JP2006159931A - Projection display device for vehicle and method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用投影表示装置及び方法に関する。 The present invention relates to a vehicle projection display apparatus and method.
従来、ヘッドアップディスプレイのようにプロジェクタなどの投射手段を用いて、表示情報を投影して、あたかも投影した情報が遠方に存在するかのようにし、ドライバの焦点移動の負担を軽減させた投影装置が知られている(例えば特許文献1参照)。 Conventionally, a projection device that projects display information using a projection means such as a projector like a head-up display, as if the projected information exists in the distance, and reduces the driver's focus movement burden Is known (see, for example, Patent Document 1).
また、ドライバにとって煩わしくないように、投射手段をルームミラーの裏側に配置した投影装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
しかし、従来の投影装置では、予め特定の方向から情報を視認しやすいようになっている。このため、従来の投影装置では、例えば助手席から情報を視認しようとしたり、運転者が頭部を大きく傾けるなど移動させた状態で情報を視認しようとしたりすると、視認し難いという問題があった。 However, in the conventional projection apparatus, it is easy to visually recognize information from a specific direction in advance. For this reason, the conventional projection apparatus has a problem that it is difficult to visually recognize information when trying to visually recognize information from the passenger seat or when the driver tries to visually recognize information while moving the head to a large degree, for example. .
また、運転席から情報を視認しやすいようにするためには、特定の箇所に情報を投射しなければならず、情報を投射する位置は限られたものとなる。 Moreover, in order to make it easy to visually recognize information from the driver's seat, information must be projected to a specific location, and the position where information is projected is limited.
さらに、特許文献2の投影装置では、外来光によって視認性が悪化しないように、特殊な構造の反射板を採用しているが、このような特殊な反射板を用いることなく、外来光によって視認性が悪化しないようにすることが望ましい。
Furthermore, the projection device of
本発明の車両用投影表示装置は、提示すべき情報を投射する投射手段と、投射手段からの投射光を反射して車両乗員のアイポイント側に導く反射手段とを備えるものである。この車両用投影表示装置では、投射手段からの投射光が反射手段を経由して最終的にアイポイント側に到達するまでの経路上に、光を拡散反射させる拡散手段を設けている。さらに、拡散手段には外来光が入射しないようにする外来光遮断手段を設け、反射手段は、外来光をアイポイント側に導くことがないように設置されている。 The projection display apparatus for a vehicle according to the present invention includes a projection unit that projects information to be presented, and a reflection unit that reflects the projection light from the projection unit and guides it to the eyepoint side of the vehicle occupant. In this vehicular projection display device, a diffusing unit that diffuses and reflects light is provided on a path until the projection light from the projecting unit finally reaches the eye point side through the reflecting unit. Further, the diffusion means is provided with an extraneous light blocking means for preventing the extraneous light from entering, and the reflection means is installed so as not to guide the extraneous light to the eye point side.
本発明によれば、投射光が反射手段にて反射されて最終的にアイポイント側に到達するまでの経路上に、光を拡散反射させる拡散手段を設けている。このため、投射光は拡散されて広い範囲に反射されることとなる。このため、運転席や助手席からにかかわらず情報が視認しやすくなる。また、投射光は拡散されて広い範囲に反射されるため、特定の箇所に情報を投射しなくとも、ドライバから情報を視認しやすいようにすることができ、投影位置の自由度を向上させることができる。 According to the present invention, the diffusing means for diffusing and reflecting the light is provided on the path from when the projection light is reflected by the reflecting means and finally reaches the eye point side. For this reason, the projection light is diffused and reflected in a wide range. For this reason, it becomes easy to visually recognize information regardless of the driver's seat or the passenger seat. In addition, since the projection light is diffused and reflected over a wide range, it is possible to make the information easily visible from the driver without projecting information to a specific location, and to improve the freedom of the projection position. Can do.
さらに、拡散手段には外来光が入射しないようにする外来光遮断手段を設け、且つ、反射手段は、外来光をアイポイント側に導くことがないように設置されている。このため、拡散手段や反射手段に外来光が入射して視認性が悪化しないようになっている。特に、外来光をアイポイント側に導くことがないような角度で反射手段を設置すると、投射光をアイポイントに好適に導くのに支障をきたし得る。ところが、投射光が拡散手段にて拡散反射されるため、投射光を最終的にアイポイントに到達させることができる。よって、外来光による視認性の悪化を防止することができる。 Further, the diffusion means is provided with an extraneous light blocking means for preventing the extraneous light from entering, and the reflection means is installed so as not to guide the extraneous light to the eye point side. For this reason, the extraneous light is not incident on the diffusing means or the reflecting means so that the visibility is not deteriorated. In particular, if the reflecting means is installed at an angle that does not guide extraneous light to the eye point, it may hinder the projection light to be suitably guided to the eye point. However, since the projection light is diffusely reflected by the diffusion means, the projection light can finally reach the eye point. Therefore, it is possible to prevent deterioration of visibility due to extraneous light.
従って、外来光による視認性の悪化を防止しつつも、情報の投射位置について自由度を向上させ、且つ、広い視認範囲を確保することができる。 Accordingly, it is possible to improve the degree of freedom with respect to the information projection position and to secure a wide viewing range while preventing the deterioration of the visibility due to the extraneous light.
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。 DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の第1実施形態による車両用投影表示装置の構成図である。同図に示すように、車両用投影表示装置1は、提示すべき情報を所定箇所に投影することで情報表示を行うものであって、制御装置10、プロジェクタ(投射手段)20、反射板(反射手段)30、拡散板(拡散手段)40、及びフード(外来光遮断手段)50を備えている。
FIG. 1 is a configuration diagram of a vehicle projection display apparatus according to a first embodiment of the present invention. As shown in the figure, the vehicle
制御装置10は、例えばナビゲーションに接続され、ナビゲーションから自車位置や自車が進むべき経路の情報などを取得するようになっている。また、制御装置10は、車速、エンジン回転数、及び燃料の残量などの車両情報を計測するセンサに接続され、車両情報を取得する構成となっている。また、制御装置10は、これら情報に限らず、VICS情報などを取得するように構成されている。
The
プロジェクタ20は、制御装置10により取得された情報のうち、車両乗員に提示すべき情報を所定方向に向けて投射するものである。具体的にプロジェクタ20は、車両のルーフ100又はその付近に取り付けられ、インストルメントパネル付近に向けて提示すべき情報を投射するようになっている。また、プロジェクタ20は、表示デバイス部(図示せず)とレンズ部(図示せず)とを含んで構成される。表示デバイス部は、車速などの情報を光学的情報に変換し、この光学的情報を含む光を発するものである。レンズ部は、表示デバイス部からの光を透過して、所定方向に光を導くものである。なお、上記表示デバイス部は、光学的情報を含む光を入射し、その入射した光を透過若しくは反射するものであってもよい。
The
反射板30は、プロジェクタ20からの投射光を反射して車両乗員のアイポイント側に導くものである。具体的に反射板30は、プロジェクタ20からの投射光を直接に入射する位置、例えば、インストルメントパネルの上面部などに設けられている。また、反射板30は、凹面形状を為しており、凹面の開放側(反射板30を切断したときの断面にできる放物線の開放側)が車両乗員に向くように設置されている。さらに、反射板30は、プロジェクタ20からの投射光をほぼ真上に反射するようになっている。
The
拡散板40は、光を拡散反射させるものである。また、拡散板40は、反射板30のほぼ真上に設置されている。このため、拡散板40は、反射板30にて反射された投射光を入射して、拡散反射することとなる。さらに、拡散板40は、拡散反射する反射面が平面となっており、反射面が水平方向に伸びるように設置されている。
The
ここで、拡散板40をさらに詳細に説明する。図2は、拡散板40の説明である。同図に示すように、拡散板40は、入射した光を拡散反射する。すなわち、入射角Φで入射した光の反射角は一般のミラーでは、入射角Φと同じ反射角Φとなる。ところが、拡散板40は、入射角Φで入射した光の反射角がΦになるとは限らず、所定の拡散特性に従って拡散反射する。すなわち、拡散板40は、入射角Φの場合、光を反射角Φで最も強く反射するものの、他の方向(例えば1/2Φ、2Φ、−1/2Φ)にも光を反射する。従って、拡散板40は、入射した光の拡散反射して、拡散反射した光を反射板30にあらゆる角度で入射させることとなる。この結果、拡散板40にて反射された拡散反射光の一部は、必ず反射板30にて反射されて運転者のアイポイント120に到達することとなる。
Here, the
なお、拡散板40は、上記の如く設置されている場合に限らず、プロジェクタ20からの投射光が反射板30を経由して最終的にアイポイント側に到達するまでの経路上に設けられていていればよい。
The
フード50は、拡散板40に外来光が入射しないようにするものである。具体的にフード50の下面には、凹部が形成されており、その凹部に拡散板40がはまるようになっている。これにより、外来光は、拡散板40に入射せず、拡散反射の際に外来光が混じって情報の視認性が低下しないようになっている。
The
また、上記の反射板30は、外来光をアイポイント側に導くことがないように設置されている。具体的に説明すると、フード50は、拡散板40への外来光の入射を遮断するだけでなく、拡散板40の下方に設けられる反射板30への外来光の入射についても遮断するようになっている。このため、反射板30は外来光をアイポイント側に導かないようになっている。また、フード50により遮断しきれずに外来光が反射板30に入射したとしても、反射板30の設置角度からして、外来光はアイポイント側に導かれることがないようになっている。
Further, the
次に、第1実施形態に係る車両用投影表示装置1の動作を説明する。まず、制御装置10は、ナビゲーションから自車位置情報や経路情報を取得する。また、制御装置10は、車両情報等についても取得する。
Next, the operation of the vehicular
次いで、制御装置10は、提示すべき情報の内容等をプロジェクタ20に送信する。プロジェクタ20は、まず、車速やエンジン回転数などの情報を光学的情報に変換する。そして、プロジェクタ20は光学的情報をレンズ部を通して投射する。
Next, the
このとき、プロジェクタ20は、予め分かっている拡散板40の拡散特性に応じて情報を変換する。すなわち、プロジェクタ20は、提示すべき情報のうち優先度が高いものについて、拡散板40にて特定値以上の反射率で反射されるように投射する。また、プロジェクタ20は、提示すべき情報のうち優先度が低いものについて、拡散板40にて特定値未満の反射率で反射されるように投射する。これにより、本装置1は、優先度が高い重要情報を乗員に素早く視認させるようにする。なお、優先度の高低については、制御装置10やプロジェクタ20に記憶させておくとよい。
At this time, the
次に、プロジェクタ20から投射された光は、反射板30に到達する。そして、投射光は、反射板30にて反射されて、拡散板40に到達する。そして、投射光は拡散板40にて拡散反射される。このとき、拡散板40は、反射率がそれぞれ異なるものの、あらゆる方向に投射光を反射することとなる。
Next, the light projected from the
そして、拡散板40にて反射された拡散反射光の一部は、再度反射板30に到達する。次いで、反射板30に到達した拡散反射光は、反射板30にて反射されて車両乗員のアイポイントに到達する。この結果、車両乗員からは、あたかも反射板30の奥(図1の符号40’の位置)に情報表示されているかのように見えることとなる。
A part of the diffusely reflected light reflected by the
このように、投射光は、投射の後に反射されて最終的に車両乗員のアイポイント側に導かれるまでに、拡散板40に入射して拡散反射されるようになっている。このため、投射光は拡散されて広い範囲に反射されることとなる。故に、運転席からや助手席からにかかわらず情報が視認しやすくなる。
Thus, the projection light is incident on the
また、投射光は拡散されて広い範囲に反射されるため、プロジェクタ20が特定の箇所に情報を投射しなくとも、ドライバから情報を視認しやすいようにすることができる。すなわち、プロジェクタ20からの投射光を投射する位置を、例えば右ドアミラー付近などにしたとしても、拡散板40を介することによって、投射光は拡散されて広い範囲に反射される。このため、ドライバは情報を視認できることとなる。よって、投影位置の自由度を向上させることができる。
Further, since the projection light is diffused and reflected over a wide range, it is possible to make the information easy to visually recognize from the driver without the
また、フロントウインド110を介して車内に入射する外来光は、拡散板40に到達することなくフード50により遮断される。また、外来光は反射板30により反射されたとしても、反射板30が外来光をアイポイント側に導かないように設置されているため、外来光はアイポイント120以外の方向に導かれることとなる。
Further, extraneous light entering the vehicle through the
このため、拡散板40や反射板30に外来光が入射して視認性が悪化しないようになっている。特に、従来では、外来光をアイポイント側に導くことがないような角度で反射板30を設置すると、反射板30の設置に制限を受けて、投射光をアイポイント120に好適に導くのに支障をきたし得る。具体的に説明すると、図1において反射板30を平面板により構成し、水平に設置した場合、外来光は入射しても上方に反射されるため、アイポイント側に導かれることがない。しかし、従来では、拡散板40を備えないため、上記の反射板30の配置では、投射光をアイポイント120に導くことに支障をきたし得る。
For this reason, extraneous light does not enter the
ところが、本実施形態では、投射光が拡散板40にて拡散反射されるため、投射光を最終的にアイポイントに到達させることができる。よって、反射板30の設置について自由度が増し、外来光による視認性の悪化を防止することができる。
However, in the present embodiment, since the projection light is diffusely reflected by the
次に、車内の様子を上方から見た場合について説明する。図3は、車内の様子を上方から見た場合における車両用投影表示装置1の動作の説明図である。なお、図3においては、図示の便宜上、車両用投影表示装置1の一部構成を省略している。また、図3に示すように、拡散板41,42は車両用横方向に2つ配置されているものとする。さらに、図3中に示す符号130はインストルメントパネルを表しているもとする。
Next, a case where the inside of the vehicle is viewed from above will be described. FIG. 3 is an explanatory diagram of the operation of the vehicular
まず、プロジェクタ20からの投射光は、反射板30により反射されてドライバ側拡散板41と、同乗者側拡散板42の双方に入射する。そして、投射光は、これらの拡散板41,42にて拡散される。これにより、ドライバ及び同乗者は、情報を視認できることとなる。特に、プロジェクタ20の光軸上に同乗者側拡散板42が設けられ、ドライバ及び同乗者のアイポイント120は、光軸上からズレた位置に存在している。このため、同乗者側拡散板42が単なるミラーである場合には、ドライバ及び同乗者は、情報を視認できないこととなる。ところが、同乗者側拡散板42は、光を拡散反射するため、ドライバ及び同乗者は、情報を視認できることとなる。
First, the projection light from the
また、ドライバ側拡散板41についても同様である。ドライバ側拡散板41が単なるミラーである場合、投射光はドライバのアイポイント120に導かれにくくなっている。ところが、ドライバ側拡散板41は光を拡散反射するため、ドライバは情報を視認できることとなる。
The same applies to the driver
このようにして、第1実施形態に係る車両用投影表示装置1によれば、投射光が反射板30にて反射されて最終的にアイポイント側に到達するまでの経路上に、光を拡散反射させる拡散板40を設けている。このため、投射光は拡散されて広い範囲に反射されることとなる。このため、運転席や助手席からにかかわらず情報が視認しやすくなる。また、投射光は拡散されて広い範囲に反射されるため、特定の箇所に情報を投影しなくとも、ドライバから情報を視認しやすいようにすることができ、投影位置の自由度を向上させることができる。
In this way, according to the vehicle
さらに、拡散板40には外来光が入射しないようにするフード50を設け、且つ、反射板30は、外来光をアイポイント側に導くことがないように設置されている。このため、拡散板40や反射板30に外来光が入射して視認性が悪化しないようになっている。特に、外来光をアイポイント側に導くことがないような角度で反射板30を設置すると、投射光をアイポイントに好適に導くのに支障をきたし得る。ところが、投射光が拡散板40にて拡散反射されるため、投射光を最終的にアイポイントに到達させることができる。よって、外来光による視認性の悪化を防止することができる。
Further, the diffusing
従って、外来光による視認性の悪化を防止しつつも、情報の投射位置について自由度を向上させ、且つ、広い視認範囲を確保することができる。 Accordingly, it is possible to improve the degree of freedom with respect to the information projection position and to secure a wide viewing range while preventing the deterioration of the visibility due to the extraneous light.
また、提示すべき情報のうち優先度が高いものについて、拡散板40にて特定値以上の反射率で反射されるように投射し、提示すべき情報のうち優先度が低いものについて、拡散板40にて特定値未満の反射率で反射されるように投射する。これにより、優先度が高い情報を表示輝度を高くして、運転者に素早く認識させることができる。また、優先度が低い情報の表示輝度が小さくなるため、優先度の低い情報により優先度の高い情報が見えにくくなってしまうことを防止できる。
Moreover, about the information with a high priority among the information which should be shown, it projects so that it may reflect with the reflectance more than a specific value with the
なお、本実施形態では、広い視認範囲を確保することができるため、複数のプロジェクタ20を用いて、広い視認範囲を確保する必要もなくなるという副次的な効果も存在する。
In the present embodiment, since a wide viewing range can be secured, there is also a secondary effect that it is not necessary to secure a wide viewing range using a plurality of
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る車両用投影表示装置2は、第1実施形態のものと同様であるが、プロジェクタ20の設置位置及びプロジェクタ20からの投射光の投射箇所が第1実施形態のものと比べて詳細に設定されている。
Next, a second embodiment of the present invention will be described. The vehicle
以下、第2実施形態に係る車両用投影表示装置2について説明する。第2実施形態においてプロジェクタ20は、拡散板40によって拡散反射される拡散反射光のうち、反射率が所定値以上となる光がアイポイント側に導かれるように、設置位置及び投射箇所が定められている。すなわち、提示すべき情報の表示輝度が拡散板40による拡散で必要以上低下しないようにするために、プロジェクタ20の設置位置及び投射箇所が好適に定められている。
Hereinafter, the
図4は、プロジェクタ20の設置位置の説明図である。車両用投影表示装置2では、拡散板40により光を拡散させるため、プロジェクタ20の設置位置は比較的自由度が高い。このため、プロジェクタ20は、例えば、アイポイント120の上方位置Aに設置されてもよく、アイポイント120のやや上方位置Bに設置されてもよく、アイポイント120と同様の位置Cに設置されてもよい。ところが、これら位置の相違によって、提示すべき情報の表示輝度が異なってくる。
FIG. 4 is an explanatory diagram of the installation position of the
図5は、プロジェクタ20の設置位置と表示輝度との関係を示すグラフである。同図に示すように、表示輝度は、プロジェクタ20を位置Bに設置した場合に最も高くなっている。すなわち、プロジェクタ20は、位置A,Cに設置するよりも、位置Bに設置することが望ましい。
FIG. 5 is a graph showing the relationship between the installation position of the
また、表示輝度が所定値を下回ることがなければ、車両乗員は情報を視認しやすいと言える。この点、プロジェクタ20は、図4に示した位置A〜Cのいずれに設置されても、表示輝度が所定値以上となるため、車両乗員は情報を視認しやすいと言える。ところが、プロジェクタ20を位置Aよりもさらに上方に設置したり、位置Cよりもさらに下方に設置した場合には、表示輝度が所定値を下回るため、車両乗員は情報を視認しにくくなる。
If the display brightness does not fall below a predetermined value, it can be said that the vehicle occupant can easily view the information. In this regard, it can be said that the
そこで、第2実施形態においてプロジェクタ20は、少なくとも表示輝度が所定値を確保できるように設置する。これにより、第2実施形態では、一定の視認性を確保している。
Therefore, in the second embodiment, the
なお、所定値とは、昼間の走行環境においても車両乗員が視認できる程度の輝度であり、例えば背景輝度に対する表示輝度の比が「10」以上となる輝度である。具体的に背景輝度に対する表示輝度の比が「10」となる場合は、背景輝度が10cd/m2であって、表示輝度が100cd/m2である場合である。 The predetermined value is a luminance that can be seen by a vehicle occupant even in a daytime driving environment. For example, the predetermined value is a luminance at which the ratio of the display luminance to the background luminance is “10” or more. If specifically the ratio of the display luminance to background luminance becomes "10", the background luminance is a 10 cd / m 2, a case where the display luminance is 100 cd / m 2.
図6は、プロジェクタ20の投射箇所の説明図である。同図に示すように、車両用投影表示装置2では、拡散板40により光を拡散させるため、プロジェクタ20の投射箇所は比較的自由度が高い。このため、プロジェクタ20は、例えば、反射板30により投射光を反射させて拡散板40の助手席側端部Dに光が入射するようにしてもよく、拡散板40の中央部Eに光が入射するようにしてもよく、拡散板40の運転席側端部Fに光が入射するようにしてもよい。ところが、これら投射箇所の相違によって、提示すべき情報の表示輝度が異なってくる。
FIG. 6 is an explanatory diagram of the projection location of the
図7は、プロジェクタ20の投射箇所と表示輝度との関係を示すグラフである。同図に示すように、ドライバについて説明すると、表示輝度は、拡散板40の中央部Eと運転席側端部Fとの中間に光が到達するように、投射光を投射した場合に最も高くなっている。すなわち、ドライバに関して言えば、プロジェクタ20の投射箇所は、拡散板40の中央部Eと運転席側端部Fとの中間に光が到達するように設定されることが望ましい。
FIG. 7 is a graph showing the relationship between the projection location of the
また、同乗者について説明すると、表示輝度は、拡散板40の中央部Eと助手席側端部Dとの中間に光が到達するように、投射光を投射した場合に最も高くなっている。すなわち、同乗者に関して言えば、プロジェクタ20の投射箇所は、拡散板40の中央部Eと助手席側端部Dとの中間に光が到達するように設定されることが望ましい。
Further, regarding passengers, the display brightness is highest when the projection light is projected so that the light reaches the middle between the center portion E and the passenger seat side end portion D of the
ここで、提示すべき情報は、ドライバ及び同乗者の双方が見えやすいことが望ましい。このめ、ドライバ及び同乗者の双方について、表示輝度が所定値を下回ることがないように、投射箇所を決定することが望ましい。すなわち、図7に示すように、プロジェクタ20はの投射箇所は、反射板30にて投射光が反射されて、拡散板40の助手席側端部Dのやや中央よりから運転席側端部Fのやや中央よりまでの範囲に光が入射するように設定されることが望ましい。
Here, it is desirable that the information to be presented is easily visible to both the driver and the passenger. Therefore, it is desirable to determine the projection location so that the display brightness does not fall below a predetermined value for both the driver and the passenger. That is, as shown in FIG. 7, the projection location of the
以上のように、プロジェクタ20の設置位置及び投射箇所を決定すると、所定値以上の表示輝度が確保されて、ドライバ及び同乗者の双方について好適な表示を実現することができる。
As described above, when the installation position and the projection location of the
図8は、プロジェクタ20の投射箇所と表示輝度との関係を示すグラフであって、拡散板40の拡散特性に変更を加えた場合の例をしめしている。同図に示すように、例えばテレビなどのエンターテイメント情報についての情報提示のために、拡散板40の拡散特性に変更を加えたとする。
FIG. 8 is a graph showing the relationship between the projection location of the
すなわち、車両停車中において、エンターテイメント情報を拡散板40の中央部に到達するように投射光を投射する。これにより、ドライバ及び同乗者の双方にエンターテイメント情報を見えやすくすることができる。また、車両走行中において、エンターテイメント情報を拡散板40の助手席側に到達するように投射光を投射する。これにより、ドライバにはエンターテイメント情報を見えにくくし、同乗者にエンターテイメント情報を見えやすくすることができる。以上、運転の妨げにならないように、好適な情報提供をすることができる。
That is, while the vehicle is stopped, the projection light is projected so that the entertainment information reaches the center of the
このようにして、第2実施形態に係る車両用投影表示装置2によれば、第1実施形態と同様に、外来光による視認性の悪化を防止しつつも、情報の投射位置について自由度を向上させ、且つ、広い視認範囲を確保することができる。また、優先度の低い情報により優先度の高い情報が見えにくくなってしまうことを防止できる。
In this manner, according to the vehicle
さらに、第2実施形態では、プロジェクタ20は、拡散板40により拡散反射される拡散反射光のうち、反射率が所定値以上となる光がアイポイント側に導かれるように、設置位置及び投射箇所が定められている。このため、情報の表示輝度が所定値以上確保されることとなり、ドライバ及び同乗者の双方について、視認性の低下を防止することができる。
Furthermore, in the second embodiment, the
また、拡散板40のうち一部を他の部分と異なる拡散特性とし、プロジェクタ20からの投射光が到達する箇所を、拡散板40の一部及び他の部分との間で切替可能とされている。このため、例えば、エンターテイメント情報については、車両停車中においてドライバ及び同乗者の双方にエンターテイメント情報を見えやすくすることができる。また、車両走行中においてドライバにはエンターテイメント情報を見えにくくし、同乗者にエンターテイメント情報を見えやすくすることができる。以上より、運転の妨げにならないように、好適な情報提供をすることができる。
Further, a part of the diffusing
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る車両用投影表示装置3は、第1実施形態のものと同様であるが、プロジェクタ20の位置及びプロジェクタ20からの投射光の投射方向が変更可能となっている。
Next, a third embodiment of the present invention will be described. The vehicular
以下、第3実施形態に係る車両用投影表示装置3について説明する。図9は、第3実施形態に係る車両用投影表示装置3の構成図である。同図に示すように、第3実施形態に係る車両用投影表示装置3は、推定駆動部60を備えている。
Hereinafter, the
推定駆動部60は、車両乗員のアイポイント120を推定して、プロジェクタ20の位置及びプロジェクタ20からの投射光の投射方向を変更するものである。具体的に推定駆動部60は、アイポイント推定機能(アイポイント推定手段)、投射方向推定機能(投射方向推定手段)、投射方向変更機能(投射方向変更手段)、位置推定機能(位置推定手段)、及び位置移動機能(位置移動手段)を有している。
The
アイポイント推定機能は、車両乗員のアイポイント120を推定する機能である。具体的に推定駆動部60は、シートポジションセンサやバックミラー位置センサなどからの検出値を入力する構成となっている。このため、アイポイント推定機能は、これらセンサからの検出値に基づいて、車両乗員のアイポイント120を推定するようになっている。
The eye point estimation function is a function for estimating the
より詳細にアイポイント推定機能は、特開2000−39847号公報に開示されているようにして、アイポイント120を推定する。すなわち、アイポイント推定機能は、シートの前後位置、シートのリクライニング角度から乗員の体格を推定する。そして、アイポイント推定機能は、推定して体格とシートの前後位置とからアイポイントを推定する。さらに、アイポイント推定機能は、バックミラーやサイドミラーの角度からアイポイント120を推定する。例えばバックミラーに関しては、ドライバが車両後方を視認できる角度に調節されている。このため、アイポイント推定機能は、バックミラーの角度からドライバのアイポイントを推定する。さらに、サイドミラーについても同様である。
More specifically, the eye point estimation function estimates the
投射方向推定機能は、アイポイント推定機能により推定されたアイポイント120、反射板30の設置位置及び設置角度、拡散板40の設置位置及び設置角度、並びに拡散板40の拡散特性から、プロジェクタ20の適切な投射方向を推定する機能である。ここで、適切な投射方向とは、第2実施形態に説明したように表示輝度が所定値以上又は最大となるような投射方向である。また、適切な投射方向とは、提示すべき情報がエンターテイメント情報である場合、走行中においてエンターテイメント情報がドライバに見えにくくなるような投射方向であってもよい。
The projection direction estimation function is based on the
投射方向変更機能は、投射方向推定機能により推定された投射方向に、プロジェクタ20からの投射光が投射されるように、プロジェクタ20の投射方向を変更する機能である。すなわち、投射方向変更機能は、プロジェクタ20の角度を調節して、投射方向推定機能により推定された投射方向に、プロジェクタ20からの投射光が投射されるようにする機能である。
The projection direction change function is a function that changes the projection direction of the
また、位置推定機能は、アイポイント推定機能により推定されたアイポイント120、反射板30の設置位置及び設置角度、拡散板40の設置位置及び設置角度、並びに拡散板40の拡散特性から、プロジェクタ20の適切な位置を推定する機能である。ここで、適切な位置とは、第2実施形態に説明したように表示輝度が所定値以上又は最大となるような位置である。また、適切な位置とは、提示すべき情報がエンターテイメント情報である場合、エンターテイメント情報が走行中においてドライバに見えにくくなるような位置であってもよい。
Further, the position estimation function is based on the
位置移動機能は、位置推定機能により推定された位置に、プロジェクタ20を移動させる機能である。すなわち、位置変更機能は、プロジェクタ20を上下、前後及び左右に移動させて、位置推定機能により推定された位置にプロジェクタ20を位置させる機能である。
The position movement function is a function for moving the
次に、第3実施形態に係る車両用投影表示装置3の動作について説明する。図10は、第3実施形態に係る車両用投影表示装置3の動作を示すフローチャートである。
Next, the operation of the vehicle
図10に示すように、まず、推定駆動部60の投射方向推定機能及び位置推定機能は、反射板30の設置位置及び設置角度、拡散板40の設置位置及び設置角度、並びに拡散板40の拡散特性の情報を入力する。そして、投射方向推定機能及び位置推定機能は、プロジェクタ20の位置及び投射方向と、アイポイント120の位置とをパラメータとし、プロジェクタ20の位置及び投射方向とアイポイント120の位置とに対する表示輝度を示す輝度特性を算出する(ST1)。
As shown in FIG. 10, first, the projection direction estimation function and the position estimation function of the
次いで、アイポイント推定機能は、シートポジションやミラー角度から、車両乗員のアイポイント120を推定する(ST2)。シートポジションからアイポイントを推定する技術は、例えば、特開2000−39847号公報等に開示されているように、運転席の前後位置或いはリクライニングの角度調整位置からドライバの体型を算出し、算出された体型及びシートの位置からアイポイント位置を算出する。また、バックミラーやサイドミラーの角度調節からもドライバのアイポイントを推定するデータが得られる。例えば、バックミラーやサイドミラーはドライバが後方を見るように調整されている為車両後方からバックミラーへの入射角のほぼ正反射方向にドライバのアイポイントが位置していると推定される。これらのデータを元にアイポイントを推定することができる。
Next, the eye point estimation function estimates the
その後、推定駆動部60は、提示すべき情報が車速やエンジン回転数などの走行に必要となる走行情報であるか否かを判断する(ST3)。ここで、提示すべき情報が走行情報である場合(ST3:YES)、投射方向推定機能及び位置推定機能は、ステップST1において算出した輝度特性と、ステップST2において推定したアイポイント120とから、所定値以上の表示輝度が確保されるように、プロジェクタ20の投射方向及び位置を推定する(ST4)。そして、処理はステップST7に移行する。
Thereafter, the
一方、提示すべき情報が走行情報でない場合(ST3:NO)、例えば提示すべき情報がエンターテイメント情報である場合、処理はステップST5に移行する。ステップST5において、推定駆動部60は車両が停車中であるか否かを判断する(ST5)。
On the other hand, when the information to be presented is not travel information (ST3: NO), for example, when the information to be presented is entertainment information, the process proceeds to step ST5. In step ST5, the
車両が停車中である場合(ST5:YES)、エンターテイメント情報をドライバに提示しても運転に何ら支障がない。このため、投射方向推定機能及び位置推定機能は、ステップST1において算出した輝度特性と、ステップST2において推定したアイポイント120とから、ドライバ及び同乗者の双方について、所定値以上の表示輝度が確保されるように、プロジェクタ20の投射方向及び位置を推定する(ST4)。そして、処理はステップST7に移行する。
When the vehicle is stopped (ST5: YES), there is no problem in driving even if the entertainment information is presented to the driver. For this reason, the projection direction estimation function and the position estimation function ensure a display luminance of a predetermined value or more for both the driver and the passenger from the luminance characteristic calculated in step ST1 and the
他方、車両が停車中でない場合(ST5:NO)、エンターテイメント情報をドライバに提示すると運転に支障がでる可能性がある。このため、投射方向推定機能及び位置推定機能は、輝度特性と推定したアイポイント120とから、ドライバについては、所定値未満の表示輝度となるように、同乗者については所定値以上の表示輝度が確保されるように、プロジェクタ20の投射方向及び位置を推定する(ST6)。そして、処理はステップST7に移行する。
On the other hand, when the vehicle is not stopped (ST5: NO), if entertainment information is presented to the driver, there is a possibility that the driving may be hindered. For this reason, the projection direction estimation function and the position estimation function have a display luminance that is greater than or equal to a predetermined value for the passenger, so that the driver has a display luminance that is less than the predetermined value from the estimated
ステップST7において、投射方向変更機能及び位置変更機能は、ステップST4又はST6において推定された投射方向及び位置に、プロジェクタ20の投射方向及び位置を変更する(ST7)。
In step ST7, the projection direction changing function and the position changing function change the projection direction and position of the
そして、処理はステップST2に戻り、車両用投影表示装置3の電源がオフされるまで、図10に示す処理が繰り返されることとなる。
Then, the process returns to step ST2, and the process shown in FIG. 10 is repeated until the power of the vehicular
このようにして、第3実施形態に係る車両用投影表示装置3によれば、第1実施形態と同様に、外来光による視認性の悪化を防止しつつも、情報の投射位置について自由度を向上させ、且つ、広い視認範囲を確保することができる。また、優先度の低い情報により優先度の高い情報が見えにくくなってしまうことを防止できる。
In this manner, according to the vehicle
さらに、第3実施形態によれば、車両乗員のアイポイント120を推定して、プロジェクタ20を適切な投射方向及び位置とするため、車両乗員の体格などによってアイポイント120が変わっても、適切な表示を行うことが可能となる。
Furthermore, according to the third embodiment, since the
特に、表示内容によって、さらには車両が停車中であるか否かに応じて、適切な表示を行うことが可能となるため、例えば、エンターテイメント情報について適切な表示を行うことができる。すなわち、車両停車中においてドライバ及び同乗者の双方にエンターテイメント情報を見えやすくし、車両走行中においてドライバにはエンターテイメント情報を見えにくくし、同乗者にエンターテイメント情報を見えやすくすることができる。そして、運転の妨げにならないように、好適な情報提供をすることができる。 In particular, since it is possible to perform appropriate display depending on the display content and further whether or not the vehicle is stopped, for example, it is possible to perform appropriate display of entertainment information. That is, entertainment information can be easily seen by both the driver and passengers while the vehicle is stopped, entertainment information can be made invisible to the driver while the vehicle is traveling, and entertainment information can be easily seen by passengers. And suitable information can be provided so as not to hinder driving.
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態に係る車両用投影表示装置4は、第1実施形態のものと同様であるが、反射板30及びプロジェクタ20の設置状態が第1実施形態のものと異なっている。
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. The vehicle projection display device 4 according to the fourth embodiment is the same as that of the first embodiment, but the installation state of the
以下、第4実施形態に係る車両用投影表示装置4について説明する。図11は、第4実施形態に係る車両用投影表示装置4の構成図である。同図に示すように、第4実施形態に係る車両用投影表示装置4は、第1実施形態の反射板30と異なる形状の反射板31を有している。この反射板31は、反射面が凸面形状を為す部位を含んでいる。さらに、プロジェクタ20は、インストルメントパネル130の上面に配置され、乗員の上方などの車両空間を狭めることがないように設けられている。
Hereinafter, the projection display apparatus 4 for vehicles which concerns on 4th Embodiment is demonstrated. FIG. 11 is a configuration diagram of the vehicle projection display apparatus 4 according to the fourth embodiment. As shown in the figure, the vehicular projection display apparatus 4 according to the fourth embodiment has a
次に、第4実施形態に係る車両用投影表示装置4の動作を説明する。図12は、第4実施形態に係る車両用投影表示装置4の動作の説明図であって、(a)はプロジェクタ20の投射光を示し、(b)は反射板31により反射された光を示し、(c)は拡散板40の拡散反射光及び車両乗員からの表示像の見え方を示している。
Next, the operation of the vehicle projection display device 4 according to the fourth embodiment will be described. 12A and 12B are explanatory diagrams of the operation of the vehicle projection display device 4 according to the fourth embodiment. FIG. 12A shows the projection light of the
まず、第1実施形態と同様に、制御装置10は、ナビゲーションなどから情報を取得し、提示すべき情報の内容等をプロジェクタ20に送信する。そして、プロジェクタ20は、提示すべき情報を光学的情報に変換して、光学的情報をレンズ部を通して投射する。
First, as in the first embodiment, the
このときの投射光を図12(a)に示す。同図に示すように、投射光は、反射板31の凸面形状の部位に投射されている。このため、図12(b)に示すように、プロジェクタ20からの投射光は、凸面にて拡大されることとなる。そして、光は拡散板40に入射し、光は拡散反射される。
The projection light at this time is shown in FIG. As shown in the figure, the projection light is projected onto the convex portion of the reflecting
次いで、図12(c)に示すように、拡散板40にて反射された拡散反射光の一部は、再度反射板30に到達する。そして、反射板30に到達した拡散反射光は、反射板30にて反射されて車両乗員のアイポイントに到達する。この結果、車両乗員からは、あたかも反射板30の奥(図1の符号40’の位置)に情報表示されているかのように見えることとなる。
Next, as shown in FIG. 12C, part of the diffusely reflected light reflected by the
ここで、第4実施形態では、プロジェクタ20をインストルメントパネル130の上面に配置している。このため、プロジェクタ20と反射板31との距離が短く、表示像は小さくなってしまうことが考えられる。ところが、第4実施形態では、反射板31の一部を凸面形状としているため、プロジェクタ20からの投射光は凸面にて拡大される。故に、プロジェクタ20をインストルメントパネル130の上面という反射板31に近い位置に配置したとしても、表示像を大きくすることができる。
Here, in the fourth embodiment, the
また、乗員は、上方にプロジェクタ20が存在すると圧迫感を受ける傾向にある。ところが、第4実施形態では、乗員の上方の空間にプロジェクタ20を配置しなくとも、充分な大きさの表示を実現することができる。従って、情報の視認性を低下させることなく、車内の快適性を向上させることができる。
Further, the occupant tends to receive a feeling of pressure when the
このようにして、第4実施形態に係る車両用投影表示装置4によれば、第1実施形態と同様に、外来光による視認性の悪化を防止しつつも、情報の投射位置について自由度を向上させ、且つ、広い視認範囲を確保することができる。また、優先度の低い情報により優先度の高い情報が見えにくくなってしまうことを防止できる。 Thus, according to the vehicle projection display device 4 according to the fourth embodiment, as in the first embodiment, the degree of freedom of the information projection position is reduced while preventing the deterioration of the visibility due to external light. And a wide viewing range can be secured. Further, it is possible to prevent information with high priority from becoming difficult to see due to information with low priority.
さらに、第4実施形態では、反射板31は反射面が凸面形状を為す部位を含み、プロジェクタ20からの投射光は反射板31の凸面形状の部位に投影されようになっている。そして、反射板31の凸面形状にて反射した反射光は、拡散板40にて拡散反射されて、最終的に車両乗員のアイポイント側に導かれようになっている。このため、投射光は、反射板31の凸面形状の部位にて拡大されることとなり、表示像を大きくすることができる。また、表示像を大きくすることができるため、プロジェクタ20と反射板31との距離を小さくすることができる。従って、情報の視認性を維持しつつ、プロジェクタ20の配置位置に自由度を持たせることができる。
Furthermore, in the fourth embodiment, the reflecting
ここで、乗員は、上方にプロジェクタ20が存在すると圧迫感を受ける傾向にある。ところが、第4実施形態では、プロジェクタ20及び反射板31がインストルメントパネル上面に配置されているため、圧迫感を受けないようになっている。また、上記の如く、投射光は、反射板31の凸面形状の部位にて拡大するため、両者を近接して配置することが可能となっている。従って、情報の視認性を低下させることなく、車内の快適性を向上させることができる。
Here, the occupant tends to feel pressure when the
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。例えば、本実施形態では、拡散板40の拡散特性は固定のものであったが、固定に限らず、分散液晶などを用いて可変とするようにしてもよい。これにより、一層の視認性向上を図ることが可能となる。
As described above, the present invention has been described based on the embodiment, but the present invention is not limited to the above embodiment, and may be modified without departing from the gist of the present invention. For example, in the present embodiment, the diffusion characteristic of the
また、反射板30,31は、光の入射角によらず反射率が高いものが好ましいが、これに限らず、特定の入射角に対して反射率が高く、他の入射角では反射率が低いものを用いてもよい。これにより、さらに外来光による視認性の低下を防止することができる。
Further, the
1〜4…車両用投影表示装置
20…プロジェクタ(投射手段)
30,31…反射板(反射手段)
40,41,42…拡散板(拡散手段)
50…フード(外来光遮断手段)
60…推定駆動部(アイポイント推定手段,投射方向推定手段,投射方向変更手段,位置推定手段,位置移動手段)
120…アイポイント
130…インストルメントパネル
1-4
30, 31 ... Reflector (reflecting means)
40, 41, 42 ... diffusion plate (diffusion means)
50 ... Hood (External light blocking means)
60... Estimating drive section (eye point estimating means, projection direction estimating means, projection direction changing means, position estimating means, position moving means)
120 ...
Claims (10)
前記投射手段からの投射光が前記反射手段を経由して最終的にアイポイント側に到達するまでの経路上に、光を拡散反射させる拡散手段を設け、
前記拡散手段には外来光が入射しないようにする外来光遮断手段を設け、
前記反射手段は、外来光をアイポイント側に導くことがないように設置されている
ことを特徴とする車両用投影表示装置。 In a vehicle projection display device comprising: a projection unit that projects information to be presented; and a reflection unit that reflects the projection light from the projection unit and guides the light to the eyepoint side of the vehicle occupant.
On the path until the projection light from the projection means finally reaches the eye point side via the reflection means, a diffusion means for diffusing and reflecting the light is provided,
The diffusion means is provided with external light blocking means for preventing external light from entering,
The vehicle projection display device, wherein the reflecting means is installed so as not to guide extraneous light to the eye point side.
前記アイポイント推定手段により推定されたアイポイント、前記反射手段及び前記拡散手段の設置位置及び設置角度、並びに前記拡散手段の拡散特性から、適切な前記投射手段の投射方向を推定する投射方向推定手段と、
前記投射方向推定手段により推定された投射方向に、前記投射手段からの光が投射されるように、前記投射手段の投射方向を変更する投射方向変更手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用投影表示装置。 Eye point estimating means for estimating an eye point of a vehicle occupant;
Projection direction estimation means for estimating an appropriate projection direction of the projection means from the eye point estimated by the eye point estimation means, the installation position and angle of the reflection means and the diffusion means, and the diffusion characteristics of the diffusion means When,
A projection direction changing unit that changes a projection direction of the projection unit so that light from the projection unit is projected in the projection direction estimated by the projection direction estimation unit;
The vehicle projection display device according to any one of claims 1 to 3, further comprising:
前記アイポイント推定手段により推定されたアイポイント、前記反射手段及び前記拡散手段の設置位置及び設置角度、並びに前記拡散手段の拡散特性から、適切な前記投射手段の位置を推定する位置推定手段と、
前記投射位置推定手段により推定された位置に、前記投射手段を移動させる位置移動手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用投影表示装置。 Eye point estimating means for estimating an eye point of a vehicle occupant;
A position estimation unit that estimates an appropriate position of the projection unit from the eye point estimated by the eye point estimation unit, the installation position and installation angle of the reflection unit and the diffusion unit, and the diffusion characteristic of the diffusion unit;
Position moving means for moving the projection means to the position estimated by the projection position estimation means;
The vehicle projection display device according to any one of claims 1 to 3, further comprising:
前記投射手段からの投射光は、前記反射手段の凸面形状の部位に投射され、
前記反射手段の凸面形状にて反射した反射光は、前記拡散手段にて拡散反射されて、最終的に車両乗員のアイポイント側に導かれる
ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の車両用投影表示装置。 The reflecting means includes a portion where the reflecting surface has a convex shape,
The projection light from the projection unit is projected onto the convex portion of the reflection unit,
The reflected light reflected by the convex surface shape of the reflecting means is diffusely reflected by the diffusing means and finally guided to the eyepoint side of the vehicle occupant. The vehicle projection display device according to claim 1.
投射光は、投射の後に反射されて最終的に車両乗員のアイポイント側に導かれるまでに、拡散手段に入射して拡散反射され、
外来光は、前記拡散手段へ入射することがないように遮断されるようになっており、且つ、前記反射手段により反射されて車両乗員のアイポイントに導かれることがないようになっている
ことを特徴とする車両用投影表示装置。 In a vehicle projection display device comprising: a projecting unit that projects information to be presented; and a reflecting unit that reflects the projected light and guides it to the eyepoint side of the vehicle occupant.
The projected light is reflected after the projection and finally diffused and reflected by the diffusing means until it is guided to the eyepoint side of the vehicle occupant.
Extraneous light is blocked so as not to enter the diffusing means, and is not reflected by the reflecting means and guided to the eye point of the vehicle occupant. A projection display device for vehicles.
投射光を車両乗員のアイポイント側に導かれるまでの間で拡散手段に入射させて拡散反射させ、外来光を遮断し前記拡散手段へ入射することがないようにするとともに、外来光が反射手段により反射されて車両乗員のアイポイントに導かれることがないようにすることを特徴とする車両用投影表示方法。 In the vehicle projection display method of illuminating the information to be presented by the projecting means, reflecting the projection light by the reflecting means and guiding it to the eyepoint side of the vehicle occupant,
The projection light is incident on the diffusing means until it is guided to the eyepoint side of the vehicle occupant to diffusely reflect the light so that the extraneous light is blocked and does not enter the diffusing means. The vehicle projection display method is characterized in that it is prevented from being reflected by an eye point of a vehicle occupant.
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