JP2006323460A - 情報処理システム、情報処理装置、サーバ装置、インデックス生成装置、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、サーバ装置、インデックス生成装置、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インデックス情報が漏洩したとしても、そのインデックス情報によって不正なアクセス等が行われる可能性を少なくすることができる情報処理システムを提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、インデックス情報に関連するインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信部13、インデックス関連情報からインデックス情報を生成する第1のインデックス情報生成部14、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を生成されたインデックス情報に変更する変更部15を備える。サーバ装置3は、新たなインデックス情報を生成する第2のインデックス情報生成部34、その新たなインデックス情報に対応するインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成部36、インデックス関連情報を情報処理装置1に送信するインデックス関連情報送信部37を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置とサーバ装置とが通信を行う情報処理システム等に関する。
従来、情報処理装置とサーバ装置とが通信を行う通信システムにおいて、情報処理装置を識別する情報として、例えば、その情報処理装置のIPアドレスや、MACアドレスなどの装置に固有の情報が用いられていた。その情報を用いることにより、サーバ装置は、情報処理装置を特定することができた。
しかしながら、装置を識別する情報が漏洩した場合には、不正なアクセス等が行われるという危険があった。また、装置に固有の情報を用いて装置を識別した場合には、その情報が漏洩した場合に、その情報を変更することが容易ではないという問題もある。例えば、IPアドレスやMACアドレスなどの装置に固有の情報は、ユーザが任意に決定することができないため、その情報を変更するには、装置の変更やネットワークにアクセスするキャリアの変更等を行わなければならないという問題があった。
一方、セキュリティーを担保する安全性の高い通信方法についても開発されている。例えば、SSL(Secure Sockets Layer)などの方法を用いて通信を行うことにより、情報処理装置とサーバ装置との間の通信において、情報の漏洩する可能性を著しく低減することができる。しかしながら、そのような方法を用いた場合には、通信に関する処理が非常に重たいものとなってしまうという問題があった。
それらの問題を解決するために、装置に固有の情報ではない情報を用いて装置を特定する方法が開発されている。すなわち、装置に固有の情報であり、装置を特定するために用いられる情報である固有識別情報に対応付けられたインデックス情報を用いて、情報処理装置を特定する方法が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2004/030292号パンフレット(第33頁−第41頁、第15図−第18図等)
しかしながら、同一のインデックス情報を用いて通信を行っていたのでは、そのインデックス情報が漏洩する可能性があり、また、その漏洩したインデックス情報を用いて不正なアクセス等が行われる可能性もありうる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、インデックス情報が漏洩したとしても、そのインデックス情報によって不正なアクセス等が行われる可能性を少なくすることができる情報処理システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による情報処理システムは、情報処理装置とサーバ装置とを備えた情報処理システムであって、前記情報処理装置は、当該情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を記憶しているインデックス情報記憶部と、前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を含む情報である送信情報を前記サーバ装置に送信する送信情報送信部と、前記サーバ装置から送信された、インデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を
受信するインデックス関連情報受信部と、前記インデックス関連情報受信部が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する第1のインデックス情報生成部と、前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記第1のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に変更する変更部と、を備え、前記サーバ装置は、前記送信情報を受信する送信情報受信部と、前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を記憶しているインデックス対応情報記憶部と、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信部が受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセス部と、新たなインデックス情報を生成する第2のインデックス情報生成部と、前記第2のインデックス情報生成部が生成する新たなインデックス情報に関連するインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成部と、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更部と、前記インデックス関連情報生成部が生成したインデックス関連情報を前記情報処理装置に送信するインデックス関連情報送信部と、を備えた、ものである。
このような構成により、サーバ装置及び情報処理装置において用いるインデックス情報を、サーバ装置において新たに生成されたインデックス情報に変更することができる。その結果、インデックス情報が漏洩したとしても、そのインデックス情報を変更することによって、漏洩したインデックス情報を用いた不正アクセス等を防止することができうる。また、インデックス情報の変更時に、インデックス情報そのものを送受信するのではなく、インデックス関連情報を送受信するため、たとえインデックス関連情報が漏洩したとしても、新たなインデックス情報が漏洩しないようにすることができうる。このように、安全性が高められている。
本発明による情報処理システムは、情報処理装置とサーバ装置とを備えた情報処理システムであって、前記情報処理装置は、当該情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を記憶しているインデックス情報記憶部と、前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を含む情報である送信情報を前記サーバ装置に送信する送信情報送信部と、新たなインデックス情報を生成する第1のインデックス情報生成部と、前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記第1のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に変更する変更部と、前記第1のインデックス情報生成部が生成する新たなインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成部と、前記インデックス関連情報生成部が生成したインデックス関連情報を前記サーバ装置に送信するインデックス関連情報送信部と、を備え、前記サーバ装置は、前記送信情報を受信する送信情報受信部と、前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を記憶しているインデックス対応情報記憶部と、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信部が受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセス部と、前記情報処理装置から送信されたインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信部と、前記インデックス関連情報受信部が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する第2のインデックス情報生成部と、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更部と、を備えた、ものである。
このような構成により、サーバ装置及び情報処理装置において用いるインデックス情報を、情報処理装置において新たに生成されたインデックス情報に変更することができる。
その結果、インデックス情報が漏洩したとしても、そのインデックス情報を変更することによって、漏洩したインデックス情報を用いた不正アクセス等を防止することができうる。また、インデックス情報の変更時に、インデックス情報そのものを送受信するのではなく、インデックス関連情報を送受信するため、たとえインデックス関連情報が漏洩したとしても、新たなインデックス情報が漏洩しないようにすることができうる。このように、安全性が高められている。
また、本発明による情報処理システムでは、前記サーバ装置は、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができるかどうか判断する判断部と、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができないと前記判断部が判断した場合に、新たなインデックス関連情報の送信を要求する情報である要求情報を前記情報処理装置に送信する要求情報送信部と、をさらに備え、前記情報処理装置は、前記要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、前記第1のインデックス情報生成部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、再度、新たなインデックス情報を生成し、前記インデックス関連情報生成部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、前記第1のインデックス情報生成部が生成する新たなインデックス情報に関連するインデックス関連情報を生成し、前記インデックス関連情報送信部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、前記インデックス関連情報生成部が生成したインデックス関連情報を送信してもよい。
このような構成により、情報処理装置からサーバ装置に送信されたインデックス関連情報に対応するインデックス情報をサーバ装置において用いることができない場合に、新たなインデックス情報を情報処理装置で生成し、そのインデックス情報に対応するインデックス関連情報をサーバ装置に送信することができ、その新たに生成されたインデックス情報を、サーバ装置及び情報処理装置において用いることができる。
また、本発明による情報処理システムでは、前記サーバ装置は、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると前記判断部が判断した場合に、インデックス情報の変更を許可する情報である変更許可情報を前記情報処理装置に送信する変更許可情報送信部をさらに備え、前記インデックス対応情報変更部は、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると前記判断部が判断した場合に、前記インデックス対応情報の変更を行い、前記情報処理装置は、前記変更許可情報を受信する変更許可情報受信部をさらに備え、前記変更部は、前記変更許可情報受信部が変更許可情報を受信した場合に、前記インデックス情報の変更を行ってもよい。
このような構成により、情報処理装置は、サーバ装置から送信された変更許可情報を受信した後にインデックス情報の変更を行うこととなる。その結果、情報処理装置が他の情報処理装置に対応しているインデックス情報を含む送信情報をサーバ装置に送信する事態を回避することができうる。
本発明による情報処理システムは、情報処理装置とサーバ装置とインデックス生成装置とを備えた情報処理システムであって、前記情報処理装置は、当該情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を記憶しているインデックス情報記憶部と、前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を含む情報である送信情報を前記サーバ装置に送信する送信情報送信部と、前記インデックス生成装置から送信された、インデックス情報に関連する情報であるインデックス関
連情報を受信する第1のインデックス関連情報受信部と、前記第1のインデックス関連情報受信部が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する第1のインデックス情報生成部と、前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を前記第1のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に変更する変更部と、を備え、前記サーバ装置は、前記送信情報を受信する送信情報受信部と、前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を記憶しているインデックス対応情報記憶部と、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信部が受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセス部と、前記インデックス生成装置から送信されたインデックス関連情報を受信する第2のインデックス関連情報受信部と、前記第2のインデックス関連情報受信部が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する第2のインデックス情報生成部と、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更部と、を備え、前記インデックス生成装置は、インデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成部と、前記インデックス関連情報生成部が生成したインデックス関連情報を前記情報処理装置、及び前記サーバ装置に送信するインデックス関連情報送信部と、を備えた、ものである。
このような構成により、サーバ装置及び情報処理装置において用いるインデックス情報を、インデックス生成装置において生成されたインデックス関連情報に基づいて変更することができる。その結果、インデックス情報が漏洩したとしても、そのインデックス情報を変更することによって、漏洩したインデックス情報を用いた不正アクセス等を防止することができうる。また、インデックス情報の変更時に、インデックス情報そのものを送受信するのではなく、インデックス関連情報を送受信するため、たとえインデックス関連情報が漏洩したとしても、新たなインデックス情報が漏洩しないようにすることができうる。このように、安全性が高められている。
また、本発明による情報処理システムでは、前記サーバ装置は、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができるかどうか判断する判断部と、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができないと前記判断部が判断した場合に、新たなインデックス関連情報の送信を要求する情報である要求情報を前記インデックス生成装置に送信する要求情報送信部と、をさらに備え、前記インデックス生成装置は、前記要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、前記インデックス関連情報生成部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、再度、新たなインデックス関連情報を生成し、前記インデックス関連情報送信部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、前記インデックス関連情報生成部が生成した新たなインデックス関連情報を送信してもよい。
このような構成により、インデックス生成装置からサーバ装置に送信されたインデックス関連情報に対応するインデックス情報をサーバ装置において用いることができない場合に、新たなインデックス関連情報をインデックス生成装置で生成し、そのインデックス情報に対応するインデックス関連情報をサーバ装置及び情報処理装置に送信することができ、その新たに生成されたインデックス情報を、サーバ装置及び情報処理装置において用いることができる。
また、本発明による情報処理システムでは、前記サーバ装置は、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶し
ているインデックス対応情報で用いることができると前記判断部が判断した場合に、インデックス情報の変更を許可する情報である変更許可情報を前記情報処理装置に送信する変更許可情報送信部をさらに備え、前記インデックス対応情報変更部は、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると前記判断部が判断した場合に、前記インデックス対応情報の変更を行い、前記情報処理装置は、前記変更許可情報を受信する変更許可情報受信部をさらに備え、前記変更部は、前記変更許可情報受信部が変更許可情報を受信した場合に、前記インデックス情報の変更を行ってもよい。
このような構成により、情報処理装置は、サーバ装置から送信された変更許可情報を受信した後にインデックス情報の変更を行うこととなる。その結果、情報処理装置が他の情報処理装置に対応しているインデックス情報を含む送信情報をサーバ装置に送信する事態を回避することができうる。
また、本発明による情報処理システムでは、前記インデックス関連情報送信部は、インデックス関連情報を暗号化して送信してもよい。
このような構成により、インデックス情報を変更するときに、インデックス情報が漏洩する可能性を低減させることができる。
また、本発明による情報処理システムでは、前記装置関連情報は、前記情報処理装置を識別する固有識別情報であってもよい。
このような構成により、アクセス部は、インデックス情報に基づいて、固有識別情報にアクセスすることができる。その後、例えば、アクセス部は、固有識別情報を用いることによって、情報処理装置に関する何らかの情報にアクセスすることができうる。
本発明による情報処理システム等によれば、情報処理装置を識別するインデックス情報を変更することができ、その結果、インデックス情報がたとえ漏洩したとしても、そのインデックス情報によって不正なアクセス等が行われる可能性を少なくすることができうる。また、インデックス情報そのものを送信するのではなく、インデックス関連情報を送信するため、インデックス情報の変更時におけるインデックス情報の漏洩を防止することができる。
以下、本発明による情報処理システムについて、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素及びステップは同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による情報処理システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態による情報処理システムの構成を示す図である。図1において、本実施の形態による情報処理システムは、情報処理装置1と、通信処理装置2と、サーバ装置3とを備える。通信処理装置2と、サーバ装置3とは、有線または無線の通信回線100で接続されている。通信回線100は、例えば、インターネットやイントラネット、公衆電話回線網などである。
情報処理装置1は、インデックス情報記憶部11と、送信情報送信部12と、インデックス関連情報受信部13と、第1のインデックス情報生成部14と、変更部15とを備える。情報処理装置1は、例えば、コンピュータ、電子レンジ、電話機、プリンタ、ファク
シミリ装置、冷蔵庫、洗濯機、空調装置、テレビ、映像録画装置、セットトップボックス等であり、上記各構成要素を備えるものであれば、その種類を問わない。
インデックス情報記憶部11は、インデックス情報を記憶している。ここで、インデックス情報とは、情報処理装置1の固有識別情報に対応する情報である。固有識別情報とは、情報処理装置1を識別する固有の情報である。固有識別情報は、一般に容易に変更することができない情報であり、例えば、IPアドレスや、物理アドレス、装置のシリアル番号、装置に割り当てられる情報であり、装置を一意に特定できる情報などである。物理アドレスとは、例えば、MACアドレスや、IEEE1394のアドレスなどである。インデックス情報は、固有識別情報に対応しているため、インデックス情報を用いて、装置を識別することができる。なお、インデックス情報記憶部11は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。
送信情報送信部12は、送信情報をサーバ装置3に送信する。送信情報とは、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を含む情報である。送信情報は、インデックス情報以外の情報を含んでもよく、あるいは、インデックス情報そのものであってもよい。送信情報に含まれるインデックス情報は、暗号化されていてもよい。送信情報送信部12が送信情報を送信する目的は問わない。例えば、送信情報送信部12は、何らかの情報にアクセスするために送信情報を送信してもよく、あるいは、その他の目的で送信情報を送信してもよい。送信情報送信部12は、サーバ装置3のアドレスなどをあらかじめ保持していてもよく、あるいは、送信情報の送信時に、他の構成要素などから受け取ってもよい。送信情報は、例えば、UDPのパケットであってもよく、TCPのパケットであってもよく、その他の形式であってもよい。なお、送信情報送信部12は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、送信情報送信部12と通信処理装置2との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、送信情報送信部12は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
インデックス関連情報受信部13は、サーバ装置3から送信されたインデックス関連情報を受信する。ここで、インデックス関連情報とは、インデックス情報に関連する情報である。インデックス関連情報を用いることによってインデックス情報を生成することができるのであれば、インデックス関連情報の種類は問わない。例えば、情報処理装置1と、サーバ装置3とが図8で示されるインデックス情報の記載されたインデックステーブルを保持している場合には、インデックス関連情報は、そのインデックステーブルにおいてインデックス情報を特定するための座標値であってもよい。座標値とは、例えば「3C」などである。また、例えば、情報処理装置1と、サーバ装置3とがインデックス情報を生成するための同一の関数を保持している場合には、インデックス関連情報は、その引数であってもよい。インデックス関連情報を引数としてその関数に代入することによって、インデックス情報が生成されることになる。その関数は、引数の値と、関数の値とが1対1に対応していることが好ましい。一の関数の値が複数の引数の値に対応している場合には、異なるインデックス関連情報の値に基づいて、同一のインデックス情報が生成される可能性があるからである。その関数は、例えば、ハッシュ関数であってもよい。また、例えば、インデックス関連情報は、現在のインデックス情報をどのように変更するのかを示す情報であってもよい。例えば、インデックス関連情報は、現在のインデックス情報に「12」を足す旨の情報であってもよく、現在のインデックス情報を「2」で割って、「3」を足す旨の情報であってもよく、現在のインデックス情報を構成する数字等の順番を逆にする旨の情報であってもよい。現在のインデックス情報を構成する数字等の順番を逆にするとは、例えば、現在のインデックス情報「ABC001」をインデックス情報「100CBA」にすることである。なお、インデックス関連情報受信部13は、受信を行うための
受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、インデックス関連情報受信部13と通信処理装置2との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、インデックス関連情報受信部13は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
第1のインデックス情報生成部14は、インデックス関連情報受信部13が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する。例えば、インデックス関連情報がインデックス情報の記載されたテーブルの座標値である場合には、第1のインデックス情報生成部14は、その座標値で特定されるインデックス情報をテーブルから取得する。また、例えば、インデックス関連情報が関数の引数である場合には、第1のインデックス情報生成部14は、その引数を代入した関数の値を演算する。また、例えば、インデックス関連情報が現在のインデックス情報をどのように変更するのかを示す情報である場合には、第1のインデックス情報生成部14は、現在のインデックス情報に対して、そのインデックス関連情報の示す変換を行う。このように、第1のインデックス情報生成部14によるインデックス情報の生成には、テーブルからのインデックス情報の取得や、演算などが含まれる。なお、インデックス関連情報に基づいたインデックス情報の生成は、これらの説明に限定されるものではなく、インデックス関連情報の性質に応じて、様々な方法がありうることは言うまでもない。
変更部15は、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を、第1のインデックス情報生成部14が生成したインデックス情報に変更する。変更部15は、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を、第1のインデックス情報生成部14が生成したインデックス情報で置き換えてもよく、あるいは、変更後のインデックス情報がどれであるのかがわかるようにした上で、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を消去することなく、第1のインデックス情報生成部14が生成したインデックス情報をインデックス情報記憶部11に蓄積してもよい。後者の場合としては、例えば、インデックス情報記憶部11において、現在のインデックス情報であることを示すフラグが記憶されており、変更部15は、新たなインデックス情報を蓄積すると共に、そのフラグを変更してもよい。
なお、送信情報送信部12と、インデックス関連情報受信部13とが通信に関するデバイスを有する場合に、それらは同一の手段であってもよく、あるいは別々の手段であってもよい。
通信処理装置2は、情報処理装置1と、サーバ装置3との間の通信に関する処理を行う。通信処理装置2は、アドレス変換を行うNAT機能を有する装置であってもよく、パケットフィルタリングのファイアウォール(Firewall)の機能を有する装置であってもよく、あるいは、その両者を有する装置であってもよい。ここで、パケットフィルタリングとは、例えば、受信フィルタルールに基づいた受信パケットの選択を行うものである。受信フィルタルールには、例えば、そのポートからパケットを送信したアドレスからのみしかパケットを受信しないAddress Sensitiveフィルタ、そのポートからパケットを送信したポートからのみしかパケットを受信しないPort Sensitiveフィルタ、フィルタが存在しないNoフィルタがある。
サーバ装置3は、送信情報受信部31と、インデックス対応情報記憶部32と、アクセス部33と、第2のインデックス情報生成部34と、インデックス対応情報変更部35と、インデックス関連情報生成部36と、インデックス関連情報送信部37とを備える。
送信情報受信部31は、送信情報を受信する。なお、送信情報受信部31は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あ
るいは含まなくてもよい(この場合には、送信情報受信部31と通信回線100との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、送信情報受信部31は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
インデックス対応情報記憶部32は、インデックス対応情報を記憶している。ここで、インデックス対応情報とは、装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報である。装置関連情報とは、情報処理装置に関する情報であり、例えば、情報処理装置を識別する固有識別情報であってもよく、情報処理装置に関するアドレスやポート番号などであってもよく、情報処理装置の所有者であるユーザに関する情報、例えば、ユーザの氏名や住所、電話番号などであってもよい。ここで、「情報処理装置に関するアドレスやポート番号」とは、サーバ装置3が情報処理装置にアクセスするために用いるアドレスやポート番号であり、例えば、通信処理装置2の通信回線100側のアドレスやポート番号であってもよい。本実施の形態では、装置関連情報が情報処理装置を識別する固有識別情報である場合について説明する。また、装置関連情報とインデックス情報とが対応付けられているとは、インデックス情報から装置関連情報を取得できればよいという意味である。したがって、インデックス対応情報は、インデックス情報と、装置関連情報とを含む情報であってもよく、あるいは、インデックス情報と、装置関連情報とをリンク付ける情報であってもよい。後者の場合には、例えば、インデックス対応情報は、インデックス情報と、装置関連情報の格納されている位置を示すポインタとを含む情報であってもよい。その場合には、装置関連情報の位置を示すポインタが、インデックス情報であってもよい。装置関連情報の格納されている位置を示すポインタの代わりに、装置関連情報の格納されている位置を示すアドレスを用いてもよい。本実施の形態では、インデックス対応情報が、インデックス情報と装置関連情報とを含む場合について説明する。インデックス対応情報記憶部32は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。
アクセス部33は、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報を用いて、送信情報受信部31が受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスする。情報にアクセスするとは、例えば、情報を検索すること、情報を変更すること、情報を削除することなどである。本実施の形態では、アクセスが検索である場合について説明する。そのアクセスの後の処理は問わない。例えば、装置関連情報が情報処理装置の固有識別情報である場合に、アクセス部33は、その固有識別情報を取得し、その固有識別情報に基づいて、固有識別情報に対応付けられて保持されている情報処理装置に関する何らかの情報にアクセスしてもよい。
第2のインデックス情報生成部34は、新たなインデックス情報を生成する。ここで、インデックス情報を生成する方法は問わない。例えば、第2のインデックス情報生成部34は、所定の関数を用いることによってインデックス情報を生成してもよく、所定のテーブルなどの情報からインデックス情報を選択してもよく、所定のサーバ装置にインデックス情報の生成を依頼し、そのサーバ装置の生成したインデックス情報を受け取ってもよい。このように、第2のインデックス情報生成部34は、新たなインデックス情報を特定できるのであれば、どのような方法によってその新たなインデックス情報を生成してもよい。第2のインデックス情報生成部34は、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報において用いることができるインデックス情報を生成することが好ましい。具体的には、第2のインデックス情報生成部34は、インデックス対応情報において、ある装置関連情報と対応付けられているインデックス情報以外のインデックス情報を、新たなインデックス情報として生成することが好ましい。なぜなら、第2のインデックス情報生成部34が、インデックス対応情報において、ある装置関連情報と既に対応付けられているインデックス情報と同じインデックス情報を生成した場合には、そのイン
デックス情報は、2個の装置関連情報と対応付けられることになり、そのインデックス情報に基づいて、装置関連情報を特定することができなくなるからである。また、第2のインデックス情報生成部34は、以前に生成したインデックス情報を新たなインデックス情報として生成しないようにしてもよい。以前に生成されたインデックス情報が漏洩していた場合であっても、そのインデックス情報を用いた不正なアクセス等がなされないようにするためである。
インデックス対応情報変更部35は、第2のインデックス情報生成部34が生成したインデックス情報に基づいて、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報を変更する。具体的には、インデックス対応情報変更部35は、インデックス対応情報に含まれるインデックス情報を、第2のインデックス情報生成部34が生成した新たなインデックス情報に変更する。それと共に、インデックス対応情報におけるインデックス情報と装置関連情報との対応付けの変更も必要な場合には、インデックス対応情報変更部35は、その対応付けを変更してもよい。例えば、インデックス対応情報変更部35は、インデックス情報がポインタやアドレスである場合に、インデックス情報の変更に応じて、装置関連情報が記憶されている領域を変更してもよい。なお、インデックス対応情報におけるインデックス情報の変更においても、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報の変更と同様に、変更前のインデックス情報を変更後のインデックス情報で置き換えでもよく、あるいは、変更後のインデックス情報がどれであるのかがわかるようにした上で、インデックス対応情報における変更前のインデックス情報を消去することなく、変更後のインデックス情報をインデックス対応情報に追加してもよい。後者の場合に、例えば、インデックス対応情報においてフラグを用いることにより、現在のインデックス情報を特定できるようにしてもよい。
インデックス関連情報生成部36は、第2のインデックス情報生成部34が生成する新たなインデックス情報に関連するインデックス関連情報を生成する。ここで、「第2のインデックス情報生成部34が生成する新たなインデックス情報に関連するインデックス関連情報を生成する」とは、情報処理装置1において、そのインデックス関連情報から第2のインデックス情報生成部34が生成するインデックス情報を生成することができるインデックス関連情報を生成する、という意味である。
ここで、第2のインデックス情報生成部34によるインデックス情報の生成と、インデックス関連情報生成部36によるインデックス関連情報の生成との順序は問わない。例えば、インデックス情報を先に生成し、そのインデックス情報に基づいて、そのインデックス情報に対応するインデックス関連情報を後から生成してもよく、あるいは、インデックス関連情報を先に生成し、そのインデックス関連情報に基づいて、そのインデックス関連情報に対応するインデックス情報を後から生成してもよい。本実施の形態では、インデックス情報を先に生成する場合について説明する。
インデックス関連情報送信部37は、インデックス関連情報生成部36が生成したインデックス関連情報を情報処理装置1に送信する。ここで、インデックス関連情報を情報処理装置1に送信することには、インデックス関連情報の送信先を通信処理装置2の通信回線100側のアドレスにする場合を含むものとする。通信処理装置2がNAT機能を有する場合には、インデックス関連情報の送信先として情報処理装置1のアドレスを指定することはできないが、通信処理装置2のアドレスを指定することによって、通信処理装置2においてアドレス変換が行われ、情報処理装置1に送信されることになるからである。以下の説明においても同様であるとする。インデックス関連情報送信部37は、インデックス関連情報が漏洩することを防止するために、インデックス関連情報を暗号化して送信してもよい。例えば、インデックス関連情報送信部37は、SSLなどの手法を用いてインデックス情報を送信してもよく、インデックス関連情報を含むパケットのペイロードを公
開鍵暗号方式や共通鍵暗号方式などによって暗号化して送信してもよい。なお、インデックス関連情報送信部37は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、インデックス関連情報送信部37と通信回線100との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、インデックス関連情報送信部37は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
なお、送信情報受信部31と、インデックス関連情報送信部37とが通信に関するデバイスを有する場合に、それらは同一の手段であってもよく、あるいは別々の手段であってもよい。
次に、本実施の形態による情報処理装置1の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)送信情報送信部12は、送信情報を送信するかどうか判断する。そして、送信情報を送信する場合には、ステップS102に進み、そうでない場合には、ステップS104に進む。ここで、送信情報送信部12が送信情報を送信すると判断するタイミングは問わない。例えば、送信情報送信部12は、送信情報を反復して送信してもよく、あるいは、所定のイベントをトリガーとして送信情報を送信してもよく、その他のタイミングで送信情報を送信してもよい。ここで、送信情報を反復して送信するとは、繰り返して何度も送信することであり、その送信の周期は一定(例えば、5分ごとなど)であってもよく、不定(例えば、4分から5分の間で変化するなど)であってもよい。例えば、通信処理装置2において、あるポートについて情報処理装置1とサーバ装置3との間で最後に通信が行われてから、所定の期間が経過した後には、そのポートにサーバ装置3から送信されたパケットは、情報処理装置1に送信されなくなる。その所定の期間のことをポート維持時間と呼ぶことにする。送信情報送信部12が送信情報を反復して送信する場合には、そのポート維持時間よりも短い間隔で送信情報を送信することが好ましい。サーバ装置3から送信された情報を情報処理装置1がいつでも受信することができるようにするためである。また、所定のイベントとは、例えば、ユーザが情報処理装置1の所定のボタンを押したことなどであってもよい。
(ステップS102)送信情報送信部12は、インデックス情報記憶部11からインデックス情報を読み出す。
(ステップS103)送信情報送信部12は、インデックス情報記憶部11から読み出したインデックス情報を含む送信情報をサーバ装置3に送信する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS104)インデックス関連情報受信部13は、インデックス関連情報を受信したかどうか判断する。そして、インデックス関連情報を受信した場合には、ステップS105に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。
(ステップS105)第1のインデックス情報生成部14は、インデックス関連情報受信部13が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する。
(ステップS106)変更部15は、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を、第1のインデックス情報生成部14が生成したインデックス情報に変更する。そして、ステップS101に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態によるサーバ装置3の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)送信情報受信部31は、送信情報を受信したかどうか判断する。そして、送信情報を受信した場合には、ステップS202に進み、そうでない場合には、ステップS204に進む。
(ステップS202)アクセス部33は、送信情報受信部31が受信した送信情報からインデックス情報を取得する。
(ステップS203)アクセス部33は、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報を用いて、取得したインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスする。前述のように、その後、どのような処理がなされてもよい。そして、ステップS201に戻る。
(ステップS204)第2のインデックス情報生成部34は、新たなインデックス情報を生成するかどうか判断する。そして、新たなインデックス情報を生成すると判断した場合には、ステップS205に進み、そうでない場合には、ステップS201に戻る。ここで、第2のインデックス情報生成部34が新たなインデックス情報を生成すると判断するタイミングは問わない。例えば、第2のインデックス情報生成部34は、1時間ごとや1日ごと、1週間ごとといったように定期的に新たなインデックス情報を生成すると判断してもよく、所定のイベントをトリガーとして新たなインデックス情報を生成すると判断してもよく、あるいは、その他のタイミングで新たなインデックス情報を生成すると判断してもよい。所定のイベントとは、例えば、ユーザがサーバ装置3の所定のボタンを押したことであってもよく、サーバ装置3と情報処理装置1との間で送受信されたパケットの個数が一定数以上になったことであってもよく、情報処理装置1の電源が投入された時や、情報処理装置1がリセットされた時などの情報処理装置1の初期動作時であってもよい。
(ステップS205)第2のインデックス情報生成部34は、新たなインデックス情報を生成する。
(ステップS206)インデックス対応情報変更部35は、第2のインデックス情報生成部34が生成したインデックス情報に基づいて、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報を変更する。
(ステップS207)インデックス関連情報生成部36は、第2のインデックス情報生成部34が生成したインデックス情報に対応するインデックス関連情報を生成する。
(ステップS208)インデックス関連情報送信部37は、インデックス関連情報生成部36が生成したインデックス関連情報を情報処理装置1に送信する。そして、ステップS201に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、ステップS206は、ステップS207、あるいはステップS208の後に実行されてもよい。また、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態による情報処理システムの動作について、具体例を用いて説明する。この具体例において、情報処理装置1等のアドレスは、以下の通りであるとする。
情報処理装置1:192.168.0.10
通信処理装置2(情報処理装置1側):192.168.0.1
通信処理装置2(通信回線100側):155.32.10.10
サーバ装置3:202.224.135.10
まず、送信情報が情報処理装置1からサーバ装置3に送信される動作について説明する。図4は、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報の一例を示す図である。図4において、インデックス対応情報には、インデックス情報と、装置
関連情報とが含まれている。この装置関連情報は、情報処理装置のMACアドレスである。図4で示されるインデックス対応情報がインデックス対応情報記憶部32に始めに蓄積される過程は問わない。例えば、情報処理装置1からSSLなどの安全性の高い経路によって装置関連情報としての固有識別情報がサーバ装置3に送信され、図4で示されるインデックス対応情報がインデックス対応情報記憶部32に蓄積されてもよく、あるいは、記録媒体によって、図4で示される各レコードの情報がサーバ装置3に提供されてもよい。また、情報処理装置1のインデックス情報記憶部11では、インデックス情報「ABC001」が記憶されているものとする。インデックス情報「ABC001」がインデックス情報記憶部11に始めに蓄積される過程は問わない。例えば、情報処理装置1の出荷時に、工場において蓄積されてもよく、ユーザが情報処理装置1に接続されたキーボードなどを操作することによって入力してもよく、あるいは、記録媒体によってインデックス情報「ABC001」が情報処理装置1に提供されてもよい。また、送信情報送信部12は、5分ごとに反復して送信情報を送信するものとする。
送信情報送信部12は、送信情報を送信するタイミングであると判断すると(ステップS101)、インデックス情報記憶部11で記憶されているインデックス情報「ABC001」を読み出す(ステップS102)。そして、そのインデックス情報「ABC001」をペイロードに含む送信情報のパケットを構成し、そのパケットをあらかじめ保持しているサーバ装置3のIPアドレス「202.224.135.10」に送信する(ステップS103)。その送信情報のパケットは、通信処理装置2においてアドレス変換され、通信回線100を介して送信情報受信部31で受信される(ステップS201)。すると、アクセス部33は、その送信情報のパケットのペイロードから、インデックス情報「ABC001」を取得する(ステップS202)。そして、アクセス部33は、インデックス対応情報記憶部32が記憶している図4で示されるインデックス対応情報を参照し、インデックス情報「ABC001」に対応する装置関連情報「00:11:22:AA:BB:CC」にアクセスし、その装置関連情報を取得する(ステップS203)。
サーバ装置3では、図5で示される装置関連情報と、IPアドレスと、ポート番号とを対応付けるアドレス情報が図示しない記録媒体において保持されているものとする。図5において、装置関連情報に対応するIPアドレス、ポート番号は、その装置関連情報で識別される情報処理装置にアクセスするためのIPアドレス、ポート番号である。例えば、図5で示されるアドレス情報の一番目のレコードは、装置関連情報「00:11:22:AA:BB:CC」で識別される情報処理装置1にアクセスするための通信処理装置2のIPアドレス「155.32.10.10」、ポート番号「12345」を含んでいる。サーバ装置3の図示しない処理部は、アクセス部33が取得した装置関連情報「00:11:22:AA:BB:CC」に対応するIPアドレス「155.32.10.10」、ポート番号「12345」を取得し、そのIPアドレス、ポート番号と、送信情報受信部31が受信した送信情報のパケットのヘッダに含まれる送信元のIPアドレス、ポート番号とを比較する。その比較の結果、両者に違いがなければ、送信情報の通過した通信処理装置2のアドレス、ポート番号が変更されていないため、何も処理を行わない。一方、両者が違っていた場合には、送信情報の通過した通信処理装置2のアドレス、ポート番号が今までのものから変更されているため、情報処理装置1は、その旨を情報処理装置1に通知してもよく、あるいは、サーバ装置3において、図5で示されるアドレス情報のテーブルを変更してもよい。
なお、送信情報送信部12は、送信情報を送信してからタイマによる新たな計時を開始し、そのタイマの値が「5分」を示した時点で、次の送信情報を送信する。このようにして、反復して送信情報が送信されることになる。
次に、インデックス情報が生成される処理と、その生成されたインデックス情報に基づいてインデックス対応情報やインデックス情報が変更される処理とについて説明する。第
2のインデックス情報生成部34は、毎日午前2時に情報処理装置1の固有識別情報に対応する新たなインデックス情報を生成するものとする。
第2のインデックス情報生成部34は、図6で示されるインデックス情報を生成するためのテーブルであるインデックス情報生成テーブルを有している。図6で示されるインデックス情報生成テーブルにおいて、インデックス情報とフラグとが対応付けられている。ここで、第2のインデックス情報生成部34は、図6で示されるテーブルのフラグに「1」が代入されているレコードのインデックス情報をテーブルから取得することによって、インデックス情報の生成を行うものとする。すなわち、図6において、次に生成されるインデックス情報は、「AAC123」である。
時刻が午前2時になると、第2のインデックス情報生成部34は、インデックス情報「ABC001」で識別される情報処理装置1について、新たなインデックス情報を生成するタイミングであると判断し(ステップS204)、図6で示されるインデックス情報生成テーブルを参照し、インデックス情報「AAC123」を取得する(ステップS205)。そして、第2のインデックス情報生成部34は、その取得した新たなインデックス情報「AAC123」と、図示しない経路によってインデックス対応情報記憶部32から取得した現在のインデックス情報「ABC001」とを、インデックス対応情報変更部35に渡し、新たなインデックス情報「AAC123」をインデックス関連情報生成部36に渡す。また、第2のインデックス情報生成部34は、図6で示されるインデックス情報生成テーブルにおいて、インデックス情報「AAC123」に対応するフラグに「0」を代入し、次のインデックス情報「LNM567」に対応するフラグに「1」を代入する。
インデックス対応情報変更部35は、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報において、現在のインデックス情報「ABC001」を、新たなインデックス情報「AAC123」に変更する(ステップS206)。その結果、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報は、図7で示されるように変更される。
インデックス関連情報生成部36は、図8で示されるインデックス情報の記載されたテーブルであるインデックステーブルを保持しているものとする。インデックス関連情報生成部36は、第2のインデックス情報生成部34から受け取った新たなインデックス情報「AAC123」を示すテーブルの座標値「2B」を、インデックス関連情報として生成する(ステップS207)。そして、そのインデックス関連情報「2B」と、新たなインデックス情報「AAC123」とをインデックス関連情報送信部37に渡す。
インデックス関連情報送信部37は、インデックス関連情報生成部36から受け取った新たなインデックス情報「AAC123」に対応する装置関連情報「00:11:22:AA:BB:CC」を図示しない経路によってインデックス対応情報にアクセスすることによって取得し、その取得した装置関連情報に対応するIPアドレス「155.32.10.10」、ポート番号「12345」を図5で示されるアドレス情報のテーブルから取得し、そのIPアドレス、ポート番号に、インデックス関連情報「2B」を送信する(ステップS208)。
そのインデックス関連情報は、通信処理装置2においてアドレス変換され、情報処理装置1に送信される。そして、情報処理装置1のインデックス関連情報受信部13において受信され、第1のインデックス情報生成部14に渡される(ステップS104)。第1のインデックス情報生成部14も、図8で示されるインデックステーブルを保持しているものとする。そして、第1のインデックス情報生成部14は、そのインデックステーブルを参照し、座標値「2B」で特定されるインデックス情報「AAC123」を取得し、変更
部15に渡す(ステップS105)。
変更部15は、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報「ABC001」を、第1のインデックス情報生成部14から受け取った新たなインデックス情報「AAC123」に変更する(ステップS106)。具体的には、変更部15は、インデックス情報記憶部11に新たなインデックス情報「AAC123」を上書きで蓄積する。このようにして、情報処理装置1、サーバ装置3におけるインデックス情報の変更が行われる。
以上のように、本実施の形態による情報処理システムでは、サーバ装置3及び情報処理装置1において記憶されている従来のインデックス情報を、サーバ装置3において生成された新たなインデックス情報に変更することができる。その結果、上記具体例の場合に、インデックス情報「ABC001」が悪意のある第三者に漏洩したとしても、新たなインデックス情報「AAC123」にインデックス情報を変更することができ、漏洩したインデックス情報「ABC001」によるサーバ装置3への不正アクセス等を防止することができうる。
また、本実施の形態による情報処理システムでは、インデックス情報の変更時に、インデックス情報そのものを送受信するのではなく、インデックス関連情報を送受信するため、たとえインデックス関連情報が漏洩したとしても、新たなインデックス情報が漏洩しないようにすることができうる。このように、安全性が高められている。
なお、本実施の形態において、インデックス関連情報送信部37がインデックス関連情報を送信するタイミングは問わない。例えば、第2のインデックス情報生成部34がインデックス情報を生成し、インデックス関連情報生成部36がインデックス関連情報を生成したタイミングでインデックス関連情報を送信してもよく、あるいは、インデックス関連情報生成部36がインデックス関連情報を生成した後の所定のイベントをトリガーとしてインデックス関連情報を送信してもよい。その所定のイベントは、例えば、送信情報受信部31が送信情報を受信したことであってもよい。
また、本実施の形態において、インデックス対応情報変更部35がインデックス対応情報を変更するタイミングは問わない。例えば、第2のインデックス情報生成部34がインデックス情報を生成したタイミングでインデックス対応情報を変更してもよく、あるいは、第2のインデックス情報生成部34がインデックス情報を生成した後の所定のイベントをトリガーとしてインデックス関連情報を変更してもよい。その所定のイベントは、例えば、インデックス関連情報送信部37がインデックス関連情報を送信したことであってもよい。
また、本実施の形態において、インデックス関連情報を暗号化して送信してもよい旨について説明したが、その場合には、例えば、情報処理装置1からサーバ装置3に対してSSLの経路を構築した後に、そのSSLの経路を介して、インデックス関連情報受信部13がサーバ装置3のインデックス関連情報送信部37から送信されたインデックス関連情報を受信してもよい。例えば、第2のインデックス情報生成部34がインデックス情報を生成し、インデックス関連情報生成部36がインデックス関連情報を生成したタイミングで、サーバ装置3から情報処理装置1に新たなインデックス関連情報を生成した旨の情報を通知する。情報処理装置1は、その通知を受信すると、サーバ装置3に対してSSLの経路を構築する。そして、サーバ装置3のインデックス関連情報送信部37は、そのSSLの経路を介してインデックス関連情報を送信する。そのインデックス関連情報は、情報処理装置1のインデックス関連情報受信部13で受信される。このようにすることで、サーバ装置3と情報処理装置1とは、インデックス関連情報の送受信を安全に行うことがで
きる。
また、本実施の形態において、第2のインデックス情報生成部34の生成するインデックス情報が、インデックス対応情報において、他の情報処理装置を識別するインデックス情報と重ならないようにするため、インデックス情報の一部に、インデックス情報で識別される情報処理装置に対応する情報を含めるようにしてもよい。例えば、インデックス情報の上位4バイトを、そのインデックス情報で識別される情報処理装置に固有な情報(例えば、IPアドレスや物理アドレスなど)とし、インデックス情報の下位4バイトを、第2のインデックス情報生成部34が重ならないように生成する情報としてもよい。なお、情報処理装置に固有な情報がインデックス情報から特定されることのないように、情報処理装置に固有な情報に代えて、情報処理装置に固有な情報に対応する情報、例えば、情報処理装置に固有な情報のハッシュ値を用いてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による情報処理システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による情報処理システムは、情報処理装置においてインデックス関連情報が生成され、情報処理装置からサーバ装置にインデックス関連情報が送信されることによって、インデックス情報の変更が行われるものである。
図9は、本実施の形態による情報処理システムの構成を示す図である。図9において、本実施の形態による情報処理システムは、情報処理装置4と、通信処理装置2と、サーバ装置5とを備える。なお、情報処理装置1が情報処理装置4となり、サーバ装置3がサーバ装置5となった以外、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
情報処理装置4は、インデックス情報記憶部11と、送信情報送信部12と、第1のインデックス情報生成部41と、インデックス関連情報生成部42と、インデックス関連情報送信部43と、要求情報受信部44と、変更許可情報受信部45と、変更部46とを備える。なお、インデックス情報記憶部11、送信情報送信部12の構成及び動作は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
第1のインデックス情報生成部41は、新たなインデックス情報を生成する。なお、新たなインデックス情報を生成する処理については、実施の形態1の第2のインデックス情報生成部34と同様であり、その説明を省略する。また、第1のインデックス情報生成部41は、後述する要求情報受信部44が要求情報を受信した場合に、再度、新たなインデックス情報を生成する。
インデックス関連情報生成部42は、第1のインデックス情報生成部41が生成する新たなインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成する。なお、インデックス関連情報を生成する処理については、実施の形態1のインデックス関連情報生成部36と同様であり、その説明を省略する。また、インデックス関連情報生成部42は、後述する要求情報受信部44が要求情報を受信した場合に、第1のインデックス情報生成部41が生成する新たなインデックス情報に関連するインデックス関連情報を生成する。
また、第1のインデックス情報生成部41によるインデックス情報の生成と、インデックス関連情報生成部42によるインデックス関連情報の生成との順序を問わないのは、実施の形態1と同様である。本実施の形態でも、インデックス情報を先に生成する場合について説明する。
インデックス関連情報送信部43は、インデックス関連情報生成部42が生成したイン
デックス関連情報を、サーバ装置5に送信する。実施の形態1のインデックス関連情報送信部37に関する説明と同様に、インデックス関連情報送信部43は、インデックス関連情報が漏洩することを防止するために、インデックス関連情報を暗号化して送信してもよい。また、インデックス関連情報送信部43は、後述する要求情報受信部44が要求情報を受信した場合に、インデックス関連情報生成部42が生成したインデックス関連情報をサーバ装置5に送信する。インデックス関連情報送信部43は、サーバ装置5のアドレスなどをあらかじめ保持していてもよく、あるいは、送信情報の送信時に、他の構成要素などから受け取ってもよい。なお、インデックス関連情報送信部43は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、インデックス関連情報送信部43と通信処理装置2との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、インデックス関連情報送信部43は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
要求情報受信部44は、要求情報を受信する。要求情報については後述する。なお、要求情報受信部44は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、要求情報受信部44と通信処理装置2との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、要求情報受信部44は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
変更許可情報受信部45は、変更許可情報を受信する。変更許可情報については後述する。なお、変更許可情報受信部45は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、変更許可情報受信部45と通信処理装置2との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、変更許可情報受信部45は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
変更部46は、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を、第1のインデックス情報生成部41が生成したインデックス情報に変更する。変更部46は、変更許可情報受信部45が変更許可情報を受信した場合に、インデックス情報の変更を行う。変更部46がインデックス情報を変更する処理については、実施の形態1の変更部15と同様であり、その説明を省略する。
なお、送信情報送信部12、インデックス関連情報送信部43、要求情報受信部44、変更許可情報受信部45の任意の2以上の要素が通信に関するデバイスを有する場合に、それらは同一の手段であってもよく、あるいは別々の手段であってもよい。
サーバ装置5は、送信情報受信部31と、インデックス対応情報記憶部32と、アクセス部33と、インデックス関連情報受信部51と、第2のインデックス情報生成部52と、判断部53と、インデックス対応情報変更部54と、要求情報送信部55と、変更許可情報送信部56とを備える。なお、送信情報受信部31、インデックス対応情報記憶部32、アクセス部33の構成及び動作は、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
インデックス関連情報受信部51は、情報処理装置4から送信されたインデックス関連情報を受信する。なお、インデックス関連情報受信部51は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、インデックス関連情報受信部51と通信回線100との間に図示
しない受信デバイスが存在することとなる)。また、インデックス関連情報受信部51は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
第2のインデックス情報生成部52は、インデックス関連情報受信部51が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する。なお、インデックス情報を生成する処理については、実施の形態1の第1のインデックス情報生成部14と同様であり、その説明を省略する。
判断部53は、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報を、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報で用いることができるかどうか判断する。具体的には、判断部53は、インデックス関連情報受信部51が受信したインデックス情報が、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報において既に用いられているかどうか判断する。そして、既に用いられている場合には、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報で用いることができないと判断し、そうでない場合には、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると判断する。なお、判断部53は、それ以外の判断を行ってもよい。例えば、判断部53は、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報が所定の規格にあうかどうかによって、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報において用いることができるかどうかの判断を行ってもよい。例えば、インデックス情報が8バイトであると決められている場合に、6バイトのインデックス情報が第2のインデックス情報生成部52で生成された場合には、判断部53は、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報で用いることができないと判断してもよい。また、本実施の形態では、判断部53が第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報に基づいて判断を行う場合について説明するが、判断部53は、インデックス関連情報受信部51が受信したインデックス関連情報に基づいて、その判断を行ってもよい。例えば、インデックス関連情報からインデックス情報を生成する処理をした上で、判断の処理をしてもよい。また、判断部53は、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報が、現在のインデックス情報と同じである場合にも、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報を、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報で用いることができないと判断してもよい。実質的にインデックス対応情報が変更されないことになるからである。
インデックス対応情報変更部54は、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報に基づいて、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報を変更する。インデックス対応情報変更部54は、判断部53によって、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報を、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると判断された場合にインデックス対応情報の変更を行う。インデックス対応情報の変更の方法については、実施の形態1のインデックス対応情報変更部35と同様であり、その説明を省略する。
要求情報送信部55は、要求情報を情報処理装置4に送信する。ここで、要求情報とは、新たなインデックス情報の送信を要求する情報である。要求情報の構造は問わない。要求情報送信部55は、判断部53によって、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報を、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報で用いることができないと判断された場合に、要求情報を送信する。なお、要求情報送信部55は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、要求情報送信部55と通信回線100との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、要求
情報送信部55は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
変更許可情報送信部56は、変更許可情報を情報処理装置4に送信する。ここで、変更許可情報とは、インデックス情報の変更を許可する情報である。変更許可情報の構造は問わない。前述のように、情報処理装置4の変更許可情報受信部45が変更許可情報を受信することによって、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報の変更が行われる。変更許可情報送信部56は、判断部53によって、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報を、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると判断された場合に、変更許可情報を送信する。なお、変更許可情報送信部56は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、変更許可情報送信部56と通信回線100との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、変更許可情報送信部56は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
なお、送信情報受信部31、インデックス関連情報受信部51、要求情報送信部55、変更許可情報送信部56の任意の2以上の要素が通信に関するデバイスを有する場合に、それらは同一の手段であってもよく、あるいは別々の手段であってもよい。
次に、本実施の形態による情報処理装置4の動作について、図10のフローチャートを用いて説明する。なお、図10のフローチャートにおけるステップS101〜S103の処理は、実施の形態1の図2のフローチャートと同様であり、その説明を省略する。
(ステップS301)第1のインデックス情報生成部41は、新たなインデックス情報を生成するかどうか判断する。そして、新たなインデックス情報を生成する場合には、ステップS302に進み、そうでない場合には、ステップS306に進む。なお、実施の形態1での説明と同様に、第1のインデックス情報生成部41が新たなインデックス情報を生成すると判断するタイミングは問わない。
(ステップS302)第1のインデックス情報生成部41は、新たなインデックス情報を生成する。
(ステップS303)変更部46は、第1のインデックス情報生成部41が生成した新たなインデックス情報を図示しない記録媒体において一時的に記憶する。
(ステップS304)インデックス関連情報生成部42は、第1のインデックス情報生成部41が生成したインデックス情報に対応するインデックス関連情報を生成する。
(ステップS305)インデックス関連情報送信部43は、インデックス関連情報生成部42が生成したインデックス関連情報を、サーバ装置5に送信する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS306)要求情報受信部44は、要求情報を受信したかどうか判断する。そして、要求情報を受信した場合には、ステップS302に進み、そうでない場合には、ステップS307に進む。
(ステップS307)変更許可情報受信部45は、変更許可情報を受信したかどうか判断する。そして、変更許可情報を受信した場合には、ステップS308に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。
(ステップS308)変更部46は、インデックス情報記憶部11が記憶しているイン
デックス情報を、ステップS303において一時的に記憶したインデックス情報に変更する。そして、ステップS101に戻る。
なお、図10のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態によるサーバ装置5の動作について、図11のフローチャートを用いて説明する。なお、図11のフローチャートにおけるステップS201〜S203の処理は、実施の形態1の図3のフローチャートと同様であり、その説明を省略する。
(ステップS401)インデックス関連情報受信部51は、インデックス関連情報を受信したかどうか判断する。そして、インデックス関連情報を受信した場合には、ステップS402に進み、そうでない場合には、ステップS201に戻る。
(ステップS402)第2のインデックス情報生成部52は、インデックス関連情報受信部51が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する。
(ステップS403)判断部53は、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報によって、インデックス対応情報を変更してよいかどうか判断する。すなわち、判断部53は、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報を、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報において用いることができるかどうか判断する。そして、インデックス対応情報を変更してよい場合には、ステップS404に進み、そうでない場合には、ステップS406に進む。
(ステップS404)インデックス対応情報変更部54は、第2のインデックス情報生成部52が生成したインデックス情報に基づいて、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報を変更する。
(ステップS405)変更許可情報送信部56は、変更許可情報を情報処理装置4に送信する。そして、ステップS201に戻る。
(ステップS406)要求情報送信部55は、要求情報を情報処理装置4に送信する。そして、ステップS201に戻る。
なお、図11のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本発明の実施の形態による情報処理システムの動作について、具体例を用いて説明する。なお、情報処理装置4等のアドレスは、実施の形態1の具体例と同様であるとする。また、インデックス対応情報記憶部32は、図4で示されるインデックス対応情報を記憶しているものとする。また、情報処理装置4のインデックス情報記憶部11は、インデックス情報「ABC001」を記憶しているものとする。また、送信情報が情報処理装置4から送信される動作については、実施の形態1の具体例と同様であり、その説明を省略する。
次に、インデックス情報が生成され、その生成されたインデックス情報に基づいてインデックス関連情報が生成され、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報や、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報が変更される処理について説明する。第1のインデックス情報生成部41は、毎日午前2時に新たなインデックス情報を生成するものとする。インデックス情報の生成は、実施の形態1の具体例と同様に、図6で示されるインデックス情報生成テーブルを用いて行われるものとする。
第1のインデックス情報生成部41は、午前2時になると、新たなインデックス情報を
生成するタイミングであると判断し(ステップS301)、図6で示されるインデックス情報生成テーブルを参照し、インデックス情報「AAC123」を取得する(ステップS302)。また、第1のインデックス情報生成部41は、実施の形態1の具体例での説明と同様に、インデックス情報生成テーブルのフラグの変更を行う。第1のインデックス情報生成部41は、その取得した新たなインデックス情報を、インデックス関連情報生成部42と、変更部46とに渡す。変更部46は、その新たなインデックス情報を図示しない記録媒体に蓄積し、一時的に記憶する(ステップS303)。なお、図示しない記録媒体への新たなインデックス情報の蓄積時に、以前のインデックス情報がまだ記憶されている場合には、上書きで蓄積するものとする。
インデックス関連情報生成部42は、実施の形態1の具体例での説明と同様に、図8のインデックステーブルを保持しており、そのインデックステーブルを参照することによって、インデックス情報「AAC123」に対応するインデックス関連情報「2B」を生成し、インデックス関連情報送信部43に渡す(ステップS304)。
インデックス関連情報送信部43は、インデックス関連情報生成部42から受け取ったインデックス関連情報「2B」と、図示しない経路によりインデックス情報記憶部11から受け取った現在のインデックス情報「ABC001」とを含むパケットを構成し、そのパケットをサーバ装置5のアドレス「202.224.135.10」に送信する(ステップS305)。
そのパケットは通信処理装置2を介してサーバ装置5に送信され、サーバ装置5のインデックス関連情報受信部51で受信される(ステップS401)。インデックス関連情報受信部51は、受信したパケットに含まれるインデックス関連情報「2B」と現在のインデックス情報「ABC001」とを第2のインデックス情報生成部52に渡す。第2のインデックス情報生成部52も図8で示されるインデックステーブルを保持しており、そのインデックステーブルを用いてインデックス関連情報「2B」からインデックス情報「AAC123」を取得する(ステップS402)。そして、第2のインデックス情報生成部52は、生成したインデックス情報「AAC123」と現在のインデックス情報「ABC001」とを、判断部53とインデックス対応情報変更部54とに渡す。
判断部53は、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報を参照し、生成されたインデックス情報「AAC123」が用いられているかどうか判断する。そして、用いられていないとすると、インデックス対応情報を変更してよいと判断し、その判断結果をインデックス対応情報変更部54と、変更許可情報送信部56とに渡す(ステップS403)。
インデックス対応情報変更部54は、判断部53の判断結果に応じて、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報の現在のインデックス情報「ABC001」を、新たなインデックス情報「AAC123」に変更する(ステップS404)。また、変更許可情報送信部56は、インデックス情報を変更してよい旨の情報を含む変更許可情報のパケットを情報処理装置4に送信する(ステップS405)。ここで、変更許可情報送信部56は、変更許可情報のパケットをインデックス関連情報受信部51が受信したインデックス関連情報を含むパケットの送信元のアドレス、ポート番号に送信するものとする。
その変更許可情報のパケットは、情報処理装置4の変更許可情報受信部45で受信される(ステップS307)。すると、変更部46は、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報「ABC001」を、一時的に記憶していた新たなインデックス情報「AAC123」に変更する(ステップS308)。なお、変更部46は、その変更
後に一時的に記憶していたインデックス情報を、図示しない記録媒体から消去してもよい。
一方、情報処理装置4からサーバ装置5に送信された新たなインデックス情報「AAC123」が既にインデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報において用いられていた場合には、判断部53は、新たなインデックス情報に基づいて、インデックス対応情報を変更することができないと判断する(ステップS403)。すると、要求情報送信部55は、新たなインデックス情報を送信する旨の情報を含む要求情報のパケットを情報処理装置4に送信する(ステップS406)。ここで、要求情報送信部55は、要求情報のパケットをインデックス関連情報受信部51が受信したインデックス情報を含むパケットの送信元のアドレス、ポート番号に送信するものとする。
その要求情報のパケットは、情報処理装置4の要求情報受信部44で受信される(ステップS306)。そして、第1のインデックス情報生成部41は、図6で示されるインデックス情報生成テーブルを参照し、新たなインデックス情報「LNM567」を取得する(ステップS302)。その後の処理は、上記説明と同様であり、その説明を省略する。
以上のように、本実施の形態による情報処理システムでは、情報処理装置4において新たなインデックス情報を生成し、その新たなインデックス情報に対応するインデックス関連情報をサーバ装置5に送信することにより、情報処理装置4を識別するインデックス情報の変更を行うことができる。また、情報処理装置4において生成された新たなインデックス情報をサーバ装置5において用いることができない場合には、サーバ装置5から情報処理装置4に要求情報を送信することにより、新たなインデックス情報の送信を要求することができる。
また、情報処理装置4は、サーバ装置5から送信された変更許可情報を受信した後に、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報の変更を行うため、情報処理装置4からサーバ装置5にインデックス関連情報が送信されてから情報処理装置4が変更許可情報を受信するまでの間に送信情報が送信されたとしても、他の情報処理装置に対応するインデックス情報を含む送信情報を送信しないようにすることができる。すなわち、変更許可情報の受信の有無にかかわらず、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を第1のインデックス情報生成部41が生成した新たなインデックス情報に変更すると仮定すると、情報処理装置4からサーバ装置5にインデックス関連情報が送信されてから情報処理装置4が要求情報の受信に応じた新たなインデックス関連情報を送信するまでの間に送信された送信情報に、他の情報処理装置に対応するインデックス情報が含まれる可能性があるが、変更許可情報を受信した後にインデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報の変更を行うことで、そのような問題の発生を防止できる。
また、本実施の形態による情報処理システムでは、インデックス情報の変更時に、インデックス情報そのものを送受信するのではなく、インデックス関連情報を送受信するため、たとえインデックス関連情報が漏洩したとしても、新たなインデックス情報が漏洩しないようにすることができうる。このように、安全性が高められている。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3による情報処理システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による情報処理システムは、情報処理装置、サーバ装置とは異なる第3の装置において、インデックス関連情報の生成を行うものである。
図12は、本実施の形態による情報処理システムの構成を示す図である。図12におい
て、本実施の形態による情報処理システムは、情報処理装置6と、通信処理装置2と、サーバ装置7と、インデックス生成装置8とを備える。なお、情報処理装置1が情報処理装置6となり、サーバ装置3がサーバ装置7となり、情報処理システムが新たにインデックス生成装置8を備える以外、実施の形態1と同様であり、その説明を省略する。
情報処理装置6は、インデックス情報記憶部11と、送信情報送信部12と、第1のインデックス情報生成部14と、変更許可情報受信部45と、第1のインデックス関連情報受信部61と、変更部62とを備える。なお、インデックス情報記憶部11、送信情報送信部12、第1のインデックス情報生成部14、変更許可情報受信部45の構成及び動作は、実施の形態1,2と同様であり、その説明を省略する。
第1のインデックス関連情報受信部61は、インデックス生成装置8から送信されたインデックス関連情報を受信する。インデックス関連情報の送信元が異なる以外、第1のインデックス関連情報受信部61は、実施の形態1のインデックス関連情報受信部13と同様であり、その説明を省略する。
変更部62は、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を、第1のインデックス情報生成部14が生成したインデックス情報に変更する。変更部62は、変更許可情報受信部45が変更許可情報を受信した場合に、インデックス情報の変更を行う。変更部46がインデックス情報を変更する処理については、実施の形態1の変更部15と同様であり、その説明を省略する。
なお、送信情報送信部12、変更許可情報受信部45、第1のインデックス関連情報受信部61の任意の2以上の要素が通信に関するデバイスを有する場合に、それらは同一の手段であってもよく、あるいは別々の手段であってもよい。
サーバ装置7は、送信情報受信部31と、インデックス対応情報記憶部32と、アクセス部33と、第2のインデックス情報生成部52と、判断部53と、インデックス対応情報変更部54と、要求情報送信部55と、変更許可情報送信部56と、第2のインデックス関連情報受信部71とを備える。なお、第2のインデックス関連情報受信部71以外の構成及び動作は、実施の形態1,2と同様であり、その説明を省略する。
第2のインデックス関連情報受信部71は、インデックス生成装置8から送信されたインデックス関連情報を受信する。インデックス関連情報の送信元が異なる以外、第2のインデックス関連情報受信部71は、実施の形態2のインデックス関連情報受信部51と同様であり、その説明を省略する。
なお、要求情報送信部55は、要求情報を情報処理装置6ではなく、インデックス生成装置8に送信する。
また、送信情報受信部31、要求情報送信部55、変更許可情報送信部56、第2のインデックス関連情報受信部71の任意の2以上の要素が通信に関するデバイスを有する場合に、それらは同一の手段であってもよく、あるいは別々の手段であってもよい。
インデックス生成装置8は、要求情報受信部81と、インデックス関連情報生成部82と、インデックス関連情報送信部83とを備える。
要求情報受信部81は、新たなインデックス情報の送信を要求する情報である要求情報を受信する。なお、要求情報受信部81は、受信を行うための受信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、要求情報受信部81と通信回線100との間に図示しない受信デバイスが存在することとなる)。また、要求情報受信部81は、ハードウェアによって実現されてもよく、
あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
インデックス関連情報生成部82は、インデックス関連情報を生成する。なお、インデックス関連情報生成部82がインデックス関連情報を生成する方法は問わない。例えば、実施の形態1で説明したように、まず、インデックス情報を生成し、その生成したインデックス情報に基づいてインデックス関連情報を生成してもよい。あるいは、インデックス情報を生成することなく、直接、インデックス関連情報を生成してもよい。後者の場合には、実施の形態1のインデックス情報の生成において説明したのと同様に、例えば、インデックス関連情報生成部82は、所定の関数を用いることによってインデックス関連情報を生成してもよく、所定のテーブルなどの情報からインデックス関連情報を選択してもよく、所定のサーバ装置にインデックス関連情報の生成を依頼し、そのサーバ装置の生成したインデックス関連情報を受け取ってもよい。このように、インデックス関連情報生成部82は、新たなインデックス関連情報を特定できるのであれば、どのような方法によってその新たなインデックス関連情報を生成してもよい。また、インデックス関連情報生成部82がインデックス関連情報を生成するタイミングは問わない。インデックス関連情報生成部82は、例えば、1時間ごとや1日ごと、1週間ごとといったように定期的に新たなインデックス関連情報を生成してもよく、所定のイベントをトリガーとして新たなインデックス関連情報を生成してもよく、あるいは、その他のタイミングで新たなインデックス関連情報を生成してもよい。所定のイベントとは、例えば、情報処理装置6やサーバ装置7から、インデックス関連情報を生成する旨の指示を受けたことであってもよく、ユーザがインデックス生成装置8の所定のボタンを押したことであってもよく、情報処理装置6の電源が投入された時や、情報処理装置6がリセットされた時などの情報処理装置6の初期動作時であってもよい。また、インデックス関連情報生成部82は、要求情報受信部81が要求情報を受信した場合に、再度、新たなインデックス情報を生成する。
インデックス関連情報送信部83は、インデックス関連情報生成部82が生成したインデックス関連情報を情報処理装置6、サーバ装置7に送信する。また、インデックス関連情報送信部83は、要求情報受信部81が要求情報を受信した場合に、インデックス関連情報生成部82が生成した新たなインデックス関連情報を送信する。インデックス関連情報送信部83は、情報処理装置6、サーバ装置7のアドレスなどをあらかじめ保持していてもよく、あるいは、インデックス関連情報の送信時に、他の構成要素などから受け取ってもよい。実施の形態1のインデックス関連情報送信部37に関する説明と同様に、インデックス関連情報送信部83は、インデックス関連情報が漏洩することを防止するために、インデックス関連情報を暗号化して送信してもよい。なお、インデックス関連情報送信部83は、送信を行うための送信デバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい(この場合には、インデックス関連情報送信部83と通信回線100との間に図示しない送信デバイスが存在することとなる)。また、インデックス関連情報送信部83は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
なお、要求情報受信部81と、インデックス関連情報送信部83とが通信に関するデバイスを有する場合に、それらは同一の手段であってもよく、あるいは別々の手段であってもよい。
次に、本実施の形態による情報処理装置6の動作について、図13のフローチャートを用いて説明する。なお、図13のフローチャートにおけるステップS101〜S103の処理は、実施の形態1の図2のフローチャートと同様であり、その説明を省略する。
(ステップS501)第1のインデックス関連情報受信部61は、インデックス関連情報を受信したかどうか判断する。そして、インデックス関連情報を受信した場合には、ステップS502に進み、そうでない場合には、ステップS504に進む。
(ステップS502)第1のインデックス情報生成部14は、第1のインデックス関連情報受信部61が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する。
(ステップS503)変更部62は、第1のインデックス情報生成部14が生成したインデックス情報を図示しない記録媒体において一時的に記憶する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS504)変更許可情報受信部45は、変更許可情報を受信したかどうか判断する。そして、変更許可情報を受信した場合には、ステップS505に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。
(ステップS505)変更部62は、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報を、ステップS503において一時的に記憶したインデックス情報に変更する。そして、ステップS101に戻る。
なお、図13のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
本実施の形態によるサーバ装置7の動作は、インデックス関連情報受信部51が第2のインデックス関連情報受信部71となり、要求情報送信部55が要求情報をインデックス生成装置8に送信する以外、実施の形態2の図11のフローチャートと同様であり、その説明を省略する。
次に、本実施の形態によるインデックス生成装置8の動作について、図14のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)インデックス関連情報生成部82は、インデックス関連情報を生成するかどうか判断する。そして、インデックス関連情報を生成する場合には、ステップS602に進み、そうでない場合には、ステップS604に進む。なお、実施の形態1での説明と同様に、インデックス関連情報生成部82が新たなインデックス関連情報を生成すると判断するタイミングは問わない。
(ステップS602)インデックス関連情報生成部82は、インデックス関連情報を生成する。
(ステップS603)インデックス関連情報送信部83は、インデックス関連情報生成部82が生成したインデックス関連情報を情報処理装置6とサーバ装置7とに送信する。そして、ステップS601に戻る。
(ステップS604)要求情報受信部81は、要求情報を受信したかどうか判断する。そして、要求情報を受信した場合には、ステップS602に進み、そうでない場合には、ステップS601に戻る。
なお、図14のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、本実施の形態による情報処理システムの動作について、具体例を用いて説明する。なお、情報処理装置6等のアドレスは、実施の形態1の具体例と同様であるとする。インデックス生成装置8のアドレスは、「202.132.10.6」であるとする。また、インデックス対応情報記憶部32は、図4で示されるインデックス対応情報を記憶しているものとする。また、情報処理装置6のインデックス情報記憶部11は、インデックス情報「ABC001」を記憶しているものとする。また、送信情報が情報処理装置6から送信される動作については、実施の形態1の具体例と同様であり、その説明を省略する。
次に、インデックス関連情報が生成され、その生成されたインデックス関連情報に基づいて、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報や、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報が変更される処理について説明する。情報処理装置6は、新たなインデックス関連情報を送信する旨の指示情報を毎日午前2時にインデックス生成装置8に送信するものとする。その指示情報には、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報が含まれているものとする。また、インデックス関連情報の生成は、実施の形態1の具体例と同様に、図6で示されるインデックス情報生成テーブルを用いたインデックス情報の生成と、図8で示されるインデックステーブルを用いたインデックス関連情報の生成とによって行われるものとする。
インデックス生成装置8は、図示しない受信部によって、その指示情報を受信する。すると、インデックス関連情報生成部82は、インデックス関連情報を生成するタイミングであると判断し(ステップS601)、図6で示されるインデックス情報生成テーブルを参照し、インデックス情報「AAC123」を取得する。また、インデックス関連情報生成部82は、実施の形態1の具体例での説明と同様に、インデックス情報生成テーブルのフラグの変更を行う。さらに、図8で示されるインデックステーブルを用いて、取得したインデックス情報「AAC123」に対応するインデックス関連情報「2B」を生成し、インデックス関連情報送信部83に渡す(ステップS602)。
インデックス関連情報送信部83は、情報処理装置6から送信された指示情報に含まれる現在のインデックス情報「ABC001」と、インデックス関連情報生成部82が生成したインデックス関連情報「2B」とを含むパケットを構成し、そのパケットをサーバ装置7のアドレス「202.224.135.10」と、指示情報の送信元のアドレス「155.32.10.10」とに送信する(ステップS603)。
インデックス生成装置8から通信処理装置2に送信されたパケットは、通信処理装置2でアドレス変換され、情報処理装置6の第1のインデックス関連情報受信部61で受信される(ステップS501)。そして、インデックス関連情報「2B」は、第1のインデックス情報生成部14に渡され、インデックス関連情報「2B」に対応するインデックス情報「AAC123」が生成される(ステップS502)。そのインデックス情報「AAC123」は、変更部62の有する図示しない記録媒体に蓄積され、一時的に記憶される(ステップS503)。
一方、インデックス生成装置8からサーバ装置7に送信されたパケットは、サーバ装置7の第2のインデックス関連情報受信部71で受信される(ステップS401)。第2のインデックス関連情報受信部71は、受信したパケットに含まれるインデックス関連情報「2B」と現在のインデックス情報「ABC001」とを第2のインデックス情報生成部52に渡す。第2のインデックス情報生成部52も図8で示されるインデックステーブルを保持しており、そのインデックステーブルを用いてインデックス関連情報「2B」からインデックス情報「AAC123」を取得する(ステップS402)。そして、第2のインデックス情報生成部52は、生成したインデックス情報「AAC123」と現在のインデックス情報「ABC001」とを、判断部53とインデックス対応情報変更部54とに渡す。
判断部53は、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報を参照し、生成されたインデックス情報「AAC123」が用いられているかどうか判断する。そして、用いられていないとすると、インデックス対応情報を変更してよいと判断し、その判断結果をインデックス対応情報変更部54と、変更許可情報送信部56とに渡す(ステップS403)。
インデックス対応情報変更部54は、判断部53の判断結果に応じて、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報の現在のインデックス情報「ABC001」を、新たなインデックス情報「AAC123」に変更する(ステップS404)。また、変更許可情報送信部56は、インデックス情報を変更してよい旨の情報を含む変更許可情報のパケットを情報処理装置6に送信する(ステップS405)。ここで、変更許可情報送信部56は、情報処理装置6のアドレス、ポート番号を、インデックス対応情報等を用いて取得する。
その変更許可情報のパケットは、情報処理装置6の変更許可情報受信部45で受信される(ステップS504)。すると、変更部62は、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報「ABC001」を、一時的に記憶していた新たなインデックス情報「AAC123」に変更する(ステップS505)。
一方、インデックス生成装置8からサーバ装置5に送信されたインデックス関連情報「2B」に対応するインデックス情報「AAC123」が既にインデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報において用いられていた場合には、判断部53は、新たなインデックス情報に基づいて、インデックス対応情報を変更することができないと判断する(ステップS403)。すると、要求情報送信部55は、新たなインデックス情報を送信する旨の情報を含む要求情報のパケットをインデックス生成装置8のアドレス「202.132.10.6」に送信する(ステップS406)。ここで、要求情報送信部55は、要求情報のパケットを第2のインデックス関連情報受信部71が受信したインデックス関連情報を含むパケットの送信元のアドレス、ポート番号に送信するものとする。
その要求情報のパケットは、インデックス生成装置8の要求情報受信部81で受信される(ステップS604)。そして、インデックス関連情報生成部82は、図6で示されるインデックス情報生成テーブルを参照し、新たなインデックス情報「LNM567」を取得し、それに対応するインデックス関連情報「4C」を生成する(ステップS602)。その後の処理は、上記説明と同様であり、その説明を省略する。
なお、この具体例では、情報処理装置6からインデックス生成装置8にインデックス関連情報を送信する旨の指示情報が送信され、インデックス生成装置8は、その指示情報の受信に応じて新たなインデックス関連情報を生成し、送信する場合について説明したが、それ以外のイベント等をトリガーとしてインデックス情報が生成され、送信されてもよい点については、上述の通りである。
また、インデックス生成装置8がサーバ装置7にインデックス関連情報を送信すると共に、どのインデックス情報をそのインデックス関連情報に対応するインデックス情報に変更するのかを示す情報を送信することが好ましい。例えば、インデックス生成装置8は、上記具体例のように、現在のインデックス情報と共に、インデックス関連情報をサーバ装置7に送信してもよく、あるいは、情報処理装置6を識別できる情報と共に、インデックス関連情報をサーバ装置7に送信してもよい。
また、この具体例では、インデックス生成装置8において、まずインデックス情報を生成してからインデックス関連情報を生成する場合について説明したが、インデックス情報を生成することなく、インデックス関連情報を生成してもよい。
以上のように、本実施の形態による情報処理システムでは、インデックス生成装置8においてインデックス関連情報を生成し、そのインデックス関連情報を情報処理装置6、サ
ーバ装置7に送信することにより、情報処理装置6を識別するインデックス情報の変更を行うことができる。また、インデックス生成装置8において生成されたインデックス関連情報に対応するインデックス情報をサーバ装置7において用いることができない場合には、サーバ装置7からインデックス生成装置8に要求情報を送信することにより、新たなインデックス関連情報の送信を要求することができる。
また、情報処理装置6は、サーバ装置7から変更許可情報を受信した後に、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報の変更を行うため、情報処理装置6がインデックス関連情報を受信してから、サーバ装置7から送信された変更許可情報を受信するまでの間に送信情報が送信されたとしても、他の情報処理装置に対応するインデックス情報を含む送信情報を送信しないようにすることができる。
また、本実施の形態による情報処理システムでは、インデックス情報の変更時に、インデックス情報そのものを送受信するのではなく、インデックス関連情報を送受信するため、たとえインデックス関連情報が漏洩したとしても、新たなインデックス情報が漏洩しないようにすることができうる。このように、安全性が高められている。
なお、本実施の形態において、情報処理装置6は、インデックス生成装置8から送信されたインデックス関連情報を、通信処理装置2を介して受信することができるように、インデックス生成装置8に対して反復してパケットを送信してもよい。
また、本実施の形態において、サーバ装置7が変更許可情報を情報処理装置6に直接送信する場合について説明したが、変更許可情報は、例えば、インデックス生成装置8などを介して情報処理装置6に送信されてもよい。
また、上記実施の形態2,3において、サーバ装置5,7に送信されたインデックス関連情報に対応するインデックス情報をインデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報において用いることができない場合に、情報処理装置4やインデックス生成装置8に要求情報を送信する場合について説明したが、情報処理装置4やインデックス生成装置8において、今まで使用されているインデックス情報と重ならないようにインデックス関連情報を生成してもよい。例えば、インデックス情報の上位4バイトが、インデックス情報を生成するインデックス情報生成部に固有の情報であり、インデックス情報の下位4バイトが、インデックス情報生成部が重ならないように生成する情報である場合には、サーバ装置5,7において、インデックス情報が重ならないようにすることができる。情報処理装置4やインデックス生成装置8は、そのインデックス情報に対応するインデックス関連情報を送信すればよい。なお、実際には、インデックス情報から情報処理装置が特定されることのないように、もっと複雑な方法によってインデックス情報を生成する必要がある。また、情報処理装置4やインデックス生成装置8において、サーバ装置5,7で用いられているインデックス情報を管理しておくことによって、インデックス対応情報において用いることができるインデックス情報に対応するインデックス関連情報を生成するようにしてもよい。このように、サーバ装置5,7においてインデックス情報が重なるおそれのない場合には、サーバ装置5,7は、判断部53、要求情報送信部55、変更許可情報送信部56を備えなくてもよい。また、その場合には、情報処理装置4,6は、要求情報受信部44、変更許可情報受信部45を備えなくてもよく、インデックス生成装置8は、要求情報受信部81を備えなくてもよい。
また、上記実施の形態2,3において、情報処理装置4,6が、変更許可情報を受信した後に、インデックス情報の変更を行う場合について説明したが、変更許可情報の受信の有無にかかわらず、インデックス情報が生成されたり、インデックス関連情報が受信されたりした場合に、インデックス情報の変更を行ってもよい。この場合には、サーバ装置5,7は、変更許可情報送信部56を備えなくてもよく、情報処理装置4,6は、変更許可
情報受信部45を備えなくてもよい。なお、この場合には、情報処理装置4,6において、インデックス情報が変更されてから、再度変更される可能性のある時点、すなわち、要求情報を受信する可能性のある時点までは、送信情報送信部12による送信情報の送信を行わないことが好ましい。他の情報処理装置を識別するためのインデックス情報を含む送信情報を送信しないようにするためである。
また、上記実施の形態2,3において、要求情報及び変更許可情報は、判断部53による判断結果を示す情報であり、要求や許可などが含まれていない情報であってもよい。例えば、要求情報は、サーバ装置5,7が受信したインデックス情報をインデックス対応情報において用いることができないと判断部53によって判断された判断結果であってもよい。また、変更許可情報は、サーバ装置5,7が受信したインデックス情報をインデックス対応情報において用いることができると判断部53によって判断された判断結果であってもよい。また、要求情報と、変更許可情報とが判断結果を示す情報である場合などには、情報処理装置4における要求情報受信部44と、変更許可情報受信部45とは、同一の構成要素であってもよい。
また、上記実施の形態2,3において、変更部46,62が図示しない記録媒体において一時的にインデックス情報を記憶する場合について説明したが、変更部46,62以外の構成要素がインデックス情報を一時的に記憶してもよい。
また、上記実施の形態2,3において、変更許可情報送信部56が変更許可情報を送信するタイミングでインデックス対応情報の変更を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、インデックス情報生成部がインデックス情報を生成するタイミングについては任意である旨を説明したが、例えば、インデックス情報をサーバ装置において生成する場合には、サーバ装置の負荷の軽いときにインデックス情報の生成を行い、サーバ装置の負荷が大きいときには、インデックス情報の生成を行わないようにしてもよい。情報処理装置においてインデックス情報を生成する場合、及びインデックス生成装置においてインデックス関連情報を生成する場合も同様である。また、上記実施の形態2,3において、サーバ装置の負荷が大きいときには、情報処理装置やインデックス生成装置において、インデックス関連情報の生成や、インデックス関連情報のサーバ装置への送信を行わないようにしてもよい。なお、この場合に、情報処理装置等は、サーバ装置の負荷に関する情報を、サーバ装置から受信してもよい。また同様に、サーバ装置の負荷が大きいときには、サーバ装置において、インデックス対応情報の変更を行わないようにしてもよく、サーバ装置あるいは情報処理装置の負荷が大きいときには、情報処理装置において、インデックス情報の変更を行わないようにしてもよい。
また、上記各実施の形態において、新たなインデックス情報に対応するインデックス関連情報と、現在のインデックス情報とが送信される場合について説明したが、インデックス関連情報と共に送信される現在のインデックス情報も、インデックス関連情報に変換して送信してもよい。
また、上記各実施の形態において、情報処理装置とサーバ装置とにおいて、あるいは、情報処理装置とサーバ装置とインデックス生成装置とにおいて、インデックス情報とインデックス関連情報との対応が同じであるようにするため、それらの装置が、インデックス情報とインデックス関連情報とを対応付ける同じテーブルや同じ関数等を保持するようになる過程は問わない。例えば、情報処理装置とサーバ装置との間などでSSL等の安全性の高い経路によってテーブルや関数等の送受信が行われてもよく、記録媒体によって情報処理装置やサーバ装置等に、テーブルや関数等が提供されてもよく、工場において、情報処理装置やサーバ装置等がテーブルや関数等をあらかじめ保持するようにしてもよい。
また、上記各実施の形態において、インデックス情報記憶部11が記憶しているインデックス情報や、インデックス対応情報記憶部32が記憶しているインデックス対応情報を、受信されたインデックス関連情報に対応するインデックス情報に基づいて変更するタイミングは問わない。例えば、送信されるインデックス関連情報と共に、そのインデックス関連情報に対応するインデックス情報に基づいたインデックス情報やインデックス対応情報の変更を行う時点を示す情報が送信され、その情報に基づいて、インデックス情報等を変更してもよい。インデックス情報やインデックス対応情報の変更を行う時点を示す情報は、例えば、その変更を行う時刻であってもよく、その変更を行う時点までに情報処理装置とサーバ装置との間で送受信するパケット数や、データの量、あるいはパケットサイズの合計等を示す情報であってもよく、その変更を行う時点までの残り時間を示す情報であってもよい。また、情報処理装置やサーバ装置は、受信したインデックス関連情報、あるいは、受信したインデックス関連情報に対応するインデックス情報を保持しておき、新たなインデックス関連情報を受信したタイミングで、その新たなインデックス関連情報よりもN個(Nは1以上の整数)以前のインデックス関連情報に対応するインデックス情報に基づいて、インデックス情報やインデックス対応情報の変更を行うようにしてもよい。なお、このような場合に、インデックス関連情報を送信するサーバ装置や、情報処理装置においても、インデックス関連情報を受信する装置においてインデックス情報等の変更が行われるのと同じタイミングで、インデックス情報等の変更が行われることが好ましい。例えば、インデックス関連情報を送信する情報処理装置やサーバ装置においても、インデックス関連情報と共に送信されるインデックス情報等の変更を行う時刻を示す情報に基づいて、その時刻にインデックス情報等の変更を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、情報処理システムが通信処理装置2を備える場合について説明したが、情報処理システムは、通信処理装置2を備えなくてもよい。その場合に、送信情報送信部12は、反復して送信情報を送信してもよく、あるいは、そうでなくてもよい。
また、上記各実施の形態において、情報処理装置は、2以上の通信処理装置を介してサーバ装置と通信を行ってもよい。
また、上記各実施の形態のサーバ装置において、新たなインデックス情報が生成された場合に、インデックス対応情報における装置関連情報に従来のインデックス情報と新たなインデックス情報とを対応付けておき、新たなインデックス情報を含む送信情報を送信情報受信部31が受信したタイミングで、インデックス対応情報におけるインデックス情報の変更を行ってもよい。この場合には、情報処理装置におけるインデックス情報の変更が何らかの原因で遅れたことにより、変更前のインデックス情報を含む送信情報がサーバ装置に送信された場合にも、その送信情報に基づいて装置関連情報にアクセスすることができる。また、インデックス対応情報において装置関連情報に対応付けられる従来のインデックス情報は、2以上であってもよい。この場合には、サーバ装置で保持されているインデックス情報と、情報処理装置で保持されているインデックス情報とが2個以上ずれてしまった場合にも対応できうる。
また、インデックス情報を生成するタイミング、インデックス関連情報を生成するタイミング、インデックス情報を変更するタイミング、インデックス対応情報を変更するタイミング、送信情報を送信するタイミング、インデックス関連情報を送信するタイミング、判断を行うタイミング、変更許可情報を送信するタイミング、要求情報を送信するタイミングなどの各種の処理のタイミングについて上記各実施の形態において説明したが、それらのタイミングは、上記各実施の形態で説明した以外のタイミングであってもよい。
また、上記各実施の形態において、インデックス関連情報は、他の情報と共に送信されてもよい。また、要求情報や変更許可情報についても同様であるとする。
また、上記各実施の形態による情報処理装置1,4,6において、インデックス情報記憶部11によるインデックス情報の記憶は、長期的なものであってもよく、一時的なものであってもよい。後者の場合としては、例えば、情報処理装置1等において、インデックス関連情報を長期的に記憶しておき、送信情報の送信時にそのインデックス関連情報に基づいてインデックス情報を生成し、その生成したインデックス情報を含む送信情報を送信するようにしてもよい。その場合には、インデックス情報記憶部11は、インデックス情報を一時的に記憶するバッファメモリ等であってもよい。
また、上記各実施の形態では、サーバ装置3,5,7において保持されているインデックス対応情報において装置関連情報と対応付けられているインデックス情報や、情報処理装置1,4,6において保持されているインデックス情報が同じ場合について説明したが、1対1に対応付けられているのであれば、それらは異なっていてもよい。例えば、インデックス対応情報では、送信情報に含まれるインデックス情報や、生成されたインデックス情報から「1」を引いた値と、装置関連情報とを対応付けてもよい。その場合には、アクセス部33は、例えば、送信情報に含まれるインデックス情報から「1」を引いたインデックス情報を用いて装置関連情報にアクセスしてもよく、あるいは、インデックス対応情報におけるインデックス情報に「1」を足すことによって、送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスしてもよい。また、そのような場合に、サーバ装置3,5,7において生成されるインデックス情報は、インデックス関連情報と同じものであり、そのインデックス関連情報と同じ情報であるインデックス情報がインデックス対応情報記憶部32において装置関連情報と対応付けられてもよい。そのような場合であっても、送信情報に含まれるインデックス情報と、インデックス情報の変更時に送受信されるインデックス関連情報とは異なるものであるため、インデックス情報の変更時にインデックス情報が漏洩する事態を回避することができうる。
また、上記各実施の形態において、インデックス関連情報は、例えば、どの値をインデックス情報として用いるのかを指定する情報であってもよい。例えば、インデックス関連情報は、通信処理装置2の通信回線100側の現在のIPアドレスの値をインデックス情報として用いることを指定する情報であってもよく、通信処理装置2の通信回線100側の現在のポート番号の値をインデックス情報として用いることを指定する情報であってもよい。前述のように、インデックス関連情報は、インデックス関連情報を用いることによってインデックス情報を生成することができるのであればどのようなものであってもよい。ただし、インデックス関連情報からのみでは、インデックス情報を生成することができない情報であることが好ましい。インデックス関連情報が漏洩した場合であっても、インデックス関連情報に対応するインデックス情報を特定されないようにするためである。
また、上記各実施の形態において、1個の情報処理装置に1個のインデックス情報が対応する場合について説明したが、1個の情報処理装置に、2個以上のインデックス情報が対応してもよい。例えば、1個の情報処理装置において、複数のアプリケーションが動作しており、アプリケーションごとにインデックス情報が設定されている場合には、1個の情報処理装置に複数のインデックス情報が対応していることになる。
また、上記各実施の形態における通信プロトコルは、例えば、IPv4(Internet Protocol version 4)であってもよく、あるいは、IPv6(Internet Protocol version 6)であってもよい。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。なお、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、インデックス情報記憶部が記憶している、情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を送信する送信情報送信ステップと、インデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信ステップと、前記インデックス関連情報受信ステップで受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に変更する変更ステップと、を実行させるためのものである。
また、他のプログラムは、コンピュータに、インデックス情報記憶部が記憶している、情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を送信する送信情報送信ステップと、新たなインデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に変更する変更ステップと、前記インデックス情報生成ステップで生成する新たなインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成ステップと、前記インデックス関連情報生成ステップで生成したインデックス関連情報を送信するインデックス関連情報送信ステップと、を実行させるためのものである。
また、上記各実施の形態におけるサーバ装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を受信する送信情報受信ステップと、インデックス対応情報記憶部が記憶している、前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセスステップと、新たなインデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、前記インデックス情報生成ステップで生成する新たなインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成ステップと、前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更ステップと、前記インデックス関連情報生成ステップで生成したインデックス関連情報を送信するインデックス関連情報送信ステップと、を実行させるためのものである。
また、他のプログラムは、コンピュータに、情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を受信する送信情報受信ステップと、インデックス対応情報記憶部が記憶している、前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセスステップと、インデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信ステップと、前記インデックス関連情報受信ステップで受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、前記インデ
ックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更ステップと、を実行させるためのものである。
また、上記実施の形態におけるインデックス生成装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成ステップと、前記インデックス関連情報生成ステップで生成したインデックス関連情報を送信するインデックス関連情報送信ステップと、を実行させるためのものである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明による情報処理システム等によれば、インデックス情報を変更することができ、インデックス情報を用いて情報処理装置を識別する情報処理システム等において有用である。
本発明の実施の形態1による情報処理システムの構成を示す図 同実施の形態による情報処理装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態によるサーバ装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態におけるインデックス対応情報の一例を示す図 同実施の形態におけるアドレス情報の一例を示す図 同実施の形態におけるインデックス情報生成テーブルの一例を示す図 同実施の形態におけるインデックス対応情報の一例を示す図 同実施の形態におけるインデックステーブルの一例を示す図 本発明の実施の形態2による情報処理システムの構成を示す図 同実施の形態による情報処理装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態によるサーバ装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3による情報処理システムの構成を示す図 同実施の形態による情報処理装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態によるインデックス生成装置の動作を示すフローチャート
符号の説明
1,4,6 情報処理装置
2 通信処理装置
3,5,7 サーバ装置
8 インデックス生成装置
11 インデックス情報記憶部
12 送信情報送信部
13,51 インデックス関連情報受信部
14,41 第1のインデックス情報生成部
15,46,62 変更部
31 送信情報受信部
32 インデックス対応情報記憶部
33 アクセス部
34,52 第2のインデックス情報生成部
35,54 インデックス対応情報変更部
36,42,82 インデックス関連情報生成部
37,43,83 インデックス関連情報送信部
44,81 要求情報受信部
45 変更許可情報受信部
53 判断部
55 要求情報送信部
56 変更許可情報送信部
61 第1のインデックス関連情報受信部
71 第2のインデックス関連情報受信部

Claims (24)

  1. 情報処理装置とサーバ装置とを備えた情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    当該情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を記憶しているインデックス情報記憶部と、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を含む情報である送信情報を前記サーバ装置に送信する送信情報送信部と、
    前記サーバ装置から送信された、インデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信部と、
    前記インデックス関連情報受信部が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する第1のインデックス情報生成部と、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記第1のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に変更する変更部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記送信情報を受信する送信情報受信部と、
    前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を記憶しているインデックス対応情報記憶部と、
    前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信部が受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセス部と、
    新たなインデックス情報を生成する第2のインデックス情報生成部と、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成する新たなインデックス情報に関連するインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成部と、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更部と、
    前記インデックス関連情報生成部が生成したインデックス関連情報を前記情報処理装置に送信するインデックス関連情報送信部と、を備えた、情報処理システム。
  2. 情報処理装置とサーバ装置とを備えた情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    当該情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を記憶しているインデックス情報記憶部と、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を含む情報である送信情報を前記サーバ装置に送信する送信情報送信部と、
    新たなインデックス情報を生成する第1のインデックス情報生成部と、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記第1のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に変更する変更部と、
    前記第1のインデックス情報生成部が生成する新たなインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成部と、
    前記インデックス関連情報生成部が生成したインデックス関連情報を前記サーバ装置に送信するインデックス関連情報送信部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記送信情報を受信する送信情報受信部と、
    前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を記憶しているインデックス対応情報記憶部と、
    前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信部が受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセス部と、
    前記情報処理装置から送信されたインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信部と、
    前記インデックス関連情報受信部が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する第2のインデックス情報生成部と、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更部と、を備えた、情報処理システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができるかどうか判断する判断部と、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができないと前記判断部が判断した場合に、新たなインデックス関連情報の送信を要求する情報である要求情報を前記情報処理装置に送信する要求情報送信部と、をさらに備え、
    前記情報処理装置は、
    前記要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、
    前記第1のインデックス情報生成部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、再度、新たなインデックス情報を生成し、
    前記インデックス関連情報生成部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、前記第1のインデックス情報生成部が生成する新たなインデックス情報に関連するインデックス関連情報を生成し、
    前記インデックス関連情報送信部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、前記インデックス関連情報生成部が生成したインデックス関連情報を送信する、請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記サーバ装置は、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると前記判断部が判断した場合に、インデックス情報の変更を許可する情報である変更許可情報を前記情報処理装置に送信する変更許可情報送信部をさらに備え、
    前記インデックス対応情報変更部は、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると前記判断部が判断した場合に、前記インデックス対応情報の変更を行い、
    前記情報処理装置は、
    前記変更許可情報を受信する変更許可情報受信部をさらに備え、
    前記変更部は、前記変更許可情報受信部が変更許可情報を受信した場合に、前記インデックス情報の変更を行う、請求項3記載の情報処理システム。
  5. 情報処理装置とサーバ装置とインデックス生成装置とを備えた情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    当該情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を記憶しているインデックス情報記憶部と、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を含む情報である送信情報を前記サーバ装置に送信する送信情報送信部と、
    前記インデックス生成装置から送信された、インデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を受信する第1のインデックス関連情報受信部と、
    前記第1のインデックス関連情報受信部が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する第1のインデックス情報生成部と、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を前記第1のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に変更する変更部と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記送信情報を受信する送信情報受信部と、
    前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を記憶しているインデックス対応情報記憶部と、
    前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信部が受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセス部と、
    前記インデックス生成装置から送信されたインデックス関連情報を受信する第2のインデックス関連情報受信部と、
    前記第2のインデックス関連情報受信部が受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成する第2のインデックス情報生成部と、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更部と、を備え、
    前記インデックス生成装置は、
    インデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成部と、
    前記インデックス関連情報生成部が生成したインデックス関連情報を前記情報処理装置、及び前記サーバ装置に送信するインデックス関連情報送信部と、を備えた、情報処理システム。
  6. 前記サーバ装置は、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができるかどうか判断する判断部と、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができないと前記判断部が判断した場合に、新たなインデックス関連情報の送信を要求する情報である要求情報を前記インデックス生成装置に送信する要求情報送信部と、をさらに備え、
    前記インデックス生成装置は、
    前記要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、
    前記インデックス関連情報生成部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、再度、新たなインデックス関連情報を生成し、
    前記インデックス関連情報送信部は、前記要求情報受信部が要求情報を受信した場合に、前記インデックス関連情報生成部が生成した新たなインデックス関連情報を送信する、請求項5記載の情報処理システム。
  7. 前記サーバ装置は、
    前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると前記判断部が判断した場合に、インデックス情報の変更を許可する情報である変更許可情報を前記情報処理装置に送信する変更許可情報送信部をさらに備え、
    前記インデックス対応情報変更部は、前記第2のインデックス情報生成部が生成したインデックス情報を、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報で用いることができると前記判断部が判断した場合に、前記インデックス対応情報の変更を行い、
    前記情報処理装置は、
    前記変更許可情報を受信する変更許可情報受信部をさらに備え、
    前記変更部は、前記変更許可情報受信部が変更許可情報を受信した場合に、前記インデックス情報の変更を行う、請求項6記載の情報処理システム。
  8. 前記インデックス関連情報送信部は、インデックス関連情報を暗号化して送信する、請求項1から請求項7のいずれか記載の情報処理システム。
  9. 前記装置関連情報は、前記情報処理装置を識別する固有識別情報である、請求項1から請求項8のいずれか記載の情報処理システム。
  10. 前記情報処理装置は、通信に関する処理を行う通信処理装置を介して通信を行う、請求項1から請求項9のいずれか記載の情報処理システム。
  11. 前記送信情報送信部は、前記送信情報を反復して送信する、請求項1から請求項10のいずれか記載の情報処理システム。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか記載の情報処理システムを構成する情報処理装置。
  13. 請求項1から請求項11のいずれか記載の情報処理システムを構成するサーバ装置。
  14. 請求項5から請求項7のいずれか記載の情報処理システムを構成するインデックス生成装置。
  15. インデックス情報記憶部が記憶している、情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を送信する送信情報送信ステップと、
    インデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信ステップと、
    前記インデックス関連情報受信ステップで受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に変更する変更ステップと、を備えた情報処理方法。
  16. 情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を受信する送信情報受信ステップと、
    インデックス対応情報記憶部が記憶している、前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセスステップと、
    新たなインデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、
    前記インデックス情報生成ステップで生成する新たなインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成ステップと、
    前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更ステップと、
    前記インデックス関連情報生成ステップで生成したインデックス関連情報を送信するインデックス関連情報送信ステップと、を備えた情報処理方法。
  17. インデックス情報記憶部が記憶している、情報処理装置を識別する固有の情報である固有
    識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を送信する送信情報送信ステップと、
    新たなインデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に変更する変更ステップと、
    前記インデックス情報生成ステップで生成する新たなインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成ステップと、
    前記インデックス関連情報生成ステップで生成したインデックス関連情報を送信するインデックス関連情報送信ステップと、を備えた情報処理方法。
  18. 情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を受信する送信情報受信ステップと、
    インデックス対応情報記憶部が記憶している、前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセスステップと、
    インデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信ステップと、
    前記インデックス関連情報受信ステップで受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、
    前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更ステップと、を備えた情報処理方法。
  19. 情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成ステップと、
    前記インデックス関連情報生成ステップで生成したインデックス関連情報を送信するインデックス関連情報送信ステップと、を備えた情報処理方法。
  20. コンピュータに、
    インデックス情報記憶部が記憶している、情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を送信する送信情報送信ステップと、
    インデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信ステップと、
    前記インデックス関連情報受信ステップで受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に変更する変更ステップと、を実行させるためのプログラム。
  21. コンピュータに、
    情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を受信する送信情報受信ステップと、
    インデックス対応情報記憶部が記憶している、前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセスステップと、
    新たなインデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、
    前記インデックス情報生成ステップで生成する新たなインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成ステップと、
    前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更ステップと、
    前記インデックス関連情報生成ステップで生成したインデックス関連情報を送信するインデックス関連情報送信ステップと、を実行させるためのプログラム。
  22. コンピュータに、
    インデックス情報記憶部が記憶している、情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を送信する送信情報送信ステップと、
    新たなインデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、
    前記インデックス情報記憶部が記憶しているインデックス情報を、前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に変更する変更ステップと、
    前記インデックス情報生成ステップで生成する新たなインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成ステップと、
    前記インデックス関連情報生成ステップで生成したインデックス関連情報を送信するインデックス関連情報送信ステップと、を実行させるためのプログラム。
  23. コンピュータに、
    情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報を含む情報である送信情報を受信する送信情報受信ステップと、
    インデックス対応情報記憶部が記憶している、前記情報処理装置に関する情報である装置関連情報と、インデックス情報とを対応付ける情報であるインデックス対応情報を用いて、前記送信情報受信ステップで受信した送信情報に含まれるインデックス情報に対応する装置関連情報にアクセスするアクセスステップと、
    インデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を受信するインデックス関連情報受信ステップと、
    前記インデックス関連情報受信ステップで受信したインデックス関連情報に基づいて、インデックス情報を生成するインデックス情報生成ステップと、
    前記インデックス情報生成ステップで生成したインデックス情報に基づいて、前記インデックス対応情報記憶部が記憶しているインデックス対応情報を変更するインデックス対応情報変更ステップと、を実行させるためのプログラム。
  24. コンピュータに、
    情報処理装置を識別する固有の情報である固有識別情報に対応する情報であるインデックス情報に関連する情報であるインデックス関連情報を生成するインデックス関連情報生成ステップと、
    前記インデックス関連情報生成ステップで生成したインデックス関連情報を送信するインデックス関連情報送信ステップと、を実行させるためのプログラム。
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