JP2006204849A - 病院及びホテル等のベッド用マット洗濯脱水機。 - Google Patents

病院及びホテル等のベッド用マット洗濯脱水機。 Download PDF

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Abstract

【課題】マット洗濯を人手を煩わすことなく、自動洗濯出来、設備費も比較的安価で、場所もとらず、電気、水、洗剤も少なくてすみ、マット類も傷つけることなく、キレイに洗濯出来る洗濯脱水機を提供する。
【解決手段】マットは回転させず静止状態で、押しもみ洗いを施し、脱水も遠心力を利用した従来の方法ではなく、エアーシリンダー5による圧迫と真空ポンプ7の強制吸引脱水方法の採用により、全くマットを傷つけることなく、洗濯脱水する画期的なマット専用洗濯脱水機。
【選択図】図1

Description

本発明は洗濯機に於ける新規な洗濯方法と脱水方法の提案に係る。
従来洗濯機と言えば丸い洗濯槽(ドラム)に洗浄液を注ぎ被洗濯物を投入して、洗濯槽を回転(正逆転)させて洗濯する方法であった
しかし病院及びホテル等のベッド用マットを専門に洗浄する洗濯機は開発されていなかった。最近あるメーカーが開発したマット専用洗濯機も洗濯機としての能力はなく、唯ユスギ、脱水機として利用出来るだけで機械自体大変大きく、設置場所をとり、しかも価格が高く、洗濯機本来の価値は見出せない。
病院等のマットを回転させて洗濯することは汚れを落とす面から考えると大変難しく、それが原因で今迄開発に着手するメーカーがいなかったものと思われる。そんな理由で現在まで病院等のベッドのマットは殆んど洗濯されることは無かった。
またマットの洗濯は法律で義務付けられていなかった。程度の良い病院等では時折布団を交換する程度で過ごしてきたのが現実である。
発明が解決しようとする課題
本発明は上記の点に鑑み、次の問題点を解決せんとするものである。
▲1▼ マットを従来の洗濯方法で洗濯することは、スレ傷が発生して、洗濯前のマットの形状を保つことは不可能であり、敢えて洗うとすれば、マットを洗濯槽(ドラム)に固定する以外方法はなく、固定して洗ったのでは汚れは落ちない。
▲2▼ この方法の場合は、洗濯機自体汚れを落とす能力がないため、あらかじめ人手によって汚れを落とした後、洗濯槽にマットを固定して、ユスギ、脱水を行うのが現状のマット洗濯脱水機であり、設備費の高価な割りには効果が薄い。
▲3▼ 又洗濯機の形状が大変大きく、広い設置場所が必要で、設備費を始め、電力、水、洗剤等が高くかかり、生産コストが高い。
課題を解決するための手段
本発明は上記問題点を一挙に解決せんとするものであって、その特徴とするところは、本筋のマット洗濯を人手を煩わすことなく、自動洗濯出来、設備費も比較的安価で、場所もとらず、電気、水、洗剤も少なくてすみ、マット類も傷つけることなく、キレイに洗濯出来ることにある。以下本発明の実施態様について説明する。
図面は本発明で使用する機械の模式図であって、図1は正面図、図2は側面図、図3は加圧板の上視図である。各図で、1は架台、2は洗濯槽。Bは脱水用真空ポンプ吸引管電磁弁である。
上記装置において、洗濯槽2にマットをセットし、8の洗剤用給水ポンプのスイッチを入れて、マットが充分液に浸るまで洗浄液を入れ(自動投入)続いて5のエアーシリンダーが作動して4の圧力板をマット上部から適当な圧力(自動設定)で静かに上下運動を繰返し行う。(時間設定自由調節)いわゆる押しもみ洗いである。最近は大変洗浄能力の高い洗剤が開発されており、数分間の押しもみ洗いで充分マットの汚れは除去出来る。しかもマット(又は布団)は静止したままなので殆んど傷むことはない。
次に洗濯が終わると、従来の洗濯機では、洗浄液はそのまま外部に放出して、ユスギの工程に入っていたが、本考案の機械は洗剤は一度の洗濯では捨てず、場合によっては2度、3度と使用できる。先ず洗浄液貯蔵タンク入口電磁弁(A)を開き、5のシリンダーを作動させ、4の圧力板でマットを圧縮、その状態で5のシリンダーを停止させ、マットに含んだ洗浄液を6の貯蔵タンクに落とす。洗浄液が総て洗浄液貯蔵タンク6に回収した状態で(A)電磁弁を閉じ、続いて(B)電磁弁が開き、真空ポンプ7が作動して脱水工程に入る。
真空ポンプが作動し始めると、ユスギ水用給水電磁弁9が開き、10のユスギ用水道管から4の圧力板の孔を通ってユスギ水が噴射され、マットをゆすぐ。この時、上部5のシリンダーは伸縮運転を繰返し、加圧板がマットを押しもみしてマット内に残っている洗剤を追い出す。
数分間のユスギ工程の後、最終脱水工程に入る。先ず給水電磁弁9を閉じ、そのまま真空ポンプの運転を続ける。5のエアーシリンダーは伸張した状態で、圧力板マットを押しつけた状態で停止させる。約5分間位真空ポンプ7を運転し、脱水工程は終了する。真空ポンプ7が停止すると同時に電磁弁(B)を閉じる。続いてエアーシリンダー5が縮んで、圧力板4が上に持ち上げられ、一工程が終わる。
水に濡れたマットは、例え脱水工程を経ても重く、取り出すのに苦労する。そこで本機にはマットの出し入れが容易に出来る様、ローラー14を設置してある。
発明の効果
本発明は以上の通り実施するものであり、本発明によれば次の通り、優れた効果が発揮出来るのである。
1 今までマットの洗濯には完全に自動でキレイに洗える機械がなく、殆ど手洗いで行われてきた為、大変な作業なのでマットの洗濯は殆ど行われていなかったが、今後は本発明の機械を使用すれば、誰でも簡単にマット洗浄が可能になる。
2 従来の方法によれば大量の電気、水、洗剤を必要としたが本発明の機械を利用すれば大幅にコストダウンが図れる。
3 従来の機械(マット洗濯脱水機)に比べ、場所もとらず、設備費も半分位で済み、合理的である。
4 何よりもマットがきれいに洗えて、しかも損傷が少ない事である。
従来の洗濯方法ではマットを洗濯する場合、どうしても洗濯槽(ドラム)を回転させるため、水に濡れて重いマットは多少前後に動くため、損傷しやすいが、本発明の洗濯脱水機では、マットは洗濯槽内に静止したままの状態で洗濯出来るので殆ど傷つく事は無い。
厚生労働省の発令
近く厚生労働省から「病院等のベッド用マットは、年に一度は洗濯しなければならない」という、政令が発令されると聞き及んだが、当然のことであると思う。
しかし万一、今この政令が発表されたら、病院をはじめ、当事者は慌てる事と思う。なぜなら現在クリーニング業界には、未だ満足にマットを自動で洗濯脱水できる機械が無いからである。
その点、本発明機は充分にこの問題点を解決する能力を持っている。
マットの洗濯脱水の問題点は、本発明機が総て解決できる。
現在は、未だクリーニング業界では活躍していないが、工場内での連続テストで、充分能力を発揮しており、性能も予想通りである。近く、購入希望者を工場に招き、試験運転を行い、製品化を進める予定である。
日本国内には、相当数のリネンサプライを主力に営んでいる業者がいるが、現在ベッド用マットの洗濯を主力に行っている数は極々僅かで、殆んど無に等しい状況であると思う。主な原因は、現状ではマットの洗濯を専門に行う機械が開発されていないため、大変な手間と時間がかかる上、法的にも洗濯を義務付けられておらず、今日に至っているが、年一回の洗濯が義務付けられると莫大な数になり、どうしても専用機械が必要となり、かなりの需要が発生する事は間違いないと思われる。
本発明で使用するマット洗い専用洗濯脱水機を模式的に示す面図である。 同側面図である。 同マット加圧用圧力板上視図である。
符号の説明
1.マット洗濯機の架台
2.洗濯槽
3.洗濯槽底部のマット受け台
4.マット加圧用圧力板
5.エアーシリンダー
6.洗浄液タンク
7.真空ポンプ
8.給水ポンプ
9.ユスギ水用電磁弁
10.ユスギ水用水道管
11.洗剤給水管
12.洗浄液タンクエアー抜管
13.操作盤
14.マット受けローラー
A.洗浄液タンク入口電磁弁
B.配水管電磁弁
15.圧力板機密用パッキン

Claims (4)

  1. 長方形で病院及びホテル等のベッド用マットが複数入る広さと、深さを有する洗濯槽の底部に多孔性の受け板と、上部に1又は複数個の上下動可能なエアーシリンダーに支えられた多孔性圧力板から成ることを特徴とする洗濯脱水機。
  2. 洗濯槽下部に、洗浄液を貯えるタンク及びポンプを有し、洗浄液が数回の洗濯に利用できる事を特徴とする洗濯脱水機。但し洗濯使用洗剤によっては回収せず、毎回排出することも出来る。
  3. 上部多孔性圧力板の上側に数列のユスギ用清水を下方向に噴射出来る、多孔性の水道管を有することを特徴とする洗濯脱水機。
  4. 脱水方法は上部圧力板をエアーシリンダーの作動により、マットに押し付けた状態で停止させ、下部の洗浄液貯蔵タンクの入口電磁弁(A)を開放して、洗濯槽内の洗浄液を洗浄液タンクに回収し、回収が終わると電磁弁(A)を閉じ、排水用電磁弁(B)を開放し、真空ポンプを運転させ、マット内の水分を強制吸引させて脱水する構造を特徴とする洗濯脱水機。
    尚より高度な脱水効果を発揮させるためには、上部圧力板の上部に密閉用シートをはりめぐらせると、より一層良好な脱水効果を得ることが出来る。又真空ポンプは使用せず、シリンダーの圧力だけで脱水を行うことも出来る。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297338A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Tosen Machinery Corp 洗濯脱水機、及び洗濯脱水方法
CN104153156B (zh) * 2014-07-23 2019-01-29 游振兴 多功能自动智能洗衣柜

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