JP2006301906A - カメラ付携帯電話端末、カメラ付携帯電話端末操作方法、及びカメラ付携帯電話端末操作プログラム - Google Patents

カメラ付携帯電話端末、カメラ付携帯電話端末操作方法、及びカメラ付携帯電話端末操作プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 手入力によらずに操作可能なカメラ付携帯電話端末、カメラ付携帯電話端末操作方法、及びカメラ付携帯電話端末操作プログラムを提供する。
【解決手段】 画像データ入力部3へ入力された画像データから顔領域抽出部5によって顔領域を抽出し、抽出された顔領域から目、口端といった特徴点を抽出し、それらの特徴点を予め設定された特徴点の初期位置を比較し、その傾きからユーザがカメラ付携帯電話端末に対して要求している操作を検出することにより、ユーザは手入力によらずにカメラ付携帯電話端末を操作することができる。したがって、手に障害のある人にとって操作を支援することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ付携帯電話端末、カメラ付携帯電話端末操作方法、及びカメラ付携帯電話端末操作プログラムに関し、特に、手入力によらずに操作可能なカメラ付携帯電話端末、カメラ付携帯電話端末操作方法、及びカメラ付携帯電話端末操作プログラムに関する。
携帯情報処理端末としては、電子手帳、あるいはPDA(Personal digital Assistants)と称されているスケジュール管理等が可能な携帯型情報機器、携帯電話装置、携帯ゲーム機、さらにはノートパソコン等が考えられる。
しかし、カメラ付きの携帯電話端末、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(個人向け携帯型情報通信機器)等の携帯端末装置の多くは、操作する手段として手入力を用いており、その操作は手に障害をもつ人にとって困難性を伴う場合が多い。
特許文献1では、従来の2次元ユーザインターフェース制御手段を備えた携帯情報処理装置に比べて操作キーを増加させずに、3次元ユーザインターフェース制御手段を備えた形態情報処理装置が提案されている。
特許文献2では、画像データ入力手段から入力された画像データから自動的に顔パーツを抽出し、抽出した顔パーツに対してフィルタ処理を施すことにより顔の表情を変更した画像を作成することができる顔画像処理装置及びシステムが提案されている。
特開2002−351603号公報 特開2004−246673号公報
しかし、上記の発明は以下の問題を有している。
特許文献1記載の発明は、顔画像を撮影し、顔画像データより顔の特定点間の距離を判定し、顔の構成要素間の距離に応じて3次元画像の奥行き方向のフォーカシング位置を制御することにより操作キーの増加を回避しているが、撮影した画像データに基づいて携帯電話端末自体を操作することはできない。
また、特許文献2記載の発明は、撮影した顔画像データから目、鼻、唇、眉などの特徴点を抽出し、顔画像を美しく加工する技術が開示されているが、それらの特徴点を利用して携帯電話端末を操作する技術については説明されていない。
そこで、本発明は、従来携帯電話を操作する手段として手入力のみが用いられていたが、カメラ付携帯電話端末によって撮影した画像データから顔の眼、口端といった特徴点を検出し、その特徴点の情報を用いてカメラ付き携帯電話端末を操作することにより、手入力によらずにカメラ付携帯電話端末を操作することができ、かつ、手に障害のある人にとって操作を支援するカメラ付携帯電話端末、カメラ付携帯電話端末操作方法、及びカメラ付携帯電話端末操作プログラムを提案することを目的としている。
請求項1記載の発明は、使用者の身体の少なくとも一部を撮影する撮影手段を有するカメラ付携帯電話端末において、前記撮影手段によって撮影された画像データから特徴点を抽出し、抽出された特徴点の位置情報に応じて動作することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のカメラ付携帯電話端末において、前記撮影手段によって撮影された前記画像データに含まれる所定領域から特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、前記特徴点抽出手段によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致する否かを判断する判断手段と、前記判断手段において前記特徴点抽出手段によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致しないと判断されたとき、前記特徴点抽出手段によって抽出された特徴点の位置情報に基づいて前記カメラ付携帯電話端末を動作させる制御手段とを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のカメラ付携帯電話端末において、前記撮影手段によって撮影された前記画像データから前記所定領域を抽出する領域抽出手段と、前記特徴点抽出手段は、前記領域抽出手段によって抽出された前記所定領域から特徴点を抽出することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載のカメラ付携帯電話端末において、前記制御手段は、予め設定された特徴点に対する前記特徴点抽出手段によって抽出された特徴点の傾きによりユーザが期待する動作を検出することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2から4のいずれか1項記載のカメラ付携帯電話端末において、前記制御手段は、前記特徴点抽出手段による特徴点の有無によりユーザが期待する動作を検出することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、使用者の身体の少なくとも一部を撮影する撮影手段を有するカメラ付携帯電話端末のカメラ付携帯電話端末操作方法であって、前記撮影手段によって撮影された画像データから特徴点を抽出する工程と、抽出された特徴点の位置情報に応じて動作する工程を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のカメラ付携帯電話端末操作方法において、前記撮影手段によって撮影された前記画像データに含まれる所定領域から特徴点を抽出する特徴点抽出工程と、前記特徴点抽出工程によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致する否かを判断する判断工程と、前記判断工程において前記特徴点抽出工程によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致しないと判断されたとき、前記特徴点抽出工程によって抽出された特徴点の位置情報に基づいて前記カメラ付携帯電話端末を動作させる制御工程とを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のカメラ付携帯電話端末操作方法において、前記撮影手段によって撮影された前記画像データから前記所定領域を抽出する領域抽出工程と、前記特徴点抽出工程は、前記領域抽出工程によって抽出された前記所定領域から特徴点を抽出することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、使用者の身体の少なくとも一部を撮影する撮影手段を有するカメラ付携帯電話端末のカメラ付携帯電話端末操作プログラムであって、前記撮影手段によって撮影された画像データから特徴点を抽出する処理と、抽出された特徴点の位置情報に応じて動作する処理を有することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載のカメラ付携帯電話端末操作プログラムにおいて、前記撮影手段によって撮影された前記画像データに含まれる所定領域から特徴点を抽出する特徴点抽出処理と、前記特徴点抽出処理によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致する否かを判断する判断処理と、前記判断処理において前記特徴点抽出処理によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致しないと判断されたとき、前記特徴点抽出処理によって抽出された特徴点の位置情報に基づいて前記カメラ付携帯電話端末を動作させる制御処理とを有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10記載のカメラ付携帯電話端末操作プログラムにおいて、前記撮影手段によって撮影された前記画像データから前記所定領域を抽出する領域抽出処理と、前記特徴点抽出処理は、前記領域抽出処理によって抽出された前記所定領域から特徴点を抽出することを特徴とする。
本発明は、従来携帯電話端末を操作する手段として手入力のみが用いられていたが、カメラ付携帯電話端末によって撮影した画像データから顔の眼、口端といった特徴点を検出し、その特徴点の情報を用いてカメラ付き携帯電話端末を操作することにより、手入力によらずにカメラ付携帯電話端末を操作することができる。
以下に、本発明の一実施形態に係るカメラ付携帯電話端末の構成及び動作について説明する。
図1は、本実施形態に係るカメラ付携帯電話端末の回路構成を表すブロック図である。
本実施形態に係るカメラ付携帯電話端末1は、カメラ部2、画像データ入力部3、画像データ記憶部4、顔領域抽出部5、顔特徴点抽出部6、操作部7、及び制御部8を有して構成される。
カメラ部2は、被写体を撮影し、カメラ付携帯電話端末1内に取り込む。
画像データ入力部3は、携帯電話端末1に搭載されたカメラにより撮影された対象人物画像データの入力を受け付け、画像データ記憶部4に該画像データを格納する。
画像データ記憶部4は、画像データ入力部3から入力された画像データを記憶する。
顔領域抽出部5は、画像データ記憶部4に格納された画像データから顔領域を検出し、顔の特徴点を検出するための前処理を行なう。
顔特徴点抽出部6は、顔領域抽出部5で画像データのうち顔領域と判断された領域に対して、予め設定されている眼、口端といった顔の特徴点の画像データを用いてパターンマッチングを行い、画像データに含まれる顔の特徴点を検出する。
操作部7は、顔特徴点抽出部6で検出した顔の特徴点の位置情報からユーザが期待する動作を読み取り、カメラ付携帯電話端末1を操作する。
制御部8は、カメラ付携帯電話端末1が有する各部の動作を制御する。
次に、本実施形態に係るカメラ付携帯電話端末1の具体的な動作について説明する。
以下、図2を用いて携帯電話端末のカメラにより画像データを取得し、被写体の顔領域を抽出するまでの具体的な動作について説明する。
まず、ユーザはカメラ付携帯電話端末1により被写体の顔の画像データを取得しなければならない。そして、カメラ付携帯電話端末1のユーザは、カメラ付携帯電話端末1に搭載されるカメラ部2のレンズを被写体の顔の前に配置し、撮影された画像データの中に眼、口端といった顔の特徴点が存在するよう準備し、被写体を撮影する(ステップS200)。そして、画像データ入力部3において画像データの入力を受け付け、制御部8は入力された画像データを画像データ記憶部4に格納する(ステップS201)。
次に、制御部8は画像データを読み出し、顔領域抽出部5によって画像データから所定の色領域(例えば、肌色領域)を抽出し、該領域を被写体の顔領域とする(ステップS202)。ここで、制御部8は、画像データから顔領域が適切に抽出されたか否かを判断する(ステップS203)。
ここで、顔領域が検出されなかった場合は(ステップS203/NO)、制御部8は操作部7に対して画像データの再取得を要求する(ステップS208)。制御部8から画像データの再取得を要求された場合(ステップS208)、操作部7は音声又は表示部を有する場合は視覚により被写体の撮り直しをユーザに対して要求する。
一方、顔領域が抽出された場合は(ステップS203/YES)、制御部8は画像データにおける顔領域の占有率を算出する(ステップS204)。そして、算出結果が予めユーザが操作部7を通じて設定した占有率に適合するか否かを判断する(ステップS205)。
算出された占有率が予め設定された占有率に適合しなかった場合は(ステップS205/NO)、占有率が適合するようズームイン/ズームアウト処理が行われ(ステップS207)、制御部8は操作部7に対して画像データの再取得を要求する(ステップS208)。制御部8から画像データの再取得を要求された場合(ステップS208)、操作部7は音声又は表示部を有する場合は視覚により被写体の撮り直しをユーザに対して要求する。
算出された占有率が予め設定された占有率に適合した場合は(ステップS205/YES)、制御部8は画像データが適切に入力されたと判断し、画像データからの顔領域の抽出を終了する(ステップS206)。
以上の処理により、携帯電話端末のカメラにより画像データを取得し、被写体の顔領域を抽出するまでの処理を終了する。
次に、上述の画像データから顔領域を抽出する処理が完了すると、顔特徴点抽出部6により顔領域から眼、口端などの特徴点を抽出し、抽出した特徴点を抽出する処理(図3に示す)が実行される。
まず、眼の検出を行なう準備として、右眼、左眼の探索範囲を算出・決定する(ステップS301)。ここで、前回の特徴点の抽出処理において使用した右眼、左眼の位置情報を使用する場合は、その位置を中心とした一定の範囲を探索範囲とする。一方、新たに探索範囲を算出する場合は、右眼の探索範囲を顔領域の左半分、左眼の探索範囲を顔領域の右半分とする。
探索範囲が決定すると(ステップS301)、まず、右眼の探索範囲に対し予め保持されている右眼の画像データを用いて、パターンマッチングにより右眼の検出を行なう(ステップS302)。その際、マッチングの度合いがある閾値以下である場合、右眼は検出できなかったと判断する(つまり右眼を閉じていると判断する)(ステップS303)。右目のパターンマッチングが終了すると、同様に左眼の探索範囲に対し予め保持しておいた左眼の画像データを用いて、パターンマッチングにより左眼の検出を行なう(ステップS302)。その際、マッチングの度合いがある閾値以下である場合左眼は検出できなかったと判断する(つまり左眼を閉じていると判断する)(ステップS303)。
眼検出処理(ステップS302)により右眼、左眼のどちらも検出できなかった場合(ステップS303/NO)、制御部8は操作部7に対して画像データの再取得を要求する(ステップS308)。制御部8から画像データの再取得を要求された場合(ステップS308)、操作部7は音声又は表示部を有する場合は視覚により被写体の撮り直しをユーザに対して要求する。
一方、右眼、左眼のどちらか一方でも検出できた場合(ステップS303/YES)、口端の検出を行なう準備として、右口端、左口端の探索範囲を算出・決定する(ステップS304)。なお、前回の右口端、左口端の検出処理に使用された口端の位置情報を使用する場合は、その位置を中心とした一定の範囲を検索範囲として決定する。一方、前回の右口端、左口端の検出処理に使用された口端の位置情報を使用しない場合は、右口端の検索範囲を顔領域の左半分、左口端の検索範囲を顔領域の右半分とする。
探索範囲が決定すると(ステップS304)、右口端の探索範囲に対し予め設定されている右口端の画像データを用いて、パターンマッチングにより右口端の検出を行なう(ステップS305)。その際、マッチングの度合いがある閾値以下である場合、右口端は検出できなかったと判断する(ステップS306/NO)。同様に左口端の探索範囲に対しあらかじめ保持しておいた左口端の部分画像データを用いて、パターンマッチングにより左口端の検出を行なう(ステップS305)。その際、マッチングの度合いがある閾値以下である場合、左口端は検出できなかったと判断する(ステップS306/NO)。口端検出処理により両口端を検出できなかった場合(ステップS306/NO)、制御部8は操作部7に対して画像データの再取得を要求する(ステップS308)。制御部8から画像データの再取得を要求された場合(ステップS308)、操作部7は音声又は表示部を有する場合は視覚により被写体の撮り直しをユーザに対して要求する。
一方、両口端を検出できた場合(ステップS306/YES)、制御部8は顔領域から抽出した眼、口端などの特徴点を抽出する処理を終了する(ステップS307)。なお、予め設定されている特徴点の初期位置を変更する場合、または未だ特徴点の初期位置が設定されていない場合も、上述と同様の処理により特徴点の抽出が行われ、抽出された特徴点が初期位置として設定される。
以上の処理により、顔特徴点抽出部6によって顔領域から眼、口端等の特徴点が抽出される。
次に、上述の顔特徴点抽出部6によって抽出された特徴点を用いて実際にカメラ付携帯電話端末1を操作する処理の流れについて説明する。
まず、既に設定されている初期位置により特徴点の検出を行なうか否かを決定する(ステップS401)。今回の撮影が最初の撮影であった場合又は初期位置を変更したい場合は(ステップS401/YES)、図2及び3を用いて説明した顔特徴点抽出部6において抽出した特徴点の位置を顔の特徴点の初期位置として設定する(ステップS402)。既に設定されている初期位置を用いて特徴点の抽出を行なう場合は(ステップS401/NO)、まず、該初期設定に基づいて操作対象の画像データから右目を検出する(ステップS403)。
右目の検出の結果、右目が検出できなかった場合(つまり右眼を閉じている場合)(ステップS403/NO)、“決定”操作を予約する(ステップS404)。一方、右目が検出できた場合は(ステップS403/YES)、左眼の検出を実行する(ステップS405)。左目が検出できなかった場合(つまり左眼を閉じている場合)(ステップS405/NO)、“キャンセル”操作を予約する(ステップS406)。一方、左目が検出できた場合(ステップS405/YES)、顔の傾きを求める(ステップS407)。具体的には、今回検出された全ての特徴点の位置が初期位置の特徴点位置付近に存在するか否かにより顔の傾きを判断する。そして、今回検出された全ての特徴点の位置が初期位置の特徴点位置付近に存在する場合は、顔の傾きは“なし”(図5に示す)に設定する。また、今回検出された全ての特徴点の位置が初期位置の特徴点位置付近に存在しない場合は、それぞれ顔の傾きを“上”、“下”、“右”、又は“左”(図5に示す)に設定する(ステップS407)。
顔の傾きが設定されると(ステップS407)、特徴点の初期位置として設定されている顔の傾きと比較し、異なるか否かを判断する(ステップS408)。その結果、両者が一致した場合は(ステップS408/NO)、顔特徴点抽出部6は操作部7に対して画像データの再取得を要求する(ステップS505)。顔特徴点抽出部6から画像データの再取得を要求された場合(ステップS505)、操作部7は音声又は表示部を有する場合は視覚により被写体の撮り直しをユーザに対して要求する。
一方、両者が一致しなかった場合(ステップS408/YES)、かつステップS407において設定された顔の傾きが“なし”であるか否かを判断する(ステップS409)。ここで、顔の傾きが“なし”に設定されている場合(ステップS409/NO)、顔特徴点抽出部6は操作部7に対して画像データの再取得を要求する(ステップS505)。一方、顔の傾きに“なし”以外に設定されている場合(ステップS409/YES)、設定されている顔の傾きにあわせて“カーソル移動”操作を予約する(ステップS500)。例えば、顔の傾きに“上”、“下”、“右”、“左”が設定されている場合、それぞれ“上へカーソル移動”、“下へカーソル移動”、“右へカーソル移動”、“左へカーソル移動”操作を予約する(ステップS500)。
ステップS500における操作の予約が完了すると、前回の操作において実行された操作と今回予約された操作とが異なるか否かを判断する(ステップS501)。そして、前回の操作において実行された操作と今回予約された操作とが異なる場合は(ステップS501/YES)、予約された操作を実行し(ステップS501)、顔特徴点抽出部6は操作部7に対して画像データの再取得を要求する(ステップS505)。一方、今回予約された操作と前回の操作において実行された操作とが等しい場合(ステップS501/YES)、前回の操作が“キャンセル”操作でないかが確認される(ステップS503)。
前回の操作が“キャンセル”操作でない場合は(ステップS503/YES)、顔特徴点抽出部6は操作部7に対して画像データの再取得を要求する(ステップS505)。一方、前回の操作が“キャンセル”操作である場合(ステップS503/NO)、操作支援システムを終了する(ステップS504)。
なお、本実施形態に係るカメラ付携帯電話端末1においては、画像データを通じて操作できる機能は、“カーソルの移動”、“キャンセル”、“決定”、及び“システムの終了”について説明したが、他の動作についても同様に実行可能である。
以上の構成によれば、従来携帯電話を操作する手段として手入力のみが用いられていたが、カメラ付携帯電話端末によって撮影した画像データから顔の眼、口端といった特徴点を検出し、その特徴点の情報を用いてカメラ付き携帯電話端末を操作することにより、手入力によらずにカメラ付携帯電話端末を操作することができる。したがって、手に障害のある人にとって操作を支援することができる。また、眼、口端といった顔の中で検出しやすく個人差の少ない特徴点を検出することで安定した特徴点の検出を実現することができる。
本実施形態に係るカメラ付携帯電話端末の構成を示すブロック図である。 画像データから顔領域を抽出する処理のフローチャートである。 顔領域から特徴点を抽出する処理のフローチャートである。 特徴点を利用してカメラ付携帯電話端末を操作する処理のフローチャートである。 特徴点によるカメラ付携帯電話端末への操作を要求する動作例である。
符号の説明
1 カメラ付携帯電話端末
2 カメラ部
3 画像データ入力部
4 画像データ記憶部
5 顔領域抽出部
6 顔特徴点抽出部
7 操作部
8 制御部

Claims (11)

  1. 使用者の身体の少なくとも一部を撮影する撮影手段を有するカメラ付携帯電話端末において、
    前記撮影手段によって撮影された画像データから特徴点を抽出し、
    抽出された特徴点の位置情報に応じて動作することを特徴とするカメラ付携帯電話端末。
  2. 前記撮影手段によって撮影された前記画像データに含まれる所定領域から特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
    前記特徴点抽出手段によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致する否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段において前記特徴点抽出手段によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致しないと判断されたとき、前記特徴点抽出手段によって抽出された特徴点の位置情報に基づいて前記カメラ付携帯電話端末を動作させる制御手段とを有することを特徴とする請求項1記載のカメラ付携帯電話端末。
  3. 前記撮影手段によって撮影された前記画像データから前記所定領域を抽出する領域抽出手段と、
    前記特徴点抽出手段は、前記領域抽出手段によって抽出された前記所定領域から特徴点を抽出することを特徴とする請求項2記載のカメラ付携帯電話端末。
  4. 前記制御手段は、予め設定された特徴点に対する前記特徴点抽出手段によって抽出された特徴点の傾きによりユーザが期待する動作を検出することを特徴とする請求項2又は3記載のカメラ付携帯電話端末。
  5. 前記制御手段は、前記特徴点抽出手段による特徴点の有無によりユーザが期待する動作を検出することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項記載のカメラ付携帯電話端末。
  6. 使用者の身体の少なくとも一部を撮影する撮影手段を有するカメラ付携帯電話端末のカメラ付携帯電話端末操作方法であって、
    前記撮影手段によって撮影された画像データから特徴点を抽出する工程と、
    抽出された特徴点の位置情報に応じて動作する工程を有することを特徴とするカメラ付携帯電話端末操作方法。
  7. 前記撮影手段によって撮影された前記画像データに含まれる所定領域から特徴点を抽出する特徴点抽出工程と、
    前記特徴点抽出工程によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致する否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程において前記特徴点抽出工程によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致しないと判断されたとき、前記特徴点抽出工程によって抽出された特徴点の位置情報に基づいて前記カメラ付携帯電話端末を動作させる制御工程とを有することを特徴とする請求項6記載のカメラ付携帯電話端末操作方法。
  8. 前記撮影手段によって撮影された前記画像データから前記所定領域を抽出する領域抽出工程と、
    前記特徴点抽出工程は、前記領域抽出工程によって抽出された前記所定領域から特徴点を抽出することを特徴とする請求項7記載のカメラ付携帯電話端末操作方法。
  9. 使用者の身体の少なくとも一部を撮影する撮影手段を有するカメラ付携帯電話端末のカメラ付携帯電話端末操作プログラムであって、
    前記撮影手段によって撮影された画像データから特徴点を抽出する処理と、
    抽出された特徴点の位置情報に応じて動作する処理を有することを特徴とするカメラ付携帯電話端末操作プログラム。
  10. 前記撮影手段によって撮影された前記画像データに含まれる所定領域から特徴点を抽出する特徴点抽出処理と、
    前記特徴点抽出処理によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致する否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理において前記特徴点抽出処理によって抽出された特徴点と予め設定された特徴点とが一致しないと判断されたとき、前記特徴点抽出処理によって抽出された特徴点の位置情報に基づいて前記カメラ付携帯電話端末を動作させる制御処理とを有することを特徴とする請求項9記載のカメラ付携帯電話端末操作プログラム。
  11. 前記撮影手段によって撮影された前記画像データから前記所定領域を抽出する領域抽出処理と、
    前記特徴点抽出処理は、前記領域抽出処理によって抽出された前記所定領域から特徴点を抽出することを特徴とする請求項10記載のカメラ付携帯電話端末操作プログラム。
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