JP2006307855A - 圧縮機メモリシステム、圧縮機情報ネットワークおよび保証管理方法 - Google Patents

圧縮機メモリシステム、圧縮機情報ネットワークおよび保証管理方法 Download PDF

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【課題】圧縮機メモリシステム、圧縮機情報ネットワークおよび保証管理方法を提供する。
【解決手段】圧縮機メモリシステムは、モジュールに接続した第1不揮発性メモリを有する圧縮機を包含する。モジュールはプロセッサおよび第2不揮発性メモリを有する。モジュールは圧縮機に取り付けられ、プロセッサは第1および第2不揮発性メモリにアクセスする。 圧縮機は、製造データを格納する不揮発性メモリを有する。 圧縮機情報ネットワークは、ローカルモジュールとリモートモジュールを包含する。ローカルモジュールは、第1不揮発性メモリを包含する。プロセッサは、第1不揮発性メモリおよび第2不揮発性メモリと通信する。リモートモジュールは、情報のデータベースを包含する。 保証管理方法は、圧縮機のために保証を提供し、該保証のもとに請求を受け取り、非揮発性メモリに格納したデータを検査し、および該検査に基づいて請求に応答することを包含する。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧縮機に関し、詳言すればメモリシステムを有する圧縮機に関する。
このセクションにおける論述は、単に本発明に関連した背景情報を提供し、従来技術を構成するものではない。
圧縮機は、所望の加熱または冷却作用を得るために、冷媒を冷凍、ヒートポンプ、HVACまたは冷却器システム(一般に「冷凍システム」と称する)内で循環させ、種々の工業的および住居向きの用途に用いられる。各々の用途において、圧縮機が首尾一貫且つ効率的な運転を得て冷凍システムが適正に機能することが望ましい。このために、圧縮機は、関連づけた保護・制御システムによって稼働させればよい。
保護・制御システムは、圧縮機または冷凍システムセンサによって発生した運転信号を監視し、且つ圧縮機または冷凍システム運転データを測定すればよい。例えば、保護・制御システムは、圧縮機または冷凍システムの過失が起こったか否かを決定してもよい。しかしながら、このようなデータは、保護・制御システムが向きを変えたりおよび/または保護・制御システムがもはや圧縮機と関連づけられていないと失われることになる。
特殊な保護・制御システムは、性能が異なる若干の違った圧縮機モデルおよびタイプと互換性を持っている。伝統的に据え付け時には、例えば、圧縮機モデル、タイプおよび容量に相当する数値定数を含む圧縮機特定データを保護・制御システムにロードすることが必要である。このような圧縮機データは、一般に圧縮機製造者によって公表され、且つ冷凍システム設計時に使用されている。この圧縮機データは、圧縮機および/または冷凍システムを制御、保護および/または診断するために、圧縮機の運転時に保護・制御システムによって使用されている。
圧縮機データを保護・制御システムにロードすることは、現場において設置者によって行われる追加のステップである。圧縮機データをロードする際に現場における設置者による過誤は、直ちに現れることがなく、将来の圧縮機または冷凍システムの運転に問題をもたらすかもしれない。さらに、保護・制御システムまたは圧縮機のいずれかが交換されるならば、圧縮機データを再ロードしなければならない。現場において、このような圧縮機データは、保護・制御システムと圧縮機とがもはや関連づけられていないと失われてしまう。
米国特許出願第11/059646号、公表第2005/0235660号
システムには、モジュールに接続した第1不揮発性メモリを有する圧縮機を備えるものを提供している。モジュールはプロセッサおよび第2不揮発性メモリを有する。第1不揮発性メモリは前記圧縮機と関連づけている。モジュールは、選択的に前記圧縮機に取り付けられ、且つ前記プロセッサは第1および第2不揮発性メモリにアクセスするように設定されている
他の特徴において、第1不揮発性メモリは、前記圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付けている。
他の特徴において、システムは、圧縮機の内部と外部とを電気的に接続させるために前記圧縮機に取り付けたコネクタブロックをさらに備え、且つ第1不揮発性メモリは前記コネクタブロックの中に埋め込まれる。
他の特徴において、システムは、第1不揮発性メモリを含むRFIDデバイスをさらに備える。
他の特徴において、第1不揮発性メモリは、圧縮機モデルタイプデータと、圧縮機の型番データと、圧縮機の容量データと、前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。
他の特徴において、第1不揮発性メモリは、圧縮機の材料勘定書データと、圧縮機の建造シートデータと、圧縮機の建造日時データと、圧縮機の建造プラントデータと、圧縮機の建造シフトデータと、圧縮機の建造組み立てラインデータと、圧縮機のインスペクタデータとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。
他の特徴において、第1不揮発性メモリは、圧縮機のエネルギ効率比データと、圧縮機の低電圧始動データと、圧縮機のワット数データと、圧縮機の最大電流データと、圧縮機の冷媒流れデータとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。
他の特徴において、第1不揮発性メモリは、圧縮機の据え付け場所データと、圧縮機の据え付け日時データと、圧縮機の設置者データと、圧縮機の購入場所データとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。
他の特徴において、第1不揮発性メモリは、圧縮機の修理日時データと、圧縮機の修理タイプデータと、圧縮機の修理パーツデータと、圧縮機のサービス技術者データとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。
他の特徴において、第1不揮発性メモリは、吸引圧力データと、吐出圧力データと、吸引温度データと、吐出温度データと、電流データと、電圧データと、環境温度データと、圧縮機モータ温度データと、圧縮エレメント温度データと、圧縮機軸受温度データと、オイル温度データと、圧縮機制御データとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。
他の特徴において、第1不揮発性メモリは、凝縮器温度データと、蒸発器温度データとの少なくとも一方を含む冷凍システムデータを格納する。
他の特徴において、第1不揮発性メモリは圧縮機の過失履歴データを格納する。
他の特徴において、システムは、第1不揮発性メモリに書き込むデータおよび/または第1不揮発性メモリから読み取るデータを実行するためにモジュールに接続した通信デバイスを備える。
さらに、圧縮機には、該圧縮機に関連した製造データを格納する不揮発性メモリを有するものを提供している。
他の特徴において、不揮発性メモリは、圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付ける。
他の特徴において、圧縮機は、該圧縮機の内部と外部とを電気的に接続させるために該圧縮機に取り付けたコネクタブロックを有し、不揮発性メモリが該コネクタブロックの中に埋め込まれている。
他の特徴において、圧縮機は、第1不揮発性メモリを含むRFIDデバイスを有する。
他の特徴において、製造データは、前記圧縮機のモデルタイプデータと、前記圧縮機の型番データと、前記圧縮機の容量データと、前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる前記圧縮機の運転係数データとのうちの少なくともひとつを含む。
他の特徴において、製造データは、前記圧縮機の材料勘定書データと、前記圧縮機の建造シートデータと、前記圧縮機の建造日時データと、前記圧縮機の建造プラントデータと、前記圧縮機の建造シフトデータと、前記圧縮機の建造組み立てラインデータと、前記圧縮機のインスペクタデータとのうちの少なくともひとつを含む。
他の特徴において、製造データは、前記圧縮機のエネルギ効率比データと、前記圧縮機の低電圧始動データと、前記圧縮機のワット数データと、前記圧縮機の最大電流データと、前記圧縮機の冷媒流れデータとのうちの少なくともひとつを含む。
方法は、不揮発性メモリを有する圧縮機のために提供される。この方法は、不揮発性メモリの中に前記圧縮機に関連した製造データを格納することを含んでいる。
他の特徴において、不揮発性メモリの中に圧縮機に関連した製造データを格納することは、圧縮機の中に埋め込まれるかまたはタンパー耐性ハウジング内で圧縮機に貼り付けられる不揮発性メモリの中に製造データを格納することを含む。
他の特徴において、不揮発性メモリの中に圧縮機に関連した製造データを格納することは、圧縮機に取り付けたコネクタブロックの中に埋め込まれた不揮発性メモリの中に製造データを格納することを含み、該コネクタブロックは圧縮機の内部と外部とを電気的に接続させる。
他の特徴において、不揮発性メモリの中に圧縮機に関連した製造データを格納することは、RFIDデバイスの不揮発性メモリの中に製造データを格納することを含む。
他の特徴において、製造データを格納することは、圧縮機のモデルタイプデータと、圧縮機の型番データと、圧縮機の容量データと、圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機の運転係数データとのうちの少なくともひとつを格納することを含む。
他の特徴において、製造データを格納することは、圧縮機の材料勘定書データと、圧縮機の建造シートデータと、圧縮機の建造日時データと、圧縮機の建造プラントデータと、圧縮機の建造シフトデータと、圧縮機の建造組み立てラインデータと、圧縮機のインスペクタデータとのうちの少なくともひとつを格納することを含む。
他の特徴において、製造データを格納することは、圧縮機のエネルギ効率比データと、圧縮機の低電圧始動データと、圧縮機のワット数データと、圧縮機の最大電流データと、圧縮機の冷媒流れデータとのうちの少なくともひとつを格納することを含む。
方法には、第2不揮発性メモリおよび運転メモリのうちの少なくとも一方と関連づけたプロセッサを用いて、圧縮機と関連づけた第1不揮発性メモリにアクセスすることを含むことを提供している。また、この方法は、第2不揮発性メモリおよび/または第1不揮発性メモリの中の運転メモリから圧縮機データを格納し、且つ圧縮機性能を評価するために第1不揮発性メモリの中の圧縮機データにアクセスすることを含む。
他の特徴において、第1不揮発性メモリにアクセスすることは、圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付けた第1不揮発性メモリにアクセスすることを含む。
他の特徴において、方法は、コネクタブロックを経て前記圧縮機の内部と外部を電気的に接続することをさらに含み、第1不揮発性メモリにアクセスすることはコネクタブロックの中に埋め込んだ第1不揮発性メモリにアクセスすることを含む。
他の特徴において、第1不揮発性メモリにアクセスすることは、RFIDデバイスの第1不揮発性メモリにアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機データを格納することは、圧縮機モデルタイプデータと、圧縮機の型番データと、圧縮機の容量データと、前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データとのうちの少なくともひとつを格納することを含む。
他の特徴において、圧縮機データを格納することは、前記圧縮機と関連づけた数値定数からなる圧縮機運転係数データを格納することを含み、該方法は、圧縮機の数値定数に基づいて圧縮機運転データを算出することをさらに含む。
他の特徴において、圧縮機データを格納することは、圧縮機の材料勘定書データと、圧縮機の建造シートデータと、圧縮機の建造日時データと、圧縮機の建造プラントデータと、圧縮機の建造シフトデータと、圧縮機の建造組み立てラインデータと、圧縮機のインスペクタデータとのうちの少なくともひとつを格納することを含む。
他の特徴において、圧縮機データを格納することは、圧縮機のエネルギ効率比データと、圧縮機の低電圧始動データと、圧縮機のワット数データと、圧縮機の最大電流データと、圧縮機の冷媒流れデータとのうちの少なくともひとつを格納することを含む。
他の特徴において、圧縮機データを格納することは、圧縮機の据え付け場所データと、圧縮機の据え付け日時データと、圧縮機の設置者データと、圧縮機の購入場所データとのうちの少なくともひとつを格納することを含む。
他の特徴において、圧縮機データを格納することは、圧縮機の修理日時データと、圧縮機の修理タイプデータと、圧縮機の修理パーツデータと、圧縮機のサービス技術者データとのうちの少なくともひとつを格納することを含む。
他の特徴において、圧縮機データを格納することは、吸引圧力データと、吐出圧力データと、吸引温度データと、吐出温度データと、電流データと、電圧データと、環境温度データと、圧縮機モータ温度データと、圧縮エレメント温度データと、圧縮機軸受温度データと、オイル温度データと、圧縮機制御データとのうちの少なくともひとつを格納することを含む。
他の特徴において、方法は、第2不揮発性メモリおよび/または第1不揮発性メモリの中の前記運転メモリから冷凍システムデータを格納することをさらに有し、冷凍システムデータを格納することは、凝縮器温度データと蒸発器温度データとの少なくとも一方を格納することを含む。
他の特徴において、圧縮機データを格納することは、圧縮機の過失履歴データを格納することを含む。
さらに、プロセッサおよび第1不揮発性メモリを含む取り外し可能なモジュールを有する圧縮機のための性能評価方法を提供している。この方法は、圧縮機と関連づけた第2不揮発性メモリの中に格納された圧縮機データにアクセスし、且つ圧縮機データを評価して圧縮機性能を決定することを含む。
他の特徴において、第2不揮発性メモリの中に格納された圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で圧縮機に貼り付けた第2不揮発性メモリにアクセスすることを含む。
他の特徴において、方法は、コネクタブロックを経て前記圧縮機の内部と外部を電気的に接続することをさらに含み、該圧縮機データにアクセスすることは、コネクタブロックの中に埋め込んだ第2不揮発性メモリにアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機データにアクセスすることは、RFIDデバイスの第2不揮発性メモリにアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機モデルタイプデータと、圧縮機の型番データと、圧縮機の容量データと、前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の材料勘定書データと、圧縮機の建造シートデータと、圧縮機の建造日時データと、圧縮機の建造プラントデータと、圧縮機の建造シフトデータと、圧縮機の建造組み立てラインデータと、圧縮機のインスペクタデータとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機のエネルギ効率比データと、圧縮機の低電圧始動データと、圧縮機のワット数データと、圧縮機の最大電流データと、圧縮機の冷媒流れデータとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の据え付け場所データと、圧縮機の据え付け日時データと、圧縮機の設置者データと、圧縮機の購入場所データとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の修理日時データと、圧縮機の修理タイプデータと、圧縮機の修理パーツデータと、圧縮機のサービス技術者データとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機データにアクセスすることは、吸引圧力データと、吐出圧力データと、吸引温度データと、吐出温度データと、電流データと、電圧データと、環境温度データと、圧縮機モータ温度データと、圧縮エレメント温度データと、圧縮機軸受温度データと、オイル温度データと、圧縮機制御データとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、方法は、圧縮機に関連づけた第2不揮発性メモリから冷凍システムデータにアクセスすることをさらに含み、凝縮器温度データと、蒸発器温度データとの少なくとも一方にアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の過失履歴データにアクセスすることを含む。
さらに、システムには、複数のローカルモジュールと通信動作可能なリモートモジュールを含むことを提案している。各々のローカルモジュールは、プロセッサおよび該プロセッサと関連づけた第1不揮発性メモリを含む。プロセッサは、第1不揮発性および該プロセッサと関連づけた第2不揮発性メモリと通信する。リモートモジュールは、第2不揮発性メモリからコピーした情報のデータベースを含む。
他の特徴において、第2不揮発性メモリは、圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で圧縮機に貼り付ける。
他の特徴において、システムは、圧縮機の内部と外部を電気的に接続させるために前記圧縮機に取り付けたコネクタブロックをさらに備え、第2不揮発性メモリは前記コネクタブロックの中に埋め込んでいる。
他の特徴において、システムは、第2不揮発性メモリを含むRFIDデバイスをさらに備える。
他の特徴において、ローカルモジュールは、選択的に圧縮機に取り付けられる。
他の特徴において、ローカルモジュールは、保護・制御システム、システムコントローラまたはハンドヘルド計算デバイスのひとつである。
他の特徴において、リモートモジュールは、コンピュータネットワークを経由して接続されている。
他の特徴において、圧縮機は、該圧縮機の内部と外部を電気的に接続させるために圧縮機に取り付けたコネクタブロックを有する。第2不揮発性メモリは、コネクタブロックの中に埋め込まれている。
他の特徴において、第2不揮発性メモリは、圧縮機モデルタイプデータと、圧縮機の型番データと、圧縮機の容量データと、前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。ローカルモジュールは、データベースに格納するために圧縮機特定データをリモートモジュールに送信する。
他の特徴において、第2不揮発性メモリは、圧縮機の材料勘定書データと、圧縮機の建造シートデータと、圧縮機の建造日時データと、圧縮機の建造プラントデータと、圧縮機の建造シフトデータと、圧縮機の建造組み立てラインデータと、圧縮機のインスペクタデータとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。ローカルモジュールは、データベースに格納するために圧縮機特定データをリモートモジュールに送信する。
他の特徴において、第2不揮発性メモリは、圧縮機のエネルギ効率比データと、圧縮機の低電圧始動データと、圧縮機のワット数データと、圧縮機の最大電流データと、圧縮機の冷媒流れデータと、のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。ローカルモジュールは、データベースに格納するために圧縮機特定データをリモートモジュールに送信する。
他の特徴において、第2不揮発性メモリは、圧縮機の据え付け場所データと、圧縮機の据え付け日時データと、圧縮機の設置者データと、圧縮機の購入場所データとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。ローカルモジュールは、データベースに格納するために圧縮機特定データをリモートモジュールに送信する。
他の特徴において、第2不揮発性メモリは、圧縮機の修理日時データと、圧縮機の修理タイプデータと、圧縮機の修理パーツデータと、圧縮機のサービス技術者データとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。ローカルモジュールは、データベースに格納するために圧縮機特定データをリモートモジュールに送信する。
他の特徴において、第2不揮発性メモリは、吸引圧力データと、吐出圧力データと、吸引温度データと、吐出温度データと、電流データと、電圧データと、環境温度データと、圧縮機モータ温度データと、圧縮エレメント温度データと、圧縮機軸受温度データと、オイル温度データと、圧縮機制御データとのうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する。ローカルモジュールは、データベースに格納するために圧縮機特定データをリモートモジュールに送信する。
他の特徴において、第2不揮発性メモリは、凝縮器温度データと、蒸発器温度データとの少なくとも一方を含む冷凍システムデータを格納する。ローカルモジュールは、データベースに格納するために冷凍システムデータをリモートモジュールに送信する。
他の特徴において、第2不揮発性メモリは圧縮機過失履歴データを格納する。ローカルモジュールは、データベースに格納するために圧縮機過失履歴データをリモートモジュールに送信する。
さらに、圧縮機性能の評価方法は、複数のローカルモジュールと通信するリモートモジュールのために提供している。この方法は、各々のローカルモジュールのために、第2不揮発性メモリおよび/または運転メモリと関連づけたプロセッサを用いて、圧縮機と関連づけた第1不揮発性メモリにアクセスし、且つ第2不揮発性メモリおよび/または第1不揮発性メモリの中の運転メモリから圧縮機データを格納することを含む。また、この方法は、リモートモジュールのために、各々の第1不揮発性メモリの中の前記圧縮機データにアクセスし、圧縮機データをデータベースに格納し、且つ圧縮機性能を評価するためにデータベースにアクセスすることを含む。
他の特徴において、各々の第1不揮発性メモリの中の圧縮機データにアクセスすることは、コンピュータネットワークによって前記圧縮機データにアクセスすることを含む。
他の特徴において、リモートモジュールのために、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機モデルタイプデータと、圧縮機の型番データと、圧縮機の容量データと、前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、リモートモジュールのために、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の材料勘定書データと、圧縮機の建造シートデータと、圧縮機の建造日時データと、圧縮機の建造プラントデータと、圧縮機の建造シフトデータと、圧縮機の建造組み立てラインデータと、圧縮機のインスペクタデータとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、リモートモジュールのために、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機のエネルギ効率比データと、圧縮機の低電圧始動データと、圧縮機のワット数データと、圧縮機の最大電流データと、圧縮機の冷媒流れデータとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、リモートモジュールのために、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の据え付け場所データと、圧縮機の据え付け日時データと、圧縮機の設置者データと、圧縮機の購入場所データとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、リモートモジュールのために、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の修理日時データと、圧縮機の修理タイプデータと、圧縮機の修理パーツデータと、圧縮機のサービス技術者データとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、リモートモジュールのために、圧縮機データにアクセスすることは、吸引圧力データと、吐出圧力データと、吸引温度データと、吐出温度データと、電流データと、電圧データと、環境温度データと、圧縮機モータ温度データと、圧縮エレメント温度データと、圧縮機軸受温度データと、オイル温度データと、圧縮機制御データとのうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む。
他の特徴において、各々のローカルモジュールのために、方法は、第2不揮発性メモリおよび/または第1不揮発性メモリの中の運転メモリから冷凍システムデータを格納することをさらに含む。リモートモジュールのために、方法は、各々の第1不揮発性メモリの中の冷凍システムデータにアクセスし、且つデータベースの中に冷凍システムデータを格納することをさらに含む。
他の特徴において、リモートモジュールのために、冷凍システムデータにアクセスすることは、凝縮器温度データおよび蒸発機温度データの少なくとも一方にアクセスすることを含む。
他の特徴において、リモートモジュールのために、圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の過失履歴データにアクセスすることを含む。
さらに、方法は、不揮発性メモリを有する圧縮機に保証を提供し、保証のもとに請求を受け取り、不揮発性メモリの中に格納したデータを検査し、および検査に基づいて請求に応答することを含むことを提供している。
他の特徴において、不揮発性メモリに格納したデータを検査することは、圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で圧縮機に貼り付けた不揮発性メモリを検査することを含む。
他の特徴において、不揮発性メモリに格納したデータを検査することは、圧縮機の内部と外部との電気的接続を得るコネクタブロックの中に埋め込んだ不揮発性メモリを検査することを含む。
他の特徴において、不揮発性メモリに格納したデータを検査することは、RFIDデバイスの中の不揮発性メモリを検査することを含む。
他の特徴において、保証を提供することは、圧縮機が交換または修理されうる諸条件を提供することを含む。
他の特徴において、保証を提供することは圧縮機の誤使用を定義することを含む。請求に応答することは、データに基づいて圧縮機誤使用を決定し、そして該データが圧縮機誤使用を指摘するときに圧縮機を交換または修理することを拒否することを含む。
他の特徴において、誤使用を定義することは、圧縮機について許容運転範囲を定義することを含み、且つ圧縮機誤使用を決定することはデータを許容運転範囲と比較することを含む。
他の特徴において、許容運転範囲を定義することは、冷媒レベル範囲と、冷媒圧力範囲と、冷媒温度範囲と、電流範囲と、電圧範囲と、環境温度範囲と、圧縮機モータ温度範囲と、圧縮機軸受温度範囲と、オイル温度データ範囲とのうちの少なくともひとつを定義することを含む。
他の特徴において、保証を提供することは前記圧縮機の誤使用を定義することを含む。請求に応答することは、データおよび保証に基づいて圧縮機誤使用を決定し、そしてデータが圧縮機誤使用を示していないときに圧縮機を交換または修理することを含む。
他の特徴において、請求に応答することは、データが圧縮機が機能していることを示すときに圧縮機を交換または修理することを拒否することを含む。
他の特徴において、請求に応答することは、検査に基づいて圧縮機の機能不良の原因を決定し、該決定に基づいて圧縮機を修理することを含む。
他の特徴において、データを検査することは、圧縮機モデルタイプデータと、圧縮機の型番データと、圧縮機の容量データと、前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データとのうちの少なくともひとつを検査することを含む。
他の特徴において、データを検査することは、圧縮機の材料勘定書データと、圧縮機の建造シートデータと、圧縮機の建造日時データと、圧縮機の建造プラントデータと、圧縮機の建造シフトデータと、圧縮機の建造組み立てラインデータと、圧縮機のインスペクタデータとのうちの少なくともひとつを検査することを含む。
他の特徴において、データを検査することは、圧縮機のエネルギ効率比データと、圧縮機の低電圧始動データと、圧縮機のワット数データと、圧縮機の最大電流データと、圧縮機の冷媒流れデータとのうちの少なくともひとつを検査することを含む。
他の特徴において、データを検査することは、圧縮機の据え付け場所データと、圧縮機の据え付け日時データと、圧縮機の設置者データと、圧縮機の購入場所データとのうちの少なくともひとつを検査することを含む。
他の特徴において、データを検査することは、圧縮機の修理日時データと、圧縮機の修理タイプデータと、圧縮機の修理パーツデータと、圧縮機のサービス技術者データとのうちの少なくともひとつを検査することを含む。
他の特徴において、データを検査することは、吸引圧力データと、吐出圧力データと、吸引温度データと、吐出温度データと、電流データと、電圧データと、環境温度データと、圧縮機モータ温度データと、圧縮エレメント温度データと、圧縮機軸受温度データと、オイル温度データと、圧縮機制御データとのうちの少なくともひとつを検査することを含む。
他の特徴において、データを検査することは、凝縮器温度データと、蒸発器温度データとの少なくとも一方を検査することを含む。
他の特徴において、データを検査することは、圧縮機の過失履歴データを検査することを含む。
さらに、方法は、不揮発性メモリを有する圧縮機を保証し、該圧縮機の修理または交換のための請求を受け取り、該圧縮機が誤使用されたかどうかを決定するために前記不揮発性メモリに格納したデータにアクセスし、該データが圧縮機を誤使用したことを示すときに圧縮機を修理または交換することを拒否し、およびデータが圧縮機を誤使用していなかったことを指摘するときに圧縮機を修理または交換することを含む。
他の特徴において、不揮発性メモリの中のデータにアクセスすることは、圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で圧縮機に貼り付けた不揮発性メモリにアクセスすることを含む。
他の特徴において、不揮発性メモリの中のデータにアクセスすることは、圧縮機の内部と外部との電気的接続を得るコネクタブロックの中に埋め込んだ不揮発性メモリにアクセスすることを含む。
他の特徴において、不揮発性メモリの中のデータにアクセスすることは、RFIDデバイスの中の不揮発性メモリにアクセスすることを含む。
他の特徴において、圧縮機を保証することは、圧縮機誤使用を定義することを含む。
他の特徴において、圧縮機誤使用を定義することは、圧縮機について許容運転範囲を定義することを含む。
他の特徴において、許容運転範囲を定義することは、冷媒レベル範囲と、冷媒圧力範囲と、冷媒温度範囲と、電流範囲と、電圧範囲と、環境温度範囲と、圧縮機モータ温度範囲と、圧縮機軸受温度範囲と、オイル温度データ範囲とのうちの少なくともひとつを定義することを含む。
他の特徴において、圧縮機が誤使用されたかどうかを決定するために不揮発性メモリに格納したデータにアクセスすることは、該データを許容運転範囲と比較し、そして圧縮機が該比較に基づいて誤使用されたかどうかを決定することを含む。
さらなる領域および用途は、本明細書に提示された説明から明らかになるであろう。その説明および特定の実例は、単に例示のためだけであって本発明の範囲を限定するつもりでないことを理解されるべきである。
以下の説明は本質的に単なる実例であって、本開示、出願または用途を限定するものではない。図面、対応する参照番号は、終始、類似または対応する部品および特徴を示すことが理解されるべきである。
本明細書で用いられるように、モジュール、制御モジュールおよびコントローラという用語は1または2以上の次のものを参照している。特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、1または2以上のソフトウェアまたはファームウェアプログラムを実行するプロセッサ(共用、専用またはグループ)およびメモリ、記述した機能性を提供する組合せ論理回路または他の適当なコンポーネント。さらに、本明細書で用いられるように、コンピュータ読み込み可能なメディアは、コンピュータ用のデータを格納できる何らかのメディアのことを示唆している。コンピュータ読み込み可能なメディアには、CD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ、データを格納できる他の磁気メディア、メモリ、RAM、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、パンチカード類、ディップスイッチ類またはコンピュータ用のデータを格納できる何らかの他のメディアを含むけれども、これらに限定されるものではない。
保護・制御システムは、圧縮機または冷凍システムのセンサによって発生した運転信号をモニターでき、圧縮機または冷凍システムの運転データを測定できる。保護・制御システムは、2005年2月16日に出願した本出願人の普通所有の米国特許出願第11/059646号、公表第2005/0235660号に開示されたタイプのものでよく、その開示は参照によって本明細書に組み入れられている。しかしながら、他の適当なシステムを用いてもよいことも理解される。
保護・制御システムは、情報伝達的に圧縮機と接続され、且つ物理的に圧縮機に設置されうるが、該圧縮機から分離も可能である。保護・制御システムは、圧縮機から取り外しまたは分離できる限りにおいて該圧縮機から物理的に分離できる。例えば、保護・制御システムは交換または修理でき、そして圧縮機に再設置できる。
保護・制御システムは、圧縮機および/または冷凍システムの運転を監視できる。例えば、保護・制御システムは、圧縮機の運転モードを決定でき、且つ条件が好ましくないときに稼動を制限することによって圧縮機を保護できる。さらに、保護・制御システムは、圧縮機または冷凍システムの故障が発生したか否かを決定できる。
図1から図4に関して、圧縮機10は、頂部に溶接止めやボルト止めのキャップ14および底部に溶接止めやボルト止めのベース16を有する通常円筒形の気密または半気密の外殻12を備えていてもよい。キャップ14およびベース16は、圧縮機10のインテリアボリューム18を定めるように外殻12に取り付ければよい。キャップ14は吐出継手20を備え、一方、外殻12は、通常、キャップ14とベース16との間に配置した入口継手22を同様に備えていてもよい。端子箱カバー32を有する端子箱30は、外殻12に取り付ければよい。
端子箱30には、保護・制御システム34を収容できる。保護・制御システム34は、保護・制御システムハウジング36と、プロセシング回路機構42を有する集積回路(IC)40とを有していてもよい。保護・制御システム34は、プロセッサ39のようなデータ処理手段を含むプロセシング回路機構42を包含していてもよい。プロセッサ39は、中央処理装置(CPU)またはマイクロプロセッサであればよい。また、プロセシング回路機構42は、ランダムアクセスメモリ(RAM)41と、読取り専用メモリ(ROM)43のような不揮発性メモリとを有していればよい。その代わりに、データ処理手段は、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、組合せ論理回路、または記述した機能性を提供しうる他の適当なコンポーネントによって実用化されてもよい。
保護・制御システム34は、本明細書に記述した方法で実行するためにROM43に格納した操作プログラムによって稼動させてもよい。RAM41は、保護・制御システム34の稼動時に動作メモリとして機能すればよい。プロセッサ39は、RAM41およびROM43のいずれにもアクセスできる。
保護・制御システムハウジング36は、ハウジング表面部およびハウジング背面部を有していればよい。保護・制御システム34は、気密コネクタブロック44によって嵌め合い受容され、該ブロックは端子箱30内に配置され且つ圧縮機外殻12に強固に取り付ければよい。気密コネクタブロック44は、以下でより詳細に説明するように、電力導体47を経て圧縮機モータ(図示しない)に電力を送電しながら、圧縮機10の密閉性を維持することができる。保護・制御システム34は、外殻12に溶接するかまたは他の方法で強固に取り付ける2本のスタッド49を用いて外殻12に設置すればよい。
埋め込み型メモリシステム45は、圧縮機10中に埋め込んだ不揮発性メモリ46を有していてもよい。特に、不揮発性メモリ46は、気密コネクタブロック44中に埋め込まれるとよい。メモリシステム45は、不揮発性メモリ46とインターフェイス接続されるメモリコネクタ48を有していてもよい。不揮発性メモリ46は、例えば、圧縮機モデル、タイプおよび容量に対応する数値定数を含む圧縮機特定データを有していればよい。換言すれば、ある一定の圧縮機系統またはID情報は、不揮発性メモリ46の中に格納されている。
不揮発性メモリ46は、圧縮機10の全運転寿命間にわたって、圧縮機10に取り付けられるかまたは埋め込まれた気密コネクタブロック44の中に留まっていればよい。このように、圧縮機が異なる位置に動かされ、修理のために製造者に戻されまたは異なる保護・制御システムで使用されるか否かにかかわらず、圧縮機特定データは圧縮機10とともに留まり、不揮発性メモリ46の中に格納されている。
その代わりに、不揮発性メモリ46は、圧縮機10においてタンパー耐性ハウジングかどこか他に位置させてもよい。例えば、不揮発性メモリ46は、端子箱30または端子箱カバー32中に埋め込むかまたはそれらに取り付けたタンパー耐性ハウジング内にある。さらに、不揮発性メモリ46は、圧縮機外殻12中に埋め込むかまたは圧縮機10のインテリアボリューム18内に位置させればよい。不揮発性メモリ46は、ユーザ、顧客、修理者または技術者が通常近づきにくい適当な場所に位置させればよい。タンパー耐性ハウジングは、圧縮機10に貼り付けるか接着するかあるいは何らかの方法で取り付けた密閉パッケージを有し、且つ不揮発性メモリを隔離および保護する態様で収納するように設定させればよい。さらに、不揮発性メモリ46は、プロセシング回路機構42における保護・制御システム34内に位置させてもよい。
不揮発性メモリ46は、気密コネクタブロック44、端子箱30、端子箱カバー32のような圧縮機コンポーネントまたは隔離且つタンパー耐性方式で不揮発性メモリ46を維持する他の適当なコンポーネントにインモールドされてもよい。このようにして、不揮発性メモリ46は、圧縮機10の運転寿命間に該圧縮機とともに留まっている。
気密コネクタブロック44は、不揮発性メモリ46と通信するメモリコネクタ48とともに設定されてもよい。このようにして、不揮発性メモリ46は、メモリコネクタ48を経由して読み出しまたは書き込みすることができる。図3に示すように、メモリコネクタ48は8ピンコネクタを有していてもよい。しかしながら、より多いかまたはより少ない本数のピンを有する他のコネクタ構成を用いてもよい。さらに、不揮発性メモリ46とのインターフェイスを設定するために他のタイプのコネクタを使用してもよい。例えば、直列データ接続を不揮発性メモリ46によって行ってもよい。さらに、不揮発性メモリ46と通信させるためにRFIDデバイスのようなワイヤレスデバイスを使用してもよい。
一例として、不揮発性メモリ46は、2キロバイトまたは4キロバイトの消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)チップまたは電気的消去可能書き込み可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)チップであればよい。フラッシュメモリ、磁気メディア、光学メディアまたはデータを格納するのに適した他の不揮発性メモリを含む他のタイプおよび他のサイズのメモリデバイスを使用してもよい。さらに、RFIDデバイスを用いてもよい。RFIDデバイスは不揮発性メモリを含み、且つデータをワイヤレスで通信することができる。RFIDデバイスを用いるならば、メモリコネクタ48は、RFIDデバイスと通信できるワイヤレスデータ通信デバイスであればよい。
本明細書で用いるように、不揮発性メモリ46には、EPROMやEEPROMのように、電力が供給されないときにデータ内容を記憶しているメモリを引き合いに出すつもりである。さらに、不揮発性メモリは、独立の電源とともに設定されてデータを記憶する在来の揮発性メモリを含んでいてもよい。例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)が用いられ、圧縮機10の期待運転寿命よりも長い期待電池寿命を有するバッテリのような独立の電源を有する圧縮機10中に埋め込まれていてもよい。
IC40は、保護・制御システム34を気密コネクタブロック44に取り付けたときに、ICコネクタ50がメモリコネクタ48によって嵌め合い受容されるように該ICコネクタとともに設定されてもよい。このようにして、不揮発性メモリ46は、ICコネクタ50およびメモリコネクタ48を経由してプロセシング回路機構42と通信できる。プロセシング回路機構42は、不揮発性メモリ46から読み出しまたは書き込みできる。
不揮発性メモリ46は、メモリコネクタ48および保護・制御システム34またはメモリコネクタ48に接続した他のデバイスから電力を受け入れればよい。このようにして、不揮発性メモリ46は、独立した電源を必要とするものではない。
気密コネクタブロック44は、圧縮機モータ(図示しない)のような内部の圧縮機コンポーネントと電気的に接続した3本の電力導体47とともに設定されてもよい。三相電力が、端子箱30によって受容される電力コード52を経由して圧縮機10に送電される。電力コード52は、ハウジング36の表面の孔37を介して3本の導電スタッド54の端部に取り付ければよい。気密コネクタブロック44は3本の導電スタッド54を受け入れてもよい。3本の導電スタッド54の各々は、電力コード52によって送電される三相電力の個々の相に接続すればよい。設置時には、電力導体47の各々の孔が3本の導電スタッド54のひとつを受け入れうるように、電力導体47を曲げればよい。このようにして、電力導体47は導電スタッド54に電気的に接続され、且つ三相電力を電力コード52から圧縮機10へ送電している。
圧縮機10への三相電力の送電を記述しているが、その代わりに圧縮機10が単相電力を受け入れてもよい。さらに、圧縮機10へ電力を送電するための何らかの他のシステムを使用してもよい。
また、少なくとも1本の導電スタッド54を経てIC40およびプロセシング回路機構42へ電力が送電されてもよい。圧縮機10は三相電力で動かされるにしても、IC40およびプロセシング回路機構42は導電スタッド54の1本からの単相電力によって動かされてもよい。
プロセシング回路機構42は、圧縮機または冷凍システムセンサによって発生した種々の運転信号を受け入れることができる。プロセシング回路機構42は、圧縮機または冷凍システムの運転データを測定または導き出してもよい。電流センサ56はIC40に設置され、且つ圧縮機10によって引き出された電流量に対応する電流信号を発生してもよい。プロセシング回路機構42は、電流センサ56によって発生した電流信号を監視すればよい。通常、圧縮機によって引き出された電流レベルは、該圧縮機の現時点負荷に相当する。圧縮機10によって引き出された電流は、通常、圧縮機10の現時点負荷が増大すると増加する。
追加の圧縮機センサは、圧縮機外殻12内に設置すればよい。このような内部圧縮機センサは、モータ温度センサ、吐出ライン温度センサ、吸入圧力センサなどを含んでいてもよい。別の気密コネクタブロック58は、圧縮機外殻12に強固に取り付けられ、且つ内部圧縮機センサの各々に接続した導電端子60とともに設定されてもよい。プロセシング回路機構42は、内部圧縮機センサによって発生した運転信号を受け入れてもよい。また、プロセシング回路機構42は、圧縮機10の外部の追加のシステムまたは圧縮機センサからの追加の運転信号を受け入れてもよい。種々の運転信号に基づいて、プロセシング回路機構42は、圧縮機10の運転モードを決定し、且つ圧縮機またはシステムの過失警告を発生することができる。
保護・制御システム34は、ハウジング36の表面の孔63を経てプロセシング回路機構42に接続した通信端末62とともに設定されてもよい。通信端末62は、多数のネットワーク/通信デバイスに接続すればよい。以下でより詳細に且つ2005年2月16日に出願した本出願人の普通所有の米国特許出願第11/059646号、公表第2005/0235660号に記述したように、通信端末62は、ハンドヘルド計算デバイス、システムコントローラまたは他の適当な通信/ネットワークデバイスに接続して通信操作が可能である。
次に図5を参照すると、メモリシステム45用のデータアクセス制御アルゴリズムを例示するフローチャートを示している。平常の運転の前に、メモリシステム45は、グループ分けのステップ98において圧縮機特定データを含む初期設定データでロードされてもよい。圧縮機10が最初に組み立てられ且つメモリシステム45とともに設定されると、例えば、圧縮機製造者がステップ100において圧縮機特定データをロードすればよい。この圧縮特定データは、メモリシステム45を関連づける特定の圧縮機10に関係した製造データを含んでいてもよい。
例えば、初期設定データは、圧縮機モデル、型番および容量サイズを含んでいてもよい。圧縮機の材料の勘定書すなわち個々のコンポーネントすべての部品番号のリストもまた、メモリシステム45にロードしてもよい。また、建造シートすなわち圧縮機10の組み立てで実施される一連の作業をロードしてもよい。また、日付、シフト、プラント、組み立てラインおよび圧縮機10を建造および検査したインスペクタに関するデータをロードしてもよい。
また、圧縮機特定データは、圧縮機製造者によってメモリシステム45にロードされた試験データ情報を含んでいてもよい。試験データはエネルギ効率比を含んでいてもよく、これは圧縮機の英国熱量単位(BTU)/時を入力電力(ワット)に関係づける。また、試験データは、低電圧始動数を含んでいてもよく、これは圧縮機10が始動しうる最低のライン電圧を意味する。また、試験データは、圧縮機10に入力される電力に関連したワット数を含んでいてもよい。また、試験データは、最大負荷で圧縮機10が引き出す最大電流を含んでいてもよい。また、試験データは、所定の試験条件下で冷媒流れ量を含んでいてもよい。
また、圧縮機特定データは、圧縮機の運転係数データを含んでいてもよい。各々の圧縮機10は、ある一定の計算および運転データ測定を行うときに保護・制御システム34によって使用されるべきある一定の圧縮機特定の数値定数と関連づけられている。例えば、2005年2月16日に出願した本出願人の普通所有の米国特許出願第11/059646号、公表第2005/0235660号に開示されたように、保護・制御システム34は、他の冷凍システムコンポーネントについてデータを計算するために圧縮機特定の数値定数を使用してもよい。
例えば、保護・制御システム34は、次の数1の式に基づいて凝縮器温度または蒸発器温度を決定してもよい。
Figure 2006307855
(式中、P は圧縮機出力、TCONDは凝縮器温度, TEVAPは蒸発器温度、C0 〜C9 は特定の圧縮機モデルおよび容量サイズに特有の定数である)
同様に、保護・制御システムは、次の数2の式に従って圧縮機容量を決定してもよい。
Figure 2006307855
(式中、X は圧縮機容量、TCONDは凝縮器温度, TEVAPは蒸発器温度、Y0〜Y9 は特定の圧縮機モデルおよびサイズに特有の定数である)
数値定数C0 〜C9 およびY0〜Y9 は、伝統的に圧縮機製造者によって公表され且つ圧縮機が現場に据え付けられたときに保護・制御システム34にロードされており、圧縮機10が建造されたときに圧縮機製造者によってメモリシステム45の不揮発性メモリ46にプリロードされてもよい。このようにして、圧縮機特定データはメモリシステム45にロードされ、それによって現場における設置者の据え付け負担を軽減し且つ据え付けエラーの可能性を最小化する。
圧縮機に接続した特定の冷凍システムに関連した情報は、ステップ102においてシステム製造者によってメモリシステム45にロードされてもよい。例えば、冷凍システム製造者は、圧縮機製造者によって圧縮機特定情報がロードされたメモリシステム45とともに設定された圧縮機10を受け取ってもよい。その時に、冷凍システム製造者は、例えば蒸発器または凝縮器を有する冷凍システムの中にコンポーネントとして圧縮機10を用いることができる。冷凍システム製造者は、メモリシステム45の中に、コンポーネントモデルのような冷凍システム情報と、蒸発器および凝縮器のようなシステムコンポーネントについての型番情報をロードすることができる。
据え付けデータは、ステップ104において圧縮機が現場で据え付けられるときに設置者によってメモリシステム45にロードされてもよい。上記で記述したように、メモリシステム45は、メモリコネクタ48とともに設定される。現場において、メモリシステム45は、メモリコネクタ48に直接接続したハンドヘルドデバイスで設置者によってアクセスすることができる。その代わりに、メモリシステム45は、保護・制御システム34が据え付けられた後にアクセスされてもよい。このような場合には、設置者は、保護・制御システム34の通信端末62に接続したハンドヘルドデバイスでメモリシステム45にアクセスすればよい。このようにして、メモリシステム45は、通信端末62、プロセシング回路機構42、ICコネクタ50およびメモリコネクタ48を経由してハンドヘルドデバイスによってアクセス可能である。同様に、メモリシステム45は、保護・制御システム34の通信端末62に接続した他のデバイスによってアクセスされてもよい。
メモリシステム45にロードされた据え付けデータは、据え付け場所、据え付け日付、設置者の名称および圧縮機10を購入したディーラを含んでいてもよい。さらに、据え付けに続いて、圧縮機10がいつか保守点検されるならば、サービス説明書および交換パーツのようなサービス情報が、同様にその時にメモリシステム45にロードされてもよい。
続いて図5に関して、圧縮機10がいったん現場位置に設置されると、圧縮機10は、グループ化ステップ106において平常運転に入ることができる。平常運転サイクルは、一般に、グループ化ステップ106に示されている。平常運転106時に、圧縮機10はステップ108で稼動機能を実行できる。平常運転時に、保護・制御システム34は、圧縮機または冷凍システムセンサによって発生した運転信号を監視し、且つ圧縮機または冷凍システム運転データを発生することができる。保護・制御システム34は、圧縮機10について運転モードを決定し、且つ圧縮機または冷凍システムの過失が起こっているか否かを決定してもよい。
平常運転時に、保護・制御システム34は、ステップ110において運転データをメモリシステム45に書き込んでもよい。2キロバイトまたは4キロバイトのEEPROMを用いるメモリシステム45において、稼動の直近2〜3分についての運転データをメモリシステム45に格納してもよい。より多くのメモリ量を有するメモリシステム45を使用するならば、より長い期間の運転データを格納することができる。運転データの格納に割り当てたメモリがフルになると、保護・制御システム34はまず最も古い運転データを消していってもよい。さらに、保護・制御システム34は、運転データを格納するために割り当てたメモリをディスクリートセグメントに分割してもよい。割り当てたメモリがフルになると、最も古いセグメントが消され、そしてより新しい運転データで再書き込みされることになる。
メモリシステム45に書き込まれた運転データは、圧縮機、冷凍システムまたは保護・制御システム34によって監視されるかまたは発生したいくつかの所定の信号およびパラメータを含んでいてもよい。例えば、運転データは、引き出された電流、圧縮機の電圧、環境温度、吐出ライン温度、吸い込みライン温度、圧縮機モータ巻線温度、圧縮エレメント温度、軸受温度、オイル温度、吐出ライン圧力、吸い込みライン圧力などを含んでいてもよい。また、運転データは、凝縮器温度および蒸発器温度のような冷凍システムデータを含んでいてもよい。また、運転データは、冷却ないし加熱、解凍命令などについての冷凍システムコールのような冷凍システム通信入力を含んでいてもよい。
また、過失履歴データもメモリシステム45に格納されてもよい。保護・制御システム34は、ステップ112において圧縮機10またはシステムの過失が起こっているか否かを決定することができる。過失が起こっていると、保護・制御システム34は、ステップ114においてメモリシステム45中の過失履歴データを更新することができる。過失履歴データは、直近の過失の日付、時間およびタイプに関連した情報を含んでいてもよい。例えば、7日間の過失履歴をメモリシステム45に格納してもよい。最終過失の圧縮機モータ温度、最終過失電圧または電流、最終過失オイルレベル、最終過失のサイクル数などのような最終過失に関連した情報をメモリシステム45に格納してもよい。
ステップ116において、保護・制御システム34は、メモリシステムデータについての要求が通信端末62に接続したデバイスによってなされたか否かを決定することができる。デバイスがメモリシステム45から通信端末62を経由してデータを要求すると、保護・制御システム34は、メモリシステム45からの要求データを検索し、ステップ118において通信端末62を経由してそれを要求デバイスに提供する。それから、保護・制御システム34は、ステップ108に戻ってループする。
このようにして、圧縮機特定データ、システムデータ、据え付けデータおよび運転データは、メモリシステム45に格納され、そして通信端末62を経由して保護・制御システム34に接続した他のデバイスと同様に、保護・制御システム34によってアクセスされることになる。
メモリシステム45に格納されたデータは、圧縮機性能または冷凍システム性能を評価するために用いられてもよい。例えば、メモリシステム45に格納されたデータを検査することにより、運転データは、圧縮機の据え付け場所に照らしてみるのと同様に、圧縮機モデルおよび容量サイズに照らして評価されることになる。メモリシステム45に格納されたデータは、性能に影響を及ぼす種々のファクタに基づき且つ特定の圧縮機仕様書に基づいて圧縮機の運転に識見を提供することができる。このようにして、メモリシステム45に格納されたデータは、新規の圧縮機を購入しようと考えるときまたは新規の圧縮機を設計するときに評価アシストを提供することができる。
保護・制御システム34は、通信端末62を経由してネットワークに接続されてもよい。このような場合には、メモリシステム45は、ネットワークに接続した他のデバイスにアクセス可能である。その時に、圧縮機特定データ、システムデータおよび運転データが、圧縮機を診断し、冷凍システムを診断し、メンテナンスを予定しおよび圧縮機の保証請求を評価するために用いられてもよい。
ついで図6を参照すると、圧縮機情報ネットワーク150を示している。1個または複数の保護・制御システム34を、ネットワークに接続することができる。保護・制御システム34は、プロセシング回路機構42に通信的に接続される通信端末62を経由してネットワークに接続されてもよい。その代わりに、保護・制御システム34は、冷凍システムコントローラのようなシステムコントローラ152を経てネットワークに接続されてもよい。さらに、保護・制御システム34は、ハンドヘルド計算デバイスまたは他の適当なネットワークデバイスと経てネットワークに接続されてもよい。保護・制御システム34は、ワイヤードまたはワイヤレスインターネット接続160を経てインターネット158に接続されてもよい。
保護・制御システム34は、インターネット158のようなコンピュータネットワークに接続することができる。さらに、保護・制御システム34は、インターネット158を経由してデータベースサーバ156に接続されてもよい。データベースサーバ156は、保護・制御システム34およびコンピュータ読み取り可能メディア164に格納したコンピュータ情報データベースと通信するように設定されたモジュールであればよい。このようにして、メモリシステム45のコンテンツは、データベースサーバ156を含むネットワークに接続した他のデバイスにアクセス可能になる。
データベースサーバ156は、メモリシステム45からデータベースサーバ156、保護・制御システム34、システムコントローラ152、ハンドヘルド計算デバイスまたは他のネットワークデバイスによってイニシエートされたメモリシステム情報トランザクションを経て情報を集めてもよい。データベースサーバ156は、ネットワークに接続した複数のメモリシステム45のコンテンツに基づいて包括的な圧縮機情報データベースを組み立てもよい。このようにして、データベースサーバ156は、ネットワークに接続され且つ世界の複数の場所に設置された多数の圧縮機10のために、圧縮機同一性、場所、運転履歴、サービス履歴、過失履歴、過失データなどを含む圧縮機情報を格納している。
圧縮機情報データベースは、圧縮機運転を評価するために用いられてもよい。このデータベースは、将来の圧縮機または冷凍システム設計を改良するため、現場サービス技術者訓練を改良するためおよび/またはある一定の同様の環境条件に関連した傾向を決定するために用いられてもよい。また、データベースサーバ情報は、販売および市場活動を分析するためのツールとして資産管理目的のために使用されてもよい。また、この情報は、冷凍システムおよびシステムコンポーネントの設計および実用化をアシストするために、システム製造者またはシステムコンポーネント製造者と共有されてもよい。換言すれば、このデータベースは、地理的な据え付け場所、圧縮機タイプと容量ならびに他の圧縮機仕様データにつなげられる圧縮機運転データを提供することができる。
ついで図7を参照すると、メモリシステム45に格納された情報は、圧縮機保証請求の管理時に使用されてもよい。圧縮機は製造者の保証によってカバーされてもよい。この保証は、圧縮機を交換または修理する諸条件を含んでいてもよい。この保証は、しばしば満了データを含んでいる。さらに、この保証は、圧縮機の誤使用および他の保証無効事象を定義しうる諸条件を含んでいてもよい。保証無効事象は、ある一定の誤使用状況を含んでいてもよい。例えば、この保証は、冷媒レベル範囲、冷媒圧力範囲、冷媒温度範囲、電流範囲、電圧範囲、環境温度範囲、圧縮機モータ温度範囲、圧縮機軸受温度範およびオイル温度データ範囲を含むある一定の許容可能な稼動範囲を含んでいればよい。ユーザがある期間誤使用条件を無視し且つ圧縮機を誤使用状況下で稼働させるならば、この保証を無効にすればよい。
圧縮機過失が起こったときに、圧縮機10または圧縮機コンポーネントが不良であるかあるいは保証の諸条件下で製造者によって修理を受けうる圧縮機製造者の保証のもとに請求がなされればよい。このような場合には、圧縮機の所有者は、返還理由を示す請求とともに圧縮機10を製造者に返還すればよい。圧縮機製造者は、ステップ200において保証請求情報を受け取ればよい。
メモリシステム45を有する圧縮機10が保証請求のもとに製造者に返還されると、製造者はメモリシステム45にアクセスして、過失履歴データおよび運転データを検査すればよい。メモリシステム45からのデータは、ステップ202において圧縮機製造者によって検索されることになる。メモリシステムデータを検査することにより、製造者は、圧縮機10が過失の原因であったか否かを確認できる。冷凍システムデータがメモリシステム45に格納されていると、製造者は、凝縮器または蒸発器のような非圧縮機システムコンポーネントが保証請求で訴えられた過失の原因であったことを決定することができる。このような場合には、製造者は、圧縮機10に欠陥がないかまたは修理が必要であることを迅速に決定することができる。圧縮機製造者は、ステップ204において非圧縮機コンポーネントに不手際があったか否かを決定してもよい。
さらに、メモリシステム45のコンテンツを検査することにより、製造者は、圧縮機の過失の前に保証無効事象が起こっていたか否かを決定することができる。例えば、メモリシステム45は、低い冷凍流体条件が圧縮機の過失が起きる前にある期間無視されたことを明らかにすることができる。このような場合には、製造者は、圧縮機所有者が低い冷凍流体条件を無視したために保証請求が無効であることを決定してもよい。圧縮機製造者は、ステップ206において保証無効事象が起こったか否かを決定してもよい。
ステップ204において圧縮機10に落ち度があり且つステップ206において保証無効事象が起こっていなかったとき、圧縮機製造者は、ステップ208において保証の諸条件のもとに圧縮機を修理または交換すればよい。非圧縮機コンポーネントに不手際があるかまたはステップ204や206において保証無効事象が起こっていたとき、圧縮機製造者は、ステップ210において圧縮機所有者に通知すればよい。
上述したように、メモリシステム45がネットワークデバイスを経由して製造者にリモートでアクセス可能であると、製造者は、圧縮機10が製造者に送られる前に予備的な保証請求決定を行うことができる。例えば、製造者に戻すために圧縮機をシステムから切り離す前に、圧縮機所有者は、保証によってカバーされる問題が起こったと思うことを単に製造者に通知してもよい。その時に、製造者は、圧縮機のメモリシステム45にアクセスして、保証請求に関して予備決定を行うためにメモリシステムデータを検査すればよい。保証無効事象が起こったとき、製造者は、保証無効事象の存在に関して圧縮機所有者に問い合わせてもよい。また、圧縮機製造者は、訴えられた問題が非圧縮機コンポーネントの過失から生じたか否かに関して予備的な決定を行うことができる。このような予備的な決定は、不必要であるかまたはカバーできない保証請求によって失われる時間と費用を前もって節約することになるであろう。
保証請求中に、圧縮機の故障が、メモリシステム45に含まれるデータに基づいて非圧縮機システムコンポーネントの故障によったことが決められるならば、このデータを非圧縮機システムコンポーネントの製造者と共有することができる。このようにして、データおよび情報は、保証請求の管理をアシストするために他のコンポーネントおよびシステム製造者と共有されてもよい。
この説明は本質的に単なる実例にすぎず、それ故に変形例は本発明の範囲に属するものである。このような変形例が、本発明の精神および範囲から逸脱するとみなされることはない。
本発明に係る圧縮機の斜視図である。 本発明に係る圧縮機に取り付けた保護・制御システムの斜視図である。 本発明に係る保護・制御システムおよび圧縮機メモリシステムの分解図である。 本発明に係る保護・制御システムのプロセッシング回路の概略図である。 本発明に係る圧縮機メモリシステム用のデータアクセス制御アルゴリズムを例示するフローチャートである。 本発明に係る圧縮機情報ネットワークの概略説明図である。 本発明に係る保証管理方法を例示するフローチャートである。
符号の説明
10 圧縮機
12 外殻
14 キャップ
16 ベース
20 吐出継手
22 入口継手
30 端子箱
32 端子箱カバー
34 保護・制御システム
36 保護・制御システムハウジング
37 孔
39 プロセッサ
40 IC
41 ランダムアクセスメモリ(RAM)
42 プロセシング回路機構
43 読み取り専用メモリ(ROM)
44 気密コネクタブロック
45 埋め込み型メモリシステム
46 不揮発性メモリ
47 電力導線
48 メモリコネクタ
49 スタッド
50 ICコネクタ
52 電力コード
54 導電スタッド
56 電流センサ
58 気密コネクタブロック
62 通信端末
150 圧縮機情報ネットワーク
152 システムコントローラ
156 データベースサーバ
158 インターネット
160 インターネット接続
164 コンピュータ読み取り可能メディア

Claims (106)

  1. モジュールに接続した第1不揮発性メモリを有する圧縮機からなり、前記モジュールがプロセッサおよび第2不揮発性メモリを有するシステムであって、第1不揮発性メモリは前記圧縮機と関連づけられ、前記モジュールは選択的に前記圧縮機に取り付けられ、且つ前記プロセッサは第1および第2不揮発性メモリにアクセスするように設定されているシステム。
  2. 第1不揮発性メモリは、前記圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付けている請求項1記載のシステム。
  3. 前記圧縮機の内部と外部とを電気的に接続させるために前記圧縮機に取り付けたコネクタブロックをさらに備え、第1不揮発性メモリは前記コネクタブロックの中に埋め込まれている請求項1記載のシステム。
  4. 第1不揮発性メモリを含むRFIDデバイスをさらに備える請求項1記載のシステム。
  5. 第1不揮発性メモリが、
    圧縮機モデルタイプデータと、
    圧縮機の型番データと、
    圧縮機の容量データと、
    前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する請求項1記載のシステム。
  6. 第1不揮発性メモリが、
    圧縮機の材料勘定書データと、
    圧縮機の建造シートデータと、
    圧縮機の建造日時データと、
    圧縮機の建造プラントデータと、
    圧縮機の建造シフトデータと、
    圧縮機の建造組み立てラインデータと、
    圧縮機のインスペクタデータと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する請求項1記載のシステム。
  7. 第1不揮発性メモリが、
    圧縮機のエネルギ効率比データと、
    圧縮機の低電圧始動データと、
    圧縮機のワット数データと、
    圧縮機の最大電流データと、
    圧縮機の冷媒流れデータと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する請求項1記載のシステム。
  8. 第1不揮発性メモリが、
    圧縮機の据え付け場所データと、
    圧縮機の据え付け日時データと、
    圧縮機の設置者データと、
    圧縮機の購入場所データと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する請求項1記載のシステム。
  9. 第1不揮発性メモリが、
    圧縮機の修理日時データと、
    圧縮機の修理タイプデータと、
    圧縮機の修理パーツデータと、
    圧縮機のサービス技術者データと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する請求項1記載のシステム。
  10. 第1不揮発性メモリが、
    吸引圧力データと、
    吐出圧力データと、
    吸引温度データと、
    吐出温度データと、
    電流データと、
    電圧データと、
    環境温度データと、
    圧縮機モータ温度データと、
    圧縮エレメント温度データと、
    圧縮機軸受温度データと、
    オイル温度データと、
    圧縮機制御データと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納する請求項1記載のシステム。
  11. 第1不揮発性メモリが、
    凝縮器温度データと、
    蒸発器温度データと、
    の少なくとも一方を含む冷凍システムデータを格納する請求項1記載のシステム。
  12. 第1不揮発性メモリが圧縮機の過失履歴データを格納する請求項1記載のシステム。
  13. 第1不揮発性メモリに書き込むデータおよび第1不揮発性メモリから読み取るデータの少なくとも一方を実行するために前記モジュールに接続した通信デバイスをさらに備える請求項1記載のシステム。
  14. 前記圧縮機に関連した製造データを格納する不揮発性メモリを有する圧縮機。
  15. 前記不揮発性メモリは、前記圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付ける請求項14記載の圧縮機。
  16. 前記圧縮機の内部と外部とを電気的に接続させるために前記圧縮機に取り付けたコネクタブロックをさらに有し、前記不揮発性メモリが前記コネクタブロックの中に埋め込まれている請求項14記載の圧縮機。
  17. 第1不揮発性メモリを含むRFIDデバイスをさらに有する請求項14記載の圧縮機。
  18. 前記製造データが、
    前記圧縮機のモデルタイプデータと、
    前記圧縮機の型番データと、
    前記圧縮機の容量データと、
    前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる前記圧縮機の運転係数データと、
    のうちの少なくともひとつを含む請求項14記載の圧縮機。
  19. 前記製造データが、
    前記圧縮機の材料勘定書データと、
    前記圧縮機の建造シートデータと、
    前記圧縮機の建造日時データと、
    前記圧縮機の建造プラントデータと、
    前記圧縮機の建造シフトデータと、
    前記圧縮機の建造組み立てラインデータと、
    前記圧縮機のインスペクタデータと、
    のうちの少なくともひとつを含む請求項14記載の圧縮機。
  20. 前記製造データが、
    前記圧縮機のエネルギ効率比データと、
    前記圧縮機の低電圧始動データと、
    前記圧縮機のワット数データと、
    前記圧縮機の最大電流データと、
    前記圧縮機の冷媒流れデータと、
    のうちの少なくともひとつを含む請求項14記載の圧縮機。
  21. 不揮発性メモリを有する圧縮機のために、前記不揮発性メモリの中に前記圧縮機に関連した製造データを格納することからなる方法。
  22. 前記不揮発性メモリの中に前記圧縮機に関連した製造データを格納することが、前記圧縮機の中に埋め込まれるかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付けられる前記不揮発性メモリの中に製造データを格納することを含む請求項21記載の方法。
  23. 前記不揮発性メモリの中に前記圧縮機に関連した製造データを格納することが、前記圧縮機に取り付けたコネクタブロックの中に埋め込まれた前記不揮発性メモリの中に製造データを格納することを含み、前記コネクタブロックは前記圧縮機の内部と外部とを電気的に接続させる請求項21記載の方法。
  24. 前記不揮発性メモリの中に前記圧縮機に関連した製造データを格納することが、RFIDデバイスの前記不揮発性メモリの中に製造データを格納することを含む請求項21記載の方法。
  25. 前記製造データを格納することが、
    前記圧縮機のモデルタイプデータと、
    前記圧縮機の型番データと、
    前記圧縮機の容量データと、
    前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる前記圧縮機の運転係数データと、
    のうちの少なくともひとつを格納することを含む請求項21記載の方法。
  26. 前記製造データを格納することが、
    前記圧縮機の材料勘定書データと、
    前記圧縮機の建造シートデータと、
    前記圧縮機の建造日時データと、
    前記圧縮機の建造プラントデータと、
    前記圧縮機の建造シフトデータと、
    前記圧縮機の建造組み立てラインデータと、
    前記圧縮機のインスペクタデータと、
    のうちの少なくともひとつを格納することを含む請求項21記載の方法。
  27. 前記製造データを格納することが、
    前記圧縮機のエネルギ効率比データと、
    前記圧縮機の低電圧始動データと、
    前記圧縮機のワット数データと、
    前記圧縮機の最大電流データと、
    前記圧縮機の冷媒流れデータと、
    のうちの少なくともひとつを格納することを含む請求項14記載の圧縮機。
  28. 第2不揮発性メモリおよび運転メモリのうちの少なくとも一方と関連づけたプロセッサを用いて、圧縮機と関連づけた第1不揮発性メモリにアクセスし、
    第2不揮発性メモリおよび第1不揮発性メモリの中の前記運転メモリの少なくとも一方から圧縮機データを格納し、
    圧縮機性能を評価するために第1不揮発性メモリの中の前記圧縮機データにアクセスする、
    ことからなる方法。
  29. 第1不揮発性メモリにアクセスすることが、前記圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付けた第1不揮発性メモリにアクセスすることを含む請求項28記載の方法。
  30. コネクタブロックを経て前記圧縮機の内部と外部を電気的に接続することをさらに有し、第1不揮発性メモリにアクセスすることがコネクタブロックの中に埋め込んだ第1不揮発性メモリにアクセスすることを含む請求項28記載の方法。
  31. 第1不揮発性メモリにアクセスすることが、RFIDデバイスの第1不揮発性メモリにアクセスすることを含む請求項28記載の方法。
  32. 圧縮機データを格納することが、
    圧縮機モデルタイプデータと、
    圧縮機の型番データと、
    圧縮機の容量データと、
    前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データと、
    のうちの少なくともひとつを格納することを含む請求項28記載の方法。
  33. 前記圧縮機データを格納することが、前記圧縮機と関連づけた数値定数からなる圧縮機運転係数データを格納することを含み、前記方法は、圧縮機の数値定数に基づいて圧縮機運転データを算出することをさらに有する請求項28記載の方法。
  34. 圧縮機データを格納することが、
    圧縮機の材料勘定書データと、
    圧縮機の建造シートデータと、
    圧縮機の建造日時データと、
    圧縮機の建造プラントデータと、
    圧縮機の建造シフトデータと、
    圧縮機の建造組み立てラインデータと、
    圧縮機のインスペクタデータと、
    のうちの少なくともひとつを格納することを含む請求項28記載の方法。
  35. 圧縮機データを格納することが、
    圧縮機のエネルギ効率比データと、
    圧縮機の低電圧始動データと、
    圧縮機のワット数データと、
    圧縮機の最大電流データと、
    圧縮機の冷媒流れデータと、
    のうちの少なくともひとつを格納することを含む請求項28記載の方法。
  36. 圧縮機データを格納することが、
    圧縮機の据え付け場所データと、
    圧縮機の据え付け日時データと、
    圧縮機の設置者データと、
    圧縮機の購入場所データと、
    のうちの少なくともひとつを格納することを含む請求項28記載の方法。
  37. 圧縮機データを格納することが、
    圧縮機の修理日時データと、
    圧縮機の修理タイプデータと、
    圧縮機の修理パーツデータと、
    圧縮機のサービス技術者データと、
    のうちの少なくともひとつを格納することを含む請求項28記載の方法。
  38. 圧縮機データを格納することが、
    吸引圧力データと、
    吐出圧力データと、
    吸引温度データと、
    吐出温度データと、
    電流データと、
    電圧データと、
    環境温度データと、
    圧縮機モータ温度データと、
    圧縮エレメント温度データと、
    圧縮機軸受温度データと、
    オイル温度データと、
    圧縮機制御データと、
    のうちの少なくともひとつを格納することを含む請求項28記載の方法。
  39. 第2不揮発性メモリおよび第1不揮発性メモリの中の前記運転メモリの少なくと一方から冷凍システムデータを格納することをさらに有し、冷凍システムデータを格納することが、
    凝縮器温度データと、
    蒸発器温度データと、
    の少なくとも一方を格納することを含む請求項28記載の方法。
  40. 圧縮機データを格納することが、圧縮機の過失履歴データを格納することを含む請求項28記載の方法。
  41. プロセッサおよび第1不揮発性メモリを含む取り外し可能なモジュールを有する圧縮機のために、
    圧縮機と関連づけた第2不揮発性メモリの中に格納された圧縮機データにアクセスし、
    前記圧縮機データを評価して圧縮機性能を決定する、
    ことからなる性能評価方法。
  42. 第2不揮発性メモリの中に格納された前記圧縮機データにアクセスすることが、圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で圧縮機に貼り付けた第2不揮発性メモリにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  43. コネクタブロックを経て前記圧縮機の内部と外部を電気的に接続することをさらに有し、前記圧縮機データにアクセスすることが、前記コネクタブロックの中に埋め込んだ第2不揮発性メモリにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  44. 前記圧縮機データにアクセスすることが、RFIDデバイスの第2不揮発性メモリにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  45. 前記圧縮機データにアクセスすることが、
    圧縮機モデルタイプデータと、
    圧縮機の型番データと、
    圧縮機の容量データと、
    前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  46. 前記圧縮機データにアクセスすることが、
    圧縮機の材料勘定書データと、
    圧縮機の建造シートデータと、
    圧縮機の建造日時データと、
    圧縮機の建造プラントデータと、
    圧縮機の建造シフトデータと、
    圧縮機の建造組み立てラインデータと、
    圧縮機のインスペクタデータと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  47. 前記圧縮機データにアクセスすることが、
    圧縮機のエネルギ効率比データと、
    圧縮機の低電圧始動データと、
    圧縮機のワット数データと、
    圧縮機の最大電流データと、
    圧縮機の冷媒流れデータと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  48. 前記圧縮機データにアクセスすることが、
    圧縮機の据え付け場所データと、
    圧縮機の据え付け日時データと、
    圧縮機の設置者データと、
    圧縮機の購入場所データと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  49. 前記圧縮機データにアクセスすることが、
    圧縮機の修理日時データと、
    圧縮機の修理タイプデータと、
    圧縮機の修理パーツデータと、
    圧縮機のサービス技術者データと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  50. 前記圧縮機データにアクセスすることが、
    吸引圧力データと、
    吐出圧力データと、
    吸引温度データと、
    吐出温度データと、
    電流データと、
    電圧データと、
    環境温度データと、
    圧縮機モータ温度データと、
    圧縮エレメント温度データと、
    圧縮機軸受温度データと、
    オイル温度データと、
    圧縮機制御データと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  51. 圧縮機に関連づけた第2不揮発性メモリから冷凍システムデータにアクセスすることをさらに有し、
    凝縮器温度データと、
    蒸発器温度データと、
    の少なくとも一方にアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  52. 前記圧縮機データにアクセスすることが、圧縮機の過失履歴データにアクセスすることを含む請求項41記載の方法。
  53. 複数のローカルモジュールと通信動作可能なリモートモジュールからなるシステムであって、各々のローカルモジュールはプロセッサおよび該プロセッサと関連づけた第1不揮発性メモリを含み、前記プロセッサは第1不揮発性および該プロセッサと関連づけた第2不揮発性メモリと通信し、前記リモートモジュールは第2不揮発性メモリからコピーした情報のデータベースを含むシステム。
  54. 第2不揮発性メモリは、前記圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付ける請求項53記載のシステム。
  55. 前記圧縮機の内部と外部を電気的に接続させるために前記圧縮機に取り付けたコネクタブロックをさらに備え、第2不揮発性メモリは前記コネクタブロックの中に埋め込んでいる請求項53記載のシステム。
  56. 第2不揮発性メモリを含むRFIDデバイスをさらに備える請求項53記載のシステム。
  57. 前記ローカルモジュールは、選択的に前記圧縮機に取り付けられる請求項53記載のシステム。
  58. 前記ローカルモジュールは、保護・制御システム、システムコントローラまたはハンドヘルド計算デバイスのひとつである請求項53記載のシステム。
  59. 前記リモートモジュールは、コンピュータネットワークを経由して接続されている請求項53記載のシステム。
  60. 前記圧縮機は、該圧縮機の内部と外部を電気的に接続させるために前記圧縮機に取り付けたコネクタブロックを有し、且つ第2不揮発性メモリは、前記コネクタブロックの中に埋め込まれている請求項53記載のシステム。
  61. 第2不揮発性メモリが、
    圧縮機モデルタイプデータと、
    圧縮機の型番データと、
    圧縮機の容量データと、
    前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納し、
    且つ前記ローカルモジュールは、前記データベースに格納するために前記圧縮機特定データを前記リモートモジュールに送信する請求項53記載のシステム。
  62. 第2不揮発性メモリが、
    圧縮機の材料勘定書データと、
    圧縮機の建造シートデータと、
    圧縮機の建造日時データと、
    圧縮機の建造プラントデータと、
    圧縮機の建造シフトデータと、
    圧縮機の建造組み立てラインデータと、
    圧縮機のインスペクタデータと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納し、
    且つ前記ローカルモジュールは、前記データベースに格納するために前記圧縮機特定データを前記リモートモジュールに送信する請求項53記載のシステム。
  63. 第2不揮発性メモリが、
    圧縮機のエネルギ効率比データと、
    圧縮機の低電圧始動データと、
    圧縮機のワット数データと、
    圧縮機の最大電流データと、
    圧縮機の冷媒流れデータと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納し、
    且つ前記ローカルモジュールは、前記データベースに格納するために前記圧縮機特定データを前記リモートモジュールに送信する請求項53記載のシステム。
  64. 第2不揮発性メモリが、
    圧縮機の据え付け場所データと、
    圧縮機の据え付け日時データと、
    圧縮機の設置者データと、
    圧縮機の購入場所データと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納し、
    且つ前記ローカルモジュールは、前記データベースに格納するために前記圧縮機特定データを前記リモートモジュールに送信する請求項53記載のシステム。
  65. 第2不揮発性メモリが、
    圧縮機の修理日時データと、
    圧縮機の修理タイプデータと、
    圧縮機の修理パーツデータと、
    圧縮機のサービス技術者データと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納し、
    且つ前記ローカルモジュールは、前記データベースに格納するために前記圧縮機特定データを前記リモートモジュールに送信する請求項53記載のシステム。
  66. 第2不揮発性メモリが、
    吸引圧力データと、
    吐出圧力データと、
    吸引温度データと、
    吐出温度データと、
    電流データと、
    電圧データと、
    環境温度データと、
    圧縮機モータ温度データと、
    圧縮エレメント温度データと、
    圧縮機軸受温度データと、
    オイル温度データと、
    圧縮機制御データと、
    のうちの少なくともひとつを含む圧縮機特定データを格納し、
    且つ前記ローカルモジュールは、前記データベースに格納するために前記圧縮機特定データを前記リモートモジュールに送信する請求項53記載のシステム。
  67. 第2不揮発性メモリが、
    凝縮器温度データと、
    蒸発器温度データと、
    の少なくとも一方を含む冷凍システムデータを格納し、
    且つ前記ローカルモジュールは、前記データベースに格納するために前記冷凍システムデータを前記リモートモジュールに送信する請求項53記載のシステム。
  68. 第2不揮発性メモリは圧縮機過失履歴データを格納し、且つ前記ローカルモジュールは、前記データベースに格納するために前記圧縮機過失履歴データを前記リモートモジュールに送信する請求項53記載のシステム。
  69. 複数のローカルモジュールと通信するリモートモジュールのために、
    各々のローカルモジュールのために、第2不揮発性メモリおよび運転メモリの少なくと一方と関連づけたプロセッサを用いて、圧縮機と関連づけた第1不揮発性メモリにアクセスし、且つ第2不揮発性メモリおよび第1不揮発性メモリの中の運転メモリのうちの少なくとも一方から圧縮機データを格納し、
    リモートモジュールのために、各々の第1不揮発性メモリの中の前記圧縮機データにアクセスし、前記圧縮機データをデータベースに格納し、且つ圧縮機性能を評価するために前記データベースにアクセスする、
    ことからなる圧縮機性能の評価方法。
  70. 各々の第1不揮発性メモリの中の前記圧縮機データにアクセスすることは、コンピュータネットワークによって前記圧縮機データにアクセスすることを含む請求項69記載の方法。
  71. リモートモジュールのために、前記圧縮機データにアクセスすることは、
    圧縮機モデルタイプデータと、
    圧縮機の型番データと、
    圧縮機の容量データと、
    前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項69記載の方法。
  72. リモートモジュールのために、前記圧縮機データにアクセスすることは、
    圧縮機の材料勘定書データと、
    圧縮機の建造シートデータと、
    圧縮機の建造日時データと、
    圧縮機の建造プラントデータと、
    圧縮機の建造シフトデータと、
    圧縮機の建造組み立てラインデータと、
    圧縮機のインスペクタデータと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項69記載の方法。
  73. リモートモジュールのために、前記圧縮機データにアクセスすることは、
    圧縮機のエネルギ効率比データと、
    圧縮機の低電圧始動データと、
    圧縮機のワット数データと、
    圧縮機の最大電流データと、
    圧縮機の冷媒流れデータと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項69記載の方法。
  74. リモートモジュールのために、前記圧縮機データにアクセスすることは、
    圧縮機の据え付け場所データと、
    圧縮機の据え付け日時データと、
    圧縮機の設置者データと、
    圧縮機の購入場所データと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項69記載の方法。
  75. リモートモジュールのために、前記圧縮機データにアクセスすることは、
    圧縮機の修理日時データと、
    圧縮機の修理タイプデータと、
    圧縮機の修理パーツデータと、
    圧縮機のサービス技術者データと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項69記載の方法。
  76. リモートモジュールのために、前記圧縮機データにアクセスすることは、
    吸引圧力データと、
    吐出圧力データと、
    吸引温度データと、
    吐出温度データと、
    電流データと、
    電圧データと、
    環境温度データと、
    圧縮機モータ温度データと、
    圧縮エレメント温度データと、
    圧縮機軸受温度データと、
    オイル温度データと、
    圧縮機制御データと、
    のうちの少なくともひとつにアクセスすることを含む請求項69記載の方法。
  77. 各々のローカルモジュールのために、第2不揮発性メモリおよび第1不揮発性メモリの中の前記運転メモリの少なくとも一方から冷凍システムデータを格納し、
    リモートモジュールのために、各々の第1不揮発性メモリの中の冷凍システムデータにアクセスし、且つ前記データベースの中に前記冷凍システムデータを格納する、
    ことをさらに有する請求項69記載の方法。
  78. リモートモジュールのために、前記冷凍システムデータにアクセスすることは、凝縮器温度データおよび蒸発機温度データの少なくと一方にアクセスすることを含む請求項77記載の方法。
  79. リモートモジュールのために、前記圧縮機データにアクセスすることは、圧縮機の過失履歴データにアクセスすることを含む請求項69記載の方法。
  80. 不揮発性メモリを有する圧縮機に保証を提供し、
    前記保証のもとに請求を受け取り、
    前記不揮発性メモリの中に格納したデータを検査し、および
    前記検査に基づいて前記請求に応答する、
    ことからなる方法。
  81. 前記不揮発性メモリに格納したデータを検査することは、前記圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付けた前記不揮発性メモリを検査することを含む請求項80記載の方法。
  82. 前記不揮発性メモリに格納したデータを検査することは、前記圧縮機の内部と外部との電気的接続を得るコネクタブロックの中に埋め込んだ前記不揮発性メモリを検査することを含む請求項80記載の方法。
  83. 前記不揮発性メモリに格納したデータを検査することは、RFIDデバイスの中の前記不揮発性メモリを検査することを含む請求項80記載の方法。
  84. 前記保証を提供することは、前記圧縮機が交換または修理されうる諸条件を提供することを含む請求項80記載の方法。
  85. 前記保証を提供することは前記圧縮機の誤使用を定義することを含み、且つ前記請求に応答することは、前記データに基づいて圧縮機誤使用を決定し、そして前記データが圧縮機誤使用を指摘するときに前記圧縮機を交換または修理することを拒否することを含む請求項80記載の方法。
  86. 誤使用を定義することは前記圧縮機について少なくともひとつの許容運転範囲を定義することを含み、且つ圧縮機誤使用を決定することは前記データを少なくともひとつの許容運転範囲と比較することを含む請求項85記載の方法。
  87. 少なくともひとつの許容運転範囲を定義することは、冷媒レベル範囲と、冷媒圧力範囲と、冷媒温度範囲と、電流範囲と、電圧範囲と、環境温度範囲と、圧縮機モータ温度範囲と、圧縮機軸受温度範囲と、オイル温度データ範囲とのうちの少なくともひとつを定義することを含む請求項86記載の方法。
  88. 前記保証を提供することは前記圧縮機の誤使用を定義することを含み、且つ前記請求に応答することは、前記データおよび前記保証に基づいて圧縮機誤使用を決定し、そして前記データが圧縮機誤使用を示していないときに前記圧縮機を交換または修理することを含む請求項80記載の方法。
  89. 前記請求に応答することは、前記データが圧縮機が機能していることを示すときに前記圧縮機を交換または修理することを拒否することを含む請求項80記載の方法。
  90. 前記請求に応答することは、前記検査に基づいて圧縮機の機能不良の原因を決定し、前記決定に基づいて前記圧縮機を修理することを含む請求項80記載の方法。
  91. 前記データを検査することが、
    圧縮機モデルタイプデータと、
    圧縮機の型番データと、
    圧縮機の容量データと、
    前記圧縮機と関連づけ且つ圧縮機運転データを算出するのに用いた数値定数からなる圧縮機運転係数データと、
    のうちの少なくともひとつを検査することを含む請求項80記載の方法。
  92. 前記データを検査することが、
    圧縮機の材料勘定書データと、
    圧縮機の建造シートデータと、
    圧縮機の建造日時データと、
    圧縮機の建造プラントデータと、
    圧縮機の建造シフトデータと、
    圧縮機の建造組み立てラインデータと、
    圧縮機のインスペクタデータと、
    のうちの少なくともひとつを検査することを含む請求項80記載の方法。
  93. 前記データを検査することが、
    圧縮機のエネルギ効率比データと、
    圧縮機の低電圧始動データと、
    圧縮機のワット数データと、
    圧縮機の最大電流データと、
    圧縮機の冷媒流れデータと、
    のうちの少なくともひとつを検査することを含む請求項80記載の方法。
  94. 前記データを検査することが、
    圧縮機の据え付け場所データと、
    圧縮機の据え付け日時データと、
    圧縮機の設置者データと、
    圧縮機の購入場所データと、
    のうちの少なくともひとつを検査することを含む請求項80記載の方法。
  95. 前記データを検査することが、
    圧縮機の修理日時データと、
    圧縮機の修理タイプデータと、
    圧縮機の修理パーツデータと、
    圧縮機のサービス技術者データと、
    のうちの少なくともひとつを検査することを含む請求項80記載の方法。
  96. 前記データを検査することが、
    吸引圧力データと、
    吐出圧力データと、
    吸引温度データと、
    吐出温度データと、
    電流データと、
    電圧データと、
    環境温度データと、
    圧縮機モータ温度データと、
    圧縮エレメント温度データと、
    圧縮機軸受温度データと、
    オイル温度データと、
    圧縮機制御データと、
    のうちの少なくともひとつを検査することを含む請求項80記載の方法。
  97. 前記データを検査することが、
    凝縮器温度データと、
    蒸発器温度データと、
    の少なくとも一方を検査することを含む請求項80記載の方法。
  98. 前記データを検査することが、圧縮機の過失履歴データを検査することを含む請求項80記載の方法。
  99. 不揮発性メモリを有する圧縮機を保証し、
    前記圧縮機の修理または交換のための請求を受け取り、
    前記圧縮機が誤使用されたかどうかを決定するために前記不揮発性メモリに格納したデータにアクセスし、
    前記データが前記圧縮機を誤使用したことを指摘するときに前記圧縮機を修理または交換することを拒否し、および
    前記データが前記圧縮機を誤使用していなかったことを示すときに前記圧縮機を修理または交換する、
    ことからなる方法。
  100. 前記不揮発性メモリの中の前記データにアクセスすることは、前記圧縮機の中に埋め込むかまたはタンパー耐性ハウジング内で前記圧縮機に貼り付けた前記不揮発性メモリにアクセスすることを含む請求項99記載の方法。
  101. 前記不揮発性メモリの中のデータにアクセスすることは、前記圧縮機の内部と外部との電気的接続を得るコネクタブロックの中に埋め込んだ前記不揮発性メモリにアクセスすることを含む請求項99記載の方法。
  102. 前記不揮発性メモリの中のデータにアクセスすることは、RFIDデバイスの中の前記不揮発性メモリにアクセスすることを含む請求項99記載の方法。
  103. 前記圧縮機を保証することは、圧縮機誤使用を定義することを含む請求項99記載の方法。
  104. 圧縮機誤使用を定義することは、前記圧縮機について少なくともひとつの許容運転範囲を定義することを含む請求項103記載の方法。
  105. 少なくともひとつの許容運転範囲を定義することは、冷媒レベル範囲と、冷媒圧力範囲と、冷媒温度範囲と、電流範囲と、電圧範囲と、環境温度範囲と、圧縮機モータ温度範囲と、圧縮機軸受温度範囲と、オイル温度データ範囲とのうちの少なくともひとつを定義することを含む請求項104記載の方法。
  106. 前記圧縮機が誤使用されたかどうかを決定するために前記不揮発性メモリに格納した前記データにアクセスすることは、前記データを少なくともひとつの許容運転範囲と比較し、そして前記圧縮機が前記比較に基づいて誤使用されたかどうかを決定することを含む請求項105記載の方法。
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