JP2006309283A - 電子メール管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 受信者にはメール管理の手間を煩わせることなく、参照している電子メールに関連している未開封電子メールを検出して電子メール一覧として表示する電子メールシステムを提供する。
【解決手段】 受信した電子メールの本文を開封した時に、開封指示を受けた電子メールのタイトル名などを解析してキーワードを抽出するキーワード生成手段を有し、生成したキーワードを照合キーとして、受信した全てのメールからキーワードと合致した受信メールを検出し、さらに未開封の電子メールに絞り込んで、項目、表示順などを編集して、開封の指示のあった電子メール本文とともに関連する電子メールの一覧を受信者PCの画面に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 受信した電子メールの本文を開封した時に、開封指示を受けた電子メールのタイトル名などを解析してキーワードを抽出するキーワード生成手段を有し、生成したキーワードを照合キーとして、受信した全てのメールからキーワードと合致した受信メールを検出し、さらに未開封の電子メールに絞り込んで、項目、表示順などを編集して、開封の指示のあった電子メール本文とともに関連する電子メールの一覧を受信者PCの画面に表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子メール管理システムに関し、特に受信した電子メールが長時間未開封のまま放置されないように管理するシステムに関する。
未開封の電子メールの管理方法は、送信元が電子メールの未開封期限を設定して期限が過ぎた場合は送信者に通知し、受信者に未開封であることを通知する方法として、特開2002−319975号は送信元と経過時間による未開封通知を行う時間と通知先の組み合わせをあらかじめ複数設定しておき、電子メールが未開封のままであらかじめ設定された未開封限度時間が経過する度に、当該未開封限度時間と組み合わせて設定された通知先に別途あらかじめに設定した通信手段である電話、FAXなどによって未開封電子メールの存在を通知することを特徴とする電子メール管理方法がある。それでも未開封であれば電子メール送信元にも通知するという2段階で受信者にフォローを実現しているものである。また、特開平11−154130号は、受信した電子メールのうち、未開封の電子メールをカウントし、あらかじめ設定した未開封電子メールの所定数を超えたときに未開封メールを自動的に開封して電子メールを受信者PCの画面に表示する。
受信者は電子メールを着信する都度に開封したいが、メールソフトを開いたら開封すべき新着の電子メールの数が多い、タイトル名または送信者で優先度をつけて開封した結果で生じた未開封の電子メールが残るなどがあり、時間が経つほど開封する機会を失ってくる。
その結果、送信者にとってはメール本文を読んでもらえないことによる伝達不足となり、また、受信者にとっては未開封メールの管理に手間を煩わせることになる。上述の発明では、ある電子メールで設定した未開封限度時間が経過するつど、受信者へ電話またはFAXなどで自動的にフォローするが、受信者にとっては別途の通信手段に携わることで作業割り込みとなる恐れがある。また、それでも、未開封で送信者から電話を受ける作業が発生し、お互いの手間が大きい。また、メール本文を読んで、関連する他メールを読もうとしても検索の手間で読まないこともあり、その結果、メール送信者の趣旨が十分に伝達しないこともある。別の発明として、未開封の電子メールをカウントして、所定数の超過によって電子メールを自動開封するが、電子メールソフトを利用しているときに不用不急の電子メールが自動的に画面表示される可能性もある。
本発明の目的は、受信者が電子メールを開いて本文を参照している時、受信している電子メールから開封している電子メールに関連していると思われる未開封電子メールを検出して絞り込み、未開封のメール一覧として表示することで、関連する電子メールの開封を促し、送信者にとっても確実な情報伝達を図れる電子メールシステムを提供することである。
前述の課題を解決する手段として、電子メールを受信する電子メール受信手段と、前記電子メール受信手段で受信した電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、前記電子メール記憶手段で記憶した電子メールの中から未開封である電子メールを検出する未開封電子メール検出手段と、開封した電子メールの属性情報をキーワードとして生成する手段と、前記未開封電子メール検出手段で検出した未開封である電子メールで、開封した電子メールの属性情報によって未開封電子メールを絞り込む手段と、開封した電子メールの属性情報によって絞り込んだ未開封電子メール一覧表示手段とで、構成をなすことで、受信者PCの画面に表示された受信メール一覧から、未開封の電子メールいずれか一つを開封指示すると、開封の指示が入った電子メールのタイトルなどから電子メールサーバから取り込んだ受信メールからこれまで放置されていた重要な情報も入っているかもしれない関連情報の電子メールだけを絞り込んでさらに未開封のメールを受信メール一覧として開封指示したメール本文とともに自動的に表示される。
上述のメールサーバから受信者PCに取り込んだ電子メールから関連する電子メールを検出するためには、開封指示を受けた電子メールからタイトル部を切り出してワークエリアに格納し、語彙単位に切り分けてキーワードとなる単語を抽出していくつかの照合キーを自動的に生成し、保管する。なお、タイトル部または送信者氏名などの属性情報など電子メールデータのいずれを検出して絞り込む照合キーの仕様はあらかじめ環境ボタンで受信環境を設定してある。
開封指示を受けた電子メールのタイトルではなく、送信者名を照合キーとして設定することも可能である。
生成して保管したいくつかの照合キーに基づき、受信した電子メールとタイトルまたは氏名などの属性情報で、開封するメールのタイトルから見て関連のあるまたは関連ありそうなメールまたは開封するメールの送信者名から同じ送信者の電子メールを自動的に絞り込める。
そして、絞り込んだ未開封の関連情報電子メールは、開封指示によって開かれる電子メール本文とともに受信メール一覧として画面に表示される。
受信した電子メールを開くことで、開いた電子メール内容に関連している未開封電子メールを一覧として表示することで、送信者側は未開封電子メールの開封促進による電子メール伝達の徹底が図れ、受信者側は開封して参照中の電子メール内容に関連している情報が入っている未開封の電子メールを迅速に取り出すのが可能となり、受信した電子メールの仕分け、別ルートによる伝達より派生する業務といった負担が無くなり、電子メール管理が容易になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の電子メール管理システムの概要図であり、メール送信者PC001、メールサーバ002、本発明の電子メール管理システム003そしてメール受信者PC004がネットワーク環境に接続されている。
また、本発明の電子メール管理システム003は、図示しない通常のメール送受信のほかに、開封する電子メールからタイトル、氏名などの属性情報を取得する未開封管理部005、取得した属性情報から未開封電子メールから関連する情報含まれると思われる電子メールを絞り込むためのキーワード生成し一時保管するキーワード生成部006、そして生成したキーワードと照合して絞り込んだ未開封の関連情報電子メール一覧と開封する電子メール本文の表示を指定する未開封メール編集部007からなっている。
なお、本実施例では電子メール管理システム003を独立した構成としたが、メールサーバ002においても良いし、メール受信者PC004に置く構成としても良い。
図2は、本発明を適用して、図6の初期画面である電子メール受信一覧014上の開封ボタン010を押した結果メール本文009が表示するとともに絞り込んだ未開封の関連情報電子メール一覧008がされる場合の一例である。
図6は図2で全件ボタン013が選択された後に全件の一覧が表示された一例であり、図2の全件ボタン013に代わって未開封ボタン015が表示されている。
電子メール管理システム003は通常のメール送受信、着信通知などの機能をもったメールシステムに未開封管理機能、属性情報生成および編集機能を追加したものであり、
図3は、図6のメール受信画面014にある開封ボタン010、未開封ボタン015、図2の絞り込んだメール受信画面008の全件表示ボタン013、そしてメール作成ボタン012で表示させることができる画面の遷移を表している。
図3は、図6のメール受信画面014にある開封ボタン010、未開封ボタン015、図2の絞り込んだメール受信画面008の全件表示ボタン013、そしてメール作成ボタン012で表示させることができる画面の遷移を表している。
即ち、メール受信者PC004の利用者がメールソフト起動画面(S001)すると、メール管理システム003はメールサーバ002からメール受信者PC004の利用者宛のメール全件を取得し、受信メール一覧の画面に、図6の受信メール一覧014のように全件を表示される(S002)。
そして、図6の受信メール一覧014のうち、未開封管理部005に取り込み、未開封の電子メールだけ絞り込む未開封ボタン015で、受信メール一覧の画面に未開封メールの全件が表示(S005)し、図2の未開封である関連情報の受信メール一覧008のような画面になる。
また、図2の未開封である関連情報の受信メール一覧008のうち選択した未開封メールを個別メール本文の開封/未開封を表している開封ボタン010を押すことで未開封管理部005に取り込んだメールのうち選択された内容を表示(S003)し、図2の受信メール本文009のような画面になる。
さらに、未開封管理部005で、開封した電子メールのタイトル名、送信者名などの属性情報をキーワード生成部006で作成し、未開封管理部005に取り込んだメールと照合して、未開封メール編集部007で本文に関連している未開封電子メールを表示(S004)し、図2の未開封である関連情報受信メール一覧008のような画面になる。
そして作成ボタン012でメールを作成し送信ボタン011で送信できる通常のメール編集/作成画面(S006)。電子メールの処理が終われば、待ち状態またはメールソフトを終了(S007)になる。
次に、図4、図5において、電子メール管理システム003で本発明の開封した電子メールによる未開封の電子メール一覧表示する処理を説明する。
電子メール管理システム003を起動すると、未開封管理部005がメールサーバ002からメール受信者PC004の利用者に属性情報9001が開封/未開封に関係なく電子メール9000を取得し、また、宛先9002が受信元である全ての電子メールデータ9000である図6のような受信メール一覧014が、利用者のメール受信者PC004の画面に表示される(S101)。
図6の受信メール一覧014で、今、利用者は受信メール「XYZニュース#109・・・・・」の本文を画面に表示しようと、受信メール一覧014の開封ボタン010を押すと(S102)、未開封管理部005は、開封しようとした電子メールデータと共にキーワード生成部006に制御を移し、開封しようとした電子メール9000のタイトル名9004または送信者名9003などの情報を切り出して取得(S103)し、ワークエリア9006に格納する。さらにワークエリア9006に格納したタイトル名から用語を切り分けて、いくつかのキーワードからなる照合キー9007を生成し(S104)、一時保管する。さらに未開封管理部005に取得し受信メール一覧014に表示されている電子メールを、キーワード生成部006で生成した照合キー9007である「XYZニュース」、「XZ機能」について絞り込み(S105)、未開封管理部005に一時保管する。また、開封の指示があったメール9000のタイトル名9004「XYZニュース#109・・・・」、送信者9003そして本文内容9005から成るメール本文009をメ−ル受信者PC004の画面に表示する(S106)。
そして、未開封管理部005で一時保管した照合キーで絞り込まれた電子メールを属性情報9001で未開封の電子メール9000を絞り込み(S107)、未開封メール編集部007で未開封の電子メールデータ9008として「XYZニュース#109・・・・・」の前に発行された関連している未開封の関連情報受信メール一覧008を表示する(S108)。
図2が、開封指示したメール本文009の後に未開封である関連情報の受信メール一覧008がメール受信者PC004の画面に表示された例である。
図2の表示例で、メール本文009に関連していると思われる未開封のメール、例えば「XYZニュース#062・・・・・」を開封指示する(S109)と、今回開封したメール本文は既に開封指示で開かれているメール本文009のうえにカスケード表示させる(S106)ことも可能である。
また、図2の表示例で、メール本文009を閉じた後、全件ボタン013を押す(S110)と、未開封管理部005は再びメ-ルサーバ002からメール受信者PC004の利用者宛の電子メールを取得し、開封または未開封も混在している受信メールの全件をメール受信者PC004の画面に表示(S101)されて図6のような受信メール一覧014になる。
なお、受信メールを全件表示した後、特定の電子メールでなく、未開封の電子メールの全てを表示したいときは受信メール一覧014の上部にある未開封ボタン015を押す(S111)と、未開封管理部005が、電子メール9000の開封/未開封を示す属性情報9001から未開封属性で絞り込み(S107)、未開封で残っている電子メール全てを受信メール一覧008として受信者PC004の画面に表示する(S108)ことも可能である。さらに、受信メール一覧004、014上部にある作成ボタン012でメールの編集/作成画面を開いて作成し、送信ボタン011を押して送信できる(S112)のはいうまでもない。以上が終わればメールソフトの待ち状態もしくは終了する。
別の実施例として、未開封である関連情報の受信メール一覧008に表示する電子メールが送信者名9003で表示する例を述べる。
図6の受信メール画面014にある環境ボタン016を押すと、図7の環境設定画面017が表示される。ここで、未開封管理タグ018のラジオボタン019がタイトル名にチェックされているのを送信元に切り替えて、OKボタン020を押すと送信者による未開封電子メール一覧の表示が可能になる。設定変更を止める場合はキャンセルボタン021を押すことで可能である。この設定変更によって、メールサーバ002から取得した受信メールは、各電子メールデータ9000から送信者名9003などの情報を切り出して取得(S104)し、ワークエリア9006に格納する。ワークエリア9006に格納した送信者名9003から、そのまま照合キー9007を生成し(S105)、一時保管し、受信メール一覧014の電子メールから照合キー9007である送信者名9003で絞り込み、そして、未開封の受信メールデータ9008として未開封である関連情報の受信メール一覧008を表示する。
001…メール送信者PC、002…メールサーバ、003…本発明の電子メール管理システム、004…メール受信者PC、005…未開封管理部、006…キーワード生成部、007…未開封メール編集部、008…未開封である本文に関連している受信メール一覧、009…開封中のメール本文、010…開封/未開封表示ボタン、011…送信ボタン、012…メール編集/作成ボタン、013…受信メールの全件表示ボタン、014…メールソフト起動時/全件表示ボタンで表示される受信メール一覧、015…未開封の受信メール全てを表示させる未開封ボタン、016…受信環境などを設定する環境ボタン、017…環境設定画面、018…環境設定画面の未開封タグ、019…未開封選択ラジオボタン、020…OKボタン、021…キャンセルボタン。
Claims (5)
- 電子メールを受信する電子メール受信手段と、
前記電子メール受信手段で受信した電子メールを記憶する電子メール記憶部と、
前記電子メール記憶部に記憶している電子メールの中で、開封した電子メールの属性情報をキーワードとして生成する手段と、
前記記憶している電子メールから前記生成したキーワードで絞り込む関連情報の電子メール検出手段と、受信した電子メールから未開封の電子メールを絞り込む未開封電子メール検出手段と、
前記関連情報の電子メール検出手段で絞り込んだ電子メールのうち前記未開封電子メール検出手段によって未開封電子メールを検出し、未開封電子メール一覧を表示手段を有することを特徴とする電子メール管理システム。 - 請求項1において、電子メールを開封すると、開封指示のあった電子メールデータを検出する手段と、あらかじめに設定されたキーワード生成のための条件に従って、タイトルまたはメール送信者氏名などを属性情報として取り込む手段と、
受信した電子メールを抽出するためのキーワードを生成する手段と、生成したキーワードを保存する手段を有することを特徴とする電子メール管理システム。 - 請求項1、または請求項2において、生成したキーワードを用いて、前記電子メール記憶部に記憶してある電子メールのタイトルまたは送信者氏名などの属性情報を照合する手段と、照合して一致した電子メールを受信した関連情報の電子メールとして保存する手段を有することを特徴とする電子メール管理システム。
- 請求項1、または請求項3において、開封の指示があった電子メールの本文を表示するとき、メール本文を表示する手段と関連情報として別途保管してあったメールデータを未開封属性データで抽出する手段と、抽出した前記未開封の電子メールを一覧表として編集して表示する手段を有することを特徴とする電子メール管理システム。
- 請求項1、請求項2、請求項3、または請求項4に記載の手段を機能させるためのコンピュータ・プログラムを格納した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005127304A JP2006309283A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 電子メール管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005127304A JP2006309283A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 電子メール管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006309283A true JP2006309283A (ja) | 2006-11-09 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2005127304A Pending JP2006309283A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 電子メール管理システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013127725A (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | Fujitsu Ltd | 情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム |
CN103200074A (zh) * | 2011-12-08 | 2013-07-10 | 佳能It解决方案株式会社 | 信息处理装置、信息处理方法、程序 |
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2005
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013235555A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-11-21 | Canon Marketing Japan Inc | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム |
CN103200074B (zh) * | 2011-12-08 | 2016-12-21 | 佳能It解决方案株式会社 | 信息处理装置、信息处理方法 |
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