JP2006329487A - Humidifier - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、加湿器に関するものであり、特に、放出される水蒸気流に芳香を付与させることができる加湿器に関するものである。 The present invention relates to a humidifier, and more particularly to a humidifier capable of imparting fragrance to a discharged water vapor stream.
従来、この種の加湿器としては、例えば、蒸発皿(本発明の蒸発手段に該当する)の水をヒータ(本発明の蒸発手段に該当する)にて加熱して発生させた蒸気Sを、蒸気通路101を介して本体(本発明の加湿器本体に該当する)の外部に発散させて加湿するものにおいて、蒸気口102(本発明の蒸気排出口に該当する)にアロマ液を入れるアロマ容器103(本発明の皿に該当する)を設置し、発生した蒸気Sを前記アロマ容器103に接触させて加熱させるようにすると共に、接触後の蒸気Sをアロマ容器103内のアロマ液から揮発するアロマ成分と混合させて拡散させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。そして、このような加湿器を使用することで、この加湿器が使用される空間に水分と共に香りを供給することができる。
しかしながら、このような加湿器においては、前記蒸気通路を経て前記蒸気口から放出される蒸気が前記アロマ容器の近傍を流れる際、図8に示すように、前記蒸気が前記アロマ容器の上部空間に殆ど流れ込まないので、揮発したアロマ成分が前記アロマ容器の上部空間に滞留してしまい、良好に拡散させることができないという問題があった。 However, in such a humidifier, when the steam discharged from the steam port through the steam passage flows in the vicinity of the aroma container, as shown in FIG. 8, the steam enters the upper space of the aroma container. Since it hardly flows, there is a problem that the volatilized aroma component stays in the upper space of the aroma container and cannot be diffused well.
本発明は以上の問題点を解決し、揮発させた香り成分を良好に拡散させることができる加湿器を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to solve the above problems and to provide a humidifier capable of favorably diffusing the volatilized scent component.
本発明の請求項1に記載の加湿器は、加湿器本体と、この加湿器本体内に設けられて水を気化させる蒸発手段と、この蒸発手段内で気化された水蒸気を導く蒸気通路と、この蒸気通路によって導かれた水蒸気流を前記加湿器本体外に排出させる蒸気排出口とを有する加湿器において、前記蒸気排出口に皿を着脱自在に取り付けると共に、前記蒸気通路を通って蒸気排出口から排出される水蒸気流を前記皿の上部空間に導くためのフラップを設けたことを特徴とするものである。 The humidifier according to claim 1 of the present invention is a humidifier body, an evaporation means provided in the humidifier body for vaporizing water, a steam passage for guiding water vapor evaporated in the evaporation means, In the humidifier having a steam discharge port for discharging the steam flow guided by the steam passage to the outside of the humidifier body, a dish is detachably attached to the steam discharge port, and the steam discharge port passes through the steam passage. It is characterized in that a flap is provided for guiding the water vapor flow discharged from the tray to the upper space of the dish.
また、本発明の請求項2に記載の加湿器は、請求項1において、前記皿とフラップとが一体的に構成されていることを特徴とするものである。
The humidifier according to
また、本発明の請求項3に記載の加湿器は、請求項1において、前記フラップが前記蒸気排出口に起倒可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
The humidifier according to
更に、本発明の請求項4に記載の加湿器は、請求項1乃至3において、前記フラップの傾きが調節自在であることを特徴とするものである。 Furthermore, the humidifier according to claim 4 of the present invention is characterized in that, in claims 1 to 3, the inclination of the flap is adjustable.
本発明の請求項1に記載の加湿器は、以上のように構成することにより、前記蒸発手段内の水が蒸発して水蒸気となり、この水蒸気流が前記蒸気通路を経て前記蒸気排出口から前記加湿器本体外に放出される際に、前記水蒸気流が前記フラップによって前記皿の上部空間に導かれることで、前記皿上の香料から揮発した芳香成分を前記水蒸気流に乗せて良好に拡散させることができる。 By configuring the humidifier according to claim 1 of the present invention as described above, water in the evaporating means evaporates into water vapor, and this water vapor flow passes through the vapor passage from the vapor outlet. When released from the humidifier body, the steam flow is guided to the upper space of the dish by the flap, so that the aromatic component volatilized from the fragrance on the dish is put on the steam flow and diffuses well. be able to.
また、本発明の請求項2に記載の加湿器は、以上のように構成することにより、前記皿とフラップとを前記蒸気排出口から同時に着脱することができるので、前記皿を前記蒸気排出口から取り外す際に、前記皿を前記フラップに衝突させる等して香料を前記皿からこぼしてしまう等といった虞を減ずることができる。
Moreover, the humidifier according to
また、本発明の請求項3に記載の加湿器は、以上のように構成することにより、前記皿を前記蒸気排出口から取り外す際に前記フラップを起こすことで、前記皿を前記フラップに衝突させる等して香料を前記皿からこぼしてしまう等といった虞を減ずることができる。
Moreover, the humidifier of
更に、本発明の請求項4に記載の加湿器は、以上のように構成することにより、前記皿の上部空間へ導かれる水蒸気流を調節することができるので、芳香成分の揮散を任意に調節することができる。 Furthermore, since the humidifier according to claim 4 of the present invention is configured as described above, it is possible to adjust the water vapor flow guided to the upper space of the dish, so that volatilization of the fragrance component is arbitrarily adjusted. can do.
以下、本発明の実施形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。1は本発明の加湿器である。この加湿器1は、加湿器本体2と、蓋部材3と、前記加湿器本体2内に着脱自在に収容される水タンク4と、この水タンク4内の水を導く水路5と、前記加湿器本体2内に設けられると共に前記水路5によって導かれた水を蒸発させる蒸発手段6と、この蒸発手段6で発生した水蒸気を上方に導いて前記加湿器本体2の外に放出する蒸気通路を構成する筒状体7と、この筒状体7の蒸気排出口7Aに設けられた皿部材8とを有して構成されている。前記加湿器本体2は上方に開口部2Aが設けられており、この開口部2Aに対して前記蓋部材3が開閉自在に取り付けられている。そして、前記加湿器本体2には、前記加湿器1を操作するための主スイッチ9及び操作部10が設けられている。また、前記加湿器本体2には、この加湿器本体2内の熱を排出するための排熱口11が設けられている。また、前記加湿器本体2には、前記水タンク4に対応して、この水タンク4内の水量を目視できるように、水位窓12が形成されている。更に、前記加湿器本体2の下部には、前記加湿器1を立てるための複数の足13が設けられている。また、前記蓋部材3には、前記筒状体7の蒸気排出口7Aに対応して開口部3Aが形成されており、この開口部3Aから前記筒状体7の蒸気排出口7Aが露出するように構成されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 3. Reference numeral 1 denotes a humidifier according to the present invention. The humidifier 1 includes a
前記水タンク4は、透明又は半透明の合成樹脂によって形成されている。また、前記水タンク4の下部には口部4Aが形成されており、この口部4Aに対してキャップ部14が着脱自在に取り付けられている。また、前記水タンク4の上部には、把持部4Bが形成されている。
The water tank 4 is made of a transparent or translucent synthetic resin. Further, a
前記水路5は、前記加湿器本体2の内部に、この加湿器本体2と一体的に形成されている。そして、前記水路5の一端側には、前記水タンク4のキャップ部14が挿入される凹部5Aが形成されており、この凹部5Aに、前記キャップ部14に設けられた図示しない止水弁機構を開くための突起部5Bが形成されている。また、前記水路5の他端側には貫通孔を有する取付部5Cが形成されており、この取付部5Cの下方に前記蒸発手段6が取り付けられている。この蒸発手段6は、金属によって器状に形成された蒸発容器15と、この蒸発容器の側面に密着して設けられたヒータ16とで構成されている。また、前記水路5の取付部5Cの上方には、前記筒状体7が着脱自在に載置されている。この筒状体7は、合成樹脂等によって略筒状に形成されていると共に、その上部に設けられた蒸気排出口7Aの内側に、複数のフィン7Bが設けられている。
The water channel 5 is formed integrally with the
前記筒状体7の蒸気排出口7Aに設けられたフィン7Bには、熱及び油脂や薬品等に強いポリプロピレン等の合成樹脂や陶磁器或いはガラス等で形成された前記皿部材8が着脱自在に取り付けられている。この皿部材8は、皿17と、この皿17の下部に一体的に設けられた保持部18と、前記皿17と一体的に設けられた接続腕部19と、この接続腕部19と一体的に設けられたフラップ20とを有して構成されている。なお、ここでいう「一体的」とは、同一の部材によって一体に構成されているものばかりでなく、複数の独立した部材を組み合わせることで一つの部材(この場合は皿部材8)として構成されるものも含み、更には、一つの部材を構成する独立した部材同士が可動である組立体も含む。なお、このフラップ20は、前記皿17に対して離間して設けられており、この隙間を水蒸気流Sが通過可能に形成されている。そして、前記皿部材8は、前記保持部18を前記フィン7Bに保持させることで、前記筒状体7の蒸気排出口7Aに取り付けられる。また、前記皿部材8を前記筒状体7の蒸気排出口7Aに取り付けた状態において、前記皿17と前記蒸気排出口7Aとの間に水蒸気流Sが通過するのに充分な隙間が形成される。更に、前記フラップ20は、水蒸気流Sを前記皿17の上部空間へ導くように、前記皿17側に傾斜して形成されている。
To the fin 7B provided at the
次に、本実施形態の作用について説明する。なお、本例ではアロマオイルを用いる場合について述べるが、その他の液体状の香料、或いは固体状の香料を用いる場合も同様である。まず使用者は、前記加湿器1の蓋部材3を開き、加湿器本体2内に水が溜められた水タンク4を収容する。この時、前記水タンク4のキャップ部14が前記水路5の凹部5Aに挿入されると共に、前記突起部5Bによって前記キャップ部14内の図示しない止水弁機構が開かれる。このため、前記水タンク4内の水は、前記キャップ部14から前記水路5に流出し、前記取付部5Cに取り付けられた前記蒸発手段6の蒸発容器15に溜められる。そして、使用者は前記蓋部材3によって前記加湿器本体2の開口部2Aを閉じると共に、前記フィン7Bに前記保持部18を保持させることで、前記筒状体7の蒸気排出口7Aに前記皿部材8を取り付ける。なお、前記フラップ20が前記皿17と一体的に形成されていることで、前記皿部材8を前記筒状体7の蒸気排出口7Aに取り付ける際に、前記フラップ20ごと取り付けられることになる。そして、前記皿部材8の皿17に水を注ぎ、この水に数滴のアロマオイルを滴下する。なお、予め前記皿部材8の皿17に水を注ぎ、この水にアロマオイルを滴下しておくこともできる。この場合、前述したように、前記皿部材8が前記フラップ20ごと前記筒状体7の蒸気排出口7Aに取り付けられることで、前記皿17を衝突させてしまう虞のある要素が少なくなるので、前記皿17内の水やアロマオイル等をこぼしてしまう虞を減ずることができる。
Next, the operation of this embodiment will be described. In addition, although the case where aroma oil is used is described in this example, the same applies to the case where other liquid fragrance or solid fragrance is used. First, the user opens the
そして、前記主スイッチ9をオンにして、前記操作部10を操作することで、前記蒸発手段6のヒータ16が通電し、前記蒸発容器15に溜められた水が加熱される。そして、前記蒸発容器15内の水が加熱されて水蒸気が発生すると、この水蒸気が水蒸気流Sとなって前記筒状体7を上昇し、前記蒸気排出口7Aから前記加湿器本体2の外部に放出される。この際、前記皿部材8、ひいてはこの皿部材8の皿17に溜められた香料等が、高温の水蒸気流Sによって加熱されることで揮発する。これによって、前記加湿器1を使用している空間に、水分と共に香りを供給することができる。なお、水蒸気流Sが、前記皿17とフラップ20との間の隙間を通った後、前記フラップ20によって前記皿17の上部空間に導かれることで、前記皿17の上部空間にある気化した香料を滞留させず、水蒸気流Sに乗せて、前記加湿器1を使用している空間に効率的に拡散させることができる。
When the main switch 9 is turned on and the
そして、前記加湿器1を使い終えた際、前記皿部材8を前記筒状体7の蒸気排出口7Aから取り外す。この時、前記皿部材8を持ち上げるだけで、前記保持部18が前記フィン7Bから外れるので、前記皿部材8を前記筒状体7の蒸気排出口7Aから容易に取り外すことができる。また、前記フラップ20が前記皿17と一体的に形成されていることで、前記皿部材8を前記筒状体7の蒸気排出口7Aから取り外す際に、前記フラップ20ごと取り外されることになる。このため、前記皿部材8を取り外す際に、前記皿17を衝突させてしまう虞のある要素が少なくなるので、前記皿17内に少量の水やアロマオイル等が残っていたとしても、これらをこぼしてしまう虞を減ずることができる。また、前記フラップ20にアロマオイル等が付着したとしても、前記フラップ20が前記皿17ごと前記筒状体7の蒸気排出口7Aから取り外されるので、前記皿17ごと前記フラップ20を容易に洗浄することができる。
Then, when the humidifier 1 has been used, the
以上のように本発明は、加湿器本体2内の蒸発手段6によって水を気化させ、この蒸発手段6で気化された水蒸気を、蒸気通路を構成する筒状体7で導き、この筒状体7によって導かれた水蒸気流Sを蒸気排出口7Aから前記加湿器本体2外に排出させる加湿器1であって、前記蒸気排出口7Aに着脱自在に取り付けられる皿17に香料等を入れると共に、フラップ20によって水蒸気流Sを前記皿17の上部空間に導くことで、前記皿17上の香料等から揮発した芳香成分を水蒸気流Sに乗せて、水分と共に芳香を前記加湿器1が使用される空間内に良好に拡散させることができるものである。また本発明は、前記皿17とフラップ20とを一体に形成して皿部材8とすることで、前記皿17とフラップ20とを前記蒸気排出口7Aから同時に着脱することができるので、前記皿17を前記蒸気排出口7Aから取り外す際に、前記皿17を前記フラップ20に衝突させる等して香料を前記皿17からこぼしてしまう等といった虞を減ずることができるものである。
As described above, in the present invention, water is vaporized by the evaporating
次に、本発明の第二の実施形態について、図4及び図5に基づいて説明する。なお、上記第一の実施形態と共通する部分については共通の符号を付し、その説明を省略する。蒸気通路を構成する筒状体7の蒸気排出口7Aに設けられたフィン7Bには、熱及び油脂や薬品等に強いポリプロピレン等の合成樹脂や陶磁器或いはガラス等で形成された皿部材21が着脱自在に取り付けられている。この皿部材21は、皿22と、この皿22の下部に一体的に設けられた保持部23と、前記皿22と一体的に設けられた接続腕部24と、この接続腕部24に対して揺動軸25回りに揺動可能に枢支されたフラップ26とを有して構成されている。なお、前記接続腕部24には、前記フラップ26の傾きを制限するための傾動ストッパー27が設けられていると共に、摩擦によって前記フラップ26を任意の角度に保持させるための摩擦部材28が設けられている。また、前記接続腕部24は、前記皿21に対して離間して設けられており、この隙間を水蒸気流Sが通過可能に形成されている。そして、前記皿部材21は、前記保持部23を前記フィン7Bに保持させることで、前記筒状体7の蒸気排出口7Aに取り付けられる。また、前記皿部材21を前記筒状体7の蒸気排出口7Aに取り付けた状態において、前記皿22と前記蒸気排出口7Aとの間に水蒸気流Sが通過するのに充分な隙間が形成される。
Next, a second embodiment of the present invention will be described based on FIG. 4 and FIG. In addition, about the part which is common in said 1st embodiment, a common code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted. A
次に、本実施形態の作用について説明する。使用者は、前記フィン7Bに前記保持部23を保持させることで、蒸気通路を構成する前記筒状体7の蒸気排出口7Aに前記皿部材21を取り付けると共に、前記揺動軸25回りに前記フラップ26を揺動させることで、このフラップ26の傾斜角度を調節する。なお、前記フラップ26が前記揺動軸25回りに揺動可能な状態で前記接続腕部24に枢支されることで、前記皿22とフラップ26とが一体的に構成されているので、前記皿部材21を前記筒状体7の蒸気排出口7Aに取り付ける際に、前記フラップ26ごと取り付けられることになる。(なお、前述したように、この場合の「一体的」は、一つの部材を構成する独立した部材同士が可動である組立体も含む。)そして、前記皿部材21の皿22に水を注ぎ、この水に数滴のアロマオイルを滴下する。なお、予め前記皿部材21の皿22に水を注ぎ、この水にアロマオイルを滴下しておくこともできる。この場合、前述したように、前記皿部材21が前記フラップ26ごと前記筒状体7の蒸気排出口7Aに取り付けられることで、前記皿22を衝突させてしまう虞のある要素が少なくなるので、前記皿22内の水やアロマオイル等をこぼしてしまう虞を減ずることができる。
Next, the operation of this embodiment will be described. The user attaches the
そして、前記主スイッチ9をオンにして、前記操作部10を操作することで、前記蒸発手段6のヒータ16が通電し、前記蒸発容器15に溜められた水が加熱される。そして、前記蒸発容器15内の水が加熱されて水蒸気が発生すると、この水蒸気が水蒸気流Sとなって前記筒状体7を上昇し、前記蒸気排出口7Aから前記加湿器本体2の外部に放出される。この際、前記皿部材21、ひいてはこの皿部材21の皿22に溜められた香料等が、高温の水蒸気流Sによって加熱されることで揮発する。これによって、前記加湿器1を使用している空間に、水分と共に香りを供給することができる。なお、水蒸気流Sが、前記皿22と接続腕部24との間の隙間を通った後、傾斜角度が調節された前記フラップ26によって前記皿22の上部空間に導かれることで、前記皿22の上部空間にある気化した香料を滞留させず、水蒸気流Sに乗せて、前記加湿器1を使用している空間に効率的に拡散させることができる。また、前記フラップ26の傾斜角度を調節することで、気化した香料の拡散の度合いを調節することができる。則ち、図4に示すように、前記フラップ26の垂直に対する傾斜角度が大きい状態では、水蒸気流Sが充分に前記皿22の上部空間に導かれるので、香りの拡散は強いものになる。一方、図5に示すように、前記フラップ26が垂直か或いは前記フラップ26の垂直に対する傾斜角度が小さい状態では、水蒸気流Sが殆ど前記皿22の上部空間に導かれないので、香りの拡散は弱いものになる。
When the main switch 9 is turned on and the
そして、前記加湿器1を使い終えた際、前記皿部材21を前記筒状体7の蒸気排出口7Aから取り外す。この時、前記皿部材21を持ち上げるだけで、前記保持部23が前記フィン7Bから外れるので、前記皿部材21を前記筒状体7の蒸気排出口7Aから容易に取り外すことができる。また、前記フラップ26が前記皿22と一体的に構成されていることで、前記皿部材21を前記筒状体7の蒸気排出口7Aから取り外す際に、前記フラップ26ごと取り外されることになる。このため、前記皿部材21を取り外す際に、前記皿22を衝突させてしまう虞のある要素が少なくなるので、前記皿22内に少量の水やアロマオイル等が残っていたとしても、これらをこぼしてしまう虞を減ずることができる。また、前記フラップ26にアロマオイル等が付着したとしても、前記フラップ26が前記皿22ごと前記筒状体7の蒸気排出口7Aから取り外されるので、前記皿22ごと前記フラップ26を容易に洗浄することができる。
Then, when the humidifier 1 has been used, the
以上のように本発明は、加湿器本体2内の蒸発手段6によって水を気化させ、この蒸発手段6で気化された水蒸気を、蒸気通路を構成する筒状体7で導き、この筒状体7によって導かれた水蒸気流Sを蒸気排出口7Aから前記加湿器本体2外に排出させる加湿器1であって、前記蒸気排出口7Aに着脱自在に取り付けられる皿22に香料等を入れると共に、フラップ26によって水蒸気流Sを前記皿22の上部空間に導くことで、前記皿22上の香料等から揮発した芳香成分を水蒸気流Sに乗せて、水分と共に芳香を前記加湿器1が使用される空間内に良好に拡散させることができるものである。また本発明は、前記皿22とフラップ26とを一体的に構成して皿部材21とすることで、前記皿22とフラップ26とを前記蒸気排出口7Aから同時に着脱することができるので、前記皿22を前記蒸気排出口7Aから取り外す際に、前記皿22を前記フラップ26に衝突させる等して香料を前記皿22からこぼしてしまう等といった虞を減ずることができるものである。更に本発明は、前記フラップ26の傾きが調節自在であることで、前記皿22の上部空間へ導かれる水蒸気流Sを調節することができるので、芳香成分の揮散を任意に調節することができるものである。
As described above, in the present invention, water is vaporized by the evaporating
次に、本発明の第三の実施形態について、図6及び図7に基づいて説明する。なお、上記各実施形態と共通する部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。前記加湿器31の蒸気通路を構成する筒状体32は、合成樹脂等によって略筒状に形成されており、その上部に設けられた蒸気排出口32Aの内側に、複数のフィン32Bが設けられていると共に、上方に突出した支持部32Cが形成されている。そして、この支持部32Cには、揺動軸33回りに揺動可能にフラップ34が枢支されている。なお、前記支持部32Cには、前記フラップ34の傾きを制限するための傾動ストッパー35が設けられていると共に、摩擦によって前記フラップ34を任意の角度に保持させるための摩擦部材36が設けられている。
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected about the part which is common in said each embodiment, and the description is abbreviate | omitted. The
前記筒状体32の蒸気排出口32Aに設けられたフィン32Bには、熱及び油脂や薬品等に強いポリプロピレン等の合成樹脂や陶磁器或いはガラス等で形成された前記皿部材37が着脱自在に取り付けられている。この皿部材37は、皿38と、この皿38の下部に一体的に設けられた保持部39とで形成されている。なお、前記皿38は、前記支持部32C及びフラップ34に対して離間して設けられており、この隙間を水蒸気流Sが通過可能に形成されている。そして、前記皿部材37は、前記保持部39を前記フィン32Bに保持させることで、前記筒状体32の蒸気排出口32Aに取り付けられる。また、前記皿部材37を前記筒状体32の蒸気排出口32Aに取り付けた状態において、前記皿38と前記蒸気排出口32Aとの間に水蒸気流Sが通過するのに充分な隙間が形成される。
The
次に、本実施形態の作用について説明する。使用者は、前記揺動軸33回りに前記フラップ34を揺動させて、このフラップ34を立てた後、前記フィン32Bに前記保持部39を保持させることで、蒸気通路を構成する前記筒状体32の蒸気排出口32Aに前記皿部材37を取り付ける。そして、前記皿部材37の皿38に水を注ぎ、この水に数滴のアロマオイルを滴下する。更に、前記揺動軸33回りに前記フラップ34を揺動させて、このフラップ34を前記皿部材37側に傾斜可能な範囲内で任意の角度に傾ける。なお、予め前記皿部材37の皿38に水を注ぎ、この水にアロマオイルを滴下しておくこともできる。この場合、前述したように、前記フラップ34を図7に示すように略垂直に立てるか、或いは前記皿部材37とは反対側に傾斜させることで、前記皿38を前記フラップ34に衝突させて前記皿38内の水やアロマオイル等をこぼしてしまう虞を減ずることができる。
Next, the operation of this embodiment will be described. The user swings the
そして、前記主スイッチ9をオンにして、前記操作部10を操作することで、前記蒸発手段6のヒータ16が通電し、前記蒸発容器15に溜められた水が加熱される。そして、前記蒸発容器15内の水が加熱されて水蒸気が発生すると、この水蒸気が水蒸気流Sとなって前記筒状体32を上昇し、前記蒸気排出口32Aから前記加湿器本体2の外部に放出される。この際、前記皿部材37、ひいてはこの皿部材37の皿38に溜められた香料等が、高温の水蒸気流Sによって加熱されることで揮発する。これによって、前記加湿器31を使用している空間に、水分と共に香りを供給することができる。なお、水蒸気流Sが、前記皿38と支持部32Cとの間の隙間を通った後、傾斜角度が調節された前記フラップ34によって前記皿38の上部空間に導かれることで、前記皿38の上部空間にある気化した香料を滞留させず、水蒸気流Sに乗せて、前記加湿器31を使用している空間に効率的に拡散させることができる。また、前記フラップ34の傾斜角度を調節することで、気化した香料の拡散の度合いを調節することができる。則ち、図6に示すように、前記フラップ34の垂直に対する傾斜角度が大きい状態では、水蒸気流Sが充分に前記皿38の上部空間に導かれるので、香りの拡散は強いものになる。一方、図7に示すように、前記フラップ34が垂直か或いは前記フラップ34の垂直に対する傾斜角度が小さい状態では、水蒸気流Sが殆ど前記皿38の上部空間に導かれないので、香りの拡散は弱いものになる。
When the main switch 9 is turned on and the
そして、前記加湿器31を使い終えた際、前記皿部材37を前記筒状体32の蒸気排出口32Aから取り外す。この時、前記皿部材37を持ち上げるだけで、前記保持部39が前記フィン32Bから外れるので、前記皿部材37を前記筒状体32の蒸気排出口32Aから容易に取り外すことができる。また、図7に示すように、前記フラップ34を略垂直に立てるか、或いは前記皿部材37とは反対側に傾斜させることで、前記皿部材37を前記筒状体32の蒸気排出口32Aから取り外す際に、前記皿38を前記フラップ34に衝突させる虞が少なくなるので、前記皿38内に少量の水やアロマオイル等が残っていたとしても、これらをこぼしてしまう虞を減ずることができる。
When the
以上のように本発明は、加湿器本体2内の蒸発手段6によって水を気化させ、この蒸発手段6で気化された水蒸気を、蒸気通路を構成する筒状体32で導き、この筒状体32によって導かれた水蒸気流Sを蒸気排出口32Aから前記加湿器本体2外に排出させる加湿器31であって、前記蒸気排出口32Aに着脱自在に取り付けられる皿38に香料等を入れると共に、フラップ34によって水蒸気流Sを前記皿38の上部空間に導くことで、前記皿38上の香料等から揮発した芳香成分を水蒸気流Sに乗せて、水分と共に芳香を前記加湿器31が使用される空間内に良好に拡散させることができるものである。また本発明は、前記フラップ34を前記蒸気排出口32Aに起倒可能に取り付けることで、前記皿38を前記蒸気排出口32Aから取り外す際に前記フラップ34を起こすことで、前記皿38を前記フラップ34に衝突させる等して香料を前記皿38からこぼしてしまう等といった虞を減ずることができるものである。更に本発明は、前記フラップ34の傾きが調節自在であることで、前記皿38の上部空間へ導かれる水蒸気流Sを調節することができるので、芳香成分の揮散を任意に調節することができるものである。
As described above, in the present invention, water is vaporized by the evaporating
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、フラップの形状、傾斜角度、或いは傾斜角度の調節機構などを適宜選択することができる。 In addition, this invention is not limited to the above embodiment, A various deformation | transformation is possible within the range of the summary of invention. For example, a flap shape, an inclination angle, or an adjustment mechanism for the inclination angle can be selected as appropriate.
1,31 加湿器
2 加湿器本体
6 蒸発手段
7,32 筒状体(蒸気通路)
7A,32A 上記排出口
8,21,37 皿部材
17,22,38 皿
20,26,34 フラップ
S 蒸気流
DESCRIPTION OF
7A, 32A Above
Claims (4)
4. The humidifier according to claim 1, wherein the inclination of the flap is adjustable.
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JPH0989282A (en) * | 1995-09-26 | 1997-04-04 | Rien Internatl Kk | Perfume diffusion method and odor device |
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