JP2006184911A - 音声符号化方法及び音声復号方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 加算回路1aはステレオ2チャネル信号L、Rの和信号(L+R)を算出し、減算回路1bは差信号(L−R)を算出する。差分演算回路11D1、11D2により今回と前回の差分Δ(L+R)、Δ(L−R)を算出し、予測符号化回路(15D1、15D2、16D1、16D2)により差分Δ(L+R)、Δ(L−R)の複数の予測値を算し、複数の予測値と差分Δ(L+R)、Δ(L−R)の各予測残差を算出し、最小の予測残差を選択する等して予測符号化データをパケットし、その後、所定の通信回線を通じて伝送する。
【選択図】 図2
Description
すなわち、
前記ステップにより変換された2つの相関チャネルを含む音声信号を、チャネル毎に、入力される音声信号に応答して先頭サンプル値を得ると共に、特性が異なる複数の線形予測方法により時間領域の過去から現在の信号の線形予測値がそれぞれ予測され、その予測される線形予測値と前記音声信号とから得られる予測残差が最小となるような線形予測方法を選択して予測符号化するステップと、
ヘッダ情報と、圧縮PCMアクセスユニットを含むユーザデータと、を含んだデータ構造にすると共に、前記ステップにより選択された各チャネルの線形予測方法と予測残差と所定の先頭サンプル値を含む予測符号化データを、前記圧縮PCMアクセスユニット内に配置されるサブパケット内に格納し、さらに前記圧縮PCMアクセスユニット内に少なくとも前記音声信号のサンプリング周波数と前記マルチチャネルの音声信号のチャネル割り当て情報を含む同期情報部を格納するステップと、
からなる音声符号化方法。
2)請求項1記載の音声符号化方法により符号化されたデータから元の音声信号を復号する音声復号方法であって、
前記格納された各チャネルの予測符号化データを抽出するステップと、
前記抽出された各チャネルの予測符号化データから予測値を算出するステップと、
前記算出された予測値から元の音声信号を復元するステップと、
からなる音声復号方法。
・フレームヘッダ(40ビット)と、
・和信号ch(L+R)の1フレームの先頭サンプル値(25ビット)と、
・差信号ch(L−R)の1フレームの先頭サンプル値(25ビット)と、
・和信号ch(L+R)のサブフレーム毎の予測器選択フラグ(3ビット×80)と、
・差信号ch(L−R)のサブフレーム毎の予測器選択フラグ(3ビット×80)と、
・和信号ch(L+R)のサブフレーム毎のビット数フラグ(5ビット×80)と、
・差信号ch(L−R)のサブフレーム毎のビット数フラグ(5ビット×80)と、
・和信号ch(L+R)の予測残差データ列(可変ビット数)と、
・差信号ch(L−R)の予測残差データ列(可変ビット数)とを
アクセスユニットとして多重化し、可変レートビットストリームとして出力する。上記予測残差データ列はサブパケットを構成する。このような予測符号化によれば、原信号が例えばサンプリング周波数=192kHz、量子化ビット数=24ビット、2チャネルの場合、59%の圧縮率を実現することができる。
・1バイトのサブストリームIDと、
・2バイトのUPC/EAN−ISRC(Universal Product Code/European Article Number-International Standard Recording Code)番号、及びUPC/EAN−ISRCデータと、
・1バイトのプライベートヘッダ長と、
・2バイトの第1アクセスユニットポインタと、
・4バイトのオーディオデータ情報(ADI)と、
・0〜7バイトのスタッフィングバイトとに、
より構成されている。
このように圧縮PCMのAパケットのADIは、4バイトに選定され、通常の非圧縮のPCMのAパケットのADIよりも4バイトだけ短くされている。したがってオーディオデータは4バイト分増加させることができる。
のが選択される。
PCMデータとDPCMデータのどちらが圧縮率が高いか否かを判断し、高い方のデータを選択する。このとき、そのPCM/DPCMの選択フラグ(予測回路選択フラグ)を追加して多重化する。
ロスレス・エンコーダ2Dは、1/2(L+R)と1/2(L−R)を用いてこれらを多重化して多重化信号250を作る。多重化信号250はロスレス・デコーダ3Dによりデコードされて、元の1/2(L+R)と1/2(L−R)が得られ、これらが、チャネル相関回路B−1を構成する加算回路4aと減算回路4bにそれぞれ与えられ、出力信号としてステレオ2chのL信号とR信号が得られる。なお、ロスレス・エンコーダ2Dとロスレス・デコーダ3Dにおける一連の動作である、差分の算出、予測値の算出、最小予測残差の選択、最小予測残差を用いた予測値の算出などは、第1の実施の形態と同様に行われる。第4の実施の形態からわかるように、第2、第3の実施の形態におけるチャネル相関回路A、A2はL+R及びL−Rを演算するものに限らず、1/2(L+R)、1/2(
L−R)を演算するものに置き換えることができる。この場合、ロスレス・デコーダ3D側のチャネル相関回路B−1では1/2の演算は不要である。
・1パケット当たりのサンプル数:サンプリング周波数fsに応じて40、80又は60が選択される。
・データレート:VBRの場合には「0」(サブパケット内のデータが圧縮データであることを示す識別子)
・サンプリング周波数fs及び量子化ビット数Qb
・チャネル割り当て情報
ここで、リスタートヘッダはフレーム毎にチャネル相関回路Aが加算回路と減算回路で構成されることを明記した情報を有している。これらのオーディオデータは図13と図14においてデマルチプレクサ21以下の構成からなるロスレス・デコーダ3D(図8)により元のマルチチャネルオーディオ信号に復号される。図18に示したフォーマットの可変レートビットストリームデータは、図1のチャネル相関回路を用いたか、図15のチャネル相関回路を用いたかを、例えばPPCMアクセスユニットのリスタートヘッダに格納した識別子(図示せず)で識別するようにしているので、いずれであってもデコーダは確実にデコードできる。なお、フレーム毎のロスレス圧縮を例に説明したが、固定の長さに限らず区間は可変の長さであってもよい。
1b、4b 減算回路(減算手段)
5a、5b 割り算器
11D1 差分演算回路(第1の差分演算手段)
11D2 差分演算回路(第2の差分演算手段)
12a−1〜12a−n 予測器(減算器13a−1〜13a−n、バッファ
・選択器16D1と共に第1の予測符号化手段を構成する。)
12b−1〜12b−n 予測器(減算器13b−1〜13b−n、バッファ
・選択器16D2と共に第2の予測符号化手段を構成する。)
13a−1〜13a−n,13b−1〜13b−n 減算器
16D1,16D2,16A,16S,16L,16R バッファ・選択器
15A 予測回路(バッファ・選択器16Aと共に第3の予測符号化手段を構
成する。)
15S 予測回路(バッファ・選択器16Sと共に第4の予測符号化手段を構
成する。)
15L 予測回路(バッファ・選択器16Lと共に第5の予測符号化手段を構
成する。)
15R 予測回路
路(バッファ・選択器16Rと共に第6の予測符号化手段を構成する。)
Claims (2)
- 3以上のマルチチャネルの音声信号中の少なくとも選択された第1及び第2の2つのチャネルの音声信号をマトリクス演算して互いに相関ある2つの相関チャネルに変換するステップと、
前記ステップにより変換された2つの相関チャネルを含む音声信号を、チャネル毎に、入力される音声信号に応答して先頭サンプル値を得ると共に、特性が異なる複数の線形予測方法により時間領域の過去から現在の信号の線形予測値がそれぞれ予測され、その予測される線形予測値と前記音声信号とから得られる予測残差が最小となるような線形予測方法を選択して予測符号化するステップと、
ヘッダ情報と、圧縮PCMアクセスユニットを含むユーザデータと、を含んだデータ構造にすると共に、前記ステップにより選択された各チャネルの線形予測方法と予測残差と所定の先頭サンプル値を含む予測符号化データを、前記圧縮PCMアクセスユニット内に配置されるサブパケット内に格納し、さらに前記圧縮PCMアクセスユニット内に少なくとも前記音声信号のサンプリング周波数と前記マルチチャネルの音声信号のチャネル割り当て情報を含む同期情報部を格納するステップと、
からなる音声符号化方法。 - 請求項1記載の音声符号化方法により符号化されたデータから元の音声信号を復号する音声復号方法であって、
前記格納された各チャネルの予測符号化データを抽出するステップと、
前記抽出された各チャネルの予測符号化データから予測値を算出するステップと、
前記算出された予測値から元の音声信号を復元するステップと、
からなる音声復号方法。
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