JP2006210797A - 薄膜太陽電池およびそれを用いた光起電力装置 - Google Patents

薄膜太陽電池およびそれを用いた光起電力装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、薄膜太陽電池を載置する際に発生する反りを矯正することを可能にした薄膜太陽電池およびそれを用いた光起電力装置を供給することを目的とする。
【解決手段】 本発明の薄膜太陽電池10は、貫通孔14が形成されており、貫通孔14の開口部には、開口部の中心方向に向かって突出する凸部15が複数設けられている。従って、貫通孔14に、例えば位置合わせピン等を挿入することで薄膜太陽電池10を固定することができる。これは、凸部15が位置合わせピンによって湾曲し、元に戻ろうとする力を利用して薄膜太陽電池10を固定している。よって、反りが生じた薄膜太陽電池10を水平に維持した状態で固定することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、薄膜太陽電池およびそれを用いた光起電力装置に関し、特に薄膜太陽電池の反りを矯正した状態で載置することを可能にした薄膜太陽電池およびそれを用いた光起電力装置に関するものである。
従来、例えば、表示部に設けられた表示面の全体、もしくは一部に太陽電池の受光面を配置して、この受光面に受けた光により発電を行うことによって、得られた電力により少なくとも表示部の表示機能の一部が稼動するように構成された装置がある。
これらの中で最も典型的な光起電力装置としては、文字板の全体もしくは一部の代わりに太陽電池の受光面を配置した腕時計がある。この種の腕時計は、文字板の表面となるべき所に太陽電池の受光面を設けているので、表示面以外に受光面を設ける必要がなく、受光面を設けるためのスペ−スを節約することができる。特に小さな腕時計において、消費電力を充分にまかなう発電能力を備えた太陽電池を容易に内蔵することができる。
図6(A)を参照して、薄膜太陽電池100は複数に分割された太陽電池102が載置されており、その上部に貼着された透明被膜には時刻を示すための数字やマークが印刷されている。そして、薄膜太陽電池100の周辺部には位置決め穴110が形成されている。この位置決め穴110は薄膜太陽電池100を基板101に正確に載置するために設けられている。
図6(B)を参照して、基板101の表面には、位置決めピン111が突出するように形成されている。薄膜太陽電池100は、位置決め穴110に位置決めピン111を収納させることで基板101上の所定の箇所に載置されている。
このようにして薄膜太陽電池100を用いた光起電力装置120が形成されている(特許文献1を参照)。
特開2002−90475号公報
しかしながら、上述したような薄膜太陽電池では、以下のような問題点がある。
薄膜太陽電池100は、太陽電池102の上面および下面をフィルムから成る保護膜103が被覆された構造であるため、保護膜103の内部応力から薄膜太陽電池100に反りが生じてしまう。従って、民生用機器に組み込む際は反りを矯正しながらセットしなければならなかった。
また、位置決め穴110と位置決めピン111との間には隙間が形成されているため、薄膜太陽電池が剥がれる危険性があった。
本発明は、このような問題を鑑みて成されたものであり、本発明の主な目的は、正確且つ容易に薄膜太陽電池を所定の箇所に固定することを可能にした薄膜太陽電池およびそれを用いた光起電力装置を提供することにある。
本発明の薄膜太陽電池は、太陽電池と、太陽電池の上面を被覆する第1の保護膜と、太陽電池の下面を被覆する第2の保護膜と、太陽電池、第1の保護膜および第2の保護膜を貫通する貫通孔とを具備し、貫通孔の開口部には、開口部の中心方向に向かって突出する凸部が複数設けられることを特徴とする。
また、本発明の薄膜太陽電池は、凸部は太陽電池、第1の保護膜、および第2の保護膜の積層体から成ることを特徴とする。
また、本発明の薄膜太陽電池は、貫通孔は複数個設けられることを特徴とする。
また、本発明の薄膜太陽電池は、貫通孔は、第1の保護膜の開口径よりも第2の保護膜の開口径が大きいことを特徴とする。
また、本発明の薄膜太陽電池は、貫通孔は、第1の保護膜の開口径よりも第2の保護膜の開口径が小さいことを特徴とする。
また、本発明の薄膜太陽電池は、太陽電池、第1の保護膜および第2の保護膜を貫通する位置合わせ孔が形成されることを特徴とする。
また、本発明の光起電力装置は、太陽電池の上面に第1の保護膜が貼着され、太陽電池の下面には第2の保護膜が貼着され、太陽電池、第1の保護膜および第2の保護膜を貫通する貫通孔が形成され、貫通孔の開口部には、開口部の中心方向に向かって突出する凸部が複数設けられた薄膜太陽電池と、貫通孔と対応する位置に突出部が形成された支持体とを具備し、貫通孔に突出部を挿入することで、凸部が湾曲した状態で薄膜太陽電池が所定の位置に固定されることを特徴とする。
更に、本発明の光起電力装置は、薄膜太陽電池には、太陽電池、第1の保護膜および第2の保護膜を貫通する位置合わせ孔が形成されており、突出部が位置合わせ孔に挿入されることで、薄膜太陽電池が所定の位置に載置されることを特徴とする。
本発明の薄膜太陽電池によると、貫通孔が形成されており、貫通孔の開口部には、開口部の中心方向に向かって突出する凸部が複数設けられている。従って、貫通孔に、例えば位置合わせピン等を挿入することで薄膜太陽電池を固定することができる。これは、凸部が位置合わせピンによって湾曲し、元に戻ろうとする力を利用して薄膜太陽電池を固定している。よって、反りが生じた薄膜太陽電池を水平に維持した状態で固定することが可能となる。
また、本発明の薄膜太陽電池によると、凸部は太陽電池、第1の保護膜、および第2の保護膜の積層体から形成されている。従って、凸部は薄膜太陽電池を同じ材料から形成されているので、製造コストを上昇させることなく、薄膜太陽電池を水平に固定することができる。
また、本発明の薄膜太陽電池によると、貫通孔が複数個形成されるので、反り大きかったり、複雑であったとしても水平に固定することができる。
また、本発明に薄膜太陽電池によると、貫通孔は、第1の保護膜の開口径よりも第2の保護膜の開口径が大きく形成されている。従って、位置合わせピン等が貫通孔に挿入されやすく、組立工程などを効率化することが可能となる。
また、本発明の薄膜太陽電池によると、貫通孔は、第1の保護膜の開口径よりも第2の保護膜の開口径が小さく形成されている。従って、位置合わせピン等が貫通孔に挿入される際に、貫通孔の断面と位置合わせピンの側面とが接触することを防止することができるので、薄膜太陽電池を構成する保護膜と太陽電池とが剥がれたり、太陽電池が破損したりすることを抑止される。
また、本発明の薄膜太陽電池によると、太陽電池、第1の保護膜および第2の保護膜を貫通する位置合わせ孔が形成されている。従って、位置合わせ孔によって薄膜太陽電池を正確な位置に載置し、貫通孔によって薄膜太陽電池を水平に固定することが可能となる。
また、本発明の光起電力装置によると、支持体に設けられた突出部が凸部を有する貫通孔に挿入されることで、凸部が湾曲した状態で薄膜太陽電池が支持体に固定されている。従って、薄膜太陽電池に反りが生じていても、凸部が元に戻ろうとする力によって薄膜太陽電池が機械的に固定されているため、薄膜太陽電池を水平に保持されており、高い信頼性を有する。また、凸部が湾曲することにより、突出部の位置にズレが生じていても薄膜太陽電池を固定することができる。
更に、本発明の光起電力装置によると、薄膜太陽電池には位置合わせ孔が形成されている。従って、薄膜太陽電池を正確に載置すると同時に、水平に保持することが可能となる。
以下に記述する実施の形態では、腕時計用の薄膜太陽電池を例に挙げて説明していくが、採用製品は多種多様である。小型のものでは、例えば、電卓、電話、携帯機器などの電子機器に適用できる。また、電力を得て機械的に動いたり、音声を出だしたりする人形、動物を象った模型などの玩具類のデザイン性を有するものに適用できる。
図1および図2を参照して、本形態の薄膜太陽電池を説明する。図1(A)は、本形態の薄膜太陽電池10の上面図であり、図1(B)は本形態の薄膜太陽電池10の断面図である。そして図1(C)は、貫通孔14付近の拡大図である。
図1(A)および図1(B)を参照して、本形態の薄膜太陽電池10はフィルムタイプの薄膜太陽電池であり、太陽電池11の表面に第1の保護膜12が貼着され、裏面には第2の保護膜13が貼着されている。そして、薄膜太陽電池10の表面から裏面に貫通する貫通孔14が形成されている。貫通孔14は、薄膜太陽電池10を載置する際に、位置合わせピンなどが挿入される箇所である。
太陽電池11は、薄型の太陽電池素子を用いたものであればよく、例えばアモルファスシリコン、アモルファスシリコンカーバイト、アモルファスシリコンゲルマニウムなどをn/i/pまたはp/i/nに積層したものである。そして、太陽電池素子を挟むように電極層と透明電極層が設けられている。電極層は、厚さ約0.1〜1.0μmの金属膜である。電極層の材料としてはタングステン、アルミニウム、チタン、ニッケル、または銅等が挙げられる。しかし、酸化インジウムスズ(ITO)等の透明電極を用いても良い。透明電極は、酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化錫(SnO2)等の透明導電膜(厚さ約0.3〜1.0μm)である。本形態では、太陽電池11は4つに分割配置されており、直列に接続されている。しかし、太陽電池11の形状は製品仕様により任意に形成され、例えば、三角形や四角形などでもよい。
第1の保護膜12および第2の保護膜13には、ポリエチレンテレフタレート等から成る厚さ約25〜1000μm程度のフィルム体を採用することができる。そして、エチレン−酢酸ビニル重合体等の熱可塑性樹脂からなる接着剤によって、太陽電池11に貼着されている。本形態では、第1の保護膜12に厚さ50μmの耐熱性が向上されたPETを採用し、第2の保護膜には汎用のPETを採用している。しかし、これらの保護層は、透明であり、貼り合わせることが可能な材料であればよい。
図1(C)を参照して、貫通孔14は、プレス加工によって形成される。従って、プレスに用いられる金型によってその形状を任意に形成することができる。本形態では、星形状に形成されている。そして、貫通孔14の開口部には、開口部の中心方向に向かって突出するバリのような凸部15が複数個形成されている。凸部15の数は特に限定されない。凸部15は薄膜太陽電池10と一体で形成され、同じ材料から成る。
貫通孔14は、薄膜太陽電池10を載置する際に、位置合わせピンなどが挿入される箇所である。凸部15は位置合わせピンが挿入された際に湾曲する。そして、凸部15が元に戻ろうとする力を利用して薄膜太陽電池10が固定される。従って、薄膜太陽電池10が反っていても、薄膜太陽電池10を水平になるように載置すれば、薄膜太陽電池10を水平の保持することができる。
この薄膜太陽電池10の反りが発生する原因は、第1に保護膜に使用されるフィルム自体に反りが発生しやすいからである。例えば、ロール状に巻かれたフィルムを採用した場合では、フィルムの反りが生じるやすい。第2に、第1の保護膜12および第2の保護膜13の材質や膜厚が異なることが挙げられる。そして第3に、太陽電池11は異なる材料から成る積層体であるため、太陽電池11が内部応力を持っていることが挙げられる。従って、薄膜太陽電池10の構造上、反りを完全になくすことは非常に困難である。しかし、本形態の薄膜太陽電池10では、反りの方向、反り具合に影響されることなく、薄膜太陽電池10の反りを矯正し、所定の箇所へ載置することが可能である。また、貫通孔14の数を増やすことによって、薄膜太陽電池10の反りが複雑であっても、薄膜太陽電池10を水平に維持した状態で固定することができる。
図2(A)および図2(B)を参照して、凸部15について詳述する。
図2(A)を参照して、貫通孔14の開口径D1は、挿入される位置合わせピンなどの径よりも大きく形成される。そして、複数形成されている凸部15の先端を結んだラインの開口径D2は、位置合わせピンなどの径よりも小さく形成されることが望ましい。これは、貫通孔14に位置合わせピンなどを挿入した際に、凸部15によって薄膜太陽電池10を固定するためである。
本形態における凸部15は、三角形状であり、貫通孔14の内側に連続して形成されている。しかし、凸部15は薄膜太陽電池10を固定することができる形状であればよい。例えば、凸部15の先端を曲線状に形成したり、挿入される位置合わせピンなどの形状に即した形状にしたりすることで、薄膜太陽電池10の固定強度を向上させることができる。具体的には、位置合わせピンの形状が円柱状であれば、凸部の先端を円柱の側面に沿うような曲線状に形成することもできる。
図2(B)は、貫通孔14に位置合わせピンなどである突出部22を挿入した際の断面図である。薄膜太陽電池10の湾曲した部分が凸部15A、15Bである。そして、凸部15Aおよび凸部15Bが元に戻ろうとする力が突出部22を挟むように作用している。そして、凸部15は突出部22を囲むように複数個形成されているので、薄膜太陽電池10を支持体21上に固定することができる。
図3を参照して、他の実施形態について説明する。本形態では、貫通孔14の開口径において、第1の保護膜12側と第2の保護膜13側との径が異なる。
図3(A)を参照して、第1の保護膜の開口径よりも第2の保護膜の開口径が小さく形成されている。従って、突出部22が貫通孔14に挿入される際に、凸部15の先端に位置する第2の保護膜13と突出部22とが接触してから凸部15が湾曲し始める。つまり、貫通孔14の断面と位置合わせピンとが接触することなく、凸部15を湾曲させることができるので、保護膜と太陽電池とが剥がれることを防止することができる。また、積層構造である太陽電池11が破損することも防止することができる。
また、図3(B)を参照して、貫通孔14において、第1の保護膜12の開口径よりも第2の保護膜13の開口径が大きく形成されている。このことにより、突出部22が貫通孔に挿入されやすく、組立工程などで作業効率を向上させることが可能となる。
このような貫通孔14は、円錐状の金型を用いてプレス加工することにより形成することができる。図3(A)に示す貫通孔14は、第1の保護膜12側から、円錐状の金型の頂点方向を下にしてプレスすることによって形成される。同様に、図3(B)示す貫通孔14では第2の保護膜13側から金型を当接し、プレス加工を施すことによって形成される。
図4を参照して、他の実施形態について説明する。本形態では貫通孔14の他に位置合わせ孔16が形成されている。位置合わせ孔16も貫通孔14と同様に、太陽電池11、第1の保護膜12および第2の保護膜13を貫通するように形成されている。
位置合わせ孔16は、薄膜太陽電池10を所定の箇所に正確に載置するために設けられた孔である。位置合わせ孔16には凸部が形成されないので、薄膜太陽電池10を正確に所定の位置へ載置することができる。従って、貫通孔14と併設されることにより、薄膜太陽電池10を水平に載置すると同時に、薄膜太陽電池10の位置精度を向上させることが可能となる。ここでは、位置合わせ孔16が一つ形成されており、貫通孔14は二つ形成されているがそれぞれの数は任意に決定することができる。
図5(A)および図5(B)を参照して、本形態の光起電力装置20を説明する。光起電力装置20は、上述したような薄膜太陽電池10を支持体21上に設けられた突出部22によって固定することで形成される。従って、光起電力装置20は、薄膜太陽電池10が水平に固定されているので、発電効率に優れる。また、光起電力装置20は、薄膜太陽電池10の剥脱が抑止されているため、高い信頼性を有する。
支持体21の材料は特に限定されないが、薄膜太陽電池10の性能および発電効率を維持するために、水平を保つことができる強度を有することが好ましい。具体的には、時計のムーブメント部、枠体などが挙げられる。
突出部22は、支持体21の表面に貫通孔14と対応して形成されており、薄膜太陽電池10を所定の位置に載置するために設けられている。その大きさは例えば、高さ1.0mm〜2.0mm、直径0.7mm〜1.0mm程度である。本形態では、円柱状の突出部を図示しているが、ひょうたん型のように薄膜太陽電池10が当接する部位を他の部分よりも細く形成することで薄膜太陽電池10の機械的固定強度を向上させることもできる。
また、薄膜太陽電池10に、貫通孔14の他に位置合わせ孔が形成された場合は、位置合わせ孔と対応する突出部22が形成される。前述したように、位置合わせ孔には凸部が形成されていないため、突出部22とほぼ遊びがない状態で嵌合する。従って、この突出部22によって薄膜太陽電池10の位置精度が向上した光起電力装置となる。
(A)−(C)は、本発明の薄膜太陽電池を説明する図である。 (A)(B)は、本発明の薄膜太陽電池を説明する図である。 (A)(B)は、本発明の薄膜太陽電池を説明する図である。 本発明の薄膜太陽電池の製造方法を説明する図である。 (A)(B)は、本発明の光起電力装置を説明する図である。 (A)(B)は、従来の薄膜太陽電池および光起電力装置を説明する図である。
符号の説明
10 薄膜太陽電池
11 太陽電池
12 第1の保護膜
13 第2の保護膜
14 貫通孔
15 凸部
16 位置合わせ孔
20 光起電力装置
21 支持体
22 突出部
D1 開口径
D2 開口径

Claims (8)

  1. 太陽電池と、
    前記太陽電池の上面を被覆する第1の保護膜と、
    前記太陽電池の下面を被覆する第2の保護膜と、
    前記太陽電池、前記第1の保護膜および前記第2の保護膜を貫通する貫通孔とを具備し、
    前記貫通孔の開口部には、前記開口部の中心方向に向かって突出する凸部が複数設けられることを特徴とする薄膜太陽電池。
  2. 前記凸部は前記太陽電池、前記第1の保護膜、および前記第2の保護膜の積層体から成ることを特徴とする請求項1記載の薄膜太陽電池。
  3. 前記貫通孔は複数個設けられることを特徴とする請求項1記載の薄膜太陽電池。
  4. 前記貫通孔は、前記第1の保護膜の開口径よりも前記第2の保護膜の開口径が大きいことを特徴とする請求項1記載の薄膜太陽電池。
  5. 前記貫通孔は、前記第1の保護膜の開口径よりも前記第2の保護膜の開口径が小さいことを特徴とする請求項1記載の薄膜太陽電池。
  6. 前記太陽電池、前記第1の保護膜および前記第2の保護膜を貫通する位置合わせ孔が形成されることを特徴とする請求項1記載の薄膜太陽電池。
  7. 太陽電池の上面に第1の保護膜が貼着され、前記太陽電池の下面には第2の保護膜が貼着され、
    前記太陽電池、前記第1の保護膜および前記第2の保護膜を貫通する貫通孔が形成され、
    前記貫通孔の開口部には、前記開口部の中心方向に向かって突出する凸部が複数設けられた薄膜太陽電池と、
    前記貫通孔と対応する位置に突出部が形成された支持体とを具備し、
    前記貫通孔に前記突出部を挿入することで、前記凸部が湾曲した状態で前記薄膜太陽電池が所定の位置に固定されることを特徴とする光起電力装置。
  8. 前記薄膜太陽電池には、前記太陽電池、前記第1の保護膜および前記第2の保護膜を貫通する位置合わせ孔が形成されており、
    前記突出部が前記位置合わせ孔に挿入されることで、前記薄膜太陽電池が所定の位置に載置されることを特徴とする請求項7記載の光起電力装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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