JP2006219814A - 地下を掘削するための設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスが作動流体として速度エネルギーに変換され、その作動流体が掘削する地下を通過することによって地下を掘削するための設備を提供する。
【解決手段】電力の加熱作用によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気と;前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換装置と;を有する。
【選択図】なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は地下を掘削するための設備に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
一般に発電所の出力は時々刻々変化する電力の需要に対応し電力を供給している。 したがって発電所はピーク需要に合わせたピーク負荷を有する発電設備を備えているが、近年負荷率が60%を下まわる状況である。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスが作動流体として速度エネルギーに変換され、その作動流体が掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する地下を掘削するための設備を提供することである。
請求項1による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気と前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させ速度エネルギー変換手段を有する。
請求項2による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気と前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と前記掘削する地下に隣接する高温ガス室とを有する。
請求項3による熱エネルギー供給装置はかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段を有する。
請求項4による熱エネルギー供給装置はかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と 掘削する地下に隣接する高温ガスを電力の加熱作用により発生させる高温ガス発生手段とを有する。
請求項5による地下掘削装置はかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と 前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸流流を発生させる速度エネルー変換手段とを有する。
請求項6による地下掘削装置はかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と 前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と 前記掘削する地下に隣接する高温ガス室とを有する。
請求項7による地下掘削物除去装置は掘削する地下に隣接するガス循環室のガスを循環し、地下掘削物を循環ガスと共に流す送風機と 前記循環ガスが前記送風機によって再び循環される前に前記地下掘削物を除去する掘削物除去手段とを有する。
請求項8による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気と前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と前記掘削する地下に隣接し、地下掘削物を循環ガスと共に流すガス循環室とを有する。
請求項9による地下掘削装置はかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と 前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と 掘削する前記地下に隣接するガス循環室と掘削する前記地下に隣接する前記ガス循環室のガスを循環し、地下掘削物を循環がスと共に流す送風機とを有する。
請求項10による地下掘削物除去装置は 地下掘削物と共に流れる循環ガスが送風機により再び循環される前に前記地下掘削物を除去する掘削物除去手段を有する。
請求項11による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気と前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と、掘削する前記地下に隣接する高温ガス室と 掘削する前記地下に隣接する前記高温ガス室の高温ガスを循環し、地下掘削物を前記高温ガスと共に流す送風機と 前記高温ガスが前記送風機によって再び循環する前に前記地下掘削物を除去する掘削物除去手段とを有する。
請求項12による地下掘削装置はかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と 前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と 掘削する前記地下に隣接する高温ガス室と掘削する前記地下に隣接する前記高温ガス室の高温ガスを循環し、地下掘削物を前記高温ガスと共に流す送風機と 前記高温ガスが前記送風機によって再び循環される前に前記地下掘削物を除去する掘削物除去手段とを有する。
請求項13による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度エネルギー変換手段と 前記掘削する地下に隣接し、地下掘削物を循環ガスと共に流すガス循環室とを有する。
請求項14による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度エネルギー変換手段と 前記掘削する地下に隣接し、地下掘削物を循環ガスと共に流すガス循環室と前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を検知する検知手段と前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を掘削するため前記作動流体を方向ずける手段とを有する。
請求項15による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度エネルギー変換手段と 前記掘削する地下に隣接し、地下掘削物を循環ガスと共に流すガス循環室と前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を検知する検知手段と 前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を掘削するため前記作動流体を方向ずけるか、前記ガス循環室において全ての地下部分が掘削されたとの前記検知手段の信号の後、掘削する地下の端部を掘削するため前記作動流体を方向ずける手段とを有する。
請求項16による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度
エネルギー変換手段とを有する。
請求項17による地下掘削装は電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度エネルギー変換手段と高温ガスを含み、掘削する前記地下に隣接する高温ガス室とを有する。
請求項18による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生された微細な粒子を有する高温ガスと前記微細な粒子を有する高温ガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する微細な粒子を有する高温ガス流を発生させる速度エネルギー変換手段とを有する。
請求項19による地下掘削装置は電力の加熱作用によって発生された微細な粒子を有する過熱蒸気と前記微細な粒子を有する過熱蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する微細な粒子を有する過熱蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段とを有する。
【0004】
【 発明の実施の形態 】
本発明による地下掘削装置の第一の実施形態は電力の加熱作用により発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガス(例えば、かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気)と前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体(例えば、蒸気流)を発生させる速度エネルギー変換手段(図示せず 例えば ノズル)を有する。
電力の加熱作用により発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガス(例えば かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気)が前記速度エネルギー変換手段により速度エネルギーに作動流体(例えば蒸気流)として変換され、前記作動流体(例えば蒸気流)が掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する。
【0005】
電力の加熱作用により発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスはかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気に限られるのではなく、電力の加熱作用により熱エネルギーを発生させうる水蒸気以外の蒸気或いはガスも本発明の要旨の範囲である。
【0006】
かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段(図示せず、例えば、電力のアーク加熱作用によるボイラー)を有する熱エネルギー供給装置が別設して備えられ、前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気が前記速度エネルギー変換手段に供給される。
【0007】
電力の加熱作用はアーク加熱作用に限られるのではなく、前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を発生させうる抵抗加熱、誘導加熱、電磁波加熱、電子ビーム加熱、マイクロ波加熱、等は本発明の要旨の範囲である。
【0008】
掘削する地下に隣接するガス循環室のガスを循環し、地下掘削物を前記ガス循環と共に流す送風機と前記送風機によって前記循環ガスが再び循環される前に前記地下掘削物を除去する第一の掘削物除去装置が別設して設けられている。
【0009】
本発明による地下掘削装置の第二の実施形態は電力の加熱作用により発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガス(例えば、かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気)と前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体(例えば、蒸気流)を発生させる速度エネルギー変換手段(図示せず 例えば ノズル)と比較的高温のガス(例えば100℃から1200℃の空気)を含み掘削する前記地下に隣接する高温ガス室(図示せす)とを有する。
【0010】
一般に地下岩石が水噴流により掘削される掘削深さは岩石温度が400℃から600℃で極大であり(石油技術協会誌48−3 1983 203頁、204頁)、高温ガス室が掘削される地下に隣接しているので掘削される地下は掘削されやすい温度になっている。
熱エネルギーを有する蒸気或いはガス(例えば、前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気)が前記速度エネルギー変換手段により速度エネルギーに作動流体(例えば蒸気流)として変換され、前記作動流体(例えば蒸気流)が前記高温ガス室を通過して前記高温ガス室に隣接された前記地下を掘削する。
したがって前記高温ガス室を備えた地下掘削装置により岩石は容易に掘削できる。
【0011】
本発明による地下掘削装置の第二の実施形態ではかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段(図示せず 例えば 電力のアーク加熱作用によるボイラー)と掘削する地下に隣接する高温ガスを電力の加熱作用により発生させる高温ガス発生手段(図示せず)を有する第二の熱エネルギー供給装置が別設して備えらている。
又掘削する地下に隣接する高温ガス室のガスを循環し、地下掘削物を前記ガスと共に流す送風機と前記送風機によって前記ガスが再び循環される前に前記地下掘削物を除去する第二の掘削物除去装置が別設して設けられている。
【0012】
本発明による地下掘削装置のさらなる他の実施形態は電力の加熱作用により発生された高温熱エネルギーを有する蒸気或いはガス(例えば、電力の加熱作用により発生された100℃から1200℃の空気)と前記高温熱エネルギーを有する蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する高温作動流体(例えば、高温ガス流)を発生させる速度エネルギー変換手段(図示せず 例えば ノズル)を有する。
前記高温作動流体が掘削する地下を通過するので、掘削する地下が容易に掘削され得る温度になる。
【0013】
本発明による地下掘削装置の第三の実施形態では電力の加熱作用(図示せず 例えば電力のアーク加熱作用によるボイラー)により高温熱エネルギーを有する蒸気或いはガス(例えば100℃から1200℃の空気)を発生させる高温ガス発生手段(図示せず)を有する第三の熱エネルギー供給装置が別設して備えらている。
【0014】
本発明による地下掘削装置のさらなる実施形態は電力の加熱作用により発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガス(例えば、かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気)と、前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体(例えば、蒸気流)を発生させる速度エネルギー変換手段(図示せず 例えば ノズル)と、掘削する地下に隣接し地下掘削物を循環ガスと共に流すガス循環室を有する。
本発明による地下掘削装置のさらなる実施形態によれば地下の端部の掘削物は作動流体(例えば、蒸気流)の発射量を制御して上端部から下端部へ地下の端部を適量に掘削することが可能なる。また地下端部の掘削物は前記ガス循環室に落下し、ほとんどの地下端部の掘削物は循環ガスとともに流される。
したがって掘削する地下の端部が掘削された後、前記ガス循環室は掘削されていない地下を掘削するためさらに移動可能となる。
【0015】
(実施例)
本発明による望ましい一実施例は前記第二の熱エネルギー供給装置と前記第二の掘削物除去装置は別設して設けられている。したがって電力の加熱作用によりかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を発生させる前記蒸気発生手段(図示せず 例えば電力のアーク加熱作用によるボイラー)は別に設けられている。
地下掘削装置の掘削側は正方形の外形を有する。比較的高温のガス(例えば100℃から1200℃の空気 望ましくは400℃から700℃の空気)を含み、掘削する地下に隣接する前記高温ガス室として高温ガス循環室(図示せず、例えば厚い高温のエアーカーテン室)が備えられ、前記第二の掘削物除去装置における別設の送風機(図示せず、公知の送風機)が前記高温ガスを地下掘削装置の上端入り口から下端出口に高温ガス循環室のガスを循環する。
熱遮断エアーカーテンが前記高温ガス循環室に隣接して備えられ前記熱遮断エアーカーテンの空気は地下掘削装置のもう一つの左側入り口からもう一つの右側出口にさらなる他の送風機によって循環される。
地下掘削装置の内側にはハニカムノズル(図示せず)が、かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する蒸気流(例えば 湿り蒸気流 望ましくは かわき飽和蒸気近傍の湿り蒸気)を発生させる速度エネルギー変換手段として備えられている。前記蒸気発生手段によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気は対応するノズルバルブ(図示せず 公知のノズルバルブ)を通じて前記ハニカムノズルに供給され、掘削中の大気は地下掘削装置の背後から前記熱遮断エアーカーテンと前記ハニカムノズルの間の空間に供給される。
又前記ハニカムノズルと前記高温ガス循環室とは相対的位置と共に前記高温ガス循環室に対する発射角度を変えることができるように構成する。
前記蒸気発生手段よって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気は蒸気流(例えば 湿り蒸気 望ましくかわき飽和蒸気近傍の湿り蒸気)として速度エネルギーに変換され、前記蒸気流は前記高温ガス循環室を通過して前記高温ガス循環室に隣接した地下部分を掘削する。
したがって岩石は前記高温ガス室を備えた地下掘削装置により容易に掘削できる温度になっている。
【0016】
別設検知手段(図示せず 例えば公知の光電手段)が前記比較的高温ガスが流れている高温ガス循環室で未だ掘削されていない地下部分を検知すると共に前記ハニカムノズルの発射角度を未だ掘削されていない地下部分に変更るべく構成して未だ掘削されていない地下部分を掘削する。
【0017】
前記蒸気流(例えば湿り蒸気流 望ましくは かわき飽和蒸気近傍の湿り蒸気)によって掘削されたほとんどの掘削物は前記別設の送風機より循環ガスと共に流され前記循環ガスが前記別設の送風機によって再び循環される前に前記掘削物除去装置によって除去される。
【0018】
また前記検知手段が高温ガス循環室の全ての部分を掘削したことを検知したとき、前記ハニカムノズルを前記熱遮断エアーカーテンの最も近い位置に配置し、発射角度を掘削する地下の端部に変更する。
本発明の地下掘削装置は対応する前記ノズルバルブを通じて前記蒸気流の発射量を制御して上端部から下端部へ掘削する地下の端部を適量に掘削することが可能となり、掘削している地下の端部の掘削物は前記高温ガス循環室に落下し、前記掘削している地下の端部のほとんどの掘削物は前記高温ガス循環室の循環ガスと共に流される。
したがって掘削している地下の端部が掘削された後、前記高温ガス循環室が掘削されていない地下を掘削するため移動することが可能となる。
【0019】
掘削物除去装置の一つ望ましい実施形態は下記のとおりである。
掘削物除去装置は、一端に循環ガスの入り口を具備すると共に他端に循環ガスの出口を具備する。前記入り口と前記出口の間に前記掘削物除去装置は一インチの網、粗い網、微細な網を順次備えている。又前記掘削物除去装置は前記一インチの網、前記粗い網、前記微細な網の下に各々第一の底板、第二の底板、第三の底板を備えており、前記網によって除去された掘削物は各々の底板の上に落下する。
また前記底板は前記検知手段により前記高温ガス循環室において全ての部分が掘削されたとの信号のに応じて傾斜可能となり、掘削物が別設の各々の容器に全て移動した後従前の位置に復帰する。
前記別設の送風機による前記高温ガス循環室の循環ガスは前記地下掘削装置から排出され、前記排出された循環ガスは前記入り口を通じて前記掘削物除去装置に挿入され、比較的大きな掘削物は前記一インチの網によって除去され、前記比較的大きな掘削物は前記第一の底板の上に落下する。
同様に比較的小さな掘削物或いは微細な掘削物は各々前記粗い網或いは前記微細な網によって除去され、前記比較的小さな掘削物或いは前記微細な掘削物は、各々前記第二の底板或いは前記第三の底板の上に落下する。
前記検知手段によって検知される前記高温ガス循環室における全ての部分が掘削されたとの信号に応じて前記底板は前記比較的大きな掘削物、前記比較的小さな掘削物或いは前記微細な掘削物を各々の容器に移動させるため傾斜する。
【0020】
本発明による望ましい第二のの実施例は、前記第二の熱エネルギー供給装置と前記第一の掘削物除去装置は別設して備えられている。したがって電力の加熱作用によってかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を発生させる蒸気発生手段(図示せず例えば電力のアーク加熱作用によるボイラー)と電力の加熱作用によって高温ガスを発生させる高温ガス発生装置が別設して備えられている。
地下掘削装置の掘削側は正方形の外形を有する。掘削する地下に隣接するガス循環室(例えば 厚みのあるエアーカーテンが流れているガス循環室)が備えられて、前記第一の掘削物除去装置の別設の送風機(図示せず 公知の送風機)がガス循環室の循環ガスを地下掘削装置の上端入り口から下端出口へ循環する。
地下掘削装置の内側にはハニカムノズル(図示せず)が、かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する蒸気流(例えば 湿り蒸気流 望ましくは かわき飽和蒸気近傍の湿り蒸気)を発生させる速度エネルギー変換手段として備えられている。前記蒸気発生手段によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気は対応するノズルバルブ(図示せず 公知のノズルバルブ)を通じて前記ハニカムノズルに供給され、又は前記高温ガス発生装置によって発生された高温ガスは対応するさらなるノズルバルブを通じて前記ハニカムノズルに切り替えて供給される。
又前記ハニカムノズルと前記ガス循環室とは相対的位置と共に前記ガス循環室に対する発射角度を変えることができるように構成する。
前記蒸気発生手段よって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気は蒸気流(例えば 湿り蒸気 望ましくかわき飽和蒸気近傍の湿り蒸気)として速度エネルギーに変換され、前記蒸気流は前記ガス循環室を通過して前記ガス循環室に隣接した地下部分を掘削する。
【0021】
別設検知手段(図示せず 例えば公知の光電手段)が前記ガス循環室で未だ掘削されていない地下部分を検知すると共に前記ハニカムノズルの発射角度を未だ掘削されていない地下部分に変更るべく構成して未だ掘削されていない地下部分を掘削する。
また、前記ガス循環室における全ての部分が未だ蒸気流によって掘削されていない時、前記さらなるノズルバルブによって前記高温ガスが前記ハニカムノズルに切り替えて供給され、掘削している地下は容易に掘削可能な温度となり、高温ガス流または蒸気流が前記ガス循環室において未だ掘削されていない前記地下部分を容易に掘削可能となる。
【0022】
前記蒸気流(例えば湿り蒸気流 望ましくは かわき飽和蒸気近傍の湿り蒸気)によって掘削されたほとんどの掘削物は前記別設の送風機より循環ガスと共に流され前記循環ガスが前記別設の送風機によって再び循環される前に前記掘削物除去装置によって除去される。
【0023】
また前記検知手段がガス循環室の全ての部分を掘削したことを検知したとき、前記ハニカムノズルを前記ガス循環室の最も近い位置に配置し、発射角度を掘削する地下の端部に変更する。
本発明の地下掘削装置は対応する前記ノズルバルブを通じて前記蒸気流の発射量を制御して上端部から下端部へ掘削する地下の端部を適量に掘削することが可能となり、掘削している地下の端部の掘削物は前記ガス循環室に落下し、前記掘削している地下の端部のほとんどの掘削物は前記ガス循環室の循環ガスと共に流される。
したがって掘削している地下の端部が掘削された後、前記ガス循環室が掘削されていない地下を掘削するため移動することが可能となる。
【0024】
前記掘削物除去装置は循環ガスが高温循環ガスでないこと以外は一つの望ましい形態として前に記載したのと同様である。
【0025】
本発明による望ましい第3の実施例は、前記第二の熱エネルギー供給装置と前記第二の掘削物除去装置は別設して備えられている。したがって電力の加熱作用によってかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を発生させる蒸気発生手段(図示せず例えば電力のアーク加熱作用によるボイラー)と電力の加熱作用によって高温ガスを発生させる高温ガス発生装置が別設して備えられている。
地下掘削装置の掘削側は正方形の外形を有する。掘削する地下に隣接する高温ガス循環室(例えば 厚みのあるエアーカーテンが流れている高温ガス循環室)が備えられて、前記第二の掘削物除去装置の別設の送風機(図示せず 公知の送風機)が高温ガス循環室の循環ガスを地下掘削装置の上端入り口から下端出口へ循環する。 熱遮断エアーカーテンが前記高温ガス循環室に隣接して備えられ前記熱遮断エアーカーテンの空気は地下掘削装置のもう一つの左側入り口からもう一つの右側出口にさらなる他の送風機によって循環される。
かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段として、中央部に感知手段を配置した長方形のハニカムノズルが地下掘削装置の掘削側の内側に水平に可動で垂直に少し可動に搭載され、前記別設された蒸気発生手段により発生された前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気は前記対応するノズルバルブ(図示せず 公知のノズルバルブ)を通じて前記長方形のハニカムノズルに供給される。 又掘削中の大気が前記熱遮断エアーカーテンと前記長方形のハニカムノズルの間の空間に少しの垂直の空間を通じて地下掘削装置の背後から供給される。
蒸気発生手段により発生された前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気は前記長方形のハニカムノズルによって蒸気流に変換され前記蒸気流は前記高温ガス循環室を通過し前記高温ガス循環室に隣接する地下を掘削する。
【0026】
前記長方形のハニカムノズルの中央部に配置された検知手段は前記高温ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を検知し、前記長方形のハニカムノズルの発射角度は前記対応するノズルバルブを通じて前記高温ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を掘削するべく制御される。
したがって前記高温ガス循環室における掘削している地下は容易に掘削できる温度になり、前記長方形のハニカムノズルによって発射される蒸気流によって容易に掘削できる。
【0027】
前記蒸気流(例えば湿り蒸気流 望ましくは かわき飽和蒸気近傍の湿り蒸気流)によって掘削されたほとんどの掘削物は前記別設の送風機より循環ガスと共に流され前記循環ガスが前記別設の送風機によって再び循環される前に前記掘削物除去装置によって除去される。
【0028】
前記長方形のハニカムノズルの周辺ノズルの発射角度は前記高温ガス循環室の最も近い位置で掘削する地下の対抗する端部に向けられている。掘削する地下の対抗する端部は、前記ノズルバルブを通じて前記周辺ノズルからの蒸気流の発射量を制御することによって掘削している地下の上端部から下端部へ適量に掘削でき、地下端部の掘削物は前記高温ガス循環室に落下し、ほとんどの掘削物は循環ガスと共にながされる。
したがって掘削していない地下を掘削するため前記高温ガス循環室が更に移動可能となる。
【0029】
前記蒸気流(例えば 湿り蒸気流 望ましくはかわき飽和蒸気流近傍の湿り蒸気流 )による掘削物のほとんどは別設された送風機より循環ガスと共に流され、前記循環ガスが前記送風機によって再び循環される前に除去される。
【0030】
本発明による望ましい第4の実施例は、電力のアーク加熱作用によって高温ガスを発生させる高温ガス発生装置を有する前記第三の熱エネルギー供給装置と前記第一の掘削物除去装置は別設して備えられている。
したがって電力の加熱作用によって高温ガス(例えば 100℃から1200℃までの空気 望ましくは400℃ から600℃までの空気)を発生させる高温ガス発生装置(図示せず 例えば電力のアーク加熱作用によるボイラー)が別設して備えられている。
地下掘削装置の掘削側は正方形の外形を有する。掘削する地下に隣接するガス循環室としてガス循環室(例えば 厚みのあるエアーカーテン室)が備えられている。前記第一の掘削物除去装置の別設の送風機(図示せず 公知の送風機)がガス循環室の循環ガスを地下掘削装置の上端入り口から下端出口へ循環する。
電力の加熱作用によって発生させられた微細な粒子を備えた高温ガスを速度エネルギーに変換し掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する微細な粒子を備えた高温ガス流を発生させる速度エネルギー変換手段として 中央部に検知手段を配置した正方形のハニカムノズルが地下掘削装置の掘削側の内側に水平に可動に搭載され、前記別設された高温ガス発生手段により発生された高温ガスは対応するノズル弁を通じて前記正方形のハニカムノズルに供給される。
前記高温ガス発生装置によって発生された前記微細な粒子を備えた前記高温ガスは前記正方形のハニカムノズルによって微細な粒子を備えた高温ガス流(例えば微細な粒子を備えた100℃から1200℃までの空気流 望ましくは微細な粒子を備えた400℃ から600℃までの空気流)として速度エネルギーに変換され前記微細な粒子を備えた高温ガス流が前記ガス循環室を通過して、前記ガス循環室が隣接する地下を掘削する。
微細な粒子を備えた高温ガス流(例えば 微細な粒子を備えた100℃から1200℃までの空気流 望ましくは微細な粒子を備えた400℃ から600℃までの空気流)が掘削する地下を掘削するので岩石は地下掘削装置によって掘削されやすい温度になり、岩石は 前記微細な粒子を備えた高温ガス流によって容易に掘削できる。
【0031】
前記正方形のハニカムノズルの中央部に配置された検知手段(図示せず 例えば公知の光電手段)は前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を検知し、前記正方形のハニカムノズルの発射角度は前記対応するノズルバルブを通じて前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を掘削するべく制御される。
【0032】
前記微細な粒子を備えた高温ガス流(例えば 微細な粒子を備えた100℃から1200℃までの空気流 望ましくは微細な粒子を備えた400℃ から600℃までの空気流)によって掘削されたほとんどの掘削物は前記別設の送風機より循環ガスと共に流され前記循環ガスが前記別設の送風機によって再び循環される前に前記掘削物除去装置によって除去される。
【0033】
前記正方形のハニカムノズルの周辺ノズルの発射角度は前記ガス循環室の最も近い位置で掘削する地下の対抗する端部に向けられている。掘削する地下の対抗する端部は、前記ノズルバルブを通じて前記周辺ノズルからの高温ガス流の発射量を制御することによって掘削している地下の上端部から下端部へ適量に掘削でき、地下端部の掘削物は前記ガス循環室に落下し、ほとんどの掘削物は循環ガスと共にながされる。
したがって掘削していない地下を掘削するため地下掘削装置は更に移動可能となる。
【0034】
掘削物除去装置の他の望ましい実施例は下記のとおりである。
掘削物除去装置は、一端に循環ガスの入り口を具備すると共に他端に循環ガスの出口を具備する。前記入り口と前記出口の間に前記掘削物除去装置は一インチの網、粗い網、及び中央部に穴を備えた微細な網を順次備えている。
前記微細な網の中央部に備えられた穴を通過した微細な粒子を備えた循環ガスは前記穴と前記高温ガス発生装置の間のパイプを通じて前記高温ガス発生装置に供給される。
又前記掘削物除去装置は前記一インチの網、前記粗い網、前記微細な網の下に各々第一の底板、第二の底板、第三の底板を備えており、前記網によって除去された掘削物は各々の底板の上に落下する。
また前記底板は前記検知手段により前記ガス循環室において全ての部分が掘削されたとの信号のに応じて傾斜可能となり、掘削物が別設の各々の容器に全て移動した後従前の位置に復帰する。
前記別設の送風機による前記ガス循環室の循環ガスは前記地下掘削装置から排出され、前記排出された循環ガスは前記入り口を通じて前記掘削物除去装置に挿入され、比較的大きな掘削物は前記一インチの網によって除去され、前記比較的大きな掘削物は前記第一の底板の上に落下する。
同様に比較的小さな掘削物或いは微細な掘削物は各々前記粗い網或いは前記微細な網によって除去され、前記比較的小さな掘削物或いは前記微細な掘削物は、各々前記第二の底板或いは前記第三の底板の上に落下する。
前記微細な網の中央部に備えられた穴を通過した微細な粒子を備えた循環ガスは前記穴と前記高温ガス発生装置の間のパイプを通じて前記高温ガス発生装置に供給される。
前記検知手段によって検知される前記ガス循環室における全ての部分が掘削されたとの信号に応じて前記底板は前記比較的大きな掘削物、前記比較的小さな掘削物或いは前記微細な掘削物を各々の容器に移動させるため傾斜する。
【0035】
本発明による望ましい第5の実施例は、電力のアーク加熱作用によって蒸気流を発生させる蒸気流発生装置を有する前記熱エネルギー供給装置と前記第一の掘物除去装置は別設して備えられている。
したがって電力の加熱作用によって過熱蒸気流(例えば 120℃から1200℃までの過熱蒸気流 望ましくは400℃ から600℃までの過熱蒸気流)を発生させる蒸気流発生装置(図示せず 例えば電力のアーク加熱作用によるボイラー)が別設して備えられている。
地下掘削装置の掘削側は正方形の外形を有する。掘削する地下に隣接するガス循環室としてガス循環室(例えば 厚みのあるエアーカーテン室)が備えられている。
前記第一の掘削物除去装置の別設の送風機(図示せず 公知の送風機)がガス循環室の循環ガスを地下掘削装置の上端入り口から下端出口へ循環する。
電力の加熱作用によって発生させられた微細な粒子を備えた過熱蒸気流を速度エネルギーに変換し掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する微細な粒子を備えた過熱蒸気流流を発生させる速度エネルギー変換手段として 中央部に検知手段を配置した正方形のハニカムノズルが地下掘削装置の掘削側の内側に水平に可動に搭載され、前記別設された蒸気発生手段により発生された過熱蒸気は対応するノズル弁を通じて前記正方形のハニカムノズルに供給される。
前記発生装置によって発生された前記微細な粒子を備えた前記過熱蒸気は前記正方形のハニカムノズルによって微細な粒子を備えた過熱蒸気流(例えば微細な粒子を備えた120℃から1200℃までの過熱蒸気流 望ましくは微細な粒子を備えた400℃ から600℃までの過熱蒸気流)として速度エネルギーに変換され前記微細な粒子を備えた過熱蒸気流が前記ガス循環室を通過して、前記ガス循環室が隣接する地下を掘削する。
微細な粒子を備えた過熱蒸気流(例えば 微細な粒子を備えた120℃から1200℃までの過熱蒸気流 望ましくは微細な粒子を備えた400℃ から600℃のまで過熱蒸気流)が掘削する地下を掘削するので岩石は地下掘削装置によって掘削されやすい温度になり、岩石は 前記微細な粒子を備えた過熱蒸気流によって容易に掘削できる。
【0036】
前記正方形のハニカムノズルの中央部に配置された検知手段(図示せず 例えば公知の光電手段)は前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を検知し、前記正方形のハニカムノズルの発射角度は前記対応するノズルバルブを通じて前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を掘削するべく制御される。
【0037】
前記微細な粒子を備えた過熱蒸気流(例えば 微細な粒子を備えた120℃から1200℃までの過熱蒸気流 望ましくは微細な粒子を備えた400℃ から600℃までの過熱蒸気流)によって掘削されたほとんどの掘削物は前記別設の送風機より循環ガスと共に流され、前記循環ガスが前記別設の送風機によって再び循環される前に前記掘削物除去装置によって除去される。
【0038】
前記正方形のハニカムノズルの周辺ノズルの発射角度は前記ガス循環室の最も近い位置で掘削する地下の対抗する端部に向けられている。掘削する地下の対抗する端部は、前記ノズルバルブを通じて前記周辺ノズルからの過熱蒸気流の発射量を制御することによって掘削している地下の上端部から下端部へ適量に掘削でき、地下端部の掘削物は前記ガス循環室に落下し、ほとんどの掘削物は循環ガスと共にながされる。
したがって掘削していない地下を掘削するため地下掘削装置は更に移動可能となる。
【0039】
掘削物除去装置のさらに他の望ましい実施例は下記のとおりである。
掘削物除去装置は、一端に循環ガスの入り口を具備すると共に他端に循環ガスの出口を具備する。前記入り口と前記出口の間に前記掘削物除去装置は一インチの網、粗い網、及び微細な網を順次備えている。
又前記掘削物除去装置は前記一インチの網、前記粗い網、前記微細な網の下に各々第一の底板、第二の底板、入り口の側に穴を有する第三の底板を備えており、前記網によって除去された掘削物は各々の底板の上に落下する。
前記第三の底板の穴を通過した微細な粒子は水に落下し、その水は蒸気発生装置に供給される。
また前記底板は前記検知手段により前記ガス循環室において全ての部分が掘削されたとの信号のに応じて傾斜可能となり、掘削物が別設の各々の容器に全て移動した後従前の位置に復帰する。
前記別設の送風機による前記ガス循環室の循環ガスは前記地下掘削装置から排出され、前記排出された循環ガスは前記入り口を通じて前記掘削物除去装置に挿入され、比較的大きな掘削物は前記一インチの網によって除去され、前記比較的大きな掘削物は前記第一の底板の上に落下する。
同様に比較的小さな掘削物或いは微細な掘削物は各々前記粗い網或いは前記微細な網によって除去され、前記比較的小さな掘削物或いは前記微細な掘削物は、各々前記第二の底板或いは前記第三の底板の上に落下する。
前記検知手段によって検知される前記ガス循環室における全ての部分が掘削されたとの信号に応じて前記底板は前記比較的大きな掘削物、前記比較的小さな掘削物或いは前記微細な掘削物を各々の容器に移動させるため傾斜する。
【0040】
本発明の地下掘削装置の他の実施形態は前記熱エネルギー供給装置を備えた実施形態であり、さらに他の実施形態は前記送風機を備えた実施形態であり、さらなる実施形態は前記熱エネルギー供給装置と前記送風機を備えた実施形態である。又循環ガスが前記送風機によって再び循環される前に地下掘削物を除去する掘削物除去手段は地下掘削装置に内蔵する実施形態か、掘削物除去装置として別設される実施形態となる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば熱エネルギーとして夜間電力の加熱作用を利用すれば負荷率を向上させることができる。

Claims (19)

  1. 電力の加熱作用によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気と
    前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによっ前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段
    とを有する地下掘削装置
  2. 電力の加熱作用によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気と
    前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過すことによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と
    高温ガスを含み、掘削する前記地下に隣接する高温ガス室
    とを有する地下掘削装置
  3. かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段を有する熱エネルギー供給装置
  4. かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と
    掘削する地下に隣接する高温ガスを電力の加熱作用により発生させる高温ガス発生手段
    とを有する熱エネルギー供給装置
  5. かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と
    前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸流流を発生させる速度エネルギー変換手段
    とを有する地下掘削装置
  6. かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と
    前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と
    高温ガスを含み、掘削する前記地下に隣接する高温ガス室
    とを有する地下掘削装置
  7. 掘削する地下に隣接するガス循環室のガスを循環し、地下掘削物を循環ガスと共に流す送風機と
    前記循環ガスが前記送風機によって再び循環される前に前記地下掘削物を除去する掘削物除去手段
    とを有する地下掘削物除去装置
  8. 電力の加熱作用によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気と
    前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気とを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と
    掘削する前記地下に隣接するガス循環室と
    前記ガス循環室のガスを循環し、地下掘削物を循環ガスと共に流す送風機とを有する地下掘削装置
  9. かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と
    前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と
    掘削する前記地下に隣接するガス循環室と
    掘削する前記地下に隣接する前記ガス循環室のガスを循環し、地下掘削物を
    前記ガスと共に流す送風機
    とを有する地下掘削装置
  10. 地下掘削物と共に流れる循環ガスが送風機により再び循環される前に前記地下掘削物を除去する掘削物除去手段を有する掘削物除去装置
  11. 電力の加熱作用によって発生されたかわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気と
    前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と
    高温ガスを含み、掘削する前記地下に隣接する高温ガス室と
    掘削する前記地下に隣接する前記高温ガス室の高温ガスを循環し、地下掘削物を前記高温ガスと共に流す送風機と
    前記高温ガスが前記送風機によって再び循環する前に前記地下掘削物を除去する掘削物除去手段
    とを有する地下掘削装置
  12. かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を電力の加熱作用により発生させる蒸気発生手段と
    前記かわき飽和蒸気近傍の蒸気又は過熱蒸気或いは湿り蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体としての蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段と
    高温ガスを含み、掘削する前記地下に隣接する高温ガス室と
    掘削する前記地下に隣接する前記高温ガス室の高温ガスを循環し、地下掘削物を前記高温ガスと共に流す送風機と
    前記高温ガスが前記送風機によって再び循環される前に前記地下掘削物を除去する掘削物除去手段
    とを有する地下掘削装置
  13. 電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと
    前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度エネルギー変換手段と
    前記 掘削する地下に隣接し、地下掘削物を循環ガスと共に流すガス循環室とを有する地下掘削装置
  14. 電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと
    前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度エネルギー変換手段と
    前記掘削する地下に隣接し、地下掘削物を循環ガスと共に流すガス循環室と
    前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を検知する検知手段と
    前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を掘削するため前記作動流体を方向ずける手段
    とを有する地下掘削装置
  15. 電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと
    前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度エネルギー変換手段と
    前記掘削する地下に隣接し、地下掘削物を循環ガスと共に流すガス循環室と
    前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を検知する検知手段と
    前記ガス循環室において未だ掘削されていない地下部分を掘削するため前記作動流体を方向ずけるか、前記ガス循環室において全ての地下部分が掘削されたとの前記検知手段の信号の後、掘削する地下の端部を掘削するため前記作動流体を方向ずける手段
    とを有する地下掘削装置
  16. 電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと
    前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度エネルギー変換手段
    とを有する地下掘削装置
  17. 電力の加熱作用によって発生された熱エネルギーを有する蒸気或いはガスと
    前記蒸気或いはガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する作動流体を発生させる速度エネルギー変換手段と
    高温ガスを含み、掘削する前記地下に隣接する高温ガス室
    とを有する地下掘削装置
  18. 電力の加熱作用によって発生された微細な粒子を有する高温ガスと
    前記微細な粒子を有する高温ガスを速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する微細な粒子を有する高温ガス流を発生させる速度エネルギー変換手段
    とを有する地下掘削装置
  19. 電力の加熱作用によって発生された微細な粒子を有する過熱蒸気と
    前記微細な粒子を有する過熱蒸気を速度エネルギーに変換し、掘削する地下を通過することによって前記地下を掘削する微細な粒子を有する過熱蒸気流を発生させる速度エネルギー変換手段
    とを有する地下掘削装置
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