JP2006192197A - Washing machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、洗濯槽内の衣類を温風によって加熱することに基いて除菌する機能を備えた洗濯機に関する。 The present invention relates to a washing machine having a function of sterilizing clothes in a washing tub based on heating with warm air.
上記洗濯機には、洗い処理と1回目のすすぎ処理と2回目のすすぎ処理と脱水処理を当該順序で行った後に除菌処理を行う構成のものがある。
上記従来構成の場合、洗濯槽が除菌処理時の熱で昇温する。このため、除菌処理後に送風処理を行うことに基いて洗濯槽内に冷却風を送り、洗濯槽を降温する必要があるので、洗い処理の開始から送風処理の終了に至る全体の運転時間が長くなる傾向にある。 In the case of the above conventional configuration, the temperature of the washing tub is increased by heat during the sterilization process. For this reason, since it is necessary to send cooling air into the washing tub and cool the washing tub based on performing the blowing process after the sterilization process, the entire operation time from the start of the washing process to the end of the blowing process is It tends to be long.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、衣類を除菌しながらも短時間で運転を終えることができる洗濯機を提供することにある。 This invention is made | formed in view of the said situation, The objective is to provide the washing machine which can finish a driving | operation in a short time, disinfecting clothing.
本発明の洗濯機は、衣類が投入される洗濯槽と、前記洗濯槽内に温風を供給することに基いて前記洗濯槽内の衣類を加熱する加熱器と、前記洗濯槽内の衣類を洗剤分を含有する水で洗う洗い処理と前記洗濯槽内の衣類を洗剤分を含有しない水で洗うすすぎ処理と前記洗濯槽内の衣類から水分を排出する脱水処理と前記洗濯槽内の衣類を前記加熱器によって加熱することに基いて除菌する除菌処理を単一の洗濯コースとして行うことが可能な運転制御手段とを備え、前記運転制御手段が前記すすぎ処理を単一の洗濯コースで複数回行うものであって前記除菌処理を初回のすすぎ処理と最終回のすすぎ処理との間で行うものであるところに特徴を有している。 The washing machine of the present invention includes a washing tub into which clothes are put, a heater for heating the clothes in the washing tub based on supplying warm air into the washing tub, and clothes in the washing tub. A washing process for washing with water containing a detergent component, a rinsing process for washing clothes in the washing tub with water not containing a detergent component, a dehydration process for draining water from the clothes in the washing tub, and a garment in the washing tub Operation control means capable of performing a sterilization process for sterilization based on heating by the heater as a single washing course, and the operation control means performs the rinsing process in a single washing course. It is characterized in that it is performed a plurality of times and the sterilization process is performed between the first rinse process and the final rinse process.
初回のすすぎ処理が終了してから最終回のすすぎ処理が開始されるまでの期間内で除菌処理が行われるので、除菌処理後のすすぎ処理で洗濯槽が冷却されるようになる。このため、洗濯槽を冷却する専用の送風処理を廃止することができるので、衣類を除菌しながらも短時間で運転を終えることが可能になる。ここで初回のすすぎ処理とは複数回のすすぎ処理のうち最先のものであり、最終回のすすぎ処理とは最後のものを称している。例えば3回のすすぎ処理を行うときには1回目のすすぎ処理および3回目のすすぎ処理が初回のすすぎ処理および最終回のすすぎ処理であり、除菌処理は1回目のすすぎ処理が終了してから3回目のすすぎ処理が開始されるまでの期間内に行えば良い。 Since the sterilization process is performed within a period from the end of the first rinsing process to the start of the final rinsing process, the washing tub is cooled by the rinsing process after the sterilization process. For this reason, since the exclusive ventilation process which cools a washing tub can be abolished, it becomes possible to finish driving | running in a short time, disinfecting clothes. Here, the first rinsing process is the earliest of a plurality of rinsing processes, and the final rinsing process is the last one. For example, when the rinsing process is performed three times, the first rinsing process and the third rinsing process are the first rinsing process and the final rinsing process, and the sterilization process is performed for the third time after the first rinsing process is completed. It may be performed within a period until the rinsing process is started.
外箱1は、図1に示すように、上面が開口する箱状をなすものであり、外箱1の上端部にはトップカバー2が固定されている。このトップカバー2は外出入口3を有する枠状をなすものであり、トップカバー2には前蓋4および後蓋5が装着されている。これら前蓋4および後蓋5はトップカバー2の傾斜に沿って前後方向へスライド可能にされたものであり、外出入口3は前蓋4および後蓋5が外出入口3の前後方向中央部で相手側に接触することに基いて閉鎖され、前蓋4および後蓋5が相手側に接触した状態から前方および後方へスライドすることに基いて開放される。
As shown in FIG. 1, the
外箱1内には水槽6が収納されている。この水槽6は左右両端面が閉鎖された横向きの円筒状をなすものであり、水槽6には中出入口7が形成されている。この水槽6は水を受ける貯水容器として機能するものであり、緩衝用および制振用の複数のダンパ8を介して外箱1の底板に支持されている。この水槽6には中蓋9が軸10を中心に回動可能に装着されており、中出入口7は中蓋9が回動することに基いて開閉される。この水槽6には水位センサ11(図2参照)が接続されており、水位センサ11は水槽6内の水位に応じた電気信号を出力する。
A
水槽6の最底部には、図1に示すように、排水管12が接続されている。この排水管12は水槽6内の水を機外へ排出する排出通路に相当するものであり、排水管12には排水弁13が介在されている。この排水弁13は排水弁ソレノイド14(図2参照)を駆動源とするものであり、排水弁ソレノイド14がオンおよびオフすることに連動して排水管12を開放する開放状態および排水管12を閉鎖する閉鎖状態に切換わる。
As shown in FIG. 1, a
トップカバー2内には、図1に示すように、給水弁15が収納されている。この給水弁15は給水弁ソレノイド16(図2参照)を駆動源とするものであり、給水弁ソレノイド16がオンおよびオフすることに連動して開放状態および閉鎖状態になる。この給水弁15の入力ポートには水道の蛇口が接続されている。この給水弁15の出力ポートには、図1に示すように、ホース17を介して注水ケース18の入口が接続されており、注水ケース18の出口はホース19を介して水槽6に接続されている。この注水ケース18はトップカバー2内に固定された洗剤収納容器を称するものであり、給水弁15が洗濯コースで初回に開放されたときにはホース17を通して注水ケース18内に水道水が注入され、注水ケース18内の洗剤が水道水と共に注水ケース18の出口からホース19を通して水槽6内に注入される。
As shown in FIG. 1, a
水槽6には洗濯モータ20が固定されており、洗濯モータ20の回転軸は水槽6内に突出している。この洗濯モータ20は速度制御可能な同期モータ(具体的には3相DCブラシレスモータ)からなるものであり、速度センサ21(図2参照)を有している。この速度センサ21は洗濯モータ20のロータに対して相対的に静止配置されたものであり、洗濯モータ20のロータマグネットを検出して電気信号を出力する磁気センサから構成されている。
A
洗濯モータ20の回転軸には、図1に示すように、水槽6内に位置して洗濯槽に相当するドラム22が固定されている。このドラム22は左右両端面が閉鎖された横向きの円筒状をなすものであり、ドラム22には複数の貫通孔が形成されている。これら貫通孔はドラム22の内部空間を水槽6の内部空間に接続するものであり、水槽6内の水は複数の貫通孔を通してドラム22内に相互に流通する。このドラム22には内出入口23が形成されており、内出入口23は内蓋24が回動することに基いて開閉される。この内蓋24はドラム22に軸25を中心に回動可能に装着されたものであり、ドラム22内にはトップカバー2の外出入口3から水槽6の中出入口7およびドラム22の内出入口23を通して洗濯物が出入れされる。このドラム22は洗濯物を洗う洗い槽と洗濯物をすすぐすすぎ槽と洗濯物を脱水する脱水槽として機能するものであり、ドラム22の相対的な低速回転時には洗濯物が持上げられた後に落下する動作が繰返され、ドラム22の相対的な高速回転時には洗濯物がドラム22の内周面に遠心力で貼付いたまま回転する。
As shown in FIG. 1, a
水槽6には熱交換器26が固定されている。この熱交換器26は空気および水が流通可能なダクト状をなすものであり、熱交換器26の下端部は水槽6に接続され、熱交換器26の上端部はファンケーシング27の吸気口に接続されている。このファンケーシング27の排気口にはダクト28の入口が接続されており、ダクト28の出口は水槽6に接続されている。
A
ファンケーシング27内にはファン29が収納されており、ファン29はファンモータ30(図2参照)の回転軸に連結されている。このファンモータ30は速度制御可能な同期モータ(具体的には三相DCブラシレスモータ)から構成されたものであり、速度センサ31(図2参照)を有している。このファンモータ30の駆動時には水槽6内の空気が熱交換器26の下端部から熱交換器26内に流入し、熱交換器26内を上昇した後にファンケーシング27内およびダクト28内を通して水槽6内に吐出される。即ち、ファンモータ30は水槽6内から熱交換器26内を通って水槽6内に戻る循環風を生成するものであり、熱交換器26とファンケーシング27とダクト28は循環風が流れる循環経路を構成している。
A
ダクト28内には熱源に相当するヒータ32(図2参照)が収納されている。このヒータ32はダクト28内を流通する空気を加熱するものであり、ファンモータ30およびヒータ32の駆動時には水槽6内およびドラム22内を温風が循環し、ドラム22内の洗濯物に温風が吹付けられる。このダクト28内には温風センサ60(図2参照)が収納されており、温風センサ60はダクト28内を流通する温風の温度に応じた電気信号を出力する。即ち、熱交換器26とファンケーシング27とダクト28とファン29とファンモータ30とヒータ32はドラム22内の洗濯物を加熱する温風循環器62(図1参照)を構成するものであり、温風循環器62は加熱器に相当するものである。
A heater 32 (see FIG. 2) corresponding to a heat source is accommodated in the
トップカバー2内には、図1に示すように、放水弁33が収納されている。この放水弁33は放水弁ソレノイド34(図2参照)を駆動源とするものであり、放水弁ソレノイド34がオンおよびオフされることに連動して開放状態および閉鎖状態になる。この放水弁33の入力ポートには水道の蛇口が接続され、放水弁33の出力ポートには放水パイプ35が接続されている。この放水パイプ35は、図1に示すように、熱交換器26内の上端部に収納されたものであり、放水弁33の開放状態では水道の蛇口から放水パイプ35内に水道水が供給され、放水パイプ35の出口から熱交換器26内に放出される。この水道水は熱交換器26内を上昇する温風によって霧状に飛散するものであり、温風は熱交換器26内で霧状の水道水と接触することに基いて冷却される。即ち、熱交換器26および放水パイプ35は温風を冷却することに基いて除湿する除湿器を構成するものであり、ヒータ32は除湿後の冷却風を加熱することに基いて低湿度の温風を生成する。
As shown in FIG. 1, a
トップカバー2には、図3に示すように、操作パネル36が固定されており、操作パネル36にはコーススイッチ37と乾燥切換スイッチ38と予約スイッチ39と洗いスイッチ40とすすぎスイッチ41と脱水スイッチ42と乾燥スイッチ43と風呂水スイッチ44とスタートスイッチ45が装着されている。コーススイッチ37は洗濯コースを複数の選択肢のうちから選択するものであり、洗濯コースの選択後にスタートスイッチ45が操作されたときには洗濯コースの設定結果に応じたパターンで洗濯運転が実行される。尚、コーススイッチ37は操作手段に相当するものである。
As shown in FIG. 3, an
乾燥切換スイッチ38と洗いスイッチ40とすすぎスイッチ41と脱水スイッチ42と乾燥スイッチ43は使用者が洗濯コースの運転内容を変更するためのものであり、洗いスイッチ40の操作時およびすすぎスイッチ41の操作時には洗濯コースのうち洗い運転の所要時間およびすすぎ運転の繰返回数が変更され、脱水スイッチ42の操作時および乾燥スイッチ43の操作時には洗濯コースのうちの脱水運転の所要時間および乾燥運転の所要時間が変更される。乾燥切換スイッチ38は「上質仕上げパターン」および「縮み低減パターン」等の乾燥パターンを選択するものであり、乾燥切換スイッチ38の操作時には洗濯コースのうちの乾燥運転が乾燥パターンの選択結果で実行される。
The drying
予約スイッチ39は使用者が洗濯運転の開始タイミングを指定するものであり、予約スイッチ39の操作時には指定されたタイミングで洗濯コースが自動的に開始される。風呂水スイッチ44は風呂水を利用して洗濯を行うためのものであり、風呂水スイッチ44の操作時には洗濯コースのうち特定の給水工程で風呂水ポンプ46(図2参照)が駆動し、浴槽から水槽6内に風呂水が給水される。
The
操作パネル36には、図3に示すように、複数のコース表示部47が形成されている。これらコース表示部47は洗濯コースを「標準」〜「槽乾燥」の透光性の文字図柄で示すものであり、各コース表示部47の下方にはLED48(図2参照)が配置されている。これらLED48は洗濯コースの設定結果を使用者に報知する報知器49(図2参照)を構成するものであり、各コース表示部47は下方のLED48が点灯することに基いて照明される。
As shown in FIG. 3, the
外箱1内には、図1に示すように、運転制御手段と第1の終了判定手段と第2の終了判定手段に相当する制御装置50が収納されている。この制御装置50は、図2に示すように、CPU51とROM52とRAM53を有するものであり、CPU51はコーススイッチ37の操作内容に基いて洗濯コースを設定する。この制御装置50はLED駆動部54を有している。このLED駆動部54はLED48をオンオフするものであり、制御装置50のCPU51はLED駆動部54に指令を出力することに基いて洗濯コースの設定結果に応じたLED48を択一的に点灯させ、洗濯コースの設定結果に応じたコース表示部47を照明する。
As shown in FIG. 1, a
制御装置50はソレノイド駆動部55とインバータ駆動部56とヒータ駆動部57を有している。ソレノイド駆動部55は排水弁ソレノイド14と給水弁ソレノイド16と放水弁ソレノイド34をオンオフするものであり、制御装置50のCPU51はソレノイド駆動部55に指令を出力することに基いて排水弁ソレノイド14と給水弁ソレノイド16と放水弁ソレノイド34を開閉制御する。インバータ駆動部56は洗濯モータ20およびファンモータ30をインバータ駆動するものであり、制御装置50のCPU51はインバータ駆動部56に指令を出力することに基いて洗濯モータ20およびファンモータ30を速度制御する。ヒータ駆動部57はヒータ32をオンオフするものであり、制御装置50のCPU51はヒータ駆動部57に指令を出力することに基いてヒータ32の加熱出力を制御する。
The
制御装置50のROM52には制御プログラムおよび制御データが記録されており、制御装置50のCPU51は排水弁ソレノイド14・給水弁ソレノイド16・洗濯モータ20・ファンモータ30・ヒータ32・放水弁ソレノイド34・風呂水ポンプ46を制御プログラムおよび制御データに基いて駆動することで洗濯コースの設定結果に応じたパターンで洗濯運転を実行する。以下、制御装置50の処理内容について説明する。
1.標準コース(乾燥なし)の説明
乾燥なしの標準コースは制御装置50のCPU51がコーススイッチ37の操作内容に基いて設定するものであり、CPU51は乾燥なしの標準コースを設定したときには図4のステップS1でスタートスイッチ45の操作を待つ。ここでスタートスイッチ45の操作を検出したときにはステップS2へ移行し、洗濯物の投入量を検出する。この処理は洗濯モータ20を一定の重量検出パターンで駆動し、洗濯モータ20を駆動開始してから一定時間が経過したときの洗濯モータ20の回転速度に基いて洗濯物量を「多量」・「中量」・「少量」・「極少量」の4段階で検出するものであり、CPU51は洗濯モータ20の回転速度を速度センサ21からの出力信号に基いて検出する。
A control program and control data are recorded in the
1. Description of Standard Course (No Drying) The standard course without drying is set by the
CPU51はステップS2で洗濯物量を検出すると、ステップS3で水位を設定する。この水位は洗濯物量の検出結果に基いて設定されるものであり、洗濯物量の検出結果に応じて「高水位」・「中水位」・「低水位」・「極低水位」の4段階で設定される。
When the
CPU51はステップS3で水位を設定すると、ステップS4の給水工程へ移行する。この給水工程は水槽6内に設定水位の水を貯留する工程であり、CPU51は排水弁ソレノイド14のオフ状態で給水弁ソレノイド16をオンすることに基いて給水弁15を開放し、水槽6内に洗剤分を含有する水道水を注入する。そして、水位センサ11からの出力信号に基いて水槽6内の水位が設定結果に到達したことを検出したときには給水弁ソレノイド16をオフし、給水弁15を閉鎖することに基いて給水工程を終える。
If CPU51 sets a water level by step S3, it will transfer to the water supply process of step S4. This water supply step is a step of storing water at a set water level in the
CPU51はステップS4の給水工程を終えると、ステップS5の撹拌工程へ移行する。この撹拌工程は洗濯モータ20を相対的な低速度である洗い速度で正逆転させることに基いてドラム22を正方向および逆方向へ回転させるものであり、CPU51は撹拌工程の開始から設定時間が経過したことを検出することに基いてステップS5の撹拌工程を終える。即ち、ステップS5の撹拌工程はドラム22内の衣類を洗剤分を含有する水中に落下させる動作を繰返すことに基いて衣類から汚れ分を排出するものである。
CPU51 transfers to the stirring process of step S5, after finishing the water supply process of step S4. In this stirring process, the
CPU51はステップS5の撹拌工程を終えると、ステップS6の排水工程へ移行する。ここで排水弁ソレノイド14をオンすることに基いて排水弁13を開放し、水槽6内の水を排出する。この排水工程は水槽6内の水が十分に排出されることに基いて終了するものであり、CPU51は水槽6内の水が十分に排出されたことを水位センサ11からの出力信号に基いて検出する。尚、ステップS4の給水工程〜ステップS6の排水工程を洗い運転と称する。
CPU51 transfers to the drainage process of step S6, after finishing the stirring process of step S5. Here, the
CPU51はステップS6の排水工程を終えると、ステップS7の脱水工程へ移行する。この脱水工程は排水弁13の開放状態で洗濯モータ20を相対的な高速度である脱水速度で回転させることに基いて洗濯物から水分を遠心力で排出するものであり、CPU51は設定時間が経過したことを検出することに基いて脱水工程を終える。
CPU51 transfers to the spin-drying | dehydration process of step S7, after finishing the drainage process of step S6. This dewatering step is to drain water from the laundry by centrifugal force based on rotating the
CPU51はステップS7の脱水工程を終えると、ステップS8の給水工程へ移行する。この給水工程は排水弁13の閉鎖状態で給水弁15を開放するものであり、CPU51は水槽6内の水位が設定結果に到達したことを検出したときには給水弁15を閉鎖することに基いてステップS8の給水工程を終え、水槽6内に洗剤分を含有しない水道水を貯留する。
When the
CPU51はステップS8の給水工程を終えると、ステップS9の撹拌工程へ移行する。この撹拌工程は洗濯モータ20を相対的な低速度であるすすぎ速度で正逆転させることに基いてドラム22を正方向および逆方向へ回転させるものであり、CPU51は撹拌工程の開始から設定時間が経過したことを検出したときには撹拌工程を終える。そして、ステップS10の排水工程で排水弁13を開放し、水槽6内の貯留水を機外へ排出する。即ち、ステップS9の撹拌工程はドラム22内の衣類を洗剤分を含有しない水で洗うものであり、ステップS7の脱水工程はドラム22内の衣類から水分を事前に排出するものであり、ステップS7の脱水工程〜ステップS10の排水工程を1回目のすすぎ運転と称する。
CPU51 transfers to the stirring process of step S9, after finishing the water supply process of step S8. In this stirring process, the
CPU51はステップS10の排水工程を終えると、ステップS11の脱水工程およびステップS12の給水工程からステップS13の撹拌工程を経てステップS14の排水工程へ移行する。これらステップS11の脱水工程〜ステップS14の排水工程はステップS7の脱水工程〜ステップS10の排水工程と同様にして行われるものであり、CPU51はステップS11〜ステップS14を実行することに基いて洗濯物に再度のすすぎを施す。これらステップS11の脱水工程〜ステップS14の排水工程を2回目のすすぎ運転と称する。
When the
CPU51はステップS14の排水工程を終えると、ステップS15の脱水工程へ移行する。この脱水工程は排水弁13の開放状態で洗濯モータ20を脱水速度で回転させることに基いて洗濯物から水分を遠心力で排出する最終工程であり、CPU51は脱水工程の開始から設定時間が経過したことを検出することに基いて脱水工程を終える。即ち、乾燥なしの標準コースでは脱水運転として単一の脱水工程が行われる。
2.標準コース(乾燥あり)
乾燥ありの標準コースはコーススイッチ37を操作して標準コースを選択した後に乾燥スイッチ43を操作することに基いて設定されるものであり、図5に示すように、脱水運転としてステップS16のプリヒート脱水工程が行われる点および脱水運転の直後にステップS17の乾燥工程およびステップS18の送風工程が行われる点で乾燥なしの標準コースと相違する。ステップS16のプリヒート脱水工程は洗濯モータ20を脱水速度で回転させ、ファンモータ30を別の脱水速度(具体的には3000rpm)で回転させながらヒータ32をオンすることに基いて水槽6内に温風を循環させるものであり、排水弁13の開放状態で行われる。
CPU51 transfers to the spin-drying | dehydration process of step S15, after finishing the drainage process of step S14. This dehydration process is the final process of discharging water from the laundry by centrifugal force based on rotating the
2. Standard course (with drying)
The standard course with drying is set based on the operation of the drying
ステップS17の乾燥工程はドラム22内の洗濯物に低湿度の温風を吹付けることに基いて洗濯物を乾燥させるものであり、乾燥工程では排水弁13がプリヒート脱水工程から継続して開放される。ステップS18の送風工程はドラム22内に冷風を循環させることに基いてドラム22およびドラム22内の洗濯物を冷却するものであり、送風工程では排水弁13が乾燥工程から継続して開放される。以下、乾燥工程および送風工程の詳細を図6に基いて説明する。
The drying process in step S17 is to dry the laundry based on blowing warm air of low humidity onto the laundry in the
CPU51は図6のステップS21でソレノイド駆動部55に放水弁33の開放指令を出力する。すると、ソレノイド駆動部55は放水弁ソレノイド34をオンし、熱交換器26内に水道水を放出する。
The
CPU51はステップS21で放水弁33の開放指令を出力すると、ステップS22でインバータ駆動部56にファン29の駆動指令を出力し、ステップS23でヒータ駆動部57にヒータ32の駆動指令を出力する。すると、インバータ駆動部56はファンモータ30を一定の乾燥速度(具体的には4400rpm)で一定方向へ回転させることに基いてドラム22内に一定流量の風を循環させ、ヒータ駆動部57はヒータ32を駆動することに基いて循環風を温風化する。このヒータ32は温風センサ60からの出力信号が目標の乾燥温度に収束するようにオンオフ制御されるものであり、ドラム22内には一定温度の温風が一定流量で循環する。
When the
CPU51はステップS23でヒータ駆動部57に駆動指令を出力すると、ステップS24でインバータ駆動部56にドラム22の駆動指令を出力する。すると、インバータ駆動部56は洗濯モータ20を相対的な低速度である撹拌速度で正逆転させ、ドラム22を正方向および逆方向へ回転させる。即ち、乾燥工程はドラム22内の洗濯物を落下させる動作を繰返しながら洗濯物に一定温度の低湿度の温風を吹付けるものである。
If CPU51 outputs a drive command to the
CPU51はステップS24でインバータ駆動部56にドラム22の駆動指令を出力すると、ステップS25で水温センサ61(図2参照)からの出力信号を検出する。この水温センサ61は熱交換器26内で結露した結露水の温度を検出するものであり、CPU51は図6のステップS25で結露水の温度を検出したときにはステップS26へ移行し、水温の検出結果の時間的変化率の絶対値を演算する。
When the
CPU51はステップS26で温度変化率の絶対値を演算すると、ステップS27で演算結果をROM52に予め記録された乾燥判定値と比較する。ここで演算結果が乾燥判定値に低下したことを検出したときには洗濯物の乾燥が完了したことを検出し、ステップS28でソレノイド駆動部55に放水弁33の閉鎖指令を出力し、ステップS29でヒータ駆動部57にヒータ32の駆動停止指令を出力する。すると、ソレノイド駆動部55は放水弁ソレノイド34をオフすることに基づいて水道水の放出動作を停止し、ヒータ駆動部57はヒータ32をオフすることに基いて発熱停止させる。
When the
CPU51はステップS29でヒータ駆動部57に駆動停止指令を出力すると、ステップS30でROM52に予め記録された冷却時間(具体的には10分)が経過することを待つ。この冷却時間はCPU51がステップS29でヒータ32の駆動停止指令を出力したことを合図に計測開始するものであり、冷却時間の経過待ち状態ではドラム22が正方向および逆方向へ撹拌速度で回転しながらファン29が一定方向へ回転し、ドラム22内を冷却風が循環する。
When the
CPU51はステップS30で冷却時間が経過したことを検出すると、ステップS31でインバータ駆動部56にドラム22の駆動停止指令を出力し、ステップS32でインバータ駆動部56にファン29の駆動停止指令を出力する。すると、インバータ駆動部56は洗濯モータ20およびファンモータ30をオフし、ドラム22およびファン29を回転停止させる。これらステップS30〜ステップS32は図5のステップS18の送風工程に相当するものであり、図5のステップS17の乾燥工程〜ステップS18の送風工程を乾燥運転と称する。
3.除菌コース
除菌コースはCPU51がコーススイッチ37の操作内容に基いて設定するものであり、CPU51は除菌コースを設定したときには図7のステップS41でスタートスイッチ45の操作を待つ。ここでスタートスイッチ45の操作を検出したときにはステップS42へ移行し、図4のステップS2と同様にして洗濯物の投入量を段階的に検出する。そして、図7のステップS43へ移行し、図4のステップS3と同様にして水位を段階的に設定する。
When
3. Sterilization course The sterilization course is set by the
制御装置50のROM52には制御データが記録されている。この制御データは、図8に示すように、洗濯物量と除菌時間と除菌温度との関係を示すものであり、CPU51は図7のステップS43で水位を設定したときにはステップS44へ移行し、洗濯物量の検出結果に応じた除菌時間を図8の制御データから選択的に設定する。そして、図7のステップS45へ移行し、洗濯物量の検出結果に応じた除菌温度を図8の制御データから選択的に設定する。例えば洗濯物量の検出結果が「少量」であるときには除菌時間として「70分」が設定され、除菌温度として「60°C」が設定される。
Control data is recorded in the
CPU51は図7のステップS45で除菌温度を設定すると、ステップS46の給水工程からステップS47の撹拌工程を経てステップS48の排水工程へ移行する。これらステップS46の給水工程〜ステップS48の排水工程は図4のステップS4の給水工程〜ステップS6の排水工程と同様にして行われるものであり、CPU51は図7のステップS46の給水工程〜ステップS48の排水工程を行うことに基づいてドラム22内の洗濯物に洗い運転を施す。即ち、ステップS47の撹拌工程はドラム22内の衣類を洗剤分を含有する水中に落下させることで撹拌し、衣類から汚れ分を排出する洗い処理に相当するものである。
When the sterilization temperature is set in step S45 in FIG. 7, the
CPU51はステップS48の排水工程を終えると、ステップS49の脱水工程およびステップS50の給水工程からステップS51の撹拌工程を経てステップS52の排水工程へ移行する。これらステップS49の脱水工程〜ステップS52の排水工程は図4のステップS7の脱水工程〜ステップS10の排水工程と同様にして行われるものであり、CPU51は図7のステップS49〜ステップS52を実行することに基づいてドラム22内の洗濯物に1回目のすすぎ運転を施す。即ち、ステップS51の撹拌工程はドラム22内の衣類を洗剤分を含有しない水で洗う初回のすすぎ処理に相当するものであり、ステップS49の脱水工程はドラム22を回転操作することに基いてドラム22内の衣類から水分を遠心力で事前に排出するすすぎ前脱水処理に相当するものである。
When the
CPU51は1回目のすすぎ運転を終えると、ステップS53の除菌工程へ移行する。この除菌工程はドラム22内の洗濯物に温風を吹付けることに基づいて洗濯物に付着した菌を除去するものであり、除菌工程ではステップS52の排水工程から継続して排水弁13が開放される。この除菌工程はドラム22を脱水速度で継続的に運転する期間が設定されている点で脱水工程を含むものであり、除菌工程の詳細は次の通りである。
When the first rinsing operation is completed, the
CPU51は図9のステップS61でインバータ駆動部56に脱水開始指令を出力する。すると、インバータ駆動部57は洗濯モータ20の目標速度を脱水速度(具体的には900rpm)に設定し、洗濯モータ20を駆動開始する。
The
CPU51はステップS61で脱水開始指令を出力すると、ステップS62でドラム22の回転速度を検出し、回転速度の検出結果を固定的なアンバランス検出値(具体的には400rpm)と比較する。このアンバランス検出値は制御装置50のROM52に予め記録されたものであり、CPU51はステップS62でドラム22の回転速度がアンバランス検出値に到達したこと検出したときにはステップS63へ移行し、インバータ駆動部56に定出力指令を出力する。すると、インバータ駆動部56は洗濯モータ20をアンバランス検出用の一定出力(一定デューティ比)で駆動する。
When the
CPU51はステップS63でインバータ駆動部56に定出力指令を出力すると、ステップS64でドラム22の時間的な速度変化率を検出し、ステップS65で速度変化率の検出結果をROM52に予め記録されたアンバランス判定値と比較する。ここで速度変化率の検出結果がアンバランス判定値を上回ることを検出したときにはアンバランスが発生していると判定する。このアンバランスとは洗濯物がドラム22内で局部的に密集した負荷の偏り状態を称するものであり、CPU51はステップS65でアンバランスありと判定したときにはステップS66でインバータ駆動部56にドラム22の駆動停止指令を出力し、除菌コースを途中終了する。すると、インバータ駆動部56は洗濯モータ20をオフし、ドラム22を回転停止させる。
When the
CPU51はステップS65で速度変化率の検出結果がアンバランス判定値以下であることを検出すると、アンバランスが発生していないと判定する。そして、ステップS67へ移行し、インバータ駆動部56に定出力解除指令を出力する。すると、インバータ駆動部56は洗濯モータ20の定出力駆動を終え、洗濯モータ20を脱水速度に向かって加速する処理を再開する。
When the
CPU51はステップS67で定出力解除指令を出力すると、ステップS68でインバータ駆動部56に送風開始指令を出力する。すると、インバータ駆動部56はファンモータ30の目標速度を乾燥工程および送風工程に比べて低速な一定値(具体的には3000rpm)に設定し、ファンモータ30を目標速度で定速駆動することに基づいてドラム22内に風を循環させる。
When the
CPU51はステップS68でインバータ駆動部56に送風開始指令を出力すると、ステップS69でヒータ駆動部57に除菌開始指令を出力する。すると、ヒータ駆動部57はヒータ32を駆動し、ドラム22内を循環する風をヒータ32によって加熱することに基づいて温風化する。このヒータ32の駆動は加熱出力が固定的な一定の除菌値となるオンオフ比で行われるものであり、温風温度は時間の経過に伴って上昇する。即ち、除菌処理はステップS65でアンバランスがないことが確認された場合に開始されるものであり、除菌工程に移行してもファン29およびヒータ32はアンバランスなしが確認されるまでオンされない。
If CPU51 outputs the ventilation start command to the
CPU51はステップS69でヒータ駆動部57に除菌開始指令を出力すると、ステップS70で温風センサ60からの出力信号に基いて温風温度を検出し、温風温度の検出結果を除菌温度と比較する。この除菌温度はCPU51が図7のステップS45で洗濯物量の検出結果に応じて設定したものであり、CPU51は温風温度の検出結果が除菌温度に到達していないことを検出したときには図9のステップS70からステップS71へ移行する。
When the
CPU51はステップS71へ移行すると、ドラム22の回転速度を目標値である脱水速度「900rpm」と比較する。ここでドラム22の回転速度が目標値「900rpm」に到達したことを検出したときにはステップS72へ移行し、脱水時間(具体的には150秒)が経過したか否かを判断する。この脱水時間はCPU51がステップS71でドラム22の回転速度が目標値に到達したことを合図に計測開始するものであり、CPU51はステップS72で脱水時間が経過していないことを検出したときにはステップS73へ移行する。ここで温風温度を検出し、温風温度の検出結果を除菌温度の設定結果と比較する。
In step S71, the
CPU51はステップS72で脱水時間が経過したことを検出すると、ステップS74でインバータ駆動部56にドラム22の減速指令を出力する。すると、インバータ駆動部56は洗濯モータ20を予め設定された減速パターンで減速する。
When the
CPU51はステップS74でインバータ駆動部56にドラム22の減速指令を出力すると、ステップS75でドラム22の回転速度をROM52に予め記録された定速速度と比較する。この定速速度は脱水速度の半分程度(具体的には400rpm)に設定されたものであり、CPU51はステップS75でドラム22の回転速度が定速速度に下降していないことを検出したときにはステップS76へ移行する。ここで温風温度を検出し、温風温度の検出結果を除菌温度の設定結果と比較する。
When the
CPU51はステップS75でドラム22の回転速度が定速速度に下降したことを検出すると、ステップS77でインバータ駆動部56にドラム22の定速回転指令を出力する。すると、インバータ駆動部56は洗濯モータ20の回転速度を現在値に維持し、洗濯モータ20を現在速度で継続的に回転させる。この定速回転指令はドラム22の回転速度が定速速度に下降したタイミングで出力されるものであり、ドラム22は脱水速度から定速速度まで減速した後に定速速度で継続的に回転する。
When the
CPU51はステップS77でインバータ駆動部56に定速回転指令を出力すると、ステップS78で除菌時間が経過したか否かを判断する。この除菌時間はCPU51が図7のステップS44で洗濯物量の検出結果に応じて設定したものであり、図9のステップS77でインバータ駆動部56に定速回転指令を出力したことを合図に計測開始するものである。
When the
CPU51はステップS78で除菌時間が経過していないことを検出すると、ステップS79で温風温度を検出し、温風温度の検出結果を除菌温度の設定結果と比較する。ここで温風温度の検出結果が除菌温度の設定結果に到達したことを検出したり、ステップS78で除菌時間が経過したことを検出したときにはステップS80へ移行する。
When detecting that the sterilization time has not elapsed in step S78, the
CPU51はステップS80へ移行すると、インバータ駆動部56にドラム22の駆動停止指令を出力する。そして、ステップS81でインバータ駆動部56にファン29の駆動停止指令を出力し、ステップS82でヒータ駆動部57にヒータ32の駆動停止指令を出力し、除菌工程を終える。すると、インバータ駆動部56は洗濯モータ20およびファンモータ30を減速させた後に停止させ、ヒータ駆動部57はヒータ32をオフすることに基いて発熱停止させる。これらステップS80〜ステップS82はステップS70とステップS73とステップS76のいずれかで温風温度が除菌温度に到達したことが検出されたときにも実行されるものであり、ステップS78で除菌時間の経過が検出される以前に温風温度が除菌温度に到達したときにはドラム22とファン29とヒータ32が停止することに基いて除菌工程が終了する。
In step S80, the
図10は除菌工程中のドラム22の回転速度の変化を時系列で示すものであり、ドラム22は脱水開始指令が出力されることに基いて加速開始する。このドラム22の回転速度がアンバランス検出値「400rpm」に到達したときにはアンバランス検出処理が行われ、アンバランス検出処理でアンバランスが発生していないことが確認された場合に送風開始指令および除菌開始指令が出力される。これら送風開始指令および除菌開始指令を合図にファン29およびヒータ32がオンされることに基いてドラム22内に除菌用の温風が供給され、除菌処理が開始される。
FIG. 10 shows a change in the rotational speed of the
除菌処理中にはドラム22が脱水速度「900rpm」で定速回転することに基いて脱水が行われ、減速指令が出力されることに基いてドラム22が脱水速度「900rpm」から減速し、定速回転指令が出力されることに基いて定速回転速度「400rpm」で継続的に回転する。このドラム22の定速回転の開始を合図に除菌時間の計測動作が開始され、除菌時間が経過することに基いてドラム22とファン29とヒータ32がオフされ、除菌処理が終了する。即ち、除菌工程はすすぎ前脱水処理および除菌処理の融合工程であり、すすぎ前脱水処理は除菌処理の前に開始され、除菌処理はドラム22の回転速度がアンバランス検出値に到達することに基づいて開始される。
During the sterilization process, the
CPU51は除菌工程を終えると、図7のステップS54の給水工程からステップS55の撹拌工程を経てステップS56の排水工程へ移行する。これらステップS54の給水工程〜ステップS56の排水工程は図4のステップS12の給水工程〜ステップS14の排水工程と同様にして行われるものであり、図7のステップS53の除菌工程〜ステップS56の排水工程を最終回(2回目)のすすぎ運転と称する。即ち、ステップS55の撹拌工程はドラム22内の衣類を洗剤分を含有しない水で洗う最終回のすすぎ処理に相当するものであり、図9のステップS61で開始される融合的な脱水処理はドラム22を回転操作することに基いてドラム22内の衣類から水分を遠心力で事前に排出するすすぎ前脱水処理に相当するものである。
After completing the sterilization process, the
CPU51は図7のステップS56の排水工程を終えると、ステップS57の脱水工程へ移行する。この脱水工程は図4のステップS15の脱水工程と同様にして排水弁13の開放状態でドラム22を脱水速度で継続的に回転させるものであり、温風の注入動作が行われない点でプリヒート脱水と相違する。このステップS57の脱水工程はドラム22内の衣類から水分を排出する脱水処理に相当するものである。
CPU51 transfers to the spin-drying | dehydration process of step S57, after finishing the drainage process of FIG.7 S56. This dewatering process is the same as the dewatering process of step S15 in FIG. 4, in which the
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
最終の2回目のすすぎ処理が開始される前に除菌処理を行ったので(図11参照)、除菌処理後の2回目のすすぎ処理でドラム22が冷却されるようになる。このため、ドラム22を冷却する専用の送風処理を廃止することができるので、衣類を除菌しながらも短時間で運転を終えることが可能になる。しかも、除菌処理後の2回目のすすぎ処理で衣類のドラム22に対する貼付きが改善されるので、ドラム22の内蓋24が衣類の貼付きの影響で開放困難な状態になることも防止される。
According to the said Example 1, there exists the following effect.
Since the sterilization process was performed before the final second rinsing process was started (see FIG. 11), the
除菌処理の前に1回目のすすぎ処理を行った(図11参照)。このため、ドラム22内の衣類が水洗済み状態で除菌されるようになるので、衣類の除菌効果が高まる。しかも、ドラム22内の衣類が多量の洗剤分を含んだまま加熱除菌されることがなくなるので、衣類が洗剤分の焼きつきの影響で劣化することも防止できる。
A first rinsing process was performed before the sterilization process (see FIG. 11). For this reason, since the clothes in the
除菌工程のすすぎ前脱水処理の中で除菌処理を行った。このため、除菌処理を単独で行う必要がなくなるので、全体の運転時間が一層短縮される。
ドラム22を除菌工程のすすぎ前脱水処理で回転開始してからドラム22の回転速度がアンバランス検出値に到達したことに基づいて除菌処理を開始したので、衣類のアンバランス状態で除菌処理が行われることがなくなる。このため、除菌処理でドラム22内の衣類に温風が均一に供給されるようになるので、ドラム22内の衣類が均等に除菌されるようになる。
The sterilization process was performed in the dehydration process before rinsing in the sterilization process. For this reason, since it is not necessary to carry out the sterilization treatment alone, the entire operation time is further shortened.
Since the
除菌処理で温風温度が除菌温度に到達したときには除菌時間の経過前であっても除菌処理を終えるように構成した。このため、除菌時間の経過を待たずにドラム22内の衣類に除菌用の温度を加えることができるので、全体の運転時間が一層短縮される。
When the hot air temperature reached the sterilization temperature in the sterilization process, the sterilization process was completed even before the sterilization time had elapsed. For this reason, since the temperature for disinfection can be added to the clothing in the
コーススイッチ37の操作内容に応じて除菌コースを設定した。このため、洗いスイッチ40・すすぎスイッチ41・脱水スイッチ42等を個別に操作することに基づいて除菌コースを設定する手間が不要になるので、操作性が向上する。
A sterilization course was set according to the operation content of the
除菌工程でドラム22を定速回転させるときにドラム22の回転速度を最高到達速度である脱水速度に比べて低い速度に設定したので、ドラム22内の衣類がドラム22の内周面に貼付き難くなる。しかも、共振点がなくなるので、静音性が向上する。
When the
除菌工程でドラム22を定速回転させるときに一定方向へ回転させたので、洗濯モータ20の負荷が低減される。
除菌時間および除菌温度を乾布状態での洗濯物量の検出結果に応じて設定したので、洗濯物量に応じた適切な温度および適切な時間で除菌処理を行うことができる。
Since the
Since the sterilization time and the sterilization temperature are set according to the detection result of the laundry amount in the dry cloth state, the sterilization process can be performed at an appropriate temperature and an appropriate time according to the laundry amount.
上記実施例1においては、除菌温度を「60°C」または「65°C」に設定する構成としたが、これに限定されるものではなく、除菌対象となる菌の種類に応じて設定すれば良い。 In the said Example 1, although it was set as the structure which sets disinfection temperature to "60 degreeC" or "65 degreeC", it is not limited to this, According to the kind of microbe used as disinfection object. Set it.
上記実施例1においては、除菌時間および除菌温度を洗濯物量の検出結果のみに基づいて設定する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば洗濯物量の検出結果に水道水の水温および外気温を加味して設定する構成としても良い。この構成の場合、除菌時間の洗濯物量に基づく設定結果および除菌温度の洗濯物量に基づく設定結果を水温の検出結果・外気温の検出結果に応じて補正することが好ましい。 In the said Example 1, although it was set as the structure which sets sterilization time and sterilization temperature only based on the detection result of the amount of laundry, it is not limited to this, For example, tap water is included in the detection result of the amount of laundry. It is good also as a structure set in consideration of water temperature and external temperature. In the case of this configuration, it is preferable to correct the setting result based on the laundry amount of the sterilization time and the setting result based on the laundry amount of the sterilization temperature according to the detection result of the water temperature and the detection result of the outside air temperature.
上記実施例1においては、除菌工程でアンバランスが検出された場合に除菌コースを途中終了する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えばアンバランス解消運転を行った後に除菌コースを停止時点から自動的に再開する構成としても良い。このアンバランス解消運転はドラム22を正方向および逆方向に回転させることで行うことが好ましい。
In Example 1 described above, the sterilization course is terminated halfway when an imbalance is detected in the sterilization step. However, the present invention is not limited to this. It is good also as a structure which restarts a microbe course automatically from a stop time. This unbalance elimination operation is preferably performed by rotating the
上記実施例1においては、除菌コースで2回のすすぎ処理を行う構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば3回以上のすすぎ処理を行う構成としても良い。この構成の場合、除菌処理を最終回のすすぎ処理と最終回の1回前のすすぎ処理との間で行うことが好ましい。
In the said Example 1, although it was set as the structure which performs the rinse
上記実施例1においては、排水弁13の駆動源・給水弁15の駆動源・放水弁33の駆動源として排水弁ソレノイド14・給水弁ソレノイド16・放水弁ソレノイド34を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば排水弁モータ・給水弁モータ・放水弁モータを用いても良い。
In the first embodiment, the
上記実施例1においては、本発明をドラム式の洗濯機に適用したが、これに限定されるものではなく、例えば縦形の洗濯機に適用しても良い。この縦形の洗濯機とは洗濯槽内の衣類をパルセータが生成する水流で洗ったり・すすぐ構成の洗濯機を称している。 In the first embodiment, the present invention is applied to the drum-type washing machine, but is not limited thereto, and may be applied to, for example, a vertical washing machine. The vertical washing machine refers to a washing machine configured to wash and rinse clothes in a washing tub with a water flow generated by a pulsator.
22はドラム(洗濯槽)、37はコーススイッチ(操作手段)、50は制御装置(運転制御手段,第1の終了判定手段,第2の終了判定手段)、62は温風循環器(加熱器)を示している。
22 is a drum (washing tub), 37 is a course switch (operation means), 50 is a control device (operation control means, first end determination means, second end determination means), 62 is a hot air circulator (heater) ).
Claims (5)
前記洗濯槽内に温風を供給することに基いて前記洗濯槽内の衣類を加熱する加熱器と、
前記洗濯槽内の衣類を洗剤分を含有する水で洗う洗い処理・前記洗濯槽内の衣類を洗剤分を含有しない水ですすぐすすぎ処理・前記洗濯槽内の衣類から水分を排出する脱水処理・前記洗濯槽内の衣類を前記加熱器によって加熱することに基いて除菌する除菌処理を単一の洗濯コースとして行うことが可能な運転制御手段とを備え、
前記運転制御手段は、
前記すすぎ処理を単一の洗濯コースで複数回行うものであって、前記除菌処理を初回のすすぎ処理が終了してから最終回のすすぎ処理が開始されるまでの期間内で行うものであることを特徴とする洗濯機。 A washing tub into which clothing is put;
A heater for heating clothes in the washing tub based on supplying warm air into the washing tub;
Washing process of washing clothes in the washing tub with water containing detergent ・ Rinsing of clothes in the washing tub with water not containing detergent ・ Dehydration process to drain moisture from the clothes in the washing tub ・An operation control means capable of performing a sterilization process for sterilizing clothes in the washing tub based on heating by the heater as a single washing course,
The operation control means includes
The rinsing process is performed a plurality of times in a single washing course, and the sterilization process is performed within a period from the end of the first rinsing process to the start of the final rinsing process. A washing machine characterized by that.
前記すすぎ処理の開始前に前記洗濯槽内の衣類から水分を排出するすすぎ前脱水処理を行うものであって、前記除菌処理を前記すすぎ前脱水処理の中で行うものであることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 The operation control means includes
Before the start of the rinsing process, the dehydration process before rinsing to drain moisture from the clothes in the washing tub is performed, and the sterilization process is performed in the pre-rinse process. The washing machine according to claim 1.
前記洗濯槽を回転操作することに基いて前記洗濯槽内の衣類から水分を遠心力で排出するすすぎ前脱水処理を行うものであって、前記洗濯槽を前記すすぎ前脱水処理で回転開始してから前記洗濯槽の回転速度が設定値に到達したことに基づいて前記除菌処理を開始するものであることを特徴とする請求項2記載の洗濯機。 The operation control means includes
Based on rotating the washing tub, dehydration before rinsing is performed by discharging moisture from the clothes in the washing tub by centrifugal force, and the washing tub is started to rotate by the pre-rinsing dehydration. The washing machine according to claim 2, wherein the sterilization process is started based on the fact that the rotational speed of the washing tub has reached a set value.
前記除菌処理の終了を温風の昇温状態に基いて判定する第2の終了判定手段とを備え、
前記運転制御手段は、前記第2の終了判定手段が前記除菌処理の終了を判定したときには前記第1の終了判定手段の判定結果に拘らず前記除菌処理を終える制御を行うものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗濯機。 First end determination means for determining the end of the sterilization process based on an elapsed state of the processing time;
Second end determination means for determining the end of the sterilization process based on the temperature rise state of the warm air,
The operation control means performs control to finish the sterilization process regardless of the determination result of the first end determination means when the second end determination means determines the end of the sterilization process. The washing machine according to any one of claims 1 to 3.
前記運転制御手段は、前記除菌コースの設定が指令されたときには前記洗い処理・前記初回のすすぎ処理・前記除菌処理・前記最終回のすすぎ処理・前記脱水処理を当該順序で行う洗濯コースを設定するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗濯機。
An operation means for instructing the operation control means to set a sterilization course,
When the setting of the sterilization course is instructed, the operation control means performs a washing course in which the washing process, the first rinsing process, the sterilization process, the final rinsing process, and the dehydration process are performed in this order. The washing machine according to any one of claims 1 to 4, wherein the washing machine is set.
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JP2018175392A (en) * | 2017-04-13 | 2018-11-15 | 日立アプライアンス株式会社 | Washing and drying machine |
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