は交流電源をON/OFFするためのものである。
図3は蛍光灯、2P電極(フィラメント1個)のインバータ式点灯回路を説明する。インバータ式点灯回路26は図2のスタータ(グロー放電管)式点灯回路と同様にフィラメント(1)A14、フィラメント(2)A15を十分予熱してから放電を行なうものである。この回路構成はまず、交流電源(AC100V50/60Hz18)を印可する。雑音防止用フィルタ21を経由して、整流回路22により直流電圧に変換し、高調波低減回路(平滑回路を含む)23によって直流電圧の電圧変動を低減させるのである。この直流電圧はインバータ回路(高周波変換回路)24によって20〜50kHzの高周波電圧を発生させ、高周波安定器25によって蛍光灯1を点灯させるものである。始動後はランプ電流による熱で電極(1)A10、電極(1)B11、電極(2)A12、電極(2)B13とつながるフィラメント(1)A14、フィラメント(2)A15が加熱され、電子7(図1で記述)が放出され続けるのである。これによって蛍光灯1は安定した点灯ができるのである。ここでスイッチ(1)20は交流電源をON/OFFするためのものである。
図4は本発明の蛍光灯、4P電極(フィラメント2個)の構造図について説明する。従来の片側2P電極構造を4P電極構造にして蛍光灯の長寿命化を図ったものである。具体的には、蛍光灯1の左端に電極(3)A27、(3)B28、(3)C29、(3)D30、4Pを配置し、右端に電極(4)A31、(4)B32、(4)C33、(4)D34、4Pを配置している。また左側にフィラメント(3)A35、(3)B36の2個を配置し、右側にフィラメント(4)A37、(4)B38の2個を配置している。蛍光灯1の発光原理は図1と同様である。まず、電極(3)A27、(3)B28、フィラメント(3)A35と電極(4)A31、(4)B32、フィラメント(4)A37で蛍光灯1の点灯を開始する。この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、新しい電極(3)C29、(3)D30、フィラメント(3)B36および電極(4)C33、(4)D34、フィラメント(4)B38を使用して蛍光灯を点灯させる。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、電極の切換えはスイッチ切換回路によって、手動にて行なわれる。スイッチ切換回路については後述の図9、図10にて詳しく説明する。ここで図4(1)は正面図、図4(2)は(1)の平面図、図4(3)は(1)の左側面図、図4(4)は(1)の右側面図、図4(5)は(1)のA−A断面図(拡大図)、図4(6)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示している。本発明では電極およびフィラメントの配置、構成について具体例によって説明しているが、複数電極、複数フィラメントの配置、構成については、これに限定するものではない。
図5では本発明の蛍光灯、4P電極(フィラメント3個)の構造図について説明する。従来の片側2P電極構造を4P電極構造にして蛍光灯の長寿命化を図ったものである。具体的には、蛍光灯1の左端に電極(5)A39、(5)B40、(5)C41、(5)D42、4Pを配置し、右端に電極(6)A43、(6)B44、(6)C45、(6)D46、4Pを配置している。また左側にフィラメント(5)A47、(5)B48、(5)C49の3個を配置し、右側にフィラメント(6)A50、(6)B51、(6)C52の3個を配置している。蛍光灯1の発光原理は図1と同様である。まず、電極(5)A39、(5)B40、フィラメント(5)A47と電極(6)A43、(6)B44、フィラメント(6)A50で点灯を開始する。この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、新しい電極(5)A39、(5)C41、フィラメント(5)B48および電極(6)A43、(6)C45、フィラメント(6)B51を使用して蛍光灯1を点灯させる。またこの電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、新しい電極(5)A39、(5)D42、フィラメント(5)C49および電極(6)A43、(6)D46、フィラメント(6)C52を使用して蛍光灯1を点灯させる。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、この電極の切換えはスイッチ切換回路によって、手動にて行なわれる。スイッチ切換回路については図11にて詳しく説明する。ここで図5(1)は正面図、図5(2)は(1)の左側面図、図5(3)は(1)の右側面図、図5(4)は(1)のA−A断面図(拡大図)、図5(5)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示している。
図6は本発明の蛍光灯、5P電極(フィラメント4個)の構造図について説明する。従来の片側2P電極構造を4P電極構造にして蛍光灯の長寿命化を図ったものである。具体的には、蛍光灯1の左端に電極(7)A53、(7)B54、(7)C55、(7)D56、(7)E57、5Pを配置し、右端に電極(8)A58、(8)B59、(8)C60、(8)D61、(8)E62、5Pを配置している。また左側にフィラメント(7)A63、(7)B64、(7)C65、(7)D66の4個を配置し、右側にフィラメント(8)A67、(8)B68、(8)C69、(8)D70の4個を配置している。蛍光灯1の発光原理は図1と同様である。まず、電極(7)A53、(7)B54、フィラメント(7)A63と電極(8)A58、(8)B59、フィラメント(8)A67で蛍光灯1の点灯を開始する。この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、新しい電極(7)A53、(7)C55、フィラメント(7)B64および電極(8)A58、(8)C60、フィラメント(8)B68を使用して蛍光灯1を点灯させる。また、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、新しい電極(7)A53、(7)D56、フィラメント(7)C65および電極(8)A58、(8)D61、フィラメント(8)C69を使用して蛍光灯1を点灯させる。また、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、最後の新しい電極(7)A53、(7)E57、フィラメント(7)D66および電極(8)A58、(8)E62、フィラメント(8)D70を使用して蛍光灯1を点灯させる。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、この電極の切換えはスイッチ切換回路によって、手動にて行なわれる。スイッチ切換回路については図12にて詳しく説明する。ここで図6(1)は正面図、図6(2)は(1)の左側面図、図6(3)は(1)の右側面図、図6(4)は(1)のA−A断面図(拡大図)、図6(5)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示している。
図7は本発明の蛍光灯、6P電極(フィラメント3個)の構造図について説明する。従来の片側2P電極構造を6P電極構造にして蛍光灯の長寿命化を図ったものである。具体的には、蛍光灯1の左端に電極(9)A71、(9)B72、(9)C73、(9)D74、(9)E75、(9)F76、6Pを配置し、右端に電極(10)A77、(10)B78、(10)C79、(10)D80、(10)E81、(10)F82、6Pを配置している。また左側にフィラメント(9)A83、(9)B84、(9)C85の3個を配置し、右側にフィラメント(10)A86、(10)B87、(10)C88の3個を配置している。蛍光灯1の発光原理は図1と同様である。まず、電極(9)A71、(9)B72、フィラメント(9)A83と電極(10)A77、(10)B78、フィラメント(10)A86で蛍光灯1の点灯を開始する。この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、新しい電極(9)C73、(9)D74、フィラメント(9)B84および電極(10)C79、(10)D80、フィラメント(10)B87を使用して蛍光灯1を点灯させる。またこの電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、最後の新しい電極(9)E75、(9)F76、フィラメント(9)C85および電極(10)E81、(10)F82、フィラメント(10)C88を使用して蛍光灯1を点灯させる。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、この電極の切換えはスイッチ切換回路によって、手動にて行なわれる。スイッチ切換回路については図13にて詳しく説明する。ここで図7(1)は正面図、図7(2)は(1)の左側面図、図7(3)は(1)の右側面図、図7(4)は(1)のA−A断面図(拡大図)、図7(5)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示している。
図8は本発明の蛍光灯、6P電極(フィラメント5個)の構造図について説明する。従来の片側2P電極構造を6P電極構造にして蛍光灯の長寿命化を図ったものである。具体的には、蛍光灯1の左端に電極(11)A89、(11)B90、(11)C91、(11)D92、(11)E93、(11)F94、6Pを配置し、右端に電極(12)A95、(12)B96、(12)C97、(12)D98、(12)E99、(12)F100、6Pを配置している。また左側にフィラメント(11)A101、(11)B102、(11)C103、(11)D104、(11)E105の5個を配置し、右側にフィラメント(12)A106、(12)B107、(12)C108、(12)D109、(12)E110の5個を配置している。蛍光灯1の発光原理は図1と同じである。まず、左側の電極(11)A89、(11)B90、フィラメント(11)A101と右側の電極(12)A95、(12)B96、フィラメント(12)A106で蛍光灯1の点灯を開始する。この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、新しい電極(11)A89、(11)C91、フィラメント(11)B102および電極(12)A95、(12)C97、フィラメント(12)B107を使用して蛍光灯1を点灯させる。また、この電極、フィラメントにヘタリ発生がしたり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、新しい電極(11)A89、(11)D92、フィラメント(11)C103および電極(12)A95、(12)D98、フィラメント(12)C108を使用して蛍光灯1を点灯させる。また、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線して、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、新しい電極(11)A89、(11)E93、フィラメント(11)D104および電極(12)A95、(12)E99、フィラメント(12)D109を使用して蛍光灯1を点灯させる。さらにこの電極、フィラメントにヘタリや断線が発生し、点灯しなくなった場合はこの電極、フィラメントをやめて、最後の新しい電極(11)A89、(11)F94、フィラメント(11)E105および電極(12)A95、(12)F100、フィラメント(12)E110を使用して蛍光灯1を点灯させる。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、この電極の切換えはスイッチ切換回路によって、手動にて行なわれる。スイッチ切換回路については図14にて詳しく説明する。ここで図8(1)は正面図、図8(2)は(1)の左側面図、図8(3)は(1)の右側面図、図8(4)は(1)のA−A断面図(拡大図)、図8(5)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示している。
図9は本発明の蛍光灯、4P電極(フィラメント2個)にスタータ(グロー放電管)式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。ここでは図4で説明した内容の蛍光灯についてモデル図によって具体的に説明する。最初に蛍光灯1を点灯する際は、左側の電極(3)A27、(3)B28、フィラメント(3)A35と右側の電極(4)A31、(4)B32、フィラメント(4)A37を使用する。この時に左側のスイッチ(2)111は接点1と2が接触子(2)112によって接続され、電極(3)A27とつながっている。また右側のスイッチ(3)113は接点1と2が接触子(2)112によって接続され、電極(4)A31とつながっている。さらに電極(3)B28、電極(4)B32はスタータ(グロー放電管)16とコンデンサ19に接続される。蛍光灯1はこの電極、フィラメントおよび安定器(インダクタンス)17によって、そのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、AC100V50/60Hz18の近傍に設置されたスイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(2)111の接点1と3側に接触子(2)112を切換える。また、右側のスイッチ(3)113の接点1と3側に接触子(2)112を切換える。これによって新しい左側の電極(3)C29、(3)D30、フィラメント(3)B36、右側の電極(4)C33、(4)D34、フィラメント(4)B38に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメント、左側の電極(3)C29、(3)D30、フィラメント(3)B36、右側の電極(4)C33、(4)D34、フィラメント(4)B38よる点灯を開始する。ここで電極(3)D30、電極(4)D34はスタータ(グロー放電管)16とコンデンサ19に接続される。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、蛍光灯1の点灯方法については図2によって詳しく説明した通りである。このように片側4P(両側8P)電極、片側2個(両側4個)フィラメントを使用した蛍光灯1は、従来の2倍の寿命延長が可能となる。
図10は本発明の蛍光灯、4P電極(フィラメント2個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。ここでは図4で説明した内容の蛍光灯についてモデル図によって具体的に説明する。蛍光灯1はインバータ式点灯回路26によって点灯を開始する。最初に蛍光灯1を点灯する際は、左側の電極(3)A27、(3)B28、フィラメント(3)A35と右側の電極(4)A31、(4)B32、フィラメント(4)A37を使用する。この時に左側のスイッチ(2)111は接点1と2が接触子(2)112によって接続され、電極(3)A27とつながっている。また右側のスイッチ(3)113は接点1と2が接触子(2)112によって接続され、電極(4)A31とつながっている。さらに電極(3)B28、電極(4)B32はインバータ式点灯回路26につながっている。蛍光灯1は電極、フィラメントによって、そのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、AC100V50/60Hz18の近傍に設置されたスイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(2)111の接点1と3側に接触子(2)112を切換える。また、右側のスイッチ(3)113の接点1と3側に接触子(2)112を切換える。これによって最後の新しい左側の電極(3)C29、(3)D30、フィラメント(3)B36、右側の電極(4)C33、(4)D34、フィラメント(4)B38に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントよる点灯を開始する。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、蛍光灯1の点灯方法については図3によって詳しく説明した通りである。このように片側4P(両側8P)電極、片側2個(両側4個)フィラメントを使用した蛍光灯1は、従来の2倍の寿命延長が可能となる。
図11は本発明の蛍光灯、4P電極(フィラメント3個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。ここでは図5で説明した内容の蛍光灯についてモデル図によって具体的に説明する。蛍光灯1はインバータ式点灯回路26によって点灯を開始する。最初に蛍光灯1を点灯する際は、左側の電極(5)A39、(5)B40、フィラメント(5)A47と右側の電極(6)A43、(6)B44、フィラメント(6)A50を使用する。この時に左側のスイッチ(4)114は接点1と4が接触子(3)115によって接続され、電極(5)B40とつながっている。また右側のスイッチ(5)116は接点1と4が接触子(3)115によって接続され、電極(6)B44とつながっている。また電極(5)A39、電極(6)A43はインバータ式点灯回路26につながっている。蛍光灯1はこの電極、フィラメントによって、そのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、AC100V50/60Hz18の近傍に設置されたスイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(4)114の接点2と5側に接触子(3)115を切換える。また、右側のスイッチ(5)116の接点2と5側に接触子(3)115を切換える。これによって新しい左側の電極(5)A39、(5)C41、フィラメント(5)B48、右側の電極(6)A43、(6)C45、フィラメント(6)B51に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯を開始する。蛍光灯1はそのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、スイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(4)114の接点3と6側に接触子(3)115を切換える。また、右側のスイッチ(5)116の接点3と6側に接触子(3)115を切換える。これによって最後の新しい左側の電極(5)A39、(5)D42、フィラメント(5)C49、右側の電極(6)A43、(6)D46、フィラメント(6)C52に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯を開始する。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、蛍光灯1の点灯方法については図3によって詳しく説明した通りである。このように片側4P(両側8P)電極、片側3個(両側6個)フィラメントを使用した蛍光灯1は、従来の3倍の寿命延長が可能となる。
図12は本発明の蛍光灯、5P電極(フィラメント4個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。ここでは図6で説明した内容の蛍光灯についてモデル図によって具体的に説明する。蛍光灯1はインバータ式点灯回路26によって点灯を開始する。最初に蛍光灯1を点灯する際は、左側の電極(7)A53、(7)B54、フィラメント(7)A63と右側の電極(8)A58、(8)B59、フィラメント(8)A67を使用する。この時に左側のスイッチ(6)117は接点1と5が接触子(5)118によって接続され、電極(7)B54とつながっている。また右側のスイッチ(7)119は接点1と5が接触子(5)118によって接続され、電極(8)B59とつながっている。また電極(7)A53、電極(8)A58はインバータ式点灯回路26につながっている。蛍光灯1はこの電極、フィラメントによって、そのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、AC100V50/60Hz18の近傍に設置されたスイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(6)117の接点2と6側に接触子(5)118を切換える。また、右側のスイッチ(7)119の接点2と6側に接触子(5)118を切換える。これによって新しい左側の電極(7)A53、(7)C55、フィラメント(7)B64、右側の電極(8)A58、(8)C60、フィラメント(8)A68に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯を開始する。蛍光灯1はそのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。
このような状態になった場合は、スイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(6)117の接点3と7側に接触子(5)118を切換える。また、右側のスイッチ(7)119の接点3と7側に接触子(5)118を切換える。これによって新しい左側の電極(7)A53、(7)D56、フィラメント(7)C65、右側の電極(8)A58、(8)D61、フィラメント(8)C69に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯を開始する。蛍光灯1はそのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、スイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(6)117の接点4と8側に接触子(5)118を切換える。また、右側のスイッチ(7)119の接点4と8側に接触子(5)118を切換える。これによって、最後の新しい左側の電極(7)A53、(7)E57、フィラメント(7)D66、右側の電極(8)A58、(8)E62、フィラメント(8)D70に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯を開始する。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、蛍光灯1の点灯方法については図3によって詳しく説明した通りである。このように片側5P(両側10P)電極、片側4個(両側8個)フィラメントを使用した蛍光灯1は、従来の4倍の寿命延長が可能となる。
図13は本発明の蛍光灯、6P電極(フィラメント3個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。ここでは図7で説明した内容の蛍光灯についてモデル図によって具体的に説明する。蛍光灯1はインバータ式点灯回路26によって点灯を開始する。最初に蛍光灯1を点灯する際は、左側の電極(9)A71、(9)B72、フィラメント(9)A83と右側の電極(10)A77、(10)B78、フィラメント(10)A86を使用する。この時に左側のスイッチ(8)120は接点1と4が接触子(7)121によって接続され、電極(9)B72とつながっている。また右側のスイッチ(9)122は接点1と4が接触子(7)121によって接続され、電極(10)B78とつながっている。また電極(9)A71、電極(10)A77はインバータ式点灯回路26につながっている。蛍光灯1はこの電極、フィラメントによって、そのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、AC100V50/60Hz18の近傍に設置されたスイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(8)120の接点2と5側に接触子(7)121を切換える。また、右側のスイッチ(9)122の接点2と5側に接触子(7)121を切換える。これによって新しい左側の電極(9)C73、(9)D74、フィラメント(9)B84、右側の電極(10)C79、(10)D80、フィラメント(10)B87に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯を開始する。蛍光灯1はそのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、スイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(8)120の接点3と6側に接触子(7)121を切換える。また、右側のスイッチ(9)122の接点3と6側に接触子(7)121を切換える。これによって、最後の新しい左側の電極(9)E75、(9)F76、フィラメント(9)C85、右側の電極(10)E81、(10)F82、フィラメント(10)C88に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯を開始する。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、蛍光灯1の点灯方法については図3によって詳しく説明した通りである。このように片側6P(両側12P)電極、片側3個(両側6個)フィラメントを使用した蛍光灯1は、従来の3倍の寿命延長が可能となる。
図14は本発明の蛍光灯、6P電極(フィラメント5個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。ここでは図8で説明した内容の蛍光灯についてモデル図によって具体的に説明する。蛍光灯1はインバータ式点灯回路26によって点灯を開始する。最初に蛍光灯1を点灯する際は、左側の電極(11)A89、(11)B90、フィラメント(11)A101と右側の電極(12)A95、(12)B96、フィラメント(12)A106を使用する。この時に左側のスイッチ(10)123は接点1と6が接触子(9)124によって接続され、電極(11)B90とつながっている。また右側のスイッチ(11)125は接点1と6が接触子(9)124によって接続され、電極(12)B96とつながっている。また電極(11)A89、電極(12)A95はインバータ式点灯回路26につながっている。蛍光灯1はこの電極、フィラメントによって、そのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、AC100V50/60Hz18の近傍に設置されたスイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(10)123の接点2と7側に接触子(9)124を切換える。また、右側のスイッチ(11)125の接点2と7側に接触子(9)124を切換える。これによって新しい左側の電極(11)A89、(11)C91、フィラメント(11)B102、右側の電極(12)A95、(12)C97、フィラメント(12)B107に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯を開始する。蛍光灯1はそのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、スイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(10)123の接点3と8側に接触子(9)124を切換える。また、右側のスイッチ(11)125の接点3と8側に接触子(9)124を切換える。これによって新しい左側の電極(11)A89、(11)D92、フィラメント(11)C103、右側の電極(12)A95、(12)D98、フィラメント(12)C108に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯を開始する。蛍光灯1はそのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。
このような状態になった場合は、スイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(10)123の接点4と9側に接触子(9)124を切換える。また、右側のスイッチ(11)125の接点4と9側に接触子(9)124を切換える。これによって新しい左側の電極(11)A89、(11)E93、フィラメント(11)D104、右側の電極(12)A95、(12)E99、フィラメント(12)D109に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯が開始する。蛍光灯1はそのまま安定して点灯するが、この電極、フィラメントにヘタリが発生したり、断線した場合は、蛍光灯1は正常な点灯状態を維持できず、最悪の場合、点灯できない状態となり、この電極、フィラメントは寿命を向えたことになる。このような状態になった場合は、スイッチ(1)20をOFFにして、次に左側のスイッチ(10)123の接点5と10側に接触子(9)124を切換える。また、右側のスイッチ(11)125の接点5と10側に接触子(9)124を切換える。これによって、最後の新しい左側の電極(11)A89、(11)F94、フィラメント(11)E105、右側の電極(12)A95、(12)F100、フィラメント(12)E110に接続される。この一連の操作が完了するとスイッチ(1)20をONにして新しい電極、フィラメントによる点灯が開始する。この電極、フィラメントに寿命がくるまで蛍光灯1の点灯を継続できる。尚、蛍光灯1の点灯方法については図3によって詳しく説明した通りである。このように片側6P(両側12P)電極、片側5個(両側10個)フィラメントを使用した蛍光灯1は、従来の5倍の寿命延長が可能となる。
蛍光灯は照明装置として、たいへん重要な商品で私達の生活になくてはならないものになっている。家庭、工場、事務所、公共施設、駅ターミナル、マンション、学校、競技場、店舗、飲食店、ホテル、外灯等、その他あらゆるところに使用されているのが現状である。この蛍光灯はいままで、片側電極2P(両側4P)、フィラメント1個(両側2個)による構造のものが主流であった。この構造では通常、約9000時間の点灯が限界で、それ以上の延長は技術的にたいへん難しい事柄であった。これを複数電極(片側4〜6P、両側8〜12P)、複数フィラメント(片側2〜5個、両側4〜10個)の蛍光灯を使用すれば、いままでの寿命を大幅に延ばすことができるようになる。この複数電極、複数フィラメントの蛍光灯を採用することにより、寿命の延長はもちろんのこと、省資源にも貢献できることになる。点灯しなくなった蛍光灯のゴミとしての廃棄量はおびただしいものである。このように古くなった蛍光灯の廃棄量を1/2〜1/5にすることは、資源、環境問題においても重要な取り組みとなる。
は蛍光灯、2P電極(フィラメント1個)の発光原理(モデル図)(一部断面図)である。(1)は正面図を示す図 (2)は(1)の平面図を示す図 (3)は(1)の左側面図を示す図 (4)は(1)の右側面図を示す図 (5)は(1)のA−A断面図を示す図 (6)は(1)のB−B断面図を示す図 は蛍光灯、2P電極(フィラメント1個)のスタータ(グロー放電管)式点灯回路(一部断面図)である。 は蛍光灯、2P電極(フィラメント1個)のインバータ式点灯回路(一部断面図)である。 は蛍光灯、4P電極(フィラメント2個)の構造図である。(1)は正面図(一部断面図)を示す図 (2)は(1)の平面図(一部断面図)を示す図 (3)は(1)の左側面図を示す図 (4)は(1)の右側面図を示す図 (5)は(1)のA−A断面図(拡大図)を示す図 (6)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示す図 は蛍光灯、4P電極(フィラメント3個)の構造図である。(1)は正面図(一部断面図)を示す図 (2)は(1)の左側面図を示す図 (3)は(1)の右側面図を示す図 (4)は(1)のA−A断面図(拡大図)を示す図 (5)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示す図 は蛍光灯、5P電極(フィラメント4個)の構造図である。(1)は正面図(一部断面図)を示す図 (2)は(1)の左側面図を示す図 (3)は(1)の右側面図を示す図 (4)は(1)のA−A断面図(拡大図)を示す図 (5)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示す図 は蛍光灯、6P電極(フィラメント3個)の構造図である。(1)は正面図(一部断面図)を示す図 (2)は(1)の左側面図を示す図 (3)は(1)の右側面図を示す図 (4)は(1)のA−A断面図(拡大図)を示す図 (5)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示す図 は蛍光灯、6P電極(フィラメント5個)の構造図である。(1)は正面図(一部断面図)を示す図 (2)は(1)の左側面図を示す図 (3)は(1)の右側面図を示す図 (4)は(1)のA−A断面図(拡大図)を示す図 (5)は(1)のB−B断面図(拡大図)を示す図 は蛍光灯、4P電極(フィラメント2個)にスタータ(グロー放電管)式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。 は蛍光灯、4P電極(フィラメント2個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。 は蛍光灯、4P電極(フィラメント3個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。 は蛍光灯、5P電極(フィラメント4個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。 は蛍光灯、6P電極(フィラメント3個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。 は蛍光灯、6P電極(フィラメント5個)にインバータ式点灯回路とスイッチ回路を設置した場合のモデル図である。
符号の説明
1 蛍光灯
2 ガラス管
3 口金
4 蛍光面
5 アルゴンガス
6 絶縁板
7 電子
8 水銀粒子
9 紫外線
10 電極(1)A
12 電極(2)A
14 フィラメント(1)A
15 フィラメント(2)A
16 スタータ(グロー放電管)
17 安定器(インダクタンス)
18 AC100V50/60Hz
19 コンデンサ
20 スイッチ(1)
21 雑音防止用フィルタ
22 整流回路
23 高調波低減回路(平滑回路を含む)
24 インバータ回路(高周波変換回路)
25 高周波安定器
26 インバータ式点灯回路
27 電極(3)A
35 フィラメント(3)A
37 フィラメント(4)A
39 電極(5)A
47 フィラメント(5)A
53 電極(7)A
58 電極(8)A
63 フィラメント(7)A
67 フィラメント(8)A
71 電極(9)A
77 電極(10)A
83 フィラメント(9)A
86 フィラメント(10)A
89 電極(11)A
95 電極(12)A
101 フィラメント(11)A
106 フィラメント(12)A
111 スイッチ(2)
112 接触子(2)
113 スイッチ(3)
115 接触子(3)
116 スイッチ(5)
118 接触子(5)
119 スイッチ(7)
121 接触子(7)
122 スイッチ(9)
124 接触子(9)
125 スイッチ(11)

Claims (2)

  1. 蛍光灯における電極とフィラメントの構成で、第1の方法としては、電極が片側に4P、両側に8Pに配置した構造となっており、蛍光灯の内部に組み込まれたフィラメントを独立した片側に2個、両側に4個を配置した構成、また、別の例としてはフィラメントを放射状に配置して、片側に3個、両側に6個を組み込んだ構成、第2の方法としては、電極を片側に5P、両側に10Pに配置した構造となっており、蛍光灯の内部に組み込まれたフィラメントを放射状に配置して、片側に4個、両側に8個を組み込んだ構成、第3の方法としては、電極が片側に6P、両側に12Pに配置した構造となっており、蛍光灯の内部に組み込まれたフィラメントは、独立した片側に3個、両側に6個を配置した構成、また、別の例としてはフィラメントを放射状に配置して片側に5個、両側に10個を組み込んだ構成になっているもので、このように蛍光灯の電極を複数化して片側に4〜6P(両側に8〜12P)、フィラメントを片側に2〜5個(両側に4〜10個)に複数個、配置、構成したことを特徴とする蛍光灯。
  2. 請求項1における蛍光灯の複数電極、複数フィラメントの構成において、蛍光灯が正常な点灯状態にあったものが、両端一対の電極、フィラメントにヘタリや断線が発生した場合、点灯維持が不可能になり、両端一対の電極、フィラメントは寿命を向えたことになるが、この時、蛍光灯の外部両端に設置したスイッチを操作し、点灯維持が不可能となった電極、フィラメントによる点灯を取りやめて、次の新しい両端一対の電極、フィラメントに切換える、このように両端一対の電極、フィラメントに不具合が生じた場合、外部に設置したスイッチによって、新しい電極、フィラメントに切換える機能を持たせているもので、複数電極、複数フィラメントによる蛍光灯を外部にスイッチを設置することにより、電極、フィラメントにヘタリや断線が発生しても、新しい両端一対の電極、フィラメントに切換えて使用することができ、蛍光灯の寿命を延長させることができるもので、このように蛍光灯の外部にスイッチを設置して蛍光灯の点灯時間を延長させることを特徴とする蛍光灯のスイッチ回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008269975A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Orc Mfg Co Ltd ランプおよび光源装置
JP2009252365A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Nec Lighting Ltd 蛍光ランプ、該蛍光ランプの点灯制御方法
WO2013156288A1 (de) * 2012-04-16 2013-10-24 Walter Wallner Lampensockel für gasentladungslampe

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