JP2006289334A - 廃棄水及び浄水を利用可能な逆浸透膜純水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】RO膜純水装置において、純水製造時に廃棄されていた水を利用可能とする方法を提供する。
【解決手段】水道管より供給される水を、浄水処理器5にて処理したのち、加圧ポンプ7にて逆浸透膜処理する純水処理器9に供給する。そして、純水処理器9より排出される廃棄水を水道水路と浄水処理器5の間または浄水処理器5と加圧ポンプ7の間に返送して再利用するとともに、返送路から分岐する廃棄管から排出される廃棄水を雑用水や洗浄水として再利用する。
【選択図】図4

Description

本発明は、逆浸透膜純水装置に関する。
〔背景技術〕
現在市場に見られる逆浸透膜純水装置においては、純水製造時には純水1に対して廃棄水は2から3の量であり、この廃棄水は使用者にとって多大な負担となっている。
この廃棄水の水量は、多量であれば多量なほど逆浸透膜の目詰まりは少なく、従って膜のライフは延長し、少量であれば少量なほど膜の目詰まりは短縮するが、これは純水製造時に膜の表面を常に洗浄する必要性からである。
〔発明の開示〕
〔発明が解決しようとする課題〕
逆浸透膜純水装置における純水製造時に廃棄される水を利用可能とすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
現在市場に見られる逆浸透膜純水装置における純水製造時において出水する廃棄水を、繰り返し純水器IN側より加圧給水して、純水製造時には膜表面を洗浄させ且つ、廃棄水を人意のままに雑用水又は洗浄水として利用することを主要な特徴とする。
〔発明の効果〕
前述の廃棄水は、既に浄水処理された水よりRO膜純水器にて純水を採出した後の水ではあるが、再度繰り返して逆浸透膜純水器(以下RO膜純水器と称す)に給水して純水を採水しても、加圧ポンプにより逆浸透膜(以下RO膜と称す)表面を多量且つ高速に洗浄しているので膜のライフに影響を及ぼすことなく且つ、廃棄水出水栓を開口して雑用水に、あるいは食器類の洗浄水に用いることにより、常時膜表面を浄水で洗浄することが出来るので水の浪費は皆無となる。
この廃棄水出水栓から吐水する水の水質は、無論のことRO膜前処理の浄水装置の性能により差は有るが、この現今の前処理浄水装置では0.1マイクロまで処理された水であり、RO膜表面を高速にて洗浄した後の水とは云え、食材の洗浄に用いることも推薦出来る。
廃棄水出水栓の名称にて説明してはいるが、これは浄水採水栓の方が正しく、従来のRO膜純水装置にはなかったもので、RO膜純水装置から浄水を採水することが出来ると云う効果が付帯される。
〔発明を実施するための最良の形態〕
水道管より分岐供給される水を、浄水処理器に給水して浄水処理し、尚に前記浄水を加圧ポンプにて逆浸透膜処理する純水処理器より出水する廃棄水を、ホース又は水管を用いて、前記水道水路と浄水処理器IN側との間、又は前記浄水処理最終出水口OUT側と前記加圧ポンプIN側の間に連通分岐管を用いて連通し且つ、前記連通分岐管と前記純水処理器より出水する廃棄水出水口の間に尚に分岐管を用いて廃棄水を導入し、ホース等水管を用いて廃棄水吐水栓と連通し且つ、前記分岐管と連通分岐管との間に逆流防止弁部品を設置し、前記廃棄水出水栓の開閉を人意のままに開閉吐水させて廃棄水の利用を可能としたことを特徴とする逆浸透膜純水処理方法。
〔実施例1〕
以下本発明の第1実施例を図1ないし図4を参照して説明する。なお図上に示した符合は、同一部分には同一符合を付して説明する。
図1及び図2は現在市場に見られる一般的なRO膜純水装置であり、矢印は水の流れを示している。
水道管に取りつけた分岐水栓1より供給された水は、ホース等水管23を経て浄水器5の入口5INより浄水系装置5に送水され、複数の浄水装置5に浄化され、浄水系装置5の出口5OUTよりホース等水管23にて連通した圧力ポンプ7のIN側PINへ送入水し、圧力ポンプ7にて加圧され、ポンプ7の出水口POUTよりRO膜純水器9の入口8より送入し、純水器9内のRO膜により純水化された純水は純水出水口10よりホース等水管23にて連通した貯水タンク12に貯水される。
純水処理時RO膜を洗浄する廃棄水26も同時にRO膜純水器9の廃棄水出水口25より出水するが、この廃棄水26は、ホース等水管23Dより外部に放出される。
廃棄水26の吐水先は、流し台の排水口、廃棄水溜め桶その他であるのが現今の使用方法である。
貯水タンク12より純水を採水する時は、図2に矢印にて示す如く、純水吐水栓14のレバー15を開口して純水を活性炭濾過器13を経過させ、ホース等水管23にて連通した純水吐水栓14に至り純水吐水口16より吐水する。
図3は、図1及び図2において、廃棄水26を放出させているホース等水管23Dの先端を水道分岐栓1より供給されるホース等水管23Aと分岐管18を用いて連通させ、且つ廃棄水吐水ホース等水管23Dに分岐管17を用いて廃棄水吐水栓19までホース等水管23にて連通させた説明図である。
図上分岐管17と分岐管18との間に逆流防止弁24を設置して、水の流れを矢印に示す如く、逆の流れを防止する。
図3および図4の上に水の流れを矢印にて示すが、水の経路は図1にて説明したものと同一経路であり、廃棄水吐水管23Dの先端を分岐管18にて水道原水側の水管23Aと連通させる事により、図3上に示す如く廃棄水26は循環され、純水貯水タンク12に貯水される純水の水量分のみ原水からの供給がなされる。
貯水タンク12の圧力が一定量に達すると圧力センサー11が検知し、圧力ポンプ7を停止させると同時に電磁弁6が作動して止水することも図1及び図2に示す現今のRO純水製造装置と同様である。
図4は、廃棄水吐水栓19をレバー20にて開口し、廃棄および浄水を吐水させている時での水の流れを矢印にて示す説明図である。
この時には、分岐管17と分岐管18との間の水の流れは、逆流防止弁24の効果により無となる。
廃棄水吐水栓レバー20を開口位置にして廃棄水26を出水利用する時において、貯水タンク12が満水の時には図4にて水の経路を矢印で示すごとく、分岐水栓1よりの水は浄水系装置5を通過して、RO膜純水器9の廃棄水流程のみ流れてRO膜を洗浄し、廃棄水吐水栓19の廃棄水吐水口21より吐水する。
RO純水器9の純水器出水口10内には逆流防止部品が設置されている。
図3は純水製造中で貯水タンク12に純水を貯水している時の、図4は貯水タンク12の満水時での廃棄水26を廃棄水吐水栓19より吐水させている時の、図5は貯水タンク12へ純水を貯水する純水製造中での廃棄水26を廃棄吐水栓19より吐水させている時の夫々の時点の水の流れを矢印にて示している。
〔実施例2〕
図5は図1に示す廃棄水吐水管23Dの先端を、電磁弁6の入口側と浄水装置5の最終出水口5OUTとの間に分岐管22にて連通させた説明図であり、水の流れは矢印にて示す。
この方法においても図3及び図4を用いて説明した実施例1同様に、RO膜による純水製造量分は浄水装置出口5OUTよりポンプ7の吸水力により浄水が供給され、廃棄水26は矢印で示す如く高速循環してRO膜の目詰まりを防止する。
〔産業上の利用可能性〕
いかに健康を阻害する全ての物質を濾過する為とは云え、60%も70%も廃棄水として捨てている水に対して、どうしても納得しかねずに浪費と感じている消費者により歓迎される装置であり、尚且つRO膜のライフを延長こそすれ短縮させることはないと云う利点がある。
〔図1〕 一般的RO膜純水装置の説明図。
〔図2〕 一般的RO膜純水装置の説明図。
〔図3〕 実施例1に係るRO膜純水装置の説明図。
〔図4〕 実施例1に係るRO膜純水装置の説明図。
〔図5〕 実施例1に係るRO膜純水装置の説明図。
〔図6〕 実施例2に係るRO膜純水装置の説明図。
符号の説明
1 分岐水栓
3 水流センサー
5 浄水装置
6 電磁弁
7 圧力ポンプ
8 RO膜純水器入口
9 RO膜純水器
10 純水出水口
11 圧力検知センサー
12 貯水タンク
13 活性炭濾過器
14 純水吐水栓
15 純水吐水レバー
16 純水吐水口
17 分岐管
18 分岐管
19 廃棄水吐水栓
20 廃棄水吐水栓レバー
21 廃棄水吐水口
22 分岐管
23 ホース等水管
24 逆流防止弁
25 純水器廃棄水出水口
26 廃棄水
23A ホース等水管
23B ホース等水管
23D 廃棄水吐水ホース等水管
5IN 浄水装置入口
5OUT 浄水装置出口
PIN 圧力ポンプ入口
POUT 圧力ポンプ出口

Claims (1)

  1. 水道管より分岐供給される水を、浄水処理器に給水して浄水処理し、尚に前記浄水を加圧ポンプにて逆浸透膜処理する純水処理器より出水する廃棄水を、ホース又は水管を用いて、前記水道水路と浄水処理器IN側との間、又は前記浄水処理最終出水口OUT側と前記加圧ポンプIN側の間に連通分岐管を用いて連通し且つ、前記連通分岐管と前記純水処理器より出水する廃棄水出水口の間に尚に分岐管を用いて廃棄水を導入し、ホース等水管を用いて廃棄水吐水栓と連通し且つ、前記分岐管と連通分岐管との間に逆流防止弁部品を設置し、前記廃棄水出水栓の開閉を人意のままに開閉吐水させて、廃棄水の利用を可能にしたことを特徴とする逆浸透膜純水処理方法。
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