JP2006308234A - 給湯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽熱温水器及び電気温水器を用いると共に該太陽熱温水器及び該電気温水器との間に水力発電機及び水撃ポンプを設けることにより消費電力を最小限に抑える給湯システムを提供する。
【解決手段】
本発明に係る給湯システム太陽熱温水器1から出水された温水を利用して落水させると温水の一部が太陽熱温水器1に揚水し残りの温水は電気温水器10側に出水可能で太陽熱温水器1より低い位置に設けられた水撃ポンプ4と、太陽熱温水器1と水撃ポンプ4の間に備えられ太陽熱温水器1から水撃ポンプ4に向けて落下する温水を利用して発電を行う水力発電機3と、水力発電機3が発電した電力を電気温水器10及び又は循環ポンプ12の補助電源として供給する手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は太陽熱温水器及び電気温水器を用いる給湯システムに関する。
従来、例えば特許文献1には太陽熱温水器と電気温水器との複合式給湯装置であって、上記各温水器夫々が貯湯タンクを備え、それら貯湯タンク同士が、太陽熱温水器の貯湯タンクが給湯経路の上流側となるようにして接続されていることを特徴とする給湯装置が開示されている。
特開2003−262393号公報
しかし、上述の太陽熱温水器と電気温水器との複合式給湯装置においては雨天等の場合に太陽熱温水器がほとんど機能せずに、電気温水器により水を加熱するしかなく、消費電力が依然大きくなってしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、太陽熱温水器及び電気温水器を用いると共に該太陽熱温水器及び該電気温水器との間に水力発電機及び水撃ポンプを設けることにより消費電力を最小限に抑える給湯システムを提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の給湯システムは、
所定の高さに設けられ温水を昇温可能でかつ該温水を出水可能な太陽熱温水器と、
該太陽熱温水器から出水された前記温水を落水させると該温水の一部が該太陽熱温水器に揚水し残りの温水は電気温水器側に出水可能で該太陽熱温水器より低い位置に設けられた水撃ポンプと、
該水撃ポンプから出水した前記温水を貯蔵し該貯蔵した温水自体が昇温可能な前記電気温水器と、
前記電気温水器に貯蔵された温水を前記太陽熱温水器に揚水可能な循環ポンプと、
前記太陽熱温水器と前記水撃ポンプの間に設けられ前記太陽熱温水器から前記水撃ポンプに向けて落下する温水を利用して発電を行う水力発電機と、
該水力発電機が発電した電力を前記電気温水器及び又は前記循環ポンプの補助電源として供給する手段とを備えることを特徴とするものである。
上記課題を解決するため請求項2記載の給湯システムは、
所定の高さに設けられ熱媒を昇温可能でかつ該熱媒を出水可能な太陽熱温水器と、
該太陽熱温水器から出水された前記熱媒を落水させると該熱媒の一部が該太陽熱温水器に揚水し残りの熱媒は電気温水器側に出水可能で該太陽熱温水器より低い位置に設けられた水撃ポンプと、
温水を貯蔵可能で該貯蔵した温水を加熱部及び又は前記水撃ポンプから出水した前記熱媒により昇温可能な電気温水器と、
前記熱媒を前記電気温水器から前記太陽熱温水器に揚水可能な循環ポンプと、
前記太陽熱温水器と前記水撃ポンプの間に設けられ前記太陽熱温水器から前記水撃ポンプに向けて落下する熱媒を利用して発電を行う水力発電機と、
該水力発電機が発電した電力を前記電気温水器及び又は前記循環ポンプの補助電源として供給する手段とを備えることを特徴とするものである。
上記課題を解決するため請求項3記載の給湯システムは、請求項2記載の給湯システムであって、
前記太陽熱温水器は貯蔵部を備え該貯蔵部が貯える温水を前記熱媒により昇温可能でかつ該貯蔵部が貯える温水を出水可能であり、
前記電気温水器は前記太陽熱温水器から出水される温水を貯蔵可能であることを特徴とするものである。
上記課題を解決するため請求項4記載の給湯システムは、請求項2記載の給湯システムであって、
前記電気温水器に貯蔵された温水は適宜給水口から補給されることを特徴とするものである。
上記課題を解決するため請求項5記載の給湯システムは、請求項1、2、3又は4記載の給湯システムであって、
さらに自然エネルギーを利用した発電機と、
該発電機により発電した電力を前記電気温水器及び又は前記循環ポンプの補助電源として供給する手段とを備えることを特徴とするものである。
上記課題を解決するため請求項6記載の給湯システムは、請求項1、2、3、4又は5記載の給湯システムであって、
さらに前記水力発電機が発電した電力及び又は前記自然エネルギーを利用した発電機により発電された電力を蓄電する蓄電池を備えることを特徴とするものである。
上記課題を解決するため請求項7記載の給湯システムは、請求項1、2、3、4、5又は6記載の給湯システムであって、
前記電気温水器及び又は前記循環ポンプに必要な電力は深夜電力を電源とすることを特徴とするものである。
請求項1記載の給湯システムにより、太陽熱温水器と電気温水器との間で温水を循環させることが出来、太陽熱温水器と電気温水器とを併用することにより24時間の給湯が可能となる。すなわち、太陽熱温水器がうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器で温水を昇温でき、太陽熱温水器がうまく機能しない夜間等の場合には、電気温水器の使用により温水を昇温できる。そして、これにより本給湯システムは常に所定の温度の温水を供給可能となる。さらに、太陽熱温水器がうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器で温水を昇温することにより電気温水器の使用を少なくでき、電気温水器の消費電力を軽減できる。
請求項1記載の給湯システムにより、循環ポンプ及び又は電気温水器に水力発電機により発電した電力を補助電源として供給できるため、循環ポンプ及び又は電気温水器に必要な電力であって外部から供給される電力を軽減することができる。また水撃ポンプを設けたので、水撃ポンプに流入する温水の一部を太陽熱温水器に揚水できる。これにより、循環ポンプが揚水する温水の量を軽減することで循環ポンプの負担を軽減できるため、循環ポンプの消費電力を軽減できる。
請求項2記載の給湯システムにより、太陽熱温水器と電気温水器との間で熱媒を循環させることが出来、太陽熱温水器と電気温水器とを併用することにより24時間の給湯が可能となる。すなわち、太陽熱温水器がうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器で熱媒を昇温し、この熱媒と温水との熱交換で温水を昇温でき、太陽熱温水器がうまく機能しない夜間等の場合には、電気温水器の使用により温水を昇温できる。そして、これにより本給湯システムは常に所定の温度の温水を供給可能となる。さらに、太陽熱温水器がうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器で熱媒を昇温し、この熱媒と温水との熱交換で温水を昇温することにより、電気温水器の加熱部の使用を少なくでき、電気温水器の消費電力を軽減できる。
請求項2記載の給湯システムにより、循環ポンプ及び又は電気温水器に水力発電機により発電した電力を補助電源として供給できるため、循環ポンプ及び又は電気温水器に必要な電力であって外部から供給される電力を軽減することができる。また水撃ポンプを設けたので、水撃ポンプに流入する熱媒の一部を太陽熱温水器に揚水できる。これにより、循環ポンプが揚水する熱媒の量を軽減することで循環ポンプの負担を軽減できるため、循環ポンプの消費電力を軽減できる。
請求項3記載の給湯システムにおいては温水を太陽熱温水器及び電気温水器において熱媒により昇温できる。
請求項4記載の給湯システムにおいては電気温水器に貯蔵される温水が(低温水が)給水口から直接供給されるため、太陽熱温水器に温水の貯蔵部を設ける必要が無くなり、太陽熱温水器の重量を軽くすることができる。
請求項5記載の記載の給湯システムにおいては自然エネルギーから電力を確保することができるため、循環ポンプ及び又は電気温水器に必要な電力であって外部から主電源として供給される電力を最小限に抑えることが出来、条件によっては外部から供給される電力を全く必要となり、本給湯システムは完全自立型となる。
請求項6記載の給湯システムにおいては蓄電池により、水力発電機や自然エネルギーを利用した発電機が発電した電力を蓄電できる。
請求項7記載の給湯システムにおいては循環ポンプ及び又は電気温水器に必要な電力を深夜電力により供給されるため、電気料金を軽減できる。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
第一の実施形態について図1、図4、図5を参照して説明する。図1は本発明に係る温水を循環させる場合の給湯システムの一例概略図である。図4は水撃ポンプの一例概略図である。図5は電気温水器の一例概略図である。
太陽熱温水器1は家屋の屋根等所定の高さに設置される。太陽熱温水器1は集熱部101(集熱パネル等の適したもので実現される)、貯蔵部102(貯蔵タンク等の適したもので実現される)、第一入水口103、出水口104、第二入水口105、第三入水口106を備える。第一入水口103、出水口104、第二入水口105、第三入水口106については、温水が逆流しないよう適宜、逆流防止弁等を設ける(図示せず)。
太陽熱温水器1が備える第一入水口103には給水口2から適宜所定量の水道水等の低温水(本発明において低温の水をいう。)が配管18を通り流入し、貯蔵部102に常に一定の量の温水が貯蔵されるようになっている。なお、本発明において「温水」は、加熱・昇温された水をいうが適宜低温水をも指し得る概念である。さらに、貯蔵とは温水を貯える他、低温水を貯えることをも含む概念である。「入水」や「出水」等も温水の動きを表す概念を含む。
太陽熱温水器1は直接温水を加熱する直接加熱タイプや熱媒を用い間接的に温水を加熱する間接過熱タイプ等の適したものを用いる。太陽熱温水器1は貯蔵部102に貯えられた温水を太陽熱により昇温する。貯蔵部102に貯えられた温水は出水口104から一定量出水される。
太陽熱により温水を昇温させるには、例えば、集熱部101内に設けられた図示しない回路に貯蔵部102内の温水を流し、集熱部101が集熱した太陽熱でこの回路内を流れている温水を昇温させる。
太陽熱により温水を昇温させるには、例えば、集熱部101や貯蔵部102内に設けられた図示しない回路に不凍液等により実現される熱媒を流し、集熱部101が集熱した太陽熱でこの回路内を流れている熱媒を昇温させ、昇温した熱媒と貯蔵部102内の温水との熱交換により貯蔵部102内の温水を昇温させる。
水力発電機3は、太陽熱温水器1と水撃ポンプ4とをつなぐ配管6の途中に設けられる。そして、水力発電機3は太陽熱温水器1よりも低い位置に設けられる。水力発電機3は太陽熱温水器1と水撃ポンプ4をつなげている配管6内の流れる温水を利用して、すなわち、太陽熱温水器1から水撃ポンプ4に向けて落下する温水を利用して(温水の流れる太陽熱温水器1から水力発電機3までの落差を利用して)発電を行う。
水力発電機3により発電された電力は蓄電池5(例えば24V〜48V)に蓄電される。そして、水力発電機3により発電され蓄電された電力は、後述する循環ポンプ12及び又は電気温水器10に補助電源として供給される。具体的には水力発電機3により発電され蓄電された電力はAC/DCコンバータ13(例えば1φ200V)により交流に変換され、AC電源14(例えば1φ200V)から後述する循環ポンプ12及び又は電気温水器10に供給される。これにより、循環ポンプ12及び又は電気温水器10に必要な電力であって外部から供給される電力が軽減される。なお、水力発電機3が発電した電力を前記電気温水器10及び又は前記循環ポンプ12の補助電源として供給する手段により、直接水力発電機3から循環ポンプ12及び又は電気温水器10に供給してもよい。ここで、前記補助電源として供給する手段は例えばAC/DCコンバータ13、AC電源14等からなる。
水撃ポンプ4は水力発電機3よりさらに低い位置に設けられる。水撃ポンプ4は後述するように入水管401、揚水管402及び出水管403を備える(図4参照)。入水管401と出水口104とは配管6によりつながっており、これにより太陽熱温水器1と水撃ポンプ4が配管6によりつながる。太陽熱温水器1から出水された温水は水撃ポンプ4に落水する。
水力発電機3で発電に用いられた温水は水撃ポンプ4に入水管401から流入する。水撃ポンプ4の揚水管は太陽熱温水器1が備える第二入水口105と配管7によりつながっており、これにより太陽熱温水器1と水撃ポンプ4が配管7によりつながる。水撃ポンプ4に流入した温水の一部は水撃ポンプ4により太陽熱温水器1に配管7を通り揚水される。
また残りの温水は出水管403から電気温水器10側に出水される。
電気温水器10は詳しくは後述するが、入水口1001、第一出水口1002、第二出水口1003、貯蔵部1000、加熱部1004等を備える(図5参照)。この入水口1001、第一出水口1002、第二出水口1003には温水の逆流を防止するための逆流防止弁等が適宜設けられる(図示せず)。
電気温水器10の備える入水口1001は水撃ポンプ4の出水管403と配管9によりつながっており、これにより、電気温水器10は水撃ポンプ4と配管9によりつながり、水撃ポンプ4が太陽熱温水器1と電気温水器10との配管途中に設けられることにもなる。
水撃ポンプ4により出水される温水(水撃ポンプ4に流入する温水のうち太陽熱温水器1に揚水された温水以外の温水)は配管9を通り電気温水器10に流入し、電気温水器10の備える貯蔵部1000に一定量貯えられる(図5参照)。また、電気温水器10の備える第一出水口1002は給湯口11と配管17により接続されている。電気温水器10は貯蔵部1000に貯えた温水を加熱部1004により適宜昇温し(図5参照)、所定の温度に達する温水を配管17、給湯口11から給湯器、風呂、床暖房等温水の必要な設備に温水を供給する。
電気温水器10の備える第二出水口1003は第三入水口106と配管8によりつながれている。これにより太陽熱温水器1と電気温水器10は配管8によりつながれていることになる。
循環ポンプ12は配管8の途中に設けられており、この循環ポンプ12により電気温水器10から温水が太陽熱温水器1に供給(揚水)される。
水撃ポンプ4及び循環ポンプ12により太陽熱温水器1に揚水された温水は太陽熱温水器1において再度太陽熱により昇温され出水口104から出水され、水力発電機3を通り水撃ポンプ4に流入する。
温水は、太陽熱温水器1から水力発電機3を経由して水撃ポンプ4へ流入し、水撃ポンプ4に流入する温水の一部は太陽熱温水器1に揚水され、残りの温水は電気温水器10に流入し貯蔵され、循環ポンプ6により太陽熱温水器1に揚水される。そして、太陽熱温水器1から水撃ポンプ12に温水が出水される。この繰り返しにより、温水は本発明に係る給湯システム内を循環することになる。なお、図1中において矢印は低温水又は温水の流れを示し、実線は温水の流れる配管を示す。
太陽熱温水器1と電気温水器10とを併用することにより24時間の給湯が可能となる。すなわち、太陽熱温水器1がうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器10で温水を昇温でき、太陽熱温水器1がうまく機能しない夜間等の場合には、電気温水器10の使用により温水を昇温できる。そして、これにより本給湯システムは常に所定の温度の温水を供給可能となる。さらに、太陽熱温水器1がうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器10で温水を昇温することにより電気温水器の使用を少なくでき、電気温水器の消費電力を軽減できる。
また水撃ポンプ4を設け、水撃ポンプ4に流入する温水の一部を太陽熱温水器1に揚水できるため、循環ポンプ12が揚水する温水の量を軽減することで循環ポンプ12の負担を軽減できるため、循環ポンプ12の消費電力を軽減できる。
風力発電機16は太陽熱温水器1に設置される。風力発電機16により発電された電力は蓄電池5に蓄電される。風力発電機16により発電され蓄電された電力は、後述する循環ポンプ12及び又は電気温水器10に供給される。具体的には風力発電機16により発電され蓄電された電力はAC/DCコンバータ13により交流に変換され、AC電源14から後述する循環ポンプ12及び又は電気温水器10に補助電源として供給される。図1において二点鎖線は電気配線を示している。なお、風力発電機16が発電した電力を前記電気温水器10及び又は前記循環ポンプ12の補助電源として供給する手段により風力発電機16から直接循環ポンプ12及び又は電気温水器10に供給してもよい。ここで、前記補助電源として供給する手段は例えばAC/DCコンバータ13、AC電源14等からなる。
なお、本実施形態では自然エネルギーを利用した発電機として風力発電機16を用いているが他の太陽光発電機、地熱発電機、水力発電機等の自然エネルギーを利用した発電機により代用可能である。この発電機を複数組み合わせて用いても良い。また、この発電機の設置場所も問わない。自然エネルギーを利用した発電機を設けることにより循環ポンプ4及び又は電気温水器10に必要な電力であって外部から供給される電力を最小限に抑えることが出来、条件によっては、外部から供給される電力を全く必要とせず補助電源の供給する電力だけで足り、本給湯システムは完全自立型となる。
循環ポンプ12及び又は電気温水器10の必要な電力が上記水力発電機3、自然エネルギーを利用した発電機により補助電源として提供される電力では足りない場合には、又は必要に応じて、深夜電力15及び又は図示しない通常の電力を適宜、循環ポンプ12及び又は電気温水器10に主電源として供給する。特に深夜電力15を利用することにより、電気料金を軽減できる。上記水力発電機3、自然エネルギーを利用した発電機により発電した電力であって余った余剰電力を蓄電池5に貯え、必要に応じて適宜循環ポンプ12及び又は電気温水器10に補助電源として供給しても良い。
図4を参照して水撃ポンプ4について詳しく説明する。図4に示すように水撃ポンプ4は入水管401、揚水管402、出水管403、弁室404、空気室405、出水弁406、揚水弁407を備える。
入水管401は配管6と、揚水管402は配管7と、出水管403は配管9とそれぞれ接続されている。出水弁406、揚水弁407は図示しない部材により図4の矢印の方向に動くように設けられる。
配管6を通り入水管401に流入した温水は弁室404に流入し、弁室404に流入した温水は出水管403に流入し、弁室は温水で満たされるとともに、温水の勢いにより出水弁406が閉じ(図4の上向き矢印の方向に動き)、水撃作用が生じる。これにより弁室内の圧力が上昇し、温水は揚水弁407を持ち上げる(図4の上向き矢印の方向に動かす)。
揚水弁407が持ち上がると弁室内に満たされている温水が空気室を通って、揚水管に流入する。これにより、水撃ポンプ4に流入した温水の一部が揚水される。このとき、弁室404内の圧力は減少する。
揚水管に流入した温水の水圧や空気室の空気の圧力により揚水弁407が閉じる(図4の下向き矢印の方向に動く)。また、弁室内の圧力が減少しているため出水弁406が開く(図4の下向き矢印の方向に動く)。出水弁406が開くと温水が出水管403に流れ込む。
以上を繰り返し、水撃ポンプ4に流入した温水は、一部が太陽熱温水器1に配管7を通り揚水され、残りの温水は出水され電気温水器10に配管9を通り流入される。
電気温水器10は図5に示すように貯蔵部1000(貯蔵タンク等により実現される。)、 入水口1001、第一出水口1002、第二出水口1003、加熱部1004(ヒーター党により実現される。)、配管1005、配管1006、配管1007を備える。
配管1006と配管9は入水口1001を介して接続されている。配管1005と配管17は第一出水口1002を介して接続されている。配管1007と配管8は第二出水口1003を介して接続されている。
配管9より流入する温水は貯蔵部1000に貯蔵される。加熱部1004はAC電源14等から供給される電力により温水を所定の温度に加熱し昇温する。
循環ポンプ12により貯蔵部1000内の温水は配管1007等を通り揚水される。また、貯蔵部1000内の温水は、適宜必要に応じて(例えば温水の蛇口が開いたとき、給湯器に温水を供給するとき等)、配管1005等を通り出湯される。
加熱部1004による温水の昇温等の貯蔵部1000内の温水の温度の制御や、配管1005を通る貯蔵部1000内の温水の出湯等は電気温水器10に備えられた図示しない制御装置等により行われる(なお、電力はAC電源14等から供給される)。
さらに温水を逆流させないため図示しない逆流防止弁を適宜設ける。なお、加熱部1004の位置や数は問わない。特に加熱部1004の数を複数としても良い。また、配管1005、配管1006、配管1007の位置も問わない。
第二の実施形態について図2、図6を参照して説明する。図2は本発明に係る熱媒を循環させる場合の給湯システムの一例概略図である。図6は電気温水器の一例概略図である。
第二の実施形態が第一の実施形態と異なる点は温水の代わりに不凍液等の熱媒を循環させる点にある。なお、本発明において熱媒は水でない液体も用いるが、熱媒の動き等に関して適宜「入水」、「出水」、「水力」等の語句を用いる。第二の実施形態に係る給湯システムと第一の実施形態に係る給湯システムとは、蓄電池、水撃ポンプ、配管等の同じものを用いることができるものについは同じものを用いることが可能である。なお、水撃ポンプ、配管、水力発電機等は同様の構成、形態で熱媒用に改良されたものを用いることもできる。
太陽熱温水器1aは家屋の屋根等所定の高さに設置される。太陽熱温水器1aは集熱部101a(集熱パネル等の適したもので実現される)、貯蔵部102a(貯蔵タンク等の適したもので実現される)、第一入水口103a、第一出水口104a、第二入水口105a、第二出水口107aを備える。第一入水口103a、第一出水口104a、第二入水口105a、第二出水口107aについては、温水や熱媒が逆流しないよう適宜、逆流防止弁等を設ける(図示せず)。
太陽熱温水器1aが備える第一入水口103aには給水口2aから適宜所定量の水道水等の低温水が配管18aを通り流入し、貯蔵部102aに常に一定の量の温水が貯蔵されるようになっている。
太陽熱温水器1aは熱媒を用い間接的に温水を加熱する間接過熱タイプ等の適したものを用いる。太陽熱温水器1aは貯蔵部102aに貯えられた温水を太陽熱により昇温する。貯蔵部102aに貯えられた温水は第二出水口107aから一定量出水される。
太陽熱により温水を昇温させるには、例えば、集熱部101aや貯蔵部102a内に設けられた図示しない回路に不凍液等により実現される熱媒を流し、集熱部101aが集熱した太陽熱でこの回路内を流れている熱媒を昇温させ、昇温した熱媒と貯蔵部102a内の温水との熱交換により貯蔵部102a内の温水を昇温させる。
前記集熱部101a内に設けられた図示しない回路は第一出水口104a及び第二入水口105aと接続される。第一出水口104aから熱媒は出水され、第二入水口105aから熱媒は入水される。すなわち、第二入水口105aから熱媒は入水し、回路内を流れ(一回りし)、第一出水口104aから出水される。
水力発電機3aは、太陽熱温水器1aと水撃ポンプ4aとをつなぐ配管6aの途中に設けられる。すなわち、水力発電機3aは太陽熱温水器1aよりも低い位置に設けられる。水力発電機3aは太陽熱温水器1aと水撃ポンプ4aをつなげている配管6a内の流れる第一出水口104aから出水された熱媒を利用して、すなわち、太陽熱温水器1aから水撃ポンプ4aに向けて落下する熱媒を利用して(熱媒の流れる太陽熱温水器1aから水力発電機3aまでの落差を利用して)発電を行う。なお、水撃ポンプ4aについては第一の実施形態と同様のものを用いることができるので、詳しい説明は省略し図4の符号等をそのまま用いて説明する。
本実施形態において電力については第一の実施形態と同様の形態を取るので説明を省略する。
水撃ポンプ4aは水力発電機3aよりさらに低い位置に設けられる。水撃ポンプ4aは入水管401、揚水管402及び出水管403を備える(図4参照)。入水管401と第一出水口104aとは配管6aによりつながっており、これにより太陽熱温水器1aと水撃ポンプ4aが配管6aによりつながる。太陽熱温水器1aから出水された熱媒は水撃ポンプ4aに落水する。
水力発電機3aで発電に用いられた熱媒は水撃ポンプ4aに入水管401から流入する。水撃ポンプ4aの揚水管402は太陽熱温水器1aが備える第二入水口105aと配管7aによりつながっており、これにより太陽熱温水器1aと水撃ポンプ4aが配管7aによりつながる。水撃ポンプ4aに流入した熱媒の一部は水撃ポンプ4aにより太陽熱温水器1aに配管7aを通り揚水される。また残りの温水は出水管403から電気温水器10側に出水される。
電気温水器10aは詳しくは後述するが、第一入水口1001a、第一出水口1002a、第二出水口1003a、第二入水口1008a、貯蔵部1000a、加熱部1004a、回路1009a等を備える(図6参照)。この第一入水口1001a、第一出水口1002a、第二出水口1003a、第二入水口1008aには温水や熱媒の逆流を防止するための逆流防止弁等が設けられる(図示せず)。
電気温水器10aが備える第二入水口1008aは太陽熱温水器1aの備える第二出水口107aと配管19aによりつながり、これにより電気温水器10aと太陽熱温水器1aとは配管19aによりつながる。
太陽熱温水器1aが第二出水口107aから出水する温水は、配管19aを通り第二入水口1008aから電気温水器10aに流入する。電気温水器10aには一定量の温水が貯蔵される。電気温水器10aの備える第一出水口1002aは給湯口11aと配管17aにより接続されている。
電気温水器10aは、貯蔵部1000a等に第二入水口1008aから入水した温水を貯え、電気温水器10aは温水を加熱部1004a、回路1009a内を流れる熱媒により適宜昇温し(図6参照)、所定の温度に達する温水を配管17a、給湯口11aから給湯器、風呂、床暖房等温水の必要な設備に温水を供給する。
電気温水器10aの備える第一入水口1001aは水撃ポンプ4aの出水管403と配管9aによりつながっており、これにより、電気温水器10aは水撃ポンプ4aと配管9aによりつながり、水撃ポンプ4aが太陽熱温水器1aと電気温水器10aとの配管途中に設けられることにもなる。
水撃ポンプ4aにより出水される熱媒(水撃ポンプに流入する熱媒のうち太陽熱温水器1aに揚水された熱媒以外の熱媒)は配管9aを通り電気温水器10aに流入する。
電気温水器10aの備える第二出水口1003aは第二入水口105aと配管8aによりつながれている。これにより太陽熱温水器1aと電気温水器10aは配管8aによりつながれていることになる。
循環ポンプ12aは配管8aの途中に設けられており、この循環ポンプ12aにより電気温水器10aから熱媒が太陽熱温水器1aに供給(揚水)される。
水撃ポンプ4a及び循環ポンプ12aにより太陽熱温水器1aに揚水された熱媒は太陽熱温水器1aにおいて再度太陽熱により暖められ、水力発電機3aを通り水撃ポンプ4aに流入する。
熱媒は、太陽熱温水器1aから水力発電機3aを経由して水撃ポンプ4aへ流入し、水撃ポンプ4aに流入する熱媒の一部は太陽熱温水器1aに揚水され、残りの熱媒は電気温水器10aに流入し循環ポンプ12aにより太陽熱温水器1aに揚水される。そして、太陽熱温水器1aから水撃ポンプ4aに熱媒が出水される。この繰り返しにより、熱媒は本発明に係る給湯システム内を循環することになる。
このような構成とすることで、太陽熱温水器1aと電気温水器10aとを併用することにより24時間の給湯が可能となる。すなわち、太陽熱温水器1aがうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器1aで熱媒を昇温し、この熱媒と温水との熱交換で温水を昇温でき、太陽熱温水器1aがうまく機能しない夜間等の場合には、電気温水器10aの使用により温水を昇温できる。そして、これにより本給湯システムは常に所定の温度の温水を供給可能となる。さらに、太陽熱温水器1aがうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器1aで熱媒を昇温し、この熱媒と温水との熱交換で温水を昇温することにより、電気温水器10aの使用(加熱部1004aの使用)を少なくでき、電気温水器10aの消費電力を軽減できる。
水撃ポンプ4aを設けることで水撃ポンプ4aに流入する熱媒の一部を太陽熱温水器に揚水でき、循環ポンプ12aが揚水する熱媒の量を軽減することで循環ポンプ12aの負担を軽減できるため、循環ポンプ12aの消費電力を軽減できる。
給水口2aから供給される低温水は太陽熱温水器1aにより昇温され、さらに電気温水器10aに流入し、電気温水器10aでさらに昇温され、給湯口11aに供給される。なお、図2中において矢印は低温水、温水、熱媒の流れを示し、実線は熱媒の流れる配管を示し、点線は低温水又は温水が流れる配管を示す。図2において二点鎖線は電気配線を示している。
本実施形態では温水を太陽熱温水器1a及び電気温水器10aにおいて熱媒により昇温できるため、昇温の効率を上げることができる。
図6(a)は電気温水器10aが貯蔵部を一つ備える場合の電気温水器10aの一例概略図であり、図6(b)は電気温水器10aが貯蔵部を二つ備える場合の電気温水器10aの一例概略図である。
図6(a)に示すように貯蔵部を一つ備える電気温水器10aは、貯蔵部1000a(貯蔵タンク等により実現される。)、第一入水口1001a、第一出水口1002a、第二出水口1003a、加熱部1004a(ヒーター等により実現される。)、配管1005a、配管1006a、配管1007a、第二入水口1008a、回路1009a、配管1010aを備える。
配管1006aと配管9aは第一入水口1001aを介して接続されている。配管1005aと配管17aは第一出水口1002aを介して接続されている。配管1007aと配管8aは第二出水口1003aを介して接続されている。配管1010aと配管19aは第二出水口1008aを介して接続されている。回路1009aは配管1006a、配管1007aと接続されている。貯蔵部1000aは配管1005a、配管1010aと接続されている。
配管19aより流入する温水は貯蔵部1000aに貯蔵される。加熱部1004aはAC電源14a等から供給される電力により温水を所定の温度に加熱し昇温する。
配管9aから流入する熱媒は、配管1006a、回路1009a、配管1007aを通り貯蔵部1000aに貯蔵されている温水を回路1009aにおいて熱交換により昇温し、配管8aに出水される。
貯蔵部1000a内の温水は、適宜必要に応じて(例えば温水の蛇口が開いたとき、給湯器に温水を供給するとき等)、配管1005a等を通り出湯される。
加熱部1004aによる温水の昇温等の貯蔵部1000a内の温水の温度の制御や、貯蔵部1000a内の温水の出湯等は電気温水器10aに備えられた図示しない制御装置等により行われる(なお、電力はAC電源14から供給される)。
さらに温水や熱媒を逆流させないため図示しない逆流防止弁を適宜設ける。なお、加熱部1004aの位置や数は問わない。特に加熱部1004aの数を複数としても良い。また、配管1005a、配管1006a、配管1007a、配管1010aの位置も問わない。さらに回路1009aにヒーターを巻きこれを加熱部1004aとしても良い。
図6(b)の電気温水器10aは、貯蔵部を二つ備える電気温水器10aである。
図6(b)に示すように貯蔵部を二つ備える電気温水器10aは、第一貯蔵部1011a(例えば貯蔵タンクにより実現される。)、第二貯蔵部1012a(例えば貯蔵タンクにより実現される。)、第一入水口1001a、第一出水口1002a、第二出水口1003a、加熱部1004a(ヒーター等により実現される。)、配管1005a、配管1006a、配管1007a、第二入水口1008a、回路1009a、配管1010a、配管1013aを備える。なお、図6(a)と対応するものについては同じ符号を付して説明する。
配管1006aと配管9aは第一入水口1001aを介して接続されている。配管1005aと配管17aは第一出水口1002aを介して接続されている。配管1007aと配管8aは第二出水口1003aを介して接続されている。配管1010aと配管19aは第二出水口1008aを介して接続されている。回路1009aは配管1006a、配管1007aと接続されている。配管1010aと第一貯蔵部1011aとは接続されており、配管1005aと第二貯蔵部1012aとは接続されている。第一貯蔵部1011aと第二貯蔵部1012aとは配管1013aにより接続されている。
配管19aより流入する温水は、第一貯蔵部1011aに貯蔵される。配管9aから流入する熱媒は、配管1006a、回路1009a、配管1007aを通り、回路1009aにおいて第一貯蔵部1011aに貯蔵されている温水を熱交換により昇温し、配管8aに出水、循環ポンプ12aにより揚水される。昇温された温水は配管1013aを通り第二貯蔵部1012aに流入し、貯蔵される。加熱部1004aはAC電源14a等から供給される電力により第二貯蔵部1012に貯蔵された温水を所定の温度に加熱し昇温する。
第二貯蔵部1012a内の温水は、適宜必要に応じて(例えば温水の蛇口が開いたとき、給湯器に温水を供給するとき等)、配管1005a等を通り出湯される。
加熱部1004aによる温水の昇温等の第一貯蔵部1011a、第二貯蔵部1012a内の温水の温度の制御や、貯蔵部1000a内の温水の出湯等は電気温水器10aに備えられた図示しない制御装置等により行われる(なお、電力はAC電源14等から供給される)。
さらに温水を逆流させないため図示しない逆流防止弁を適宜設ける。なお、加熱部1004aの位置や数は問わない。特に加熱部1004aの数を複数としても良い。また、配管1005a、配管1006a、配管1007a、配管1010a、配管1013aの位置も問わない。
本実施形態については前記自然エネルギーを利用した発電機として水力発電機を配管19aの途中に設けて、配管19a内を流れる温水を利用し発電した電力を電気温水器10a及び又は循環ポンプ12aに供給してもよい(図示せず)。具体的には配管19aの途中に設けた水力発電機により発電された電力は蓄電池5aに蓄電され、該蓄電された電力はAC/DCコンバータ13a(例えば1φ200V)により交流に変換され、AC電源14a(例えば1φ200V)から循環ポンプ12a及び又は電気温水器10aに供給される。前記電力は蓄電池5aに蓄電させず、直接供給してもよい。
第三の実施形態について図3、図7を参照して説明する。図3は本発明に係る熱媒を循環させる場合の給湯システムの一例概略図である。図7は電気温水器の一例概略図である。
第三の実施形態が第二の実施形態と異なる点は温水が太陽熱温水器に入水しない点にある。第三の実施形態に係る給湯システムと第一の実施形態に係る給湯システムとは、蓄電池、水撃ポンプ、配管等の同じものを用いることができるものについは同じものを用いることが可能である。なお、水撃ポンプ、配管、水力発電機等は同様の構成、形態で熱媒用に改良されたものを用いることもできる。
太陽熱温水器1bは家屋の屋根等所定の高さに設置される。太陽熱温水器1bは集熱部101b(集熱パネル等の適したもので実現される)、出水口104b、第一入水口105b、第二入水口106bを備える。出水口104b、第一入水口105b、第二入水口106bについては、温水や熱媒が逆流しないよう適宜、逆流防止弁等を設ける(図示せず)。なお、第三の実施形態では太陽熱温水器1bは貯蔵部を持たないものでいわゆるソーラーシステムの集熱部に該当する。
集熱部101b内には回路が設けられ、不凍液等により実現される熱媒がこの回路内を流れる。この回路を流れる熱媒は集熱部101bが集熱した太陽熱で昇温される。
前記集熱部101b内に設けられた図示しない回路は出水口104b、第一入水口105b及び第二入水口106bと接続される。出水口104bから熱媒は出水され、第一入水口105b及び第二入水口106bから熱媒は入水される。すなわち、第一入水口105b及び第二入水口106bから熱媒は入水し、回路内を循環(一回り)し、出水口104bから出水される。
水力発電機3bは、太陽熱温水器1bと水撃ポンプ4bとをつなぐ配管6bの途中に設けられる。すなわち、水力発電機3bは太陽熱温水器1bよりも低い位置に設けられる。水力発電機3bは太陽熱温水器1bと水撃ポンプ4bをつなげている配管6b内の流れる出水口104bから出水された熱媒を利用して、すなわち、太陽熱温水器1bから水撃ポンプ4bに向けて落下する熱媒を利用して(熱媒の流れる太陽熱温水器1bから水力発電機3bまでの落差を利用して)発電を行う。なお、水撃ポンプ4bについては第一の実施形態と同様のものを用いることができるので、詳しい説明は省略し図4の符号等をそのまま用いて説明する。
本実施形態において電力については第一の実施形態と同様の形態を取るので説明を省略する。
水撃ポンプ4bは水力発電機3bよりさらに低い位置に設けられる。水撃ポンプ4bは入水管401、揚水管402及び出水管403を備える(図4参照)。入水管401と出水口104bとは配管6によりつながっており、これにより太陽熱温水器1bと水撃ポンプ4bが配管6bによりつながる。太陽熱温水器1bから出水された熱媒は水撃ポンプ4bに落水する。
水力発電機3bで発電に用いられた熱媒は水撃ポンプ4bに入水管401から流入する。水撃ポンプ4bの揚水管402は太陽熱温水器1bが備える第一入水口105bと配管7bによりつながっており、これにより太陽熱温水器1bと水撃ポンプ4bが配管7bによりつながる。水撃ポンプ4bに流入した熱媒の一部は水撃ポンプ4bにより太陽熱温水器1bに配管7bを通り揚水される。また残りの温水は出水管403から電気温水器10b側に出水される。
電気温水器10bは詳しくは後述するが、第一入水口1001b、第一出水口1002b、第二出水口1003b、第二入水口1008b、貯蔵部1000b、加熱部1004b、回路1009b等を備える(図6参照)。この第一入水口1001b、第一出水口1002b、第二出水口1003b、第二入水口1008bには温水、低温水、熱媒の逆流を防止するための逆流防止弁等が設けられる(図示せず)。
電気温水器10bが備える第二入水口1008bは給水口2bと配管18bによりつながっている。給水口2bから電気温水器10bには適宜低温水が供給され、電気温水器10bの備える貯蔵部1000b等は一定量の温水を貯蔵する。
電気温水器10bは貯蔵部1000b等が貯蔵する温水を回路1009b内を流れる熱媒及び又は加熱部1004bにより適宜昇温する(図7参照)。所定の温度に達した温水は配管17bを通り給湯口11bから給湯器、風呂、床暖房等温水の必要な設備に供給される。なお、電気温水器10bの備える第一出水口1002bは給湯口11bと配管17bにより接続されている。
電気温水器10bの備える第一入水口1001bは水撃ポンプ4bの出水管403と配管9bによりつながっており、これにより、電気温水器10bは水撃ポンプ4bと配管9bによりつながり、水撃ポンプ4bが太陽熱温水器1bと電気温水器10bとの配管途中に設けられることにもなる。
水撃ポンプ4bにより出水される熱媒(水撃ポンプに流入する熱媒のうち太陽熱温水器1に揚水された熱媒以外の熱媒)は配管9bを通り電気温水器10bに流入する。
電気温水器10bの備える第二出水口1003bは第二入水口106bと配管8bによりつながれている。これにより太陽熱温水器1bと電気温水器10bは配管8bによりつながれていることになる。
循環ポンプ12bは配管8bの途中に設けられており、この循環ポンプ12bにより電気温水器10bから熱媒が太陽熱温水器1bに供給(揚水)される。
水撃ポンプ4b及び循環ポンプ12bにより太陽熱温水器1bに揚水された熱媒は太陽熱温水器1bにおいて再度太陽熱により暖められ、水力発電機3bを通り水撃ポンプ4bに流入する。
熱媒は、太陽熱温水器1bから水力発電機3bを経由して水撃ポンプ4bへ流入し、水撃ポンプ4bに流入する熱媒の一部は太陽熱温水器1bに揚水され、残りの熱媒は電気温水器5bに流入し一定量貯蔵され、循環ポンプ12bにより太陽熱温水器1bに揚水される。そして、太陽熱温水器1bから水撃ポンプ4bに熱媒が出水される。この繰り返しにより、熱媒は本発明に係る給湯システム内を循環することになる。
このような構成とすることで、太陽熱温水器1bと電気温水器10bとを併用することにより24時間の給湯が可能となる。すなわち、太陽熱温水器1bがうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器1bで熱媒を昇温し、電気温水器10b内でこの熱媒と温水との熱交換で温水を昇温でき、太陽熱温水器1bがうまく機能しない夜間等の場合には、電気温水器10bの使用により温水を昇温できる。そして、これにより本給湯システムは常に所定の温度の温水を供給可能となる。さらに、太陽熱温水器1bがうまく機能する日中等の場合、太陽熱温水器1bで熱媒を昇温し、この熱媒と温水との熱交換で温水を昇温することにより、電気温水器10bの使用(加熱部1004bの使用)を少なくでき、電気温水器10bの消費電力を軽減できる。
水撃ポンプ4bを設けることで水撃ポンプ4bに流入する熱媒の一部を太陽熱温水器1bに揚水でき、循環ポンプ12bが揚水する熱媒の量を軽減することで循環ポンプ12bの負担を軽減できるため、循環ポンプ12bの消費電力を軽減できる。
給水口2bから供給される低温水は電気温水器10b内で昇温され給湯口11bに供給される。電気温水器10bに貯蔵される温水が(低温水が)給水口から直接供給されるため、太陽熱温水器1bに温水の貯蔵部を設ける必要が無くなり、太陽熱温水器1bの重量を軽くすることができる。なお、図3中において矢印は低温水、温水、熱媒の流れを示す。また、図3中において実線は熱媒が流れる配管を示し、点線は温水又は低温水が流れる配管を示す。図3において二点鎖線は電気配線を示している。
図7(a)は電気温水器10bが貯蔵部を一つ備える場合の電気温水器10bの一例概略構成図であり、図7(b)は電気温水器10bが貯蔵部を二つ備える場合の電気温水器10bの一例概略構成図である。
図7(a)に示すように貯蔵部を一つ備える電気温水器10bは、貯蔵部1000b(貯蔵タンク等により実現される。)、第一入水口1001b、第一出水口1002b、第二出水口1003b、加熱部1004b(ヒーター等により実現される。)、配管1005b、配管1006b、配管1007b、第二入水口1008b、回路1009b、配管1010bを備える。
配管1006bと配管9bは第一入水口1001bを介して接続されている。配管1005bと配管17bは第一出水口1002bを介して接続されている。配管1007bと配管8bは第二出水口1003bを介して接続されている。配管1010bと配管18bは第二入水口1008bを介して接続されている。回路1009bは配管1006b、配管1007bと接続されている。配管1010bと配管1005bは、貯蔵部1000bと接続されている。
配管18bより流入する温水は貯蔵部1000bに貯蔵される。加熱部1004bはAC電源14b等から供給される電力により温水を所定の温度に加熱し昇温する。
配管9bから流入する熱媒は、配管1006b、回路1009b、配管1007bを通り回路1009bにおいて貯蔵部1000bに貯蔵されている温水を熱交換により昇温し、配管8bに出水、循環ポンプ12bにより揚水される。
貯蔵部1000b内の温水は、適宜必要に応じて(例えば温水の蛇口が開いたとき、給湯器に温水を供給するとき等)、配管1005b等を通り出湯される。
加熱部1004bによる温水の昇温等の貯蔵部1000b内の温水の温度の制御や、配管1005を通した貯蔵部1000b内の温水の出湯等は電気温水器10bに備えられた図示しない制御装置等により行われる(なお、電力はAC電源14bから供給される)。
さらに温水を逆流させないため図示しない逆流防止弁を適宜設ける。なお、加熱部1004bの位置や数は問わない。特に加熱部1004bの数を複数としても良い。また、配管1005b、配管1006b、配管1007b、配管1010bの位置も問わない。さらに回路1009bにヒーターを巻きこれを加熱部1004bとしても良い。
図7(b)の電気温水器10aは、貯蔵部を二つ備える電気温水器10aである。
図7(b)に示すように貯蔵部を二つ備える電気温水器10bは、第一貯蔵部1011b(例えば貯蔵タンクにより実現される。)、第二貯蔵部1012b(例えば貯蔵タンクにより実現される。)、第一入水口1001b、第一出水口1002b、第二出水口1003b、加熱部1004b(ヒーター等により実現される。)、配管1005b、配管1006b、配管1007b、第二入水口1008b、回路1009b、配管1010b、配管1013bを備える。なお、図7(a)と対応するものについては同じ符号を付して説明する。
配管1006bと配管9bは入水口1001bを介して接続されている。配管1005bと配管17bは第一出水口1002bを介して接続されている。配管1007bと配管8bは第二出水口1003bを介して接続されている。配管1010bと配管18bは第二入水口1008bを介して接続されている。回路1009bは配管1006b、配管1007bと接続されている。配管1010bと第一貯蔵部1011bとは接続されており、配管1005bと第二貯蔵部1012bとは接続されている。第一貯蔵部1011bと第二貯蔵部1012bとは配管1013bにより接続されている。
配管18bより流入する温水は、第一貯蔵部1011bに貯蔵される。配管9bから流入する熱媒は、配管1006b、回路1009b、配管1007bを通り、回路1009bにおいて第一貯蔵部1011bに貯蔵されている温水を熱交換により昇温し、配管8bに出水、循環ポンプ12bにより揚水される。昇温された温水は配管1013bを通り第二貯蔵部1012bに流入し、貯蔵される。加熱部1004bはAC電源14bから供給される電力により第二貯蔵部1012bに貯蔵された温水を所定の温度に加熱し昇温する。
第二貯蔵部1012b内の温水は、適宜必要に応じて(例えば温水の蛇口が開いたとき、給湯器に温水を供給するとき等)、配管1005b等を通り出湯される。
加熱部1004bによる温水の昇温等の第一貯蔵部1011b、第二貯蔵部1012b内の温水の温度の制御や、配管1005bを通した貯蔵部1000b内の温水の出湯等は電気温水器10bに備えられた図示しない制御装置等により行われる(なお、電力はAC電源14bから供給される)。
さらに温水を逆流させないため図示しない逆流防止弁を適宜設ける。なお、加熱部1004bの位置や数は問わない。特に加熱部1004bの数を複数としても良い。また、配管1005b、配管1006b、配管1007b、配管1010b、配管1013bの位置も問わない。
以上、本発明に係る第一ないし第三の実施形態について説明したが、太陽熱温水器や電気温水器の備える貯蔵部、配管等については断熱効果を有する適したものを用いることにより、配管を流れる熱媒又は温水、貯蔵部に貯えられる温水の温度低下を避けることができる。
また、本発明に係る給湯システムは第一ないし第三の実施形態に限らない。第一ないし第二の実施形態について、給湯口を太陽熱温水器と配管によりつなげ太陽熱温水器側から給湯することも可能である。このように、本発明に係る給湯システムにおいてはその要旨の変わらない範囲で、設計変更が可能である。
また、第一ないし第三の実施形態では温水又は熱媒を循環させているが、電気温水器に貯蔵された温水が所定の温度に達したときに循環を電磁弁等により停止させても良い。これにより、循環ポンプが停止するため、給湯システム全体の消費電力が下がる。
第一ないし第三の実施形態において温水は、太陽熱温水器や電気温水器の貯蔵部に常に一杯に満たされるように、給水口から適宜低温水を供給することが望ましい。
本発明に係る温水を循環させる場合の給湯システムの一例概略図である。 本発明に係る熱媒を循環させる場合の給湯システムの一例概略図である。 本発明に係る熱媒を循環させる場合の給湯システムの一例概略図である。 水撃ポンプの一例概略図である。 電気温水器の一例概略図である。 電気温水器の一例概略図である。 電気温水器の一例概略図である。
符号の説明
1、1a、1b 太陽熱温水器
2、2a、2b 給水口
3、3a、3b 水力発電機
4、4a、4b 水撃ポンプ
5、5a、5b 蓄電池
6、6a、6b 配管
7、7a、7b 配管
8、8a、8b 配管
9、9a、9b 配管
10、10a、10b 電気温水器
11、11a、11b 給湯口
12、12a、12b 循環ポンプ
13、13a、13b AC/DCコンバータ
14、14a、14b AC電源
15、15a、15b 深夜電力
16、16a、16b 風力発電機
17、17a、17b 配管
18、18a、18b 配管
19a 配管
101、101a、101b 集熱部
102、102a 貯蔵部
103、103a 第一入水口
104、104b 出水口
104a 第一出水口
105、105a 第二入水口
105b 第一入水口
106 第三入水口
106b 第二入水口
107a 第二出水口
401 入水管
402 揚水管
403 出水管
404 弁室
405 空気室
406 出水弁
407 揚水弁
1000、1000a、1000b 貯蔵部
1001、 入水口
1001a、1001b 第一入水口
1002、1002a、1002b 第一出水口
1003、1003a、1003b 第二出水口
1004、1004a、1004b 加熱部
1005、1005a、1005b 配管
1006、1006a、1006b 配管
1007、1007a、1007b 配管
1008a、1008b 第二入水口
1009a、1009b 回路
1010a、1010b 配管
1011a、1011b 第一貯蔵部
1012a、1012b 第二貯蔵部
1013a、1013b 配管

Claims (7)

  1. 所定の高さに設けられ温水を昇温可能でかつ該温水を出水可能な太陽熱温水器と、
    該太陽熱温水器から出水された前記温水を落水させると該温水の一部が該太陽熱温水器に揚水し残りの温水は電気温水器側に出水可能で該太陽熱温水器より低い位置に設けられた水撃ポンプと、
    該水撃ポンプから出水した前記温水を貯蔵し該貯蔵した温水自体が昇温可能な前記電気温水器と、
    前記電気温水器に貯蔵された温水を前記太陽熱温水器に揚水可能な循環ポンプと、
    前記太陽熱温水器と前記水撃ポンプの間に設けられ前記太陽熱温水器から前記水撃ポンプに向けて落下する温水を利用して発電を行う水力発電機と、
    該水力発電機が発電した電力を前記電気温水器及び又は前記循環ポンプの補助電源として供給する手段とを備えることを特徴とする給湯システム。
  2. 所定の高さに設けられ熱媒を昇温可能でかつ該熱媒を出水可能な太陽熱温水器と、
    該太陽熱温水器から出水された前記熱媒を落水させると該熱媒の一部が該太陽熱温水器に揚水し残りの熱媒は電気温水器側に出水可能で該太陽熱温水器より低い位置に設けられた水撃ポンプと、
    温水を貯蔵可能で該貯蔵した温水を加熱部及び又は前記水撃ポンプから出水した前記熱媒により昇温可能な電気温水器と、
    前記熱媒を前記電気温水器から前記太陽熱温水器に揚水可能な循環ポンプと、
    前記太陽熱温水器と前記水撃ポンプの間に設けられ前記太陽熱温水器から前記水撃ポンプに向けて落下する熱媒を利用して発電を行う水力発電機と、
    該水力発電機が発電した電力を前記電気温水器及び又は前記循環ポンプの補助電源として供給する手段とを備えることを特徴とする給湯システム。
  3. 前記太陽熱温水器は貯蔵部を備え該貯蔵部が貯える温水を前記熱媒により昇温可能でかつ該貯蔵部が貯える温水を出水可能であり、
    前記電気温水器は前記太陽熱温水器から出水される温水を貯蔵可能である
    ことを特徴とする請求項2記載の給湯システム。
  4. 前記電気温水器に貯蔵された温水は適宜給水口から補給されることを特徴とする請求項2記載の給湯システム。
  5. さらに自然エネルギーを利用した発電機と、
    該発電機により発電した電力を前記電気温水器及び又は前記循環ポンプの補助電源として供給する手段とを備えることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の給湯システム。
  6. さらに前記水力発電機が発電した電力及び又は前記自然エネルギーを利用した発電機により発電された電力を蓄電する蓄電池を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の給湯システム。
  7. 前記電気温水器及び又は前記循環ポンプに必要な電力は深夜電力を電源とすることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の給湯システム。


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