JP2006309930A - 垂直磁気記録ヘッドにおける戻り磁極のコーナー磁界を減少させる磁束シャント構造 - Google Patents

垂直磁気記録ヘッドにおける戻り磁極のコーナー磁界を減少させる磁束シャント構造 Download PDF

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Abstract

【課題】書き込みヘッドの書き込みコイル、整形層または戻り磁極からのものなどの外部磁界からの、優れた磁気遮蔽を提供する新規なシールド構造を有する、垂直記録システムに使用するための磁気ヘッドを提供すること。
【解決手段】磁気ヘッドは、書き込み磁極302、戻り磁極304、およびABS近傍で戻り磁極304と磁気的に接続された、書き込み磁極302に向かって延在する磁気シールド330を包含する。シールド330には、書き込み磁極302に近い縁部にノッチ402が形成される。ノッチ402は、書き込み磁極302とシールド330との間の適切な物理的、磁気的、および電気的な分離を確実にする一方で、シールド330のノッチがない部分404、406が追加の磁気遮蔽を提供することを可能にする。
【選択図】図4

Description

本発明は、最新の垂直磁気記録に関し、より具体的には、書き込みプロセスにおける、磁気書き込みヘッドの書き込みコイルまたは整形層などからの外部磁界によるデータ消去を排除する、新規な磁気シールド設計に関する。
コンピュータの長期記憶の中心となるのは、磁気ディスクドライブと称されるアセンブリである。磁気ディスクドライブは、回転する磁気ディスク、回転する磁気ディスクの表面に隣接するサスペンションアームによって吊り下げられる書き込みおよび読み取りヘッド、ならびにサスペンションアームを揺動して、回転するディスクの選択された円形トラック上に読み取りおよび書き込みヘッドを配置するアクチュエータを包含する。読み取りおよび書き込みヘッドは、空気軸受け面(ABS)を有するスライダ上に直接配置される。サスペンションアームは、ディスク表面に向けてスライダを付勢し、また、ディスクが回転すると、ディスクに隣接する空気はディスクの表面と共に移動する。スライダは、この動いている空気を緩衝材にして、ディスクの表面上を浮上する。スライダが空気軸受けに乗っている時に、書き込みおよび読み取りヘッドは、回転するディスクに磁気転移を書き込み、またそこから磁気転移を読み出すのに使用される。読み取りおよび書き込みヘッドは、書き込みおよび読み取り機能を実施するコンピュータプログラムにしたがって動作する処理回路群に接続される。
書き込みヘッドは、従来、第1、第2および第3絶縁膜(絶縁スタック)に埋め込まれたコイル層を包含し、絶縁スタックは、第1および第2の磁極片層の間に挟まれる。ギャップは、書き込みヘッドの空気軸受け面(ABS)で、ギャップ層によって第1および第2の磁極片層の間に形成され、これらの磁極片層はバックギャップで接続される。コイル層に導通された電流は、上述の回転するディスク上の円形トラックなどの、動いている媒体上のトラックに上述の磁気転移を書き込む目的で、磁極片中の磁束を誘導して、書き込みギャップにおける磁界をABSでフリンジさせる。
近年の読み取りヘッド設計では、回転する磁気ディスクから磁界を感知するために、巨大磁気抵抗(GMR)センサとも称されるスピンバルブセンサが使用されている。このセンサは、以下にスペーサ層と称される非磁性導電層を包含し、固定層および自由層と以下に称される第1および第2の強磁性層の間に挟まれる。第1および第2のリード線は、スピンバルブセンサに接続され、そこを通してセンス電流が導通される。固定層の磁化は空気軸受け面(ABS)に垂直に固定され、自由層の磁気モーメントはABSと平行に配置されるが、外部磁界に応じて自由に回転する。固定層の磁化は、一般的には、反強磁性層との交換結合によって固定される。
スペーサ層の厚さは、センサを通る伝導電子の平均自由工程よりも小さくなるように選択される。この構成により、スペーサ層と固定層および自由層それぞれとの界面近くで、伝導電子の一部分が散乱される。固定層および自由層の磁化が互いに対して平行の場合、散乱は最小であり、また、固定層および自由層の磁化が反平行の場合、散乱は最大限にされる。θが固定層および自由層の磁化間の角度である場合、散乱の変化によって、スピンバルブセンサの抵抗はcosθに比例して変化する。読み取りモードでは、スピンバルブセンサの抵抗は、回転するディスクからの磁界の大きさに比例して変わる。センス電流がスピンバルブセンサを介して導通される場合、抵抗の変化によって、再生信号として検知され処理される電位の変化が生じる。
スピンバルブセンサが単一の固定層を使用する場合、シングルスピンバルブと称される。スピンバルブが反平行(AP)固定層を使用する場合、AP固着スピンバルブと称される。APスピンバルブは、Ruなどの薄い非磁性カップリング層によって分離された第1および第2の磁性層を包含する。スペーサ層の厚さは、固定層の強磁性層の磁化を反平行結合するように選択される。スピンバルブは、固定層が頂部にある(自由層の後に形成される)か底部にある(自由層の前に形成される)かによって、トップ型またはボトム型スピンバルブとしても知られている。
スピンバルブセンサは、第1および第2の非磁性の電気絶縁読み取りギャップ層の間に配置され、また、第1および第2の読み取りギャップ層は、強磁性の第1および第2のシールド層の間に配置される。マージ型磁気ヘッドにおいて、単一の強磁性層は、読み取りヘッドの第2のシールド層として、また書き込みヘッドの第1の磁極片層として機能する。ピギーバックヘッドでは、第2のシールド層および第1の磁極片層は別個の層である。
固定層の磁化は、通常、強磁性層の1つ(AP1)とPtMnなどの反強磁性材料の層との交換結合によって固定される。PtMnなどの反強磁性(AFM)材料は、本質的にかつ自然には磁化を持たないが、磁性材料と交換結合された場合、強磁性層の磁化を強力に固定することができる。
データ転送速度およびデータ容量の改善を求めて大きくなる声に応えるために、研究者は、近年、垂直記録システムの開発に主力を注いでいる。上述の書き込みヘッドを組み込んだものなどの、従来の長手記録システムは、磁気ディスク表面のトラックに沿って長手方向に配向された磁気ビットとして、データを格納する。この長手方向のデータビットは、書き込みギャップによって分離された一対の磁極間に生じる漏れ磁場によって記録される。
対照的に、垂直記録システムは、磁気ディスク面に対して垂直に配向された磁気転移としてデータを記録する。磁気ディスクは、薄い硬磁性最上層によって被覆される軟磁性下地層を有する。垂直書き込みヘッドは、非常に小さな横断面をもつ書き込み磁極と、より大きな横断面をもつ戻り磁極とを有する。非常に集束した強い磁界は、書き込み磁極から磁気ディスク表面に垂直な方向で放射して、硬磁性最上層を磁化する。得られる磁束は次に軟磁性下地層を通過し、磁束が、戻り磁極へ戻る途中で硬磁性最上層を通過する際に、書き込み磁極によって記録された信号を消去しない程度十分に散乱して弱い場合には、戻り磁極に戻る。
米国特許出願公開第2003/022771号明細書
そのような垂直記録システムの結果として生じている1つの問題は、磁気媒体が漂遊磁界に特に弱い点である。理想的には、媒体が捕捉する磁界はすべて書き込み磁極から生じ、得られる磁束はその結果、媒体の軟磁性下地層を通過して戻り磁極に戻る。しかしながら、実際には、軟磁性下地層が磁界に非常に敏感であるため、書き込みコイルからの磁界、および整形層から媒体まで直接達する磁界に影響を受ける。以下により詳細に記載される整形層は、磁束を書き込み磁極に導く磁気構造である。垂直記録設計では、コイルおよび整形層からのこれらの磁界は、戻り磁極および/またはシールドの角部に集束した顕著な量の磁束を生成することが見出されている。書き込みヘッドが高い書き込み電流で操作される場合、これらの角部の下の磁界は高く、潜在的にデータの消去を引き起こす場合がある。書き込みが外部磁界の存在下で行なわれる場合、状況は悪化する。
この問題は、書き込みコイルおよび整形層をABSから離すことによって改善することができるが、適当な書き込み電流で書き込み磁極から強い書き込み磁界を生成することが困難になるため、書き込みヘッド効率の損失が引き起こされる。コイルおよび整形層からの磁気信号の消去の問題を克服する1つの試みは、戻り磁極から書き込み磁極に向かって延在するシールドを提供することである。そのような設計は、特許文献1「戻り磁極下の磁界を減少しかつ渦電流の損失を最小化した垂直磁気記録ヘッド(PERPENDICULAR MAGNETIC RECORDING HEAD HAVING A REDUCED FIELD UNDER THE RETURN POLE AND MINIMAL EDDY CURRENT LOSSES)」に記載されている。上記の特許出願に記載される設計は、そのような望ましくない磁界の影響を減少させるのを助けるものの、軟磁性下地層が非常に敏感なので、媒体の特性および外部磁界の強度次第で、やはり信号の消去が生じる可能性があることがわかっている。
したがって、書き込みコイルおよび整形層からのものなどの望ましくない磁界の結果生じる信号消去の問題を克服する、垂直ライタの設計が強く求められている。そのような設計は、好ましくは、コイルおよび整形層を、優れた磁気ライタ性能を提供する一方で引き続きデータ消去を回避するように、ABSまで十分な近さで配置することを可能にすると考えられる。
本発明は、書き込みコイル、戻り磁極または整形層などの書き込みヘッドの部分からの、外部磁界によるデータの意図しない消去に対する優れた保護を提供する、新規なシールド構造を有する垂直記録のための磁気書き込みヘッドを提供する。本発明の一実施形態による書き込みヘッドは、ABS端部および後端部を有する磁気書き込み磁極と、ABS端部および後端部を有し、書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、戻り磁極のABS端部と磁気的に接続され、書き込み磁極に向かって延在する磁気シールドとを包含する。磁気シールドは、書き込み磁極とシールドとの間の十分な物理的および磁気的な分離を確保するノッチを有する一方で、シールドのノッチがない部分が、書き込み磁極に向かってあるいはそれと平行してさらに延在することも可能にする。
書き込み磁極のノッチがない部分は、書き込み磁極の底部または前縁のレベルまで延在してもよく、また、書き込み磁極の前縁のレベルを越えて、書き込み磁極の側面に隣接するレベルまで延在してもよい。シールドのノッチがない部分は、さらに、書き込み磁極の頂部または後縁を越えて延在してもよい。
本発明の代替実施形態では、シールドが書き込み磁極のABS端部を実質的に取り囲むように、書き込み磁極のABS端部がその中に延在する開口を有してシールドが形成されてもよい。
ノッチまたは開口は、書き込み磁極の前縁とシールドとの間で所望の間隔が維持されるように形成されてもよい。この間隔は0.4μm〜3.0μmであってもよく、または、書き込み磁極のABS表面から軟磁性下地層の上面までの距離の10倍を越える距離であってもよい。2〜10μmまたは3μmを越える距離が、シールドと書き込み磁極の側面との間で維持されてもよい。
本発明のシールドの構成は、コイル、戻り磁極、整形層あるいは磁気ヘッドの他の構造などの要素から有利に磁界を吸収して、書き込み磁極からの磁界のみが磁気媒体に影響することを確実にする。
シールドの構成は、この優れた磁気遮蔽を提供する一方で、書き込み磁極とシールドとの間の十分な間隔も提供し、それによって、磁気性能を低下させると考えられる書き込み磁極とシールドとの間の磁束漏れを防ぐ。
本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、以下の発明を実施するための最良の形態を図面と併せ読むことで明らかになると考えられ、図面において、同様の参照番号は全体を通して同様の要素を示す。
本発明の本質および利点、ならびに好ましい使用形態に対するより十分な理解のため、以下の詳細な説明を添付図面と併せて参照されたい。ただし、図面は縮尺によらない。
本発明によれば、コイル、戻り磁極、整形層あるいは磁気ヘッドの他の構造などの要素から有利に磁界を吸収して、書き込み磁極からの磁界のみが磁気媒体に影響することを確実にする。
以下の説明は、本発明を実施するために現在考慮される最良の実施形態である。この記載は、本発明の一般的な原理を例証する目的でなされるものであり、本発明で請求する発明概念を制限することを意図しない。
ここで図1を参照すると、本発明を具体化するディスクドライブ100が示される。図1に示されるように、少なくとも1つの回転可能な磁気ディスク112はスピンドル114上で支持され、ディスクドライブモータ118によって回転される。各ディスク上への磁気記録は、磁気ディスク112上における同心のデータトラック(図示なし)の環状パターンの形状をとる。
少なくとも1つのスライダ113が磁気ディスク112の近くに位置付けられ、各スライダ113は1つまたは複数の磁気ヘッドアセンブリ121を支持する。磁気ディスクが回転すると、スライダ113はディスク表面122上で半径方向内向きまたは外向きに移動し、それにより、磁気ヘッドアセンブリ121が、所望のデータが書き込まれる磁気ディスクの異なるトラックに接近する。各スライダ113は、サスペンション115を介してアクチュエータアーム119に取り付けられる。サスペンション115は、ディスク表面122に対してスライダ113を付勢する僅かなばね力を提供する。各アクチュエータアーム119はアクチュエータ手段127に取り付けられる。図1に示されるようなアクチュエータ手段127は、ボイスコイルモータ(VCM)であってもよい。VCMは、固定の磁界内で移動可能なコイルを備え、コイルの移動方向および速度は、制御装置129によって供給されるモータ電流信号によって制御される。
ディスク記憶システムの動作中、磁気ディスク112の回転により、スライダ113とディスク表面122との間に、スライダに上向きの力または揚力を働かせる空気軸受けが生成される。空気軸受けは、したがってサスペンション115の僅かなばね力を平衡させて、通常動作の間、小さくかつ実質的に一定の間隔だけ、スライダ113をディスク表面から離してその僅かに上で支持する。
ディスク記憶システムの様々な構成要素は、アクセス制御信号および内部クロック信号などの、制御装置129で生成される制御信号によって、動作中制御される。標準的には、制御装置129は論理制御回路、格納手段およびマイクロプロセッサを備える。制御装置129は、駆動モータ制御信号などの様々なシステム操作を制御するための制御信号を電力線123上で、またヘッド位置信号およびシーク制御信号を電力線128上で生成する。電力線128上の制御信号は、スライダ113をディスク112上の所望のデータトラックに最適に移動させて位置付けるための、所望の電流プロファイルを提供する。書き込みおよび読み取り信号は、記録チャンネル125を介して書き込みおよび読み取りヘッド121間と通信される。
図2を参照すると、スライダ113における磁気ヘッド121の配向を、より詳細に見ることができる。図2はスライダ113のABS図であり、また、図に見られるように、誘導的な書き込みヘッドおよび読み取りセンサを包含する磁気ヘッドは、スライダの後縁に配置される。標準的な磁気ディスク記憶システムの上記の記載および付随する図1および2は、例示目的のみのものに過ぎない。ディスク記憶システムが多数のディスクおよびアクチュエータを含んでもよく、また、各アクチュエータが多数のスライダを支持してもよいことが明白であろう。
次に図3を参照すると、本発明の一実施形態による磁気書き込みヘッド300は、書き込み磁極302および戻り磁極304を包含する。書き込み磁極302および戻り磁極304は、それぞれ空気軸受け面(ABS)306まで延在する。したがって、書き込み磁極はABS端部308および後端部310を有する。同様に、戻り磁極はABS端部312および後端部314を有する。整形層316は、書き込み磁極302と磁気的に接続され、磁束を書き込み磁極302に導く。磁気台座またはバックギャップ層318は、ABS306から離れたバックギャップ位置で、整形層316を戻り磁極304と磁気的に接続する。台座331もまた、戻り磁極のABS端部に提供されて、書き込み磁極に向かって延在してもよい。整形層316、バックギャップ318および戻り磁極304は、NiFeまたは他の何らかの磁性材料などの磁性材料(好ましくは電気めっきを施すことが可能な材料)で作成することができる。書き込み磁極302は、好ましくは、CoFeまたはNi50Fe50などの、高磁気モーメントの飽和(高Bs)材料で作成される。
続けて図3を参照すると、磁気書き込みヘッドは、整形層316、書き込み磁極302および戻り磁極304の間で書き込みヘッド300を一部が貫通する複数巻線を有することが好ましい、導電性の非磁性コイル320を包含する。コイル320は、例えばCuで作成することができ、また、例えばアルミナAl、二酸化シリコンSiO、固焼きした他の何らかの材料または材料の組み合わせのフォトレジストの1つまたは複数の層であることができる絶縁層322によって、書き込みヘッド300の磁気構造から電気的に絶縁される。
電流がコイル320を介して導通されると、磁界が生成され、その結果、磁束が戻り磁極304、バックギャップ318、整形層316および書き込み磁極302を貫流する。薄い硬磁性表面層326および軟磁性下地層328を有する隣接した磁気媒体324は、磁気回路を完成する。書き込み磁極302から放射された磁界は、軟磁性下地層328を貫通して戻り磁極304に戻る磁束を磁気媒体中に生成する。書き込み磁極302からの磁界は、強くかつ集束されており、媒体324の高モーメントの表面層326を局所的に磁化する。軟磁性下地層328を貫通した後、磁束は戻り磁極304に戻り、そこでは磁束は、書き込み磁極302によって生成される信号を消去しないよう、十分に散乱されて弱いものである。
上記の背景技術の項で検討したように、従来技術の書き込みヘッド設計では、書き込みコイル320および整形層316からのものなどの外部磁界が、特に外部漂遊磁界の存在下で、以前に記録された磁気データを消去するには十分な強さであるという問題があった。コイル320および整形層316をABS306から離すことでそのような問題が緩和される一方で、そのようにすることにより、ヘッド性能の許容し難い損失が生じる。書き込み磁極302から十分に強い書き込み磁界を提供するため、コイル320は、ABS306に十分に接近して配置されなければならない。同様に、整形層316をABSから離すことで、ABS端部308において書き込み磁極302の十分な磁化が得られない場合がある。
本発明は、書き込みコイル320、整形層316または戻り磁極304からのものなどの磁界が、磁気媒体324に達するまたはこれに影響することを防ぐ、新規な磁気シールドあるいは「磁束キャッチャー(flux catcher)」設計330を提供する。シールド330は、書き込みコイル320、整形層316および戻り磁極304からの磁界を吸収し、それが磁気媒体に悪影響を及ぼさないように、そのような磁界を書き込みヘッドの磁気構造に引き戻す。
次に図4を参照すると、磁束キャッチャーシールド330のABS図は、その新規な特徴をさらによく示している。多くの磁性材料で作成することができ、好ましくはNiFeで作成されるシールド330は、戻り磁極304に磁気的に接続された磁気台座331上に作成されてもよい。書き込み磁極302の効率的な性能を保証するために、シールド330と書き込み磁極302との間に特定の最小限の隙間を提供しなければならない。シールド330が書き込み磁極302に非常に接近して作成された場合、書き込み磁極302からの磁界は、所望のように媒体324(図3)にではなく、シールド330に直接シャントされる。しかしながら、上述したように、コイル320および他の構造からの磁界が媒体328を磁化するのを防ぐために、顕著な遮蔽が必要とされる。
必要な遮蔽を提供し、さらにシールド330と書き込み磁極302との間に必要な間隔を提供するために、書き込み磁極302に隣接してノッチ402が提供される。図4に示すような書き込み磁極302は、前縁412、後縁413、ならびに第1および第2の横方向に対向する側面415、417を有する。書き込み磁極302はまた、好ましくは台形の形状を有し、これは、ディスク324上の外側トラックおよび内側トラックにおける場合など、ヘッドが斜めの角度になっている場合の、隣接するトラックへの書き込みを回避するのに有利である。しかしながら、そのような台形の書き込みヘッド302は、本発明を実施するための要件ではない。ノッチ402は、書き込み磁極302の前縁412とシールド330との間に所望の最小限の間隔D1を提供し、この間隔は、例えば0.4μm〜3.0μmであってもよく、好ましくは、書き込み磁極のABS表面から磁気媒体324の軟磁性下地層328の上面までの距離の少なくとも10倍である。書き込み磁極302の側面415、417とシールド330との間の所望の最小限の間隔D2は、さらに緩和することができ、好ましくは約3〜10μmである。書き込みヘッドの台形形状を補足するため、ノッチ402が台形形状を有するように示されていることが理解されるが、ノッチ402は、長方形、半円形、不定形または楕円形などであるがこれらに限定されない、多くの他の形状を有することができる。
続けて図4を参照すると、ノッチ402は結果として、第1および第2の延在するまたはノッチがないシールド330の残りの部分404、406を有する。これらの残りの部分は、書き込み磁極302に向かって、ただし完全に書き込み磁極302のレベルまでではなく延在することができるが、好ましくは、少なくとも書き込み磁極302のレベルまで延在する。図4に示すように、本明細書に記載される実施形態では、シールド330のノッチがない部分404、406の最上縁部(または後縁)408、410は、書き込み磁極302の前縁412と同一平面のレベルまで延在する。Alまたは他の何らかの材料などの、非磁性の電気絶縁材料414は、書き込み磁極302を取り囲み、書き込み磁極302をシールド330から電気的に絶縁し、かつ磁気的に分離する。
次に図5を参照すると、別の可能な実施形態は、より深いノッチ504を有するシールド502を包含する。ノッチがない部分510、512の上縁部506、508は、書き込み磁極302の後縁413まで延在する。本実施形態は、書き込み磁極302のいずれかの側に横方向に配置される領域を遮蔽することにより、図4を参照して記載されたものを越えて、追加の遮蔽保護を提供する。さらに、所望の間隔D1およびD2が、好ましくは書き込み磁極302とシールド502との間で維持され、また、ノッチ504は台形のものとして示されるものの、多くの異なる形状の1つで作成することができる。
図4が、書き込み磁極302の前縁412まで延在するノッチがない部分404、406を示し、図5が、書き込み磁極302の後縁413と同じレベルまで延在するものとしてノッチがない部分510、512を示すものの、これらのレベルは本発明を実施するための要件ではない。例えば、ノッチがない部分510、512の上縁部506、508は、書き込み磁極302の後縁413面と前縁412面のレベル間のいずれかの位置であるレベルまで延在することができる。
さらに、図6に示すように、シールド602は、書き込み磁極302の後縁413を顕著に越えて延在する上縁部608、610を備えた、ノッチがない部分604、606を有して作成することができる。図4、5または6を参照して記載したように作成されるか否かに関わらず、ノッチがない部分604、606が延在する量は、好ましくは、望ましくない書き込みおよび信号の消去を回避するために特定のヘッド設計において必要な遮蔽の量などの、設計の要件によって決定される。
図7を参照すると、本発明の別の実施形態は、書き込み磁極302を完全に取り囲むシールド702を包含する。シールド702は、書き込み磁極302を越えて延在し、その中に書き込み磁極が突出する空隙または開口704を有する。開口704は、書き込み磁極302の形状と一致するように台形形状を有するものとして示されるが、開口704は、実際には、楕円形、円形、長方形、不定形または他の何らかの形状など、多くの形状の1つであることができる。非磁性の誘電体706は、書き込み磁極302をシールド702から電気的に絶縁し、かつ磁気的に分離する。他の実施形態と同様に、書き込み磁極302の側面415、417は、好ましくは、例えば2〜10μmであり得る距離D2だけシールドから離れており、また、書き込み磁極の前縁412は、0.4〜3.0μmの距離だけ、あるいは書き込み磁極のABS表面と動作中の磁気媒体324の軟磁性下層328との距離の少なくとも10倍、シールドから離れている。
様々な実施形態を上記に記載してきたものの、これらは例示目的でのみ示されたものであって、制限目的ではないことを理解されたい。本発明の範囲内にある他の実施形態もまた、当業者には明白になるであろう。例えば、本発明は垂直記録システムに組み込まれるものとして記載されており、そのようなシステムの中で使用するのに特に好適であると考えられるが、本発明は、長手磁気記録システムを包含する任意の磁気記録システムにおいて実施されてもよい。したがって、本発明の広がりおよび範囲は、上述の代表的実施形態のいずれによっても制限されるべきではなく、請求項およびそれらの均等物のみにしたがって定義されるべきである。
本発明が実施されてもよいディスクドライブシステムの概略図である。 図1の線2−2に沿った、その上にある磁気ヘッドの位置を示すスライダのABS図である。 図2の線3−3に沿った、かつ反時計方向に90°回転した、本発明の一実施形態による磁気書き込みヘッドの断面図である。 図3の線4−4に沿った、図3の磁気書き込みヘッドのABSを拡大して示した図である。 本発明の代替実施形態による磁気構造の、図4と同様の図である。 本発明の別の可能な実施形態による磁気構造の、図4と同様の図である。 本発明のさらに別の可能な実施形態による磁気構造の、図4と同様の図である。
符号の説明
100…ディスクドライブ、
112…磁気ディスク、
113…スライダ、
114…スピンドル、
115…サスペンション、
118…ディスクドライブモータ、
119…アクチュエータアーム、
121、300…磁気ヘッド、
122…ディスク表面、
123、128…電力線、
125…記録チャンネル、
127…アクチュエータ手段、
129…制御装置、
302…書き込み磁極、
304…戻り磁極、
306…空気軸受け面(ABS)、
308、312…ABS端部、
310、314…後端部、
316…整形層、
318…バックギャップ層、
320…コイル、
322…絶縁層、
324…媒体、
326…硬磁性表面層、
328…軟磁性下地層、
330、502、602、702…シールド、
331…台座、
402、504…ノッチ、
412…前縁、
413…後縁、
415、417…側面、
408、410、506、508、608、610…上縁部、
704…開口、
706…誘電体。

Claims (26)

  1. ABS端部、前縁、該前縁に対向する後縁、ならびに第1および第2の横方向に対向する側面を有する書き込み磁極と、
    ABS端部を有し、前記書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、
    前記戻り磁極のABS端部で該戻り磁極に磁気的に接続された、前記書き込み磁極に向かって延在し、後縁で終端する磁気シールドと、
    前記書き込み磁極に近接する位置で前記磁気シールドの後縁に形成されたノッチと、を有し、
    前記磁気シールドの後縁が、前記ノッチから横方向に延在する第1および第2のノッチがない部分を形成することを特徴とする磁気書き込みヘッド。
  2. 前記書き込み磁極の後縁が第1の面を画定し、前記シールドのノッチがない部分が少なくとも前記第1の面まで延在することを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  3. 前記書き込み磁極の前縁が第1の面を画定し、前記シールドのノッチがない部分が前記第1の面を越えて延在することを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  4. 前記書き込み磁極の前縁が第1の面を画定し、
    前記書き込み磁極の後縁が第2の面を画定し、
    前記第1および第2のノッチがない部分が前記第1および第2の面の間の位置で終端することを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  5. 前記ノッチが、前記シールドと前記書き込み磁極の前縁との間に0.4〜3.0μmの距離を維持するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  6. 前記磁気ヘッドが、前記書き込み磁極のABS端部と磁気媒体の軟磁性下地層との間に間隔Xを維持する高さで浮上するように構成され、
    前記ノッチが、前記シールドと前記書き込み磁極の前縁との間に前記間隔Xの少なくとも10倍の距離D1を維持するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  7. 前記ノッチが、前記シールドのノッチがない部分と前記書き込み磁極の第1および第2の横方向に対向する側面との間に3〜10μmの距離を維持するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  8. 前記ノッチが、前記シールドのノッチがない部分と前記書き込み磁極の第1および第2の横方向に対向する側面との間に少なくとも3μmの距離を維持するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  9. 前記ノッチが、前記書き込み磁極を補足する形状で形成され、該書き込み磁極の前縁と前記シールドとの間で一定距離D1を維持し、該書き込み磁極の側面と該シールドのノッチがない部分との間の距離D2を維持し、その際、D1は0.4〜3.0μmであり、D2は3〜10μmであることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  10. 前記ノッチが台形形状を有することを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  11. 前記ノッチが長方形形状を有することを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  12. 前記ノッチが半円形形状を有することを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  13. 前記ノッチが楕円形形状を有することを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド。
  14. ABS端部、後縁、該後縁に対向する前縁、ならびに第1および第2の横方向に対向する側面を有する書き込み磁極と、
    ABS端部を有し、前記書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、
    前記戻り磁極のABS端部で該戻り磁極に磁気的に接続され、前記書き込み磁極を越えて延在し、該書き込み磁極のABS端部で当該書き込み磁極を取り囲み、該書き込み磁極から電気的に絶縁され、かつ磁気的に分離された磁気シールドと、
    を有することを特徴とする磁気書き込みヘッド。
  15. 前記シールドが、0.4〜3.0μmの距離だけ前記書き込み磁極の前縁から離れていることを特徴とする請求項14に記載の磁気ヘッド。
  16. 前記シールドが、3〜10μmの距離だけ前記書き込み磁極の第1および第2の側面から離れていることを特徴とする請求項14に記載の磁気ヘッド。
  17. 前記書き込み磁極と前記シールドとの間に配置される非磁性の電気絶縁材料をさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の磁気ヘッド。
  18. ABS端部、後縁、前縁、ならびに第1および第2の横方向に対向する側面を有する書き込み磁極と、
    ABS端部を有し、前記書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、
    前記戻り磁極のABS端部で該戻り磁極と磁気的に接続された、前記書き込み磁極を越えて延在する磁気シールドと、
    前記シールド内に形成された開口であって、該シールドから電気的に絶縁され、かつ磁気的に分離された前記書き込み磁極のABS端部がその中に延在する開口と、
    を有することを特徴とする磁気書き込みヘッド。
  19. 前記開口が、該開口内で前記書き込み磁極と前記シールドとの間に0.4〜3.0μmの距離を維持するように構成されることを特徴とする請求項18に記載の書き込みヘッド。
  20. 前記開口が、前記シールドと前記書き込み磁極の第1および第2の側面との間が3〜10μm分離するように構成されることを特徴とする請求項18に記載の書き込みヘッド。
  21. 端部および空気軸受け面を有するスライダと、
    前記スライダの端部上に形成された磁気抵抗センサと、
    前記スライダの端部上に形成された磁気書き込みヘッドと、を有する磁気ヘッドであって、
    前記磁気書き込みヘッドが、
    ABS端部、後縁、該後縁に対向する前縁、ならびに第1および第2の横方向に対向する側面を有する書き込み磁極と、
    ABS端部を有し、前記書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、
    前記戻り磁極のABS端部で該戻り磁極と磁気的に接続され、前記書き込み磁極に向かって延在し、該戻り磁極の遠位に位置する上縁部で終端する磁気シールドと、
    前記書き込みヘッドに近接する位置で前記磁気シールドの上縁部に形成されるノッチと、を有し、
    前記磁気シールドの上縁部が、前記ノッチの第1および第2の側部に第1および第2のノッチがない部分を形成することを特徴とする磁気ヘッド。
  22. 端部および空気軸受け面を有するスライダと、
    前記スライダの端部上に形成された磁気抵抗センサと、
    前記スライダの端部上に形成された磁気書き込みヘッドと、を有する磁気ヘッドであって、
    前記磁気書き込みヘッドが、
    ABS端部を有する書き込み磁極と、
    ABS端部を有し、前記書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、
    前記戻り磁極のABS端部で該戻り磁極と磁気的に接続され、前記書き込み磁極を越えて延在し、該書き込み磁極のABS端部で当該書き込み磁極を取り囲み、該書き込み磁極から電気的に絶縁され、かつ磁気的に分離された磁気シールドと、を有することを特徴とする磁気ヘッド。
  23. 端部および空気軸受け面を有するスライダと、
    前記スライダの端部上に形成された磁気抵抗センサと、
    前記スライダの端部上に形成された磁気書き込みヘッドと、を有する磁気ヘッドであって、
    前記磁気書き込みヘッドが、
    ABS端部および後端部を有する書き込み磁極と、
    ABS端部を有し、前記書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、
    前記戻り磁極のABS端部で該戻り磁極と磁気的に接続され、前記書き込み磁極を越えて延在する磁気シールドと、
    前記シールド内に形成された開口であって、前記シールドから電気的に絶縁され、かつ磁気的に分離された前記書き込み磁極のABS端部がその中に延在する開口と、を有することを特徴とする磁気ヘッド。
  24. 磁気媒体と、
    アクチュエータと、
    前記磁気媒体の表面に隣接して移動するために前記アクチュエータと接続されたスライダと、
    前記スライダと接続された書き込みヘッドと、を有する磁気データ記録システムであって、
    前記書き込みヘッドが、
    ABS端部を有する書き込み磁極と、
    ABS端部を有し、前記書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、
    前記戻り磁極のABS端部で該戻り磁極と磁気的に接続され、前記書き込み磁極に向かって延在し、該戻り磁極の遠位に位置する上縁部で終端する磁気シールドと、
    前記書き込みヘッドに近接する位置で前記磁気シールドの上縁部に形成されるノッチと、を有し、
    前記磁気シールドの上縁部が、前記ノッチの第1および第2の側部に第1および第2のノッチがない部分を形成することを特徴とする磁気データ記録システム。
  25. 磁気媒体と、
    アクチュエータと、
    前記磁気媒体の表面に隣接して移動するために前記アクチュエータと接続されたスライダと、
    前記スライダと接続された書き込みヘッドと、を有する磁気データ記録システムであって、
    前記書き込みヘッドが、
    ABS端部を有する書き込み磁極と、
    ABS端部を有し、前記書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、
    前記戻り磁極のABS端部で該戻り磁極と磁気的に接続され、前記書き込み磁極を越えて延在し、該書き込み磁極のABS端部で当該書き込み磁極を取り囲み、該書き込み磁極から電気的に絶縁され、かつ磁気的に分離された磁気シールドと、を有することを特徴とする磁気データ記録システム。
  26. 磁気媒体と、
    アクチュエータと、
    前記磁気媒体の表面に隣接して移動させるために前記アクチュエータと接続されたスライダと、
    前記スライダと接続された書き込みヘッドと、を有する磁気データ記録システムであって、
    前記書き込みヘッドが、
    ABS端部を有する書き込み磁極と、
    ABS端部を有し、前記書き込み磁極と磁気的に接続された戻り磁極と、
    前記戻り磁極のABS端部で該戻り磁極と磁気的に接続され、前記書き込み磁極を越えて延在する磁気シールドと、
    前記シールド内に形成された開口であって、前記シールドから電気的に絶縁され、かつ磁気的に分離された前記書き込み磁極のABS端部がその中に延在する開口と、を有することを特徴とする磁気データ記録システム。
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