JP2006327981A - 美肌パック剤生成用組成物およびこれを含む美肌パック剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 肌の健康と若々しさを保ち、しっとり感とうるおいを保つことができる美肌パック剤を提供すること。
【解決手段】 真鯛のコラーゲンと、緑茶の粉末と、シルクパウダーと、ケフィアパウダーとをケフィアに溶解させて美肌パック剤を生成する。これにより、コラーゲンの作用で保湿効果があり、肌をしっとりさせることができ、緑茶成分により抗菌作用が発揮される。また、シルク成分により必須アミノ酸が人体に補給され、肌の発育や新陳代謝を促すとともに、ケフィア成分により皮膚からの栄養補給が行われ、且つその脂肪成分により皮膚に潤いが与えられる。
【選択図】 図1
【解決手段】 真鯛のコラーゲンと、緑茶の粉末と、シルクパウダーと、ケフィアパウダーとをケフィアに溶解させて美肌パック剤を生成する。これにより、コラーゲンの作用で保湿効果があり、肌をしっとりさせることができ、緑茶成分により抗菌作用が発揮される。また、シルク成分により必須アミノ酸が人体に補給され、肌の発育や新陳代謝を促すとともに、ケフィア成分により皮膚からの栄養補給が行われ、且つその脂肪成分により皮膚に潤いが与えられる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、美肌パック剤、特に肌の健康と若々しさを保ち、しっとり感とうるおいを保つことができる美肌パック剤に関するものである。
従来、人間の肌の健康に役立ち、潤いを持たせるパック剤としては、従来から種々のものが提案されている。例えば市販の化粧水や肌用クリームなどはそれらのパック剤の例である。このようなパック剤に関する発明には例えば特許文献1に記載されたものがある。
特開平5−322637号公報
しかしながら、上記従来の化粧水や肌用クリームは、肌の表面(すなわち、表皮)に塗ることにより表皮から、その成分を浸透させようとしても、十分に内部に浸透せず、表皮が長時間にわたってべとついたり、塗りむらができたりするという不具合があった。また、パック剤としての効能の面からみても、肌の健康に役立ち、潤いを持たせるという効能が十分に発揮されていないという不具合があった。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、肌の健康と若々しさを保ち、しっとり感とうるおいを保つことができる美肌パック剤を提供することにある。
本発明の第2の目的は、使用する原料が人体に無害であり、口から体内に取り込まれても安心な美肌パック剤を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の美肌パック剤は、真鯛のコラーゲンと、緑茶の粉末と、シルクパウダーと、ケフィアパウダーとを混合させて美肌パック剤生成用組成物を作り、この組成物を発酵乳ケフィアに溶解させて成るものである。
この構成によれば、コラーゲンの作用で保湿効果があり、肌をしっとりさせることができ、緑茶成分により抗菌作用が発揮される。また、シルク成分により必須アミノ酸が人体に補給され、肌の発育や新陳代謝を促すとともに、ケフィア成分により皮膚からの栄養補給が行われ、且つその脂肪成分により皮膚に潤いが与えられる。なお、上記美肌パック剤生成用組成物および美肌パック剤は、原料として真鯛のコラーゲンや緑茶などを使用しているから、食することも可能であり、口から摂取することにより、体内の作用から肌をしっとりさせたり新陳代謝を促したりすることができる。
本発明によれば、美肌パック剤を、真鯛のコラーゲンと、緑茶の粉末と、シルクパウダーと、ケフィアパウダーとを発酵乳ケフィアに溶解させて生成するため、肌をしっとりさせ、種々の皮膚の炎症を抑制したり治癒したりでき、また、肌の発育や新陳代謝を促すとともに、皮膚からの栄養補給や皮膚の潤いを増進させることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明は美肌パック剤を生成するための組成物(以下、単に「組成物」という)と、その組成物を用いて生成される美肌パック剤を提供する。組成物は、真鯛のコラーゲンと、緑茶の粉末と、シルクパウダーと、ケフィアパウダーとから成る。また美肌パック剤は、上記組成物を発酵乳ケフィア内に投入し溶解させて生成される。
上記組成物については、当該組成物100重量部に対して、真鯛のコラーゲンが5〜80重量部と、緑茶の粉末が5〜80重量部と、シルクパウダーが5〜80重量部と、ケフィアパウダーが5〜801重量部とから成る。各成分の比率は上記した比率からさらに変化させることも可能である。また、美肌パック剤については、当該美肌パック剤100重量部に対して、上述の組成物が60〜90重量部と、発酵乳ケフィアが10〜40重量部とから成る。個々の成分の割合についてみると、本実施の形態の美肌パック剤は、当該美肌パック剤の100重量部に対して、真鯛のコラーゲンが2〜50重量部と、緑茶の粉末が2〜50重量部と、シルクパウダーが2〜50重量部と、ケフィアパウダーが2〜50重量部と、発酵乳ケフィアが10〜40重量部の範囲で混合或いは配合して製造される。上述の組成物の製造に際して本発明者が各種配合を試みたところでは、組成物の100重量部に対して、真鯛のコラーゲンが30重量部、緑茶の粉末が5重量部、シルクパウダーが25重量部、ケフィアパウダーが40重量部として混合させたものが良好であった。
組成物の成分としての真鯛のコラーゲンは、コラーゲンのなかでも良質である品質を持ち、真鯛の鱗から採取されるピンク色の物質である。低分子化された真鯛コラーゲンは、保湿効果を高め、肌をしっとりさせる働きがある。そして、荒れた肌の保護や真皮を再生する作用を持つから、例えばシミのできた皮膚の部分をコラーゲンに置き換えて新しくて美しい皮膚に再生する。したがって、真鯛のコラーゲンは、美肌効果を有する。
組成物の成分としての緑茶粉末は、栄養成分としてビタミンCと、カテキンと、カロチンを豊富に含む。ビタミンC、カテキン、カロチンは、いずれも抗酸化性が高く、抗アレルギーの性質を有するから、例えば緑茶粉末を皮膚炎などの患部に塗布することにより、皮膚炎が治癒するなどの作用、効果がある。また、カロチンについてみると、このカロチンは有食野菜(緑黄色野菜)に含まれている色素として知られており、体内で代謝されるとビタミンAとなる。ビタミンAは、表皮細胞の分化を実現させる働きを持ち、また、生体の免疫機能を高めるため、抗ガン栄養素として認められている。
組成物の成分としてのシルクはタンパク質を豊富に含む。シルクのタンパク質は、フィブロインとセリシンの2つの成分で成り立ち、アラニン、グリシン、セリンなどの必須アミノ酸を高比率で含む。必須アミノ酸は、身体の発育や新陳代謝など健康維持の上では不可欠の物質であると認められ、また、表皮細胞を修復する働きを有するが、生体内では合成できないか、または合成するのに極めて困難な物質である。したがって、組成物成分としてシルクをパウダー状にして用いることにより、必須アミノ酸を体外から吸収させ得るようにしている。
組成物の成分としてのケフィアは、6種類の乳酸菌と1種類の酵母で牛乳を複合発酵させた発酵乳であり、種々の栄養素を含む。この栄養素としては、ビタミンA、ビタミンB1、B2、B6、B12、ヨウ酸カルシウム、良質のタンパク質、良質の脂肪、微少ミネラルなどがある。また、ケフィアはタンパク質分解酵素を含むから、その作用によってアミノ酸を増加させる働きがある。タンパク質が分解されたアミノ酸類にはリジン、アルギン、プロリン、グルタミン、アスパラギン、ヒスチジンなどがあり、表皮細胞に直接的に栄養を供給する働きを持つ。
以上の成分から成る美肌パック剤生成用組成物をケフィアに溶解させることにより、美肌パック剤が作られる。この溶解処理の目的は、上記粉末状の組成物成分に湿気を加えることによりクリーム状にすることにある。また、タンパク質が分解されたアミノ酸類と緑茶粉末とは相性がよく、皮膚からの栄養吸収について相乗作用が生じる。
ここで、本発明の美肌パック剤を複数の人の身体の各部に塗り、実際に使用した場合の実験結果を図1乃至図4に表として示す。これらの図のうち、図1は、本発明の美肌パック剤を被験者の顔に塗って肌の状態および化粧の具合を使用前と使用後とで比べた結果を示す表である。図2は、本発明の美肌パック剤を被験者の手の甲に塗って肌の状態を使用前と使用後とで比べた結果を示す表である。図3は、本発明の美肌パック剤を被験者の肘や膝小僧に塗って肌の状態を使用前と使用後とで比べた結果を示す表である。
上記図に示した結果から、本発明の美肌パック剤を身体のいずれの部位に塗った場合でも肌の状態が使用前よりも悪くなった被験者は皆無であり、肌がしっとりし、水仕事でカサついた手が滑らかになり、肘や膝小僧が綺麗になるなど、肌に対して良好な結果が得られることが認められた。また、美肌パック剤生成用組成物および美肌パック剤は、原料として真鯛のコラーゲンや緑茶などを使用している関係上、食することも可能であり、口から摂取することにより、体内の作用から肌をしっとりさせたり新陳代謝を促したりすることができる。
美肌パック剤を、真鯛のコラーゲンと、緑茶の粉末と、シルクパウダーと、ケフィアパウダーとを発酵乳ケフィアに溶解させて生成することにより、肌をしっとりさせ、種々の皮膚の炎症を抑制したり治癒したりでき、また、肌の発育や新陳代謝を促すとともに、皮膚からの栄養補給や皮膚の潤いを増進させることができる。
Claims (4)
- 真鯛のコラーゲンと、緑茶の粉末と、シルクパウダーと、ケフィアパウダーとから成る美肌パック剤生成用組成物。
- 組成物の100重量部に対して、真鯛のコラーゲンが5〜80重量部と、緑茶の粉末が5〜80重量部と、シルクパウダーが5〜80重量部と、ケフィアパウダーが5〜80重量部とから成ることを特徴とする請求項1記載の美肌パック剤生成用組成物。
- 真鯛のコラーゲンと、緑茶の粉末と、シルクパウダーと、ケフィアパウダーとを発酵乳ケフィア内に投入して生成された美肌パック剤。
- 美肌パック剤の100重量部に対して、真鯛のコラーゲンが2〜50重量部と、緑茶の粉末が2〜50重量部と、シルクパウダーが2〜50重量部と、ケフィアパウダーが2〜50重量部と、発酵乳ケフィアが10〜40重量部とから成ることを特徴とする請求項3記載の美肌パック剤。
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JP2005153617A JP2006327981A (ja) | 2005-05-26 | 2005-05-26 | 美肌パック剤生成用組成物およびこれを含む美肌パック剤 |
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JP2011057578A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Noevir Co Ltd | 過酸化脂質抑制剤及び皮膚外用剤 |
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2005
- 2005-05-26 JP JP2005153617A patent/JP2006327981A/ja active Pending
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