JP2006244125A - 情報通信技術を利用した介護看護管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】新規な情報通信技術を利用した介護看護管理システムを提供すること。
【解決手段】介護機関1と被介護者2とを常時接続による通信網3で結び、介護機関1と被介護者2との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信し、介護機関1では被介護者2から送信された介護依頼情報と介護機関との間で契約した介護者情報を記録している介護者情報デ−タベ−スからの介護者を被介護者2に派遣し、介護機関1では被介護者2から介護依頼情報に加えて医療に関する緊急要請があった時には介護機関1における表示装置104に緊急要請情報があったことを表示するようにすると共に、介護機関1と通信網で結ばれた医療機関6に医療に関する緊急要請情報を送信し、医療機関6では通信網で結ばれた当該要請のあった患者7との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信して当該患者の診断を行うようにしてなる情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
【選択図】 図1
【解決手段】介護機関1と被介護者2とを常時接続による通信網3で結び、介護機関1と被介護者2との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信し、介護機関1では被介護者2から送信された介護依頼情報と介護機関との間で契約した介護者情報を記録している介護者情報デ−タベ−スからの介護者を被介護者2に派遣し、介護機関1では被介護者2から介護依頼情報に加えて医療に関する緊急要請があった時には介護機関1における表示装置104に緊急要請情報があったことを表示するようにすると共に、介護機関1と通信網で結ばれた医療機関6に医療に関する緊急要請情報を送信し、医療機関6では通信網で結ばれた当該要請のあった患者7との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信して当該患者の診断を行うようにしてなる情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
【選択図】 図1
Description
本発明は、情報通信技術を利用した介護看護管理システムに関するものである。
現今、核家族化などで子供は親の面倒を見なくなっており、介護の必要な親をめんどくさがって、施設介護による老人ホームなどに手っ取り早く入居させようとする。しかし、自宅で余生を送ることが出来れば、自宅での生活を望むものである。その場合、夫婦が共に健在であればよいが、片方が亡くなってしまい一人暮らしを余儀なくされると、話し相手がいなくなり、身の回りのことを自分でやらねばならなくなる。自分で身の回りのことを出来る内はよいが、そうでないときには、誰かの世話にならなければ生活できない。在宅介護の内の訪問介護は、介護サービス計画に基づいてその計画に基づいた日にしかケアマネージヤ(介護支援専門員)による訪問介護を受けることが出来ない。
介護者側の端末と被介護者側端末とをネットワークにより結んで行う介護支援システムが従来から提唱されているが、日常、当該介護者側の端末と被介護者側端末との間で連携が取れているかが問題であるが、それにも増して、緊急の場合に、如何にして介護者側がそれを知りそれに対してどの様に対処できるかが問題である。特に、看護が必要で、病院での診察が必要になる場合があるが、それに対してどの様に対処できるかが問題である。
介護者側の端末と被介護者側端末とをネットワークにより結んで行う介護支援システムが従来から提唱されているが、日常、当該介護者側の端末と被介護者側端末との間で連携が取れているかが問題であるが、それにも増して、緊急の場合に、如何にして介護者側がそれを知りそれに対してどの様に対処できるかが問題である。特に、看護が必要で、病院での診察が必要になる場合があるが、それに対してどの様に対処できるかが問題である。
本発明は、上記のような従来技術に鑑み、新規な情報通信技術を利用した介護看護管理システムを提供することを目的としたものである。
本発明の他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本発明の他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
本発明の特許請求の範囲は、次の通りである。
(請求項1) 介護機関と被介護者とを常時接続による通信網で結び、当該介護機関と当該被介護者との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信し、当該介護機関では前記被介護者から送信された介護依頼情報と当該介護機関との間で介護の仕事を契約した介護者情報を記録している介護者情報デ−タベ−スとを照合させて選択された当該デ−タベ−スからの介護者を被介護者に派遣し、当該介護機関では前記被介護者から前記介護依頼情報に加えて医療に関する緊急要請があった時には当該介護機関における表示装置に当該特定された被介護者からの医療に関する緊急要請情報があったことを表示するようにすると共に、当該介護機関と通信網で結ばれた医療機関に前記医療に関する緊急要請情報を送信し、当該医療機関では通信網で結ばれた当該要請のあった患者との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信して当該患者の診断を行うようにしてなることを特徴とする情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項2) 緊急要請情報が、介護機関における表示装置の画面に緊急を知らせる点灯又は点滅の標識であることを特徴とする、請求項1に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項3) 被介護者又は患者を特定する標識が、介護機関における表示装置の画面に表示されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項4) 被介護者が、親子又は親族関係者で、介護機関と当該親子又は親族関係者よりなる被介護者とを常時接続による通信網で結び、当該介護機関と当該親子又は親族関係者よりなる被介護者との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信するようにしてなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項5)被介護者からの介護依頼情報が、食事又は食品に関するもので、被介護者側は、当該被介護者側の端末のタッチパネル式の表示画面に表示された真空パックにより当該パック内部の空気を除去した後にマイナス40〜50℃の低温で冷凍保存した真空パック冷凍保存食品から希望する当該食品を選択してその選択情報を介護機関又は医療機関に送信し、当該介護機関又は医療機関では、当該介護依頼情報があった時には、当該真空パック冷凍保存食品を又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関又は医療機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後に、被介護者に搬送することを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項6)被介護者への真空パック冷凍保存食品の搬送又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関又は医療機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後の被介護者への搬送に際し、当該介護機関又は医療機関における栄養士の電子カルテに基づいて行われることを特徴とする、請求項1、2、3、4又は5に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項1) 介護機関と被介護者とを常時接続による通信網で結び、当該介護機関と当該被介護者との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信し、当該介護機関では前記被介護者から送信された介護依頼情報と当該介護機関との間で介護の仕事を契約した介護者情報を記録している介護者情報デ−タベ−スとを照合させて選択された当該デ−タベ−スからの介護者を被介護者に派遣し、当該介護機関では前記被介護者から前記介護依頼情報に加えて医療に関する緊急要請があった時には当該介護機関における表示装置に当該特定された被介護者からの医療に関する緊急要請情報があったことを表示するようにすると共に、当該介護機関と通信網で結ばれた医療機関に前記医療に関する緊急要請情報を送信し、当該医療機関では通信網で結ばれた当該要請のあった患者との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信して当該患者の診断を行うようにしてなることを特徴とする情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項2) 緊急要請情報が、介護機関における表示装置の画面に緊急を知らせる点灯又は点滅の標識であることを特徴とする、請求項1に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項3) 被介護者又は患者を特定する標識が、介護機関における表示装置の画面に表示されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項4) 被介護者が、親子又は親族関係者で、介護機関と当該親子又は親族関係者よりなる被介護者とを常時接続による通信網で結び、当該介護機関と当該親子又は親族関係者よりなる被介護者との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信するようにしてなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項5)被介護者からの介護依頼情報が、食事又は食品に関するもので、被介護者側は、当該被介護者側の端末のタッチパネル式の表示画面に表示された真空パックにより当該パック内部の空気を除去した後にマイナス40〜50℃の低温で冷凍保存した真空パック冷凍保存食品から希望する当該食品を選択してその選択情報を介護機関又は医療機関に送信し、当該介護機関又は医療機関では、当該介護依頼情報があった時には、当該真空パック冷凍保存食品を又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関又は医療機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後に、被介護者に搬送することを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
(請求項6)被介護者への真空パック冷凍保存食品の搬送又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関又は医療機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後の被介護者への搬送に際し、当該介護機関又は医療機関における栄養士の電子カルテに基づいて行われることを特徴とする、請求項1、2、3、4又は5に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明によれば、介護機関と被介護者とは常時接続による通信網で接続され、日常の連携が取られ、適切なケアマネージヤ(介護支援専門員)による在宅介護を受けることが出来るので、自宅で余生を送ることができ、又、介護機関では、被介護者の特定が容易で、且つ、特定の被介護者からの緊急要請情報が点灯又は点滅の形で確認できるので、緊急の場合に迅速にしてそれを知り迅速に対処できる。被介護者が、特に、看護が必要で、病院での診察が必要になる場合があるが、医療機関との連携で迅速に対処できる。
介護機関と医療機関とが通信網を介して連携し協力し合うことで、介護機関は、被介護者からの信頼が厚くなり、医療機関にとっても診察方法の多様化を果たすことができるなどの利点がある。。
上記の場合、被介護者を親からその子供や親族関係者に広げることにより、被介護者は、通信網を介して子供との連携も取れ、より一層の安心感を得ることができる。介護機関は、子供や親族関係者からの連絡をも受けることができ、介護者も場合により子供や親族関係者への連絡や援助を受けることができる。
被介護者からの介護依頼情報が、食事に関するものである時に、被介護者側は、当該被介護者側の端末のタッチパネル式の表示画面に表示された真空パックにより当該パック内部の空気を除去した後にマイナス40〜50℃の低温で冷凍保存した真空パック冷凍保存食品から希望する当該食品を選択してその選択情報を介護機関又は医療機関に送信し、当該介護機関又は医療機関では、当該介護依頼情報があった時には、当該真空パック冷凍保存食品を又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関又は医療機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後に、被介護者に搬送するようにすれば、被介護者は、食事に困らず、介護機関又は医療機関から鮮度保持がされた食事や生鮮食品を提供してもらうことができ、又、当該真空パック冷凍保存食品は、工場で大量生産が可能で安価に提供できる。
当該食事や食品の提供に際して、介護機関又は医療機関における栄養士の電子カルテに基づいて行われようにすれば、当該介護機関又は医療機関ではその内容を管理でき、被介護者も自己に適したカロリー計算をしてもらえる。
すなわち、本発明によれば、介護機関と被介護者とは常時接続による通信網で接続され、日常の連携が取られ、適切なケアマネージヤ(介護支援専門員)による在宅介護を受けることが出来るので、自宅で余生を送ることができ、又、介護機関では、被介護者の特定が容易で、且つ、特定の被介護者からの緊急要請情報が点灯又は点滅の形で確認できるので、緊急の場合に迅速にしてそれを知り迅速に対処できる。被介護者が、特に、看護が必要で、病院での診察が必要になる場合があるが、医療機関との連携で迅速に対処できる。
介護機関と医療機関とが通信網を介して連携し協力し合うことで、介護機関は、被介護者からの信頼が厚くなり、医療機関にとっても診察方法の多様化を果たすことができるなどの利点がある。。
上記の場合、被介護者を親からその子供や親族関係者に広げることにより、被介護者は、通信網を介して子供との連携も取れ、より一層の安心感を得ることができる。介護機関は、子供や親族関係者からの連絡をも受けることができ、介護者も場合により子供や親族関係者への連絡や援助を受けることができる。
被介護者からの介護依頼情報が、食事に関するものである時に、被介護者側は、当該被介護者側の端末のタッチパネル式の表示画面に表示された真空パックにより当該パック内部の空気を除去した後にマイナス40〜50℃の低温で冷凍保存した真空パック冷凍保存食品から希望する当該食品を選択してその選択情報を介護機関又は医療機関に送信し、当該介護機関又は医療機関では、当該介護依頼情報があった時には、当該真空パック冷凍保存食品を又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関又は医療機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後に、被介護者に搬送するようにすれば、被介護者は、食事に困らず、介護機関又は医療機関から鮮度保持がされた食事や生鮮食品を提供してもらうことができ、又、当該真空パック冷凍保存食品は、工場で大量生産が可能で安価に提供できる。
当該食事や食品の提供に際して、介護機関又は医療機関における栄養士の電子カルテに基づいて行われようにすれば、当該介護機関又は医療機関ではその内容を管理でき、被介護者も自己に適したカロリー計算をしてもらえる。
次に、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2に示すように、介護機関1と被介護者2との間は、通信網3により接続されている。
被介護者2側には、コンピュータ端末200が備えられ、当該コンピュータ端末200には、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムや光ファイバー(FTTH)、有線テレビ(CATV)などの常時接続型高速通信端末201が備えられ、当該常時接続型高速通信端末201による常時接続が可能なようになっている。
通信網3は、インターネット網などが使用できる。ADSLモデム等の常時接続型高速通信端末201は、当該インターネット網などの通信網3を介して、24時間の常時接続が可能で、介護機関1との間で24時間の通信が可能である。
当該コンピュータ端末200には、撮像装置(映像入力装置)202と音声入力装置203とが備えられる。
当該撮像装置(映像入力装置)202には、例えば、カメラが挙げられるが、代表的には、デジタルカメラが挙げられる。CCD(固体撮像素子)カメラを使用することもできる。
当該音声入力装置203には、例えば、マイクが挙げられる。
当該撮像装置(映像入力装置)202と音声入力装置203は、撮像装置(映像入力装置)と音声入力装置とを兼備したビデオカメラやデジタルビデオカメラ(DVカメラ)のような装置にて構成してもよい。当該装置は映像に加えて音声も記録できる。デジタルビデオカメラ(DVカメラ)は、その記録メディア(メモリースティックなど)に、静止画だけでなく、音声付きの動画を記録できるので、その記録をコンピュータ端末にキャプチュアすればよい。
当該コンピュータ端末200には、文字情報送受信装置204を備えていてもよい。
当該文字情報の送受信には、当該コンピュータ端末のキーボードなどからなる文字入力装置から文字を入力して前記のモデムなどの端末を通して送信してもよく、電子メールなどの手段を使用することができる。
被介護者2には、介護認定を受けた被介護者本人に加えて例えばその子供も包含され、介護機関1と親の被介護者2とその子供2の三者間が、通信網3により接続されている。
子供に代わり親の兄弟姉妹のような者でもよい。
被介護者2側には、コンピュータ端末200が備えられ、当該コンピュータ端末200には、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデムや光ファイバー(FTTH)、有線テレビ(CATV)などの常時接続型高速通信端末201が備えられ、当該常時接続型高速通信端末201による常時接続が可能なようになっている。
通信網3は、インターネット網などが使用できる。ADSLモデム等の常時接続型高速通信端末201は、当該インターネット網などの通信網3を介して、24時間の常時接続が可能で、介護機関1との間で24時間の通信が可能である。
当該コンピュータ端末200には、撮像装置(映像入力装置)202と音声入力装置203とが備えられる。
当該撮像装置(映像入力装置)202には、例えば、カメラが挙げられるが、代表的には、デジタルカメラが挙げられる。CCD(固体撮像素子)カメラを使用することもできる。
当該音声入力装置203には、例えば、マイクが挙げられる。
当該撮像装置(映像入力装置)202と音声入力装置203は、撮像装置(映像入力装置)と音声入力装置とを兼備したビデオカメラやデジタルビデオカメラ(DVカメラ)のような装置にて構成してもよい。当該装置は映像に加えて音声も記録できる。デジタルビデオカメラ(DVカメラ)は、その記録メディア(メモリースティックなど)に、静止画だけでなく、音声付きの動画を記録できるので、その記録をコンピュータ端末にキャプチュアすればよい。
当該コンピュータ端末200には、文字情報送受信装置204を備えていてもよい。
当該文字情報の送受信には、当該コンピュータ端末のキーボードなどからなる文字入力装置から文字を入力して前記のモデムなどの端末を通して送信してもよく、電子メールなどの手段を使用することができる。
被介護者2には、介護認定を受けた被介護者本人に加えて例えばその子供も包含され、介護機関1と親の被介護者2とその子供2の三者間が、通信網3により接続されている。
子供に代わり親の兄弟姉妹のような者でもよい。
当該被介護者側のコンピュータ端末200には、図3に示すようなテレビ会議端末205を備えることができ、介護(支援)機関1に設置されたテレビ会議端末100との間でテレビ会議式に通信網3を介して通信できるようになっている。
当該テレビ会議用の端末205は、図3に示すように、例えば複数のビデオカメラよりなる撮像装置2050と、当該撮像装置により撮影され入力された映像情報の処理を行う映像入力処理装置2051と、例えばマイクからなる音声入力装置2052と、当該音声入力装置2052からの音声信号の圧縮符号化処理等の処理を行う音声入力処理装置2053と、各データを多重し送信する送信処理装置2054と、各データを受信および分離する受信処理装置2055と、横方向に長い画面(横長画面)を有する大画面の液晶プロジェクタなどの映像出力装置2056と、当該映像出力装置2056に接続し映像出力の処理を行う映像出力処理装置2057と、受信処理装置2055から分離された音声を出力処理する音声出力処理装置2058と例えばスピーカーからなる音声出力装置2059と、端末全体を制御する制御装置(中央処理装置、MCU)2060とを備えて構成されている。
ビデオカメラよりなる撮像装置2050は、被介護者2に関する映像及び必要に応じて会議参加者の映像信号等を映像入力処理装置2051に出力する。映像入力処理装置2051は、ビデオカメラよりなる撮像装置2050から入力された各映像入力信号の非言語解釈処理、圧縮符号化処理、配信先の付加処理等を行う。マイクからなる音声入力装置2052からの音声信号は、音声入力処理装置2053に出力される。音声入力処理装置2053は、圧縮符号化処理等を行う。送信処理装置2054は、映像入力処理装置2051、音声入力処理装置2053、および制御装置2060からの信号を多重化し送信する。受信処理装置2055は、多重化された映像・音声・制御信号を受信すると共に、これらの信号の分離処理を行い、映像出力処理装置2056、音声出力処理装置2058および制御装置2060に伝達する。映像出力処理装置2057は、圧縮されたデータを復号化し、他の各拠点の映像を映像出力装置2056上に再構築する。スピーカーからなる音声出力装置2059は音声を発生するものである。音声出力処理装置2058は、圧縮データを復号化し、スピーカーからなる音声出力装置2059に出力する。
上記映像入力処理装置2051は、アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)、映像圧縮符号化処理部、非言語解釈処理部などを有している。
アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)は、ビデオカメラから入力された映像信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換するものである。映像圧縮符号化処理部は、動画映像データを圧縮符号化するエンコーダである。非言語解釈処理部は、アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)からの映像入力に対し、視線の動き、瞳孔の大きさ、表情、身振り、手振りなどから非言語的解釈処理を行い、その結果を制御装置11に伝達するものである。制御装置11は、非言語解釈処理部からの情報(非言語解釈データ)を送信処理装置2054に送り、送信処理装置2054はその非言語解釈データを中央処理装置(MCU)2060に送信する。
介護(支援)機関1に設置されたテレビ会議端末100も同様の構成からなり、撮像装置1000と、当該撮像装置により撮影され入力された映像情報の処理を行う映像入力処理装置1001と、例えばマイクからなる音声入力装置1002と、当該音声入力装置1002からの音声信号の圧縮符号化処理等の処理を行う音声入力処理装置1003と、各データを多重し送信する送信処理装置1004と、各データを受信および分離する受信処理装置1005と、横方向に長い画面(横長画面)を有する大画面の液晶プロジェクタなどの映像出力装置1006と、当該映像出力装置1006に接続し映像出力の処理を行う映像出力処理装置1007と、受信処理装置1005から分離された音声を出力処理する音声出力処理装置1008と例えばスピーカーからなる音声出力装置1009と、端末全体を制御する制御装置(中央処理装置、MCU)1000とを備えて構成され、同様の機能を果たす。
当該テレビ会議用の端末205は、図3に示すように、例えば複数のビデオカメラよりなる撮像装置2050と、当該撮像装置により撮影され入力された映像情報の処理を行う映像入力処理装置2051と、例えばマイクからなる音声入力装置2052と、当該音声入力装置2052からの音声信号の圧縮符号化処理等の処理を行う音声入力処理装置2053と、各データを多重し送信する送信処理装置2054と、各データを受信および分離する受信処理装置2055と、横方向に長い画面(横長画面)を有する大画面の液晶プロジェクタなどの映像出力装置2056と、当該映像出力装置2056に接続し映像出力の処理を行う映像出力処理装置2057と、受信処理装置2055から分離された音声を出力処理する音声出力処理装置2058と例えばスピーカーからなる音声出力装置2059と、端末全体を制御する制御装置(中央処理装置、MCU)2060とを備えて構成されている。
ビデオカメラよりなる撮像装置2050は、被介護者2に関する映像及び必要に応じて会議参加者の映像信号等を映像入力処理装置2051に出力する。映像入力処理装置2051は、ビデオカメラよりなる撮像装置2050から入力された各映像入力信号の非言語解釈処理、圧縮符号化処理、配信先の付加処理等を行う。マイクからなる音声入力装置2052からの音声信号は、音声入力処理装置2053に出力される。音声入力処理装置2053は、圧縮符号化処理等を行う。送信処理装置2054は、映像入力処理装置2051、音声入力処理装置2053、および制御装置2060からの信号を多重化し送信する。受信処理装置2055は、多重化された映像・音声・制御信号を受信すると共に、これらの信号の分離処理を行い、映像出力処理装置2056、音声出力処理装置2058および制御装置2060に伝達する。映像出力処理装置2057は、圧縮されたデータを復号化し、他の各拠点の映像を映像出力装置2056上に再構築する。スピーカーからなる音声出力装置2059は音声を発生するものである。音声出力処理装置2058は、圧縮データを復号化し、スピーカーからなる音声出力装置2059に出力する。
上記映像入力処理装置2051は、アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)、映像圧縮符号化処理部、非言語解釈処理部などを有している。
アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)は、ビデオカメラから入力された映像信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換するものである。映像圧縮符号化処理部は、動画映像データを圧縮符号化するエンコーダである。非言語解釈処理部は、アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)からの映像入力に対し、視線の動き、瞳孔の大きさ、表情、身振り、手振りなどから非言語的解釈処理を行い、その結果を制御装置11に伝達するものである。制御装置11は、非言語解釈処理部からの情報(非言語解釈データ)を送信処理装置2054に送り、送信処理装置2054はその非言語解釈データを中央処理装置(MCU)2060に送信する。
介護(支援)機関1に設置されたテレビ会議端末100も同様の構成からなり、撮像装置1000と、当該撮像装置により撮影され入力された映像情報の処理を行う映像入力処理装置1001と、例えばマイクからなる音声入力装置1002と、当該音声入力装置1002からの音声信号の圧縮符号化処理等の処理を行う音声入力処理装置1003と、各データを多重し送信する送信処理装置1004と、各データを受信および分離する受信処理装置1005と、横方向に長い画面(横長画面)を有する大画面の液晶プロジェクタなどの映像出力装置1006と、当該映像出力装置1006に接続し映像出力の処理を行う映像出力処理装置1007と、受信処理装置1005から分離された音声を出力処理する音声出力処理装置1008と例えばスピーカーからなる音声出力装置1009と、端末全体を制御する制御装置(中央処理装置、MCU)1000とを備えて構成され、同様の機能を果たす。
テレビ電話式に行うことも出来る。カメラ及び電話機機能付きのコンピュータ端末によりおこなうことができる。
当該端末は、カメラを備え、アンテナに接続された無線部を有して基地局との無線通信の送受信を行なう。送受信した信号はCPU(中央演算処理装置)で解釈されて処理される。この端末はカメラのほか、キー・モニター・スピーカー・位置検出装置を備えて構成されており、CPUはI/Oポート(入出力ポート)を介してこれらと接続して信号やデータの授受を行なう。
この端末が通話中であれば、音声データはスピーカーへ出力されて音声となって介護機関側及び被介護者側に聞こえる。また、受信した画像データもCPU内で処理をされ、LCD(液晶表示装置)上で表示がなされる。ユーザらによるキーの入力はキー検出装置(図示省略)で検出され、CPUへ送られる。CPUではキー入力に対応してメニュー操作や発信・着信の応答などの処理を行なう。そして、CPUは、ROMおよびRAMと接続されており、CPUの処理を記述したプログラムはROM中に記憶され、処理上のデータはRAMに一時的に保管されて処理される。また、ROM・RAM内には、画像情報データなども記憶可能である。
このような端末においてテレビ電話による通話を行ないたいときには、相手電話番号を入力し、テレビ電話であることを指定して発信する。着信を受けた介護機関側ではテレビ電話の着信があったことを被介護者に通知する。被介護者が着信に応答するとテレビ電話の通話が開始され、音声がやり取りされるとともに、カメラから取られた被介護者のカメラ画像が介護機関に送信される。被介護者の端末には、相手から受信した画像が表示される。また、自分が送信しているカメラ画像についても画面上で確認することができる。
当該端末は、カメラを備え、アンテナに接続された無線部を有して基地局との無線通信の送受信を行なう。送受信した信号はCPU(中央演算処理装置)で解釈されて処理される。この端末はカメラのほか、キー・モニター・スピーカー・位置検出装置を備えて構成されており、CPUはI/Oポート(入出力ポート)を介してこれらと接続して信号やデータの授受を行なう。
この端末が通話中であれば、音声データはスピーカーへ出力されて音声となって介護機関側及び被介護者側に聞こえる。また、受信した画像データもCPU内で処理をされ、LCD(液晶表示装置)上で表示がなされる。ユーザらによるキーの入力はキー検出装置(図示省略)で検出され、CPUへ送られる。CPUではキー入力に対応してメニュー操作や発信・着信の応答などの処理を行なう。そして、CPUは、ROMおよびRAMと接続されており、CPUの処理を記述したプログラムはROM中に記憶され、処理上のデータはRAMに一時的に保管されて処理される。また、ROM・RAM内には、画像情報データなども記憶可能である。
このような端末においてテレビ電話による通話を行ないたいときには、相手電話番号を入力し、テレビ電話であることを指定して発信する。着信を受けた介護機関側ではテレビ電話の着信があったことを被介護者に通知する。被介護者が着信に応答するとテレビ電話の通話が開始され、音声がやり取りされるとともに、カメラから取られた被介護者のカメラ画像が介護機関に送信される。被介護者の端末には、相手から受信した画像が表示される。また、自分が送信しているカメラ画像についても画面上で確認することができる。
介護機関1は、複数の被介護者2と通信網3を介して接続される。介護機関1のサーバ101は、複数の被介護者2との複数同時接続が可能な複数同時接続サーバにより構成されている。
介護機関1の被介護者2に関するデータベース102には、各被介護者2の個人識別番号、ID、住所、氏名、性別、年齢、配偶者の有無、子供の氏名、住所、認定された介護度、電話番号、介護者(ケアマネージャ)などが記録されている。
介護機関1には、当該介護機関との間で介護の仕事を契約した介護者(ケアマネージャ)4の情報を記録している介護者(ケアマネージャ)情報デ−タベ−ス103を備えており、各介護者(ケアマネージャ)4のID、住所、氏名、性別、年齢、配偶者の有無、認定された介護度、電話番号、介護経験などが記録されている。介護機関では、介護者(ケアマネージャ)4の介護に必要な知識の習得のために、教育や指導等を施す。
介護機関1の被介護者2に関するデータベース102には、各被介護者2の個人識別番号、ID、住所、氏名、性別、年齢、配偶者の有無、子供の氏名、住所、認定された介護度、電話番号、介護者(ケアマネージャ)などが記録されている。
介護機関1には、当該介護機関との間で介護の仕事を契約した介護者(ケアマネージャ)4の情報を記録している介護者(ケアマネージャ)情報デ−タベ−ス103を備えており、各介護者(ケアマネージャ)4のID、住所、氏名、性別、年齢、配偶者の有無、認定された介護度、電話番号、介護経験などが記録されている。介護機関では、介護者(ケアマネージャ)4の介護に必要な知識の習得のために、教育や指導等を施す。
上記のように、介護機関1と被介護者2との間は、通信網3により接続され、24時間の常時接続により、双方向に画像・音声及び文字情報を送受信することができ、介護機関1における表示装置104には、リアルタイムで接続されている被介護者2を特定する個人識別番号A−1、B−1、C−1などによる標識が表示されるようになっている。
当該介護機関1では、前記被介護者2から、日常的な比較的に簡単な介護依頼(情報)が送信されたときには、介護機関におけるサーバ101にて、前記の被介護者に関するデータベース102における当該特定された介護依頼者の情報と介護者(ケアマネージャ)情報デ−タベ−ス103とを照合させて、例えば当該介護者(ケアマネージャ)4が近隣に住居を有している等の当該被介護者2に出来るだけ適した介護者(ケアマネージャ)4を選択して被介護者に派遣する。
介護者(ケアマネージャ)4は、被介護者2宅での介護を行い、適宜、図6に示すような活動報告書5を介護機関1に提出する。当該活動報告書5では、介護者(ケアマネージャ)4がどのような活動をしたのかその内容500、活動を行ったか否かの確認501,介護に携わった時間502などが記録報告され、前記のデータベース102や介護者(ケアマネージャ)情報デ−タベ−ス103に記録される。
被介護者2は、介護機関1と画像及び音声で話しが出来、又、上記のように、介護者(ケアマネージャ)4を派遣してもらえる。
しかし、上記の洗濯、掃除、食事、風呂の支度、外出等の通常の介護依頼情報に加えて、被介護者が病気になり、医療に関する緊急要請情報が介護機関1に送られた時には、介護機関1における表示装置104には、図示のように、被介護者2からの医療に関する緊急要請情報があったことを表示するようにする。当該緊急要請情報は、例えば、点灯により又は点滅によりその旨を介護機関1における表示装置104に表示するようにする。
前記のように、接続されている被介護者は、その個人識別番号A−1、B−1、C−1などが、図示のように、介護機関1における表示装置104に、リアルタイムで表示されるようになっているので、医療に関する緊急要請情報が送信されたその特定された被介護者のところに、例えば、図示では、B−1の被介護者のところに点灯によりその旨を表示するようにする。
介護機関1では、どの被介護者からの送信なのかを容易に確認でき、又、医療に関する緊急要請情報であることを容易に確認できる。
当該点灯・点滅による医療に関する緊急要請情報の送信206は、図3に示すように、前記した被介護者2のテレビ会議端末205に点灯・点滅送信部2061を設け、制御装置2060で処理して、送信処理装置2054に出力し、通信網3を介して、介護機関1の送信処理装置1004及び制御装置1010を得て、点灯・点滅出力部1011を介して、介護機関1の表示装置104に表示することができる。
当該介護機関1では、前記被介護者2から、日常的な比較的に簡単な介護依頼(情報)が送信されたときには、介護機関におけるサーバ101にて、前記の被介護者に関するデータベース102における当該特定された介護依頼者の情報と介護者(ケアマネージャ)情報デ−タベ−ス103とを照合させて、例えば当該介護者(ケアマネージャ)4が近隣に住居を有している等の当該被介護者2に出来るだけ適した介護者(ケアマネージャ)4を選択して被介護者に派遣する。
介護者(ケアマネージャ)4は、被介護者2宅での介護を行い、適宜、図6に示すような活動報告書5を介護機関1に提出する。当該活動報告書5では、介護者(ケアマネージャ)4がどのような活動をしたのかその内容500、活動を行ったか否かの確認501,介護に携わった時間502などが記録報告され、前記のデータベース102や介護者(ケアマネージャ)情報デ−タベ−ス103に記録される。
被介護者2は、介護機関1と画像及び音声で話しが出来、又、上記のように、介護者(ケアマネージャ)4を派遣してもらえる。
しかし、上記の洗濯、掃除、食事、風呂の支度、外出等の通常の介護依頼情報に加えて、被介護者が病気になり、医療に関する緊急要請情報が介護機関1に送られた時には、介護機関1における表示装置104には、図示のように、被介護者2からの医療に関する緊急要請情報があったことを表示するようにする。当該緊急要請情報は、例えば、点灯により又は点滅によりその旨を介護機関1における表示装置104に表示するようにする。
前記のように、接続されている被介護者は、その個人識別番号A−1、B−1、C−1などが、図示のように、介護機関1における表示装置104に、リアルタイムで表示されるようになっているので、医療に関する緊急要請情報が送信されたその特定された被介護者のところに、例えば、図示では、B−1の被介護者のところに点灯によりその旨を表示するようにする。
介護機関1では、どの被介護者からの送信なのかを容易に確認でき、又、医療に関する緊急要請情報であることを容易に確認できる。
当該点灯・点滅による医療に関する緊急要請情報の送信206は、図3に示すように、前記した被介護者2のテレビ会議端末205に点灯・点滅送信部2061を設け、制御装置2060で処理して、送信処理装置2054に出力し、通信網3を介して、介護機関1の送信処理装置1004及び制御装置1010を得て、点灯・点滅出力部1011を介して、介護機関1の表示装置104に表示することができる。
当該介護機関1は、医療機関6と通信網3で結ばれている。当該介護機関1と医療機関6とは、前記の介護機関1と被介護者2との間と同様に常時接続されている。
当該医療機関6は、介護機関と同様にサーバ600及び表示装置601を備えてなり、同様にテレビ会議やテレビ電話も可能である。
当該点灯・点滅等による医療に関する緊急要請情報があった時には、当該介護機関1は、医療機関6に当該緊急要請情報を送信する。
当該医療機関6は、被介護者2や患者7と通信網3で結ばれている。
当該医療機関6では、通信網3で結ばれた当該要請のあった被介護者2や患者7との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信して当該被介護者2や患者7の診断を行うようにする。
当該医療機関6には、電子カルテ602が備えられ、当該被介護者2や患者7の病歴などが記録されている。
上記のように、介護機関と医療機関とが連携し、協力し合うことで、介護機関の被介護者からの信頼がより一層厚くなり、医療機関にとっても、診察の方法が多様化することで患者を確保することができ、その経営を革新することで経営の健全化を図ることができる。介護機関と被介護者との間のみならず、医療機関との間でも常時接続が取られているので、被介護者に様子の変化が見られる場合には、介護機関を通じて又は直接に接触が取られ、被介護者の診断を行うことができる。被介護者は医療機関に直接行かなくても、診察を受けれるので、被介護者の急な体調の変化にも対応することが出来る。
当該医療機関6は、介護機関と同様にサーバ600及び表示装置601を備えてなり、同様にテレビ会議やテレビ電話も可能である。
当該点灯・点滅等による医療に関する緊急要請情報があった時には、当該介護機関1は、医療機関6に当該緊急要請情報を送信する。
当該医療機関6は、被介護者2や患者7と通信網3で結ばれている。
当該医療機関6では、通信網3で結ばれた当該要請のあった被介護者2や患者7との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信して当該被介護者2や患者7の診断を行うようにする。
当該医療機関6には、電子カルテ602が備えられ、当該被介護者2や患者7の病歴などが記録されている。
上記のように、介護機関と医療機関とが連携し、協力し合うことで、介護機関の被介護者からの信頼がより一層厚くなり、医療機関にとっても、診察の方法が多様化することで患者を確保することができ、その経営を革新することで経営の健全化を図ることができる。介護機関と被介護者との間のみならず、医療機関との間でも常時接続が取られているので、被介護者に様子の変化が見られる場合には、介護機関を通じて又は直接に接触が取られ、被介護者の診断を行うことができる。被介護者は医療機関に直接行かなくても、診察を受けれるので、被介護者の急な体調の変化にも対応することが出来る。
被介護者からの介護依頼情報が、食事又は食品に関するもので、上記の既に解凍した又は未解凍の真空パック冷凍保存食品の提供に関する依頼があったときには、介護機関は、当該被介護者に、真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報を送信する。
介護機関は、依頼の都度、被介護者に真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報を送信しておくことが出来るし、又、予め当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報を送信しておいてもよい。
被介護者側は、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報から自己が希望するメニューを選択して、介護機関に送信する。
当該被介護者と介護機関との当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報の送受信は、前記の常時接続による通信網を通して行われ、前記のテレビ会議やテレビ電話により行うことができるが、特に、当該被介護者側の端末における表示装置をタッチパネル式の表示装置として、そのタッチパネル式の表示画面に、当該真空パック冷凍保存食品のメニューを表示するようにするとよい。
被介護者側はその端末のタッチパネル式の表示画面に表示された当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報から希望する当該食品を選択してその選択情報を介護機関又は医療機関に画面をタッチして送信するようにする。
当該介護機関では、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する介護依頼情報があった時には、当該真空パック冷凍保存食品をそのまま又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後に、被介護者に搬送するようにする。
当該介護機関では、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関するデータベースを構築しておく。前記依頼があったときには、当該データベースからメニューを読み出しする。
当該介護機関では、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関するデータベースに加えて、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する栄養士の電子カルテを構築しておき、被介護者に適したメニューを時には選択させ、又、その食事や食品の摂取に関する助言を行う。
当該被介護者への真空パック冷凍保存食品の搬送などは、当該介護機関及び(又は)医療機関が行うことができる。
介護機関は、依頼の都度、被介護者に真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報を送信しておくことが出来るし、又、予め当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報を送信しておいてもよい。
被介護者側は、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報から自己が希望するメニューを選択して、介護機関に送信する。
当該被介護者と介護機関との当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報の送受信は、前記の常時接続による通信網を通して行われ、前記のテレビ会議やテレビ電話により行うことができるが、特に、当該被介護者側の端末における表示装置をタッチパネル式の表示装置として、そのタッチパネル式の表示画面に、当該真空パック冷凍保存食品のメニューを表示するようにするとよい。
被介護者側はその端末のタッチパネル式の表示画面に表示された当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する情報から希望する当該食品を選択してその選択情報を介護機関又は医療機関に画面をタッチして送信するようにする。
当該介護機関では、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する介護依頼情報があった時には、当該真空パック冷凍保存食品をそのまま又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後に、被介護者に搬送するようにする。
当該介護機関では、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関するデータベースを構築しておく。前記依頼があったときには、当該データベースからメニューを読み出しする。
当該介護機関では、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関するデータベースに加えて、当該真空パック冷凍保存食品のメニューに関する栄養士の電子カルテを構築しておき、被介護者に適したメニューを時には選択させ、又、その食事や食品の摂取に関する助言を行う。
当該被介護者への真空パック冷凍保存食品の搬送などは、当該介護機関及び(又は)医療機関が行うことができる。
次に、前記の真空パック冷凍保存食品について説明する。
当該真空パック冷凍保存食品は、真空パック工程と冷凍保存工程とを経る。
当該真空パック冷凍保存食品は、真空パック工程と冷凍保存工程とを経る。
真空パック工程
例えば、図7に示すような真空パック(包装)装置7により行うことができる。
図7に示すように、トレーまたは台車のような移送手段700により、貯蔵袋701に食品702を収容して、入口および出口にそれぞれ開閉可能の密閉蓋703を備えた密閉蓋付き真空(減圧)チャンバ704内に送り込む。
当該貯蔵袋701は、例えば、ポリエチレンのごときプラスチックフィルムよりなる。
当該チャンバ704に送り込む際は、当該貯蔵袋701は口を開いたままにしておく。
当該密閉蓋付き真空(減圧)チャンバ704は、吸引手段705とバルブ706で接続され、当該吸引手段705により減圧状態にされ、その際に、当該貯蔵袋701は、前記のように、口を開いたままにされているので、当該貯蔵袋701の内部も減圧状態にされ、食品702から空気や気体が除かれる。
当該貯蔵袋701の開口は、ヒートシール手段707により閉じられ、当該貯蔵袋701内部の食品702は減圧状態で密封される。
前記吸引手段705は、例えば、吸引ポンプにより構成される。当該吸引ポンプは、ダイヤフラム式吸引ポンプに限られず、プランジャー形式のポンプやその他の吸引あるいは真空ポンプで形成することもできる。
当該ヒートシール手段707は、例えば、可動式に構成され、高周波溶着などにより構成される。当該ヒートシール手段707に代えて、接着剤を使用するようにしてもよい。
食品702を減圧状態で封入した貯蔵袋701は、密閉蓋703の開閉に伴って、図示しない引き出し手段により当該密閉蓋付き真空(減圧)チャンバ704から前方へ引き出され、同時に、後続の食品が内蔵された貯蔵袋701が当該真空(減圧)チャンバ704内へ収容される。
図示していないが、シーリングホルダーのような冶具で、前記貯蔵袋701の開口部を挟持するようにしておくとよい。
上記のような真空脱気は、包装時の真空(減圧)チャンバ704内の気圧を通常50mmHg以下、好ましくは10mmHg以下まで減圧して包装内を脱気して行われる。
例えば、図7に示すような真空パック(包装)装置7により行うことができる。
図7に示すように、トレーまたは台車のような移送手段700により、貯蔵袋701に食品702を収容して、入口および出口にそれぞれ開閉可能の密閉蓋703を備えた密閉蓋付き真空(減圧)チャンバ704内に送り込む。
当該貯蔵袋701は、例えば、ポリエチレンのごときプラスチックフィルムよりなる。
当該チャンバ704に送り込む際は、当該貯蔵袋701は口を開いたままにしておく。
当該密閉蓋付き真空(減圧)チャンバ704は、吸引手段705とバルブ706で接続され、当該吸引手段705により減圧状態にされ、その際に、当該貯蔵袋701は、前記のように、口を開いたままにされているので、当該貯蔵袋701の内部も減圧状態にされ、食品702から空気や気体が除かれる。
当該貯蔵袋701の開口は、ヒートシール手段707により閉じられ、当該貯蔵袋701内部の食品702は減圧状態で密封される。
前記吸引手段705は、例えば、吸引ポンプにより構成される。当該吸引ポンプは、ダイヤフラム式吸引ポンプに限られず、プランジャー形式のポンプやその他の吸引あるいは真空ポンプで形成することもできる。
当該ヒートシール手段707は、例えば、可動式に構成され、高周波溶着などにより構成される。当該ヒートシール手段707に代えて、接着剤を使用するようにしてもよい。
食品702を減圧状態で封入した貯蔵袋701は、密閉蓋703の開閉に伴って、図示しない引き出し手段により当該密閉蓋付き真空(減圧)チャンバ704から前方へ引き出され、同時に、後続の食品が内蔵された貯蔵袋701が当該真空(減圧)チャンバ704内へ収容される。
図示していないが、シーリングホルダーのような冶具で、前記貯蔵袋701の開口部を挟持するようにしておくとよい。
上記のような真空脱気は、包装時の真空(減圧)チャンバ704内の気圧を通常50mmHg以下、好ましくは10mmHg以下まで減圧して包装内を脱気して行われる。
冷凍(保存)工程
例えば、図8に示すような超低温冷凍庫(超低温冷凍装置)8により行うことができる。
前記の真空パック工程を得た食品702内蔵の貯蔵袋701は、図8に示すような超低温冷凍庫8に送られ、冷凍が行われる。
当該食品内蔵の貯蔵袋701は、当該超低温冷凍庫8における多段の冷凍棚800を有する食品の収納庫(冷凍室)801の当該冷凍棚800に供され、冷却手段802からの冷気により冷凍される。
当該冷却手段802は、例えば、圧縮機8020、凝縮器8021、膨張弁8022及び蒸発器8023により構成され、冷媒を圧縮機8020にて圧縮し、凝縮器8021で凝縮し、膨張弁8022を介して蒸発器8023にて蒸発して、冷気とする急速冷凍サイクル装置により構成される。
冷凍室801に供給された冷気は、ファン(送風用のファン)803により当該冷凍室801を循環する。
当該超低温冷凍庫8は、蓄冷効果を付与するために、不凍液や蓄冷材を封入することも効果的である。
当該超低温冷凍庫8における収納庫(冷凍室)801では、−40℃〜−50℃の低温で急速冷凍が行われ、保存される。
−40℃〜−50℃の温度設定は、制御手段204における温度制御手段により行うことができる。
生鮮食品等を冷凍する際には、ドリップ(解凍時の液汁の流出)の問題を考慮しておく必要がある。このドリップは、生鮮食品内の水分が凍結する際に氷の結晶が過度に大きく成長して粗大化し、これにより細胞組織が破壊されて生じるもので、つまり前記氷の結晶が成長する−1〜−5℃の温度域の通過時間が長いことに起因している。上記のような超低温冷凍庫(超低温冷凍装置)2では、当該温度域を極短時間で通過できるように急速冷凍を行う必要がある。
当該温度が、−40℃未満であるときには、本発明の意図している目的を達成するのが困難となり、上記のようなドリップ(解凍時の液汁の流出)の問題を生じ、一方、−50℃を超えてもよいが、経済的でない。
当該−40℃〜−50℃の低温での急速冷凍及び保存により、肉や魚の解凍時のドリップが少ない高品位の保存が可能である.
例えば、図8に示すような超低温冷凍庫(超低温冷凍装置)8により行うことができる。
前記の真空パック工程を得た食品702内蔵の貯蔵袋701は、図8に示すような超低温冷凍庫8に送られ、冷凍が行われる。
当該食品内蔵の貯蔵袋701は、当該超低温冷凍庫8における多段の冷凍棚800を有する食品の収納庫(冷凍室)801の当該冷凍棚800に供され、冷却手段802からの冷気により冷凍される。
当該冷却手段802は、例えば、圧縮機8020、凝縮器8021、膨張弁8022及び蒸発器8023により構成され、冷媒を圧縮機8020にて圧縮し、凝縮器8021で凝縮し、膨張弁8022を介して蒸発器8023にて蒸発して、冷気とする急速冷凍サイクル装置により構成される。
冷凍室801に供給された冷気は、ファン(送風用のファン)803により当該冷凍室801を循環する。
当該超低温冷凍庫8は、蓄冷効果を付与するために、不凍液や蓄冷材を封入することも効果的である。
当該超低温冷凍庫8における収納庫(冷凍室)801では、−40℃〜−50℃の低温で急速冷凍が行われ、保存される。
−40℃〜−50℃の温度設定は、制御手段204における温度制御手段により行うことができる。
生鮮食品等を冷凍する際には、ドリップ(解凍時の液汁の流出)の問題を考慮しておく必要がある。このドリップは、生鮮食品内の水分が凍結する際に氷の結晶が過度に大きく成長して粗大化し、これにより細胞組織が破壊されて生じるもので、つまり前記氷の結晶が成長する−1〜−5℃の温度域の通過時間が長いことに起因している。上記のような超低温冷凍庫(超低温冷凍装置)2では、当該温度域を極短時間で通過できるように急速冷凍を行う必要がある。
当該温度が、−40℃未満であるときには、本発明の意図している目的を達成するのが困難となり、上記のようなドリップ(解凍時の液汁の流出)の問題を生じ、一方、−50℃を超えてもよいが、経済的でない。
当該−40℃〜−50℃の低温での急速冷凍及び保存により、肉や魚の解凍時のドリップが少ない高品位の保存が可能である.
得られた真空パック冷凍保存食品は、介護機関又は医療機関からそのまま解凍せずに被介護者に搬送し、当該被介護者でマイナス5〜15℃の低温下で解凍すればよいが、当該マイナス5〜15℃の低温下での解凍は困難な場合もあるので、当該真空パック冷凍保存食品を、当該介護機関又は医療機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後に、被介護者に搬送するようにすることが望ましい。
次に、当該解凍工程について説明する。
解凍工程
冷凍・保存されている食品は、被介護者に搬送する際に、図9に示すような解凍装置9に送りマイナス5〜15℃の低温下で解凍する。
食品の冷凍保存は、畜肉や魚介類などの生鮮食品の他、調理済みの食品にも多く利用されており、旬の味覚、あるいはできたての味を長期間保存する手段として益々多用され、これら冷凍食品は、喫食する時には解凍し、適温まで加熱して利用することになる。
しかし、その解凍が適切に行われないときには、それ迄の前記のような真空パック及び冷凍保存工程が無駄になってしまう。
当該解凍処理する方法としては、室温雰囲気に静置して自然解凍させる方法、流水中に浸けて解凍させる方法の他、マイクロ波を用いた高周波解凍が用いられているが、常温付近の大気中での解凍(通常、室温解凍と呼ばれる)や流下する水中での解凍(流水解凍と呼ばれる)では、食品との温度差が小さい状態での表面からの緩慢な熱伝導を利用しているため、内部まで十分解凍するには数時間にも及ぶ長時間を必要とし、予めの準備がなければ喫食に供することができず、また、長時間に亘って常温付近に暴露しているため、有害細菌などが付着している場合には増殖を招くこともあり、安全衛生上でも格別の留意が必要である。
一方、マイクロ波の放射による解凍は、一般家庭でも電子レンジ解凍として知られ利用されているが、マイクロ波が食品の内部にまで浸透してここで発熱することから、食品内部からの急速な解凍が可能になる。しかしながら、マイクロ波は食品の内部まで浸透して主に水分子に吸収されるが、冷凍状態では大部分の水が氷状態にあり、マイクロ波の吸収が極端に小さくなっているので、当該冷凍後には、解凍温度を上げて出来るだけ高温で解凍させようとすることが考えられる。
しかし、本発明では、マイナス5〜15℃という低温下で解凍を行い、所望の目的を達成させるようにしたものである。好ましい温度は、マイナス10℃前後である。マイナス5℃未満では、上記のように鮮度保持に支障を来し、真空パック及び超低温冷凍による効果を活用できず、一方、マイナス15℃を越えても、解凍が長引き、また、それ以上のマイナス温度を超えても経済的ではない。
本発明による当該解凍は、例えば、冷却手段を備えたマイクロ波加熱を用いた、図9に示すような、解凍装置9により行うことができる。
当該解凍装置9は、冷凍された食品を解凍する解凍室900とマイクロ波加熱手段901と冷却手段902と送風ファン903とを備えてなる。
当該マイクロ波加熱手段901は、冷凍された食品を解凍するために、解凍室900に高周波電波を放射する。高周波電波(マイクロ波)の発生にはマグネトロン9010が用いられ、導波管9011により当該マグネトロン9010から発生したマイクロ波が解凍室900内に導かれる。
冷却手段902は、前記の急速冷凍における冷却手段902と同様のものを使用することができ、当該冷却手段は、例えば、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器により構成され、冷媒を圧縮機にて圧縮し、凝縮器で凝縮し、膨張弁を介して蒸発器にて蒸発して、冷気として、解凍室900に送られる。
解凍室900に供給された冷気は、ファン(送風用のファン)903により当該解凍室900を循環する。
解凍室900には、ターンテーブルを備え、被解凍物を回転させるようにするとよい。
上記のマグネトロン9010から発せられた高周波電波(周波数2450MHzのマイクロ波)は、導波管9011を経て解凍室(加熱室)900内に放射され、当該解凍室900内で反射されながら真空パックされた冷凍食品に吸収されて発熱する。この発熱によって食品内の氷結晶が融解され、解凍されることになる。
上記の解凍装置9には、その図示が省略されているが、マイクロ波加熱手段に加えて電熱や温水による加熱手段を併用してもよく、例えば、加熱手段であるヒータプレートに通電し当該ヒータプレートの発熱によって解凍室900の解凍棚のアルミ板の高伝熱性の伝熱板等に載置された食品を加熱するようにしてもよい。
解凍は、冷凍された真空パックの状態で行うことが好ましい。当該解凍によれば、冷凍する前の状態に近い状態の良質の生鮮食品などを得ることができる。真空パックは、前記のマイクロ波加熱によれば、電子レンジと原理的に同じであり、当該電子レンジによる加熱に適した真空パックの材料を選択すればよく、解凍の妨げにはならず、真空パックから食品を出して行う場合は、むしろ、食品の身崩れ等を引き起こす虞れがある。
次に、当該解凍工程について説明する。
解凍工程
冷凍・保存されている食品は、被介護者に搬送する際に、図9に示すような解凍装置9に送りマイナス5〜15℃の低温下で解凍する。
食品の冷凍保存は、畜肉や魚介類などの生鮮食品の他、調理済みの食品にも多く利用されており、旬の味覚、あるいはできたての味を長期間保存する手段として益々多用され、これら冷凍食品は、喫食する時には解凍し、適温まで加熱して利用することになる。
しかし、その解凍が適切に行われないときには、それ迄の前記のような真空パック及び冷凍保存工程が無駄になってしまう。
当該解凍処理する方法としては、室温雰囲気に静置して自然解凍させる方法、流水中に浸けて解凍させる方法の他、マイクロ波を用いた高周波解凍が用いられているが、常温付近の大気中での解凍(通常、室温解凍と呼ばれる)や流下する水中での解凍(流水解凍と呼ばれる)では、食品との温度差が小さい状態での表面からの緩慢な熱伝導を利用しているため、内部まで十分解凍するには数時間にも及ぶ長時間を必要とし、予めの準備がなければ喫食に供することができず、また、長時間に亘って常温付近に暴露しているため、有害細菌などが付着している場合には増殖を招くこともあり、安全衛生上でも格別の留意が必要である。
一方、マイクロ波の放射による解凍は、一般家庭でも電子レンジ解凍として知られ利用されているが、マイクロ波が食品の内部にまで浸透してここで発熱することから、食品内部からの急速な解凍が可能になる。しかしながら、マイクロ波は食品の内部まで浸透して主に水分子に吸収されるが、冷凍状態では大部分の水が氷状態にあり、マイクロ波の吸収が極端に小さくなっているので、当該冷凍後には、解凍温度を上げて出来るだけ高温で解凍させようとすることが考えられる。
しかし、本発明では、マイナス5〜15℃という低温下で解凍を行い、所望の目的を達成させるようにしたものである。好ましい温度は、マイナス10℃前後である。マイナス5℃未満では、上記のように鮮度保持に支障を来し、真空パック及び超低温冷凍による効果を活用できず、一方、マイナス15℃を越えても、解凍が長引き、また、それ以上のマイナス温度を超えても経済的ではない。
本発明による当該解凍は、例えば、冷却手段を備えたマイクロ波加熱を用いた、図9に示すような、解凍装置9により行うことができる。
当該解凍装置9は、冷凍された食品を解凍する解凍室900とマイクロ波加熱手段901と冷却手段902と送風ファン903とを備えてなる。
当該マイクロ波加熱手段901は、冷凍された食品を解凍するために、解凍室900に高周波電波を放射する。高周波電波(マイクロ波)の発生にはマグネトロン9010が用いられ、導波管9011により当該マグネトロン9010から発生したマイクロ波が解凍室900内に導かれる。
冷却手段902は、前記の急速冷凍における冷却手段902と同様のものを使用することができ、当該冷却手段は、例えば、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器により構成され、冷媒を圧縮機にて圧縮し、凝縮器で凝縮し、膨張弁を介して蒸発器にて蒸発して、冷気として、解凍室900に送られる。
解凍室900に供給された冷気は、ファン(送風用のファン)903により当該解凍室900を循環する。
解凍室900には、ターンテーブルを備え、被解凍物を回転させるようにするとよい。
上記のマグネトロン9010から発せられた高周波電波(周波数2450MHzのマイクロ波)は、導波管9011を経て解凍室(加熱室)900内に放射され、当該解凍室900内で反射されながら真空パックされた冷凍食品に吸収されて発熱する。この発熱によって食品内の氷結晶が融解され、解凍されることになる。
上記の解凍装置9には、その図示が省略されているが、マイクロ波加熱手段に加えて電熱や温水による加熱手段を併用してもよく、例えば、加熱手段であるヒータプレートに通電し当該ヒータプレートの発熱によって解凍室900の解凍棚のアルミ板の高伝熱性の伝熱板等に載置された食品を加熱するようにしてもよい。
解凍は、冷凍された真空パックの状態で行うことが好ましい。当該解凍によれば、冷凍する前の状態に近い状態の良質の生鮮食品などを得ることができる。真空パックは、前記のマイクロ波加熱によれば、電子レンジと原理的に同じであり、当該電子レンジによる加熱に適した真空パックの材料を選択すればよく、解凍の妨げにはならず、真空パックから食品を出して行う場合は、むしろ、食品の身崩れ等を引き起こす虞れがある。
本発明では、上記のような真空パックをし、冷凍保存しておき、被介護者からの介護依頼情報があったときには、上記のような低温度での解凍を行って、必要に応じて、被介護者側で再度解凍することにより、乾燥による鮮度の劣化や食中毒の発生が起こらず、又、解凍時も、ドリップの発生などなく、細菌などの付着が防止され、食中毒を招いたりすることがなく、安全に供給することができる。
本発明は上記実施例に限定されず、適宜変更が可能である。
本発明のシステムは、各種の場合に適用できる。
1…介護機関
2…被介護者
3…通信網
4…端末
6…医療機関
7…患者
206…点灯・点滅による医療に関する緊急要請情報の送信
2…被介護者
3…通信網
4…端末
6…医療機関
7…患者
206…点灯・点滅による医療に関する緊急要請情報の送信
Claims (6)
- 介護機関と被介護者とを常時接続による通信網で結び、当該介護機関と当該被介護者との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信し、当該介護機関では前記被介護者から送信された介護依頼情報と当該介護機関との間で介護の仕事を契約した介護者情報を記録している介護者情報デ−タベ−スとを照合させて選択された当該デ−タベ−スからの介護者を被介護者に派遣し、当該介護機関では前記被介護者から前記介護依頼情報に加えて医療に関する緊急要請があった時には当該介護機関における表示装置に当該特定された被介護者からの医療に関する緊急要請情報があったことを表示するようにすると共に、当該介護機関と通信網で結ばれた医療機関に前記医療に関する緊急要請情報を送信し、当該医療機関では通信網で結ばれた当該要請のあった患者との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信して当該患者の診断を行うようにしてなることを特徴とする情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
- 緊急要請情報が、介護機関における表示装置の画面に緊急を知らせる点灯又は点滅の標識であることを特徴とする、請求項1に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
- 被介護者又は患者を特定する標識が、介護機関における表示装置の画面に表示されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
- 被介護者が、親子又は親族関係者で、介護機関と当該親子又は親族関係者よりなる被介護者とを常時接続による通信網で結び、当該介護機関と当該親子又は親族関係者よりなる被介護者との間で双方向に画像、音声及び文字情報を送受信するようにしてなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
- 被介護者からの介護依頼情報が、食事又は食品に関するもので、被介護者側は、当該被介護者側の端末のタッチパネル式の表示画面に表示された真空パックにより当該パック内部の空気を除去した後にマイナス40〜50℃の低温で冷凍保存した真空パック冷凍保存食品から希望する当該食品を選択してその選択情報を介護機関又は医療機関に送信し、当該介護機関又は医療機関では、当該介護依頼情報があった時には、当該真空パック冷凍保存食品を又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関又は医療機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後に、被介護者に搬送することを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
- 被介護者への真空パック冷凍保存食品の搬送又は当該真空パック冷凍保存食品を当該介護機関又は医療機関においてマイナス5〜15℃の低温下で解凍後の被介護者への搬送に際し、当該介護機関又は医療機関における栄養士の電子カルテに基づいて行われることを特徴とする、請求項1、2、3、4又は5に記載の情報通信技術を利用した介護看護管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005058818A JP2006244125A (ja) | 2005-03-03 | 2005-03-03 | 情報通信技術を利用した介護看護管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2006244125A true JP2006244125A (ja) | 2006-09-14 |
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ID=37050479
Family Applications (1)
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JP2005058818A Pending JP2006244125A (ja) | 2005-03-03 | 2005-03-03 | 情報通信技術を利用した介護看護管理システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006244125A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014087041A1 (en) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Menumat Oy | Arrangement and method for nutrition and remote care services |
-
2005
- 2005-03-03 JP JP2005058818A patent/JP2006244125A/ja active Pending
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WO2014087041A1 (en) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Menumat Oy | Arrangement and method for nutrition and remote care services |
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