JP2006186693A - システム総合管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 広域監視制御システムの異常や故障といったイベント発生の主原因の特定に要する時間を短縮することを目的とする。
【解決手段】 広域監視制御システムにおける監視制御対象のデータをネットワーク6を介して収集するデータ収集部21と、収集したデータを集計演算部23を介してあるいは直接保存する監視制御データベース24と、この収集データを配信するデータ配信部22とを有する広域監視制御サーバ2、広域監視制御サーバ2から配信されたデータを収集するとともに、ネットワーク6の状態のデータを直接、あるいはネットワーク管理サーバ3を介して収集するデータ収集部41と、収集した両データを保存するシステム管理データベース45と、システムにイベントが発生した際に、両データを連携させて発生原因を推定する原因推定部44とを有するシステム総合管理サーバ4を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、防災等を目的として、河川、道路、ダム、ビル等の監視制御対象の監視制御を行う広域監視制御システムにおいて、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いてIP(Internet Protocol)ネットワークの情報を収集及び蓄積しているシステムあるいは、SDH(Synchronous Digital Hierachy)管理装置等の非IPネットワークの情報を収集及び蓄積しているシステムと連携して、広域監視制御システムの異常や故障等のイベント発生時にIPネットワークの状態あるいはトラフィックの傾向を把握する等によりイベントの発生要因を推定し表示するシステム総合管理システムに関するものである。
近年、インターネットやLAN等の発達にともなって多数の情報機器等が設置された広域監視制御システムにおいて各情報機器の動作を管理することが必要になっている。そこで、例えば、特許文献1に開示された統合監視システムでは、情報機器あるいは情報機器システム毎に監視装置を設け、IPネットワークを介して各監視装置に接続される管理装置により各監視装置から管理情報を取得し、取得した管理情報(データ)を解析して各情報機器あるいは情報機器システムの動作を監視及び管理している。
特開2003−308261号公報(第4−7頁、図1−4)
上記特許文献1のような従来の統合監視システムでは、監視装置の管理情報は取得しているが、ネットワークの管理情報を収集していないので、IPネットワークの問題で広域監視制御システムに異常や故障が発生した場合、広域監視制御システムの内部プロセスの状態、ログ調査、ネットワークの異常部検査、複数のプロセス、装置、システム及び回線の稼働状況の調査をイベント発生の都度、人間によって実施し原因を究明する必要があり発生原因の特定のためのシステム管理者の作業負荷が極めて大きなものとなるという問題があった。
また、IPアドレスを持たずネットワークを通信が管理する部分を持たない非IPネットワークを含む場合、非IPネットワークで異常や故障が発生することもあり、通信異常の原因推定が困難であるという問題があった。
また、トラフィック量、アクセス頻度あるいはCPU負荷率等、情報機器の異常や故障ではないネットワークの負荷によって通信異常が発生する場合もあり、通信異常の原因推定が困難であるという問題があった。
また、信頼性向上を目的にIPネットワークが冗長な構成になっている場合があり、幾つかのネットワーク機器に異常や故障が発生してもシステムとして正常な動作が可能であるが、データの通信経路が特定できないので発生原因推定の精度が落ちるという問題があった。
また、IPネットワークが冗長な構成になっていてデータの通信経路が一意に特定できない場合、または、映像ストリーム等のマルチキャストデータの通信時の場合に、通信経路上のどの機器の異常または故障によって通信異常が発生したのかという発生原因の特定が困難であるので、発生原因推定の精度が落ちるという問題があった。
また、IPネットワーク上にあるPCサーバのハードディスクに異常や故障が発生すると、発生したサーバを管轄する機能が突然、長時間停止してしまうという問題があった。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、広域監視制御システムの異常や故障といったイベント発生の情報とIPネットワークの異常や故障の情報とを集約し、現象を広く把握してイベント発生の原因を推定することにより、イベント発生の主原因の特定に要する時間を短縮し、システム管理者の作業負荷を低減することを目的とする。
また、IPネットワークに加えてIPアドレスを持たない非IPネットワークを含む場合、ネットワークの負荷によって一過性の通信異常が発生する場合、IPネットワークが冗長な構成になっている場合、IPネットワーク上にあるPCサーバのハードディスクに異常や故障が発生する可能性等を考慮し、ネットワーク全体としての異常や故障を集約して障害発生原因を推定することにより、発生原因推定の精度を向上させることを目的とする。
また、監視制御対象が有するハードディスクの交換時期を知ることによって計画的なメンテナンスを可能にし、広域監視制御システムのダウンタイムを短縮して通常業務への影響を最小限にすることを目的とする。
この発明に係るシステム総合管理システムは、広域監視制御システムにおける監視制御対象の広域監視制御データをネットワークを介して収集する機能と、収集した広域監視制御データを保存する機能と、上記保存した広域監視制御データ報を配信する機能とを有する広域監視制御サーバ、
上記広域監視制御サーバから配信された広域監視制御データを収集するとともに、上記ネットワークの状態に関する情報であるネットワーク管理データを収集する機能と、上記収集した広域監視制御データ及びネットワーク管理データを保存する機能と、上記広域監視制御システムに異常や故障といったイベントが発生した際に、上記保存した広域監視制御データとネットワーク管理データとを連携させて上記イベントの発生原因を推定する原因推定機能とを有するシステム総合管理サーバ、
を備えたものである。
この発明に係るシステム総合管理システムによれば、広域監視制御システムの異常や故障といったイベント発生の主原因の特定に要する時間を短縮し、システム管理者の作業負荷を軽減することができる。
以下、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態1を示すブロック図である。図1に示したように、この実施の形態1のシステム総合管理システムは、監視端末1、広域監視制御サーバ2、ネットワーク管理サーバ3、システム総合管理サーバ4を備え、監視端末1、広域監視制御サーバ2、ネットワーク管理サーバ3、システム総合管理サーバ4はIPネットワーク6を介して相互に接続されている。図1では、IPネットワーク6を一つのように示しているが、IPネットワーク6は、図示していない河川、道路、ダム、ビル等の監視制御の対象と広域監視制御サーバ2とを接続するネットワーク等複数のIPネットワークを含むものである。また、監視制御の対象と広域監視制御サーバ2とIPネットワークによって広域監視制御システムが構成されている。
広域監視制御サーバ2は、監視制御対象のデータ(広域監視制御データ)を収集する機能を有する広域監視制御データ収集部21、収集された広域監視制御データを集計/演算部23を介して、あるいは直接保存する機能を有する広域監視制御データベース24、保存された広域監視制御データを監視端末1に配信する機能を有するデータ配信部22を備えている。
ネットワーク管理サーバ3は、広域監視制御システムのIPネットワークにおける状態に関する情報(ネットワーク管理データ)を収集する機能を有するIPネットワークデータ収集部31、収集されたネットワーク管理データを集計/演算部33を介して、あるいは直接保存する機能を有するIPネットワーク管理データベース34、保存されたネットワーク管理データを監視端末1に配信する機能を有するデータ配信部32を備えている。
システム総合管理サーバ4は、広域監視制御サーバ2からの広域監視制御データ及びネットワークにおける状態に関する情報を収集する機能を有するデータ収集部41、収集したデータを配信する機能を有するデータ配信部42、収集したデータを集計/演算部43を介して、あるいは直接保存する機能を有するシステム管理データベース45、異常あるいは故障などのイベント発生時に広域監視制御データ及びネットワークにおける状態に関する情報を連携させてイベント発生の原因を推定する原因推定部44を備えている。
次に、図1に示した、この発明に係るシステム総合管理システムの動作を説明する。システム総合管理サーバ4は、広域監視制御データの収集及びIPネットワークデータの収集を兼ねたデータ収集部41によって広域監視制御データとネットワーク管理データを収集する。この広域監視制御データとネットワーク管理データを収集する方法は次の通りである。
システム総合管理サーバ4は、広域監視制御サーバ2から各広域監視制御サーバ2固有の通信により広域監視制御データを収集し、SNMP(Simple Network Protocol)のGET及びTrap受信により、また、PING(Packet Internet Groper)の応答結果を収集することにより得られたネットワーク管理データを、ネットワーク管理サーバ3及び監視端末1を経由して、あるいはネットワーク管理サーバ3を介さず直接収集する。直接収集するようにした場合にはネットワーク管理サーバ3は不要になる。
ネットワークデータ収集部41により収集された広域監視制御データとネットワーク管理データは、集計/演算部43経由、または、直接、システム管理データベース45へ蓄積される。
図2は、ネットワークデータ収集部41により収集された広域監視制御データの一部である監視制御サーバ状変リスト及びネットワーク管理データの一部であるネットワーク状変リストであり、原因推定部44は、システム管理データベース45に異常データが存在する場合に、監視制御サーバ状変リストとネットワーク状変リストに基づき主原因の推定を行うことにより現在発生中の異常のうちの、主原因と二次要因を明確にすることができる。
図2に示したように、監視制御サーバ状変リストには異常発生の時刻、状態変化(以下、状変内容という)及び状態が記録されており、ネットワーク状変リストには異常発生時刻、装置名称(ルータ)、ポート番号、IPアドレス、接続先IPアドレス及びポートの状態が記録されている。これらのリストはデータ配信部42によって監視端末1に配信され表示される。
システム管理データベース45に異常データが存在する場合には、図2に示したように、広域監視制御システムの広域監視制御サーバ2から配信された監視制御サーバ状変リストにデータ11欠測、データ24欠測のようにデータ測定がなされていない状態が記録され、この欠測を検知した約1分前にネットワーク管理サーバ3が検知したネットワーク状変リストにデータ11欠測、データ24欠測の収集経路に該当する回線の切断が記録されている。この状態で、原因推定部44は、故障の主原因がルータ_01のポート01とルータ_02のポート02の切断であり、データ11欠測とデータ24欠測は二次要因であると推定する。
広域監視制御システムの広域監視制御サーバ2と広域監視制御システムのネットワーク6とを別々に管理している場合は、データ欠測の原因を特定するために、広域監視制御システムの内部プロセスの状態、ログ調査、ネットワークの異常部検査、複数のプロセス、装置、システム及び回線の稼働状況の調査をイベント発生の都度、人間によって実施し原因を究明する必要がありシステム管理者の作業負荷が極めて大きなものとなるが、この実施の形態1によれば、システム総合管理サーバ4が、広域監視制御システムの広域監視制御データ(監視制御対象のデータ)と広域監視制御システムのネットワーク管理データ(IPネットワークにおける状態に関する情報)とを連携させて管理しているので、システム管理者の作業負荷を軽減することができる。
実施の形態2.
図3は、この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態2を示すブロック図である。図3に示したように、この実施の形態2は、通信元を識別するIPアドレスを持つIPネットワーク6に加えてIPアドレスを持たない非IPネットワーク9を含む場合であり、システム総合管理サーバ4と連携させた非IPネットワーク管理装置91を備え、システム総合管理サーバ4には非IPネットワーク状態解析部46が設置されている。
図4は、非IPネットワーク構成のシステムの異常検出の例を示している。この非IPネットワーク構成のシステムを監視している時、システム総合管理サーバ4は、スイッチ1の異常を検知した場合、システム総合管理サーバ4が非IPネットワーク管理装置91との間でデータの連携がなければ、通信元を識別するIPアドレスを持たないので、スイッチ1、非IPネットワーク機器1、非IPネットワーク機器2、非IPネットワーク機器3、非IPネットワーク機器4のいずれの故障であるのか特定できず、非IPネットワーク機器1が故障しているにもかかわらずスイッチ1が故障していると推定してしまう。
この実施の形態2では、システム総合管理サーバ4は、非IPネットワークの情報を非IPネットワーク管理装置91から非IPネットワークのスイッチ2を介して収集して非IPネットワーク状態解析部46において非IPネットワーク管理装置91から配信された非IPネットワーク機器1の異常を取得し、非IPネットワーク機器1の異常が主原因でありスイッチ1の故障は二次要因であると推定することができる。
この実施の形態2によれば、IPネットワークに加えてIPアドレスを持たない非IPネットワーク9を含む広域監視制御システムにおいて、異常や故障の発生原因推定の精度を向上させることができる。
実施の形態3.
図5は、この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態3を示すブロック図である。図5に示したように、この実施の形態3は、上記実施の形態2のシステム総合管理サーバ4に、通信傾向解析部47が追加して設けられている。
図6は、通信傾向解析部47の管理対象に関する情報のデータベースであるMIB(Management Information Base)の一覧表である。通信傾向解析部47は、図6に示したMIBオブジェクトにより、ネットワークインターフェースの負荷、PC及びネットワーク機器のディスクメモリの使用率とCPU使用率を監視する。
通信傾向解析部47は、データ収集部41が直接あるいはネットワーク管理サーバ3を介して取得したネットワークインターフェースの負荷、ネットワークサーバ(PCサーバ)及びネットワーク機器のディスクメモリの使用率とCPU使用率等と、予め設定された閾値とを比較して通信トラフィックの傾向を調べ、現在値が閾値を超えている通信トラフィックの傾向の場合にはアラームとして検出し、異常や故障の発生原因推定時の要因として含めることにより発生原因推定の精度を向上させることができる。
なお、この実施の形態3において、上記実施の形態2のシステム総合管理サーバ4に通信傾向解析部47を追加した例を説明したが、上記実施の形態1(図1)のシステム総合管理サーバ4に通信傾向解析部47を追加しても同様の効果が得られる。
実施の形態4.
図7は、この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態4を示すブロック図である。図7に示したように、この実施の形態4は、上記実施の形態3のシステム総合管理サーバ4に、スパニングツリープロトコル監視部48が追加して設けられている。
図8は、スパニングツリープロトコル監視部48の管理対象に関する情報のデータベースであるMIBと各MIBを基にして検出することができる状変の対比表である。スパニングツリープロトコル監視部48は、図8に示しているMIBオブジェクトをデータ収集部41が直接あるいはネットワークサーバ3を介して取得し、(1)Bridgeタイマ値の不一致、(2)ルートブリッジ状変、(3)ルートブリッジ認識不整合、(4)ブロッキングポート状態を検出する。
このように、この実施の形態4によれば、スパニングツリープロトコル監視部48によりスパニングツリープロトコルを監視し、異常や故障が発生した際に上記(1)〜(4)の情報を含めて発生原因の推定を行うことにより、精度の高い原因推定ができるようになる。
なお、この実施の形態4において、上記実施の形態3のシステム総合管理サーバ4にスパニングツリープロトコル監視部48を追加した例を説明したが、上記実施の形態1(図1)または上記実施の形態2(図3)のシステム総合管理サーバ4にスパニングツリープロトコル監視部48を追加しても同様の効果が得られる。
実施の形態5.
図9は、この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態5を示すブロック図である。図9に示したように、この実施の形態5は、上記実施の形態4のシステム総合管理サーバ4に、経路異常特定部49が追加して設けられている。
図10は、経路異常特定部49の管理対象に関する情報のデータベースであるMIBの一覧表である。図10に示したMIBオブジェクトをデータ収集部41が直接あるいはネットワーク管理サーバ3を介して取得し、経路異常特定部49は、広域監視制御データの経路の監視を行う。
図11は、データの経路状態として、両終端装置(端末とサーバ)を収容するデフォルトGWルータ間のルーティングの健全状態を監視している状態を示す図である。経路異常特定部49は、図11に示したように、ルータB〜ルータFへのルーティング情報が、経由する各ルータで確立されているかどうかを検定する。
図12は、両終端装置であるサーバ#1及び端末#3のIPアドレスを示す図である。まず、図12により両終端装置のIPアドレスが特定される。
次に、以下の処理手順によりデータ通信経路探索が行われる。
(1)終端設備のデフォルトGWのIPアドレスをサブネットマスク値でANDしたIPアドレスと同値を持つMIB情報を、
(終端設備のデフォルトGWのIPアドレス AND サブネットマスク)
=(IpRouteDest AND IpRouteMask)
の条件で検索する。図11の場合、デフォルトGWをサブネットマスクでAND演算した10.160.1.0を検索することになる。
(2)このとき、各ルータB,C,D,FにおけるMIB情報として、図13に示した検索結果が取得できる。
(3)(2)の検索結果に対して、始端のデフォルトGWルータから終端のデフォルトGWルータへ到達するかどうかをipRouteNexHopをキーにして調べる。図13の検索結果の場合、
10.160.1→10.160.7.1→10.160.5.1→10.160.3.1→10.160.1.1
の経路で到達可能であり、通信経路として健全であると判断する。逆に、10.160.1.1へ到達不可であれば、経路に異常があると判断する。
この実施の形態5によれば、経路異常特定部49によってネットワークの経路を検出することにより、異常や故障が発生した場合に、ネットワークの経路に関する情報を含めて発生原因の推定を行うので、精度の高い原因推定ができるようになる。
なお、この実施の形態5において、上記実施の形態4のシステム総合管理サーバ4に通経路異常特定部49を追加した例を説明したが、上記実施の形態1ないし3(図1、図3、図5)のシステム総合管理サーバ4に経路異常特定部49を追加しても同様の効果が得られる。
実施の形態6.
図14は、この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態6を示すブロック図である。図14に示したように、この実施の形態6は、上記実施の形態5のシステム総合管理サーバ4に、HDD状態解析部50が追加して設けられ、広域監視制御サーバ2にHDD状態取得/送信部25、ネットワーク管理サーバ3にHDD状態取得/送信部35が追加して設けられている。
図15は、HDD状態解析部50で収集する情報のリストであり、図16は、この実施の形態6における動作を説明するための図である。
図16に示したように、HDD状態取得/送信部は、監視対象のPCで動作し、一定周期で監視制御対象が有するPCサーバのHDDのSMART(Self Monitoring Anarysis and Reporting Technology)情報を取得し、取得したSMART情報をSNMPのトラップパケットとしてシステム総合管理サーバ4へ送信する。
図14において、システム総合管理サーバ4上のHDD状態解析部50は、データ収集機能41、システム管理データベース45を介してトラップパケット情報を受信すると、下記(1)及び(2)の処理を行う。
(1)IDE(Intelligent Drive Electronics)ディスクのSMARTを取得したトラップの場合、閾値と現在値とを比較し、現在値が閾値を超えていればディスク交換時期到来と判断する。
(2)SCSI(Small Computer System Interface)ディスクのSMARTを取得したトラップの場合、トラップ自体がディスク交換時機到来を表しているので、受信したら即、ディスク交換時機到来と判定する。
この実施の形態6によれば、監視制御対象が有するディスク交換時期到来を通知することによって、計画的なメンテナンスが可能になり、広域監視制御システムのダウンタイムを短縮し、通常業務への影響を最小限にすることができる。
なお、この実施の形態において、上記実施の形態5のシステム総合管理サーバ4にHDD状態解析部50を追加した例を説明したが、上記実施の形態1ないし4(図1、図3、図5、図7)のシステム総合管理サーバ4HDD状態解析部50を追加しても同様の効果が得られる。
この発明に係るシステム総合管理システムは、広域監視制御システムの異常や故障等のイベント発生を精度よく検出することに利用できる。
この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態1を示すブロック図である。 ネットワークデータ収集部により収集された広域監視制御データの一部である監視制御サーバ状変リスト及びネットワーク管理データの一部であるネットワーク状変リストである。 この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態2を示すブロック図である。 非IPネットワーク構成のシステムの異常検出の例を示す図である。 この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態3を示すブロック図である。 通信傾向解析部の管理対象に関する情報のデータベースであるMIBの一覧表である。 この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態4を示すブロック図である。 スパニングツリープロトコル監視部の管理対象に関する情報のデータベースであるMIBと各MIBを基にして検出することができる状変の対比表である。 この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態5を示すブロック図である。 経路異常特定部の管理対象に関する情報のデータベースであるMIBの一覧表である。 データの経路状態として、両終端装置(端末とサーバ)を収容するデフォルトGWルータ間のルーティングの健全状態を監視している状態を示す図である。 両終端装置であるサーバ#1及び端末#3のIPアドレスを示す図である。 実施の形態5における検索結果を示す図である。 この発明に係るシステム総合管理システムにおける実施の形態6を示すブロック図である。 HDD状態解析部で収集する情報のリストである。 実施の形態6における動作を説明するための図である。
符号の説明
1 監視端末、2 広域監視制御サーバ、3 ネットワーク管理サーバ、
4 システム総合管理サーバ、6 L2またはL3 スイッチ(IPネットワーク)、
9 非IPネットワーク、21,31,41 データ収集部、
22,32,42 データ配信部、23,33,43 集計/演算部、
24 監視制御データベース、34 ネットワーク管理データベース、
44 原因推定部、45 システム管理データベース、
46 非IPネットワーク状態解析部、47 通信傾向解析部、
48 スパニングツリープロトコル監視部、49 経路以上特定部、
50 HDD状態解析部、91 非IPネットワーク管理装置。

Claims (6)

  1. 広域監視制御システムにおける監視制御対象の広域監視制御データをネットワークを介して収集する機能と、収集した広域監視制御データを保存する機能と、上記保存した広域監視制御データを配信する機能とを有する広域監視制御サーバ、
    上記広域監視制御サーバから配信された広域監視制御データを収集するとともに、上記ネットワークの状態に関する情報であるネットワーク管理データを収集する機能と、上記収集した広域監視制御データ及びネットワーク管理データを保存する機能と、上記広域監視制御システムに異常や故障といったイベントが発生した際に、上記保存した広域監視制御データとネットワーク管理データとを連携させて上記イベントの発生原因を推定する原因推定機能とを有するシステム総合管理サーバ、
    を備えたことを特徴とするシステム総合管理システム。
  2. 上記ネットワークがIPアドレスを持たない非IPネットワークであり、上記非IPネットワークの状態を管理し、上記システム総合管理サーバと連携する非IPネットワーク管理装置を備え、
    上記システム総合管理サーバは、上記ネットワーク管理データとして上記非IPネットワーク管理装置から非IPネットワークの状態に関する情報を収集し、上記非IPネットワークの状態に関する情報を考慮して上記イベントの発生原因を推定することを特徴とする請求項1記載のシステム総合管理システム。
  3. 上記システム総合管理サーバは、上記ネットワーク上における通信トラフィックの傾向を収集し、上記通信トラフィックの傾向を考慮して上記イベントの発生原因を推定することを特徴とする請求項1または2記載のシステム総合管理システム。
  4. 上記ネットワークは、スパニングツリープロトコルを備え、上記システム総合管理サーバは、上記スパニングツリープロトコルを監視し、上記スパニングツリープロトコルの状態を考慮して上記イベントの発生原因を推定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシステム総合管理システム。
  5. 上記システム総合管理サーバは、上記ネットワーク上における広域監視制御データの通信経路を監視し、上記広域監視制御データの経路の状態を考慮して上記イベントの発生原因を推定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシステム総合管理システム。
  6. 上記監視制御対象はPCサーバを有し、上記システム総合管理サーバは、上記PCサーバのHDDの状態を監視し、上記PCサーバのHDDの状態を考慮して上記イベントの発生原因を推定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のシステム総合管理システム。
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