JP2006204606A - Wheelchair - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、利用者が安全かつ容易に乗降することができる車椅子に関する。 The present invention relates to a wheelchair that allows a user to get on and off safely and easily.
車椅子に乗り降りする際の利用者の負担を軽減するために、車椅子の座部を昇降させる装置が提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
In order to reduce the burden on the user when getting on and off the wheelchair, a device for raising and lowering the seat of the wheelchair has been proposed (see, for example,
また、利用者の便宜を図るため、利用者が車椅子に乗り降りする際に車輪に制動を加え、一旦着座すると利用者の体重を検知して自動的に制動を解除する車椅子用の自動ブレーキ装置が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。 In addition, for the convenience of the user, an automatic brake device for a wheelchair that applies braking to the wheel when the user gets on and off the wheelchair and detects the weight of the user once the user is seated and automatically releases the braking is provided. It has been proposed (see, for example, Patent Document 3).
座部が昇降可能な車椅子について利用者が乗降する際に自動的にブレーキ装置が作動し又は解除するようにしたいとの要請があるが、特許文献3に記載のブレーキ装置によれば、ブレーキ板が車輪のスポーク間に入ることで車輪を制動するようになっているので、制動時の車輪の遊びが大きい。そのため、利用者が車椅子から立ち上がった場合や、座部が上昇した場合に車椅子が不安定になるという問題がある。また、利用者の重みでシートが沈み込むとブレーキが解除するようになっているので、利用者がベッドから車椅子に移乗する際に、座部のシートに手をつくとブレーキ装置のブレーキが解除されて車椅子が不意に動き出すという問題もある。さらに、シートにエアーマット、低反発ウレタン、ゲル等のクッション材を敷くとシートの沈み込みが生じないか或いは浅くなってブレーキが自動的に解除されなくなるという問題もある。さらに、利用者が着座状態にあるときブレーキ装置のローラがシートの裏面に当接したままであるから、利用者に違和感、不快感を与えるという問題もある。
There is a request for the brake device to automatically operate or release when the user gets on and off a wheelchair whose seat can be raised and lowered. According to the brake device described in
したがって、本発明は上記不具合を解消することができる車椅子を提供することを目的とする。 Therefore, an object of this invention is to provide the wheelchair which can eliminate the said malfunction.
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、座部(4)が柔軟なシート(4a)とこのシート(4a)を下側から支えるシート保持フレーム(4b)とを具備し、上記シート保持フレーム(4b)が伸縮アクチュエータ(11)を介して椅子フレーム(1)に連結され、利用者の乗降に際し上記伸縮アクチュエータ(11)が伸縮動作して上記座部(4)を昇降させるようにした車椅子において、車椅子の車輪(3)に制動部(13)が設けられ、上記椅子フレーム(1)に連結される上記伸縮アクチュエータ(11)の固定棒部(11a)に駆動レバー(14)が回動自在に取り付けられ、この駆動レバー(14)の一端が上記シート保持フレーム(4b)に臨むように突出し、この駆動レバー(14)の他端が伝動体(15)を介して上記制動部(13)に連結され、この駆動レバー(14)は弾性体(16)によって上記シート保持フレーム(4b)に追従する向きに常時付勢されており、利用者の降車に際し上記伸縮アクチュエータ(11)の伸動作と共に上記座部(4)が上昇し上記弾性体(16)の付勢力によって上記駆動レバー(14)が所定方向に回動すると上記伝動体(15)を介して上記制動部(13)が制動状態に切り換えられ、利用者の乗車に際し上記伸縮アクチュエータ(11)の縮動作と共に上記座部(4)が降下し上記弾性体(16)の付勢力に抗して上記駆動レバー(14)が逆方向に回動すると上記伝動体(15)を介して上記制動部(13)が非制動状態に切り換えられるようにした車椅子を採用する。
In order to solve the above problems, the invention according to
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の車椅子において、上記制動部(13)がバンドブレーキである車椅子を採用する。
Moreover, the invention which concerns on
請求項1に係る発明によれば、座部(4)が柔軟なシート(4a)とこのシート(4a)を下側から支えるシート保持フレーム(4b)とを具備し、上記シート保持フレーム(4b)が伸縮アクチュエータ(11)を介して椅子フレーム(1)に連結され、利用者の乗降に際し上記伸縮アクチュエータ(11)が伸縮動作して上記座部(4)を昇降させるようにした車椅子において、車椅子の車輪(3)に制動部(13)が設けられ、上記椅子フレーム(1)に連結される上記伸縮アクチュエータ(11)の固定棒部(11a)に駆動レバー(14)が回動自在に取り付けられ、この駆動レバー(14)の一端が上記シート保持フレーム(4b)に臨むように突出し、この駆動レバー(14)の他端が伝動体(15)を介して上記制動部(13)に連結され、この駆動レバー(14)は弾性体(16)によって上記シート保持フレーム(4b)に追従する向きに常時付勢されており、利用者の降車に際し上記伸縮アクチュエータ(11)の伸動作と共に上記座部(4)が上昇し上記弾性体(16)の付勢力によって上記駆動レバー(14)が所定方向に回動すると上記伝動体(15)を介して上記制動部(13)が制動状態に切り換えられ、利用者の乗車に際し上記伸縮アクチュエータ(11)の縮動作と共に上記座部(4)が降下し上記弾性体(16)の付勢力に抗して上記駆動レバー(14)が逆方向に回動すると上記伝動体(15)を介して上記制動部(13)が非制動状態に切り換えられるようにした車椅子であるから、座部(4)が上昇すると同時に制動が自動的にかかり、利用者が上昇時の座部(4)のシート(4a)に手を突く等しても、利用者の意に反して制動が解消され車椅子が不意に動くという不都合が解消される。また、利用者の体重によるシート(4a)の沈み込みで制動が解除されるものでもないから、このシート(4a)上にクッション材を敷いた場合であっても確実にブレーキを解除することができる。さらに、ローラ等ブレーキ装置の部品がシート(4a)の裏面に当たることもないので利用者が違和感、不快感を覚えることもない。 According to the first aspect of the present invention, the seat (4) includes the flexible sheet (4a) and the sheet holding frame (4b) that supports the sheet (4a) from the lower side, and the sheet holding frame (4b). ) Is connected to the chair frame (1) via the telescopic actuator (11), and the telescopic actuator (11) expands and contracts when the user gets on and off, thereby raising and lowering the seat (4). The wheel (3) of the wheelchair is provided with a braking part (13), and the drive lever (14) is rotatable on the fixed rod part (11a) of the telescopic actuator (11) connected to the chair frame (1). The drive lever (14) protrudes so that one end of the drive lever (14) faces the seat holding frame (4b), and the other end of the drive lever (14) is connected to the brake part (1) via the transmission (15). The drive lever (14) is always urged by the elastic body (16) in a direction to follow the seat holding frame (4b), and the extension actuator (11) extends when the user gets out of the vehicle. When the seat (4) rises with the operation and the driving lever (14) rotates in a predetermined direction by the urging force of the elastic body (16), the brake (13) is moved via the transmission (15). When the user is on board, the seat (4) is lowered and the drive lever (14) is moved against the urging force of the elastic body (16). Since the wheelchair is configured so that the braking portion (13) is switched to the non-braking state via the transmission (15) when rotated in the reverse direction, the braking is automatically performed at the same time as the seat portion (4) is raised. Heels User even if such poke hand sheet (4a) of the seat at the time of rise (4), against the will brake the user disadvantageously wheelchair addresses the move suddenly is eliminated. Further, since the braking is not released when the seat (4a) sinks due to the weight of the user, the brake can be surely released even when a cushion material is laid on the seat (4a). it can. Further, since the parts of the brake device such as a roller do not hit the back surface of the seat (4a), the user does not feel uncomfortable or uncomfortable.
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の車椅子において、上記制動部(13)がバンドブレーキであることから、制動時の車輪(3)の遊びを解消することができ、従って、利用者が車椅子から立ち上がった場合や、座部(4)が上昇した場合であっても車椅子の動きを確実に止め車椅子を安定的に保持することができる。
According to the invention according to
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態について説明する。 The best mode for carrying out the invention will be described below with reference to the drawings.
<実施の形態1>
図1(A)(B)に示すように、この車椅子は、椅子フレーム1と、椅子フレーム1の前部に設けられる小径の前輪2と、椅子フレーム1の後部に設けられる大径の後輪3と、利用者が座る座部4とを具備する。
<
As shown in FIGS. 1A and 1B, this wheelchair includes a
椅子フレーム1は、車椅子の左右方向(図1の紙面に垂直な方向)に折り畳み可能に作られるが、その折り畳み構造は公知であるから説明を省略する。図1(A)(B)に示すように、椅子フレーム1には、足置き1a、肘掛1b、取っ手1c等が設けられる。前輪2はこの椅子フレーム1の左右にキャスタとして取り付けられる。後輪3は椅子フレーム1の左右に手回し可能に取り付けられる。
The
図1(A)(B)に示すように、座部4は、柔軟なシート4aとこのシート4aを下側から支えるシート保持フレーム4bとを具備する。シート保持フレーム4bは、椅子フレーム1の左右にそれぞれ配置される昇降棒5(片方のみ図示する。)と、左右の昇降棒5に夫々連結されるアーム6(片方のみ図示する。)と、左右のアーム6を保持するハブ7とを具備する。左右の昇降棒5は、椅子フレーム1と一体の左右の固定部8(片方のみ図示する。)の前端に上下方向に回動可能にヒンジ9を介して連結される。図3(A)(B)に示すように、左右のアーム6の内側端はハブ7の左右縁にそれぞれ上下方向に回動可能にヒンジ10を介して連結され、また、図示しないが左右のアーム6の外側端は左右の昇降棒5,5にヒンジを介して連結される。これにより、上述したように車椅子を左右方向で折り畳む際にアーム6も折り畳み可能となる。シート4aは、左右の昇降棒5間に張り渡され、車椅子を左右方向で折り畳む際に折り畳み可能である。また、シート4aは利用者が着座してその体重が掛かっても上記アーム6やハブ7に接触しないように昇降棒5間に張られる。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
上記座部4は、そのシート保持フレーム4bが伸縮アクチュエータ11を介して椅子フレーム1に連結され、利用者の乗り降りに際し図1(A)(B)に示すように伸縮アクチュエータ11が伸縮動作することにより昇降するようになっている。
The
伸縮アクチュエータ11は、電気、油圧、空圧等を利用して伸縮するロッド状装置であり、そのシリンダ形の固定棒部11aの下端が椅子フレーム1にピン結合され、固定棒部11a内をスライドする例えばピストンロッドである可動棒部11bの上端がハブ7に水平ピン12を介して連結される。伸縮アクチュエータ11は図示しない上昇スイッチ又は下降スイッチを利用者等が操作することにより伸縮するようになっている。利用者が着座しているとき伸縮アクチュエータ11は図1(A)に示すように縮んでおり、利用者が降りようとするとき上昇スイッチをオンにすることにより図1(B)に示すように伸動作する。これにより、座部4がヒンジ9を支点にして上方に回動するごとく上昇するので、利用者は立ち上がる方向に押されることになり、容易に車椅子から降りることができる。また、利用者が車椅子に乗るときに上昇スイッチをオン操作し図1(B)に示すように座部を上昇させておき、着座後に下降スイッチをオンにして同図(A)のごとく座部4を下降させるようにすれば、利用者は楽に着座することができる。
The
この車椅子には、利用者が車椅子から立ち上がった場合や、座部4が上昇した場合に不安定にならないようにするため、図1乃至図3に示すように、ブレーキ装置が設けられる。
In order to prevent the wheelchair from becoming unstable when the user stands up from the wheelchair or when the
すなわち、車椅子の後輪3に制動部13が設けられ、椅子フレーム1に連結される伸縮アクチュエータ11の固定棒部11aに駆動レバー14が回動自在に取り付けられ、この駆動レバー14の一端がシート保持フレーム4bに臨むように突出し、この駆動レバー14の他端が伝動体15を介して制動部13に連結され、この駆動レバー14は弾性体16によってシート保持フレーム4bに追従する向きに常時付勢される。
That is, a
制動部13は、後輪3に対して装着される。制動部13としては各種構造のものを利用することができるが、この実施の形態ではバンドブレーキが使用される。図4に示すように、バンドブレーキのドラム13aが後輪3のシャフト3aに固定され、ハウジング13bが椅子フレーム1に固定される。ドラム13aを取り巻くブレーキバンド13cの一端がハウジング13bに連結され、他端がハウジング13bに軸支された屈曲レバー13dの一端に連結される。屈曲レバー13dが一方に回動すると、ブレーキバンド13cがドラム13aを締め付けて後輪3を制動状態にし、屈曲レバー13dが逆向きに回動すると、ブレーキバンド13cがドラム13aを解放し後輪3を非制動状態にする。このように、バンドブレーキによって後輪3を制動したり解放したりするので、制動時の後輪3の遊びが解消され、従って、利用者が車椅子から立ち上がった場合や、座部4が上昇した場合であっても車椅子の動きが確実に止められることになる。
The
駆動レバー14は、図2及び図3に示すように、伸縮アクチュエータ11の固定棒部11aに固定具17によって回動自在に取り付けられる。固定具17は、固定棒部11aに巻き付けられるバンド17aと、バンド17aに固着された基板17bとを備える。駆動レバー14は基板17bから水平に突出する枢軸17cに支持され、垂直面内で回動可能である。駆動レバー14の一端は枢軸17cよりシート保持フレーム4bへと上方に伸びてシート保持フレーム4bのハブ7の下面に臨み、他端は枢軸17cより下方へと伸びる。駆動レバー14の一端にはローラ14aが取り付けられ、このローラ14aがハブ7の下面に接触する。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
伝動体15は、具体的にはワイヤ等でできたケーブルであり、この伝動体15の一端が駆動レバー14の他端に連結され、伝動体15の他端が制動部13における屈曲レバー13dの他端に連結される。伝動体15は案内チューブ15aに通され、案内チューブ15aは椅子フレーム1に固定される。
Specifically, the
弾性体16は、具体的には捩りコイルバネであり、駆動レバー14を保持する枢軸17cに装着される。捩りコイルバネの双方の突出片のうち一方の突出片16aが駆動レバー14に連結され、他方の突出片16bが基板17bに植設されたピン18に当接し、これにより捩りコイルバネは図3中駆動レバー14を常時時計方向に付勢する。この結果、駆動レバー14の一端は、図3(B)のように座部4が上昇すると弾性体16の付勢力によりハブ7に追従するごとく上昇し、駆動レバー14の他端は伝動体15を引っ張って制動部13を制動状態に切り換える。また、図3(A)のように座部4が下降すると、駆動レバー14の一端は弾性体16の付勢力に抗するようにハブ7によって押し下げられ、駆動レバー14の他端は伝動体15を押し戻して制動部13を非制動状態に切り換える。
The
次に、上記構成の車椅子の作用について説明する。 Next, the operation of the wheelchair having the above configuration will be described.
利用者が車椅子のシート4a上に着座しているとき、伸縮アクチュエータ11は図1(A)、図2(A)及び図3(A)に示すように縮んでおり、座部4は略水平な位置へと降下している。
When the user is seated on the
また、座部4が下降位置に在ることから、駆動レバー14の一端は弾性体16である捩りコイルバネの付勢力に抗するようにハブ7によって押し下げられ、駆動レバー14の他端は伝動体15を押し戻している。これにより、図4に示すように制動部13のブレーキバンド13cはドラム13aから離れ、制動部13は非制動状態に置かれる。従って、利用者は後輪3を操作する等により移動可能である。
Further, since the
利用者が車椅子から立ち上がり降りようとするとき、利用者が図示しない上昇スイッチをオンにすると、伸縮アクチュエータ11が図1(B)、図2(B)及び図3(B)に示すように伸動作する。これにより、座部4がヒンジ9を支点にして上方に回動するごとく上昇し、利用者は立ち上がる方向に押し出されることになり、容易に車椅子から立ち上がり降りることができる。
When the user is going to get up and down from the wheelchair, when the user turns on a lift switch (not shown), the
また、座部4が上昇すると、弾性体16の付勢力により駆動レバー14が図3(B)に示すように時計方向に回転し、その一端がハブ7に追従するごとく上昇し、他端は伝動体15を引っ張る。これにより、制動部13のブレーキバンド13cはドラム13aを締め付け、制動部13は自動的に制動状態に置かれる。従って、利用者が車椅子から立ち上がったりしても車椅子は動くことなく静止し、利用者は安全に車椅子から立ち上がり降りることができる。
When the
利用者が立ち上がり降りた後に図示しない下降スイッチをオンにすると、伸縮アクチュエータ11が縮動作し、座部4が下降し、駆動レバー14が弾性体16の付勢力に抗するようにハブ7によって押されて反時計方向に回動し、伝動体15が押し戻され、制動部13が非制動状態に置かれる。従って、車椅子は利用者自身であるいは介護者により移動可能となる。
When the lower switch (not shown) is turned on after the user rises and falls, the
利用者が再び車椅子に移乗するときは、利用者自身あるいは介護者が上昇スイッチをオン操作し図1(B)、図2(B)及び図3(B)に示すように座部4を上昇させておけば、利用者は容易にシート4a上に着座することができる。
When the user transfers to the wheelchair again, the user or the caregiver turns on the lift switch and lifts the
その際、弾性体16の付勢力により駆動レバー14が図3(B)に示すように時計方向に回転し伝動体15を引っ張るので、制動部13のブレーキバンド13cはドラム13aを締め付け、制動部13は制動状態に置かれ、従って、利用者は安全に車椅子に着座することができる。
At that time, the driving
着座時に下降スイッチをオンにすると、図1(A)、図2(A)及び図3(A)のごとく伸縮アクチュエータ11が縮動作し、座部4が下降することとなり、利用者は楽に車椅子に乗ることができる。
When the lowering switch is turned on at the time of sitting, the
座部4が下降すると、駆動レバー14が弾性体16の付勢力に抗するようにハブ7によって押されて反時計方向に回動し、伝動体15が押し戻され、制動部13が非制動状態に置かれ、従って、利用者が後輪3を操作したり、介護者に押されたりすることにより移動可能である。
When the
<実施の形態2>
図5(A)(B)に示すように、この実施の形態2では、実施の形態1の場合と同様に、座部4が柔軟なシート4aとこのシート4aを下側から支えるシート保持フレーム4bとを具備し、シート保持フレーム4bが椅子フレーム1の左右にそれぞれ配置される昇降棒5(片方のみ図示する。)と、左右の昇降棒5に夫々連結されるアーム6(片方のみ図示する。)と、左右のアーム6を保持するハブ7とを具備するが、実施の形態1の場合と異なり、左右の昇降棒5は、椅子フレーム1と一体の左右の固定部8(片方のみ図示する。)に対し二本の連結リンク19,20(片方のみ図示する。)を介し上下方向に回動可能に連結される。
<
As shown in FIGS. 5 (A) and 5 (B), in the second embodiment, as in the first embodiment, the
二本の連結リンク19,20は、昇降棒5及び固定部8と共に互いにピン結合された四節回転連鎖を構成する。図5(A)(B)に示すように、昇降棒5は下降時に固定部8と重なり合い、上昇時に車椅子の前方へと傾斜するようになっている。
The two connecting
この実施の形態2の車椅子によれば、利用者が車椅子のシート4a上に着座しているとき、伸縮アクチュエータ11は図5(A)に示すように縮んでおり、座部4は略水平な位置へと降下している。座部4が下降位置に在ることから、実施の形態1の場合と同様に、駆動レバー14の一端は弾性体16である捩りコイルバネ16の付勢力に抗するようにハブ7によって押し下げられ、駆動レバー14の他端は伝動体15を押し戻している。これにより、図4に示すように制動部13のブレーキバンド13cはドラム13aから離れ、制動部13は非制動状態に置かれる。
According to the wheelchair of the second embodiment, when the user is seated on the
利用者が車椅子から立ち上がり降りようとするとき、利用者が図示しない上昇スイッチをオンにすると、伸縮アクチュエータ11が図5(B)に示すように伸動作する。これにより、二本の連結リンク19,20が回動し、座部4が上昇して車椅子の前方に傾斜した状態で停止し、利用者は立ち上がる方向に押し出されることになり、容易に車椅子から立ち上がり降りることができる。
When the user tries to get up and down from the wheelchair, when the user turns on a lift switch (not shown), the
利用者が立ち上がり降りた後に図示しない下降スイッチをオンにすると、伸縮アクチュエータ11が縮動作し、座部4が下降し、駆動レバー14が弾性体16の付勢力に抗するようにハブ7によって押されて反時計方向に回動し、伝動体15が押し戻され、制動部13が非制動状態に置かれる。従って、車椅子は利用者自身であるいは介護者により移動可能となる。
When the lower switch (not shown) is turned on after the user rises and falls, the
利用者が再び車椅子に移乗するときは、利用者自身あるいは介護者が上昇スイッチをオン操作し図5に示すように座部4を上昇させておけば、利用者は容易にシート4a上に着座することができる。
When the user transfers to the wheelchair again, the user or the caregiver can turn on the lift switch and raise the
その際、弾性体16の付勢力により駆動レバー14が伝動体15を引っ張るので、制動部13のブレーキバンド13cはドラム13aを締め付け、制動部13は制動状態に置かれ、従って、利用者は安全に車椅子に着座することができる。
At that time, since the driving
着座時に下降スイッチをオンにすると、図5のごとく伸縮アクチュエータ11が縮動作し、座部4が下降することとなり、利用者は楽に車椅子に乗ることができる。
When the lowering switch is turned on at the time of sitting, the
座部4が下降すると、駆動レバー14が弾性体16の付勢力に抗するようにハブ7によって押されて回動し、伝動体15が押し戻され、制動部13が非制動状態に置かれ、従って、利用者が後輪3を操作したり、介護者に押されたりすることにより移動可能である。
When the
なお、図5(A)(B)において、図1乃至図4において示した部分と同様な部分は同じ符号を用いて示すこととし、重複した説明を省略する。 5A and 5B, parts similar to those shown in FIGS. 1 to 4 are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では弾性体として捩りコイルバネを用いたが、引張コイルスプリング、圧縮コイルスプリング等を用いることも可能である。また、駆動レバーをハブに当接させるようにしたが、他の箇所に当接させることも可能である。 Although the preferred embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to these embodiments. For example, although the torsion coil spring is used as the elastic body in the above embodiment, a tension coil spring, a compression coil spring, or the like can be used. Further, although the drive lever is brought into contact with the hub, it can also be brought into contact with another portion.
1…椅子フレーム
3…車輪
4…座部
4a…シート
4b…シート保持フレーム
11…伸縮アクチュエータ
11a…固定棒部
13…制動部
14…駆動レバー
15…伝動体
16…弾性体
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---|---|---|---|
JP2005021575A JP2006204606A (en) | 2005-01-28 | 2005-01-28 | Wheelchair |
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