JP2006203341A - リソース管理装置および方法、ならびにシステム - Google Patents

リソース管理装置および方法、ならびにシステム Download PDF

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Abstract

【課題】通信ネットワークを分割した複数の管理範囲ごとに設けられるリソース管理サーバの保守運用性を改善する。
【解決手段】当該リソース管理装置RMSiによって管理されているリソース情報を、当該リソース管理装置RMSiの管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置RMSi−1,RMSi+1の識別子とともに記憶するリソース管理テーブル202と、前記識別子によって特定される他のリソース管理装置RMSi−1,RMSi+1に対し他のリソース管理装置RMSi−1,RMSi+1によって管理されているリソース情報の閲覧を要求する制御部304と、他のリソース管理装置RMSi−1,RMSi+1におけるリソース情報を表示するGUI部301とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信ネットワークにおけるリソースを管理するリソース管理装置および方法、ならびにシステムに関する。
通信ネットワーク、特にIP(Internet Protocol)ネットワークを利用して音声や映像等のコンテンツを提供する場合には、通信路の容量を超えた利用要求によって輻輳が発生すると、パケットの損失等に伴い通信品質が劣化してしまう。従来より、このような通信品質の劣化を防ぐことを目的として、リソース管理装置によるネットワークレイヤにおけるリソース管理が研究されている。
リソース管理装置によるリソース管理は、通信ネットワークを構成するルータとは独立したリソース管理サーバ(リソース管理装置)によって、通信ネットワークを構成するノード間(リンク)の伝送容量とその利用状況を管理するとともに、ユーザ端末等からのリソース確保要求に対して適切なリソースを払い出すものである。
このようなリソース管理の一例として、次のような方法が開示されている。
まず、通信ネットワークの運用開始前に、その通信ネットワーク中のリンク(接続情報)および各リンクのリソース容量を含むルーティング情報に基づいて、パケットが通過する経路を計算し、これを「経路テーブル」に記憶させるとともに、各リンクのリソース容量を「リソース管理テーブル」に記憶させる。このリソース管理テーブルによって、その通信ネットワークにおける総リソース容量と利用中のリソース容量または利用可能な残りリソース容量とが管理される。
通信ネットワークの運用開始後にあっては、リソース管理サーバにおいて、通信サービスの利用要求(リソース確保要求)を受け付けると、要求された通信の発着IPアドレスを基に経路テーブルから当該通信に必要となるリンクを特定する。そして、リソース管理テーブルを参照し、これらのリンクのそれぞれについて当該通信に必要となる容量が利用可能か否かをチェックする。その結果、十分な容量が利用可能である場合には、通信サービスの利用要求に対して許諾応答するとともに、上記リンクからなるリソースを確保する。具体的には、リソース管理テーブルの利用中リソース容量に当該通信に割り当てられる容量を加算して記憶させる。これに対し、リソースを確保できない場合には、利用要求に対して拒絶応答する(例えば、特許文献1および非特許文献1を参照)。
また、リソースの使用終了時には、それまで通信用に確保していたリソースを速やかに解放する。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開2003−258855号公報 矢口他、「大規模IP網における管理サーバを用いたリソース管理方式の一提案と具体例」、信学総合大会、B−6−31(2002)
通信ネットワークが大規模になると、管理しなければならないリソースが膨大となるとともに、リソース管理サーバが対応すべきリソース確保要求が増大するので、1台のリソース管理サーバで通信ネットワーク全体のリソースを管理することは困難となる。このような問題に対処するには、通信ネットワークを例えば地域ごとに複数の管理範囲に分割し、これらの管理範囲にそれぞれリソース管理サーバを設けることが考えられる。
異なる事業者によって運用されている複数の通信ネットワークを接続する場合には、各通信ネットワークにそれぞれリソース管理サーバを設ければよい。この場合には、大きな通信ネットワークを事業者ごとに分割し、それぞれに各事業者の通信ネットワークを管理範囲とするリソース管理装置を設けたものと捉えることができる。
このような通信ネットワークにおいて、通信を行う発端末と着端末とがそれぞれ異なる管理範囲に属する場合には、複数の管理範囲にまたがる一連のリソースを複数のリソース管理サーバの間で連携しながら管理することになる。
しかし、それぞれのリソース管理サーバは管理範囲が限定されるため、リソース管理サーバの保守者は、当該リソース管理サーバにおいてその管理範囲内のリソースに関する情報を閲覧できたとしても、他の管理範囲内の情報を閲覧することはできない。このため、仮に複数の管理範囲にまたがる一連のリソースのどこかに故障が発生したとしても、その故障が当該リソース管理サーバの管理範囲内で発生したものでなければ、保守者は当該リソース管理サーバにおいて故障に関する情報を閲覧できず、具体的な故障箇所を特定できない。
また、仮に保守者が当該リソース管理サーバにおいて他の管理範囲内のリソースに関する情報を閲覧できたとしても、自己の管理範囲と他の管理範囲との間での一連のリソースの繋がりが保守者には分からない。このため、リソースの接続関係を表すテーブルを別途用意し、保守者はこのテーブルを参照しながら一連のリソースの繋がりを考える必要がある。
このように、リソース管理サーバの管理範囲が限定される結果、リソース管理サーバの保守運用性が悪くなるという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、通信ネットワークを分割した複数の管理範囲ごとに設けられるリソース管理サーバの保守運用性を改善することにある。
このような目的を達成するために、本発明にかかるリソース管理装置は、互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを分割した複数の管理範囲ごとに設けられ、それぞれの管理範囲内におけるリソースを管理するリソース管理装置であって、当該リソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を、前記当該リソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子とともに記憶するリソース情報記憶手段と、前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報の閲覧を要求する閲覧要求メッセージを作成し送信する閲覧要求手段と、前記他のリソース管理装置における前記リソース情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
このリソース管理装置は、前記当該リソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置からの閲覧要求メッセージを受信する閲覧要求メッセージ受信手段と、受信された前記閲覧要求メッセージに応じて前記リソース情報記憶手段から前記リソース情報を読み出すリソース情報読出手段と、読み出された前記リソース情報を前記他のリソース管理装置に表示させる表示可能化手段とを更に備えるものであってもよい。
ここで、前記リソース情報記憶手段は、前記リソース情報の1つとして通信を行う2端末間における通信経路を識別する識別情報を記憶し、前記閲覧要求手段は、前記識別情報を前記閲覧要求メッセージに付加するものであってもよい。これに対応し、前記リソース情報読出手段は、前記閲覧要求メッセージに付加されている識別情報によって特定される通信経路のリソースに関するリソース情報を読み出すものであってもよい。
また、上述したリソース管理装置は、前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し本人確認に用いられる認証情報が付加されたログイン要求メッセージを作成し送信するログイン要求手段を更に備えるものであってもよい。また、本人確認に用いられる認証情報を記憶する認証情報記憶手段と、受信されたログイン要求メッセージに付加された認証情報と前記認証情報記憶手段に記憶されている前記認証情報とを照合することにより、前記ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることを確認する認証手段を更に備え、前記リソース情報読出手段は、前記認証手段によって前記ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることが確認されたときに前記リソース情報を読み出すものであってもよい。
また、本発明にかかるリソース管理装置は、互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを分割した複数の管理範囲ごとに設けられ、それぞれの管理範囲内におけるリソースを管理するリソース管理装置であって、当該リソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を、前記当該リソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子とともに記憶するリソース情報記憶手段と、前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースの処理を要求する処理要求メッセージを作成し送信する処理要求手段とを備えることを特徴とする。
このリソース管理装置は、前記当該リソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置からの処理要求メッセージを受信する処理要求メッセージ受信手段と、受信された前記処理要求メッセージに応じて当該リソース管理装置の管理範囲におけるリソースを処理するとともに、前記リソース情報記憶手段に記憶されているリソース情報を更新するリソース管理手段とを更に備えるものであってもよい。
ここで、前記処理要求手段は、前記リソースの処理として、すでに確保されているリソースの解放を要求する処理要求メッセージを作成し送信するものであってもよい。
また、本発明にかかるリソース管理方法は、互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを複数の管理範囲に分割し、これらの管理範囲ごとに設けられたリソース管理装置によって前記通信ネットワークのリソースを管理するリソース管理方法であって、一のリソース管理装置において、前記一のリソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子を第1の記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報の閲覧を要求する閲覧要求メッセージを作成し送信する閲覧要求ステップと、前記他のリソース管理装置における前記リソース情報を表示する表示ステップとを備えることを特徴とする。
このリソース管理方法は、前記他のリソース管理装置において、前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を第2の記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記一のリソース管理装置からの前記閲覧要求メッセージを受信する閲覧要求メッセージ受信ステップと、受信された前記閲覧要求メッセージに応じて前記第2の記憶手段から前記リソース情報を読み出すリソース情報読出ステップと、読み出された前記リソース情報を前記一のリソース管理装置に表示させる表示可能化ステップとを更に備えるようにしてもよい。
ここで、前記第1の記憶手段は、通信を行う2端末間における通信経路を識別する識別情報を更に記憶し、前記閲覧要求ステップは、前記識別情報を前記閲覧要求メッセージに付加するようにしてもよい。これに対応し、前記リソース情報読出ステップは、前記閲覧要求メッセージに付加されている識別情報によって特定される通信経路のリソースに関するリソース情報を読み出すようにしてもよい。
また、上述したリソース管理方法は、前記一のリソース管理装置において、前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し本人確認に用いられる認証情報が付加されたログイン要求メッセージを作成し送信するログイン要求ステップを更に備えるようにしてもよい。また、前記他のリソース管理装置において、受信されたログイン要求メッセージに付加された認証情報と認証情報記憶手段に記憶されている認証情報とを照合することにより、前記ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることを確認する認証ステップを更に備え、前記リソース情報読出ステップは、前記認証ステップによって前記ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることが確認されたときに前記リソース情報を読み出すようにしてもよい。
また、本発明にかかるリソース管理方法は、互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを複数の管理範囲に分割し、これらの管理範囲ごとに設けられたリソース管理装置によって前記通信ネットワークのリソースを管理するリソース管理方法であって、一のリソース管理装置において、前記一のリソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子を第1の記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースの処理を要求する処理要求メッセージを作成する処理要求メッセージ作成ステップと、前記処理要求メッセージを前記他のリソース管理装置へ送信する処理要求メッセージ送信ステップとを備えることを特徴とする。
このリソース管理方法は、前記他のリソース管理装置において、前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を第2の記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記一のリソース管理装置からの前記処理要求メッセージを受信する処理要求メッセージ受信ステップと、受信された前記処理要求メッセージに応じて前記他のリソース管理装置の管理範囲におけるリソースを処理するとともに、前記第2の記憶手段に記憶されているリソース情報を更新するリソース管理ステップとを更に備えるようにしてもよい。
ここで、前記処理要求メッセージ作成ステップは、前記リソースの処理として、すでに確保されているリソースの解放を要求する処理要求メッセージを作成するようにしてもよい。
また、本発明にかかるリソース管理システムは、互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを複数の管理範囲に分割し、これらの管理範囲ごとに設けられたリソース管理装置によって前記通信ネットワークのリソースを管理するリソース管理システムであって、一のリソース管理装置は、前記一のリソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子を記憶する第1の記憶手段と、前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報の閲覧を要求する閲覧要求メッセージを作成し送信する閲覧要求手段と、前記他のリソース管理装置における前記リソース情報を表示する表示手段とを備え、前記他のリソース管理装置は、前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を記憶する第2の記憶手段と、前記一のリソース管理装置からの前記閲覧要求メッセージを受信する閲覧要求メッセージ受信手段と、受信された前記閲覧要求メッセージに応じて前記第2の記憶手段から前記リソース情報を読み出すリソース情報読出手段と、読み出された前記リソース情報を前記一のリソース管理装置に表示させる表示可能化手段とを備えることを特徴とする。
なお、前記一または他のリソース管理装置としては、上述した本発明にかかるリソース管理装置を用いることができる。
本発明では、リソース管理装置において、管理範囲が隣接する他のリソース管理装置の識別子を記憶しておき、この識別子によって特定される他のリソース管理装置に対しリソース情報の閲覧を要求する閲覧要求メッセージを送信し、その応答としてリソース情報を表示する。これにより、当該リソース管理装置の保守者は、他のリソース管理装置の管理範囲内におけるリソース情報を閲覧することができる。
また、本発明では、リソース管理装置において、通信を行う2端末間における通信経路を識別する識別情報を記憶しておき、これらの識別情報を閲覧要求メッセージに付加して送信する。また、他のリソース管理装置において、閲覧要求メッセージに付加された識別情報によって特定されるリソース情報を読み出し、当該リソース管理装置に表示させる。これにより、当該リソース管理装置の保守者は、他のリソース管理装置の管理範囲内における所定の通信経路のリソース情報を閲覧することができる。
この際、当該リソース管理装置において、保守者によって指定された識別情報を閲覧要求メッセージに付加することによって、保守者は一連のリソースの繋がりを考える必要がなくなる。
また、本発明では、他のリソース管理装置において、リソース情報を読み出す前に本人確認を行うことによって、管理権限のない者によるリソース情報の閲覧を防止することができる。
また、本発明では、リソース管理装置において、管理範囲が隣接する他のリソース管理装置の識別子を記憶しておき、この識別子によって特定される他のリソース管理装置に対しリソースの処理を要求し、他のリソース管理装置において、当該リソース管理からの要求に応じた処理を行う。これにより、当該リソース管理装置の保守者は、当該リソース管理装置から他のリソース管理装置の管理範囲内におけるリソースの処理を行うことができる。
以上のように、本発明によれば、管理範囲が限定されるリソース管理装置の保守運用性を改善することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
1.リソース管理システムの概要
図1は、本発明の一実施の形態にかかるリソース管理システムの概要を示すブロック図である。
このリソース管理システムは、通信ネットワークのリソースを管理する複数のリソース管理サーバRMS1,RMS2,…,RMSn(nは2以上の整数)から構成される。
ここで、管理対象となる通信ネットワークは、インターネットプロトコル(IP)に基づく通信ネットワークであり、互いにリンクされた複数のルータR(R11,R12,R13,R14,R21,R22,R23,R24,…,Rn1,Rn2,Rn3,Rn4)と端末T(T11,T12,…,Tn1,Tn2)とから構成される。この通信ネットワークのリソースとは、通信を行う2つの端末(発端末および着端末)間の通信路を構成する、端末TとルータRとの間のアクセスラインおよびルータR相互間のリンクのことをいう。
このリソース管理システムでは、通信ネットワークが複数の管理範囲NW1,NW2,…,NWnに分割され、これらの管理範囲NW1〜NWnに対して、それぞれリソース管理サーバRMS1〜RMSnが設けられている。図1においては、リソース管理サーバRMS1は、管理範囲NW1のリソースを管理するリソース管理装置、リソース管理サーバRMS2は、管理範囲NW2のリソースを管理するリソース管理装置、リソース管理サーバRMSnは、管理範囲NWnのリソースを管理するリソース管理装置である。これらのリソース管理サーバRMS1〜RMSnは、互いに通信可能に接続される。
上述した構成は、個々の管理範囲NW1〜NWnをそれぞれ一つの通信ネットワーク、リソース管理サーバRMS1〜RMSnをそれぞれ通信ネットワークNW1〜NWnのリソースを管理するリソース管理装置と捉えることもできる。
アプリケーションサーバASは、端末(例えば、端末T11)からの通信要求を受けて、この端末が属する管理範囲(例えば、管理範囲NW1)のリソースを管理するリソース管理サーバ(例えば、リソース管理サーバRMS1)に要求メッセージを送信するサーバである。要求メッセージには、通信に必要なリソースの確保を要求するリソース確保要求メッセージ、確保されたリソースの変更を要求するリソース変更要求メッセージ、および確保されたリソースの解放を要求するリソース解放要求メッセージ等がある。
2.リソース管理サーバの構成
リソース管理サーバRMS1〜RMSnは、それぞれ通信機能を有するコンピュータであり、それぞれリソース管理サーバ本体とデータベース部と操作閲覧部とを有する。これらの基本的な機能はリソース管理サーバRMS1〜RMSnのそれぞれにおいて共通している。
なお、これらの機能は、演算装置(MPU)や記憶装置(ROMおよびRAM等の内部メモリの他、HDD等の外部記憶装置を含む)などのコンピュータのハードウェア資源とこのコンピュータにインストールされたコンピュータ・プログラム(ソフトウェア)とが協働することによって実現されるものである。
図2は、リソース管理サーバRMSi(i=1〜n)の機能ブロック図である。
リソース管理サーバ本体i1は、アプリケーションサーバASや、当該リソース管理サーバRMSiの管理範囲NWiに隣接する他の管理範囲NWi−1,NWi+1を管理する他のリソース管理サーバ(以下、「隣接サーバ」と略記する)RMSi−1,RMSi+1との間で要求メッセージをやり取りしながら、当該リソース管理サーバRMSiの管理範囲NWi内におけるリソースの管理を行う。
データベース部i2には、リソース管理サーバ本体i1によるリソース管理に必要な各種情報が記録される。
操作閲覧部i3は、リソース管理サーバ本体i1によって管理されるリソースに関する情報(リソース情報)を表示する。
以下、リソース管理サーバRMSiの各部の機能について、さらに詳しく説明する。
2−1.データベース部i2
図2に示すように、データベース部i2は、経路情報201、リソース管理テーブル202および認証情報203を有する。
ここで、経路情報201は、当該リソース管理サーバRMSiの管理範囲NWi内にあるリソースから構成される通信経路のリストである。例えば、経路情報201は、管理範囲NWi内における経路の入口となるエッジノードのIPアドレス「入口ノードIP」と、経路の出口となるエッジノードのIPアドレス「出口ノードIP」と、これらのノード間を接続するリソースの容量「リソース容量」と、これらのリソースの詳細「リソース詳細」とから構成される。
「リソース詳細」には、入口ノードと出口ノードとの間や発端末と着端末との間の経路を構成する個々のリソース、すなわちアクセスライン(端末とルータまたはスイッチングハブとの間のパス)やアクセス集線ライン(スイッチングハブとルータとの間のパス)およびリンク(ルータとルータとの間のパス)、発端末のIP、着端末のIP、当該経路を使用しているユーザIDが列挙されている。ただし、発端末IPや着端末IPは必ずしも表記されていなくてもよい。当該リソース管理装置の管理範囲NWi内で経路の入口ノードのIPアドレスと出口ノードのIPアドレスが特定できればよい。
また、各経路には、「リソースID」が付与されている。このリソースIDは、当該リソース管理サーバRMSiの管理範囲NWi内においてユニークな識別子である。したがって、リソースIDを参照することによって、経路を構成するノード間のアクセスラインやリンクを列挙しなくても、管理範囲NWi内における経路(リソースの集合)を特定することができる。
なお、「入口ノードIP」および「出口ノードIP」の代わりに、管理範囲NWi内における経路の出入口となるエッジノードのID(識別子)である「入口ノードID」および「出口ノードID」を用いてもよい。
リソース管理テーブル202は、リソース管理サーバ本体i1によって管理されているリソース情報を記憶するテーブルである。例えば、リソース管理テーブル202は、「リソースID」、「発端末IP」、「着端末IP」、「入口ノードIP」、「出口ノードIP」、「リソース容量」、「リソース詳細」、「送信元サーバID」、「送信元リソースID」、「送信先サーバID」および「送信先リソースID」という項目から構成される。
ここで、「リソースID」は、リソース管理サーバ本体i1によって管理される経路を識別するものであり、上述した経路情報201において使用されるリソースIDと同じものである。
「入口ノードIP」、「出口ノードIP」、「リソース容量」および「リソース詳細」も、上述した経路情報201において使用されるものと同じく、それぞれ、管理範囲NWi内における経路の入口となるエッジノードのIPアドレス、経路の出口となるエッジノードのIPアドレス、これらのノード間を接続するリソースの利用中容量と総容量、これらのリソースの詳細である。なお、「入口ノードIP」および「出口ノードIP」の代わりに、「入口ノードID」および「出口ノードID」を用いてもよい。
「送信元サーバID」および「送信先サーバID」は、発端末と着端末との間の通信経路上において、当該リソース管理サーバRMSiに隣接する隣接サーバ等の識別子である。より詳しくは、「送信元サーバID」は、要求メッセージの送信元、すなわち当該リソース管理サーバRMSiへ要求メッセージを送信した隣接サーバRMSi−1(またはアプリケーションサーバAS)の識別子である。また、「送信先サーバID」は、要求メッセージの送信先、すなわち当該リソース管理サーバRMSiから要求メッセージを送信した隣接サーバRMSi+1の識別子である。
「送信元リソースID」は、要求メッセージの送信元が隣接サーバRMSi−1である場合に、この隣接サーバRMSi−1によって管理される経路に付与されたリソースIDである。この隣接サーバRMSi−1の管理範囲NWi−1内において「送信元リソースID」によって識別される経路は、当該リソース管理サーバRMSiの管理範囲NWi内において「リソースID」によって識別される経路に繋がっている。
「送信先リソースID」は、要求メッセージの送信先である隣接サーバRMSi+1によって管理される経路に付与されたリソースIDである。この隣接サーバRMSi+1の管理範囲NWi+1内において「送信先リソースID」によって識別される経路は、当該リソース管理サーバRMSiの管理範囲NWi内において「リソースID」によって識別される経路に繋がっている。
このように、リソース管理テーブル202では、「リソースID」と、この「リソースID」によって識別される経路に繋がる他の管理範囲NWi−1,NWi+1における経路を識別する「送信元リソースID」および「送信先リソースID」と、他の管理範囲NWi−1,NWi+1を管理する隣接サーバRMSi−1,RMSi+1を識別する「送信元サーバID」および「送信先サーバID」を対応付けて記憶する。
認証情報203は、当該リソース管理サーバRMSiを含むいずれか、ないしはすべてのリソース管理サーバの保守者のユーザIDおよびパスワード等であり、任意のリソース管理サーバの操作閲覧部から当該リソース管理サーバRMSiの本体i1へのログイン時の本人確認に用いられる。
2−2.操作閲覧部i3
図2に示すように、操作閲覧部i3は、GUI(Graphical User Interface)部301と、データ記憶部302と、ログイン認証部303と、制御部304と、送受信部305とから構成される。
ここで、GUI部301は、画面上に表示されるアイコンやウィンドウ等のグラフィカルな要素を、マウス等のポインティングデバイスで操作することによって、当該リソース管理サーバRMSiを操作するものである。特に、リソース管理サーバとそこで管理されている経路とを指定する指定機能と、指定されたリソース管理サーバから送られる指定された経路のリソース情報を画面上に表示する表示機能とを有する。本実施の形態では、リソース管理サーバの指定をそのサーバに付与されるサーバIDによって行い、経路の指定をその経路に付与されるリソースIDによって行うものとする。
データ記憶部302には、当該リソース管理サーバRMSiの保守者のユーザIDおよびパスワード等の認証情報が記憶されている。この認証情報は、操作閲覧部i3へのログイン時の本人確認に用いられる。この他、データ記憶部302には、当該リソース管理サーバRMSiを含むすべてのリソース管理サーバRMS1〜RMSnのサーバIDと、それぞれのサーバ本体11〜n1(の送受信部101)のIPアドレスとが対応付けて記憶されている。
ログイン認証部303は、操作閲覧部i3へのログイン時の本人確認を行う。例えば、GUI部301に入力されたユーザIDおよびパスワードと、データ記憶部302に記憶されているユーザIDおよびパスワードとを照合し、両者が一致し正規ユーザ本人であることが確認されたときにログインを行い、そうでないときにはログインを行わない。
制御部304は、GUI部301における操作に応じて各種メッセージを作成する。具体的には、当該リソース管理サーバRMSiを含む任意のリソース管理サーバの本体へのログインを要求するログイン要求メッセージ、および、上記リソース管理サーバの本体によって管理されるリソース情報の閲覧を要求する閲覧要求メッセージを作成する。ログイン要求メッセージには、GUI部301に入力されたユーザIDおよびパスワード等の認証情報が付加される。閲覧要求メッセージには、GUI部301において指定された経路に対応するリソースID、このメッセージを作成した当該操作閲覧部i3の送受信部305のIPアドレス、その他の情報が付加される。
送受信部305は、通信インターフェースを備え、当該リソース管理サーバRMSiを含む任意のリソース管理サーバの本体との間で各種メッセージを送受信するとともに、閲覧要求メッセージの送信先から返信されるリソース情報を受信する。
2−3.リソース管理サーバ本体i1
図2に示すように、リソース管理サーバ本体i1は、送受信部101と、リソース管理部102と、ログイン認証部103と、保守運用部104とから構成される。
ここで、送受信部101は、通信インターフェースを備え、アプリケーションサーバASや隣接サーバRMSi−1,RMSi+1との間、また操作閲覧部i3との間で各種メッセージを送受信するとともに、閲覧要求メッセージの送信元へリソース情報を返信する。
リソース管理部102は、アプリケーションサーバASや発端末側の隣接サーバRMSi−1からの要求メッセージに応じて、データベース部i2の経路情報201およびリソース管理テーブル202を参照し、当該リソース管理サーバRMSiの管理範囲NWi内において通信に必要なリソースの確保、確保されたリソースの変更および解放を行う。リソースの確保は、リソース管理テーブル202の「リソース容量」における利用中容量に、当該通信に割り当てられる容量を加算することによって行われる。リソースの解放は、同じく「リソース容量」における利用中容量から、当該通信に割り当てられていた容量を減算することによって行われる。
また、リソースの確保等を行う際、その通信の着端末が自己の管理範囲NWi内にないときには、着端末側の隣接サーバRMSi+1へ送信すべき要求メッセージを作成する。これに対し、その通信の着端末が自己の管理範囲NWi内にあるときには、必要に応じて要求メッセージの送信元へ返信すべき応答メッセージを作成する。
さらに、要求メッセージの送信先である着端末側の隣接サーバRMSi+1から返信される応答メッセージが受信されたときにも、要求メッセージの送信元へ返信すべき応答メッセージを作成する。
ログイン認証部103は、操作閲覧部i3からリソース管理サーバ本体i1へのログイン時の本人確認を行う。ここでいう「操作閲覧部i3からのログイン」とは、当該リソース管理サーバRMSiだけでなく、他のリソース管理サーバの操作閲覧部i3からのログインも含まれる。
ログイン認証部103における本人確認は、次のように行われる。まず、送受信部101で受信されたログイン要求メッセージに付加されたユーザIDおよびパスワード等の認証情報と、データベース部i2に記憶されている認証情報203とを照合する。その結果、両者が一致し、ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることが確認されたときにログインを行い、そうでないときにはログインを行わない。
保守運用部104は、操作閲覧部i3からの各種メッセージを受けて、当該リソース管理サーバRMSiの保守・運用に必要な処理を行う。具体的には、閲覧要求メッセージを受けて、リソース管理部102を制御し、データベース部i2のリソース管理テーブル202から、閲覧要求メッセージに付加されているリソースIDによって特定される経路のリソース情報を読み出し、送受信部101へ出力する。なお、保守運用部104は、ログイン認証部103によってログインが行われたときに限って、上述した処理を行うことができる。
2−4.リソース管理テーブル202のデータ設定方法
本実施の形態にかかるリソース管理システムにおいては、通信を行う2端末(発端末と着端末)がそれぞれ異なる管理範囲に属する場合に、発端末のある管理範囲NW1を管理するリソース管理サーバRMS1から着端末のある管理範囲NWnを管理するリソース管理サーバRMSnへ要求メッセージを送信し、この要求メッセージに対する応答メッセージを逆の経路で返信することによって、複数の管理範囲NW1〜NWnにまたがる一連のリソースを複数のリソース管理サーバRMS1〜RMSnの間で連携しながら管理する。
また、この要求メッセージおよび応答メッセージのやり取りを利用して、各リソース管理サーバにおいてリソース管理テーブル202の各種データを設定する。以下、データ設定方法について説明する。
リソース確保要求メッセージには、「要求元サーバIP」、「出口ノードIP」、「発端末IP」、「着端末IP」、「リソース量」、「送信元サーバID」および「送信元リソースID」等が付加されている。ここで、「要求元サーバIP」は、要求メッセージを最初に作成したサーバ、すなわちアプリケーションサーバAPのIPアドレスである。また、「リソース量」は、通信で確保したいリソース量である。これら以外の項目は、リソース管理テーブル202の項目にそれぞれ対応している。
このようなリソース確保要求メッセージが、隣接サーバRMSi−1からリソース管理サーバRMSiへ送信された場合について説明する。
リソース確保要求メッセージをリソース管理サーバRMSiの本体i1の送受信部101で受信すると、リソース管理部102は、リソース確保要求メッセージの「発端末IP」または「出口ノードIP」と「着端末IP」とから、データベース部i2の経路情報201を参照して自己の管理範囲NWi内における経路を検索し、この経路について上述したようにリソースを確保する。そして、その経路の「リソースID」を「入口ノードIP」、「出口ノードIP」、「リソース容量」および「リソース詳細」とともに、データベース部i2のリソース管理テーブル202に記録する。この際、上記「リソースID」に対応付けて、リソース確保要求メッセージに付加されている「発端末IP」、「着端末IP」、「送信元サーバID」および「送信元リソースID」を記録する。
また、着端末が自己の管理範囲NWi内にないときには、リソース確保要求メッセージを作成し、送受信部101より着端末側の隣接サーバRMSi+1へ送信する。このリソース確保要求メッセージには、送受信部101で受信したリソース確保要求メッセージに付加されていた「要求元サーバIP」、「発端末IP」、「着端末IP」および「リソース量」をそのまま付加する。また、送信元となる当該リソース管理サーバRMSiのサーバIDを「送信元サーバID」として付加する。さらに、自己の管理範囲NWi内におけるリソースIDおよび出口ノードIPを、それぞれ「送信元リソースID」および「出口ノードIP」として付加する。
これに対し、着端末が自己の管理範囲NWi内にあるときには、リソース確保に成功したことを示す応答メッセージを作成し、リソース確保要求メッセージの送信元へ返信する。この応答メッセージには、送受信部101で受信したリソース確保要求メッセージに付加されている「要求元サーバIP」および「送信元リソースID」をそのまま付加する。また、リソース確保要求メッセージの送信元から見て送信先となる当該リソース管理サーバRMSiのサーバIDおよびリソースIDを、それぞれ「送信先サーバID」および「送信先リソースID」として応答メッセージに付加する。
次いで、リソース確保要求メッセージの送信先である着端末側の隣接サーバRMSi+1からリソース管理サーバRMSiへ応答メッセージが返信された場合について説明する。
応答メッセージに付加されている「送信元リソースID」は、この応答メッセージを受信するリソース管理サーバRMSiにおいては、自己の管理範囲NWi内における経路を特定するリソースIDに他ならない。したがって、応答メッセージをリソース管理サーバ本体i1の送受信部101で受信すると、リソース管理部102は、リソースIDに対応付けて、応答メッセージに付加されている「送信先サーバID」および「送信先リソースID」を、データベース部i2のリソース管理テーブル202に記録する。
また、応答メッセージを作成し、リソースIDに対応付けてリソース管理テーブル202に記録されている「送信元サーバID」を読み出し、この「送信元サーバID」によって特定される隣接サーバRMSn−1へ応答メッセージを返信する。この応答メッセージには、送受信部101で受信した応答メッセージに付加されている「要求元サーバIP」をそのまま付加する。また、当該リソース管理サーバRMSiのサーバIDおよびリソースIDをそれぞれ「送信先サーバID」および「送信先リソースID」として応答メッセージに付加する。さらに、リソースIDに対応付けてリソース管理テーブル202に記録されている「送信元リソースID」を付加する。
3.リソース管理システムの動作
次に、本実施の形態にかかるリソース管理システムの動作について説明する。
3−1.自己のリソース管理サーバによって管理されているリソース情報の閲覧
自己のリソース管理サーバによって管理されているリソース情報を閲覧する際のリソース管理サーバの動作について、図3を参照しながら説明する。ここでは、リソース管理サーバRMS2の本体21によって管理されているリソース情報を、当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23で閲覧する場合を例にして説明する。
リソース管理サーバRMS2の保守者が操作閲覧部23を起動し(ステップS11)、保守者のユーザIDおよびパスワードを操作閲覧部23のGUI部301に入力すると(ステップS12,YES)、操作閲覧部23は入力されたユーザIDおよびパスワードをログイン認証部303へ送る。そして、ログイン認証部303において、入力されたユーザIDおよびパスワードと、データ記憶部302に記憶されているユーザIDおよびパスワードとを照合する。その結果、両者が一致し正規ユーザ本人であることが確認されたときには(ステップS13,OK)、ログインし(ステップS14)、そうでないときには(ステップS13,NG)、GUI部301にログイン拒絶を表示する(ステップS15)。なお、ログインすると、入力されたユーザIDおよびパスワードは、ログアウトするまでログイン認証部303に記憶される。
ログインすると、GUI部301の画面にメニューが表示される。このとき、当該リソース管理サーバRMS2によって管理されているリソース情報の閲覧処理を行うボタンも表示される。このボタンを保守者がクリックすると(ステップS16,YES)、操作閲覧部23はリソース管理サーバ本体21にログインするために、制御部304においてログイン要求メッセージを作成し、送受信部305よりリソース管理サーバ本体21へ送信する(ステップS17)。このログイン要求メッセージには、ログイン認証部303に記憶されている保守者によって入力されたユーザIDおよびパスワードが付加されている。
リソース管理サーバ本体21は、送受信部101において操作閲覧部23からのログイン要求メッセージを受信すると、ログイン要求メッセージに付加されているユーザIDおよびパスワードを抽出し、ログイン認証部103へ送る。そして、ログイン認証部103において、ログイン要求メッセージに付加されていたユーザIDおよびパスワードと、データベース部22に記憶されている認証情報203とを照合する。その結果、両者が一致し、ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることが確認されたときには(ステップS18,OK)、ログインし、リソース管理サーバ本体21と操作閲覧部23との双方間にTCPコネクションを確立する(ステップS19)。
これに対し、照合の結果、両者が一致しなかったときには、リソース管理サーバ本体21は、ログイン拒絶メッセージを作成し、操作閲覧部23へ返信する(ステップS20)。
このログイン拒絶メッセージを受信した操作閲覧部23は、リソース管理サーバ本体21にログインが拒絶された旨をGUI部301に表示し(ステップS21)、ユーザIDおよびパスワードの再入力を求める。保守者がユーザIDおよびパスワードを入力し直すと(ステップS22,YES)、操作閲覧部23は、新たに入力されたユーザIDおよびパスワードを付加したログイン要求メッセージを制御部304において作成し、送受信部305よりリソース管理サーバ本体21へ再送する(ステップS17)。
ステップS19において、リソース管理サーバ本体21へのログインに成功すると、操作閲覧部23は、リソース管理サーバ本体21からリソース情報を取得するために、制御部304において閲覧要求メッセージを作成し、送受信部305よりリソース管理サーバ本体21へ送信する(ステップS23)。
リソース管理サーバ本体21は、送受信部101において操作閲覧部23からの閲覧要求メッセージを受信すると、保守運用部104によってリソース管理部102を制御し、データベース部22のリソース管理テーブル202からリソース情報を読み出し(ステップS24)、読み出されたリソース情報を送受信部101より操作閲覧部23へ返信する(ステップS25)。この際、リソース情報の全項目を読み出し返信してもよいし、一部の項目を読み出し返信してもよい。本実施の形態では、「リソースID」、「リソース容量」、「リソース詳細」、「送信元サーバID」および「送信先サーバID」の各データを読み出し返信するものとする。
リソース情報を受信した操作閲覧部23は、リソース情報をGUI部301へ送り、画面に表示する(ステップS26)。
GUI部301には、リソース情報が例えば図4に示すように表示される。この例では、「リンク(利用中容量/全容量)」、「送信元サーバ」および「送信先サーバ」という項目が画面表示されている。
ここで、「リンク(利用中容量/全容量)」には、当該リソース管理サーバRMS2の管理範囲NW2内における経路を構成するリンクの番号と、そのリンクの全容量および現在利用中の容量がまとめて表示される。
また、「送信元サーバ」および「送信先サーバ」は、上記経路に繋がる隣接サーバが表示される。隣接サーバの名称が設定されている場合には、その名称(図4では「RMS1」等)が表示され、名称が設定されていない場合には、隣接サーバのID(図4では「281.0.556」等)がそのまま表示される。当該リソース管理サーバRMS2の管理範囲NW2内に発端末または着端末が存在する場合には、送信元サーバまたは送信先サーバが存在しないので、それぞれの項目が空欄になる(図4では「送信元サーバ」の欄の2段目および「送信先サーバ」の欄の5段目)
なお、図4には、現在、当該リソース管理サーバRMS2によって管理されるリソースを使って5組の通信が行われている状態が示されている。これらの通信は、「リンク(利用中容量/全容量)」の欄から分かるように、それぞれ異なる経路を通過している。
3−2.隣接サーバによって管理されているリソース情報の閲覧
次に、隣接サーバによって管理されているリソース情報を閲覧する際のリソース管理サーバの動作について、図5を参照しながら説明する。ここでは、隣接サーバRMS3の本体31によって管理されているリソース情報を、当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23で閲覧する場合を例にして説明する。
当該リソース管理サーバRMS2によって管理されているリソース情報が、図4に示したようにGUI部301に画面表示されているものとする。例えば「リンク(利用中容量/全容量)」の欄の1段目の経路に繋がる隣接サーバRMS3の管理範囲NW3内における経路のリソース情報を閲覧したい場合には、保守者はまず「リンク(利用中容量/全容量)」の欄の1段目の経路をクリックし、この経路を選択状態にする。この状態で表示ボタン311をクリックすると、「送信元サーバ」および「送信先サーバ」というプルダウンメニュー(図示せず)が表示されるので、このうちの「送信先サーバ」をクリックする。または、画面表示されている「送信先サーバ」の欄の1段目をダブルクリックする。これにより、当該リソース管理サーバRMS2の管理範囲NW2内における複数の経路の中の1つと、この経路に繋がる送信先サーバである隣接サーバRMS3とが指定される(ステップS31)。
このようにして経路および隣接サーバRMS3が指定されると、操作閲覧部23は指定された経路に対応するリソースIDおよび隣接サーバRMS3のID(送信先ID)をGUI部301から制御部304へ送る。そして、まず指定された隣接サーバRMS3の本体31にログインするために、制御部304においてログイン要求メッセージを作成し、送受信部305より隣接サーバRMS3の本体31へ送信する(ステップS32)。このログイン要求メッセージには、ログイン認証部303に記憶されている保守者によって入力されたユーザIDおよびパスワードが付加される。また、隣接サーバRMS3の本体31のIPアドレスは、隣接サーバRMS3のIDをキーにしてデータ記憶部302を検索することによって取得することができる。
隣接サーバRMS3の本体31は、送受信部101において当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23からのログイン要求メッセージを受信すると、ログイン要求メッセージに付加されているユーザIDおよびパスワードを抽出し、ログイン認証部103へ送る。そして、ログイン認証部103において、ログイン要求メッセージに付加されていたユーザIDおよびパスワードと、データベース部32に記憶されている認証情報203とを照合する。その結果、両者が一致し、ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることが確認されたときには(ステップS33,OK)、ログインし、隣接サーバRMS3の本体31と当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23との双方間にTCPコネクションを確立する(ステップS34)。
これに対し、照合の結果、両者が一致しなかったときには、隣接サーバRMS3の本体31は、ログイン拒絶メッセージを作成し、当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23へ返信する(ステップS35)。
このログイン拒絶メッセージを受信した当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23は、隣接サーバRMS3の本体31にログインが拒絶された旨をGUI部301に表示し(ステップS36)、ユーザIDおよびパスワードの再入力を求める。保守者がユーザIDおよびパスワードを入力し直すと(ステップS37,YES)、操作閲覧部23は、新たに入力されたユーザIDおよびパスワードを付加したログイン要求メッセージを制御部304において作成し、送受信部305より隣接サーバRMS3の本体31へ再送する(ステップS32)。
ステップS34において、隣接サーバRMS3の本体31へのログインに成功すると、当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23は、隣接サーバRMS3の本体31からリソース情報を取得するために、制御部304において閲覧要求メッセージを作成し、送受信部305より隣接サーバRMS3の本体31へ送信する(ステップS38)。この閲覧要求メッセージには、ステップS31において指定された経路に対応するリソースIDが「送信元リソースID」として付加される。リソースIDが「送信元リソースID」として付加されるのは、当該リソース管理サーバRMS2におけるリソースIDが、隣接サーバRMS3から見るとリソース確保要求メッセージの送信元におけるリソースID、すなわち送信元リソースIDに相当するからである。同様に、ステップS31において、送信元サーバである隣接サーバRMS1が指定されたときには、閲覧要求メッセージにリソースIDが「送信先リソースID」として付加されることになる。
隣接サーバRMS3の本体31は、送受信部101において当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23からの閲覧要求メッセージを受信すると、保守運用部104において閲覧要求メッセージに付加されている送信元リソースIDを抽出する。そして、リソース管理部102を制御し、データベース部32のリソース管理テーブル202を参照して上記送信元リソースIDに対応付けられたリソース情報を読み出す(ステップS39)。このリソース情報は、ステップS31において指定された経路に繋がる隣接サーバRMS3の管理範囲NW3内における経路のリソース情報である。よって、読み出されたリソース情報を送受信部101より当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23へ返信する(ステップS40)。
このリソース情報を受信した当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23は、リソース情報をGUI部301へ送り、画面に表示する(ステップS41)。
GUI部301には、隣接サーバRMS3のリソース情報が、例えば図6に示すように表示される。図6においては、当該リソース管理サーバRMS2の名称「RMS2」が「送信元サーバ」の欄に表示されている。
このように隣接サーバRMS3のリソース情報が画面表示されている状態で、隣接サーバRMS4のリソース情報を閲覧したい場合には、ステップS31〜S41の動作を繰り返し行えばよい。
このようなリソース情報の閲覧処理を繰り返し行うことにより、発端末から着端末までの一連の通信経路が複数のリソース管理サーバの管理範囲にまたがる場合であっても、その通信経路のリソース情報を、当該リソース管理サーバRMS2のGUI部301で閲覧することができる。
これにより、当該リソース管理サーバRMS2の保守者は、一連の経路に故障が発生した場合には、その故障がいずれのリソース管理サーバの管理範囲内で発生した場合であっても、具体的な故障箇所を特定することができる。
また、保守者によって指定されたリソース管理サーバの管理範囲内における指定された経路のリソース情報がGUI部301に表示されるので、保守者は複数の管理範囲にまたがる一連の経路の繋がりを考える必要がなくなる。
3−3.表示のバリエーション
図6には、「リンク(利用中容量/全容量)」の欄に隣接サーバRMS3のリソース情報のみを表示する例を示したが、一連の経路における当該リソース管理サーバRMS2のリソース情報と隣接サーバRMS3のリソース情報とを繋げて表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、図5のステップS31においてリソース情報を閲覧したい経路を指定する例を示したが、経路を指定しなくてもよい。この場合には、図5のステップS38において作成される閲覧要求メッセージにリソースIDが付加されないので、この閲覧要求メッセージを受信した隣接サーバRMS3の本体31は、データベース部32からすべてのリソース情報を読み出し(図5のステップS39)、当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23へ返信する(図5のステップS40)。これにより、操作閲覧部23のGUI部301には、隣接サーバRMS3のすべてのリソース情報が表示されることになる(図5のステップS41)。
この場合には、GUI部301に、当該リソース管理サーバRMS2のリソース情報と、隣接サーバRMS3のリソース情報とを同時に表示するようにしてもよい。一連の経路におけるリソース情報については、上述したように繋げて表示するようにしてもよい。
3−4.隣接サーバの管理範囲内における経路の特定方法
隣接サーバのリソース情報を閲覧する際に、隣接サーバの管理範囲内における経路を特定する方法として、当該リソース管理サーバにおける「リソースID」を用いる例を説明したが、以下の方法を採ることもできる。
(1)隣接サーバにおけるリソースID(当該リソース管理サーバにおける「送信元リソースID」または「送信先リソースID」)
隣接サーバにおけるリソースID、すなわち当該リソース管理サーバにおける「送信元リソースID」または「送信先リソースID」を用いる場合には、当該リソース管理サーバのリソース情報をリソース管理テーブル202から読み出す際に「送信元リソースID」および「送信先リソースID」も一緒に読み出し(図3のステップS24)、GUI部301へ送る(図3のステップS25)。そして、隣接サーバのリソース情報の閲覧処理において、指定された経路に対応する「送信元リソースID」または「送信先リソースID」を閲覧要求メッセージに付加して隣接サーバの本体へ送る(図5のステップS38)。当該リソース管理サーバにおける「送信元リソースID」または「送信先リソースID」は、隣接サーバにおける「リソースID」に相当する。よって、このリソースIDに対応付けられたリソース情報を隣接サーバの本体がリソース管理テーブル202から読み出して返信することにより(図5のステップS39,S40)、当該リソース管理サーバのGUI部301で隣接サーバの管理範囲内における所望の経路のリソース情報を表示することができる(図5のステップS41)。
なお、発端末から着端末までの一連の経路にリソースIDが付与されている場合には、このリソースIDを用いることもできる。この場合には、一連の経路に付与されたリソースIDを、各リソース管理サーバのリソース管理テーブル202に記録しておく必要がある。
(2)着端末IP(通信を行う着端末のIPアドレス)
着端末IPを用いる場合には、当該リソース管理サーバのリソース情報をリソース管理テーブル202から読み出す際に「着端末IP」も一緒に読み出し(図3のステップS24)、GUI部301へ送る(図3のステップS25)。そして、隣接サーバのリソース情報の閲覧処理において、指定された経路に対応する「着端末IP」を閲覧要求メッセージに付加して隣接サーバの本体へ送る(図5のステップS38)。隣接サーバの本体が、この「着端末IP」に対応付けられたリソース情報をリソース管理テーブル202から読み出して返信することにより(図5のステップS39,S40)、当該リソース管理サーバのGUI部301で隣接サーバの管理範囲内における所望の経路のリソース情報を表示することができる(図5のステップS41)。
同様に、着端末のIPプレフィックス(IPアドレスの集合)、または、着端末のID(識別子)を用いることもできる。この場合には、着端末のIPプレフィックスまたはIDを、各リソース管理サーバのリソース管理テーブル202に記録しておく必要がある。
(3)発端末IP(通信を行う発端末のIPアドレス)および着端末IP(通信を行う着端末のIPアドレス)
具体的な方法は、着端末IPを用いる場合と同様である。
また、発端末のIPプレフィックス(またはID(識別子))および着端末のIPプレフィックス(またはID(識別子))を用いることもできる。これらの場合には、それぞれの情報を各リソース管理サーバのリソース管理テーブル202に記録しておく必要がある。
(4)当該リソース管理サーバのID(識別子)
当該リソース管理サーバのIDを用いる場合には、当該リソース管理サーバのIDを閲覧要求メッセージに付加して隣接サーバの本体へ送る(図5のステップS38)。当該リソース管理サーバのIDは、隣接サーバにおいては「送信元ID」または「送信先ID」に相当する。よって、この「送信元ID」または「送信先ID」に対応付けられたリソース情報を隣接サーバの本体がリソース管理テーブル202から読み出して返信することにより(図5のステップS39,S40)、当該リソース管理サーバのGUI部301で隣接サーバの管理範囲内における所望の経路のリソース情報を表示することができる(図5のステップS41)。
同様に、当該リソース管理サーバのIPアドレスを用いることもできる。この場合には、当該リソース管理サーバのIPアドレスを、各リソース管理サーバのリソース管理テーブル202に記録しておく必要がある。
なお、当該リソース管理サーバの管理範囲内における経路を識別するものを第1の識別情報と定義する。具体的には、当該リソース管理サーバにおけるリソースIDが第1の識別情報に相当する。
また、隣接サーバの管理範囲内における経路を識別するものを第2の識別情報と定義する。具体的には、隣接サーバにおけるリソースIDが第2の識別情報に相当する。
上述した発端末から着端末までの一連の経路に付与されたリソースID、着端末IP(または着端末IPプレフィックス、または着端末ID)、発端末IP(または発端末IPプレフィックス、または発端末ID)と着端末IP(または着端末IPプレフィックス、または着端末ID)との対は、第1,第2の識別情報の両方に含まれる。
3−5.リソース管理サーバによって確保されているリソースの解放
上述したようにリソース管理サーバRMSi(i=1〜n)は、リソース確保要求メッセージを受けて自己の管理範囲NWi内において必要なリソースを確保し、リソース解放要求メッセージを受けて既に確保されているリソースを解放する。
しかし、例えばリソース管理サーバRMS2がリソース確保要求メッセージを受けてリソースを確保した後に、リソース確保要求メッセージの送信元である隣接サーバRMS1との間で通信不可能になった場合には、発着端末間の通信終了後に隣接サーバRMS1から送られてくるはずのリソース解放要求メッセージを当該リソース管理サーバRMS2で受けることができず、通信終了後もその通信のために確保されたリソースを解放することができない。また、リソース管理サーバRMS2がリソースを確保し、リソース確保要求メッセージをさらに隣接サーバRMS3へ送信したものの、隣接サーバRMS3または更にその先のサーバが故障しリソースを確保できない場合には、結果として発端末から着端末までの一連のリソースを確保できなくなる。
このような場合に、通信に使用されないリソースを当該リソース管理サーバRMS2において確保し続けることは、リソースの有効活用を阻害することとなる。
そこで、以下に、当該リソース管理サーバRMS2の保守者によって擬似的にリソースを解放する方法について説明する。
3−5−1.自己のリソース管理サーバによって確保されているリソースの解放
まず、自己のリソース管理サーバRMS2によって確保されているリソースを解放する際のリソース管理サーバRMS2の動作について、図7を参照しながら説明する。
当該リソース管理サーバRMS2によって管理されているリソース情報が、図4に示したようにGUI部301に画面表示されており、当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23とサーバ本体21との双方間にTCPコネクションを確立しているものとする。
例えば、図4における「リンク(利用中容量/全容量)」の欄の1段目の経路にかかるリソースを解放したい場合には、保守者はまず「リンク(利用中容量/全容量)」の欄の1段目の経路をクリックしてこの経路を選択状態し、この状態で解放ボタン312をクリックする。これにより、当該リソース管理サーバRMS2の管理範囲NW2内における複数の経路の中から、リソースを解放したい経路が指定される(ステップS51)。
このようにして経路が指定されると、操作閲覧部23は指定された経路に対応するリソースIDをGUI部301から制御部304へ送る。そして、指定された経路にかかるリソースを解放するために、制御部304においてリソース解放要求メッセージ(リソース処理要求メッセージ)を作成し、送受信部305よりリソース管理サーバ本体21へ送信する(ステップS52)。このリソース解放要求メッセージには、ステップS51において指定された経路に対応するリソースIDが付加される。
リソース管理サーバ本体21は、送受信部101において操作閲覧部23からのリソース解放要求メッセージを受信すると、保守運用部104においてリソース解放要求メッセージに付加されているリソースIDを抽出する。そして、リソース管理部102を制御し、データベース部22のリソース管理テーブル202を参照して上記リソースIDに対応付けられたリソース情報を検索し、そのリソース情報をリソース管理テーブル202から削除する。これにより、指定された経路にかかるリソースが解放される(ステップS53)。
3−5−2.隣接サーバによって確保されているリソースの解放
次に、隣接サーバRMS3によって確保されているリソースを解放する際のリソース管理サーバRMS2,RMS3の動作について、図8を参照しながら説明する。
隣接サーバRMS3によって管理されているリソース情報が、図6に示したように当該リソース管理サーバRMS2のGUI部301に画面表示されており、当該リソース管理サーバRMS2の操作閲覧部23と隣接サーバRMS3のサーバ本体31との双方間にTCPコネクションを確立しているものとする。
図6における「リンク(利用中容量/全容量)」の欄の経路にかかるリソースを解放したい場合には、保守者はまず図6における「リンク(利用中容量/全容量)」の欄の経路をクリックしてこの経路を選択状態し、この状態で解放ボタン312をクリックする。これにより、隣接サーバRMS3の管理範囲NW3内における複数の経路の中から、リソースを解放したい経路が指定される(ステップS61)。
このようにして経路が指定されると、操作閲覧部23は指定された経路に対応するリソースIDをGUI部301から制御部304へ送る。そして、指定された経路にかかるリソースを解放するために、制御部304においてリソース解放要求メッセージを作成し、送受信部305より隣接サーバRMS3の本体31へ送信する(ステップS62)。このリソース解放要求メッセージには、ステップS61において指定された経路に対応するリソースIDが付加される。
隣接サーバRMS3の本体31は、送受信部101においてリソース解放要求メッセージを受信すると、保守運用部104においてリソース解放要求メッセージに付加されているリソースIDを抽出する。そして、リソース管理部102を制御し、隣接サーバRMS3のデータベース部32のリソース管理テーブル202を参照して上記リソースIDに対応付けられたリソース情報を検索し、そのリソース情報をリソース管理テーブル202から削除する。これにより、隣接サーバRMS3の管理範囲NW3内における経路にかかるリソースが解放される(ステップS63)。
その他のリソース管理サーバによって確保されているリソースも、同様にして解放することができる。したがって、発端末から着端末までの一連の通信経路が、複数のリソース管理サーバの管理範囲にまたがる場合であっても、その通信経路にかかるリソースを当該リソース管理サーバRMS2のGUI部301から擬似的に解放することができる。
ここでは、操作閲覧部23とリソース管理サーバ本体21,31等との双方間にTCPコネクションが確立されている場合について説明したが、TCPコネクションが確立されていない場合には、操作閲覧部23からリソース管理サーバ本体21,31等へログインする必要がある。具体的には、図7のステップS51とS52との間に図3のステップS17〜S22の処理を行い、図8のステップS61とS62との間に図5のステップS32〜S37の処理を行うことになる。
また、リソース管理サーバによって確保されているリソースを擬似的に解放することについて説明したが、確保されているリソースの擬似的な変更、その他の処理を行うこともできる。
3−6.保守者の管理権限
上述したリソース情報の閲覧やリソースの解放といった保守者に認められる管理権限を、それぞれの保守者ごとに個別に設定することができる。例えば、「リソース管理サーバRMS2の保守者Aには、当該リソース管理サーバRMS2のリソース情報の閲覧を認めるが、リソースの解放は認めない」、「リソース管理サーバRMS2の保守者Bには、当該リソース管理サーバRMS2のリソース情報の閲覧を認めるが、他のリソース管理サーバのリソース情報の閲覧は認めない」、「リソース管理サーバRMS4のリソース情報は、リソース管理サーバ3,4,5の保守者には閲覧を認めるが、その他のリソース管理サーバの保守者には閲覧を認めない」等の設定が可能である。
具体的には、リソース管理サーバRMSi(i=1〜n)の操作閲覧部i3またはデータベース部i2に管理権限を設定する。
操作閲覧部i3に設定する場合には、データ記憶部302において、保守者のユーザIDに対応付けて、その保守者に認められる管理権限を表す管理権限データを記録する。この管理権限データを操作閲覧部i3へのログイン時にログイン認証部303を介してGUI部301へと送り、GUI部301において管理権限データによって認められない行為をその保守者ができないようにする。例えば、画面表示される複数のボタンのうち、認められない行為をするためのボタンを保守者が押せないようにする。
データベース部i2に設定する場合には、認証情報203において、保守者のユーザIDに対応付けて、その保守者に認められる管理権限を表す管理権限データを記録する。この管理権限データをリソース管理サーバ本体i1へのログイン時にログイン認証部103を介して保守運用部104へと送り、保守運用部104において管理権限データによって認められない行為をその保守者ができないようにする。例えば、認められない行為をするための要求メッセージがその保守者から送られてきたときに、その要求を拒絶する応答をする。
本発明は、広域通信ネットワークを利用した高品質の通信サービスに利用することができる。
本発明の一実施の形態にかかるリソース管理システムの概要を示すブロック図である。 リソース管理サーバの機能ブロック図である。 自己のリソース管理サーバによって管理されているリソース情報を閲覧する際のリソース管理サーバの動作の流れを示すフローチャートである。 GUI部におけるリソース情報(自己のリソース管理サーバによって管理されているリソース情報)の画面表示の一例を示す図である。 隣接サーバによって管理されているリソース情報を閲覧する際のリソース管理サーバの動作の流れを示すフローチャートである。 GUI部におけるリソース情報(隣接サーバによって管理されているリソース情報)の画面表示の一例を示す図である。 自己のリソース管理サーバによって確保されているリソースを解放する際のリソース管理サーバの動作の流れを示すフローチャートである。 隣接サーバによって確保されているリソースを解放する際のリソース管理サーバの動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
101…送受信部、102…リソース管理部、103…ログイン認証部、104…保守運用部、201…経路情報、202…リソース管理テーブル、203…認証情報、301…GUI部、302…データ記憶部、303…ログイン認証部、304…制御部、305…送受信部、311…表示ボタン、312…解放ボタン、i1…リソース管理サーバ本体、i2…データベース部、i3…操作閲覧部、AS…アプリケーションサーバ、NWi…管理範囲(通信ネットワーク)、Ri1〜Ri4…ルータ、RMSi…リソース管理サーバ、T11,T12,Tn1,Tn2…端末(以上、i=1〜n)。

Claims (19)

  1. 互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを分割した複数の管理範囲ごとに設けられ、それぞれの管理範囲内におけるリソースを管理するリソース管理装置であって、
    当該リソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を、前記当該リソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子とともに記憶するリソース情報記憶手段と、
    前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報の閲覧を要求する閲覧要求メッセージを作成し送信する閲覧要求手段と、
    前記他のリソース管理装置における前記リソース情報を表示する表示手段と
    を備えることを特徴とするリソース管理装置。
  2. 請求項1に記載のリソース管理装置において、
    前記当該リソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置からの閲覧要求メッセージを受信する閲覧要求メッセージ受信手段と、
    受信された前記閲覧要求メッセージに応じて前記リソース情報記憶手段から前記リソース情報を読み出すリソース情報読出手段と、
    読み出された前記リソース情報を前記他のリソース管理装置に表示させる表示可能化手段と
    を更に備えることを特徴とするリソース管理装置。
  3. 請求項2に記載のリソース管理装置において、
    前記リソース情報記憶手段は、前記リソース情報の1つとして通信を行う2端末間における通信経路を識別する識別情報を記憶し、
    前記閲覧要求手段は、前記識別情報を前記閲覧要求メッセージに付加することを特徴とするリソース管理装置。
  4. 請求項3に記載のリソース管理装置において、
    前記リソース情報読出手段は、前記閲覧要求メッセージに付加されている識別情報によって特定される通信経路のリソースに関するリソース情報を読み出すことを特徴とするリソース管理装置。
  5. 請求項2に記載のリソース管理装置において、
    前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し本人確認に用いられる認証情報が付加されたログイン要求メッセージを作成し送信するログイン要求手段を更に備えることを特徴とするリソース管理装置。
  6. 請求項5に記載のリソース管理装置において、
    本人確認に用いられる認証情報を記憶する認証情報記憶手段と、
    受信されたログイン要求メッセージに付加された認証情報と前記認証情報記憶手段に記憶されている前記認証情報とを照合することにより、前記ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることを確認する認証手段を更に備え、
    前記リソース情報読出手段は、前記認証手段によって前記ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることが確認されたときに前記リソース情報を読み出すことを特徴とするリソース管理装置。
  7. 互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを分割した複数の管理範囲ごとに設けられ、それぞれの管理範囲内におけるリソースを管理するリソース管理装置であって、
    当該リソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を、前記当該リソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子とともに記憶するリソース情報記憶手段と、
    前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースの処理を要求する処理要求メッセージを作成し送信する処理要求手段と
    を備えることを特徴とするリソース管理装置。
  8. 請求項7に記載のリソース管理装置において、
    前記当該リソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置からの処理要求メッセージを受信する処理要求メッセージ受信手段と、
    受信された前記処理要求メッセージに応じて当該リソース管理装置の管理範囲におけるリソースを処理するとともに、前記リソース情報記憶手段に記憶されているリソース情報を更新するリソース管理手段と
    を更に備えることを特徴とするリソース管理装置。
  9. 請求項7または8に記載のリソース管理装置において、
    前記処理要求手段は、前記リソースの処理として、すでに確保されているリソースの解放を要求する処理要求メッセージを作成し送信することを特徴とするをリソース管理装置。
  10. 互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを複数の管理範囲に分割し、これらの管理範囲ごとに設けられたリソース管理装置によって前記通信ネットワークのリソースを管理するリソース管理方法であって、
    一のリソース管理装置において、前記一のリソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子を第1の記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報の閲覧を要求する閲覧要求メッセージを作成し送信する閲覧要求ステップと、
    前記他のリソース管理装置における前記リソース情報を表示する表示ステップと
    を備えることを特徴とするリソース管理方法。
  11. 請求項10に記載のリソース管理方法において、
    前記他のリソース管理装置において、前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を第2の記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記一のリソース管理装置からの前記閲覧要求メッセージを受信する閲覧要求メッセージ受信ステップと、
    受信された前記閲覧要求メッセージに応じて前記第2の記憶手段から前記リソース情報を読み出すリソース情報読出ステップと、
    読み出された前記リソース情報を前記一のリソース管理装置に表示させる表示可能化ステップと
    を更に備えることを特徴とするリソース管理方法。
  12. 請求項11に記載のリソース管理方法において、
    前記第1の記憶手段は、通信を行う2端末間における通信経路を識別する識別情報を更に記憶し、
    前記閲覧要求ステップは、前記識別情報を前記閲覧要求メッセージに付加することを特徴とするリソース管理方法。
  13. 請求項12に記載のリソース管理方法において、
    前記リソース情報読出ステップは、前記閲覧要求メッセージに付加されている識別情報によって特定される通信経路のリソースに関するリソース情報を読み出すことを特徴とするリソース管理方法。
  14. 請求項11に記載のリソース管理方法において、
    前記一のリソース管理装置において、前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し本人確認に用いられる認証情報が付加されたログイン要求メッセージを作成し送信するログイン要求ステップを更に備えることを特徴とするリソース管理方法。
  15. 請求項14に記載のリソース管理方法において、
    前記他のリソース管理装置において、受信されたログイン要求メッセージに付加された認証情報と認証情報記憶手段に記憶されている認証情報とを照合することにより、前記ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることを確認する認証ステップを更に備え、
    前記リソース情報読出ステップは、前記認証ステップによって前記ログイン要求メッセージの送信者が正規ユーザ本人であることが確認されたときに前記リソース情報を読み出すことを特徴とするリソース管理方法。
  16. 互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを複数の管理範囲に分割し、これらの管理範囲ごとに設けられたリソース管理装置によって前記通信ネットワークのリソースを管理するリソース管理方法であって、
    一のリソース管理装置において、前記一のリソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子を第1の記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースの処理を要求する処理要求メッセージを作成する処理要求メッセージ作成ステップと、
    前記処理要求メッセージを前記他のリソース管理装置へ送信する処理要求メッセージ送信ステップと
    を備えることを特徴とするリソース管理方法。
  17. 請求項16に記載のリソース管理方法において、
    前記他のリソース管理装置において、前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を第2の記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記一のリソース管理装置からの前記処理要求メッセージを受信する処理要求メッセージ受信ステップと、
    受信された前記処理要求メッセージに応じて前記他のリソース管理装置の管理範囲におけるリソースを処理するとともに、前記第2の記憶手段に記憶されているリソース情報を更新するリソース管理ステップと
    を更に備えることを特徴とするリソース管理方法。
  18. 請求項16または17に記載のリソース管理方法において、
    前記処理要求メッセージ作成ステップは、前記リソースの処理として、すでに確保されているリソースの解放を要求する処理要求メッセージを作成することを特徴とするをリソース管理方法。
  19. 互いにリンクされた複数のルータと端末とから構成される通信ネットワークを複数の管理範囲に分割し、これらの管理範囲ごとに設けられたリソース管理装置によって前記通信ネットワークのリソースを管理するリソース管理システムであって、
    一のリソース管理装置は、
    前記一のリソース管理装置の管理範囲に隣接する他の管理範囲を管理する他のリソース管理装置の識別子を記憶する第1の記憶手段と、
    前記識別子によって特定される前記他のリソース管理装置に対し前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報の閲覧を要求する閲覧要求メッセージを作成し送信する閲覧要求手段と、
    前記他のリソース管理装置における前記リソース情報を表示する表示手段とを備え、
    前記他のリソース管理装置は、
    前記他のリソース管理装置によって管理されているリソースに関するリソース情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記一のリソース管理装置からの前記閲覧要求メッセージを受信する閲覧要求メッセージ受信手段と、
    受信された前記閲覧要求メッセージに応じて前記第2の記憶手段から前記リソース情報を読み出すリソース情報読出手段と、
    読み出された前記リソース情報を前記一のリソース管理装置に表示させる表示可能化手段とを備えることを特徴とするリソース管理システム。
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