JP2006317110A - Ash pusher - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、主に都市ごみ等の廃棄物を焼却処理するストーカ式ごみ焼却炉の後燃焼ストーカから排出された主灰及びストーカ下のホッパに落下したストーカ落下灰等の灰を冷却水を貯留した冷却水槽内に投入して消火冷却し、冷却水槽内に沈降堆積した灰(湿灰)をプッシャー装置により冷却水槽外へ押し出し排出するようにした灰押出装置に係り、特に、冷却水槽内に沈降堆積した灰を押し出すプッシャー装置のプッシャーに改良を加えることにより、プッシャーの後退時に於ける灰の持ち帰りを軽減してプッシャーの後側に灰が堆積するのを抑制するようにした灰押出装置に関するものである。 The present invention stores cooling water mainly for main ash discharged from a combustion stoker after a stoker-type waste incinerator that incinerates waste such as municipal waste, and ash such as stalking fall ash that has fallen to a hopper under the stoker. The ash extruding device is designed to discharge into the cooling water tank and cool the fire extinguisher, and the ash (wet ash) that has settled and deposited in the cooling water tank is pushed out of the cooling water tank by the pusher device. The present invention relates to an ash extruding device that reduces ash take-back when the pusher retreats and suppresses ash accumulation on the back side of the pusher by improving the pusher of the pusher device that pushes out the deposited ash. Is.
一般に、ストーカ式ごみ焼却炉に於いては、後燃焼ストーカの下流側位置に後燃焼ストーカから排出された高温の灰を消火して冷却する灰押出装置が設置されている。この灰押出装置は、ストーカ式ごみ焼却炉内を外気と遮断して炉内圧を所定の圧力に維持する水封構造に構成されており、水冷による消火作用で安全を確保すると共に、灰を湿灰とすることで灰の飛散防止及び取扱性の向上を図る目的で設置されている。 In general, in a stoker-type waste incinerator, an ash extrusion device that extinguishes and cools high-temperature ash discharged from the post-combustion stalker is installed at a downstream position of the post-combustion stalker. This ash extruding device has a water-sealed structure that keeps the inside pressure of the stoker-type waste incinerator from outside air and maintains the pressure inside the furnace at a predetermined pressure. It is installed for the purpose of preventing ash scattering and improving handling by using ash.
従来、この種の灰押出装置としては、ストーカ式ごみ焼却炉から排出された灰を冷却水を貯留した灰溜室に投入して消火冷却し、灰溜室の底部に沈降堆積した灰(湿灰)を前進及び後退を繰り返すプッシャー装置のプッシャーにより昇り傾斜状の排出通路内に順次送り込み、排出通路の傾斜を利用して重力脱水と自己凝縮を行わせつつ排出通路内を灰で満杯の状態にし、引き続きプッシャーの押圧作用により排出通路内の灰を連続的に押し出して落下排出するようにした構造のものが知られている。 Conventionally, as this type of ash extrusion apparatus, ash discharged from a stoker-type waste incinerator is put into an ash storage chamber in which cooling water is stored, extinguished and cooled, and ash (wet) deposited on the bottom of the ash storage chamber is deposited. Ashes are sequentially fed into the inclined discharge passage by the pusher device that repeatedly moves forward and backward, and the discharge passage is filled with ash while performing gravity dehydration and self-condensation using the inclination of the discharge passage. In addition, there is known a structure in which the ash in the discharge passage is continuously pushed out by the pushing action of the pusher and dropped and discharged.
即ち、前記灰押出装置1は、図5乃至図7に示す如く、ストーカ式ごみ焼却炉から排出された灰Aを消火冷却する冷却水Wを貯留した灰溜室4及び灰溜室4に連通して消火冷却された灰A′(湿灰)が排出される昇り傾斜状の排出通路5を備えた冷却水槽2と、灰溜室4内に排出通路5側へ向って前後移動自在に設けられて灰溜室4の底部上面を摺動しながら灰溜室4の底部に沈降堆積した灰A′を排出通路5側へ押し出すプッシャー6及びプッシャー6を前後動させる駆動装置7(油圧シリンダ)から成るプッシャー装置3とから構成されている。
That is, the
具体的には、前記冷却水槽2は、図7に示す如く、底部が湾曲凹状に形成され、一定量の冷却水Wを貯留する灰溜室4を形成するケーシング8と、ケーシング8の前側(図7の右側)に接続され、消火冷却された灰A′(湿灰)が排出される昇り傾斜状の排出通路5を形成する略四角筒状の傾斜式シュート9と、ケーシング8の後側(図7の左側)に接続されたレバーケース10とから構成されており、その内部には灰溜室4を灰受入れ室4′とプッシャー待機室4″とに前後に仕切る仕切り壁11と、冷却水Wに浸かってストーカ式ごみ焼却炉内と外部とを水封するノド部8aとが夫々設けられている。
又、仕切り壁11の下端部には、プッシャー6の移動中に灰A′がプッシャー待機室4″側へ侵入しないようにプッシャー6の天板6a上面と干渉しない程度に遮断シール板12が設けられている。
更に、灰溜室4の底部には、灰溜室4の底部の摩耗を防止するライナー13と、プッシャー6を案内する案内レール14とが夫々設けられている。
Specifically, as shown in FIG. 7, the
Further, a blocking
Furthermore, a
一方、前記プッシャー装置3は、図7に示す如く、冷却水槽2のケーシング8とレバーケース10の境界部分に回転自在に横架した主軸19と、主軸19にリンク機構20を介して連結されたプッシャー6と、主軸19にレバー21を介して連結された油圧シリンダから成る駆動装置7とから構成されており、駆動装置7である油圧シリンダが伸縮動作すると、レバー21を介して主軸19が一定角度だけ正逆回転し、これに伴って主軸19にリンク機構20を介して連結されたプッシャー6が灰受入れ室4′に位置する押出位置(図7の一点鎖線位置)とプッシャー待機室4″に位置する待機位置(図7の実線位置)とに亘って灰溜室4の底部に沿って前後方向へ往復動するようになっている。
又、プッシャー6は、図8に示す如く、複数枚の金属プレート(プッシャー天板6a、プッシャー側板6b及びプッシャーヘッド6f等)を溶接により箱状に組み立てた溶接一体構造に構成されており、先端のプッシャーヘッド6fの下端には案内レール14に沿って摺動する位置決め用の摺動ライナー6gが設けられている。
On the other hand, as shown in FIG. 7, the
Further, as shown in FIG. 8, the
尚、図5に於いて、15は冷却水槽2のケーシング8に接続されたストーカ式ごみ焼却炉の主灰シュート、16は冷却水槽2に形成した点検口、17は冷却水槽2に取り付けた水位制御調整用検知器、18は冷却水槽2に形成した冷却水投入口、26は傾斜式シュート9に接続された先端シュート、27は先端シュート26に接続された灰用振動コンベヤである。
In FIG. 5, 15 is a main ash chute of a stoker type incinerator connected to the
而して、前記灰押出装置1によれば、ストーカ式ごみ焼却炉の主灰シュート15から落下排出された高温の灰Aは、冷却水Wを貯留した冷却水槽2の灰溜室4に投入され、灰溜室4の灰受入れ室4′に於いて冷却水Wにより消火冷却されて灰受入れ室4′の底部に湿灰A′として徐々に沈降堆積する。このとき、主灰シュート15から灰溜室4内に落下排出された灰Aは、落下による衝撃で水面を叩いて汚濁分散を繰り返し、プッシャー6の前進及び後退運動によって生じる撹拌作用も重なり、浮遊沈降して汚泥化する。
Thus, according to the
灰受入れ室4′の底部に沈降堆積した灰A′(湿灰)は、待機位置と押出位置とに亘って前後方向へ往復移動するプッシャー6の前進時にプッシャーヘッド6fにより灰受入れ室4′側から上り傾斜状の排出通路5を形成する傾斜式シュート側9へ押し出される。尚、プッシャー6の移動中、遮断シール板12により灰受入れ室4′側の灰A′がプッシャー待機室4″側へ侵入するのを阻止し、灰A′を出来るだけ灰受入れ室4′側に沈降堆積させてプッシャー6により連続的に押し出し排出できるようにしている。
The ash A ′ (wet ash) deposited and deposited on the bottom of the
プッシャー6により押し出された灰A′は、ノド部8aの下方を通過して傾斜式シュート9内に入り、引き続きプッシャー6により押し出されて来る灰A′と共に傾斜式シュート9内を徐々に満杯に近い状態にして行く。傾斜式シュート9内に灰A′がある程度溜まると、プッシャー6の前進時に灰A4′に強制的に負荷抵抗を掛けて灰A′を圧密するため、プッシャー6の後退時には傾斜式シュート9内の灰A′の滑りが防止される。
The ash A ′ pushed out by the
傾斜式シュート9内が灰A′で満杯の状態になると、傾斜式シュート9の傾斜により灰A′が重力脱水と自己凝縮を繰り返し、更にプッシャー6の押し出し作用により灰A′の脱水と凝縮が促進され、最後には灰A′が傾斜式シュート9から先端シュート26内へ突き出て崩れ落ち、下流側の灰振動コンベヤ27へ排出される。
When the inside of the
ところで、前記灰押出装置1に於いては、待機位置にあるプッシャー6が押出位置へ前進するときには、プッシャー6と一体構造のプッシャーヘッド6fで沈降堆積した灰A′と冷却水W(汚濁水)を同時に押し出すため、灰受入れ室4′側の水位が一時的に上昇すると共に、プッシャー待機室4″側の水位が低下する。この水位差により灰受入れ室4′側からプッシャー待機室4″側にプッシャー天板6aと遮断シール板12との隙間やその他の隙間(プッシャー側板6bと冷却水槽2との隙間等)を通る汚濁水の流れが生じる。この汚濁水には、小さな粒子の灰が含まれており、それらはプッシャー待機室4″側に移動する。
一方、押出位置にあるプッシャー6が待機位置に後退するときには、プッシャーヘッド6fが掻き寄せ板の役目を果たしてプッシャー待機室4″側の水位が一時的に上昇し、プッシャー6の押出し時とは逆にプッシャー待機室4″側から灰受入れ室4′側への汚濁水の流れが生じる。
By the way, in the
On the other hand, when the
このように、プッシャー6の往復に伴い灰受入れ室4′側とプッシャー待機室4″側の間で汚濁水が往復移動を繰り返すことになるが、徐々にこの二室4′、4″の水中の灰濃度差が小さくなるようにプッシャー待機室4″側の水中の灰濃度が高くなる。そのことにより、プッシャー待機室4″側底部への灰A′の堆積やスカムが発生することになる。
As described above, the contaminated water repeatedly moves back and forth between the ash receiving chamber 4 'side and the
このようにして、プッシャー待機室4″側に灰A′が堆積して行くと、水位制御調整用検知器17(電極式レベルセンサーや静電容量式レベルセンサー等)の検知部にスカム化した灰A′が付着し、水位制御が不能になると云う問題が発生する。尚、水位制御調整用検知器17に非接触式のマイクロ波式レベルセンサー等を使用した場合でも、プッシャー6の後退時にプッシャー待機室4″側の底部に堆積した灰A′の盛り上がりにより引き波が増大して水面が大きく上昇する等の悪影響を受け、実際には水位が低いのに正常水位であると認識する等、誤動作することが多くなる。
In this way, when the ash A ′ is accumulated on the
そのため、従来の灰押出装置1に於いては、運転中たいへん危険であるが、作業員がレバーケース10の上面に形成した点検口10aを開け、プッシャー待機室4″内を清掃するようにしていた。
しかし、この場合には、プッシャー待機室4″の底部がプッシャー天板6aで覆い尽くされているのでプッシャー待機室4″内を清掃し難く、点検口10aを利用して堆積した灰A′を棒のようなもので突っついて砕いて取り出すか、或いは水圧を利用して堆積した灰A′を吹き飛ばす等の方法により清掃を行っているため、清掃自体が困難であるうえ、清掃範囲も極めて限られると云う問題があった。又、プッシャー待機室4″全域の清掃となると、休炉時を利用し、時間が掛かるがプッシャー6を一旦取り外してからプッシャー待機室4″全域を清掃する方法しかなく、作業時間が非常に長くなると云う問題があった。
Therefore, in the conventional
However, in this case, since the bottom of the
一方、この種の灰押出装置1の分野に於いては、上述のような問題を解決するため、堆積灰の清掃の容易化及び作業時間の短縮化を図れるようにした灰押出装置が開発され、特開2002−257319号公報(特許文献1参照)として公開されている。
即ち、前記灰押出装置は、図示していないが、押出機(プッシャー)の後側に位置する水貯留容器(冷却水槽)の底部に取出口を形成すると共に、この取出口に密閉型のスクリューコンベヤを接続し、押出機の後側に堆積した灰を取出口からスクリューコンベヤにより定期的に排出したり、又、水貯留容器(冷却水槽)内の押出機(プッシャー)の後側に吸い込みノズルを配置し、この吸い込みノズルにホース及びポンプを接続して押出機の後側に堆積した灰をポンプにより水と一緒に吸い込んで排出したり、更に、押出機(プッシャー)の後側に位置する水貯留容器(冷却水槽)の底部にドレンシュートを備えたホッパを設け、このドレンシュートに上下一対の仕切弁を配設し、押出機の後側に堆積した灰を上下の仕切弁を開閉操作してドレンホッパから排出したりするようにしたものである。
然し乍ら、前記各灰押出装置は、何れも大掛かりな機器や装置を必要とし、設備費の高騰を招くと共に、灰押出装置自体の構造が煩雑化するうえ、メンテナンスに手数が掛かると云う問題があった。
That is, although not shown, the ash extrusion apparatus forms an outlet at the bottom of a water storage container (cooling water tank) located on the rear side of the extruder (pusher), and a sealed screw is provided at the outlet. Connect the conveyor, and periodically discharge the ash deposited on the back side of the extruder from the outlet with a screw conveyor, or suck the nozzle on the back side of the pusher in the water storage container (cooling water tank). The hose and pump are connected to this suction nozzle, and the ash deposited on the back side of the extruder is sucked and discharged together with water by the pump, and is further located on the back side of the pusher. A hopper equipped with a drain chute is installed at the bottom of the water storage container (cooling water tank). A pair of upper and lower gate valves are installed on the drain chute, and the ash deposited on the rear side of the extruder is opened and closed. De It is obtained so as to or discharged from the Nhoppa.
However, each of the ash extrusion apparatuses requires a large amount of equipment and equipment, which causes an increase in equipment costs, complicates the structure of the ash extrusion apparatus itself, and requires maintenance work. It was.
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的はプッシャーの後退時に於ける灰の持ち帰りを軽減してプッシャーの後側に灰が堆積するのを抑制し、清掃作業の緩和、清掃作業時間の短縮、日常の点検の簡素化及び水位制御の安定化等を図れるようにした灰押出装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of such problems, and the object thereof is to reduce the carry-back of ash when the pusher moves backward, to suppress the accumulation of ash on the rear side of the pusher, and to clean the An object of the present invention is to provide an ash extrusion apparatus capable of relaxing work, shortening cleaning work time, simplifying daily inspection, stabilizing water level control, and the like.
本願発明者等は、プッシャーを改造してそのプッシャーヘッドを逆止弁的構造とすることにより、プッシャーの前進時には灰の負荷抵抗でプッシャーヘッドが閉じ、プッシャーの後退時には冷却水の抵抗力とノズル形状の絞り通路によりプッシャーヘッドが開いてプッシャーの後側に堆積した灰を冷却水と一緒に前方へ吹き出すようにし、更に、プッシャーヘッドにバランスウエートを設け、プッシャーの後退時には小さな力でもプッシャーヘッドを開放できるようにした灰押出装置を開発した。 The inventors of the present application modified the pusher so that the pusher head has a check valve structure, so that the pusher head is closed by the load resistance of ash when the pusher moves forward, and the resistance of the cooling water and the nozzle when the pusher moves backward The pusher head is opened by the shaped throttle passage so that the ash deposited on the rear side of the pusher is blown forward together with the cooling water. In addition, a balance weight is provided on the pusher head, and the pusher head can be moved even with a small force when the pusher moves backward. An ash extrusion device that can be opened has been developed.
即ち、本発明の請求項1の発明は、ごみ焼却炉から排出された灰を消火冷却する冷却水を貯留した灰溜室及び灰溜室に連通して消火冷却された灰が排出される昇り傾斜状の排出通路を備えた冷却水槽と、灰溜室内に排出通路へ向って前後移動自在に設けられて灰溜室の底部上面を摺動しながら灰溜室に沈降堆積した灰を排出通路側へ押し出すプッシャー及びプッシャーを前後動させる駆動装置を備えたプッシャー装置とから構成した灰押出装置に於いて、前記プッシャーは、矩形状のプッシャー天板と、プッシャー天板の前端に下向きに連設され、一つ又は複数の切欠を形成した固定側プッシャーヘッドと、プッシャー天板の前端に前後方向へ揺動自在に吊り下げられ、固定側プッシャーヘッドの切欠を前面側から開閉する一枚又は複数枚の可動側プッシャーヘッドとを備えており、プッシャーの前進時には灰溜室に沈降堆積した灰及び冷却水の抵抗力により可動側プッシャーヘッドが後方へ揺動して固定側プッシャーヘッドの切欠を閉鎖し、又、プッシャーの後退時にはプッシャーの後側の開口から固定側プッシャーヘッドの切欠へ向って冷却水が流れ、この冷却水の抵抗力により可動側プッシャーヘッドが前方へ揺動して固定側プッシャーヘッドの切欠を開放し、プッシャーの後側に堆積した灰を冷却水と一緒に固定側プッシャーヘッドの切欠からプッシャーの前方へ排出するようにしたことに特徴がある。 That is, according to the first aspect of the present invention, the ash discharged from the refuse incinerator is stored in the ash storage chamber storing cooling water for extinguishing and cooling, and the ash that has been extinguished and cooled in communication with the ash storage chamber is discharged. A cooling water tank with an inclined discharge passage, and a discharge passage for ash that has settled and accumulated in the ash storage chamber while sliding back and forth in the ash storage chamber toward the discharge passage. In the ash extrusion device composed of a pusher that pushes out to the side and a pusher device that includes a drive device that moves the pusher back and forth, the pusher is continuously connected downward to the rectangular pusher top plate and the front end of the pusher top plate One or more fixed-side pusher heads formed with one or a plurality of cutouts, and one or more that are suspended from the front end of the pusher top plate so as to be swingable in the front-rear direction and open and close the cutouts of the fixed-side pusher heads from the front side. Sheets A movable-side pusher head, and when the pusher moves forward, the movable-side pusher head swings backward due to the resistance of the ash and cooling water deposited and accumulated in the ash storage chamber to close the notch of the fixed-side pusher head, Further, when the pusher is retracted, the cooling water flows from the opening on the rear side of the pusher toward the notch of the fixed side pusher head, and the movable side pusher head swings forward by the resistance force of the cooling water, so that the fixed side pusher head The feature is that the notch is opened and the ash deposited on the rear side of the pusher is discharged together with the cooling water from the notch of the fixed side pusher head to the front of the pusher.
本発明の請求項2の発明は、可動側プッシャーヘッドを、バランスウエート付きヒンジによりプッシャー天板の前端に前後方向へ揺動自在に吊り下げ、可動側プッシャーヘッドを小さな力で開閉できるようにすると共に、可動側プッシャーヘッドの開度調整を行えるようにしたことに特徴がある。 According to the second aspect of the present invention, the movable pusher head is suspended from the front end of the pusher top plate by a hinge with a balance weight so as to be swingable in the front-rear direction so that the movable pusher head can be opened and closed with a small force. In addition, it is characterized in that the opening degree of the movable pusher head can be adjusted.
本発明の請求項3の発明は、プッシャー天板の下方空間に、プッシャー天板の下面側に取り付けた複数枚のリブによりプッシャーの後側の開口から固定側プッシャーヘッドの切欠へ向って漸次狭くなるノズル形状の絞り通路を形成したことに特徴がある。
The invention according to
本発明の請求項4の発明は、灰溜室の底部に、待機位置にあるプッシャーの可動側プッシャーヘッドを開放位置に保持するキッカーを設けたことに特徴がある。
The invention of
本発明の灰押出装置は、灰溜室の底部に沈降堆積した灰(湿灰)を押し出すプッシャーが、プッシャー天板と、プッシャー天板の前端に下向きに連設され、一つ又は複数の切欠を形成した固定側プッシャーヘッドと、プッシャー天板の前端に前後方向へ揺動自在に吊り下げられ、固定側プッシャーヘッドの切欠を前面側から開閉する可動側プッシャーヘッドとを備えているため、プッシャーの前進時には灰溜室に沈降堆積した灰の抵抗及び冷却水の抵抗力により可動側プッシャーヘッドが後方へ揺動して固定側プッシャーヘッドの切欠を閉鎖し、又、プッシャーの後退時にはプッシャーの後側の開口から固定側プッシャーヘッドの切欠へ向って冷却水が流れ、この冷却水の抵抗力により可動側プッシャーヘッドが前方へ揺動して固定側プッシャーヘッドの切欠を開放し、プッシャーの後側に堆積した灰を冷却水と一緒に固定側プッシャーヘッドの切欠からプッシャーの前方へ排出することになる。
その結果、本発明の灰押出装置は、プッシャーの後退時に於ける灰の持ち帰りが軽減されてプッシャーの後側に灰が堆積するのを抑制することができ、日常の清掃作業が緩和されると共に、清掃作業時間の短縮及び日常の点検の簡素化を図れる。又、水位制御調整用検知器の検知部にスカム化した灰が付着したり、或いはプッシャーの後退時に水面が大きく上昇したりすると云うことがなくなり、水位制御の安定化を図れる。然も、プッシャーの後側に灰が堆積するのを抑制することができるため、灰の堆積によるトラブルが減少し、ごみ焼却炉の運転効率の向上を図れる。
又、本発明の灰押出装置は、プッシャーの可動側プッシャーヘッドにバランスウエートを設け、可動側プッシャーヘッドのバランス調整及び開度調整を行えるようにしているため、プッシャーの後退時に小さな力でも可動側プッシャーヘッドを開放することができると共に、可動側プッシャーヘッドを開きぎみに開度調整することによって、プッシャーの後側に堆積した灰を確実且つ円滑にプッシャーの前方へ排出することができる。
更に、本発明の灰押出装置は、プッシャー天板の下方空間にプッシャーの後側の開口から固定側プッシャーヘッドの切欠へ向って漸次狭くなるノズル形状の絞り通路を形成しているため、プッシャーの後退時には冷却水の抵抗力と絞り通路によるノズル効果によって、可動側プッシャーヘッドが大きく開いてプッシャーの後側に堆積した灰をより確実且つ円滑にプッシャーの前方へ排出することができる。
そのうえ、本発明の灰押出装置は、灰溜室の底部に待機位置にあるプッシャーの可動側プッシャーヘッドを開放位置に保持するキッカーを設けているため、プッシャーの後側に灰が堆積した場合に水洗いによりプッシャーの後側にある灰をプッシャーの前方へ洗い流すことができる。
In the ash extrusion apparatus of the present invention, a pusher for pushing out ash (wet ash) deposited and deposited at the bottom of an ash storage chamber is connected downwardly to a pusher top plate and a front end of the pusher top plate, and includes one or more notches. And a movable pusher head that is suspended from the front end of the pusher top plate in a swingable manner in the front-rear direction and opens and closes the notch of the fixed pusher head from the front side. When moving forward, the pusher head on the movable side swings backward due to the resistance of the ash deposited in the ash storage chamber and the resistance of the cooling water, closing the notch of the fixed pusher head. Cooling water flows from the opening on the side toward the notch of the fixed pusher head, and the movable pusher head swings forward by the resistance of this cooling water, and the fixed pusher head Notched opening of Heddo, so that the ash deposited on the rear side of the pusher is discharged from the notch of the stationary pusher head with cooling water to the front of the pusher.
As a result, the ash extruding apparatus of the present invention can reduce the ash carry-back when the pusher is retracted, and can suppress the accumulation of ash on the rear side of the pusher, thereby reducing daily cleaning work. In addition, the cleaning work time can be shortened and daily inspections can be simplified. Further, scummed ash does not adhere to the detection part of the detector for adjusting the water level control, or the water level does not rise greatly when the pusher is retracted, so that the water level control can be stabilized. However, since it is possible to suppress the accumulation of ash on the rear side of the pusher, troubles due to the accumulation of ash are reduced, and the operation efficiency of the waste incinerator can be improved.
Further, the ash extrusion device of the present invention is provided with a balance weight on the movable pusher head of the pusher so that the balance of the movable pusher head can be adjusted and the opening degree can be adjusted. The pusher head can be opened, and the ash deposited on the rear side of the pusher can be reliably and smoothly discharged to the front of the pusher by adjusting the opening of the movable pusher head.
Furthermore, the ash extrusion apparatus of the present invention forms a nozzle-shaped throttle passage that gradually narrows from the opening on the rear side of the pusher toward the notch of the fixed-side pusher head in the space below the pusher top plate. When retreating, due to the resistance of the cooling water and the nozzle effect due to the throttle passage, the movable-side pusher head opens widely, and the ash deposited on the rear side of the pusher can be discharged more reliably and smoothly to the front of the pusher.
Moreover, the ash extrusion device of the present invention is provided with a kicker that holds the movable side pusher head of the pusher in the standby position at the open position at the bottom of the ash storage chamber, so that when ash is accumulated on the rear side of the pusher. The ash behind the pusher can be washed away in front of the pusher by washing with water.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る灰押出装置1を示し、当該灰押出装置1は、都市ごみ等の廃棄物を焼却処理するストーカ式ごみ焼却炉の後燃焼ストーカの下流側位置に設置されており、後燃焼ストーカから排出された主灰及びストーカ下のホッパに落下したストーカ落下灰等の灰Aを冷却水Wを貯留した冷却水槽2内に投入して消火冷却し、冷却水槽2内に沈降堆積した灰A′(湿灰)をプッシャー装置3により冷却水槽2外へ押し出し排出するようにしたものである。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an
即ち、前記灰押出装置1は、冷却水Wを貯留した灰溜室4及び灰溜室4に連通する昇り傾斜状の排出通路5を備えた冷却水槽2と、灰溜室4内に排出通路5側へ向って前後移動自在に配設したプッシャー6及びプッシャー6を前後動させる駆動装置7から成るプッシャー装置3とから構成されており、ストーカ式ごみ焼却炉から排出された灰Aを灰溜室4に投入して冷却水Wにより消火冷却し、灰溜室4の底部に沈降堆積した灰A′(湿灰)を前進及び後退を繰り返すプッシャー装置3のプッシャー6により昇り傾斜状の排出通路5内に順次送り込み、排出通路5の傾斜を利用して重力脱水と自己凝縮を行わせつつ排出通路5内を灰A′で満杯の状態にし、引き続きプッシャー6の押圧作用により排出通路5内の灰A′を連続的に押し出して落下排出させるようにしたものである。
That is, the
具体的には、前記冷却水槽2は、図1に示す如く、底部が湾曲凹状に形成され、一定量の冷却水Wを貯留する灰溜室4を形成するケーシング8と、ケーシング8の前側(図1の右側)に接続され、消火冷却された灰A′(湿灰)が排出される昇り傾斜状の排出通路5を形成する略四角筒状の傾斜式シュート9と、ケーシング8の後側(図1の左側)に接続されたレバーケース10とから構成されており、その内部には灰溜室4を灰受入れ室4′とプッシャー待機室4″とに前後に仕切る仕切り壁11と、冷却水Wに浸かってストーカ式ごみ焼却炉内と外部とを水封するノド部8aとが夫々設けられている。
又、仕切り壁11の下端部には、プッシャー6の移動中に灰A′がプッシャー待機室4″側へ侵入しないようにプッシャー6の上面と干渉しない程度に遮断シール板12が設けられている。
更に、灰溜室4の底部には、灰溜室4の底部の摩耗を防止するライナー13と、プッシャー6を案内する案内レール14とが夫々設けられている。
Specifically, as shown in FIG. 1, the cooling
Further, a blocking
Furthermore, a
尚、図1に於いて、15は冷却水槽2のケーシング8に接続されたストーカ式ごみ焼却炉の主灰シュート、16は冷却水槽2に形成した点検口、17は冷却水槽2に取り付けた水位制御調整用検知器、18は冷却水槽2に形成した冷却水投入口である。
In FIG. 1, 15 is a main ash chute of a stoker type incinerator connected to the
一方、前記プッシャー装置3は、図1に示す如く、冷却水槽2のケーシング8とレバーケース10の境界部分に回転自在に横架した主軸19と、主軸19にリンク機構20を介して連結され、先端部が逆止弁構造に形成されたプッシャー6と、主軸19にレバー21を介して連結された油圧シリンダから成る駆動装置7とから構成されており、駆動装置7である油圧シリンダが伸縮動作すると、レバー21を介して主軸19が一定角度だけ正逆回転し、これに伴って主軸19にリンク機構20を介して連結されたプッシャー6が灰受入れ室4′に位置する押出位置(図1の一点鎖線位置)とプッシャー待機室4″に位置する待機位置(図1の実線位置)とに亘って灰溜室4の底部に沿って前後方向へ往復動するようになっている。
On the other hand, as shown in FIG. 1, the
前記プッシャー6は、図1乃至図3に示す如く、金属製の矩形状のプッシャー天板6aと、プッシャー天板6aの両端に下向きに連設された金属製の左右のプッシャー側板6bと、プッシャー天板6aの後端に下向きに連設され、大きな開口6cを形成する金属製のプッシャー後板6dと、プッシャー天板6aの前端に下向きに連設され、中央部分に開口6cよりも小さめの切欠6eを形成した金属製の固定側プッシャーヘッド6fと、固定側プッシャーヘッド6fの下端部に前方へ若干突出する状態で取り付けられ、案内レール14に沿って摺動する位置決め用の摺動ライナー6gと、プッシャー天板6aの下面側に取り付けられ、プッシャー天板6aの下方空間にプッシャー後板6dの開口6cから固定側プッシャーヘッド6fの切欠6eへ向って漸次狭くなるノズル形状の絞り通路6hを形成する複数枚のリブ6iと、プッシャー天板6aの前端に通常のヒンジ22′及びバランスウエート付きヒンジ22を介して前後方向へ揺動自在に吊り下げられ、固定側プッシャーヘッド6fの切欠6eを前面側から開閉する切欠6eよりもやや大き目の可動側プッシャーヘッド6jとにより底面及び後面が開放された薄い箱型に形成されており、プッシャー6の前進時には灰溜室4に沈降堆積した灰A′(湿灰)の抵抗及び冷却水W(汚濁水)の抵抗力により可動側プッシャーヘッド6jが後方へ揺動して固定側プッシャーヘッド6fの切欠6eを閉鎖し、又、プッシャー6の後退時には冷却水Wがプッシャー後板6dの開口6cから絞り通路6hを通って固定側プッシャーヘッド6fの切欠6e側へ流れ、この冷却水Wの抵抗力により可動側プッシャーヘッド6jが前方へ揺動して固定側プッシャーヘッド6fの切欠6eを開放し、プッシャー6の後側に堆積した灰A′を冷却水Wと一緒に固定側プッシャーヘッド6fの切欠6eからプッシャー6の前方へ排出するように構成されている。
The
又、前記バランスウエート付きヒンジ22は、プッシャー天板6aに取り付けられる固定側プレート22aと、固定側プレート22aに軸22cにより回動自在に連結され、可動側プッシャーヘッド6jに取り付けられる可動側プレート22bと、可動側プレート22bに固着され、移動調整自在なバランスウエート23を挿着した調整レバー24とから成り、可動側プッシャーヘッド6jを小さな力で開閉できるようにすると共に、可動側プッシャーヘッド6jの開度調整を行えるようにするものである。このバランスウエート付きヒンジ22は、可動側プッシャーヘッド6jが開きぎみになるようにそのバランスウエート23の位置調整が行われている。
The balance weighted
そして、前記灰押出装置1に於いては、灰溜室4の底部に待機位置にあるプッシャー6の可動側プッシャーヘッド6jを開放位置に保持するキッカー25を設けている。このキッカー25は、図1に示す如く、灰溜室4の底部に固定したスタンド25aと、スタンド25aにプッシャー6の前後方向へ移動自在に取り付けられ、先端がプッシャー6の可動側プッシャーヘッド6jの背面側に当接するストッパー25bとから成り、ストッパー25bの位置を調整することによって、待機位置にあるプッシャー6の可動側プッシャーヘッド6jの開度を調整することができる。
In the
次に、上述した灰押出装置1を用いてストーカ式焼却炉から排出された高温の灰Aを消火冷却して押し出し排出する場合について説明する。
ストーカ式ごみ焼却炉の主灰シュート15から落下排出された高温の灰Aは、冷却水Wを貯留した冷却水槽2の灰溜室4に投入され、灰溜室4の灰受入れ室4′に於いて冷却水Wにより消火冷却されて灰受入れ室4′の底部に湿灰A′として徐々に沈降堆積する。
Next, the case where the high temperature ash A discharged | emitted from the stoker-type incinerator using the
The high-temperature ash A dropped and discharged from the
灰受入れ室4′の底部に沈降堆積した灰A′(湿灰)は、待機位置から押出位置へ前進するプッシャー6の固定側プッシャーヘッド6f及び可動側プッシャーヘッド6jにより灰受入れ室4′側から上り傾斜状の排出通路5を形成する傾斜式シュート9側へ押し出される。
このプッシャー6の押出工程に於いては、プッシャー待機室4″に位置するプッシャー6は、その可動側プッシャーヘッド6jがプッシャー待機室4″内のキッカー25により開放された状態で待機しており、プッシャー6が前進し始めると、可動側プッシャーヘッド6jがキッカー25から外れ、冷却水Wの抵抗により後方へ揺動して固定側プッシャーヘッド6fの切欠6eを完全に閉鎖し、この状態で灰受入れ室4′に沈降堆積した灰A′に突き当たり、そのままの姿勢で灰A′を傾斜式シュート9側へ押し出す。
その結果、プッシャー6の前進時に灰受入れ室4′内の灰A′が固定側プッシャーヘッド6fの切欠6eからプッシャー待機室4″側へ侵入するのを阻止することができる。又、プッシャー6の前進時には、仕切り壁11に設けた遮断シール板12により灰受入れ室4′側の灰A′がプッシャー待機室4″側へ侵入するのを阻止することができる。
The ash A ′ (wet ash) deposited and deposited on the bottom of the
In the push-out process of the
As a result, the ash A ′ in the
プッシャー6が待機位置から押出位置へ到達すると、引き続きプッシャー6は駆動装置7及びリンク機構20により押出位置から待機位置へ後退し始める。
このプッシャー6の引込工程に於いては、冷却水Wがプッシャー後板6dに形成した開口6cからノズル形状の絞り通路6h内へ流入し、この絞り通路6h内を固定側プッシャーヘッド6fの切欠6e側へ向って流れて行き、この冷却水Wの抵抗と絞り通路6hによるノズル効果により可動側プッシャーヘッド6jが押されて前方へ揺動し、固定側プッシャーヘッド6fの切欠6eが開放された状態でプッシャー6が押出位置から待機位置へ戻って行く。
その結果、プッシャー6の後側にある灰A′は、プッシャー6が押出位置から待機位置へ達するまでに冷却水W(汚濁水)と一緒に固定側プッシャーヘッド6fの開放された切欠6eからプッシャー6の前方へ排出されることになる。又、絞り通路6hによるノズル効果とバランスウエート23により可動側プッシャーヘッド6jが簡単且つ確実に開放されるため、灰A′の排出をより円滑に行える。更に、プッシャー6の後退時にも、仕切り壁11にも受けた遮断シール板12により灰受入れ室4′側の灰A′がプッシャー待機室4″側へ侵入するのを阻止することができる。従って、プッシャー6の後退時に於ける灰A′の持ち帰りが軽減されてプッシャー6の後側に灰A′が堆積するのを抑制することができる。
When the
In the pull-in process of the
As a result, the ash A ′ on the rear side of the
そして、プッシャー6により押し出された灰A′は、ノド部8aの下方を通過して傾斜式シュート9内に入り、引き続きプッシャー6により押し出されて来る灰A′と共に傾斜式シュート9内を徐々に満杯に近い状態にして行く。傾斜式シュート9内に灰A′がある程度溜まると、プッシャー6の押し出し時に灰A′に強制的に負荷抵抗を掛けて灰A′を圧密するため、プッシャー6の後退時には傾斜式シュート9内の灰A′の滑りが防止される。
Then, the ash A ′ pushed out by the
傾斜式シュート9内が灰A′で満杯の状態になると、傾斜式シュート9の傾斜により灰A′が重力脱水と自己凝縮を繰り返し、更にプッシャー6の押し出し作用により灰A′の脱水と凝縮が促進され、最後には灰A′が傾斜式シュート9から先端シュート内へ突き出て崩れ落ち、下流側の灰振動コンベヤへ排出されて行く。
When the inside of the
このように、前記灰押出装置1は、プッシャー6の後退時にプッシャー待機室4″内にある灰A′を冷却水Wと一緒にプッシャー6の前方へ排出することができるため、例え、プッシャー6の持ち帰り現象により灰受入れ室4′側の灰A′がプッシャー待機室4″側へ侵入したり、或いはプッシャー側板6bと冷却水槽2との隙間、各プッシャーヘッド6f,6jと灰溜室4の底部との隙間、プッシャー天板6aと遮断シール板12との隙間から灰受入れ室4′側の灰A′がプッシャー待機室4″側へ侵入したりしても、プッシャー待機室4″側の灰A′をプッシャー6の自己クリーニング作用で強制的に排出することができ、プッシャー待機室4″内への灰A′の堆積を抑制することができる。
その結果、この灰押出装置1は、日常の清掃作業の緩和、清掃作業時間の短縮、日常の点検の簡素化、水位制御の安定化等を図ることができる。
As described above, the
As a result, this
図4は灰押出装置1のプッシャー6の他の例を示すものであり、当該プッシャー6は、固定側プッシャーヘッド6fに二つの切欠6eを形成すると共に、プッシャー後板6dに切欠6eよりも大き目の二つの大きな開口6cを形成し、更に、プッシャー天板6aの下方空間に複数枚のリブ6iによりプッシャー後板6dの各開口6cから固定側プッシャーヘッド6fの各切欠6eへ向って漸次狭くなるノズル形状の絞り通路6hを二つ形成したものである。
このプッシャー6は、切欠6e、開口6c及び絞り通路6hを夫々二つずつ形成すると共に、可動側プッシャーヘッド6jの幅をプッシャー6と略同じ幅に形成し、摺動ライナー6gをプッシャー6内に配設したこと以外は、図2に示すプッシャー6と同様構造に構成されており、図2に示すプッシャー6と同様の作用効果を奏することができる。
FIG. 4 shows another example of the
The
尚、上記の実施の形態に於いては、固定側プッシャーヘッド6fに形成した一つ又は二つの切欠6eを一枚の可動側プッシャーヘッド6jで開閉するようにしたが、固定側プッシャーヘッド6fに複数の切欠6eを形成した場合には、各切欠6eを複数枚の可動側プッシャーヘッド6jで別々に開閉するようにしても良い。
又、上記の実施の形態に於いては、可動側プッシャーヘッド6jをバランスウエート付きヒンジ22でプッシャー天板6aに取り付けるようにしたが、可動側プッシャーヘッド6jを通常のヒンジ22でプッシャー天板6aに取り付け、可動側プッシャーヘッド6j自体にバランスウエート23を取り付けるようにしても良い。
In the above embodiment, one or two
In the above embodiment, the movable
1は灰押出装置、2は冷却水槽、3はプッシャー装置、4は灰溜室、5は排出通路、6はプッシャー、6aはプッシャー天板、6eは切欠、6fは固定側プッシャーヘッド、6hは絞り通路、6iはリブ、6jは可動側プッシャーヘッド、7は駆動装置、22はヒンジ、23はバランスウエート、24は調整レバー、25はキッカー、Aは灰、A′は湿灰、Wは冷却水。 1 is an ash extrusion device, 2 is a cooling water tank, 3 is a pusher device, 4 is an ash reservoir, 5 is a discharge passage, 6 is a pusher, 6a is a pusher top plate, 6e is a notch, 6f is a fixed pusher head, and 6h is Restriction passage, 6i is a rib, 6j is a movable pusher head, 7 is a drive unit, 22 is a hinge, 23 is a balance weight, 24 is an adjustment lever, 25 is a kicker, A is ash, A 'is wet ash, W is cooling water.
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