JP2006294580A - Connector and connector holding structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は自動車等の内部における各種電装部品間の接続等に用いられるワイヤーハーネスの分岐接続に好適なコネクタ及びコネクタ保持構造に関する。 The present invention relates to a connector and a connector holding structure suitable for branch connection of a wire harness used for connection between various electrical components inside an automobile or the like.
この種のコネクタ10は、例えば、図42(A),(B)、図43、図44、及び図45に示すように、ワイヤーハーネス等を構成する電線(図示せず)に圧着等により接続された接続用端子18を収容する複数の端子収容室16が併設され、プラスチック製の複数のコネクタハウジング12と、コネクタハウジング12の両側部における前後方側に設けられ、係合凹部32と先端に鉤部(フック)37を有する係合凸部34との係合により、コネクタハウジング12を積層して合体するコネクタハウジングロック手段14(図44参照)と、コネクタハウジング12の下部に突設され、そのコネクタハウジング12が積層される他方(下段)のコネクタハウジング12の端子収容室16に収容された接続用端子18の係合凹部18bに係合することにより、接続用端子18の抜け防止と半挿入状態を検知する係止突起30(図43参照)を備える。なお、前記係合凸部34における鉤部37の係合面37aは、係合凸部34の長手方向軸線に対してほぼ垂直な面状に形成されている。
For example, as shown in FIGS. 42A, 42B, 43, 44, and 45, this type of
ここで各コネクタハウジングロック手段14の係合凹部32と係合凸部34の形状は、前後左右いずれの部位のコネクタハウジングロック手段14でも同じ係合力でコネクタハウジング同士を係合保持するように、どの部位でもそれぞれ略同一形状に規定されている。
Here, the shape of the engagement
コネクタ10を組み立てる場合には、例えば、各コネクタハウジング12の端子収容室16に、電線に接続された接続用端子18を挿入して収容する。
When assembling the
次に、接続用端子18が収容された最下段のコネクタハウジング12の上に、接続用端子18が収容された下から2段目のコネクタハウジング12を重ね合わせる。
Next, the connector housing 12 in the second stage from the bottom in which the
次に、最下段のコネクタハウジング12に2段目のコネクタハウジング12を押し付けて、最下段のコネクタハウジング12の前後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段14の係合凹部32と、2段目(上段)のコネクタハウジング12の前後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段14の係合凸部34の鉤部37とを係合させると共に、2段目のコネクタハウジング12に突設された係止突起30を、最下段のコネクタハウジング12の端子収容室16に収容された接続用端子18の係合凹部18bに挿入して係合させ、最下段のコネクタハウジング12に収容された接続用端子18の抜け防止と半挿入状態を検知しながら、最下段のコネクタハウジング12に2段目のコネクタハウジング12を積層して合体する。
Next, the second-
次に、2段目のコネクタハウジング12の上に接続用端子18が収容された下から3段目のコネクタハウジング12を重ね合わせ、同様にして前後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段14の係合凹部32と係合凸部34の鉤部37とを係合させると共に、3段目のコネクタハウジング12の係止突起30を2段目のコネクタハウジング12に収容された接続用端子18の係合凹部18bに係合させ、2段目のコネクタハウジング12に3段目のコネクタハウジング12を積層して合体する。以下同様な操作を繰り返して、コネクタハウジング12を、図45に示すように、例えば、上下10段に順次積層して合体することにより行う(特許文献1参照)。
Next, the third-
なお、コネクタ10を組み立てる場合に、上記したような接続用端子18が収容されたコネクタハウジング12を重ね合わせて順次積層するのではなく、コネクタハウジング12を1層積層する毎に、上段に積層されたコネクタハウジング12の端子収容室16に接続用端子18を挿入して収容し、このような操作を繰り返して、コネクタハウジング12を順次積層して合体することにより行うようにしても良い。
When the
従来のコネクタ10によると、コネクタハウジング12同士を重ね合わせて積層する際、一方のコネクタハウジング12の端子収容室16に、接続用端子18が奥まで正しく挿入されず、半挿入状態で収容されたような場合、その接続用端子18の係合凹部18bに、そのコネクタハウジング12に積層される他方(上段)のコネクタハウジング12に突設された係止突起30が挿入されず、係合しなくなる。そうすると、係止突起30が係合凹部18bの外縁に突き当たり、他方のコネクタハウジング12が浮き上がって、両コネクタハウジング12間に隙間が生じる。その結果、前後方側の両コネクタハウジングロック手段14の係合凹部32と係合凸部34を係合することが困難になるので、端子収容室16に接続用端子18が半挿入状態で収容されていることを検知することができる。そして、端子収容室16に接続用端子18が半挿入状態で収容されたコネクタハウジング12を積層して合体する事態を防止することができるようになっている。
According to the
しかしながら、一方のコネクタハウジング12の端子収容室16に接続用端子18が半挿入状態で収容されている場合、そのコネクタハウジング12に他方のコネクタハウジング12を重ね合わせて積層する際、他方のコネクタハウジング12を、一方のコネクタハウジング12に押し付けると、他方のコネクタハウジング12の係止突起30が、一方のコネクタハウジング12の端子収容室16に半挿入状態で収容された接続用端子18の係合凹部18bに係合することなく、係合凹部18b外縁に突き当たり、半挿入状態で収容された接続用端子18近傍の両コネクタハウジング12間に隙間が生じるが、他方のコネクタハウジング12がこれに作用する押し付け力でたわみ(反り)、両コネクタハウジング12の両側部が接近又は接触することがある。
However, when the
そうすると、コネクタハウジング12の両側部の前後方側に設けられたコネクタハウジングロック手段14の係合凹部32と係合凸部34を係合することが可能になるため、一方のコネクタハウジングの端子収容室に接続用端子が半挿入状態で収容されていることを係止突起30で検知することができなくなる。
Then, the engagement recess 32 and the
その結果、端子収容室16に接続用端子18が半挿入状態で収容された一方のコネクタハウジング12に他方のコネクタハウジング12を積層して合体することになり、最終的に形成されたコネクタ10が電気的接続不良を引き起こし、その品質及び信頼性を低下させる恐れがある。
As a result, the
本発明は上記課題を解決し、コネクタハウジングに接続用端子が半挿入状態で収容されているのを確実に検知し、接続用端子が半挿入状態のコネクタハウジングを積層して合体するのを防止するコネクタを提供することを目的とするものである。 The present invention solves the above-described problem, reliably detects that the connection terminal is accommodated in the half-inserted state in the connector housing, and prevents the connection terminals from being stacked and united in the half-inserted connector housing. An object of the present invention is to provide a connector that can be used.
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載された発明は、接続用端子を収容する複数のコネクタハウジングの両側部における一方側と他方側に設けられ、コネクタハウジングを積層して合体するコネクタハウジングロック手段と、一方のコネクタハウジングに突設され、そのコネクタハウジングが積層される他方のコネクタハウジングに収容された接続用端子に係合することにより、接続用端子の半挿入状態を検知する係止突起とを備えたコネクタにおいて、前記コネクタハウジングの一方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力が他方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力よりも小さくなるように設定されていることを特徴としている。 In order to achieve the above object, an invention according to claim 1 of the present invention is provided on one side and the other side of a plurality of connector housings for accommodating connection terminals, and the connector housings are laminated. The connector housing locking means to be combined with the connection terminal housed in the other connector housing, which is projected from one connector housing and laminated with the other connector housing, makes the connection terminal half-inserted. In a connector having a locking protrusion to be detected, the engaging force of both connector housing locking means provided on one side of the connector housing is smaller than the engaging force of both connector housing locking means provided on the other side. It is characterized by being set to.
また、本発明の請求項2に記載された発明は、接続用端子を収容する複数のコネクタハウジングの両側部における前後方側に設けられ、コネクタハウジングを積層して合体するコネクタハウジングロック手段と、一方のコネクタハウジングに突設され、そのコネクタハウジングが積層される他方のコネクタハウジングに収容された接続用端子に係合することにより、接続用端子の半挿入状態を検知する係止突起とを備えたコネクタにおいて、前記コネクタハウジングの前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力が、後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力よりも小さくなるように設定されていることを特徴としている。 Further, the invention described in claim 2 of the present invention is provided on the front and rear sides of the both sides of the plurality of connector housings for accommodating the connection terminals, and connector housing locking means for stacking and combining the connector housings, And a locking projection for detecting a half-inserted state of the connection terminal by engaging with the connection terminal housed in the other connector housing on which the connector housing is stacked. The connector housing locking means provided on the front side of the connector housing is set such that the engaging force of the connector housing locking means provided on the rear side is smaller than the engaging force of the connector housing locking means provided on the rear side. It is a feature.
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項2に記載のコネクタにおいて、前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合凸部における鉤部の係合面が、凸弧面状又は係合凸部の長手方向軸線に対して鈍角度の傾斜面状に形成され、後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合凸部における鉤部の係合面が、係合凸部の長手方向軸線に対してほぼ垂直な面状に形成されていることを特徴としている。 According to a third aspect of the present invention, in the connector according to the second aspect, the engagement surface of the flange portion of the engagement convex portion of both connector housing locking means provided on the front side is convex. The engagement surface of the flange portion of the engagement convex portion of both connector housing locking means formed on the rear side is formed in an arc surface shape or an inclined surface shape with an obtuse angle with respect to the longitudinal axis of the engagement convex portion, It is characterized by being formed in a plane substantially perpendicular to the longitudinal axis of the engaging convex portion.
また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項2又は請求項3に記載のコネクタにおいて、前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合凸部における鉤部の係合高さが、後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合凸部における鉤部の係合高さよりも低くなるように構成されていることを特徴としている。 According to a fourth aspect of the present invention, in the connector according to the second or third aspect, the hook is engaged in the engaging convex portion of the two connector housing locking means provided on the front side. It is characterized in that the height is configured to be lower than the engagement height of the flange portion in the engagement convex portion of both connector housing locking means provided on the rear side.
また、本発明の請求項5に記載された発明は、請求項2乃至請求項4の何れかに記載のコネクタにおいて、
前記コネクタハウジングの前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力は、接続用端子が半挿入状態の場合には該前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段における係合が外れるとともに、接続用端子が適正に挿入された状態の場合には該前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段における係合が保持される程度に規定されていることを特徴としている。
The invention described in claim 5 of the present invention is the connector according to any one of claims 2 to 4,
The engaging force of both connector housing locking means provided on the front side of the connector housing is disengaged from both connector housing locking means provided on the front side when the connecting terminal is in a half-inserted state. In the state where the connection terminal is properly inserted, it is characterized in that it is regulated to such an extent that the engagement in both connector housing locking means provided on the front side is maintained.
また、本発明の請求項6に記載された発明は、前記請求項1乃至請求項5のいずれかに記載されたコネクタの複数のコネクタハウジング内に前記接続用端子が収容されるとともに、前記コネクタがホルダに収容されてなるコネクタ保持構造であることを特徴としている。 According to a sixth aspect of the present invention, the connection terminal is accommodated in a plurality of connector housings of the connector according to any one of the first to fifth aspects, and the connector Is a connector holding structure housed in a holder.
本発明の請求項1に記載のコネクタによると、前記コネクタハウジングの一方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力が、他方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力よりも小さくなるように設定されている。 According to the connector of the first aspect of the present invention, the engaging force of the two connector housing locking means provided on one side of the connector housing is smaller than the engaging force of the two connector housing locking means provided on the other side. It is set to be.
そこで、一方のコネクタハウジングに接続用端子が半挿入状態で収容されている場合、そのコネクタハウジングに積層される他方のコネクタハウジングの係止突起が、一方のコネクタハウジングに半挿入状態で収容された接続用端子に係合せず、半挿入状態で収容された接続用端子近傍の両コネクタハウジング間に隙間が生じる反面、他方のコネクタハウジングが押し付け力で撓み、両コネクタハウジングの両側部が接近又は接触することにより、コネクタハウジングの両側部の一方側と他方側に設けられたコネクタハウジングロック手段の係合凹部と係合凸部を係合させることが可能になる。 Therefore, when the connection terminal is accommodated in one connector housing in a half-inserted state, the locking projection of the other connector housing stacked on the connector housing is accommodated in the one connector housing in a half-inserted state. While there is a gap between the connector housings near the connection terminals that are not engaged with the connection terminals and accommodated in the half-inserted state, the other connector housing bends due to the pressing force, and both sides of both connector housings approach or contact each other. By doing so, it becomes possible to engage the engaging concave portion and the engaging convex portion of the connector housing locking means provided on one side and the other side of the both sides of the connector housing.
ところが、これらコネクタハウジングロック手段の係合凹部と係合凸部には、他方のコネクタハウジングを撓ませる押し付け力に相当する反力が作用するので、他方側の両コネクタハウジングロック手段における係合凹部と係合凸部の係合力はコネクタハウジングを積層して合体するために必要な係合力を有し、他方側の両コネクタハウジングロック手段における係合凹部と係合凸部の係合状態が維持されるのに対し、他方側の両コネクタハウジングロック手段よりも係合力が小さく設定されている一方側の両コネクタハウジングロック手段における係合凹部と係合凸部の係合が前記押し付け力の反力作用で外れ、コネクタハウジングを積層して合体することができなくなる。 However, since a reaction force corresponding to a pressing force that bends the other connector housing acts on the engagement recesses and the engagement projections of these connector housing lock means, the engagement recesses in the other connector housing lock means on the other side The engaging force of the engaging projection has an engaging force necessary for stacking and joining the connector housings, and the engaging recesses and the engaging projections in the other connector housing locking means are maintained in the engaged state. On the other hand, the engagement between the engagement concave portion and the engagement convex portion in both the connector housing locking means on one side, in which the engagement force is set to be smaller than both the connector housing locking means on the other side, is opposite to the pressing force. Due to the force action, the connector housings cannot be stacked and united.
これにより、コネクタハウジングに接続用端子が半挿入状態で収容されている場合、一方側の両コネクタハウジングロック手段が接続用端子の半挿入状態を検知する役割をする。コネクタハウジングに接続用端子が奥まで正しく挿入されて正常に収容されている場合には、コネクタハウジングの押し付け力による反力が小さいので、一方側の両コネクタハウジングロック手段における係合凹部と係合凸部の係合が外れず、コネクタハウジングを積層して合体することができる。 Thereby, when the connection terminal is accommodated in the connector housing in a half-inserted state, both connector housing locking means on one side serve to detect the half-inserted state of the connection terminal. When the connector terminal is correctly inserted into the connector housing and properly accommodated, the reaction force due to the pressing force of the connector housing is small, so it engages with the engaging recesses on both connector housing locking means on one side. The protrusions are not disengaged, and the connector housings can be stacked and combined.
よって、コネクタハウジングに接続用端子が半挿入状態で収容されている場合、それを確実に検知し、接続用端子が半挿入状態で収容されたコネクタハウジングを積層して合体するのを防止し、形成されたコネクタが電気的接続不良を引き起こすことがなく、その品質及び信頼性を向上させることができる。 Therefore, when the connection terminal is accommodated in the half-inserted state in the connector housing, it is reliably detected, and the connector housing accommodated in the half-inserted state is prevented from being stacked and united. The formed connector does not cause poor electrical connection, and the quality and reliability can be improved.
また、コネクタが固定された電線が、コネクタの近傍でコネクタハウジング同士の積層状態を解除する方向に引っ張られた場合、仮に他方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力が一方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力よりも小さく設定されていると、他方側の両コネクタハウジングロック手段における係合が容易に外れてしまい、コネクタハウジング同士の積層状態を保持できなくなる懸念がある。これに対し、本究明では、他方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力が一方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力よりも大きく設定されているため、他方側の両コネクタハウジングロック手段における係合が容易に外れないので、コネクタハウジング同士の積層状態を保持することができる。 Further, when the electric wire with the connector fixed is pulled in the direction of releasing the laminated state of the connector housings in the vicinity of the connector, the engagement force of the connector housing locking means on the other side is temporarily If it is set smaller than the engaging force of the means, the engagement between the two connector housing locking means on the other side is easily disengaged, and there is a concern that the laminated state of the connector housings cannot be maintained. On the other hand, in the present study, the engaging force of the two connector housing locking means on the other side is set to be larger than the engaging force of the two connector housing locking means on the one side. Since the mating is not easily removed, the stacked state of the connector housings can be maintained.
なお、一方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力は限りなく小さくすることが可能であるが、一方側の両コネクタハウジングロック手段そのものを無くしてしまうことは好ましくない。なぜならば、一方側の両コネクタハウジングロック手段そのものを無くしてしまうと、コネクタ組み立て作業者は一方側の両コネクタハウジングロック手段を係合しようという動機付けがなくなるため、コネクタハウジング間の隙間量の大きさのみで接続用端子の半挿入検知を行う恐れがあり、該半挿入検知の確実性が低くなる。これに対し本発明の場合、すなわち一方側の両コネクタハウジングロック手段が存在している場合は、コネクタ組み立て作業者は一方側の両コネクタハウジングロック手段を係合しようと試みるため、コネクタハウジング間の隙間量だけでなく、一方の両コネクタハウジングロック手段の係合が外れてしまうという現象からも接続用端子の半挿入検知を行うことができ、該半挿入検知の確実性が増す。 Although the engaging force of both the connector housing locking means on one side can be reduced as much as possible, it is not preferable to eliminate both the connector housing locking means themselves on one side. This is because if the connector housing locking means on one side is lost, the connector assembly operator will not be motivated to engage the connector housing locking means on one side, so the gap between the connector housings will be large. There is a risk that half-insertion detection of the connection terminal is performed only by this, and the reliability of the half-insertion detection is lowered. On the other hand, in the case of the present invention, that is, when both the connector housing locking means on one side exist, the connector assembly operator tries to engage both the connector housing locking means on one side. Half-insertion detection of the connection terminal can be performed not only from the gap amount but also from the phenomenon that one of the connector housing locking means is disengaged, and the reliability of the half-insertion detection is increased.
また、本発明の請求項2に記載のコネクタによると、前記コネクタハウジングの前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力が、後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力よりも小さくなるように設定されている。 In the connector according to claim 2 of the present invention, the engaging force of the two connector housing locking means provided on the front side of the connector housing is greater than the engaging force of the two connector housing locking means provided on the rear side. Is set to be smaller.
そこで、一方のコネクタハウジングに接続用端子が半挿入状態で収容されている場合、そのコネクタハウジングに積層される他方のコネクタハウジングの係止突起が、一方のコネクタハウジングに半挿入状態で収容された接続用端子に係合せず、半挿入状態で収容された接続用端子近傍の両コネクタハウジング間に隙間が生じる反面、他方のコネクタハウジングが押し付け力で撓み、両コネクタハウジングの両側部が接近又は接触することにより、コネクタハウジングの両側部の前後方側に設けられたコネクタハウジングロック手段の係合凹部と係合凸部を係合させることが可能になる。 Therefore, when the connection terminal is accommodated in one connector housing in a half-inserted state, the locking projection of the other connector housing stacked on the connector housing is accommodated in the one connector housing in a half-inserted state. While there is a gap between the connector housings near the connection terminals that are not engaged with the connection terminals and accommodated in the half-inserted state, the other connector housing bends due to the pressing force, and both sides of both connector housings approach or contact each other. By doing so, it becomes possible to engage the engaging concave portion and the engaging convex portion of the connector housing locking means provided on the front rear side of the both side portions of the connector housing.
ところが、これらコネクタハウジングロック手段の係合凹部と係合凸部には、他方のコネクタハウジングを撓ませる押し付け力に相当する反力が作用するので、後方側の両コネクタハウジングロック手段における係合凹部と係合凸部の係合力はコネクタハウジングを積層して合体するために必要な係合力を有し、後方側の両コネクタハウジングロック手段における係合凹部と係合凸部の係合状態が維持されるのに対し、後方側の両コネクタハウジングロック手段よりも係合力が小さく設定されている前方側の両コネクタハウジングロック手段における係合凹部と係合凸部の係合が前記押し付け力の反力作用で外れ、コネクタハウジングを積層して合体することができなくなる。 However, since a reaction force corresponding to a pressing force that deflects the other connector housing acts on the engagement recesses and the engagement projections of these connector housing lock means, the engagement recesses in the rear connector housing lock means The engagement force of the engagement protrusions has the engagement force necessary to stack and unite the connector housings, and the engagement recesses and engagement protrusions in the rear connector housing locking means are maintained in the engaged state. On the other hand, the engagement between the engagement concave portion and the engagement convex portion in both the front connector housing lock means set to have a smaller engagement force than both the rear connector housing lock means is opposite to the pressing force. Due to the force action, the connector housings cannot be stacked and united.
これにより、コネクタハウジングに接続用端子が半挿入状態で収容されている場合、前方側の両コネクタハウジングロック手段が接続用端子の半挿入状態を検知する役割をする。コネクタハウジングに接続用端子が奥まで正しく挿入されて正常に収容されている場合には、コネクタハウジングの押し付け力による反力が小さいので、前方側の両コネクタハウジングロック手段における係合凹部と係合凸部の係合が外れず、コネクタハウジングを積層して合体することができる。 Thereby, when the connection terminal is accommodated in the connector housing in a half-inserted state, both connector housing locking means on the front side serve to detect the half-inserted state of the connection terminal. When the connector terminal is correctly inserted into the connector housing and properly accommodated, the reaction force due to the pressing force of the connector housing is small, so it engages with the engagement recesses on both front connector housing locking means. The protrusions are not disengaged, and the connector housings can be stacked and combined.
よって、コネクタハウジングに接続用端子が半挿入状態で収容されている場合、それを確実に検知し、接続用端子が半挿入状態で収容されたコネクタハウジングを積層して合体するのを防止し、形成されたコネクタが電気的接続不良を引き起こすことがなく、その品質及び信頼性を向上させることができる。 Therefore, when the connection terminal is accommodated in the half-inserted state in the connector housing, it is reliably detected, and the connector housing accommodated in the half-inserted state is prevented from being stacked and united. The formed connector does not cause poor electrical connection, and the quality and reliability can be improved.
また、コネクタが固定された電線が、コネクタの近傍でコネクタハウジング同士の積層状態を解除する方向に引っ張られた場合、仮に後方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力が前方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力よりも小さく設定されていると、後方側の両コネクタハウジングロック手段における係合が容易に外れてしまい、コネクタハウジング同士の積層状態を保持できなくなる懸念がある。これに対し、本究明では、後方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力が前方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力よりも大きく設定されているため、後方側の両コネクタハウジングロック手段における係合が容易に外れないので、コネクタハウジング同士の積層状態を保持することができる。 In addition, when the electric wire with the connector fixed is pulled in the direction of releasing the stacked state of the connector housings in the vicinity of the connector, the engagement force of the two connector housing locking means on the rear side is temporarily changed to the two connector housing locks on the front side. If it is set to be smaller than the engaging force of the means, the engagement between the rear connector housing locking means is easily disengaged, and there is a concern that the laminated state of the connector housings cannot be maintained. On the other hand, in this study, the engagement force of the rear connector housing locking means is set to be larger than the engagement force of the front connector housing locking means. Since the mating is not easily removed, the stacked state of the connector housings can be maintained.
なお、前方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力は限りなく小さくすることが可能であるが、前方側の両コネクタハウジングロック手段そのものを無くしてしまうことは好ましくない。なぜならば、前方側の両コネクタハウジングロック手段そのものを無くしてしまうと、コネクタ組み立て作業者は前方側の両コネクタハウジングロック手段を係合しようという動機付けがなくなるため、コネクタハウジング間の隙間量の大きさのみで接続用端子の半挿入検知を行う恐れがあり、該半挿入検知の確実性が低くなる。これに対し本発明の場合、すなわち前方側の両コネクタハウジングロック手段が存在している場合は、コネクタ組み立て作業者は前方側の両コネクタハウジングロック手段を係合しようと試みるため、コネクタハウジング間の隙間量だけでなく、前方の両コネクタハウジングロック手段の係合が外れてしまうという現象からも接続用端子の半挿入検知を行うことができ、該半挿入検知の確実性が増す。 The engaging force between the front connector housing lock means can be reduced as much as possible, but it is not preferable to eliminate the front connector housing lock means. This is because if the front connector housing locking means itself is lost, the connector assembly operator will not be motivated to engage the front connector housing locking means. There is a risk that half-insertion detection of the connection terminal is performed only by this, and the reliability of the half-insertion detection is lowered. On the other hand, in the case of the present invention, that is, when both front connector housing locking means are present, the connector assembly operator tries to engage both front connector housing locking means. Not only the gap amount but also the phenomenon that the front connector housing locking means are disengaged from each other makes it possible to detect the half insertion of the connection terminal, and the reliability of the half insertion detection is increased.
また、本発明の請求項3に記載のコネクタによると、後方側の両コネクタハウジングロック手段は、これまで使用されているものと構成が同じで新たに設計する手間が省けるほか、前方側の両コネクタハウジングロック手段における係合凸部の形状が簡単になる。従って、コネクタハウジングロック手段の形成が容易になり、コネクタのコストを低減させることができるので好ましい。 Further, according to the connector of the present invention, the rear connector housing locking means has the same configuration as that used so far, and can save time and effort for a new design. The shape of the engaging projection in the connector housing locking means is simplified. Therefore, it is preferable because the connector housing locking means can be easily formed and the cost of the connector can be reduced.
また、本発明の請求項4に記載のコネクタによると、前方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力を後方側の両コネクタハウジングロック手段の係合力よりも小さく設定することが容易になるので好ましい。 According to the connector described in claim 4 of the present invention, it is easy to set the engaging force of the front connector housing lock means smaller than the engaging force of the rear connector housing lock means. .
また、本発明の請求項5に記載のコネクタによると、前記コネクタハウジングの前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段の係合力は、接続用端子が半挿入状態の場合には該前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段における係合が外れるとともに、接続用端子が適正に挿入された状態の場合には該前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段における係合が保持される程度に規定されているので、接続用端子が半挿入状態の場合を両コネクタハウジングロック手段が外れることで外部から容易に確認することができる。 According to the connector described in claim 5 of the present invention, the engaging force of the two connector housing locking means provided on the front side of the connector housing is such that when the connecting terminal is in the half-inserted state, Engagement in both connector housing locking means provided is disengaged, and when the connecting terminal is properly inserted, engagement in both connector housing locking means provided on the front side is maintained. Since it is prescribed | regulated, the case where the terminal for a connection is a half insertion state can be easily confirmed from the outside by removing both connector housing locking means.
また、本発明の請求項6記載のコネクタによると、前記請求項1乃至請求項5に記載されたコネクタの複数のコネクタハウジング内に前記接続用端子が収容されるとともに、前記コネクタがホルダに収容されてなるコネクタ保持構造であるので、接続用端子が半挿入状態となったコネクタをホルダ内に収容するのを確実に防止できる。これに加えて、このようなコネクタをホルダに挿入することでコネクタの積層状態をより確実に維持できる。
In the connector according to
次に、本発明の実施形態を図面により詳細に説明する。なお、背景技術に記載したコネクタ10と同一構成、機能を有するものには同一符号が付してある。先ず本発明の第1の好ましい形態にかかるコネクタ11を図1乃至図6に基づいて説明する。
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to what has the same structure and function as the
このコネクタ11は、複数(図示例は10個)のプラスチック製のコネクタハウジング12と、これらコネクタハウジング12を上下方向に複数段(図示例は10段)に積層して合体するプラスチック製のコネクタハウジングロック手段15,17と、コネクタハウジング12に突設され、そのコネクタハウジング12が積層される他方(下段)のコネクタハウジング12の端子収容室16に収容された接続用端子18に係合することにより、接続用端子18の抜け防止と半挿入状態を検知する係止突起30とを備えている。
The
コネクタハウジング12は、ワイヤーハーネス等を構成する電線に圧着等により接続された複数(図示例では10個)のメス状の接続用端子18を収容する複数(図示例では10室)の端子収容室16が横方向に単層に併設される。また、コネクタハウジング12は、端子収容室16の後方側が上方に開口されており、図4に示すように、端子収容室16の前方側における一方の壁、即ち、上壁16aには、例えば、端子収容室16の長手方向に形成された一対のスリット20(図3(A)参照)により、基先端が前記上壁16aに支持される両持ち構造で、背中側に厚肉となる肉盛り部24(図3乃至図5等参照)と、内側に接続用端子18の先端側上部に突設されたタブ状の係止受部18a(図4参照)に係合される係止爪26が形成されたプラスチック製の弾性係止片からなるランス22が設けられる。
The
前記ランス22の位置に対応する端子収容室16の反対側の他方の壁、即ち、下壁16bには、図3(B)及び図4に示すように、隣接する下段のコネクタハウジング12の端子収容室16に接続用端子18が挿入された場合(図4参照)、接続用端子18の係止受部18aに係止爪26が当接し、上方に少し持ち上げられるランス22の肉盛り部24を受け入れて、ランス22が外側に変位するのを許容するスリット状の細穴からなるランス受入部28が設けられる。接続用端子18の係止受部18aがランス22の係止爪26に係合することにより、ランス22の肉盛り部24が下がり、接続用端子18がランス22に係合し、端子収容室16から抜けないように固定される。
As shown in FIGS. 3B and 4, the other wall on the opposite side of the
コネクタハウジング12における端子収容室16のランス22よりも後方に位置する下壁16bの下部(下面)には、図2及び図3(B)に示すように、例えば角型の係止突起30が突設され、これが該コネクタハウジング12と積層される下段のコネクタハウジング12の端子収容室16に収容された接続用端子18の係合凹部18b(図4参照)に挿入されて係合することにより、接続用端子18の端子収容室16からの抜け防止(ランス22による抜け防止と合せて二重係止機能を有する)と半挿入状態を検知することができるようになっている。係合凹部18bは図3(A)に図示された端子収容室16の後方側(接続用端子18の挿入開始側)の上方開口部を利用しているが、係止突起30の挿入を受け入れることができる程度の大きさを有し、かつ、係止突起30の形状に見合う形状の凹部とし、端子収容室16の後方側の上方開口部を無くすようにしても良い。このようにすると、端子収容室16の後方側から端子収容室16内に塵埃等が侵入するのを抑制できるので好ましい。なお、31は端子収容室16の前壁16cに設けられた相手方コネクタ等(図示せず)の接続バー(オス端子)が挿入される接続バー挿入穴である。
As shown in FIGS. 2 and 3B, for example, a
前記コネクタハウジング12の前方側(接続用端子18が挿入される方向の挿入終了側)に設けられた両コネクタハウジングロック手段15は、図1(B)、図3(A),(B)、及び図5に示すように、コネクタハウジング12の両側部12aにおける前方側にそれぞれ設けられ、例えば、上部に設けられた係合凹部32と、これに対応する例えば下部に設けられた係合凸部33とからなる。そして、一方(下段)のコネクタハウジング12に設けられた係合凹部32と、そのコネクタハウジング12に積層される他方(上段)のコネクタハウジング12に設けられた係合凸部33との係合により、両コネクタハウジング12を積層して合体することができるようになっている。
Both connector housing locking means 15 provided on the front side of the connector housing 12 (the insertion end side in the direction in which the
前記コネクタハウジングの後方側(接続用端子18が挿入される方向の挿入開始側)に設けられた両コネクタハウジングロック手段17は、図1(B)、図3(A),(B)及び図6に示すように、コネクタハウジング12の両側部12aにおける後方側にそれぞれ設けられ、例えば上部に設けられた係合凹部32と、これに対応する、例えば下部に設けられた係合凸部34とからなる。そして、一方(下段)のコネクタハウジング12に設けられた係合凹部32と、そのコネクタハウジング12に積層される他方(上段)のコネクタハウジング12に設けられた係合凸部34との係合により、両コネクタハウジング12を積層して合体することができるようになっている。
Both connector housing locking means 17 provided on the rear side of the connector housing (the insertion start side in the direction in which the
更に詳細に説明すると、コネクタハウジングロック手段15における係合凹部32は、図5に示すように、例えば横方向に開口するコ字状の凹溝からなり、係合凸部33は、両側部12aより下方へ突出する直線状係止片の先端に係合凹部32に係合する内向きの鉤部(フック)35を有する。コネクタハウジングロック手段17における係合凹部32は、図6に示すように、横方向に開口するコ字状の凹溝からなり、係合凸部34は、両側部12aより下方へ突出する直線状係止片の先端に係合凹部32に係合する内向きの鉤部37を有する。
More specifically, as shown in FIG. 5, the
また、前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段15の係合凹部32と係合凸部33の係合力が、後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段17の係合凹部32と係合凸部34の係合力よりも小さくなるように設定されている。即ち、図7に示すように、両コネクタハウジングロック手段15の係合凸部33における鉤部35は、その係合凹部32に押当する係合面35aが凸弧面状に、かつ鉤部35の係合高さHが両コネクタハウジングロック手段17の係合凸部34における鉤部37の係合高さhよりも低くなるように形成され、両コネクタハウジングロック手段17の係合力よりも小さくなるように設定されている。
Further, the engaging force of the engaging
一方、後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段17の係合凸部34における鉤部37は、その係合面37aが、図8に示すように、係合凸部34の長手方向軸線Pに対してほぼ垂直な面状に、かつ鉤部37の係合高さhが係合凹部32のコ字状の凹溝にしっかり係合する高さに形成され、係合凹部32と係合凸部34の係合力がコネクタハウジング32を積層して合体した状態を確実に保持するために必要な大きさに設定されている。
On the other hand, as shown in FIG. 8, the
なお、前方側の両コネクタハウジングロック手段15の係合凸部33における鉤部35は、係合凹部32に押当する係合面が、凸弧面状の係合面35aに代えて、図9(A)に示すように、係合凸部33の長手方向軸線Pに対して鈍角度θの略V状突起の傾斜面状の係合面35bに形成されるか、又は、図9(B)に示すように、係合凸部33の長手方向軸線Pに対して鈍角度θの滑り台型の傾斜面状の係合面35c等に形成されるようにしても良い。また、両コネクタハウジングロック手段15における係合凹部32の形状は、コ字状の凹溝の代わりに、係合凸部33の鉤部35の係合面が凸弧面状の係合面35aの場合には、これに見合う凹弧面状凹溝に、鉤部35の係合面が略V状突起の傾斜面状の係合面35bの場合には、これに見合う略V状凹溝に、又は、鉤部35の係合面が滑り台型の傾斜面状の係合面35cの場合には、これに見合う三角状凹溝に形成されていても良い。係合凹部32の形状が、上記鉤部35のこれら係合面35a,35b,35c等に見合う凹溝に形成されていると、両コネクタハウジングロック手段15における係合凹部32と係合凸部33の係合力を所望の大きさに設定することが容易になるので好ましい。
Note that the
また、前記コネクタハウジング12の両側部12aにおける前後方側に設けられたコネクタハウジングロック手段17間の例えば上部には、図1(B)及び図3に示すように、積層されたコネクタハウジング12同士の相対移動を拘束する矩形状の案内凹溝36が設けられ、これに対応する例えば両側部12aの下部には、案内凹溝36に嵌合する矩形板状の案内リブ38が下方に突出して設けられ、一方のコネクタハウジング12の案内凹溝36に、積層される他方(上段)のコネクタハウジング12の案内リブ38が挿脱自在に嵌着されている。
Further, as shown in FIG. 1B and FIG. 3, the stacked
本発明のコネクタ11は上記のような構成になっている。このコネクタ11を組み立てる場合には、例えば、各コネクタハウジング12の端子収容室16に、電線W(図2参照)に接続された接続用端子18を挿入して収容する。
The
次に、接続用端子18が収容された最下段のコネクタハウジング12の上に、接続用端子18が収容された下から2段目のコネクタハウジング12を重ね合わせ、その案内リブ38を最下段のコネクタハウジング12の案内凹溝36に挿着して位置決めする。
Next, the
次に、最下段のコネクタハウジング12に2段目のコネクタハウジング12を押し付けて、最下段のコネクタハウジング12の前後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段15,17の係合凹部32と、2段目(上段)のコネクタハウジング12の前後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段15,17の係合凸部33,34の鉤部35,37とを係合させると共に、2段目のコネクタハウジング12に突設された係止突起30を、最下段のコネクタハウジング12の端子収容室16に収容された接続用端子18の係合凹部18bに挿入して係合させ、最下段のコネクタハウジング12に収容された接続用端子18の抜け防止と半挿入状態を検知しながら、最下段のコネクタハウジング12に2段目のコネクタハウジング12を積層して合体する。
Next, the
次に、2段目のコネクタハウジング12の上に接続用端子18が収容された下から3段目のコネクタハウジング12を重ね合わせて位置決めし、同様にして前後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段15,17の係合凹部32と係合凸部33,34の鉤部37とを係合させると共に、3段目のコネクタハウジング12の係止突起30を2段目のコネクタハウジング12に収容された接続用端子18の係合凹部18bに係合させ、2段目のコネクタハウジング12に3段目のコネクタハウジング12を積層して合体する。以下同様な操作を繰り返して、コネクタハウジング12を、例えば、上下10段に順次積層して合体し、最上段のコネクタハウジング12の上に、コネクタハウジング12の大きさに合せた矩形板状のカバー40を装着することにより組み立て、コネクタ11を形成する(図1(A),(B)及び図2参照)。
Next, the
なお、コネクタ11を組み立てる場合に、上記したような接続用端子18が収容されたコネクタハウジング12を重ね合わせて順次積層するのではなく、コネクタハウジング12を1層積層する毎に、上段に積層されたコネクタハウジング12の端子収容室16に接続用端子18を挿入して収容し、このような操作を繰り返して、コネクタハウジング12を順次積層して合体することにより行うようにしても良い。
When assembling the
コネクタ11を組み立てる過程において、コネクタハウジング12同士を重ね合わせて積層する際、コネクタハウジング12に接続用端子18が奥まで正しく挿入されて正常に収容されている場合には、図10(A)に示すように、コネクタハウジングロック手段15,17の係合凹部と係合凸部が係合する。これに対して、あるコネクタハウジング12の端子収容室16に、接続用端子18が奥まで正しく挿入されず、半挿入状態で収容されたような場合、そのコネクタハウジング12に隣接する他方のコネクタハウジング12を重ね合わせ、コネクタハウジングロック手段15,17で積層して合体しようとすると、図10(B)に示すように、前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段15の係合凹部32と係合凸部33との係合が外れる。これにより、接続用端子18の半挿入状態が検知される。この場合には、接続用端子18が半挿入状態のコネクタハウジング12を修理するか、或いは、正常なコネクタハウジング12と交換する等して、組み立て作業を行う。
In the process of assembling the
本発明のコネクタ11によると、前記コネクタハウジング12の前方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段15の係合力が、後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段17の係合力よりも小さくなるように設定されている。
According to the
そこで、一方のコネクタハウジング12に接続用端子18が半挿入状態で収容されている場合、そのコネクタハウジング12に積層される他方のコネクタハウジング12の係止突起30が、一方のコネクタハウジング12に半挿入状態で収容された接続用端子18に係合せず、半挿入状態で収容された接続用端子18近傍の両コネクタハウジング12間に隙間が生じる反面、他方のコネクタハウジング12が押し付け力で撓み、両コネクタハウジング12の両側部12aが接近又は接触することにより、コネクタハウジング12の両側部12aの前後方側に設けられたコネクタハウジングロック手段15,17の係合凹部32と係合凸部33,34とを係合させることが可能になる。
Therefore, when the
ところが、これらコネクタハウジングロック手段15,17の係合凹部32と係合凸部33,34には、他方のコネクタハウジング12を撓ませる押し付け力に相当する反力が作用するので、後方側の両コネクタハウジングロック手段17における係合凹部32と係合凸部34の係合力はコネクタハウジング12を積層して合体するために必要な大きさを有し、後方側の両コネクタハウジングロック手段17における係合凹部32と係合凸部34の係合状態が維持されるのに対し、後方側の両コネクタハウジングロック手段17よりも係合力が小さく設定されている前方側の両コネクタハウジングロック手段15における係合凹部32と係合凸部33の係合が前記押し付け力の反力作用で外れ、コネクタハウジング12を積層して合体することができなくなる。
However, a reaction force corresponding to a pressing force that deflects the
これにより、コネクタハウジング12に接続用端子18が半挿入状態で収容されている場合、前方側の両コネクタハウジングロック手段15が接続用端子18の半挿入状態を検知する役割をする。コネクタハウジング12に接続用端子18が奥まで正しく挿入されて正常に収容されている場合には、コネクタハウジング12の押し付け力による反力が小さいので、前方側の両コネクタハウジングロック手段15における係合凹部32と係合凸部33の係合が外れず、コネクタハウジング12を積層して合体することができる。
Thereby, when the
よって、コネクタハウジング12に接続用端子18が半挿入状態で収容されている場合、それを確実に検知し、接続用端子18が半挿入状態で収容されたコネクタハウジング12を積層して合体するのを防止し、形成されたコネクタ11が電気的接続不良を引き起こすことがなく、その品質及び信頼性を向上させることができる。
Therefore, when the connecting
また、仮に後方側の両コネクタハウジングロック手段17の係合力が前方側の両コネクタハウジングロック手段15の係合力よりも小さく設定されていても、接続用端子の半挿入検知はできるが、電線Wが接続用端子18の近傍でコネクタハウジング同士の積層状態を解除する引き裂き方向に引っ張られた場合、後方側の両コネクタハウジングロック手段17における係合が容易に外れてしまい、コネクタハウジング12同士の積層状態を保持できなくなる懸念がある。これに対し、本実施形態では、後方側の両コネクタハウジングロック手段17の係合力が前方側の両コネクタハウジングロック手段15の係合力よりも大きく設定されているため、図6に示すように、後方側の両コネクタハウジングロック手段17における係合が容易に外れないので、コネクタハウジング12同士の積層状態を保持することができる。
Further, even if the engaging force of the rear connector housing locking means 17 is set to be smaller than the engaging force of the front connector housing locking means 15, half insertion of the connecting terminal can be detected. Is pulled in the tearing direction to release the stacked state of the connector housings in the vicinity of the
また、前方側の両コネクタハウジングロック手段15の係合凸部33における鉤部35の係合面が凸弧面状の係合面35a又は係合凸部33の長手方向軸線Pに対して鈍角度θの傾斜面状の係合面35b,35cに形成され、後方側に設けられた両コネクタハウジングロック手段17の係合凸部34における鉤部37の係合面が係合凸部34の長手方向軸線Pに対してほぼ垂直な面状の係合面37aに形成されていると、後方側の両コネクタハウジングロック手段17は、これまで使用されているものと構成が同じで新たに設計する手間が省ける他、前方側の両コネクタハウジングロック手段15における係合凸部33の形状が簡単になる。従って、コネクタハウジングロック手段15,17の形成が容易になり、コネクタ11のコストを低減させることができるので好ましい。
In addition, the engagement surface of the
更に、前方側の両コネクタハウジングロック手段15の係合凸部33における鉤部35の係合高さHが、後方側の両コネクタハウジングロック手段17の係合凸部34における鉤部37の係合高さhよりも低くなるように構成されていると、前方側の両コネクタハウジングロック手段15の係合力を後方側の両コネクタハウジングロック手段17の係合力よりも小さく設定することが容易になるので好ましい。
Further, the engagement height H of the
続いて、本発明にかかるコネクタの別の実施形態について説明する。この実施形態は、低嵌合のためにレバーが備わったLIF(Low Insertion Force)コネクタに関する。かかるLIFコネクタには、上述の実施形態と同等の構成の積層型コネクタがホルダに嵌合され、このホルダがオスコネクタに嵌められてレバーを介して低嵌合可能となっている。 Next, another embodiment of the connector according to the present invention will be described. This embodiment relates to a LIF (Low Insertion Force) connector provided with a lever for low fitting. In such a LIF connector, a laminated connector having the same configuration as that of the above-described embodiment is fitted into a holder, and this holder is fitted into a male connector and can be low-fitted through a lever.
以下、いくつか種類のあるLIFコネクタのコネクタについてそれぞれ説明する。なお、上述の実施形態と同等の構成については、対応する符号を付して詳細な説明を省略する。まず、このコネクタの一つとして、図11乃至図17に示す2.3端子6極コネクタ101(図14参照)の構造について説明する。 Hereinafter, several types of LIF connectors will be described. In addition, about the structure equivalent to the above-mentioned embodiment, a corresponding code | symbol is attached | subjected and detailed description is abbreviate | omitted. First, as one of the connectors, a structure of a 2.3 terminal 6-pole connector 101 (see FIG. 14) shown in FIGS. 11 to 17 will be described.
図14に示す2.3端子6極コネクタ101(以下、「コネクタ101」とする)とは、一辺が2.3mmの端子を6極並列に受け入れることができるコネクタハウジングを積層させたコネクタを指している。このコネクタ101は、全て例えばPBTなどの成型性と強度に優れた材質でできており、図11に示すハウジングカバー140と、図12に示すハウジング本体110と、図13に示す下端ハウジング150とから構成されている。
The 2.3 terminal 6-pole connector 101 (hereinafter referred to as “
ハウジングカバー140は、図11(A)に示すように、その上面の一定領域に補強用リブ141が格子状に形成されている。これによって、端子半挿入状態でハウジングカバー140が反ったままハウジング本体110に被せられることなく、上述の実施形態と同様に前側の係合部が外れるようになっている。
As shown in FIG. 11A, the
また、ハウジングカバー140は、左右非対称に形成され、このハウジングカバー140がハウジング本体110に逆向きで被せられるのを防止している。また、ハウジングカバー140の裏面には、図11(B)に示すように、その幅方向両側にそれぞれ2つずつ係合凸部143,144が形成されている。そして、前側(コネクタ101をホルダに挿入する側)の係合凸部143は、図33に示すように、その先端の鉤部145が断面半円状に形成され、このハウジングカバー140が被せられるハウジング本体110の係合凹部131にこの鉤部145が嵌り易く、かつ端子半挿入状態で外れ易くなっている。一方、後側の係合凸部144は、上述の実施形態と同様に段付き鉤状の鉤部147として形成され(図8参照)、鉤部147が一旦相手側の係合凹部132と係合すると簡単に外れないようになっている。また、ハウジングカバー140の中央部分には接続用端子抜け防止用の係止突起部148がカバー幅方向に所定間隔をなして形成されている(図11(B)参照)。
In addition, the
ハウジング本体110は、図12(A)に示すように、内部に端子収容室116が6ヶ所並列に形成され、ハウジング本体上面にこの端子収容室116にそれぞれ対応する端子抜け防止用の窓部117が6ヶ所形成されている。また、ハウジング本体110の両側部には積層される上側のハウジング本体110又はハウジングカバー140に係合する係合凹部131,132がそれぞれ前後方向に形成されている。
As shown in FIG. 12A, the housing
また、ハウジング本体下面には、図12(B)に示すように、端子抜け防止用の係止突起部130がハウジング幅方向所定間隔を隔てて形成されている。また、ハウジング本体下面の両側部の前側には最初の実施形態及び本実施形態のハウジングカバー140に形成された係合凸部と同様の係合力の小さい係合凸部133(図33参照)が形成されているとともに、後側にも最初の実施形態及び本実施形態のハウジングカバー140に形成された係合凸部と同様の係合力の大きい係合凸部134が形成されている。
Further, as shown in FIG. 12B, locking
なお、ハウジング本体前側の係合凹部131の断面は、最初の実施形態と異なり、断面半円状の係合凹部131に形成されるとともに(図33参照)、ハウジング本体後側の係合凹部132の断面は、積層されるハウジング本体110又はハウジングカバー140の鉤状の係合凸部134,144にしっかりと係合する図8に示すような段部が形成されている。これによって、ハウジング本体110に接続用端子19(図17参照)が半挿入されたままこの上面に他のハウジング本体110を積層したり、ハウジングカバー140を被せようとしたりすると、接続用端子19の係止受部19aにハウジング本体110の係止突起部130やハウジングカバー140の係止突起部148が侵入せず、その結果、ハウジング本体前側の係合部が外れて、端子半挿入状態を容易に確認できるようになっている。
Unlike the first embodiment, the cross section of the
また、各端子収容室116には、各接続用端子19と係合するランス122が形成されている(図12(B)参照)。また、ハウジング本体110の両側部には左右非対称に形成され、ハウジング本体110をホルダへ逆挿入するのを防止している。
Each
続いて、2.3端子6極下端ハウジング150の構成について説明する。この下端ハウジング150の構成は、上述したハウジング本体110の構成と基本的に同じであるが、コネクタ組み付け状態においてこれが最も下側に位置することから明らかな通り、図13(B)に示すように、下端ハウジング150の下面両側部前後に係合凸部が形成されていない点と、各端子収容室156に対応する位置に端子抜け防止用突起部が形成されていない点が上述したハウジング本体110と構成上異なっている。
Next, the configuration of the 2.3 terminal 6-pole
すなわち、それ以外の構成、具体的にはハウジング内の端子収容室156、接続用端子19を保持するランス162、ハウジング上面の窓部157、ハウジング両側部の前後方向に突出した係合凹部171,172はハウジング本体110と同様の構成として形成されている。
That is, other configurations, specifically, the
以上のような構成を有する下端ハウジング150、ハウジング本体110、及びハウジングカバー140をこの順番に積層させていく。この際、上述した実施形態と同様に、ハウジング本体110及びハウジングカバー140の前側の係合凸部133,143とこれが積層されるハウジング本体110及び下端ハウジング150の前側の係合凹部131,171との係合力が、ハウジング本体110及びハウジングカバー140の後側の係合凸部134,144とこれが積層されるハウジング本体110及び下端ハウジング150の後側の係合凹部132,172との係合力より小さくなっている。そのため、仮に接続用端子19が端子半挿入状態のままコネクタ101を組付けようとすると、接続用端子が半挿入された下端ハウジング150やハウジング本体110とその上側のハウジング本体110やハウジングカバー140との間の前側の係合凸部133,143と係合凹部131,171との係合が外れて、端子半挿入状態であることが検知できる。その結果、端子半挿入状態のまま、コネクタ101を組付けるのを防止できる。
The
図14は、このようにして組付けたコネクタ101の斜視図で、図15は端子嵌合面側から見た正面図、図16はコネクタ101の側面図、図17はコネクタ101の接続用端子挿入方向に沿った断面図である。
14 is a perspective view of the
続いて、0.64端子3極コネクタ201(図21参照)について説明する。この0.64端子3極コネクタ201(以下、「コネクタ201」とする)は、0.64端子を3極並列に収容する下端ハウジング250(図20参照)に同じく0.64端子を3極並列に収容するハウジング本体210(図19参照)を所定数積層させて、上部にハウジングカバー240(図18参照)を被せた構成を有している。なお、この場合の0.64端子とは端子幅が0.64mmである小型の接続用端子18(図30参照)を指している。なお、上述のコネクタ101の構成と同等の構成に関しては対応する符号を図面に付して詳細な説明を省略する。
Next, the 0.64 terminal three-pole connector 201 (see FIG. 21) will be described. This 0.64 terminal three-pole connector 201 (hereinafter referred to as “
ハウジングカバー上面にはコネクタ201のホルダへの挿入方向を示す矢印241が形成されている(図18(A)参照)。また、ハウジングカバー240の下面両側部中央には、案内リブ249が突出形成されている(図18(B)参照)。同様に、ハウジング本体210の下面両側部中央には、案内リブ239が突出形成されている(図19(B)参照)。一方、ハウジング本体210上面両側部中央には、案内リブ249,239を受け入れる案内溝部218が形成されるとともに(図19(A)参照)、下端ハウジング250上面両側部中央にも、案内リブ249を受け入れる案内溝部258が形成されている(図20参照)。
An
そして、このコネクタ201についてもコネクタハウジングの各ハウジングの係合力を前側が後側よりも小さくすることで、組付けられたコネクタ201が上述したような効果と同様の効果、すなわち、接続用端子18が半挿入状態において、ハウジングカバー240、ハウジング本体210、下端ハウジング250の前側の係合部が外れることで、この端子挿入状態を容易に確認できる効果を奏するようになっている。
The
続いて、0.64端子6極コネクタ301,302(図27及び図31参照)について説明する。なお、上述のコネクタ101,201の構成と同等の構成に関しては対応する符号を図面に付して詳細な説明を省略する。
Next, 0.64 terminal 6-
この0.64端子6極コネクタ301,302(以下、「コネクタ301,302」とする)は、0.64端子を6極並列に収容する下端ハウジング350に同じく0.64端子を6極並列に収容するハウジング本体310を所定数積層させて、上部に2種類のハウジングカバー380,390のいずれかを被せた構成を有している。この場合、ハウジングカバーは、図23に示すAタイプのハウジングカバー380と図24に示すBタイプのハウジングカバー390と2種類用意されている。これは、このコネクタ301,302が挿入されるホルダの種類に応じて設けられたものであり、Aタイプのハウジングカバー380を被せたコネクタ301(図27参照)は、これに対応するAタイプのホルダにのみ挿入されてBタイプのホルダには挿入不能となっている。一方、Bタイプのハウジングカバー390を被せたコネクタ302(図31参照)はこれが対応するBタイプのホルダにのみ挿入されてAタイプのホルダには挿入不能となっている。
These 0.64 terminal 6-
そして、このコネクタ301,302についても各コネクタハウジングの係合力を前側が後側よりも小さくすることで、組付けられたコネクタ301,302が上述した効果と同様の効果、すなわち、接続用端子18が半挿入状態において、ハウジングカバー340、ハウジング本体310、下端ハウジング350の前側の係合部が外れることで、この端子挿入状態を容易に確認できる効果を奏するようになっている。
The
また、これらのコネクタ101,201,301,302において、下端コネクタハウジング150,250,350、コネクタハウジング本体110,210,310、及びハウジングカバー140,240,380,390の前側係合部の係合力を後側係合部の係合力よりも小さくすることで、上述した端子半嵌合検知の効果に加えて図34(B)に示すような効果を生じさせている。以下、この効果について具体的に説明する。
Further, in these
図34(A)はコネクタ101,201,301,302の各コネクタハウジングやハウジングカバー同士の係合力を上述の実施形態と異なり前側が後側よりも大きくすることで、接続用端子半挿入状態を検知する変形例を示している。このような変形例の構造によっても接続用端子半挿入状態を検知できるが、コネクタを組付けた後に隣接した電線Wを互いに引き離すように引っ張ると(図34(A)の矢印参照)、コネクタハウジングの後側の係合力が弱いが故に、一旦積層されたコネクタハウジングが図34(A)に示すように容易に外れてしまうおそれがある。しかしながら、本実施形態のようにコネクタ101,201,301,302の下端ハウジングやハウジング本体間の前側係合部の係合力を後側係合部の係合力よりも弱くすることで、図34(B)に示すように、隣接した電線Wを互いに引き離すように引っ張っても、下端ハウジングやハウジング本体間の後側の十分な係合力によって、一旦積層された下端ハウジングやハウジング本体、及びハウジングカバーが外れにくいというメリットを有している。
FIG. 34 (A) shows the connection terminal half-inserted state by increasing the engagement force between the connector housings and housing covers of the
続いて、このように組付けられたコネクタ101,201,301,302を挿入収容するホルダ500について説明する。このホルダ500は、上述のように組付けたコネクタ101,201,301,302を挿入収容し、レバーによるテコの原理によってこれらのコネクタ101,201,301,302に挿入されたメス端子をオスコネクタ(図41参照)のオス端子(図41では図示せず)に嵌合させる役目を果たしている。ホルダ500は、強度と成型性に優れた例えばPBTなどの樹脂でできており、図35の斜視図に示すような24極Aタイプホルダ510や、図36の斜視図に示す24極Bタイプホルダ520、図37の斜視図に示す66極ホルダ530等幾つかのタイプのホルダから構成されている。
Next, the
より詳細には、図35に示す24極Aタイプホルダ510(以下、「ホルダ510」とする)は、Aタイプの0.64端子3極の4段積層コネクタ201(図21参照)を挿入収容する0.64端子収容部511と、これと隣接してレバー係合爪保護用壁部517を隔てて両側に形成された2.3端子6極の単層コネクタを挿入収容する2.3端子収容部512,513を備えている。なお、ホルダ510の下側には、2.3端子6極の単層コネクタと係合して、これをホルダ内に保持するランス514が並列に形成されている。これによって、1つの0.64端子3極の4段積層コネクタ201と、2つの2.3端子6極の単層コネクタ、すなわち合計24極の接続用端子をこのホルダ510に収容可能となっている。
More specifically, a 24-pole A-type holder 510 (hereinafter referred to as “
また、テコの原理を利用してこれらのコネクタ201や単層のコネクタの接続用端子をオスコネクタのオス端子に低嵌合させる側面視略T字状をなしたレバー515がホルダ510に取り付けられている。なお、レバー515の一部はホルダ510のレバー係合爪保護用壁部517に収容され、レバー515の操作部516のみがホルダ510から突出している。
A
図36に示す24極Bタイプホルダ520は、基本的構成が図35に示した24極Aタイプホルダ510と共通している。なお、このホルダ520にもコネクタ低嵌合用のレバー525が備わっている。
The 24-pole
図37に示す66極ホルダ530は、Bタイプの0.64端子6極の4段積層コネクタ302(図31参照)を挿入収容する0.64端子収容部531と、Aタイプの0.64端子6極4段積層コネクタ301(図27参照)を挿入収容する0.64端子収容部532と、2.3端子6極の3段積層コネクタ101(図14参照)を挿入収容する1つの2.3端子収容部533が備わっている。また、これらのコネクタ302,301,101の接続用端子をテコの原理によってオスコネクタのオス端子に収容するレバー535が、上述の実施形態と異なり、上面視で角型U字状に形成されてホルダ530の両側部を跨ぐようにホルダ530に取り付けられている。
The 66-
図38は、1つのAタイプの0.64端子3極4段積層コネクタ201と、2つの2.3端子6極単層コネクタ110’を挿入収容した状態の24極Aタイプホルダ510を示した斜視図である。
FIG. 38 shows a 24-pole
また、図39は、1つのBタイプの0.64端子3極4段積層コネクタハウジング201と、2つの2.3端子6極単層コネクタ110’を挿入収容した状態の24極Bタイプホルダ520を示した斜視図である。
FIG. 39 also shows a 24-pole B-
また、図40は、Aタイプの0.64端子6極の4段積層コネクタ302と、Bタイプの0.64端子6極の4段積層コネクタ301と、2.3端子6極の3段積層コネクタ101を挿入収容した状態の66極ホルダ530を示した斜視図である。
Further, FIG. 40 shows an A type 0.64
そして、ホルダ510をオスコネクタ600のホルダ収容部610に挿入するとともに、ホルダ520をオスコネクタ600のホルダ収容部620に挿入する。なお、ホルダ530についてはここでは図示しないオスコネクタのコネクタ収容部に挿入する。その後、各ホルダ510,520,530に備わったレバーを起こして各ホルダ510,520,530を図41に示す例えばPBT等の強度と成型性に優れたオスコネクタ600の所定のホルダ収容部610,620に挿入する。オスコネクタ600には、ここでは図示しない底部にホルダの極数に対応したオス端子が突出形成されている。また、これらのオス端子はここでは図示しない基板や電線に接続されている。オスコネクタ600の各ホルダ収容部610,620にレバーを立てたままホルダを挿入した後、ホルダ側の接続用端子をオスコネクタ側のオス端子に半嵌合させた状態でレバーを倒すことで、ここでは詳細には図示しないが、レバーに備わった係合爪とオスコネクタ600の係合凹部とが係合しながらテコの原理によってホルダ510,520,530がオスコネクタ600の各ホルダ収容部に低嵌合力で引き込まれる。これによって、ホルダ側に備わったメス端子をオスコネクタ側に備わったオス端子に完全嵌合させるように導く。
And while inserting the
以上のようにして、本発明の後者の実施形態であるLIFコネクタにおいても、本発明を適用して前者の実施形態である積層コネクタにおいて生じる効果、すなわち接続用端子が半挿入状態の場合を両コネクタハウジングロック手段が外れることで外部から確認できるとともに、接続用端子の半挿入状態となったコネクタをホルダ内に収容するのを防止する効果を十分発揮することができるようになる。 As described above, even in the LIF connector according to the latter embodiment of the present invention, the effects produced in the laminated connector according to the former embodiment by applying the present invention, that is, the case where the connection terminal is in the half-inserted state are both described. When the connector housing locking means is removed, it can be confirmed from the outside, and the effect of preventing the connector in the half-inserted state of the connection terminals from being housed in the holder can be sufficiently exerted.
10 コネクタ
11 コネクタ
12 コネクタハウジング
12a 側部
13,14,15 コネクタハウジングロック手段
16 端子収容室
16a 上壁
16b 下壁
16c 前壁
17 コネクタハウジングロック手段
18 接続用端子
18a 係止受部
18b 係合凹部
19 接続用端子
20 スリット
22 ランス
24 肉盛り部
26 係止爪
28 ランス受入部
30 係止突起
31 接続バー挿入穴
32 係合凹部
33,34 係合凸部
35 鉤部
35a 係合面
35b 係合面
35c 係合面
36 案内凹溝
37 鉤部
37a 係合面
38 案内リブ
40 カバー
101 2.3端子6極コネクタ
110 ハウジング本体
110’ 2.3端子6極単層コネクタ
116 端子収容室
117 窓部
122 ランス
130 係止突起部
131 係合凹部
132 係合凹部
133 係合凸部
134 係合凸部
140 ハウジングカバー
141 補強用リブ
143,144 係合凸部
145 鉤部
147 鉤部
148 係止突起部
150 下端ハウジング
150 2.3端子6極下端ハウジング
156 端子収容室
157 窓部
162 ランス
171,172 係合凹部
201 0.64端子3極コネクタ
210 ハウジング本体
216 端子収容室
218 案内溝部
239 案内リブ
240 ハウジングカバー
241 矢印
249 案内リブ
258 案内溝部
250 下端ハウジング
301,302 0.64端子6極コネクタ
310 ハウジング本体
340 ハウジングカバー
350 下端ハウジング
380,390 ハウジングカバー
500 ホルダ
510 (24極Aタイプ)ホルダ
511 0.64端子収容部
512,513 2.3端子収容部
514 ランス
515 レバー
516 操作部
517 レバー係合爪保護用壁部
520 (24極Bタイプ)ホルダ
521 0.64端子収容部
525 コネクタ低嵌合用レバー
530 (66極)ホルダ
531,532 0.64端子収容部
533 2.3端子収容部
535 レバー
600 オスコネクタ
610,620 ホルダ収容部
H 係合高さ
h 係合高さ
P 長手方向軸線
W 電線
θ 鈍角度
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Connector 11 Connector 12 Connector housing 12a Side part 13, 14, 15 Connector housing locking means 16 Terminal accommodation chamber 16a Upper wall 16b Lower wall 16c Front wall 17 Connector housing locking means 18 Connection terminal 18a Locking receiving part 18b Engaging recess DESCRIPTION OF SYMBOLS 19 Connection terminal 20 Slit 22 Lance 24 Overlay part 26 Locking claw 28 Lance receiving part 30 Locking protrusion 31 Connection bar insertion hole 32 Engagement recessed part 33, 34 Engagement convex part 35 Gutter part 35a Engagement surface 35b Engagement Surface 35c Engagement surface 36 Guide concave groove 37 Gutter 37a Engagement surface 38 Guide rib 40 Cover 101 2.3 terminal 6 pole connector 110 Housing body 110 '2.3 terminal 6 pole single layer connector 116 Terminal accommodating chamber 117 Window 122 Lance 130 Locking projection 131 Engaging recess 132 Engaging recess 133 Engaging convex part 134 Engaging convex part 140 Housing cover 141 Reinforcing ribs 143 and 144 Engaging convex part 145 Hook part 147 Hook part 148 Locking projection part 150 Lower end housing 150 2.3 Terminal 6 pole lower end housing 156 Terminal accommodation Chamber 157 Window 162 Lance 171, 172 Engaging recess 201 0.64 terminal 3 pole connector 210 Housing body 216 Terminal accommodating chamber 218 Guide groove 239 Guide rib 240 Housing cover 241 Arrow 249 Guide rib 258 Guide groove 250 Lower housing 301, 302 0.64 terminal 6 pole connector 310 Housing body 340 Housing cover 350 Lower end housing 380, 390 Housing cover 500 Holder 510 (24 pole A type) holder 511 0.64 terminal accommodating part 512, 513 .3 Terminal housing portion 514 Lance 515 Lever 516 Operation portion 517 Lever engaging claw protection wall portion 520 (24 pole B type) holder 521 0.64 Terminal housing portion 525 Connector low fitting lever 530 (66 pole) holder 531 532 0.64 terminal accommodating portion 533 2.3 terminal accommodating portion 535 lever 600 male connector 610, 620 holder accommodating portion H engaging height h engaging height P longitudinal axis W electric wire θ obtuse angle
Claims (6)
A connector holding structure in which the connection terminals are accommodated in a plurality of connector housings of the connector according to claim 1 and the connector is accommodated in a holder.
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