JP2006223196A - 可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法 - Google Patents

可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006223196A
JP2006223196A JP2005041345A JP2005041345A JP2006223196A JP 2006223196 A JP2006223196 A JP 2006223196A JP 2005041345 A JP2005041345 A JP 2005041345A JP 2005041345 A JP2005041345 A JP 2005041345A JP 2006223196 A JP2006223196 A JP 2006223196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airborne
measuring
collector
portable
air suspension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005041345A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hori
雅宏 堀
Minako Tezuka
美菜子 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama National University NUC
Original Assignee
Yokohama National University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama National University NUC filed Critical Yokohama National University NUC
Priority to JP2005041345A priority Critical patent/JP2006223196A/ja
Publication of JP2006223196A publication Critical patent/JP2006223196A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

【課題】 測定環境の浮遊状態を乱さず、既存の測定装置と同等の捕集能を持ち、かつ簡便に測定空間の汚染状況の実態を反映することができ、屋内に浮遊する真菌および細菌の研究に好適な、可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法を提供する。
【解決手段】 非密着状態で積層された5〜30枚の同一形状の網状体の外縁部が非通気性の筒状体で覆われてなる捕集部を有する可搬型捕集器を、好ましくは測定者が持ち歩くことにより、被測定環境内で移動させて空中浮遊物を捕集する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法に関する。
空中に浮遊するカビ(真菌)が、ダニの死骸や花粉と並んで、気管支性喘息の重要なアレルゲンとして注目され、屋内の真菌の簡便な研究手段に対する要請が高まっている。空中を漂うカビを含む微生物濃度を測定する従来の方法は、以下の二つに大別される(例えば、非特許文献1参照)。一つ目は空中を浮遊しているうちに自然と落下してくる細菌を捕集・培養し計測する方法である(空中落下細菌測定法)。この方法はシャーレ等を測定地点に一定時間放置しその後培養するだけなので簡便ではあるが、細菌の粒径が落下率に大きく影響するため、粒径が大きいものばかりが選択的に捕集されるので、浮遊細菌の実態からは乖離した結果となる。
二つ目は、ポンプなどを用い測定空間の空気を一定量吸引しその後培養する方法である(浮遊細菌測定法:例えば、特許文献1参照)。この方法に用いられる捕集器は実に様々であり、性能によっては粒径分布も計測可能であるが、測定器の導入にコストがかかり、設置場所も必要になるという難点がある。また機種により捕集能にばらつきがある点も問題である。さらに、ポンプを用いた強制的な空気の吸引により、局部的に気流が大きく乱されて一旦落下や付着した浮遊細菌粒子が巻き上げられる等、常態とは乖離を生じる虞があるばかりか、被測定環境全域の平均的な状態を知るためには多数の測定地点で時間のかかる測定を繰り返す必要がある。
社団法人日本空気清浄協会編『室内空気清浄便覧』株式会社オーム社 2000年 特開2000−125843号公報
本発明の目的は、上記従来技術における問題点を解消し、測定環境の浮遊状態を乱さず、既存の測定装置と同等の捕集能を持ち、かつ簡便に測定空間の汚染状況の実態を反映することができ、屋内に浮遊する真菌および細菌の研究に好適な、可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法を提供することにある。
すなわち、本発明の可搬型空中浮遊物捕集器は、同一形状の網状体5〜30枚が非密着状態で積層された積層体の外縁部が非通気性の筒状体で覆われてなる捕集部を有することを特徴とする。そして、前記可搬型空中浮遊物捕集器において、前記網状体が目開き1〜5mmの合成樹脂ネットであること、また、前記積層された各網状体間の平均間隔が網状体の網目を構成する糸状部の厚み方向の平均径の2倍以上であることが好ましい。
本発明の空中浮遊物の測定方法は、非密着状態で積層された5〜30枚の同一形状の網状体の外縁部が非通気性の筒状体で覆われてなる捕集部を有する可搬型捕集器を用いることを特徴とする。そして、前記空中浮遊物の測定方法において、被測定環境内で前記可搬型捕集器を、好ましくは測定者が持ち歩くことにより、移動させて空中浮遊物を捕集する過程を経ること、また、前記網状体に付着した空中浮遊物を超音波洗浄により水層に移行させる過程を経ること、さらには、前記空中浮遊物が真菌または細菌であることが好ましい。
本発明によれば、構造が単純、小型軽量で、可搬性に優れ、かつ、捕集性が高い可搬型空中浮遊物捕集器が提供され、この捕集器を用いることにより、捕集時に電源が不要となり、被測定環境全域の平均的な常態を反映した空中浮遊物の効率的な測定が専門的な知識を必要とせずに可能となる。
以下、本発明の実施形態について説明する。本発明の可搬型空中浮遊物捕集器は、同一形状の網状体5〜30枚が非密着状態で積層された積層体の外縁部が非通気性の筒状体で覆われてなる捕集部を有することが重要である。
ここで、網状体の形状としては、積層するために同一にする必要があるが、個々の形状自体は特に限定されず、矩形、多角形、円形、長円形等種々の形状であっていい。ただし、素材の有効利用、装着性、前後処理の操作性等の観点からは矩形が好ましく採用可能である。また、網状体の枚数としては、少なすぎると捕集率が低下し、多すぎると後方の網状体が無駄になるばかりでなく、通気抵抗が過大になり捕集効率が低下したり、捕集器のサイズと重量を増加させて可搬性を損ねたりする等の弊害を生じるので、5〜30枚、好ましくは10〜20枚、とされる。
網状体の材質としては、操作性および捕集効率の面から、合成樹脂ネットが好ましく採用され、前後処理における耐久性、入手の容易さ等を勘案して、ポリプロピレン製ネットが好適なものとして例示される。網状体の網目の形状としては、網目を形成する糸状部の太さが均一になるという点、成形性、入手の容易さ等を勘案して、好ましい形状として、正方形、菱形、および正六角形が例示される。目開きとしては、小さすぎると通気抵抗が過大になり捕集効率が低下し、また、大きすぎると捕集率が低下するので、同一面積の正方形の一辺の長さに換算して1〜5mm、特に、1.5〜3mm程度とすることが好ましい。
上記の網状体は、通気抵抗を低く抑えるために、非密着状態、好ましくは各網状体間の平均間隔が網状体の網目を構成する糸状部の厚み方向の平均径の2倍以上、特に5倍以上、となるようにした状態、で積層される。
このようにして形成される積層体の外縁部は、側面からの環境空気の流入および捕集過程にある測定空気の外部への流出を防止し、被測定環境中の浮遊物濃度測定結果の正確度を高めるために、非通気性の筒状体で覆われる。かかる筒状体の材質は限定されず、金属、合成樹脂等の箔、シート、あるいは成形体等が適宜使用可能であるが、操作性、前後処理における耐久性、および入手性の面から、好適なものとしてアルミニウム箔が例示される。
本発明の空中浮遊物の測定方法においては、上述のごとき非密着状態で積層された5〜30枚の同一形状の網状体の外縁部が非通気性の筒状体で覆われてなる捕集部を有する可搬型捕集器を用いることが、専門的な知識や複雑な装置を必要としない簡便な測定を達成する上で重要である。
被測定環境内で前記可搬型捕集器を移動させて空中浮遊物を捕集する過程を経るようにすれば、被測定環境内で移動した範囲の空中浮遊物を累積的に捕集することができ、さらに、この移動を測定者が持ち歩くことにより行えば、特に人の動きがある屋内環境の測定においては、常態に近い気流状態での空中浮遊物が捕集されるので、被測定環境全域の平均的な常態を反映した空中浮遊物の効率的な測定が可能となる。
本発明の空中浮遊物の測定方法において、捕集された浮遊物を網状体から分離し、何らかの後処理を施して、その解析が行われる。例えば、空中に浮遊する真菌または細菌を対象とする場合には、分離後一部を複数の所定培地に移して所定の温湿条件下に所定時間培養し、それぞれの培地に形成されるコロニーを計数することによって、被測定環境中の総細菌濃度および真菌濃度を求めることができる。
この場合、浮遊物が付着した網状体を水洗し、浮遊物を水層に移行させることができれば、その後の操作性の面から好都合である。本発明者らは、この水洗条件を種々検討し、超音波洗浄を行えば、短時間で水層への移行が完了し、そのまま長時間放置しても、再付着の問題が生じないことを確認している。
以下に、実施例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1に基づき本例の捕集器1とその使用方法の概要を説明する。直径2.0mmの真鍮線を加工して各稜の長さが10cmの立方体を組み立て、補強のためその前後面および左右面の中央部ならびに下面の中央部に同様の真鍮線を配して外枠2を作成する。この外枠2に網状体の支持部材3を次のようにして取り付ける。上面と右面とがなす稜に平行な上面上の所定の位置に5対のナイロンテグスを張り渡し、上面の各ナイロンテグスの位置を通り、右面に平行な面が、後面の中央部ならびに前面と下面とがなす稜とそれぞれ交わる点の間にもそれぞれナイロンテグスを張り渡した。煩雑さを避けるために、上下各2対のみ図示し、他の各3対は省略した。上下各対のナイロンテグスの間にその弾性を利用してそれぞれ所定枚数の網状体を挟み込ませた。
本捕集器1は右面を前にして4の方向に移動され、被測定空気は5の方向で、捕集器1内に右面側から導入され、左面側から排出される。ここで、右面に最も近い第1のナイロンテグス対は右面から約5mm内側に配置し、以下第5のナイロンテグス対までそれぞれ約10mm間隔で配置した。第1のナイロンテグスの対の間には1枚網状体を挟み込み、第2〜第5のナイロンテグス対の間にはそれぞれ3枚の網状体を重ねて挟み込んだ。この際このように配置することにより、最後部の網状体の後方に外枠の体積の半分強の空間が確保され、移動時に後方が減圧になることに起因する後方からの環境空気の流入による誤差を回避することができた。なお、これほどの空間を設けなくとも、例えば、上記第5のナイロンテグス対の後方に10mm程度の間隔で第6のナイロンテグス対を配置しそこにバリア材として3枚の網状体を重ねて配し、外枠の左端をその位置に合わせることによっても同様の効果が達成され、さらに捕集器1の小型化も図れるものと見られる。なお、この場合追加した網状体に浮遊物の付着があったとしても、この分は後方からの巻き込みによるものとして正規の捕集量に含めない。
ナイロンテグス対は当初互いに触れ合うように所定位置の外枠の真鍮線に結びつけて位置決めし、網状体装着時に一方のテグスをずらして隙間を空け、そこに網状体を挟んでからずらしたテグスを元の位置に戻すようにして網状体を支持した。本例において使用した網状体は、ポリプロピレン製ネットで、網目の形状が菱形、その面積が6.0平方mmで、目開きが2.45mmのものである。上記のように網状体をセットした後、移動方向4に平行な4面、すなわち上下面および前後面をアルミニウム箔で筒状に覆い、これら4面を通しての気流を遮断した。
本実施例では、環境中の真菌および細菌濃度の測定を目的とし、前処理として捕集器の各部材を滅菌した。支持部材を装着した外枠および不要気流遮断用のアルミニウム箔は125℃のエアバス中で30分間加熱滅菌した。網状体は装着前に耐圧容器中の塩素濃度10ppmに相当する量の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に浸した状態で125℃・30分間加熱滅菌し、さらに装着後125℃のエアバス中で30分間加熱滅菌した。滅菌済の捕集器は左右面も含めて全体を滅菌済のアルミニウム箔で覆って測定場所まで運んだ。
測定場所として、鉄筋コンクリート6階建の2階に位置し、北西に1箇所窓がある広さ約32平方mの研究室を選定した。捕集器の左右面の覆ったアルミニウム箔を取り外し、右面を前に向けて、毎秒1.0mの歩速で30秒間移動した。同様の構成の捕集器について、移動速度と捕集器内部の流速との関係を別途検討し、移動速度毎秒1.0mのとき、内部流量が毎秒4.2L となることを確認済である。
高捕集率を達成するのに必要な網状体の枚数を調べるために、それぞれの支持部材に挟まれた網状体に付着した浮遊物を別々に分離して検査した。ただし、第1の支持部材に挟まれた1枚は第2の支持部材に挟まれた3枚と合体して処理した。付着物の分離は、被検網状体と洗浄水とを耐圧容器に収納し、これを超音波洗浄機(HONDA W-232)の水槽に浮かべ1分間超音波を印加することにより行った。
上で得られた各抽出液を、一般細菌用の標準寒天培地とこれにクロラルフェニコールを添加して真菌用とした培地を60℃で完全に乾燥させて得たそれぞれの乾燥培地に4mlずつ滴下し、37℃で48時間培養した。各培地に形成されたコロニーを計数し、網状体の累積枚数と総細菌および真菌類の捕集状況を調べた。
その結果、総細菌は5〜7枚目の網状体に約60%が、真菌類は8〜10枚目の網状体に約95%が捕集されており、最後の13枚目までで通過粒子は完全に捕集されていることがわかった。この場合の通過空気量から算出した総細菌濃度は2.0/L 、真菌濃度は0.5/L である。
上記実施例では。高捕集率を達成するのに必要な網状体の枚数を調べるために、数枚ずつ網状体を区分し、それぞれの支持部材に挟まれた網状体に付着した浮遊物を別々に分離して検査したが、実際の測定においてはかかる区分は不要となり、全網状体をそれぞれ適宜間に枠状のスペーサを介す等の手段でルースに積層させた構造をとることが合理的である。また、付着物の分離も全網状体を合体して、1回で行うことができる。
また、捕集器については必須部材のみ記載したが、携行の便のために把手を付加するとか、種々の変更が可能である。
本発明による捕集器の実施例と、その使用方法を概説するための模式的斜視図である。
符号の説明
1 捕集器
2 外枠
3 支持部材(ナイロンテグス対)
4 捕集器の移動方向
5 気流の方向
6 網状体の設置位置を示す仮想線

Claims (8)

  1. 同一形状の網状体5〜30枚が非密着状態で積層された積層体の外縁部が非通気性の筒状体で覆われてなる捕集部を有することを特徴とする可搬型空中浮遊物捕集器。
  2. 前記網状体が目開き1〜5mmの合成樹脂ネットである請求項1に記載の可搬型空中浮遊物捕集器。
  3. 前記積層された各網状体間の平均間隔が網状体の網目を構成する糸状部の厚み方向の平均径の2倍以上である請求項1または2に記載の可搬型空中浮遊物捕集器。
  4. 非密着状態で積層された5〜30枚の同一形状の網状体の外縁部が非通気性の筒状体で覆われてなる捕集部を有する可搬型捕集器を用いることを特徴とする空中浮遊物の測定方法。
  5. 被測定環境内で前記可搬型捕集器を移動させて空中浮遊物を捕集する過程を経る請求項4に記載の空中浮遊物の測定方法。
  6. 測定者が持ち歩くことにより前記移動を行わせる請求項5に記載の空中浮遊物の測定方法。
  7. 前記網状体に付着した空中浮遊物を超音波洗浄により水層に移行させる過程を経る請求項4〜6のいずれか1項に記載の空中浮遊物の測定方法。
  8. 前記空中浮遊物が真菌または細菌である請求項4〜7のいずれか1項に記載の空中浮遊物の測定方法。
JP2005041345A 2005-02-17 2005-02-17 可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法 Withdrawn JP2006223196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005041345A JP2006223196A (ja) 2005-02-17 2005-02-17 可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005041345A JP2006223196A (ja) 2005-02-17 2005-02-17 可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006223196A true JP2006223196A (ja) 2006-08-31

Family

ID=36985113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005041345A Withdrawn JP2006223196A (ja) 2005-02-17 2005-02-17 可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006223196A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113976203A (zh) * 2021-12-02 2022-01-28 内蒙古自治区农牧业科学院 一种便携式无菌操作台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113976203A (zh) * 2021-12-02 2022-01-28 内蒙古自治区农牧业科学院 一种便携式无菌操作台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lacey et al. Outdoor air sampling techniques
Mainelis Bioaerosol sampling: Classical approaches, advances, and perspectives
US6514721B2 (en) Air sampler for pathogens and psychrometrics
Crook Non-inertial samplers: biological perspectives
CN105683667B (zh) 空气净化器
Górny Microbial aerosols: sources, properties, health effects, exposure assessment—a review
Ramos et al. Tools to improve built environment data collection for indoor microbial ecology investigations
WO2004003516A1 (en) Method, device and system for detecting the presence of microorganisms
Afanou et al. Profile and morphology of fungal aerosols characterized by field emission scanning electron microscopy (FESEM)
CN105092443A (zh) 颗粒物测量装置
NL2007089A (en) Air sampling apparatus.
Li et al. A robot assisted high-flow portable cyclone sampler for bacterial and SARS-CoV-2 aerosols
US20140273184A1 (en) Electrokinetic devices and methods for capturing assayable agents
Wang et al. Influence of various factors on indoor/outdoor pollen concentration ratio based on experimental research: A review
JP2006223196A (ja) 可搬型空中浮遊物捕集器およびそれを用いる空中浮遊物の測定方法
US20160305854A1 (en) Air Quality Test Unit and Process
Zhao et al. Field evaluation of an electrostatic air filtration system for reducing incoming particulate matter of a hen house
Griffiths et al. Performance of bioaerosol samplers used by the UK biotechnology industry
Pogner et al. A novel laminar-flow-based bioaerosol test system to determine biological sampling efficiencies of bioaerosol samplers
Ahn et al. Characteristics of air-side particulate fouling materials in finned-tube heat exchangers of air conditioners
JP2009055790A (ja) 微生物の採取方法、微生物疑似培地および微生物回収具
CN108872038A (zh) 基于物联网的室内环境监测系统
US11754475B2 (en) Personal sampler for bioaerosol
Strohmaier et al. Evaluation of a dry filter for dust removal under laboratory conditions in comparison to practical use at a laying hen barn
Shah et al. Design and evaluation of a regenerating scrubber for reducing animal house emissions

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080513