JP2006226557A - Open type water heater - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、貯湯缶体内に給水圧がかからずに、大気開放状態とした貯湯式の給湯装置に関するものである。 The present invention relates to a hot water storage type hot water supply apparatus in which a hot water supply pressure is not applied to a hot water storage can and the atmosphere is opened.
従来よりこの種の開放式給湯装置では、貯湯缶体内のレベルセンサである水位検知手段で水位を検知して給水電磁弁開閉制御して一定の水位を保持するものであり、又給湯は給湯加圧ポンプで圧送するものであった。(例えば、特許文献1参照)
ところでこの従来のものでは、水位検知手段や給水電磁弁が故障した場合、給水が止まらずそのままオーバーフロ管から排水されてしまうもので、不経済であり、又使用者はお湯が出てこないことでようやく不具合を知るもので、それまで何ら知ることが出来ず、使用勝手が極めて悪いものであった。 By the way, with this conventional one, if the water level detection means or the water supply solenoid valve breaks down, the water supply will not stop and will be drained as it is from the overflow pipe, which is uneconomical and the user will not get hot water. At last, it was a problem to know, and until then, it was impossible to know anything and it was very bad to use.
この発明はこの点に着目し、上記欠点を解決する為、特にその構成を、請求項1では、加熱手段で加熱された温水を貯湯する貯湯缶体と、前記貯湯缶体には給水電磁弁を備えた給水管が連通し、この給水電磁弁を貯湯缶体内の水位を検知する水位検知手段の水位に応じて開閉し常に一定水位を保持して、貯湯缶体上部に大気開放室を形成し、更に給湯管には給湯の必要有無で発停される給湯加圧ポンプを備えたものに於いて、前記給湯加圧ポンプが停止状態で、給水電磁弁が所定時間以上開成では、前記水位検知手段が異常と判断し給水を停止させる異常検知手段を備えたものである。 The present invention pays attention to this point, and in order to solve the above-mentioned drawbacks, in particular, according to claim 1, in claim 1, a hot water storage can body for storing hot water heated by a heating means, and a hot water storage can body includes a water supply electromagnetic valve. A water supply pipe equipped with this is connected, and this water supply electromagnetic valve is opened and closed according to the water level of the water level detection means for detecting the water level in the hot water storage can body, always maintaining a constant water level, and forming an open air chamber above the hot water storage can body Further, the hot water supply pipe is provided with a hot water pressurizing pump that is started and stopped depending on the necessity of hot water supply, and when the hot water pressurizing pump is stopped and the water supply solenoid valve is opened for a predetermined time or more, the water level The detection means is provided with an abnormality detection means that determines that there is an abnormality and stops water supply.
請求項2では、加熱手段で加熱された温水を貯湯する貯湯缶体と、前記貯湯缶体には給水電磁弁及びフローセンサを備えた給水管が連通し、この給水電磁弁を貯湯缶体内の水位を検知する水位検知手段の水位に応じて開閉し常に一定水位を保持して、貯湯缶体上部に大気開放室を形成し、更に給湯管には給湯の必要有無で発停される給湯加圧ポンプを備えたものに於いて、前記給湯加圧ポンプが停止状態で、フローセンサが流水を検知した時には、前記水位検知手段又は給水電磁弁が異常と判断し給水を停止させる異常検知手段を備えたものである。
In
請求項3では、前記異常検知手段は、給水を停止すると共に、異常状態である旨を警報又は表示或いは両方で報知するようにしたものである。 According to a third aspect of the present invention, the abnormality detecting means stops the water supply and notifies that it is in an abnormal state by an alarm or display or both.
請求項1の発明によれば、水位センサ等の別部品を追加することなく、既存の部品を使用して容易に水位検知手段の異常を検知することが出来、そして異常を検知した時には給水を停止するので、無駄に水が排水されることがなく、経済的であり安心して使用出来るものである。 According to the first aspect of the present invention, it is possible to easily detect an abnormality of the water level detection means using existing parts without adding another part such as a water level sensor, and to supply water when an abnormality is detected. Since it stops, water is not drained unnecessarily, and it is economical and can be used with confidence.
請求項2の発明によれば、水位検知手段と共に給水電磁弁の故障も検知出来、特に塵がみで給水電磁弁が閉口出来ない時には有効であり、無駄に水を排水することなく、経済的であり安心して使用出来るものである。
According to the invention of
又請求項3の発明によれば、異常状態を報知して使用者に知らせるので、使用者は点検や修理を依頼する等、必要とする処置を素早く講ずることが出来、常に安心して使用出来るものである。 Further, according to the invention of claim 3, since the abnormal state is notified to the user, the user can quickly take necessary measures such as requesting inspection or repair, and can always be used with peace of mind. It is.
次にこの発明の開放式給湯装置の一実施形態について説明する。
1は温水を貯湯する貯湯缶体、2は温水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニット、3は浴槽である。
Next, an embodiment of the open type hot water supply apparatus of the present invention will be described.
1 is a hot water storage can body for storing hot water, 2 is a heat pump unit as a heating means for heating hot water, and 3 is a bathtub.
4は貯湯缶体1とヒートポンプユニット2を循環可能に接続する加熱循環回路で、加熱循環ポンプ5を有し貯湯缶体1の下部に接続されたヒーポン往き管4a及び貯湯缶体1上部に接続されたヒーポン戻り管4bより構成され、貯湯缶体1下部の冷水をヒーポン往き管4aを介してヒートポンプユニット2で加熱し、加熱された高温の温水をヒーポン戻り管4bで貯湯缶体1上部に戻して貯湯缶体1内に温水を加熱貯湯するものである。なお、貯湯缶体1の外周面には縦に複数個の貯湯温度センサ6a、6b、6c、6d、6e、6f、6gを有しており、この貯湯温度センサが所定温度以上を検出することで貯湯量を検知するものである。
7は貯湯缶体1に水を供給する給水管で、途中には貯湯缶体1側から2個の逆止弁8、9と給水圧で閉じられ断水による負圧で大気開放する逆流水開放弁10と、給水の開始、停止を制御する給水電磁弁11とが一つのセットとして備えられており、又給水電磁弁11より給水側には異常遮断用の電磁弁12と減圧逆止弁13が備えられている。
Reference numeral 7 denotes a water supply pipe for supplying water to the hot water storage can body 1, and in the middle of the hot water storage can body 1, two
14は貯湯缶体1の上端から内方に垂下された2本の電極から成る水位検知手段で、370Lを貯湯する為に、貯湯量が下がればこれを検知して給水電磁弁11を開成し水を補給し、そして所定量になればこれを検知して給水電磁弁11を閉成し水の補給を停止するものであり、湯水の最上面と貯湯缶体1上端面との間には、エアー抜き管15を介して大気開放された大気開放室16が形成されている。
17は貯湯缶体1上部に連通した給湯管で、蛇口18を開くことによる水の流れをフロースイッチ19が検知して駆動開始する給湯加圧ポンプ20を備え、貯湯缶体1内の湯水を逆止弁21、給湯混合弁22、給湯サーミスタ23、流量カウンター24を介して蛇口18から設定温度の給湯を行うものであり、これは給湯混合弁22で給水管7から分岐した給水パイパス管25の給水と湯水を設定温度となるように混合して供給しているからであり、給湯停止時には給水側を開口して蛇口18開口時の水流を作るものである。
A hot
26は貯湯缶体1内上部の湯水中に位置された風呂熱交換器で、風呂往き管27と風呂戻り管28を介して浴槽3と連通して、風呂の保温及び追い焚きを行う風呂循環回路29を構成するもので、この風呂循環回路29には水位センサー30、風呂電動弁31、風呂循環ポンプ32、循環温サーミスタ33、風呂フロースイッチ34、風呂熱交換器26のバイパス路を形成する風呂保温三方弁35、追い焚き検知サーミスタ36とが備えられている。
A
37は給湯管17の逆止弁21と給湯混合弁22の間と風呂循環回路29を結ぶ湯張り回路で、給湯水に給水を混ぜて風呂設定温度に設定する風呂混合弁38と、湯張り電磁弁39、風呂流量カウンタ40、風呂逆流開放弁41、2個の逆止弁42、43がそれぞれ備えられている。
37 is a hot water filling circuit that connects between the
44は給湯加圧ポンプ20後方の給湯管17に設けた中温水三方弁で、貯湯缶体1で風呂熱交換器26の直ぐ下の位置に連通した中温水取り出し管45が接続し、風呂熱交換器26で保温や追い焚きした後の中温水を取り出して給湯に利用するものである。
46は貯湯缶体1の水位検知手段14で保持される一定水位より上の位置で大気開放室16に連通したオーバーフロー管である。
A hot water three-
An
次に図2に示す要部電気回路のブロック図を説明すれば、制御回路(図示せず)の一部を構成する異常検知手段であるマイコン47の入力側には、水位検知手段14とフロースイッチや流量カウンター等から成るフロースイッチ19が接続し、出力側には給水電磁弁11と異常遮断用の電磁弁12と給湯加圧ポンプ20が接続し、又警報を発するブザー48や液晶等の表示部49も接続されている。
Next, the block diagram of the main electric circuit shown in FIG. 2 will be described. On the input side of the
次に、この開放式給湯装置の特徴的作動を以下に説明する。
前記貯湯缶体1内の湯水は、時間帯別電灯契約や深夜電力等の安価な電力を利用し、ヒートポンプユニット2に加熱循環回路4を介して順次循環させることで、翌朝には90℃の湯水を370L貯湯するものである。
Next, the characteristic operation of the open type hot water supply apparatus will be described below.
The hot water in the hot water storage can 1 is 90 ° C. in the next morning by using an inexpensive electric power contract such as hourly lamp contracts and late-night power, and circulating the
そして、蛇口18を開くと給水バイパス管25を介しての給水の流れが出来、これをフロースイッチ19が検知することで、給湯加圧ポンプ20が駆動開始して貯湯缶体1内の高温水を、給湯混合弁22で給水と混合して設定温度の温水として蛇口18から供給するものであり、又蛇口18を閉じることによる流水の停止をフロースイッチ19が検知して給湯加圧ポンプ20の駆動を停止して給湯が終了するものである。
Then, when the
一方給湯中に貯湯缶体1では、貯湯温水が減少することにより、水位検知手段14がこれを検知して給水電磁弁11を開成することで、給水管7から貯湯缶体1底部へ給水圧で補水がなされ貯湯水位が上昇し所定水位に達すると、水位検知手段14がこれを検知して給水電磁弁11を閉成して給水が停止されるものである。 On the other hand, in the hot water storage can body 1 during hot water supply, the hot water storage water decreases, so that the water level detection means 14 detects this and opens the water supply electromagnetic valve 11, thereby supplying the water supply pressure from the water supply pipe 7 to the bottom of the hot water storage can body 1. When the water is replenished and the stored hot water level rises and reaches a predetermined water level, the water level detection means 14 detects this and closes the water supply electromagnetic valve 11 to stop the water supply.
又この給水管7には、2個の逆止弁8、9があり、しかも給水電磁弁11がその上流側に備えられているので、貯湯缶体1内の湯水の逆流は確実に阻止されるものであり、更に断水等による負圧に対しては、給水電磁弁11で遮断するが、給水時については、逆流水開放弁10が給水圧がなくなることで開放して、負圧が解消されることで、逆流が確実に防止されるものであり、水位検知手段14による貯湯缶体1の水位を見ながらの給水電磁弁11の制御で、貯湯缶体1に給水圧がかからない給湯を、機械的な部品の使用をなくして信頼性の高い構成で実現したので、貯湯缶体1の形状や材料を強度をあまり気にすることなく、容易に変更出来、安価に提供出来ると共に、故障等の心配もなく安心して使用出来るものである。
The water supply pipe 7 has two
次に水位検知手段14が故障した場合について図3のフローチャートで説明すれば、今給湯が行われて貯湯缶体1内の湯水が減少しステップ50で給水電磁弁11がONされて開成し給水が開始する。
Next, the case where the water level detecting means 14 has failed will be described with reference to the flow chart of FIG. 3. Hot water is now supplied, the hot water in the hot water storage can 1 is reduced, and the water supply electromagnetic valve 11 is turned on in
そしてステップ51に進み水位検知手段14が一定水位を検知したかをマイコン47が判断し、YESではステップ52で給水電磁弁11をOFFし給水が停止され、NOではステップ53に進んで給湯加圧ポンプ20が停止状態かを見て、駆動中であった場合はNOでステップ51に戻り、YESではステップ54に進み給水電磁弁11が一定時間以上開状態を継続していることを確認後、YESで水位検知手段14が故障中と判断し、ステップ55で異常遮断用の電磁弁12を強制的に閉口して給水を止めると共に、ブザー48を鳴らし、表示部49に「E0」を表示させて水位検知手段14が異常状態であることを報知するものである。
In
即ち、給湯が行われていない状態では、貯湯缶体1内の湯水は減少しないので、この状態で給水電磁弁11が開成しているのは異常であり、水位検知手段14が故障していると判断出来、その為に給湯加圧ポンプ20の駆動状態及び給水電磁弁11の開状態を確認するものである。
That is, in the state where hot water is not being supplied, the hot water in the hot water storage can body 1 does not decrease. Therefore, it is abnormal that the water supply electromagnetic valve 11 is opened in this state, and the water level detection means 14 is broken. Therefore, the drive state of the hot water
次に図4、5、6に示す他の一実施形態について説明するが、先に説明した実施形態と同一部分には同一符号を付し説明を省略し、相違部分のみ説明する。
56は給水管7の2個の逆止弁8、9と貯湯缶体1との間に備えられたフローセンサで、図5に示す電気回路的にはマイコン47の入力側に接続され、水流を検知して信号を出力するものである。
Next, another embodiment shown in FIGS. 4, 5, and 6 will be described. The same reference numerals are given to the same portions as those of the above-described embodiments, and the description will be omitted, and only different portions will be described.
A
更に図6のフローチャートでは前記フローチャートのステップ53と54の間に給水電磁弁11に閉止信号が出ているかを確認するステップ57と、これがYESでステップ58に進んでフローセンサ56が水流を検知しているかを判断し、YESでステップ59に進んで異常遮断用の電磁弁12を強制的に閉口して給水を止めると共に、ブザー48を鳴らし、表示部49に「E1」を表示させて給水電磁弁11が異常状態であることを報知するものである。
Further, in the flowchart of FIG. 6, step 57 for confirming whether or not the closing signal is output to the water supply electromagnetic valve 11 between
又給水電磁弁11に閉止信号が出ているかを確認するステップ57でNOの場合には、そのままステップ54に進み給水電磁弁11が一定時間以上開状態を継続していることを確認後、YESで水位検知手段14が故障中と判断し、ステップ55で異常遮断用の電磁弁12を強制的に閉口して給水を止めると共に、ブザー48を鳴らし、表示部49に「E0」を表示させて水位検知手段14が異常状態であることを報知するものである。
If NO in
即ち、給湯が行われていない状態では、貯湯缶体1内の湯水は減少しないので、この状態で給水電磁弁11が開成しているのは異常であり、しかも給水電磁弁11に閉止信号が出ているのに、フローセンサ56が水流を検知するのは、給水電磁弁11が塵詰まり等で閉止出来ず故障していると判断出来、その為に給湯加圧ポンプ20の駆動状態及び給水電磁弁11の信号状態を確認するものであり、又給水電磁弁11に閉止信号が出ておらず、該給水電磁弁11が一定時間以上開状態を継続していれば、水位検知手段14が故障していると判断されるものである。
That is, in the state where hot water is not supplied, the hot water in the hot water storage can body 1 does not decrease. Therefore, it is abnormal that the water supply electromagnetic valve 11 is opened in this state, and the water supply electromagnetic valve 11 has a closing signal. The
尚、この一実施形態では、加熱手段をヒートポンプユニット2としたが、これに限定されることなく、例えば電気ヒーターとしても良いものである。
In this embodiment, the heating means is the
1 貯湯缶体
2 ヒートポンプユニット(加熱手段)
7 給水管
11 給水電磁弁
14 水位検知手段
16 大気開放室
17 給湯管
20 給湯加圧ポンプ
46 オーバーフロー管
47 マイコン(異常検知手段)
48 ブザー
49 表示部
56 フローセンサ
1 Hot water storage can
7 Water supply pipe 11 Water
48
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005038052A JP2006226557A (en) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | Open type water heater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005038052A JP2006226557A (en) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | Open type water heater |
Publications (1)
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JP2006226557A true JP2006226557A (en) | 2006-08-31 |
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JP2005038052A Pending JP2006226557A (en) | 2005-02-15 | 2005-02-15 | Open type water heater |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006226557A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016099073A (en) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 株式会社ノーリツ | Storage hot water supply system |
-
2005
- 2005-02-15 JP JP2005038052A patent/JP2006226557A/en active Pending
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JP2016099073A (en) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 株式会社ノーリツ | Storage hot water supply system |
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