JP2006311569A - アンテナ・システム - Google Patents
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Abstract
【課題】放射器間の信号の干渉を回避する。
【解決手段】第1電磁放射器102及び第2電磁放射器104を備えるアンテナ・システム100が提供される。前記第1電磁放射器は、前記アンテナ・システム第1端114から所定の距離にある偏心直列給電112を備える。前記第2放射器は前記アンテナ・システムの第2端122から第2所定の距離にあるシャント・フィード120を備える。前記第1電磁放射器が最初に、複数のバンド送信、受信のために利用され、前記第2電磁放射器がアンテナ・ダイバーシティー・バンド受信のために利用される。
【選択図】図1
【解決手段】第1電磁放射器102及び第2電磁放射器104を備えるアンテナ・システム100が提供される。前記第1電磁放射器は、前記アンテナ・システム第1端114から所定の距離にある偏心直列給電112を備える。前記第2放射器は前記アンテナ・システムの第2端122から第2所定の距離にあるシャント・フィード120を備える。前記第1電磁放射器が最初に、複数のバンド送信、受信のために利用され、前記第2電磁放射器がアンテナ・ダイバーシティー・バンド受信のために利用される。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般的には無線通信機器に関し、特に無線通信機器に関連するアンテナ・システムに関する。
無線通信機器は、技術の発達に伴い、長年にわたって発展してきた。以前は、無線通信機器はアナログ携帯電話システム(AMPS: Analog Mobile Phone System)プロトコルで動作しており、後に携帯通信用全地球システム(GSM: Global System for Mobile communication)プロトコルに進化した。無線通信における、増大した容量、増大したデータ速度、及び新規サービスの可能性に対する需要は、GSMを基にした第2世代(2G/2.5G)アーキテクチャから第三世代(3G)アーキテクチャへの発展を招いてきた。3Gアーキテクチャは通信プロトコルとして汎携帯電話通信システム(UMTS: Universal Mobile Telecommunication System)を利用する。3Gアーキテクチャ/UMTSは、サービス・オペレータに、数多くのクライアントに対応する広範なサービスの提供を可能にする。
セルラー電話、ラップトップ、デジタルコンピュータ及びメッセージ機器のような無線通信機器の存在は、異なる周波数帯で動作して、異なる地理的場所の周波数需要に応えることができる。前記無線通信機器は、その上、組み合わせて動作することができる。各無線通信機器は、衛星、ラジオ、及びテレビ信号通信のような複数のサービスを提供することができる。無線通信機器は、異なる周波数帯で動作するために、異なる送信及び受信周波数に対応する能力があることが望ましい。それに加えて、UMTS信号のダイバーシティ受信(diversity reception)に対する要求も存在する。
このことは、前記無線通信機器が、信号を送信及び受信するためのメイン・放射器、及び一つ以上のいわゆるセカンダリ・放射器を有するアンテナ・システムを保有することに対する要求を生み出すかもしれない。
無線通信機器は、複数のアンテナ・システムを有することができる。例えば、一つ目のアンテナ・システムは既存の無線通信機器に取り外すことができないように組み込まれているローカルなアンテナ・システムであってもよく、第2アンテナ・システムは、通信ケーブルを通じて無線通信機器に接続されていてもよい。第1アンテナ・システムは、前記無線通信機器が動作中にデジタルノイズ干渉の制限を被ることがある。そのような場合、送信は第2アンテナ・システムに切り替わる。第2アンテナ・システムは、弱信号範囲において、又は無線通信機器によって放射されるデジタルノイズが、ローカル・アンテナ・システムによって望ましい信号レベルに近いレベルに増大したときに、ローカル・アンテナ・システムの代替解決手段として機能するリモート・アンテナ・システムであってもよい。第2アンテナ・システムは、無線通信機器に接続する周辺機器としても作用する。
前記ローカル及びリモート・アンテナ・システムの各々に対し、該アンテナ・システム内の二つの分離した放射器の存在は、該二つの放射器間の信号の干渉を引き起こす可能性がある。該各放射器の一般的な配置は、該放射器間の信号の適切な分離を許さないであろう。前記信号間の適切な分離の欠損は、該各放射器によって送られる信号の妨害を導く。更に、前記信号を分離させることに対するハードウェアの要求は、機器の費用を増大させるかもしれない。
それに加えて、3Gアークテクチャに進化している無線通信機器は、第2放射器が、相互放射器分離性又はダイバーシティ相関(diversity correlation)を満たすように、分離して取り付けられることを要求する。第2放射器を分離して取り付けることは複雑な動作を伴い、無線通信機器の働きにも影響する。
本発明の実施形態において、第1電磁放射器及び第2電磁放射器を構成しているアンテナ・システムが開示される。前記第1放射器は、前記アンテナ・システムの第1端から所定の距離に偏心直列給電(off-center series feed)を備えている。前記第1電磁放射器は更に、第1ポール及び第2ポールを備えている。前記第1ポールは前記偏心直列給電の第1側に配置され、前記第2ポールは偏心直列給電の反対側に配置される。第2電磁放射器は、ノッチの底から第2所定の距離にシャント・フィード(shunt feed)を備えている。前記ノッチは、Vノッチ、Uノッチ、Yノッチ又は軸(又は面)に関して幾何学的に対称な金属構造の形状をなしており、軸(又は面)はダイポール導体軸(又は面)に同心的である。
本発明に従った特別なアンテナ・システムの詳細な記載をする前に、本発明が、主にアンテナ・システムに関連した装置の部品にあることに注意するべきである。それ故に、前記装置の部品は、図面中で必要に応じて従来の記号で表現され、ここでの記載の恩恵を有する通常のレベルの当業者に容易に明白になるであろう本開示を、詳細に分かりにくくせずに本発明を理解するために適当である特定の詳細のみを示している。
この文書では、第1及び第2のような関連する語句、及び類似のものは、ある実態又は行動を他の実態又は行動と、それら実態又は行動間の関係又は順番のようないかなる現実の必然的な要求又は暗示をせずに、単に区別するために使われることがある。語句「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、又はこれらの活用を変えたものは、要素のリストを構成する処理、方法、物、又は装置が、これらの要素を含むだけでなく、明示的にリストされていない又はそのような処理、方法、物、又は装置に内在しない要素をも含み得るように、非排他的包含をカバーすることを意図している。「〜を備える(comprises … a)」に続く要素は、これ以上の制限がない限り、要素を構成する前記処理、方法、物又は装置の、更なる同様の要素の存在を排除しない。パッシブ・アンテナは一般的に放射状態にあるときと同様に受信状態も同程度効果的であり、バランスの取れた相互関係があるので、文章中には明示されていないが、前記単語「放射」は受信を含むことを意味している。
「べつの(another)」という語句は、少なくとも第2以上のものとして定義されるものとして、この文書では利用される。ここで使用される語句「含んでいる(including)」及び/又は「有している(having)」は、備えているとして定義される。
同様な参照番号が、各図全体を通して同一又は機能的に似た要素を示しており、以下の詳細な記載と共に、添付した図面は、明細書に組み込まれかつ明細書の一部を構成して、更に様々な実施形態を説明するために提供され、そして本発明に従い様々な原理及び利点全てを説明している。
当業者は、図面の要素が単純性及び明白性を意図して描かれ、縮尺に注目する必要が無いことに気づくであろう。例えば、図面の幾つかの要素の寸法は他の要素に対して誇張されていることがあり、本発明の実施形態の理解を向上させる助けになっている。
図1はアンテナ・システム100を図説しており、本発明の実施例に従っている。前記アンテナ・システム100は信号の送信及び受信のために利用され、以下では、無線通信機器のバンド送信及びバンド受信として言及される。前記無線通信機器は、セルラー電話、ラップトップ・コンピュータ、情報携帯端末(PDA: Personal Digital Assistant)、メッセージング機器、及び同様のものを含んでいるが、これらには限定されない。アンテナ・システム100は、アナログ携帯電話システム(AMPS: Analog Mobile Phone System)、携帯通信用全地球システム(GSM: Global System for Mobile communication)、デジタル・セルラー・システム(DCS: Digital Cellular System)、個人通信システム(PCS: Personal Communication System)、及び汎携帯電話通信システム(UMTS: Universal Mobile Telecommunication System)のような、複数のプロトコルに対するバンド送信及びバンド受信に利用することができる。
前記アンテナ・システム100は、第1電磁放射器102及び第2電磁放射器104を含んでいる。前記第1電磁放射器102はバンド送信のために利用することができ、前記第2放射器104はバンド受信のために利用することができる。しかし、該第1電磁放射器102はバンド受信のためにも利用することができ、該第2電磁放射器104はバンド送信のためにも利用することができることは、当業者には明らかであろう。本発明の実施形態において、第1電磁放射器はUMTSに対する第1ダイバーシティ信号(diversity signal)を対象の一部とし、一方該第2電磁放射器104はUMTSに対する第2ダイバーシティ信号を対象の一部とする。
それに加えて、前記第2電磁放射器104は、弱信号範囲において、又は対応する無線通信機器によって放射されたデジタルノイズが望ましい信号レベルに近いレベルまで増加したときに、前記第1電磁放射器102の代替解決手段として機能する。前記第2電磁放射器104は非常に小さなデジタルノイズで無線通信を保ち、前記第1電磁放射器102のデジタルノイズ干渉を軽減する。同様にして、前記第1電磁ラレジエータ104は、弱信号範囲において、又は対応する無線通信機器によって放射されたデジタルノイズが望ましい信号レベルに近いレベルまで増加したときに、前記第2電磁放射器102の代替解決手段として機能する。
本発明の実施形態において、前記第1電磁放射器102はダイポールアンテナである。該第1電磁放射器102は第1ポール106、第2ポール108、第1送信ポート110、及び偏心直列給電112を含んでいる。
本発明の実施形態において、前記第1電磁放射器102は、空間に配置された金属構造であり、前記第2電磁放射器104は該第1電磁放射器102の第2ポール108から切り出された、又は第2ポール108に一体化された中空構造(hollow structure)である。
本発明の実施形態において、前記第1ポール106は前記第2ポール108より短い。更に、前記第1及び前記第2ポール106及び108の電気的サイズの合計は、前記アンテナ・システム100の第1表面波に特有の波長の2/4に強い相関があり、前記第1表面波に特有の波長は、第1表面波の速度と前記アンテナ・システム100の第1所定の周波数との比である。
本発明の別の実施形態において、前記第1ポール106は、前記第2ポール108より短い。更に、前記第1ポールの電気的サイズは、前記アンテナ・システム100の第2表面波に特有の波長の1/4に強い相関がある。前記第2表面波に特有の波長は、第2表面波の速度と前記アンテナ・システム100の所定の周波数との比である。
それに加えて、前記第2ポール108の前記電気的サイズは、第2電磁放射器104の電気的サイズによって影響を受け得る。前記第2電磁放射器104の前記電気的サイズは第3表面波に特有の波長の1/4に相関がある。前記第3表面波に特有の波長は、第3表面波の速度と第3の所定の周波数との比である。
第1送信ポート110は第1電磁放射器102に対する信号を伝える伝導ポートである。該第1送信ポート110は信号を偏心直列給電112に送り、該偏心直列給電112は前記アンテナ・システム100の第1端114から第1所定の距離に存在する。該偏心直列給電112の前記第1所定の距離は動作周波数及び第1電磁放射器102のインピーダンスを含む因子に依存する。それに加えて、前記偏心直列給電112は第1所定の距離にある前記第1電磁放射器102上の所定の位置に存在する。例えば、該偏心直列給電112は、前記第1所定の距離にある中間スロットの中央に位置する。中間ギャップ上における偏心直列給電112の中央への配置は、102及び104間の光学信号の分離をもたらすべきである。しかし、該偏心直列給電112の前記所定の位置は第1放射器102の幅に収まるいずれかに限定されない。該偏心直列給電112の前記所定の位置は、一つ以上の非放射又は放射送信部を付け加えることにより、前記第1電磁放射器102の縁部を越えて広げることが可能である。
前記第1送信ポート110及び前記偏心直列給電112は伝送線116を通じて接続されている。本発明の実施形態において、前記伝送線116はストリップ・ライン又はマイクロ・ストリップ・ラインが可能である。
前記第2電磁放射器は、前記第1電磁放射器102の前記第2ポール108から切り出されている。第2放射器104は、Vノッチ、Uノッチ、Yノッチ又は軸(又は面)に関して幾何学的に対称な金属構造の形状をなしており、軸(又は面)はダイポール導体軸(又は面)に同心的である。前記第2電磁放射器104は、第2送信ポート118及びシャント・フィード120を含んでいる。該第2送信ポート118は第2電磁放射器104に対する信号を伝える伝導ポートである。該第2送信ポート118はシャント・フィード104から信号を受け取り、該シャントフォード120は前記アンテナ・システム100の第2端122から所定の距離に存在する。前記第2所定の距離は、動作周波数、第2電磁放射器104のインピーダンスを含む因子に依存している。記載した前記第2放射器の前記シャント・フィードは、好ましい給電方法であるが、その方法には限定されない。前記第2放射器及び前記第1放射器による表面定常波又は場が互いに直交していていれば、任意の給電方法が、最適な電力転送に好まれる用途であり得る。
前記第2送信ポート118及び前記シャント・フィード120は伝送回線124を通じて接続されている。本発明の実施形態において、前記伝送回線124はストリップ・ライン又はマイクロ・ストリップ・ラインであることが可能である。
図2は電磁放射器の様々な実施形態を示しており、本発明の様々な実施例に従っている。前記電磁放射器は前記第2電磁放射器に似ている。本発明の実施形態において、前記第2電磁放射器104は、シャント・フィード204を有するVノッチ・アンテナ200である。本発明の別の実施形態において、前記第2電磁放射器104は、シャント・フィード208を有するU型アンテナ206である。本発明の更に別の実施形態において、前記第2電磁放射器はシャント・フィード208を有するスリット・アンテナ210である。
図3は前記第2電磁放射器104の様々な実施形態で、本発明の様々な実施形態に従っている。本発明の実施例において、前記第2電磁放射器104はY形金属構造300、又はY形金属構造316のいずれかである。前記Y形金属構造300は、基板(base plate)304に取り付けられた板302としての第2電磁放射器104を備えている。Y形金属構造306はY形金属構造300の破線aに沿った断面図である。Y形金属構造306はシャント・フィード308を備え、シャント・フィード120に似ている。Y形金属構造は、前記第2電磁放射器104の更に別の実施形態で、シャント・フィード312は基板314の穴を通り抜けている。同様にして、Y形金属構造316は、基板322に取り付けられた第1板318及び第2板320としての前記第2電磁放射器104を備えている。Y形金属構造324は、Y形金属構造316の破線bに沿った断面図で、シャント・フィード326を備えている。
図4はアンテナ・システム400の側面図を示しており、本発明の別の実施形態に従っている。前記アンテナ・システム400は前記アンテナ・システム100に類似しており、送信線402、送信線403、カーボン・ファイバー(CF)編組スリーブ404、ヒンジスリーブ406、バラン(balun)408、及びバラン409を含んでいる。前記送信線402及び前記送信線403は、前記第1電磁放射器102及び前記第2電磁放射器104に対して信号を送り、独立な伝送路を提供するために利用される。本発明の実施形態において、前記送信線403及び403は同軸ケーブルである。前記送信線402及び403は前記CF編組スリーブ404に覆われていて、前記無線通信機器から来るノイズを緩和する。
ヒンジスリーブ406は、前記送信ライン403を前記第1送信ポート110に接続するとともに、前記送信ライン403を前記第2送信ポート118に接続する。前記ヒンジスリーブ406はアンテナ端410の周りで所定の角度回転可能である。前記発明の実施形態において、前記所定の角度は90度である。一つ以上のバランはヒンジスリ−ブ406の中に存在する。前記バランは前記送信ポート110及び118から送信線402及び403を分離させる。前記各送信ポート110及び118からの前記送信線402及び403の分離は、前記アンテナ・システム100の放射パターンのゆがみを避ける事に役立つ。それに加えて、前記各バランは前記アンテナ・システム100のノイズを減らすことにも役立つ。本発明の実施形態において、前記バラン408及び前記バラン409はヒンジスリーブ406の中に存在する。
図5は、本発明の実施形態に従った、前記第1電磁放射器102の様々な方向へのUMTSプロトコルに対する放射パターンを示している。放射パターン500は該第1電磁放射器102の方向502に対応する。同様にして、放射パターン504は方向506に対応し、そして別の放射パターン508は、該第1電磁放射器102の更に別の方向510に対応している。
図6は、本発明の実施形態に従った、前記第2電磁放射器104の様々な方向へのUMTSプロトコルに対する放射パターンを示している。放射パターン600は前記第2電磁放射器104の方向602に対応している。同様に、放射パターン604は方向606に対応し、そして別の放射パターン608は該第2電磁放射器104の更に別の方向610に対応している。
図7は、本発明の実施形態に従った、前記第1電磁放射器102の様々な方向へのAMPSプロトコルに対する放射パターンを示している。放射パターン700は該第1電磁放射器102の方向702に対応する。同様にして、放射パターン704は方向706に対応し、そして別の放射パターン708は、該第1電磁放射器102の更に別の方向710に対応している。
図8は、本発明の実施形態に従った、前記第1電磁放射器102の様々な方向へのGSMプロトコルに対する放射パターンを示している。放射パターン800は該第1電磁放射器102の方向802に対応する。同様にして、放射パターン804は方向806に対応し、そして別の放射パターン808は、該第1電磁放射器102の更に別の方向810に対応している。
図9は、本発明の実施形態に従った、前記第1電磁放射器102の様々な方向へのDCSプロトコルに対する放射パターンを示している。放射パターン900は該第1電磁放射器102の方向902に対応する。同様にして、放射パターン904は方向906に対応し、そして別の放射パターン908は、該第1電磁放射器102の更に別の方向910に対応している。
図10は、本発明の実施形態に従った、前記第1電磁放射器102の様々な方向へのPCSプロトコルに対する放射パターンを示している。放射パターン1000は該第1電磁放射器102の方向1002に対応する。同様にして、放射パターン1004は方向1006に対応し、そして別の放射パターン1008は、該第1電磁放射器102の更に別の方向1010に対応している。
図11は、本発明の実施形態に従った、前記アンテナ・システム100のスカラー・チャートの例である。横軸はメガヘルツでの動作周波数を示しており、縦軸は電力比をdBで表しており、前記アンテナ・システム100のものである。前記チャートには二つの観測値が存在し、第1が反射で第2が分離である。前記反射及び前記分離の両方は、(ワット応答)/(ワット利用可能)の電力比である。最も広域なアンテナの利用では、反射電力の−6dB(マイナス6デシベル)は反射の上限として受け止められ、−10dB(マイナス10デシベル)は非常によいと考えられる。一方で、最も狭く配置されたダイバーシティ受信の利用では、−6dB(マイナス6デシベル)は分離の上限として受け止められ、−10dB(マイナス10デシベル)は典型的な値である。
本発明の様々な実施形態において、前記第1電磁放射器及び前記第2電磁放射器は一つ以上の独立な放射経路を有していてもよい。前記独立な各放射経路は、前記第1電磁放射器102及び前記第2電磁放射器104の異なる表面定常波場の方向を通じて提供される。本発明の実施形態において、前記第1電磁放射器102及び前記第2電磁放射器104は直交した場の方向を有している。前記表面定常波場の各方向は、本発明の実施形態に従って、電場の方向を含んでいてもよい。前記表面定常波場の各方向は更に、本発明の別の実施形態に従って、磁場の方向を含んでいてもよい。
前記アンテナ・システム100は二重周波数応答の能力を有する。前記アンテナ・システムの前記二重周波数応答は前記第1電磁放射器102において定常波の確立の結果である。第1ポール106及び第2ポール108に沿って飛ぶ表面波は第1端114及び第2端122を超えることはできない。前記表面波は反対方向に反射されて、第1電磁放射器102に沿った第1定常波を確立する。第1最適な電磁波放射は、第1所定の周波数で、前記第1定常波の1/2が第1電磁放射器102にフィットしたとき、前記第1端114から前記第2端122におこることがある。同様にして、第2最適な電磁放射は、第2定常波の2/2が第2所定の周波数で、第1電磁放射器102に沿ってフィットしたときに発生することがある。
最適な電力がアンテナから出入りすることを可能にする、前記給電点が必要とされている適切なインピーダンスは、最大の電磁放射を導く給電を行う。前記アンテナ・システム100において、前記偏心直列給電112は望ましい給電インピーダンスよりも高くなることを犠牲にして、望ましい偶数次高調波電力伝送反応を可能にする。通常のインピーダンスよりも高くなると、影響は基本周波数だけでなく高次高調波に対しても制限される。通常のインピーダンスよりも高くなることは、4回まで望ましいインピーダンスである50オームの値になる。従って、周波数を選択可能なインピーダンス・マッチング回路は適切な給電インピーダンスを得るために採用されることがある。当業者は、インピーダンス・マッチングが前記偏心直列給電112の位置を含む因子に依存することがあることは明らかであろう。
前記Vノッチ・アンテナ200、前記U形アンテナ206、前記スリット・アンテナ210の深さ、前記Y形金属構造300の前記板302及び前記基板304間のギャップ、及び前記Y形金属構造316の前記第1板318及び前記第2板320間のギャップは、第3の所定の周波数の1/4波長に対応する。より詳しく記載すると、前記Vノッチ・アンテナ200、前記U形アンテナ206、前記スリット・アンテナ210、前記Y形金属構造300、及び前記Y形金属構造316のキャビティ(cavity)の周辺の内側は、前記第3の所定の周波数の2/4波に対応する。前記Vノッチ・アンテナ200、前記U形アンテナ206、前記スリット・アンテナ210、前記Y形金属構造300、及び前記Y形金属構造316の各キャビティは、二つの等しい各キャビティの半分を想像すればよいが、各半分が信号の横側周辺を有している。各寸法を半分にする各周辺は、前記第3の所定の周波数の1/4波にも対応している。
シャント・フィード120の前記位置は前記第2電磁放射器104の底の位置を基準にされる。前記シャント・フィード120の前記位置は特別な給電インピーダンス係数によって決定される。前記特別な給電インピーダンス係数は、以下の二つの数から導かれる比である。最適な適合給電位置及び片側の周辺の寸法、これら両者は前記ノッチの底の位置を基準にしている。
上述の明細書において、本発明及びその利点及び効果は特定の実施形態に従って記載してきた。しかし、当業者は、様々な変形及び変更が添付した特許請求の範囲に記載の本発明の範囲から外れることなく実施できることを理解する。それ故に、明細書及び図面は制限するというよりはむしろ説明のためのものであると見なされるべきで、全てのこのような変形は本発明の範囲に含まれることを意図されている。利点、効果、問題解決策、またはそれらをより明白にさせるいかなる要素は、任意又は全ての請求項の重要な、必要な、又は本質的な特徴又は要素として構成されてはいない。本発明は、本出願の係属中になされた補正を含む添付された請求項及びこれら請求項の均等物によってのみ定義される。
Claims (11)
- 偏心直列給電を備えた第1電磁放射器であって、前記第1電磁放射器は、前記偏心直列給電の第1側に第1ポールを有し、該偏心直列給電の反対側に第2ポールを有することと、
シャント・フィードを備えた第2電磁放射器であって、該第2電磁放射器は、前記第1電磁放射器の第2ポールから切り出される、又は第2ポールと一体化されることと、
から成る、アンテナ・システム。 - 前記第1ポールは前記第2ポールより短く、更に、該第1及び第2ポールの電気的サイズの合計は、前記アンテナ・システムの第1表面波に特有の波長の2/4に強い相関があり、前記第1表面波に特有の波長は、第1表面波の速度と前記アンテナ・システムの第1所定の周波数との比である、請求項1に記載のアンテナ・システム。
- 前記第1電磁放射器は、空間に配置された金属構造であり、前記第2電磁放射器は親金属の第2ポールから切り出された、又は親金属の第2ポールと一体化された中空構造である、請求項1に記載のアンテナ・システム。
- 前記第2電磁放射器は、Vノッチ・アンテナ、U形アンテナ、スリット・アンテナ、一つ以上のY形金属構造、及び軸(又は面)に関して幾何学的に対称な金属構造からなるグループから選択されるアンテナであって、前記軸(又は面)はダイポール導体軸(又は面)に同心的である、請求項3に記載のアンテナ・システム。
- 前記第1ポールは前記第2ポールより短く、更に、該第1ポールの電気的サイズは、前記アンテナ・システムの第2表面波に特有の波長の1/4倍に相関があり、前記第2表面波に特有の波長は、第2表面波の速度と前記アンテナ・システムの第2所定の周波数との比を含む、請求項4に記載のアンテナ・システム。
- 第2ポールの前記電気的サイズは、大まかに前記第2電磁放射器の電気的サイズに相関し、前記第2電磁放射器の前記電気的サイズは第3表面波に特有の波長の1/4倍に相関があり、前記第3表面波に特有の波長は、第3表面波の速度と第3の所定の周波数との比を含む、請求項5に記載のアンテナ・システム。
- 前記第1電磁放射器の第1送信ポートと、
前記第2電磁放射器の第2送信ポートと、
を更に備える、請求項1に記載のアンテナ・システム。 - 前記偏心直列給電が前記アンテナ・システムの第1端から第1所定の距離に存在する、請求項1に記載のアンテナ・システム。
- 前記第1所定の距離は前記アンテナ・システムの動作周波数に依存する、請求項8に記載のアンテナ・システム。
- 前記偏心直列給電は前記第1所定の距離にある前記第1電磁放射器上の所定の位置に存在する、請求項8に記載のアンテナ・システム。
- 前記偏心直列給電は前記第1所定の距離にある前記所定の位置に存在し、該所定の位置は前記第1電磁放射器の縁部を越えた位置にある、請求項8に記載のアンテナ・システム。
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