JP2006338564A - Ipアドレスのみのフェイルオーバによるオンライン照会処理中断時間の短縮手法 - Google Patents

Ipアドレスのみのフェイルオーバによるオンライン照会処理中断時間の短縮手法 Download PDF

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Daisuke Igarashi
大輔 五十嵐
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Abstract

【課題】 従来のクラスタ構成では、フェイルオーバのためにアプリケーションの停止・
起動時間が必要なため、オンライン照会処理が長時間中断されるという問題点があった。
また、縮退手法においても縮退に伴うアプリケーションの再構成時間が必要であるため、
オンライン照会処理に影響が出てしまう問題点があった。
【解決手段】 webサーバにてDBサーバのフェイルオーバ状態を意識することなく、通信
中にDBサーバ1が障害にて停止した場合も通信の再試行のみで処理を継続可能とし、フェ
イルオーバによるアプリケーションの停止・起動時間を低減し、オンライン照会処理のサ
ービス中断時間を低減する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コンピュータの障害やデータベース(以下DB)の停止時にオンライン照会処
理を中断する時間を、低減させる手法に関するものである。
近年、オンライン処理の増加により、オンラインアクセスを受け付けるサーバ(以下we
bサーバ)やDBサーバを複数台用意し、オンライン照会処理の負荷を分散させる手法が一
般化している。
その際、サーバの障害やDBの停止によるサービスの中断を防止する手法として、クラス
タ構成や縮退といった手法がある。
特開2003−198733号公報
本発明はクラスタ構成を前提としている。
以下にそれぞれの手法について簡単に説明する。
クラスタ構成:
複数のサーバ(サーバ1、サーバ2)を用意し、それぞれに同じソフトウェアをインス
トール・セットアップする。
通常時はサーバ1のみにてソフトウェアを起動しているが、サーバ1に何らかの障害が
発生した場合、サーバ1上のソフトウェアを停止し、サーバ2上で新たにソフトウェアを
起動(フェイルオーバ)することにより、ソフトウェアの停止によるサービスの停止時間
を短縮する手法である。
障害の検知とソフトウェアの停止起動にはクラスタソフトウェアを使用する。
縮退:
複数のサーバ(サーバ1、サーバ2)を用意し、それぞれに同じソフトウェアをインス
トール・セットアップし、サーバ1、サーバ2双方でソフトウェアを起動し、同じデータ
領域を共有する。
サーバ1、サーバ2のいずれも同じ処理を行うことが出来、サーバ1に障害が起きた際
はソフトウェアを再構成し、サーバ2にて処理を行うことで、サービスの提供が完全に停
止することを防止する手法である。
従来のクラスタ構成では、フェイルオーバのためにアプリケーションの停止・起動時間
が必要なため、オンライン照会処理が長時間中断されるという問題点があった。
また、縮退手法においても縮退に伴うアプリケーションの再構成時間が必要であるため
、オンライン照会処理に影響が出てしまう問題点があった。
オンライン照会処理サービスを実現しているシステムにおいて、webサーバとDBサーバ
によるDBアクセス方式とし、エンドユーザはwebサーバへ接続し、オンライン照会処理を
行うこととする。
Webサーバにてデータが必要となった際に、あらかじめ登録しておいた通信先IPアドレ
スを指定し、TCP/IPにて通信先のDBサーバとデータの送受信を行う。
通信先のIPアドレスは複数登録しておき、通信のたびにランダムでいずれかのIPアドレ
スを使用することで、アクセスするDBサーバを振り分けることとし、通信に失敗した場合
は複数回の再試行を行うこととする。
DBサーバは論理構成、物理構成的に同一構成のサーバを複数台用いてクラスタ構成とし
、webサーバとの通信用IPアドレスのみフェイルオーバ可能なようにクラスタソフトウェ
アを設定する。
DBはDBサーバそれぞれに同一構成・同一データのコピーデータベースを構築・起動して
おき、webサーバのデータ要求に対応することとする。
クラスタソフトウェアにてDBサーバの障害またはDBの停止を検知した場合、通信用IPア
ドレスのみをフェイルオーバさせ、webサーバのアクセスを障害の起きていないDBサーバ
のDBへ振り分ける。
フェイルオーバの対象がIPアドレスのみのため、アプリケーションの停止・起動時間が
低減され、オンライン照会処理のサービス中断時間を低減することを可能とする。
本発明によって、フェイルオーバによるアプリケーションの停止・起動時間を低減し、
オンライン照会処理のサービス中断時間を低減することが可能となる。
図1はシステムの物理的な概要図である。
webサーバがインターネットとルータを介してエンドユーザのコンピュータ(以下PC)
(PC1、PC2)と接続している。
webサーバとDBサーバ(DBサーバ1、DBサーバ2)はLANにてそれぞれ接続されており、
DBサーバ1とDBサーバ2はクラスタ監視用のLANにて接続されている。
ディスク装置はDBサーバ1、DBサーバ2それぞれから接続されている。
図2はシステムの論理的な概要図である。
webサーバと各DBサーバ間はIPアドレスの指定により通信先DBサーバを特定し通信する
方式となっている。
IPアドレスはあらかじめwebサーバの通信先IPアドレス格納テーブルに複数登録してお
き、データの必要となった際にランダムにIPアドレスを選択し、通信を行う。
各DBサーバには同一構成・同一データのDBが起動しており、webサーバがどのDBサーバ
へアクセスしても同様な照会結果を得ることができる。
PC1からオンライン照会要求を行う際の処理の流れを以下に例示する。
1.PC1からインターネットを経由してwebサーバの受付部1へオンライン照会要求信号
(信号1)を発行する。
2.webサーバは受付部1にて信号1を受信し、処理部にて信号1の内容を解読する。信
号1の要求を満たすためにデータが必要な場合、メモリを参照する。
3.メモリに必要なデータが全てある場合はそのデータを使用して信号1に対して応答1
を受付部1に返す。メモリに必要なデータが無い場合は通信先IPアドレス格納テーブルか
らランダムにIPアドレスを取得する。ここではメモリに該当データが無いものとし、通信
先にはIPアドレス1を使用することとする。
4.受付部2よりIPアドレス1(該当するのはDBサーバ1)に対してデータ要求信号(信
号2)を発行する。
5.DBサーバ1の受付部3にて信号2を受信し、データベース1より要求されたデータ(
ここではデータAとする)を取得し、受付部3よりwebサーバの受付部2へ応答2を返す。
6.webサーバの受付部2にて応答2を受信し、受付部1よりインターネットを介してPC
1へ応答3を返す。
図3はDBサーバ1に障害が発生した場合の論理的な概要図である。
クラスタソフトウェア1とクラスタソフトウェア2間でのクラスタ監視LANを用いた応
答要求に一定時間応答がなかった場合や、監視設定したプロセスが停止した等の場合、ク
ラスタソフトウェアがDBサーバ1停止と判断し、IPアドレス1をDBサーバ1上にて使用を
停止し、DBサーバ2上にてIPアドレス1を設定する(フェイルオーバ)。
図3の状態はIPアドレスのフェイルオーバが完了した段階である。
IPアドレスのフェイルオーバした状態でのPC1からオンライン照会要求を行う際の処理
の流れを以下に例示する。
1.PC1からインターネットを経由してwebサーバの受付部1へオンライン照会要求信号
(信号1)を発行する。
2.webサーバは受付部1にて信号1を受信し、処理部にて信号1の内容を解読する。信
号1の要求を満たすためにデータが必要な場合、メモリを参照する。
3.メモリに必要なデータが全てある場合はそのデータを使用して信号1に対して応答1
を受付部1に返す。メモリに必要なデータが無い場合は通信先IPアドレス格納テーブルか
らランダムにIPアドレスを取得する。ここではメモリに該当データが無いものとし、通信
先にはIPアドレス1を使用することとする。
4.受付部2よりIPアドレス1(該当するのはDBサーバ2)に対してデータ要求信号(信
号2)を発行する。
5.DBサーバ2の受付部4にて信号2を受信し、データベース2より要求されたデータ(
ここではデータAとする)を取得し、受付部4よりwebサーバの受付部2へ応答2を返す。
6.webサーバの受付部2にて応答2を受信し、受付部1よりインターネットを介してPC
1へ応答3を返す。
上記のように、webサーバにてDBサーバのフェイルオーバ状態を意識することはなく、
通信中にDBサーバ1が障害にて停止した場合も通信の再試行のみで処理を継続可能である
本手法を用いたシステムにて一括更新処理を行う場合、以下の手法にて実現可能である
ここでは図2のデータAをデータA'に変更することとする。
1.DBサーバのディスク3をデータベース2より削除する。
2.DBサーバ1のディスク1と、DBサーバのディスク3をミラー化する。
3.DBサーバ1にてデータAをデータA'に更新する。このときディスク3もミラー化によ
りデータA'に更新される。
4.データベース1のデータベース領域の定義情報(メタデータ)を取得する。
5.ミラー化を解除する。
6.DBサーバ1からDBサーバ2へメタデータを転送する。
7.DBサーバ2へメタデータを反映する。この時点でディスク3がデータベース2に復帰
するため、データA'を参照可能となる。
システムの物理的な概要図である。 システムの論理的な概要図である。 DBサーバ1に障害が発生した場合の論理的な概要図である。
符号の説明
webサーバ…受付部1,2、処理部、メモリ、通信先IPアドレス格納テーブル、DBサー
バ1…受付部3、クラスタソフト1、データベース1、DB2…受付部4、クラスタソフト
2、データベース2。

Claims (1)

  1. PCとWebサーバとをネットを介して接続し、PCからWebサーバに対し所望のデータを要求
    したとき、WebサーバがIPアドレス指定によりデータベースサーバと通信し、該データベ
    ースサーバから上記要求に対応するデータを取得し、該取得データをネットを介してPCへ
    送信するオンライン照合処理システムにおいて、
    上記Webサーバは上記PCからのデータ要求を受信し、該データ要求に応じたデータベー
    スのデータをネットを介してPCへ送信する第1のインターフェース部と、第1、第2のIP
    アドレスを格納するIPアドレス格納部と、上記要求をデータベースサーバへ送信し、該要
    求に応じたデータを受信する第2のインターフェース部と、上記データ要求を受けたとき
    、上記IPアドレス格納部の第1又は第2のIPアドレスを決定し、該IPアドレスをもって第
    1又は第2のデータベースサーバへアクセスし、該データ要求を上記第2のインターフェ
    ース部を介して、上記第1又は第2のデータベースサーバへ送信し、該要求に対応する取
    得データを上記第2のインターフェース部にて受信するように制御する処理部とを備え、
    上記第1のデータベースサーバは第1、第2のデータをそれぞれ格納する第1、第2の
    記録部と、クラスタソフトウエアをもっては第1、第2のデータサーバのサーバ状態を監
    視する監視部と、上記要求データを解読し、該データ要求に対応する第1又は第2のデー
    タを上記Webサーバの第2のインターフェース部へ送信する第1のインターフェース部と
    を備え、
    上記第2のデータベースサーバは上記第1のデータベースサーバと同一の構成を備え、
    上記Webサーバが上記第1のIPアドレスにより上記第1のデータベースサーバと通信し
    ている状態において上記第1のデータベースサーバに障害が発生した場合、上記第1、第
    2のデータベースサーバの第1、第2のクラスタソフトウエアをもってその障害を検知し
    、第1のIPアドレスによる第1のデータベースサーバへのアクセスを停止し、第1のIPア
    ドレスを第2のデータベースサーバ上にて設定し、第2のデータベースサーバに対しデー
    タ要求を行うことを特徴とするオンライン照合処理システム。

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