JP2006246294A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像処理モジュールを備えて構成されていても、各画像処理モジュールの構成、種類、数等やそれぞれの間の接続態様に拘わらずに、各画像処理モジュールへの動作ソフトウエアのダウンロードを正しく行えるようにする。
【解決手段】ある画像処理モジュール1から他の画像処理モジュール2〜8に対して動作ソフトウエアのダウンロードを行う画像処理装置において、前記他の画像処理モジュール2〜8は、前記動作ソフトウエアのダウンロードの要否を判断する要否判断手段と、ダウンロード要と判断した場合にその旨の情報をダウンロード要求情報としてアップロードする要求送信手段とを有し、前記ある画像処理モジュール1は、前記ダウンロード要求情報を受け取ると当該ダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュールに対する前記動作ソフトウエアのダウンロードを行うダウンロード手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の画像処理モジュールを備えるとともに、そのうちの少なくとも一つの画像処理モジュールから他の画像処理モジュールに対して当該画像処理モジュールが動作するための動作ソフトウエアのダウンロードを行うように構成された画像処理装置に関する。
複数の画像処理モジュールを備えた画像処理装置としては、例えばスキャンモジュール、プリントモジュール、ファクシミリモジュール等を備えた複合機が知られている。このような画像処理装置では、画像処理モジュールの構成や種類等を仕様変更することで、その画像処理装置が実現する画像処理機能を適宜変更することが可能となる。ただし、仕様変更が生じる場合には、各画像処理モジュールが動作するための動作ソフトウエアについても変更する必要がある。このことから、複数の画像処理モジュールを備えた画像処理装置については、仕様変更等が生じてもこれに柔軟かつ適切に対応し得るようにすべく、少なくとも一つの画像処理モジュールから他の画像処理モジュールに対して、当該画像処理モジュールが動作するための動作ソフトウエアをダウンロードし、これにより各画像処理モジュールが各々の役割を遂行し得るようにすることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、このような画像処理装置では、コストの面等の都合により、各画像処理モジュールの間でデータや信号等の授受を行うための通信線と、動作ソフトウエアのダウンロードを行うための通信線とが、それぞれ同一であることが多く、またその通信線における通信速度も上限が限られていることが一般的である。そのため、各画像処理モジュールの間は、バス型の通信線で接続すると通信のスループットを確保できない等の問題が発生する可能性があることから、数珠繋ぎ状、すなわち階層的に直列接続されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−147171号公報
ところで、複数の画像処理モジュールを備えた画像処理装置は、ユーザーの利用形態によって、画像処理モジュールの構成、種類、数等が異なることが一般的である。例えば、あるユーザは印刷後用紙に対する後処理を行うフィニッシャーモジュールを含んで装置全体を構成するが、他のユーザはフィニッシャーモジュールを含まなかったり、あるいはあるユーザとは別のフィニッシャーモジュールを含む、といった具合である。
そのため、各画像処理モジュールに対して動作ソフトウエアのダウンロードを行う場合に、単に一つの画像処理モジュールから他の画像処理モジュールへダウンロードしたのでは、各画像処理モジュールの構成、種類、数等によっては、そのダウンロードの対象となるモジュールを識別できずに、そのダウンロードを正しく行えないといったことが生じるおそれがある。特に、各画像処理モジュールが階層的に直列接続されている場合には、その直列接続された各画像処理モジュールの違いに対応しつつ、同一通信経路によりそれぞれに対して動作ソフトウエアをダウンロードしなければならないため、そのことが顕著となる。
これを回避するためには、ダウンロードを行うのに先立って、そのダウンロードの指示操作を行うユーザや保守員等が、どのような画像処理モジュールを備えて画像処理装置が構成されているか等を事前に把握することも考えられるが、その場合には非常に煩雑な作業を要することになってしまう。
そこで、本発明は、複数の画像処理モジュールを備えて構成されていても、各画像処理モジュールの構成、種類、数等やそれぞれの間の接続態様に拘わらずに、各画像処理モジュールへの動作ソフトウエアのダウンロードを正しく行うことのできる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された画像処理装置である。すなわち、複数の画像処理モジュールを備えるとともに、そのうちの少なくとも一つの画像処理モジュールから他の画像処理モジュールに対して当該画像処理モジュールが動作するための動作ソフトウエアのダウンロードを行うように構成された画像処理装置であって、前記他の画像処理モジュールは、前記動作ソフトウエアのダウンロードの要否を判断する要否判断手段と、前記要否判断手段がダウンロード要と判断した場合にその旨の情報をダウンロード要求情報として送信する要求送信手段とを有し、前記少なくとも一つの画像処理モジュールは、前記ダウンロード要求情報を受け取ると、当該ダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュールに対する前記動作ソフトウエアのダウンロードを行うダウンロード手段を有していることを特徴とするものである。
上記構成の画像処理装置によれば、動作ソフトウエアをダウンロードされる側である他の画像処理モジュールにて、当該画像処理モジュールにおける要否判断手段が動作ソフトウエアのダウンロードの要否を判断し、ダウンロード要と判断した場合には要求送信手段がダウンロード要求情報を送信する。一方、少なくとも一つの画像処理モジュールでは、ダウンロード要求情報を受け取ると、そのダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュールに対して、ダウンロード手段が動作ソフトウエアのダウンロードを行う。このとき、ダウンロード手段によるダウンロードは、画像処理モジュールからのダウンロード要求情報に基づくものである。したがって、複数の画像処理モジュールの構成、種類、数等やそれぞれの間の接続態様がどのようなものであっても、少なくとも一つの画像処理モジュールでは、ダウンロード要求情報を基にすることによって、そのダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュールがどのようなものか把握し得るようになる。これにより、必要となる動作ソフトウエアについてダウンロードを行うことができ、少なくとも一つの画像処理モジュールからダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュールへの動作ソフトウエアのダウンロードの適切化が図れるのである。
以上のように、本発明に係る画像処理装置によれば、複数の画像処理モジュールを備えて構成されていても、各画像処理モジュールの構成、種類、数等やそれぞれの間の接続態様に拘わらずに、各画像処理モジュールへのダウンロードを正しく行うことができる。そのため、各画像処理モジュールの構成、種類、数等について仕様変更が生じた場合でも、これに柔軟かつ適切に対応することができ、しかもそのためにユーザや保守員等に煩雑な作業を要することもないため、結果として非常に利便性の高いものとなる。さらには、各画像処理モジュールが階層的に直列接続されていても、各画像処理モジュールへのダウンロードを正しく行えるので、そのダウンロードに伴う通信負荷の抑制も可能となり、ダウンロードの時間短縮も期待できるようになる。
以下、図面に基づき本発明に係る画像処理装置について説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置の概略構成例を示す模式図である。ここで説明する画像処理装置は、例えばスキャン機能、プリント機能、FAX機能、ネットワーク通信機能、ファイルサーバ機能等を統合した複合機からなるもので、図例のように、画像処理制御モジュール(Electronic Sub System;以下「ESS」と称す)1、画像入力モジュール(Image Input Terminal;以下「IIT」と称す)2、自動原稿搬送モジュール(Duplex Automatic Document Feeder;以下「DADF」と称す)3、ファクシミリモジュール(以下「FAX」と称す)4、画像形成モジュール(Image Output Terminal;以下「IOT」と称す)5、フィニッシャーモジュール(以下「Finisher」と称す)6〜8といった、複数の画像処理モジュールを備えて構成されたものである。なお、これらの各画像処理モジュール1〜8によって実現される画像処理機能については、従来と同様であるため、ここではその説明を省略する。
このような各画像処理モジュール1〜8を備えた画像処理装置では、仕様変更等が生じてもこれに柔軟かつ適切に対応し得るようにすべく、ESS1から他の画像処理モジュール2〜8に対して、当該画像処理モジュール2〜8が動作するための動作ソフトウエアのダウンロードを行うように構成されている。これにより、各画像処理モジュール2〜8は、各々の役割を遂行し得るようになるのである。なお、ここでは、ESS1が他の画像処理モジュール2〜8に対して動作ソフトウエアのダウンロードを行う場合を例に挙げるが、そのダウンロードを行うモジュールは必ずしも一つに限定されることはなく、少なくとも一つがあればよい。すなわち、複数あってもよい。また、必ずしもESS1である必要はない。
また、これらの各画像処理モジュール1〜8は、データや信号等の授受を行うための通信線によって接続されており、その通信線を介して動作ソフトウエアのダウンロードが行われるようになっている。ただし、その接続は、通電したまま接続状態の変更(モジュール構成の変更)を行い得るように、例えばホットプラグと呼ばれるものに対応したうえ多重化されているものとする。これにより、障害発生時等には、装置全体を停止することなく、各画像処理モジュール1〜8の入れ替えができるようになっている。このような接続は、例えばIEEE1394による入出力規格に規定されている。
さらに、各画像処理モジュール1〜8の間に接続は、例えば、ESS1、IIT2およびDADF3の間、ESS1とFAX4との間、ESS1、IOT5およびFinisher6〜8の間といったように、階層的な直列接続の部分を有している。したがって、ESS1を「親」とすると、IIT2、FAX4およびIOT5は「子」に相当し、DADF3およびFinisher6〜8は「孫」に相当することになる。
続いて、親に相当するESS1における機能構成について説明する。図2は、その機能構成例を示す模式図である。図例のように、ESS1は、ダウンローダー部11と、データ部12と、状態遷移指示部13と、通信部14とを有している。
ダウンローダー部11は、詳細を後述するダウンロード要求情報を受け取ると、そのダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュール2〜8に対して、その画像処理モジュール2〜8が動作するための動作ソフトウエア(動作プログラムの他に、その動作に必要となるデータやパラメータ等を含む)のダウンロードを行うものである。
データ部12は、ダウンローダー部11によるダウンロードに必要となる動作ソフトウエアを保持しているものである。ただし、データ部12では、動作ソフトウエアを、当該動作ソフトウエアを特定するためのソフト情報と、後述する画像処理モジュール2〜8についての識別情報または当該画像処理モジュール2〜8の種類を特定する機種情報の少なくとも一方とに、例えばテーブル形式によって、互いに関連付けて保持するようになっている。識別情報または機種情報の少なくとも一方と関連付けるのは、これらのうちの一方から画像処理モジュール2〜8の特定が可能だからである。したがって、これらの両方と関連付けて保持していてもよいことは勿論である。
ソフト情報としては、動作ソフトウエアのファイル名情報やバージョン情報等が挙げられる。
また、機種情報としては、画像処理モジュール2〜8の機種名の他に、その画像処理モジュール2〜8の性能(例えば、時間あたりの処理枚数性能)、価格(例えば、販売価格)に関する情報、信頼性(例えば、24時間連続稼働に対応可能である等の信頼性)に関する情報、機能(例えば、カラー対応/白黒対応の別)、仕向け地(例えば、国名や地域名等)情報、仕様(例えば、装備ASICの仕様)に関する情報等が挙げられる。ただし、必ずしもこれらの全てを含んでいる必要はなく、少なくとも一つを含んで構成されていればよい。
状態遷移指示部13は、画像処理モジュール2〜8に対して、動作ソフトウエアのダウンロードが行える状態へ遷移するように指示を与える信号を発行するものである。この指示信号に応じて、画像処理モジュール2〜8からは、詳細を後述するように、当該画像処理モジュール2〜8についての機種情報等が返信されてくることになる。したがって、状態遷移指示部13は、画像処理モジュール2〜8に対する状態遷移指示を通じて、当該画像処理モジュール2〜8についての情報を問い合わせるようになっている。
通信部14は、画像処理モジュール2〜8との間で通信を行うためのものであり、状態遷移指示を送信したり、機種情報等の受信や後述するダウンロード要求情報の受信に用いられるものである。
次いで、子または孫に相当する画像処理モジュール2〜8における機能構成について説明する。図3は、その機能構成例を示す模式図である。図例のように、子または孫に相当する画像処理モジュール2〜8は、それぞれが、データ部21と、ブート部22と、通信部23とを有している。
データ部21は、ESS1からダウンロードされる動作ソフトウエアを保持するためのものである。また、データ部21には、当該データ部21を有した画像処理モジュール2〜8についてのソフト情報および機種情報が予め登録されている。ただし、これらの情報は、動作ソフトウエアのダウンロードに伴って更新されることもあり得る。さらに、データ部21には、その画像処理モジュール2〜8を画像処理装置内で一意に特定するための識別情報(例えばID番号)が保持される。この識別情報は、データ部21内に予め登録しておくことが考えられるが、詳細を後述するように自動的に付与されたものであっても構わない。これらソフト情報、機種情報および識別情報は、例えば図示しないフラッシュ・リード・オンリ・メモリ(以下「Flash-ROM」と称す)に記憶保持させることが考えられる。すなわち、データ部21は、Flash-ROMを用いて情報記憶を行うようになっている。ただし、Flash-ROM以外の記憶装置により情報記憶を行ってもよいことは勿論である。
ブート部22は、電源投入等に応じた起動処理を行うものであり、さらには起動処理時にその起動処理に必要となる動作ソフトウエアがデータ部21内に保持されているか否か、すなわちデータ部21内における動作ソフトウエアの有無を検出し、その検出結果から当該動作ソフトウエアのダウンロードの要否を判断するものである。
通信部23は、ESS1との間または画像処理モジュール2〜8同士の間の通信を行うためのものであり、さらにはブート部22が動作ソフトウエアのダウンロードが必要であると判断した場合に、その旨の情報をダウンロード要求情報として送信するものである。また、通信部23は、ESS1の状態遷移指示部13からの状態遷移指示を受け取った場合にも、ダウンロード要求情報を送信する。このダウンロード要求情報には、ダウンロードを要求する旨の情報の他に、そのダウンロードに必要となる情報、具体的にはデータ部21内に保持されているソフト情報および機種情報が含まれるものとする。さらに、通信部23は、識別情報の送信を行うものであってもよい。すなわち、通信部23は、機種情報と識別情報との少なくとも一方を送信する。なお、画像処理モジュール2〜8同士の間では、階層的な直列接続の部分を有していることから、通信部23は、下位接続側(孫となる末端の側)からダウンロード要求情報を受け取るとこれを上位接続側へ受け渡し、上位接続側から下位接続された画像処理モジュール2〜8に対する動作ソフトウエアを受け取るとこれを下位接続側へ受け渡すようになっている。
なお、以上に説明したESS1におけるダウンローダー部11、データ部12および状態遷移指示部13、並びに、各画像処理モジュール2〜8におけるデータ部21、ブート部22および通信部23は、各画像処理モジュール1〜8が有するCPU(Central Processing Unit)、そのCPUが実行するプログラム、そのCPU用いるメモリ等の組み合わせ、すなわち各画像処理モジュール1〜8におけるコンピュータとしての機能を利用して実現すればよい。
次に、以上のように構成された画像処理装置における処理動作例について説明する。
画像処理装置では、電源投入に応じた起動処理時に、各画像処理モジュール2〜8におけるブート部22が、動作ソフトウエアのダウンロードの要否を判断する。この判断は、例えば、起動処理に必要となる動作ソフトウエアがデータ部21内に保持されていなければ、動作ソフトウエアのダウンロードが必要である、といった具合に行えばよい。なお、ダウンロードの要否判断は、画像処理装置への電源投入時のみならず、ホットプラグに対応した接続状態の変更時に行うようにしてもよい。その場合には、接続状態変更によって生じる割り込み信号が、ダウンロード要否判断のトリガーとなる。
そして、ブート部22が動作ソフトウエアのダウンロードが必要であると判断すると、そのブート部22を有した画像処理モジュール2〜8における通信部23は、データ部21内に保持されているソフト情報および機種情報を取り出して、ダウンロードを要求する旨の情報と合わせてダウンロード要求情報を構成して、そのダウンロード要求情報のアップロード、すなわち上位接続側への送信を行う。また、通信部23は、識別情報のアップロードも行う。なお、ここでは、識別情報と機種情報との両方についてアップロードを行う場合を例に挙げるが、これらは少なくとも一方についてアップロードすればよい。少なくとも一方があれば、ダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュール2〜8を特定することが可能だからである。
このときにアップロードする識別情報は、各画像処理モジュール2〜8毎に予め設定されてデータ部21内に保持されているものであっても、あるいは例えば画像処理装置の構成時に自動的に付与されたものであってもよい。識別情報の自動付与は、以下のようなものが考えられる。図4は、識別情報の自動付与の概要を示す説明図である。例えば、各画像処理モジュール1〜8のうちの最上位モジュールであるESS1は、電源投入時または接続状態変更による割り込み信号発生時に、その時点で接続されているモジュール数を把握すべく、接続数情報の要求を下位接続側に向けて指示する。この指示に応じて、画像処理モジュール2〜8のうち、階層的な直列接続の末端に位置するものは、自モジュールの識別情報(ID番号)を「1」に設定して、これを上位接続側に伝える。これを受けた上位接続側では、受け取った識別情報に対して「+1」だけインクリメントして、これを自モジュールの識別情報(ID番号)とし、さらにこれを上位接続側に伝える。これにより、階層的な直列接続の部分では、各画像処理モジュール2〜8に対して識別情報の自動付与を行うことが可能となる。階層的な直列接続ではなく、並列に接続されたものについては、その接続ポートの違い等を利用して、互いに重複しない識別情報(ID番号)を設定することで、識別情報の自動付与を行うことが考えられる。例えば、図1において、IOTの列を「A」、FAXの列を「B」、IITの列を「C」とし、IOTが「A4」、FAXが「B1」、IITが「C2」となるよう各列の末端から順にID番号を付与する。また、このID番号をESSより各列ごとに指示し、ID=1を通知すると、IOTはID=4となり、FAXに対しては、+1のID=5をFAXに通知することで、FAXはID=5となり、次にIITに対して、+1のID=6を通知すると,末端のDADFはID=6となり、IITは、ID=7となるようにしてもよい。このようにして自動付与された識別情報は、データ部21内に保持されるものとする。
ところで、各画像処理モジュール1〜8の間で階層的な直列接続の部分がある場合に、各画像処理モジュール2〜8の通信部23は、ダウンロード要求情報および識別情報のアップロードを行うのにあたり、例えばポート接続状態から自モジュールより下位接続側が存在するか否かを判断する。そして、下位接続側が存在すれば、その下位接続側からの応答を待って、自モジュールについてのダウンロード要求情報および識別情報のアップロードを行う。すなわち、各画像処理モジュール2〜8の通信部23は、下位接続側からダウンロード要求情報および識別情報を受け取ると、これをそのまま上位接続側へ受け渡すとともに、これに加えて自モジュールについてのダウンロード要求情報および識別情報のアップロードを行うのである。
なお、ブート部22が動作ソフトウエアのダウンロードが不要であると判断すると、そのブート部22を有した画像処理モジュール2〜8における通信部23は、自モジュールについてのダウンロード要求情報および識別情報のアップロードを行わないが、その場合でも、下位接続側からダウンロード要求情報および識別情報を受け取ると、これをそのまま上位接続側へ受け渡すようになっている。これにより、各画像処理モジュール2〜8のうちで、動作ソフトウエアのダウンロードを必要とするものが一つでもあれば、これに対応するダウンロード要求情報および識別情報が最上位モジュールであるESS1にアップロードされることなる。
このようにして、各画像処理モジュール2〜8からダウンロード要求情報および識別情報がアップロードされると、ESS1では、ダウンローダー部11が、そのダウンロード要求情報および識別情報の送信元の画像処理モジュール2〜8に対して、その画像処理モジュール2〜8が動作するための動作ソフトウエアのダウンロードを行う。具体的には、ダウンローダー部11は、ダウンロード要求情報のうちのソフト情報によって特定される動作ソフトウエアをデータ部12内から取り出し、これをダウンロード要求情報のうちの機種情報または識別情報によって特定される画像処理モジュール2〜8に対してダウンロードする。
このとき、ダウンローダー部11は、動作ソフトウエアのダウンロードを、選択的に行ってもよいし、一括して行ってもよい。選択的に行う場合には、各画像処理モジュール2〜8からの機種情報または識別情報に基づいてダウンロードすべき動作ソフトウエアの特定を行い、その動作ソフトウエアをデータ部12内から選択して取り出し、これをダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュール2〜8に対してダウンロードする。また、一括して行う場合には、データ部12が保持している中から、ダウンロード要求情報に含まれる機種情報から特定される動作ソフトウエアを含む複数の動作ソフトウエアからなるパッケージを一括して取り出し、そのパッケージをダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュール2〜8に対してダウンロードして、当該画像処理モジュール2〜8の側で、必要となる動作ソフトウエアを選択させるようにする。また、これらを組み合わせて行ってもよく、その場合には、構成が予想される複数の動作ソフトウエアの組み合わせについてパッケージを編成してデータ部12内に保持しておき、受け取ったダウンロード要求情報に基づいて各画像処理モジュール2〜8の構成に適合するパッケージを選択して、そのパッケージに含まれる各動作ソフトウエアを一括してダウンロードする。
また、このとき、ダウンローダー部11は、ダウンロードする動作ソフトウエアについて、そのダウンロード先となる画像処理モジュール2〜8を特定するための識別情報を付加する。これにより、複数の画像処理モジュール2〜8のそれぞれに対して動作ソフトウエアをダウンロードする場合であっても、そのダウンロード先が明確となり、選択的なダウンロードであっても、一括したダウンロードであっても、これらを組み合わせであっても、適切に対応することが可能となる。
さらに、このとき、ダウンローダー部11は、各画像処理モジュール2〜8のそれぞれに対して動作ソフトウエアのダウンロードを行う場合に、これらの画像処理モジュール2〜8が階層的に直列接続されていると、その直列接続の末端に位置する画像処理モジュールへの動作ソフトウエアから順にダウンロードを行う。例えば、IOT5およびFinisher6のそれぞれに対して動作ソフトウエアのダウンロードを行う場合であれば、先ず、「孫」に相当するFinisher6に対するダウンロードを行い、次いでIOT5に対するダウンロードを行う、といった具合である。このようにすれば、Finisher6でのデータ部21内への動作ソフトウエアの書き込み中に、IOT5に対する動作ソフトウエアのダウンロードを行うことが可能となる。しかも、一般に末端ほど通信速度が遅くなる傾向にあるが、その場合であっても、末端へのダウンロードについては多くの時間を費やせるようになる。したがって、末端への動作ソフトウエアから順にダウンロードを行えば、処理効率向上や処理時間短縮等が実現可能となるのである。
このようにして、ESS1から動作ソフトウエアがダウンロードされると、各画像処理モジュール2〜8では、通信部23がその動作ソフトウエアおよび当該動作ソフトウエアに付加された識別情報を受け取り、その識別情報に基づいて、受け取った動作ソフトウエアが自モジュールに対してダウンロードされたものであるか否かを判断する。そして、自モジュールに対するものであれば、通信部23は、その受け取った動作ソフトウエアをデータ部21に保持させる。
一方、自モジュールに対するものでなければ、下位接続された画像処理モジュール2〜8に対するものなので、通信部23は、その受け取った動作ソフトウエアをそのまま下位接続側へ受け渡す。これにより、ESS1からの動作ソフトウエアは、各画像処理モジュール2〜8が階層的に直列接続されている場合でも、その直列接続の末端に位置する画像処理モジュールまで順送りされることになる。
ここで、各画像処理モジュール2〜8における通信部23は、受け取った動作ソフトウエアをそのまま下位接続側へ受け渡す場合に、少なくともその動作ソフトウエアを特定するソフト情報についてバックアップのための記憶保持を行うべく、そのソフト情報(ファイル名情報やバージョン情報等)の抽出および取得を行い、これをデータ部21内に確保されたバックアップ領域またはデータ部21とは別に設けられたバックアップメモリ等を利用して記憶保持しておくことが望ましい。一般に、動作ソフトウエアのダウンロード中には、そのダウンロードデータが消えてしまうといったことも起こり得るが、その場合であっても、各画像処理モジュール2〜8にてバックアップを行っていれば、そのバックアップ内容を参照しつつダウンロードのリトライを行うことで、下位接続側で正しいデータ取得ができないといった事態の発生を回避することが可能となるからである。
さらに、各画像処理モジュール2〜8にてバックアップを行う場合には、動作ソフトウエアについてのソフト情報のみならず、その動作ソフトウエアのダウンロード先の機種情報または識別情報についても合わせてバックアップしておくことが考えられる。ソフト情報と機種情報とをFlash-ROM内に保有する場合、下位モジュールにおいてダウンロードが失敗すると、そのFlash−ROMが消去された状態のままとなり、下位モジュール自体に関する情報がなくなってしまう。このため、下位モジュールではどのソフトウエアを入れたらよいか分からず、ダウンロードを受けることができなくなくなるが、上位のモジュールにダウンロード先モジュールのソフト情報と機種情報とを持たせることにより,ダウンロード中にエラーが発生した場合においても、正しい動作ソフトウェアをダウンロードすることができる。また、上位のモジュールに持たせた下位モジュールのソフト情報や機種情報および下位モジュールに対する状態情報と下位モジュールから得る機種情報とに基づき、下位モジュールのFlash−ROMを故意に消去してソフトウェアを不正にダウンロードしたり、別のモジュールに不正交換するような不正な操作を検出してこれを防止することもできる。また、ダウンロード中に発生したエラーに関して、そのダウンロード中であった動作ソフトウエアのダウンロード先を特定する情報とともにエラー情報を上位側(例えば、ESS1)に伝えることが可能となるため、その通知内容を基にしつつ何処に問題があってエラーが発生したかを解析する、といったことも実現可能となる。
ところで、画像処理装置において、各画像処理モジュール2〜8への動作ソフトウエアのダウンロードが必要となる場合としては、上述したようなブート部22での要否判断に基づく場合の他に、例えば各画像処理モジュール2〜8における動作ソフトウエアをバージョンアップする場合のように、ユーザまたは保守員等による操作指示に基づいて行う場合もあり得る。このような場合に、本実施形態における画像処理装置では、以下に述べるような処理動作を行う。
例えば、画像処理装置の図示せぬコントロールパネルからユーザまたは保守員等による操作指示があると、画像処理装置を構成する各画像処理モジュール1〜8のうちの最上位であるESS1では、その操作指示を受け付けるとともに、その内容に従いつつ、状態遷移指示部13が各画像処理モジュール2〜8に対して、新たな動作ソフトウエアのダウンロードが行える状態へ遷移するように指示を与える。この状態遷移指示は、各画像処理モジュール2〜8で理解可能な信号やコマンド等を用いて行えばよい。また、各画像処理モジュール2〜8のうちの特定のものに対してのみ、新たな動作ソフトウエアをダウンロードする場合には、その特定の画像処理モジュールについての識別情報を付加して、状態遷移指示を行えばよい。
この状態遷移指示を受け取ると、各画像処理モジュール2〜8では、その指示が自モジュールに対するものであるか否かを通信部23が判断する。そして、自モジュールに対するものであれば、通信部23は、ブート部22が動作ソフトウエアのダウンロードが必要であると判断した場合と同様に、ダウンロード要求情報のアップロードを行う。つまり、各画像処理モジュール2〜8では、ESS1からの状態遷移指示に応じて、動作ソフトウエアのダウンロードが行える状態へ遷移することになる。また、この状態遷移によってアップロードされるダウンロード要求情報を通じて、ESS1の状態遷移指示部13は、各画像処理モジュール2〜8についての情報を問い合わせることになる。
その後は、上述した場合、すなわちブート部22が動作ソフトウエアのダウンロードが必要であると判断した場合と同様に、ESS1から画像処理モジュール2〜8に対する動作ソフトウエアのダウンロードを行うことになる。
ただし、例えば各画像処理モジュール2〜8における動作ソフトウエアをバージョンアップする場合のように、既に各画像処理モジュール2〜8にて保持されている動作ソフトウエアを更新する場合には、既に保持されている動作ソフトウエアと更新しようとする動作ソフトウエアのバージョン等が同一であることがあり得る。特に、動作ソフトウエアのパッケージを一括してダウンロードするときには、このようなことが起こり易い。
ところが、本実施形態における画像処理装置では、各画像処理モジュール2〜8において、ダウンローダー部11によってダウンロードされる動作ソフトウエアが、既に当該画像処理モジュール2〜8のデータ部21内で保持している動作ソフトウエアと同種であるか否かを判断し、同種であればその動作ソフトウエアのダウンロードの中断をダウンローダー部11に依頼するようになっている。同種であるか否かを判断は、例えば動作ソフトウエアとともにダウンロードされるソフト情報と、データ部21内で保持しているソフト情報とを比較することで行えばよい。動作ソフトウエアのダウンロードに先立ってソフト情報が送信される場合には、そのソフト情報とデータ部21内のソフト情報との比較に基づいて行うことも考えられ、このようにすれば迅速な判断が可能となる。また、ダウンロードの中断依頼は、ダウンローダー部11が理解可能な信号やコマンド等を用いて行えばよい。なお、これら一連の処理を行う機能は、各画像処理モジュール2〜8における通信部23が有していればよい。ただし、通信部23とは別に、これら一連の処理を行う機能を有した部分を設けても構わない。
このように、同種の動作ソフトウエアがデータ部21内に既に保持されている場合には、その動作ソフトウエアの中断を依頼することで、その動作ソフトウエアのダウンロードが全て完了する前に、そのダウンロードのための処理を終了することが可能となるため、その処理に要する時間短縮を図ることが可能となる。
以上のように、本実施形態で説明した画像処理装置では、ESS1から他の画像処理モジュール2〜8に対して、当該画像処理モジュール2〜8が動作するための動作ソフトウエアのダウンロードを行うように構成されているが、そのダウンロードを各画像処理モジュール2〜8からのダウンロード要求情報に基づいて行うようになっている。したがって、複数の画像処理モジュール1〜8の構成、種類、数等やそれぞれの間の接続態様がどのようなものであっても、ESS1では、ダウンロード要求情報を基にすることによって、そのダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュール2〜8がどのようなものか把握し得るようになり、必要となる動作ソフトウエアについてダウンロードを柔軟かつ適切に行えるようになる。しかも、そのために、ユーザや保守員等に煩雑な作業を要することもない。さらには、画像処理モジュール1〜8が階層的に直列接続されていても、各画像処理モジュール2〜8へのダウンロードを正しく行えるので、そのダウンロードに伴う通信負荷の抑制も可能となり、ダウンロードの時間短縮も期待できるようになる。
これらのことから、本実施形態における画像処理装置によれば、複数の画像処理モジュール1〜8を備えて構成されていても、各画像処理モジュール1〜8の構成、種類、数等やそれぞれの間の接続態様に拘わらずに、各画像処理モジュール1〜8へのダウンロードの適切化が図れるといえ、これにより非常に利便性の高いものとなるのである。
なお、本実施形態では、本発明の好適な実施具体例を説明したが、本発明はその内容に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、本実施形態では、電源投入時または新たにモジュールを接続した場合に、ダウンロード要求を行うようにしたが、装置に対して都度与えられる実行すべき処理内容に応じて、1つのモジュールが他のモジュールに対して必要となる動作ソフトウエアをダイナミックにダウンロードするものであってもよい。
また、本実施形態では、画像処理装置が複合機からなるものである場合を例に挙げたが、複数のモジュール間で動作ソフトウエアのダウンロードを行うものであればよく、複数の制御装置間で動作ソフトウエアのダウンロードを行うものであっても、全く同様に本発明を適用することが考えられる。つまり、本発明における画像処理モジュールは、複合機を構成するものに限定されることはなく、コンピュータとしての機能を有した他の情報機器を構成するものであってもよい。
本発明に係る画像処理装置の概略構成例を示す模式図である。 図1の画像処理装置にてダウンロード元となる画像処理モジュールの機能構成例を示す模式図である。 図1の画像処理装置にてダウンロード先となる画像処理モジュールの機能構成例を示す模式図である。 各画像処理モジュールに対する識別情報の自動付与の概要を示す説明図である。
符号の説明
1…ESS、2…IIT、3…DADF、4…FAX、5…IOT、6,7,8…Finisher、11…ダウンローダー部、12…データ部、13…状態遷移指示部、14…通信部、21…データ部、22…ブート部、23…通信部

Claims (12)

  1. 複数の画像処理モジュールを備えるとともに、そのうちの少なくとも一つの画像処理モジュールから他の画像処理モジュールに対して当該画像処理モジュールが動作するための動作ソフトウエアのダウンロードを行うように構成された画像処理装置であって、
    前記他の画像処理モジュールは、前記動作ソフトウエアのダウンロードの要否を判断する要否判断手段と、前記要否判断手段がダウンロード要と判断した場合にその旨の情報をダウンロード要求情報として送信する要求送信手段とを有し、
    前記少なくとも一つの画像処理モジュールは、前記ダウンロード要求情報を受け取ると、当該ダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュールに対する前記動作ソフトウエアのダウンロードを行うダウンロード手段を有している
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記少なくとも一つの画像処理モジュールは、前記他の画像処理モジュールに対して、前記動作ソフトウエアのダウンロードが行える状態へ遷移するように指示を与える状態遷移指示手段を有しており、
    前記他の画像処理モジュールは、前記状態遷移指示手段からの指示を受け取ると、これに応じて前記要求送信手段が前記ダウンロード要求情報を送信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記他の画像処理モジュールに対して当該画像処理モジュールを一意に特定するための識別情報が付与されるとともに、
    前記ダウンロード手段は、前記動作ソフトウエアのダウンロード先を特定する情報として、当該動作ソフトウエアに前記識別情報を付加してダウンロードを行う
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記他の画像処理モジュールは、複数のものが階層的に直列接続されている場合に、下位接続側から前記ダウンロード要求情報を受け取るとこれを上位接続側へ受け渡し、上位接続側から下位接続された画像処理モジュールに対する動作ソフトウエアを受け取るとこれを下位接続側へ受け渡すように構成されている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の画像処理装置。
  5. 前記ダウンロード要求情報には、当該ダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュールの種類を特定するための機種情報が含まれており、
    前記少なくとも一つの画像処理モジュールは、前記動作ソフトウエアを、当該動作ソフトウエアを特定するためのソフト情報と、前記他の画像処理モジュールについての機種情報とに、それぞれ関連付けて保持しているとともに、前記他の画像処理モジュールからの前記ダウンロード要求情報を受け取ると、当該ダウンロード要求情報に含まれる機種情報に基づいて当該機種情報に関連する動作ソフトウエアを特定し、前記ダウンロード手段が当該動作ソフトウエアのダウンロードを行うように構成されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の画像処理装置。
  6. 前記ダウンロード手段は、前記ダウンロード要求情報に含まれる機種情報から特定される動作ソフトウエアを、前記少なくとも一つの画像処理モジュールが保持している中から選択して、当該ダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュールに対してダウンロードする
    ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記ダウンロード手段は、前記ダウンロード要求情報に含まれる機種情報から特定される動作ソフトウエアを含む複数の動作ソフトウエアからなるパッケージを、一括して前記ダウンロード要求情報の送信元の画像処理モジュールに対してダウンロードし、当該送信元の画像処理モジュールに前記パッケージの中から必要な動作ソフトウエアを選択させる
    ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  8. 前記ダウンロード手段は、複数の前記他の画像処理モジュールが階層的に直列接続されており、各画像処理モジュールのそれぞれに対して動作ソフトウエアのダウンロードを行う場合に、前記直列接続の末端に位置する画像処理モジュールへの動作ソフトウエアから順にダウンロードを行う
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記他の画像処理モジュールには、複数のものが階層的に直列接続されており、上位接続側から受け取った動作ソフトウエアを下位接続側へ受け渡す場合に、当該動作ソフトウエアを特定するためのソフト情報と、当該動作ソフトウエアのダウンロード先となる下位接続側の画像処理モジュールを特定する識別情報または機種情報の少なくとも一方とについて、バックアップのための記憶保持を行うバックアップ手段を有している
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記他の画像処理モジュールは、前記ダウンロード手段によってダウンロードされる動作ソフトウエアが、既に当該画像処理モジュールで保持している動作ソフトウエアと同種であるか否かを判断し、同種であれば当該動作ソフトウエアのダウンロードの中断を前記ダウンロード手段に依頼するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記動作ソフトウエアを特定するソフト情報には、当該動作ソフトウエアについてのバージョン情報が含まれている
    ことを特徴とする請求項5〜10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記画像処理モジュールの種類を特定するための機種情報には、当該画像処理モジュールについての性能情報、価格情報、信頼性情報、機能情報、仕向け地情報あるいは仕様情報のいずれか、またはこれらを複数組み合わせたものが含まれている
    ことを特徴とする請求項5〜11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007318685A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、アプリケーション実行方法及びアプリケーション実行プログラム

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